トーキョーN◎VA雑談所 LOG 099

トーキョーN◎VA雑談所の2003年11月20日から2003年11月23日までのログです。


2003年11月23日:22時26分45秒
【組み合わせの自由】ええ、そう言う話です。 / 死体な方々
>月白カンナさん
そうなんですよ。ええ、まったく。もともと組み合わせの制限に関しては、ルールブックには「タイミング」「組み合わせ」「対象」などの条件をクリアすれば、あとは「状況を説明してRLの承認を得ること」が最終的に書かれている以上のことは何もないようなものですからね。
出来る派が「出来る」というのは、少なくとも、それ以外の部分に関してはクリアしていると言う認識。あるいは普通に遊んでいる周囲のRLの多くは承認してくれるだろうという認識によるものなわけでして。
後は、あなたの仰る通り、好みの話にしかならないわけですよ。最初から。
その達成値の高さ加減によって制限するったって、そもそも達成値上限によるキャストのチョイスもルールブックに載っていますし、同じく見合わせでも達成値が高ければ却下して低ければ許可するんかーて感じで。
そうすると、やっぱり後に残るのは美意識とか身内周りでの慣習とかそう言うものしか残らない。
ってなわけで、地平も見えたこの辺りで、本件は切った方が良さそうです。地平を追っかけて走る先には堂々巡りかのたれ死しか待ってませんからね。
2003年11月23日:17時15分51秒
【組み合わせの自由】結局どっちでもないんじゃないかな / 月白カンナ
 一行掲示板の2003/11/23:12:51:45の第百武蔵丸さんの以下の記述から、忘れていた初心を思い出しました。
> 意図的になんだろうけど、るるぶの書き方が曖昧で幾らでも解釈のしようがあるのと、PLがRL判断に素直に従ってくれないのが原因かと>NOVA_FREE

 私がN◎VAというシステムから受けた最も強い印象はそのストイックさです。装飾を一切排したルールの上にトーキョーN◎VAという都市を表現しようとしているクールさです。
 N◎VAそのものは例えば派手な戦闘がやりやすいようには作られていないと思います。もちろんやりにくいという意味ではありません。そうではなくて、派手な戦闘もヒロイックな活劇もシリアスなドラマもダーティな悲劇も、それら全てを受け入れるだけのプリミティブなシステムになっていると思います。
 その上で必要であればRLがルールをいかようにもカスタマイズすることができる。

 N◎VAで組み合わせについてこれはできる/これはできないと書かれていないのは、書いてしまうとN◎VAが受け入れることのできる世界が狭まるからだと思います。
 私は専業アーティストではないんで表現力についての議論をこれ以上突っ込む気はありませんが(まあでもラッツならきっと「アーティスト」と呼んでくれるような気もする)、あるベクトルにそってルールをカスタマイズすることは、その逆向きのベクトルにとってはマイナス要因に働きうるということは理解していただきたいと思います。

 結局のところ「〈誘惑〉拳法がルール上可能」とする結論も「〈誘惑〉拳法がルール上不可能」とする結論も間違いで、N◎VAというルールはそのどちらの裁定も受け入れる素地をあえて築いているのではないでしょうか? そういう意味では汎用RPGに近い感覚があるのかも知れません。
 まあでもできないと書いてなければできると思ってしまうのが人情なのかもしれませんが……。

 では本題に戻って、組み合わせをどこまで許すかの話。
 個々のキャラクターの活躍どころを設けているシナリオなら、他のキャラクターの活躍場所を食ってしまうような組み合わせを認めないようにするという裁定もあるかと思います。
 逆にそのキャラクターの活躍どころなら、達成値がどれだけ高かろうとどれだけコンボが邪悪だろうと、受け入れて構わないのではないでしょうか? ただせっかくの活躍どころですから、敵役がひとたまりもないような達成値をたたき出すキャストには役不足ということで御遠慮願うことはあるのかもしれません。
2003年11月23日:04時47分22秒
それは要するに / KEN

 つまりは「RL判断」と「RL判断以外のルール」は分けて考えるべきだという、それだけのことでしょう。
 両者をごちゃ混ぜにして議論を行っても無意味です。ルール適用の優先度によって、常に「RL判断」の方が正しいと最初から決められているんですからね。

 現実には「RL判断」と「RL判断以外のルール」の間に、明確な境界線が引かれているわけではありません。ゆえに話が交錯することはあり得るでしょう。
 ただ、そういった混乱を防ぐためには、「RL判断以外のルール」をよく理解しておくことがそれなりに意味を持つのではないかな、と思います。
2003年11月23日:01時19分50秒
問題にしているのはRL判断を根拠に他人を非難していることです(Re: ごめんなさい。) / 月白カンナ
 用語定義については例のとおり。

高山さん:
> P.88〜の組合せルールとP.146〜の特技データにに従い、明確に出来ないもの意外は許可していくのが、そんなに問題なのですか(TwT?

 全然問題じゃないと思いますよ。RL判断は問題にしようがありませんし。

 ルールブックに「○○についてはRLが決める」と記述されている事柄をRLが実際に裁定することはルール準拠にあたるかどうかについてですが、その内容が他のルールに適合しなければならないという制約があるならルール準拠であり、そうでないならルールよりも上位に位置するRL判断になると思います。ルールブック全体から当該の事柄について適切な裁定を導き出すことがRL判断ではないとするなら、その裁定は他のルールに対して適合しなければならないという制約を負っているといえます。しかしルールブックの解釈行為そのものがルールによる制約を受けないRL判断であるとするならば、他のルールに縛られる必要はなくなります(「縛られる必要はなくなる」からといって「他のルールに適合していない」ということを意味しているわけではありません。多くは適合しているでしょう。ただ単に適合しているかいないかが問題ではなくなるというだけです。) もちろんいずれの場合も下された裁定そのものはRL判断と同等の優先度を持つことはいうまでもありません。
 RL判断はRL個人とその環境に帰着するため非難の対象となるいわれは基本的にありません。(それが悪意に基づくものであったりゲーム外に実害をもたらすものであれば、ゲームとは関係なく、社会的な非難の対象とはなりえますが。)

 私が問題にしているのは、他の人のRL判断を公然ともしくは揶揄によって非難していることです。
 ただそれが仮にルールブック内の記述に基づくものであればわずかなりとも根拠があるともいえなくもありません。
 しかしルールブックの記述の解釈そのものがRL判断であるならば、それはその人の好みに過ぎず、他人を非難する根拠とは全くなりえません。
2003年11月23日:00時59分24秒
「RL判断」ということ / 自動端子
過去の判例を調べて指摘、適用するのが裁判官の仕事ではないのと同じで、自らの判断でその場の采配を振るいなさいということではないのですか?
2003年11月22日:22時16分53秒
ごめんなさい。 / 高山信明
私の頭が悪いせいか、月白さんの言っていることが良く分からなくなってきました…
ええと、ようするにRL判断と記述されている記述を居採用するかどうかもRL判断。
ごめん、正直良く分かりません……(涙
P.88〜の組合せルールとP.146〜の特技データにに従い、明確に出来ないもの意外は許可していくのが、そんなに問題なのですか(TwT?
2003年11月22日:18時35分40秒
Re: 【組み合わせの自由度】〈製作〉+〈超テク〉+〈爆破工作〉 / 月白カンナ
> 他人の判断を参考にし、自分の判断を修正する。あるいは他人に対して自分の意見を述べる。
> これが無意味なら、確かにルールに関する議論は無意味でしょうけれど。

 そういう意味ではもちろんないですよ。
 私が「無意味」だといっているのは、個々のRL判断がルールに適っている適っていないということについて議論することです。
 例えばプレイヤーにとって抵抗感のない裁定を行うために他のルールと整合性がとれたRL判断を行うための議論であれば、その「RL判断」がルール準拠であるかどうかを論じないのであれば、有用だと思います。

 しかし…ってことは「〈製作〉+〈超テク〉」って「こんなこともあろうかと」と言えばなんでも通用しそうなんで、かなり万能くさいな。面白いけど。
2003年11月22日:18時16分20秒
【組み合わせの自由度】〈製作〉+〈超テク〉+〈爆破工作〉 / 慶人
このコンボ、実は別のシナリオでも敵ゲストが使用しています。
そのシナリオとは、『The First Detonation』。GF7−6に掲載されています。
私も以前は〈超スピード作業〉を組み合わせなければいけないのではないか、と思っていましたが、
今では〈超スピード作業〉は不要なのだと判断することにしています。

