TRPG FreeTalk LOG 033

TRPG FreeTalkの2001年05月30日から2001年06月04日までのログです。


2001年06月04日:17時25分39秒
[プロGM]数字遊び・・・ / 邪眼VOLAC
SOWさんの提案を元に、ちょっと数字遊びをしてみましょう(笑)

1ヶ月のべ180人(1セッションのPLを6人と仮定)来場する場合
リピータ率が2割とすると、150人のPLが参加して、2割(30人)がもう一度来場することになります。

平均すると、毎セッション6人のPLのうち1人は2回目の人ということになります。
ちょっと多すぎるか??
では、リピータ率1割では? 
約165人PLがいて、1割の16〜17人が再来場してくれればいいということですか?
GMが1人なら、150〜160人参加するPLがいれば成り立ちますが・・・・
PLが、そんなにいるのでしょうか?????
しかもGMが増えれば、PLもそれだけの人数必要になりますね。

1セッションの時間は?
平日の開始時刻を18時より早めるとサラリーマンはいかれません。18時でも厳しいのですから・・・
で、解散するのは遅くとも22時でしょうから、その差4時間で、実質3時間30分程度でしょうか?

さて、いくら払うか?
下に載せた劇団の場合を考えてみます。観客は1人9,000円払ったとします。主役およびストーリを引っ張る役者は13人程度いるようです。(キャストで役名つきで紹介されているのが13人)役者一人に約700円払う計算になります。一番良い席でも、850円です。(一席11,000円)・・・・・安い・・・・・ボリュームディスカウントの力ですね。
参考にならない様ので次・・・・・
コンサートは2〜3時間で6,000円ぐらいがいいところでしょうか?1人のアーティストなら丸々6,000円、モーニング娘。なら1人600円、違ったメンバーは9人なので670円・・・・・曲数で計算すると、松山千春さんは10曲しか歌わないそうですから一曲600円、SMAPは中居君によると32曲歌うそうですので190円・・・
何か間違った計算をしているので、次・・・・・
映画の入場料程度が目安になりますか?ですから、1,500円前後ですか?

欲しい額は?
会場料やらなにやらは、置いておいて、PLを8人まとめて面倒見るとして1月240人、これだけで生活するなら、税込み20万(大卒初任給ぐらい)を目指してみましょう。すると一人840円・・・いけるかも!
PL6人では、1,250円・・・ちょっと多いかな?
後は、経費がいくらかかるかが問題ですね。

とりあえずなんとなく、いい感じの数字が出ていますが、毎セッション6〜8人のPLが1人のGMのもとを訪れることが前提ですし、そのためには、200人以上のPLがその地域に、いないと成り立ちません。そして、確保できるのはGM1人の給料です。GMを雇う親方がいると、さらに費用がかかります。
そんなに簡単にいけそうも有りませんね。

2001年06月03日:10時54分50秒
それって、おいくらかしら? / ショーヂ
 初めてのカキコです。
 SOWさんの示されたモデルのセッション、面白そうですね。これからのTRPGが、いままで見たこともないようなスタイルに変化していくというのは、当然アリだと思うのですよ。
>SOWは基本的にこの事業を支持するかどうか難しいと思っています。
 自分は面白いと思いますね〜。
 ところで皆さんに質問なんですが、SOWさんの提示される形態のセッション、客としていくらまでなら出そうと思いますか?開催者や、プロGM側の採算というのは置いといてですよ。
 自分なら、4時間のセッションでお一人様2,000円位ですかね。
 
2001年06月03日:10時49分24秒
Re:それってメイルゲームと同じ仕組みでは?>SOWさん / SOW
 SOWです

>K_Katayamaさん
 事業構造としてはK_Katayamaさんのご指摘通り、PBMも同様の構造ですね。

>少なくとも同時に処理できる人数という点では確実に減りますから、
>その分一人当たりの利益を確実に高めないと採算は成り立たないでしょう。

 …あ、それは違います。「[プロGM]別のアプローチ(2001年06月01日:11時17分58秒)」<SOW にも書きましたが、「同一シナリオで複数回セッション」するという事です。
 例えば、1ヶ月間、平日1日1回、土日1日2回公演として考え、この6月にこの公演があるとすると、30回以上の公演です。1人のGMが処理する人員が6人とすると延べ180人以上、8人とすると240人以上です。PBMのリアクション・スパンの長さにもよりますが、著しく、一人あたりの利益を高める必要は無いでしょう。

#と書いても、やはり、PBMよりは割高ですよ、この事業。ただ、レスポンスがダンチですからねぇ。
2001年06月03日:03時30分06秒
それってメイルゲームと同じ仕組みでは?>SOWさん / K_Katayama
SOWさんが提示されたモデルって、要は現在行われている
メイルゲームを1場面(=PCたちが存在する場所、時間)に
焦点を当てる形で行っているもののように私には見えました。

あれもいわば、システム、世界観、シナリオは全てマスターが手元で管理していますよね?
で、実現の可能性についてですが、現在のメイルゲームが
どの程度採算が成り立っているかにかかってくるでしょうね。

少なくとも同時に処理できる人数という点では確実に減りますから、
その分一人当たりの利益を確実に高めないと採算は成り立たないでしょう。
2001年06月02日:20時04分40秒
[プロGM]食っていくのは大変です / SOW
 SOWです
 SOWの投稿へのご指摘にレスします。
 自分で考えたスタイルだけど…やっぱこれで食ってけそうにはないですねぇ

>邪眼VOLACさん
 邪眼VOLACさんの疑問点は至極当然です。
 ですから、TRPGではなくCRPGだと考えられたらどうでしょう?
 CRPGではPC作成サポートをしたり、システムをやりこんでからプレイしたりはしないでしょう。
 もちろん、自分の考えたスタイルの「ゲーム」はCRPGであるわけではないので、PC作成サポートや判定行為などを行ないます。しかし、既存のTRPGのようなものではダメでしょう。
 直感的かつ簡易にPC作成ができ、PCの行動判断をPLが容易に選択、立案できる事、その上でGM側だけで判定しても公平性がPLに信認されるなど、これまでの商用TRPGにはなかったアイディアやインターフェース、デバイスなどが必要です。
 そういったものが整備されている事は、その「ゲーム」がユーザーの支持を受ける為に必要でしょうから、現実にそういった事業が起つ際の解決目標と位置付けられます。

#SOWは基本的にこの事業を支持するかどうか難しいと思っています。構造的には可能でもそれが「面白い」かどうかは別の、SOWの嗜好の問題ですから

 「四季」ですか…ほんと、極端ですねぇ。SOWの知り合いの劇団員なんかオカマバーでバイトしながら、チケット売りに来ますけど…(苦笑)。コワイっすよ、マヂで、悪夢(ユメ)見そうです。

>軽奈波隆さん
 プロユースシステム、まさにそういう事です。
 現在のメーカーがそういうのをデザインする可能性は限りなく無いので、「劇団」のような事業形態になるだろうと、まあ、そう考えたわけです。

#これで食えたらその仕事やるよなあ、ここでカキコしてるひとは…きっと。
2001年06月01日:19時03分29秒
re:マスター・プレイヤーの二つ名 / anonymous
確か、冒険企画局のコロッセアート(GM)達にもそれらしい二つ名が付いていたような…
2001年06月01日:18時53分02秒
re:マスター・プレイヤーの二つ名 / SIN_Snake
>らむださん
トーキョーN◎VAのSSSのあとがきに、執筆者によるシナリオ提供者の紹介があるのですが、まさにそんなカンジでした(笑)。

例を挙げてみると……
“寡黙な”“妄想屋”“ザ・マンチ”“不幸な”などなど。
さすがに“ザ・マンチ”はどうかと思うが(笑)。
2001年06月01日:18時46分29秒
プロユースシステム / 軽奈波隆
ROMしてましたがちょっと書かせて下さい
SOWさんの書き込みを読んで思わず膝を打ってしまった者です
GMの位置づけが微妙なのは以前から思っていましたが
ハッキリ書かれるとなるほどと思ってしまいました
で思ったのですが
SOWさんが仮想した興行とまでは行きませんが
もしはじめからプロGM用に作られたルールブックがあったら、
今までのものとはかなり違った内容になるんでしょうね
うーん見てみたい
2001年06月01日:18時19分55秒
マスター・プレイヤーの二つ名 / らむだ
  
