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Date: Tue, 23 Oct 2001 02:24:57 +0900
From: AloeDaioh <aloeking@geocities.co.jp>
Subject: [KATARIBE 22779] [HA06L] チャットログ『悪夢の朝』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <a04310500b7fa0659650c@[210.170.254.215]>
X-Mail-Count: 22779
蘆薈でする。
2001/10/21、午前7時半過ぎの#HA06。
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チャットログ『悪夢の朝』
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登場人物
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雨降蓮太郎 :雨男。なにかあると自分を責めてぐるぐる悩む性格。
(PL:蘆薈[lokai])
長生哲也 :カレー魔術師。いつもわりとポジティブ。
(PL:小野哲也[OTE])
伊佐見由摩 :クローン娘。人や物に抱きついて調べることができる。
(PL:球形弐型[Ball_log])
吉田善勝 :根性睡眠男。人の夢を覗く特殊能力がある。
(PL:たついーし[tatsu114])
前回までのあらすじ
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井戸の精・囲ちんは、ある日突然、眠ったまま起きなくなってしまったのです。
呪われているわけでもなく、なにか憑いているわけでもなさそう。
わけあって囲ちんを預かっている雨降のおじさんも、井戸を調べたり、友達の
吉田くんに夢を覗いてもらったりといろいろ調べたのですが、眠っているわけ
も、起こす方法もわかりません。
この辺のおはなしは
チャットログ『眠り』(2001/10/17)
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/22700/22752.html
あふりんダークサイドに沈む……か?(2001/10/18)
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/22700/22753.html
チャットログ『夢覗き』(2001/10/18)
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/22700/22759.html
をよんでね。
悪夢の朝
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雨降 :「……今日も起きないか(溜息)」
[Ball_log] # どきどき
雨降 :「……(なでなで)」
[lokai] # 囲ちんが起きてこないか、毎朝確認してる
[Ball_log] # ほむ
眠り姫囲ちゃん
雨降 :(こうして見ていると、なんともなさそうなのだが……)
雨降 :「囲……(溜息)」
[lokai] # ここんとこずっとこんな調子っぽい
[Ball_log] # 寂しそうな雨降さん
[lokai] # 淋しいというか心配というか。
[Ball_log] # これで大きくなって美人のお姉さんとかになったらとっても大
変(ぉぃ
[lokai] # ぎゃー
雨降 :「……(くらり)」
哲也 :「こにゃにゃちわぁ。いいコーヒー豆が手に入ったので遊
:びに来て見ましたぁ」
雨降 :「……」
哲也 :「ありゃ、お子さんお休みでしたか。失礼。と、顔色良く
:ないですよ。どーしました?」
[OTE] # 遠慮して縁側
雨降 :「……申し訳ないが、いまは取り込んでいるので」
哲也 :「わかりました。じゃぁ、なにか有ったら声かけてくださ
:いな。一応治癒術者の端くれですから」# 豆を置いてそろ
:そろと
雨降 :「……有難う」
哲也 :「今度滋養強壮剤でも持ってきますよ。じゃ!」
雨降 :「心配をかけて済まない」
哲也 :「いえいえ良いって事ですよ」# 退散
由摩 :「おはよー……って……」
雨降 :「……おはよう(ぼー)」
由摩 :「まだ……なの?」
雨降 :「(目が泳いでる)……ああ」
由摩 :「そう……」
雨降 :「……なにが……いけないのだろうな(微苦笑)」
由摩 :「お酒、とか……」
雨降 :「……そうか……」
吉田 :「おはようございますー……」
由摩 :「冗談だってば……」
雨降 :「……ああ、この間はありがとう」
吉田 :「起きましたか??囲君」
雨降 :「いや」
由摩 :「ふーむ……」
吉田 :「………そうですか……なんか思いっきり幸せそうな夢見
:てましたからね……夢に居座ってるという可能性も……」
雨降 :「……現実に幻滅させてしまったかな」
[Ball_log] # 抱きついてスキャンしてみたい気分<囲ちゃんに
[lokai] # おお。
ゴウゴウ
由摩 :「よいしょっと……(抱きつきスキャン中)」
[Ball_log] # って、一体どうなってるんだろう?<現状
雨降 :「どうした?」
[lokai] # 実は決まっていない(爆)>現状
[Ball_log] # ぎゃー
由摩 :「囲ちゃんに語りかけてみるの」
雨降 :「そんなことが、できたのか」
吉田 :「不思議なことができますね…」
由摩 :「うんっ」
中断:そしてまだ原因は決まっていなかった
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[Ball_log] # さぁ、原因はどうしよう(爆)
[lokai] # 呪われてるという線は一応消えている
[Ball_log] # ほむ
[tatsu114] # スイマーという線も消えてる(爆
[lokai] # 現在有力なのは冬眠説
[Ball_log] # ふーむ
[lokai] # 幸せな夢に取り込まれかけているのはあるかもしれない
[Ball_log] # この辺りは、しんちゃんが分野なんだよな
由摩は、内容は見れるけど、直接関与出来ませんし
[lokai] # うに
夢の中の囲ちんは、不自然なまでに幸福感に溢れていたりする
と恐い
[Ball_log] # そーなると、何故そんな夢を見ることになったのか、が疑問に
なるね
[lokai] # うむ
[OTE] # 哲也も原因がわかれば手伝えるんだけどなぁ。夢には潜れない。
[lokai] # 現実が辛いからとか、なにかが夢に入り込んでいるからとか
[OTE] # 単に冬眠の周期がぶり返してる、とかかも。
[tatsu114] # 夢にもぐれるけど危険つきまとううえに関与もできないに等し
い
[Ball_log] # それだと、今の環境がとても辛いということになるね
[tatsu114] # どう辛いのかが問題になってくるね
[lokai] # ぎゃー>環境が辛い
[Ball_log] # むしろこー
囲ちゃんの一族に、時々みられる現象とか
成長のために、こーいうことがあるとか
[lokai] # 井戸から長いこと離れていたので、ちょっとエネルギー切れを
起こしているとか
[tatsu114] # ありうる
井戸にぼとん、
[lokai] # 夜更かししすぎて冬眠周期がおかしくなってるとか
[Ball_log] # きゃべつを食べなかったので、拗ねてるとか(ぉぃ
[lokai] # がーん>きゃべつ
アノ夢はキャベツの禁断症状くわ(爆)
[tatsu114] # なるほど!!
