プレイング研究室 LOG 012

プレイング研究室の1998年05月28日から1998年05月30日までのログです。


98年05月30日:22時02分26秒
悪人講座(浦島エフェクト(笑)) / MARS
 悪ってなんでしょう?
 私は”悩まないこと”…”決断しないこと”だと思います
98年05月30日:22時00分03秒
サーラさんへ / MARS
 貴方はいい人です。
 友達のことで悩み…
 そして解決するために書き込みをする…
 私は貴方をすばらしい人間だと思います。
 その友達ともっと…もっと仲良くなるために悩むことをやめないで下さい。
 そしてその悩みを解決することを忘れないで下さい。
 悩み…それを解決する…それができる人はすばらしい人です。
98年05月30日:21時47分19秒
自分を卑下するのはやめましょう。 / 有馬次郎
履歴書の趣味の欄に「TRPG」と書いて、就職面接の時に説明するのに考えてしまいました。
多分、自分の問いかけに答えていただいたのだと思うのですが、大した回答をすることができません。自分自身がTRPGを始めたときのことを元に考えているので、今まで出して来たようなことが言えたわけで、サーラさんが言われたようなこともありえるのですし私が短絡的だったと反省しきりです。
ただ、自分を卑下するのはやめましょう。見ていてこちらも辛くなりますし、サーラさん自身も友人によかれと思われてのことなのですから。失敗は後からいくらでも取り返せるのですから。
98年05月30日:18時40分46秒
PRP的、絡みの戦術>KZ様へ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>KZ様へ
 お役にたてたのでしたらなら嬉しく思います。
 
>2日前の事ですがもうここの流れが「初心者問題」等に移っていますので 簡単にレスを付けさせていただきます。
 
 個人的意見ですけれど、あまりそぉしたことで遠慮される必要はないかと思います。きちんとした発信と応答さえ、される配慮があれば。もっとも、発信がウケないでスベることもあるのですけど(笑)。
 別に議長がいて議事進行されてるわけではないですから。アタシはここをバーチャルなパーティー会場のようにイメージしています。アチラでは別の話を討論してても、こちらでは、別の対話をしてても、(掲示板のガイドラインから著しく逸脱しなければ)誰も怒ったりしないと思うのですよ。
 
 Resを読ませていただきまして。「こないだのアタシの書込みは極端な例です」と補足したくって、蛇足のような書込みをしちゃいます。
 先日書きましたのは、ホントに最後の最後の手段で、あのよぉになされたからと言って救済策が他方から差し出される保証はまったくない、とお覚悟ください。救済策が差し伸べられなかった場合は、自分のパーソナリティ・ロール・プレイ(PRP)が不充分だった、と理解するしかないと思います。←PL自身のリスクによる選択、ってことだと思います。
 
 できれば、PLとしてあのよぉな窮地にハマリ込まないほぉがよいのは確かです。
 
>セッション中にストーリーで絡めない人が複数いると どうしてもその中の一部の人にしか(PLの力不足のせいで)アプローチが出来ない
 
 とのことですが、その成功したアプローチを活用するのもひとつの手です。
 相手のかたのPCとマイキャラとのPC間関係をうまく成り立たせることができたら、第三のPCにペアで絡みを持てるように持ち込むアプローチがあります。
 PCが掛け合いをしていると、第三のPLにもキャラのパーソナリティがイメージしやすい、ってことがあります。
 えぇと、先日書込んだアタシの踊り子PCも、もんだいのパーソナリティ・RPは、NPCである一座の座長さん、との掛け合いでプレゼンしたのですね。
 今にして思うと、アタシのキャラを避けざるを得なかった、呪い師PCさんへの絡みも、NPCとのペアで持ちかければ良かった(一瞬そぉゆぅふぅにしたときもあったんですけれど、PC間のにんげん関係確立まではいかなかった)。
 
 アタシは、他のかたに比べるとPRPを広く取っちゃってるんですね、きっと。例えば、陽陰さんがおっしゃるキャラの所属する社会階層はパーソナリティの一部だと思うし(←そんなに変な考えじゃないですよねぇ)。履歴だってパーソナリティの一部だと思うんです。就職の際に「どこそこ大学○○学部で専攻は××」ってアレ、パーソナリティの一部を伝達しようとしてるのじゃないのかしら? ←私はナニナニに詳しくって、コレコレができますってパーソナリティじゃないのかなぁ? 
 じゃぁ、カンナのゆぅソシアリティ・ロール・プレイ(SRP)、って何のことか? ってゆぅと、こっちはアタシ、ちょっと狭く取りすぎてるかも(汗)。ほとんどPCクラスによる(期待される)役割分担、の意味で使っちゃってました。
 
 えぇと、だから、先のアタシの書込みがお役にたつよぉなら、嬉しいですけれど。ホントにあれは極端な例だと思います。PRPとSRPのバランスってゲームシステムにもよるはずですし。「『深淵』はTRPGとして特殊」って意見もあるようですし。
 でも、特殊でないTRPGって何なのかしらねぁ〜? それぞれ独特のプレイ感覚がなきゃ、いくら商品が多くたって、しょ〜がないですよねぇ?(笑)。
 
 とりあえず、いじょぉです。
98年05月30日:15時40分41秒
RE:勧誘と共有・強要について / 陽陰
>サーラさんへ
 まず、私の感想。
 立派な悩みですし、それを他人に相談するのは、甘えじゃありませんよ。
 それに、此処は記入を強制する場でも読むのを強制される場でもないでしょうから、そこまで自分の悩みを卑下する必要もありません。
 それに、大抵の年長者は、悩みを相談されると嬉しがりますよ(^^;
 
 さて、ルール等を友人が聞きづらかったのは、たぶん、逆に、貴方に親しいからだと思います。
 (知らない人を含めた)多人数でいるときに、普段親しいからといって、べたべたするのを嫌う、そういう人も結構いますし。
 特に、GMは公正さが必要とされますから(初心者が端で見ててもそうでしょう)、変に親しくするのも、という風に、遠慮されたんだと思いますよ。
 
 実際に、彼女の性格を知っているわけではありませんので、頓珍漢な答えをしてるなら、ご勘弁を。
 極端な話、RPGがあまり好きじゃないから覚える気がなかったなんて事もありえない話じゃありませんし。
 
 彼女に対し、強制しているという感がするなら、彼女の普段の言動を思い浮かべてみては?
 例えば、貴方の誘いならば、ある程度無理をしても参加するとか、少しぐらい嫌なことでも文句一ついわずするとか。
 そういった言動を普段からしてるのなら、知らず知らずに強制してる確率はありますが、そうじゃないなら、彼女だって、普通に参加してるのではないでしょうか?
 まずいと思ったら、きちんとそのことについて話してみれば如何?
 
 私だって、RPGを趣味の一つにしていますが、そうじゃない友人のほうが多いですから、別にRPGという趣味を共有しなくても、友人関係は続けられると思いますよ。
98年05月30日:14時59分02秒
TRPGという趣味 / 河嶋陶一朗
 >サーラさんへ
 
 「私はTRPGが趣味です」
 昔、自分はそういっていたような気がします。
 けど、今は正直「趣味」という言葉では説明できない位、TRPGにハマッています。
 小学生の頃から始めて、ハヤ十数年。
 自分の最も多感な時期をTRPGと共に過ごしてきました。
 だから、
 TRPGは趣味以上の何かになってしまっています。
 自分のアイデンティティの一部(あくまで一部ですよ)を占めています。
 
 今から考えると、自分のアイデンティティを理解してもらいたくて、
 それで、彼女に強要してしまってたんじゃないかという気がしています。
 
 この掲示板に書き込んでいる人にも、TRPGがアイデンティティの一部となってしまった人がいるかもしれません。
 個人的には結構いるんじゃないか、と思っています。
 
 TRPGという遊びは、コミュニケーションに根ざしており、
 そのため人間関係を円滑にしたり、もしくはその逆の事態を引き起こす可能性を
 強く持っているような気がします。
  
 それは魅力であると同時に、危険性でもあります。
 
 サーラさんは、高校生ということですが……
 それなら河嶋のようなケースになることはないんじゃないでしょうか。
 河嶋も高校の時、あんまりゲーム好きじゃないやつを無理矢理ゲームに引き込んだことがあります。
 まだゲームをやってるヤツもいますし、完全に更正(笑)したヤツもいます。
 けど、他の共通点(サーラさんの場合なら「ものかき」とか、「思い出」とかかな?)があれば、
 ずっと一緒にいられるとも思います。アマイかもしれませんが。
 頑張って友達とTRPGとか、その他たくさん面白いコトを楽しめるようになるといいですね。
 
 追伸
 あまり自分を卑下する発言は関心しません。
 もっと自信を持って。
 あなたが笑っていれば、その友達も笑ってくれると思いますよ。
 MARSさんの意見、「笑ってみよう(98年05月29日:20時56分22秒)」が大変参考になるかと。
98年05月30日:14時09分54秒
Re:Re:SRP/PRPでの質問 / KZ
鍼原神無さん、お答えいただいて本当にアリガトウございます。
参照
98年05月28日:21時33分52秒
Re:SRP/PRPでの質問(>KZ様) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
2日前の事ですがもうここの流れが「初心者問題」等に移っていますので 簡単にレスを付けさせていただきます。