  一行掲示板(2001/05/30:15:00:14から2001/06/01:13:14:19まで)にて、
  「マスタリング・プレイングのスタイルをもじった二つ名」について多くのアイディアが示されました。
  ここに、その内容を整形・転載します。なお、転載にあたっては、敬称と書込日時は省略し、投稿順にしたがいつつ分類しました。
  
 <発案>
  らむだ:マスタリングスタイルをもじった「二つ名」とかあれば面白そうですが。プロというか、プロレスですけど。
     コンベンションのマスター紹介のときコールされる感じで。プレイングスタイルでも二つ名ありですか。
  
 <マスターの二つ名>
  らむだ:「洞窟の覇者」「惑いの紡ぎ手」「灼熱のサヴァイバリスト」
        「居酒屋のマルチ」「ア・バオア・クーの少年兵」(初心者の二つ名)
  Thalion:「暗黒面の誘(いざな)い」になりたいのう。(D20StarWars)
  OTE:「真・水野良」(どうとって良いのか分からない二つ名)
  
 <同、イヤな二つ名>
  らむだ:「銀河帝国のスターリン」「リアル混沌の落とし子」「アーカムのみのもんた」
  ありよし:「サ・ブ・キャラット」「ヒトラーのしっぽ」「我ロード・ラン」
  志名波諸智:「饒舌なる吟遊詩人」 
  アキト:「狼青年」「謀略の天使」「死の20面体」
  
 <プレイヤーの二つ名>
  らむだ:「コミュニケーション曲射砲」「ダンジョンのパットン」「白馬に乗った後藤隊長」
  速水螺旋人:「ウィルダネスの牟田口簾也」
  でぶ猫:特に意味はないけど「なにわのジューコフ」ってなんかすごそう
      むちゃくちゃ手ごわそうなので「コボルトのホーおじさん」
  志名波諸智:「土壇場のロンメル」。セッション終盤には自滅してそう・・・。
      二つ名というより枕詞という感じで「不幸の」とか「ついてない」とか言われますねえ、私。
  Prof.M@MERPで…:
    えっと…学生時代,サークル内で自分につけられた二つ名が…「味方殺し」(^^;
    いあ,RPG始めたばかりの頃,,「1/10の確率で味方に当たる」と言われて,それでも接近戦のさなかに矢を射ってねぇ,
     見事(?)味方に痛打を与えたという…
    その後,他のPC(生まれのせいで暗夜恐怖症(おぃ))でプレイした時,夜に襲撃うけて,パニックになって味方を槍で突いて,やはり痛打を(おぃ)
    最近でも,(他のシステムで)ファンブルで味方を半死半生にしたり,それも複数回,同じPCに。
  中山先輩の後輩:学生時代の先輩の二つなに「かかったな・中山」というのがある。
     ガンダムSLGでミサイルの着弾地点にぴったり止まることからついた二つ名です
  
 <コメント>
  志名波諸智:本当に面白そうですね、「二つ名」。「洞窟の覇者」には惹かれるものがあります(笑)。
  速水螺旋人@ベリヤ面で:「銀河帝国のスターリン」の卓には是非行きたいなぁ(しかしヤーゴダ化してあえなく粛清)
  ありよし@地獄のスナフキン:なんか「ボキャブラ天国」の芸人みたい。
  吟遊奇人:私の先輩はGMをすると、ボス敵がファンブルで自滅するというジンクスが(笑)
  
 <書込氏名に付された二つ名>
  らむだ:「地下洞穴のうっかり八兵衛」「白骨街道工事人」
  志名波諸智:「愚者の楽園」
  TTB:「血塗れミッフィー」「半殺しのKitty」
  
  転載させていただいた皆様、ありがとうございました。なお転載によるミスの責任はらむだにあります。
  こういうの、自分のスタイルをアピール&確認できて結構面白&有用そうですが、いかがでしょうか。
2001年06月01日:16時42分25秒
re:あなたは仕事でゲームができますか? / 邪眼VOLAC
久遠さんへ
趣味を仕事にしてはいけませんよ。実感しています。
コンピュータ好きがコンピュータの仕事についたら、興味があるため、知識がどんどん身に付きます。
すると、サイバー系TRPGのなどをやっていると、ネットワークセキュリティが貧弱で、穴だらけになのが気になって仕方なくなります。しかも、一度気になると素直に楽しめなくなります。
そういう人間は、基本に戻って「剣と魔法の世界」に住まないといけないのでしょうか。
GMをするのは好きですが、仕事にはしたくないですね。お気楽に友人と楽しむのが、私には有っているようです。
2001年06月01日:15時27分32秒
re:あなたは仕事でゲームができますか? / 宇津見
 久遠氏へ
>「趣味を仕事にするものじゃない」と口をそろえていいます。
 漫画家や、小説家、画家なども、口を揃えて同じ事を言っています。
2001年06月01日:15時25分04秒
RE:大道GM / 宇津見
 MAT.N
 で、『遊戯王』のネタになって、遊戯がジャンプ的に勝利するんですな。
 ああ、くだらないネタばかり。
2001年06月01日:15時23分57秒
re:[プロGM]TRPGの教科書 / 宇津見
 やまがた氏へ


>「遊びに教科書が要るの?」というありそうな疑問は置いといて、
 まあ、TCGでも、将棋でも、プラモデルでも、あるいはこの世に山ほどあるほかの趣味ジャンルでも、How To 本や記事は、現に色々存在し、需要があり、利用されていますから。


>こういう本じゃ足りない、あるいは、今売ってない本は無いも同じ、という話
>なんでしょうか。
 はい、私自身の感想としては、そのとおりです。

理由
1.15年以上前の、ダンジョンを中心に、そこそこ野外や都市でも冒険していた、ヒロイックファンタジー物、つまり古典的なD&D的プレイスタイルから、提供されるノウハウがほとんど進歩していない。ゲームは進化、多様化しているのに。
2.RPG全般、もしくは特定のゲームを始めるための初心者向けノウハウはそこそこ提供されていても、そこから上のノウハウの提供が皆無。
3.とりぜず、実践例を示すのはいいものの、どうしてそういう方法を取るのか、なぜそれが有効なのかという理論的説明が希薄。
4.そちらもいわれている事ですが、プレイヤー向けのノウハウ提供はさらに貧相。


 そちらが上げられた本で、かろうじてこうした要求を満たしそうなのは、ゲイリーガイギャックスの「ロールプレイグ・ゲームの達人」ぐらいです。
 あと、日本のライターでは、こうした記事を書けているのは、朱鷺田氏か桂令夫氏ぐらいだと思っています。


 あと、こうした問題の個人的な問題は、「こうした事に関してRPG誌の内容があまりに貧弱すぎるので、ウェブの素人のテキストをあさってみていた方がよほど面白く、買い渋らざるをえない」ということです。


2001年06月01日:15時13分50秒
[プロGM]極端な比較 / 邪眼VOLAC
SOWさんからの提案のあったプロGMのスタイル
システムも、世界観も非売品で、GMごと”セッションを提供する”システムに対しての個人的な感想は、 はっきりとしない漠然とした疑問だったりするわけで・・・・・
現在のセッションは良いか悪いかは別として、世界観が強く表にあわられているように思います。
世界観は非売品といっても公開はしないと、PLに混乱を招くでしょう。
システムにいたっては、非売品というよりも非公開となるわけですね?
初期のD&Dのようにシンプルなシステムで有れば、PLがシステムを理解していなくても、GMがすべて確認し処理できるでしょうが、現在の特にサイバー物ではPLがシステムを理解していないと、PCも作れないのが現状です。
例えば、WEBサイトでPC作成をサポート(システムを知らなくても各値を計算し、試しの戦闘や軽いシナリオができるようなもの)するようなものを用意するとか、いろいろなアイデアが必要に思えます。
もう一つ、私はGM暦が長い(15年近く)ので、システムが分からないと、PLとしてもやりにくいです。
システムのあらを探すつもりではなくて、特徴は生かしたいだけです。
ですから、その点も不安です。

ちなみにこの方法で、舞台役者のようにGMが暮らせるかを考えるため、ある比較をしてみました。
以下はおまけとして、見てください。あくまでおまけです。本気で突っ込まないでください。(笑)

ある大きな劇団で現在公演している舞台のチケット代は、舞台の一部が見えない席で3150円、見難い(遠い等)席で6300円、普通席で9450円、良い席で11550円だそうです。また、今月だけで24公演以上行い、座席数は1250席だそうです。公演時間は3時間以内でしょう。(1日2回公演の場合間隔が4時間半ですから)
役名が載っているだけで13、その他役名が載っていない人もいますし、50人ぐらいが出演してるのではないでしょうか???

