[KATARIBE 30946] [HA21L] 折れた剣

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Date: Tue, 3 Apr 2007 09:54:24 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30946] [HA21L] 折れた剣
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200704030054.JAA88518@www.mahoroba.ne.jp>
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2007年04月03日:09時54分23秒
Sub:[HA21L] 折れた剣:
From:Toyolina


[HA21L] 折れた剣
================
登場人物
--------
 淡蒲萄    うら若き吸血鬼の姫。最近平和ぼけ。
 蒼雅巧    若き蒼雅家の当主、御霞神社の守護。
 穂波     かつて最強の霊獣だった。今は?
        ※蒼雅解放後ということで書きました。
         まだだったら訂正します。
 唯鋼鉛鈕   鍛冶師にして御霞神社の守護。

参考文献:

人間社会で言うところの出世を果たす話 
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30900/30912.html


前振り
------

[Toyolina] イベント増えたかな

[Toyolina] .rg HA21event
[Role]   rg[Toyolina]HA21event: スーツの男が廃屋に潜むとの情報が入った
      ですわ☆
[Role]   rg[Toyolina]HA21event: ひとけのない公園でスーツの女を見失った
      ですわ☆
[Role]   rg[Toyolina]HA21event: ひとけのない公園でうごめく霧を見失った
      ですわ☆

[Toyolina] 案外見たことないのが出てくるな

[Toyolina] .rg HA21event
[Role]   rg[Toyolina]HA21event: 水溜まりが大切なものを奪おうとする
      ですわ☆

[Toyolina] 水たまり……
[Tihiro]  憎き水溜りめ、っということに?(笑
[Toyolina] 焼き鳥屋の帰りにキノコ持ってご機嫌な誰かが
[Toyolina] 水たまりにキノコ奪われるんですよキノコ

すっかりオヤジ
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30900/30943.html

 で手に入れたキノコ。

[Hisasi]  そして水溜りパワーアップ
[Hisasi]  巨大化
[Toyolina] 池にポケモン進化
[Toyolina] もうそれだけで危うい
[TK-Leana] なんというカオス
[Toyolina] 冷静と情熱の境界を溶かすんです
[Tihiro]  かなり危険なw
[TK-Leana] というか、問題は水溜りよりキノコのような
[Tihiro]  弟めぇ……! ということに? 
[Hisasi]  そしてもぐもぐキノコむさぼりつつ明日に向けて修行中の弟
[Hisasi]  兄へのコンプレックスを胸に抱きつつ
[Toyolina] おもしろそ
[Toyolina] 正直圧倒的な質量の水相手とか
[Toyolina] なすすべないっすよね、常識的に考えて

 #オヤジ赤  :「兄より優れた弟などいねぇッ!」

[Hisasi]  助けにいこうかのう
[TK-Leana] 正直、質量には勝てそうも無い
[Toyolina] 圧力次第じゃ鉄だって切っちゃうんだぜ、水
[TK-Leana] 池を蒸発させるほどの超火球
[Toyolina] 水蒸気で猛烈に火傷出来そうw
[Toyolina] ただでは転ばないぜ水
[TK-Leana] 強制力16〜8くらい? 
[Toyolina] キツー
[TK-Leana] 16くらいなら、理論的には不可能じゃないゼッ

 15+3-16-2d6=2-2d6 なので。
 1ゾロならOKですね。

[Toyolina] 18出されたら抵抗出来ないじゃないですか、理論的に考えてw
[TK-Leana] マアネ
[Toyolina] 17だって
[Toyolina] エヘ
[Tihiro]  強制力16……
[TK-Leana] でも、一撃で確実に沈む数値が16〜8ってことは
[TK-Leana] 技能値もそのくらいと考えていいんじゃないかな。よく考えると
[TK-Leana] 15〜7くらいで想定しといたら
[TK-Leana] なんとかなりそうじゃないですか
[Toyolina] いざとなったらイベント処理で。
[Hisasi]  イベント処理でゴー
[Toyolina] ゴー
[TK-Leana] 池サイズの魔物って、よく考えると怪獣レベルだしね
[Hisasi]  そこで剣を折るんですよ! 
[Toyolina] ポキーン
[Toyolina] どうあがいても折れそうw


