TRPG FreeTalk LOG 032

TRPG FreeTalkの2001年05月25日から2001年05月30日までのログです。


2001年05月30日:16時54分16秒
[プロGM]勘違いじゃないよ。 / 悪魔からの質問
公開前の公式シナリオとは・・・

 ・ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者であること
  ゲームシステムを熟知している(筈の)GMによる、システムに最も相応しいセッションが期待できる。
  他の一般GMとは違う特別な体験としても話のタネになる。

この一文を意訳しているだけですよ。
結局は、未公開なり、非公開なり、公開前なりの公式シナリオと同等のものをやりたいということでしょ。
志名波諸智さんの意見では、
有名人に・・・と、上の話以外はプロに期待していないと読めますが?
プロGMに求めることは、他に無いのかな???

そして、とりあえず、収入は置いておいてもいいんじゃないですか?
「プロ」でも食えない職業はいくらでも有るでしょ。
プロボクサーとか、チャンピオンでもラーメン屋だかなんだかで、タイトルマッチの翌日からバイトしてるんだから・・・
いくらもらえて、生活できるのかは、なにをするのかが決まってからのお話です。
2001年05月30日:16時04分38秒
RE:プロの条件 / LIST
 ええと、見た感じ勘違いな雰囲気なのでちょっと。
 
・有名人にGMをしてもらいたい。
・世界設定に有ったシナリオをやりたい=>公開前の公式シナリオを楽しみたい。
  この二点は勘違いでは? 有名人にという点は、あくまで補助的なもので、集約されるような要点ではないはずです。
 むしろ > ・世界設定に有ったシナリオをやりたい こちらの恩恵が主でしょう。
 んでもって、どっから出てきたのか分からない > 公開前の公式シナリオを楽しみたい。 ってのは何でしょうか?
 集約という割には、こんなことはどこにも書いてありませんが?
 
 
 それから…
 プロGMの話は、年収の件であれなんであれ、好きに修正したり設定したりして進めれば良いだけでは?
 例えば最初に200万って書いたのはフリーターレベルで考えたもので(ってか今時のフリーターならもっと稼ぐ)、これがクリアできなきゃ論外よって線です。
 ちょろっと「税金も払えない」とか書いたけど、そもそも法律とか商業とかはなんも考えずに書いてるワケだし。
 あ、いや、ワシャ考えてないのも有るけど、そもそも知識もないナリよ。個人事業主が何をどうしてどうするかなんて、全く知らんし。
 そんなワケで、前も書いたけどツッコミは歓迎するし修正も歓迎するナリ。書きたい放題書いて欲しいナリ。
2001年05月30日:16時02分04秒
RE:久遠さんの手法が聞きたいです / 宇津見
 久遠氏へ

>「GMにはPLを楽しませる義務がある」というセリフはただのワガママ、エゴから出た言葉です。
 了解。

 まあ、私としては基本的に「それなら、セッション内で、役割は違え、プレイヤーにもGMと同等の責任がある」というのを強調したいんで。プレイヤーせいで駄目になったとGMが言い訳するのが恥ずかしいことなら、GMのせいで駄目になったとプレイヤーが言い訳するのも同じだけ恥ずかしい。

 まあ、嫌というほどある経験上、GMのせいでセッションが台無しになるケースも、プレイヤーのせいでセッションが台無しになるケースも、ついでに言えば各自それぞれロクでも無いことをしてだいなしにしてしまうケースも、同じだけ多いなあ....


2001年05月30日:15時49分23秒
プロの条件 / 悪魔からの質問
志名波諸智さんの意見をまとめると・・・
・有名人にGMをしてもらいたい。
・世界設定に有ったシナリオをやりたい=>公開前の公式シナリオを楽しみたい。
という2点に集約されるようです。
私としては、これができるとプロなのか??と疑問です。
システムの販売促進であって、GMのプロを名乗るほどのことでは無いと思いますし、販売元に属している人がGMをやると付いてくる特典のような物で、この2つを満足するには、「デザイナーにGMを有料で頼めばいい」だけでは無いでしょうか?もしかしたらGMとしての能力は低いかもしれませんが、それでもプロなんて言って、いいのでしょうか?
GMのプロであるからには、別の要素が必要だと思います。それをはっきりすれば、プロGMが具体的にイメージされるんじゃないですか?

そこで、先の要求で誤解がないように、説明を少し・・・・・
「常に高品質なシナリオを要求。」は、アマチュアには「期待」していますが、 プロは「義務」ではないでしょうか?この違いは大きいと思います。
「期待」は外れても次に「期待」するのですが、「義務」はミスすれば、 何らかの罰が待っている物です。
「2度と頼まない。」「金返せ!」「悪評が広がり仕事が無くなる。」等
GMの「プロ」を名乗るならあたりまえでは?1回でも失敗したらとまでは言いませんが、 そのくらいの要求は当然だろうということです。
しかし、マスタリングも、シナリオの質も、絶対評価ができるとは思っていません。
GMとPLでスタイルの相性も有れば、個人的な相性も有るでしょう。それでもプロなら できうる限り最善のマスタリングを行なうことが、「義務」なのではないでしょうか?
歌の上手さや、絵の上手さ、味の良さなど、定量化できない評価はいくらでもありますが、 プロの歌手は、常に最善の歌を歌おうと努力します。プロの料理人も常に最善の料理を提供しようと 努力しています。それはプロのGMにも求められるのではないでしょうか?評価方法としては、主観的は評価で充分だとおもいます。
#何度努力しても、PLが満足させることができないなら、GMとしての才能がないということでしょう。
2001年05月30日:14時50分19秒
[プロGM]やはりプロGMというものは / 志名波諸智
 
 こんにちは、志名波諸智です。
 私の立場は「プレイヤーが料金を支払うタイプのプロGM」否定派ですが(私の過去の発言は既に過去ログに切り出されてしまいましたけど)、単なる思考実験として「プロGM」のあり方を巡る考察を進めることにまで否定的になるつもりはありません。ただ、どうしても悲観的にならざるを得ませんね(苦笑)。
 
 
 さて、
 ◆プロのGMに求められることは? / 悪魔からの質問様(2001年05月30日:09時55分46秒)
 について、お答えします。
 
 既に
 ◆[プロGM]やはり収入は度外視せざるを得ないのでは / 志名波諸智(2001年05月25日:17時16分49秒)
 および
 ◆私が思うプロGMのつらい点 / 志名波諸智(2001年05月25日:09時42分34秒)
 の文中にて匂わせてあることですが、
 
 ・ゲームデザイナー本人(笑)もしくは関係者であること
  ゲームシステムを熟知している(筈の)GMによる、システムに最も相応しいセッションが期待できる。
  他の一般GMとは違う特別な体験としても話のタネになる。
 
 が「プロGM」のウリになると思っています。
 一つには、ゲームデザイナー自らによるセッションであれば、世界観を何か勘違いしたようなセッションにはなりにくいでしょうし、また、ルールの不明瞭な点をセッションを通じてはっきりと確認する機会にもなるだろう、ということですね。
 また、ミーハーですが、あの○×氏のGMでセッションを遊んだ、と言えば話のタネにもなりますよね? 
 
