[KATARIBE 30891] [HA21L] 『水』にまつわる一つの悲劇3

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Date: Mon, 12 Mar 2007 11:39:55 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 30891] [HA21L] 『水』にまつわる一つの悲劇3
To: kataribe-ml@trpg.net
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2007年03月12日:11時39分54秒
Sub:[HA21L] 『水』にまつわる一つの悲劇 3:
From:Toyolina


[HA21L] 『水』にまつわる一つの悲劇 3
=====================================
登場人物
--------
 淡蒲萄    道を外れた妹・甚三紅を滅ぼす
 大沢那琴   淡蒲萄の手を汚させたくない
 穂波     なんとしても水の穢れを払わなくては
 甚三紅?   みんな美味しそうだから食べちゃうv
 焦香?    よくわかんない、もうわかんない


裏葉柳医院19:45
-------------------- 

[Toyolina] てなわけでダイス振って戦闘しますか
[Hisasi]  ういす
[Hisasi]  というか簡略でもざくざくでも
[Toyolina] 簡略にしましょうか
[Hisasi]  盛り上がりシーンとかやりたいシーンをお互いのべつつ

 ナコト    :「(でも、彼女は引かない。絶対に、ここで引くことが、
        :出来るわけが無い。だったら、俺が……)」

[Toyolina] 効果がある(ダメージを与えられる)もの
      穂波さんの炎 淡蒲萄さんの対吸血鬼能力
[Hisasi]  でもほなみんの炎はうっちゃん下がってないと熱いという欠点

[Toyolina] 効果がある(防御に使える)もの
      穂波さんの炎 淡蒲萄さんの水弾くお肌(回数制限あり)
      ナコトくんのサイキック

[Hisasi]  ……なこっちせつねえ
[TK-Leana] だって。頭脳戦闘キャラ
[Toyolina] アレですよ、核とかなんとか見つけ出すんですよ、そのうちに。
[TK-Leana] スタンド使いには勝ててもサイヤ人には勝てませんな人だし
[Toyolina] ソコに例えば、穂波さんが炎で道つくって
[Toyolina] ナコトくんが木刀突っ込んでつぶす。切っ先に淡蒲萄さんの血でも
      ついてれば完璧。
[TK-Leana] あ、なこちーのお守り袋攻撃に使っていいですかね、最後うっちゃんが
      とどめためらったときにでも
[Toyolina] はい。それやりましょうか、んで取り込まれかける。ヒロイン的。

 #ほなみ   :「炎であやつの攻撃を削ぐ! その隙に!」

[Hisasi]  で、なこっち突っ込む
[Hisasi]  補佐に徹そう
[Hisasi]  この場のヒーローはナコトに託す

[TK-Leana] http://kataribe.com/IRC/KA-05/2007/02/20070223.html000000
[TK-Leana] ちなみにコレね
[Toyolina] なんとなく指針が固まりました
[TK-Leana] ういうい
[Toyolina] イース姉さんのお守りが今明かされる
[Hisasi]  炎は防御と攻撃の隙を作るために活用
[Hisasi]  あと最後に倒したあとで、「燃やすぞ、いいか」で跡形もなく消し
      去るという役があれば
[Hisasi]  別れの言葉はいいのか、とか一応気遣ってあげます
[Toyolina] それはもう遠慮無く>燃やす
[Toyolina] あ、建物だとちょっと困るw
[Hisasi]  いや、モミ姉のみでw
[Toyolina] よかったw
[Hisasi]  というわけえ大まかな流れ決定
[Toyolina] ではザクザクと。

 甚三紅?   :「んじゃ大沢君からこっちおいでよ。知ってた? レディ
        :ファーストの由来とか」

[Toyolina] 右手だった水。さっきみたいに勢いよく飛んでくる
[Toyolina] 特に判定とかなく、弾いてもらって構いません

 ナコト    :「くッ」

[TK-Leana] 特に面白みもなく弾きますよ。木刀の切っ先から半球形のバリア
      フィールドみたいなのが

 甚三紅?   :「うん、やっぱ淡蒲萄の彼氏だ、そんな弱い子じゃなかった」
 焦香?    :「……」

[Toyolina] うつろな表情のまま、肩口からネズミの形をした水の塊が飛び出す。
[Toyolina] このネズミさんは淡蒲萄さんに。あっさりと弾いてますが、弾く
      能力に回数制限あるの知ってるので、それを減らす目的。