淡蒲萄さん、水たまりに襲撃される
--------------------------------

[Toyolina] ----どこぞの公園

 淡蒲萄    :(ほろよい気分でキノコ入ったコンビニ袋振り回して歩いてる)

[Toyolina] 水たまり役募集^^

 SE      :ぴちゃん

[Hisasi]  たくみんでフォローに行きましょう
[Hisasi]  折れたあたりで
[Toyolina] イエア

 淡蒲萄    :「……? 雨?(手を開いて空を見上げる)」
 SE      :とぷん

[TK-Leana] 背後で、妙に大きな水の跳ねる音
[TK-Leana] 天は快晴。星が見えるくらいに

 淡蒲萄    :(振り返る)

[TK-Leana] 今まで歩いてきたところに、水溜りが広がってゐる
[TK-Leana] 気がつくと、周囲を水溜りに

 淡蒲萄    :(ぞくっ)「……何コレ」

[TK-Leana] 囲まれている
[Toyolina] もう逃げ場ねえw

 SE      :ざあああああ

[TK-Leana] うっちゃんを中心に、波立つ
[Toyolina] 周囲はどれくらいもう水たまりなんでしょう
[TK-Leana] 深さは分からんけど
[TK-Leana] まあ、せいぜい直径数メートルというところ
[Toyolina] なら、飛んで逃げようと考えてもおかしくないっすね

 水      :『OHHHHHHHyYYEEEEeeeeTKyyYYYEEEEEEAAAHH!!』
        : おおおおぃいええぇぇてきぃいええああ!!←ルビ

[Toyolina] 何をおいてけと言うんだw
[TK-Leana] 飛んで逃げようとしたところを、飛礫のような水滴がコンビニ袋を
      引き裂いた感じ? 
[Toyolina] わあ、キノコがこぼれたよ! 

 淡蒲萄    :「あっ、ヒミツ兵器が(よろっ。酔ってるから着地でふらつく)」
 SE      :ぽちゃん

[Hisasi]  みょんみょんみょん

 オーバーオールの髭イタリア人が巨大化する音が。

[TK-Leana] キノコが、水溜りに沈み
[TK-Leana] 一瞬の静けさ

 SE      :ざああああああああああああッ! 
 淡蒲萄    :「へ」

[TK-Leana] スコールに降られた池のように沸き立ち始める
[Toyolina] 思わず見てる
[Toyolina] もう不意打ちで思いっきりやられそうな勢いだなw

 水      :『AaHHHHH! IYYYAAAAHHHHH!!』

[TK-Leana] ぶくりと、突然水溜りが山のように膨れ上がり
[TK-Leana] 怒涛の如き勢いで淡蒲萄に向かって流れてくる

 淡蒲萄    :「……え、え? わっぷ」

[Toyolina] 横っ飛びして避けようとするけど初動が遅れる
[TK-Leana] じゃあ、水に飲まれた
[TK-Leana] 14へ行け
[Toyolina] わあ
[Hisasi]  じゃあその前に
[TK-Leana] ジョーク。助けに来るところですね
[Hisasi]  助けに出ましょう
[Toyolina] いきなり14逝きはあんまりじゃぜw

[Hisasi]  うわあやべえのまれるといった寸前で
[Toyolina] 飲まれるっていうか前述の通り質量としてのイメージしか持って
      なかったんでエヘヘ
[Hisasi]  きらりと一閃
[Hisasi]  水が一瞬はじけて
[Hisasi]  駆け抜ける何かがうっちゃんを抱えるようによこっとびに

 巧      :(右手に刀、左手にうっちゃんを抱えて)

[Hisasi]  跳ぶ
[Toyolina] カッケエ、美形め! 

