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Date: Mon, 22 Dec 2003 18:11:58 +0900 (JST)
From: ごんべ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 27069] [HA06L] キャラチャット『そして扉は開く』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <200312220911.SAA56028@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 27069
Web:	http://kataribe.com/HA/06/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27000/27069.html
2003年12月22日:18時11分57秒
Sub:[HA06L] キャラチャット『そして扉は開く』:
From:ごんべ
 ごんべです。
 珊瑚と陽が、ついに自分たちの素性を明かす……そして八方ふさがりだった
道が開けた話の、キャラチャットのログです。
 MOTOIさん、人物紹介のチェックよろしくです。
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キャラチャット『そして扉は開く』
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登場人物
--------
学天則3号(がくてんそく3ごう)
   :通称「珊瑚」。怜悧な美少女の姿をした少女型アンドロイド。
学天則4号(がくてんそく4ごう)
   :通称「陽」。悪ガキ風の外見の少年型アンドロイド。
榎愛菜美(えのき・まなみ)
   :元気で明るい素直な女の子。実はアンドロイド。
榎士郎(えのき・しろう)
   :愛菜美の「父親」。実はアンドロイド製作技術を持つ科学者。
気になる愛菜美
--------------
 愛菜美    :「……」
        :「普段気にしないようにといわれても、やっぱり気に
        :なっちゃう」
[Luna]   # 今日は会えるのでしょうか
[MOTOI]   # どうでしょうか
      # まあ無理やり引っ張り出すわけにも行きませんし
[Luna]   # うむ
[gombe]   # む
[gombe]   # んでは続き。
[MOTOI]   # いきますか。
徘徊する陽
----------
 陽      :「……」(時折辺りを見回しながら一人で歩いている)
[gombe]   # わりと市内の人通りの多い通り。
 愛菜美    :「……! (いたーっ!)」
        :(どたどたどた)
 陽      :「……?」
[gombe]   # さすがに聞こえるかも知れず(w >足音
 愛菜美    :「陽くん、こんにちは」(笑顔で
 陽      :「ああ、愛菜美か」(あっけらかんとした感じで)
[gombe]   # まだ愛想は覚えてないかも知れない。
 愛菜美    :「あれ? 珊瑚ちゃんは?」
 陽      :「ああ、珊瑚か」
        :「最近は、あまり出歩いてないな」
[MOTOI]   # うーん、どうやって誘導するかなぁ
      # 普通に「遊びに……」だと断られそうだし
[gombe]   # ちなみに、人の流れに目をやりながら目で追っている風なのが
       わかりますね
 愛菜美    :「……誰か捜してるの?」
 陽      :「ん? ああ、女を捜してる」
        :「珊瑚じゃないぞ?」
 愛菜美    :「じゃ、誰を?」
 陽      :「ん……写真で見た女でさ」
[gombe]   # ちなみに写真らしきものは持ってない
 愛菜美    :「(もしかして、お母さんでも捜してるのかなぁ)」
[Luna]   # 誰だろ
[gombe]   # ちなみに、写真の女とは民子さんです。
       (※モナリザ2号)
[Luna]   # ほぉ
 前野氏の調査結果で、創り主ドクター・クレイとの関わりが深いと
目されたキャラクターです。
 参照: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26900/26998.html
 陽      :「知らないか?……ああ、わからないよな」
 愛菜美    :「写真見てないしねぇ」
 陽      :「ところで、珊瑚に何か用か?」
[gombe]   # 唐突。
 愛菜美    :「え? ああ、うん、うちのパパがね、何か協力できる
        :ことがあるかもしれないって言ってて」
[gombe]   # 一人で行動しているのがいつもと違う、と言う考えには
       到っていないらしい(w >珊瑚に用か
 愛菜美    :「ぜひ会いたいから、って言ってるの」
 陽      :「ふーん?」
 愛菜美    :「もちろん、珊瑚ちゃんだけじゃなくて、陽くんもね」
 陽      :「そうなのか」
 愛菜美    :「今、いいかな?」