SRP/PRPについてどういう名前にせよ、しっかりした 言葉の定義がどうであれ質問させてもらった事が一番興味のある部分 でしたので、流れとかも見ずに質問させてもらいました。

具体的な対処の方法論が欲しかった中で鍼原神無さんの
はとても参考になりました。

僕自身、セッション中にストーリーで絡めない人が複数いると どうしてもその中の一部の人にしか(PLの力不足のせいで)アプローチが出来ないので 逆にこちらから相手を持ち上げるという意識ではなく、プレゼントかで 相手がのってくれる環境を整えるという事は面白い話だと思いました。

それでは。
98年05月30日:13時54分43秒
勧誘と共有・強要について / サーラ
■注意■
 この書き込みをご覧になられて、不快感を持たれる方が多くいらっしゃると思います。 初心者についての対応と言うことでしたら、また別に書くかも知れません。
 高校生の駄文に我慢して忍耐強くお付き合い頂ける方で、今までの一連の私の書き込みと他の方がつけて下さったレスに興味があり、なおかつ一TRPGerの周辺に興味を持たれた方のみ、ご覧下さい。
 また、TTBさん、お気遣い有り難うございました。今までお返事下さった方も、随分参考にさせていただいています。有り難うございました。
 
  
●話し言葉にしちゃいますね。この場合、その方が私の気持ちとか、汚いところとかが見えるようですから。こういう風になっちゃうのも、悪いところと思いますけれど。
 
 それで、いきなりですが。もしかしてでもなく、私って嫌な人……ですねぇ。 こうやって書いている事自体、他の方に対する迷惑な甘えでしかありませんし。 ただし、実例を挙げたのは参考の一例としてです。
 それと、もしかして勘違いして読まれる方へ。「彼女」と言っても私の彼女じゃありません(^^;。 私は女です。彼女とは幼なじみ、なんです。
 
 彼女への対応ですが、私も初心者とはいえ、GMであるのですから責任は私に あるのです。彼女は歴が1年半ほどですが、私の方が2年は多かったのも 理由の一つ。また、他の方のマスタリングで遊んで貰うためにコンベンションに 誘っていたのですが……。私自身の改善は、まだまだ続きそうです。
 とはいえ、私はGM・PL共失格でしょうね。偉そうなこと言ってても、 結局自分勝手な思い込みで、充分理解しない物を人に勧める人間なんですから。 アイデンティティが壊れるのを他人以上に恐がる所も、同卓の人から 嫌がられるでしょう。きっと、自分勝手なプレイにしてしまうのですから。
 
●>河嶋さん、皆様へ(もしご覧になって頂けたなら)
 河嶋さんには初めまして。河嶋さんの仰っていらした「強要していないか」については、TRPG(TRPG関連書籍)を勧める段階をからずっと考えていました。それなりに、(訊 き方に色々あるにせよ)何度か訊いたりしましたが、押しつけているかどうか、正直 解りません。趣味として私にとってほど高い位置にあるわけでは無いけれど、好きで いるのは確かですが(ただの思い込みでありません様に)。
 ちなみに、私と彼女の共通して趣味の一番の位置にあるのは「もの書き」です(これは、進路とか普段の付き合いで確かです……高校は違いますけど)。
 私の存在自体が彼女に迷惑じゃないか、なんて事も考えたことも沢山あります。私も彼女のこと考えてますけど……それってただの自己満足とか「つもり」じゃあないのか、って。
 こういった事なら他の友達に相談すれば良いんでしょうけど(実際突き詰めたことについてはしてますが)、TRPGは敬遠気味な人が多いので……。TRPGにも関わるところが多いと思ってのことです。
 
 私、恥ずかしい人間ですよね。自分は何にも出来ないのにこういう事書き殴っているんですから。大人の方から見れば、馬鹿馬鹿しくってどうしようもないでしょう。「場荒らし」とか見られてもしようがありません。お目汚し致しました。
98年05月30日:07時04分39秒
TRPGという趣味の共有 / 寺田大典
 私も彼女と趣味が共有できれば素晴らしいと思います。

 しかし、現実は、二人の持つ多くの趣味が完全に共有できるってのは少ない気がします。
 私自身は、それが高じちゃって「TRPGが趣味な人の中から彼女を探す」になっちゃうと怖
 いなー、と思っているので「自分の趣味に理解があれば(共感にあらずとも)」十分かなと
 思います。

 うーん、この意見は好みに過ぎないのかな?「TRPGやっている人の中から彼女を探そう」
 と思っている方、非難するようで申し訳無い。
98年05月30日:06時57分51秒
Re:訊けない環境、実例 / 寺田大典
 ども、サーラさん。お話のクトゥルフの卓にいたプレイヤーの寺田です。
 最後の質問に関してまず答えさせてもらえば、セッションを楽しんでいたと思いますし(最初、
 やはり初対面の人と遊ぶという緊張感は感じましたが)。プレイに関してもサーラさんの言わ
 れる問題があったわけじゃないです(理由の一つは、あの時のクトゥルフは、現実世界で使う
 技能以外は使って無いから、分からないけどできる技能等が少ないってのもあったかも)

 サーラさんが悩まれている事に関しては、私は「自分と異なる性格である事を理解し、矯正し
 ようとか思うのではなく、自分と異なる性格であっても楽しめるように考える、行動する」かな
 と思ってしまいます。ちなみに、あの卓で一緒になった私の彼女もどちらかといえばルール覚
 えません。本人曰く、「忘れちゃうし、ソードワールド難しいよ」と言われちゃいます。ただ、そこ
 で「TRPGシステムの中でSWは簡単だから覚えな」と言っても始まらないので、「忘れてもす
 ぐ覚えられるようにチャート作成や、セッション中の顔色を見て、<あ、なんか困ってんだな>」
 と考える様にしています。「私は性格的に人に物を尋ねにくい」とは本人談です。まぁ、そういう
 人もいるわけです。

 SWセッションのシャーマンに関して具体的に考えるのであれば、シャーマンというのがどういう
 魔法を使えるのか?どんな事ができるのか?世界でどういう存在なのか?というのがサーラさん
 の友達自身、明確にならないまま、周りに流される様にして、特に不都合が無く遊べたが、パー
 ティ全滅セッション時に一気に問題が噴き出した。というのがあるかもしれませんね。恐らく、そう
 なってしまう背景には、周囲のGMとプレイヤーのサーラさんの友人に対する思い込み(これはサ
 ーラさんも書かれてますよね)と、ある種の余裕の無さがあったのではないかとも思います。

 一緒にセッションをした時のイメージでは、「自分が不安に思っている事、知らない事を積極
 的に聞くよりかは我慢してしまう人」って感じがありましたので、セッションでは「相手の不安
 に思ってたり、分からなそうな事を先回りして聞いて確認する」みたいな感じで遊んでました。
 こういう方法はどうですかね?まぁ、積極的に聞いて欲しいというのは、もちろん思うとは思う
 んですけど。
98年05月30日:03時03分20秒
はじめてTRPGをした頃、のう……(遠い目) / 速水螺旋人
 古参なようなフリしてますが、始めたのは高3の時。8、9年ほど前ですか?
 その前に、おいらウォーゲーマーだったのですよ。ほんで、TACTICSやシミュレーターを読んでいたので、TRPGの存在と概念ぐらいは知っていたのですな。
 
 しかしTRPGにはまったく興味はありませんでした。ところが高3の春、ウォーゲームをあさりに行ったゲーム屋にあったのですよ。「WARPS アップルシード」が。
 おいら狂信的な士郎正宗ファンなので(笑)、これはプレイせねば、と決心して即買いました。 ところがまわりにTRPGのゲーマーがいません。仕方ないです。マン研の仲間を無理矢理引きずり込んで、やりましたよGM。
 「WARPS」さんざんやって、そのあと「D&D」をやりたおしました。その時偉大だったのは「D&Dがよくわかる本」でした。やはり。
 
 あの時期にしてはそろそろ古典的な、「仲間内自然発生型」でした。雑誌も読んでいたし、身内だったし、あんまり苦労しなかったですね(笑)。 おかげでTRPGにおけるコミュニケーションの「基礎」ができていたので、後に他のTRPGサークルに入り浸るようになってからも困りませんでした。幸せだなあ、オレって。
 
