ブルーローズ雑談所 LOG 006

ブルーローズ雑談所の2002年09月09日から2003年01月21日までのログです。


2003年01月21日:00時16分20秒
セレスティアル・ゲートの影響力(Re:プレイレポートを読んでいただいて) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 志名波諸智さんのセッション・レポート、ほかのかたと同じく、アタシも楽しく読ませていただきました。
 と、これだけ書いただけでは、他の方の感想と重なるばかりなので、チップス(?)に話を繋げてみようと思います。(うまく繋がるかとうか……)
 
 読ませていただいたレポートで、アタシが、特にツボ突かれたのは、次の箇所でした。

>マロリー博士を斬りたいという衝動に駆られている(苦笑)《剣》を継ぐ者はさておき〔中略〕
>博士は実に好人物で訊かれてもいないことまで全てブルーローズ達に話してくれた。
>恩知らずにも冒険家までがマロリー博士に殴りかかりたいという葛藤に悩まされることとなった
 
 そうそう、マロリー博士ってそーゆーふう。アタシもプレイヤーしてるときは、よく衝動に駆られます(苦笑)。
 マロリー博士、苦手です……プレイヤーとしては。
 
 GMとしては、偏った情報や歪んだ手がかりを出すのに、重宝します。
 マロリー博士に限ったこっちゃないですけど。
 
 特に、セレスティアルPCの場合、アタシがGMするときは、情報・手がかりの代償に「影響力」(ルールブックP.232)行使をできるだけ心がけたいと思います。
 情報の重要度にもよりますけど。
 
 プレイヤーの方は、あまり妙な縁故を強く背負い込むと、PCとしての業務に支障をきたしかねない点にはご注意を。
 でも、問題なのは、どちらかと言えば縁故の数値。
 GMとしては、そこんとこのジレンマも楽しんでもらいたいと思いますし。キャンペーンだったら、「妙な縁故」も、数値が小さいなら、スパイスとして楽しいと思います(もちろん好き好きですけどね)。
 
 と言うところで、アタシがプレイヤーしてたときにくらったマスタリング・チップス(小技)。

 セレスティアル・ゲートから情報を得ようと平和的に出向いたPCは、NPCと会話する内、マロリー博士だけでなく、ミッキー君やジョセフィンさんたちからも、次々に影響力を及ぼされそうになった。
 何度か縁故も使用して、ほうほうの体で撤退してきたPC。

 手がかり集めが不充分だったので、プレイヤーは、「この件に興味があるなら、ぜひ目を通しておきたまえ」と撤退間際に手渡された何やら怪しげな書名の本(マロリー博士著)の内から手がかりを得ようとした。

 が……、無情にもGMは、PCが博士の著書を理解するのにも影響力判定を命じるのだった。しかも段階処理で。
(+知性判定での書籍読解の判定に、成功しても失敗しても、魔術+意志の対影響力判定を連続)
 
 結局、手がかりらしきものは得たし、影響力で植え付けられた縁故の数値はトータルでも少な目に押さえることはできたのですが。
 PCは、本を読み終わったところで、活動力が0になって昏倒(シーン・チェンジせずに、NPCとの会話→書籍読解と挑んだため)してしまいましたとさ。チャン・チャン♪
 心労で倒れたとしか思えないぃ(苦笑)。
 
 銀の暁の魅了の術(P.214)は、敵意とか悪意を感じるので、プレイヤーとしては反応も考え易い(PCが気づかないのがクセモノ:苦笑)ですけど。
 セレスティアル・ゲートの影響力は、往々にして相手が善意なので、ブッてやりたい衝動が溜まります(苦笑)。
2003年01月17日:18時35分54秒
プレイレポートを読んでいただいて / 志名波諸智
 こんにちは、志名波諸智です。
 
 とりあえず楽しんで読んでいただけたようで恐縮です>プレイレポート
 
 ルールブックは購入したものの、結局一度も遊べていなかったことがずっと気がかりだったので、出来はともかく遊ぶことが出来て安堵しております。
 正直、「よし遊んでみよう!」という気になれたのは、やはり、この掲示板の存在が極めて大きかったと思います。この掲示板の皆様に心よりお礼申し上げます。有難うございました。
 
 #後は汚名返上の雪辱戦あるのみ、「GMとしての技量の限りを尽くし」&「安易な方向に逃げない」セッションを目指すぞ♪
 
 >ろろ様
 ろろ様のセッションレポートも楽しく読ませていただきました。
 最終的に、今回のセッションへと私の肩を押したのは、ろろ様の楽しそうなセッション風景(レポートより想像)への憧れと言っても過言ではありません。有難うございました。
 なお、キャンペーン化(苦笑)については少し考えていまして、『イース』の続きかと思わせておいて『ザナドゥ』にしてしまう(←馬鹿)とか、最後の障害はドラゴンにして『ドラスレ』とか(←大馬鹿)。・・・やめといた方が良さそうですね(苦笑)。
 
 >アキト様
 今回初セッションを行うにあたり、アキト様の「らごーな人々」には随分とお世話になりました。また、実際のセッション・ハンドリングのイメージを掴む為にリプレイ『太陽の馬車』は何度も読み返させていただきました。誠に有難うございました。
 
2003年01月16日:20時58分21秒
レポートを読んで / アキト

 最近ちっともブルーローズが遊べていないアキトです。

≫志名波諸智さん

 わははと笑いながら読ませてもらいました。いや、楽しそうで実に良いですね。馬鹿っぽいプレイではボクも相当なものと自負してますが、こちらもなかなかステキです。

 しっかし、セレスティアルゲート、あいかわらずですなー(笑)

 楽しげなレポート、ありがとでした〜。


2003年01月16日:20時02分36秒
レポートを読ませてもらって / ろろ
 そうか、長文になるなら簡易長文に載せれば良かったんだ・・・。
 
 楽しく読ませていただきました。
 私も途中で、あきらかなヒントが出るまで元ネタに気がつきませんでしたし。
 
 ・・・原本を取り返し損ねたのをいいことに、そのまま4、5作のキャンペーンにしてしまっては・・・って、展開がプレイヤーにバレバレか?
2003年01月15日:20時58分57秒
『ブルーローズ』初GMのプレイレポート書き込みしました / 志名波諸智
 こんにちは、志名波諸智です。
 
 新年早々『ブルーローズ』の初GMをやりました。
 何か相当馬鹿プレイと言うかダメダメな感じにはなったのですが、随分と楽しませてもらったので、その勢いのまま、ダメダメなプレイレポートを「簡易長文投稿」の方に書き込みいたしました。
   『ブルーローズ』初GMプレイレポート
 
 「ああ、こんな所にこういう馬鹿がいる」程度にご笑覧いただければ幸いですm(_ _)m
 
2002年12月14日:21時54分52秒
[感想]Re:プレイヤーとして参加したシナリオあらすじ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>ろろさんへ
 ちょっと間があきましたけど。ろろさんの「プレイヤーとして参加したシナリオあらすじ」 (当掲示板,2002年12月01日:23時00分13秒)、の感想をば。

 「ブルーローズ」のツボが押さえられてて、主にシナリオ・メイクやマスタリングで参考になったとこを挙げさせていただきます。
 
■>マウントから巨大な何かが出現し、施設は崩壊、その見えない巨人の作る巨大な足跡は都市部へと向かい、ゆっくりと歩みを進め始めた。
 
 「マウントから巨大な『何か』が出現し」ってとこが、「謎」に挑戦する《ブルーローズ》の冒険らしくいですね。うまいッ! と思いました。
 
 「ブルーローズ」のシナリオ・メイクでは、オーパーツの暴走は派手目にしたい、でも《シャドウ・ウォー》の隠蔽との兼ね合いもとりたい、ってあたりで、舞台設定などに工夫することが多いですが。
 「見えない巨人」「巨大な足跡は都市部へと向かい」というのが、凄く参考になりました。