 陽      :「……ああ、多分」
        :「珊瑚にも会うか?」
 愛菜美    :「うん、ぜひ」
 陽      :「じゃあついて来いよ」
 愛菜美    :「うんっ」(言われたとおりについていく
珊瑚の様子
----------
[gombe]   # 場面転換して、町中から、川原へ。
 陽      :(情報リンク通信)『珊瑚、愛菜美が来た』
        :「……?(返事がない)」(歩きながら眉をひそめる)
 愛菜美    :「どうしたの?」
 陽      :「いや……」
[gombe]   # 川原の道へ入り、さらに土手を下りていく
      # 橋の下に入っていく
      # こないだと同じ橋ね。
 陽      :「珊瑚、帰った」(橋の下から声)
 愛菜美    :「……(まさか、ここにずっと暮らしてるんじゃないよ
        :ねぇ……)」
[gombe]   # ちなみに珊瑚の答はない
 愛菜美    :「……珊瑚ちゃん?」
[gombe]   # のぞく?<中を
[MOTOI]   # 覗く前に陽くんの反応を待とう
[gombe]   # 陽は様子を見ている感じ
 愛菜美    :「陽くん、珊瑚ちゃん、いないの?」
 陽      :「いる」
 愛菜美    :「声が聞こえないけど……ちょっと入っていい?」
 陽      :「ああ」
        :『珊瑚、愛菜美が来た』(繰り返し
[MOTOI]   # じゃあ、許しが出たところで覗こう
 珊瑚     :「…………」
[gombe]   # コンクリ製の橋の基礎にもたれ、手足を力無く投げ出して
       虚空を見つめてぶつぶつ言っている
 愛菜美    :「さ、珊瑚ちゃん!?」(びっくりして
[Catshop]  # うわっ。こんな低年齢層にまでドラッグが侵食をっ(違)。
 珊瑚     :「……愛菜美?」
[gombe]   # きゅ、と瞳孔が焦点を結んで、一転して元気良さそうな反応で
       体を起こす
 珊瑚     :『陽?』
 陽      :『……何度も通信要求は送った』
 珊瑚     :「……ごめん」>二人
 愛菜美    :「おどかさないでよ」(ほっとした様子
 珊瑚     :『65536回、シミュレーションを行ったの』>陽
 珊瑚     :『1ヶ月以上人間のフリをしおおせたのは、0回』
 陽      :「……考え事をしてたんだな」
[gombe]   # こちらも憮然とした表情<陽
 人間のフリをする、敵との接触を避ける、などの問題が、次第に明るみに
出ていて彼らの前に問題として山積しているのです。
 上述の調査報告、及び以下もご参照を。
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26900/26922.html
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26900/26999.html
[gombe]   # ちなみに、5秒に1回で演算が完了すると仮定すると、
       4日半かかる>65536回
      # その間、この姿勢だった模様(w >珊瑚
[MOTOI]   # (汗
愛菜美の厚意
------------
 愛菜美    :「そうそう、それでね、陽くんにはお話したんだけど……」
 珊瑚     :「え?」(ぱちくり)
 愛菜美    :「うちのパパが、ぜひ会いたいって。何か協力できるかも
        :しれないから、って」
 珊瑚     :「何か、って……?」
[gombe]   # 何だろう、と思っている様子
 愛菜美    :「いや、私も、『何か』としか聞いてないから……」
 陽      :「こないだ愛菜美の家に行ったときの話、パパに何か
        :話したのか?」
[gombe]   # いまさらな質問。
 愛菜美    :「うん、いろいろとね」
 珊瑚     :「……そう」
[gombe]   # いろいろ思い出している様子
 愛菜美    :「それで、今から、ちょっと時間取れる?」
 珊瑚     :「ん……」
        :『状況再生……“愛菜美:「な、何か手伝えることが
        :あったら、きっと手伝うからっ」”』>陽
        :『これかしら』
 陽      :『それだな。親がいない話か』
 珊瑚     :『まずいわね。経歴を偽装するための情報も用意も
        :していない』
 陽      :『さっきのシミュレーションの条件分岐を応用できない
        :か?』
[MOTOI]   # その情報を提供しようとしているのだっ(ぉ
  http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26900/26922.html の終盤にて、
榎夫妻の思惑が語られています。
 珊瑚     :『生兵法で深入りすると余計に傷を広げそうだけど……』
        :>仮定条件を応用
[gombe]   # この間0.5秒(笑)
 珊瑚     :「……そうね、またお邪魔していいかしら」
 愛菜美    :「うんっ」
        :「じゃ、早速、行こう」