 穂波     :「……冒涜的な……」

[Hisasi]  ぎりっと

 ナコト    :「やめるんだッ、心を強く持って。自らの形を失っては
        :いけないッ」

[TK-Leana] すでに無駄ですが
[Toyolina] 血から入られちゃいましたからね。効果絶大。

 穂波     :「……できぬのだ(苦しそうに)」
        :「聞きたい、あの娘は……そなたは、人にあらず身なのだろう」
        :>うっちゃんに

[Hisasi]  効果的なものを先に聞いておこう

 淡蒲萄    :「……お察しの通り。だからたぶん、さっきの火とか」
 穂波     :「……かつてあった者に準じる、付け入れるものは存在するか?」
        :「我が炎は、おそらくそなたの身にも……」

[Hisasi]  あんまり撃っちゃだめかもしれないとおもった
[TK-Leana] ああ、それで派手に攻撃に使えず、サポートに回るんですね
[Hisasi]  Unn
[TK-Leana] 筋が通った
[Hisasi]  あんまりどっかんと撃っちゃうと
[Hisasi]  うっちゃんまで燃えます

 淡蒲萄    :「あとは──これくらい(小指の先を牙で軽く切る)」
 穂波     :「……支配、か」
 淡蒲萄    :「それもあるけど、これで滅ぼせる……正確にはちょっと
        :違うけど、結果は同じ」

[TK-Leana] 話してる間、なこちーは木刀の切っ先を向けて警戒している

 穂波     :「触れる必要があるか?」

[Hisasi]  そのための道作りならできる

 淡蒲萄    :「うん、ある……逆に、さわれたらそれだけで多分大丈夫」

[TK-Leana] 白橡さんの動きも気になりますね
[Toyolina] シロさんは部屋の隅でガタガタ震えて命乞いを
[TK-Leana] 最後まで出てこないか
[Toyolina] 出てきた方がいい? 

 淡蒲萄    :「前、使ったときは大丈夫だった。たぶん十秒もかからない」

[TK-Leana] 展開しだいでしょうねえ

 穂波     :「……あやつに近づく道は、我が作ろう」
        :「我が炎は一瞬だが、動きも封じられる」
 淡蒲萄    :「……お願いします」

[TK-Leana] 最後の瞬間、出てきた白橡に一瞬理性が戻って鈍ったところを
      とどめとか言う流れもありだろうし
[Toyolina] ワクワク
[TK-Leana] ていうか、そうでもしないと中の二人に救いがねえ
[Toyolina] マッタクデス
[TK-Leana] 滅びつつ、笑いながら、最後に妹が守れたと言って、崩れていく
[Hisasi]  というかなこっちがんばらないと出番が、、
[Toyolina] 僕としても姉さんのお守り知りたいしな
[Hisasi]  つっこむのはボクがと
[Hisasi]  名乗りを
[TK-Leana] 特にあれですよ、状況次第で盾か武器になる魔道書のページと
      しか考えてませんよ

 ナコト    :「その役目、俺が出来ないかな」
 淡蒲萄    :「え、でもこれは……あたしがやんないと。妹の不始末だから」
 穂波     :「それがよいかもしれぬ、我が炎はそなたには害を為さぬ」

[Hisasi]  なこっちは炎くらっても平気だよ

 ナコト    :「ああ、俺だと狐さんも思い切り出来る。それに……」

[Toyolina] とか言ってこっち見ちゃったりするのか! 
[TK-Leana] 無論ですよ
[Toyolina] モミ姉灼いちゃう
[Toyolina] 見せつけやがって、わたしだって巧クンと……メラメラ
[TK-Leana] ねえさんねえさん、素が出てますよッ