 これだと、物語内で、特に陰謀組織が情報操作しなくても、いろいろ尾鰭のついた噂が流れそうです。結果として《シャドウ・ウォー》の真相を隠蔽するのは楽そうです(笑)。
 この手は使えますね☆
 
■>解析を行っていた「剣」が突如、人間の耳にはほとんど聞き取れない音を周囲に発し始めた。 それに反応したのは生体兵器や偶然、近くで解析中だった石像ガーディアン
 
 アタシも、テレパシー、霊能、神聖言語の虜、の運命を持つキャラだけに意味がわかる音、っていうのを出したことがあるんですけど。
 「生体兵器は反応する」の方が、PCに「一匹狼のジャーナリスト」がいるとき効果的だし、他組織の生体兵器の行動をPCが手がかりにすることもできそうです。

 これも使い手がある設定で、参考になりました。
 
 ほかにも、いくつも参考になったとこはあるのですが。長くなるので、特に参考になった点、2点を挙げさせてもらいました。
 ありがとうございました。
2002年12月04日:22時10分18秒
[お礼] Re:プレイヤーとして参加したシナリオあらすじ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>ろろさんへ
 こんにちは。セッションのあらすじ、ありがとうございました。
 ろろさんのところのセッションは、いつも楽しそうですね。
 
 例えば、
 「正体をあかしたデイジー・スーがジェシカ嬢と直接話をつけたらしく」とか、
 「各組織は数十年に一回の交霊の舞いにあわせ、北米各地のマウントの陣取り合戦を行っているらしい」とか、
 カジュアル・プレイならではの展開でとても楽しそうです。
 
 それに、今回のあらすじでも、「ブルーローズ」のツボを押さえてて参考になるアイディアが、いくつも入ってると思います。
 そちらの方については、少しゆっくり「感想」を書かせていただきたいと思っています。
 
 とりあえず、取り急ぎ、お礼まで。
 またよろしくお願いします。
2002年12月01日:23時00分13秒
プレイヤーとして参加したシナリオあらすじ / ろろ
 下の書き込みに対して、「そうですよね〜」と言うレスだけではなんなので、しばらく間が空いてしまいました。
 題名通り、私がプレイヤーとして参加したシナリオの、あらすじ(・・・というかネタメモ?)でもまいりましょうか。
 
 最後の「剣」(仮名)
 
 中東のある人物から「剣」と思われるオーパーツを交渉の末、買い取ることになったブルーローズ。
 他の組織も、この件に気がついているらしい。保険もかねてPCが出向くことになる。
 その「剣」は最後まで鉄器を作らなかった部族が持っていたもの、との伝承があるらしい。
 
 目的地では全ての組織の影・・・龍三合にいたってはデイジー・スーまで出向いてきており、ただの「剣」ではないらしい。
 なんとか、他の組織を出し抜きイギリスまで帰還したPC。
 その数日後、解析を行っていた「剣」が突如、人間の耳にはほとんど聞き取れない音を周囲に発し始めた。
 
 それに反応したのは生体兵器や偶然、近くで解析中だった石像ガーディアン(獣型)、どうやら「剣」はそれらの兵器を使っていた者の敵対者が用意した「剣」の簡易量産型、もしくは模造品らしい。
 正体をあかしたデイジー・スーがジェシカ嬢と直接話をつけたらしく、「剣」は破壊することになった。
 「剣」を破壊する前に、それを手に入れてヴラド候との関係で、イニシアチブを握ろうとする、銀の暁の手の者もやってきたが、それらをしのぎ「剣」は破壊されたのだった。
 
 
 交霊の舞い(仮名)
 PCの搭乗している飛行機の周囲で、空飛ぶ馬に乗る騎士とアダムスキー型UFOが空中戦を繰り広げていた・・・その余波で飛行機は墜落、脱出するPC。
 
 アメリカの協力者から、ここのところ電波異常が確認されているとの情報を得、PCは一路北米へ向かっていたのだった。
 
 果てしなく続く地平線のど真ん中で、途方にくれていたPCが拾われたのは、近くで駐屯していたシュープリームだった。
 一応、紳士的に扱ってはもらっていたが、このままでは埒があかないし、第一、他の組織まで出張ってきている理由は今もって不明なのだ。
 
 数日後、セレスティアルゲートの襲撃にあわせ脱出を図る。「大佐」を助け、小さな恩を売りつけつつ逃亡。
 
 その後、知り合いのつてをたどっていったら、そこはアルハンブラの屋敷。
 ここでも表面上は友好的なかけひきが続き、どうやら各組織は数十年に一回の交霊の舞いにあわせ、北米各地のマウントの陣取り合戦を行っているらしいことが判明。
 
 その後、襲撃してきた数十台の戦車。
 どうやら、ここへ来るのにシュープリームの基地から逃げる時に使ったセレスティアルゲートの「あの」銀のライトバンが(あるPCの「ガイア波動理論」の宿命が増加していた為、車内に一人残っていたマロリー助手(男の方)をブルーローズへの協力を「ガイア波動理論」的に納得させると言う暴挙を実行、および成功・・・・・・本来、屋敷は魔力で隠されているはずなのだが)探知源となってしまったらしい。
 そこをアルハンブラの執事をしていた「騎士」が後詰を務め、再びPCは脱出。
 
 その後、セレスティアルゲートが、ある巨大なマウントに何かをしているらしいと聞きつけ、そこへ行ってみると、巨大な人型マウントの頭に当たる部分に、これこそは宇宙船なのだと言って、怪しげなエネルギーを注ぎこんでいた。
 
 その後、マウントから巨大な何かが出現し、施設は崩壊、その見えない巨人の作る巨大な足跡は都市部へと向かい、ゆっくりと歩みを進め始めた。
 それを止めるためにアルハンブラは自らの勢力下にあるマウントの力を用い、雷を巨人にぶつけるが歩みをおそめる以上の効果は発揮できず。
 
 PCはマウントの力を制御する術を求め、失われかけた血脈を探し出した。かなり年老いたシャーマンを中心に巨人の歩みを本来あるべき大地の流れへと戻す儀式が始まる。
 老いたシャーマンは見えない巨人を「ベイコク」と呼んでいた。
 途中で力尽きた老いたシャーマンを共感を持つPCが引き継ぐ、ここが正念場とPC達は彼に夢と希望を集める・・・ついに巨人は正常な流れへと戻り大地へと消えていった。
 
 なんでもマウントとは大地の力を利用するものだったらしい。人工的に作られたレイラインの出口、大地の力を利用した気象兵器、大地に埋められた空への船。
 
 なお、ほとんどのプレイ風景とゾディアックメンバーの使用は省略されています。
 一気に書き上げたので読みにくいところ、話がつながっていないところなどありましたら、申し訳ございません。
 
 なお、最後の「剣」の参加キャラは「リーダーの資質を持つ富豪」「ライバルを持つ銃の名手」「幼馴染のいる監査官」「幸運な戦争の犬」。
 交霊の舞いの参加キャラは「リーダーの資質を持つ富豪」「生還した生体兵器」「幼馴染のいる監査官」「幸運な戦争の犬」でした。
 では、長々と失礼しました。
2002年11月28日:22時42分23秒
[マスタリング&プレイング]PCの成長(Re:細々としたこと) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@ろろさんWrote (「細々としたこと」,当掲示板,2002年11月22日:00時52分56秒)
>10点で技能レベル3と言うのができるため(1回のミッションで10点入らなかったとしても)つい、3レベルの技能を増やしてしまいます。これが良いのか、悪いのか・・・。
 
 確かに、「ブルーローズ」は、本来はパーティー内でPCの分担がかなり明確ですので。技能等があまり似すぎると、おもしろみが損なわれるかもしれません。きっとろろさんも、その辺を気にして「これが良いのか、悪いのか」と書かれたのだろうと想像しました。
 
 アタシが思うには、ある程度は仕方ないし、構わないと思います。
 PCパーティーの技能が似すぎてしまわないように、GMさんがシナリオの方であれこれ仕掛けていけると、なおよいだろうと思います。
 