 陽      :『珊瑚?』
 珊瑚     :『一つだけ排除していた仮定条件があってね……』>陽
        :『ずるい方法を使うわ。前野が言っていたやつ』
        :『今よりひどい状態には、ならないでしょう。あるいは
        :正体が露呈するのみ』
 陽      :「……珊瑚がそう言うなら、ついていく」
 珊瑚     :「行きましょう」
[gombe]   # ちょっとあきらめた風情で。
 愛菜美    :「それじゃ、行こう」
榎家、再び
----------
[MOTOI]   # というわけで、場面変え。
[gombe]   # 愛菜美ちゃんの家の前。
 愛菜美    :「ただいまー」
 士郎     :(奥の部屋から出てくる)
[MOTOI]   # わりと精悍な男性。家の中なので普段着を着ている
[gombe]   http://gombe.org/KATARIBE/image/gakutensoku34_rev.jpg の顔で 
       http://kataribe.com/HA/06/G/200310/0008/ な服。>姉弟
      # 珊瑚は上着は脱いでいるかも。
 士郎     :「お帰り、愛菜美……そちらは?」
[gombe]   # 木曜夜の雨が橋の下に漏れて、シミができているかも知れない(w
       >珊瑚の上着
 珊瑚     :「……こんにちは」
 愛菜美    :「うん、この前お話した、珊瑚ちゃんと陽くんだよ」
 陽      :「……」(会釈)
 士郎     :「ああ、キミたちが例の……ふむ」
        :「とりあえず、客間に通して、お茶でも入れてあげて」
        :>愛菜美
 愛菜美    :「はーい。それじゃ、あがって」>二人
[gombe]   # とりあえず愛菜美に続いて靴を脱いで家に上がる
 珊瑚     :「お邪魔します」
[gombe]   # あまり、年の差相応の態度ではない(^^; >珊瑚
      # 年長の相手に対しても、物怖じせずに正対しているというか。
      # どっちかというと、陽の方がぶっきらぼうでも年相応な感じ。
[MOTOI]   # ふむり
 士郎     :「僕は今行くから、ちょっと客間で待っててくれるかな」
        :>二人
        :「愛菜美、お茶お願いね」
 愛菜美    :「はーい」<台所へ
士郎との面会
------------
[MOTOI]   # で、しばらくして。
[gombe]   # うい
 珊瑚&陽   :(相手の出方を待って緊張の面もち)
[MOTOI]   # 士郎と姉弟の前にお茶を出す愛菜美。
[gombe]   # 前野氏との戦闘からの日数的にも、キャラチャを最初に始めた
       日取りからも、多分土曜日だよね
[MOTOI]   # 了解です
[gombe]   # 金曜でも良いかな。士郎氏がなぜ平日にいるかとかは変には
       思うまい(w>姉弟
[MOTOI]   # (w
[gombe]   # まあどちらかで。>金曜か土曜
 士郎     :「まずは自己紹介しようか。僕は愛菜美の『父親』の、
        :榎士郎という」
[gombe]   # 二人、頭を下げる
 珊瑚     :「……はじめまして」
        :「珊瑚と、陽です」
 士郎     :「さて、単刀直入に聞くけど……キミ達、親御さんを
        :捜してる、とか」
 珊瑚     :「……はい」
 愛菜美    :(黙って聞いてる)
 士郎     :「そのいきさつ、聞かせてくれるかな」
[gombe]   # ……さあ困った(w
[MOTOI]   # だから単刀直入と(ぉぃ
 珊瑚     :「……ある家に預けられていたんですけど、逃げて
        :きました」
[gombe]   # 事実です(笑)
 士郎     :「それは、何故?」
 珊瑚     :「……それは言えません。警察に知らせても、味方は
        :してくれないと思います」
[gombe]   # これも事実です(笑)
 珊瑚     :「それで、私たちの親を、探しています。吹利にいると
        :聞きましたから」
 士郎     :「なるほど……」
[gombe]   # 全て事実だけを述べてみました(ぉぃ
士郎の問いかけ
--------------
 士郎     :「その『親』っていうのは、血を分けた実の親なのかな」
 珊瑚     :「……?」
[gombe]   # 怪訝そうに見つめ返す
[MOTOI]   # どのようにセリフ回すかなぁ(汗
 珊瑚     :(陽の手を取る)
 士郎     :「実の親か、義理の親とか……あるいは……」
 陽      :(握り返す)
 珊瑚     :(接触通信)『……へまをしたらごめんね』>陽
 陽      :『……気にするな』
 珊瑚     :「実の親、です」
        :「でも……何も知りません」
 士郎     :「何も知らないなら、どうして『実の親』だとわかるの
        :かな」
 珊瑚     :「……」(動揺)
[MOTOI]   # 少々意地悪くなってます(爆)