 むしろ苦労したのはウォーゲームにハマった頃でしたけどね。小5だったし(笑)。
98年05月30日:00時50分22秒
初めてのTRPG / 有馬次郎
取りあえず、まだなんとなくわかりそうで分からないそんな感じです。
自分自身が初めてTRPGをやったときはルールブックも友達が持っているだけだったし、みんな初心者だったせいもありますが、プレイ中でもルールが分からなかったらルールブック読んでたし(できるだけ自分の出番が外れている所を選んで)、わからない所があったら遠慮無しに聞いてました。でないとわからないままだったらつまんないし、返って迷惑かけると思ったから(確かに何回か怒られた事もありました)。
確かにプレイ中だったら流れを止めたりして迷惑に思われたかもしれないけどわからないままにしていると楽しめないですから必死に聞いてました。
自分の考え方って古いのでしょうか?
最近、コンベンションで(このゲームをするのが)初めてですと聞く事はあっても、(一応こちらでサマリー配ったり説明したりしますが、)質問してくる人って少ないですね。でもわかっているのかと思えばわかってなかったりします。こちらに不手際があるのだろうかと考えてしまいます。
皆さんがTRPG始めた時ってどうでしたか?周りはどう対応してくれましたか?
98年05月29日:21時57分19秒
これは言い過ぎかもしれませんが / 河嶋陶一朗
 自分は昔、彼女にTRPGを強要して仲がこじれました。
 その時の自分としては、「彼女と趣味を共有したい」という気持ちで一杯でした。
 そんで、多少強制じみたことをしていたかもしれません。
 
 サーラさんへ。
 
 書き込みを読んだだけでは判断がつきませんが、
 自分と同じケースに陥るのは避けて欲しいと思うので……
 彼女はホントにTRPGが好きなんでしょうか?
 サーラさんは彼女にTRPGを強制してはいませんか?
 追うと逃げるの例もあります。
 ユトリを持って彼女に接してあげてください。
98年05月29日:21時41分31秒
Re:Re:アタシが初心者だった頃(Resをくださったみなさまへ) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>Resをくだすったみなさまへ
 アタシは、TRPG5年目くらいなんですけど、勤め人になってからはじめたせいで、あんまり多くの種類のゲームは遊んでいません。
 そのかわり気に入ったゲームはできるだけトコトン遊びたい、っては思っています。
 あと、遊んでる回数や頻度はみなさんよりずっと少ないと思います。
 sfさんの掲示板群に書込みするようになってから、変に聞こえるかもしれないですけど。みなさんとお話してると、いろんな忘れてたこと思い出すことが多いんです。
 それでも結構、遊んでるのね、って自分で思うようになりました。
 D&Dのことは書くの迷いがあったんですよ。でも、10年選手のみなさんよりアタシのほうがビギナーのころのこと、覚えてるかな、とかも思いまして。書いちゃいました。
 
>ほえほえ様へ
 はじめまして。ありがとうございます。アタシ、昔のD&Dで1PLが3PCを管理してたなんて知りませんでした。それは、なんかプレイ感覚が随分違う遊びのような気がしちゃいました。
 
 
>YANさんへ
 当時は、アタシが空回りするプレイ(とてもパーソナリティ・RPなんてものではなかったです;苦笑)しがちだったんで。D&Dをやってみたら、って話の流れでした。アタシも合意して参加したけど。まぁ、うまくいかなかったわけです。
 お勧めの「ダンジョンシナリオ作成入門講座」きっと読ませていただきますから、ちょっとお時間くださいませ。
 あと、「『個性の表現』のロールプレイにこだわった場合」読ませていただいてます。ちょっとよくわからない感じがするんで、もぉ何回か読ませていただきます。
 「マスタリング研究室」への書込みも楽しみにしていますので、どぉか、ゆっくりで結構ですからお願い、いたします。
  
>寺田さんへ
 「R-ダイン」ってお聞きになったことおありですか? 割と評判の良かったPBMなんですけど。TRPG化されるって話があったけど、立ち消えになっちゃったヤツなんです。TRPG化されたら、ちょっと、寺田さんがおっしゃる。「その世界での駆け出しのプロになるまでの過程を遊ぶRPG」っぽいとこが出たような気がします。「発売されなかったTRPGの部屋」に簡単に書込んでみました。「『R-ダインTRPG』の話(>寺田さんへ)」(カンナ記, 98年05月29日:21時27分34秒)です。よろしかったらご覧ください。
98年05月29日:20時56分22秒
笑ってみよう / MARS
 笑い話をしよう!気楽にいこう!
 遊びであることを強調しよう
 初心者が壁を作ってしまうのは”焦り”と”緊張”
 それを解くには笑いしかない
98年05月29日:20時48分41秒
なぜなんでしょうね?(Re:訊けない環境) / 有馬次郎
>サーラさん
シャーマンを今まで大抵する友人がいました。その時もシャーマンでした。 私としては彼女の見せ場になるつもりでした。が、 魔法を一度も使いませんでした。 警告のようなものはしました。でも、使って貰えませんでした。今までも魔法を使った事はなか ったのですが。 そして、他のPCのアイデアもなく、結局パーティは全滅……。 後になって、その理由を聞きました。
「魔法の使い方が分からなかった」と言いました。

シャーマンの認識の違いでしょうか?何回かやられているようですがどのようなセッションをやられていたのでしょうか?何回かセッションをこなしていれば呪文を使う機会もありそうな感じですが。そのセッションで彼女はどんなことをしていたのでしょうか?
周りが過敏に反応して、どんどん行動していって彼女に行動の機会を与えなかったのでしょうか?それで遠慮(萎縮)してしまってとか?ある意味GMがフォローすべきなのかもしれませんね。

でも、他の場所ではそれなりに行動しているみたいですし、もしかしたらサーラさんへの遠慮が最大の原因かも知れませんね。

 それで、失敗の最大の悩みは個人としての私です。短い人生でも親兄妹以外で一番長い付き合いですから…私は最も彼女に近い人 の一人と自称しちゃいますが、彼女、優しいんですよね。もっと分からないこととか、どうでも良いことか色々言って欲しかったな あって……。

ここまでの関係だったら、彼女の方もこんなことを聞いて迷惑をかけたら悪いとか思っているのかもしれませんね。
「もっと分からないこととか、どうでも良いことか色々言って欲しかったな あって……」って、サーラさんが積極的に聞いてあげれば、楽に答えられたのかもしれませんね。
全く書き込みだけから想像して書いているので、知っている人から見たら無責任かもしれませんが思ったことを。

98年05月29日:20時10分09秒
改善として、してみたこと / サーラ
>もりせさんへ
 「馬場講座」はFDに納めてあります。そのセッションの後、宇津見さんに勧められましたので。それと、宇津見さんのHPにある「初心者十ヶ条」等もコピーして、周りの人達に配ってあります。指針として分かり易く、有効に使わせて貰ってます。色々本も貸し途中です。あれから、サポートできるようなセッション(システム、参加PL、私の説明などから)をしたのですが、それは彼女のためになった、と思います。
 それと、そのプレイに於いて私の言った警告は、「魔法使わないと全滅しちゃうよ」でした(露骨(^^;)。ただ、彼女をサポートしなかった他のPCが、戦闘の原因などを無理矢理に近い形で作っていたことが残念です。
 
 それで、失敗の最大の悩みは個人としての私です。短い人生でも親兄妹以外で一番長い付き合いですから…私は最も彼女に近い人の一人と自称しちゃいますが、彼女、優しいんですよね。もっと分からないこととか、どうでも良いことか色々言って欲しかったなあって……。
 ♯これじゃあ友達の悩み相談室でわ(^^;
98年05月29日:19時37分07秒
Re:訊けない環境 / YAN/矢野 聡一郎
> 「魔法の使い方が分からなかった」と言いました。 
 
 うーん、実はよくある話なのではないかと思います。魔法のルールって、一般行為判定に比べたら、複雑な場合が多いし…。
 
 対応策としては、「序盤の、どうでも良い場面で使わせてみる」、というのは如何でしょうか? 
 
 どんなものでも「やってみてわかる」事はあるし、気楽に使えるよう、(また気軽に質問できるよう)序盤のうちに練習させておくわけです。
 
 ちなみに、自分がプレイヤーの時も、序盤の内に色々試すようにしてます。
 
 だって山場近くになると、みんな盛り上がってきちゃって、訊きづらい雰囲気になるんですよ(;^^)。
 多分その子も、同じ気持ちだったんじゃないかなぁ…。
98年05月29日:19時36分17秒
ちょっと訂正 / 3327
ええっと、ほえほえさんの記述でちょっと訂正させてもらいます。<br> 以下抜粋
D&D世界の一般市民のHPがd4
以上抜粋でした
一般市民は確か8面体だったように思います。多分。
赤本のモンスターのところを見てみないと思い出せないんですが、エルフやハーフリングなどのような6面HPの連中はHD表記 (モンスター表記) だと−1が付いてます。で、うろ覚えなんですが、人間にはマイナスが付いていなかったような気がします。確認をお願いします。
ただ、二分の一とか−2とかの表記では無かったと思いますので、悪くても6面になるはずです。
つまり、パーティーより町中歩いている市民たちのほうがHPが高いかもしれないわけです。
ついでに言うと、シーフは6面ではなく4面です。おそらくADと混同なされておられるかと思います(ADでは6面ですので)。
どちらにせよ、一般市民と同じかそれ以下と言うキャラクタを扱っている以上、彼らが訓練を積んだプロだと読み取るのは困難だと思います。

98年05月29日:19時26分46秒
BaySideのクトゥルフ(c.f.訊けない環境、実例) / TTB
って言ったら、うちの掲示板でもりせさんや寺田さんたちが話してたやつですかね。とても、楽しかったって書いてありましたけど。お二方、おられたら答えてあげてください。
98年05月29日:19時22分39秒
Re:訊けない環境 / もりせ