 アタシはプレイヤーとしては、キャンペーンで大分PC成長させた経験はあります。
 GMとしては、ろろさんほどキャンペーン扱ってません。
 ですから、アタシの意見は、経験則半分の個人的な推論半分程度のものですが。
 
 プレイヤーとしては、どうしても早い内に伸ばしたくなる技能ってあると思います。
 運動(回避の関係)、治療(回復の関係)など。後、カジュアル環境でのセッション傾向によっては、軍事とか、挌闘も3程度までは伸ばしたいってことはあると思います。
 
 この辺が3Levになってくのは、仕方ないし構わないと思います。
 あるいは、耐久力、敏捷力、意志力、この辺が低い場合も伸ばしたくなりますよね。
 
 GMさんは、シナリオで、特定の技能が重要なシーンを仕込む。あるいは、キャンペーンで仕込まれた縁故、精神汚染、などを絡めたネタなどを繰り出していけると、よいのではないでしょうか。運命と絡めたシナリオで攻めてみるのもいいと思います。
  
 アタシの個人的好みで言うと、――
・辺境の村落などを足がかりにスタートする調査ミッションで、共感、交流などが重要になるシナリオ、
・アストラル絡みで、+直観で、魔術、共感、表現などの使い分けがツボになるシナリオ、
・歴史ミステリー絡みで、+知性の、魔術、歴史、分析、情報の使い分けがツボになるシナリオ、
――などが、好きです。
 
 シナリオの攻め口は他にも、あるはずと思います。
 例えば、陰謀組織のどれを最優先に敵対するか、プレイヤーに選べて、なおかつ選択によってセッションの中身が多少なりとも変わってくるシナリオが狙えれば、+社交、で交流、陰謀、情報、表現、あたりの使い分けが効いてくるだろうな、と。
 このタイプのシナリオ、シナリオ・メイクもマスタリングも結構難しいので、アタシも課題になってるんですけど。
 
 理想論になりますが、いろいろな取り組み傾向のシナリオを交互にキャンペーンに投入できてけば、プレイヤーさんもPCの個性を伸ばしていってくれるのではないかなぁ……、と。
 あくまで理想論ですけど、思いますです。
2002年11月25日:22時02分36秒
[シナリオ・ネタ]ジェイソンの手伝い(Re:細々としたこと) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 んーと、アタシもとりとめなく(笑)。
 「ジェイソンの手伝い」、挙げられた路線の内だと、個人的には、できたら3番目の路線でいきたい気がします。
 
>あの湖には人が近づくと反応するオーパーツがあってさ、だからジェイソンは、あそこに人を近づけないように頑張ってる、
 ――の、路線ですが……。
 
 アタシの趣味だと、「陰謀組織は一般に語られる陰謀史観を隠れ蓑に利用し、その稚拙な理論をあざ笑っているのだ」(P.313)の応用して。映画のクリスタルレイクそのものは舞台にしたくないのですが……、

 じ・つ・は・映画のシリーズも、極・一部事実に基づいたフィクションで、どっかの陰謀組織が《ブルーローズ》に対する嫌がらせで、断片的な情報を映画会社にリークしたのだったのだぁ (笑)、とか。こーゆーことしそうなのは、やっぱセレスティアル・ゲートか??

 けど、これは、あれこれ考えないと、将来、辻褄があわなくなりそうで、面倒かも。
 
 シナリオ作りは「クリスタルレイク湖に行ってる間、あのシュープリームの戦車50台を足止めしておいてくれ」路線の方がシンプルで楽そうです。こっちのミッションは、失敗するとNPCの《ブルーローズ》にもジェイソン本人にも文句言われそうです(笑)。
 
 ユスティナやアルカードだと、普段何してるか想像つくからシナリオ・アイディアもあれこれ思いつきそうなのですが。ジェイソン、普段何してるか、想像つかないですね(笑)。

 美蘭やΩも普段何してるかわかんないけど、こっちは、特殊能力の絡みでいろいろシナリオ作れそうです。ジェイソンは、うーん、能力もシンプルすぎて(困笑)。

 どなたか、これは、ってアイディア出してくれると嬉しいな。
 
 PCの技能成長のお話も興味深いですけど、こちらはまたあらためたいと思います。
 
>同人誌のシナリオが元ネタなので出しにくいです。
 あ、なるほど。無理言ってすみませんでした。
 お仲間の方でお許しが出ましたら、と言う事で。気が向かれましたら、よろしくお願いしたく思いますです。
2002年11月22日:00時52分56秒
細々としたこと / ろろ
 ちょっと内容にとりとめがないのですが、仲間との会話の中から出てきたのを、幾つか。
 
 でも、ジェイソンが5回になったら、やっぱり、「今、忙しいから代わりにクリスタルレイクに来た大学生を追っ払といてくれ」(笑)とか言われるのかな?
 逆も嫌だぞ・・・「クリスタルレイク湖に行ってる間、あのシュープリームの戦車50台を足止めしておいてくれ」とか。
 あの湖には人が近づくと反応するオーパーツがあってさ、だからジェイソンは、あそこに人を近づけないように頑張ってるってはどう? とか。
 ほら、それに彼、今度映画に出演するから忙しいのかも・・・などなど。
 
 ちなみに前回のシナリオでおや? と思ったこと。
 シスターズが2体の「騎士」を呼んで逃走。クライマックスでのスパルトイのデータを石像ガーディアン扱い・・・「剣」だらけだ・・・。
 ちなみに私は(何かの目的がない限り)NPCの「切断」は温存しません。
 手加減をしないことが礼儀だと思ってますし。
 その代わり、GM側は命中判定前に「切断」を使用することを宣言しています。
 
 前回のシナリオでやろうと思ったけど、やめたこと。
 客船の中を走り回っているPCの前に下のフロアから上がってきたらしい人物が・・・。
 「遅かったな」
 火蜥蜴使いのシュタイナー・・・彼が上がってきた階段を下ると、そこはエンジンルームのはず・・・。
 これだと、十中八九、船は沈んでしまう。
 
 つい、10点で技能レベル3と言うのができるため(1回のミッションで10点入らなかったとしても)つい、3レベルの技能を増やしてしまいます。これが良いのか、悪いのか・・・。
 
 ちなみにプレイしたシナリオのいくつかはコミケで買ってきた同人誌のシナリオが元ネタなので出しにくいです。
  私以外の人がGMしたのは違うだろうから(元ネタがあったとしても、私は分からなかった)許可がもらえたら(だいぶ風化した記憶ですが)シナリオフック風に書き込んでみましょう。
2002年11月20日:22時00分10秒
[感想]セッション・レポートの感想 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>ろろさんへ
 セッション・レポートの感想です。
 今回も、前のレポート同様に楽しそうなセッションですね☆
 「セレスティアル・ゲートみたいなことを言うな〜と言う叫びを無視しつつ」とか、セッションの様子が目に浮かびそうです(笑)。
 
 アタシの方は「竜の牙」ネタのシナリオはアウトラインだけまとめてみたとこなので、レポートはいろいろ参考になります。ありがとうございました。

 特に、
>生命の樹PODを使って大型客船を表現
 とか、
 カリブ海→グルジア共和国→モンゴル→ギリシアってロケーションなどが参考になりました。(他にもいろいろあるのですが、挙げるときりがないので、特に参考になったとこを)
 また気が向かれたときにでも、レポート読ませていただけたらありがたいです。
 
 「5回ぐらいのシナリオをプレイ、結構、強くなったり、しがらみが増えたり」したPCって、GMも強い相手を出せる楽しみと、展開の難しさとありそうですね。
 よければ、いつか、その辺のお話もお聞きできたら嬉しいです。
 
 ではでは☆
2002年11月17日:22時40分53秒
いただいたアイデア9割使用 / ろろ
 ナイン・シスターズの説明、まじまじと呼んでみるとハーピーに変身とか書いてあるし・・・。
 