はっきり言います。この劇団の例は、非常に極端な例です!

その劇団は自前の劇場を持ち、複数の演目を同時に行なえるだけの力を持っています。役者も一流ですし、TRPGと違い衣装など経費も以上にかかっているでしょう。
ただ、注目すべき点は、人数比と公演回数です。
まず、人数比ですが、舞台に立つ人はちょい役も含めて、きっと50人ぐらいでしょう。それが1000人近い人を対象にしているのです。役者1人に観客20人・・・・・
TRPGではGM1人でPL6人が限界では無いでしょうか?
そして、1ヶ月24公演(1日2回公演もあります。)
1回の公演が3時間以内なので、平日18時頃からでも公演ができますし、休日は1日2回の公演も可能なのです。
TRPGは1セッション、5〜6時間はプレイしないと満足できないように思います。ですから、公演回数は激減します。
1回のチケット代も9000円も取れないでしょうし、GM1人頭のお客さんの人数も減り、回数も減りますから、GMの収入も減ります。(涙)
その前に集客力が無いでしょうね。
やっぱりTRPG人口が少なすぎる・・・・・・・

ちなみに、参考にした演目は、劇団四季の「ライオンキング」です。
比較するのが馬鹿馬鹿しいほど、極端な例でしょ。
2001年06月01日:11時17分58秒
[プロGM]別のアプローチ / SOW
 これまでの[プロGM]に関する議論を拝見していて、自分も少し、私見を書かせていただきます。
 かならずしも自分は[プロGM]を支持できませんが、実現可能性がまったくないわけではないと考えましたので、以下、その拙論をあげさせていただきます。
 ご批判やご質問をいただければうれしいです。
 これまでの議論で出てきたスタイルでのGMのプロ化はかなり厳しいでしょう。
 ほぼ、実現可能性がありません。
 これはTRPGをプレイする中の「マスタリング」部分を商品化しようとしているからであると思います。
 自分は商用TRPGの構造を「システム」「ワールド・ヴュー(世界観)」「シナリオ」「マスタリング」「プレイング」によって成り立っていると考えています。
 既存の商用TRPGはこの内、メーカーが「システム」「ワールド・ヴュー」「シナリオ」を提供し、ユーザーが「マスタリング」「プレイング」を行なう事でゲームが成り立っていると考えています。

#自分は、「シナリオ」がユーザーによる「マスタリング」に内包されている場合が圧倒的に多い、という事実を認識しています。決してユーザーシナリオを排除するという視点に立っているわけではありません。
 これまでの議論の中での「プロGM」というのは、「「マスタリング」の商品化」という事である、と読解しています。
 そして、これまでの議論でこの「「マスタリング」の商品化」が困難である事は周知されていると認識しています。
 しかしながら商品化の需要は少なからずあると思われます。これは「プロGMの需要はかなり高い(2001年05月29日:00時52分03秒)」<久遠☆さん(過去LOG32)のご意見に自分も大きくうなずくところだからです。
 そこで、自分の商用TRPGの構造に対する認識から前述の需要を見ると、これは「プレイング」を行なっているユーザーのものであるといえるでしょう。
 つまり、この需要は「ユーザー=PL」という図式になると考えます。
 現状とこれまでの議論を図式に当てはめれば、

 ┌────┐   ┌───┐
 │メーカー├商品→│GM業│
 │    │←対価┤   │
 └──┬─┘   └─┬─┘
    │↑     ↑サ
    商│     │ー
    品対     対ビ
    │価     価ス
    ↓│     │↓
 ┌───┴─────┴──┐
 │    ユーザー    │
 └────────────┘

という形になるでしょう。しかも、メーカーは商品を差別的に販売していません。ユーザーに対してもGM業種に対しても同じ商品を供給しています。これではGM業は構造的に不要業種です。
 もう、予断されていると思いますが、自分のアプローチはメーカーが「マスタリング」まで提供する、つまり、TRPGのセッション自体を提供すれば、PLユーザーの需要に応えられるだろう、という事です。

 ┌──────────┐
 │メーカー      │
 │(含むマスタリング)│
 └──┬───────┘
    サ ↑
    ー │
    ビ 対
    ス 価
    ↓ │
 ┌────┴─────┐
 │   ユーザー   │
 └──────────┘

 図式化すれば以上のようになります。
 これは「[プロGM]GFコンの場合(2001年05月25日:13時47分27秒)」(過去LOG31)でSIN_Snakeさんが挙げられているF.E.A.R.のスタイルが一番近いでしょう。
 ただ、上記投稿の中でSIN_Snakeさんも述べられていますが、これはF.E.A.R.の販売促進のイベントとしての性格が強く出ています。これはF.E.A.R.があくまで既存の商用TRPGの構造、「システム」「ワールド・ヴュー(世界観)」「シナリオ」をユーザーに販売するという構造、の事業であるからです。
 自分のアプローチでは「メーカーは「マスタリング」を含めた「セッション」を提供する事を事業とする」と考えます。
 そのため、「システム」「ワールド・ヴュー(世界観)」「シナリオ」の販売はしません。というより、できません。自分たちで自分たちの事業を行う市場を破壊する真似はできないでしょう?

#なぜ自分が「市場を破壊することになる」と考えているかというと、自分も含め、現在のTRPGユーザーにとって、最低でも「システム」があればそのTRPGを行うことができるからです。そういう状況でこれらを販売することはこの事業者の事業を成り立たなくさせます。
 当然、現在の多くの商用TRPGを「セッション」に使うこともありません。オリジナル・システム、ワールド、シナリオということになるでしょう。
 あとは「ゲーマーズ・フィールド コンベンション」と同じようにセッションを行うわけです。ただ、商品販促ではありませんから、このセッションだけで収支が行われます。
 演劇のような「興行」として運営されなければならないでしょう。つまり、期日を決めてその期間、複数回セッションを行なうわけです。

#当然、同一シナリオを反復する事になります。これに抵抗を感じる方は多いと思いますが、1セッション毎にシナリオが変わるのではシナリオの商品価値があまりにも高価になってしまいます。
 もっとも、市場拡大の為の広報としては「システム」と「ワールド・ヴュー(世界観)」を元にしたマスメディア著作物(小説やマンガ、映画やビデオですね。また、「シナリオ」を加えてリプレイやCRPGなども)は副次的な収入を兼ねて発表されるでしょう。
 このような形態であれば、事業として行えるだろうと考えています。

 ただし、これは現在のTRPGとは違うものです。
 この構造を持つなら、現在のTRPGが持っている多様性や柔軟性はまず失われますし、創造性も大きく制限されることになるでしょう。
 むしろ、CRPGの方が近しいと思えます。