>月白カンナさん
>ルールに関する見解 見解は常に個人の意見であり、「こう思う」「私はこうする」というRL判断です。
他人の判断を参考にし、自分の判断を修正する。あるいは他人に対して自分の意見を述べる。
これが無意味なら、確かにルールに関する議論は無意味でしょうけれど。

>もにょさん
>エグゼク×3で肉体戦
この場合は素直に〈※圧力〉を組み合わせるので却下のしようがない、と思うのは私だけでしょうか?(w
いやどうでもいいんですけど。
2003年11月22日:17時50分38秒
【組み合わせの自由度】 / 死体な方々
ルールは使う人間が使いやすいように解釈するという、当たり前と言えば当たり前の法則ですね。
例えば、慣習法というものがありまして、どこにも明記されていないにも関わらず、認められているルールが存在したりするのが世の中という奴です。
N◎VAではどうでしょう? RRからDにルールブックは移りまして、まあ実に様々な点が変更されたわけです。
しかもFEARという会社は実に親切なことに「以前とはルールが変わったために不可能になったこと」等についての記述を各所に掲載してくれていたりします。「3点バーストの消滅」や、「《プリーズ》!→《守護神》の禁止」などがそれに当たるでしょう。
逆に言えば、昔からやっていたことを“取り立てて禁止する記述”でも見つからない限り、ユーザーは昔ながらに遊んでしまうことが往々にしてあるわけで、それで良いとか悪いとか言う話は最初からしていないわけです。
もしそうした流れをFEARが望ましくないとするならば、よりはっきりとしたエラッタなりQ&Aなりを近いうちに提示してくれるでしょう。疑問に感じたならばメールの1つも送ってみましょう。
“ルールブックを読めば分かりそうな質問”に関しても、疑問に思っている人間が多いと見れば彼等はきちんとエラッタを出してくれています。
そして、もし送った質問がエラッタに影響していなかったとすれば、それは質問自体が“大した問題ではなく”RL判断で済ませて良い内容なのだろうと言う話になるわけですから。
2003年11月22日:14時40分20秒
【組み合わせの自由度】「見解」→「RL判断」ならルール準拠に関する議論は無意味 / 月白カンナ
 本投稿の用語の定義は前々回の投稿に準じます。

 ルールに関する見解そのもの(見解の採用の是非ではなく)がRL判断であるとするならば、ルール準拠に関する議論はほとんど無意味ですね。逆にRL判断である以上は、それを根拠にルール準拠であることを主張することもおかしいかと思います。
 一般技能の記述をもってルール準拠とはできません。なぜなら一般技能の解釈はRL判断だからです。
 効果のない技能を組み合わせることはできないとするのはRL判断ですが、組み合わせることができるとするのもRL判断です。
 誤記や誤植に関する議論(それをアクト中に誤記とみなして扱う/扱わないという裁定ではなく)もRL判断です。
 
 まあルールブックにRLが判断せよと記述されているからルール準拠とみなすこともできるという考え方もあるかもしれませんが、前後の文脈やその文言そのものに対する解釈がそもそもRL判断ですから、私はそれもルール準拠であるかどうかの根拠とはならずに単なるRL判断に過ぎないと思います。(前後の文脈は無視して個々の文言そのものをルールとみなすのがルールブックを読み解くにあたって正しい態度であるとするならば別ですが。)

 しかしならば一層相手のRL判断が自分のRL判断と異なるからといって非難するいわれはないと思いますが。
 RL判断はプレイされる環境(PLの性格・人間関係・プレイ時間・RLの体調・シナリオの内容・場の雰囲気・慣例などなど)に依存するものですから、投稿の内容だけで判断できるものではありません。
2003年11月22日:13時36分50秒
【組み合せの自由度】論点はどこ? / Lark@煽り屋
なんだか、論点が広がってきて分かりにくくなっているような気がしますので、自分の中で意見をまとめるためにも一度まとめてみます。
今現在問題になっているのは

 1.対象の同一制限
 2.「不自然な演出」による効果の無効を認めるか
 3.「効果のない技能」の組み合わせを認めるか

以上の3点だと思います(違っていたらすみません)。

まず、1.対象の同一制限についてですが、一般技能の[対象]が明記されていない以上、RL判断と言わざるを得ません。
また、それぞれの状況ごとに[対象]の定義をを論じるのは膨大な労力が必要となります。
ですから、ここで求められるのは[対象]を決めるための分かりやすい基準ではないかと思います。

次に、2.「不自然な演出」による効果の有無ですが、これはRLが変だと判断した組み合わせは判定できないというルール【TNDp90/常識と想像力】をどう解釈するか、という問題になるので、やはりRL判断になります。
その行動が不自然かどうかを考える際に、「宣言された行動の演出が可能かどうか」という基準で考えた場合と、「宣言された行動の演出が“常識的に考えて”実効性を持つか」という基準で考えた場合に判定の結果が違ってくるのは当然のことでしょう。

最後に、3.「効果のない技能」の組み合わせの可否についてですが、これもキャラクターの行動についてどの技能で判定するかは、基本的にRLが判断するというルール【TNDp87/技能の決定、TNDp88/組み合せの制限】の解釈問題ですので、最終的にはRL判断ということになります。
「演出上の(実効性のない)」組み合わせをPLから“進言”されたときに、その組み合わせを認めるか、それとも演出は演出としてルール(効果)の部分に関わらせないかを決めるのはRLになります。
結局のところ、こうした“不明瞭な”部分に「絶対に正しい一つの解答」を求めるのは不可能だと思いますし、そもそも絶対的な解答など求める必要はないとLarkは思っています。
さて、以上のことを踏まえたうえで、上記1〜3の問題に対する「私の」解答は、

1.一般技能は「対象:−」とする、あるいは「対象がキャラクターであるときの目標値は、対象の制御値」というルールから逆算して、「対象=目標値の基準となる存在」として(単純化して)考える。

2.“常識”は、あくまで一般技能のレベルに留める。物理的限界を超えた軌道でヴィークルを動かしたり、剣を振ってカマイタチを起こしたりできる人間がいるのだから、自分に興味がないはずの人間を誘惑できる人間がいてもおかしくない。
演出で特技を否定するよりは、特技を肯定する演出をみんなで考えるほうが楽しそう(w)

3.純粋に「効果がない」組み合わせなら、認めても認めなくても結果は変わらないので許可。
特技のつなぎとしての組み合わせについても、「組み合わせる一般技能【TNDp89】」の記述を根拠として許可(「記述では、組み合わせる特技→組み合わせる一般技能の順で決定されている)。
上記判断の延長で、装備の恩恵を受けるための組み合わせも原則的に許可。

以上が私の見解となります。
私の“提案”が気に入った方はそのまま使っていただいて結構ですし、気にいらなかった方はそのまま無視していただいて構いません。
自分の見解を基準にして他者を否定するつもりはありません。

また、この判断をするに当たっては、私の判断基準が「達成値上昇に関してはなんでもありあり」のであることも大きく影響していることを付記しておきます。

乱筆乱文、失礼いたしました。
2003年11月22日:09時41分53秒
組合せについて・・・ / 邪眼VOLAC
組み合わせについては、ルールブック(P.88)にあるとおりRLの判断になるでしょう。 そう言ってしまうと、この盛り上がりがさみしくなるので・・・
私が、RLをしている場合は、以下のように考えています。
・組み合わせて効果のない技能=組み合わせてはいけないでは、ない。
 意味がないから組み合わせないのは、PLの自由ですが、意味がなくても組み合わせ可能なものはあるでしょう。
 組み合わせて意味がなくても、キャラクター表現のために組み合わせるのは、組み合わせられる技能ならいいでしょう。

・組み合わせができない技能もある。
 ルールでは対象が1つや、距離が適切など、ありますが、ほかにもその組み合わせが説明できないものも却下します。
 例 <白兵>+<コネ>+<人使い> 
  無理やりな説明はできるかも知れませんが、
  RL(この場合は私)が納得できるものでなければ、組み合わせは却下します。 
 ちなみに、カット進行中は<白兵>+<隠密>はできません。
 <白兵>+<隠密>+<影化>なら、可能です。
 ルールを読むとこの手の組み合
2003年11月22日:07時56分04秒
組み合わせについて… / 高山信明
これで最後にしておきますね。RL判断以上の結論はやはりでないようです(半ば分かっていたことですが。個人の好みによるところが大きいですし)