 悪魔からの質問様があげておられる、
 
>・常に高いクオリティのシナリオを用意する。(すぐにネタべれしたり、バランスが悪いシナリオはボツ)
 ・常に、できうる限り最善のマスタリングを行なう。(常に楽しませろとは言いません。PLが悪ければ楽しめないこともあるから)
 
 等は確かに重要な事ではありますが、プロGMのウリとしては弱いのではないか、と思います。
 と言いますのも、常にプレイヤーというのは高品位のシナリオおよび最善のマスタリングを期待しているもの(GMが常に最善のプレイヤーを期待しているのと同様に)であって、GMがプロであれアマチュアであれ、その期待には何の区別もないと思うからです。
 もし、そうであれば、最善のシナリオおよびマスタリングだけではプロ・アマの差別化は困難でしょう。
 少なくとも、喜んで金を出すプレイヤーはいないように思います。
 それにシナリオの品位およびマスタリングの技量を定量化して表現することも今のところ困難なのではないでしょうか。せいぜい、周囲の評判という定性的な評価で精一杯というところなのであれば、やはりプレイヤーにアピールするのにも無理があるように思います。
 
 やはり、プロGMを実現するには、囲碁、将棋、M;TG(苦笑)のように強力な組織化が不可欠なのでは。
 そして、冗談ではなく、
 ◆茶々入れ / NOA様(2001年05月25日:01時58分15秒)
 の投稿に見られるようなGM検定であるとか、そういった認定評価が一般的に受け入れられる環境が必要なのではないでしょうか(でも、そんなので評価されるのイヤですけどね、私は)。
 
 
 ちなみに、恐らく一番現実的なプロGM像というのは、
 ◆[プロGM]何にお金を払うのか / 匿名希・望様(2001年05月25日:16時01分24秒)
 の投稿に見られるような、リプレイ出版その他によって収入を得る、というGM=映画監督・PL=俳優というタイプのように思われます。
 実を言うと、目から鱗が落ちたような気持ちになりました。
 
2001年05月30日:14時42分51秒
プレイヤーの集中力 / Yosh

>久遠☆さん

「人間の集中力は15〜20分、長い人(特殊な人、といいかえられます)でも3〜40分が限度です。」とのことですが、よければその根拠(出典)を教えていただけませんか?

#最近、自分の知識がどんどん古くなっているのを痛感しています……。
#ああ、いやだいやだ。


2001年05月30日:11時24分29秒
[プロGM]現実的アプローチの参考になれば… / あきのり
 まず…
 >石頭さん
 うん、おっしゃりたいことは判ります。ただし、プロGMの稼ぎのみで、生計を立てることの困難を指摘したくて、オレは書き込みました。年収200〜300万という設定そのものが、家族の生活をも支えるとした場合には、お話にならない、というつもりで。
 まぁ、資質、能力、RPG世界への貢献…それらの議論をないがしろにするつもりは無いけれど、生計が成り立つのか?という現実的側面も非常に重要じゃないかなぁ、と思いますもので。そちらは、議論百出していたようなので、あくまでも、オレも現実的側面からアプローチさせ続けてもらいます。
 ということで、これまでの議論にあったように、他に「本業」を有していることが前提で、その業種としては、フリーにせよ、組織に所属しているにせよ、ライター、デザイナー、ゲームショップの店員などがあがっているわけですね。
 それぞれの特質があるかと思いますけど…何だかんだで、RPGと隣接した分野でないと苦しいという議論の流れだし、その流れに賛成です。
 ん〜、これで、本業で400万円オーバー、GMで月に数万円のあがりがあれば恩の字というところが現実的な線ではないでしょうか?
 実のところ、オレ、本業のサラリーマン的な仕事のほかに、副業を持っています。組織人であるから、その仕事をウィークデイにやり、年のうちの4ヶ月ほど、毎週土曜日をその副業に当てます。これが月に5〜6万円で、合計20万円を超えるくらいの手取りとなります。実働は事実上、午後いっぱいのみですが、実際には、移動と準備で、1日が丸々潰れます。副業の性質はGMと似ているかもしれません。何人かの人間の前で、一定時間、講釈を垂れつづけること(笑)。
 さて、その副業をするには前提条件がいくつかあります。まず、本業の仕事のスキルの蓄積の上に副業が成り立っているということ。そのためもあって、その副業のための準備の手間が、それでも最小で済んでいること。しかも、副業をやることによって、本業のスキルアップ効果があること。
 そして、年の内の4ヶ月のみ、月の内の4〜5日であるから時間がやりくりできるし、休日の土曜にやるから、属している会社にも迷惑をかけないということ。
 でも、はっきりいって、ウィークデーから積み重なった疲労のダメージで日曜はグッタリ…。家族を心配させ、その上で、この4ヶ月間の家族サービスの欠如をなじられますね(笑)。しかも、本業でのスキルの蓄積があるから可能である上に、本業に差し支えあれば、これは直ちにやめることを条件づけられてもいる。
 日当は1万と数千円で、単価でみれば悪くない稼ぎです。しかし、合計すれば、年間のポケットマネーを潤す程度のものでしかない………いや、その4ヶ月間、嫁さんはオレの小遣い上げてくれるわけではないから、潤してもくれない(爆)。
 これで、なんで続けてるかというと、本業も副業も、どちらも「情熱」を持っているということ(こう書くのは気恥ずかしいなぁ^^;)、やはり本業との相乗効果があり、副業も楽にできていること、ついでに言えば、安定した本業の収入があるから家族も許容できること、といえるでしょう。
 ということで、議論のご参考になれば…。
2001年05月30日:09時55分46秒
プロのGMに求められることは? / 悪魔からの質問
プロのGMに求められることは?
・常に高いクオリティのシナリオを用意する。(すぐにネタべれしたり、バランスが悪いシナリオはボツ)
・常に、できうる限り最善のマスタリングを行なう。(常に楽しませろとは言いません。PLが悪ければ楽しめないこともあるから)
など・・・・・
「プロ」と名乗る以上、求められる「もの」があるはずです。上に書いた点は最低レベルの要求だと思います。
プロのGMは、あなたの求めたものを与える代わりに、あなたは直接的か、間接的に対価を払うのです。
プロではないGMに求めない何かがあるからこそお金を払うのでしょう。
あなたなら、何を求めますか?

2001年05月30日:01時58分30秒
追加と謝罪 / 城戸”フェニックス”一輝
 先の書き込みで「最後の問題」と書きましたが、問題がこれですべてであるように見えるので、訂正します。
 
 この「書き込みにおいては」最後の問題、という意味です。問題点は大なり小なり多数かかえております。
 それこそ、ショップからいくらもらうか、とか。
 
 あと、この体制のメリットをもうひとつ。
 副業で、GMが、毎日出来る。
 
 ということです。申し訳ありませんでした。
2001年05月30日:01時52分20秒
駄文 / NOA
 現にプロが実在するMTG。でも、日本で知ってる人ってあんまりいないですよね?
 MTGは、外国では大企業が宣伝費どーんと使って、ばんばんトーナメントが開催されてて、しかも、新しい物が出れば大多数の従事者が大枚を払う…(あくまで憶測ですが)
 知名度が低くてもこれ位お金が動いていればプロも成立するかもしれないけど、TRPGは新しいシステムが出れば殆どの人間が購入って事もないですよね?それに付随する関連書籍等も少ないし(苦笑)
 もっと市場が動かない事には、デザイナー等の肩書きの無い人間がプロGMと名乗って賃金を得るのは難しいと思います。
 市場が動いたからと言っても実現が困難なのは、既に言うまでもありませんが(^^;)
 ここにもプロ化を困難にしている要因があるのでは?という事で。
 駄文の上、乱文すみません。
 
2001年05月30日:01時48分11秒
[プロGM]の雇い主 / 城戸”フェニックス"一輝
 はじめまして。私見を少々。
 プロってことは、金をもらうってことですよね。 もらう金は、つまり誰かが払うんですよね。 じゃあ、誰がその金を払うのでしょうか。
 どうも、今の状況では各卓のPL、になってるように思います。 でも、スポンサーはそれだけではないとも思います。
 たとえば、ここでも少し上がってましたが「メーカー」です。 そして、「ショップ」ですね。
 プロGMが「RPGの発展のため」に必要なら、 その雇い主はメーカーやショップになると思います。 というか、主にショップ。
 なぜなら、現在のRPG事情から鑑みるに、 RPGの発展に必要なのは新規開拓だと思われます。 すなわち、大幅なユーザー増加。
 
 一般のコンベンションで。メーカーのコンベンションで。 プロGMがいて「新規開拓」はできないように思います。 なぜなら、コンベンション等の告知はTRPGファン、 つまり、興味のある人を対象にしているからです。
 では、それ以外の人にその告知は知られないのでしょうか。 もちろん、知られないでしょう。 仮に知ったとして、興味のない広告は忘れられてしまいます。 忘れられた告知は存在しなかったのと同意ですから。
 では、知るためにはどうするか。 見てもらうしかないでしょう。 興味のない人たちに、TRPG風景を。
 
 ……どこで?
 
