TRPGフリートーク LOG 022

TRPGフリートークの1998年12月12日から1999年05月27日までのログです。


1999年05月27日:04時49分02秒
不思議なカキコ? / さうす
>ウィッチクエスト雑談所の方に不思議なカキコがあったので、

 一瞬私の文章のことかと思ってしまいました(汗) 不思議というよりは怪しいカキコですけど(^^;

 以前書きこまれた「高速戦隊ターボレンジャー」の話ですね。私、未だにアレが食えるものかどうかすら分からないのですけど(笑)、だれかよかったら解説していただけませんか?
1999年05月26日:19時47分49秒
ジュウレンジャー / でぶ猫
 やりました。最後にゃみんなでポーズまでとって記念撮影(笑)
「すてきな絵をかいてくれた人」として佐々木亮さんの名前があったなぁ
1999年05月26日:13時27分40秒
ジュウレンジャーTRPGって、あったなぁ / Z・Z
 ウィッチクエスト雑談所の方に不思議なカキコがあったので、
 なんとなく思い出しちゃったな(笑)。
 
#解説:戦隊ヒーローシリーズの一つ「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
 を原作にしたTRPGのシステム。
 
 いや、システムとかは思い出せないんだけど、戦闘がジャンケン
 だった事と、ちゃんとキャラクターが5人用意されていた事は覚えている。
 買いそびれて残念だった様な、良かったよーな(苦笑)。
1999年05月23日:13時57分42秒
Re:疑似体験の極限例 / らむだ
  
  >鍼原さん
  
  挙例されたアメリカの教育実践については、私も聞いたことがあります。
  差別やファシズムの性質と問題を、たんに知識として理解するだけでなく、疑似体験を通じて、生徒たちがまさに「体感する」というもので、それが生徒のトラウマになってしまうかどうかという問題はあるものの、非常に意味のある実践であると私自身は考えています。
  
  >通例のライブRPGでは、架空世界の設定を前提として、いわば、顕著にフィクションである物語が生成されるわけですが。
  >この体験学習で体験されることは、極限例の疑似体験であって、フィクシャスとは言えません。
  
  鍼原さんのこの慎重で正当なご発言に対して、私は、ややはずれた考えをもっています。
  RPGというものは、たしかにフィクションであることを参加者全員の共通理解としていながらも、そのセッションで行われる内容・展開・結果については、ふとしたきっかけで「フィクション」の枠を越えて、参加者にあるリアルな影響をもたらすこともあるのではないか、と。
  PCやNPCへの過度の感情移入(キャラクターの死に泣いたりする)など、まさにこのリアルな影響だと思います。
  そして、それだけの力がRPGにはあるので、逆にこれを利用して、セクハラその他の問題にアプローチできないかな、と考えたわけです。
  
  私のこの考えは、「RPGプレイヤー全体のある部分は、フィクションと現実世界を明確に区別できない(あるいはあえてしない)」という前提をもつ以上、RPGプレイヤーを自立した大人扱いしていない(#この表現にも問題ありそう)という批判はうけても仕方ない、と思います。
  
  コンベンションにおけるセクハラの問題に対しても、皆さんが、「社会的・法的判断にかかわる客観的・外的部分」と、「セッションでなされる対話的・内的部分」とを分けて、前者の徹底究明によって後者(セッション内容)の安全と自律性を守ろうとされているのに、私の提案した方策は、その両者をまぜかえそうとしているという意味で、対話の通じない外部の相手からの干渉を招きやすい危険なものだという自己認識をもっています。
  
  これは、私自身が教育にかかわる仕事をしているので、どうしても教育・臨床の世界でのロールプレイングの発想になりがちだからかもしれません。
  そのあたりは、私の観点の特性と限界を示すものとして、判断していただければありがたいです。
  
  #もちろん、あの教育実践における極端な疑似体験をRPGでもやれといっているわけではありません。それについては鍼原さんのご指摘のとおりです。
1999年05月20日:21時16分12秒
疑似体験の極限例 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#ちょっと、コンベンション雑談所での話題に、触発されての書込です。
コンベンション雑談所で、今現在為されている話題とは直接関係はしません。
 
@らむださんWrote「[セクハラ的迷惑言動の諸問題]セッションによるセクハラの相互了解」 (コンベンション雑談所,99年05月20日:17時20分14秒)
>セクハラ的迷惑言動の問題の一つは、
>「それを行った人間が、セクハラの指摘をうけても、その問題性を理解しない」
>という点にあると思います。本人が問題だと思わないので、言われたときはやめても、またすぐ同じ事を繰り返します。
>これに対して、コンベンションごとにあるルールを提示することはもちろん必要ですが、
>その一方で、他者によりつくられたルールは守られにくい、という一般則もまた否定できません。
>セクハラの定義と適用が、社会的に未だ明確でない点も、ルールの妥当性に懸念を感じさせます。
>そこで、RPGのセッションを通じて、セクハラの問題性を体感させ、参加者の手によってそれらのルールを構築させるというのはいかがでしょうか。
>ひとつ思いつくのが、あるコンベンションのシナリオのテーマをセクハラ的迷惑言動に統一する、という手です。
 
#らむださんの真意が誤解されると困るので、ちょっと多めに引用しました。でも、引用もとの原文もお読みくださるよぉお願いします。
#繰り返します、多めに引用しましたけれど、今現在コンベンション雑談所で続いてる話し合いとはまったく別に、空理空論とゆーか、ある極限例の紹介として読んでいただきたい雑談です。
 
 らむださんの投稿を読んで、あるドキュメンタリー番組を思い出しました。
 数年前にNHKで観たもので、確かアメリカの局が製作したよぉに記憶していますが。
 以下は記憶のみで書きます。
 
 アメリカのある州のJr.ハイ(だったと記憶しています)に、初老の名物女性教師がいまして。彼女は過去数十年、 毎年必ず2週間だっけっかな? 差別の体験学習を自分の受け持ちクラスでおこなっている、とゆー、その体験学習の様子の取材とと、様々な関係者へのインタビューで構成されたドキュメンタリーでした。
 中西部だったかと思いますが、その地域では人種分布の状況的に、あまり人種差別もんだいが顕著ではない環境なのだ、と、番組内で説明されていましたが。ともかく激しい体験学習で、地元の教育委員会でも賛否両論(関係者インタビューによる)とゆーものです。
 
 生徒の目の色で、1週間ずつ交代に差別をさせ、被差別を体験させるのですね。教師がルールを発表して。
 最初の週は「目の色が青い子は偉い!」、次の週は「目の色が青い子は偉くない!」。
 ルールとその運用は徹底してまして、差別される側の子は、砂場で遊んじゃいけない、水飲み場はお手洗いの前のしか使っちゃいけない。後、差別側と被差別側の子が一緒に遊ぶと、全員の前で教師が叱責するのですね、被差別側の子を。
 その時、差別側の役割を与えられた子が庇うと、教師はその子を誉めるわけです、「あなたは優しい」。そして、反す言葉で被差別側の子をさらに叱責します「あんなにやさしい子と、目の青いあなたが一緒に遊んでいいと思ってるの!?」。etc.etc.数十年の蓄積があるので、ルールハンドリングも、イベント・コントロールも、迫真の描写力も、完璧の域に達してる、よーに観えました。
 念の為に言っておくと、教師本人に対するインタビューで、体験学習に対する道義的もんだいの疑問はきちんと問われていましたが、教師のほぉも、信念を持って反論しちゃってるのですねー。やっぱ欧米人って凄いわ、って思った。
 
 んっと、理論のうえでは、これは大規模なライブRPGに近似な面のあるイベント(行事)と思われます。
 あ・く・ま・で・近似です。
 通例のライブRPGでは、架空世界の設定を前提として、いわば、顕著にフィクションである物語が生成されるわけですが。
 この体験学習で体験されることは、極限例の疑似体験であって、フィクシャスとは言えません。
 ですので、冒頭の引用の、らむださんの文章にある、「あるコンベンションのシナリオテーマ統一」とは根本的に異なる事例です。
 
 番組には、子供のときに、この体験学習を受けた経験のある中年の人々のインタビューも多数収録されていまして。
 教師を誉める人、同じ教師を激しく非難する人、様々だったのが印象に残っています。
 なかでも、特に印象に残っているのは、語ろうとしても多くを語れず(と、アタシには観えました)、「ともかく、一生忘れられない体験なんです」、と話していた中年男性の画像です。
1999年05月20日:02時00分20秒
広井王子氏の新聞コラム / さうす
 北國新聞(金沢の地方紙)の5月18日付21ページの文化欄に、広井王子氏のコラム「今様TVゲームとは」という記事が載っていました。

 おおまかな論旨は「(コンピュータが現れてから)ゲームがコミュニケーションから、快楽の追求の道具となったように思う」といったもので、TVゲームと比較する対象として、RPG(D&D)のゲームマスターについていくらか語られています。RPGについては全体としてわりと好意的なのですけど、TRPGがテキストスタイル・ロールプレイングゲームの略になっているあたり、間違ってはないのだけど……(汗)という感じですね。