[Ball_log] # ……もしかしたら、その方が、狭間06っぽくてよいかもしれな
い(爆)
[lokai] # にゃははははは
[Ball_log] # 頭の中は、キャベツでいっぱい、とかだったり(爆)
[lokai] # がびーん
そんなに飢えてたのかっ
[Ball_log] # 大騒ぎして、実は大したこと無い。狭間06の基本です(爆)
[lokai] # ここんとこにくが安くて、ずっと肉料理が続いてたとか
[Ball_log] # キャベツが高かったので買ってなかったとか(笑)
[lokai] # ありがち(笑)>キャベツ高くて
節約生活してると陥るばっかり食いの罠。
[Ball_log] # 教訓:囲ちゃんには一週間に一回はキャベツを食べさせましょ
う、とか(w
[lokai] # ぎゃふん。
由摩ちがスキャンすると、頭の中がキャベツへの飢餓感で一杯。
[Ball_log] # まぁ、あまり大騒ぎなことすると、アキト君が出てこないと処
理しきれないって話もあるんだが
[lokai] # ふににふに
[Ball_log] # ってことでキャベツ禁断症状説が一番有力に(爆)
[lokai] # うはは
[tatsu114] # あらま
[lokai] # 実はあのキャベツの夢のあと、地平線から現れた巨大な肉に襲
われる夢を見ていたとか(爆)
再開:キャベツ畑の悪夢
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雨降 :(どきどき)
[lokai] # 見守る
由摩 :「…………キャベツ(ぼそ)」
雨降 :「キャベツ?」
由摩 :「キャベツが肉に負けてる……」
雨降 :「……何の話だ」
由摩 :「囲ちゃんの夢の話。」
由摩 :「巨大な肉が『にくーにくー』って言いながら、キャベツ
:をなぎ倒してた……」
雨降 :「肉……ああ、そういえば最近、野菜が高かったから(汗)」
[lokai] # 肉神:「むんふー」
吉田 :「……直接見てみたいような何というか(汗」
[lokai] # 疲れがとれないのは栄養バランスが悪かったからかっ
雨降 :「……この間の夢はその反動か(汗)」
吉田 :「みてこよっと、ちょっとここに座らせてもらいますね
:(ぐー)」
[lokai] # 夢の中は一面のキャベツ畑
のむこうから
巨大原始肉 :「むはははははははははは(ずごごごごごごごご)」
吉田 :「おーおー、相変わらずのキャベツ畑……ってなんだあ
:りゃぁ!!」
吉田 :「肉が爆進してるぞおい!」
雨降 :「うなされている……(どきどき)」
巨大原始肉 :「にくーにくーくえーくえー(ごうんごうんごうん)」
由摩 :「はぁ……見ない方が良かったのに……」
吉田 :「……あーあー、にげてるし……」
[Ball_log] # そして、囲ちゃんの前からキャベツが逃げていくんだ
[lokai] # ぎゃあ
[Ball_log] # 食べたくても肉が邪魔する
吉田 :「この手の夢は大体取り込まれるからさっさと抜け出そ
:う……」
吉田 :「……ふえ……怖かった……」
巨大原始肉 :「にぐううううううううううううう(どごーん)」
[lokai] # やっててたのしい(爆)>肉
[Ball_log] # わははははは
雨降 :「どうだったんだ(どきどき)」
キャベツ’s :「きゃーきゃー(わらわらわら)」
吉田 :「肉とキャベツの大饗宴…・ゴジラを見てるようでした」
雨降 :「う……そんなに肉が厭だったのか(汗)」
[Ball_log] # 肉=ゴジラ、キャベツ=人間
吉田 :「ダイエットしてる人の夢見たことあるけどそのときもな
:んか食いもんが遠ざかってたな……」
由摩 :「うーん……キャベツ不足か……」
雨降 :「キャベツを食べさせれば治るだろうか」
由摩 :「分からないけど……そーかもしれない……」
吉田 :「しかしまーゆかいっちゃー愉快だった」
雨降 :「問題は、眠ったままのこの子にどうやって食べさせるか
:だが」
吉田 :「食べさせるっていってもねてるときじゃ…」
由摩 :「すり潰して飲ませるとか」
雨降 :「……う(味を想像した)」
[Ball_log] # 意外に、キャベツちらつかせたら食いついたり(爆)
[lokai] # わはは
吉田 :「ジュースとか……無理か」
[lokai] # 匂いに反応してぱくりと。
[Ball_log] # この後のシーンは、アキト君にやらせてみようか(笑)
[tatsu114] # うい
[lokai] # そですな
このへんで切っておきますか
[Ball_log] # あーい
というわけで。
ほのぼのというかトンチキというかになったところで、後日アキトさんを交え
て続きをやりましょう。
時系列と舞台
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2001年秋、雨降宅。
解説
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相変わらず眠ったままの囲をめぐって悩む人々。
なんとかして原因を探ろうとするが。
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滑るがごとく遠ざかる
東松原蘆薈
aloeking@geocities.co.jp