 その上で、もにょさんのおっしゃるとおりなのだと思います。組合せを制限するものは。
 ただ、いえるのはRLをしているときに「俺、それはおかしいと思う」と頭から否定するよりも、一応聞く態度を取る方がいいと思います。
 プレイスタイルを否定する権限は、RLにも無いと思いますし(可能だとすれば、それはルールブックだけだと思います)。

>月白さん
 言いにくいのですが、それは「RL判断」だと思います…
 オフィシャルがやった以上、きちんとテストされてないから却下、というのは無茶に思います。
 RL判断で却する余地はありますが、それは貴方のおっしゃるところの「RL判断は議論する余地が無い」に相当すると思います。
 少なくとも、PLはオフィシャルシナリオで使用された以上、可能と判断すると思います(その上で、やらないPLは居るとおもいますが)。

 それはそれとして、<爆破工作>+(製作)+<超テク>コンボは私も<超スピード作業>を入れて欲しいところです。
 その上で、一応ルールの文言を参照にすれば、<爆破工作>は「しかけておいたことにする技能」でして、一応認める余地は有ると思います……。
 正直なところ、「ルールに無いこと以外は却下」していくと非常に遊びにくいと思うわけですが、どうでしょうか。
 
 ただし。コンベションなどで遊ぶ場合には、RLに一言声をかけてからのほうがいいと思いますけどね。
 そのときに他PLの反応も見れて一石二鳥ですし。

>もにょさん
 組合せのルールを読み直していたのですが……<社会>拳法も状況次第では可能なようです。(ルールによると)
 例示に「土地勘を利用して隠れるのであれば<社会>と<隠密>を…」と有ったんですね。
 もちろん、それを踏まえた上で却下は有りだと思います。
乱筆失礼しました。
2003年11月22日:07時36分52秒
Re:あくまで見解です / 傍観者
>月白カンナさん

 〈交渉〉は別に「精神戦ダメージを発生させる/精神戦にリアクションする」技能ではありません。「会話などによって行われる個人に対する影響力を表す技能(以下略)」です。
 よって、私には〈白兵〉+〈交渉〉+〈誘惑〉の組み合わせ判定で、〈交渉〉がゲーム的に効果のない技能とは考えられません。この時〈交渉〉は、立ち居振る舞いによって自分を実力以上に強く見せかけたり、相手の注意をそらして集中を乱したりするような効果を発生させ、データ的にはエンジェルヴォイスなどの装備や〈誘惑〉などの特技の恩恵を受け、相手は通常の白兵攻撃への対処の他に〈自我〉でもリアクションが可能になる、という効果を生んでいるように思えます。

 私は月白カンナさんの根拠として例示された部分を読み直し、むしろこの種の組み合わせ判定はやっても良いのだと確信してしまいました。

 ところで、星都夜話の例の無効性の根拠は無理があるように思えます。

 まず一番目ですが、仮に「幻惑しながら殴る」〈白兵〉+〈交渉〉+〈誘惑〉が可能であれば、〈白兵〉+〈交渉〉で「罵りながら殴る(このとき〈交渉〉には月白カンナさんの仰るところのゲーム的な意味はない)」も当然可能なことでしょう。
 つまり、〈誘惑〉拳法肯定説に立てば、意味のない〈自我〉組み合わせは別にそれ自体矛盾するものではありません。

 次に二番目ですが、〈製作〉の説明には「[故障]した装備を修理するには、適切な〈製作〉技能で判定せよ。ただし、カット進行中では行えない」と記述されています。
 つまり、カット進行中に禁じられているのは「[故障]した装備を修理する〈製作〉判定」であって、それ以外の〈製作〉判定は禁じられていません。(ちなみに、〈医療〉で禁じられているのも治療だけです)
 もしこれらの記述によって、こうした技能がカット進行中には全面的に使用不可能だと解釈されるのであれば、同じように「カット中の治療は不可」と記述されている〈心理〉もまたカット中に使えないことになってしまい、〈サブリミナル〉が一気にリアクション不可技に昇格してしまいます。
 したがって、〈超スピード作業〉を組み合わせなくても、〈誘惑〉拳法肯定説の立場からは「アーマーの構造を熟知してるので弱点を見抜いて攻撃する。〈白兵〉+〈製作:防具〉+〈超テク〉」「医に携わるものは人体の急所もまた知り尽くしている。〈白兵〉+〈医療〉+〈スーパードクター〉」などの判定は可能と思えます。

 以上の理由により、この部分は『「効果の無い技能を組み合わせてはいけない」という論拠を示すにあたり、次の例では「効果の無い技能を組み合わせている」ので、きちんとレビューされてるとは思えないから無効と見なしました』と主張しているように思えてしまうのです。
2003年11月22日:03時16分23秒
【〈隠密〉談義】+【組み合わせの自由度】 / もにょ
どうもこんばんわ。

>是通さん
おおう、別に「ビデオ」にはこだわってなかったんですか?失礼しました。 しかし、敢えて「ビデオ」にこだわるB級ホラーってのもそそりますね。
ビデオ好きのエグゼクがふとしたきっかけで入手したビデオが「呪いのビデオ」で…って、いろいろ出来そうですな。

>月白カンナさん
「もう止めてくれ」という声も出てますが、【〈隠密〉談義】の突込みに対してご返杯を。
「対象同一ルールをこの組み合わせに適用する場合」の話ですが、発見者説でも「将来これを見つけようとする/見つける可能性のある者」を対象にすれば、<隠密>使用者がシーンに登場していなくとも、『隠された物品を発見したいPLは、キャストに<隠密>の達成値を目標値として<知覚>させよ』ということが出来ます。 対象はそのシーンに登場していなくてはならない、とは書いてありませんので。
この場合、対象は不特定多数に拡大されるます。フルオートみたいなもんですな。 そして「<隠密>+<白兵>で発見者から物品を隠しながら、キャスト/ゲストを攻撃」ということは出来なくなってしまいます。
まあ、この場合は2アクション消費すれば良いだけですが、「その場にいる全員から、自分が攻撃したと気付かれないように、<白兵>+<隠密>+<影化>」は絶対に出来ません。
「隠密状態になった後<白兵>」だと、<隠密>を組み合わせてない<白兵>はバレバレ、なので。 しかしこれは「カット進行中にそんな事してるんじゃない」と言われても仕方ない行為なので、除外してもよさそうです。 誰がやったか不明だがボスゲストが突然倒れた、というのでは他のキャストが困るでしょうし。

それと【組み合わせの自由度】について。 ルール的には、組み合わせを制限するものは「一部の特技」「スートやレベルの制限」「対象同一ルール」「常識と想像力」だけではないでしょうか?
他にもあったら、ご指摘ください。
で、【〈隠密〉談義】は対象同一ルールの、【組み合わせの自由度】は常識と想像力の話だと思うのですが如何でしょう。
あと、

>また「見解」は私なりのルーラー判断という意味ではなく、ルールについて吟味した結果そういったことを暗に意味しているのではいかと私が思い至った事柄を述べる際に使用します。

ここで月白さんが言っている「見解」は、世間一般では「RL判断」と呼ぶと思いますよ? ちなみに私は、「ルール的に効果のない技能も組み合わせる事が出来る」と思います。
「演出やロールプレイ」という重要な効果があるかもしれませんし、「組み合わせてはいけない」とは書いてありません。 それに、ルールブック(の一部である付属シナリオ)に実例が載っているんですから。


>フクモリさん
種火を蒔いたのは貴方ですが、火事にしたのは他の人ですので、気にする必要はないかと。 いずれにせよ、そろそろ鎮火しそうですし…って、いまだに煽いでる私が言うのもアレですが。

【組み合わせの自由度】について。 通常RLは、アクト開始前にキャストの基本的なコンボと、その達成値を確認し、全員の最高達成値が同じくらいになるよう調整します。 また、大量の経験点で最低能力値が底上げされているなどの場合も、ここでキャスト使用を却下されます。
ですので、貴方の悲劇は「RLが、どんな組み合わせもOKにした」こともさることながら、「RLが、高達成値高経験点のキャスト持込を許可した」ことの方が大きいかと。
達成値の期待値さえ同じなら、誰かが「いろんな一般技能と組み合わせられる達成値上昇特技」を持っていても、リサーチフェイズをロールプレイとカード回しに専念できる分、カット進行では戦闘系キャストが有利、となるはずですから。

