[KATARIBE 30599] [HA06L] ふたりの帰り道

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Date: Sat, 6 Jan 2007 01:43:32 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30599] [HA06L] ふたりの帰り道
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[HA06L] ふたりの帰り道
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登場人物
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 御厨正樹   http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
 蒼雅 紫   http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
 品咲 渚   http://kataribe.com/HA/06/C/0636/


センター試験までは
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[Hisasi]  学校で復習して
[Toyolina] 先生
[Hisasi]  毎日顔をあわせて
[Toyolina] 三年の三学期って
[Hisasi]  がんばりましょうね、と
[Toyolina] 登校しないと思いますけどw
[Hisasi]  しまったw
[Hisasi]  用もないのに学校に着てる三人(で、勉強してる)
[kisito]  自由登校とも。

 紫      :「一応、最後のみなおしをしてたんです。渚さまと正樹
        :さまはいかがですか?」

[Hisasi]  みたいな

 正樹     :「様がついてる(ぼそ」

[kisito]  みたいな

 渚      :「うん、大丈夫、たぶん。なんか今すごく穏やかやし」
        :(ちょっとぼんやり)

[Toyolina] 単に感情が抑制されてるだけとも
[Toyolina] そしてお昼には野菜しか食べない

 紫      :「はい……あと少しですし」

[Hisasi]  とりあえずやれるぎりぎりまでがりがりと


 呉羽     :「差し入れをお持ちしました」>薬味粥

[Toyolina] ああ、胃に優しい
[Hisasi]  集中してる面々の傍らにそっと置いてお茶をいれて邪魔にならない
      ようにさってゆく

 呉羽     :「……」>で、校庭の水場で水垢離してる
 呉羽     :「……皆様が試験で力を出せますように」>お祈り

[Hisasi]  ので、くれはさんに崩れてもらう
[Toyolina] ヒー
[Hisasi]  相変わらずひでえあつかいだよ、呉羽サン
[Toyolina] それ見つけちゃったら大ショック>くれはさん水垢離つぶれ
[Hisasi]  大丈夫、みんなが帰るころには何事もなかったかのように
[Hisasi]  鳥さんになってやせ我慢してる


ふたりの帰り道
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 渚      :「……最近くれはさん細くなってない?」

[Toyolina] 同類ゆえの何か。敏感

 紫      :「そうでしょうか? ……呉羽になにかあれば私にも影響
        :するはずなのですが……」

[Hisasi]  あまりに自我がつきすぎてリンクできてない

 呉羽     :(そんなことありませんと羽をふって主張)
 渚      :「もしかしてうちの風邪伝染してもーたんかな」

[Toyolina] リンク云々の話は頭半分で抜け落ちた

 渚      :「無理せんといてな? うちらはきっと大丈夫。センター
        :くらいでコケたりせーへんし」
 紫      :「はい、あとすこし、ですね」
 紫      :「……学校に通うようになって、一年とちょっと、ですけど」

[Hisasi]  転入生だから

 渚      :「うん」
 紫      :「いままで、お家にずっといて……めったに外にでなかった
        :生活が変わりました」

 紫      :「色んなことがあって、正樹さまや渚さまや色んな人にあっ
        :て、バイトをしてみて、部活にがんばってみて」
 紫      :「……すごく、楽しかった」
 渚      :(過去形……)「過去形はあかんよ」

[Toyolina] 刺さるw

 紫      :「え、はい……だから、これからも……続いて欲しいな、
        :って」
 紫      :「いえ、変わらないだけじゃなくて。私も成長しないと
        :いけないな、って」
 渚      :「……うん。そーやな、うちも……」

 紫      :「今まで、私、ずっと正樹さまや渚さまに支えてもらって
        :たから」
 紫      :「だから、今度は私が支えてあげたいんです」

[Hisasi]  にこっと

 渚      :「へ……ああ、それはええなあ。甘えたりしてもええって
        :ことかなー(なんとも嬉しそう)」
 紫      :「はい、甘えっぱなしじゃだめだと思うんです。甘えさせて
        :もらった分、渚さまに甘えてもらえるようになりたいから」

[Hisasi]  まずは今目の前のセンター試験と戦いますよ

 渚      :「うん、楽しみにしてる。うん(にっこり)」
 紫      :「はい」

[Hisasi]  で、お勉強して
[Hisasi]  二人で手を繋いで帰ろう
[Toyolina] わあい、なんという労りと友愛の心
[Hisasi]  おかしい、、
[Hisasi]  二人だと平穏だ
[Toyolina] 違います、ゆかりんが暴走しなければ平穏
[Hisasi]  うむ
[Toyolina] ……たぶん。
[Hisasi]  はやすぎたんだ、
[Toyolina] シャレも含めて全く持ってw
[Hisasi]  これくらいのスピードで十分だ

 #正樹    :「つまり、俺は邪魔者……」

[Toyolina] ちげえw>邪魔者


 紫      :「……(なんか、ホッとします)」

[Hisasi]  渚と手を繋いで歩きつつ


 #竜胆	:「好き合ってたら付き合ってもいいって話で……付き合わない
        :といけないって話じゃないからね、これ重要。間違えると
        :人生大変なことに」

