トーキョーN◎VA雑談所 LOG 098

トーキョーN◎VA雑談所の2003年11月11日から2003年11月20日までのログです。


2003年11月20日:02時22分10秒
果たしてルールブックは全ての状況を想定しているのか / TD
そんな筈は無いだろう。そもそも、そんな事は(不確定性原理を持ち出す必要も無く)不可能だ。
 では、ルールブックを読めば全ての状況を全員が同じようにシミュレート出来るのか。
 これも否だ。人それぞれ見てきたモノが違うように一つの言葉の定義の仕方も人それぞれだ。
 それならば、TRPGでは何がその卓の『ルール』になるのか。 それはその場に居るメンバーのコンセンサス(もしくは共通認識)だと私は考える。
 そもそも、TRPGはRL(GM)の意見を押しつける場所ではない。
 TND132Pの脚注にもあるだろう?
「N◎VAのシステムには〜(中略)あくまでもRLの判断が優先することは……」と。
 ここで重要なのは、RLの『判断』が『優先』することだ。
 RLはその場その場で適切な判断をしなければならない。しかも、それはごり押しではならない。もしそうなら、
「RLの『決定』を『強制』させること」と書けばいい。

 果たしてこの意見は恣意的だろうか?
 少なくとも、こう解釈も出来る、と言う事は、「ルールブックにしたがっていれば万事解決」という事に反する一例だと考えるのだが。

 もしルールブックをそれほどまでに準拠したいのなら、
 TND78Pのゴールデンルールの太字、ルールを決定する場合の注意すべき3点を念頭に置くべきだと思うのだがどうだろうか。

 RLの権限性との両立においては、最終決定権をRLが持つのであれば両立すると思う。PLがどう言うとしても、最終的にはRLが判断するのだ。

 ルールブックはPL,RL共の共通認識を作る助けにはなっても、最終的に従うべきは「ゴールデンルール」だと、私は考える。
 これについての意見を聞きたい

 
 最後に
 唐突に長文を書き込む形になって申し訳ない。
2003年11月20日:01時21分14秒
ルーラー判断のひとつの指針として…ってことじゃないの? / 月白カンナ
かんさん:
> 納得できないというより反発します。ですので、意見を述べる場合は、貴方が使用されている手法を変える事をお勧めします(すこし板の雰囲気が悪くなるので)。

 私は「前提の提示省略・過剰なまでに簡潔・敬語なし」という芸風には抵抗ありませんが、「反発」によって掲示「板の雰囲気が悪くな」っていることは事実ですので、TRPGをするものとしてコミュニケーションを重んじるなら和らげた方がよいのでしょうね。

かんさん:
> 貴方の言っている事はある一点の事をもって、間違ってはいない(それは 正しいと等価ではない )です。それは、ルールブックに順ずる点です。しかし、これが通用するのはプレイする全ての人が同程度の知識を有していると前提の元です。でなければ「ルールの範囲内ならば」が適用できないからです(適用したとしたら、結局知識量が少ない人から不満がでる可能性が高い)。またいちいちルールブックで確認したとしたら、不快感がたまると思いますし、それをRLが判断としたら、結局RLが思っているルールということになります。

 これはさすがに論点がずれているように思えます。
 テーブル内のコンセンサスが確立されていれば問題ないのですが、「プレイヤー同士の趣味の対立」が発生したときにルーラーが取りうるひとつの手段として「ルールを厳格に運用することが威力を発揮する」という話だと思います。ですからこれがすでにルーラー判断であることは前提なのではないでしょうか?
 
 二者間の対立が発生したときにそれを解決するために取りうる手段はひとつであり、それはルーラー判断です。その判断の内容には以下の3種類があります。
  ・当事者Aの主張を採用する。
  ・当事者Bの主張を採用する。
  ・ルーラー独自の主張を採用する。
 前二者は問題外ですわな。(たとえ結果が同じだとしても。というか同じならなお一層ルーラーが明確な根拠を示すか、まったく根拠を示さないかする必要があるでしょう。中途半端な根拠は最悪。)
 というわけで三番目の解決方法をとることになるわけですが、その主張の内容として最も抵抗が少ないのは「ルールを厳格に運用すること」だと思います。なぜならば、ルールに記述されていないことは当事者全員が事前に知ることはできませんが、ルールに記述されていることであればそれが可能だからです。つまり「そんなこと知らんかった。先に言ってくれな。」と言われる可能性はない/たとえ言われたとしてもそれはそのプレイヤーの怠慢となるからです。
 このときルールの解釈についてはルーラーに一任されるべきです。ただそうなると「そんなルール解釈をしているとは知らんかった。あんたとはもうやっとれんわ。」と言われる可能性は依然として残りますので、その可能性を少しでも減らすために私はこの掲示板でルールに関する議論をすることには意義があると思っているのですが、それを「RL判断が優先」とかあまつさえ「雑談所だから議論するな」などの意見でまぜっかえされたんではかなわないですね。

 あとルーラーに明確な主張があってルール如何にかかわらずそれを採用することにしているなら、それはそれで問題ないでしょうし、議論の余地もありませんね。
2003年11月20日:01時01分47秒
なんだかなぁ / 工学屋
 どうも、なんでここまで議論もどきが長引いて決着が付かないのか、大体分かった気がするな。
 あのな、誰もRLに「正確なルール裁定」なんて望んでないんだ。間違ってようが改変しようがかまわんのだ。必要なのは「全員が楽しめるルール裁定」だ。何のためにルールブックに「RLはルールを無視する権限を持つ」と明記してあると思ってるのかね。

 PLが各々何を楽しいと感じるか違うなんてのは当たり前だ。趣味の違うPLを集めて、しかし全員を楽しませるのがRLの力量というものだ。ワガママ大いに結構。全員のワガママを聞いてやって、全員楽しませて、しかも誰からも不満のでないようにマスタリングしろ。なおかつ自分も楽しめ。
 ……少なくとも、ルールブックにはN◎VAというゲームの目的は、そのようなものだと書いてあるんだ。ルールブックに厳密に従うことを主張しつつ、この点にだけ承伏しかねるというなら、単なるダブルスタンダートだぞ。

 要するに、君のいう「ルール至上主義/PL判断全却下」は「正しいルール裁定」ではないのだよ。何しろ、肝心のルールブックにそのように遊べとは書いてないのだからな。君の判断に過ぎん。
 君が君の主義に則って君の主張の正しいことを証明したいのであれば、するべきことはここに意見を書くことじゃない。F.E.A.R.に「こう思うんですが正しいですか?」とメールするんだ。そのうちFAQに「そのとおりです」と載ったら君の主張の正しさが証明される。がんばれ。
2003年11月20日:00時50分19秒
無駄な感情は判断を狂わせる原因だ / 芸術香草
波浪、芸術香草だ。

>栗鼠へ
タグを利用すれば文字の色を変えるのも、強調したい部分を太字にするのも簡単だ。
Artbasil氏の書きこみは掲示板のルールを最大限に有効活用しているだけで、アンフェアな部分は一切ない。

>かんへ
ルールを覚えないで遊ぶ事自体が間違っている。
覚えなくていいなら、それはゲームとは呼べなくなる。一定の法則に従って遊ぶ事がフェアなゲームの前提だ。

それに、間違っている部分を指し示せば、残りは必然的に正しい部分だ。だから改めて正しい部分を肯定する必要なんてない。
分かるだろ、馬泥?