ただし最高達成値が同じでも、私のRL判断としては、「組み合わせ:」の欄に「製作」「コネ」「社会」と書いてある特技を肉体戦に使うのは認めたくないですね。 理由は、常識的に考えておかしい演出になるので。
それと、同じコンボに対して「Aさんのは認めるけどBさんのは認めない」とは言えないので、エグゼクX3とかで肉体戦しようとする人が出てこないように。
まあ、出てきたら来たで「それで君が楽しいなら、良いけどね」と言いそうですが。それもこれも、内輪でやってるのでPLの同意が得られているし、そんな「まんち」な人がいない、というのが大きいのでしょう。
2003年11月22日:01時45分27秒
あくまで見解です(Re: のばらしさ) / 月白カンナ
> あと、一つお願いですが、「効果の無い技能を組み合わせてはいけない」とは何所の記述でしょうか。見つけられなかったので、お願いします。(組み合わせていいと言うルールも見つけられませんでした。念のため)

 これはあくまで見解(この意味については前回の私の投稿を参照してください)です。ですからこれを明記してある場所はありません。
 この見解に至った根拠となる記述を例示します。
  ・TNDp77の「行為の成否を決定するためのルールが存在する」
  ・TNDp84の運命の輪を回せ!!の序文と判定の基本ルール
  ・TNDp87の技能の決定
  ・TNDp88の「複数の一般技能に渡ってしまうような行為」
  ・TNDp90の常識と想像力の記述の前に行為の内容に従ってルーラーが使用する技能を決定するという(上記の)ルールが記載されていること
  ・TNDp131のウェブを介した意識体の記述において、〈社会〉〈電脳〉で[意識体]以外で登場することもできるとは記述されていないこと
  ・TNDp141の〈コネ〉と〈交渉〉のルールがわざわざ記載されていること
  ・TNDp242の一般技能リストの序文の「ただし、『銃でブン殴る』といった、本来の意図とは別の使い方をする場合は、〈射撃〉は使えない。」
  ・TND上のどこにも〈誘惑〉拳法に類する組み合わせの例がないこと
  ・GXD上の付属シナリオ星都夜話を除いて〈誘惑〉拳法に類する組み合わせの例がないこと

 上記の通りGXDの付属シナリオ星都夜話のp155には〈誘惑〉拳法に類する組み合わせの例があります。しかし私は以下の2点からこの付属シナリオがきちんとレビューされたものとは思えないという見解に立ち、例としての有効性はないと考えています。
  ・p154の行動指針にて組み合わせられている〈自我〉がなんの働きもしていない(特技との仲立ちの役目すらもっていない)
  ・p155の行動指針にて〈製作〉を組み合わせているが〈超スピード作業〉を組み合わせていない(*注)

 *そもそも〈爆破工作〉の組み合わせには異論がいろいろあってRL判断を導入しないと収束しないのでここでの判断に役に立ちそうにはないかと思います。あと〈超スピード作業〉に関して、「あらかじめ仕掛けておいたことにする」ってのは実は判定はカット進行中に行うがその行為自身はカット進行外のものという意味なんでしょうか? それとも仲立ちだけなら〈超スピード作業〉はいらないんでしょうか? 私はシナリオのバグだと思うのですが。……まあ付属シナリオが必ずしもここでいうルール準拠にあたっているとは限らないんですけどね。
2003年11月22日:00時13分00秒
のばらしさ / 高山信明
>月白カンナさん
 私はルール準拠であるから認めると考えています。
 なぜならば、「卓の人間の反応を見て、最終的な決断権を持つルーラーが認めた組み合わせは認められる」と書いてあるからです。
 あと、一つお願いですが、「効果の無い技能を組み合わせてはいけない」とは何所の記述でしょうか。見つけられなかったので、お願いします。(組み合わせていいと言うルールも見つけられませんでした。念のため)

それで、私の思う「N◎VAらしさ」についてですが。 そんなもん、誰が決めれるでしょうか。
いえるのは、火星人とAIと、魔法使いと企業人と。アイドルと新聞記者と、吸血鬼と巨大ロボット。それらが共存できる世界だということです。
だから「N◎VAらしさ」を決めることができるのは各個人だけだと考えています。
要するに「貴方の想像力が働く限り、何でもある世界」がN◎VAであると考えています―――ですから私一人に、決めることができるでしょうか。
ルールに従うことはN◎VAらしさではなく、「コアシステムらしさ」と言い換えた方がいいんじゃないでしょうか。少なくともDにおいては、ですが。
2003年11月21日:22時46分49秒
【組み合わせの自由度】ルール準拠なのかRL判断なのかをはっきりと / 月白カンナ
 まず用語定義。本投稿では「ルール」という言葉をTNDp77に記載されている優先度のうち2〜5のものの意味で使用します。「ルール準拠」とはこれらに合致するという意味です。また「見解」は私なりのルーラー判断という意味ではなく、ルールについて吟味した結果そういったことを暗に意味しているのではいかと私が思い至った事柄を述べる際に使用します。(もちろんこの「見解」をアクトに採用するという私の行為は「ルーラー判断」です。)

 組み合わせの許可について議論するとき、「ルール準拠であるから認める」場合と「ルール準拠ではないがRL判断によって認める」場合とは区別して論じないと、それこそ議論が平行線に陥ります。
 〈白兵〉〈隠密〉〈影化〉/〈誘惑〉拳法を認めるとしている方はどちらなのでしょうか?
 前者を前提とする場合や、後者であっても許可した組み合わせとほかのルールとの整合性をとりたい場合には、ルール準拠に関する議論は意味があります。逆にいえば、ルール準拠ではない組み合わせをRL判断によって認めた上でほかのルールとの整合性を気にしないというのであればルールに関する議論は意味がありません。この場合あとはルーラーの好みの問題です。
 〈白兵〉〈隠密〉〈影化〉に関するルールの議論の過程で〈隠密〉の対象に関するルールの話題が出ました。いろいろ意見は出ましたが、これという結論は出ていません。まあこれという結論がやすやすと導かれるならそもそも議論にすらならないわけで、これは当然なのかもしれません。なので〈白兵〉〈隠密〉〈影化〉がルール準拠かどうかはとりあえず考えないことにします。
 〈誘惑〉拳法がルール準拠かどうかですが、私はルール準拠ではないという立場です。ルール準拠でない以上はそれを認めないルーラーが明示的にであれ暗黙的にであれ暗喩的にであれ非難されるいわれは一切ないと考えます。

 〈誘惑〉拳法がルール準拠でないとする私の根拠は以下のルールに関する見解を前提としています。
   ・特技(*注)は一般技能と組み合わせてそれを強化(達成値上昇・付随効果・使用機会の増加・代用の許可など)するものである。
   ・ゲーム的な効果をもたない一般技能を組み合わせることはできない。
 〈誘惑〉拳法では〈交渉〉はゲーム的な効果をもっていません。よってルール準拠ではないと考えます。
 なおTNDp88〜p90に記載されている組み合わせのルールは複数のゲーム的な効果を一度に発生させようとする場合(移動しながら物理攻撃するなど)に適用されるルールだと思います(これは以前の私の見解とは異なります。この点について認識不足であったことを、是通さんとそれ以外の方がたにお詫びいたします)。
 *注:組み合わせの話ですから「技能:なし」や「技能:単独」の特技はもちろん含まれていません。
 
 これらを踏まえた上で、私は〈誘惑〉拳法を許可します。これはRL判断として以下の3つのオーバールールを採用することによります。
   ・ゲーム的な効果をもたない一般技能を組み合わせることができる。
   ・ただしこのときルーラー(私)が面白いと思える演出を行わなければならない(つまりこの組み合わせに対して「まず、結果ありき」(TNDp138)というルールは適用しない)。
   ・その場合の一般技能は「対象:−」とする(←効果のない技能に対象なんてあるわけがありませんから)。

 ところで「N◎VAらしさ」に関する言及を行った方がたはなにを根拠として自らの見解を「N◎VAらしい」とみなしているのでしょうか? 私はルール準拠であることがまずN◎VAらしさの一歩だと思うのですが。
 昔はそうだったというのであれば「時代は変る」で終わりです。
2003年11月21日:19時25分12秒
【組み合わせの演出】と【組み合わせの自由度】の話は別ですよね? / KEN

 演出をいろいろ考えて遊ぼうとするのは結構なことですが、組み合わせ制限が厳しいルーラーに対して「こんな提案をすれば聞いてもらえるかも」とか、「こういう演出なら認めてもらえるだろう」とか、そっちの方向に思考が傾いてる人、いませんか?
 それはそれ、これはこれで、別の話題なんじゃないでしょうか。ごっちゃになったりしてません?