 そこで、ショップです。 現在、TRPG専門店を私は知りません。 TRPGを扱う店の多くがTCG等を同時に販売するからです。 そして、大手の店に設置されている、開放スペース。 いわゆる「デュエルルーム」です。 ここでは連日多くのTCGファンがTCGをプレイしています。
 このデュエルスペースでTRPGをするのです。 ショップから幾ばくかの金をもらって、毎日夕方の5時にスタンバイ。 参加者が来ればセッション開始。 こうすれば、平日にも仕事が出来ます。 さらに、TCGファンがTRPGに興味をもってくれる可能性もあります。 もともと対人ゲームの好きな人たちが集まるショップですから、 それ以外の場所に比べて関心度は高いでしょう。 そして、初めてセッションに参加した人が面白い、と思ってくれれば、 帰りにショップでルールを購入して行くかもしれません。 ショップの方も売上が伸びて、利益を得ます。 なのでショップ側も「プロGM」の宣伝に余念がない……
 
 と、都合のいいことばかり言ってますが、現実は甘くはありません。 この提案には問題がありありです。
 まず、第1に「どのシステムを使うか」です。 適当に集まった人が何をやりたいかなんて分かるはずもありません。 これの解決策としては、事前に1週間の予定を発表することが上げられます。 それによって、PLの方で参加を取捨選択できるからです。
 次の問題点は「参加者数が読めない」ことです。 10人の日もあるかもしれません。また、1人の日もあるでしょう。 この両方に対応できなければなりません。 なぜなら、「プロ」だからです。 その日の状況に応じて客を帰していては、信頼もされません。 当然、やる気でやってきて肩透かしを食らった新規PLが、 二度とやらないと思うことだって大いにありえます。 こうなると、何のためにそこにいるのか分かりませんから。
 3つ目は「時間が短い」ことです。 セッション時間はおそらく2時間半が限度。 初めての人への説明を入れるとシナリオは短くなってしまい、 面白さが減るかもしれません。 勿論、長いシナリオならいいのかと言うと、そんなことはありませんが。 しかし、初めての人には短いくらいでちょうどいいかもしれません。 とりあえず、キャラクターはプレロールドになるでしょう。
 最後の問題として、「TCGファンが興味をもつか」です。 はっきり言いますが、たぶん、持ちません。
「アイツラがいなければもう1卓空くのに、邪魔な奴らだ」 と思われるのがおちでしょう。 実際にYS新宿アリーナで、ウォーハンマー(SLG)の卓は、 他の客からそう思われていることを聞きました。 彼らは自分たちのデュエルに夢中で、隣の卓など気にもしないようですし。
 
 と、理想と問題点を挙げてみました。 読みにくいところなどあると思いますが、御寛恕ください。
2001年05月30日:01時25分39秒
RE:アルバイトGMへの対価は / 久遠☆
プロGMに対する支払金額ですか。
3〜4時間のセッションとして、個人で2〜3千は最低出してもいいです。
一人2千なら4〜5人で8千以上ですからそんなモノでしょう。
あとなセッションの楽しめた度合いで追加を出しても良いと思います。


でも、基本的に、私はプロGM否定派ですよ?(笑)


追記、現在プロGMは一応存在します。
デザイナーの朱鷺田氏はプロGMを名乗ってますか
2001年05月30日:01時20分37秒
RE:久遠さんの手法が聞きたいです / 久遠☆
To:焔揺介様。

現役(笑)のGMのその手法を聞く、つーのもなんだと思いますケド(苦笑)
さすがに全ては話せません。
その辺はご理解を。


まず、きちんとシナリオは用意する。
シナリオメイクもマスタリングの内、だと私は思っています。
自分の性質、マスタリングにあったモノを用意しないと、失敗の要素になり得ます。
私の場合は、アドリブマスターの傾向が高いので、シナリオにはかなり柔軟性を持たせて作ります。
あと、身内用なのか、コンベンション(不特定の対象)を相手にするのかで用意する内容は
違うのは当然のことですね。

※アドリブマスターって悪い意味で使われることが多いですが、
 決してシナリオを用意しないマスターのことではありません。
 その場その場を柔軟に対応し、必要とあれば、シナリオの変更を行う、
 それがアドリブマスターだと私は思います。

次に資料等の準備も怠らない。
キャラメイクなどは時間がかかるものが多いです。
チャート表のコピー等の用意や、小物の用意等も行う。
最近出たルールで比較的マスターをすると思うルールなんかは2冊以上購入し、GM用とPL用を用意したりもします。

シナリオとルール、自分のマスタリング技術の許容範囲である限り、PLの行動や思惑を否定しない。
「こびている」と思われるかもしれませんが、自分のやりたいことを頭から否定されるより、多少なりともできた方が、楽しめますから。
もちろん、他のPLコトも考慮して、自分が制御できる許容範囲でもコトですが。

一番重要点であるのがテンポ、と強弱です。
人間の集中力は15〜20分、長い人(特殊な人、といいかえられます)でも3〜40分が限度です。
それ以上は疲れや不快感を感じてしまうことがあります。
それを考慮して、どうしても無理なラストバトル以外では、場面転換等をこまめに行います。
特に最近は昔のようにパーティで動くより、個別に動くことが多いので、より重要視される部分。
これはヒマにしている人に対しても当てはめます。
つまり個別に動いた結果、そのシーンに登場できないPLのヒマな時間を15〜20分以上とらないようにする、
ということです。
あとシーンを変えるときに「引き」を残す。
ドラマとかでCMの前、とか次回へ続くときのように、多少の余韻を与え、自分が登場しないときでも、
意識をこっちへ向けておくようにしむける。
どこで切り、どう演出するかは何度も体験して覚えるしかないですけど、
各PLの顔(特に目)をよく視ておけば多少なりと助けになります。
暇そうに・・集中できなくなってきているように見えたら話題を振るとか、ですね。

終わったらに、自己批判をする。
身内ならともかく、コンベンションとかではよほどのことがない限り、
面と向かって批判してくる人はいません。
だから自分で振り返って、本当にミスがなかったのか?
等をキチンと考えます。
また、後から考えたら、よりよい方法というのも見いだせます。
そういったシミュレートをすることによって、次のシナリオメイクやマスタリングの向上に役立ちます。

失敗したときは全てのミスをちゃんと認め(簡単なようでできないことですね)、その上で、
GMのミスなのか、PLの行動ミスなのかを考え、対処方法を考える。
たとえPLのミスであったとしても、なら、何故そういう行動になったのかを考え、
それを防ぐ方法も考慮します。
事前の説明で防げる内容もあり得るからです。

最後に、PLをよくする。
PL経験の少ないマスターも、GM経験の少ないPLも不完全だと思ってます。
PLの視点を持つ、ということはそれだけで、マスタリングに与える利点というのは計り知れないモノがありますから。
また、PLをする時に、そのマスターの手法を見て、それがよいと思うところなら、
自分のマスタリングでもやってみる。
また、悪いところなら、何故そこが悪いかを考え、反面教師にする。
そうすることはマスタリングの向上につながりますから。

まだいくつかありますが、出せる範囲ではこんなところです。


「GMにはPLを楽しませる義務がある」というセリフはただのワガママ、エゴから出た言葉です。
でも、TRPGは時間がかかる遊びです。
GMなら準備等を含めるとなおのことです。
なのに、それだけを費やした時間をPLのせいで楽しめなかった、というのは納得できないんです。
私はプレイする限り、例えどんなときでも楽しみたい。
でも、PLから不満が出たら楽しめない。
だったら、自分がGMをする限りは常にPLも楽しんで貰うしかない。
ただ、それだけのことです。
ホントにただのエゴでしょう。
でも、PLが「GMにはPLを楽しませる義務がある」というのはただのワガママ、戯れ言にすぎなくても、
マスターをする者がそれら全てを承知し、のみ込んだ上でそれを口にするのとは言葉の重みがまったく違います。
それ相応の覚悟がないと口にできないセリフだからこそ、その「重み」だけは理解して欲しいです。