わをん
2003年11月20日:00時37分24秒
呆れた / 傍観者
 Artbasil……きみ、何が楽しくてN◎VAやってんだ?
2003年11月20日:00時05分36秒
くどいようですが / かん
>Artbasil様 NOVAをする人の中で、ルールブックの記述を全て覚えている人は、どの程度いるのでしょうか?おそらく大抵の人が覚えていないと思います。また、覚えていると思っているだけで、本人の主観が混じっている方が大多数だと思います。

貴方の言っている事はある一点の事をもって、間違ってはいない(それは 正しいと等価ではない )です。それは、ルールブックに順ずる点です。しかし、これが通用するのはプレイする全ての人が同程度の知識を有していると前提の元です。でなければ「ルールの範囲内ならば」が適用できないからです(適用したとしたら、結局知識量が少ない人から不満がでる可能性が高い)。またいちいちルールブックで確認したとしたら、不快感がたまると思いますし、それをRLが判断としたら、結局RLが思っているルールということになります。
ちなみに私が上記に書いた手法と貴方がこれまで展開した手法は、ほぼ同じだと思われます。まず相手の考え方を否定する事です。大抵の場合、肯定する場合と否定する場合は否定することのほうが簡単です(よく野党が言っているあれですし、弁論の一般的な手法です)。それに加えて皆が判断の基準となっているものを例に出して使用する事により、一層正当性が増しているように見られます(ただしこの場合、自分に不利益となるような例は出さない)。結局何が言いたいかというと、貴方が使用している手法では相手は納得しないという事です。納得できないというより反発します。ですので、意見を述べる場合は、貴方が使用されている手法を変える事をお勧めします(すこし板の雰囲気が悪くなるので)。
長文・乱文 失礼しました。
2003年11月19日:23時58分23秒
Artbasilさんへ / 栗鼠
この板で一番利己的でアンフェアなのはあんただ。 恥を知れ。
2003年11月19日:23時30分42秒
PL同士の好みの対立/PLのルール解釈は全て却下せよ / Artbasil
ハロー、Artbasil だ新星ハジケ王伝説

>for 工学屋
N◎VAルールが完全ではないというなら、ルーラーの(趣味)判断だって同じコトさ。
(と言うより、ちゃんと紙に書かれてないぶん、もっと欠陥だらけだろう。)

それに、「ルールは全ての状況に対応できない」という問題は、N◎VAではもうクリアされてる。
N◎VAは「演出」というアイデアでもって、状況とルール処理が分離してる。だから状況についてあまり考える必要がない。
例えば「まず、結果ありき」(TNDp.138)のように、状況を無視して、まずルール的処理だけを先行させることが出来るのさ。

ところで、「何が楽しいか」が人によって違うなら、プレイヤー同士の趣味の対立も考えなきゃダメだ。
(PLの一人がノリまくってる時に、他の一人がシラケきってるという事態も現実にある。)

そして、そういう時こそルールを厳格に運用することが威力を発揮するのさ。
ルールを超える判断規準を排除してルールブックの記述だけを規準にアクトすると、
各プレイヤーは、ルールの範囲内ならば自分の(何が楽しいかという)価値観で自由にプレイできるのだ。

>for かりんとう
むー、まあ、ゲームをする以上、ルールはおぼえないとね。
ミスがアクト全体で3〜4割程度に抑えられたなら、それでOKだろう。
それより低く抑えるのは大変だろうし(ミスが少ないに越したことはないが)。

ところで、実際のアクトでルーラーは注意しないといけないコトがある。
それは、プレイヤーのルール解釈は採用してはいけない、ということだ。どんなに正しそうでもな。

なぜなら、プレイヤーは本質的に利己的でアンフェアだからだ。
PLは自分が不利になる解釈は決して言わず、自分が有利になる解釈だけを提案するものなのさ。
プレイヤーフレンドリーのつもりが、押しの強いPLをエコヒイキしてるだけという結果になるコトも、しばしばだ。

それに、アクト中にルール解釈で議論するのは時間がもったいない。
プレイヤーのルール解釈はポストアクトにでも聞いてやればいい。

ついでに言うと、EXPチェックも「楽しかったかどうか」で判断してはダメだ。なにせ、何が楽しいかは人によって違う。
だからそれは「他の連中の好みを犠牲にして、俺の趣味を優先しろ」と要求するのと同じでしかないのさ。
それは単なるワガママだ。

XYZ
2003年11月18日:17時07分08秒
キーボードの追加 / 邪眼VOLAC
キーボードについて思い出したことがあります。
まだ参考出品だったと思いますが、
机の上にその機械を置くと手前にキーボードの絵が表示され
それをキーボードの様に叩くと(実際は机を叩きますが)
キー入力されたと認識される機械を、どこかの展示会で
見た覚えがあります。
NOVAでは、街角のDAKにそんな入力装置があるのかも知れませんね。
2003年11月18日:15時55分01秒
キーボードと隠密 / 邪眼VOLAC
お邪魔します。

キボードは・・・趣味のものでしょうね。
実際には、思考速度で処理されるイントロンの世界にキーボード入力ではとても
追いつけないでしょうから・・・・・
12Mのブロードバンド接続でオンラインリアルタイムゲームをしている環境に
56Kモデムで接続しているようなものでしょうから、まわりに置いて行かれることに
なるでしょう。

その2
いまさらですが、<隠密>の対象・・・

<隠密>の対象は、1.隠される物(者)なのか、2.誰から隠したいのか、
言葉の解釈でどちらも”対象”になりえます。

対象は、1.隠される物(者)だとは言い切れません。
結局は、RLの判断なのでは?

私がRLの場合認めています。
では、どういう状況が<白兵>+<隠密>になるか・・・

ボクシングの試合中に、カゲがチャクラに仕掛けるとしましょう。
この状況で<隠密>を単純に”物陰に隠れる”と考えると・・・
リングからおりて、リングポストの影からコソコソと・・・
非常に間抜けです。(笑)
これでは、認められません。

ですが、鋭い移動で、チャクラの死角に回り込んでの攻撃と考えると!
カゲらしい動きではないでしょうか?

あまり格好は良くないですが、ガッツ石松の蛙飛びなんか近い動きかも知れません。(笑)
さらに、<影化>がプラスされれば、殺気まで隠しての攻撃となります。

「<隠密>も<影化>もチャクラという対象から身および殺気を隠す。」
ので<白兵>と対象は同一と考えられます。

こういった解釈もあると思います。

2003年11月18日:02時38分48秒
【ケーブル】色々あった方が面白い / エグザイル
 まず僕の考え方が
 「<無い>モノより<有る>モノのが多い方が楽しい」
 「<無い>モノが好きな人もいるので、簡単にあるモノを<無い>とは言い切りたくない」
 というのがあってから本題ですが。

 キーボードは、イントロンしながらもキーボードで操作する方がよく動ける。という人もいるかもしれません(ウェブ内での活動を、イメージでは無くその場でプログラムを組んで動く)
 脳や神経の一部に異常がありサイバーウェアでも補完できなくてイメージでの(つまり通常の)イントロンができないとか、災厄前から生きている/目覚めたとか。単なる趣味か。理由はいくらでも。
 
 ケーブルは、この時代でもデータの転送量は無線よりも有線の方が多いとか、盗聴防止とか、データを確実に送るためとか(無線は妨害電波を受けるとか、電波がそれてしまうとかありそうなので)

 これは「なんでお前はキーボードを/ケーブルを使うんだ」というキャストを、僕が否定したくないし、周りからもあまり否定されたく無いなあ。という事なのですよ。
 
 ただでさえ否定せざるを得ない事、いわゆるマンチキンの類などはどうしても出てしまうのは仕方が無いので、せめてこのぐらいは「なんでもあり」で行きたいなあ。と思うのでした。
2003年11月17日:13時01分08秒
【キーボード】趣味の道具なんだろうね… / 是通
 ども、是通です。
 