 淡蒲萄    :「……うん、わかった、ありがと……きっちりやる」
 穂波     :「……」>甚三紅を見据える
 ナコト    :「……」

[TK-Leana] 総員戦闘態勢


裏葉柳医院19:50
--------------------

 甚三紅?   :「三人同時がいいかな? こうしてて、シロに逃げられても
        :残念だし。食べたりないもの」
 穂波     :「……整ったら合図をくれ、道を開く」

[Hisasi]  短刀を構えつつ

 淡蒲萄    :「大丈夫」
 ナコト    :「いつでも行ける」
 穂波     :「わかった、ゆくぞ!」

[Hisasi]  短刀構えて
[Hisasi]  ふっと短刀が光って
[Hisasi]  ぶわっと白い炎を撃ちだす
[Toyolina] デカイ? 
[Hisasi]  いや、範囲はせまく
[Hisasi]  炎の通った後にまっつぐにモミ姉までの道ができてぼでーががら
      あきだぜ
[Hisasi]  というかんじ
[TK-Leana] まるでレーザーのように収束した熱線? 

 焦香?    :(水のネズミで打ち消そうとする。しかし炎はそれごと飲み
        :込んで)

[Hisasi]  そんなイメージ
[TK-Leana] たとえるなら巨神兵ビーム
[Hisasi]  ミィィィィ! 
[Toyolina] 火炎放射みたいな感じだと思った。もしくはFSSのレッドミラージュが
      もってるフレイムランチャー。光の速度で飛んでくる火の槍。
[Toyolina] ではがら空きに。

 ナコト    :(ほぼ同時に地面を蹴って、さらにサイキックパワーで体を
        :押して飛び出す)

[TK-Leana] ていうか、サイキックなんとかというとB級っぽくなるのはなん
      でしょうね

 甚三紅?   :(右手? でナコトくんを押しのけようとする。でも初動が
        :遅れて間に合わない)

[Toyolina] セツナイッスね
[TK-Leana] そのまま袈裟懸けに切りつけてすれ違いますよ

[Toyolina] つまり右腕担当の甚三紅せんせいと、左腕担当の焦香さんはそれぞれ
      防御行動を取ったのである。
[TK-Leana] 器用な
[Hisasi]  なんかFFの敵みたいw
[Toyolina] そうした方がいいね、って二人で話し合ったみたいです
[TK-Leana] 本体倒さない限り腕再生し続けるんですね
[Toyolina] 幸い主従でいえば甚三紅せんせいが主なのでこっちをつぶせば
      コガさんも

 淡蒲萄    :(タイミング合わせて背後の影から甚三紅せんせいの心臓
        :らしい位置に、右腕を突っ込む)

[Toyolina] 一瞬動きがとまる甚三紅せんせい
[Toyolina] 痛みにひきつるような焦香の顔

 穂波     :「……やったか」

[Toyolina] ハズレです。コガさんの方をやっちゃいました
[TK-Leana] で、甚三紅さんが反撃しようとするわけか
[Toyolina] はい。淡蒲萄さんはそれに気付いて右手捨てます
[TK-Leana] ここでお守り投げるシーンかな
[Toyolina] 位置的に、ええ。ナコちんは反撃出来そう

 ナコト    :「淡蒲萄さんッ!!」(咄嗟にお守りを投げる)

[Toyolina] うす せんせい ナコ   ほなみ みたいな感じ。

 穂波     :「くっ!」
        :>とっさに炎を撃ちたいけど今うったらうっちゃんがやべえ
 淡蒲萄    :「二つあるなんて、もう一回!(壁を蹴って再度)」

[TK-Leana] あ、お守りの効果なくて良かったかな
[Toyolina] あるとなおいいかもw
[TK-Leana] では空中で、守り袋が解け、中から飛び出した一枚の折りたたまれた
      大学ノートの頁が開いていく

 穂波     :「これは?!」
 ナコト    :(なにかに操られるように、手が印を結び、口が呪を紡ぐ)
        :「第四の結印は《旧き神の印》! 夜と相対する者を守り、
        :脅威と敵意を退けんッ!!」
 甚三紅?   :「なにこれ、ちょっと、そんなのダメだって」