 それにしてもこの意見、読んでみれば分かりますが、TVゲームユーザーとその周辺を対象とした文になっています。ですが、私らRPGゲーマー自身にも自戒しなければならない部分があるように思います。「……しかし子供たちの心を忙しくしてしまった現代においては、他者を集め楽しませるという余裕も優しさも教育されていない。自己の快楽のみが優先され、他者はわずらわしいものとなった。そこに登場したのがコンピュータである」
 これ、ウラを読むなら、こうした人々が好んで選択しているのがたまたまTVゲームだというだけで、遊んでいるのがRPGであれば解決するというわけでもないってことなのですよね。一線で活躍している氏の言葉だけに、考えさせられるものがあります。

 まぁ、なにぶん載っていたのが地方紙なので他の地方で読めないのがアレですが(苦笑)、ひょっとして系列のニュースソース辺りで載ってたりしないでしょうか。見かけた人求む。
1999年05月16日:12時12分57秒
省略表記 / KZ
YANさん、鍼原さん。お答え頂いてありがとうございます。
鍼原さんがおっしゃるように「文章の対象」が問題だという事は、 よく分ります。今回個人的に使用する場面は、「TRPGを良く知っている」 という事ですが、一般的に使うものとしては省略表記は使うべきか考える 必要がありますね。

また、実際に今回使う時には或る程度一般に知られている「キャラ」という 略称が良いかとも思いました。(YANさん、ありがとうございます。)

最後に、YANさんがおっしゃっている「プレイヤー」の略称としては個人的に「PL」 というのを使っているのですが、やはり最初に断り書きをしないと分りづらいですね。
1999年05月15日:14時10分24秒
Re:キャラクターの省略表記 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 うーん、そーですねー、アタシは、まじめな話としてはキャラクターあんまり省略しないほーがよいと思うんですが。
 まー、アタシもよく「キャラ」って表現は使いますけど、あくまで、TRPG好きの仲間内の略式って意識です。 どんな人に読んでもらうための作文で使うかで選択が違ってくるんだと思います。
 自分だけのメモ(シナリオメモとか)だったら、どんな符丁を使っても構わない理屈ですし。
 
 YANさんご提案の、「キャラクター(以降、「C」と略す)」も少し疑問があります。同じ文中に(C)とか入ったら、掲示板では○にCが入った記号は表示できないし、わけわかんなくなっちゃいますよ(笑)。って、そっちをCopyrightって、ちゃんと書けばよいんですけど(笑)。 よーするに、あんまり一般的でない符丁を使うと、混乱が生じ易いと思うわけです。
 アタシは逆に正式には、一文内の初出で「キャラクター〔CHRATACTER〕」、「プレイヤー・キャラクター(PC)」、「ノン・プレイヤー・キャラクター(NPC)」、とでもして、以降は、たんに、キャラクター、PC、NPCと使っていくのがよいと思います。すごく正式な作文を書くんならって意味です。
 例えば、TRPG.NETのように主対象が、TRPGをよく知ってる人で、しかも『TRPG百科事典』みたいな資料が、領域内にある環境だったら、「キャラ」「PC」「NPC」ではじめっからいっても、通用するってことだと思います。
 繰り返しになりますけど、やっぱり用語選択のキーは、「どんな人を主対象に想定しての作文か?」だと思います。
1999年05月15日:13時28分49秒
RE:キャラクターの省略表記(…「キャラ」じゃダメ?) / YAN
 
 キャラクター(という単語)の省略表記ですが、確かに「C」ではわかりづらいですよねー。
 「NPC」、「PC」の方は、慣例的に良く使われているから、わかりやすいんですけど…。
 
 同様の問題として、「GM」に対する「プレイヤー」というのもあるんですが、「P」「PL」という略語は一般的じゃないですからねー。(TRPG略語辞書には…無いか。ていうか、まだ作成中かな?)
  
 「PC」「NPC」と対応させたい場合は、『キャラクター(以降、「C」と略す)』という風に注釈を入れて、「」で囲んだCを使っては如何でしょうか。(「」で囲んだアルファベット一文字の略語は、欧米の契約書でも使う手法ですし)
 
 でも、「キャラクター」の略語として一般的なのは「キャラ」でしょうから、単に文字数を減らす意味なら、こちらの方が分かり易いと思います〜。
1999年05月15日:10時41分19秒
キャラクターの省略表記 / KZ
何処に投稿して良いのか分らなかったのでここに来ました。

プレイヤーキャラクターにはPC、ノンプレイヤーキャラクターに関してはNPCと 略表記が色々な所で使われていますし、ここのTRPG 百科事典にも書かれ ています。

しかし、それ全体を表したキャラクターには上手い省略表記を見た事がありません。 確かに一単語ですので省略する事はないのですが、pc、npcと書いている文章に キャラクターと書くのはあわない気がしまして。

何か上手い省略表記がありましたらお聞かせ頂きたいです。
1999年05月13日:09時37分39秒
ゲーム論考 / あずま

ども、あずまです。

>細江ひろみさん

あ、細江さんだ!(嬉)

まぁ、ファンが騒ぐのは別にして、デザイナーの方が
「TRPGをどの様に捉えているか」を知りたい気持ちはあります。
そういう意味では、沢山のゲーム論考が乱立するのもいいなぁと思うのですが、
デザイナーさんはお忙しいからなぁ。


1999年05月13日:06時11分19秒
興味のある方がいらっしゃれば / 細江ひろみ
 はじめまして。こんにちわ。
 うちのHPに、ダンナ(山北篤)が、ゲーム論考というものを書き連ねています。
 ここをお読みの方にとって興味深いものがあると思いますので、よろしければ一度おいでください。 このごろ堂
1999年05月10日:17時34分46秒
Re:高校生活TRPG? / PALM-12
 この前,高校時代の後輩が「高校生活を味わえるTRPG」をやりたいと言われて悩んでいた。マンガみたいな高校生活しかしてないから……
 悩みながら「トゥルー・ラブ・ストーリー2」をやっていた(人にやれば普通の高校生活を体験できると言われたらしい)。
 中ナントカさんという女の子を口説きながら,「こんな高校生活のどこがおもろいねん」とぶつぶつ言っていた……
1999年05月10日:17時24分21秒
Re:高校生活TRPG? / spud
>高校生活テーブルトークRPGってやってみたいと思いません?
 決して普通の高校生活ではありませんでしたが(笑)、蓬莱学園の冒険がとても楽しかったのを思い出します(改訂前のしか知りませんが)。
 PCのタイプ(スタイル)分けによるルール的なフォロー(恋と青春タイプとか)や、無茶な行動に対する影響を表現した墓穴ルールなど、今思い返してみるとシステム的にも面白いゲームでした。もちろん楽しかったのはプレイメンバーにも恵まれていたからでしょうけど。
1999年05月10日:15時53分15秒
Re:高校生活TRPG? / Z・Z
 やっぱり、音声認識システムか何かがついていて、
 プレイヤーが愛を囁かないといけないんだろうか(笑)?
1999年05月10日:14時23分03秒
Re:高校生活TRPG? / KAJI
先日、コンベンションで[阿修羅システム(だっけ?)の探偵物語]ってルールで高校性のPCやりました。
ルールを少しいじってたみたいですけど、いかにもな普通の高校性が出来て良い感じでしたよ〜
1999年05月09日:17時57分12秒
Re:高校生活TRPG? / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 「卒業P.B.M.」ってメールゲーム(主催オフィシャルはエム・ツー)を遊んでた時期に、メールゲームPCのデータをコンバートして「学園パラダイス」遊んだことならありますよー。
 「『卒業』 on 学園パラダイス」とゆー感じでしたけど(笑)。あー、でもゲームソフトの「卒業」とはあんまりかんけーなかったですねー(苦笑)。
1999年05月09日:17時35分08秒
高校生活TRPG?(汗) / セス
学園パラダイスを、全く誤用して
何度か遊びましたが、
プレーヤーの男女比構成のため、
「衛星高校 男子校(核爆)」
で、共学は一回コッキリでしたね(大汗)
1999年05月09日:16時11分36秒
おっと / ダース
高校生活テーブルトークRPGってやってみたいと思いません? プレステの話とは全く別に
1999年05月07日:09時33分50秒
宣伝を・・ / T馬場
 宣伝をさせていただきます。 7月の頭から(私の自宅で)セッションを設けます。
(19歳男) それについて、プレイヤーを募集します。 条件は下記
 1、神奈川県相模原市橋本を知っていて、来れる。 以上です、期間は7月の頭から9月の頭まで。 夏休みの期間ですね。メーアドを書いておきますから、 気軽に連絡してみてください。 tbaba@cic.bc.ca
 P・S 初心者歓迎!!&自由参加(好きな時に来て 好きなだけ遊びましょう)
1999年04月23日:14時28分05秒
高校生活テーブルトークRPG? / GON
ファミ通を見たら、プレステ用ゲーム「リトルラバーズシーソーゲーム」の
ジャンルが見出しのようになってました。
ちょっとビビリました(^_^;
1999年04月12日:17時45分40秒
小学生とTRPG(語り部日報4月8日号より) / TTB
日刊TRPG総合メールニュース 語り部日報:1999年04月08日号より
 TRPGな一言:小学生を誘い込めるルール
 (引用はじめ)
 カードゲームのブームも、売れ行き第一位がボケモンなことからみると小学生はかなり重要な気がするわけですが。 面白さに厳しく、時分に甘く他人に厳しい(ような気がする)小学生のみなさまに楽しさを伝えられるようにTRPGってのは、何があるんでしょう かね。
 小学生といっても色々とあるわけですが、とりあえず四年生以上くらいで考えてみますか。私の昔の時期を考えると、この時期には知識的に も能力的にも 問題はないと思います。物理の啓蒙書が愛読書でカードゲームとかを作っていた時期だしまあ……触れる機会さえあればどんなルールでも良 いのかもしれん という気もするな……。
 ううむ。とりあえず。
 