 水      :「nG'HAaaHHHHHH! oOHHYYYYYYY」

[Hisasi]  しゅた、と。

 巧      :「……澱みの水か……」

[Hisasi]  うっちゃんを下ろして
[Hisasi]  黒いシャツに革ジャンにジーンズ姿のお兄さんが
      (イメチェンしました色々あって)

 淡蒲萄    :「ぷは……えっと、もしかしなくても、助けてもらいました?」

[TK-Leana] ざああと、周囲が水界に沈んでいく
[Toyolina] 変貌しとるw

 巧      :「すみません、少々荒っぽいやり方になってしまいましたが。
        :お怪我はありませんか?」
 淡蒲萄    :「ん……(ぶんぶん。酔いを振り払う)。うん、大丈夫です、
        :多分」

[hari] 暗くなってる


共闘と思いきや
--------------

 巧      :「……あれに触れてはなりません」

[Hisasi]  ちゃきっと刀を構えて、水を睨みつける
[Hisasi]  そこでうっちゃんも負けじと剣を抜いてくださいよ(うきうき)
[Toyolina] 負けじとってw
[TK-Leana] というか、池サイズだともう周囲沈んでますよ

 淡蒲萄    :「それはなんかわかるんですけど……触らなかったら大丈夫
        :……なんすか?」

[Toyolina] 左手の剣入ってる袋見つつ

 巧      :「……ある程度ならば、しかし取り込まれてしまった場合は
        :まず助かりません」
 淡蒲萄    :「……じゃあこういうの使えばいいのかな」

[Toyolina] ご期待に応えて剣(装飾用)を
[Toyolina] 淡蒲萄さんのもくろみ:この剣は由緒正しい? 君主の剣である
      からしてきっと吸血鬼としての力を存分に以下略

 巧      :「ええ、あなたも……武器を? ならば」
 水      :『nG'RrYYYYYY! UrsoOHHHHHHth』

[Hisasi]  とても大事そうに持った剣を見て
[Hisasi]  大切な得物なのでしょうと好意的に判断しました

[TK-Leana] ここでいきなり飛んできた水球がぽきっといく
[Toyolina] いきなりw

 淡蒲萄    :(・д・)

[Toyolina] こんな状態になっちまうぜ
[TK-Leana] 出して抜いたところで

 巧      :「……」

[Hisasi]  なんかものすごく言葉をかけづらい

 水      :『……』

[Tihiro]  きまずいなw

 淡蒲萄    :「……えー」

[Hisasi]  なんかいきなりギャグになったよw
[hari]   空気読んでる
[Toyolina] もうダメだw

 寝る前に読み返して大変な目に遭いました。
 編集してる今もこらえるの必死。

 淡蒲萄    :「……打ち損ねが」
 巧      :「……ええと」

[Hisasi]  ものすごくなんといったらいいかわからないけどとにかく水を
      なんとかしなきゃ、と

 淡蒲萄    :(じっと柄だけになった剣を見てゐる)
 巧      :「……まずは……その、生き延びましょう」

[Hisasi]  噛んでふくめるように
[Toyolina] だめっこ扱いw
[Toyolina] たくみん、慣れてやがる


どうにか切り抜ける二人
----------------------

 水      :『……Ph’RRrrooOHHHHHHH!』

[Hisasi]  だって蒼雅家の主ですよ? 
[hari]   当主様だから
[Hisasi]  どんだけだめっこを捌いてきたと
[TK-Leana] ここで、池の如き質量の水が周囲全体から襲い掛かるZE

 巧      :「……囲まれたか……」

[Hisasi]  すっと刀を引いて

 巧      :「前方を穿って道を開きます」

[TK-Leana] モーセ
[Tihiro]  まー、対駄目っ娘能力は相当なものでせうね!(何
[Hisasi]  一旦囲まれた状況下から抜け出してまたより集まってきたところを
      狙ってしとめましょう