全てのGMにそうしろ、なんて言いませんが、その重みを受け止め覚悟を持っている人を批判・反論するなら
それ相応の答えと覚悟を持ってして欲しいです。
その上で反論があるなら聞きたいです。
例え納得できなくとも、先に進める要素にはなるでしょうから。

ここまでくるとマスタリング研究室向きかもしれませんが、とりあえずここでレスしておきます。
2001年05月30日:00時37分09秒
あんまり200万にこだわらなくても / 麦わら帽子
どうもこんばんは。
200万という数字はLISTさんの試算から出てきたものですけれど、どなたも全収入で200万稼げればそれで十分などとはおっしゃっておられない筈ですが。
そもそものLISTさんの試算では200万を稼ぐのすら困難ではないかという結果になっているのですし。
2001年05月30日:00時20分31秒
プロである必要性がわからない / 悪魔のささやき
年収については、誰かが「プロのGMなら、年収200万目指す。」と言い出したことから始まった話。
その計算がおかしいという指摘!

「プロ」という論議には、「いくら取るのか」は避けられない話でしょ?
もうひとつは、「何をするのか」!
ただ単に「GMをします」じゃ金は払えないでしょ。

「TRPGが発展するために〜〜〜」という意見があったが、例えば「なに」が必要なのか???それは「プロGM」でないといけないの???
自分が生活できるだけの金を取って、GMに没頭しないといけないほどの何が「GM」にあるのでしょうね???
それよりも、もっと初心者でもやり易いシステムと、もっと広いユーザを得るような環境が必要なんじゃないのかね。
ロードスが雑誌に載ったときは、もうちょっと一般化するかと思ったけど、やっぱりマニアの遊びでしかないよ。
2001年05月29日:20時13分58秒
何か年収の話だけが一人歩きしている / 石頭

ように見受けられます。いったい何処から年収200万円〜300万円がプロGMの年収となったのでしょうか?

まだ、存在してもいない(私としては到底存在できそうにもない)架空の職業に対して、これまた架空の年収を勝手に設定して盛り上がっても、ここでの論議としてあまり意味が無いように思えるのですが。


2001年05月29日:19時50分32秒
年収300万円か / あきのり@一児の父
>???さん
 年収300万円で、お父さんになること…すなわち、家族を養っていくことは、すごく困難ですね。あ、年収500万円程度のサラリーマンで、コンベンションには出かけず、週末はオンラインセッション中心のお父さん愛好家です、オレ(笑)。都内在住で、カツカツですね。500万円でも。子供に金はかかるし、小さい会社なんで社宅の類もなく、住居費に金がかかり、うーん、マイホームの自己資金? とても貯まらない(爆)。
 年収300万円で活動の場が東京だとすれば、すくなくとも、東京都内在住では、家計が成り立たないと断言します。少なくとも、嫁さんや子供に、貧乏を味合わせたくない、そう思ったらね…。長距離通勤覚悟で、埼玉、神奈川、千葉在住で、どうにか…つーところ。しかも、仕事の経費も年収の中から捻出しないとだし…。
 そうだな、子供は塾にもやらず、公立の学校に行かせますかね。オヤジが年収300万円って、高校、大学では、うまくすると奨学金が取れるレベルですしね。あぁ、これ、やっぱり貧乏かな…。あとは、子供に手のかからなくなったら嫁さんにパートで年に100万円は稼いでもらって…。あぁ、無論、嫁さんが、しっかりとした職業人ならば、存外悪くないけど…嫁さんの方が、年収が300万オーバーしちゃったら、オヤジとしての面目立たないよなぁ…ウチみたいにキツイ嫁さんなら事あるごとにヒモ呼ばわりするかもしれない(笑)。
 うん、能力度外視でもプロGMはやっぱダメだな。もっと稼げる仕事でないと…。
 とういう具合に、人間は、…窓辺にもたれ、夢の一つ一つを消していくのは辛いけど〜、若すぎてなんだか判らなかったことを、リアルに感じてしまうこのごろさ〜♪(佐野元春、Somedayより)状態に突入していくわけですね。
2001年05月29日:19時28分37秒
プロGM / d-sys
前の書き込みが終わった後に、もう一つしまったと思うことがありました。
 というのはプロGMといったときに、「個人(たいがいPL)を楽しませる対価」というような書き方をしてしまったことなんですね。
 僕個人としては、実はそっちはオマケで「TRPG業界が発展していくために」プロGMが必要だと考えているわけなんです。こっちの視点から言えば、多少お金は払えるな、という感覚。
2001年05月29日:18時01分44秒
RE:アルバイトGMへの対価 / OTE
 こちらの懐事情だけで言ってしまえば、で良ければ、サークルや定例会に一日5000円程度なら考えても良い気がします。もちろん、「講師として」呼ぶのなら、もう少し加味して1万円程度出しても良い気がしますが、こちらの評価も厳しくなるし、事前の情報も欲しいでしょうね。
 
 <年収>
 俺、プログラマーの頃、2年目で税込み月収平均16万でした(;_;)年収ボーナス込みで約230万円。もちろん死ぬほど生活苦しかったです。(in東京)
2001年05月29日:16時48分22秒
re:年200万で生活・・・????? / ???
つまらない仕事をやって500万円もらって週末だけコンベンションにでかけるお父さんと、年収300万円で苦しいながら自分の好きな仕事で食べていくお父さん。どちらを目指すかはその人でしょう?
2001年05月29日:16時22分19秒
TRPGカフェ / 悪魔のささやき
TRPGカフェって雀荘のようなもの?
会議室とまで行かなくても、仕切した場所をいくつか用意いておいて、「1卓6人まで、2時間いくら」で商売。飲み物やスナック菓子も売っている。
お客さんに頼まれれば、GMもやってあげる。(多少の追加料金)
こんな感じですかね?
立地と金額と維持費と集客と・・・うまくいくものだろうか?
順調に行けば、RPGの聖地になるかもしれない。
これにつられて、やってみる人はいないかな〜〜〜
どの位、客がくるか見てみたいものだ。

2001年05月29日:16時22分17秒
TRPGカフェ / 悪魔のささやき
TRPGカフェって雀荘のようなもの?
会議室とまで行かなくても、仕切した場所をいくつか用意いておいて、「1卓6人まで、2時間いくら」で商売。飲み物やスナック菓子も売っている。
お客さんに頼まれれば、GMもやってあげる。(多少の追加料金)
こんな感じですかね?
立地と金額と維持費と集客と・・・うまくいくものだろうか?
順調に行けば、RPGの聖地になるかもしれない。
これにつられて、やってみる人はいないかな〜〜〜
どの位、客がくるか見てみたいものだ。

2001年05月29日:15時50分30秒
どんぶり勘定に試算(プロGMの報酬) / 夢見鳥
少々興味のある話題でしたので、横から失礼します。
GM専業のプロ、というのは少なくとも現時点では現実的でないでしょうが、必要に応じTRPGをサービスとして提供するような場が有った場合、いかがでしょう?
例えば、漫画喫茶やフリースペースの応用としてという事で。
特殊スタッフとして、GMを配置するわけです。 普段は普通の店員として働き、必要に応じてTRPGのサービスを行う。
GMとしての指名が有った場合に限って追加手当を貰うようにすれば、普通のアルバイト並みには安定(?)して働けます。
人気が有れば、それなりの収入を得られる可能性も有りますし。
と、ここまで書いて気付いたのですが、「TRPGカフェ経営希望者」さんの考えておられるのは、こういうものかもしれませんね。

そもそも、サラリーマン並みを基準とすれば大変な額になるでしょうけれど、副業、アルバイトを基準とすればそれほど無理な額にはならないように思われます。
1セッション、一人当たり1000〜2000円程度として、3〜4人を相手にすれば、5〜6000円にはなりますから。
拘束時間から逆算して、時給1000円くらいは望めますよね?
ここまでの意見を見る限り、一回2000円弱くらいならば大概の人にとっては許容範囲と思われますし。