 紫      :「……店長さま」
 紫      :「渚さま」

[Hisasi]  ぽつん、と

 渚      :「うん? 店長……うちあの人なんか苦手や」
 紫      :「あ、ええと……店長さま……ちょっと昼間起きれない
        :ところもありますけど、いい人なんです」

[Hisasi]  その表現はどうかとちょっと思った
[Toyolina] いえ、吸血鬼だって知ってますよw
[Hisasi]  うん、でもなんか直接的な言い方はちょっとできなかった

 紫      :「……よく、相談にのってくれますし」
 紫      :「あの、言われたんです。気長に努力しましょうって」
 渚      :「そんなこと言ってたんや、そっか。焦ってるとか、そんな
        :風に見えたんかな」
 紫      :「いえ……焦ってたのは……私、です」

[Hisasi]  ぎゅっと手をにぎって

 紫      :「……創作部にはいって、渚さまと話すようになって、
        :イロイロなことがあって」
 渚      :「うん」
 紫      :「……めまぐるしいくらい色々と……それで、私、浮かれて
        :たんだと思います」

 紫      :「早く、早く進まないと、って」

[Hisasi]  にいさまはプロポーズまですませてしまうし
[Hisasi]  お父さまは胃痛で倒れてしまわれるし(微妙に原因つくってるし)

 紫      :「……急ぐことなんて、ないのに」
 渚      :「そっかあ。なんとなくわかる。うちもこど……うちもそう
        :やったもん」

[Toyolina] 子供と言いかけた

 紫      :「……はい」
 紫      :「また、振り出し……でもいいんです。それでも、渚さま
        :……私と一緒にいてくれますか?」
 渚      :「……それ、うちが言おうと思ってたのに……当たり前、
        :ううん、うちからもお願い。一緒にいてください」
 紫      :「はい、一緒です」

[Hisasi]  手にぎったまま

 渚      :(顔伏せてる)「ごめん、ほんと……うち……紫のこと、
        :疑ってた……許して……?」
 紫      :「渚さま?」

 渚      :「紫が、紫がどっか行っちゃうって……」
 紫      :「どこかに行ったりしません!」
 紫      :「……みんなと……ずっといたいんです」
 渚      :「うん、うちも一緒にいたい……紫も、正樹も、アゲちゃん
        :も一緒やないとイヤ(えぐえぐ)」
 紫      :「渚さま……」

[Hisasi]  あれだよ、抱きしめちゃうじゃん
[Hisasi]  頭撫でちゃうじゃん
[Hisasi]  そんな泣かれちゃったら
[ER]    ……紫が先輩化してるー(ぼそ)<おい
[Toyolina] だって胃を病むほどデス
[Toyolina] 勉強に逃避してたんです

 紫      :「……正樹さまも、渚さまも、アゲハさまも……みんな
        :一緒です」

[Hisasi]  頭なでなで

 #くれは@はんけちを噛んで:(わたくしは……)
              :>あんたは紫と魂つながってるから、拗ねないの

 渚      :「うん……一緒……めっちゃ嬉しい(ぐすぐす)」
 紫      :「はい……」

[Hisasi]  なでなでして、ハンカチで涙ぬぐって
[Hisasi]  お家に送っていきますよ

 渚      :「早速甘えちゃった(落ち着いた)」
 紫      :「ええと……お役に、たてた……でしょうか?」

[Hisasi]  ちょっとしんぱい

 渚      :「うん、すっごく。最高にお役立ちやったよ(笑顔)」
 紫      :「……よかった」

[Hisasi]  ほっとした
[Hisasi]  リラックスしてもらえたようだ
[Hisasi]  これで勝つる
[Toyolina] レイズ2くらいの威力
[Hisasi]  しんでたのかーーw

 渚      :「うん、ありがとう。うちも負けんくらい、甘えてもらえ
        :るように、うん、ゆっくりがんばるよ」

[Toyolina] 甘え勝負

 紫      :「はいっ」
 渚      :「それじゃ、ありがとう、また明日ね。夜またメールする」
 紫      :「はい、また明日」>ぶんぶんと手を振って
 渚      :(ぶんぶん。対抗して手を振ってる)


おまけ
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冒頭の勉強シーンについて。

[Toyolina] 描写的におもしろくないな、これw
[Hisasi]  うん
[Hisasi]  まず山がない
[Toyolina] 谷もない。平坦。
[ER]    ……そこを書かないと文章は文章にならないのさー(ひるりら
      >山も谷も無い部分)
[Toyolina] 文章じゃないから省略しても構わないw
[ER]    うん、それは同感>文章じゃないから省略可能
[ER]    (そこを省略でけないから、己は時折めっちゃ苦しいのだ)
[Toyolina] 文章んときは僕大好きですよ。そういう淡々としてるところどう
      やって淡々と書こうかとか
[ER]    淡々と書くのは辛いさ、ほんとに(滅)


時系列と舞台
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センター試験まであと二週間ほど。一月第二週あたり。


解説
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ゆかりんが突っ走ってた自分を反省。


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Toyolina
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