 淡蒲萄    :(やっとショックwから復活)「う、うん……そうしよう」

[Hisasi]  で、刀をぶんっと振りぬいて衝撃波で道を作った
[Hisasi]  イベント処理
[Hisasi]  うっちゃんの見せ場があれば何かどうぞ
[Toyolina] お肌がぴちぴちなので少々水かかった程度じゃ、大丈夫跳ね返した!
      くらいしか、今はありません^^
[Hisasi]  ここは武器打ち直しイベントで攻撃力をゲットするための布石と
      して使うか
[TK-Leana] じゃあ、割れて、走り逃げるすぐ背後からざああと洪水のごとく
      押し寄せてくる

 淡蒲萄    :「斬るのは任せていいかな? あの水、あたしじゃ止める
        :くらいしか」
 巧      :「ええ……ここは、私が」

[Hisasi]  クラスチェンジで会得した奥義で
[Hisasi]  斬る
[Hisasi]  水の中の澱みだけを
[Toyolina] イイナー
[Toyolina] したら見せ場一個もらおう。なんか血を使って水を一瞬収束させる
      感じの。

 水      :『GgYYYYYYYaAHHHHHHHHHH!!』

[Hisasi]  じゃあまず血で水を一瞬収束させてから
[Hisasi]  斬るという流れで
[TK-Leana] うい
[Toyolina] ここは手首切るのが美しいかしら
[Hisasi]  エレガントに
[Toyolina] 小指の爪で手首をすっと切って、よくわかんないけど陣を空中に
      描いたりする
[Toyolina] すぐ治るから安心
[TK-Leana] じゃあ、水は束縛されていきました

 巧      :「……滅せよ」
 水      :『aHngUUUOOhhhh!』

[Hisasi]  すっと刀を
[Hisasi]  しゅぱん、と
[Hisasi]  一瞬刃が消えたように見えて
[Hisasi]  ふっと水に含まれたよからぬモノが断ち切られたような

 水      :『iIYYaAhhHHH! ng'oOHHHTh oNGRRruuuuYHHHHEEE!!』

[TK-Leana] 水面の彼方此方に渦を作りながら、地面へと沈んでいく


キノコはとりあえず忘れて、休んでおいきなさい
--------------------------------------------

[TK-Leana] 後に残った、真っ二つに割られたキノコ

 巧      :「……これは」
 淡蒲萄    :「……っと……えーっと……すごいキノコ……」
 巧      :「……すごいきのこ……?」

[Hisasi]  一瞬怪訝そうな顔になって

 巧      :「ああ、いえ、それは……さておきまして。お怪我はあり
        :ませんか?」
 淡蒲萄    :「っと、病み上がりの子がいて、食べさせてあげたら元気
        :出るとか……あ、大丈夫です、手首もほら」
 巧      :「それならばよかったです……あれは、澱みから生まれた
        :異質なる水」
 淡蒲萄    :「……うん、今はそれわかります……ちょっと飲んだ帰りで
        :ふらふらしてて」

 気づくのが遅かったと言いたかったらしい。

[Hisasi]  じゃあ、少し神社で酔いを醒ましておいでなさい
[Hisasi]  お水でも差し上げましょう
[Hisasi]  で、そこで剣も何とかしてもらおう

 淡蒲萄    :「すみません、ご迷惑をおかけします……(柄だけになった
        :剣を見つめる)」
 巧      :「いえ……無事だっただけでも幸いです」

[Hisasi]  で、ご案内しましょう

 巧      :「そういえば、名乗っておりませんでしたね」

[Hisasi]  すっと背筋を伸ばして

 巧      :「私は、蒼雅巧と申します」
 淡蒲萄    :「蒼雅……御霞神社の?」
 巧      :「はい? 御霞をご存知でしたか」

[Hisasi]  うっちゃんのことは知らない
[Toyolina] デスヨネ
[Hisasi]  関わってないモン

『水』にまつわる一つの悲劇
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30800/30889.html
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30800/30890.html
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30800/30891.html

 このお話。

 淡蒲萄    :「……そちらの、穂波さんにお世話になったことがあって……
        :淡蒲萄と言います」
 巧      :「穂波に? それは……これも何かのご縁でしょう、お寄り
        :ください。少し体をおやすめになってください」

