コンベンション雑談所 LOG 029

コンベンション雑談所の2004年02月05日から2004年02月18日までのログです。


2004年02月18日:23時45分32秒
Re:新規証言を考慮した事例セッション再検討 / カント
>鍼原神無さん

>特に、今回証言を貰った「黒魔術師の結末」関連は、「プレイ『スタイル』」としてくくれる性質の問題ではないと
>思います。
>アタシには、単に、「プレイヤーの選択が悪ノリ」としか言いようがありません。
そうですね、「単なる悪ノリ」と言う気もしてきました

>少なくとも、聞く限り黒魔術師の立ち位置がかなり曖昧だったようです。
>これも個人的意見ですが、印象として、コンベンションでプレイするにはデリケートすぎるシナリオだったのでは
>ないか? って気もしてきています
確かに、黒魔術師が明確な悪人だったら話がこじれたりしなかったでしょう

>多分、仲間内では、何度もそういう方向のプレイを重ねてきてるのではないでしょうか? (推測)。
そうですね、最初に書いた通りセッション終了後Aさんがそう言う事を言ってましたから
AさんとBさんが同じサークルの人だったのも大きな要因ですね

>プレイヤー側の対処としては、GMさんに、冷静に不審感を申し立てても構わないと思います。
>崇高な使命感を持つPCとしては(物語内で)納得できない、など、こちらもルールで
>護られた枠内で対処していく方がいいと思います。
そういえばPL同士で激論を交わしていてGMに振るのを忘れてましたね
GMも口を出し辛かったかもしれません

>カントさんには、納得しがたいかもしれませんが。
>今でも、聞いてる限りでは、上記のような対処法で捌くしかないプレイのように思います。
いいえ、十分納得しました。
思い返せばキャラクターレベルでの議論に長々と時間を掛けてしまって、プレイヤーレベルであまり話し合いを
しませんでした。私的には初対面の人とは前者の方が楽ですから。それがいけなかったのでしょう。
私のPCが警察に通報する頃にはセッション終了時間がかなり迫っていましたのでGMが一応の結末を
を付けただけかもしれません。周りでテーブルを片付けてる人が居てプレッシャーでしたし

丁寧な返事をありがとうございました

2004年02月18日:13時09分26秒
新規証言を考慮した事例セッション再検討 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>カントさんへ
 なるほど。わかりました。
 
 個人的には、今回聞かせてもらったプレイは、悪ノリだと思います。
 「黒魔術師の結末」を聞くと、GMさんの対処が、ますますわからなくなりました。
 
【「やってはいけない」と言えるかどうか】
●「やってはいけない」と言えるかかどうか
 で、そもそもの話題「セッションでやってはいけないプレイかどうか」。
 
 結論を先に書くと、
悪いんですけど、カントさんから聞いてる限りの証言では、それでも「セッションでやってはいけないプレイ」とは、言うべきでないと思います。
 
 この前までは、やっても構わない範疇のエッジィなプレイとみなすことしかできない、と考えていましたけど。
 「黒魔術師の結末」を聞いた今は、アタシも、個人的には困ったプレイだ、とは思います。
 それでも「コンベンションでやってはいけないプレイ」とは言うわけにはいかないと思います。言うとしたら、GMさんが、シナリオの都合などの理由で、セッションがはじまる前に、です。

 仮に、「やってはいけない」と言うとします。
 何を基準に「やってはいけない」というラインを引くか。
 残念ですけど、アタシには公正な線を引けません。
 
 特に、今回証言を貰った「黒魔術師の結末」関連は、「プレイ『スタイル』」としてくくれる性質の問題ではないと思います。
 アタシには、単に、「プレイヤーの選択が悪ノリ」としか言いようがありません。
 
●PCの倫理観及びモラルについて
 例えば、「ゴーストハンターはヒーローでなくてはいけない」的なラインの引き方をすると、旧版の場合「ヒーロー風ではないけどやっても構わないプレイ」まで、「やってはいけない」方に含めることになります。
 
 そういうラインの引き方は、するべきではないですし。
 だからと言って、アタシには適当なラインの引き方が思いつきません。
 
 関連話題で、何度か言われてる、ワールド内の一般的倫理観尊守ですけど。
 リアル・ベースのホラーものの場合、普通は、PCにそれを強制することはできないはずです。物語内の一般社会が想定してない問題に、PCが対処するのがホラーものの特徴だからです。
 
 「ゴーストハンター」(旧版)でも、いわば、プレイヤーの良識に委ねられている部分で。 あくまでミッションとの関連で、どこまで、倫理や法を侵すかの判断がプレイヤーに任されてます。
 
 例えば、「NPCとの交渉」(P.87)によれば、
「1000ドル」でNPCに「犯罪を見逃す、部外秘の重要書類を持ち出す」よう、
「1000ドル以上」でやはりNPCに「犯罪に手を貸す。貴重な品物を盗みだす」よう、
交渉判定を試みることができるようになっています。

 つまり、ゴーストハンターPCは、一般的倫理観を侵すことも、法規を破ることも、ルールでも想定されているんです。
 
 もちろん「できること」と「やっていいこと」はイコールではありません。
 けれど、ゴーストハンターPCの場合、そこを判断する基準に、一般的倫理観を持ち出せない仕組みになっちゃってます。
 個人的モラルを持ち出しても意味ありません。モラルは個人的な信条だから、モラルなんです。
 
 プレイヤーが、物語内の出来事の重要性とPCの設定を相関させて、いつも、この場合は侵してもいい、この場合そこまでするとやりすぎ、と判断するようになってるわけです。
 
 これが、例えば、スパイものでしたら、PCの所属する組織に服務規定の類がある、的設定がオフィシャルに整備されていることもあるでしょう。
 残念ながら、旧版の<心霊調査機関>については、ルールブックでは、その類の規定は見当たりません。
(サプリメント類で、追加設定されたかどうかは、アタシは知りません)
 
 ですので、ある局面で、法律を侵すべきかどうかのプレイヤー判断は、
他人が物語外で「こうしなくてはいけない」とは、言えない部分です。
 それを言い出したらTRPGがつまらなくなりますし、言い過ぎるとTRPGになりません。
 
 逆に「怖いから(PCを発狂させたくないから)調査しない」と言えば「それはゴストハンターらしくない」と物語外でも言えます。
 また、物語内でなら、PCやNPCに「気に食わない」など言わせることは、感情的なやりとりにならない限り構いません。
 
●事例セッションの謎
 いくつか考えられる可能性の一つですし、個人的判断ですが。
 アタシは、今では、事例のセッションは、PCが体験する「恐怖」が薄すぎたのかもしれない、って可能性が高いのでは? 的予想に傾いています。
 
 少なくとも、聞く限り黒魔術師の立ち位置がかなり曖昧だったようです。
 相手が、もっと分かり易くて邪悪な陰謀を企む「秘密結社」なら、物語外でも「そんな連中に協力したらNPC化しちゃうよ」とか言えます。
 
 これも個人的意見ですが、印象として、コンベンションでプレイするにはデリケートすぎるシナリオだったのではないか? って気もしてきています。
 
 話を戻しますと。
 「黒魔術師の結末」に関連して、先に書いたアタシには引けない「してはいけないライン」。
 誰かが、ルールに基づいて、これこれという公正で解釈の余地もなく、過剰取り締まりにもならない線を出してくれたら、アタシもそれに従いたいと思います。
 