>ぽん吉さん
 
>是通さんが呪いのビデオの話なんて出すから、呪いがもどってきちゃったじゃぁないですか(笑
 
 何ィ!俺のせいなのかー(笑)。
 つか、荒らしの横行にまで責任取れねぇっす。いや、マジで(笑)。
 
>つまりウィットみたいなCDな珍種は少数派だから、公衆端末(、、、これ事態存在怪しいきもするが)にも非常時用のオマケみたいなキーボードしかないんじゃないかとおもうんです。
 
 いや、ウィットの効いた人間だと思うぞ、生身のニューロ。
 まぁ、キーボードが有っても良いだろうけど、もはや趣味の領域なんじゃなかろうか。
 現代における「レコード」と、そのプレイヤーに拘る人種みたいなもので。
 
 なんだったら、データグローブを嵌めて、ゴーグル掛けたら視界の中に、仮想キーボードを出せるようにした方が、荷物は少なくて済むかもね。
 
#そしてどんどんキーボード利用者が減っていく…
2003年11月17日:01時26分47秒
Re:【N◎VA-D世界にキーボードはあるのか?】 / KEN

 TND P-32に「あらゆるバディは音声認識、およびテキスト入力に対応している」とありますね。
 またTND P-262のDAKの説明にも「音声による疑似人格との対話により、ユーザーは指示を出すことができる」とありますから、基本的には従来と同様に音声でのコマンド指示という形で問題ないでしょう(ちなみに同ページの「DAKベーシック」の記述から、公衆DAKは生き残っている様子)。

 テキスト入力デバイスはキーボード以外にもいろんな種類があると想像します。ペン型とか、パネル型とか、空間にキーボード配列の平面/立体映像を投影したりとか、あるいはもっとニューロな感じの何かが。

 むしろ消滅している可能性があるのはケーブル類では、とか思うのですが? もうマンマシンインターフェースも周辺機器も、全部無線になっちゃってるってワケです。
 プレイヤーにとっての現代においても、そういう傾向はありますしねー。
2003年11月17日:00時52分47秒
Re:【N◎VA-D世界にキーボードはあるのか?】 / すなふきん
まず、どうでも良いことかも知れませんがウィットではなくウェットですね。
で、キーボードがあるかどうかですが、これは無くなったのではないでしょうか。
あるのならルールブックに記載があるでしょうし(事実過去にはトロンオプションとしてありました)デジタルアクションを行うにはIANUSが必須になったということは入力装置がそれに限られたということなのではないかと思います。公共の端末にはキーボードはなくともタッチパネルや音声認識システムなどがついてる気もしますし。
N◎VAのように企業が強い社会では数%以下しか居ないような(ある程度の市場すらも見込めない)超マイノリティーのために態々サービスを提供する変わり者はあまり居ないと思われます。
確かにセキュリティ面の安全を考えてIANUSを埋め込まずにイントロンというのは誰でも考えることですが、公式のFAQによりIANUSがなければデジタルアクションが行えない=ニューロの特技が使えないことが明言されましたしね…
2003年11月17日:00時00分09秒
ネタだと思ってたんですけど…… / 月白カンナ
 こういうのを聞くのは野暮なのかもしれませんが、芸術香草さんの投稿ってネタかレトリックだと思っていたんですが、マジなんですか?
2003年11月16日:22時52分29秒
【呪いのビデオ】四つ目、失踪系 / タイガ
 ども、タイガです。
 此方の勘違いで無くて良かった(^^;。
 こんごともよろしく>是通さん
 
 しかし、「三人よれば文殊の知恵」とは良く言ったものですね。
 僕には思い付かなかったものの方が多い(当然か(^^;)。
 
 さて、前回挙げた3項目に加えてもう1つある事に気が付きました。
 
 4.失踪系
 
 <分心>か≪腹心≫に<魔器の一族>でウェブコンプレックス+幽屋を本体に選択したアヤカシを持たせる。
 『これをみると、異次元(あの世とかでも可)に吸い込まれるビデオ』の出来あがりです。
 しかも、その場所では魔剣以外の装備は一切使用できません(アストラル界だから)。
 
 ……かなりキャストを選ぶシナリオになりそうですが。
 
 ところで、ライフパスのクロスブリードで魔器の一族を複数取得させ、二つ目の本体に上記のような住居を選択した場合、「体内に異界をもったアヤカシ」ということになるんでしょうか?
 <封印技能>で『複数取得できない』と明記されていると言う事は、細分化されている特殊技能は複数取得できるようにも取れるけど……。
 いや、<血脈:魔器の一族>で既に細分化されている以上、それ以上は細分化しても『同じ特殊技能』と言う事になるのかな?
2003年11月16日:22時50分18秒
目から鱗 / かりんとう
>結論はPLがRLに経験点をくれるかどうかで出るだろう。
お見事。

>ルールを厳格に適用するメリット(内容は略)
内容は略しましたが、全くもって正しい意見です。
最後の問題にして難問は、適用している裁定者自体がミスしないことですね(笑)

>場当たり的なRL判断でPLが不安になるだろう?
>だからルールが想定していない事態なんてあるわけがない
正直、TRPGやったことがある人が、口走れる言葉ではないと思います。
あなたのこの意見の繋げ方、正直いって
「イラクに化学兵器が無かったら、戦争の大義が無くなるだろう?
だからイラクが化学兵器を持ってないことなんてあるわけがない」
というレベルの意見です。臭い物に蓋であり、見て見ぬふりです。

もう少し、視野を広げて頂かないと、議論の余地ができません。
以上、苦言を提示させて頂きました。
2003年11月16日:21時48分37秒
【N◎VA-D世界にキーボードはあるのか?】ウィットはマイキーボードを持ち歩く説 / ぽん吉
是通さんが呪いのビデオの話なんて出すから、呪いがもどってきちゃったじゃぁないですか(笑
まさに永久ループに繰り返すのはビデオの呪い?w

>……なに? 結局「人それぞれですね」で終わって結論が出てないじゃないか?

> 別に良いのだよ。結論出さなきゃならん性質のものじゃないし、そもそも結論なんか出るわけないんだから。
ですね、結論でないですからね。

閑話休題

IANUSがあればデジタルアクションができます。という話なんですが、
つまりこれってIANUSが一般化してるN◎VAだと、キーボード要らずなんですよね?
つまりウィットみたいなCDな珍種は少数派だから、 公衆端末(、、、これ事態存在怪しいきもするが)にも非常時用のオマケみたいなキーボードしかないんじゃないかとおもうんです。
そんなのじゃ、長時間の用やたいしたことはできないとおもうので、ウィットっていつもマイキーボードを持ち歩いてるんでは? と思うんですがどうでしょう?
キーボードやらケーブルやらをジャラジャラ持ってるのがウィット。
一昔前のニューロ系のイラストとかが凄い当てはまりそうな気がするんですが、、、
機械を埋め込まないゆえにニューロよりニューロらしいかもと思っちゃって(^^;
2003年11月16日:21時32分11秒
目的論的解釈は随分恣意泥だ / 芸術香草
>しかし、実際問題としてTRPGのルールを文理解釈だけで完結させて運用するのは困難だろう。ルールブックの想定してない状況というのは常に起こりうるからだ。N◎VAは決して完成されたルールではないから、バグ技だって発生する。

ルール以外の部分に頼る解釈で『N◎VAシステム光学』を無視すると
場当たり的なRL判断でPLが不安になるだろう?
だからルールが想定していない事態なんてあるわけがない。
そんなものが見つかったら、その瞬間にN◎VAのルールは信用出来なくなる。依るべきものが総て無くなってしまうのだからな。

