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Date: Thu, 11 Sep 2003 20:17:48 +0900
From: Motofumi Okoshi <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26669] [HA06L] チャットログ:『狐のおねーさま』(前編)
To: KATARIBE ML <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/
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MOTOIです。
03/09/02、#HA06のログを編集しました。
莉子さんと美琴さんの邂逅というかなんというか。
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チャットログ『狐のおねーさま』(前編)
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登場人物
--------
那須野莉子(なすの・りこ)
:葛城短大附女子高1年。女子高の王子様な狐娘。
氷川美琴(ひかわ・みこと)
:葛城短大附女子高1年。莉子を慕いまくっている。
宇多環(うた・たまき)
:一本だけ足りない九尾の狐。容姿は子供だがすごく長生き。
雨降蓮太郎(あふり・れんたろう)
:環の知り合いの男性。少々のことでは動じない人。
落ち込む莉子
------------
莉子 :「……通り魔……(しゅーん)」
莉子 :「あたしのやってることは、犯罪だったのか……」
[MCL-240] とか、落ち込む一日だったらしい。
チャットログ:『ファイト!』参照。
前編:http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26663.html
後編:http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26664.html
[MCL-240] 落ち込んでいるので、学校で先輩や同級生に心配されたり。
[Luna] 落ち込んでいてもフェロモン炸裂?
[MCL-240] 『ああっ、王子様が意気消沈していらっしゃるっ!』
[MCL-240] 『いま慰めて差し上げますっ!』
[Luna] こらこらw
[MCL-240] そこから逃げ出してきて、どうやら現在帰宅途中。
美琴 :(通りすがり)
:「……」(なんか、いじけてますね……)
莉子 :「片っ端から女の子が近寄ってくるし……はぁ……」
美琴 :「……おねーちゃん……」(莉子に声をかける)
莉子 :「ん?」
美琴 :「……どうしたの?」
:「……この世の終わりみたいな顔してるよ……」
莉子 :「ああ……そんな顔してるかな?」
環 :「う゛ー……」
[PaLiLitH] #はけないお札の残りを持ってうろうろ。
美琴 :「……きれいな……顔なのに……もったいない……」
莉子 :「(ひくひく……なんだろう、この子から……なんの臭い
:だ……?)」
:「あ……ありがと。ちょっと、ね」
美琴 :「……わたしも、つられて……」(ひっくひっく)
莉子 :「え? えっ!?」
美琴 :(涙ぽろぽろ)
美琴 :「……よくわかんないけど……かなしいよぉ……」(ひっ
:くひっく)
莉子 :「ま、待って! よくわかんないけど、悲しいだけで泣か
:ないでっ」
:(おろおろおろ)
美琴 :(莉子にひっつく)
莉子 :「(ひえええっ)と、とにかく、ほら、おちついて……ね?
:(背中をぽんぽんと)」
環 :(うわあ)
:(べち)
[PaLiLitH] #こけてお札散乱。
美琴 :(まだ涙ぐんでる)「……ぅぅ」
莉子 :「おちついて、ほら、ね?(にこっ)」
美琴 :「……うん……」(涙をこらえている)
[MCL-240] #そして、本家本元の九尾の狐(−1)がいるのに、無視か?(笑)
環 :「ああすみませんすみませんすみません(せこせこ)」
[PaLiLitH] #困ってるようなので気を逸らせようとつもりのようです。
ぱにっく
--------
莉子 :「で、そこのあなたは……(ひくひく)……え゛……まさか、
:こ、この臭いは……」
美琴 :「……?」(何も知らない顔)
[MCL-240] #こっくりさんに、九尾の狐か……格上ばっかり相手じゃん、莉子