[TK-Leana] 瞬間、縞瑪瑙の断面のような黒い光が弾け、五芒星形の印が現れる
[Toyolina] 焦香の顔のあたりが、ずるりと甚三紅? から離れていく

 穂波     :「これは……異界の神の呪」

[TK-Leana] とりあえず、的が怯みます、物理的に
[TK-Leana] 滅したりするほどではない威力
[Hisasi]  じゃあ、ピンポイントで足元狙って炎撃ちます
[Hisasi]  うっちゃんが飛んで避けてる間に
[Hisasi]  よろめかせる目的で
[Toyolina] そこまでされたら淡蒲萄さんの次撃はよけられんw

 淡蒲萄    :(焦香の顔がずり落ちていくのを視界の隅に)
        :「……さよなら、甚三紅、焦香」
 穂波     :「今だ!」

[Hisasi]  足元焦がして
[Toyolina] 手首まで再生した右腕で、甚三紅? の心臓の位置を貫く
[Toyolina] 流れ出た血が手の形になって、それを握りつぶす

 甚三紅?   :(何事か呟いている様子)

[TK-Leana] ここで、完全にしとめたと思って、油断したところで白橡が出て
      くるとか。ちょっとくどいかな
[Toyolina] シロさんは出てこさせたい。なのでこうしましょう


裏葉柳医院19:55
--------------------

 淡蒲萄    :「そこのドア……もう大丈夫だから、開けてくれる?」
        :>ナコトくん

[Toyolina] 握った姿勢のまま動かない淡蒲萄。

 穂波     :「……」
 ナコト    :(頷く)「白橡さん、空けるよ」(がちゃ)

[Hisasi]  じっとうっちゃんを見て、甚三紅さんだったものを見下ろす
[TK-Leana] くっ、結局うっちゃんに手を汚させてしまったか

 甚三紅?   :(まだ顔は形を保っている。肩から先はないかんじ)

[TK-Leana] お守りで仕留めといたほうが美しかったかな
[Toyolina] どうでしょう、これは彼女がロードにジョブチェンジするためには
      必要なフラグ
[TK-Leana] なのだよね
[TK-Leana] 吸血鬼として、掟を外れた同属を処断するというのは通らなければ
      ならない道

 白橡     :(部屋の隅で布団かぶってガクガクしてる)
 穂波     :「……」>少し気遣うようにうっちゃんを見る

[TK-Leana] ただ、ナコトはそこを分かっても妹相手に手を下させたくなかったのだ

 ナコト    :「……白橡さん」
 淡蒲萄    :「だから……ダメだって言ったのに(呟く)」

[TK-Leana] もう大丈夫だとは言えない。姉を殺しておいて、言える台詞じゃない。
      どう声をかけたものかと

 白橡     :(ビクン)
 ナコト    :「すまない、間に合わなかった」
 淡蒲萄    :「お別れしないと……だから、白橡、出てきなさい……」
 白橡     :「お別れ……? お別れって……」
 穂波     :「……」>じっと見つめてる、モミ姉を
 淡蒲萄    :「出てきなさい」
 白橡     :(ビクン)

[Toyolina] 布団かぶったまま立ち上がるシロさん
[Toyolina] のそのそと歩いて出てくる
[Toyolina] ナコトくんに気付いて、ちょっとだけ安堵したかんじ

 淡蒲萄    :(しゃがみこんで、甚三紅の首を抱き上げる)
 ナコト    :(沈痛な面持ちでその様子を見ている)
 穂波     :「……」

[Hisasi]  だまって見守ってる

 白橡     :(甚三紅の首を抱えた長姉を見て事情を察する)
 淡蒲萄    :「ほんとは、焦香も……あたしの所為で間に合わなかった。
        :だから、甚三紅だけでも、看取りなさい」

[Hisasi]  最後は燃やして差し上げましょう

 白橡     :「……うん……」
        :(甚三紅の顔に手をやって、まぶたを閉じさせる)
 穂波     :「……別れは、済んだか?」>ちょっと気遣いつつ
 淡蒲萄    :「うん……ありがとう、穂波さん、助かりました……これ
        :だけで済んだ」
 穂波     :「燃やすぞ……よいかな」

