ブルーローズ雑談所 LOG 007

ブルーローズ雑談所の2003年01月21日から2003年10月18日までのログです。


2003年10月18日:22時32分15秒
最近のジェイソン氏の動向 / ろろ
 イスカンダルの音沙汰が無いせいか、静かなものですね。
 
 しばらく前に、「今度の映画のジェイソンは宇宙に行くのか…」とか思ってたら、今度はフレディとのバトルですか…話だけならギャグになりがちですが、この2つのネタをいかにブルーローズ的に改変するか、とか考えてみるのはどうでしょう?
 
 ジェイソンが、すなわちPCが宇宙へ出向いて(カロンの関与も濃厚)何をさせられるのか? そこで目撃(観測)された彼の姿が情報操作の結果、あんな話になったとか。
 ブルーローズ的なフレディとは、人間(超能力や超常能力保持者)なのかオーパーツの精神汚染の産物なのか、他には精神的にしか認識できないオーパーツ、もしくはそのガーディアン、魔術や超能力の副産物等々…。
 そしてフレディ対ジェイソンとは、どんな状況で発生するのか、とか。
 うーん…。
2003年09月28日:11時30分08秒
至高体験でたぁ〜☆ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 昨日、GMしたんですけど。
 出ました☆ 至高体験が出ちゃいました☆
 
 セッションは、変則キャンペーンの2回目(?)で。
 PCを継続投入(2回目)したプレイヤーさんと、初参加のプレイヤーさんの混在。
#変則だったけどアタシも楽しかったし、プレイヤーのみんさんにも楽しんでいただけたようです。
 
 初参加の方には、「あなたのPCは、(継続投入PC)と別グループで別ミッションをこなしてました」
 「どこで活躍してきたか、希望ありますか? 特にないですか。ではエジプトで活躍してたということで」
 で、継続投入PCと同じ経験点、報酬で成長処理をしてもらいました。(知名度は星座カードを使い「陰謀組織決定表」でランダム決定←ルールブックP.139〔公開情報〕)
 
 どんなセッションだったかは、同じシナリオを面子を変えて、もう2、3回はGMする予定なので、詳しくは書きません。(悪しからず)
 
 至高体験だしたのは、やはり、というか継続投入2回目のPCでした。
 ポケット・ユニバースで、オーパーツと直面しての精神汚染処理でのこと。
 
 アタシ、いつかキャンペーンの先の方で、誰かPCに至高体験を体験してもらうためのシナリオ作りたいな、と思ってたんですけど。
 出るときは出ちゃうんですね。エキサイティング・ロールだし。
 後、至高体験しちゃったPCは、幻覚見やすいたちで(笑)。2回目のセッション終了時点余剰縁故2点という心のゆとりのなさ(笑)。もう行くとこまで行ちゃってください(笑)。
 
 思うに、《ブルーローズ》PCって、キャラメイク時点は、まだ、普通の人間の普通の暮らしとの接点持ってる気がします(運命によって多少は違いはありますけど)。
 キャンペーンで、いろんなオーパーツに接して、いろんなNPCと関って、いろんな縁故背負い込んだりして。
 どこまでPCの“普通さ”を残してけるか?、あるいは、“あっち側”の世界にどっぷりはまっちゃうか? ――担当プレイヤーさんがどんなふうに舵取りしてくかをみてくのがGMとしては楽しいです。
 
【「至高体験」処理で心がけたこと】
 以下は、アタシなりの個人的こだわりも関ってくるので、その辺、割り引くなりなんなりの調整して読んでください。

 精神汚染に伴わせる普通の幻覚(幻視体験)では、アタシはできるだけPCがわけのわからないイメージや体感を幻覚体験してる様子をプレイヤーさんに理解してもらうように狙ってます。
 例えば、脈絡のない(わかりづらい)映像がスライドを切替えるように、次々切り替わってくとか。奇妙なノイズを幻聴するとか。オーロラとか磁界パターンとかをイメージソースにした、抽象的イメージを描写するとか、距離感覚、大小感覚、時間感覚などが狂うとか、etc、etc
 
 「至高体験」の方は、一転して普通の幻覚(?)よりは、それなりにまとまりのあるシーンにしたくて。その割には、PCに謎めいたメッセージが伝えられるようにしたい、――と前から思ってました。

 えーと、至高体験に登場する存在を、キャラクターっぽく処理したくないんですよね。そーゆーのは、例えば「メガテンTRPG」だったら楽しいと思うんですけど。
 
 初回にしては、それなりにこなしたと思います。
 
 至高体験したPCは「<剣>を継ぐ者」なので、セレスティアル・ゲート脱退者。 この設定を、プレイヤーさんはフルに活用してまして(だから2回目で至高体験出たってとこもあります)
 
 ブレイク中に軽く確認「やっぱ、あれですよね、このPCは特定の宗教に深く帰依してるってわけではなくて」「うん、宗教全般に価値は見出してますけど」「じゃその線で」
 
 ランダムカードひいてもらったら「月」。一応GMの心の内では“月の女神”と思った謎のNPCに、無国籍名感じでご登場願いました。けど、名無しのNPCだとプレイヤーさんも困るでしょう。
 PCは生っ粋の英国人だったので、なんの根拠も脈絡もなく「妖精女王」という言葉(概念)が直観された、と伝える。
 雰囲気的には、中国風の仙女みたいな台詞回しを狙ったんですけど。

 まあ、この辺は(どこまでうまくいったかは別にして)、無国籍感、神話系統所属不明感を狙った意図的ミスマッチということです。
 
 後は「至高体験」は個人的幻覚なので、――普通の幻視もたいていは個人的体験だけど、ちょっと別な意味でPC個人に対するメッセージ。
もちろん、中には、オーパーツ・パワーで複数人が同時に同じ幻覚をみることだってあります。

 ですから「至高体験」シーンでは、他のPCを担当するプレイヤーさんは観客の立場になります。
 短いシーンで、謎めいた場面を描写するよう心がけました。
 過去に「深淵」にプレイヤー参加したとき、PCが夢歩きで「深淵」にハマちゃって、あちらで魔族に出くわしたことがまれにあったんですけど。そういう場面のGMさんの処理とか、思い出しながら自分なりにアレンジしてみました。
 
 今回の「至高体験」は、物語内の物理時間では一瞬のことと想定。「他のPCには、至高体験したキャラが一瞬遠い目をし、フッと気を取り直したように見えた」と処理しました。
2003年08月21日:23時37分00秒
りゅうのすけ / ありがとうございます
≫アキトさん
 お答えいただき、ありがとうございます。
 どうも魔術は、使い勝手が悪そうですね。遮蔽物を最大限利用していくしか道はなさそうです。
 攻撃の処理については、私の見落としでした。よくよく読み返してみると、しっかりと記載されていました。ご指摘ありがとうございます。

>(前略)今回のやりとりもそのうち反映させてもらいますねー。

 何かのお役に立てば幸いです。
 近い将来(?)出るであろう『イスカンダル』では、エラッタなどが少ないことを祈りたいですね(苦笑)。
2003年08月19日:02時35分58秒
re:呪文詠唱中の防御 / アキト

 ども、アキトです。

≫りゅうのすけさん

 はじめまして。

>P.114で、『呪文を使用する場合、そのターンは回避や防御が出来ない』とありますが、防御側はダイスを振 れずに、回避基本値のみとなるのでしょうか?