 今日、いただいたアイデアを中心に作成したシナリオをプレイしました。
 以前と同じくシナリオフック形式で。
 
 参加キャラは前回と同じメンバー。あれから5回ぐらいのシナリオをプレイ、結構、強くなったり、しがらみが増えたりしてます。
 
 
 スタートの舞台はカリブ海に浮かぶ、富豪PC所有の豪華客船。
 久しぶりの休暇をここで過ごすPC(ここでは生命の樹PODを使って大型客船を表現してみました)
 ある日の船上パーティは、カリブ海を中心にトレジャーハント(サルベージ)を行って、一山当てた人々を招待してのもの。
 そこの招待客の一人が先日、変わった品を引き揚げたと、富豪PCに恐竜の歯のようなものが写っている写真を見せてくれましたが、多数の来客の挨拶攻勢で、その場ではうやむやになります。
 
 そんな中、他のPCは不思議な気配を持つ美女を見かけます(同時に4人、別々の場所からの進入だったのですが、1人しか気がつかなかった・・・)
 彼女に粉をかけた人物が魅了されてたりするのはお約束、彼女は「竜の牙」を引き揚げた人物へと近寄り、彼の船室へ・・・そこへ魅了を退けつつ(こっちが先約だからと)無理やりついていくPC、その頃、船は少しだけあわただしくなっていたが、それに気がつくものはなく・・・。
 
 PCの隙を見て、「竜の牙」を持ち去ろうとする彼女からなんとか牙を奪い取ると、彼女はドレスをばさりとひるがえす。舞い散る鳥の羽。「それは王が持つべき品、お前達がカリュブデスに呑まれた後に、ゆっくりと探すとしよう」
 PCが手ごわいと見るや、彼女はそういって姿を消した。
 甲板上でハーピーに向かっての銃撃、鳥に当たると思われた瞬間、堅い金属音が響き、そのままプールサイドにズシンと着地する「騎士」。
 彼が「剣」を振るい、咄嗟に頭を下げるPC。後ろにあったパーティ会場のガラスが横薙ぎに真っ二つに割れ落ちる(演出に用いた「切断」)
 ここは手早く片付け、乗客にはアトラクションだと思わせることに成功。
 
 一方その頃、ブリッジ(操舵室)は突如、目の前に出現した(非常識なまでに)巨大な渦潮に、半ばパニック状態に陥っていた。そこへPCがかけつける。
 
 ハーピーを追い払ったことにより、先ほどまでなされていた通信封鎖が解除された。
 「というような状況なのだが、箕郷氏」
 「あの船か、それなら左の配電盤を開いて青のボタンを押せ、赤じゃないぞ」
 この船ってブルーローズの備品だっけ? と言う小さな疑問は後部に展開された緊急脱出用エンジンによって渦潮と共に置き去りにされるのであった。
 
 その後、PCはグルジア共和国へとやってきた。本部の話によると、それは神話に登場する「竜の牙」であり、銀の暁が出てきていることからも信憑性が高いと思われる。
 伝承地の一つであるグルジアは今、紛争の只中と言え、伝承の追跡調査には危険を伴う。君達はそのまま、「竜の牙」の神話を追ってくれたまえ。とのこと。
 
 現地ではガイドを雇う際に大失敗。現地のゲリラに取りかこまれたところを実力を見せ、逆に彼らに協力を要請。その後、盗掘者達の村へ案内されたPCはべンツがあるのに気がつく。
 「あれって龍三合だっけ?」
 
 その上、PCの目的地に真新しい装備をもった軍が駐留しているらしいとの話も聞く。
 その後、現地の人間と親しくなったPCは昔から、「王でなきものは近づくな」と言われている洞窟には他の組織は気がついていないとの情報を入手、2組織に先行することに成功。
 
 せめて銀の暁は脱落させようと魔法的な追跡をダイアナに混乱させてもらう(これにより銀の暁は1シーン丸々出遅れることに)
 
 そこにあった洞窟の奥から「竜の牙」をまたいくつか発見しての帰り道・・・僅差で追っていた龍三合と遭遇。
 そこに黒崎君がいたのでアルカードを経由し話をつけてもらうことに。
 アルカードがリーチだ〜、ジェイソンよりはましだと思うぞ、とか言う言葉がどこからか聞こえてきたりして・・・。
 
 シュープリームは大失敗などのせいで、かなりの出遅れ。
 え、まだ牙があるの? 次はチンギスハーンの遺産?
 ウランバートルにそれを持ってる一族がいるそうなので移動手段はどうしますか?
 
 カロン?・・・あ、シュープリームが完膚なきまでに置いていかれた・・・。
 
 モンゴルについてみると牙を持っている一族が強盗にあって惨殺、警察が来ていた。
 翌日、裏社会で聞き込みをしたり、唯一の生き残りである9歳の娘に合いに病院にいったり(警察官のつきそいつき)
 
 調査の結果、犯人は狼男らしい(犯行現場へ入れるように話をつけ・・・警察官のつきそいつき・・・「竜の牙」が、まだ隠されているのを見つけたり、もちろん、こっそり持ち出した・・・残りを手に入れようと病院に来た狼男の2人組を返り討ちにしたり)
 だが、この狼男、意外にも銀の暁じゃ無くシュープリームの所属だった(この辺は過去のしがらみ関係ですので、うちのオリジナルです)
 
 結局、彼らに奪われた分の牙には目をつぶると言うことで(手に入れるために支払う労力などを考え・・・いくらブルーローズでも倒して奪ってこいとは言わないだろうし・・・よね?)
 
 銀の暁がなにかをやっているらしい、ギリシャのテーベへ・・・。
 彼らは、まるで神話をなぞるように動いていた。
 それを追っていくPC。そしてたどり着いたのはカドモス王が倒した竜がいたと言う泉、そこは干上がり地下へと続く穴・・・そしてそこへ続く足跡・・・。
 
 かなり下った先には体育館ほどのスペースがあり、その真ん中には、まるでティラノサウルスがごとき大きさの竜の骨が。
 そこにいたのはハーピーな彼女。
 これこそがアダム、爬虫類人のね。この原理を応用すれば人間を作り出すこともできるのさ(説明簡略化)
 セレスティアル・ゲートみたいなことを言うな〜と言う叫びを無視しつつ、彼女は骨に残された5本の骨を投げた。
 選ばれし、5人の戦士の力見るがいい、と。
 (ここで魅了されているPCが、牙を持っているようならな・・・よりによって一番ひ弱だったので荷物は他のPCが持ってるし)
 
 ここで地面に落ちる前に牙を撃つと言うPC。実は時間が押していたと言うこともあり、かなり高い判定値を条件に認める・・・結果、立ち上がった戦士は3人だった(データは石造ガーディアンを使用)飛び交うビーム、乱れ飛ぶ「切断」。今回も切られた生体兵器PCの運試しは太陽(ちっ!)運良く能力値に関係ないところ・・・尻尾? が切れたことに。
 
 その後、無事、戦士を撃退し、女性は捨て台詞を残して去っていくのでありました。
 巨大な骨は持ち出せそうにないので、このまま封印することに・・・。と、こんなところでしょうか。
 
 文章の内容密度が大幅に違ったり、簡単に終わらせているところもありますが、こんなところでした。
 
 反省点は後半部の練りこみが足りなかったこと(PCは気がつきませんでしたが、GMとしてはドキドキでした)
 後、PCからの要望で船のシーンが、もっと長いと良かったのにとのことです。自分としても結構、いい思い付きだと自負してますから、これはまた船のシーンに流用しようと考えています。
 
 では、長々と失礼いたしました。
 鍼原神無様、アイデア提供、ありがとうございました。
2002年11月13日:22時12分48秒
ナイン・シスターズや四選定候 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>ろろさんへ
 どーもです☆
 えー、個人的意見ですけど。ナイン・シスターズ、今のとこ、シナリオの狙いに応じて、ハーピーでもヴァルキリーでも絡めて構わないと思います。

