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Date: Sun, 7 Jan 2007 02:27:03 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30611] [HA06L] 視界
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20701060927o36e16cb8v52dd76414afe1246@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 30611
Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30600/30611.html
[HA06L] 視界
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登場人物
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御厨正樹 http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
蒼雅 紫 http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
品咲 渚 http://kataribe.com/HA/06/C/0636/
[kisito] ゆかりんにストップかける……何を?
[kisito] マジボケしてる……なんだったっけ……
[Toyolina] 何をてw
[Toyolina] http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30500/30585.html
[Toyolina] これの後半もっかい読んでくれw
[kisito] ……えーと、あれだ。
[Hisasi] 一応みぎーとの会話でブレーキかかった
[kisito] あ、あぁっ! そうだそうだ!
[kisito] なんかもう、ブレーキかかったくさいからすっかり忘れてた。
[Toyolina] その前に差し込みしても違和感は一応ないっすから
>正樹によるブレーキ
[Toyolina] 別にそんな手柄いらねーよってんならナシでいいですよ
[kisito] うーむ、とはいえなんと言った物か。
[kisito] 落ち着いて、深呼吸して自分の周りを良く見ろ。だろうか。
[Hisasi] こう、一緒に歩いてる時とか
やんわりといさめる
------------------
紫 :「……」>てこてこと歩いて
[Hisasi] みぎーの様子が気になってた
[Hisasi] きっと付き合う云々の後のこと
正樹 :「なぁ、紫」
紫 :「……はい」
[Hisasi] 正樹さまの顔を見て
正樹 :「最近さ……焦ってないか?」
紫 :「……え……あ……」
[Hisasi] なんとなく、どきっとした
紫 :「……はい、そう……思います」
[Hisasi] ちょっとうつむく
正樹 :「渚が落ち込んでた、自分の居場所は無いんじゃないかって」
紫 :「そんなこと、ないですっ」
正樹 :「うん、そのとおりなんだけど」
正樹 :「今の紫は、渚をちゃんと視界に納めているかい?」
紫 :「……焦ってた、と、思います」
紫 :「前へ、前へ……いかなきゃって……」
正樹 :「それが、わかるなら。一度、立ち止まって。周りを見回
:してみて」
紫 :「……はい」
[Hisasi] 足を止めて、ふぅっと息を吐いてみる
[Hisasi] ゆっくり、細く細く息をはいて
紫 :「……はぁ」
[Hisasi] なんか体から気がぬけた顔
正樹 :「ん、紫はやれば出来る子だから」
紫 :「……はい、正樹さま」
[Hisasi] えと、と
[Hisasi] 正樹さまをみて
紫 :「あの、正樹さま……ひとつ」
紫 :「お願いしてもいいですか」
正樹 :「出来ることなら」
紫 :「……手、にぎってもいいですか?」
正樹 :「ほら」
紫 :「……はい」
[Hisasi] ぎゅ
[Hisasi] 手を握ってみる
[Hisasi] しばし止まる
[Hisasi] きゅっと、握って
紫 :「……(ほ)」
[Hisasi] なんか気が抜けた
正樹 :(平常心平常心)
紫 :「……ありがとう、ございます」
[Hisasi] ふにゃ
[Toyolina] 主人公が下りてきてるわけではなかったようだ
正樹 :「……お、おぅ」
紫 :「……みんな、一緒ですよね?」
[Hisasi] まさきさま、みぎー、ゆかりん、あげは
正樹 :「……もちろん」
紫 :「よかった……」
[Hisasi] で、手を離す