>サーラさん


 呼ばれて出てきました。もりせ@クトゥルフ卓のキーパーです。お話読ませて頂きました。
気になるのは今までシャーマンで、今までも魔法を使ったことがないという点ですね。極論を
言えば、シャーマン技能は魔法を使うことに意義のある技能だと思うのです。つまり、シャー
マン技能の持ち主は精霊魔法を使うことを求められているわけです。

 それまでにどのくらいSWのセッションを行ったのかはわからないのですが、大抵シャーマ
ンをするというくだりから考えると数回は行っているものと思います。見せ場ということでし
たが、やはり今までに使ったことのないものをいきなり使って欲しいというのは難しいもので
す。厳しいのですが、魔法の使ったことのない状態で(しかも使い方もよくよく分からない状
態で、見せ場に活躍を求めるのは酷だと思うのです。

 ルールブックの貸与についてですが、ある程度のやる気があれば良いのですが、忙しかった
り他にも興味が引かれるものがある(ジャンルは問いません)方の場合、ルールブックの内容
把握を一人でしっかりしているということはないことが多いと思います。これは私の経験則で
すので、例外は多いかもしれませんが。

 解決法としては、普段のセッションから恒常的に魔法を使うシーンを用意する。また、手取
り足取りで、マスターサイドから丁寧に説明する。サマリー(細かく解説したペーパー)があ
ればなお良いでしょう。特に引っ込み思案気味な人ならば、こちらからという姿勢があっても
良いと思います。サーラさんのケースの場合、最終手段として、警告のようなものをしたとい
う時点で、「〜の魔法を使わなければ、このままだと確実に全滅しますよ」くらいまで言って
しまっても良かったかもしれませんね。

 ですが、実際問題としては、もっと大きな問題があると思います。それは、「適切な役割分
担が行われていない」という点です。先ほど、「シャーマン技能の所有者は精霊魔法を使用す
ることを求められる」と書きましたが、これも一つの役割なわけです。自分の分担を果たさな
くてはいけない時に役割を果たせない。このようなことが起きないようにマスターは事前に役
割分担の意義と必要性をプレイヤーに周知しておいた方が良いと思います。

 5月10日の東京BaySideClubのセッションの際には、独断で役割とそれに見合ったアーキ
タイプをサマリーに収録し、それを用いて役割分担を念頭に置いた上でキャラクターメイキン
グを行い、各キャラクターの長所を生かし合い協力して事件を解決したという達成感のような

雰囲気をプレイヤーの皆さんから感じることができました。彼女も自分に与えられた役割を果
たしていましたし、最初は引っ込み思案かな?と思っていましたが、後半からはだいぶ発言が
増えてきたので、楽しんでくれているみたいで安心していました。

 ちなみに、役割分担の徹底もそうですが、時間管理等の処理について等、セッションの運営
については、馬場秀和のマスターリング講座の教訓を取り入れてみました。結果としては大成
功でしたので、直接彼女からどのようなセッションだったかを聞くと参考になるかもしれませ
んね。もし、その日のセッションにおけるマスタリングの詳細についてご質問がある場合は、
morise2@geocities.comまでメールをお願いします。それほどすごいセッションハンドリング
をした訳ではないのですが(^^;もし、サーラさんがまだ、マスターリング講座を未読なのでし
たら、読んでおいても損はないと思います。

#ちなみに、馬場講座についてのスタンスはアンチでも信者でもないです。素晴らしい思いま
すが取り入れられる部分、共感できる部分を取り入れるという形で導入しております。

 さて、長文になってしまいました。内輪に入った話もあったかもしれませんが、ご容赦下さ
い。それでは。


98年05月29日:19時19分14秒
「埋め合わせ」で思い出しましたけど… / YAN/矢野 聡一郎
 プレイング研究室 LOG 010、(98年05月12日:19時11分57秒)「キャラの性格を尊重しつつ、迷惑にならないやりかた」
 
 に、PRPをやりつつ、SRPを阻害しないと思われる方法を書いてます。
 まだ読まれていないようでしたら、ご一読頂けると嬉しいです。
98年05月29日:19時08分46秒
システムやシナリオ等に応じて優先順位を決める / YAN/矢野 聡一郎

> MARSさんWROTE
> でも個性を殺さずにやめてしまう選択も決して悪い選択だとは思いません。
> サラリーマンになった目的というのはそれぞれです。つまりPRPに当たると思います。
> そして時として個性を殺すのはSRPに当たると思います。
> そしてサラリーマンとして個性を殺したときに目的を放棄してしまう可能性のあるとき…
> 現実はどうでしょうか?
> 例えば転勤で新居を離れなければならないとき…
> 家族全員で転居するのも、単身赴任するのも、やめて他の職を探すのも自由です。
> 要はその先で責任をとるかどうかだと思うのです。
 
 うーむ。現実でいうと、会社をやめる時でも状況を見てからにしますよね。
 
 営業的に苦しい時期だとか、人の入れ替わり時期だとか、重要プロジェクト進行中だとか。そういう時期に辞める事の出来る人なんて、そういないですよね?
 
 まあ、事情で本当にどうしようもない場合(TRPGで言えば、ルールで定められた社会的制限とか?)は仕方ないとしても、個人的な理由で辞められたら、会社もたまらないでしょう。
 
 「責任を取る」…というのが、どういうものかにもよると思いますが、思いっきり迷惑をかけておいて「御免なさい」では通用しないとは思いますし、せめて、きっちりケジメをつけてから…
 営業のノルマを達成するとか、後釜となる人物を育てるとか、プロジェクトを成功させるとか、そういう「埋め合わせ」をしてからでないと、皆には納得してもらえないのではないかと思います。
 
 そういった会社の「現在状況」の他、会社の「経営形態」、「経営目的」、「社風」、あるいは「上司、同僚」などの要素を吟味してから、会社を優先するか、個人的な事情を優先するかどうかを決めるのが、普通じゃないでしょうか?
 
 …まあ、別に「会社で仕事をする」ようなシナリオばかりとは限らないですし、毎度堅苦しく考える必要はないと思いますけど。
 
 逆に言うと、「新入社員ばかりで、重要プロジェクトを成功させなければならない」ような状況だと、ツライのは確かですね。…最近、「ミッションクリアよりも過程を楽しもう」、という感じのシナリオを経験するのですけど…ひょっとしたらその反動なのでしょうか?うーむ。
98年05月29日:18時32分49秒
訊けない環境、実例 / サーラ
 1年くらい前の話でした。SWで、仲間内で、私が例によってGMしていた時のことです。 戦闘がありました。敵は強かったです。 退却も魔法がないと出来ない状況でした(もちろん、工夫すれば別の方法でも出来ますが)。
 シャーマンを今まで大抵する友人がいました。その時もシャーマンでした。 私としては彼女の見せ場になるつもりでした。が、魔法を一度も使いませんでした。 警告のようなものはしました。でも、使って貰えませんでした。今までも魔法を使った事はなかったのですが。 そして、他のPCのアイデアもなく、結局パーティは全滅……。 後になって、その理由を聞きました。
「魔法の使い方が分からなかった」と言いました。
 
 ルールブックは机上にあったし、以前1ヶ月ぐらいルールブックを貸していたし、 それ程聞き難い状況であったようにも思えません(戦闘中だという事が聞き難く させたのでしょうか)。
 正直、ちょっとショックでした。「使い方が分からない」という可能性は、ほんの少ししか考えていなかったのですから。まず、「私って訊きにくい人のかなぁ」という思いました。だって、友達なんだもの。これ、原因としては「GMとPL」ということで自然に壁が出来ているような気がします。GMは全てのPCに共通で(こう言うと物みたいですが)共有な存在で、双方とも引きますから。直接友人じゃない人もPLに入ってましたし。
 代わりに、自分以外初対面の人の中だと一番近い存在になる気がします(コンベンションでの私の感想)。
 
 というわけで、彼女には「GMは訊けば大抵教えてくれるし、訊いた方が絶対得」とか言ってるのですけど(私もそう心がけているので)、私、GMとしては反省点が多かったです。
 
 それで、その「彼女」っていうのは、10日にBaySideCityのコンベンションでクトゥルフやってた高校生です。楽しかったみたいですが、どうだったか教えていただけると良いのですが。それともこういうのって卑怯でしょうか>同じ卓だった方々
98年05月29日:14時15分47秒
RE:アタシがビギナーだった頃 / YAN/矢野 聡一郎
> 鍼原さんへ
 
 シナリオ雑談所に、ご意見へのレスと、ダンジョンシナリオに関して参考になるページの紹介を、書き込みさせて頂きました。
 
 よかったら覗いてみて下さい。ではでは。
98年05月29日:13時49分15秒
そういやぁ、こういうRPG無いよね / 寺田大典
 その世界での駆け出しのプロになるまでの過程を遊ぶRPG。

 つまり、盗賊だったらシーブズギルドでなぜ、扉はうかつに近づくと危険なのか?
 という事を、実践訓練(あくまで訓練、たまに実践)でやって、その過程訓練内容
 をルールブック無い、もしくは、サプリメントで重厚な資料としても価値がある程
 用意しているRPG。

 今だと、そうした知識の習得って「プレイヤーが自発的に調べる/お互いで提示し
 あう」事をある程度要求してますよね?ゲームで必要な知識何だから(盗賊のやり
 方とか(^^;))ゲーム内で知ることができなきゃ嘘だ、とは少しは思いますね。

 はりはらさんの例だと、その状況だったら、絶対判定して成功させるべきだと思い
 ます。だって、PLに「最初から盗賊らしさを勉強しておく義務」はないと思うから。
 それに注釈入れるんだったら、ゲーム終わってから言うか、実際に接触性の毒が塗っ
 てある扉を出して「実地で」教えるべきですよ。ただ、はりはらさんみたいにそれが
 トラウマになって遊ばなくなる人がいる可能性を忘れないことですよね。
98年05月29日:12時34分46秒
憎めない(カッコ悪い)悪人も、好きだな〜 / YAN/矢野 聡一郎
> せりざわさん 
 
 どこか憎めない所のある悪人、ってのもヨイと思いません?
 