 たしかにp114の「呪文の使用」に、呪文を使用する場合(中略)そのターンは回避や防御ができない。とありますね。これはp68の「格闘攻撃の手順」における「回避」「防御」「受ける」に対応した記述だと判断します。よって、呪文詠唱中に格闘攻撃を仕掛けられた場合、「受ける」しか選択肢がないということでしょう。

 射撃に対する回避についての扱いは、GM判断かエラッタ待ちだと思います。一応「受ける(回避でダイスを振らない)」で良いとは思うのですが、p188のリプレイのシーン10では呪文を使用したNPCが回避のダイスを振っているようなので(単なるGMのミスなのか、特殊な背景を持つNPCなので特例処理しているのか判断不能)。

>5差で大成功になるので、この処理だとほぼ大成功になるのですが……。

 えーと、射撃や格闘の「成功/失敗/大成功」を決めるのは「回避側の達成値」ではなく、「目標値」との差だと思います。そのため、回避側の出目は大失敗の場合を除いてダメージの大きさに関係しないようになってるはずです。第5章をご確認ください。

>らごーな人々にあるエラッタなど、GMをやる上で非常に助かりました。本当にありがとうございます。一言 お礼が言いたくて。

 わーい、わざわざのお言葉、ホントにありがとうございます。気になった部分を整理していったらあんなんなってしまったわけですが、作った甲斐がありました。今回のやりとりもそのうち反映させてもらいますねー。


2003年08月11日:11時39分07秒
呪文詠唱中の防御 / りゅうのすけ
 こんにちは、初めて書き込みさせていただきます。
 最近ブルーローズでGMをやったのですが、その時に生じた疑問を皆さんにお聞きしたいと思いました。

 P.114で、『呪文を使用する場合、そのターンは回避や防御が出来ない』とありますが、防御側はダイスを振れずに、回避基本値のみとなるのでしょうか?
 5差で大成功になるので、この処理だとほぼ大成功になるのですが……。 
 ちなみにその場ではとりあえず防御側もダイスを振ってもらい、防御に成功したとしてもダメージを受けるという処理にしました。

>アキトさん
 らごーな人々にあるエラッタなど、GMをやる上で非常に助かりました。本当にありがとうございます。一言お礼が言いたくて。
2003年07月24日:23時17分04秒
【イスカンダル】発売が延びたそうです / 是通
 ども、是通です。
 おかげさまで、七夕セッション好評のようです。やれやれ。
 
 で、タイトルにも有りますが、サプリメントの『イスカンダル』。
帰りにゲーム屋さんに寄って聞いたところ、発売延期らしいです。
 何せ、注文表も来てない位らしいので(ぉ
 
 気長に待つとしましょうか(苦笑)。
2003年07月05日:12時02分32秒
Re:シュメールのトンデモネタ関連〜 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>是通さんへ
 お礼、レスが遅くなって恐縮です。
 シュメールのトンデモねたご紹介ありがとうございました。
#「転載:シュメールのトンデモネタ関連の話題」 (是通さんWrote,当掲示板,2003年06月30日:12時32分10秒)
 七夕セッションがんばってくださいませ☆
 
@是通さんWrote>『聖書の暗号』における暗号は、『適当な箇所を抜き出す方式』で、今回例に挙げたサイトでは『似た様な読みを別の言語で読み解く』方式です。
 
 皇〔すめら〕は、「すめーる」が訛った、とか言うヨタ話もあるんですよね(笑)。
 これもネタとして「ブルーローズ」に使うのは、ありと思います。
 けど、大ネタになるか、小ネタで使うとギャグになるかし易いと思うので、個人的には躊躇するところです。
 
 後、直接シュメールから日本に来るんじゃなくて、例の「海の民」がシュメールの末裔と交じってその後、どっか(北米とか、アフリカとか、日本とか;笑)まで流れたとか言ってるのもみたことあります。
 
@ろろさんWrote>全く、違う場所、時代の書物が全く同じ内容について触れている、というのがミソなのですから、別に架空の適当な書物でもいいのですが、「聖書と古事記に何故、同じ記述があるのか?」と言うのが面白いかな
 
@是通さんWrote>片方の内容に似た内容の話題を、もう一方が触れている…程度
 
 これは、頷けるお話で、
 多分、是通さんのシナリオ、コンベンション向けだと思うんですけど、
 特にそういう場合は軽めに押さえた方がいいですよね。
 
@ろろさんWrote>シナリオが終わったら、「実はあの後、古事記の中に〜〜についての記述も見つかってね、早速だが、そちらについての調査を・・・」と締めくくる

 うまい☆
 アタシも、その線狙うことよくあるんで、賛成。
 ろろさんの工夫はいつも「ブルーローズ」のツボを押さえてられるんで、参考になります。
 
 「ブルーローズ」は、キャンペーン前提のシステムだし、
一つの冒険が終わった後のエピローグで、うまく余韻に活かせるように処理してくのが理想型の一つなんですよね。
 コンベ環境や単発セッションでも、できたらその線での処理を狙う理想目標の一つ、程度に位置付けられるとよいんじゃないかなぁ。と思います。
 
 後、ちょっと別の切り口からの話題なんですが、
「聖書と古事記に何故、同じ記述があるのか?」みたいなネタを、
シナリオのメインに据えたいときは、
アタシだったら、アストラルとか宇宙人とか長生者とか、リアル・ワールドの世間では容認されない非常識な存在(笑)、を絡めることを考えますです。
 
 非常識な存在を絡めれば、PC的には冒険を通じて確証を得ても、それを簡単には世間に公表できなくなる(あるいは公表してもトンデモ扱いをされる)からです(苦笑)。
2003年06月30日:23時19分35秒
実は同意見です / ろろ
>是通さんへ

>片方の内容に似た内容の話題を、もう一方が触れている…程度にした方が良いと思います。

 そうですね、私もそれがいいと思います。
 この場合は全く、違う場所、時代の書物が全く同じ内容について触れている、というのがミソなのですから、別に架空の適当な書物でもいいのですが、「聖書と古事記に何故、同じ記述があるのか?」と言うのが面白いかなと言う思い付きです。
 オーパーツに関する記述が意外とメジャーな書物で発見されるところにPCが驚いてくれたらいいかな、と。
 
 で、シナリオが終わったら、「実はあの後、古事記の中に〜〜についての記述も見つかってね、早速だが、そちらについての調査を・・・」と締めくくるわけです。
2003年06月30日:22時53分19秒
「〜の暗号」二関する一寸した問題 / 是通
 ども、是通です。
 
>ろろさん
 
>そういえば、気にもしてなかったけれど、しばらく前の「聖書の暗号」もブルーローズ的視点なら『あり』かもしれませんね。
 
 『聖書の暗号』における暗号は、『適当な箇所を抜き出す方式』で、今回例に挙げたサイトでは『似た様な読みを別の言語で読み解く』方式です。
 
 ですので、そのまま二つの暗号解読の方式を混ぜて使うより、どちらかに統一するか、片方の内容に似た内容の話題を、もう一方が触れている…程度にした方が良いと思います。
 
 何分、今度やろうと思ってシュメールの話題に行き着いた理由は、
「中国の七夕伝説」と「ミノタウロスの迷宮伝説」をつなぐ話でしたから…
 
#『「七夕」と「ミノタウロス」』にかんしては、7月7日以降まで触れないで下さると助かります。
 コンベンションに投入するネタなので。
2003年06月30日:20時18分04秒
古事記の暗号(笑) / ろろ
 イスカンダル発売まで後少し、シナリオバリエーションに困っている現在、個人的にありがたい話題です。
 
 そういえば、気にもしてなかったけれど、しばらく前の「聖書の暗号」もブルーローズ的視点なら『あり』かもしれませんね。
 
 例えば、財団が解析していた「聖書の暗号」に気になる記述が発見された。
 それと同じ頃、日本のある教授が、「古事記」の読み替えで、それと同じことを指し示していると思われる記述を発見した。
 詳しいことを聞こうと日本へと向かうと、すでに教授は他の組織に誘拐されており・・・。
 
 聖書の暗号には、『2003年、〜〜の地でゴモラの火が発見され都市を焼き尽くす』とあり。
 古事記には、『〜〜の地にゴモラの光、封じる。時を越えて再び見出される日まで』とか。
 
 なぜ、別の時代、別の書物に同じことが記されているのか、古事記と聖書の接点とは、そしてゴモラの火(光)の正体とは。PCは聖書の予言を覆し、ゴモラの火の使用を防ぐことができるのか。
 ってとこでしょうか?
2003年06月30日:12時32分10秒
転載:シュメールのトンデモネタ関連の話題 / 是通
 ども、是通です。
 一行掲示板の方で流れていた話題なんですが、反響(と、物件)が意外と多かったので、こちらに移行しました。
 