正樹 :(……あ)
正樹 :「よーし、とりあえず全員合格! がんばるぞー!」
紫 :「はいっ、がんばりますっ」
[Hisasi] こんな感じでどうだ
[kisito] どうだっ
[Toyolina] ディ・モールト
[Toyolina] そんなら、
ふたりの帰り道 http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30500/30599.html
のあと、まさきさまにお礼の電話なりメールなり出来るって
もんだな。
[kisito] これでよかったらしい(安堵のため息
お礼の電話
----------
[Toyolina] まさきさまに電話。
[Toyolina] とぅるるるるる<kataribeでは電話のSEはデフォルトでこれです
正樹 :「はい、御厨です」
渚 :「しなざきさんでーす」
正樹 :「おかけになった電話番号は現在……」
渚 :「じゃあ紫にもいっとこ。正樹が着信拒否ってるって」
正樹 :「じょ、ジョーク! ジョーク!」
正樹 :「愛しの正樹はここに居ます! ……ごめん、今のも冗談」
渚 :「はい、紫にちゃんと伝えとくね、今の。それはおいといて」
正樹 :「……おいといて」
渚 :「うん、早速、紫になんか言ってくれたんやんね、ありがとう」
正樹 :「どういたしまして、大事な渚の悩みですから」
正樹 :「ちょっとかっこつけてみました」
渚 :「今回は許す。紫ねえ、なんか、すごいおねえさんみたいな
:こと言ってたよ」
正樹 :「何か、えらい勢いで大人になってくね……」
渚 :「頼られるようになりますって。うち、すごい感動しちゃっ
:た。泣いちゃった」
正樹 :「すごいなぁ……紫ならその気になればすぐになっちゃい
:そうだな」
渚 :「正樹が言ってくれたおかげやんね、ほんと、ありがとう」
正樹 :「どうかな、紫なら自力で気づいたかもね」
渚 :「またまた謙遜なさって。こういうときは図に乗ってても
:ええのに」
正樹 :「こういうことには自信はないからね」
渚 :「そっか。まあ、そんだけ。ありがとうって言いたかった
:だけやねん」
正樹 :「そういうところは、ほんと律儀だよな渚は」
渚 :「え、ほかには? ほかにはないの」
正樹 :「気配りが出来るところとか」
渚 :「うんうん」
正樹 :「あとなんだろ、容姿も悪くないよね」
渚 :「いややわあ、ちゃんと見てるとこ見てるやん、にゅふふ」
正樹 :「そらまぁ……一応は……」
正樹 :「ほめると調子に乗るところとか」
渚 :「いやー照れるなあ」
正樹 :「今のはほめてないぞ」
渚 :「わかってるっての、それくらい(でも嬉しそう)」
[Toyolina] ご機嫌なんで大抵はスルーされます。褒め言葉だけが頭に残る。
正樹 :「まー、元気になって様で何より」
渚 :「うん、ありがとう、なんか胃もあれから全然大丈夫」
正樹 :「あんまり思いつめちゃダメだぞ?」
渚 :「うん、それは気をつけるよ。うちまで心配かけたら
:全滅やし」
正樹 :「思いつめるくらいなら、俺に迷惑かけるくらいでちょうど
:良いんだから」
渚 :「……(じーん)。人の情けがしみるわあ」
正樹 :「たまにはかっこいいことも、言わないとね?」
渚 :「うん、今日はどんなキザ言っても許すよ」
正樹 :「うわ、心広いね?」
渚 :「今日のうちはカスピ海ヨーグルトより広い心」
正樹 :「ヨーグルトかよっ」
渚 :「それくらい真っ白」
正樹 :「それくらいいえるなら、大丈夫かな。センター試験は
:良い点とろう。負けた奴にはまた罰ゲームだ」
渚 :「おー。負けって自己採点ベース? ええよ。乗ったソレ」
正樹 :「本番に弱い渚には負けないぜ」
渚 :「大丈夫、試験なんてアレに比べたら雑魚。覚悟シトケ」
正樹 :「楽しみにしてるぜ」
[Toyolina] なんかニヒルな字面だw
[Toyolina] これくらいで〆ましょうか
[kisito] ですね
[Saway] 正樹様は無頼系のしゃべり方だったのかw
[Saway] 初めて気付いた
[kisito] 場合によります
[kisito] まー、自身のあるときのみですよ。このしゃべり方は
時系列と舞台
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センター試験まであと二週間ほど。一月第二週あたり。
解説
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ゆかりんをいさめるまさきさま。
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Toyolina
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