#現在のTRPGの多様性や柔軟性、創造性はゲーム、あるいはセッションのビルドアップが最終的にユーザーに与えられているからだとSOWは考えています。
#逆にCRPGにユーザーの多様性や創造性の介在する余地は、せいぜいどのイベントを選ぶのかとか、戦闘の勝敗くらいですから、前述形式の事業はCRPGよりは多様で柔軟なものになるでしょうが、現在のTRPGが持っているものには遠く及ばないでしょう。
 「[プロGM]あれこれ思うこと(2001年06月01日:01時34分53秒)」<やまがたさん の「参加型ストーリーゲーム」という命名は的を得ているんじゃないでしょうか。

#SOWは必ずしもこの形態の事業を支持しませんが、実際の事業として行なえる可能性は高いと思っています。
#まあ、これで「食っていける」かどうかは小劇団が食っていけてるかどうかを見ていただければ推察できるでしょう。あれより食えませんよね、市場が小さいから。
#ただし、大きな劇団はやはり食べていけてますから、あるいはユーザーからの支持を受けられるかもしれません。あくまで希望的観測ですが。
2001年06月01日:10時14分15秒
RE:大道GM / 悪魔より
赤字になりそうになると、モンスターがクリティカルを連発したり?
計算するとラスボスのHPが10万以上になっていたり?
さくら仕込んで、クリアさせて・・・
一般客からがっぽりもうける。いい商売だ。
どこかのコンベンションでやってみるかな。





帰りが怖いからやめておこう。
2001年06月01日:09時41分47秒
大道GM / MAT.N
一見簡単に突破できそうなダンジョンを見せ、「突破できたら10万円。参加費は1000円ね」などと口先巧みにプレイヤーを集め、ラスボスにエンシェント・レッド・ドラゴンを出す強面なあんちゃんGM・・・はプロだろうか。(ああ、一行ネタしか出ない)
2001年06月01日:03時17分54秒
Re:[プロGM]あれこれ思うこと / フェムト
>プロのありかたに拠るのだろけど〜
個人的にやまがたさんの仮定のもと、どのような状況か想像(妄想)してみました。

1:資格型
この場合、ゴルフやテニスなどのようにランキングがつく場合、定期的に公式の大会でマスタリングをして、その内容を審査し、シナリオの完成度や、マスタリングの巧さをもとに評価ランキングをつけるような形になるでしょう。
当然ランキング上位のGMは、オープン大会(たんなるコンベンションか?/(笑))などのゲストの仕事や、出版社からリプレイようのマスターのオファーが来たりするでしょう。
将棋のような段位性の場合、むしろ、英検○級などのような資格のようなもので、この大会でGMをする為には△級(段?)以上の資格が必要などという形になるのではないでしょうか?
この場合、無資格のGMはTRPG団体から何らかの制裁処置を受けるかもしれません(爆)
上記いずれの場合でも、主な収入源は公式大会の賞金と言うことになるでしょう。

2:プロチーム型
この場合は、今あるゲームクリエイター団体の、ゲーム作りの部分を切り離し、リプレイ製作を専門とするような存在になるでしょう。
ようするに、プロのGMとPLがどれだけ面白い内容のプレイをするかを文字媒体やビデオ/DVDソフト化などの形で発表したり、ライブ会場に観客を集めたり、ラジオやテレビによるライブ中継を行うなどが考えられます。
この場合の収入源は、(本やビデオなど)のリプレイの出版による印税、ライブ中継の放送料やライブ会場の入場料などになるでしょう。

3:事務所所属型
これは、芸能人のようなものより、家庭教師の派遣組合のような形になるのではないでしょうか?
コンベンションや、個人のPLたちの要請に応じてGMを派遣するといった形になると思います。
大手事務所の場合、多くの応募の中から選び抜かれた精鋭GMを、独自の養成カリキュラムによって事務所の名を落とさない、質の高いGMを集めるでしょう。逆に、個人事務所や、弱小事務所は細かいアフターケアや、独自色の強い一風代わったGMを育てないと辛いかもしれません。
あるいは、雀荘のような「TRPG荘」つきのGMというような存在かもしれません。
この場合、当店自慢の売れっ子No.1の○○GMとかには、他県からも足を伸ばして参加しにくるPLがいたりするかもしれません。
この場合の収入は、所属事務所からの給料という形でしょうね。事務所によっては歩合制や基本給+歩合という形になるのではないでしょうか。

総括
TRPGの存在が社会的に認知され、安定した人気を保つようになれば、2のプロチーム型は比較的早期に実現するかもしれません。
現時点でも、SNEのSWのリプレイなどは現実に存在していますから、その発展形としてプロチームのような存在が実現する余地はあるでしょう。売り出し方や、人気/集入の安定化のための方法を工夫する必要はあるでしょうが。
その後、さらにTRPG人口が増加すれば、1のような資格型や、3の事務所所属型に発展して行くかもしれません。
あるいは、ランキング○○位以下のGMは大手事務所に所属できないとか、ウチの事務所のGMはGM検定×級以上の優秀なGMばかりですというような事務所(TRPG荘)という形になるかもしれません。
いずれの場合でも、もう少しTRPGの知名度や人気がないと辛いかもしれませんね。

2001年06月01日:01時58分51秒
[プロGM]TRPGの教科書 / やまがた
TRPGの教科書が欲しい、という話が出ていますが。
「遊びに教科書が要るの?」というありそうな疑問は置いといて、

ゲイリーガイギャックスの「ロールプレイグ・ゲームの達人」とか、
朱鷺田祐介の「ゲームマスターになる本」とか、
健部伸明と怪兵隊の「テーブルトークRPG五輪の書」とか、
山北篤の「RPGゲームマスター大全」とか、
SNEの「実践!RPGゲームマスター道」とか、
こういう本じゃ足りない、あるいは、今売ってない本は無いも同じ、という話なんでしょうか。

まぁ確かに、プレイヤー向けのは少ないかもしれない…
2001年06月01日:01時34分53秒
[プロGM]あれこれ思うこと / やまがた
プロGMの話、一種の仮想実験あるいはSF的設定と思って、私は楽しんで読んでいます。
「xxxが存在したらどんな世界になるか」「xxxが存在するにはどんな条件が必要か」と。
で、今の話題からはそれますが、私の思うところをあれこれ。
 

現実にGMすることで報酬を得ている人はいますよね。 商用メールRPGのマスター陣や、雑誌の読者参加ゲームを運営する人達。
本職の人もアルバイトの人も居ると思うけど、収入的にはどうなんだろう。 この掲示板で想定しているよりもプレイヤー人数は遥かに多いし、やり方も全然違うから、収入も労力も単純比較はできませんが。

将来…5年後位かな。お手軽な携帯メールを中心に、1日単位の商用メールRPGがありうるんじゃないかと想像してます。TRPGの変種としてじゃなくて、参加者毎にカスタマイズされたオンラインゲーム、参加型のストーリーゲームとして。
 

架空世界では…。
フォーチューンクエストのシナリオ屋さん。いや、あれは炎矢さんの想定されたサービス業というよりも、情報屋とか古物商と言った方が近いかな。
忘れちゃいけないのがドリームパークというSF小説。遊園地のアトラクションの1つとして、大掛りなセットの中、十数人のプレイヤー(客)が数日をかけて、GMの設定した大冒険を楽しむという設定。プレイヤーの払う参加料だけでは全然足りないんだけど、冒険の記録映像を映画化したり、シナリオをテーブルトークRPG用に修正して販売したりで元を取る。
 

プロGMというのが社会的認知を得たとして。プロじゃないGMはアマGMと呼ばれることになるのかな。
アマのありかたはプロのありかたに拠るのだろけど。ボクシングやゴルフや将棋のように資格試験でプロになるのか、野球やサッカーのようにプロチームに入るとプロになるのか。はたまた音楽界のように「事務所」に所属したらプロなのか。
いずれにせよ、「しょせんアマチュア」とか言われたらやだなぁ(^^;
 

今、実際にプレイヤーから報酬を取るGMがいるとして。
今の私なら、いっぺん金払ってプレイヤーしてみたい。「金を取れるマスタリングってどんなもんじゃい?」って。


2001年05月31日:23時44分22秒
[プロGM]バイトGM / えんど
えんどです。
お金が絡むと義務が生じますから面倒ですよね。
第一、TRPGに理解のある本屋(ゲーム屋)がGMを雇うとしても、バイトで雇うのではないでしょうか?
雀荘の代打ちではありませんが、通常は普通の仕事、お客からの指名があればGM(PL)というアルバイトがあれば、かなりの数の学生が応募するとおもうのですが?