2003/06/28:14:36:30 是通
ブルーローズの資料にシュメールの事を調べていたら、トンデモネタが続々と…むぅ、事実は小説よりも奇也と言うけど(苦笑)

2003/06/30:00:17:03 アキト@実家
わー、どんなネタなのか気になったり>是通さん

 
2003/06/30:01:54:51 カンナ(鍼原神無)
アタシも興味大有り☆<シュメールの事<是通さん>よろしかったら是非ご紹介を

 
 寝たとしては軽めなんですが…
 藤松道祖神(シュメール古拙文字)は、『日本にもシュメール文明の痕跡が!』という話題。
 江戸川乱歩も驚いた!? シュメール語訳『古事記』の謎日本昔話私考・・・古事記はシュメール語系で書かれていた?は、『古事記はシュメールの言葉で読める!』というオハナシの、解釈のヴァージョン違い。
 
 以上、あくまで「ネタとして」取り上げておりますので、その辺ご理解いただいた上で、見に行ってみると、シナリオのネタになるかもしれません。
2003年06月08日:00時04分25秒
イスカンダル / アキト

 横合いから別話題。

 プレイスペース広島の「RPG関連商品発売予定表」によれば、「ブルーローズ・サプリメント イスカンダル」は7月25日発売予定らしいです。

 どんな内容なのか気になる限りです、ハイ。


2003年06月06日:20時15分14秒
再び感謝 / ろろ
 またまた面白しろそうな、ネタのご提供ありがとうございます。
 と、これだけでは何なので以前、プレイヤーとして参加したシナリオのざっとした流れを掲載させていただきますね。
 
 イタリアでブルーローズの調査団が行方不明になった。
 現地に飛んでみるとセレスティアルな方々が空間異常の調査中、彼らによると何らかのオーパーツが発動したらしいのだが。
 紆余曲折あり、イタリアの発掘物一時保管庫から、かなりの数のオーパーツが長年にわたって持ち出されていたことが判明。
 おそらく今回発動したのは、そのうちのひとつ『ラビュリントス』ではないかとのこと。
 周辺の人間を「異空間」に閉じ込めてしまうというもの。
 盗掘屋として有名だった地元住人との交渉によって『糸球』を入手したPCは『ラビュリントス』の行方を追って動き始める。
 調査の末、たどりついたのは世界周遊の豪華客船。
 無人の船内にあった『ラビュリントス』を発見、中に閉じ込められたと思われる人々を救出するため、セレスティアルな人々の協力を得、中へと突入。
 なんでも『ラビュリントス』とは閉じ込めた人々を迷宮の中心へと誘い込みミノタウロスと呼ばれるシステムに捧げるものらしい。
 迷宮内で夢遊病者のように中心へと向かう人々を発見したのもつかの間、PCの前に巨大なブロンズの牛像が出現した。
 PCの火力では通じないことが判明し(手持ちの火力が必要最低限しかなかった)、巨大像から逃げ回りつつ、中心のシステムを破壊することになった。
 PCの体からも時間が経過するたびに奪われる活力、ついにたどり着いた中心部で巨像が迫る中、床の文様を破壊、『ラビュリントス』を無力化することに成功した。
 ざっとした流れだとこんなもんでした。
 ちなみに、品物を持ち出したのは「銀の暁」や「龍三合」でシナリオ中にも出てました。
 
 『戦争の犬』は、やっぱり「戦闘」ではなく「戦争」がらみにするのは難しいんですよね。
 
2003年06月06日:19時02分13秒
らしからぬシナリオその2&戦争の犬 / 志名波諸智
 
 こんにちは、志名波諸智です。
 ろろ様、過分なお言葉を頂戴し有難うございます。変化球といえば聞こえは良いですが、実際には殆ど暴投、危険球の類(笑)ではないかという気もいたしますので、私の愚案の取り扱いにはご注意くださいますようお願いいたします。
 
 ●シナリオ・タイプ2の修正案
 特に危険球ともいうべき「シナリオ・タイプ2」ですが、若干『ブルーローズ』のストライクゾーンに近づける為の修正案を挙げておきます。
 まず、アクシデントに次を追加します。
 
 (6)急に潜航艇の船体が重くなり、速度が落ちる。何者かによる船体へのノック。
 遠ざかっていく正体不明の光。
 
 この(6)のアクシデントを2〜3回セッション中に挿入してやります。
 で、最後、結局オーパーツとは関係のない理由で航行不能に陥っていた潜水艦を救助する場面で、正体不明の何者かによる支援をほのめかせてやります。
 「なんだ、いきなり障害物がなくなったぞ?」
 深海よりゆっくりと浮上して行くシュープリームの潜水艦、事故現場を離れるPC達の潜航艇。
 その時、事故現場より更に深い海の底に横たわる遺跡らしいものの一部がPC達の目に飛び込んできます。さらに幾つもの光がその遺跡に向かって去っていきます。
 「ちょっと待て、ありゃ何だ、海棲人類ってホントにいたのか?」
 待ちません。もはや潜航艇の酸素残量も危ないのです。PC達は海の上に帰っていかざるをえないのです。海の底に謎を残したまま。
 
 ●シナリオ・タイプ3『その人の名は?』
 ヘンな夢を見たので、ソレをシナリオ・フックに仕立ててみました(苦笑)。
 PC達はとある人物の警護を命じられます。ところが、その人物の名前を教えてもらえません。
 「君達には知る必要のないことだ」
 どうやらローズ考古学財団のスタッフではないようです。写真と落ち合う場所・時間(ローマ・正午)が告げられますが「彼の行動を一切妨げてはならん」とも言われます。
 不得要領のままローマに飛ぶと確かに写真の人物がいます。が、何か様子が変です。
 「ちょっと待て、襲われてるじゃないか!」
 竜三合の結社員達がその人物を拉致しようとしています。その場をなんとか乗り切りっても、今度はシュープリームの兵士や銀の暁の魔術師等が次から次へと襲ってきます。
 「おいおい、あんたは誰なんだ?」
 困ったことに、問題の人物は記憶喪失になっています。しかも、PC達から離れて勝手にあちこち歩き回ろうとします。
 「行動を妨げるな、と言われたしなあ」
 ローマからコンスタンティノープル、バイブルランドへとその人物は移動を続けます。奇妙なことにその移動にはこれまで知られていなかった遺跡内にある奇妙な設備を使用します。
 無論、その間も襲撃は続きます。
 「しょうがない、彼が何者か、あいつらに教えてもらおう」
 残念ながら襲撃者からも何の手がかりも得られません。何も知らされていないか、言うことが支離滅裂でとても信用できないかのどちらかです。
 「銀の暁の上位魔術師で考古学の大家にして竜三合の裏切り者、なんじゃそりゃ」
 訳がわからないまま激闘を続けつつ、問題の人物とPC達はとうとうエルサレム郊外にある小高い丘に辿り着きます。問題の人物はそこから動こうとしません。
 「良い的だよな、これじゃ」
 その通り、シュープリームの精鋭や銀の暁の人狼や竜三合の道士達がじりじりと迫ってきます。
 ひとしきり戦闘が続き絶望的な状況になると、途端に周囲は闇夜のような暗さになり問題の人物はまばゆい光を放ち始めます。にこやかな微笑を浮かべつつ宙に浮き上がり、そのまま空高く彼が消えてしまうまで、暗闇は続きます。ちなみに、光を放ち始めた彼には何物も接触できなくなります。
 「おいおい、一体、ありゃ何だ?」
 彼が消えてしまうと、辺りは明るくなり、各陰謀組織の戦闘部隊もぞろぞろと引き上げていきます。
 彼が何者であったのかは最後まで明かされません。PL達に色々と想像してもらってください。
 問題の人物をとりあえず最後の丘まで守りきったのであれば、PC達は任務を無事完了したことになります。
 