・計算はあまりややこしくないほうがいいかな
・書いてあることを読めば遊べるという完備性が重要
・とくに判断基準として暗黙の了解にたよるとたいへん危険である
・覚えることが少ない必要はないだろう
・明快に活躍できたほうがよかろうと思う
・有利なものを考える楽しみがあり、かつそれでバランスが崩れない
 あたりだろうか。別に小学生に限らんというのは確かだけど。
 ……んー。ダンジョンものでガシガシいくのがいーのかねぇ。とはいえ、それだけではコンピュータゲームに伍する魅力を提示できるかってと 難しいような気はする。
 うーん、小学生とは長いこと話した事すらないからなぁ。このあたりは、接する機会の多い人が考えてみてくれるといいなぁ。
(引用終わり)
 
 そうですね。私がうちの子供たち(小学生)と遊んだ経験では、以下のようなものですね。
 
・処理判定方法を統一(例えば下方ロール)して、計算は、まとめてやる。
(時間がかかりそう、または難しそうならこちらが計算する)
・ルールはできるだけ、オプションを使わずに、シンプルにする。
(ルールブックをすぐ参照できるところに置いたり、チャートを用意して置いておく)
・暗黙の了解は、確かに不味いですね。
(社会性がある話や、性的な引きはほとんど不可能で、シナリオが制約される)
・確かに、覚えることが、少ないとかえって物足りないようですね。
(私の感覚では、知識獲得意欲は、むしろ、大人よりも強いような気がします)
・活躍の場をこしらえてあげるのは、まあ、普通程度でよいのではないかと。
(これは、TRPGであれば、考慮することで、特に子供だからというものではない)
・最初から有利な選択を考えるのは、難しいです。しかし、楽しそうですね。
(最初は、いわゆるマンチキンでもよいのでしょう、段々、卑怯な戦法を考えるようになって面白いです)
 
 あと、そうですね。
 上の項目に関連するかも知れませんが。
・キャラクタシートは、必ず本人に記入させる。
(結構、愛着が湧くようです。私は、ばっちい字でも、なんでも、注意はしません)
・プレイヤーとキャラクタの分離を強制しない。
(まだ、自我の分離もできない年頃のものに他人格を演じるのは、困難でしょう)
・セッションが終わったら、今回は、楽しかったか。聞いてみる。
(私の反省材料にもなりますし、彼らの楽しさ、を見出す手がかりになります)
・少々、甘めでも、レベルアップさせるくらいの経験点は与える。
(成長することが日々の仕事といってもよい彼らは、キャラクタが成長するのを喜びます)
・長時間セッションにしない。
(大人よりも、集中力の続く時間が短いです。たとえば、1〜2時間が、私は限界です)
・コンピュータRPGと比較しない。
(TRPGは、また違ったゲームとして意識させる、決してこっちが元祖とか言わない)
(私のシナリオなんで、プロの人がつくったコンピュータRPGに、面白さでかなうはずがない)
 
 とまあ、思いつくままに、書いてみました。(^o^)
 
 まあ、大きくなったときにTRPGというゲームがあって、それもゲームの一種であり、決して、悪い偏見(持っている方もおられますよね)を持た れるようなものではないということを教えるためにプレイしているので、まあ、他のジャンルのゲームと交互にしています。
 
 コンピュータゲームに伍していくのは、難しいかもしれませんが、こういうもの(TRPG)があり、それなりに、違った楽しさ(選択の多様さ、オリ ジナルキャラクタに関する愛着など)があるということを知ってもらえたらいいですね。
 
 ちなみにダンジョンものは使わないようにしています。
(ちょっと彼らには、複雑なのと、戦闘が多いと単なるコンバットゲームになりがちだからです)
(お使いものなんかが多いような(^^)
 
#ただ、私が教えているので、トラウマにならなければいいが、とは思っています。(;^^A
1999年03月24日:11時45分22秒
エイプリルフールに向けて / sf

 四月一日に向けて、なんか企画たてられんものでしょうかね。と思っとります。

 他になんかないかなあ。


1999年03月22日:08時15分58秒
【地方問題】通信な生活 / でぶ猫
 私は地方で生まれ、最初はウォーゲームから入りました。(いいトシです。えへへ) どうやってウォーゲームを知り、購入したかといえば、当時はまだ下手なモデラーやってたのでホボージャパン誌の記事や広告から知ったわけです。はじめてのアルバイト代は、通信販売でアバロンヒルの「パンツァーブリッツ」を購入するのに使われました。
 しかし、ゲームは一人ではできません。幸いなことに模型仲間や弟が同様にウォーゲームに興味をひかれており、相手を確保することができました。友人と共同出資で「独ソ戦」を通信販売で購入したりしたものです。
 つまり、ゲーマーとしてのスターとは(将棋を除く)通信販売からはいって仲間の確保までできたわけです。そのかげには雑誌記事や広告による「機会」がありました。
 おもうに、玩具店や書店に商品そのものを陳列しなくとも、通信販売に関する情報が入りやすくなるだけで状況はずいぶん改善されるのではないでしょうか。(商品をおくことは、即座に手にとって購入することができるので一番であることにはかわりませんが)
 それを思うと、全国一般書店に流通する雑誌が1誌、それもTRPGよりTCGに重きをおいているものしかないのはイタいことです。最近はその雑誌も購入してないのですが、通信販売の広告はどのくらいはいっているものでしょう。
 雑誌以外に、そのような機会には何があるのでしょう?
 おもちゃ屋にカタログをおいてもらう・・・あまりおもちゃ屋さんにメリットが感じられないかもしれませんね。(在庫をかかえずに取り扱い商品をふやすことはできますが、問屋さんに在庫がいるだろうし)
 ニッセンのカタログとかでとりあつかってもらう・・・人気なけりゃそれまででしょうねぇ。だいたい、ニッセンのカタログなんて主婦層がメインだろうし(いや、それはそれでいいか・・・人妻RPGうふふ)、あるいはじゃ〜るや通販生活のような雑誌・・・むずかしそうだな。
 手軽なところでは、インターネットでオンラインショップを探すというところですが、これも通信環境のない人には無縁ではあります。ただ、学校でのインターネット環境は整備されていくと思われますから、学校側がオンラインショップをエロサイト同様に締め出すようなことをしないかぎり、これはかなり有効な線でしょう。社会人もメールくらい受信できたほうがよい人が多くなるので、会社で休憩時間にネットサーフィンができるようになっていくでしょう。
 お仲間さがしや、コンベンション情報も・・・ほら、こんないいサイトがここにあるじゃありませんか(^^)
 後は、入手したゲームを使ってTRPGを知人友人に布教してゆくだけですね。
1999年03月22日:06時50分45秒
[地方ショップ関連]玩具店でのTRPG商品販売 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@あずまさんWrote(「[報告]地方のTRPG事情」,当掲示板,99年03月20日:17時07分36秒)

>気が付いたのですが、この所、急速に地方でTRPG商品が手に入りにくくなっています。
>特に、おもちゃ屋さんでは、TRPGの取り寄せを行わなくなってしまったお店もありますし、
 
>現状を打破するためにはどうすればいいのか、一度皆様の意見を聞いてみたいと感じます。
 
 現状を早急に打破する策は思い付かないのですが。
 特に玩具店関係のもんだいは長期に渡り押し戻しがたい流れの一環ではないかと思われます。
 「業界 は対策を講じないのだろぉか?」との疑念も出されていますが、こと、玩具業界、特にここ10年ほど(実際はもっと長期に渡り)新進のゲームソフト業界に追い立てられてる、いわゆる「玩具メーカー」それから“町の玩具店”には、根本的な対策を講じる体力すらないのではないか? と思われます。
 悲観的な意見かもしれませんが、根拠としましては、アタシが以前、「TRPG改善委員会」に投稿しました、「記事紹介>『玩具専門店のとるべき道』」(TRPG改善委員会 LOG 014,カンナ記,98年12月08日:23時47分10秒) をあらためて紹介させていただきます。
 