 ただ、「系譜関係」のあたりは曖昧にボカして演出しといた方がいいとも思います。
 
 (ご存知と思いますが)ナイン・シスターズは、湖の貴婦人ヴィヴィアンの信奉者で、アトランティスの生体兵器という設定になってます。(どちらもルールブックP.219)
 ヴィヴィアンも、「《剣》に関する秘密を握っている」(P.219)とあるので、アトランティスと関係深そうです。
 
 シスターズの系譜を強いて言えば、秘匿っぽい感じでアトランティスと関係があって、限定レベルの上辺では、ケルト系〜アーサー王伝説のイメージと設定されてる感じですが。

 基本設定は押さえたうえで、ハーピー、ヴァルキリー、その他のイメージと絡めてくなり、プレイヤーの連想を誘導するようなNPCに使うのは、GMさんの自由でしょう。
 強いて言えば、アトランティスとの関係で、地中海系のハーピーと絡める方が楽、と思いますし。アタシも好きです。
 
 「ブルーローズ」ですので(笑)。ヴィヴィアンやシスターズについて、現状の設定でもいろんな可能性あると思います。
 例えば、「アトランティス時代からずっと生きつづけている」とか、「転生した」とか、「身体は滅んでも、何百年かおきにクローン再生して精神や記憶は続いてる」とか、「ポケット・ユニヴァースであるアヴァロンの方では、シームレス・ワールドより時間の流れ方が遅い」とか、etc。
#NPCにも「運命」はあるので、あまり「転生した」とかに拘らない方がよいとも思いますが。
 
 アタシも、NPCでシスターズを出すとき詳細な素性をはっきり語らないよう、謎めいた演出を心掛けてるつもりです。システムは違いますが、演出路線として「深淵」の魔族諸候のような感じで。
 謎めいたマスタリングの切り札には「そんなこともあったかしら、あまり昔のことすぎて忘れたわ」もありますし(苦笑)。「ヴァルキリーと呼ばれたこともあったかしら」とかでもよいでしょう。
 
 一方、ナイン・シスターズとまた別に、かつてヴァルキリーもいたかもしれないのは、別問題で。何かのオーパーツの働きで、生命の樹からヴァルキリーが顕現して暴走、ナイン・シスターズが絡む、なんてシナリオがあっても構わないし。
 ナイン・シスターズと別に“はぐれ”たハーピー@アトランティス生体兵器がいて、なんてシナリオも構わないでしょう。
 
 幸いにして《銀の暁》は、「個人主義の緩やかな連合体」(ルールブックP.214)ですので。
 例えば、ヴィヴィアンから一時テアの女帝にお使いに出された、とかでシナリオに出して。
シスター「お久しゅうございます」
女帝「4千年前のけりをつける手助けに、お前に来てもらったのですよ」
シスター「もしや、それは……」とか(笑)。
 
>基本的に組織トップとデータが必要なバトルは(物質、精神、社会含む)したくはありませんが・・・少なくともプレイヤーとしては。
 
 そうですね。
 アタシも今のところ、四選定候は、物語のプロローグやエピローグで、短いヴィジュアル・シーンに使う程度にしてます。
 
 昔の特撮ドラマの「影の首領」みたいな役柄限定で(笑)。
 ヴィジュアル・シーンでナイン・シスターズあたりに何か指令を出す、とか、他の組織の首尾の報告を受けてほくそえむとか、そんなふうに使うことはあります。
 この手は、ナイン・シスターズに限らず《銀の暁》では使い易いと思います。
(ほかの組織でもできないわけではないでようけど、やっぱ「個人主義の緩やかな連合」ってとこでやり易いと思います)
2002年11月11日:22時50分01秒
四選帝侯 / ろろ
 そういえば、彼女(漢字が変換できなかったの)すらデータがあるのに、彼ら四人はデータがありませんでしたね。ま、基本的に組織トップとデータが必要なバトルは(物質、精神、社会含む)したくはありませんが・・・少なくともプレイヤーとしては。
 
 ナインシスターズの件は私も考えてました。
 彼女らは人数から考えて、昔の鴉の姿をとる死の女神達(3人だったけ?)〜ヴァルキリー(もっといたっけ?)につながる系譜の関係なのでしょうかね、やっぱり。でも、ハーピーも連想しますよね。
 
 テアの女帝の下僕、もしくは所有の魔術アイテム(オーパーツ)として地中海でスキュラとカリュブデスに襲われる(追われる、切り抜ける?)とかを考えてたりして。
2002年11月10日:00時12分10秒
脱帽ものです / ろろ
 あんなネタの振り方で、こんな立派なご返事が返ってくるとは感無量です。
 
 これだけあればメインを据えかえるだけで2,3個はシナリオができそうな気がします(作りませんが)。
 さらには私の不完全な知識をきちんと補填までしていただいたし、これはきちんとシナリオにし、後でプレイ結果の報告をさせていただきたいと思います。
 
 と言うか間をつなぐだけで、ほとんどシナリオとして完成してしまいそうな気が・・・後は世界のどこを舞台にするか等のリアルワールドの方を埋めるだけですね。
 
 色んな感謝の言葉が頭の中をかけめぐりましたが、あんまりしっくりこないので・・・ありがとうございます。
2002年11月09日:19時44分07秒
[オーパーツネタ]竜の牙*アダムの肋骨(Re:作成過程で挫折したネタ) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>ろろさんへ
 いろんな取り組みアイディアが刺激される、おもしろい題材ですね☆
 私案を書いてみます。一案、こんなのはどうでしょうか?
 
■アイディア(一案)
シナリオの限定情報(セッション展開に応じてプレイヤー/PCに示される予定の情報)
 「竜の牙」から生まれる「戦士」は、超古代に滅びた? と思われる爬虫人類の女性体(イブにあたり同時に女戦士でもある)。爬虫人類の正体は、異星人か?、恐竜人類か?、生体兵器か?は、シナリオの秘匿情報に準じる扱いを考える。
※ギリシア神話では、牙から生まれるのは、男の戦士とイメージされます。
 
シュープリーム=超古代生体兵器の遺伝子標本収集⇒分析資料にする
銀の暁=「竜の牙」を手がかりにして、元々「牙」が生えていた爬虫人類(恐竜人類のアダム?)の頭蓋骨を探し出す⇒アダムからイブを生む神秘を再現した超古代魔術(←牙から戦士が生まれる)を解明する。
セレスティアル・ゲート=宇宙人である爬虫人類とコミュニケーションする。
龍三合=「竜の牙」と女禍の秘法(女禍による人類創造←ルールブックP.327「三皇五帝」)との関連の有無を確かめる。

※セレスティアル・ゲートや龍三合は、もう少し軽いネタにした方が、シナリオ複雑化を避けるにはよいかもしれません。
  
 「爬虫人類のアダムの頭蓋骨」を使うと、牙から生まれた戦士をコントロールできるかもしれない、とかコミュケーションできるかもしれない、とかの展開アイディアはどうでしょう。
 
 この取り組みでは、「竜の牙」自体は、オープン・ミッションからPCに目的として指定できるオーパーツで、「爬虫人類の頭蓋骨」の方はヒドゥン・ミッションに絡める、と言った処理を考えています。
 牙から生まれる戦士は、等身大かやや大柄で、遺跡ガーディアンくらいの強さで。
 シナリオの真の脅威は「爬虫人類の頭蓋骨」を見つけてから、ってことで。どうでしょう?
 