【個人的な対処】
●事例プレイの性質
 アタシの意見としては、事例のケースは、GM裁量で個別セッション内で対処するしかないように思います。
 
 いい悪いは別にして、プレイヤーさんは相当慣れてると思いますし。
 あえて個人的に言いますけど、「悪達者」のように見受けられます。
 聞く限りでは、ルールの曖昧にならざるを得ないところ意識的についてるように思えますから。
 
 ただの思いつきで、しでかしたプレイとは考えづらいです。
 多分、仲間内では、何度もそういう方向のプレイを重ねてきてるのではないでしょうか? (推測)。
 
 憶測になっちゃいますけど、何度か、フリーのゴースハンターとして遊び続けたのかもしれません。<心霊調査機関>を使ってたら、こうは偏らないような気はします。
 
 悪いんですけど、アタシがGMだったらどうするか、ということしか言えません。
 当日のGMさんがどう考えていたかは、アタシはわかりません。
 
●アタシがGMならどうするか
 「黒魔術師の結末」以降、限定ですが。アタシがGMだったら、まず「なんで、そういうことを試みるのか?」尋ねます。
 で、カントさんに聞いてる「PCの設定的な動機付け」が、返事として帰って来るとしますよね。
 
 そうしたら、「PCの動機や目的は分かりました。そういうアクションを試みる、プレイヤーとしての狙いはなんですか?」と、重ねて聞きます。
 
 GMとしての選択は、この質問への返答次第ですけど。
 例えば、「PCとしての、目的とプレイヤーとしての狙いが同じ」的な返答が戻ってきた場合。あるいは「おもしろいから」的な回答が出てきた場合。
 
 その場合には、アタシがGMなら、ミッション不達成になるように運びます
#他の種類の回答が出てきた場合の対処は、その時考えます
 
 普通は、発狂狙いで、どんどん恐怖判定を仕掛けるかもしれませんし。
 事例のケースなら、大嘘プレイはOKにしません。
 
 カントさんの警察に対する働きかけに対しても、NPC係員(警察署員)は信じた様子はないけど、「一応調べて見ようかね」と書類は作る、的な対応をNPCのロールでして。
 数ヵ月後、墓を掘り返しているところを逮捕されそうになり、3名とも指名手配に、的な後日譚をビジュアル・シーン的に考えてたいと思います。
(魔術を使うようなキャラが簡単に逮捕されるようでは、それこそゴーストハンターの出番がなくなりますから。)
 
 <心霊調査機関>を絡めてるシナリオなら、そっち方面からも、クレームやプレッシャーをかけます。
 
●まとめ
 カントさんには、納得しがたいかもしれませんが。
 今でも、聞いてる限りでは、上記のような対処法で捌くしかないプレイのように思います。
 
 サークルなどなら、一度やりたいように遊んでもらい、セッション後、じっくり講評会をする選択肢もありますが。
 コンベでは、セッション後にできることも限られていますので。
 まず、一GMの判断として、ミッションを不達成にします。
 
 この前の投稿まで、アタシの意見は「してはいけないとは断定できないプレイ」でしたが、
 今の意見は「それでも、してはいけないと言うわけにはいかないプレイ」です。
 やはり、規制できるのはGMさんだけだと思います。
 「してはいけない」ということによる弊害が大きく懸念されます。
 
 なんだ、大して意見変わってないじゃないか、的に思う人もいるでしょうけど。
 アタシは、この小さな違いはとても大事だと思っています。
 
 プレイヤー側の対処としては、GMさんに、冷静に不審感を申し立てても構わないと思います。
 崇高な使命感を持つPCとしては(物語内で)納得できない、など、こちらもルールで護られた枠内で対処していく方がいいと思います。
 
 コンベセッションでは、ルールやワールドを根拠にした、異議申立ては避けるべきです。
 アタシの意見を置いておくにしても。果てしない解釈論になるのは必至です。
 コンベセッションの限られた時間では処理しきれません。サークルなどでのセッションとは条件が違います。
 
 ルールを根拠にした異義申し立てや検討要請は、コンベンションの場合、判定方式の妥当性など、解釈の余地がないか、極少ない分野に限定すべきです。
2004年02月18日:01時10分38秒
Re:【黒魔術師の結末について】 / カント

>鍼原神無さん
>アタシの方では、これまでのカントさんの証言から、黒魔術師はPCAにパトロネージュを与えた代わりに、
>黒魔術行為を見逃される結末になった、と認識しています。  
>これは違うのでしょうか?
AさんとBさんは黒魔術師にパトロンになって貰う代わりに黒魔術行為(死体を掘り起こすとか)を手伝うことを
約束しました。自分から積極的に売り込んだ訳なんですが

2004年02月17日:12時21分19秒
PCの資格と、コンベンションでの単発セッション / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>カントさんへ
 
【黒魔術師の結末について】
カントさんWrote>それでそのホラーを手伝う人ってゴーストハンター失格なんじゃないか
 この点については、事実関係の認識に食い違いがあるとつまらないので、まず、確認をお願いしたいと重います。
 
 アタシの方では、これまでのカントさんの証言から、黒魔術師はPCAにパトロネージュを与えた代わりに、黒魔術行為を見逃される結末になった、と認識しています。
 これは違うのでしょうか?
 
 もし「見逃したなら手伝ったも同じ」的な判断があるなら、その判断はひとまずおいてみて下さい。
 キャンペーン的な発想で、今後も同じことが繰り返されるだろうが、それは構わないのか? という疑問も、理解はできますが、これも一端おいて下さい。
 
 事例セッションの物語内でおきた出来事として、PCAが黒魔術師の行為を積極的に「手伝った」事実(物語内事実)があったかどうかを知りたいと思います。
 
【ゴーストハンターの資格】
カントさんWrote>黒魔術師がしてる事ってラスボスかは別にして奇怪なホラーなのは確かじゃないですか
 この箇所は、論旨の飛躍がきついです。
 
 対処によってPCの資格が問われるゴースト(奇現象)は「奇怪なホラー」全般ではありません。
 「立ち向かった場合PCでも悲惨な結果に陥りかねず、一般人なら発狂するほどの恐怖で、(物語内)の現実に悪影響を及ぼす」性質のゴーストです。ルールに従うなら、こう理解されます。
 
 旧版ルールブックには「奇現象を放っておくとどうなるか? 現象によりさまざまなので、一概に害があるとはいえない」云々との一節があります。
 別の箇所には「この世に起こる常識では説明できない怪異な事件を調査すし、その原因をつきとめもし現実に悪影響が及ぶようなら、それを阻止するのがゴーストハンターの使命だ」という記述もあります。
 どちらも、ワールド概論相当「ゴーストハンターの世界」にある一節で、下線付け処理をしたのはアタシです。
 ですから、ゴースト(奇現象)の性質によっては、PCが見逃すこともあり得ます。
 
 で、事例セッションでのゴースト(奇現象)に対する、PCAの言動はどう判断されるか、と言えば。
 事例セッションでは「現実世界への悪影響」とは「依頼人(母親)の心労」だ、とシナリオ作者が意図していた(初期ミッションをクリアすればOKのシナリオ)可能性は否認できない。合理的疑いがある。
 
 もちろん、別の可能性も考えられる。
 
 どちらとも判断しきれない以上、今回の質問の件について、Aさんのプレイがどうであったか、断定的な評価はできない。物語外判断として、PC失格とも断定できない。
 どちらかと言えば、関連アクションについてのGMの処理をみるに、前者の(「依頼人の心労」のみが「現実世界への悪影響」として想定されていた)可能性の方が、やや高いと見受けられる。――ということです。
 