 積極的で有効な打開策は、思いつかないのですが。ひとつの方策としては、地方に現存するTRPGを取り扱うホビーショップを盛り立てることではないか、と思います。
 専門小売店としての“町のちゃ屋さん”が迫られてる、業態変更の内、いくつかある有望な転身先のひとつがホビーショップ的な方向性だからです。
 
 当事者ではありえないので、その意味では、たいへん、無責任な発案なのですが、例えば、愛好者グループによる商品のまとめ注文→購入(数量をまとめることで「取り寄せ」の交渉をする)とか。もし、状況が許すなら、おもちゃ屋さんとタイ・アップしたイベント(コンベンション?)の開催とか、さしあたりは、そんな案しかおもいつきません。
#「コンベンション自体が開ける状況でない」と言われれば、それは悲しい状況、と言う以上、なんとも申し上げられないのですが。
 ただ、言いづらいのですが、もしコンベンションが開けないほどTRPG愛好者が少ない地域があるのなら、その場合はショップの確保より先に、愛好者の増加が先決ではないかと思います。小売店も営利企業であり、生活が懸かっている以上、文化事業的な行動を過度に期待するのは、なにか筋違いである気がします。
1999年03月21日:15時53分23秒
おもちゃ屋がTRPGを置かない理由 / sf
 以前おもちゃや勤務の友人やゲーム店で聞いたところでは、TRPGは非常に足が遅い、不良在庫になりやすい商品なのだそうです。少なくとも現状では。(コンシューマゲーム機のソフトも、売れる数の予想が外れるとかなり危険らしいですが、あれは少なくとも数ははけるわけで)
 実際には新製品がでるたびに案内が来たり、営業にまわったりとかしているようなのですが、「売れないものを置いてもしかたがない」という、しごく商売的には健全な判断で、取らないんだそうで。損をしたくないなら当然の判断ではありますが。
#一部店舗ではTRPGのファンが、あえて不良在庫になっても入荷させるということをしているらしいですけどね。
 でまあ、こればかりはどう足掻いても改善しようもないのかなあ、という気はします。流通経路を変えるくらいしか方法はないようにも思いますが、それも容易ではありませんしね。出版社のように他のうれる商品の見返りに……ってのは抱き合わせ販売だしなぁ。
 なんか良い手があれば良いんですが……。んーむ。
1999年03月21日:01時03分36秒
地方在住者の意見 / Anonymous


 私はとある片田舎に住んでいます。地方の問題はRPGが売ってないということではなく、RPGをやる人がいないというところにあると考えています。一応本屋にはRPGマガジンとかは置いてありますし、文庫系なら少しはあるようです。しかし、田舎ではコンベンションなど皆無で、サークルも全然ありません。一番近くのコンベンションに出かけるのにも、交通費で最低でも5000円以上は軽く飛びます。私は社会人だからまだいいですが、学生にはまず無理でしょう。


 私は仕事の都合で2年前から嫌々今の街に住んでいますが、最近RPGをやめました(というかやるのを諦めました)。金銭的、時間的な負担が大きすぎ、それに見合った楽しみを得られる期待が薄いからです。


 私のように、元々RPGをやっていた人間や、本屋などで関連書籍を見てちょっと興味を持った人たちが、田舎にいるばっかりに実際にプレイすることのできない状況というのは、とても悲しいものです。


1999年03月20日:20時50分23秒
[地方のTRPG事情]ゲームショップの有無など / Djinny
 哀れな地方人(笑)のDjinnyです。
 
 あずまさん、問題提起ありがとうございます。
 
 
 私の知る限りでは、ゲーム(ムックだけでなく箱物を含む)を扱う店のあるなしというのが、その地方のゲーム環境をかなり左右しているように見受けられます。大袈裟に言うとゲーマー人口の大小を決定していると言うか。
 
 ゲームショップがなくなる/店がゲームを扱わなくなる
 ↓
 ゲーム関連の書籍が売れなくなる
 ↓
 本屋がそれらを入荷しなくなる
 
 という悲しい循環が発生しています。
 (TCGについては私がやらないので今すぐには判りませんが………)
 ゲームショップなどが身近に無い地方では、もはや「ペットを飼う」ことすら知りえない人々が現実に存在しているのです(それはそれで幸せなのかも知れませんが)。
 
 #うーむ、意味のない文章かな、これ。
 ##みんな知ってますよね、きっと………。
 
 
 でぶ猫さん wrote:
 >☆まったくお手上げなのか、問題として認識していないのか・・・
 
 業界は現在、非常に苦しいという話を聞いてはいます。
 恐らくほとんどお手上げ(というより、足元の都市部を何とかするのに手いっぱい)の状態でしょう。
 が、壊滅していない顧客の居るところには出張して行くという努力はしていますから、誠意はあると見て良いと思います(実際、以前地元のコンベンションに来てくれた時、参加者から「間近で見て嬉しかった」という声もありました)。
 
 ゲームの供給元ができる限りのことをしてくれているのですから、後は私達地方人ががなんとかしなくてはいけないのだと理解はしています。
 とはいえ、私の足りない頭では良い案(実現性のあるもの)はうかびません。
 細かなサークルを見付けて連絡を取るとか、コンベを開こうとしてみるとか、くらいしか………。
 
 
 皆様の良いお智恵を是非お借りしたいところです。
1999年03月20日:18時49分54秒
地方問題 / でぶ猫
ずいぶん前から叫ばれているのに、真剣に対策を講じた気配がないのはなぜだろう>業界
 
 ☆まったくお手上げなのか、問題として認識していないのか・・・
(ああ、でも、地方出張とかはやってるな)
1999年03月20日:17時07分36秒
[報告]地方のTRPG事情 / あずま

どうも、あずまです。

私は現在、首都圏に在住していますが、仕事の関係であるとか、気が向いたときに、
地方に出掛けておもちゃ屋さんやコンベンションに顔を出すようにしています。
ここ2,3年の事ではありますけど。

気が付いたのですが、この所、急速に地方でTRPG商品が手に入りにくくなっています。
特に、おもちゃ屋さんでは、TRPGの取り寄せを行わなくなってしまったお店もありますし、
本屋さんでも、RPGマガジンを取り寄せなくなったり、富士見などの文庫を扱わなくなっています。
#ファンタジー小説系は除く。

確かに、「ペットを飼う気がない人」には近所にTRPGが置かれていようが無かろうが、
特に問題は無いのでしょうが、ペットを飼う機会を得ることが出来ない状況というのは、
明らかに厳しい状況だと感じました。
#「馬場コラム」による。
http://cgi2.osk.3web.ne.jp/~benbrand/scoops/baba/baba_march99.html

特に、「通販すれば?」ですとか、「オリジナルで遊べば?」とか、「Webが有るからいいじゃん」などは、
TRPG環境にてめぐまれた状況に居る人間の驕りでしか無いと感じます。

個人としては、自分が遊ばなくなったTRPGのシステムですとか、サプリなどを、
地方の方に差し上げる、お譲りする等をしていますが、
この状況が長く続くのは好ましく無いと考えます。
現状を打破するためにはどうすればいいのか、一度皆様の意見を聞いてみたいと感じます。

以上、報告までに。


1999年03月09日:22時07分35秒
The Origins Awards / sf
 PYRAMID誌からのリンクで、本日 The Origins Awardsとページがあるのを知りました。
 これは見たところ、賞をとったものがなにかのリストと、オリジン賞じたいの簡単な紹介しかないようですね。投票数の多さ(とポスターはってる店舗数)が凄いなぁ。
1999年03月09日:22時03分19秒
PYRAMID誌の投票 / sf
 残念ながら、購読していないと投票は読めない模様ですね。まあしかたないですけど。購読は……しても、私だと英語能力的に役に立てることができないからなあ。
1999年03月06日:02時16分12秒
一応、投票制ランキングの情報です。 / みひてぃ
 こんにちは。
 [Steve Jackson Games]のオンラインゲーム雑誌[PYRAMID]では、記事ごとに読者投票を受け付けてますね。CGIでその結果を集計して、リアルタイムに表示しています。「Rate this Article!」と書いてありますので、すぐ分かるでしょう。購読してない人も参照できるといいんですが。
 人気のあった記事を「歴代トップ10」として、並べたりもしていました。読者全体の傾向が一読者からもはっきり見えておもしろいです。
1999年03月02日:12時24分44秒
Re:海外のランキング / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>to sfさんへ
#今朝がたIRCチャットでのお話しによれば、競技性の強いRPGについての記事がいろいろあって、“ranking”だといろいろヒットするページが多すぎるってことでしたよね。
 んっと、思い付きですけど“prize”や“award”を検索語に加えてみたらどーでしょーか? 少しは絞れるんじゃないかなー??
1999年03月02日:09時16分23秒
海外のランキング / sf
 海外における、販売部数・売り上げ・投票制のランキング情報などは、Webで得られる場所は有るんでしょうか。
 いちおうAltaVistaで探してはみたのですが、どうにも適切な検索語が思いつかなくて……。狙ったようなページがぜんぜん出てこない。(;^^)
1999年02月23日:05時34分41秒
訂正:[発売日遅延関連]一般論として発売遅延の責任 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 アタシのひとつ前の書込、文中、、
×:と、ゆーよーな事情(他にもイロイロあるんですけど)が重なって、一般論としてルールブックの製作は、偏執的にとてもトラブルの多い製作過程になりがちと思われます。
 