 タイムボカンシリーズの三人組みたいに、ドジ゛だったり、妙にお人よしなところがあったり。
 
 カッコ良いとはいえないけど、好きだなあ、ああいうの…。
 
 怪盗20面相なんかは、カッコ良くて悪い奴だけど、やりかたがスマートで、「極悪人」というのは違うような感じ。やっぱり、どこか憎めないんですよね。
 
 まあ、彼らの場合、「悪人」というよりは「ライバル」、「悪役」って感じなのかな?
 
 対立する存在だけど、殺し合いをするような関係じゃない、というのも燃えますね☆
 
> 鍼原さん
 
 ええっと、悪人関係のレス、マスタリング的な話になると思うので、今日、明日、明後日あたりで「マスタリング研究室」に書き込みしますね〜
98年05月29日:12時15分59秒
D&D世界の冒険(Re:アタシがビギナーだった頃) / ほえほえ
こんにちわ、ほえほえです。(^^)
ハリハラさん、はじめまして。
ハリハラさんwrote:
>そのセッションではアタシは「盗賊」だったんですけど。ダンジェオンモノで。
> 一番覚えてるのは、扉があって、中の様子を探ろうと思って「耳をつけます」
って言ったら「それはよくないよ」って言われたの。
>「なんで?」って聞いたら「毒が塗ってあるかもしれないから」つって。
>でアタシ、「盗賊ってそぉゆぅこと知ってるものなの?」って聞いたら
>「キャリアのある盗賊は知ってる」って言われたの。
> 当時アタシは(それってすごく不自然)って思いました。今でもちょっと
>不自然だと思う、GURPSふうの知性ロール、技能ロールで“思い出せた”の
>ほうがPL的に納得いくの。


なんで駆け出しの盗賊が「扉に直接耳を当てるのは危険」と知っているのか、
疑問とのことですが、つまりはこういうことではないでしょうか。

(以下断定口調。ですがあくまで私見です。参考程度に。)
D&Dにおける1レベルは、そのクラスから見れば駆け出しではあるけれども、
一般市民の目から見れば充分な技術を身につけている状態なのです。
盗賊の特殊能力は、どんなに逆立ちしても一般市民は使えませんし、
他のクラスでも同様です。
D&D世界において、冒険を冒すとはまさに命がけの行為であり、
付け焼き刃は即刻死に繋がります。
D&D世界の冒険者が己のクラスを名乗るのは、十分な訓練を受け、
決して自惚れでない、確証ある自信を持っているからです。
D&D世界の一般市民のHPがd4(だったよな)であることから、
ファイターはHPでd8が振れ、重い装備を難なくこなせ、
クレリックとシーフはd6のHPと特殊能力、マジックユーザーは、
HPこそ一般市民と変わらないものの、強力な魔法を行使できる程の訓練を、
彼らは積んでいます。
それでも、成功するのはほんの一握りです。

(一番HPがあるファイターで、1レベルはd8。ファイター標準装備の

 ロングソードがd8のダメージ。ぽこぽこ死にます(^^;))

私達も、パソコンを前にして、電源を落とす際にHDDアクセスランプが
が点灯していないかを、わざわざ思い出すでしょうか?
やったら確実に何らかの障害が発生する事柄を、わざわざ思い出さなければ
ならないようでは、一体どれほどの犠牲を出さなければならないことか。
D&D世界では、その犠牲が自分の命なのです。
ですので、「扉に直接耳を当てるのは危険」なのは、たとえ駆け出しの
盗賊でも、判定ロールが必要のないほどの「常識」なのです。

(こういった常識なんかないとし、プレイヤーに経験させることで「常識」

 を身につけさせていくマスターもいますが。)
誰だって、死ぬのは避けたいですからね。


ハリハラさんwrote:
> 一から十まで、ってゆぅと言い過ぎだけど、短いセッションなのに
>似たようなこと多くって。アタシは(イヤだな、面白くないよ、こんな遊び)
>って思っちゃいました。ミッションクリアしても全然楽しくなかったし。


TRPGは現在多様化してますから、ハリハラさんが求めるTRPG像と
D&Dが提唱する遊び方の位相が違ってしまったんでしょうね。
D&D発売当時、TRPGが全く新しいゲームであったため、どうしても
他のゲームと比べて何が楽しいのか、それを理解させるの大変でした。
そこでD&Dが取った手段が、「命の危険を冒して財宝を手に入れる」と
いう目標を打ち立てることでした。
プレイヤーは、PCが出来ることを最大限に活用し、危険と見返りを天秤に掛け、
出来うる限り財宝を持って帰る。これがD&Dの楽しみ方であり、
醍醐味であったわけです。
D&Dのシナリオモジュールには、プレイヤーは2〜3人ほどのPCを持つ
ことが望ましい、というのがほとんどで、生還率はどんなにうまくやっても
100%であることはありません。
当然です、自分の財宝を狙う盗掘者どもに情けをかける必要がどこに
ありますか? 悪辣なトラップ、醜悪なモンスターを設置し、返り討ち
にしてやろうと待ち構えているのです。
それがD&Dにおける一般的冒険の姿です。
TRPGが浸透し、キャラプレイが推奨されるにつれ、プレイヤーはPCを
1人しか管理しなくてもいいように、バランスは少し見直されましたが。

D&Dが基本と言われるのは、TRPGの発祥元であるウォーシミュレーション
ゲームに近い存在であるから、と私は考えます。
ですので、D&Dは目標を達成する喜びをTRPGの最大の楽しみとする
人には向いていますが、その課程に比重を置いている
人には向いていないと感じます。

(全くダメだ、というわけではないですよ)

ハリハラさんの疑問の解消に役立てれば幸いです。
それでは。
98年05月29日:11時42分15秒
「個性の表現」のロールプレイにこだわった場合 / YAN/矢野 聡一郎
 前回の続きです。前回では、「役割演技、役割分担」の要素を、
 
 SRP(ソーシャルロールプレイ) 
 
  1. 「能力」による役割分担
  2. 「社会的立場」から期待される役割を演じる
 
 PRP(パーソナルロールプレイ) 
 
  3. 物語の一登場人物としての役割演技(及び役割分担)
  4. 一人の人間(生物)としての役割演技(個性の表現)
 
 の4つにわけてみました。今回は、これらの要素が相反する場合にどういったメリット、デメリットが生じ得るか、4「一人の人間(生物)としての役割演技」…個性を出すための演技に注目して、お話してみたいと思います。
 
 例えば、4を重視し、「臆病な戦士」のキャラを作った場合、1「能力」は持っているものの、それを活かすことが出来ず、2「期待される役割」を果たす事も出来ません。
 
 SRPからの見地からは、この戦士の価値(?)は減少しています。
 が、上手くプレイすれば、4だけでなく、3「物語における役割」としての価値を増加させる事が出来ると思います。
 
 まず、その「臆病」というのを、"克服"出来るものと考えるか、あくまで"制限"と考え貫き通すかで、3「物語における役割」も変わってきます。
  
   ##############################
 
 "克服"する場合…シナリオの、どの時点で"克服"するか…が、大きな要素となります。
 
 シナリオの山場、おいしい所をかっさらう形で克服するのか。
 あくまでフレーバーと考え、克服を表現出来るチャンスがあれば、いつでも良いのか。
 (もっと割り切って、セッション開始時から既に、克服している形にするのか)。
 あるいは克服出来そうで克服できない、もどかしさを楽しむのか(単なるフレーバーというべきか、ごく弱い制限というべきか)。
  
 "制限"と考えた場合…どのくらいの制限にするのか?が、重要になります(物語、ゲーム両側面で)。
 
 臆病だけど、勝てそうな相手なら闘う?
 敵を傷つけるのは嫌だけど、仲間の盾になる事は出来る?
 力仕事は出来る?
 「戦士」として期待されている事以外の分野で挽回できる?
 また、制限を課したままで達成できるようなシナリオか?
 パーティバランスは?
 足手まといすぎて、ムードメーカーなる事すら出来ないのではないか?
 (そもそもやる気すら見られないか?)
 
