[KATARIBE 26663] [HA06L] チャットログ:『ファイト!』(前編)

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Date: Thu, 11 Sep 2003 17:57:55 +0900
From: Motofumi Okoshi <motoi@mue.biglobe.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26663] [HA06L] チャットログ:『ファイト!』(前編)
To: KATARIBE ML <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <20030911175757.RAPFC0A827A6.6441CA41@mue.biglobe.ne.jp>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26663.html

MOTOIです。
03/09/01、#HA06のログを編集しました。
チャットログ:『狼・狼・犬・犬・狐』の続きになります。

チャットログ:『狼・狼・犬・犬・狐』
前編:http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26656.html
後編:http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26600/26657.html

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チャットログ『ファイト!』(前編)
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登場人物
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 那須野莉子(なすの・りこ)
  :狐娘にして正義のヒロイン。悪(と思った)者には容赦せず!
 神楽真夜(かぐら・まや)
  :人狼お姉さん。戦う莉子の姿にメロメロ?
 忌野朱理(いみの・あかり)
  :焔憑きの大学生。莉子曰く「悪人面」(ぉぃぉぃ)。


莉子のルーツ
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 真夜     :「……莉子さんも、狐ならではの技能とかないんですか?」

[gallows]  #離席ー、邪魔ものは立ち去ろうw
[Luna]   #ぁぅ

 というわけで、前ログ『狼・狼・犬・犬・狐』に登場したダミアンと垂れ蔵
は離脱します。

 莉子     :「いや別に、そんなのないですけど?」
 真夜     :「たとえば、狐以外にも化けられる、とか……」

[MCL-240]  #変身、狐火、フェロモン、といったところ。
[Luna]   #十分すごいですが(苦笑
      #真夜なんて、爪、牙、吠える、くらいか?(苦笑

 莉子     :「うちの家系は、葉っぱで化ける狐とは違うんです」
 真夜     :「……というと、どんな狐さんなんですか?」
 莉子     :「ええと……九尾の狐の、家系なんです」
 真夜     :「……九尾の狐……?」
        :「……妖力のほうの狐さんですか?」

[killist]  #葛葉の人の事でしたっけ。>九尾
[lokai]   #玉藻前とか環君とか。

 莉子     :「那須の殺生石の、九尾の狐、玉藻の前の家系です」

[Luna]   ってことは、千年来の家系なんですね
      #ぁぅ

 真夜     :「ってことは、千年来の家系なんですね」
        :「いや、千年どころの話じゃないですねー」
 莉子     :「家系図なんて、残ってないですけどね」
 真夜     :「家系図なんてなくても、狐の血筋はちゃんとうけつがれ
        :るんですね。うらやましいっ」
 莉子     :「そうですか? 誰だって、同じようなものだと思うけど」
 真夜     :「人狼は、血筋で引き継がれる、ってあんまり聞かないん
        :ですよね……」
 莉子     :「いや、でも、それは、その、子供を作れば……」
 SE      :ぽむっ(耳が飛び出る)
 真夜     :「……子供を作れば……?」
 莉子     :「ええそうです、子供を、その、作れば」
 SE      :ぽむっ(尻尾が飛び出る)
 真夜     :「……作れば??」
 莉子     :「いやその、ええと(慌てて耳と尻尾を押さえる)」
 真夜     :「……隠さなくてもいいのに……」(悲しそうな顔)
 莉子     :「だって、普通の人間として生活してますし」
 真夜     :「……ワタシだって、普通の人間として生活してますよ?」
        :「この髪も耳も隠してないしね」
 莉子     :「あたしは隠したいんです」
 真夜     :「……の割には、あっさりばれそうな身体じゃないの?」
 莉子     :「そんなことないです。これはその……さっき真夜さんが、
        :あんなコトするから、ドキドキが収まってなくって……」
 真夜     :「……自分の身体のこと、人のせいにしてばっかりいたら、
        :いつまでも解決しないですよ」(にっこり)
 莉子     :「ホントなんですってば。普段はこんなんじゃないです」
        :(どうにか耳と尻尾が引っ込む)
 真夜     :「……普段は……違っていても、肝心なときにだめだと…
        :…ね。まずいでしょ?」
 莉子     :「ううー……」
 真夜     :(頭をなでなで)