◎:と、ゆーよーな事情(他にもイロイロあるんですけど)が重なって、一般論としてルールブックの製作は、編集面でにとてもトラブルの多い製作過程になりがちと思われます。
 
 、、と訂正いたします(下線付け部が訂正個所)。
#あー、バカすぎの間違い(滅)。
1999年02月22日:23時57分43秒
[発売日遅延関連]一般論として発売遅延の責任(長文) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 えぇっと、一連の、[発売日遅延関連]の書込の内で、「小説やリプレイの時はちゃんと締め切り守る作家さんでもルールブックになるとなぜか遅れまくったりします」から、「「編 集、または出版社側に問題があるのでは?」との意見(疑問)が提示されてます(「発売日の遅れの原因は?」当掲示板,彬兄さん記,99年02月17日:23時54分40秒)。
 彬兄さんご自身、書込内で、「たんなる思い込みなのかもしれませんが」と書いてられるので、アレなんですけど。
 アタシの意見としては、「小説やリプレイの発売が遅れなくてもルールブックが遅れるのは決して意外なことではない」って思います。
 で、一般論としては、発売日の遅延、消費者はまずはクリエイターとパブリッシャー(出版社でも、玩具メーカーでも)の連帯責任と見なしたほぉがよいよぉに思います。
 
 TRPG関連書籍でも、特にルールブックなんですけど、発売が遅れ易い重要な理由を二つ指摘できます。
1)(小説やリプレイと比べて)複雑な紙面構成なので、制作作業自体複雑な上、書籍の編集・制作工程での直し、調整の影響も複雑になる。
2)TRPGルールブックの特殊事情として、一旦クリエイターから編集担当者に原稿が入稿(引渡し)された後に、大幅な変更、削除や変更がある(よくある)。
 小説やリプレイでも、入稿後に変更・削除・追加はあり得るけれど、ルールブックと比べれば量がわずかなのが通例だし。それにルールブックの場合、変更などの影響も複雑(まず制作実作業的に複雑、次いで、全体の整合性をとるために編集作業上の影響も複雑)にならざるを得ません。
 
 通常の単行本制作でよく採られる工程では、版下の制作過程で校正が二回採られると思います。で1色刷の場合は、版下が印刷工程に入った段階で、確認用の試し刷りを一度採る。
 4色刷りの場合は色や写真の出来不出来を見るために試し刷りを1、2度採るってのが標準的な工程だと思います。
 先日オフラインで河嶋さんとあったときに、「ルールブックの校正(版下制作過程でのそれ)って何回とりたいです?」って尋ねてみたら、河嶋さん「できたら4回とりたい」って言ってられまして。アタシは「3回でおさめないと経費がかさんじゃってしょーがないでしょー」って言ったんですけど(笑)。
 
 じゃぁ、「クリエイターとパブリッシャーがちゃんと打ち合わせて、ルールブック用に考えたスケジュールを立てればいいではないか(?)」って意見が出ると思います。
 例えば、、
A)版下制作工程で校正を3回なり4回なり採る段取りにする。
B)クリエイターのほぉで、原稿をきちんと仕上げてから編集者に引き渡す。
 、、などですね。
 A)方式のもんだい点は制作の経費が増えることです。商業製品の場合、版下制作は、印刷会社か、DTP業者さんまたはデザイナー(エディトリアル・デザイナー)さんがおこなうので、その部分の経費が増えてしまいます。
 B)方式のもんだい点は、クリエイターがどれだけ、原稿を完成させたとしても、レイアウトデザインに当てはめたときに、どーしてもセクションごとの分量オーバー
 やショートが出てしまうことです。またクリエイター(ゲームデザイナー)さんは、ギリギリまでディベロップをしたい、ってのも、ある意味当然と思います。大まかに言って、ゲームデザイナーさんがアクセル的役目を担って、編集担当者がブレーキの役目を担わないと商品製作ってうまく進んで行かないと思います。
 と、ゆーよーな事情(他にもイロイロあるんですけど)が重なって、一般論としてルールブックの製作は、偏執的にとてもトラブルの多い製作過程になりがちと思われます。
 
 で、ある商品(書籍)の製作スケジュールがどーゆー段取りで打ち合わせられたかは、ホントにケースバイケースのはずなんですね。
 同じクリエイター(ゲームデザイナー)と同じ編集者の組み合わせであっても、デザイナーさんが製作期間中、他にどんな仕事を抱えてるかでスケジューリングは変わってこざるを得ません。
 なので、どんな計画で出発して、どちらの責任で発売予定がどれだけ遅れたのかは、ホントのところは当事者同士にしかわかりません。
 そしてそーした遅延の事情は、“恥”でもありますし、企業秘密の部分も関わりますので、クリエイターも編集者もオープンにするはずのないことです。
 
 ですので、一般論として、消費者は発売日遅延の責任は、あくまでクリエイターとパブリッシャーの連帯責任(どちらにどれだけの責任があったのか内訳はわからない)と見なしたほーがよいと思います。
 通常窓口はパブリッシャーですよね。
#ふつーは、遅延の責任はパブリッシャーがいったんまとめて引っかぶることが多いですけど(笑)。マンガ雑誌の「作者急病のため」なんてのもありますしね。あくまで、ホントのところはブラックボックスの内だと思います。
#もちろん、パブリッシャーは予告した発売日が遅延せざるを得ない場合、確実な日程変更の告知を公開すべきではあると思います。
1999年02月21日:05時23分28秒
アンケート推奨 / 五条夜叉
Hi.gang! しっかりした意見を持った人が多いみたいですね(当然か)。 ちょろっと思った事なんですけど、RPGのルール買ってきた後アンケート出してないって人いませんか? いたらの話なんですけど、ゲームの内容だけじゃなくて今議論されているような(タイムキーピングっての?)事の要望も書いて送るってのも良いと思った次第で。 これ基本事項なのかも知れないですけども、作り手の側の人ってやっぱり打てば響くぐらいの反響が欲しいやろと思うし、”余白欄びっしり文字”ってのもいいかなって思った訳です。 では!
1999年02月19日:21時03分30秒
[発売日遅延関連]Re:契約不履行 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@あずまさんWrote(「[発売日遅延関連]契約不履行」,当掲示板,99年02月18日:13時14分29秒)
>出版業界やゲーム業界であり得ることでも、よその業界でも同じと思って欲しくないです。
>出版業界やゲーム業界ではざらなのかな?
 
 出版業界やゲーム業界ではザラ、と言うよりは、「ニホンのエンターティンメントのジャンルでは珍しくはない」、とみたほぉがよいよーに思われます(私見)。
 口約束も契約に準ずる、って考えかたにたつなら、エンターティンメントのジャンルでも、発売予定日の事前告知無しの遅延は契約不履行に該当すると思います。
#ただし、この場合契約不履行の相手先は流通業者や、小売業者であって、消費者ではないと思いますけれど。
 
 あるマンガ雑誌の編集者の人に個人的に聞いたことがあるのですけれど>ニホンでは、なぜマンガ雑誌の連載開始時に出版社と作家(マンガ家)は出版契約をしないのか?
 曰く「契約を取り交わしてしまうと、万一企画の狙いが外れて人気が出なかったとき簡単に打ち切りにできないから」
 アタシは、この話を聞いたとき、(そーゆーことも気にするのねー)ってちょっとビックリしました。個人的には、完全に納得してるわけではありません。
#例えば、万一何かがあったときに双方合意で打ち切りにできる契約書を取り交わせばよいはずですし。
 
 なんてゆーか、こーしたビジネス環境や慣習(一部の業界のソレでしょーけど)って、現場の関係者個人が「それっておかしーでは?」とか思っても、簡単に改善できることではないと思います。
 アタシ個人は、今現在休職中ですので、気楽にこーゆーとこに書ける立場でもあります(苦笑)が。
 
 例えば、マンガ雑誌の場合ですと、大量部数の雑誌も多くて、作家さんが締め切り守れなくって、印刷会社の輪転機(大量部数印刷・製本用の大規模システム)を待機させちゃうってことがよくあるよぉなんですけど。契約の考えかたが尊重されるなら、輪転機止めるたびに、出版社は印刷会社から莫大な違約金を請求されるべきなはずなんですよね。
 ところが、出版社がそーした違約金の一部負担であってもマンガ家に求めたって話をアタシ個人は聞いたことがありません(一部には事例があるかもしれませんけれど)。これって象徴的なことではないかと思います。
#出版社と印刷会社にしても、輪転機止め、即幾ら幾らの違約金で解決、ってことになってないみたいなんですよねー。
#「いや、申し訳なかった、ついては、今度コレコレのおいしい仕事(手間がかからず儲けが出るパンフとか、イロイロ)をそちら様に廻すからそれで勘弁してくれないか(でなっかったら次から雑誌制作の発注も別の印刷会社に変えちゃうぞー)」、とかなんとか。交渉なんだか談合なんだか曖昧でよくわかんない話会いで決することが多いんじゃないかなー(憶測)。
 