 
 さて、運命「戦争の犬」についてですが、確か「戦争のスリルが忘れらず傭兵などの仕事についている」というような内容ではありませんでしたっけ(うろ覚え)。
 この運命の使い方としては、有利な使い方としては戦闘行為にプラスボーナス(「馬鹿野郎、そんなことじゃ生き残れないぞ」など)、逆に策略などで戦闘を回避する行為にマイナスボーナス(「ちぇっ、お楽しみが一つ減っちまったな」など)等を思いつきます。
 私見ながら、戦争と限定せず戦闘行為全般に適用する、というのが私の処理方法です。
 
 ご笑覧いただければ幸いです。

(sf:丸数字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。数字で代用しました)


2003年05月22日:21時56分15秒
お答えへのお礼 / ろろ
 志名波諸智様、こちらの予想以上に詳細な変化球バリエーションをご紹介いただき、感謝の気持ちととともに驚いています。
 
 特に前者のシナリオなど、固有名詞などを設定するだけで、そのままプレイできそうです(後者の方も秘密も何もないのだから、すぐにプレイできますけど)
 
 お礼だけでは何ですので、下の方の話題の使いやすい運命で思ったことを一つ。
 「生体兵器プログラム」は縁故として使いやすいですよね(少なくとも戦闘には)、結果、上昇しやすく苦しむわけですが。
 本題ですが、「戦争の犬」はどんなタイミングで使うものなのでしょうか?
 戦闘ではなく、戦争だと考えると適用範囲が・・・それとも、「戦場ではこうなんだ」とか、「あの時の苦しみに比べれば!」等と使うものなのでしょうか?
 って、質問を増やしてどうするんだ。
2003年05月22日:20時00分30秒
『ブルーローズ』らしからぬシナリオですが / 志名波諸智
 こんにちは、マンネリになるほど『ブルーローズ』を遊べていない、志名波諸智です(涙)。
 
 ◎マンネリ解消法ありませんか? / ろろ様(2003年05月20日:22時03分55秒)
> ブルーローズのシナリオは大抵、起承転結のうち、「転」で『オーパーツが暴走、
>どうにかしないと!』、『ついにオーパーツが悪の組織の手におち悪用される前に
>なんとかする』、たまに『オーパーツそのものとの接触』、と話が展開します
>(少なくとも私のシナリオでは、その場合が多い)
 (改行位置:志名波が変更)
 
 これが『ブルーローズ』の王道ですからね(少なくとも私はそう思うのですが/笑)。
 
> シナリオの展開バリエーションをお教え願えないでしょうか?
> もしくは変わった展開のシナリオを作った等、シナリオ展開の多様化を切望しております。
 
 愚案ながら二つほどアイデアを出してみたいと思います。
 
 ●シナリオ・タイプ1『フー・ダニット』(オーパーツは最初っから暴走/苦笑)
 ニューヨーク港を出航しサウザンプトンに向かう豪華客船、シナリオはその船内でのみ展開します。
 シーン変更はゲーム内時間の進行に合わせて切り替えれば良いかな、と。
 休暇も兼ねて豪華客船の旅を楽しむPC一行。
 ところが、急転直下天候が悪化し時ならぬ嵐に襲われる豪華客船、さらに船内では殺人事件まで発生。無線を使おうにも切れ切れにしか繋がらず、船は「何処でもない海」を航行していることが判明するという異常事態に遭遇します。
 「どうやら、オーパーツが船内のどこかで暴走しているらしい」
 ローズ財団所有である豪華客船の船長はPC達に問題解決を依頼してきます。とにかくオーパーツをどうにかしないことには、無事、サウザンプトンにはつけそうにありません。
 殺された被害者を調べてみれば、なんと、シュープリームの工作員!
 慌てて乗客を調べてみると、いるわいるわ、竜三合の構成員、銀の暁の魔術師、セレスティアル・ゲートの信者、どこかで見たことのある連中がゾロゾロ乗り込んでいることが分かります。
 「そりゃ、こういう事件も起こるわな」
 調査を進めるPC達をあざ笑うように、第二、第三の殺人が発生します。
 「どうやったら、コイツをここまで殺せるんだ?」
 暴走するオーパーツは、どうやら、所有者を精神汚染する上、超人的な能力まで付与していたり。
 「俺達に、一体、何をどうせよ、と」
 シナリオの目的は、
 ・暴走しているオーパーツの所有者を突き止める
 ・暴走しているオーパーツを沈静化させる方法を突き止め、沈静化する
 ・無事、サウザンプトンに到着する
 です。ホラーまたはミステリ・タッチのシナリオということで。
 
 ●シナリオ・タイプ2『実はオーパーツの仕業じゃなかった?』
 シュープリーム所属の原子力潜水艦が深海で消息を絶ちます。何でも某所にて入手したあるオーパーツを使った実験を行っていたようなのですが・・・。
 PC達は、潜水艦が消息を絶ったポイントの一番近くにいた為に、調査および救助を命じられます。
 「ジェシカお嬢様ってば優しいんだから。・・・とは言え、どうやって?」
 まず、潜水艦なり深海探査艇なりを入手する必要があります。幸いなことに近くで箕郷巽が新型潜航艇の実験を行っていたり。ちなみに、割と近いあたりではマロリー博士が新型潜水艦の進水式をやっているとの噂も。
 「はりあっとるのか、あの二人は」
 さて、PC達が深海に向かうと、次から次へとアクシデントが。
 (1)原子力潜水艦に近づかれたくないシュープリームの妨害工作
 (2)何か勘違いしたセレスティアル・ゲートの参加による混乱
 (3)巨大深海生物による襲撃(定番)
 (4)海流による進路妨害
 (5)その他思いつくものは何でも
 辿り付いて見れば、航行不能に陥っている潜水艦の姿が。
 実は、エンジン周りその他に改良を施した新鋭艦にすぎず、単に故障の為航行不能に陥っていたに過ぎない、というオーパーツとは全く関係のないオチが待っています。
 『ブルーローズ』と言えばオーパーツですが、その裏をかく卑怯極まりないシナリオです(苦笑)。
 
 まあ、ざっとこんな感じで(苦笑)。
 いずれもあまり『ブルーローズ』らしからぬ変化球ということで、とりあえず、ご容赦ください。
 ご笑覧いただければ幸いです。
 

(sf:丸数字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。数字で代用しました)


2003年05月20日:22時03分55秒
マンネリ解消法ありませんか? / ろろ
 なかなかに情けない題名ですが、最近、シナリオ作りの方向性で悩んでおります。
 
 ブルーローズのシナリオは大抵、起承転結のうち、「転」で『オーパーツが暴走、どうにかしないと!』、『ついにオーパーツが悪の組織の手におち悪用される前になんとかする』、たまに『オーパーツそのものとの接触』、と話が展開します(少なくとも私のシナリオでは、その場合が多い)
 ふと、自分のシナリオでは、そこで起きているイベントの内容が違うだけでやっていることは同じだと気が付いてしましました。
 
 そこで皆様のお知恵を拝借したいのです。
 シナリオの展開バリエーションをお教え願えないでしょうか?
 もしくは変わった展開のシナリオを作った等、シナリオ展開の多様化を切望しております。
 「イスカンダル」(?)待ちもちょっと間が空きすぎるような気がしますし。
 
 他力本願な言い分で申し訳ございません。
2003年05月13日:21時17分47秒
[運命]使い易いのと使いづらいの / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>R-Kanzakiさん
>この運命は使える!この運命は辛い!や、運命の面白い組み合わせなど
 
 おもしろい話題ですね☆

 とりあえず、「ブルーローズ」に慣れるまでのプレイヤーさんが扱い易くて、GMさんもマスタリングし易いと思う運命とか挙げてみたいと思います。
#秘匿情報の「●つの遊び方」(←この伏せ字は揶揄の意図に非ず。)で言ったら最初のか二番目を念頭に置いてみます。
 
●まずオフィシャル・アーキをヒントに考えてみたいと思います
 プレイヤーが扱い易いのは「冒険家」「学者の娘」「一匹狼のジャーナリスト」「退役軍人」「超人的な武術家」「富豪の令嬢」「ミステリアスな美女」「記憶を失った暗殺者」「《剣》を継ぐ者」「酔いどれ探偵」あたりだと思います。