組み合わせ制限を厳しくする理由が「ルーラーの好み」であるとしたら、の話ですが
 その場合、凝った演出をしたり、説得力のある組み合わせ解釈を提案したところで、制限の厳しいルーラーがそれを認めることはないと思います。そもそもの原因が単に感情的なものなのですから、理屈を並べたって説得は不可能でしょう。
 無理に説得しようとしたり、自分の意見を通そうとしたりしても、むしろ反発されて、逆効果になるのが関の山です。

 そういうルーラーの下でプレイをするときは、そういうルーリングに合わせた遊び方を心がけるのが筋というもの。
 であるならば、自分の好みに合わないことに不満を抱くより、自分の好みとは違った遊び方を心ゆくまで楽しむ方が建設的です。

 ……ってゆーか、組み合わせが制限されていようが何だろうが、実際にプレイしてみればそれはそれでちゃんと楽しむんでしょうに。


ルーラー判断が最優先であることを確認した上で、ですが
 ↑である以上、ルールはルーラーに十分な権威を与えている、と言えるはずです。
 だからあとはそのルールが守られているか……つまり「実際に遊ぶ人間が、ルーラーに権威を認めるか」の問題です。

 最終的にルーラーに権威を与えるのは、ルールではありません。一緒に遊ぶプレイヤーです。
2003年11月21日:16時55分18秒
【組み合わせの自由度】話を見ていて / 第百武蔵丸
個人的には、何か「これで決まり」だと言う基準(ルールブックに明記されて徹底されている)が欲しかったりするんですね。

RL判断で結構なんですけど、各個人個人で違う基準だったりすると、身内等知った顔で遊ぶなら良いんでしょうけど、コンベンション等初見の面子で遊ぶ場合にトラブルになりやすいのかなと思ったりします。

だから、基準があったり「RL判断は絶対でPLは服従すること」位に強い権限でも与えられてるならば、やりやすいかなぁと思ったりはするのですが、・・・
極論かなぁ?
2003年11月21日:16時12分25秒
【組み合わせの自由度】あり、あり、なんでもありだ / 慶人
……という言葉の影響下に今だに置かれている慶人です。
しかしこれ、旧GXの文句なんですね。1999年か……。
というわけで本題に。

〈白兵〉+〈交渉〉+〈誘惑〉の演出の話ですか、とりあえずは。
外見が幼い少女の姿である(マネキン◎)ために、相手に僅かな油断が生じ、
その隙を突いて回避、攻撃を行う、という演出をしたことがありますね。
カブトワリだったんで〈白兵〉じゃなくて〈射撃〉でしたけども。
あとは意味ありげな笑みで相手の注意を逸らすとか、喋りかけつづけてリズムを狂わせるとか……。
私が思いつくのだと大体こんな感じでしょうか。

これを認めるか認めないか、はまあ、各RLさんの判断になるわけですけども。
私はこういうキャラクターも跋扈しているのがN◎VAらしくていいかな、と思う次第なわけです。
2003年11月21日:15時23分04秒
【組み合わせの自由度】一般技能のテキストも参考に / チキンピラフ
〈白兵〉+〈交渉〉+〈誘惑〉ですが、可能と解釈されそうな案が浮かんだので。

P243の一般技能・交渉の解説はこのような出だしとなっています。
『会話などによって行われる、個人に対する影響力を表わす技能。(中略)基本的にありとあらゆる交渉行為はこの技能で判定される』
つまり〈交渉〉は単純な話術ではなく、もっと幅の広い対象に影響を与える判定なのです。

従ってこんな演出も可能なわけです。
『一見大振りで隙だらけの攻撃に見せかけ、相手に
(反撃出来そうだから、体勢を整えつつ余裕を持って回避しよう)と
誤った判断をさせた上で全力の攻撃を叩きこむ』
相手が一流のカタナならばとどめをさせるというのは千載一遇のチャンスであり
それをちらつかせて判断を誤らせるのは立派な〈誘惑〉である、と考えるわけです。

一般技能もかなり幅広い意味を含んでいるので、組み合わせを考えるときは
そちらも参照する必要があるのではないでしょうか?
2003年11月21日:14時36分24秒
【組み合わせの自由度】訂正 / B・D
同じ表現での演出は二度認めません

同じ演出での組合せは二度認めません
ですね。
2003年11月21日:14時34分28秒
【組み合わせの自由度】表現と自由 / B・D
識別子をつけましょう〜
取り合えずこれで。
技能の組み合わせは、全部認めると際限がなくなってしまう気がするので、どこかで制限をつけたほうがいいかな?とは思います。
その際、一々考えるのが面倒くさいからこそある程度のガイドラインがあると便利、って事でそのうちの一つが
「対象が同一の組み合わせのみ有効」
ってやつじゃないんでしょか。
私の環境では「二度ネタ非推奨」とか言って、同じ表現での演出は二度認めませんとか言ってやってますけど。
(直感的に情景が思い浮かばないもののみに限る)
このあたり、どこまでが自然でどこまでが不自然かはRL次第ですからなんともいえないんですよね……
個人的に〈白兵〉+〈影化〉+〈隠密〉は敵の死角からの攻撃って感じで想像出来たりしますけど、

〈白兵〉+〈隠密〉+〈誘惑〉は下の与太以外では創造が出来ないですから。

P.S.っていうか与太話
〈白兵〉+〈誘惑〉……お色拳(By変体仮面)ではなかろーか。
ちなみに、
〈白兵〉+〈隠密〉+〈誘惑〉と聞いた瞬間に真っ先に思い浮かんだのは変体仮面(「逃がさん」)だったり。
2003年11月21日:14時26分59秒
〈白兵〉〈隠密〉〈影化〉〈交渉〉〈誘惑〉 / 月白カンナ
かりんとうさん:
> 「〈白兵〉+〈隠密〉+〈誘惑〉?」……まず〈交渉〉、それとカット進行中なら〈影化〉か〈元力:光学〉も組み合わせてくださいね(笑)
> 後、RL(私)的にはどんな感じか解らないので、ちと演出よろしく。演出無しだと、却下ね♪

 投げキッスで相手が「ふらっ」ときてこっちを見つめなおそうとした瞬間に身を翻して背後に回って攻撃…かな? だめ?

> それを言い始めたら「俺のキャストは感情0/22だ。そんな俺には<交渉>自体が効かねぇよ」と言い出すマンチが……いたんだよ、昔(苦笑)

 それこそ「結果ありき」なんで、結果を受け入れた上で感情0/22なキャラクターが〈交渉〉を受け入れるにいたった演出をすればよいのでは。もちろん演出できないからといって結果が変わるわけではありませんが(ルーラーがそのように要求した場合は別)。

> 「RL、俺のキャストはショタコンなので、女ゲストの〈誘惑〉は無効です」
> つまり、データと違う【設定】の点で、有利不利が発生します。
> 端っから認めるか、端っから認めないか。どちらかにするべきでしょう。

 これも「結果ありき」を採用するなら、例えば嫌悪感を催して正常な判断力が奪われるといった演出あたりで。〈誘惑〉という字面は演出の助けに過ぎませんし。
2003年11月21日:13時10分35秒
キャラクター表現 / 月白カンナ
 〈誘惑〉拳法を認める/認めないの選択肢を与えることによりルーラーが表現できる世界が増えその意味において表現力が広がるということに意義を唱えているわけではないことはお分かりですよね?
 「〈誘惑〉拳法を認める」というレギュレーションがおしなべてキャラクター表現が広がるということは、「表現力の広がり」について一面的な評価しか行っていないといいたいだけです。(「表現力」というのはスカラー量ではありませんから。)

 ちなみに私は最初に述べたとおり〈誘惑〉拳法を認めるレギュレーションを採用する可能性が高いですよ。メイクアップを用いるTRPG初心者(N◎VA初心者にあらず)が混じらないのであれば。
2003年11月21日:12時57分44秒
【呪いのビデオ】まぁ、ビデオってのは方便ですから / 是通
 ども、是通です。
 
 〈ビデオ〉って表記されると、何か〈ビデオ〉を撮影・編集する専門の技能みたいやね(笑)。
 
>もにょさん
>でも「ビデオ」となると、どうにも呪う対象が限られてしまいますね。エグゼクの趣味人とか、アナログ画像を愛する芸術家のカブキとか。
 
 いやもう、ニューロエイジのご時世に未だに磁気テープなどと言うCDな媒体を愛する趣味人!
 その不可解な連続死!!
 そして、やたら部下のクグツに「古風で雅な」ビデオ鑑賞の趣味を理解させようと、上映会を開きたがるエグゼクな上司と、同好の士であるカブキ!!
 
