付録3「基本プロット構想メモ」進展状態事例

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付録3「基本プロット構想メモ」進展状態事例

「基本プロットの構想メモ」で「ブルーローズ」情報過多を捌くの付録です。

【略号集】
SC=シーン・チェンジ
HM=ヒドゥン・ミッション
GE=グッド・エンディング
NE=ノーマル・エンディング
BE=バッド・エンディング
(公)=公開情報。PCがあらかじめ知っていることとして、セッション前からプレイヤーに伝えて構わない情報。
(準公)=準公開情報。一応、限定情報の分類だが公開情報に準じる扱い。PCが接しただけでわかること、簡単な働きかけや、目標値10程度の簡単な判定で分かる情報。
(限)=限定情報。ここでは準公開情報と準秘匿情報の間の扱いの情報。
(準秘)=準秘匿情報。一応、限定情報の分類だが秘匿情報に準じる扱い。プレイヤーがよほど鋭くいくつもの手がかりを繋ぎあわせないと確証できない情報。準秘匿情報は、解明しなくてもノーマルな達成度でミッションをクリアできるように仕込むのがカンナ式。
(秘)=秘匿情報。ここで言う秘匿情報は、「シナリオの秘匿情報」のカテゴリ(システムの秘匿情報も包含される)。
 
  [0.5]背景:(限)シュープリームがDNAクローン再生した小型恐竜脱走
 [1]承前:(準秘)実はセレゲの陰謀が絡んで逃がされた
  [1.5]初期ミッション:(公)北米支部、シュープリームは隠蔽工作。真相を掴め
  [1.75]初期ミッション補足:(公)NYの地下鉄が毒ガステロで封鎖された(ホントは隠蔽工作)
 [2]導入:シュープリームに追い回されてNYの地下鉄逃げ回り、の現場にSC
 [3]情報処理:恐竜人類に知性あることをPCにわからせる場面幾つか
  [3.25]しかも知性ある恐竜人類だったし(シュープリームは気づいてない)
  [3.5]HM:恐竜人類の確保と隠蔽めざす(タイムワープさせる必要性要設定)
  [3.75]できればPCに同情させたいけど、同情だけじゃ弱い
 [4]クライマックス:追い詰められた恐竜人類、パワー暴走(どこで?何??)
  [4.25]恐竜人類タイムワープ用のオーパーツに到達
  [4.375]恐竜人類殺しちゃうとワープ口開きっぱなしで暴走
  [4.5]PCが恐竜人類と上手に意志疎通すればOK
  [4.75]3.5のHMは要再定義、パワー暴走の危険をいつ気づかせる(←重要)
  [4.875]タイムワープの件、セレゲの思惑絡みでPCに予兆提示(3〜4の間か)
 [5]決着:GE恐竜人類はタイムワープで過去に戻る
  [5.5]NE恐竜人類生きてるまま保護しただけ
  [5.75]死んじゃったらBE(?)
 [6]後日譚:うまくいったら妙な化石とか発見されるとか
 
 「この付録3は、作業途上のプロット構想メモです。あなたなら、どんなふうに手を入れますか?
 アタシは、『タイムワープ関係のオーパーツが唐突』『恐竜人類はどやってNYまで来た?』あたりが気になってます。
 後、『ミッション評価ポイント』も、少なくともキー・ポイントは、アタシ的には見えてきてます。
 ここまで来れば、最初のアイディア・メモは、とりあえず置いといて作業してだいじょぶです。
 次号のWebZineで、アタシ的にシナリオ作成移行直前まで調整した感じの版を掲載する予定です。
 よかったら、調整作業にトライしてみてください。本文を参照して、メモ内容の改変や、項目名や項目数の変更をしてみてください。
 
 また、今回公表したプロット案をベースにシナリオを作って遊んでもらっても構いません。最初のアイディア・メモの方から改変したオリジナル・シナリオとかにも、じゃんじゃん使ってやってください」

さいごに

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月刊TRPG.NET 2003年12月号

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