 繰り返しますけど、アタシ個人は、こーしたニホンのエンターティメントジャンルのビジネス習慣、よいこととも思っていません。例えば、アメリカの映画界なんか、クリエイターも物凄く契約に縛られていて、みんながその状況の内で競争してる、−−才能と実績がある人は有利な条件の契約を締結する機会が増えるとか、わけですよね。
 小説家でも、各個人が契約代行業者(エージェント)と契約してたりって聞いています。
 
 ただねー、事実としてニホンのエンターテインメントのジャンルには、まだまだ旧い体質が慣習、環境として残っていると思うので、いろんなもんだいも、それらの条件を考慮したうえで批判すべきところは批判されてほぉがよいかと思う次第です。
#例えば、数年前、コンシューマ機(ゲーム専用機)ソフトの世界で、大手の会社が幾つか株式上場したときにゲーム雑誌のコラムなどで、「上場した企業の決算期に出されるソフトには質の悪いもの(クソゲー)が多い」的な意見が書かれたことがありました。
#このコメント、主旨としては、上場企業は株主に対して、利益計画のプラス・マイナス数パーセント(5%だっけな?←ウロ覚え)の範囲内で達成をする義務が生じるから。だから、決算期には売り上げをたてるために無理してもソフトを市場に出しちゃう、ことがある、って主旨なんですね。
#まー、環境が整えば、同じ条件のもとで、消費者に指示される商品を市場に出しつづけてる企業が生き延びるってことになるはずなんですけど。数年前の状況ってのは、その意味で環境が大きく変わったフェイズと見なせるのかな、っと。
 
#長い目で見れば、ニホンのエンターティンメントの業界で契約に関する環境はいまでも、過渡期って言うか徐々に浸透する方向で変質が続いてるんだと思います。
#例えば、ニホンでもレコード・CDの業界は比較的契約の考え方が浸透してるみたいに聞きますし、一方、同じ音楽でも興行のジャンルではそれほどでもなくって、契約書は形式であることが多いとか、言う人もいますし。
#小説の業界もマンガの業界と同程度に契約の考えが浸透してないとか、エンターテインメントのジャンル内でも偏りはあるはずなのですけれど(まー実際のところはどーかについては、アタシにもわかりませんし、いろんな意見があるのですけど)。
1999年02月19日:12時20分33秒
速くて巧い人は / SIN_Snake
 特別高いわけじゃないんですが、どこでも重宝されるので超多忙だったりします。
 結果、仕事を頼もうと思ってもスケジュールが合わないということがしばしば。
1999年02月19日:09時55分34秒
功速な方 / 石頭
功速な方もいると思いますが、そーいった方に仕事を依頼するのって、 とってもお金がかかるのでわ。
1999年02月19日:08時48分08秒
Re:拙速か功遅か / 無鉄砲
読んでいて思ったのですが、拙速か功遅かって選択するのは2つしかないのでしょうか?私は望むなら功速であることをプロであるならば望みたいのですが。それを望むのはわがままなのでしょうか?
1999年02月18日:19時36分58秒
【発売日】拙速か巧遅か / でぶ猫
ユーザーの不便等が予見される品質のできであっても、納期を守るためにそのまま出荷するべきだという考えと、ある一定の遅延で十分な品質の向上が見こめる場合はあえて遅延させるべきであるという考え方があります。
近年の製品に感じるディベロップ不足を勘案するに、多少遅延しても、よりよい製品を出荷してほしいものだと思います。
ただ、時間をかけるほどよくなるというものではなく、ある程度以上は効果がのぞめなくなりますから、遅延といっても2ヶ月程度にしてほしいものですが(苦笑)

(なお、発売日と納期は少々違うものであるため出荷を送らせたからといって即座に罰せられるべき行為となるわけではありません。契約をかわしたわけではありませんからね)

☆納期のせいでどんだけソフトウェア製品の品質に被害が出てるかまのあたりにしてるからなぁ(^^;
1999年02月18日:17時50分05秒
「納期」と「発売日」 / 匿名希・望

どこの業界では、っていうより誰を相手に商売してるかによるかも。
製造から実際に一般消費者の手に渡るまでの流れを下流に下れば下るほど、遅れってやつは累積していくし。
1999年02月18日:13時14分29秒
[発売日遅延関連]契約不履行 / あずま

どうも、あずまです。

発売日の遅れについて色々と意見が出ていますが、誤解の無いように一言。
発売日の遅れは許されないものである。

「どの業界にも有ること」という意見もありますが、それは大きな勘違いです。
「コンピュータ業界では普通」でもありません。
発売日というか、リリースや納期というのは絶対です。
納期になっても商品(私の場合、プログラム)が納められなかった場合、
極めて重大な契約違反となります。つまり、契約不履行です。
事前に進捗情報を把握していて、お客様と遅れについて打合せをしていて、
どうしても遅れそうな場合、段階的に納品という処置を執ることは可能ですが、
その場合でも、不始末に関する始末書及び信用の失墜が待っています。

出版業界やゲーム業界であり得ることでも、よその業界でも同じと思って欲しくないです。
出版業界やゲーム業界ではざらなのかな?

いじょ、風邪でも納期に間に合わせるため、努力しているあずまでした。


1999年02月18日:12時42分36秒
発売の遅れから考えてしまったこと / 3327
あー、その、ゲーム会社は面白いゲームを作ってると思います。私は最近のFEARのゲームすごくいいと思ってます。休日にわざわざ出かけてお金出して買う価値アリだと思ってます。ってゆうか現に買ってますし。
でも、出版 (販売) がちゃんとしなきゃ、同人でも面白いゲームが出てる以上、同人よりマシでしかないんじゃないんですか?
コミケ以外の同人即売会にゲーム電源不要が進出してきたら、ヤバイんじゃないですかねぇ。
サタスペなら店頭に並んでてもおかしくないと思ったし。

以上、感想でした。
1999年02月18日:09時21分45秒
Re:時間のルーズさ / 無鉄砲
こんにちは、回答をいただきありがとうございました。
他でもあることみたいですね。でも、オフィシャルで発売予告していて平気で遅れるのはなんだかなぁ。
寺田さん wrote:
>発売延期に関する事で少し疑問なのは。

>(1)発売日に出る。でも、誤植やミスがすげー多い本。
>(2)発売日より遅れる。でも(1)よりは良い。
>(3)発売日なんて予告しなくていい。出てから言おう。

> では、ユーザーの人ってどれがいいんでしょうね?
その中で選べというなら、(3)でしょうね。
でも、まがりなりでも(本業、副業抜きにして)それでお金もらってるのだったら、「発売日(を設定しているならその日)にだす。誤植やミスは(極力)ない。」ものを消費者に提供するのが当然なことだと思うのですが、そう言う人は一応プロだと思うし、泣きごと言うくらいならさっさと仕事しろと言いたくなることも有りますし。
それに葦さんも述べられていますが、やっぱりそのような事で発売を延期される事は、予算計画を立てにくくする事になりますし、思い込みかもしれないですが、その業界に知り合いがいない人にとっては、雑誌などの告知が唯一の情報源でありうる訳ですし、それの確実性が低いのはユーザーとメーカーの信頼を壊すには十分ですし、業界が衰退していく原因となると思いますけど。

どうなんでしょうか?
少し感情的になって、文章がまとまんなくてごめんなさい。
1999年02月18日:01時21分45秒
発売日の遅れによる購買意欲の減退 / “葦”
 これは割とあるような気がします。人間というのは、買いたいものがいくつもあるときには優先順位があるものです。しかし、これは時間とともに推移するんですよね。どうしても欲しいものなら、その優先順位が揺らぐことはあんまりないんですが、2番目、3番目だと時間と共に変わることがあるわけです。

 「でたら買うなあ」→「まあ、買ってもいいかな」→「もう良いや。他に欲しいものあるし」

 単発ものならまだしも、シリーズに意味がある(要するに関連サプリメントを継続販売する必要のある)TRPGにとっては、発売日の延期は結構、痛いと思うんですけど。

 私は発売日延期に関する怒りよりも、そのことに対する説明や謝罪のない方が腹が立ちますね。駄目なら駄目ではっきりと謝って、次の発売予定日(発売する気がないならそれもはっきり言って欲しい)を告知してくれたら、意外と購買意欲は下がりません。というか、予算計画が立て易いんですよね、その方が。

 「おー、発売半年延期か。じゃあ、まあ、いま買うために貯めたお金は他のことに使って、次の発売日に合わせて、またお金を溜めよう」

 消費者のことを真剣に考えるなら、この当たりはきちんとした方がいいと思います。
1999年02月17日:23時54分40秒
発売日の遅れの原因は? / 彬兄
 出版社にあるような気がするんですが(^^;)
 実際、TRPG業界の人が締め切りを守っているかどうかは知りませんので根拠の ない一意見でしかないのですが。実際、TRPG業界側に発売日をどうこう言えるの かどうかも怪しいと思うんですが。
 実際、遅れに遅れまくったSW完全版などは原稿が遅れてああなったとは思えな いので、編集、または出版社側に問題があるのでは? 執筆者の仕事が遅いのか というと、小説やリプレイの時はちゃんと締め切り守る作家さんでもルールブックに なるとなぜか遅れまくったりしますからね(笑)
 別に出版業界に詳しいわけではないのでたんなる思い込みなのかもしれませんが
1999年02月17日:22時53分59秒
時間のルーズさ / 寺田大典
「99年02月17日:11時56分54秒 無鉄砲 さんの書き込みより」

>最近ではなくて思うのですが、TRPG関連の業界って、時間にルーズなのでしょうか?
>発売日とか告知しておきながら、平気で発売延期(無期限の場合も有り)したり、
>それについての説明とかも全くないですし。
>それって、TRPG業界特有のものなのでしょうか?それとも書籍や玩具等でもよく
>あるようなことなのでしょうか?