 シナリオの種に持って来いじゃないですか(しかしB級だ)。
 
 
 まぁ冗談はさておき、この議題を振るに当たって「分かりやすさ」を優先したので、N◎VAらしさの少ないタイトルになったかも知れませんやね。
2003年11月21日:12時06分16秒
状況を一々考えると / かりんとう
プレイが止まります(笑)。
<影化>は機械のカメラや赤外線サーチから我が身を外す、
<誘惑>は、AI相手なら効くでしょう(笑)
それを言い始めたら「俺のキャストは感情0/22だ。そんな俺には<交渉>自体が効かねぇよ」と言い出すマンチが……いたんだよ、昔(苦笑)
状況により無効をあんまり考え過ぎると、例を上げれば
「RL、俺のキャストはショタコンなので、女ゲストの〈誘惑〉は無効です」
つまり、データと違う【設定】の点で、有利不利が発生します。
端っから認めるか、端っから認めないか。どちらかにするべきでしょう。

ちなみに私は、自分が楽しむ為だけにRLやってる人間です(きっぱり)。
そして、自分が楽しむために全プレイヤーを楽しませたい人間です。
だから私は、できるだけ組み合わせを認めますね。
大袈裟に言えば、それは他人を尊重することでもありますから。

組み合わせに拘わらず、否定をすることは簡単です。
ぶっちゃけ、ストーリーは早く進むでしょう。
ただ……TRPGって「GMvsPL」の勝ち負けゲームじゃないですから。

おまけ。
「〈白兵〉+〈隠密〉+〈誘惑〉?」……まず〈交渉〉、それとカット進行中なら〈影化〉か〈元力:光学〉も組み合わせてくださいね(笑)
後、RL(私)的にはどんな感じか解らないので、ちと演出よろしく。演出無しだと、却下ね♪
2003年11月21日:11時26分24秒
組み合わせ・・・ / 邪眼VOLAC
組み合わせのというより、状況によって効果が無い(無効となる)ことも多いのでは?
良く例に出る<白兵>に<影化>や<誘惑>を重ねる場合ですが、
単純にいえば、
<影化>は、気配(殺気)を消して成功率を上げる。
<誘惑>は、色気で惑わせて成功率を上げる。 どちらも、人間相手が前提で、機械相手には効果が無いでしょう。
人間相手でも、<誘惑>は効果の無い相手や状況もあるでしょう。
例えば、人間に全く魅力を感じない人に<誘惑>の効果があるかは、いささか疑問です。
   もっと言えば、命のやり取りの最中に誘惑されるやつは、アホだと思いますが・・・
他に無効としたくなる状況として、やろうとしていることに無理がある場合、
<白兵>+<隠密>+<誘惑>とか・・・ 隠れながら、誘惑・・・
姿も見せず、甘いささやきだけで、<白兵>の成功率が上昇するなんて、ありえないですよね。
もし、成功するならば、そのささやきを聞いてみたい。(笑)
できる、できない、効果がないなど、前後やその時の状況によって、
RLが判断(PLに説明する必要はありでしょうが)するしかないでしょうね。
ルールブックにそこまで期待しちゃいけませんし・・・
2003年11月21日:09時37分18秒
キャラクター表現! / 高山信明
なんていうか…キャラ表現が広いのがN◎VAだと思うのですが。 皆さん色々なご意見をお持ちのようですね。 タダ、私はハードでサイバーでシリアスでダーティーな話がやりたいなら、N◎VA以外をやります……そっちの方が向いていると思うので。

>KENさん
 まさにそのとおりです。RLが駄目といったらそれは絶対です(ルールにあるとおりです。)。

 ですので、私の意見はPLとしてのものだとお受け取りく ださい。RL判断について、「説得」するのはゲームの進行を妨げるだけですから。

>月白さん
 それは、自分のやりたいものを押し付けているだけではないでしょうか…<ハードSFは狭くなる

 そして、まさに言いたいのはカンナさんのおっしゃる
 
 >楽で受けはよいでしょう
 
 この点に尽きるのです。

 もちろん「今日はハードでシリアスなパンクをやるから、<誘惑>コンボはお断りだぜ?」と言うのはありだと思います。

 ですがその上で。ハードでシリアスなパンクの中で誘惑拳法使いのマネキンを生かすのを考えてみてはどうでしょうか。それは悪いことではないと思います。

>Larkさん
 非常にまとまっていて素晴らしいご意見です。
 今後、書き込む際にはそのくらいまとめてから書きたいと思います。(今回は勘弁してください)
 と、言うわけで賛成です〜。私の言いたいのもおおむねそんな感じです。

>すなふきんさん
 まさにそのとおりだと思います。
 
 RL次第であるのに、RLに見せる前から「制限しようね」では寂しいと思います。

 ただ、一ついえるのは、コンベションなどでは(フクモリさんが経験したようなことを防ぐ意味でも)控えめにした方がいいかな、と思います
2003年11月21日:08時09分01秒
キャラクター表現について / すなふきん
>月白カンナさん

色数が増えて表現の幅が広がらないのなら、言い方は悪いですがそれは描く人が下手だからでしょう
色数が多くてもそこから選び出して、印象に残るものを描ける人もいるのではないでしょうか?それこそ水墨画や浮世絵なんかのように

選択肢を増やしたところで最終的に選択するのはPLですし、それを認めるかどうかはRL次第ですよ
目指すものがハードSFであろうが少年漫画であろうが、選択肢が多くて表現を狭めることは無いと思います

例えば<白兵>を<居合い>で上げようと<隠密>+<影化>で上げようと<交渉>+<誘惑>で上げようとそれはPLの自由であって、ただ有利だからというよりはキャストとしての方向性を表そうとしていると考える方がよりN◎VAらしいと私は思います
禁止する理由はルールブックには書いてないと思いますし、これまでの公式サポートを見るにオフィシャル側でもそれで構わない思っているように感じられます(多分に主観的な意見ですが)
無論、セッションで使うにはRLに認められる必要はあります

しかし<白兵>の達成値を上げるためには<居合い>や<元力:器物>や<イカサマ>しか認めないとなると、チャクラやカブトは殆どレッガーとか変な現象が起こったりするような気がします
これではかえって表現を狭める原因ともなりかねません

N◎VAというシステムでセッションを楽しむために、チャクラでニューロなキャストが居ても良いはずですし、その際に発生するどのような組み合わせもルールに反しない限りは禁止されていませんよね?
2003年11月21日:06時21分44秒
「特異な」組み合わせをどこまで認めるか / Lark@煽り屋
まず最初に、“特殊な”組み合わせをどこまで認めるか、ということは純粋に方針の違いであり、どちらが優れている、とか、どちらがより楽しめる、とかいう問題ではない(どちらが「良い」のかは、参加者の好みに依存する)ことを明言しておきます。

その上で個人的見解を述べされてもらうと、達成値上昇には甘く、その他の効果には厳しく、が私の方針です。
例えば、<白兵>+<射撃>+<クイックドロー>で<白兵>の達成値を上げるのは許可するが、<白兵>+<射撃>+<鬼の爪>で<射撃>の攻撃をダメージ軽減不可にするのは不許可という感じです。
その理由は