えんどは考えるのですが、GM業って母体(興味のあるひと)が極端に狭い上に、技術差が見えにくいと思います。
無料のバイトGMと、有料(1万円?)のプロGMのどちらを選びますか??
2001年05月31日:23時22分32秒
[プロGM]「プロGM」機能分解例 / 鏡
 自己レスのようになりますが、幾つかの要素を挙げてみます。
 
 公認1:発売元公認GM (←あくまで可能性)
 公認2:デザイナー公認GM (←あくまで可能性)
 公認3:アマチュア団体公認GM
 有料1:プレイヤー個々が払う
 有料2:イベント主催団体が払う
 有料3:スポンサーが払う
 目的1:質の高い楽しみを提供すること
 目的2:プレイ人数等を補うこと
 目的3:"正しい"遊び方の伝授 (←"正しい"には流派がありえます(^^;)。)
 報酬1:職業として
 報酬2:副業、アルバイトとして
 報酬3:経費を補う程度+名誉
 
 これらの要素をどう組み合わせたものを「プロGM」と想定するかで話は全然変わると考えます。私が当初否定的だったのは「有料1+目的1」についてでした(持論:プレイヤーは金で面白さを買うことはできない)が、「公認3+有料2+目的3」はアマチュア団体間で進めるのは面白いかも知れません。
 一度「これなら認められるプロGM」と「こういうのは嫌なプロGM」を各位が整理すると良いかと。
2001年05月31日:21時54分57秒
あなたは仕事でゲームができますか? / 久遠☆
プロGM、かなり疑問点があるんですが・・・
賛成・反対はともかく需要はあるようですが、
「プロGMになりたい希望者」ってどれくらいいるんでしょう?(苦笑)

下に書かれてるURLで、プロGM(もしくはそう認識されている人)の元での感想が書かれてますが、
実のところ、彼らプロGMがセッションで楽しんでいるか?
というのは非常に疑問でして。
JGCとかで主催者サイドでのマスター参加した人の感想だと、
ああいうところでするゲームはあくまで「仕事」なんだそうです。
全ての人がそう思っているかどうかは別でしょうけど、
TRPGに限らず、「趣味を仕事にした人」の大半の人は、
「趣味を仕事にするものじゃない」と口をそろえていいます。
たぶん言葉の通り、想像できるとおりの内容なのでしょう。
「仕事」である、っと言うことはそれだけで制限・義務が生じます。

今、現在存在するプロGM(及びそう認識されている人)は、デザイナーサイドの人間です。
彼らはTRPGを広めることが自分の作品を売ることにつながります。
そういう事情があるからこそ、「仕事」でGMができるのじゃないでしょうか?

そう考えると、デザイナーサイドにいない「プロGM」って、
例え存在しても、すぐに消えていきそうな気がします。
2001年05月31日:21時02分13秒
ベンチャー / 石頭
にしてはあまりにも問題ありすぎのように思います>プロGM(PL)
2001年05月31日:20時56分37秒
re:アリtoキリギリス / かぜ
> どうやら私は勘違いをしていたようです。プロGMの話というのは
> 「TRPGで生計をたてるためのインフラをふくめた現実的目標」
> だとおもっていたのですが。


 まず「副業的プロGM」の誕生というステップがないとダメじゃないですかね?だって現在は「副業的・・・」もいないんですよね?なんだか否定的な意見が多くて、もっとベンチャーを応援する気持ちがないもんですかね?
2001年05月31日:18時42分07秒
アリtoキリギリス / CHRIS
 どうやら私は勘違いをしていたようです。プロGMの話というのは「TRPGで生計をたてるためのインフラをふくめた現実的目標」だとおもっていたのですが。プロGMとしての年収がどんなに安くとも、配偶者が共働きをしてくれればすむことです。世間も売れない芸人やアーティストならそういった環境をそうあしざまにいったりはしないはずです。しかし現在のTRPGの認知度からいって、まずTRPGカフェだの出張GMだのが理解を得られるとは考えられません。前回私が税金や同人誌を引き合いにしたのもそうした前提があったからです。
 そんなに公式シナリオがやりたければオフィシャルCONやゲストCONに参加するなり、自分で主催するなりすればすむのではないですか?会場の規模や交通費にもよりますが3万円前後の赤字を覚悟できるならだれにでもゲストCONくらいできます。逆にいえばプロのライターですらその程度の収入にしかならないという事でもあります。
 ロードスからTRPGをはじめた人はみなくなった?それはおそらくあなたの周囲のことでしょう。私は今D&Dのキャンペーンを一年以上続けていますが(現在9レベル前後)、そのほとんどは20代前半のプレイヤーばかりです。好きなシステムでプレイヤーができないのはGMの際に怠けていたからではありませんか?一度よく考えてみてください。
   (sf:©は削りました)
2001年05月31日:15時45分04秒
LISTさんへ / 邪眼VOLAC
傍観者でしたが、もうその話題はやめてもらいたいのですが
志名波諸智さんも、不毛な議論は止めたいようですし、悪魔さんも最後の書き込みを見ると、表現が変わっています。
「公式シナリオ・・」=>「システムや世界感にあったセッション」
志名波諸智さんが伝えたかったことは、伝わったとおもいます。
PurpleさんのRPG教本のお話や、城戸さんのRPGをいかに広めるかというお話に興味を惹かれます。
2001年05月31日:15時41分06秒
RE:意訳関連 / 志名波諸智
 
 こんにちは、志名波諸智です。
 
 LIST様、ご指摘感謝いたします。
 
>志名波諸智さんへ:
>ってなワケで、手早く終らせたいのであれば、内容は置いといて、作業の手順の間違いを指摘しましょう。
 
 誠にお言葉の通りです。以後、気を付けることにいたします。有り難うございました。
 では、これで終わりにいたしましょう。
 
2001年05月31日:15時25分23秒
意訳関連 / LIST
悪魔よりさんへ
 
 ええと、明らかな間違いが多々あるので、失礼ですが横やりなど。
 以前に出た以下のまとめ(集約)ですが、
 ・有名人にGMをしてもらいたい。
 ・世界設定に有ったシナリオをやりたい=>公開前の公式シナリオを楽しみたい。
 という2点に集約されるようです。
 
 このうち後半ですが、これが正しくなるにはいくつかの前提が必要です。
 プロGMは、公式が存在しない、オリジナルシステムをプレイしない/してはいけない。
 プロGMが行ったシナリオが公式シナリオとして認められるための法的整備がなされていること。
 次に、それは必ず公開されること。
 また、これを満たすために、
 プロGMは公開済みのシナリオをプレイしてはいけない。
 
 あなたが志名波諸智さんのカキコミの内容を正しくまとめた(集約した)と言うならば、上で挙げたような点を彼のカキコミから指摘せねばならず、そしてそれは彼が異を唱えた時に行われていなければなりません。つまり、今から言ってもダメです。
 志名波諸智さんのカキコミからは、上で挙げたような点は見つけられません。よってあなたのまとめ(集約)は誤りです。
 
 …ええとね、コレに関して揚げ足を取ろうと思えば、いくらでもとれるのよ。テキトーに書いたから。
 でもね、悪魔よりさんの言ってることは、書いてないことを言ってるワケだから、もう、間違いとか以前の問題なのよ。
 終わりにしたいみたいだし、内容的にも本題に関係ないから終りましょう。
 
 志名波諸智さんへ:
 ってなワケで、手早く終らせたいのであれば、内容は置いといて、作業の手順の間違いを指摘しましょう。
2001年05月31日:10時40分30秒
[プロGM]回答を頂きありがとうごさいました。 / 悪魔より
頂いた回答を分類してみました。