[MCL-240]  #ちょっと拗ねた


制御不可能?
------------
 真夜     :「……でも、大丈夫だよ」
        :「……こんなにかわいいんだもん」
        :(そのまま頭なでなで)

[Luna]   #フェロモン効いておるのぉ
[MCL-240]  #174センチの真夜さんと、172センチの莉子……
[Luna]   #ちょっと背の高い真夜さんがなでなで、ってところですね
[MCL-240]  #可愛いなんて、言われなれてない

 莉子     :「か、かわいいって……からかわないでください」
 真夜     :「……こんなにかわいいのに……ね。」(首傾げにっこり)
 莉子     :「……(そっぽを向く)」
 真夜     :「……つらいかな……」
        :「……ヘンなこと言っちゃって、ごめんなさい」
        :(ぺこっと謝る)
        :「……でもね、ワタシも最初は変身コントロールできなか
        :ったんだ……」(ぼそ)
 莉子     :「こ、コントロールは、ちゃんとできるんです……」
 真夜     :「……感情に左右されてない?」
 莉子     :「ただ、その……ちょっと変な気持ちになると……その…
        :…」
 真夜     :「そう、それはコントロールできている、とは言わないの
        :よっ」(びしっ)

[hari]   #ふむふむ
      #王子さまをいぢめている
[Luna]   #ひぃ

 真夜     :「……まぁ、気になるなら、いい先生紹介するわ」
 莉子     :「いや、いいです」
 真夜     :「……いいの?」
 莉子     :「やっぱり動物なんでしょう?
 真夜     :「ううん」(と手を横に振る)
 莉子     :「じゃあケダモノなんですね」
 真夜     :「動物じゃなくて、人間よ」
        :「……しっかりした、おにーちゃん」
        :(にっこり)
 莉子     :「……はあ。まあ、またこんど」
 真夜     :「そ、そうね。初めて会って、そこまで話すのも、ねぇ…」

[MCL-240]  #莉子、警戒しています(笑)
[Luna]   #どのへんに警戒をっ?
      #むしろ偶然通りかかるおにーちゃん(マテ
[MCL-240]  #さっき、貞操の危機を感じた(笑)
[Luna]   #う
[hari]   #なにやら
      #大騒ぎの模様
[Luna]   #いまは二人ですよ
[hari]   #うひひ
[MCL-240]  #多分、またさっきのようなことをされたら、今度はためらいな
       くライダーキックを(笑)
[Luna]   #少しは耐性ついたと思うので大丈夫(ぉゃ

 莉子     :「……まあ、玉藻の前の血族にしては、未熟者なのは否定
        :しませんけれども」
 真夜     :(黙ってこくこく)

[MCL-240]  #何しろ日本における狐の変化の類では、トップクラス
[Luna]   #なるほどー

 莉子     :「けれども、正義を信じる心は誰にも負けません!(ぐっ)」
 真夜     :「……愛と正義のヒーローですねっ」
        :「……玉藻の前……って正義でしたっけ……?」
 莉子     :「それとこれとは話が別です」
 真夜     :「……正義の心に目覚めた背徳の戦士……?」
 莉子     :「何で背徳の、が付くんですかっ」
 真夜     :「……響きが……いいから……」(ぼそ)
 莉子     :「勘弁してください……」
        :#ため息とともに、フェロモンが少し(笑)

[hari]   #……混ざれない

 真夜     :「……ぁぅ」
        :「……このへんが……背徳って……」(あぁ抵抗……でき
        :ない……かも……)
        :(ちょっとメロっときた)

[hari]   #……混ざろう(ぉ


先生若しくは怪しい人(ぉ
------------------------
 真夜     :「……だれか……たすけて……」(涙)
        :(夜のワタシにこれは……)

[hari]   のしのし

 莉子     :「……?」
 忌野     :「……む?」
 真夜     :「……あ……おにーちゃ……」
        :(忌野くんにすがり)
 莉子     :「……あなたは?」
 忌野     :「……どうした(よしよし)」
 真夜     :「……夜のワタシには……刺激が強い……」
        :(くらくら)
 忌野     :「……ふむ?」
        :#ぽんぽんと頭を撫でる