[Hisasi]  で、神社へ案内しよう

 淡蒲萄    :(……前だったら結構キツいかも、ここ)

[Hisasi]  で、よってみると
[Hisasi]  なんか薄まってる
[Hisasi]  全体的にぴりぴり感が薄くなって、でよってくるモノは減ってる

 穂波     :「当主さま!」

[Hisasi]  なんか見覚えのある人が駆け寄ってきたよ

 淡蒲萄    :「あ」
 巧      :「穂波か、こちらは」
 穂波     :「あ」

[Hisasi]  はたと見合わせて

 淡蒲萄    :「……その節はどうもお世話になりまして(ぺこぺこ)」
 穂波     :「……久しいな」

[Hisasi]  なんとなくちょっとご挨拶風

 巧      :「澱みの水に遭遇したのだ、少し体を休められたほうが
        :よいと思ってご案内した。穂波、用意を」
 穂波     :「はい」
 淡蒲萄    :「どうも、ご迷惑をおかけします(恐縮)」

[Hisasi]  で、一室に通されてお茶とか飲ませてくれるよ
[Hisasi]  酔い覚ましにいいんですよとかゆって、お茶漬けとか
[Toyolina] 和室落ち着く
[Hisasi]  ちひろんおるかのう
[Tihiro]  にゃー。(挙手
[Hisasi]  うっちゃんの剣折れちゃった
[Hisasi]  てへ


フォローに困る淡蒲萄さんの思い入れ
----------------------------------

 淡蒲萄    :(柄だけになった剣を置いてじっと見つめる)


[Toyolina] もっとちゃんとした剣にすればよかったと後悔しきりw
[Tihiro]  もう、あの一瞬の気まずさは素敵でしたねw
[Toyolina] そうなるのはわかってたけどやっぱり気まずかったw

 穂波     :「失礼いたします……おや?」

[Hisasi]  お茶とお茶漬け、お漬物を持った盆をもって

 穂波     :「いかがした?」
 淡蒲萄    :「あ、えっとですね……その……見ての通り、折れちゃい
        :まして」
 穂波     :「これは……」

[Hisasi]  見てみるけど
[Toyolina] どうみても
[Hisasi]  なんか見るからに飾りくさい剣なんですけど、

 穂波     :「……」
        :>こんなときどんな言葉を出すべきなのかわからない穂波さん

[Toyolina] イーヤーw
[Toyolina] なんて罪な子
[Tihiro]  きまづいw

 穂波     :「……り、立派な装飾、ですね」

[TK-Leana] アホの子を見る目
[Hisasi]  なんて声を掛ければイインダ
[mikeyama] (苦)笑えばいいと思うよ
[TK-Leana] (嘲)笑えばいいと思うよ
[Toyolina] 大丈夫、これでもいいお話になるんだ
[Tihiro]  酷w>(嘲)笑えばいいと思う

 淡蒲萄    :「お祝いに頂いた品で……」

[Toyolina] 嘲笑は泣けるw
[TK-Leana] いくらツンでれの穂波さんでも、泣きっ面に蜂の如きことはしないか

 穂波     :「……(とても戦う武器には見えないが……だがこの落ち込み
        :ようからすると相当大切な品のようだ)」

[Hisasi]  ええとええと
[Toyolina] 穂波さんはなんかよわっちい子には優しいですよ
[Toyolina] それが力なのか頭なのかはさておき

 穂波     :「……その、なんというか」

[Hisasi]  どうすればよいのでしょう、こんなとき

 穂波     :「そ、そうだ!」

[Hisasi]  ぴこーん
[Hisasi]  電球が光る
[Toyolina] しっぽがピーンと

 淡蒲萄    :「別に、これで戦ったりとかはどうでもよかったんですけど
        :……この剣に、いろいろ誓ってて」
 穂波     :「そうだ、打ち直していただくというのはどうだろう?」