もちろん、スペースを固定して店舗のようなものを構えるなら、その維持費を別に考える必要が有りますが・・・。
ちなみにいずれにせよ、基本は完全予約前金制という事にすべきでしょうね。
例外は最初に挙げた副サービスとして設置している場合に、手の空いているGMスタッフが面子の揃った飛び込み客を相手にする際くらいで。
「一人当たり」ではなく、一卓あたりの料金制にすればもう少し安定するかもしれません。
(言うまでも有りませんが、人数制限はすべきでしょう)
2001年05月29日:15時47分14秒
個人レベルでは / TRPGカフェ経営希望者
>個人レベルなら、交通費と食事をおごるとか
野暮かもしれませんが、これをちょっと計算してみます。

昼食\800、夕食(酒代込み)\2,000、往復の交通費を\400とすると\3,200、PL5人で割って一人当たりの負担が\640。

実働4時間であれば時給800円で、趣味を兼ねた軽いアルバイトとすると妥当な額かもしれません。
2001年05月29日:14時09分36秒
年200万で生活・・・????? / 悪魔のささやき
今時のサラリーマンの年収を知っているのかね?
大卒新人で税込み300万近い額だし、10年も勤めていれば、500〜600万だよ。
年収が200万で税金と健康保険払ったら100万ちょっと・・・惨めな生活だね。
それに、一日5万も払うやつはいないよ。PL5人だとしても一人1万?しかも実働8時間程度でしょ?
どんなにすごいマスタリングをしてくれるのでしょうね。非常に興味がありますが、ほとんど詐偽のような額!
大卒新人の日給が1万3千円程度(税金など込み)
GMってのは、そんなにすごい仕事だったんだ〜〜〜〜〜〜
10年以上GMやってるけど、金とってたら、1000万以上儲けてる事になるな〜〜〜
もともと、GMなんて、金とってやるほどすごいことかね??企業が自社の製品を売り込むために、GMをやってもらうなら、1日5千円も出せばいいんじゃないの?
個人レベルなら、交通費と食事をおごるとか商売にするほどのことではないでしょ。
2001年05月29日:12時02分25秒
アルバイトGMへの対価は / TRPGカフェ経営希望者
 プロGMが現れる前に、GMのアルバイトが現れても良いと思います。
 サークルの会費で「講師」としてGMを招くとします。英会話サークルの外人講師と同じような感覚だと思ってください。
 なお、GMの技術力は「コンベンションで人気がある」程度を想定しております。
 以上の前提でプレイヤーから見て、GMに幾ら対価を支払えますか?
 (特に久遠☆様は金を払っても構わないと仰っていたのでお聞きしたいのですが)
 1セッションあたりの金額で考えたいと思います。
2001年05月29日:11時06分11秒
プロGMの可能性 / 雪
 ずいぶんプロGMに対して否定的な方が多いんですね。まぁ「プロGM」という言葉が悪いのかもしれませんが・・・

◆プロGM(有料GM、もしくはGM提供業)

 定義を「参加者などから報酬を得てTRPGに関するサービスを提供する業」とします。この場合兼業、専業は特に定めないこととします。
◆ニーズ
 基本的にニーズがあれば業としての可能性はあります。安定的なセッションメンバーとGMに必要な準備時間を有する環境にある人には必要ないかもしれません。しかし時間的余裕がなくなってくると真っ先に影響をうけるのはGMに必要な準備時間です。また固定的なメンバーで行われているセッションではマンネリ化による減退の打開策としてニーズがあると思います。

 ただし、毎週末のように依頼があるといった状況になるほどニーズが高いとはちょっと思えません。

 ニーズはあるが専業できるほどニーズはない、というのがまとめです。

◆兼業の可能性
(1)デザイナーの副業として

 システムを作りだし世に送り出せば後は市場のご託宣にyうだねるという形から、例えば対面販売のような形でお客様に直接売り込むことが可能になります。

(2)販売店のサービスとして

 カードゲームなどでは一部の販売店で店員が無償で相手をしてくれるという場合もあるように聞いています。

(3)週末副業という考え方
 例えば学生、公務員、会社員などで比較的時間に余裕のある人が週末に福祉施設や自然観察会などで(本業とはまったく関係のない)ボランティア活動をしてる方もいます。欧米ではワーキングホリデーといって週末に郊外で農作業の手伝いをすることも当たり前になっているそうです。本人の意思があれば(規則で副業が禁止されている所もあるようですが)週末の余暇活動で報酬をもらうことはある程度認知されてきています。あくまでもアルバイトではなく「TRPGという余暇活動」の中でということです。

◆報酬を受けるメリット

 ニーズの分析で「好きなことをやって食っていきたい」というのは無理だというのが見えてきましたが、では有償のメリットとはなんでしょう?

(1)仕事の誠実さのアピール

 「有償で行います」と言うのは「私は誠実に仕事をします」というアピールになる。

(2)問題参加者の排除

 有償にすることで冷やかしや混乱させることを意図して参加してくる人を排除できる。ある程度意識の高い人を選択する結果になる。

◆値段と値ごろ感

(1)値段

 専業を目指さないのであれば「値ごろ感」が価格決定の大きな要素となります。もし将来的に専業を目指すのならば一日の収入5万円程度をめざしていけば良いと思います。実働40日で年商200万になります。首都圏では交通費別途とすることが必要になてきます。

(2)値ごろ感のために

 ただGMをするのではなく、払った価値があったと感じさせるサービスが必要です。使ったシナリオを印刷して最後に渡すとか、小道具やBGMなど演出へのこだわり。参加者の少ないセッションには助っ人プレイヤーを帯同するサービスなどです。

(3)GM派遣以外の関連業務

 思いつくままに列挙しますが、まだまだあると思います。
--シナリオ提供
--会員制セッション(有料)
--システムの解説講座
--キャラクターメイキング講座
--平日の主婦向けセッション
--小学生向けセッション(休業土曜日対策)
--シナリオ販売
--小道具、教材販売
--
2001年05月29日:09時39分33秒
有料GM / 悪魔のささやき
ここまでの、プロGMの話を見ていて思うこと・・・
必要と言う人は、
GMやって金もらえるならラッキー
GMは大変なんだから、金出せ
RPGはやりたいけど、GMは嫌だだから金出す。
金をだせば有名人に、GMをやってもらえるかも
という意見に思えるのだが??? 金満日本人らしい発想だ!
2001年05月29日:05時55分45秒
久遠さんの手法が聞きたいです / 焔揺介

宇津見さんは宇津見さんなりの手法を発表されました。それに対して「疑問だと思う」なら,久遠さんなりの手法をぜひ発表してもらえませんか? ひょっとしたら,マジシャンの中には「コインの手品がうまくいかないな〜でも俺この手品しか知らないしな〜」と思っている人もいるでしょうし,そんな人に久遠さんが「いやいや,トランプの手品っつうのも面白いですよ。これこれこういうもんでして…」と言えば,マジシャンは「そうか,俺,ひょっとしたらトランプのほうが向いているのかも」って思えるかも。

もちろんそれでもやっぱり「そんなもん人に聞くな」とおっしゃるのであれば,「人にケチつけるだけのヤツはいらねー」といまどきの無気力な若者のごとき発言をするにやぶさかではありません(笑)。