>ラスボスじゃないホラーなら放っておいても良いとか?
 アタシが「倒されるべきラスボス」云々の論述を繰り返したのは、
「ゴーストハンター」での「倒されるべきラスボス」は、
「ゴーストハンターが立ち向かうべきである、『普通人なら発狂しかねず』『PCでも悲惨な結果に陥りかねない』ゴーストの主要因」である、
との考え方に基づいてのことです。

 言葉が足りなかったかもしれません。
 
 前記の意味では「〔倒されるべき〕ラスボスじゃないホラー〔ゴースト〕ならゴーストハンターが放っておく」こともあります。

 ただ、含意が大分偏るので、アタシが自分では用いることはしない表現ですが。
 表層的な文意では、言われているようなこともあり得ます。
 
 この関連での事例セッションの問題点は、PCが黒魔術師の黒魔術行為を、断念させるには至っていない点です。
 
 おそらくGMさんの想定でも、ベスト・エンドということではないだろうと、の推測をアタシも持っています。
 しかし、初期ミッションはクリアされ、依頼人(母親)の心労は解除された。
 
 シナリオ作者が想定していた、ベター・エンドの範疇に収まっていた可能性(合理的疑い)は排除できない、と考えられます。
 例えば、説得に恋人の魂の入った死体娘を担ぎ出す、なんてのは、可能性のあるシナリオ想定の一つかと(ほかにもいろいろな可能性が)。
 
【ルールブックの読み方】
 「まえがき」にしろ「ゴーストハンターの世界」(ワールド概論)にしろ、一般行為判定などとはルールとしての性格が違います。
 どちらも、「ゴーストハンターを遊ぶ上で知っている方がいい原則的な考え方(GMは理解しているべきだし、プレイヤーも知っていた方が好ましい)」を記したものです。
 
 この種のセクションは、他システムのルールブックでもみられますが。「原則的な考え方」であるからには、「例外も起こり得る」わけです。
 そして「例外への対処法の考え方」も、基本的には、「まえがき」や「概論」の類を踏まえて考えていくことになります。
 
 従って「まえがき」や「概論」には、一読しただけでは一見矛盾してるように思える箇所もなくはない。
 
 それに、「ゴーストハンター」の場合、どちらも条項文形式になっていません。箇条書きの箇所すら見当たらない。
 文脈を踏まえた解釈をしていかないといけないん性質の記述なんです。
 
 アタシも、論述の都合上、ルールブックから一部引用をして論拠にしていますが。
 厳密に言えば、「まえがき」や「概論」は一言一句を切り出し、部分的な意味を根拠にプレイやマスタリングの是非を問える性質のルールではありません。
 文脈をおさえたうえで、関連セクションの記述と相互参照しながら解釈していく必要があります。
 
 どちらかと言えば、シナリオ・メイクやマスタリングの指針であり、個別ルールセクションでのルール解釈に迷った場合に、参照するような使い方が想定されているはずです。
 
 自分では、該当箇所からの引用をしても、「原則的な考え方」を抽出したうえで、論拠にするよう、勤めてるつもりですけど。論述が不充分なこともあったかもしれません。
  
 もう一つ、注意すべき点は、一般に、ルールブックの記述は、キャンペーン・プレイを前提にした記述になってる、ってことです。「ゴーストハンター」旧版もそうなってると思います。
 成長処理を組み込んでシステム化されているルールの場合、キャンペーン・プレイを前提にした記述にならざるを得ないんですね。
 
【キャンペーン・プレイでの対処とコンベンション・セッション】
 個人的な意見ですけど、キャンペーン・プレイなら、PCAは、物語内での<心霊調査機関>への所属資格を疑っても構わないと思います。
 ルールでは許容になってる限りは、物語外でPCの資格を問うことはすべきではない、と考えています。
 意味がわかりづらいかもしれませんね。
 
 こういうことです。
 今回のカントさんのように、PCAの言動に不審感を覚えるプレイヤーが出た場合を仮定します。
 スマートな対処法の一つは、キャンペーンの次の回で、GMがPCAの問題に特化したシナリオを組んでプレイすることなんです。
 
 PCAが、また金銭欲を動機付けにして、不審感を招く類の行動をとればとるほど、恐怖判定などを、たくさん受けるようなシナリオを用意します。発狂まで想定して構いませんし、後遺症の内容を工夫してもいいでしょう。
 
 そして<心霊調査機関>のNPCが、セッション冒頭、PCAに「仲間のゴーストハンターの間に、君が信頼できない、という批判がある。そこで<心霊調査機関>としては、今回の調査(ミッション)を君が率先して解決してくれなければ、機関から除名せざるを得ない」と告げるんです。
 もし、プレイヤーから質問があれば、この場合の物語内での機関からの除名は、キャラクターのNPC化を意味する、と伝えます。
 
 最初のセッションで<心霊調査機関>の設定を使っていない場合は、前記冒頭のNPCの台詞は伝えず、「フリーのゴーストハンターだった君たちのグループに、<心霊調査機関>からの依頼が舞い込んだ」として同じシナリオをやってしまえばいいでしょう。
 
 もちろん、こんな対処は、コンベンションの単発セッションではおこなえません。

 だからこそ、コンベGMは、危険がありそうなシナリオでは、冒頭にキャラクターシートを普段よりきつめにチェックし、必用に応じてPCの動機面など設定を制限してくべきなんですが。
2004年02月16日:21時14分16秒
Re:再説:事例セッション検討 / カント

>鍼原神無さん
>そんなこと、今さらアタシに聞いたって、わかるわけないではないですか(苦笑)。
>だって、実際に、セッションに参加したカントさんだって、黒魔術師が倒されるべきラスボスか、
>確証を掴めてないのですから。
書き方が悪かったですかね。黒魔術師がしてる事ってラスボスかは別にして奇怪なホラーなのは確かじゃない
ですか、それでそのホラーを手伝う人ってゴーストハンター失格なんじゃないかってことです
ラスボスじゃないホラーなら放っておいても良いとか?

 後の文章は一々ご尤もです。私が狭量でした。
憶測の混じった文章失礼しました
セッション終了後の話し合いや経験点配布も重要ですね

2004年02月16日:12時34分28秒
再説:事例セッション検討 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>カントさんへ

【再説:事例セッション検討】
>鍼原神無さんはAさんがルールブック通りゴースト(心霊現象)に対して【悪影響を及ぼさないように対処】して【奇怪なホラーの原因を断ち切ろうとした】と思いますか?
 そんなこと、今さらアタシに聞いたって、わかるわけないではないですか(苦笑)。
 だって、実際に、セッションに参加したカントさんだって、黒魔術師が倒されるべきラスボスか、確証を掴めてないのですから。
 
 つまり「断ち切るべきホラーの源」が黒魔術師なのかどうかも、それ以外のどこかにあるのかどうか、カントさんも未確認なわけです。
 
 それなのに、セッションに参加してない人間に、Aさんのプレイがどうだったと思うか? なんて質問するのは、おかしいです。

 それに、この質問についてアタシが言えることは、すでに書いているの、カントさんも読んでいるはずです(レスもらってますから)。
 話を蒸し返すな、とは言いませんが、少なくとも、前の書込みを踏まえた論旨でお願いします。
 