 発売日の延期の発生とそれに関しての説明の不在ってのは、結構、どこの業界でもある事だと思います。例えば、かのマイクロソフトなんかは、まず告知でそこからズルズル遅らせて対立他社の競合製品を潰すのは大得意ですし(^^;)。延期に関する説明を会社自体が大々的に行うのは結構まれなケースで、大抵は、マスコミ関係を通じての発表ですよね。で、TRPGってのは、そういう宣伝媒体がすごく少ないと思います。

 頻度に関しては、確かに多いと思いますね。「当たり前の様に遅れる」って感じですよね。これは、生産工程での遅れる要素が多いと言ってみても、それが免罪符にはならないと思います。つまり、「正確に発売日を予告する会社が馬鹿」とハッキリ言ってもいいかと。そういう意味で、ぼかして予告して、90%本決まりになったところで告知すればいいと思ってます。(90%分かってても・・・と思う方。90%というのは、10回やれば9回は予定通りだから90%なのです。そうでなければ90%とは言わないという数値としてです)

 良く聞かれる「発売延期による購買意欲の減退」っていうのは、個人的には良く分からないのですが、「発売日に手に入るという期待に対する裏切りへの反発」なのかな?まぁ、そういうのを加味した上で、「今年春発売予定」→「今年4月発売予定」→「4月末頃発売予定」→「5月5日発売決定」にすればいいかなーと。最後まで分からなかったら、発売してから告知しても今の業界、そんなに変わらないかもしれないし(苦笑)。

 発売延期に関する事で少し疑問なのは。

(1)発売日に出る。でも、誤植やミスがすげー多い本。
(2)発売日より遅れる。でも(1)よりは良い。
(3)発売日なんて予告しなくていい。出てから言おう。

 では、ユーザーの人ってどれがいいんでしょうね?私は、断然(3)なんですけど。営業的には、発売告知はしたほーがいいとは思うけど、業界全体に「発売遅れが習慣化している」という色眼鏡がついていると、発売日予告の営業的メリットって、パイの問題もあって、他の業界より無いのかも。(ちなみに、FEARの製品って、(1)って印象が今までの購買物からあるんですけど・・・)
1999年02月17日:13時29分17秒
出版の遅れはよくあること / sf
 実際問題としては、一般のゲーム業界でも出版業界でも(ついでに言えばソフトウェア業界一般でも)発売延期・中止はざらにあることですよね。そして中止になっからといって告知が出来るかってと、見てるかぎりでは告知はろくにないわけで。そのandを取ったともいえるTRPG業界で遅れが目立ったとしてもなんの不思議もないかもしれません。とかいう見方もあります。あとまあ、個人の能力に頼る業界一般に遅れはつきものという気はします。
 でまあ、TRPGについていえば、遅れる要因が腐るほどあるわけで。原稿執筆にかけられる時間が少ないし余業なので生業に追われて遅れるとか、創作であるのでうまくできなければどうしても遅れるとか、共同作業なのでどこか出遅れたらそれが足を引っ張るとか、編集の難度が最高クラスなので時間も手間もかかるとか、儲からないから投入できる人材が少ないしお金をかけてでも納期を守るなんかしたら破産するとか。
 まあ、現実問題としてリターンが少ない以上は遅れたところで被る損害はろくにないわけで、どうしても遅れてしまうのはしかたがないのではないでしょうか。一日遅れると数千万の損失、とかいった一般の事業のようにはいかんでしょう。
 ……んむ、語り部日報TRPGな一言の原稿にしてしまおう、これ。
1999年02月17日:11時56分54秒
TRPGの業界って時間にルーズなのでしょうか? / 無鉄砲
最近ではなくて思うのですが、TRPG関連の業界って、時間にルーズなのでしょうか?
発売日とか告知しておきながら、平気で発売延期(無期限の場合も有り)したり、
それについての説明とかも全くないですし。
それって、TRPG業界特有のものなのでしょうか?それとも書籍や玩具等でもよく
あるようなことなのでしょうか?
そういうふうなことって、十分に購買意欲を減退させる原因になりうると思うの
ですが、どうなのでしょうか?
1999年02月11日:19時54分13秒
ブラッド・ソード / sf
 デイブ・モーリスのゲームブックで翻訳されていたもの、ってのは、私の知っているものでは富士見書房から出ていた「ブラッド・ソード」ですね。これも最終巻が翻訳されないまま終わっていたはずです。ゲームブック研究室でもなんどか話題が出てます。
 これのほかにも訳されていたんでしょうか。
 ……んむドラゴンウォリアーズ雑談所作るか。
1999年02月11日:13時45分35秒
「ドラゴン・ウォリアーズ」のワールドガイド / muu
こちらに書き込むのははじめてです。どうぞよろしくお願いします。

投稿者:Nike氏
タイトル:ゴールデンドラゴンゲームブックは別物 
 
> 『実は背景世界がドラゴン・ウォリアーズと
>共通である』という話もあったのですが、肝心の
>ドラゴン・ウォリアーズの方はワールドガイドが
>出版されずじまいだったので確認はできませんでした。

 たしか、ワールドガイドは原書の6巻にのっていたと思います(うろ覚え)。
 その内容の翻訳が、ホビージャパン発行のRPGマガジン第10号(1991年2月号)の特集記事「文庫タイプRPGの現在」の中の「ドラゴン・ウォーリアーズ・ワールドガイド」でなされていました。
 わずか5頁の記事ですが、基本的な世界観はおさえられていました。

 ただ、「ゴールデン・ドラゴン」の内容をほとんど覚えてないため(はるか昔にやったんだけどなぁ)、二つの世界観が共通かどうかは確認できませんでした。
 語感の似た感じの言葉が多かった気もするんですが・・・
(同じ作者だからあたりまえか)
1999年02月11日:03時25分04秒
アメリカ版APAは一応あったらしい / NiKe

>99年01月24日:16時03分32秒
>re:まるちばーす / Thalion

>つまり、英語版の原稿では出版されていないのではないかと。
>
>同じことが PAやAPAにも言えるんでわないでしょうか(笑)

 大分前、Dragon誌(TSR)のレビュー記事がマイナーな会社のRPGを特集していた時に見たのですが、APAはアメリカでも出ていたようです。と言っても、写真と説明を見た限りでは自費出版もいいところのものでしたが。

 また、その記事によればPAの方は出版されていなかったようです。

1999年02月11日:03時23分23秒
「ゴールデン・ドラゴン」ゲームブックは別物 / NiKe

「ゴールデン・ドラゴン」シリーズは創元から翻訳が出ていたゲームブックです。FFシリーズよりルールもストーリーも単純でしたが、最も初期に翻訳された(多分FFの次くらい)シリーズでしたので当時は結構メジャーだったと思います。

『実は背景世界がドラゴン・ウォリアーズと共通である』という話もあったのですが、肝心のドラゴン・ウォリアーズの方はワールドガイドが出版されずじまいだったので確認はできませんでした。

1999年02月10日:10時49分45秒
説明不足ですみません / ああっ潤子さまっ
>あずま様、TTB様、ナルタモンガとグラアルではどちらがうまく肉じゃがを作れるか?様
説明が舌足らずなためにご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
>ナルタモンガ様
私達も4巻以降の追加クラス、そして背景世界のガイドブックがあればセッションはもっと面白くなると思い、いろいろと探していました。今ではインターネットがあるので探すのも昔とは比べ物にならないほど便利になりましたが、「ドラゴン〜」は本当に見つかりません。
もし見つかれば、原価の100%増しでも購入するのですが・・・。
あずま様には本当に感謝します。これから原書を検索するときは、下記の点を守って迷惑をかけないよう気をつけます。
1999年02月09日:19時57分53秒
私も探しています。 / ナルタモンガとグラアルではどちらがうまく肉じゃがを作れるか?
私も追加クラスのエレメンタリストやアサシンの情報が欲しくて数年前に原書を探したことがありましたが、残念ながら神田や新宿では見つけることができませんでした。