これってプロになりたくない GM でも興味ある話題ですよねえ…ひょっとしたらマスタリング研究室に移すべきかもしれませんね。


2001年05月29日:05時52分30秒
貴方はどこまで奉仕できますかな? / がれっと
議題と少しずれますが、
(私のHPより抜粋)
 > ゲームプレイヤーの役割と目的
 > 1.ゲームマスターの役割と目的
 > ゲームマスターの役割は、総括すると、
 >
 > 1.ゲームの準備をする
 > 2.プレイヤーの宣言の判断を行なう
 > 3.プレイヤーにゲームに関する説明を行なう
 > 4.プレイヤーのゲームに対する要求を総括する
 > 5.ゲームのバランスを取り、プレイヤーにとってゲームを面白いものとする
 > 6.ゲームを作る
 >
 >  の6つくらいになります。
 > 対して、ゲームマスターの目的は、
 >
 > 1.自ら造り出したストーリーを人に味わわせて楽しむ
 > 2.変化していくストーリーを見て楽しむ
 > 3.キャラクターの行動に対応することでスリルを味わい、この苦行を無事やり遂げることによる達成感を得る
 > 4.場の一体感を味わう
 > 5.匿名の情熱を体験する
 > の5つが代表的なところです。
 >
 >2.プレイヤーの役割と目的
 >
 > プレイヤーの役割は、総括すると、
 >
 > 1.ゲームを行なう
 > 2.ロールプレイを行なう
 > 3.ゲームマスターに協力する
 >
 > の3つほどになります。
 > 対して、プレイヤーの目的は、
 >
 > 1.ストーリーを楽しむ
 > 2.障害を乗り越え、達成感を味わう
 > 3.他のキャラクターと協力あるいは敵対すること で、一体感やスリルを味わう
 > 4.場の一体感を味わう
 > 5.キャラクタープレイを楽しむ
 > 6.運要素を楽しむ
 > の6つが挙げられます。 
 商用に行うのであれば、この内「GMの目的」と「PLの役割」は無視されても仕方ないのではないかと思います。
 勿論、商用に行う場合、「てめーのシナリオは面白くなかった、金は払えんな!」という意見に頭を下げて愛想振り撒きながら帰っていかなければならない、ちゅうことです。
 私ァ、そんなGM絶対にしたかないです。
 
 さて、みなさんはどうですか?
2001年05月29日:03時34分56秒
GMの義務 / 久遠☆
To:宇津見様。

もう一度、下の私の書き込みをよく読んで理解してください。
誰が、“他の人のために”「GMはPLを楽しませる義務がある」なんて言いました?
その義務はGM自身のためのものって書いてません?

一応補足すると、確かに、ホントの意味でセッションを面白くするのはGMだけでは無理でしょう。
TRPGはGMとPLのの両方の協力とか、セッションをつまらなくするのが両方に原因がある可能性がある、
とかはというのも否定しません。
それに関しては同意します。
そんなことは当然のことです。
だから、この義務は同じことがPLにもあてはまるとは思います。
しかし、「プロ“GM”」の話題の中にPLに対する内容が必要とは思えなかったので割愛しただけです。

でも、そんな当然のことを当然と思っているコトって、単なる甘えじゃないですか?
「参加しているPLが悪かったから、協力してくれなかったから、そのセッションが楽しめなかった。」
そういうのは簡単です。
でも、それって逃げ場を残している、ともとれませんか?
PLが悪い・非協力的なら自分の実力で引き込み楽しませてやる、くらいの意気込みをもつ。
そういうことが私が言っている、自分自身のために、自分に課す義務、ってことです。

逃げ場も甘えもなくした方が技術の向上は早いですからね。
PLがどうのとかじゃなく、マスターはマスターの努力をしよう、そういうことです。

>>私の経験上、不特定多数が集まるコンベションや多人数サークルで、確実にプレイヤーを楽しませる方法といえば、
(中略)
>> ええ、RPGプレイとしては、極めて邪道だと思います。しかし、プレイヤーを確実に楽しませられる方法ですね。

逆に聞きたいんですが、そんな方法でしか楽しませられませんか? そんな方法で楽しませられますか?
無難なプロットのシナリオ、というのは解ります。
時間制限のある場所では、その方がスムーズにセッションが進むので、
いろんな意味で益があります。

でも、「参加者の好みそうなガジェット」ってどうやって判断するんですか?
コンベンションならいざ知らず、不特定多数を相手にする場合、その判断は難しいものがあります。
しかも、漫画やアニメネタなんて、いくらそれが流行りものであったとしても万人が
楽しめるワケじゃないです。
特定の対象相手ならともかく、不特定の対象を相手にしたとき、確実に楽しませることができる
マスタリングかどうかは疑問だと思います。


>>「プレイヤーを楽しませる」って、具体的にどういうことでしょうか。

これって、「方法」を聞かれてるんでしょうか?
だとしたら「答えません。」
そんなムダなコトしても意味無いでしょう?
私がしている方法は私の性質とマスタリングにあったものです。
他の人がやっても同じ結果になるわけじゃないですから。
例えていうなら、手品で主に使う題材をコインに選ぶ、またはトランプを選んだりするのと同じ。
サーカスのピエロや、動物使い、綱渡り等の違いと同じ。
自分にあった「芸風」を身につけてこそのモノでしょう。
自分で探し続けてください。


でも、あえていうとしたら、「流行りのシステム」を選ぶとか、
(流行り・・・好きな、よくやるシステムというのはそれだけで、楽しめる要素の一つです。)
そのシステムをちゃんと「活かす」とか。
時流を読んで合わすとか(10年前のプレイスタイルと、現在のプレイスタイルではかなり“差”がある)
あとはテンポ、を気を付けることとかでしょうか。
他にもいろいろあるんでしょうけど、自分にあったものじゃないと意味がないので、これくらいで終わり。


結局、「楽しませる」っていうのは、そのセッションで生み出されたストーリーに対して
何らかの感情をわかせ、かつ、ストーリー外のことで不満を抱かせないこと、だと思います。
それができればGMの勝ち、責任を十二分に果たした、っていうコトでしょう。


>>GMの義務って、漠然と「プレイヤーを楽しませること」なんかではなくて、
>>「適切なシナリオを用意し、それを適切に運用し、場面場面やプレイヤーの行動や
>>相談に対して適切な判定をすること」なんでしょうなあ。

何を当たり前のことを言っているのか? っていう感じですが・・・・
GMが行うべき行動、としての内容自体は同意ですが、それって、最低ライン以下の内容じゃないんですか?
その上をいってこその価値でしょう。
だって、そんなコンピューターでもできそうなことをやるのになんの意味があるのか?
「教科書通りのことしかしない教師」と、「ちゃんと内容を把握し自分のものにした上で教えてくれる教師」
どちらかを選択できるとしたら大半の人はどっちを選ぶかは明白ですよね。

しかし、こんなコトを言い出す当たり、先の書き込みを読んでないことの証明かな。



あっ、でも、こういうコトを全ての人がやれ、っていうわけじゃないので、そこのところは間違えないでください。
「プロ的意識」っていうのはそういうこと。
2001年05月29日:01時58分19秒
プロGM&プロPL / 石頭
上手く顧客の好みを掴み、市場を構築できれば、プロGM(プロPL)というのは存在できるかもしれない、と思ったことはあります。しかし、これと同様の市場モデルが存在しない(自分には見当たらない)ため、恐らくこの構築は至難の技ではないかとも思います。仮りに構築できたとしても、その市場は極めて脆弱、あるいは小規模過ぎ、恐らく一部のトップGM(トップPL) でも専業で食べていくのは困難だとも考えられます。

ですので、私としては、恐らく現状でのプロGM、プロPLは困難であり、もしそれを誕生させる場合、現在のTRPG業界が販売しているTRPGゲームではなく、まったく異なるTRPG(Gなのか?)をまったく異なるジャンルの顧客に売り出すことからはじめる必要があるかもしれません。以上、私見ですが。
2001年05月29日:01時44分30秒
賛成>GMの義務、PLの義務 / 石頭
私も以下の意見に賛成です。



このPLの方の問題に気付いている人間は、そう多くは無いかもしれませんが。(私自身つい最近そのことをはっきりと自覚したばかりです。私が気付いたのが遅すぎる、という可能性も大ですが(^^;)どうも、ここ(TRPG.NET)でGMの方の問題の方がクローズアップされるのは、ここで書き込みする人間のGM/PLM比重のうち、GMの方が高いからなのかもしれません。

(sf:ULがUIになってましたので修正)