環境:
・開始、終了時間をまもること
・プレイヤーがRPGに集中できる環境を作ってくれること
・「みんなで楽しもう」という環境を作ってくれること

シナリオ:
・冒険心をくすぐられるシナリオを用意してくれること
・常にネタばれしにくく、バランスがとれたシナリオを用意してくれること。

マスタリング:
・常に、できうる限り最善のマスタリングをしてくれること
・できるだけ物事を公正に判断してくれること
・PLの責任において、PLのやりたいことをやらせてくれること

プラスアルファ:
・GMがゲームデザイナーや関係者であれば、そのシステムや、世界観に有ったセッションができるかもしれない。
・GMが有名人なら、それだけでも話の種になる。

鏡さん、ご照会いただいた「在胡SPACE」面白いですね。
GMの心構えとして、参考になりました。
「自分も含めてみんなで楽しむ」というのはいいですね。
機能分割については、共通で必要な部分が多いでしょうから、一応まとめてご意見を聞きたいと思います。

以前も書きましたが、個人的には、完璧にオフィシャルなルール適用ができることや、有名人であることに魅力を感じないので、遠くから来てもらったり、有料だったりしなくても自分でGMするからいいと、思っています。しかし、自分の知らないマスタリングの方法や、シナリオの展開方法は経験したいのです。コンペンションなどではGMにあたりはずれが多少ありますから、新鮮で完成度の高いマスタリング技術や、シナリオの展開方法を安定して、体験できるならある程度の対価を払うこともいいかと思っています。

「私は、こんなことしてくれるGMなら、対価を払ってもいい」という意見でもかまいませんがありませんか?

Purpleさんありがとうございます。
これ以上意訳がらみの話を続けても、この板を見ている人に意味が無いと思いますから、個人的には終わりにしたいです。

最後に志名波諸智さんからの質問にたいしての回答です。

1、このまとめは適切な要約(私の文意に沿っており、内容にも誤りがない)と考えておられますか?
 「はい」か「いいえ」で御回答下さい。
はい
「誰が望むか」に付いては、私が書いた文書にも「志名波諸智さん個人が望む」とかいていませんし、原文には「志名波諸智さんは望んでいない」とも書いてありません。
「志名波諸智さん個人」が、望んでいるかどうかは重要ではなく、「そういった意見を持っている人がいる」ということをのせたのですが?
LISTさんからの「勘違いでは?」との指摘も、「志名波諸智さん個人」が希望しているしていないの話ではなく、「意訳の仕方」に疑問をもたれた物だと思うのです。ほとんどの人は「志名波諸智さん個人」が望んでいるとは読まないと思います。
そういう先入観があれば、個人の希望だと読めなくもないですが・・・

2、特に注釈がない場合、その「まとめ」で書かれた文章は私の発言として、私が責任を持つことになります。 そのような文章において、何処にも使われていない言葉を用いて意訳を行うことは正しい行為だとお考えでしょうか?
 「はい」か「いいえ」で御回答下さい。
原文に無い言葉を使うから、意訳となるです。
意訳する時点で、それは「私が志名波諸智さんの文章をこう読んだ」という意味になります。ですから、その文書に付いては私に責任があることになります。
志名波諸智さんは、意訳した文章が原文と意味が違うと思い、その文章の責任が私にあると思うから、私に対する抗議を載せたのではないでしょうか?
意訳した文章の責任が私にあるとおもったので、説明をしてきたのですが???
2001年05月31日:09時31分16秒
意訳について / 志名波諸智
 
 こんにちは、志名波諸智です。
 
 「悪魔からの質問」様「悪魔からの説明」様「悪魔のささやき」様改め「悪魔より」様
 
 ご説明読まさせていただきました。
 区々たる説明を求めた私が愚かでした。質問を改めさせていただきます。
  
 
 1.私の先の発言
 ◆[プロGM]やはりプロGMというものは / 志名波諸智(2001年05月30日:14時50分19秒)
 のまとめとして、
 
>・有名人にGMをしてもらいたい。
 ・世界設定に有ったシナリオをやりたい=>公開前の公式シナリオを楽しみたい。
 という2点に集約されるようです。
 
 と書かれておられますが、未だに、このまとめは適切な要約(私の文意に沿っており、内容にも誤りがない)と考えておられますか?
 「はい」か「いいえ」で御回答下さい。
 
 
 2.「悪魔より」様は私の発言のまとめをされました。
 特に注釈がない場合、その「まとめ」で書かれた文章は私の発言として、私が責任を持つことになります。
 そのような文章において、何処にも使われていない言葉を用いて意訳を行うことは正しい行為だとお考えでしょうか?
 「はい」か「いいえ」で御回答下さい。
 
 
 
 この掲示板をご覧の皆様へ
 
 不毛な議論で掲示板を埋め、申し訳ありませんでした。
 この投稿を以て、私の方からの発言は終了したいと考えております。
 後は、この掲示板をご覧の皆様の解釈におまかせいたします。
 ご迷惑および不快な思いをさせ、誠に、申し訳ありませんでした。
 
2001年05月31日:05時23分55秒
Re:プロのマスターに見るゲームマスタリング / 宮本 隆志
 鏡さんの紹介して下さった、在胡さんの記事を読みました。非常に興味深い示唆だと思います。紹介どうもありがとうございます。
 とはいえ、この件(プロの人々のマスタリング)についてこれ以上議論するマスタリングの掲示板へ移動したほうがいいのかもしれませんね。
2001年05月31日:01時34分37秒
プロGMに求めること / 坂本
プロのGMって私は間近で見たことがありませんが、私がプロのGMに期待したいことは

シナリオ面
・冒険心をくすぐられるシナリオを用意してくれること

マスターリング面
・できるだけ物事を公正に判断してくれること
・プレイヤーのやりたいことをやらせてくれる人(もちろん、その責任はプレイヤーもしくはキャラクターにあるんですが)

その他
・プレイヤーがRPGに集中できる環境を作ってくれる人

こんなところです。

2001年05月31日:01時19分17秒
RPGの教科書 / 坂本
この議題の前のほうで出てきた、RPGの教科書って興味有りますね。
今はそんな物無いでしょうけれど、いづれ作ってみたい物ですね。
そうすれば、プレイ間での対立も、問題のあるプレイも明確になるから、絶対セッションがうまくいくと思うんですが。
ただ、問題は(出来る限り)すべてのルールに対応できる汎用性と、どんな人でも楽しめるRPGのプレイ仕方を考えなきゃいけないんですよね。さらに、出来る限り多くの人と考えながら、公平につくらなきゃいけないし。

ちょっと考えるだけでもすごい苦労はしそうですが、苦労して作れば作っただけの価値が有るんじゃないでしょうか。

ちょっと皆さんの意見を聞きたくて投稿しました。

2001年05月31日:00時00分38秒
[プロGM]意訳の話 / Purple
 すみません。傍観者として感じたことを書きます。
 
 悪魔よりさんが、2001年05月30日:09時55分46秒の書き込み
 >「プロ」と名乗る以上、求められる「もの」があるはずです。(中略)あなたなら、何を求めますか?
 