   ###############################
 
 "克服"するにしろ、"制限"とみなすにしろ、問題になるのはバランスです(単に「臆病」なだけではゲームになりませんよね)。その辺りのさじ加減は、実際のプレイで「他のPCの能力」や「シナリオの難易度」の分析、GMさんや他のプレイヤーさんの反応も見ながら調整しないといけない部分もあるし、結構難しい事だと思います。
 
 また、バランス取りをする過程で、「その戦士が臆病になった理由」あるいは「臆病なのに、戦士になった理由」あたりも決まってくると思うのですが(逆に、このあたりが決まらないと、薄っぺらなPRPしか出来ないと思いますが)、その理由を表現する手段、表現するための時間配分…シナリオの、どの時点で全てを暴露するのか、どのくらいの時間をかけて表現するのか、も考える必要があると思います。
 
 結局、4「一人の人間(生物)としての役割演技」に偏れば偏るほど、物語性やゲーム性を高める事が出来るものの、当のプレイヤー、他のプレイヤー、GMの負担が大きくなり、シナリオの進行にも大きな影響を与えてしまいます。バランスを誤れば、シナリオが破綻したり、破綻しないまでも、「ひとり舞台」のセッションになってしまう可能性があると思います。
 
 そういう理由から、SRPを重視してバランスを取った方が、ゲーム的にも、物語的にも楽だと思うのですが…。
  
 ただ、SRP(1,2)を意識しなくても、PRP(3,4)だけでバランスを成り立たせる方法はありそうな気がします。
 実際、1の「能力による役割分担」が希薄なTRPG(番長学園!、MAGIUSスレイヤーズ等)や、3「物語における立場」による役割分担の方が大きいTRPG(天羅万象や熱血専用!、深淵など)も存在しますし。
 それらのTRPGシステムの、「ポイント」を探ることによって、何か得るところがあるかもしれません。
98年05月29日:08時54分49秒
補足:アタシがビギナーだった頃 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>みなさまへ
 アタシの一個前の書き込みに
>その後アタシは「D&D」はやらなくなったし、似たような感じのゲームは例え「モンメカ」でもできるだけ避けるようになっちゃって、今にいたります。
>「モンメカ」は一回、友人がGMに挑戦したいってゆぅから、PLして。後はSWすらやったことがありません。
 、ってあります。
 「なぁんだ、カンナって、イロイロ、の〜がきたれるけど、ゲームあんまりやってねいんじゃん」って、ある意味当然(汗)のことを思われたかたもいらっしゃるかと。
 
 え〜と、「TRPG総合研究所」の極論実験で、いま大っぴらに書いてますけど。アタシは一応、書籍(単行本)編集って、お仕事をしてます。アタシ達は職業病で、ホントに本の冊数だけは読むんですね。
 で、TRPGに関しても、アタシの場合、プレイしたこと無いゲームの本もジャカジャカ読んじゃう。他にも読まなきゃいけない本あるから、みなさんみたいに全種類目を通してます、とかではないですけれど(汗)。
 
 プレイしてないゲームの本を読んでるのって、いいことか? ってゆぅと、いい面と悪い面と両方ありますよね(汗)。
 けど、まぁ、こうしてみなさんとお話できてるのも、その職業病のせいだと思います。
 
 後、アタシはP.B.M.のプレイは一時、生活が破壊されそうになるまで(爆)のめりこみました(←バカ)。こっちは実践体験です。
98年05月29日:06時30分27秒
アタシがビギナーだった頃(ちょっと長いです) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 アタシがビギナーだった頃の話です。なぜアタシが「D&D恐怖症」になっちゃったかを書きます。
 ちょっと迷ったんですけれど。
 この書込みに書くのは、アタシがビギナーだった頃に感じたことで、数年前のことですけれど。アタシは今よりTRPGのことあまりよく考えてなかたったし、プレイのしかたもうまくありませんでした。今では、もぉちょっと別なこと考えてますけど。
 
 あちこちに書いてきたことなんですけど(ネタ切れ?;苦笑)。アタシは「妖魔夜行」をプレイしたくってTRPGに手を出しました。
 何度か「妖魔」をプレイしてる内に、会社の同僚でTRPGをプレイしてたグループの人と「あ、○○さんたちTRPGやってたんだ」って話になって。アタシン家で「妖魔」やるとき来てもらって。かわりに、あちらのグループ行かせてもらって。
 
 で、まぁ、アタシプレイ、ヘタだったんですよ。空回りすること多くて。誰からともなく「基本のD&D」やるといいって話になって。
 そのセッションではアタシは「盗賊」だったんですけど。ダンジェオンモノで。
 一番覚えてるのは、扉があって、中の様子を探ろうと思って「耳をつけます」って言ったら「それはよくないよ」って言われたの。
 「なんで?」って聞いたら「毒が塗ってあるかもしれないから」つって。
 でアタシ、「盗賊ってそぉゆぅこと知ってるものなの?」って聞いたら「キャリアのある盗賊は知ってる」って言われたの。
 当時アタシは(それってすごく不自然)って思いました。今でもちょっと不自然だと思う、GURPSふうの知性ロール、技能ロールで“思い出せた”のほうがPL的に納得いくの。
 一から十まで、ってゆぅと言い過ぎだけど、短いセッションなのに似たようなこと多くって。アタシは(イヤだな、面白くないよ、こんな遊び)って思っちゃいました。ミッションクリアしても全然楽しくなかったし。
 
 え〜と、当時アタシは「ロープレ上手になりたいよぉ」って思ってたし。口にもしてたな、多分。彼らが善意でセッション組んでくれたり、アドバイスしてくれたのもわかってたから。別にそんなに気まずい感じにはならなかったけど。まぁ、わかりますよね、端から見てても、不満そぉな顔してるヤツがいれば(苦笑)。
  当時、「これが基本なの?」って不満感がすっごくあって。「基本ってことは、これを楽しめないと上手になれないの?」って失望感です。
 それから、アタシは自分からはTRPGやんなくなっちゃいました(呼ばれたら、状況によって行ったり行かなかったり)。
 その後も、マレに彼らのグループとゲームをすることありましたけれど。なんのゲームをするかは、すっごく慎重に選ぶようになりました。
 
 でもパーソナリティ・RPはやりたくって(←要するにキャラプレね;笑)、PBMに手を出してハマリまくるようになったのでした(爆)。
 
 今にして思えば、アタシもTRPGのことあんまり深く考えてなかったし。そんなに大してショッパイセッションだったとも思わないんですけどね。ただアタシとしては退屈なだけで。当時、悩んでたから影響は大きかった。
 
 こないだ、陽陰さんに
>初心者相手にゲーム性の地獄(扉を開けると上から油が振ってくる。廊下を歩くと落とし穴、鍵穴を覗くと中にはメデューサ、細くて長い坂道を上っていくと上から丸石)を延々と体験させるマスターも、もう、殆どいないでしょう。
>(昔はいたのよ、私も含めて。それでも生還率は高かったんだから)
 
 って言われたけど(「RE:TRPGの多様性を伸ばすのは消費者の“遊びかた”ではないの?」,「マスタリング研究室」,陽陰さん記,98年05月22日:23時21分04秒)。 
 当時のアタシがそんな目にあったら、チョ〜大ショックだったかも(笑)。
 その後、「D&D」でもいろんな遊び方あるって、別の人に聞いたりしました。知識ではわかっても、一度染みついたヘンケンは抜けません。その後アタシは「D&D」はやらなくなったし、似たような感じのゲームは例え「モンメカ」でもできるだけ避けるようになっちゃって、今にいたります。
 「モンメカ」は一回、友人がGMに挑戦したいってゆぅから、PLして。後はSWすらやったことがありません。だからアタシは、歳ちょっと行っちゃってるけど、TRPG第三世代(←ってゆぅんでしょ?;笑)。
  
 アタシの考えでは、TRPGのルールって解釈が必要な部分が少なくないと思うんですよ。
 法律にだって解釈の部分ってありますよね。TRPGの場合特に世界観関係に解釈の部分が多い。
 その解釈の部分が、ビギナーには絶対わからない。たとえ、ルールブックをすみからすみまで、読んでもね。何度か、プレイを重ねないと、ルールブックの読みかた−−解釈の必要な部分の見分けかた、とか、“普通”の解釈センスとか身につかない。
 学校でTRPG部とか入ってる人は、周囲から知らず知らずの内に吸収して身につけると思うのです。
 後、第一世代の人たちは(推測だけど)多分、TRPGにちょっと先行した「ゲームブック」ブームの共通体験で、解釈のセンスを共有することができたんじゃないかと思う。
 