2001年05月29日:01時05分58秒
re:金を貰うと言うことが、プロ意識を持たせるとは限らない。 / 宇津見
 久遠氏へ

 ひとつ質問。


 「プレイヤーを楽しませる」って、具体的にどういうことでしょうか。私の経験上、不特定多数が集まるコンベションや多人数サークルで、確実にプレイヤーを楽しませる方法といえば、「多くの人が扱い方を知っているシステム(大抵ソードワールド)か、その集団ではやりのシステムだけに限定し、ありきたりだが無難なプロットのシナリオに、参加者が好みそうなガジェツト(流行りの漫画のキャラクターとか武器や必殺技)を盛り付け、プレイヤーの行動は、そこそこじらしながらも大抵事実上成功扱い、それでもプレイヤーの行動がうまくいかないようならGMの裁量で成功させて、キャラクターの台詞は言わせたい放題でNPCはプレイヤーの期待通りにリアクションしてくれる」。
 ええ、RPGプレイとしては、極めて邪道だと思います。しかし、プレイヤーを確実に楽しませられる方法ですね。逆にいえば、充実したRPGを楽しみたい場合は、プレイヤーの努力や才覚も極めて需要であると、逆説的にわかります。
 だから、この話題でも、ごく最初のころに、「プレイヤーがGMに楽しませてもらうことに甘えっぱなしになるんじゃないか」「プロGMがあるなら、プロプレイヤーだってあっていいんじゃないか」という話だって出たわけで。

 ....GMの義務って、漠然と「プレイヤーを楽しませること」なんかではなくて、あくまでも「適切なシナリオを用意し、それを適切に運用し、場面場面やプレイヤーの行動や相談に対して適切な判定をすること」なんでしょうなあ。参加しているゲームを楽しいものにするなんて、参加者全員の義務なわけですし。逆にいえば、ゲームセッションをつまらなくするのは、GMだけでなく、プレイヤーにもそうしてしまう可能性は大きいわけで。先に出てきた話で他の人の挙げた例で言えば、映画でいえばGMは監督、プレイヤーは役者で、映画を面白くするために貢献する必要性、映画をつまらなくする元凶になる可能性は、監督と俳優のどちらにもあるわけで。


2001年05月29日:00時52分03秒
プロGMの需要はかなり高い / 久遠☆
連続投稿で心苦しいんですが(苦笑)

プロGMの需要があるかどうか、という点だけで言うなら、「絶対に」ある、といえます。
なぜなら、GMの役割は正直、苦労だらけです。
シナリオの準備等、時間もかかります。
学生ならともかく、社会人になればそのために割ける時間が少なくなることが多々あります。
だったら、そんな労力を金で買えるのなら、という人は多いでしょう。

それ以上に、マスター経験が豊富な人には心当たりがある人も多いでしょうが、
「好きなシステムほどPL経験がない、PLができない」という現象に陥りやすいものです。
マスターをすること自体は苦にならなくても、それでも、PLはしたいんです!
好きなシステムでPLができるのなら、金を支払ってもいい、と思うGMはけっこういると思います。
そして困ったことに、自分がPLをすることができない、好きなシステムって いうのは、
例えマスターがヘタでも「かまわない」と思ってしまうんです。

実際、私だって、そのシステムでPLができるなら、金を払っても、かつ、
どんなマスターでもかまわない、そう思います。

GMをよくする人間ほど、その存在を欲するものかもしれません。


でも、だからこそ、邪魔な存在でもあるんですけど・・・・
2001年05月29日:00時01分06秒
金を貰うと言うことが、プロ意識を持たせるとは限らない。 / 久遠☆
ちょっとだけ追加・

「プロ的意識」を持つ、ということは必要だと思いますけどね。
よくGMはPLを楽しませる義務なんて無い!
と言う人がいますけど、GMの“価値”って、結局PLを楽しませてなんぼ、です。
「GMはPLを楽しませる義務がある」っていうのはホントだと思いますよ。
ただし、それはPLに対してかかってくる義務じゃなく、自分自身にかかってくるものですが・・・

この辺りは多人数が集まるコンベンションや多人数サークルで常連になるとご理解できると思いますが・・・
「楽しめない」GMの元にはPLは集まらなくなってきますから、自然に。

楽しませる義務がある、というくらいの気持ちでPLを楽しませる努力をする、
そういう行動は必要だと思いますよ、GMの技術力の向上には・・・

金を貰うプロGMだから、当然そうして当たり前、とは私には言えません。
だって、それほどムダなコトはないですから。
周囲に言われてやっている人より、自分から行う人の方がすばらしい、
というのは全てに当てはまることです。

だからこそ、金を貰ってそうするプロGMより、無償でその努力を払えるGMのほうが、
より「信頼」できる気がします。

それがプロGMがイラナイ、という理由。
2001年05月28日:23時43分46秒
プロGMなんて存在は邪魔 / 久遠☆
プロGMですか・・・・
需要はあるんでしょうね、きっと。

でも、私ならイラナイです(キッパシ!)し、私だったらプロGMにはなりたくない。
プロGMなんて存在はろくなマスターにならないような気がしてしょうがないからです。
金貰うからきちんとしている、っていうのは半ば幻想に近いものがあると思いますからね。

それ以上に、個人的に最低最悪のルールだと思っている
「マスター・プレイヤー(以下PL)経験点」もそうですが、
何故、GMに報酬がいるのか?
っていう点が全く解りません。

確かに、GMは苦労が多いのは事実です。
用意するのにそれなりの支出がある場合も結構あります。
でも、それら全てがGMの役割の一環だったハズなんです。
そしてそれらの苦労を含めた全てがGMの「楽しさ」では無かったのでしょうか?

結局、GMって、ボランティアに近いものがありますよね・・・・


まぁ楽しんた、その「お礼」としてPLサイドが勝手にお金を支払うのは自由でしょうけど、
最初からお金を要求してくるプロGMなんていない方が全体的には平和で良いと思いますけどね。
2001年05月28日:23時22分38秒
有料GMの需要がないとは思えないけど / 麦わら帽子
職業としてのプロGM>

「個人事業の開廃業等届出書」に記載する職業の名称ってことでしたら、税務署に「事業」として認められればどんな名称だってよいんじゃないですかね。
事業だと認められなければ雑所得になるだけだし。
TRPG関係者がライターになってるのは、文筆業がメインの仕事であって、決して「ゲームマスタリング」について対価を得て継続的に行っているわけではないからだと推測したりします。

なお、有料でもGMをやって欲しい場合ってのはけっこうあったりするんじゃないでしょうか。
私は別にゲームマスターに困ってないし、自分でもマスターできるんで、マスターにお金払うんだったら自分が何かを会得できるような知識やノウハウをもった人じゃないと願い下げですけれども、プレイはしたいけれどマスターの準備をするほど余裕が持てない忙しい人たちとか、ユーザー数の少ないシステムでマスターをやってくれる人が(自分以外に)あんまりいない人とかなら望みはありそうなんじゃないかと。
高度なスキルを有するゲームマスターって限定しちゃうと出来る人は限られてきちゃうだろうけど、単にゲームマスターがそこそここなせる人ってんだったらそれなりに需要は見つけ出せるんじゃないかなあ。
一番実現性高いのは主婦がパート代わりに日曜ゲームマスターやるってことかな。 だんなの扶養家族のままでいたいなら年間103万まででいいから敷居は低いんじゃないかと。