[gombe]   # こいつらのれぞんでーとるの矛盾を鋭く突いたお言葉です(爆
 士郎     :「例えば……実の親だけど、血を分けていない、とか」
[MOTOI]   # 核心に触れてみる
 珊瑚     :「……え……?」
 陽      :「なぜ?」
 愛菜美    :「そうだよ、実の親なら血が繋がってなきゃおかしいじゃ
        :ない」
 珊瑚     :『警告。おかしい。敵じゃない。でもおかしい』(ぱにっく)
 士郎     :「……人間ならね」
[MOTOI]   # 核心ドーン(ぉ
 珊瑚     :「……?!」
 陽      :(がば、と立ち上がって)「何だと!」
 士郎     :「(鎌かけてみたが……どうやら図星か)」
 珊瑚     :「……すわりなさい、陽。馬鹿にされてるんじゃないわ」
 愛菜美    :「え? まさか……」
[gombe]   # 陽を席へ引きずり下ろす<珊瑚
 珊瑚     :「それは一番馬鹿げたお話です」>士郎氏
 士郎     :「馬鹿げたお話? それはどうだろうね」
 珊瑚     :「私たちがいた家の人が実の親でないと証明できれば……」
        :「……実の親が別にいると言うことです」
[gombe]   # だんだん無表情になっていく
 士郎     :「(ふむ……心あるもの、動揺は隠せないか)」
 珊瑚     :「実の親であれば、血は繋がっているものでしょう?」
[gombe]   # 表情をシミュレーションする余裕がない(汗 <珊瑚
士郎の英断
----------
 士郎     :「それじゃあ、『血の繋がらない実の親』の例が、ここに
        :あるとしたら?」
 珊瑚     :「え……」
 陽      :「……??」
 士郎     :「愛菜美」
 愛菜美    :「……本当に、いいの?」
 珊瑚     :『情報リンク、状況再生……』
        :“『サーマルビジョン解析、標的識別:グレー』<愛菜美”
        :>陽
 珊瑚     :「……そんな……」(くらり)
 士郎     :「お前に悪くなるようには絶対にしない。『実の親』を
        :信じてくれるか」>愛菜美
 愛菜美    :「……うん」
 陽      :「……え……」(愛菜美を見る)
[gombe]   # 珊瑚は思い出した模様。
 愛菜美    :(頭部分離……断面からはもちろん機械露出)
        :「私……人間じゃないんだ」
 珊瑚     :「…………」(息を吐きながらソファーに身を沈める)
 陽      :「……愛菜美?!」
[gombe]   # 陽は愛菜美から目を離せない
 士郎     :「おそらくは、キミ達も……」>姉弟
 陽      :「……」(士郎氏に視線を戻す)
 士郎     :「どうかな、悪いようにはしないから、本当のこと、
        :言ってみてはくれないかな」
 珊瑚     :「…………」
        :(天井を見上げたまま腕を目を隠すように当てている)
 陽      :『珊瑚、指示を』
 珊瑚     :「こんなことって……」(小声
 愛菜美    :「私からもお願い。私のパパ、悪い人じゃないから」
[MOTOI]   # 頭部を元に戻して。
そして扉は開く
--------------
 珊瑚     :「……そうです。私たちは、人間じゃありません」
[gombe]   # そう言ってから、体を起こす
 士郎     :「……やはり、そうか」
 珊瑚     :「私たちは、潜入目的で作られた、工作用アンドロイド
        :です」
        :「然るべき教育を創り主の元で受ける前に拘束された
        :ところを、逃げてきました」
        :「それ以上のことは、記録されていません」
[MOTOI]   # 本当は創り主の設定ミスなんだったっけ
[gombe]   # そう。
      # でもそれを言っちゃあ、やつらのれぞんでーとるが崩壊します(w
[MOTOI]   # (苦笑
 士郎     :「ふむ……そういうことだったか」
        :「で、創り主の手がかりは?」
 珊瑚     :「……私たちに使われているアーキテクチャが明らかに
        :市販・スタンダードと異なる点と……」
[gombe]   # 胸元をはだけて
 愛菜美    :「ちょ、ちょっと」
[gombe]   # 鎖骨のところにタトゥーのようなマーク
 珊瑚     :「……このマークも、私たちふたりに共通しています」
        :「調べてもらったところでは、ドクター・クレイという
        :人物の作品に共通するサインだとか」
 士郎     :「ディー・トワイライト……ドクター・クレイ……」
        :「……噂だけは聞いたことがあるなぁ。一般人に見事に
        :溶け込んでて、正体は謎に包まれてるとか」
 陽      :「……知られてるんだな……」
 士郎     :「……でも、僕でも顔は全然知らないし、どう捜して
        :いいものか……」
 珊瑚     :「……それで、私たちも持久戦を強いられることになり
        :ました」(苦笑)
 士郎     :「それで、これからどうする気だい?」