わざわざ「バベルの塔」を立てる必要はないと、分かるだろ馬蹄?
わをん
2003年11月16日:20時03分56秒
果てしなくどうでもいいことだが / 工学屋
 工学って分野では、技術的に問題なく運用さえできれば、後はどうでもいいのだ。仕組みを分析して答えを出すのは理学の領域だろう。

 ……で、終わるのもなんだから、一応意見。

 ルールブックをひたすら文理解釈で読み解くのも、まあ、それはそれで良かろう。日本語で書かれている以上、よほどの悪文であるか、読み手が曲解しようとしない限り、誰が読んでもとりあえずは同じ解釈になるし。
 しかし、実際問題としてTRPGのルールを文理解釈だけで完結させて運用するのは困難だろう。ルールブックの想定してない状況というのは常に起こりうるからだ。N◎VAは決して完成されたルールではないから、バグ技だって発生する。

 と言って、RLが恣意的な論理解釈やら始めたらフェアではないというのもその通りだ。

 ではどうするのかという話だが、私はTRPGのルールは目的論的解釈によって為されるべきだと思っている。N◎VA-Dのルールの目的はルールブックに明記してある。参加者全員が楽しいゲームをすることだ。

 つまりまぁ、〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉を認めないことで、参加者全員がより楽しめると確信しているならそうすべきだし、逆であればそうすべきではないだろう。いまいち確証の持てないときはとりあえず自分の感覚を信じておけ。結論はPLがRLに経験点をくれるかどうかで出るだろう。

 ……なに? 結局「人それぞれですね」で終わって結論が出てないじゃないか?

 別に良いのだよ。結論出さなきゃならん性質のものじゃないし、そもそも結論なんか出るわけないんだから。
2003年11月16日:17時50分46秒
Re: <運動>の対象 / foreigner
↓ずれてました。書き直します

to 芸術香草
> <運動>は『地面などの空間』を対象に『自分の位置座標を変更する』技能
一般技能に「対象」は書かれていない。各自RL判断。
2003年11月16日:16時02分08秒
<運動>の対象 / foreigner
to 芸術香草
> <運動>は『地面などの空間』を対象に『自分の位置座標を変更する』技能 一般技能に「対象」は書かれていない。 各自RL判断。
2003年11月16日:15時43分07秒
最終結論…。 / N◎VAうさぎ
もう書くのはやめるつもりだったんだが、あまりにも…なんで、
結論:すべては各RL判断
自論が正解であるかのように書いている人がいるが、それはその人の判断でしかない。
平行線をひたすら続けるような不毛な議論は時間の無駄でしかありませんよ?みなさん


呪いのビデオかぁ…、〈元力:器物(ビデオテープ〈交渉〉)〉を使っての精神攻撃はちょっとイカサマ臭いかな?(笑)
2003年11月16日:13時05分27秒
結論、〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉は不可 / Artbasil
ハロー、Artbasil だ新星ハジケ王伝説

結論:〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉はできない。(「工学」上な。)
〈隠密〉は自分を対象にするので、対象同一制限(TNDp.88)でハジかれるワケだ。

「自分が隠れる時には、自分を対象にしない」という意見もあるが、今まで話してきたように、やっぱり無理がある。
(ついでに、TNDp.88の〈社会〉+〈隠密〉を説明できないという欠点も挙げておくぜ。)

まあ、少なくともRLにダメだと言われたら、一切文句は言えないってコトさ。
やらせろと言ってるPLの方が無理言ってるワケだからな。

XYZ
2003年11月16日:13時01分13秒
ルールを厳格に運用するメリット / Artbasil
ハロー、Artbasil だ新星ハジケ王伝説

>for サクラダファミリア
例えるなら、ルールの仕組みを分析して答えを出すのは「N◎VAシステム工学」
RLやPLのあるべき態度や、持つべき品性などを問題にするのは「アクト倫理学」と言ったところかな。

さて、ルールを厳格に運用するメリットをその「アクト倫理学」の立場から言うとだな・・・

まず、PLがより自由にプレイできるようになるってことだ。
通常プレイヤーは、自分の価値観を殺してRLの価値観に合わせなければならない。
ところが、ルールを超える判断規準を排除してルールブックの記述だけを規準にアクトすると、
各プレイヤーは、ルールの範囲内ならば自分の価値観で自由に表現することができるのさ。

次に、ルールブックは誰もが読めるという利点がある。
趣味が同じでない限り、プレイヤーにはRLの趣向はなかなか分からない。
だがルールブックなら誰でも読めて、ジャッジの根拠がわかるのだ。

最後に、アクトがフェアになるというメリットがある。
ルーラーの趣味で裁定すると、どうしても偏りやエコヒイキがおきる。
また、場当たり的なルーラー判断はPLを不安にさせる。
ルール通りにやってるなら、プレイヤーも安心だろう。

XYZ
2003年11月15日:03時38分25秒
【呪いのビデオ】、他 / KEN

 なんかもうシーンが変わってるみたいですね(出張でレス書くタイミング逃した……けど、むしろこれで良かったのかな)。
 ともあれ、仕切り直しってことで、こっちのノリも変えていきます。


to: 是通さん

 呪いのビデオ……R時代なら〈社会〉+〈ブラックメイル〉でビデオを送りつけて、ストレートに発狂してもらうという手が使えましたかね(←それ呪い違う)。
 RでもDでも使えるのは、やっぱり〈夢魔〉あたりでしょうか。こっちの方がまだしも呪いっぽいし。素で〈永生者〉とか〈畏怖〉とかが組み合うんで、直球にも程があるってくらい強いかも(←強さはどうでもいいんだって、ネタなんだから)。

 見た人間を不幸にするという効果を狙うなら、豪勢に奥義をふたつ重ねたコンボのネタが。
 「〈※メッセージ〉+〈※ダイム・ノヴェル〉でしょーもないウソを信じ込ませて恥をかかせる
 ……使い方を間違ってはいない、と思う(笑)。

 そーいえば2nd時代のリプレイで、観たものを発狂させかねないシムスティムとかいうネタがありましたっけ。


to: 月白カンナさん

 上記の通り、「もうシーンが変わっている」と判断し、先頃までの話題については言及を避けさせていただきます。
 ……ただこれだけは言っておかなければ。先達てご指摘のありました「仮定は前提であり〜」のくだりについて。あれはもう完全に、明らかに、当方の勘違い、考え違いでした。お詫びとともに、前言を撤回させていただきます。
 以上、前置き終わり。

 最終的なセッションハンドリングはルーラーの仕事ですから、基準になるのは「ルーラーが表現しようとしている世界」でまったく問題ないと思います。
 ただ当方は、それと同等の基準として「プレイヤーが表現したがっている世界」を理解し、各プレイヤーのそれをうまくすり合わせることに、より重点を置きたいと考えます。プレイヤーごとにバラバラな好みを如何にしてくみ取り、如何にして全員の希望を叶え、その上で如何にして公平な活躍の機会を与えるかということです。
 そのためには、ルーラーが自己流の明確な指針を示すよりも、プレイヤーの求めに応じてルーラー側がプレイスタイルを変える方が有効であると思うんですね。そして「いろんなルール解釈を頭に入れておく」というのは、プレイヤーの要望にテキパキと応えるための下準備として機能すると思います。「これこれこうしたいんだけど」「ああ、そうしたいのか。それじゃそれはこれこれこう考えて、こう判定することにしよう」という場合の……まぁ、レスポンス速度が良くなりますよ、と(笑)。