 「感応者の少女」はGMが事前のシナリオ・シミュレートをちょっと細かくする必要があり、「便利屋」がやや器用貧乏な感じでしょうか?どちらも「使いづらい」ってほどじゃないけど……て感じ。
 「感応者の少女」の使い勝手はシナリオによるかな。「便利屋」は「ブルーローズ」ははじめてでも、いろんな傾向のTRPGを遊んだ経験が豊富な人向け、な気はします。
 
 逆に扱いづらいのは「感染者」「仮面の巫女」
 「試作品と呼ばれた男」と「風の魔女」はプレイヤーさんもGMさんもルールの細目検討を事前にいろいろした方がよいです。はじめはお勧めできないけど、慣れれば扱いづらいってほどでもないと思います。
 
●アーキから扱い易い運命を引き出しててみます
 冒険家のさだめ〔太陽・牡羊〕、帰還者〔太陽・乙女〕、天才科学者〔月・魚〕、武術の達人〔火星・牡羊〕、拳銃の名手〔火星・射手〕、《剣》を継ぐ者〔火星・水瓶〕、野外活動の専門家〔水星・山羊〕、暗殺者〔水星・魚〕、ロマンティスト〔金星・乙女〕、リーダーの器〔木星・射手〕
 個人的な偏向もあるでしょうけど、この辺は使い易い運命だと思います。
 
●アーキにない運命でアタシが使い易いと思うものも挙げてみます
不屈の探索者〔太陽・蠍〕:「冒険家のさだめ」とダブるとキャラが被るかな(?)
超古代のDNA〔太陽・射手座〕:GMの事前シナリオシミュレートが必要だけど、いてくれるとGMはシナリオの誘導がし易くなります
ライバル〔太陽・山羊〕:GMがライバルNPCを事前準備できればおもしろく使えるでしょう
博覧強記〔月・獅子〕:「天才科学者」より使い易いかも(好き好きかな?)
遺志〔火星・乙女〕:これは使い易いと思います、なんでアーキにないのか不思議なくらい。遺志を遺した人のイメージをプレイヤーさんとGMさんで事前に擦りあわせた方がよいからかな?
転生の記憶〔水星・射手〕:ややGMのアドリブが必要、でも運試活用してけば楽では
引退した殺手〔羅喉・射手〕:「拳銃の名手」や「暗殺者」とダブると痛いけど、これはこれで使い易い
 
●使いづらいと思う運命を挙げてみます
遺産への憎悪〔土星・山羊〕:どちらかと言うとNPC向けじゃないかな?
自己犠牲〔土星・水瓶〕:単発セッションや体験セッションなら構わないかも
謎の生体パーツ〔羅喉・天秤〕:特に「ガイバー」をイメージする人は使いづらいです、あんなに強くないもん
 
 アーキの「退役軍人」が持つ「戦争の犬」〔火星・獅子〕なんかはどちらかと言えば使いづらい運命だと思うんですよね。ただ、組み合わせが「しがらみ」〔土星・魚〕なので、PCとしては使い易くなってるんだと思います。

 うえにあげた使い易い/使いづらいは運命を単体でみただけの判断です。
 「謎の生体パーツ」なんかも、扱いづらい理由は意志判定なので、例えば「不屈の探索者」と組み合わせれば、それなりに使えるキャラにはなるような気がします。(ガイバーのようには強くないのは変わらないけど:笑)
 
 >運命の面白い組み合わせ、については、また機会があれば別の投稿で。
2003年05月12日:15時41分12秒
生体兵器について 〜レスありがとうございました。 / R-Kanzaki

アキトさん、ろろさん、鍼原神無さん、ご意見、ご助言ありがとうございます。

人狼と書かれているのに完全に変身するのかなど、書き込んでいるうちに熱が入って妙な質問をしてました。お恥ずかしいです。

生体兵器、生体兵器プログラム、などの単語を年頭において再度熟考してみようと思います。このたびはありがとうございました。

もしよろしければ、この運命は使える!この運命は辛い!や、運命の面白い組み合わせなどご意見お聞きしたいです。
2003年05月12日:02時16分29秒
Re:生体兵器について / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>R-Kanzakiさんへ
 
 はじめまして。
 
>生体兵器の扱いについて解りません。具体的には、人間時でも有効な能力はどれなのか?人狼時のみしか使用できないものはどれなのか?
 
 ルールブックP.110での生体兵器の特技についての記述は、マイ・マスタリングでは、変身時のみ使用可能なものは「加速」のみとして処理しています。
 「加速」以外は正体を示していないときにも使えるとしているわけです。
 
 アタシなりの考え方としては、クリーチャーは完全な獣に変身できるけど、運命で獲得できる方はそういう変身はできない、とみなしています。

 セッションでは、キャラが運命で獲得できる「生体兵器」の正体は半獣人のような姿とイメージしてもらうようにしています。
 P.110の「特技」でも特に「変身」の細目見出はたっていませんし。「生体兵器」〔羅喉・獅子座〕の運命は、「超古代文明の生体兵器、人狼の末裔」(ルールブックP.138)です。
 一方、クリーチャーである「人狼/ライカンスロープ」の方は「超古代の生体兵器ではないかといわれている」とありますので。
 実は正体不明で「ブルーローズ」の限定情報での「謎」ネタの一つだろうとみなしています。
 
 限定情報的な扱いで、「クリーチャーの方が超古代生体兵器の直系に近い(のかもしれない)――つまりPCやNPCが獲得できる運命の方は血が薄まった傍系か亜種なのかもしれない」という私的な説明を一応考えてはいます。
 これまでのところPCの方からその辺を突っ込まれた冒険、その辺をシナリオのメインに絡めたセッションは扱っていませんが。
 
 挌闘攻撃については、「鉤爪」と記されているのは、クリーチャーの方であり、「生体兵器」の運命で獲得できる身体武器は「爪のダメージ」とあります。マイ・マスタリングでは、正体を現さない状態でも該当キャラの爪は鋭く固い、とみなして処理しています。
#正体を現してもダメージは増えない処理ですが。加速が使えるようになれば、使い勝手も多少増します。
 
>弱点として銀が設定されていますが、何故、銀なのか?
 この辺は、シナリオで扱う「謎」として料理してもよいようなところかと思います。
 アストラル・システムとの関係での魔法的な理由かしら、といったイメージは個人的に抱いています。生体兵器と言っても超古代技術で作られたものでしょうから。
#この件は、今のところそう深く考えているわけではありませんが。
 
>生体兵器なのに弱点が設定されているのは何故か、理由がわかりません。

 こちらについては、弱点でも設定されていなければ、生体兵器の種族が、少なくとも現生人類と拮抗した(する?)勢力になっていたような気がしますが。どうでしょうか?
 
追記:以下は、アタシの趣味のマスタリング(ハウス処理)ですのであくまでご参考までに。
 生体兵器の運命を持つPCがいるときは、セッション前ブリーフィングで次のことを担当プレイヤーさんに確認して、決めてもらっています。
 a「ローズ財団はPCが『生体兵器』であることを知っているか?」→知っていること推賞。
 b「パーティーの仲間PCたちは『生体兵器』であることを知っているか?」→知っていることにすれば、自動的に「ローズ財団も知っている(a)」とする。同時に、仲間の前で変身しても「異常との遭遇」判定に+2ボーナス。
#このハウス処理は、「生体兵器」だけではなくて超能力関係やいくつかの運命に使ってます。
2003年05月11日:23時18分08秒
RE:生体兵器について / ろろ
 久しぶりの書き込みとなります、ろろです。
 
 確かに人狼は他のPCと比べると変身しないと半人前(そのくせ変身しても、すごく強いとは言いがたく・・・)なのは気にしてましたが、具体的に考慮したことはありませんでしたね。
 
 私のところでは人間時には「弱点/銀」「変身」「霊視能力」を認めてました。「暗視能力」は人間の瞳では難しいと考え、ないとして扱っています。
 武術能力も変身時のみですが、レベルアップ時の技の習得は認めています。
 