原書は確か<Corgi Books> から発行されており、題名は
『1.Dragon Warriors』
『2.The Way of Wizardry』
『3.The Elven Crystals』
『4.Out of The Shadows』
『5.The Power of Darkness』
『6.The Lands of Legend』

あずま氏の書き込みは出版社及び題名が異なっておりますので、もしかすると違う出版社から再版されたか、別の本であるのかもしれませんね。

私も欲しいので、情報があれば是非是非知りたい所です。それにしてもあずま氏の情報収集力には驚嘆させられますね。


1999年02月09日:17時34分36秒
『ドラゴン・ウォリアーズ』について / あずま

書店勤務のあずまです。

早速、INNOPACで調べました。
原著者名が Morris,Dave ということでしたら、
原書名は『 Golden Dragon Fantasy Game Books 』であることが考えられます。
この本は、Berkley Pub Groupという出版社から発行されています。

著者のMorris,Daveは『Mutant Ninja Turtles』の著者でもあるみたいですね。
現在判明しているのは、1,2,4,6巻の書名とISBNですが、取りあえず書いておきます。
Crypt of the Vampire No.1 0425087611
The Temple of Flame No.2 042508762X
The Eye of The Dragon No.4 0425088650
Castle of Lost Souls No.6 0425094170
書名、巻号、ISBNの順です。

日本の書名と全く違うから、違う本なのかもしれないなぁ。
しかも、出版後10年以上経過しているから、もしかしたら在庫がないかもしれない。
直接出版社に問い合わせてはどうでしょうか?

う〜ん、amazon.comでも、紀伊国屋でも、
それ以上の情報は無いなぁ。


1999年02月09日:16時43分49秒
この『竜の戦士』のことかなあ / TTB
 『ドラゴン・ウォーリアーズ』 ドラゴンの戦士
 ISBN:4488905072 原著者:Morris,Dave 翻訳:本田 成二
 創元推理文庫
 
#間違ってたらごめんなさいね。(;^^)
1999年02月09日:16時17分49秒
Re:求む / あずま

本屋のあずまです。


『ドラゴン・ウォリアーズ』をお求めとのことですが、情報が少なく、
せめて、次の数点を教えて下さい。

○原書名(目次の辺りに書いて有る可能性有り)
○原書の出版社
○原著者

上記が分かれば、多少は探しやすいと思います。

それでは。


1999年02月09日:16時12分10秒
求む「竜の戦士」 / ああっ潤子さまっ
はじめまして。いつもはガ−プス関連の掲示板に書き込んでいるああっ潤子さまっと申します。
さて、私と友人はかつて創元推理文庫から出ていた「ドラゴン・ウォリアーズ」の原書を探しております。
日本語版は3巻までしか翻訳されませんでしたが、もともと全6巻で発売されていたファンタジーRPGです。
一昔前のゲームなので、本国のほうでも絶版になっている可能性が高いのですが、ご存知の方がいらっしゃれば幸いです。
1999年01月24日:16時03分32秒
re:まるちばーす / Thalion
たしか トロイ・クリステンセンという作者だと思いますが、 私の記憶が間違っていなければ、彼は完全な形では原稿を 出していなくて、その編集作業や補遺作業は、日本のスタッフ がヒーヒー言いながらやっていた(実話)はずです。 つまり、英語版の原稿では出版されていないのではないかと。 同じことが PAやAPAにも言えるんでわないでしょうか(笑)
1999年01月22日:17時09分29秒
[英訳された〜] マルチバースは? / 3327
えー、思い付きで言ってるのでアレなんですが、APAは外人デザイナが日本で出版してたのではなかったかと思います。
同系列のマルチバースなら (GG誌を見るに元々英語で作業してたみたいですから) 、日本製のゲームが英語で出版された可能性が高いかなぁ、なんて思ったりして。

え? 翻訳してないって?
1999年01月22日:14時43分57秒
英訳された日本のTRPG情報 / sf

 アメリカ人のRPGファンのかたからメールが来まして。日本のRPGについて興味があるのだが、日本語ができないので英訳されているものは入手できないだろうか、とのことであります。

 私の知るかぎりでは、入手可能なルールとしては、小林さんの作成されたΣとΔくらいしか思い当たらないんですよね。(とかいいつつ、試してみたらサイトに繋がらない……から入手できないか)

 N◎VAが訳されたことはあるとは雑誌記事で見かけたわけですが、それは入手可能というものではありませんし。ソードワールドに韓国語版があるのは知っているけど、英語版があるとは聞いたことがないし……。

 というわけで。なにか心当たりのある情報などありませんでしょうか。そもそも日本からのTRPG関連情報の英語での発信というとと、A Guide to Japanese Culture-- for Role Playing Games(一時期ファイル無くなってたけどいつのまにか復旧してるな:2003 URL不達につき削除)とJIS Projectくらいしか思い当たらないんですが……。

 やはりこう、私もとりあえず日本のRPG事情のFAQでもつくって英訳しないとなぁ。英語圏に、日本のRPG情報が集まってるんだぜとプレスリリースを出すなどできると、なにかと今後のタメになりますし。(私の英語力が最大の問題だけど)


1999年01月11日:17時01分32秒
ご回答ありがとうございました。 / ディアス・ダロ
 早速のご回答ありがとうございます。昨日見つけた時に、本体は有りますので、サプリなら「買い」か?と思ったのです。
 名前だけからもしかしてと思ったんですが甘かったですね。
 
 ありがとうございました。
 
1999年01月11日:14時01分40秒
Re: ゲイシャ・ガール・ウイズ・カタナ / はたの
> マッチョ・ウイメンズ・ウイズ・ガンズの翻案/サプリメントなのでしょうか。それともまったく別物なのでしょうか。
 
 別物です。チンチロリン振り判定システムが特徴のオリジナルです。
#同人誌ならともかく商品に単体動作不可能な作品(しかもパッチ元は未訳ゲーム)を載せるわけにはいかないでしょう。
1999年01月11日:13時47分08秒
ゲイシャ・ガール・ウイズ・カタナについておしえてください。 / ディアス・ダロ
 どなたか、RPG福袋96に入っていたゲイシャ・ガール・ウイズ・カタナについてご存知ではないでしょうか。
 マッチョ・ウイメンズ・ウイズ・ガンズの翻案/サプリメントなのでしょうか。それともまったく別物なのでしょうか。
 ご存知の方よろしくお願いします。
1999年01月11日:13時41分52秒
昨日買ってきたもの / ディアス・ダロ
昨日、横浜のイエローサブマリンで以下のシステムを購入しました。
 1、スペオペヒーローズ2
 2、まじかるランドRPG
 3、マルチバース
 4、ファンタズム・アドベンチャー(APAでもない)
 以前、マルチバース以外は一回はプレイした事のあるシステムなんですが、これらを今後実際にプレイできる事はまずないでしょう。
 でも買ってしまう所がコレクターのコレクターたる所以なのですね。
1998年12月25日:12時25分26秒
『99年版・全国RPG取扱店リスト』の改定版、完成しました / NoBu
 【RPG市場調査】に沢山のご協力有り難うございます。
 12月下旬までに集まった情報をもとに、『99年版・全国RPG取扱店リスト』の改定版を作成しました。
 皆さんから頂いた情報をもとにした最新の店舗情報です。ぜひ御活用ください。
  
 サイズがかなり大きくなってしまいましたので、2つに分けてTRPG・NET内の簡易長文投稿に掲載しました。
 このリストは、複写、転載、再版、全て自由です。ぜひRPGの普及のためにご活用ください。
 出来れば使用する際は、掲載されたコメントなどを一切省かないようお願いいたします。
 大量配布を行うときは、NoBu(minagaki@seagreen.ocn.ne.jp)までメールで一報入れて頂くと、とてもありがたいです。 
 申し訳有りませんが、配布などの際は両方とも使って頂けるようお願いいたします。
 また、配布の際は常に一番新しい情報を、配布して頂くようお願いいたします。 
 
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 (改定箇所)
 
  ・山形県「B−Games」に住所と電話番号を追加
  ・「追加情報」に掲載した
      「芳林堂書店コミックプラザ」(東京都豊島区)
      「ログハウス」「イケヤ高台店」(静岡県浜松市)を追加
  ・千野さんが、RPG販売店雑談所に寄せて下さった「ブックイン高知」に関する情報を追加
  ・諸注意の文書を一部改定
 
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  『98年度RPG取扱い店舗リスト』(改定版)はこちらです。
 Vol.1「東日本」(北海道、東北、関東)
 Vol.2「中部、西日本」(北陸、中部、関西、中国、四国、九州) 
 
 P.S このリストの文責はNoBu(minagaki@seagreen.ocn.ne.jp)にあります。
 もしこのリストに関して何か有りましたら、メールにて御一報ください。
1998年12月12日:11時08分57秒
Re:グローランサに匹敵する設定 / ヌケサク
“葦”さんありがとうございます。「剣と魔法」物ではいかがでしょうか>ALL。
1998年12月12日:08時03分31秒
TRPG FreeTalk LOG 021 / sf
TRPG FreeTalk LOG 021として1998年09月15日から1998年12月12日までのログを切り出しました。

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