 要点だけ再説しておきます。
 解決すべき問題が何か、確証を掴めていないで戦闘をおこなえば、そっちの方が暴走だ、ってシナリオもあれば、単純に初期ミッションさえ達成すればオッケーだって、シナリオもあります。
 その辺は、GMに委ねられている許容幅があります。
 
 カントさんは>ルールブック通り〜、って型で疑問を組み立ててますけど。
 プレイヤーがシステム推賞通りの遊び方をしなくてはいけない、なんてことがないのと同様。GMだって、いつもいつもシステム推賞通りのシナリオしか作ってはいけない、なんて決まりもありません。

 ですから、質問箇所のAさんのプレイがどうだったかって判断は、シナリオの狙いがわからなければ、公正な断定することはできません。

 ルールからだけ判断しようとしてもだめなんです。

 アタシだけではなく、GMさん以外の誰にも断定はできないんです。

 それから、何度も繰り返し書いていることですが、カントさんの証言からだけでは、GMさんのシナリオの中味について、いろいろな可能性が考えられますので。
 アタシは、GMさんのシナリオについては、今の証言ではとても断定判断はできません。

 特に、この場にGMさんは参加されていませんから、一方的な欠席裁判になるような断定はしません。
 
 ですから、今回の質問はアタシにしても無駄な質問だったんです。
 
 それだけでなく、カントさんの今回の質問は、セッション展開に納得がいかなかった、っていうカントさんの不満を解消するためにも、役にたたないものです。
 
 以前、はっきり書いて指摘しましたように。
 「断ち切るべきホラーの原因がどこにあるか」確証を掴めなかったのは、AさんもカントさんもGMさんも含めた卓の共同責任、です。
 
 この件は、関連のやりとりの最初にすでに出されていた指摘とも関連してるはずでしょう。
 >GMもPLも誰一人「今日遊ぶGHの“世界観”」を共有しようとしなかったのが、しいて言えば失敗の原因かと。
 
 ですから、Aさんのプレイだけを追求してみても、問題の解消にはつながりません。

 検討方針の考え方を変えなければだめです。
 
 カントさんは、もっとシステムの推賞と許容幅について考えた方がいいと思います。
 アタシはこれまで、カントさんの最初の質問の内「私が狭量なのでしょうか?」について、あえてコメントを避けていましたが。
 どうしても言及しないといけないみたいです。
 
 カントさんの投稿には、狭量さを感じさせる箇所が散見されています。
 けれど、思うに、これらは意図的なものではなく、自覚がないまま、結果的に狭量な発言をしちゃってるのだろう、と思えます。

 TRPGの遊び方に対するイメージが、ちょっと狭いのは確かなようです。
 
 システムの許容幅、ってことを考えずに、これまでのまま遊んでいったら、実際に狭量になってしまう危険が割りとあると思います。
 
【その他】
>「GMが止めなかったからGMはOKした」と言うことになっちゃいますかね?
 またまた前書いたことですが、そんな単純なお話はしていません。

 GMさんには、大嘘のプレイをロールプレイのやりとりだけで、失敗にする選択肢だってありました。
 
 GMには、その程度の裁量権はあるんです。
 
 GMさんはその選択肢を選ばなかった、って事実があるんですから。
 事実の前には、「GMは何も言わなかっただけです」なんてのは、根拠薄弱な憶断にしかなりません。
 
 なぜ、根拠薄弱と言えるかというと、GMさんは「今日のセッションは経験点は満点ではない」と通達もしていませんし、カントさんもGMさんの真意を確認していないからです。
 ですから、GMさんが実際は何を考えていたにしろ、セッションとしてはOKになったと判断しなくてはいけません。
 GMには、その程度の責任もあるんです。
 
 カントさんは、あまり、マスタリングって役割を、軽視しない方がいいと思います。
 
 ただし、これも前書いていますが、セッション後に「今日のセッションに経験点を出すとしたらコレコレ」です、と言った類のアナウンスをしなかった件は、GMさんがやるべきことでした。
 カントさんもセッション後に聞いてもよかったんです「今日のセッションは経験点だとどんなふうですか?」って。
 
>警察の方は私も大してアテにしてませんでした。ダメでもともとってトコです
 自分のプレイなのに、投げやりな感じのコメントと思います。
 
 こんなに何度もくり返して不満を投稿するほど、セッション展開に納得がいかなかったのなら、警察がちゃんと動くようなプレイを工夫すればよかったではないですか。
 
 マスタリングは順当、、、そうですね、確かに工夫が足りていないプレイを、NGにするのは順当ではあるでしょう。
 けれど、もしGMさんが展開に不満だったら、少しは警官に興味を示させるマスタリングだってできますよ。

 GMにはその程度の演出だって許されてますら。
 
 それよりアタシに不思議なのは、カントさんが、多分もう会わないだろう人のプレイ追求ばかりを優先して、ご自分のプレイについて、改善の余地など検討しようとしないのはなぜか? ってことです。

 後者の検討の方がはるかに建設的なはずです。
 もっといろんな可能性を考えて、いろいろ工夫してった方が、きっと、楽しく遊べるはずですから。
 
>GMが仲介するのは難しそうでしたよ。
 これは印象論ですね。仲介が難しかったかどうかは、GMさんにしかわからないことですから。

 仮に実際、難しかった状況だったとしても、GMさんが何も働きかけなかったと言うのは、とても不思議なことです。
 
 カントさん、この場に参加していないGMさんについて、印象論を根拠にして、失礼なことを繰り返し書いてると、気づいてください。
 「GMさんは、司会責任を果たそうともしていませんでした」と示唆してる型になっていますから。感心しません。
 
>Aさんが「私のキャラクターはそういう性格と性質なんです、職業的倫理感も無い人なんです」と、さも今考えた様に言って終わりそうです。
 また、憶測になっています。
 憶測を根拠にしても、意味のある検討はできません。
 
 カントさんの言うように終わっていたかもしれませんし、カントさんの憶測のようなことは言われなかったかもしれません。
 セッション現場で、きちんとプレイ意図を質問していればよかっただけのことです。
 
 はじめから「僕のPCはヒロイックな路線でいきます、あなたのPCはどんな感じですか?」的な、コミュニケーションをとるようしていればもっとよかったです。
 
 どっちの手法でも、少なくとも、後から憶測を根拠にした批判を繰り広げるようなことは、しないですんだでしょう。それだけでも建設的です。
 
 あるいは、セッション後にGMさんにAさんのプレイについての疑問を聞いてもらうだけでもよかったんです。
 GMさんが、カントさんと同じような評価を持っているととも限りませんから。
#ただし「疑問を聞いてもらう」は「不満をぶつける」とは違いますから、気をつけて。
 
 とは言っても、コンベンションで会ったGMさんを、今から探し出して、当日聞くべきだったことを聞くなんて不可能でしょう。
 
 ならば、印象論や憶測は切り捨て、まず、確実な事実(人によって意見の変わらない事柄)だけに絞って、再検討することをお勧めします。
 
 予断を捨てて、絞り込んだ事実だけを組み合わせて、あり得たかもしれない展開のいろんな可能性を考えていくんです。
 TRPGセッション中にもやってるはずの検討ですから、できないはずはありません。
 できるだけ方向性の違う展開を想定して(予断を捨てるってそういうことです)から、想定を相互に比較してくことをお勧めします。

 あるいは、Aさんにしろ誰にしろ、未確認の他人の意図を憶測するときは、断定をせずに、複数の意図を可能性として考慮してみる。(予断を捨てるためのもう一つの方法です)
 その上で、一番肯定的に判断できる解釈だけで、セッションを再評価してみる。
 