[Hisasi]  置かれた首に手をかざして

 白橡     :(黙って下がる)
 淡蒲萄    :「お願いします……」

[Hisasi]  全員の目を見てから
[Hisasi]  ふっと手の平から白い炎が
[Hisasi]  甚三紅の首を包む
[Hisasi]  ちりちりと
[Hisasi]  小さくなっていって

 ナコト    :「……」
 淡蒲萄    :(ぼんやりとその様を見ている。見逃すまいと)

[Hisasi]  包むような炎が次第に小さくなっていき
[Hisasi]  跡形もなく、消える
[Hisasi]  何も残らない

 穂波     :「……これで、終わりだ」

[Hisasi]  手を下ろして

 白橡     :(ナコトくんにすがりついてむせび泣いてる)
 穂波     :「……」
 淡蒲萄    :「……この詫びはいずれ」
 ナコト    :(ぽんぽんと、肩をなでてあげる)

[Toyolina] まそっぷの首よこせ、と言われたら差し出す覚悟
[Hisasi]  ひい

 穂波     :「いや、もう責めはすまい」

[Toyolina] でもまそっぷはまそっぷで当主と密約したからな
[Hisasi]  充分に償いになったんだろう
[Hisasi]  娘二人が犠牲になったんだし
[Hisasi]  それに一番は西条の裏切りだし
[TK-Leana] ここで密約した三日後、ほなみんが嬉々としてまそっぷの首もって
      帰ってきたら超笑えますね
[TK-Leana] 当主ガビーン
[Hisasi]  ひーw
[Toyolina] ガビーン
[Ruki]   おそろしい子
[Tihiro]  がびーん……獅子騎、とめろぉぉぉっ(切実。

 穂波     :「……だが、”水”の脅威だけは……知ってくれ」
 淡蒲萄    :「そう言ってもらえると……それはもう十分知ったつもりです」
 穂波     :「我らは、”水”よりこの地を護る為に任についている、
        :此度はその責務に従ったのみ」

[Hisasi]  貸し借りなしってことで

 淡蒲萄    :「ありがとう」(頭を下げる)
 穂波     :(ぺこり、とうっちゃんナコトに頭を下げる)
 ナコト    :「迷惑をおかけしました」
 淡蒲萄    :「ナコトくんも……ありがとう」
 穂波     :「では、私は去ろう。こんなことをいう立場ではないが……
        :どうか、気を落さずに」

[Hisasi]  ちらと、白っこを見て
[Hisasi]  一番の被害者なんだろうと思いつつ

 淡蒲萄    :「……ええ、明日からは……そうします」
 穂波     :(一礼して)

[Hisasi]  ぴょんと一回転して狐になって
[Toyolina] 真朱が云々って話も全部聞いちゃってますからね
[Hisasi]  とん、と去ってゆく
[Hisasi]  うむ


裏葉柳医院20:05
--------------------

 ナコト    :「(また、間に合わなかった……それに、淡蒲萄さんに手を
        :下させちゃいけなかったのに)」

[TK-Leana] どうしてもアレだったらなこちーの方でも部屋用意できるが。
      うっちゃんと一緒に住める方がいいんだろうなあ

 淡蒲萄    :「……ナコトくん、ホント、ありがとう、今日は……こう
        :言っちゃなんだけど、あの子たちも……知ってる人が看取って、
        :ちょっとは嬉しかったと思うし」
 ナコト    :「淡蒲萄さん……」
 淡蒲萄    :「……それに、あたしのこと、かばってくれるつもりだったん
        :じゃない?」
 ナコト    :「それは……うん、失礼だとは思ったけど」
 淡蒲萄    :(白橡の頭なでながら)
        :「気持ちはホント嬉しい、でも、今回は……あたしじゃないと
        :ダメだから、これで良かった」
 ナコト    :「すまない。俺は、あんな偉そうに淡蒲萄さんのことを守る
        :なんて言って、それなのにこんなことになるのを事前に防ぐ
        :ことも出来なかった」
 淡蒲萄    :「そんなに自分責めちゃダメ。それに……この子だけでも
        :無事だし、出来るだけの最善、だよ」
 ナコト    :「そうだね」
 淡蒲萄    :「それに……今、ナコトくんが居てくれてよかった。居な
        :かったら、こんなしっかり出来てない」
 ナコト    :(優しくうっちゃんの髪を撫でる)