(笑)
[Luna] #においでわかるのかー
[MCL-240] #環の臭いはわかると思います。
#美琴ちゃんのは……わからないかもしれない。
環 :「あ、ちょっと散らかっちゃって……ちょっと手伝っても
:らえますか? いえ僕は何も見てないし個人の嗜好につい
:てもとやかく言う気はございませんので」
莉子 :「(あああっ、泣きたくなってきたっ!)」
美琴 :「……泣きたいときは、泣きましょう……」
:(また泣きそうになる)
環 :「あ、いえその泣かれても……」
美琴 :「ふぇぇぇ〜ん」(涙ぽろぽろ)
莉子 :「いや、その、漢は涙を見せないというか、いや、あたし
:はこれでも女なわけだけど、というかそんな話じゃないん
:だけども……」
:「ああ、もう、泣かないでっ!(と、美琴を抱き上げる)」
美琴 :「きゃっ」
[MCL-240] #このシーン、背景に薔薇をお願いします。
[Luna] #(爆笑)
環 :「大変ですねえ」
美琴 :(どっどぉしよぉ……だ、だき……)
:(どきどきどきどきどきどきどきどきどきどき……)
莉子 :「なぜ君が泣くのか、わからないけど……もう泣かないで
:(にこっ)」
美琴 :「……あ、おねーさん、笑った……」(にこ)
莉子 :「うん(……って言うか、この子ちゃんとあたしが女だっ
:てわかったのか……って、いま制服じゃんっ!)」
美琴 :「……どうしたの?」(莉子に)
莉子 :「いや、なんでもないよ」
[MCL-240] #姫様を抱きかかえる王子様の図なワケだが……いいのか莉子ちゃ
ん、こんなことで?(笑)
[Luna] #通り魔よりも全然OK
[MCL-240] #そりゃ、通り魔よりはオッケーだが(笑)
めろどらま(ぉ
--------------
莉子 :「ところで君、中学生? こんな時間まで外を歩いてるの
:は、感心しないけど?」
[MCL-240] #しかし、実は同い年なわけだが!(笑)<莉子と美琴
美琴 :「……高校生……だよ?」
莉子 :「え?」
美琴 :「……なんとなくこっちのほうに歩いてただけ……」
[MCL-240] #学校はどちら?
[Luna] #まだ設定してないぞ、どうしようw
[MCL-240] #葛城女子だったら、同じ制服のはずだが(笑)
[Luna] #家に帰ってから着替えている可能性はあるけど(苦笑)
#同じ学校でも支障はないのか(苦笑
環 :(集めてる)
雨降 :「(お札拾う)これは、君のかな」
環 :「あ、そうですどうもすみません」
莉子 :「ご、ごめんっ、その、なんというか、若く見えるから
:っ!」
[MCL-240] #フォローになってねぇっ!
美琴 :「……お姉さんも……若い……」
美琴 :「……それに……かっこいい……」
莉子 :「えっ、い、いや、その……(かあっ)」
[MCL-240] #そして、その拍子にフェロモンが少し。
#九尾の狐であられる環様には、効くンか? このフェロモンは?
(笑)
[PaLiLitH] #一応男性形だしくらいそうにないです。
[MCL-240] #おお、それなら効かない!(笑)
#……そんなフェロモン、本当にフェロモンなのか?(笑)
美琴 :「……なんだか……」(ひしっと抱きつく)
莉子 :「(ひえええっ、またっ!? またなのかっ!?)」
美琴 :「……あったかい……」
莉子 :「そ、そりゃ、どうも……」
美琴 :「……おねえちゃん……」
雨降 :「(渡しながら)凄いね。ずいぶんたくさん持っているよう
:だが」
環 :「不良在庫押し付けられたというかなんというか……」
雨降 :「不良在庫ねぇ。割といいもののようだが」
:「自作できるのか。たいしたものだ」
環 :「見本見て書き写すだけですけどね」
:「こんな感じで見本があって作るんですよ(ノート見せて
:さらさら)まあジャロには訴えられてないみたいですけど」
雨降 :「それでちゃんと御利益ががあるんだから……あちらでメ
:ロドラマをやっているのは、君の友人か?」
環 :「いえ、僕がとおりがかってこけたところにこの人たちが
:いたんです」
雨降 :「ああ、そうなのか」
[PaLiLitH] #とか言って書いたやつを莉子さんに渡してみたり。
莉子 :「なに?」(と、環から受け取りながら、美琴に)
[Luna] #ちなみにこの札どんな効果が?
[PaLiLitH] #ばかされないおまじないぽい感じです。
[Luna] #ばかされない……ってことは……抱いているお姉さんの正体も見え ちゃったり……?