 「弱点/銀」に関しては、反抗(暴走)時の安全措置と考えています。
 おそらくは生体兵器自体が未完成のテストタイプ・・・もう少しかっこよく、「心が存在する以上、常に暴走の危険性がある」のか、理由はGM次第かと。
 
 変身時の外見は半人半獣、肉食哺乳類系イヌ科に似たもの(パッと見、狼、犬、キツネ)になるとして考えています。具体的な種族は指定していません。
 もちろん違うバリエーションも(虎とかジャガーとか) あるでしょうけど。
 
 個人的にはPCの人狼には人の血が多めに混じっていると判断して、他のほぼ純血の人狼とは違うのだと考えています(もちろん、GMとPCの設定次第ですが)
 
 ほとんどの能力を犠牲にしてでも、人間に変身して人の社会に紛れるだけの利点はないことはないでしょう。
 人との間に子孫まで残せるのですし、もしかしたら何か超長期計画(陰謀?)があるのかも知れません。
 
 生体兵器のゲーム的な最大の利点は、他の運命2,3個分の特殊能力を1つの運命で、まかなえる点だと考えています(超再生、武術、霊視、ついでに暗視)
2003年05月11日:22時39分04秒
re:生体兵器について / アキト

 アキトです。ごぶさたしてます。

≫R-Kanzakiさん

>具体的には、人間時でも有効な能力はどれなのか?人狼時のみしか使用 できないものはどれなのか?という点です。

 ボクがGMをする場合は、常時使用可能な能力として「暗視能力」「弱点/銀」「変身」「霊視能力」があり、さらに経験点で「武術の特技」が購入できるという風に解釈しています。そして「変身」の特技を使用すると「加速」「身体武器(鉤爪)」「超再生」が使用できるようになる、と。

>超再生が人狼時のみでは、ブレイク中に〜という記述に違和感が沸き、変身してない時にはあっさり死んでしまうというのもいささか不思議です。

 そこらへんは「変身による体細胞の活性化により生じる特典」だとでも思っておくというのはどうでしょうかね。

>身体武器は「鉤爪」と書かれている為、人狼時と判断できますが、人間時に武術がまったく使えなくなるの もどうかと思われます。

 人間時でも「捌き」などが行いたければ、別途経験点を消費して習得することができます。ので、そういうキャラを遊びたいプレイヤーには頑張って経験点を貯めてもらうのが良いかと。

>弱点として銀が設定されていますが、何故、銀なのか?もっと言えば、生体兵器なのに弱点が設定されているのは何故か、理由がわかりません。

 理由については不明です。トンデモ設定を並べれば解釈可能な気もしますが(マロリー教授?)、そーいうもんだと思うというのはどうでしょう。

# いくつも考え付きそうですけど……「銀に弱い」という形の呪詛が種族全体に植え付けられてしまった、とか生体兵器を想像した種族が安全弁として設定したとか(笑)

>また、クリーチャーデータのものと違い、□狂乱が無い分いくぶん理性的なのかなと感じられますが、PCも やはり満月で変身するのか?その場合はハイイロオオカミ、つまり、半獣ではなく完全に獣になるのか、クリーチャーのデータを見る限り完全に獣の姿になってしまいそうですが…。

 「満月時に変身してしまう」というのは俗説であると一蹴するのも一つの手ではあるかと(ボクはこうやってます)。ここらへんはGMの好みだと思います。

# 人狼の変身は1レベルNPCに「恐怖」を誘引するので、変身するとしてしまってもPCの社会的地位にはさほど問題が発生し難く、あまり構わないかもしれませんが。《夢と希望》の使用をプレイヤーの判断によらずGMが勝手に決めてしまうのは横暴ですし、タダで変身できるというのも惜しいですから。

>追記、掲示板の話題の流れから著しく外れたこと、ご容赦願います。

 まったく問題はないかと。とりあえずボクの運用はこのような感じです。またなにか疑問などがありましたら、どぞ。


2003年05月11日:17時42分35秒
生体兵器について / R-Kanzaki

こんにちは、初めて書き込みさせて頂きます。このたびブルーローズのマスターをすることになったのですが、一つ疑問点があって参りました。こちらの過去ログも拝見させては頂いたのですが、どうしても生体兵器の扱いについて解りません。具体的には、人間時でも有効な能力はどれなのか?人狼時のみしか使用できないものはどれなのか?という点です。

p138によると変身した場合には「超再生能力」「格闘強化」「移動力+5」「弱点:銀」が得られるように受け取れます。

ところがp110〜では「能力増大」「移動力+5」についてしか”正体(変身?)”と書かれていません。

以下、私の私見になりますが、

超再生が人狼時のみでは、ブレイク中に〜という記述に違和感が沸き、変身してない時にはあっさり死んでしまうというのもいささか不思議です。

身体武器は「鉤爪」と書かれている為、人狼時と判断できますが、人間時に武術がまったく使えなくなるのもどうかと思われます。

暗視は夜行性動物だからということなのでしょうが、人狼時のみではメリットとして薄いような気がします。

霊視は、おそらく生体兵器=オーパーツということで、同じアストラルシステムに属するものが見えると判断すれば、人間時にも有効に思えます。

弱点として銀が設定されていますが、何故、銀なのか?もっと言えば、生体兵器なのに弱点が設定されているのは何故か、理由がわかりません。

また、クリーチャーデータのものと違い、□狂乱が無い分いくぶん理性的なのかなと感じられますが、PCもやはり満月で変身するのか?その場合はハイイロオオカミ、つまり、半獣ではなく完全に獣になるのか、クリーチャーのデータを見る限り完全に獣の姿になってしまいそうですが…。

私の読解力が足りないのか、読み落としている部分があるのか、生体兵器のルーツが読み取れず、苦悩しております。最終的にはGMの裁量になるのでしょうが、皆様がどのように生体兵器を扱われているのか教えていただければ幸いです。

宜しくお願いします。

追記、掲示板の話題の流れから著しく外れたこと、ご容赦願います。
2003年03月17日:01時49分47秒
アドバイスありがとございます! / かかせお
>鍼原神無さん どーも、ご丁寧なアドバイス痛み入ります。
GMといっても、実際の経験回数がオリジナルシナリオ×2、サンプル「黒い方舟」だけなんです(苦笑)


>プレイヤーの人数が増えると、ちょっとびっくりするくらい固くなりますし、強くなります。
なるほど。びっくりなくらい固いですか・・・
星座が大きいですか・・・今回、エジプトのシナリオでもプレイヤーが慣れたこともあって、星座カードはかなり使われました。むう・・・


>戦闘だけでなく、いわゆる“謎解き”の関係も。
謎解きは半分諦めてます。コンベの場合(苦笑)。
GMが考えるほど、プレイヤーが考えないことを身体に刻んでおります・・・(泣)
でも、実際「ヒントを与えねば難しすぎ、ヒントを与えれば簡単すぎる」らしいですし。
身内でやると、長くなるので困っていますが・・・深読みしすぎてくれるのでw


>注意点、と言うか、当たり前のことしか書けないですけど。
>パワー・バランス調整用の強い敵か災厄を用意しとくことだと思います。できれば各シーンに。
>ゾディアック対応の事前脳内シミュレートを念入りに。GMが期待する以外のとこでゾディアックきられたときの対応シミュレートですね。
>後は、PCに《夢と希望》やゾディアックが残ってる間は、どんどん追い込むのは変わらないと思います。
>オーパーツの脅威がはっきりするクライマックスまでに、《夢と希望》をどれだけ減らしとくか、がマスタリングのツボなことも変わらないでしょう。
ゾディアックは怖いですねぇ・・・反推奨を考えて置いた方がいいかもしれないですね。「災厄」というのは、得心いきました。今回は、ナイル遡行で「ランチャーをぶっ放した」ら、《夢と希望》を使って、華麗に避けていただきましたよwあぁいう事でしょう、多分。