[hari]   #妹的扱い

 真夜     :「……莉子ちゃん……かわいいよぉ……」
 莉子     :「……怪しい人ですね」
 真夜     :「……おにーちゃん……このひと……きつ……」
        :(きつね、と言いたかったらしい)
 忌野     :「……ふむ……」
 真夜     :(とりあえず回復)「……ふぅ」

 真夜     :「この人(といって忌野君をさす)、さっきいってた頼れる
        :おにーちゃん」
 忌野     :「……そうらしい」
 莉子     :「……とてもそんなふうには見えないですけど」
        :「怪しいです、どっちかというと」
 忌野     :「……そうか……」
 真夜     :(指を横に振る)「いえ、おにーちゃんのおかげでワタシは
        :平和な人間ライフをエンジョイ中なのです」
        :「……きっと、莉子ちゃんのことも、なんとかできるんじ
        :ゃないかな?」
 忌野     :「……???」
 真夜     :「ね、おにーちゃん?」(と忌野君に同意を求める)
 忌野     :「……むぅ?」
        :なにがなにやらと言う雰囲気


拳で試すっ!
------------
 莉子     :(と、ケータイを取り出す)
        :「今日は、ファイズ風でいきます……」
 真夜     :(……む、まさかっ)
 莉子     :「頼りになるのかどうか、ためさせてもらいます」
        :「変身ッ」
 真夜     :「……おっ」
 SE      :ひゅごぉっ(一気に獣人に変化する)
 真夜     :「……おおお」(ぱちぱちぱち)
        :「……どう?」(忌野君に同意を求める)
 忌野     :「…………(ぱちぱちぱち)」
 真夜     :(忌野君に耳打ち)「……っていう変身が、たまにコント
        :ロールが聞かなくなるらしいのよ」
 真夜     :「……っていっても、おにーちゃんまだ莉子ちゃんの本性
        :みたことないしね」

 莉子     :(間合いを詰めてくる)
        :「試すと、いったじゃないですか」
        :(右正拳)
 忌野     :「…………ふむ」
        :捌く
 真夜     :「説明抜きでいきなり試すって言っても混乱するだけじゃ
        :……」
 莉子     :「まだっ!」(足払い)
        :「拳で語るんですっ、こういう時はっ!」
 真夜     :「……本気出しても……いい?」(忌野君へ)
 忌野     :「……いや」
        :後ろに下がってかわす
 真夜     :「……じゃ、任せるわ」(一緒にかわす)
 莉子     :「ライダー……っ(また狐火をためる)」
 忌野     :「ふむ……」
 真夜     :(……狐火……)(ちょっとにやり)
 莉子     :「パーンチッ!」(狐火を叩きつける)
 真夜     :(かわす体勢)
 忌野     :「……」(片手で受け止める)
 莉子     :「えっ!?」
 真夜     :(さっとよける)
 忌野     :「……派手だ」
        :(すべる様に間合いを詰める)
 真夜     :「……相手が悪かった……かもね……」(ぼそ)
 莉子     :「ライダーぁぁぁぁぁぁ(またためる)」
 真夜     :(手はださないよ、というポーズ)
 忌野     :「遅い」
        :#両腕の肘から先が火に包まれる
 莉子     :「え?」
 真夜     :(……焔手か)

 SE      :ドンッ(双掌打)

 莉子     :「!?」
        :#クリーンヒット
 真夜     :(……入ったか……)
 忌野     :「……いきなり……襲いかからない」(めっ)
 真夜     :「……って、莉子ちゃん……大丈夫かなぁ……」(ぼそ)
 莉子     :「くう……まだまだっ!」
 真夜     :(……てか、動きが派手なだけに、相手に読まれやすいの
        :よね……たぶん)

 莉子     :「ライダーぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
 忌野     :「…………」
        :足を軽く引いて半身になる
 莉子     :「爆裂キーックッ!(とびげりっ)」
 真夜     :(巻き添えを食わないように場所をかえつつ見ています)
 忌野     :(軸をずらす)

[hari]   一歩右
[hari]   横を通りすぎて行く爆裂キック

 莉子     :「……あ」
 真夜     :(……おっ)
 莉子     :「(見切られたっ!?)」

[MCL-240]  #はるか離れたところまで飛んでいって……

 SE      :ちゅどーん(誤爆)
 真夜     :(……自爆、か……)

$$
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後編に続きます。

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Motofumi Okoshi
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