 こうした検討をしていけば、次に同じようなトラブルに立ち会ったときに、今回よりは、余裕を持って対処できるようになるでしょうから。とても建設的です。
2004年02月16日:00時31分35秒
Re:コンベセッションでのインタラクション、他 / カント

>鍼原神無さん

> GMには司会責任があるので。
> もし、カントさんが抱いてる不満の性格を理解していたら、プレイヤー間の話あいを仲介し、
>必用に応じて司会するところです。
GMが仲介するのは難しそうでしたよ。
Aさんが「私のキャラクターはそういう性格と性質なんです、職業的倫理感も無い人なんです」
と、さも今考えた様に言って終わりそうです。

>一応、今回は、あちらでも、これまでの話の流れを前提にした話題と考えてレスしておきましたが。
> 基本的には、同じような話題を、複数掲示板で同時並行展開することは、アタシは感心しません。
確かに、ではこちらに書きます。どうもすみません

ゴーストハンター雑談所より

> GMさんのマスタリングで、黒魔術師を警察に通報するプレイングの結果がNGだったこと、
まず警察の方は私も大してアテにしてませんでした。ダメでもともとってトコです
警察に言って何とかなるならゴーストハンターは要らないし
GMがNGにしたのは順当なトコです

>黒魔術師を見逃そうとするミッション解決のプレイがOKだったこと、この2点から考えると。
黒魔術師を見逃そうとするミッション解決のプレイがOKだったかは判断つきませんよ
GMは何も言わなかっただけです。Aさんの意外過ぎるプレイに困惑してただけかもしれません
て言うか私は思いっきり困惑しました。
【奇怪なホラーの原因を断ち切ろうとする】ゴーストハンターなら黒魔術師をどうにかするんじゃないですか?
「GMが止めなかったからGMはOKした」と言うことになっちゃいますかね?

>カントさんの体験したセッションでは、「セッションで解決すべき問題」=「断ち切るべきホラーの原因」
>は、黒魔術師とは別のところにあったんじゃないんですか?
はっきり言いましょう。黒魔術師と対決した時点では奇怪なホラーらしきモノは黒魔術師のしてる事しか
有りませんでした。他にそんなモノが有ったらちゃんと書きますよ。
他には強いて言うならAさんの守護霊位です
勿論、絶対にGMが異界のモンスター等を用意してなかったとは言いませんが。

 鍼原神無さんはAさんがルールブック通りゴースト(心霊現象)に対して【悪影響を及ぼさないように対処】
して【奇怪なホラーの原因を断ち切ろうとした】と思いますか?

2004年02月15日:04時30分38秒
コンベセッションでのインタラクション、他 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>カントさんへ
【コンベセッションでのインタラクションについて】
>> 今でもアタシが不思議なのは、カントさんは「僕のPCはヒロイック路線なんだ」的なアピールを
>>しなかったらしいことです。
>そういうのは考えもしませんでしたね

 それでしたら、次から、コンベンションで、セッションをするときは、はじめから考えるべきですね。
PC紹介のときから、言っていくべきです。
 
 サークルなど、カジュアルな環境では、言う必要がない、ってプレイスタイルがあるのは理解できますが。
 コンベンションは、いろんなプレイスタイルの人が集まることが前提の場ですから、言っていくべきです。
 
 一例「僕のPCは崇高な使命感でゴーストハンターになったタイプですから、ヒロイックな路線のキャラとしてやろうと思います」とか、こんな感じでしょうね。
 
>「人並みの倫理感又は道徳感持ってりゃゴーストハンターになった動機が何であれ止めるだろ」
 コンベンションは、いろんなプレイスタイルの人が集まることが前提の場ですから。「ゴーストハンター」旧版の場合は、PCにそうは考えさせない人がいても不思議ではありません。

 そういう可能性も、考えてプレイするとワールドの奥行き感が出ますから、面白いはずと思います。
 
 不審があったら、プレイヤー間でのプレイ意図質問を、セッション進行を阻害しない程度の手短さで差し挟んでいくといいでしょう。
 あくまで質問なので、詰問にはとられない言葉使いなどが大事です。

 そういうことを工夫するのも、コミュニケーションを活用して遊ぶTRPGのテクの内です。
 
>小説に出てくるモーガンやビンセントだって多分止めると思う
 アタシだけの意見でなく、よく言われることですけど。
 小説版のキャラは、単なるイメージソースに留めて、プレイの指針にはしない方がいいです。

 理由を挙げていくと、また長くなりますから。今、ここでは、よく言われること、として書くに留めておきます。
 
>プレイヤーレベルでは私もCさんもGMも何もしませんでしたね
 それは、マスタリングとして、ともて奇妙に聞こえます。

 GMには司会責任があるので。
 もし、カントさんが抱いてる不満の性格を理解していたら、プレイヤー間の話あいを仲介し、必用に応じて司会するところです。
 
【掲示板利用の仕方について】
>ルールブックのまえがきに面白い事が書いてあるのを見つけましたがGH雑談所に書いときますね
 先に見ています。

 一応、今回は、あちらでも、これまでの話の流れを前提にした話題と考えてレスしておきましたが。
 基本的には、同じような話題を、複数掲示板で同時並行展開することは、アタシは感心しません。
 
 以前の話題意移動は、こちらの掲示板でするには、個別ルールに突っ込み過ぎたためですから。スポット移動と考えられませんか?
 
 あちらで話題を展開させるのは構いませんが。
 一例、明確に、個別事例から離れた話題にするなど、何か、話題の範囲と方向性を、掲示板ごとに明確に示してほしいです。
 
 そうしてもらえないと、また、スポット移動する必要が生じたとき、アタシはあちらの掲示板使いづらいですから。
 あるいは、こちらの掲示板での話題にはいったんくぎりをつけて、あちらに移行させるという手もあります。
2004年02月15日:02時46分17秒
私が挙げた事例について捕捉(大した内容でもないけど) / カント

>鍼原神無さん
> 今でもアタシが不思議なのは、カントさんは「僕のPCはヒロイック路線なんだ」的なアピールを
>しなかったらしいことです。
そういうのは考えもしませんでしたね
「人並みの倫理感又は道徳感持ってりゃゴーストハンターになった動機が何であれ止めるだろ」て
PCレベルでの議論になってましたから。
小説に出てくるモーガンやビンセントだって多分止めると思う

>やりとりの間、数回「こうすればよかったと思う」と書いているので、類したことをしてたなら、
>教えてもらえたように思います。
プレイヤーレベルでは私もCさんもGMも何もしませんでしたね
キャラクターレベルでのCさんの「もし利用される死体があなた達と生前親しい人だったら
どうするんですか?」は素晴らしい説得と思いましたがAさんの返事は私にいろんな意味で
衝撃を与えました。「ポリシー無いのか?」と言おうか迷いました。

PS:ルールブックのまえがきに面白い事が書いてあるのを見つけましたがGH雑談所に書いときますね

アキトさん
>>それに、カントさんが問題視しているプレイについて、GMさんとしてはどう評価してたか、ってお話も、
>>まだ言及されてません。これ重要ポイントなはずで、個人的には、これからの話題ではないかと期待しています。
>ええ、ボクもGMの振る舞いは重要な情報と考えます。当然ながら情報が追加された場合には、切り分け
>て再度考えるつもりでいます。
GMがAさんにどういう評価を下してたのかは判りません。セッション終了後聞けば良かったですね。
2004年02月13日:23時05分54秒
【プレイスタイル関連】してはいけないプレイ(?)とインタラクション / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
【関連のやりとりについて】
>アキトくんへ
アキトくんWrote>ボクの最初の投稿は「事例のプレイに対して即時口頭での告発を行うことの是非」について扱ったのですが、どうでしょーか。
 なにについて「どうでしょーか?」とお尋ねか、判断に迷うので。アタシなりのお返事になります。
 