[Toyolina] 白橡さんは疲労困憊でしゃがみ込んで寝ている

 ナコト    :「とりあえず、まずはゆっくり休める場所に移動しようか」

[TK-Leana] お姫様抱っじ
[TK-Leana] じってなんだ抱っこ
[Toyolina] じw

 淡蒲萄    :「……うん、そうしよ。すごく疲れちゃった」


片桐家21:30
----------------

[Toyolina] さて、住まいを探さねばならないのだった。
[Hisasi]  一時預かりならギリちゃんとこでもできるよ
[Hisasi]  娘っこの扱いには慣れてるから
[Toyolina] では今晩はお願いしちゃおう>ギリちゃんチ
[Hisasi]  うむ
[Hisasi]  何も言わず預けられても
[Hisasi]  わかった、で
[Hisasi]  そのまま寝かせてあげます
[Toyolina] 事情は一応かいつまんで話すつもりだけど、ギリちゃん、いわんで
      ええわい、って言いそう
[Hisasi]  うん
[Hisasi]  うっちゃんみて判断します

 片桐     :「おう、わかった」

[Hisasi]  で、預かります

[Toyolina] そしてギリ家に移動するのだな
[Hisasi]  うに
[TK-Leana] みんなして押しかける。困ったときは大人に頼もう
[Hisasi]  で、おう、ようきたな、と
[TK-Leana] ギリちゃんファミリーに新しい妹が
[Hisasi]  事情はきかない
[Hisasi]  言おうとしてもいわんでええわ、とい
[Hisasi]  なんか言うのもつらいんじゃろなということは理解
[TK-Leana] たぶん、移動中にちょっと目が覚めたりしつつも、うつらうつらと
      船漕いでたりするんだろう

 片桐     :「まあ、茶でものめ。そっちの嬢ちゃんは少し横になった
        :ほうがええのう」
 淡蒲萄    :「うん、ありがと。ほら、ベッド借りていいって」
 片桐     :「おう、貸してみ」

[Hisasi]  ひょいと
[Hisasi]  ベッドに寝かせて布団かけて

 白橡     :(もう半分以上寝てるのでされるがまま)

[Hisasi]  ぽんと、布団叩いて

 片桐     :「……疲れとるようじゃの」

[Hisasi]  だから聞かないよ
[Hisasi]  という意思表示

 淡蒲萄    :「……ほんと疲れた……」
 片桐     :「ほれ、茶でも飲め。兄ちゃんも」
 ナコト    :「あ、ありがとうございます」

[Hisasi]  でグラスにお茶入れて出して
[TK-Leana] いただきます、と口をつける

 片桐     :「まあ、なんじゃ、一人二人増えても、なんぞ変わらんわい」

[TK-Leana] これが、寝かせたのがたまたままなっちがいつも使ってるところで、
      うっちゃんが色々かかりきりなので勝手に疎外感感じたりするに
      違いない
[Toyolina] いつも使ってるベッドのポジション

[Hisasi]  落ち着くまで預かっとってもええぞ
[Hisasi]  と

 片桐     :「だから、安心せえ。困ったときは大人を使っとけ」

[Hisasi]  お父さんからは以上ですのう
[Toyolina] お父さんありがとうお父さん
[TK-Leana] 狭いのにネッ
[Hisasi]  それはいうなよ!w


時系列と舞台
------------
2007年3月初旬〜中旬。蒼雅巧の脱出後数日して。

解説
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穂波とナコトの助力を得て、甚三紅を滅ぼした淡蒲萄。ただ疲労だけが残った。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina 




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