ふむふむ・・・参考になりました。
面子が減るので、次いつGMやれるか不明ですが、頑張ります!
ありがとうございました。
2003年03月16日:06時14分12秒
PCの人数(Re:どもー) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>かかせおさん
 こんにちわー。
 
>「多人数プレイ」の際の注意点などあれば教えて下さい。
>(プレイ人数が2名なのでw)
 
 普段は2人プレイ、かかせおさん@GMさんと併せて3人さんなのですね。
 
 体験論になりますけど。
 えーと、俗に《ブルーローズ》のPCは、傾向として「護りが固く、攻めが弱い」的に言われることがあります。

 プレイヤーの人数が増えると、ちょっとびっくりするくらい固くなりますし、強くなります。
 一度だけ、プレイヤーさん5人でやらなくちゃいけなくなったんですけど。

 ちょっと、アタシ@GMには攻めきれませんでした(汗)。もう、ヌルヌルのセッションで(苦笑)。
 もっと上手なGMさんならうまく捌いたんだと思いますけど。
 プレイヤーの星座カード手札の数からして違うの、頭ではわかってても、実際扱ってみるとすごく手応え違ったと記憶してます。
 
 戦闘だけでなく、いわゆる“謎解き”の関係も。
 こっちは、アタシ自身の体験談でなくて。
 知ってるGMさんから聞いたお話ですけど。

 「プレイヤー3人でやらなくちゃいけなかった。どのシーンでも、プレイヤーさんやや決め手に欠ける感じで、マスタリングのさじ加減難しかった」そうです。
 
 この辺「ブルーローズ」がコンベンション環境に向いてない理由の1つと思います。
 適性プレイヤー人数4人て条件、割りとタイトなんでしょうね。
 
 かかせおさんは、普段2人プレイヤーで遊ばれているので。コンベンションでも「3〜4人」として面子を募集されてもだいじょうぶそうですね。これは有利☆
 
 注意点、と言うか、当たり前のことしか書けないですけど。
 パワー・バランス調整用の強い敵か災厄を用意しとくことだと思います。できれば各シーンに。
 ゾディアック対応の事前脳内シミュレートを念入りに。GMが期待する以外のとこでゾディアックきられたときの対応シミュレートですね。
 後は、PCに《夢と希望》やゾディアックが残ってる間は、どんどん追い込むのは変わらないと思います。
 オーパーツの脅威がはっきりするクライマックスまでに、《夢と希望》をどれだけ減らしとくか、がマスタリングのツボなことも変わらないでしょう。
 
 アタシも他のGMさんのご意見をお聞きしたいです。
 GMがんばってください☆
2003年03月11日:01時57分52秒
どもー / かかせお
お久しぶりでございます。 初めての方は、初めましてー。
先日、久しぶりに「青薔薇」GMやりました。
友人が実家に引き上げるので、いつもGMやってくれているお礼に、極秘に用意してやってまいりました!
プロットがなかなか立たずに、書き始めたのが5日前と苦しかったですが、なんとかw
キャラ自体は、以前に作成して貰ってシナリオを1度こなしているものでやったので、楽は楽でしたが。
つくづく「索引」ないってツライなぁと実感しました(苦笑)

今回はエジプトで、ギザ→カイロ→アビドスだったのですが、残念ながら、オシリス神殿の構造資料が見つからず、ハトホル神殿のをいじって代用しましたが。
今回のGMテーマは、コンベンションにも投入できる、プレイ時間4時間前後だったのですが、なんとかなったのでほっとしてます。
ロゴを見る限り、コンベGMの経験者の方が多いようですが、よろしければ「多人数プレイ」の際の注意点などあれば教えて下さい。
(プレイ人数が2名なのでw)
2003年03月05日:18時47分14秒
[ルール説明【コンベ】]訂正と補足 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
訂正:えー、アタシの1つ前の投稿に部分訂正入れさせていただきます。
「[ルール説明【コンベ】]Re:ブルーローズをコンベンションで」(ちょい長)@カンナ記,当掲示板,2003年02月28日:19時06分38秒
 
 >[EXTRA]PCセレクト:話題の焦点とは、ややはずれますが、後で絡むので。
×>各サンプルPCと運命の星座1つを共有したオリジナルテンプレを2体用意してまして。(シナリオの都合によって、運命の星座共有してないのと差し替えることも)
 
>各サンプルPCと運命の惑星(天体)1つを共有したオリジナルテンプレを2体用意してまして。(シナリオの都合によって、運命の惑星共有してないのと差し替えることも)
 
 かなり違います(汗)。すいませんでした。
 
補足:
 先の投稿で書いた、コンベでのマイ段取りは、TRPG経験、「ブルーローズ」経験の少ない人がプレイヤーにいる場合です。
 アタシは、コンベでは「ブルーローズ」経験者の人ばかり、ってセッションにあたったことないですけど。
 
 もし、そういう機会があったら、セッション前ブリーフィングのルール説明は、キャラシーでやらず、レジュメを使って手短にすると思います。
 Encルールの簡易化の説明もセッション前にするでしょう。
 それから、各プレイヤーの普段のセッションの様子を聞きながら、今日のセッションの様子の予告になんとかフィードバックしてきたいと思い案す。
2003年02月28日:19時06分38秒
[ルール説明【コンベ】]Re:ブルーローズをコンベンションで(ちょい長) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@アキトくんWrote
>これで通算5回目
 
 どーもです。
 コンベGM、アタシよりちょい多いですね。どこまで参考になるかわかりませんけど。

 アタシの方は、自宅にお友達のお友達くらいのお初の方をお招きするセッションが多くて。
 プレイヤー同士も初対面の人もいること多いので、コンベに準じる(?)、かな?
 このセッション環境に合わせて、段々自分なりに整えたやり方ですけど。今回はコンベ・バージョンで書きます。
 
>ルールの説明やなんやで毎回苦労してます。
 えーと、話題の焦点として期待されてるのは、ルールの説明についてかしら?
 んじゃ、その辺、狙って。

 作業の流れに沿って書いてみます、「ルールの説明」関係は各作業ステップに分散される型になりますけど。この方がいいんじゃないかな(?)。
 
[01]コンベンション初期(自己紹介タイム):
#自己紹介タイムの無いいコンベで「ブルーローズ」GMする自信、アタシはないです。

「『ブルーローズ』は仲間内でのキャンペーン用なので、単発セッションではフル・スペックで遊べません。
今日のセッションは体験セッションと思ってください」(←これ、卓分けしてからのルールの説明の布石に使います)
 「ルールは一部簡略化した物を使います」

 後は、「今日の冒険はこれこれこんな感じです」「持ち込みPCはお断りしてます」「セッション卓でのお願い(食事はどーするとか)」。
 
[02]セッション前(卓分け後、セッション前ブリーフィングより前):
 プレイヤーさんのTRPG体験と「ブルーローズ」体験を確認。
 TRPG体験、「ブルーローズ」体験の少ないプレイヤーさんからGM卓の近くに座ってもらいます。
 「ブルーローズ」体験の多い人には、普段のプレイ環境、普段のセッションの雰囲気を聞き出す(←これ結構重要)。
 
[03]セッション前ブリーフィング:重要なので活用します。
 ただ、プレイヤーさんが飽きないように工夫もする。

「ルールに『セッション前ブリーフィング』ってのをやれ、と書いてあって、
今やってるのが『セッション前ブリーフィング』です」
「ルールや背景世界の説明、今日のシナリオの予告、PC選択までやると、1時間30分くらいかな?」
「質問あったら、いつでも言ってください、手を挙げてもらえると助かります」
 
 ポイントは「今、何をやってるか、何をするのが目的か、どれくらいの予定時間を見込んでるか」告げることと思います。

 これ言わないと、「なんかGMがダラダラしゃべってる」、と思われても仕方ないので。
 「1時間30分」、と予告しておくと、万一、多少伸びても、飽きる人は少なくなります。
 
 で、ルールの関係ですね。
 
[03a]概説:まず、次の説明を皮切りにしてます。マイお約束ですね。
「『ブルーローズ』のルールって、アタシはクリスマス・ツリーみたいな感じに思ってるんですね(笑)」
(そのココロは)「判定系の幹はシンプルですけど、ヒーローポイントとか特技とか、やたら多くてにぎやかです」
 