 アキトくんの最初の投稿は「コンベンションでしてはいけないプレイスタイル」ではないか? という問いに関連する事例プレイの評価、断定には至っていないと思います。

 きちんとした読解論証は、細かなお話になるので、一例、ポイントだけ挙げると、、、
>以下の点で「それは〔TPO規範への抵触が〕軽度じゃないんではー」と判断した
 ここは、断定を微妙に回避してる、と読めます。

 換言すれば、「抵触は軽度ではないのではないかと判断できます」ですから、「軽度とは言えない可能性が判断されます」とかそういう含みですね。
 
 しかし、次の投稿では、例えば「責任回避的なキャラクターを使用している」という評価の根拠を挙げる形式の論証が列挙されていて、仮定検討という枠が見当たりません。
 
 後、読み直して気づいたんですけど。
 多分、当時は、アキトくん自身がせっかく当事者にセッションが準拠したルールの版を問い合わせた(最初の投稿)のだから、断定はその返答を待ってからにした方がいい、的な考えも持ってた気がします。
 
 この件は、先に記した時機尚早判断(アタシの方の判断)と別性質の「先走り」で、当時アタシの内でも両者は不分明だったようです。
 アタシの投稿で、具体的に「ルールの版についての証言を少し待ってみては?」とか書けばよかったでしょう。
 
 アタシとしては、「コンベンションでしてはいけないプレイスタイル」かどうかの断定判断には、GMさんのマスタリングに関する情報が不可欠と思っていたので。
 そっち関係でいろんな想定パターンを脳内シミュレートするのに手いっぱいだったと思います。
 
【してはいけないプレイ(?)とインタラクション】
 今でもアタシが不思議なのは、カントさんは「僕のPCはヒロイック路線なんだ」的なアピールをしなかったらしいことです。
 
 やりとりの間、数回「こうすればよかったと思う」と書いているので、類したことをしてたなら、教えてもらえたように思います。
 読み落とされているかもしれないので、断定はしませんが。
 
 それにこの関連でも、マスタリングは不思議なんですね。
 
カンナWrote>いろいろな検討・確認をすっとばして、現段階でカントさんが挙げられてる事例に推測を交えつつ「してはいけないプレイ」を抽出するのは賛成しかねます。(うまくプレイできる可能性もあったように思えるからです)
、、、の「うまくプレイできる可能性」は、何もAさんのプレイのことだけを限定して考えてたわけではないんです。
 
 仮定の話、同卓からのアピールや、GMからの調整指示があったにも関わらず、プレイヤーが応じようとしなかった、って証言が出れば、あまりためらわず、「聞く限りでは『してはいけない』振る舞いですし、プレイと思われます」、と断定できます。
 
 可能性の問題ではあますが、、、
 あって当然のインタラクション(相互に影響しあうやりとり)が充分なら、トラブルに至らなかった可能性があるプレイを、コンベンションでしてはいけないプレイと断定することはできないはず、と考えます。
 
 環境に応じたインタラクションがなく、うまくいくセッションをイメージしている人がいるとしたら、それもまた、普段のセッション環境での内輪の常識が、そのままコンベンションで通用することを期待した意識の一種と思われます。
 
 アタシが思うには、普段のプレイ環境での(ルール許容ではあっても)偏りのあるプレイがそのままの型で受入れらるだろうって期待と、そう変わらない意識だと思います。
2004年02月13日:00時59分13秒
プレイの幅を広げることを望まない人も居る / アキト

≫第百武蔵丸さん

>まぁ、アキトさんがそういうことを望まない人だと言うのは理解しました。

 あー、一部書き方が悪かったので誤解があるようですが、ボクは卓の状況が許すのであれば、プレイの幅を広げようと何をしようと構いませんよー。ただ卓の状況が不明な状態では、大人しくプレイするのを好むし、コンベンションで卓の状況が明らかになるのはGM紹介が明確だったり、セッションが進んでからだろー、というだけであります。

>ただ、残念な事にアキトさんと異なる考え方(コンベンションで「プレイの幅」を広げたい、コンベンションでいままでやってないのを試してみたい等)の人も居られるわけで、そういう風な人と出会う可能性があるのもコンベンションであったりします。また状況によっては、あえてやる必要が有る時もありますね。その場合、即座にその事に関して否定しますか?

 ええ、もちろんプレイの幅を広げようとする人がいることも理解しておりますし、実際にそういう人と出会うことはありますです。だから、そういう人に遭遇した場合も、状況が許すのであればそのままセッションを遊びます。状況が許さないのであれば、適宜対処します。


2004年02月13日:00時42分25秒
【プレイスタイル関連】Re:推奨外の取扱いについて、他 / アキト

≫鍼原神無さん

 どもども。簡単にレスします。

>件名、失敗とのことですので。アタシのレスへの応答をいただけたものと考えてみます。ので、アタシも単純にレスを。

 あ、そのとーりです。レスさんくす。

>当初から「問題のプレイが、コンベンションではおこなうべきでないプレイスタイルにあたるのではないか?」という判断が、掲示板利用者に問われたように受け止められました。今、読み返してみても、そのように読めます。

 そうですね。カントさんの最初の書き込みの件名や末尾を見るに「事例のプレイを問題プレイと捉えることの是非」についての話であったと考えています。

 ただ、ボクの最初の投稿は「事例のプレイに対して即時口頭での告発を行うことの是非」について扱ったのですが、どうでしょーか。

# もちろん、その是非の判断の一部にプレイスタイルについての価値判断が含まれているのは承知していますが。

>アタシとしては、コンベンションでのプレイの妥当性検討で、ルールで許容されたプレイの禁止が、たとえ可能性でも「べき論」から検討される場合、それは重大な検討と考えています。

 鍼原さんもいってますが、最終的な判断はGMが行うことと考えます。なので、この場合は「禁止」というよりも「自粛」と呼ぶのが適切だと思います。

 そして自粛内容は卓が許す限りは緩和されるものでしょーし、「重大」とまで考えてません。

>そこで、「セッションでの禁止にあたるか」かどうか、判断材料となる情報を聞き取るやりとりを優先し、「重大な抵触がある」とのアキトくん意見に異を唱え、議論化することは避けたつもりでした。

 はい、鍼原さんが判断材料とおなる情報の聞き取りを優先したことについては理解しております。

>しかし、「好ましい」からと言って、ルールで許容なプレイをコンベンションで禁止する意見が唱えられることには反対です。「好ましい」という理由で、GM以外が他人に要求する意見にも反対です。期待や、相談、お願いなら理解できます。

 ボクもルールで許容なプレイをコンベンションにおいて禁止するという意見には反対の立場をとります。

 ルールで許容なプレイであっても推奨外でありGMが想定していないようであれば自粛を行う。他のプレイヤーがGMの許可を踏まえずに推奨外の行動を重ねるなどして不快に感じるようであれば、(避けたほうがGMにとって良いとはいえ)それに異議を申し立てるのは構わない。