 ひとことで言うなら「臨機応変」というだけのことですから、どこのルーラーさんも多かれ少なかれ意識はしているでしょうけどね。
2003年11月15日:01時42分53秒
光明が見えた?(Re:隠密とか、その他いろいろ) / フクモリ
自分から話題振っておいて、放置していてすみませんでした。

あれから自分も組み合わせについて悩んでいたのですが、
なかなか答えが出なかったのでずっと黙っていました。
#それなのに『ペルソナをマヤカシにして他2枚をカリスマとマネキンAパックにして、
 技能ボーナスを<ゲシュタルト崩壊>に入れれば、<一期一会>でコネ取った相手に
 メイクアップで精神戦の「達成値+<コネ>レベル」「ダメージ7+差分値」が出せる』
 などといったアホなことは思いついてしまうのだからどうしようもないもんだ。
 (ちなみにこれの欠点は<一期一会>が成功しにくいこと)

ですが、月白カンナさんの「ヒーローコミックの世界」と「ハードボイルドの世界」の説明で、
なんとなくわかったような気がします。

この説明を借りると、私が表現したかったのはまさに、
この「ハードボイルドの世界」だったんですね。
それで周りを見てみたら「ヒーローコミックの世界」が多数派だったので、
「もしかしたら自分は間違っているのか?」と戸惑ってしまったんです。

どんなTRPGでも、「アニメみたいなヒーロー物をやりたいな」と思ってる人と、
「クールで硬派な世界で遊びたいな」と思ってる人では、
そりゃあプレイに差が出ますねえ。
そんな当たり前のことにすら、今まで気付けなかったとは……。
はい、自分が情けないです。顔でも洗って出直してきます……。

余談:
ニューロエイジにビデオはあるのか?(笑)CDですら時代遅れな世界なのに(←これはあと2,3年で本当になりそうだけど)。
2003年11月15日:01時41分00秒
だって隠密同心だから(Re: そんな隠密しなくても。) / 月白カンナ
 同心はイヌだろうとかもう1個はなんだとかそういう話はおいておいて

> >唯一カゲだけが〈白兵〉を上昇させることができないからです。
> 横槍で申し訳ないですが、<白兵><運動><猿飛>でいいのでは・・・?
 ウィッス。それはその通りですね。
 一応趣旨的には「〈影化〉で戦うカゲ」だけが不利になるという意味でお願いします。
 要はアリアリな世界でなにかを禁じるとそれによって不当に割を食らうヤツが出てくる可能性があるということです。
(本当は達成値が上がるかどうかはどうでもよくて「シーン描写」の問題だったのかもしれません。しかしそれなら「不当に不利」という表現も微妙なので、描写の問題も達成値の問題も含んでるのではないかと思っています。いずれにせよ当初は達成値の話でしたのでとりあえず私は達成値を軸に書いています。「描写」も「汎用的な効果」に含めていただいて読んでいただけるとありがたく思います。)
2003年11月15日:01時02分45秒
<白兵><運動><猿飛>は / 芸術香草
<運動>は『地面などの空間』を対象に『自分の位置座標を変更する』技能なので
<白兵><運動><猿飛び>は「全力で地面を殴りつけ、その反動で高い達成値で移動する」判定になり
他人は殴れないぜ馬蹄。

わをん
2003年11月15日:00時36分09秒
そんな隠密しなくても。 / foreigner
>唯一カゲだけが〈白兵〉を上昇させることができないからです。
横槍で申し訳ないですが、<白兵><運動><猿飛>でいいのでは・・・?
2003年11月15日:00時27分08秒
隠密とか、その他いろいろ / 月白カンナ
 あれからいろいろ考えたことをまとめてみました。まとまっているかどうかは別にして。

 どうも私にはN◎VAというのは技能や特技の組み合わせの妙味を楽しむゲームではないような気がします。そうではなくて、N◎VAという世界に生きるキャラクターを表現するゲームなんじゃないかと。
 つまり「〈白兵〉+〈運動〉で移動攻撃ができる」というルールが存在しその後にプレイがあるのではなく、「走り込んでスラッシャーで切りつけたいんだけど」というプレイヤーの要望に対して「なら〈白兵〉に〈運動〉を組み合わせて」というルーラーの判断があり、その判断の参考としてルールがあるんじゃないかと。そんな気がします。んで、そのときに、「じゃあ〈白兵〉に〈居合い〉と〈修羅〉も組み合わせます」のような。

■〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉を認めるか

 〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉を認めるかどうかってのも「まず、ルールありき」ではなく、プレイヤーが行いたい行動があってその上での認める/認めないなのでしょう。そして認めるルーラーと認めないルーラーでは、表現しようとしている世界が違うのだと思います。

 アリアリの世界、つまり「最大技能レベル+1」個までの技能なら(「演出」できる限り)なんでも組み合うしなんでも効果を表すという世界は、ヒーローコミックの世界です。
 登場人物は基本的にみんなヒーロー。どんな行動をするときでも、そのキャラクターが持っている得意技でアクションができる。
 カゲ(〈影化〉――達成値上昇に限って例示しますが、汎用的な効果ならなんでもOK)なら「隠れながら」攻撃ができるし、「隠れながら」回避ができる。まあ「隠れながら」登場判定と表現するとあれですが、「人ごみに紛れ込むようにして何気に」登場判定ができる。
 カタナ(〈居合い〉)なら「武器で脅して」情報収集ができるし、「武器で脅して」説得もできる。
 フェイト(〈シャープアイ〉)なら「鋭い眼光」で回避できるし、「優れた第六感」で登場判定ができる。
 エグゼク(〈ホットライン〉〉なら「情報部のデータを駆使して」射撃ができるし、「情報部のデータを駆使して」潜伏することができる。
 タタラ(〈スーパードクター〉)は「医学の知識を活用して」相手の肉体的な急所を攻撃できるし、「精神医学の知識を活用して」相手のトラウマをえぐることができる。
 みんながみんなヒーローで、違うのはその行動様式だけであるという世界。

 一方そうでない世界、〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉を認めないとはどんな世界なのか。
 それは個々のキャラクターが自分の得意分野でのみ優れているという世界、スタイル同士が住み分け互いに補完しあう世界だと思います。
 カゲは殺気を悟られないことは得意だが、それは攻撃ではない。
 カタナは武器を使った戦いは得意だが、それで情報は集められない。
 フェイトは隠れているものを見つけるのは得意だが、ぶっ殺しあいは苦手。
 エグゼクは企業間では目端がきくが、実際に身体を使った行動はだめ。
 タタラは傷を癒すのが専門で(技術者ではなく医者のタタラね)、レバーを正確に打撃できるわけではない。
 自分の領分でのみ力を発揮する、ある意味ストイックなハードボイルドの世界。
 
 どっちが優れているわけでもどっちが劣っているわけでもない。ただ表現しようとしている世界が違うだけです。

 世界が違うキャラクターが別の世界に持ち込まれると悲惨です。
 ヒーローコミックのみんなが万能な世界に紛れ込んだハードボイルドのキャラクターは、みんながベースアップされた世界で行動しているのに対して自分の領分以外では常にペナルティを強いられることになります。
 一方ハードボイルドの世界に出現したヒーローは、極めて限定された範囲で極めて突出したキャラクターになります。逆のパターンに比べるとまだましですね。
 ただ、メイクアップのキャラクターは、そのプロファイルだけを見るとハードボイルドの世界のキャラクターに思えます。なので、ヒーローコミックな世界ではフルスクラッチのキャラクターとの格差が大きくなります。ハードボイルドな世界では、スタイルの組み合わせによっては器用貧乏になる可能性もありますが、それはそれでフルスクラッチのキャラクターとトータルポテンシャルはそう変わらないレベルで渡り合っていけます。