 珊瑚     :「『親』捜しのために必要な潜伏を実現するために、
        :私たちにはあまりにも基礎データも知識も基盤も不足して
        :います。何度シミュレートしても、近いうちに破綻する
        :ことは目に見えていました」
        :「このままでは、目的は果たせません。
        :私たちに、アイデアは残されていません……」
 愛菜美    :「パパっ。同じアンドロイドとして、二人のこと放って
        :おけないよっ」
[gombe]   # ああ、なんて優しいお言葉。
 士郎     :「もちろんだとも。僕も、困ってる人もアンドロイドも
        :見過ごせない性格でね」
 珊瑚     :「……私たちを信用してもいいんですか?」
 士郎     :「キミ達は、僕を信用して本当のことを話してくれた。
        :僕がキミ達を信用しないわけに行かないよ」
 珊瑚     :「本当のことと、信用しているんですか?」
[gombe]   # 直球勝負な表現。
 士郎     :「騙そうと思ってるやつは、そういうセリフは言わない
        :もんだよ」
        :「僕はアンドロイドの専門家だからね。だいたいわかる
        :つもりさ」
[gombe]   # 条件分岐を仕込むときに必要だから(げふげふ)
       >だいたいわかる
 珊瑚     :「……わかりました。私たちの手の内には、もう何も
        :ありません。私たちは、あなたを信用します」
 士郎     :「キミも、それでいいかな」>陽くん
 陽      :「……はい」
        :「珊瑚は一生懸命に考えていた。俺はそれをずっと見て
        :いた。俺は珊瑚と一緒にいます」
[gombe]   # そう言った途端、珊瑚の力がふっと抜けて陽にもたれかかる
 士郎     :「よし、話は決まった。今日から、僕たちがキミ達二人の
        :身元引受人だ」
 愛菜美    :「ああ、珊瑚ちゃん、大丈夫!?」
 陽      :「珊瑚?」
 珊瑚     :『……、…………。……』
        :「……すー……」(寝息)
[MOTOI]   # 普通に寝てるだけ?
 陽      :「……ここしばらくずっと演算していたから……リフレッ
        :シュモードに入ったみたいです」
[gombe]   # 有り体に言えば、その通り(w
 士郎     :「なるほど、所謂『緊張の糸が切れた』ってやつか」
[gombe]   # エネルギー回復モード。
 陽      :「……よろしくおねがいします」>士郎
 士郎     :「こちらこそ、よろしく」
 愛菜美    :「よろしくね、陽くん」
 陽      :「ああ、こちらこそ、よろしく」
        :(真似するつもりはないが真似のように聞こえる)>愛菜美
 愛菜美    :「似てないよー」(くすっ
 陽      :「え?」(<わかってない)
 士郎     :「念のため、後で二人ともチェックとメンテナンスして
        :あげよう。とりあえず今はゆっくり休むといい」
 陽      :「……はい」
 士郎     :「愛菜美、2階の空き部屋に案内してあげて」
[gombe]   # 珊瑚を抱きかかえる陽
 珊瑚     :「すー……」
 愛菜美    :「はーい」(とびきりの笑顔になって
[gombe]   # 収束かな?
[MOTOI]   # 収束っぽいですね。
[gombe]   # 了解っ
      おつかれさまでしたm(_ _)m
[MOTOI]   # 最後に一言
[gombe]   # うい
 士郎     :「まさか、もう一度『育児』をすることになるとは思わな
        :かったな」(苦笑
 陽      :「……??」
 士郎     :「あ、なんでもない、なんでもないよ(ま、まだいたのか)」
[gombe]   # うまい(w
      # 珊瑚が起きていたらどういう反応をしたかは不明(w
[MOTOI]   # ということで
[gombe]   # うい
[MOTOI]   # おつかれさまでした&ありがとうございました。m(_ _)m
[gombe]   再度、おつかれさまでしたm(_ _)m
解説
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 屋外に潜伏しての「創り主」捜索と、未だ見ぬ追っ手への対処とに、限界を
感じ始めるも、名案にたどり着けない学天則3号と学天則4号。
 その二人を親元を離れた姉弟と信じる愛菜美は両親に相談するが、父親の
士郎は、姉弟の存在の不自然さに気付いた。そして……。
時系列
------
 2003年11月上旬の週末。
 (プレイは IRCチャンネル #HA06-01にて、2003/11/07深夜及び11/09深夜に。)
$$
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ごんべ
gombe@gombe.org
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