#美琴さんは憑かれているだけの普通の人です
[PaLiLitH] #いえそこまでは。
[Luna] #ほいw
[PaLiLitH] #テンプレート写してるだけだし。
雨降 :「ふうむ……(ヒト以外ばかりのような)」
美琴 :「……このお札、なんですか?」
:(手にとって眺めたりしている)
莉子 :「さあ?」
[MCL-240] #狐でありながら、妖術のたぐいは詳しくない
[Luna] #なんかそれっぽい気がするだけ
環 :「なんだか困ってるみたいなので面倒事避けです」
雨降 :「一枚見せてもらえるかな」
環 :「どうぞ」>雨降さん
雨降 :「ありがとう……(ためつすがめつ)」
美琴 :「……じゃ、これはお姉さんが持っていたほうがいいと思
:うー」(莉子に渡す)
[lokai] #会話が交錯しているな
[Luna] #混乱してないからいいかと
そう、交錯してるからログ切りも大変で(ぉぃ
危ない夜道
----------
莉子 :「あ、あはは……それじゃ、貰っておくね」(と、美琴に
:微笑む)
[MCL-240] #ここで微笑んでしまうのが、王子様の王子様たる所以。
美琴 :「……何か困ったことあったら、相談してねっ」
:(にっこり)
莉子 :「あ、うん……ありがとう」
:「(なんでこーいう展開に……???)」
雨降 :「(……最近の子供は随分とませているんだな)」
莉子 :「ええと、とりあえず……(と、美琴を下ろす)」
美琴 :(ちょこん)
環 :「女難にご利益のあるところなので効果ありますよ」
[PaLiLitH] #などと暗示をかけてみたり(ぉ
雨降 :「女難ねぇ(しみじみ)」
莉子 :「(うわ、笑えないっ!)」<女難
美琴 :「……じょなん?」
[PaLiLitH] #本当は適当にネタ帖から見繕って書いただけかも。
[lokai] #ぎゃふん
美琴 :(そっか……お姉さん、女難だから落ち込んでいたんだ…
:…)
莉子 :「と、とりあえず、これは貰っておいて、と」
莉子 :「ところで」
:「高校生だとしても、こんな時間に、どうしたの?」>美
:琴
美琴 :「……夜の……散歩……」
雨降 :「その……子供が出歩いて安全な時間ではないと思うが」
美琴 :「……散歩……しないと……落ち着かないから……」
:(もじもじ)
雨降 :「家の人は?」
美琴 :「……別に……」
:「……心配してないし……」
[MCL-240] #……なんかこう、デジャヴが……
#……ああ、毛布娘か(笑)
[Luna] #うっはー
莉子 :「でも、夜道は危ないよ?」
雨降 :「(わけありか)詳しいことを聞こうとは思わないが……気
:をつけて」
美琴 :「……うん……ありがと……」
環 :「いやまったく、野良犬とかも出るし(ぷるぷる)」
美琴 :「……のらいぬ?」
莉子 :「……まあ、犬はうろうろしてるね(くすくす)」
雨降 :「いまどきはヒトの方がよほど恐いかも知れんがね(笑)」
美琴 :「……犬とか、狼とか、狐とかでちゃうんですか??」
莉子 :「お、狼っ、き、狐っ……そ、そうだなぁ、出るかもねぇ、
:あはははは……」
環 :「このへんは自然も多いし野犬とかも出るかも(ぷるぷる)」
雨降 :「ヒトと動物以外も出るかもしれないな」
環 :(ぶるぶるぶる)
美琴 :「でも、皆さん強そうだから、いいですよね……」
雨降 :「(みまわして)……そうか?」
美琴 :「……おねえさんは、つよい・よ・ね?」
莉子 :「いいっ!?」
:「そ、そうだなぁ……まあ、強い、かなぁ……」
莉子 :「でもさ、何でそう思うの?」
美琴 :「……見た目より……耳大きいし……おしりも……」
[Luna] #うっすら感じるらしい
莉子 :「いいいいいいいいっ!?」
:「(な、なんでっ!? いま、耳出てたっ!?)」(と、慌てて
:狐耳が出てくるあたりを押さえる)
美琴 :「……強そうですよねっ?ねっ??」(周りに同意を求め
:る)
$$
**********************************************************************
中編に続きます。
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