 昔のアタシみたいに、小説版「妖魔」にあこがれてTRPGはじめた人間には、そぉゆぅ共有された解釈のセンスは、ルールブックに書いてない「お約束ごと」があるようにしか思えない、はずです。 
 アタシは、ビギナーには「現代モノ」TRPGを強く薦めるんだけど、それはその解釈のセンスを日常の生活感でカナリまかなえるからです。
98年05月29日:04時32分35秒
先に書くといっていて...... / 寺田大典
 書いているうちに矢野さんに先を越されてしまった。(^_^;)
98年05月29日:04時31分05秒
ローリスクなセッション / 寺田大典
 下の3327さんの引用は、私の文章の引用ですよね。一応、書いた張本人が、まず書かせて
 頂きます。例としては極端に書きましたが(言いたい事を伝え易くする為に)、あります。3327さ
 んの例を借りれば、「蕎麦屋できつねそばにするかたぬきそばにするか」はどっちでも良いので
 すが、「その時どちらを選んだのか」という事を要求する様なセッションです。

 別の意味で極端な例を出しますと、魔法使いでも戦士でも僧侶でも誰が何をやっても良く、
 その職業的能力が捕らわれないというのは「パーティの知り会いの男性の彼女が不倫をし
 た、男性は意気消沈したが彼女を諦められなくて、パーティに頼み込んだ。彼女が彼に謝り
 元の鞘に収まるように説得して欲しいと」というシナリオの目的と行動が「説得」一点に集中
 してしまっているものです。

 もちろん、魔法使いらしい説得とかあるんでしょうけど、上記の例の場合は、別にそこまでの
 状況じゃ無いと思うのです。これも、ある意味、パーティにとっては「友達が振られる」という
 ダメージがあるものの、低いリスクですよね。しかし、「この説得の過程で、誰が何を言ったか、
 それが重要なんだ」と言わんばかりのセッションをプレイヤーとしてコンベンションで体験した
 事があります。(もちろん、例はあくまで内容を変えておりますが)

 そのGMが大切に思っている過程の楽しみ。つまり、ローリスク内での選択の楽しみ。これは
 ちょっと飛躍し過ぎなのかもしれないですが、「絶対に死なないと分かっている、セッション開
 始1時間後の戦闘」に似ています。私は、個人的にあまり好きでは無いので、多用はしませ
 んが、「選出上の戦闘」みたいなものです。でも、これをやっている人って多い気がするんですよ。
 最近。

 「PCが一人死ぬ可能性は10%ぐらいあるけど、全滅する可能性はほぼ皆無、いざとなったら
 NPC介入もある」とGMが思い、プレイヤーも感じているセッション。しかし、彼らにとっては「誰
 が誰を倒したか、誰が酷い傷を負ってしまったか」という過程の問題なのです。

 「不利な事をやってもローリスク」というのは、ゲーム的な結果としては、ローリスクですけど、
 自分のキャラクターの物語上の行動の失敗する可能性は、ハイリスクなんです。(失敗はする
 けど、挽回できる失敗に留まるって事、つまり挽回できない失敗はありえないし、普通にやって
 いれば特に悩んだり考えなくともハッピーエンドには結びつくというセッション)

 で、この種の「過程を楽しむセッション(結果を求めるのではなく)」が最近増えてきていると
 いう私の意見です。ある意味、実体験に基づいているのですが、いかがでしょう。(かなり否定的
 っぽく書いていますが、この楽しみはテクニック等考えていくと面白いと思っています。ただ、根が
 ゲーマーな人間なので、この種だけになってしまう事には危機感があります。毎回これだけは辛い
 ので)
98年05月29日:04時17分18秒
RE:質問です / YAN/矢野 聡一郎
>3327さん 
 
 えっと、「MAGIUSスレイヤーズ・だんじょん大作戦」とか、「番長学園!!」とかそんな感じです。、「熱血専用!」もそのケがあります。
 
 ようは、ミッションクリアよりも、その過程を楽しむタイプだからなのかもしれませんし、「死」以外の部分に”リスク”を設けているからかもしれません(出番が減る、等)。
 
 とりあえず、詳しくはまたそのうち…。
98年05月29日:03時51分06秒
質問です / 3327
長くてしかも抜粋の引用ゴメンナサイです。

以下抜粋
それぞれが得意分野、不得意分野をもっているのですが、与えられたミッションは、「それぞれのキャラクターの不得意分野でも解決する事ができる難度」 で構成されています。
この時、「君は、僧侶だから」とか「君は、魔法使いだから」と言われたら興ざめでしょう。
そのセッションでは、厳密に言えばキャラクターの能力のよる分担作業は求められていないのですから。つまり、行動のほぼ全ては「PCの個性」がバックボーンとなってしまっているわけです。
で、こうしたセッションがものすごく特殊か?といえば、こちらの伝言板ではキャラクタープレイと呼ばれるタイプのロールプレイ重視のセッションの場合は、結構起こり易いと思うわけです。現状で、システムから100%これしかできないってのは無い気がしますが、セッションの傾向としてはある気がします。
以上抜粋でした

上記のような内容と事態って、ホントに珍しくないんですか?
何をするにしてもノーリスク (あるいはすごく低いリスク)で、誰が何かやるは個人の勝手って、いっちゃえば「そば屋できつねそばにするかたぬきそばにするか」 と同じなのでは?
誰だって何百円かの (つまり全く問題ないレベルの) ダメージ(=出費) はあるし、もしかしたら不味いかもしれない知れないってリスクはあるけど、この話って2つとも同レベルですよね。
不利なことをやってさえローリスクって、そんなことして楽しいんですか?
一億レベルでゴブリン退治とどうちがうの? わかんない、教えて だれか
98年05月29日:02時48分04秒
☆極論実験、雑感☆ / 速水螺旋人
 ムム、滑り出しこそゆっくりなものの、なかなか興味深い話が続いてますな。
 業界擁護派がまだいないのがなんとも(笑)。がんばれ擁護派。
 
 #ようやっと帰ってきたところナリ。疲れてるから、書き込みは明日にしよう。
 ……明日も忙しそうだけどなあ(笑)。
98年05月29日:01時18分37秒
TRPGの、物語としての側面、ゲームとしての側面 / YAN/矢野 聡一郎
 …あうー。 
 一時間以上かけて入力した書き込みが、消えてしまった…。しょっくのぱあ。
 というわけで、ほかの話題をば。
 
> ベンさん 
 
 どうも、こんばんは。SRP(ソーシャルロールプレイ)と、PRP(パーソナルロールプレイ)、「両立したほうが良い」、ってのは確かですよね。
 
 ただ、まあ、「お互い、どの位までなら偏っても良いか?」「両者のバランスが崩れるときって、どんな時だろう?」「初心者にいきなりPRPを薦めるべきだろうか?」あたりを考えてみるのは面白いかもなあ、とか思っています。
 …実は、消えちゃった文章の中で、「臆病な戦士」というのを例として出してました(;^^)。朝方入力し直しますので、良かったら見てくださいませ。
 
> MARSさん 
 
 褒めて頂けて嬉しいです。でも、別にあっさり纏まったわけでもないですよ〜。
 
> SRPはPRPのいちぶーです♪だかーら♪(笑)
 
 そういえば鍼原さんも、「SRPは暗黙のお約束みたいな」って言い方されてましたけど、TRPGを「物語」としてみると、確かに「集まった登場人物が、みんな個別の能力を持っている」というのは、ご都合主義っぽい感じがしますね。
 物語を基に…と考えると、「役割分担がはっきりしている」というのは、物語を盛り上げるためのフレーバーという意味合いが強くなりますね。(「指輪物語」とか、「冒険者たち」とか…まあ、「個別の能力を持っているから」こそ、パーティを組んでいるという理由もありますが)
 
 しかーし。逆にいえば、「役割分担的表現(?)」がそれだけ使われているということは、ある意味、物語の不可欠な要素として認められているということでは?やはり、軽んじることは出来ませんよね。うん。
 ゲーム的な側面からだともちろん、「役割分担」は重要だし…。
  
 ただ、「役割分担」は「能力」によるものだけじゃないと思っているので、まあ、そのあたりにポイントがあるんじゃないかと思っています。
 
 とりあえず、また朝に。
98年05月29日:00時55分51秒
SPRとPRP / がみさ
 職業って、個性に大きく影響を与えてるものだと思うんです。
 だから、職業を無視して個性をつくり出すのって不自然だと思うし(ベンさんが例にあげた『臆病で戦うのが怖い戦士』なんていたら、『あなたはどうして戦士なんてやってるの? だったら戦士をやめたほうがいいんじゃない?』って思いますし……業なら仕方ないのかもしれないけど ^^;)、それに職業って個性の一部なんじゃないか(というか、職業も含めて個性というか)とも思うのですけどね。
 どうでしょうか?
98年05月28日:23時45分24秒
初心者について / ラウール
 ここの掲示板で初心者に関する話題が少々出ておりますが,
 ちょうど新Web雑誌『リベル=ノステル』にて,「RPG入門」という初心者向けの記事を募集していますので, ここでの話し合いで得るものがありましたら,是非纏めて投稿していただけると うれしいです。
 特に,初心者の抱くであろう不安と,その対処法なんて面白そうですね。
98年05月28日:23時16分15秒
SRPとPRPって分離できるの? / ベン
 こう、思うんですが、ソーシャルRPとパーソナリティRPを分離してしまっ ていいもんなんでしょうか? 僕が思うに、これってRPGにおけるロールプレ イの両輪であり、これとゲームシステム(ルールと世界観)がそろって初めて
「ロールプレイング・ゲーム」なんじゃないですか?
 