 ・キャストの最高達成値に極端な差がない限りは「アクト運営上」問題は発生しない。

 ・神業だけでなく、特技レベルでもスタイルの特徴を出したい。

 ・その一方で、「キャスト表現のためのスタイル選択」と「データ的な実用性」を両立させたい。

以上の3点です。
3つめについては、R時代に「うっかりと」達成値上昇手段がないウェットチャクラを作ってしまい、「見切れない! 達成値も上がらない! チャクラはカタナやレッガーやサーバーを入れないと戦闘で活躍できないのかっ!!」と絶叫したというトラウマに由来するものです(笑)

もっとも、「ルール、或いはガイドラインに適合している」ことと「他のPL、RLを不快にしない」ことはイコールではないので、ルールやガイドラインを把握した上で、節度を守ったキャスト運用をすることも大切だと思いますが。
つまり、可能・不可能は別として、隣にいる人間が不快そうにしているなら自粛しろ、ということですね。
こればかりはともにセッションをする人間や、その場の雰囲気に左右されるので、事前に「規制」するのは難しいですし。

2003年11月21日:05時37分15秒
キャラクター表現が広がっているとは限らない / 月白カンナ
高山さん:
> 私はキャラ表現が広がっていいとおもいます。

 それを「キャラ表現が広がってい」ると捉えるかどうかは、表現しようとしている内容によって異なりますよ。少年マンガの世界では広がっているでしょうが、ハードSFの世界ではかえって狭くなっているのではないですか?
 喩えるなら絵の具の数が増えたからといって絵の表現の幅が広がっているとは限らないのと同じです(使いこなせるかどうかとは全然違う領域で)。
 まあ確かに色数が増えることで表現力が増えるようなジャンルの世界の方がそうでない世界よりも楽で受けはよいでしょう。
2003年11月21日:03時15分26秒
〈居合い〉+〈修羅〉を楽しんで使ったこと、ありませんか? / KEN

 自由度を高めることでキャラクターを表現する幅が広がる、というのは事実でしょう。
 ただ、そもそも「キャラクター表現の幅」というもの自体をさほど必要としていない人もいると思います。

 そういう人たちに「ああした方がいい」「こうした方がいい」「それはもったいない」「それはよろしくない」などと言ってみても、そんなアドバイスを欲していない人にしてみれば「大きなお世話」以外の何物でもありません。
 仮に親切心から言っているのだとしても、です。

 ……つーか理由云々はともかく、組み合わせ制限を厳しくするのがRL側の方針なら、それに文句を言う筋合いはないと思うんだけどなぁ。
 プレイヤー側にもいろいろとやりたいことはあるでしょうけど、「こういう方針で行く」と明言しているRLに「いや、これをやらせろ!」と要求せんでもいいのではないでしょうか?
2003年11月20日:23時53分15秒
<誘惑>拳法! / 高山信明
そう思うなら、自分は組み合わせなければいいと思うのです。<<誘惑>拳法を始めとする攻撃
有利不利で言うなら、説明がつかなければタ駄目って欠点がありますから、<圧力>等より不利でしょう。
また、組み合わせ制限もあります。結構一般技能二つ組み合わせると制限はいっぱいいっぱいです。
さて、それを踏まえた上で。
私はキャラ表現が広がっていいとおもいます。
例えば、強いカタナを作るときに、皆が皆<居合><元力:器物><イカサマ>でしか上げない、よりは<誘惑>でも<元力:工学>でも<フリップ・フロップ>+<01フィーリング>でも上げる方が「幅広く」ないでしょうか。
そういうわけで、かりんとう様の意見はかなり私の意見に近いです。 私も「何でも認める」のではなく「できるだけ多く認める」と言う態度を取ります。(<誘惑><交渉><カバーリング>とか、そりゃねえだろって思いますからね…)
2003年11月20日:19時05分24秒
気になる点があるとすれば。 / foreigner
〈白兵〉+〈(一般技能)〉+〈(一般技能の達成値を上げる特技)〉

この組み合わせの問題点(と、私は思うのです。)は、〈白兵〉の達成値が上昇することに加え上記〈(一般技能)〉の達成値上昇する、とゆーことです。
なにより〈圧力〉のように、全ての判定の達成値上昇に使える奥義を持っている人が悲しくなります。

それと、演出込みで格好良く「見せ技」に使うなら許容してくれる人も多いと思うのですが、これを毎度の攻撃で使うとなると「その組み合わせはちょっと・・・。」ってなる人の割合が増えると思います。


前置きが長くなりましたが、私が言いたいのは。
参加者全員(RL/PL)に「○○の達成値が上がるのに加えて攻撃にも使えるのか。なんて便利な特技なんだー」と思わせるんじゃなくて、「ああ、その使い方だったら戦闘に使えてもいいんじゃないかな」と認めてもらえるように努力すべきではないか、ってことです。
2003年11月20日:17時36分22秒
それは視野が狭いんじゃないでしょうか? / かりんとう
まず、マネキンがシャドウの場合(キャストは自覚していません)。
次に「戦いの中に我が身を置いていないと、安心できないマネキン」(戦場に依存しているというマネキンです)。
以上、あくまで一例です。後者はキーがマネキンでも成り立ちますね。

マネキンというスタイルをどう「捉えよう」とも自由ですが、
マネキンというスタイルを「自分の捉え方以外認めない」のは危険だと思いますよ。

>せっかく22通りものスタイルがあるのに、どんな組み合わせも認めてしまうと
>スタイルの違いが神業以外になくなるのが味気ないような気がしてしまうんです。
やや同意。しかし、スタイルを選ぶのは神業だけでなくキャストの表現でもあるでしょう。
なぜマネキンでは無くミストレスなのか?
何故カブトワリでもカタナでもなく、チャクラなんて取ってるのか?
(言っときますが、私はチャクラ好きですよー)
〈白兵〉+〈イカサマ〉
〈白兵〉+〈居合い〉
〈白兵〉+〈隠密〉+〈元力:光学(正)〉
全て、達成値が上がる点では「データ上は」同じです。
『できるだけ多くの組み合わせを認めることで、逆に取ったスタイルの違いが浮きぼりになる』
そう考えてみるのも一興かと。
(ちなみに私は「どんな組み合わせ」も認める人ではないので「できるだけ多くの組み合わせ」と表記しました)

ちなみに私は「専門分野では、人間の範囲を超えた者がいる世界」ですね。
21なら、ぶっちゃけAやジョーカーで出るんですから(笑)
2003年11月20日:16時58分35秒
あえて異議を唱える(Re:隠密制限したら) / フクモリ
>高山信明さん
えーと、誤解があるようなので一つ。
>結果、達成値上昇をこころみる連中のスタイルはレッガーやバサラの<元力:器物>使いなどに落ち着くことでしょう。それなら合法かつ無難に上がりますから。
これは私としては構いません。レッガーやバサラ(器物使い)はそういうスタイルですから。
ただ、よく話題になる<白兵><交渉><誘惑>なんかは、私としては
「自分から前に出て殴りにいくなんてマネキンのスタイルらしくない」
とか思ってしまうんです。

>認めてしまった方がどんなキャストでも上がるのでいいんじゃないでしょうか。
「どんなキャストでも上がる」のがいい、と言えるかどうかは、私には疑問ですね。
悪い言い方をすると、これは「悪平等」のような気がするんです。
せっかく22通りものスタイルがあるのに、どんな組み合わせも認めてしまうと
スタイルの違いが神業以外になくなるのが味気ないような気がしてしまうんです。
過去ログで月白カンナさんが書いていらっしゃいますが、
「誰でも何でも出来る世界」と「専門分野のみ得意な世界」のどちらを表現したいか。
前者の方も多いと思いますが、私は後者。その違いだけだと思います。
2003年11月20日:16時25分02秒
隠密制限したら / 高山信明
<隠密><運動>などと組み合わせれば達成値のインフレは防げるか?
答えはNoです。他の方法で幾らでも上がるからです。
結果、達成値上昇をこころみる連中のスタイルはレッガーやバサラの<元力:器物>使いなどに落ち着くことでしょう。それなら合法かつ無難に上がりますから。
で、あるならば。
認めてしまった方がどんなキャストでも上がるのでいいんじゃないでしょうか。
2003年11月20日:15時25分54秒
悪い記憶は楽しい記憶の10倍残ると聞いたことがあります。 / foreigner
>持込の高経験点・高達成値ニューロがカット進行で一人で活躍して、
ありがちかつ不幸な事故です。忘れましょう。(涙