■〈隠密〉の対象

 「ヤツに気づかれないように忍び寄って背中にナイフを突き立てたい」とプレイヤーが宣言したとします。「できん」と即座に却下するルーラーもまあいないでしょうから、なんらかの判定をすることになるわけです。

 発見者説ならおそらく〈白兵〉+〈運動〉+〈隠密〉(+〈影化〉)で攻撃し、相手がリアクションに失敗したなら「気づかなかった」ということになるでしょう。

 オブジェクト説ではステップが増えます。まず1アクション目で〈隠密〉で隠れます。それに成功したら2アクション目で〈白兵〉+〈運動〉で近づいて攻撃することになるでしょう。相手が気づいたかどうか〈知覚〉判定をするかもしれませんが、隠れ続けるために〈隠密〉を組み合わせるのではなく、発見行為に対して〈隠密〉で[対決]を行うことになるでしょう。
 ということは自然に考えると、オブジェクト説なら攻撃時点では「気づいていない」のだから「リアクション不能」と判断するのが適切なように思えます。ってゆーか、リアクションされるんなら気づかれてるんじゃん?
 
 では隠れている状態というのはいつ解除されるのでしょう?

 発見者説なら、ひとつの考え方としてはそのアクション中だけ隠れている、もうひとつの考え方としては〈隠密〉と組み合わないアクションをするか〈隠密〉を組み合わせたアクションに失敗するまでとなるのではないでしょうか。

 オブジェクト説ではどうするか。
 ルールにのみ従うんであれば、誰かが〈知覚〉判定に成功するまで隠れ続けることになります。まあそれがあまりにもあまりだというなら、あとはルーラー判断でしょう。なにもないビルの屋上で背後から忍び寄ったなら、まあ本人は意識がなくなるかもしれませんし突然のことでパニックになってなにがなんだか分からないかもしれませんが、近くにいるキャラクターは普通気づくでしょう。それでも気づかれたくないというのなら、大きなペナルティを受けた〈知覚〉対〈隠密〉の判定になるのかもしれません。
 しかし人ごみの中であれば逆に紛れ込みやすくなります。例えば山札から3枚めくってそれを〈知覚〉の達成値と想定して〈隠密〉で[対決]させるといったところでしょうか。いずれかに失敗したら、悲鳴をあげて指をさされる(もしくは人ごみがさっと分かれる)というわけです。

 ところで「人ごみの中で周りの人間にも気づかれずにヤツの背中に忍び寄って背中にナイフを突き立てたい」ときの判定はどうなるのでしょう?

 オブジェクト説ではなにも変わりません。せいぜい変わるのははじめの〈隠密〉のときに〈知覚〉で[対決]してくるキャラクターが増えるだけでしょう。

 発見者説の場合、あくまでも対象同一制限を守るなら、ナイフを突き立てる瞬間に周りの人間には否応なしに気づかれてしまうことになるような気がします。

■カゲを「不当に不利にし」ているか

 〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉を認めない世界では、カゲが「不当に不利に」なっているのでしょうか? これを認めないのは、ハードボイルドな世界か、オブジェクト説の世界か、その両方を兼ね備えた世界です。もちろんオブジェクト説であっても「この場合の〈隠密〉は対象をとらない」という解釈の世界では認められますけど。

 ハードボイルドでない世界、つまりコミックヒーローでかつオブジェクト説の世界の場合にのみ「不当に不利」であるといえると思います。その世界ではみながみなヒーローなのに、唯一カゲだけが〈白兵〉を上昇させることができないからです。
 これではカゲなのにカゲが薄……。

 しかしハードボイルドな世界では違います。これによってカゲが不利になるのは、戦闘が得意な(〈イカサマ〉を修得している)レッガーや、ふるった武器がするりと抜ける(〈通過〉を修得している)バサラに対してです。つまりそうしたシチュエーションを得意分野としているキャラクターに対して不利になるわけです。
 でもそれって当たり前ですよね。ただ単に正面から戦うのはカゲの得意分野ではないということです。
 
 ハードボイルドでオブジェクト説の世界であれば、カゲの戦い方は「不意に戦闘の場から姿が消え、気が付くと背中から背中から刃が突き出ている」というものになります。つまり1アクション目で姿を消し、2アクション目で〈白兵〉で攻撃するわけです。首尾一貫した判定をむねとするなら、このときもやはりリアクションはできない方がよいのかもしれません。(しかしそれは必須ではありません。)
 
 ちなみにハードボイルドの世界ではある意味「不当に」有利なスタイルがあります。
 カゼです。
 XM42を持って中距離から近距離へまた近距離から中距離へと、対象に近づいたり遠ざかったりしながら射撃を続けるカゼは、物理攻撃にも物理防御にも他のキャラクターに比べて高いボーナスを受けることができます。
 特例を設けてこれを抑制することも可能です。
 しかし「ヴィークルに乗ってるカゼはべらぼうに強え」くらい受け入れてもいい気がします。たいていのファンタジーだって軍馬に乗った騎士はべらぼうに強いものですから。
 そうなるとカゼと戦うときにはヴィークルをたたけってことになり、よりカゼの得意分野が際立つことにもなるかと思います。つまりそれは表現したい世界に合っているのです。

■結局結論は

 「結論」などというものはありません。どの解釈も、ルーラーが表現しようとしている世界にマッチしているなら、それでOKなのです。
 じゃあこの話はなんの役にも立たないのか。そうではなく、ルールと同じくルーラー判断の参考となります。

 しかしここでひとつ気になる言葉が。
 「まず、結果ありき」
 私はこの言葉に強烈なハードボイルドの匂いを感じます。


(どうでもいい話:『環』だか『スパイラル』だかはまったく見たことがないんでツッコミようがなかったんですよね。せいぜい「幻のビデオデッキ」ならやっぱベータじゃない…ってくらいしか。)
2003年11月14日:12時38分37秒
【呪いのビデオ】クライマックスは / Crntura
ちと遅いレスですが面白そうなので・・・。
クライマックスは 本体が<実体化>で登場して欲しい!当然、演出で画面から出る感じでお願いします。
2003年11月14日:12時21分59秒
【呪いのビデオ】皆様、ありがとう御座います / 是通
 ども、是通です。…おおぅ、たった一日でこれだけのアイデアが!
 