 「竜の牙」は、ギリシア神話では「アルゴ号探検隊」のエピソードで、王女メディア絡みの話が有名です。ネット上にある参考記事をご紹介します。
 「イメージの源泉(4-5)アルゴー船の物語」(Lumiさんのサイト「ギリシャ神話 anecs」内)
  
 「竜の牙*アダムの肋骨」のネタ活用では、神話の次のあたりをツボとして押さえるとよいかと思います(一部下線付けカンナ)
>コルキス王アイエテスは金羊毛の返還を承諾しますが、その条件として、イアソンが青銅の足の火を吹く牡牛で大地を耕し、龍の歯を蒔くことを要求します。
>この龍の歯は蒔くと兵隊が生えて来て蒔いた人を襲うという代物でした。
 
 イアソンは、牙から戦士が生えてくる間姿を隠し、戦士たちの間に石を投げ込むと互いに殺しあわせた。これは、イアソンに惚れてしまった王女メディアの入れ知恵で、それに従ったので助かった、とされてます。
 
 メディアは、メディア人の伝説上の祖とされます。魔女とも言われますが、太陽神ヘリオスの孫でキルケーの姪とも、ヘカテーの娘とも言われる由緒正しい(笑)キャラです。これらの伝説に真実が含まれているなら(!?)、テアの女帝(ルールブックP.213)の、極近しい眷族だった、としてもおかしくないと思います。
 困ったことにテアの女帝は、まだデータが公表されてないので、アタシが料理するなら、やや強引ですが、ナイン・シスターズを絡めることを考えてみたいです。

●竜の牙(補足)
 ギリシア神話では、「竜の牙」に、さらに由来譚があります。
 もともとはテーバイの初代王カドモスが倒した「ピュトン大蛇」の牙の残り半分とされています。

 ピュトン大蛇は、ガイアの子で、ゼウス率いるオリンポス神が、ティータンやギガンテスを倒した戦いを生き延びた怪物、とか言われます(ルールブックP.427〜428「デルフォイの神域」参照←ここに記されているのはピュトンに関する別の説ですが)。
 コルキス王アイエテスは、カドモスが採取した牙の残り半分をアテネから譲られて持っていた、と言います。
 カドモスの手で、ピュトンの大蛇から生まれたのは、スパルトイ(播かれた者)と呼ばれ、後のテーバイ市民の中核になった、とも、ゼウスの陰謀で絶滅された、とも言います。
 
●アルゴ号探検隊(補足)
 アルゴ号探検隊については、ルールブックだと、P.260「アルゴ−船」に、ちょっとだけ関連記述があります。「アダムの肋骨」と絡めるなら、あまりネタを取り込む必要もないように思いますが。
  
 ろろさんの「竜の牙*アダムの肋骨」は、公式歴史(?)――神話学だと系統が違う、とされる神話を重ねるとこがおもしろみと思います。
 シナリオの複雑化を避け、元エピソードはそれぞれツボのとこだけ押さえて、後は大胆に切り捨てた方が、料理し易いだろうと思います。
 
 逆に、「アダムの肋骨」と絡めずに「竜の牙」ネタでシンプルな背景設定をする人がいたら、「黄金羊の毛皮」や「テーバイ王カドモスとスパルトイ」などのネタを取込む路線も考えられると思います。
 
●アダム・カドモン(補足)
 アダム・カドモンは、物質世界の創造以前に神が最初に作った人間、または人間の霊的原型とか言われます。
 
 これは、古いユダヤ信仰の聖書外神話から、カバラなどのユダヤ教神秘思想や、異端派キリスト教に流入した、と言われる説で。
 アダム・カドモンは、原罪の穢れを知らず、それゆえ、象徴的に、神に匹敵する無限の広がりをもつ巨人だったとか言います。両性具有の巨人だったとも、肉体を創造され、巨大さを失ったのが聖書のアダムだとも言われます。
  
 キリスト教主流のアダムの肋骨伝説との前後関係(?)は、アダム・カドモンが巨大さを失って、ただのアダム(!?)になった後にイブが創られた、とか言います。なんでアダム・カドモンが巨大さを失ったか? については異端派ごとに諸説あるようです。
 
 ルールブックの記述で言うと、P.354「アダムス・ピーク」の「アダムの足跡」は、アダム・カドモンのような巨人アダムの足跡とイメージされているようです。(アダムス・ピークはイスラム教徒の伝説ですが)
 
 アタシが料理するとしたら、「竜の牙」と「アダムの肋骨」を絡めたネタでも充分おもしろみがあると思います。「アダム・カドモン」まで絡めると、大ネタになりそうな気がして、今回は避けてみました。
 
 もちろん、「大ネタになりそう」というのは、アタシの趣味が関っての話です。
 「アダム・カドモン」まで絡めても、上手に大胆な元ネタ削除をやって、うまく料理する取り組み口もあると思います。
 そうしたアイディアがあれば、アタシもお聞きしたいと思います。
2002年11月08日:21時28分36秒
作成過程で挫折したネタ / ろろ
 題名通りネタは思いついたものの、うまい活用法(もしくは解釈)が思いつかず放り出したものです。
 長文かつ間違った知識が混じっている可能性があります。
  
 竜の牙=アダム・カドモン(もしくはアダムのあばら骨)
 地面に投げつけると(蒔くと)戦士を生み出すと言う竜の牙(ギリシア神話?)つまりは土から人を作り出す。
 
 アダム・カドモンは確かアダムを作るのに使われたなんか特殊なもの・・・ただし、本来(の記述)はたんなる土だったはずだから、後世の人間が単なる土ではないだろうとしての追加解釈じゃないかな?
 で、確かイブはアダムの骨から作られたってとこから、人間を生み出す骨っぽいものとして両者に共通点を見出して(つまり、これが各組織の見解の相違)
 
 起承ぐらいまではなんとかなるのですが、そっから先のネタを思いつかなくて・・・どなたかの役に立てていただけるか、こんなのにしたら? と言うようなのがあれば幸いです。
 
  ちなみに
 シュプリームはどこでも戦力を投入できる手段として。
 セレスティアルゲートは偉大なるアダムとイブにつながるものとして。
 銀の暁にしてみれば単なる竜の牙。
 龍三合は・・・土くれから人を作り出す技術が生命の神秘に触れ・・・つまりは不死への手がかりに・・・きついかな?
 
 なんか、書いてみたらかなり勝手な言い分になってる・・・申し訳ございません。
2002年10月05日:09時11分15秒
Re:マザー・テレサが来春、聖人に (MSNニュース) / アキト

≫DIVさん

 こんにちわー。なかなか興味深いニュースですねー。見落としてたので助かりました。

>現代でも聖遺物って生まれているんだな、と感じたので、紹介しておきます。

 記事中に出てくる「聖母マリアのメダル」ですね。奇跡に際して用いられただけでなく、亡くなった際に遺体の上に乗せられたメダル…てのは色々と感じるところがあります。

# 「(16世紀以降)マザー・テレサは758人目の聖人」てことなんで、理論上はたくさんネタがあるはぞ。でも、このメダルほどは惹かれないんですよねー。やはりインパクトのためにはプレイヤーも知ってそうなものであることが必要なのかなぁ?

>なんか、銀の暁が喜びそうな話です。

 たしかに。でもどちらかというと、セレスティアル・ゲートの方が喜びそうな気がするんですが……気のせいでしょうかね?(苦笑)


2002年10月04日:10時32分55秒
マザー・テレサが来春、聖人に (MSNニュース) / DIV
http://news.msn.co.jp/articles/snews.asp?w=223831
 
 現代でも聖遺物って生まれているんだな、と感じたので、紹介しておきます。
 
 なんか、銀の暁が喜びそうな話です。
2002年09月18日:18時50分51秒
[【シナリオメイク】現地情報補助]「神谷武夫とインドの建築」他、紹介 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 シナリオ・メイクに際して、基本の情報の補助として、ネットでの情報収集に有用なサイトをご紹介します。
 
 今回ご紹介するのは、
建築家・著述家神谷武夫さんの個人サイト「神谷武夫とインドの建築」と、「早稲田大学古代エジプト調査室」
 後、「世界遺産」日本語公式ページの3つのサイトです。
 
●「神谷武夫とインドの建築」「早稲田大学古代エジプト調査室」
 この2つのサイトを「基本情報の補助サイト」として挙げるのは、
寺院建築のや遺跡の平面図が紹介されてるからです。
 