(ソ−ドワールドで全能力値24、マジックアイテム大量所持のキャラを持ち込まれるのと似たようなもんです。)

気持ちはわかりますが、N◎VAで自分を表現する代表的な方法のひとつが達成値なので。
これに対し神経質になっても良い事はありません。

ちなみに。達成値に関しては、レギュレーションを設けることがルールで推奨されています。

2003年11月20日:14時26分33秒
【〈隠密〉談義】お詫びと提案再び / フクモリ
まずは、騒ぎの発端の張本人として、皆さんにお詫びいたします。

誤解のないように言っておくと、私自身も
「N◎VAのルールは楽しむことが最優先される」という考えです。
問題は、私があげた「演出組み合わせで達成値を上げる行為」が、
私にとって何が楽しいのかさっぱり分からないことなんです。
いわゆる「パワーゲーム」という物をわざわざTRPGでやる必要ないと思っているので。
#もちろん、プレイヤーが納得した上でやるのなら問題はありません。
#余談ですが、多くの女性ゲーマーは、パワーゲームを好まない傾向が強いそうです。

実のところ、こんな話題を持ち出したのは、単なる私のわがままからだったんです。
1つ目は「コンベンションで戦闘形のキャストをその場で作ったら、
 持込の高経験点・高達成値ニューロがカット進行で一人で活躍して、
 自分は1回もアクションすることなくアクトが終わってしまった」
という経験から、高達成値に対する勝手な嫌悪感を抱いてしまったこと。
2つ目は「別ゲームでGMした時、プレイヤーに自分より優れた解釈を言われて困った」
という経験から、「RL(GM)判断」で決めることに勝手に迷いを持ってしまったこと。
それで参考の為に「どこまで認めますか?」と聞いてみたのですが、
ここまで話が大きくなるとは……。

何だか、無駄に煽ってるだけの人とか、個人攻撃してるだけの人とか出てきているので、
これ以上この話題はしないようにしませんか?
2003年11月20日:12時26分39秒
【〈隠密〉談義】ちょっと一言……以上 / 慶人
あの結論は自分の中の結論でしょうから、まあそれでいいんじゃないですか?
と、それはともかく。
N◎VA−Dのルールブックには、一般技能の対象についての記述がありません。
そのため、厳密に、正確にルールを適用しようとするのであれば、それは「RL判断」。あるいは「対象をとらない」とする。
このどちらかが一番ルールの記述に近い判断でしょう。私は角が立たない前者を推しますが。
まあ、私はそれで卓のプレイヤーたちが楽しめると思えば、ルールに明確に反していない限りどんな組み合わせも通しますけども。

「之を知る者は之を好む者に如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず」と言いますし、
この「トーキョーN◎VA」という素晴らしいルールは楽しむためにあるんですから。
2003年11月20日:11時57分33秒
つーかよー / 煽り屋
 「<白兵>+<隠密>+<影化>は不可」とか言ってるけど、そもそもその結論は正しいのか? 俺には間違ってるように思えてしかたがないんだが。
2003年11月20日:10時14分52秒
対象って… / 高山信明
始めまして。一言だけ言わせてください。 もめるくらいなら特技以外の行動は全て「対象:−」とすればいいんじゃありませんか。 対象が無くたって困りません。って言うかRまではそうだったんですし。 そもそも対抗する人間と対象は別物、なのですから。
それで問題となったことが私は無いのですが。 無闇に複雑化なさる皆さんは問題になったことが有るのでしょうか?
2003年11月20日:06時00分14秒
Re: <隠密>+<ビデオ> / 月白カンナ
 この観点についてはもう意見は述べきりましたので、つっこみだけで失礼します。
 (対象同一ルールの適用外ならオブジェクト説であろうが発見者説であろうが関係ないのはOKですよね?)

> 発見しようとする者がいない限り、「隠す」という行為は成立しないと思います。誰もいない部屋でダンボールの中に入ってる人は、ただの変な人です。

 隠す/隠れる行為は普通誰も見ていないときに行いますよ。少なくとも発見者の目の前では行いません。手品師とかは別ですが。
 だから隠れるために「ダンボールの中に入」るときは「発見しようとする者」を想定することはあっても限定はしません。この場合、発見者説では判定を行わないと思うのですが……。オブジェクト説の場合は判定させるかさせないかについての結論は出てませんが、私なら判定させますね。N◎VAの〈隠密〉って誰もができる行為ではありませんから。逆に誰もできるレベルの「隠す/隠れる」であれば判定は不要ですが、その場合〈知覚〉されたら無条件に発見される([対決]できない)と、私ならします。人によっては誰も見ていないなら隠れるときに判定は不要で、〈知覚〉に対する[対決]時にのみ判定すると裁定することもあるでしょう。
 まあ私が判定させるのは発見する際の〈知覚〉の目標値を隠す際の〈隠密〉の達成値にするからですが、そうした達成値をメモるという行為はN◎VAらしくはないのかも知れません。ただ、多分シーン外にいる人は[対決]できないでしょうから、どれだけ巧く隠しても本人のいないところで探されたらすぐに見つかる(〈知覚〉が成立さえすれば)というのに抵抗があるだけです。
2003年11月20日:03時28分58秒
<隠密>+<ビデオ> / もにょ
どうも、もにょと申します。
既に議論は収束に向かってる(「RL判断で!」と言い始めたら…)ようですが、ちょっとお伺いしたいことと面白そうなネタがあったので、随分久し振りにお邪魔しました。
長文になりますが、失礼します。

>Artbasilさん
ええと、<白兵>+<運動>は認めているのですよね? で、これを認めるのは「<運動>は戦闘行動ではなく移動行動だから、対象同一ルールの適用外である」、と。 ではでは、「<隠密>も戦闘行動ではないから、同上」というのは如何でしょう?

それと、Artbasilさんはオブジェクト説を採用しているようですが、何度過去ログを読み直しても、Artbasilさん自身からは「オブジェクト説が否定されていない」という意見しか出ていないように思えます。発見者説のどこが悪いのでしょう?
既出意見と重なると知りつつも一応私の意見を書いておきますが、発見しようとする者がいない限り、「隠す」という行為は成立しないと思います。誰もいない部屋でダンボールの中に入ってる人は、ただの変な人です。そして、発見しようとする者こそ「隠すという行為の対象」ではないでしょうか。<隠密>に複数人がリアクション<知覚>できるというのは、「<白兵>+<隠密>+<影化>では隠密状態にならず、攻撃対象から隠れながら斬りつける事で達成値が上がるだけ」とすれば、<白兵>に誰でもリアクション出来る、というのと同様ですし。

>是通さん
呪いのビデオですかー。
でも「ビデオ」となると、どうにも呪う対象が限られてしまいますね。エグゼクの趣味人とか、アナログ画像を愛する芸術家のカブキとか。
私が考えると、「ハザード前から生き残ってるが、最近は呪う相手も減って寂しいのう…なアヤカシ」という感じになってしまいます。
アクトにするなら、「呪いのディスク」とか「呪いのネクサス」とかの方がやり易いかと。

それを踏まえて、「呪いのビデオ」を使うなら。
「昔、呪いのビデオと言うのがあって…」と魔女婆さん…は引退したから、まあ適当な誰かに語らせて、似たような呪いの被害者を出す。
で、キャストがビデオを探していくと、実は本体は「ビデオ」ではなく「呪いそのもの」で、現在はディスクなりネクサスなりに寄生していた、と。
ウェブ上でもアストラル界でも良いのですが、ともかくアストラル体。で、肉体はビデオとかディスクとか、時々で変わる。それでも、やはり《魔器の一族》を持っていた方がソレっぽいので、本体はソフトウェアということで。

呪いの内容は、時々社会戦を仕掛けるのが無難です。これなら、「呪いをかけに行ったオープニングシーンで《とどめの一撃》」とか言われずに済みます。
エキストラ相手なら、好き勝手な呪いを演出可能ですが。見た者はビデオの登場人物(アヤカシトループ)になってしまう、とか。
2003年11月20日:03時24分55秒
トーキョーN◎VA雑談所 LOG 098 / sf

 トーキョーN◎VA雑談所 LOG 098として2003年11月11日から2003年11月20日までのログを切り出しました。

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