 で尋ねたことは、「「プロ」と認めるにたる条件・技能」のようなものだったと思うのです。
 
 しかし、その質問に答えると称した、志名波諸智さんの2001年05月30日:14時50分19秒の書き込みでは、
 
  >「プロGM」のウリになると思っています
 
 と、「「プロ」のウリ」に変わっていて、話がかみ合っていないように思いました。
 
 「質問」に対してピントのずれた「回答」が帰ってきているわけで、ピントのずれを直そうとした結果、志名波諸智さんの書き込みから、悪魔よりさんの解釈が導き出されるのは、そんなに的外れじゃないですよ。
 と、私は思いました。
2001年05月30日:23時47分58秒
[プロGM]公式って、何? / 城戸”フェニックス"一輝
 悪魔よりさま、志名波諸智さまから度々出ている「公式シナリオ」という単語について、私見を少々。
 
 「公式」って、なんですか? 広辞苑には「1.おおやけに定めた方式。おもてむきの儀式。」とあります。
 この「おおやけ」については「3.国家・社会、または世間。4.表だったこと。公然。5.私有でないこと。公共。公有。」(広辞苑)とあります。
 この場合、「公式シナリオ」というのは「世間に表だって、定められた方式にのっとって発表されたシナリオ」のことだと思われます。
 
 しかし、現状を見ると「デザイナーが自分のデザインしたゲームを遊ぶのが公式」というように見えてしかたありません。
 デザイナーは、自分がデザインしたゲームのすべてのセッション・シナリオを公式にしなければならないということですか?
 私にはもう何がなんだかよくわかんなくなってきました。
 
 それと、過去ログに流れてしまいましたが、私の発言、もしご覧になっていただけたのでしたら、皆様からのご意見をお願いいたします。
 
2001年05月30日:23時25分57秒
TRPG FreeTalk LOG 032 / sf

 TRPG FreeTalk LOG 032として2001年05月25日から2001年05月30日までのログを切り出しました。


2001年05月30日:21時07分37秒
[プロGM]意訳について / 悪魔より
お察しのとおり、悪魔からの質問、悪魔からの説明、悪魔のささやきは同一です。
混乱されたようなので、「悪魔より」に統一しましょう。

「ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者であること
ゲームシステムを熟知している(筈の)GMによる、システムに最も相応しいセッションが期待できる。
他の一般GMとは違う特別な体験としても話のタネになる。
ということで、何処にもシナリオなる言葉はありませんね?
システムに最も相応しいセッションが期待できる、とは書いてありますが。
セッションとはシナリオのことでしょうか? 」
一般には、セッション=シナリオではありません。
しかし、「システムを熟知したGM」が「システムに最も相応しいセッション」をするためには、「システムに相応しいシナリオ」が必要では無いですか?
いくらシステムを熟知しているGMでも世界観やシステムにまったく沿っていないシナリオでは、志名波諸智さんがおっしゃるようなセッションは出来上がらないでしょう。それは、「ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者」が、作った「システムに最も相応しいシナリオ」か、それと同等なものになるでしょう。すなわち、公式シナリオと同等なシナリオも必要になるということです。
補足として、「公式シナリオと同等なシナリオ」とは、ミーハーな意味だけではないんですよ。それなりの品質も有るという意味もあります。


「公開前の公式シナリオをやりたいのでもいいじゃないですか?別にその欲求はあってもいいんじゃないですか?
 という文章に鍵はあるのでしょうけれど。
 あなたにその欲求があるのだとして、当然、私にもある、というような決めつけおよび馴れ合いやめてください。そういう馴れ合いで意訳されたのではたまりません。 」
馴れ合うつもりも敵対するつもりも無いのですが・・・・・
志名波諸智さんには、無いのですね。でも、ここを読んでいる誰かはあるかもしれません、「誰に」を特定した文章ではないのです。「公開前の公式シナリオをしたいから、デザイナーや関係者のプロのGMを雇ってもいいんじゃないの」という意味です。
私の場合、「公開前の公式シナリオでプレイヤやらないか?」といわれたら、お金は払わないでしょうね。テストプレイに付き合うのだから、差し引きでゼロだと思いますから。

「私がプロGMを成立させる為のウリ、アピールする何かについて考察する文章を投稿したところ、それが全て私の欲求をあらわすかのような文章にすり替えられていたこと、此処に私は不信と不満を持っています。 」
すりかえるつもりは有りませんし、志名波諸智さんが望んでいるとは書いていません。
「志名波諸智さんの意見をまとめると・・・
・有名人にGMをしてもらいたい。
・世界設定に有ったシナリオをやりたい=>公開前の公式シナリオを楽しみたい。
という2点に集約されるようです。」
となっていて、プロへの要求として意見を併記したのです。
志名波諸智さんが望んでいるとは書いていませんが、前の志名波諸智さんの意見を読まずに、これだけ読むと、そうとも取れますね。これは、書き方が悪かったようです。気をつけます。

志名波諸智さんを不快にするつもりは有りませんので、あしからず。
最後に、これだけ厳しい目をもつ志名波諸智さんがお金を出してもいいGMの条件は何ですか?PLや、TRPカフェの経営者のような立場からの視点でお答えいただけると、幸いです。
2001年05月30日:19時40分44秒
re:プロのGMに求められることは? / かぜ
・約束の時間までに来てくれること
・約束の時間までに終わること
・終了の時点までにストーリーが破綻しないよう、中途半端に終わらないよう最大限の努力をしてくれること
2001年05月30日:18時44分28秒
[プロGM]意訳の説明が不十分です / 志名波諸智
 
 こんにちは、志名波諸智です。
 
 悪魔からの質問様にお尋ねしたところ、悪魔からの説明様より返信がありました。
 この事態に困惑しております。
 また、今回の投稿内容から察するに、「悪魔のささやき」様の発言内容と似通ったところもおありにあるようです。
 誠に失礼ながら、「悪魔からの質問」様および「悪魔からの説明」様、「悪魔のささやき」様の御三人様は同一人物と考えてよろしいのでしょうか? 
 もし、そうであれば、極めて紛らわしくかつ見苦しいので、ハンドルを一つに統一して下さるようお願いいたします。人を間違えて文章をやりとりすると他の方々にもご迷惑がかかりますので。
 もし、違いましたら、「悪魔のささやき」様、誠に申し訳ございません。
 
 
>「ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者」が、「システムに最も相応しいシナリオ」を作って、公開すれば、公式シナリオといいませんか?公開していない物もふくめて、同等のものと表現したんですが??? それ以外で公式シナリオというのは、他人が作って、「ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者」が公式に「システムの理解した良いシナリオ」などと認めて、一般にやってみてくださいと公開した物ですよね。
 
 論理的な説明を有り難うございます。ですが、まず、大いなる誤解があります。
 私が書いたのは、
 
>・ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者であること
  ゲームシステムを熟知している(筈の)GMによる、システムに最も相応しいセッションが期待できる。
  他の一般GMとは違う特別な体験としても話のタネになる。
 
 ということで、何処にもシナリオなる言葉はありませんね?
 システムに最も相応しいセッションが期待できる、とは書いてありますが。
 セッションとはシナリオのことでしょうか?
 私の後の文章では、
 
>一つには、ゲームデザイナー自らによるセッションであれば、世界観を何か勘違いしたようなセッションにはなりにくいでしょうし、また、ルールの不明瞭な点をセッションを通じてはっきりと確認する機会にもなるだろう、ということですね。
  
 と追加説明の文章もありますが、此処でもシナリオについては語っていません。
 世界観およびルールの適用については語っていますが。
 
 と言う訳で、あなたの説明は的はずれです。
 実際、別にシナリオは公開済みのものでも構いません(GAMES99で朱鷺田氏に『深淵』のGMをしていただいた時には公開済みのシナリオでしたが、十分、楽しむことが出来ました。ああ、一応、朱鷺田氏には「すみません、そのシナリオ既に読んじゃってます」とは断りましたよ、礼儀ですから)。
 
 何処にもシナリオなる言葉が出てきていないにも関わらず、何故、
 
>結局は、未公開なり、非公開なり、公開前なりの公式シナリオと同等のものをやりたいということでしょ。
 
 という文章になるのか、「やりたい」という言葉が何処から出てきたのか、改めてご説明下さい。
 
 おそらく、
>公開前の公式シナリオをやりたいのでもいいじゃないですか?別にその欲求はあってもいいんじゃないですか?
 という文章に鍵はあるのでしょうけれど。
 あなたにその欲求があるのだとして、当然、私にもある、というような決めつけおよび馴れ合いはやめてください。そういう馴れ合いで意訳されたのではたまりません。
 
  
 私がプロGMを成立させる為のウリ、アピールする何かについて考察する文章を投稿したところ、それが全て私の欲求をあらわすかのような文章にすり替えられていたこと、此処に私は不信と不満を持っています。
 無論、私の文章が拙いのかも知れません。
 しかし、あなた程度の読解力しかない輩に勝手に意訳されることには強く不快を感じます。
 