 皆様、ありがとう御座います。m(_ _)m
引き続きアイデアも募集していますので、まだの方もどうぞ。
 
>ぽん吉さん
>気になるビデオを見つけたので、 タタラ街の奥底で眠ってたレア物VHSビデオデッキ(もちろんM&Aしないと買えない超高額)を買う。
 
 まったく違う話なんですが、『カウボーイ・ビバップ』と言うアニメの、ある回を思い出しました(笑)。
 
#ビデオデッキを取りに出かける話が、あるのですよ。
 
と、閑話休題。
 
 どうやら、「アヤカシ(魔器)か、カゲムシャがペルソナ」と言うのがご意見の大半の模様。
 しかし、殺し方もバリエーションに富んでるなぁ…
 
 参考にさせて頂きます。(さて、給料が出たらサマリーのコピーをしなきゃ)
 
>タイガさん
 ども、お久しぶりです。ご挨拶が遅れてすいません。
2003年11月14日:00時13分20秒
【呪いのビデオ】内容を見れない呪い / ぽん吉
また、おもしろそうなネタを掘り出してきますね(^^;
ちなみに、そもそもがビデオってD世界にあるのかな?
映像情報ってデータチップ、いやもとよりデータでネットに浮かんでる状態のものなのかな? って気も。


気になるビデオを見つけたので、
タタラ街の奥底で眠ってたレア物VHSビデオデッキ(もちろんM&Aしないと買えない超高額)を買う。
見てみたら、ダビングしないといけないと言う、、、
って、もう1台買えというのか!? というか動くビデオデッキがあと1台現存するのか!?
『タタラ街大捜索! 幻のビデオデッキを追え!! 』 とか(汗






、、、やっと、2台目のビデオデッキをゲット。
そういえば、ダビングするにはもう1本テープも必要だったな、、、(糸冬
2003年11月13日:23時26分13秒
【呪いのビデオ】AIを正体としてみる / nogawa
 どんなネタであれ、シナリオの内容によってその切り方が変わると思います。今のところ、呪いのビデオとシナリオの関係に特に制限は無いようなので、「見たら死ぬビデオが出てくる」「ビデオはゲストとして出てくる」というキーワードから、私が思いついたことをつらつらと述べたいと思います。

 主な敵ゲストは「AIに人権を認めない人間至上主義者」「捕らえられて使役されるAI」です。

 ストーリーの流れは以下の通り。

 AIに人権を認めない人間至上主義者がAIの一人を捕らえ、同族殺しをさせます。表立つのはまずいので《不可触》で「呪いのビデオによって殺された」と偽装します。

 キャストたちはそれぞれ、殺人事件や友人の願いとして問題解決の依頼を受けます。調べていけば、殺されたのがいずれもAIであることが分かるでしょう。そして、殺されることを免れたAIを見つけ出し、《真実》を打って正体を暴き、クライマックスへ。

 捕らえられたAIは人間至上主義者の《電脳神》で支配されています。《電脳神》を打って解放しない限り敵のままです。全ての問題を解決したらエンディングへ…

 推奨スタイルは、フェイト、ニューロ、マヤカシ、トーキー、イヌといったところでしょうか。

 キャストたちがリサーチしている間にもどんどん被害者を出して恐怖を煽ったり、捕らえられたAI自身も同族を嫌悪していたことにして解放する難度を上げても面白いでしょう。
2003年11月13日:22時33分36秒
【呪いのビデオ】 / まいむ
ども、まいむです♪
最初に呪いのビデオで考えたのはやはり≪魔器の一族≫ですが、
次に考えたカゲムシャがかなりシナリオネタにできて面白いかも...
≪スナッチ!≫を持つところまでは、タイガさんと同じですが、私が推奨するのは≪リクエスト≫です♪
他キャストが戦闘をしている所に、 レッガー同士の抗争の中に、 倒壊するビルの上に、 浄化派の集会の中に...
何故か偶然呼び出されてしまうかわいそうな被害者キャスト!
しかも推奨スタイルが非戦闘系なら生命の危機に陥る事うけあいです♪
そして最後のオチは呪いのビデオが破壊された時、所有者が≪神出鬼没≫で死んでしまうって所です♪
まぁ、これを打ち消すために、カブキが推奨スタイルになりそうですけどね♪

あとは、ハイランダーで≪守護天使≫とか、タタラで≪爆破工作≫とか、アヤカシで≪夢魔≫とか、で直接ダメージを与えたり、素直に高レベルの≪カース≫、≪シャッフル≫で邪魔をしたりするのも良いでしょう。
やはりホラー物はキャストが一人中心にいてこその物だと思うので、最初に≪スナッチ≫+≪都市伝説(一期一会、名声)≫を神業を使ってでも成功させて≪リクエスト≫で他キャストのフックイベントに強制登場させるのが面白いのではないかと思います♪
2003年11月13日:22時31分23秒
【呪いのビデオ】 / Lark@煽り屋
呪いのビデオとは、これまた面白いアイデアですね。
基本形はやはり<血脈:魔器の一族>でしょうが、しかしそれでは“本体”を破壊される恐れがあります。
ですから、呪いのビデオそのものはただの端末(《腹心》や<分身>)としたほうが良いかもしれません。

この手の“呪い”にありがちな不幸は<クラッシュ><ドミネート><ポルターガイスト>などで、
逃げようとしても逃げ切れない特性は<都市伝説>で<コネ>を取ってしまえば再現できそうです。

あと、変化球としては、「<血脈:悪魔の一族>を<教授>するビデオ」というのはいかがでしょう。
次々と襲い掛かる“不幸”(=妨害)に対抗しようとして(自分に<血脈:悪魔の一族>を使って)達成値を上げると、精神ダメージを受けるという仕組みです。
漏れなく「嘘がつけなくなる」というおまけもついてきますが(笑)

さて、Larkの乏しい想像力ではこれが限界でしょうか。
他にどんな意見が出てくるのか、楽しみですね。
2003年11月13日:15時50分05秒
【呪いのビデオ】 / タイガ
 ども、タイガです。
 おひさしぶりです>是通さん
#以前(ネットで)御話した記憶があるのですが、此方の勘違いだったらすみません。
 
 呪いのビデオというキャラクター。
 
 いいですね。四六時中そういう「奇をてらう」事に無心している人間としては実に興味をそそられる話題です。
 
 まず基本形。
 ビデオと言うからには、やはり≪魔器の一族≫が基本だとおもいます。
 本体に選ぶのは、電魔夜叉か網絡蠱毒の相当品がありそうな所ですが、マスカレイドのデータディスクもそれらしいかも知れません。
 
 さて、呪いのビデオと言いますと、おおむね3系統に別けられるかと思います。
 
 1.「見た人間がいずれ死ぬ」衰弱系。
 
 これを作る場合、ルール上は普通に戦闘を行ない、演出として「見ている内に衰弱する」というのが素直なやり方だと思います。
 その場合、本体の関係からしてもスタイルはニューロとしておくのが無難ではないでしょうか。
 
 ひねくれたやり方としては、カブキを持たせ<芸術:ホラー(作品は自分自身)>+<ミリオンヒット>で社会戦を行ない、ダメージに「暗殺」を与えれば「見れば死ぬ呪いのビデオ」と言う事になるかもしれません。
 与えるダメージが限定されているので、難しいかもしれませんが。
 
 2.「見た人間に強迫観念を与える、狐憑きなどにする」憑依系
 
 これもマヤカシの<幻覚>など、精神戦で再現できますが、カゲムシャで<スナッチ!>を持たせ、アヤカシから<人化>を取ると、「強迫観念に操れられている」状態が再現できます。
 つまり演出上「被害者が強迫観念に駆られて異常な行動をする」=ルール上「呪いのビデオが被害者の姿を借りて(被害者を宿主として)行動している」というわけです。
 後味の悪い話にしたければ、幽遊白書の「黒の章」のような「世界の真実(ただし悪意満載)を収めたビデオ。それを見たが故に人は凶悪犯罪に手を染める」という話にして、逆カゲムシャをするのも良いかもしれません。
 まぁ、素直にクロマクにしておけという説もありますが。
  
 最後は3.「何か得体の知れない者を呼び出す」召喚系。
 ですが、これは今回無関係のようなので割愛。
 憑依系も召喚系の一種と言えなくも無いけど……。
 
 以上の系統に関わらず言える事ですが、キャストが被害者であるシナリオをするのなら、社会戦でダメージを与えると言うのはうまみがあると思います。
 
 <社会>や<コネ>が使えなくなるダメージや[権力喪失]は、神経衰弱などによって本人がそう言うものへの接点を見失う、という演出になりますし、[洗脳]はほとんどそのまま。[暗殺]については、1.に挙げた通り。
 それ以外のダメージしか与えられない場合は止めておく(それはそれで因果関係を曖昧にし、よりそれらしくなる)。
 <夢魔>によって、精神戦ダメージを与えるのも面白いですよね。
 そしてなにより、攻撃者を伏せる事が出来るので、キャストは何故自分がダメージを受けるのか判らない。
 呪いのビデオと言う正体に行き着くまで、ホラーの定番的なシナリオになると思います。
 