 丁度、先に中国の「空港案内」のページを、ご紹介したのと同じ様な理由でのご紹介になります。
「[【シナリオメイク】現地情報収集]基本情報の補助につかえるサイト紹」 (カンナ記,当掲示板,2002年09月10日:12時22分39秒)
 
 テキストの方は、基本の情報ってわけでもないだろうと思います。
 
 こういう書き方は、両サイトを作ってられる方には悪い気がするのですが、突っ込んだ記事なので、かえってシナリオ作りの「基本」資料ではないということで。
 興味のある方が、凝ったシナリオを作るのには参考にしてもいいと思います。
 
 どちらのサイトのコンテンツも、扱われている地域は限定されてますが、
基本情報の補助として有益なのは、あくまで遺跡類の平面図や見取り図の類。
 後、写真もいろいろあるので、これらも参考になるはずです。
 
 平面図や見取り図の類というのは、例えば、
「西インドの砂漠都市ジャイサルメル」のページにある「ジャイサルメル市街図」(平面図)や、
「アーブ山のデルワーラ寺院群」のページにある、「アーブ山のデルワーラ寺院群・平面図」、
「エローラーの石窟寺院群」のページにある、「第 32窟 (インドラ・サバー) の断面図」、「エローラーのジャイナ窟 平面図 (第 31〜34窟)」など。

(「神谷武夫とインドの建築」)


 
 あるいは、
「ダハシュール北部発掘調査地、敷地図」、と関連した墳墓の地中構造推定復元3D図(「ダハシュール発掘調査」のページ内)、
「アブシール南大丘上建築遺構の発掘調査」のページからたどれる「建築址平面図」や、「建築址アクソノメトリック図」、など。

(「早稲田大学古代エジプト調査室」)


 
 他にもありますけど、こうした図がシナリオ作りに役立ちます☆
 どちらのサイトも、複数ある写真も参照してみれるとこもお勧め。
 
 この類の遺跡や建設の平面図などは、書籍資料ではよく見かけますし、それなりにまとまった数が載ってる書籍もあるのですが。
 
 アタシが見てる範囲では、NET上では写真や地図は見かけるものの、平面図はあまり数をみないように思います。
(「そんなことないよ、平面図がたくさんあるサイトを知ってるよ」という方がいらしたら、是非、ご紹介ください。とても知りたいです。)
 
 サイトに紹介されている平面図をモデルとして参考にし、超古代遺跡の平面図を作ってくとよいように思います。
 
 もちろん、インドやエジプトを舞台にしたシナリオの参考資料としては最適ですよね。
 
 さすがに、中国や南米などの古代遺跡の参考にするには、いくら平面図でも、パッと見でも雰囲気が違うでしょうから、無理があるでしょうけど。
 
 もしかしたら、超古代文明遺跡ならば、(実在した古代文明遺跡とは違って)参考図の一部を切り出したり、変形したり、いろいろしてけばフィクションとしての遺跡設定を作ってくこともできるかもしれません。
 
 オーパーツや超古代文明の背景設定に凝るタイプの人でも、インド系の既知の文明に関係を持つような超古代文明を設定してくならお勧めです。
 別に「インド文明の元になった」とかまで細かく気にしなくても、やりようによっては大丈夫でしょうか。
(この辺になると人それぞれという感じだと思います)
 
 繰り返しますが、2つのサイト、テキストの方はシナリオ作り参照情報としては、基本てわけではなく。
 秘匿情報P.485に挙げられてる「ブルーローズ」のいく通りかの遊び方の内、2番目の遊び方で凝ったシナリオを作るなら参考になる、と言ったところと思われます。
 
 ついでに書いておくと、
遺跡の平面図類と同じくらい探すのがやや手間な、博物館類の見取り図
 
 こちらは、トラベル・ガイドの書籍資料をみてくと載ってるものもあります。
 やはり、いくつか入手したら、それをモデルにして、
マイナーなところは作っていけばいいと思います。
 
●「世界遺産」日本語公式ページ
 こちらはメジャーなサイトですし、もう活用してる方も多いと思いますが、一応挙げておきます。
(例えば、「らごーな人々」でも「Link集」のページに挙げられてます)
 
 「世界遺産紹介」のページからたどっていくと、各遺産の外観写真がみられる物が多いので助かります。

 内部図解などが見当たらないのが残念。
 世界遺産関係の条項などについて、ちょっと調べるときも便利です。
2002年09月12日:09時42分56秒
【シームレス・ワールド】消えた長城(Re:びっくりです) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
≫ろろさんへ
>某新聞で万里の長城が1kmぐらい盗難されたってニュースが載ってましたよ。建築資材として盗んだのではないかと言う結論でしたけど。
「びっくりです」 (ろろさん記,ブルーローズ雑談所 LOG 005,2002年09月09日:18時14分40秒)
 
 ほぇ〜。スケールの大きい盗難ですねぇ。まさかリアルには一時に盗まれたわけでもないと思いますが……警備とかどうしてたんでしょうねぇ??
 
 そうですねぇ。アタシがシナリオネタにするなら……
 盗まれた1kmの壁のどこかの内に「何か」が封じられてたことにするでしょうか(?)。
 龍三合以外のいずれかの組織がかっさらちゃって、
 龍三合がしゃかりきになって追ってるところを、さらに追うPCパーティー、とか。

 盗難されてたという報道は、当然(笑)陰謀組織による情報撹乱の結果、と言う事にしますが。盗難箇所が発見されたというのは、きっと隠蔽が甘かったんですね。
 何か現場で突発的な出来事が起きた、としましょうか?

 あぁ、そうだ、壁から出されて活性化したオーパーツに精神汚染された陰謀組織の人たちが、精神汚染に耐えた人達を倒して、いずこかへ持ち去った、……とかはどうでしょ?
 ちょっと無理があるかな?
 
 アタシの場合、シナリオ作りながら、最初のアイティアが2転、3転することがよくあるんです。ここに書いた思いつきをそのまま使うとは限らないんですが。
 またおもしろいお話があったら教えてください。
 
 DIVさんご紹介のアノトの電子ペンも、リアルに便利そうですね。
「e-Paperについて」 (DIVさん記,ブルーローズ雑談所 LOG 005,2002年09月09日:20時29分13秒)

 アタシは根っからの文系人間なもんで、理系&技術関係のお話はうとくて。
 電子ペンもゲームに投入するとしたら、どう使ったらおもしろくなるか、ととっさには思いつかないのですが。それだけにこういう方面の話題も教えていただけたら助かりますです。
 
 ろろさんの投稿を引用させていただいた件は、喜んでいただけたようで、ホッとしてます。
 アタシは、オーパーツの背景に凝りがちな性分で、かえって「龍三合はインカの黄金の発見」みたいな、ストレートなネタ、盲点になりがちなんです。
 他の組織の陰謀との食い違いが、おもしろくって引用させていただきました。この手は使えますよね、今度挑戦してみたいです。
 と、言う訳で、アタシの方こそ感謝しておりますです。
 また、よろしくお願いします。
2002年09月11日:19時22分53秒
[【マスタリング】Tips]Re:ゾディアックカード配布 / アキト

 アキトです。たまには宣伝以外も書かないと(爆)

≫カンナさん

>●ゾディアック・メンバー・カードの配布、について。

 これは手軽で便利そうな方法ですね。今度コンベンションで遊ぶ時に試してみよっかな(そしたらその報告を書くですよ)。

 ゾディアックメンバーの配布といえば、以前あるGMさんが「このシナリオでは以下のゾディアックメンバーは多忙につき登場できません」といってシナリオを崩壊させてしまいそうなメンバー(捜索ものだったのでケイン他でした)を制限していたのを見かけました。