 「悪魔からの質問」様および「悪魔からの説明」様にご忠告いたします。
 あなたの読解力および表現力には若干の問題があるようです。
 ですから、今後、勝手な要約や意訳なぞはなさらない方がよろしいかと思います。
 なさりたければ、以後、ご自分の発言としてなさるようにして下さい。
 他人の発言を読みとる時には、その真意を自分の都合に併せて勝手にねじ曲げるのではなく、また独りよがりな言い訳をするのではなく、幾度も読み返されることを強くお勧めいたします。
 反省を求めます。
 
2001年05月30日:18時17分44秒
[プロGM]提案:「プロGM」の機能を分類してみませんか? / 鏡
 「プロGM」として既に幾度か名の挙がっている朱鷺田祐介さんですが、そのマスタリングについて在胡さんのレポートがあります。
 
 →在胡SPACE、TRPGのコーナー内「プロのマスターに見るゲームマスタリング」
 
 これによると、この"プロGM"のマスタリングは、「プレイヤーを楽しませようとは思っていない」ようです(詳細はご一読ください)。そうすると、この話題の当初の概念とは違う意味で使われているようです。
 
 そこで提案したいのですが、「プロGM」という概念を幾つかに分解してみた方が良いのではないでしょうか。
 例えば、お金を貰うという面については「有料GM」という名称が既に出ております。またオフィシャルに合うマスタリングができると証されての「公式GM」とか、人数不足を補う「派遣GM」など、これまでに出てきた要素を一度整理することにもなると思うのです。
 # プレイヤーについても同じことができるかも。
 
 思いつきですが、いかがなものでしょうか?
2001年05月30日:18時06分44秒
GMの意気込みとPLの要求 / 悪魔のささやき
GMをするなら、最高のシナリオや最高のマスタリングを目指すのを義務と感じるのは良いことでしょう。
誰でもそうあって欲しいものです
しかし、PLがそれをGMの義務とするかは別物では無いでしょうか?
PLから見れば、アマチュアには「期待」であり、失敗しても仕方ないですんでも、プロ(有料)なら、それを提要する責任があるということです。PLや、TRPGカフェの店長などプロGMを雇う立場へ、視点を変えてみてください。
2001年05月30日:17時55分41秒
[プロGM]意訳の説明 / 悪魔からの説明
論理的な説明

「ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者」が、「システムに最も相応しいシナリオ」を作って、公開すれば、公式シナリオといいませんか?公開していない物もふくめて、同等のものと表現したんですが???
それ以外で公式シナリオというのは、他人が作って、「ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者」が公式に「システムの理解した良いシナリオ」などと認めて、一般にやってみてくださいと公開した物ですよね。
公開前の公式シナリオをやりたいのでもいいじゃないですか?別にその欲求はあってもいいんじゃないですか?
プロGMのなかでも、「ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者」なら、志名波諸智さんのいうような特典があり、人気を集める方法としては、有効でしょうが、それだけがプロに求められるものなのかを知りたいんです。
志名波諸智さんの意見では、「私なら、プロGMを名乗る人物にGMを依頼することはないでしょう。何故なら、技量が信用できないからです。」と有りますから、プロGMには「それに見合う技量」を要求していることになりますね。
プロのGMがいたとしたら、お金を払う代わりに、あなたはなにを求めるのかを知りたいのです。

ちなみに、私は「金を払ってまでGMを頼むぐらいなら自分でやるほうがいい」と思っています。なぜ、プロのGMなるものが必要だと思ったのかが知りたいのです。
2001年05月30日:17時20分06秒
[プロGM]勝手に意訳しないで下さい / 志名波諸智
 
 こんにちは、志名波諸智です。
 
 悪魔からの質問様へ
 
>「
 ・ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者であること
  ゲームシステムを熟知している(筈の)GMによる、システムに最も相応しいセッションが期待できる。
  他の一般GMとは違う特別な体験としても話のタネになる。
 」
 この一文を意訳しているだけですよ。
 
 ええと、まとめと称して勝手に意訳しないで下さい。
 しかも、前記の私の文章をどう意訳すると、
 
>結局は、未公開なり、非公開なり、公開前なりの公式シナリオと同等のものをやりたいということでしょ。
 
 になるのでしょうか。
 
 発言を取り下げるか、論理的な説明を要求します。
 ちなみに、私の文意については先に投稿したとおり。この文章には如何なる含みも何も入っておりません。
 
 LIST様、有り難うございました。
 
2001年05月30日:17時12分25秒
[プロGM]いいえ、勘違いです / 志名波諸智
 
 こんにちは、志名波諸智です。
 
 どうも拙い私の文章のせいで悪魔からの質問様には誤解させてしまったように見えますので、訂正させて下さい。誤解されたまままとめられると困りますので。
 
>志名波諸智さんの意見をまとめると・・・
 ・有名人にGMをしてもらいたい。
 ・世界設定に有ったシナリオをやりたい=>公開前の公式シナリオを楽しみたい。
 という2点に集約されるようです。
 
 ええと、私が申し上げたかったのは、プロGMとしてのウリ、すなわち何を以てアピールするのか、という、ただそれだけのことです。
 
 ですから、有名人にGMをしてもらいたい、訳ではありません。
 有名人であればプロGMを名乗る時に有利であろう、というだけのことです。客(プレイヤー)も付きやすいでしょうから。
 また、公開前の公式シナリオを楽しみたい、なぞとも書いた覚えはありません。まとめと称して捏造はやめていただきたく思います。また、世界設定にあったシナリオをやりたい、と書いてもいません。
 「世界観を何か勘違いしたようなセッションにはなりにくい」と書いているだけです。
  
 私を勝手にただのミーハーにしないでください。
 
 繰り返しますが、プロGMとして何を以てアピールするのか、を私は書いただけです。
 ですから、私が、「してもらいたい」訳でも「やりたい」訳でも「楽しみたい」訳でもありません。念の為。
 
 
 プロGMになるのは、実は、簡単です。
 「私はプロGMだ」と名乗ればよろしい。名刺まで作ってしまえば更に完璧です。
 プロGMになる為の資格試験なぞない訳ですし、誰も身分詐称で訴えたりもしないと思います。
 
 だけど、そういうことではないでしょう、プロGMというのは。
 それで、客が付いて、何らかの収入が得られて、いくばくかの誇りも満足する、そうでなくてはプロGMとは言えないのだと思います。
 では、そういうプロGMになる為には何が必要か。
 まず、客、すなわちプレイヤーではないでしょうか?
 つまり、どうすれば有料でもGMをして欲しい、というプレイヤーが付くのか、が重要な問題だと私は思います。
 需要を無視して供給のことだけ考えるのは脳天気というものです。
 つまり、良いGMであればプレイヤーは幾らでも付いてくる、と言う考え方「だけ」では駄目だ、と言いたいのです。如何にして、良いGMであることを他者にアピールするのか、どのようにして需要を喚起するのか、がどうしたって必要な筈です。
 
 ちなみに、私なら、プロGMを名乗る人物にGMを依頼することはないでしょう。何故なら、技量が信用できないからです。また、料金を支払ってまでGMをして貰うだけの魅力をその人物には感じないだろうからです。
 これは、私だけなのでしょうか? 
 
 そうした不信、疑惑を突破することがプロGMには求められるでしょう。
 無論、良いGMであることは必須です。ですが、それだけではプロGMを名乗ることは出来ても、なることは無理なのではないか、と考える次第です。
 変ですか、この考え方。
 
 
 余談ながら。
 私はプロGMではありませんが、コンベンション他で専らGMを務める身の上として、「高品質なシナリオ」および「最善のマスタリング」は「義務」だと思っています。一期一会であることが多いコンベンションでは次に「期待」することなぞ不可能に近いものですから、それだけ気合いを入れて臨むことにしています。
 GMを務める方々というのは、概ね、大なり小なり同じような気概を持ってセッションに臨んでいるのではないか、と思います。
 

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