やっぱ机上の空論かなあ。


2001年05月28日:18時50分08秒
職業としてのプロGM / CHRIS
 こちらのボードでははじめまして。さっそくですがプロGMというお話に関してちょっと疑問があります。
 もしプロGMという職業?が成立し、年収200万という目標が達成されたとして、税金の申告書には何と記入するのでしょう??現実には、例にあげられた朱鷺田氏をはじめとするTRPGの関係者のほとんどはライター(著述業または文筆業)となっているはずです。
 また、宅配GM(仮)というのも実際にゲストCONなどにかかわった経験があれば、主催者にもゲストにもほとんど金銭的利益にならない事がわかります。(広告効果は別)
 まあ、否定的意見ばかりでは非建設的ですし、あえてというならやはり『同人誌』しかあるまいMyぶらざぁ!(爆)
 とりあえずシナリオとそのリプレイあたりからスタートし、ある程度まで軌道にのったところでオリジナルのシステムまたは海外からの翻訳(版権問題には注意)をどーんと発売すれば、一攫千金まちがいなし!(笑)
 まじめな話、ブルーフォレストの伏見さんはこの手法でプロのライターになったわけですし、安定した収入を期待するのならば組織に属したほうがよいのではないでしょうか?
 また、プレイの上手・下手を金銭で評価するセッションで本当に全員が楽しめるのでしょうか?週末に金払ってまで嫌な思いをした人がTRPGを続けていこうと思うのでしょうか?最近のシステムで、プレイヤーの発言を経験値やヒーローポイントとして採点するものがありますが、こういった思想には私は賛成しかねます。
 なお、個人的にはコンベンションでGMをする場合にはやはりある種のプロ意識(責任感)が不可欠ではないかとおもいます。ほとんどの場合、GMは会場費を免除されたりしていますし、たった一回のセッションでプレイヤーがそのシステムを好きになったり嫌いになったりすることもままあります。そしてシステムの売上はメーカーのサポートにもダイレクトに響くものなのですから。
  
2001年05月27日:19時26分01秒
[プロGM]TRPGの教師としてなら / EGW
 はじめて書き込むのでご指導、ご鞭撻のほうよろしくお願いします。
 
 プロのGMですが、普通のセッションを行うことを前提として、ストーリーテラーとしての側面に話が集中しているように見受けられます。
 私としてはTRPGの教師という立場でなら対価を払えると思います。
 
 いい例としてはテニスやゴルフのレッスンプロとか、カラオケ道場やカルチャースクールなどが挙げられると思います。
 
「初めてTRPGを買ったけど誰もGMをやれる自信が無い」
「仲間内でTRPGをやってるけどマンネリ化して飽きてきちゃった」
 
 こんな理由でTRPGが始められない、やめてしまうのを防ぐためにも教師として初心者にはGMを始める勇気を、経験者には今までと違ったモノの見方を教えてあげる人であればプロとしてやっていけると思えます。
 
 ただ、問題としてTRPGには「教科書」や「参考書」といったものが存在しないので「教科書どおり」のプレイ方法を教えることができない点が挙げられます。 この問題を解決する人が始めての「TRPGの教師」になると思います。
2001年05月26日:18時12分23秒
プロGMの妄想 / 雪

(注)これは妄想でありいささかも真実が含まれていません。

 私は30才台でTRPG歴も10年を越える既婚の男性である。地方の大学で遊んだ友人はいまではばらばらとなり、首都圏にやってきたわずか3人の友人たちと年に数回集まってゲームに興じるのが関の山になってしまった。ここ数年あいついで仲間達が結婚をしたこともあり昔のように夜通しゲームに興じるなどというのは夢のまた夢である。

会人になって数回は誘い合ってコンベンションにも出かけてみた。さすがにこの年では新しいシステムに取り組もうという根性もないし、ましてや高校生といっしょのノリで楽しめるわけもない。気を使って友人と別々のセッションに参加するのも気楽さやリラックスとはほど遠いし、かといって仲間内で連んで同じセッションというも他の参加・痰ノ対して気が引ける。

 

 そんなとき一枚のチラシに出逢った。「ゲームマスター派遣」こちらの好きな時間、好きな場所でセッションができるし、ある程度こちらの要望も汲んでくれるらしい。仲間の内だれかをGMにすることで余計な負担を一人に掛ける心苦しさと、2人しかプレイヤーがいないという寂しさから脱する期待感で3人で呼ぶことにした。

 当日、会場は我が家。家内は早朝から子供を連れて近くの・ソ家に。友人Aは奥さんと子供を家に残し、友人Bはこどものいない気楽さからか奥さん同伴でやってきた。茶の間にはテーブルと扇風機。麦茶にお茶菓子、そして家内の気遣いか「冒険にはおにぎりでしょ?」と昼食まで。

 みな家庭があるので、10時に始め4時には終了したいこと。キャラクターメイクの時間がおしいので学生時代にやり慣れたシステム「○○」に思い入れの深いキャラクターを数値や設定そのままで使わせてもらうことはすでに了解をとってあった。

 約束の時間15分前に彼はやってきた。都内の大学に通う3年生、この日のために小道具なども用意してくれたそうだ。シナリオの内容はありきたりといえばそうなのだが、彼の綿密な準備と細やかな配慮もあって久々の仲間との冒険を楽しむことができた。

 彼への謝礼は1万円。一人あたま2500円で6時間たっぷり楽しめた。映画なら3本は見ている時間である。毎月というわけにはいかないが、また呼んでみたいと思った。


2001年05月26日:05時49分48秒
RE:プロGM / あらさか
見ていたのですが、プロGM成立は難しそうですね。
ただ、どなたも1セッション・1コンベンションだけで考えておられるようなので、
逆にキャンペーン1本あたりの契約とかで考えてみてはいかがでしょうか
年間もしくは半年に渡るキャンペーンでの契約として考えると
(運転教習所や歯医者さんのように)時間調節はあらかじめしておけば楽になります
し、収入もその分安定してきます。
また、同時に3グループや4グループに対しても同じシナリオを使うようにすれば
準備に対する費用対効果もできるだけ上げる事ができそうです
それこそ金持ちの道楽になりますが
専属運転手や専属オーケストラとか言うような位置付けになるはずです。

また、お客の好みとかしっかり掴んでないと楽しませることはなかなか難しい
はずです。そう言う意味でもキャンペーンGMのほうがより楽しませやすい
と思います。

ではでは。
2001年05月26日:05時39分38秒
Re:[プロGM]思考実験として / 宮本 隆志
>d-sysさん

>そこで、この問題を掘り下げるためにもう一つ問いを立てたいと思うのですが
>・参加者全員がゲーム開始時に定額のお金を出して
> そのセッションの面白さに貢献した割合で
> その全額を分け合う。 というシステムはありですか? なしですか。
>あり、なし、その理由についてはどうでしょうか?

 どんなシステムでも無しということは無いでしょう。一方で実際は難しいんじゃないかと。
 「GMもPLに楽しませて貰っているのだ」という立場も在るわけで、GMまで含めて各自1000円出して、それぞれ均等に1,000円づつまた受け取るだけなんじゃないかと。
 さもなくば、プレイの巧い/下手を金銭で測るということになる訳で、プレイヤー間でもめそうかも。

 それはそれとして、有名人にマスタリングして貰うってのは、ちょっと興味があります。例えば、Greg StaffordのGMのHero Warsを通訳付きで一日遊べるんならば、5,000円ぐらいは喜んで出すけど、とか。

>「面白さに貢献」を計る方法は横に置いておいたとして
>(具体的な計測方法はむずかしいですからね) こういったシステムでいくらまでなら出すことが出来ますか? もし、このシステムが否定されるのならば
>「TRPGはお金を払ってまでやるものじゃない」と 僕は思うんですが。

 お金の上限は学生と社会人で違うでしょうね。私は社会人なんで充分一日楽しませてもらえるならば2,000円を払うのに全然抵抗は無いです。飲み会をすると最低3,000円ぐらいはかかるものだし。
2001年05月25日:23時34分21秒
れ:思考実験 / えんど
かなり久しぶりのえんどです。はじめまして
掲題ですが、私は「なし」と考えます。
理由は、賭事になる可能性があるからです。
みんな、こぞって他人の見せ場を奪おうとするのでは?

面白さの貢献度は、シナリオに依存するものが大きいと思います。
全員に平等に機会のあるシナリオを作成するのは、至難だと思うのですが。
2001年05月25日:17時58分51秒
TRPG FreeTalk LOG 031 / sf

 TRPG FreeTalk LOG 031として2001年03月16日から2001年05月25日までのログを切り出しました。

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