 それでは、長文乱文失礼しました。
2003年11月13日:12時48分17秒
【呪いのビデオ】お知恵拝借 / 是通
 ども、是通です。
 本日は、皆さんのお知恵を借りに来ました。
 
 えーとですね、タイトルにありますよね【呪いのビデオ】、これをゲストにしたいのですよ。
 
#「ナニ考えてんだ、是通」とは言う無かれ(笑)。
 
 能力は、今のところ「見た人間を不幸にする/殺す」ぐらいしか考えていませんし、ブラウン管から“中の人”を出す予定も特にありません。
 
 「TND(GX−D含む)」だと、どうにもしっくりこないので、皆さんのご意見をお聞きしたく思います。
 ではm(_ _)m。
2003年11月13日:02時19分56秒
Re:………。 / 死体な方々
>Lark@煽り屋さん

落ち着きます。
この面子で卓を囲むわけでもなし、納得行かなくなった点はRLでもPLでもない時にやり合うのが一番だと思って覗いていましたが、書きながら「自分ってこういう考え方をしていたんだなあ」と後から気付くこともしばしば。
まあ、大体自分の中の思考構造は書き終わっていますし、他の方々の解釈の焦点みたいなところも見えてきているわけでして、これ以上この時点で書くことも、ないかなあとか思っています。
後は卓に付いたとき、ノリでも観みながら裁定しまっさ。勿論、PLんときはRL判断に従うまでで。
2003年11月13日:01時04分49秒
………。 / Lark@煽り屋
横槍すみません。
そろそろ、このギスギスした雰囲気に耐えられなくなったので書き込みいたします。

みなさん、少し落ち着きましょう。
書き込む前に、一度自分の文章を読み直してみてください。
過度に攻撃的になっていたり、感情的になっていたりしませんか?

それと、他人様の「意見」は、論破したり、非難したりすることに使うよりも、自分の思考の殻を破るために使ったほうが有意義だと思います……たぶん。
自分に役に立つところ(だけ)を取り入れて、楽しいN◎VAライフを送りましょう。

2003年11月13日:00時43分01秒
逆に指摘させて頂きます / サクラダファミリア
「ルールを超える正誤・是非の判断規準」は極力省いて
ルールブックの表記のみに頼ってルール解釈する
Artbasilさんの理論も随分「超ルール」規準ではないでしょうか?

現実として、TRPGをプレイするときは複数のPLが必要です。
従って、そのプレイは100%「複数のPLの『単なる個人的趣味』の集合体」です。
プレイヤーの意図をまったく想定しないArtbasilさんの理論というのは
例えるなら、単純な物理学の計算式でゴルフ場の攻略を行うようなものです。
それで机上の空論で理想的なスコアが出せたとしても、実際ゴルフトーナメントに参加すれば
風、雨、自身の調子、他の参加者の調子などに左右されて
決してその数字をそのまま出せないと思います。

伝わりにくかったようなのではっきり言わせてもらいますが。
Artbasilさんの理論は確かに一目置くべきものがあります。
あくまでルールブックを忘れない解釈は、自分ルールに揺らぎやすいN◎VAにおいて非常に貴重でしょう。
しかし、それは恐らくここで啓蒙するべきものではありません。
ここはあくまで『雑談所』。誰が見るかも分からないようなところで
人間らしいぬくもりを忘れた機械的な解釈を広められると、真に受けて機械的な処理しか出来ないPLが生まれる恐れが大きいです。

あなたの主張は、あくまで「上級者として更にステップアップする為に見る論文」だと思うので
自身のサイトで展開される事を強く望みます。
2003年11月13日:00時27分54秒
【〈隠密〉の判定の対象】「対象が見失う」と「対象が見つからなくなる」は違う / Artbasil
ハロー、Artbasil だ新星ハジケ王伝説

>KEN wrote
それは「考え方」と「実際の効果」を混同しているのではありませんか。オブジェクト説を採用しようと、発見者説を採用しようと、〈隠密〉判定によって「周囲のキャラクターが対象を見失うという状態になる」というルール上の結果は何も変わらないかと思うのですが。

いや、「実際の効果」の「考え方」がどうなのか、だ。
発見者説なら「周囲のキャラクターがブツを見失う状態になる」と考える。
オブジェクト説なら「ブツが誰にも見つからない状態になる」と、なる。
つまり、「対象が見失う」と「対象が見つからなくなる」は違う。

例えばこんな違いが出てくる。
爆弾を隠すときに〈隠密〉判定するのが、オブジェクト説。
爆弾を隠すときには判定しないが、誰かが通りかかるたびに〈隠密〉判定するのが発見者説だ。

だから、「〈隠密〉は『周囲のキャラクターがブツを見失う状態になる』のだからオブジェクト説はおかしい」と言うコト自体が発見者説なのさ。

>栗鼠 wrote
見つからない状態っつってもリアクションはふつーに出来るわけだし、ただのフレーバーでしょ?

行為から判定があるんだから(TNDp.84など)、フレーバーということは無いね。

>nogawa wrote
例えば、〈白兵〉+〈居合い〉だと、大抵の場合敵を対象に取りますが、同時に自身の武器を準備できます。〈自我〉+〈元力:生物〉で敵を対象に取っても、同時に呼び出す生物を対象に取っています。そもそも〈白兵〉自体も、敵を対象に取りながら自身の武器を操る技能です。

移動判定(TNDp.120)や攻撃判定(TNDp.121)は、ヴィークルや武器ではなくキャラが対象になるので問題ない。
〈居合い〉が本当に対象同一制限と矛盾するなら、〈居合い〉をルールから削除するべきだろう(RL権限で)。
対象同一制限の方に手をつけないほうがいい。全体への影響が大きいからね。

>月白カンナ wrote
ベースアクションの対象以外にも、結果的に(間接的に/副次的に)効果を受けるものがあってもおかしくはないのではないかと考えます。

〈操縦〉の移動なんかもそうだ。ヴィークルが移動すれば、乗ってる人間も全員移動する。同じ方向へ。同じ場所へ。

XYZ
2003年11月13日:00時22分13秒
「超ルール」規準は人によるもの / Artbasil
ハロー、Artbasil だ新星ハジケ王伝説

>for サクラダファミリア, かりんとう, 死体な方々, etc.

要は、ルールを超える正誤・是非の判断規準があるだろってコトだな。「美しさ」とか「楽しさ」とか「製作者の意図」とか。
そういう規範は確かにあるもんだが・・・、でもそりゃ単なる個人的趣味だろ。

「美しさ」とか「楽しさ」などは正にそうだし、「製作者の意図」というのも
言ってる本人の願望でしかない(実際にスタッフ達に聞いて回ったわけじゃないのだし)。

そして、こういう「超ルール」規準は、議論しても「人それぞれデスネ」で終わるものさ。

XYZ
2003年11月11日:22時42分11秒
トーキョーN◎VA雑談所 LOG 097 / sf

 トーキョーN◎VA雑談所 LOG 097として2003年11月06日から2003年11月11日までのログを切り出しました。

 技の括弧書きには《》と〈〉を推奨します。少なくとも、<と>はそのまま書くと不都合がありますのでご注意ください。

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