[Hisasi]  鉛んなら、鉛んならなんとかしてくれる
[Hisasi]  ジェバンニ並に

 淡蒲萄    :「……これ、直るんでしょうか」
 穂波     :「き、きっと直る。鉛鈕さまならなんとかしてくださる!」

[Hisasi]  信じてる
[Hisasi]  なんとかしてくださいますよね、鉛鈕さま
[Tihiro]  信じられてるーッ
[Tihiro]  そんなわけで、鉛鈕召集ですかねw

 淡蒲萄    :「……そんなすごい方がお見えなんですか……是非、お願い
        :したいです……」
 穂波     :「ああ、折られた当主さまの刀を見事に打ち直されたのも
        :鉛鈕さまだ。きっとそなたの剣もよみがえらせてくれるに
        :違いない」

[Hisasi]  信じてる目
[hari]   ……丸投げだな(ぼそ)
[Tihiro]  なんか、それやられると簡単に折れそうです(笑
      (剣じゃなくて鉛鈕がですよ? >信じてる目

[Hisasi]  じゃあつれてこようそうしよう
[Hisasi]  召喚


鉛鈕さまにお願い
----------------

 穂波     :「鉛鈕さま、見ていただきたい品が!」

[Hisasi]  連れてきた

 淡蒲萄    :「……よかった……」

[Toyolina] 刃と一緒に心も折れちゃうところだったんだよ! お手柄だね! 

 鉛鈕     :「……初めてお目にかかる。唯鋼鉛鈕だ」(正座して座礼
 穂波     :「こちら……ええと」
 淡蒲萄    :「はじめまして、淡蒲萄と言います」

[Hisasi]  そういえばうっちゃんの名前きいてなかったじゃん
[Toyolina] そうだっけ
[Hisasi]  なこっちが名前を呼んでたかな
[Hisasi]  自分は名乗ったけど

 淡蒲萄    :「そちらの穂波さんには以前ご助力頂いたことがありまして
        :……」
 穂波     :「鉛鈕殿の腕を見込んで、お願いしたいことがあるのだ」
 鉛鈕     :「ふむ、仕事か。どういったものだろうか?」

[Hisasi]  そしてとり出だされる
[Toyolina] 根本からポッキリと

 鉛鈕     :「……」(づつー(頭押さえ
 穂波     :「……直していただけるだろうか?」

[Hisasi]  じっと縋るような目
[Hisasi]  鉛鈕さまなら、鉛鈕さまならなんとかしてくださる

 鉛鈕     :「……」(ううっ(視線を感じて
 淡蒲萄    :「お願いします、突然で大変失礼申し上げてるとは思います
        :けど……お願いします」

[Toyolina] 真剣

 鉛鈕     :(暫しの間をおいて)
        :「……いいだろう、やるだけやってみるとしよう」
 穂波     :「(ほっ)……よかった、さすがは鉛鈕さま」

[Hisasi]  信じてる目
[Tihiro]  現状の剣に使ってある金属は、質として良い物じゃない物です? 
[Toyolina] はい、全然。
[Toyolina] なので新作していただいてもいいし、アレです
[Toyolina] 花びらが舞い散るエフェクトがついて、攻撃力がちゃんと備わっ
      てればもう大満足

 鉛鈕     :(剣を扱いつつ)
        :「……なんだ、この腹立だしいほどに手抜きの剣は」
        :(むぅ、と

[Tihiro]  装飾は認めるが、剣としてはこれはないだろう、と。

 淡蒲萄    :「……そうなんですか? お祝いに、無理言っていただいた
        :品なんですけど……」
 穂波     :「……装飾は、素晴らしいと、思う」

[Hisasi]  一生懸命言葉を選んでみた

 淡蒲萄    :「……で、でも、その……あたしの気持ちは……切れる
        :切れないとかじゃ……」
 鉛鈕     :「ふむ、成程。君にとっての価値は大きくあるのだな?
        :……が、打ち直しても実用は厳しいだろう」