 …というのがボクの意見です。もちろん同時に、GMや卓が許すのであれば、推奨外のものもルールの許容限度まで随時採択されるということも含みます。

>前記引用の行動指針をプレイヤーに要求するなら、セッション本編開始前、遅くとも、PC紹介の時点までに、GMあるいはイベント主催者サイドが、そのように伝えるべきだ、というのがアタシの考えです。

 他者に対して要求するつもりはありません。ま、鍼原さんの言葉を使えば「期待」はしますし、状況(卓の面子など)によっては「お願い」や「相談」をすることはあるでしょうが。

>それから、一連の話題の場合、「ゴーストハンター」での推賞行動とは何か? という問題もありました。

 当初『ゴーストハンター02』であると推定して、手許のルールブックを参照して書き込みを行っておったのですよ。こちらだと掲載リプレイで「PCの所属するGH協会は正義の味方」といった類の発言が出ておったので、そういった路線で書いておりました。

# 旧版とわかった後は、旧版ルールブックは手許にない関係上、判断不能になっており困っております。どーしたもんやら。

 といったところです。


2004年02月12日:19時39分43秒
【プレイスタイル関連】推奨外の取扱いについて、他 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>アキトくんへ
 どーもです。
 件名、失敗とのことですので。アタシのレスへの応答をいただけたものと考えてみます。
 ので、アタシも単純にレスを。
 
このレスは先走りであるか
 まず、一連のやりとりの話題の焦点について、アキトくんは、、、
>プレイヤーとしてどのように行動するのが無難であるか、というテクニックについて話を行っていると考え、
 、、ていたそうですが。アタシの方では、、、
 
 当初から「問題のプレイが、コンベンションではおこなうべきでないプレイスタイルにあたるのではないか?」という判断が、掲示板利用者に問われたように受け止められました。
 今、読み返してみても、そのように読めます。
 
 アタシとしては、コンベンションでのプレイの妥当性検討で、ルールで許容されたプレイの禁止が、たとえ可能性でも「べき論」から検討される場合、それは重大な検討と考えています。
 ですから、今回の事例に限らず、類似の話題がやりとりされる場合、情報に見合った断定しかすべきではないし、情報不足なら判断保留にすべきだ、と考えてます。
 
 そうした考えからは、一連の話題に関しては、話題の重要性を鑑み、、、
>事例についての情報が追加された場合は、その情報を含めた判断を再度行えば良く、時期尚早ではないと考えます。
 、、、には賛同できません。

 ほかの性質の話題でしたら、賛同した場合もあるでしょう。
 
 アタシには、あの時点では、「重大な抵触がある」との断定は不可能と思えたわけですが。
 そこで、「セッションでの禁止にあたるか」かどうか、判断材料となる情報を聞き取るやりとりを優先し、「重大な抵触がある」とのアキトくん意見に異を唱え、議論化することは避けたつもりでした。
 
 そうした事情で、あの時点ではアタシの意見(断定不能)をあなたに押しつめぬようにするつもりで、「先走りすぎではないでょうか?」と疑問形で書きました。
 
●コンベンションにおける推奨外の取扱い
>推奨外の行動は「GMが立卓前に言及していない限りは原則回避,事前にGMへ指針を示して許諾を受けた場合は例外的に許容」ぐらいで臨むのが好ましいと考えます。つまり、コンベンションにおいては原則、推奨外は逆推奨であると考えて行動するのが好ましい
 まず>コンベンションにおいては原則、推奨外は逆推奨であると考えて行動するのが好ましいについて。
 
 アタシは、「好ましい」と考える意見自体には、特に意見はありません。
 それは、コンベンションでも、ルール許容でエッジィなプレイを追求するのと同等に、個々人の趣味の問題ですから。
 
 しかし、「好ましい」からと言って、ルールで許容なプレイをコンベンションで禁止する意見が唱えられることには反対です。「好ましい」という理由で、GM以外が他人に要求する意見にも反対です。期待や、相談、お願いなら理解できます。
 もちろん、「エッジィなプレイ」を、GM以外が他人に要求する意見にも同等に反対です。
  
 前記引用の行動指針をプレイヤーに要求するなら、セッション本編開始前、遅くとも、PC紹介の時点までに、GMあるいはイベント主催者サイドが、そのように伝えるべきだ、というのがアタシの考えです。

 根拠は、まず、推賞以外の行動でもルールで許容ならば、それを規制できるのはGMのみである。(プレイヤー間でも調整を目的にした相談などを働きかけることはできるが)というTRPGの原則です。
 
 次の根拠は、コンベンションは、一般的に言って様々なプレイスタイルの方が集まる場だ、という前提的認識です。(必ずしもアタシだけの意見ではありません)
 
 それから、一連の話題の場合、「ゴーストハンター」での推賞行動とは何か? という問題もありました。
 ルールブックを根拠に、ゴーストハンターPC固有の推賞行動として、第一に言えることは、「普通人なら身もすくむような恐怖に対し、PCを踏みとどまらせる」です。
 
 やりとりで、当初から主張が散見された、「PCのモラル」の関係は、システムの推賞と言うよりは、「キラクター・メイクをGMと相談して完成させる」旨、ルールに記されたGMの裁量権範疇のことです。主に、動機設定を介した間接コントロールの問題ではありますが。
 GMと相談しながらキャラメイクするよう、ルールに明記されていることは重視されるべきでしょう。
 
●問題とされる事例を解消する方法について
>トラブルシューティングについては、別の話題として切り分けないと混迷するように考えています。
 なるほど。
 そうかもしれません。
 
 既述のように、初期にカントさんから提供された情報では、問題のプレイの「コンベンションでのプレイスタイルの禁止まで含めた妥当性検討」に断定判断を下すには不充分だったと考えていたわけですが。
 
 単に情報を聞き出そうとするようなレスは、尋問風に受け止められかねられないと懸念。
 トラブル・シューティングの話題も織り交ぜたやりとりにて、少しずつセッションに関する情報をお聞きするよう勤めたつもりです。
 
 尋問風に聞こえかねないやりとりを避けるにしても、他の路線もあったかもしれませんけれど。
 断定を回避し、かつ、個別セッションの具体的な話題からも離れず、となると、ちょっと別手法は思いつきませんでした。
2004年02月12日:19時08分47秒
【プレイスタイル関連】 / 第百武蔵丸
>2004年02月01日:20時20分31秒 Re:コンベンションでしてはいけないプレイスタイル? / アキト

取り合えず、亀レスになりますが一部返答しておきます。
>そうですね。「高度なプレイングを自分に課す」こと自体は別に悪いこととは考えてません。ただ、コンベンションは参加者が環境の予測が困難なので、チャレンジングなプレイを行うのは不適当だと考えます。そういったものは、サークルなり身内なりの、カジュアルな環境でやるべきでしょう。
>うーん、ボクはコンベンションで「プレイの幅」を広げることはあまり望まないので、それらは重視されないのですよ。面識の少ないメンバーと、ごく普通にTRPGをプレイすれば、それで十二分に楽しくて刺激的じゃないですか。