[03b]ルーリング宣言:
 シナリオにもよりますけど、基本は縁故もENCも使用。ただし、ENCは簡易化したルールを使う、でやってます。
 このステップでは、まず、「ENCルールって重量ルールは簡易化して使います」と説明。
「それからアタシなりのハウス運用もあるんですけど、
それはセッション中そのたびに、『他のGMさんは別の判断するかも』と説明を心掛けます
(クリスマスツリーだし、体験セッションなんで勘弁してください)」

 後、「報告書ルールは、セッション時間に余裕があったらやりましょう」、とはじめに宣言。
 
[03c]ルール説明:
 何説明するかの中身は、アキトくんだけでなく大抵の「ブルーローズ」GMさん、大体同じじゃないかな?
 ポイントは、説明の仕方と、段取りなんじゃないかと思ってます。
 
 アタシは、ルール説明に入る直前に、サンプルPCのデータをキャラシーに転記してコピーした物を配ります。
 で、「キャラシー見ながら聞いてくださいね」とはじめます。

(00)最初に、キャラシーのどの辺にどんなデータの欄があるか説明
(01)次に、生命力、活動力、と生死、昏倒について説明
(02)それから、基本判定を実演入りで説明。ついでに能力値、技能について、移動力について。
 段階処理は、「後、段階処理ってのがあるんですけど。セッション中に実際に使うときに説明します」
(03)マイナス状態/プラス状態について
(04)運命について「キャラの基本設定です。キャラ作りのベース、イメージ・ソースとして重視してください」
(05)縁故とゾディアック・メンバーについて、概念だけ説明
(06)ENCについては筋力との関係だけ説明。スロットルについては、「PCを選んでもらったあとで説明します」、と予告。
(07)縁故とゾディアック・メンバーもあわせて、ヒーローポイントの使い方を一通り説明。
(08)星座カードと惑星カードの使い方と効果を説明。
 
 キャラシー記入例を見てもらいながら説明すると、初体験の人もわかりがいいと思ってます。
 
[EXTRA]PCセレクト:話題の焦点とは、ややはずれますが、後で絡むので。
 2段階選択方式(仮称・自称)というのでやってます。
 まず、ルールブック記載のサンプルPCを4〜6体出してプレイヤーさんに話し合って選んでもらいます(第一段階)。シナリオによっては4体(基本はサンプルチーム)のことも。
 
 で、各サンプルPCと運命の星座1つを共有したオリジナルテンプレを2体用意してまして。(シナリオの都合によって、運命の星座共有してないのと差し替えることも)
 選んだオフィシャル・テンプレと都合3体のサンプルの中から、今度はプレイヤー個人の決定で選んでもらう(第二段階)ようにしてます。
 
 [03]の説明のとき、プレイヤーさんに見ててもらうのは、オフィシャル・サンプルのデータをキャラシーに転記したもののコピーです。
 
[04]PCのデータ転記
 選択したテンプレのデータをプレイヤーさん自身に転記してもらいます。
 このステップは、GMさんによっては、はじめから記入済みのキャラシーを用意されてる方もいますよね。考え方はいろいろあると思います。
 
 転記の元は、ワープロで作った、テンプレごとのデータ集(オフィシャル、オリジナル共通フォーマット)です。PCごとに運命、経歴、データ、経歴で入手する初期個人持ち装備、特技解説をシート1枚に収めてます。セッション後回収。
 セッション中は特技についてはプレイヤーさんにこれを見てもらってます。
 
 このステップでは、まず「質問があったら聞いてください、それから装備記入の直前まで来た方は教えてください、スロットル・ルールの説明をします」、と宣言。
 GMは、「TRPG経験の少ない方」「『ブルーローズ』経験のすくない方」の方に集中するようにしてます。
 
 それで、装備記入のとこに入る人が出たら、全員に一時作業を中断してもらい、スロットルのルールについて説明します。
 
 以上がアタシ流のルール説明の基本的な流れです。
 実は、ルールについては、レジュメやレファランス・カードも併用してるんですけど。
 段取りあっての道具じゃないかな、と思います。段取りが組んであって、はじめて道具も役に立つって、感じですね。
2003年02月24日:16時19分10秒
ブルーローズをコンベンションで / アキト

 ども、アキトです。

 先日、コンベンションでブルーローズのGMを遊んできました。これで通算5回目ですか。

 プレイヤーさんの協力もあって時間内できちりと終わりはしたんですが、ルールの説明やなんやで毎回苦労してます。

 ルールブックで推奨されてるカジュアル環境とある意味でもっとも遠いコンベンション。言うなればメーカー保証の効かない用途で使ってるようなもんなんですが、ここでなんとか遊べるようにする良い工夫とかってないもんですかね。

 みなさまのお知恵を拝借したい次第。


2003年02月12日:00時22分22秒
Re:データブック2003 / アキト

≫二宮書店RSさん

>データブック オブ ザ ワールドの2003年版が発売になりました。 Amazonとbk1には,今月中には掲載される と思います。

 おひさしぶりです。先日機会があったので新宿紀伊国屋にて購入してきました。479頁で600円という驚異のコストパフォーマンスは健在ですね。

> 軍事関係のデータも前年より少し増やしました。 本年もよろしくお願いいたします!!

 というわけで、早速見てみると、145ページに「おもな国の国防支出と兵力」「日本の貿易関係費の推移」「世界の武器供給市場の推移」「おもなテロ組織」がっ!!

# 「日本の貿易関係費の推移」の縦軸が"兆円"になってますが、"億円"の間違いですよね。グラフ中に具体的な数値が振られてるのでさして深刻ではないですが。

 2002年の10月頃まではフォローされてるみたいですし、各国説明の最後に大使館のURLが入っていてネットですぐ調べられたりと非常に便利になってますね。今年もありがたく使わせていただきまーす。


2003年02月01日:17時41分00秒
データブック2003 / 二宮書店RS
データブック オブ ザ ワールドの2003年版が発売になりました。 Amazonとbk1には,今月中には掲載されると思います。
(一部の本屋さんには並びはじめています) amazonに載ったらまたお知らせするので, アフィリエイト・リンクの更新もお願いします。 軍事関係のデータも前年より少し増やしました。 本年もよろしくお願いいたします!!
2003年02月01日:16時16分36秒
私製エラッタPDF版 / アキト

 ども。アキトです。

 らごーな人々でやってるなぜなにBR(私製エラッタ)を、印刷に便利なようPDF形式にしたものを作ったのでお知らせしときます(リンク先は直接PDFファイルになってます)。

 二段組みにしたんで、なんとか8ページにおさまってます。よかったら遊ぶのにお役立て下さいまし。


2003年01月21日:14時21分22秒
Re:プレイレポートを読んでいただいて / アキト

≫志名波諸智さん

>今回初セッションを行うにあたり、アキト様の「らごーな人々」には随分とお世話になりました。また、実際のセッション・ハンドリングのイメージを掴む為にリプレイ『太陽の馬車』は何度も読み返させていただきました。誠に有難うございました。

 わー、実際に使ってもらえて幸いです。特に『太陽の馬車』なんて、とても"重い"ものを何度も読んでもらえるなんで、製作担当としては非常にありがたい。

 ただ1点だけ訂正を。らごーな人々はボクとカズヨシさんの共同管理であって、ボクのものではないのれす。

# たとえば今回お話に出てきたリプレイなんかも、イラスト他かなりの部分をフォローしてもらってたり。特にボクは記憶力が人並み劣っているので、フォローがなけりゃ完成しなかった可能性も(苦笑)

 ま、ともかく。サイトの方はちびちびとですがまたコンテンツを増やしていってるので、これからもよろしくなのです。


2003年01月21日:14時20分05秒
ブルーローズ雑談所 LOG 006 / sf

 ルール別情報倉庫ブルーローズ雑談所ログブルーローズ雑談所 LOG 006として2002年09月09日から2003年01月21日までのログを切り出しました。

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