[Toyolina] だんだん自分でも辛くなってきた

 鉛鈕     :「よし。……柄と装飾はそのままに刀身の打ち直しでも
        :構わないのなら、復活させて見せよう。君の相棒として
        :みせよう。どうだろうか。淡蒲萄殿」
 淡蒲萄    :「は、はい、お願いします、ご無理言って、本当、ありが
        :とうございます(ぺこぺこ)」
 穂波     :「……」>ちらとうっちゃんを見てみて

[Toyolina] 君主とは思えないほど腰が低い

 穂波     :「鉛鈕さまならば、きっとそなたの大切な品をよみがえら
        :せてくれる」

[Hisasi]  うんうん

 淡蒲萄    :(もう期待しちゃって大感激)
 鉛鈕     :「……君の大事な品だということはよく分かった、私と
        :しては、そういう人物の物は全力でさせていただく」

[Hisasi]  残虐超人もびっくりの展開ですね
[Tihiro]  さて、エフェクトの話題出していいです?(笑
[Toyolina] かまいませんよw
[Toyolina] こうしないとダメなんだ、とか言われたら信じるし
[Toyolina] このエフェクトで可憐な君の立ち居振る舞いが一層引き立つだろう
      とか言えばその気になるし
[Tihiro]  うーん、趣味の話ですしねー。出来ればうすちーに言って貰いたい
      ですが、無理そうならば鉛鈕が提案しますw
[Hisasi]  ちょw
[Tihiro]  鉛鈕は可愛いの大好きですよ?(にへやり
[Toyolina] こっちからはそんなの言える立場じゃないし、そんな発想なかった
      状態w
[Tihiro]  じゃあ、折角だし、ということで。(笑

 鉛鈕     :「で、ここからは少し軽い話なのだが……」(顔が少し笑み
 淡蒲萄    :「は、はい」

[Tihiro]  魅了効果くらいつけないと説得難しいので付けちゃ駄目です?(ぇ
[Tihiro]  もしくは幻惑ー
[Toyolina] ブースターとしてなら納得しそうです、本人がそれのスペシャリ
      ストなんで。

 鉛鈕     :「折角打つのだ、魔術的効果を追加しても問題はないだろ
        :うか?」(ふっふっふ……

[Tihiro]  ()内はイメージです(ぇー

 淡蒲萄    :「……そ、それはえーっと、相性の悪いものでなければ
        :その……」
 鉛鈕     :「ふむ、得意なものを挙げてくれないだろうか。大半は対応
        :可能だ」
 淡蒲萄    :「得意、ですか。得意なのはその、幻術とか……」
 鉛鈕     :「ふむ……ならば幻術補助の効果を付加するとしよう」
 淡蒲萄    :「は、はい、それはもう、やりやすいようにしていただいたら」
 鉛鈕     :「ふふふふふふ……それではそうさせていただくとしよう。
        :完成したら連絡を入れる。連絡先は何処だろうか淡蒲萄殿」
        :(序盤はなんか少し黒い笑みだったが、後半はピシッとした
        :顔に戻って
 淡蒲萄    :「携帯だとこれで……あとは、こちらに言付けていただい
        :ても、取り次いでいただけることになってます」

[Toyolina] クローディアさんチ

 鉛鈕     :「了解した。それでは急いで仕事にかかるとする。明後日
        :までには完成させておこう。あまり持ち主から離れさせる
        :のも悪いだろうからな」
 淡蒲萄    :「よろしくお願いします(ぺこぺこ)」
 鉛鈕     :「ふむ……もう少し楽に構えてくれ淡蒲萄殿。君には笑み
        :の方が似合うだろうしな」
 淡蒲萄    :「う……は、はい、気をつけます……」

[Tihiro]  さて、えびちーが帰って収束です? 
[Toyolina] そっすね
[Toyolina] 刃の色はブラッディーレッド
[Tihiro]  ヒヒイロカネ使うんでそれ系の色になると言うことで(ぇ
[Toyolina] 淡蒲萄さん更正させないと、フヌケすぎてるな



時系列と舞台
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ヤキトリ屋の帰り。

解説
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平和ぼけしてる淡蒲萄さんが大ピンチ。助けていただいてホントありがとう。

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Toyolina 



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