# そのセッションがどうなったかについてはお話聞けなかったのですが。

 これなんかも、普段だとできないタイプのシナリオとかができそうなんで、面白そうな小ワザかと。


2002年09月10日:12時25分41秒
[【マスタリング】Tips]ゾディアックカード配布 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 ちょっと、資料集めの話が長く続いてるかもしれません。
 続くのは構わないように思うんですが、時々、マスタリングの話も書いていきたいと思います。
 
 とりあえず、小ネタです。

●ゾディアック・メンバー・カードの配布、について。
 ルールには、「シナリオ開始時に、ゲームマスターから2枚ずつ配布される」(ルールブックP.71左列)とあります。
 
 ハウス処理になりますが、
 プレイヤーさんが、「ブルーローズ」の設定やワールドに慣れていない間は、 4人に3枚を配布して、不要なカードを返却してもらうといいと思います。
 プレイヤーさんにもよりますが、配布後「今回のシナリオで使いづらそうなゾディアック・メンバー」を「予告」してもいいと思います。
 少なくともアタシの経験では良好な反応だったと思います。
 
 デメリットとしては、「GMの予告編を聞いてプレイヤーがミッションの内容を予想する」ことに伴う楽しみが少し損なわれる可能性があります。
 システムの設計思想に少し反するかもしれません。
 が、
このハウス処理は「プレイヤーさんが、『ブルーローズ』の設定やワールドに慣れていない間」を想定しているので、
その条件下である限り、
上記のデメリットもメリットと相殺されるかと思います。
 
 メリットとしては、プレイヤーさん同士で、「どのゾディアック・メンバーを残すか/捨てるか」の検討で対話が促進される効果がみられます。

 注意点としては、、「今回のシナリオで使いづらそうなゾディアック・メンバー」を「予告」するときにGMからの縛りととられないように、やんわり伝えることがあるでしょうか。
 「予告」自体、システムに規定されたルール処理ですので、さほど神経質にならなくてもいいかと思います。
 
 コンベ環境では、「ハウス処理です」と断わってからやってみるといいと思います。
 カジュアル環境でも、初顔合わせのプレイヤーさんがいる場合、TRPGや「ブルーローズ」の経験に格差があるプレイヤーさんが混じっている場合、
シナリオ開始時から「プレイヤー間の対話が促進される」効果を期待して採用してもいいように思います。
2002年09月10日:12時22分39秒
[【シナリオメイク】現地情報収集]基本情報の補助につかえるサイト紹介 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@アキトくんWrote  (「[【シナリオメイク】現地情報収集]政府観光局リンク一覧+ブルーローズ的ニュース」,ブルーローズ雑談所 LOG 005,2002年09月07日:05時46分10秒)
>面白いサイトやニュースがありましたら、こちらの掲示板やサイト掲示板ででも教えていただけると嬉しいデス。
 
 それでは、基本の情報の補助として、ネットでの情報収集に有用なサイトをいくつかご紹介。
 
 まず、
●中国の「空港案内」のページ
 これは「らごらごニュース」にも挙げられてる「中国国家観光局」サイトの下位コンテンツの、はず・なのですが。
 
 なぜか、2001年8月現在、「中国国家観光局」サイトにあるリンク・ページが動作しない(笑)。
 他の関連ページからのリンクも切れているので、コンテンツ改変とかの事情があるのかもしれません。もしかすると、今後みれなくなる可能性もあるかも? 考え過ぎかもだけど、テロ対策とか(?)。
 
 いつまでみれるか不明ですけど。この、中国の「空港案内」ページはお勧め。
 
 「北京首都国際空港」とか、「広州白雲国際空港」とかの簡単な施設見取り図が見れるからです。
 この類は、観光ガイド書籍でも見ることもあるけど、本によってあたり外れがあるし。観光ガイド書籍掲載の見取り図は、一般に小さいから。
 
 例えば「北京首都国際空港」と「広州白雲国際空港」の施設見取り図を比較参照してみます。
 どちらも具体的なサイズは書かれてませんが、トイレやエレベターとの比較から大よその規模を想像することができると思います。
 これでどちらも国際線が入ってる。
 
 いろいろな規模の空港の施設見取り図をプリントアウトしておいて、中国以外のあまりメジャーでない空港のシナリオ作りの参考にしたり。なんだったらセッションで、直に使う資料にしてもいいかと。
 通常処理や、シネマティック処理なら充分使えますでしょ。
 
 次に、
「中国ビジネス情報 Chnavi」と、「中国の旅へ」のサイトをご紹介。
 
 基本資料では、探すのが少々手間な、一国内地域情報のコンテンツが助かるんです。

 試みに、内モンゴル自治区のページを参照してみましょう。
 「内蒙古自治区」(Chnavi)と、「内蒙古」(中国の旅へ)。

 特に「Chinavi」の方からたどれる、主要地方都市がマーキングされた略地図。
 これ! これが助かるの!! シナリオ作りに。
 
 一国内の地方情報は、比較的入手しづらくて、
「[【シナリオメイク】現地情報収集]現地情勢について収集と取捨選択」 (カンナ記,ブルーローズ雑談所 LOG 005,20022002年09月02日:13時01分08秒)、にも書いたんですが、
フィクションとしての設定で補った方が早い事が多いと思います。
 
 が、フィクション設定つくるにも、この程度の情報があれば手がかりにして安心して設定を決めれると思います。
 例えば、主要地方都市の名前さえわかれば、NET検索かけたり、規模(人口)をマテリアルな地図のマーキングで推測したりできますから。
 位置と、名前がわかって、規模が推定できれば、後はいろいろ推測してけばシナリオに組み込み易いと思います。
 
 中国以外の国でもこうした地方情報が手に入るサイトがあると助かります。(ご存知の方はアタシも教えてほしいです)
 
 そこまで細かくしないシナリオでも、ご紹介した「空港案内」ページで最寄りの国際線空港を調べて、地方都市までの距離を地図で調べるだけでも、グッとシナリオ作りが楽になるはず、と思います。
 
 後は、
●各国の在日大使館のサイトもお勧めしときたいです。
 政府関係の観光部局のサイトからあたる、というのは賛成ですが。
 アタシが思うに、シナリオで使うかもしれない候補地を幾つかに絞り込んだら、大使館サイトも併せてチェックしてくといいように思います。
 
 例えば、「イスラエル大使館」サイトをみると、「イスラエル観光局」サイトの方には無いような、「イスラエルという国」とか、「統計でみるイスラエル建国45周年」とかってコンテンツがみられます。
 
 シナリオ傾向にもよるでしょうが、こういうのもついでに目を通しておくと、使えるネタにできるかもしれません。
 「イスラエル政府の公式見解」だって前提を踏まえて参考にしてくとよいと思います。(アタシは「国土と人々」みたいな内容の資料をよくシナリオの参考にします、「都市の生活」「地方の生活」を比べたりです)
  
 各国大使館は、検索エンジンであたってけば探せるでしょうけど、
便利なので、特にご紹介しときたいのは、
“Embacy Avenue”のサイトです。
 
 在日外国公館のリンク集です。今後どこまで整備されるかわからないんですけど、
「在日外国公館リスト」「在日外国大使館」リスト、「在日外国政府観光局」リスト、「国際機関」リストが便利です。
2002年09月09日:22時08分34秒
ブルーローズ雑談所 LOG 005 / sf

 ルール別情報倉庫ブルーローズ雑談所ログブルーローズ雑談所 LOG 005として2002年07月17日から2002年09月09日までのログを切り出しました。

 CM:なおTRPG.NETでは各種の有料・無料サービスを展開しております。他のサービスもご活用いただければ幸いです。

 TRPG.NETよりCM : オンライン書店ビーケーワン(7000円以上の注文は国内送料無料)、洋書販売のスカイソフト(7000円以上の注文or書店受取は国内送料無料)、ソフトウェアやDVD・CDも扱っているアマゾンコム(1500円以上の注文は国内送料無料)による購入リンクを整備しております。TRPG関連/有用書籍リストともども、機会がありましたら、ご活用くださいませ。


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