まぁ、アキトさんがそういうことを望まない人だと言うのは理解しました。
そして、アキトさんがそういう風な考えをお持ちなのも理解しました。ただ、残念な事にアキトさんと異なる考え方(コンベンションで「プレイの幅」を広げたい、コンベンションでいままでやってないのを試してみたい等)の人も居られるわけで、そういう風な人と出会う可能性があるのもコンベンションであったりします。また状況によっては、あえてやる必要が有る時もありますね。その場合、即座にその事に関して否定しますか?
それにあえて付け加えますが、元もとの事例において明らかに不快を表明しているのは、事例を書いた本人だけ(PL4人、GM1人で肯定2人、否定1人、不明2人)です。しかも、本人は直接発言する機会があったにも関わらず(プレイ後に本人が不快に思った相手は、プレイについての説明をして理解を求めています)、それを行っていないようでもありますので、本人がどのようにしたかったのか?実際にそのプレイが万人に対して許容できない位のプレイなのか(実際に許容できないのは本人のみじゃないのか)?一概に言いかねます。

>ボクの場合では「社会秩序を重視し、善良な振舞いを旨とする」ひいては「ゴーストハンターとしての業界ルール─カタギの衆には迷惑をかけない─を重視し、絵札カードの融通などで恩義のある仲間を裏切らない」というぐらいのイメージです。
どこまで、業界が成立しているのか疑問ではありますが、ゲームにおいて求められているPC像があるとは思いますし、そういうのは守るべきだと思いますが、この事例において、アキトさんが言われる様なもののみが求められるPC像とは言えないと思っていますので、アキトさん個人がそうするなら止めませんが、他人にもそうでなければいけないと言い出すようなら止めに入るかもしれませんね。

>これは前述の「絵札カードの融通などで恩義のある仲間を裏切らない」をホームポジションとして考えています。そこから「黒魔術師に共感を持つ」というのであれば、一足飛びにその味方をするのではなく「どちらにも味方しない」というワンクッションを置くことで、セッション崩壊の確率を抑えるのが肝要だと思うのですけどね。
逆に共感を持つ必要はないですが、一足飛びで敵対をせずに「即座に戦闘をしない」「共存(妥協)できる方法を探る」という考え方でワンクッションを置く事でもセッション崩壊の確率を下げることは可能ではないかと思います。

>「参加者全員が相互のプレイスタイルの格差を意識して、無難な出発点から徐々にすり合わせながら遊ぶ」
それも1つの答えかもしれませんね。
何度も書くようでくどくなりますが、人それぞれにおいて考え方があるわけで、アキトさんが答えと思っていることが答えではない(間違っている)と思っている人もいます。誰もが迷惑と考える事であるならば止めなければなりません。しかし、他の人が許容していて、自分のみが許容できない場合にどうしますか?自分が正しいと思っている事を主張する事が、強制等の不和を生むことになることもありますよ。
2004年02月12日:15時24分57秒
件名失敗 / アキト

 件名を追記した上で「書き込み内容確認」ボタンでなく、間違えて「上記の内容で登録する」ボタンを押してしまいました。申し訳ありません。


2004年02月12日:15時16分54秒
【プレイスタイル関連】 / アキト

 アキトです。「してはいけない」と「避けた方が無難(逆推賞)」「やってもいいけど注意深く」は違うに対する反応です。以下の2点について述べています。

■このレスは先走りであるか

≫鍼原神無さん

>えーっと、アキトくんの第百武蔵丸さんへのレス、少し話が先走りすぎではないでょうか?

 「先走り」というのは、これから提供事例の情報追加が予想されるのだから、その追加が出るまでAさんの行動(プレイ)について判断をするのは時期尚早である、といったコメントだととりました。

 しかし、私は事例についての情報が追加された場合は、その情報を含めた判断を再度行えば良く、時期尚早ではないと考えます。

 そもそも、プレイヤーとしてどのように行動するのが無難であるか、というテクニックについて話を行っていると考え、その観点からAさんの行動を自分の観点で評じました。

# ボクは「Aさん」や「Cさん」、「カントさん」といったプレイヤー諸氏およびGMを評価する意図はありません。

 カントさんが提供してくださった事例を、提供された範囲で評じて、「プレイヤーの立場での振る舞い方(コンベンションにおけるプレヤーとしてのテクニック)」を模索することを志向しています。

# また「GMの立場での振舞い方」については、別の話として切り分けるべきとも考えています。

>それに、カントさんが問題視しているプレイについて、GMさんとしてはどう評価してたか、ってお話も、まだ言及されてません。これ重要ポイントなはずで、個人的には、これからの話題ではないかと期待しています。

 ええ、ボクもGMの振る舞いは重要な情報と考えます。当然ながら情報が追加された場合には、切り分けて再度考えるつもりでいます。

# まったく別の事例、とまで言うと乱暴ですが。

■コンベンションにおける推奨外の取扱い

≫鍼原神無さん

>まず、他のシステム用の概念を類比的に引用しつつ論じるのはこの場合適切ではないと思います。仮に、ゴーストハンターで推賞されるキャラクタータイプが「ロウ/グッド」だと仮定しても、推賞されてないタイプのPCをプレイヤーが選択してはいけない、という不文律は言えません。

 別システムの概念流用については、混乱を招いたようなので、申し訳ありませんでした。一方、「推奨外が逆推奨でない」という件ですが、特に言及されてない場合に推奨外の行動を採るのは避けるべき行為だと思うのですが如何でしょうか。

 ボクは推奨外の行動は「GMが立卓前に言及していない限りは原則回避,事前にGMへ指針を示して許諾を受けた場合は例外的に許容」ぐらいで臨むのが好ましいと考えます。つまり、コンベンションにおいては原則、推奨外は逆推奨であると考えて行動するのが好ましいというわけです。

# 条件が許せば、例外的に推奨外を行うことも許容されると考えますが。

 そして、カントさんが提示した範囲内において、Aさんはこれを満たしておらず、その他の行動とあわせて重大な抵触があると判断しました。

■問題とされる事例を解消する方法について

≫鍼原神無さん

>同時に、もっと上手に意志疎通しながらやればうまくいった可能性もあったかも、とも思うんですね。

 たしかに、同じPC設定・面子であっても、うまくいく可能性はありえたと想像します。そのための方法としてGMに対する「提案」などがあるんでしょう。

# トラブルシューティングについては、別の話題として切り分けないと混迷するように考えています。。


2004年02月05日:19時44分58秒
[一般論]コンベ・セッションでの規範形性 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
アキトくんWrote>「コンベンションにおけるセッションの規範」と「一般論」というのは、類似概念と捉えてよいもんなんでしょーか?
 
 横レスにはあたらないと思うので、ちょっと。

 アタシが思うに、「〔コンベ・セッションでの〕一般論」と「コンベでのセッション規範の形成」とは、関連話題とみても特に無理はないと思います。
 
 [一般論]では、「コンベ・セッションでの摩擦を軽減してく方法」について、いろいろなシステム、シナリオの狙い、イベント主旨を考えても、それなりに汎用性のある、原則的な考え方って、線での話題を希望してますので。
 
 セッション規範形成の話題は、コンベ・セッションでこそ重要、とも言えるでしょう。
 サークルなどのカジュアル環境より難易度高いでしょうから。
 
 コンベでは、セッション時間が短い、相手の思考、指向、嗜好を掴みづらい、など、カジュアル環境での規範形性の考え方は、そのままでは通用しないはずと思われます。
 だからこそ、微妙だし、むずかしい、って主旨の指摘は、このところの話題でも散見されてると思います。

#規範形性にまつわる諸困難、コンベで対処できるなら、カジュアル環境恐るるに足らず、かもしれません。
2004年02月05日:19時33分01秒
コンベンション雑談所 LOG 025,026,027,028 / sf

以下の過去ログを切り出しました。

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