 実例。
 僕はD&DからRPGを始めたためにD&Dが大好きですが、しかしこういっ た経験もあります。あるときのプレイで、プレイヤーはほとんどキャラクターの パーソナリティを演技しませんでした。もちろん戦士は戦士らしく、クレリック はクレリックらしく行動を宣言します。プレイ自体も和気あいあいと進行します。 ゲームをしている実感もあります。しかしこれだと「カタンの開拓」(これは非 常に面白い4人用のボードゲームです)をやっているときのほうが、総じて面白 かったです。どっちかを選べっていわれたらカタンの4時間連続プレイのほうを 選びたい。
 つまりいわゆる「演技」がないとRPGの面白味は半減します。RPGの、サ イコロ振って云々という_純粋に_ゲーム的な部分だけを取り出すと、他の分野 のゲームより面白みに欠けるのです。なぜなら、この部分はRPGの一部にすぎ ないから。この部分がないとゲームにならない。でもこの部分だけだと他のゲー ムのほうがましです。
 
 反対の例。
 たとえばパーソナリティとして「臆病で、戦うのが怖い戦士」という設定をさ れると、本人はともかく周りが非常に困ることは明白でしょう。場合によっては 本来の戦士の役割を果たすために別の戦士が必要になるかも知れません。迷惑き わまりない。
 
 天羅万象を考えてみましょう。これは比較的パーソナリティを演じやすいよう にセッティングされているゲームですが、パーソナリティの演技にこだわりすぎ るとどうなるでしょうか? 上記で言えば「戦わない臆病なサムライ」。こう、 それが因縁だったりしてプレイヤーはその辺を追及するわけですね。で、これが 成立する場合って、他のプレイヤーが普通の役割をこなすことにしてサポートす るか、ゲームマスターに多大な奉仕を強いるかどちらかになります。サムライに はサムライらしい因縁ってのがあるはずで、他のプレイヤーも、特にゲームマス ターなんかは、強く「天羅の世界観」に沿うことを期待する。つまりサムライの 役割ってものに。つまりは、RPGを完全なものにする一要素である「演技」は、 サムライを選んだら「サムライ」という枠のなかで発揮すべきものです。こうす ることによって、全プレイヤーが独自のパーソナリティのRPというものを発揮 できるのです。
 
 #これを違うって言ってしまうと、パーソナリティのRPはRPGのゲームシステ
 #ムよりも重要ってことになり、「必要ならゲームシステムは無視しても良い。全
 #然おっけー」ってことになっちゃって非常に危険です。演技は追及できるが、も
 #うRPGじゃどころか、ゲームじゃない。ルールのないゲームってのはないでしょ?
 # あ、ついでにいうと、「ごっこ遊び」にすら役割がちゃんとあるってのに。
 
 つまりは、たとえパーティプレイであろうがなかろうが、役割というものはちゃ んとあるんで(もちろん、パーティー内の役割じゃないかもしれないけど)、そ れは無視できない。でも役割さえ果たしていれば「ロールプレイング・ゲーム」 をやっていることになるかというと、そうじゃない。役割だけ果たして、宣言に 演技のまったく伴わないRPGセッションってのはけっこうつまらないんです。 ボードゲームでもやってたほうがましなくらいに。
 
 ロールプレイング・ゲームの醍醐味、他のゲームにない特色は、目的を複数同 時に目指さないといけない点にあります。
 
 ゲームでありながら同時にゲームとは別の側面(両方の意味での「ロールプレ イ」)をゲームシステム自体に内包していて、「そのすべてを同時に追及しなく てはいけない」という部分に面白みがあるわけです。ソーシャルなRPというも のはRPGのゲームとしての側面から自然と現れることが非常に多い(クラスと か、技能の割り振りとか)。一方、ルール的裏づけのないことの多いパーソナリ ティのRPもまた、ルール的サポートが比較的少ないだけで「RPGシステム」 の一部です(でなければ、なぜ多くのRPGが良いロールプレイには経験点を増 やすように支持しているのか)。これらは同時に追及されねば、面白いRPGセッ ションにはなり得ないのです。なんなら、一度「徹底的に役割にあった宣言以外 の演技はしない」プレイと「役割無視して、好き勝手なパーソナリティを選択す る」というのをやってみるとわかるかと。
 RPGにおけるロールプレイは、ソーシャルな面とパーソナリティの面の_両
方を同時に_追及しないと_面白くない_のです。
 
 僕の考えでは、RPGってのは土台として「ゲームシステム(ルール+世界)」 があり、これがあらゆる意味での「共通の基盤」をなしている(ゲームシステム 無視するんなら、そのゲームやらんでもいいやん)。で、その上にゲームシステ ムの枠内で許されるロールプレイがのっかっていて、全体として「ロールプレイ ング・ゲーム」となっていると考えています。ロールプレイングのソーシャルな 面とパーソナルな面とは互いに補完しあうもので、片方だけだとむちゃくちゃに なるか、淡々とします。このどれかが欠けると、僕の経験ではボードゲームやカー ドゲームでもやってたほうがまし、というほどに面白くないものになります。総 体としてはかなり面白いゲームなんですけどね>RPG
 
98年05月28日:21時33分52秒
Re:SRP/PRPでの質問(>KZ様) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>KZ様へ
「SRP/PRPでの質問 」 (「プレイング研究室 LOG 011」KZさん記,98年05月27日:23時10分55秒)
、へのResをつけさせていただきます。
>TRPGを多人数で行う以上出来る限りPCが絡む事が 望ましいと思います。(場合にもよりますが)
>上のようなフォローがある場合でもセッションによっては 絡む事が出来ない(絡みづらい)PCが出てくる事が 多々あると思うのです。
 
 ちょうど、先日コンベンションでプレイしてきた「深淵」で絡みが持ちづらかったのでお応えしたいと思います。
 「深淵」はTRPGとして特殊だ、って意見も聞きますし。アタシの意見もまた偏ってるとは思いますけれど。
 アタシはTRPGの一番の楽しみはドラマ性だと思っています。
 だから、いろいろな努力をした後に、どぉしてもPC間で絡みらしい絡みが持てなかったときは、ムリに作り物めいた(ご都合主義展開めいた)絡みのきっかかけを作為するよりは、いっそ絡めないまま進むのもひとつの手かと、思いました(できるだけ、絡んだほうがいいことは、確かだと思いますけれど)。
 その場合、自分のPCがなぜ、他のPCと絡めない(絡みづらい)のか。その理由はしっかり、繰り返し、あの手この手のパーソナリティ・RPを通じて、GMさん及び他のPLさんにプレゼンテーションしておくことが肝要かと思います。それと、もちろんPLは絡みを持とうと努力することですけど。努力してもいろいろな偶然でうまくいかなかった、とゆぅのは、同卓PLさん見ててわかってくださるものです(←ある程度、キャリアがあれば、かな)。

 先日のセッションですと、アタシのPCのほうから絡んでった、呪い師キャラは彼の事情で、アタシを避け。マイキャラにはもぉ一人の騎士PCを避ける理由がありました。
 最終的には、騎士のPCがあるロールをしてくれて、マイキャラをクライマックスシーンに連れ出してくだすったんですけれど。
 絡めない事情さえGM、PLに伝わっていれば、ぎりぎりどこかで、なんとかしてもらえるものかと思いました。もちろん自分のほうでできる限りのことをするのが前提ですし。万一クライマックスに参加できなくても、それはそぉゆぅ役回りだったのだと、腹をすえる必要もあるかと思いますけれど。
 アタシの場合、「(絡みを持つためにする)できる限りのこと」の内には「不自然にご都合主義的な作為は含めない」ってこだわりがあるわけです。←もっとも、これは、マイキャラのプレイに関してだけで、GMさんのキューや他PLのかたのプレイが、アタシの感覚では、多少不自然に感じられても、まぁ、受け入れちゃいます(苦笑)けれど。
 先日のセッションでは、マイキャラは、「貴族の落胤」だって「噂」を持つ「放浪者出身」の「踊り娘」でしたので、最初から、だから「アタイは貴族なんか嫌いなんだよ」ってパーソナリティRPを繰り返し強調してたんです。
 結局、騎士PCさんは、突然マイキャラもことを、「実は彼の先輩騎士の孫」でナイショにしてたけど、マイキャラの行方を探してた、ってことにしちゃって。アタシは(え〜、聞いてないよぉ)って感じはあったんですけれど(笑)。逆に、マイキャラが属す旅の一座の安全を守るって騎士の誓いと引き替えに、騎士PCと絡みを持てました(←ずぅずぅしぃでしょ、転んでもただ起きないと言って;笑)。
 まぁ細々したことは、他にもあったんですけれど。ポイントはそのよぉなことでした。

 なお、コメディ味の強いゲーム、例えば「蓬莱学園」では、「自然で、ご都合主義ではない展開」なんかにかまっちゃいられません(爆)。それはそれ、かと思います。
 
 えぇと、アタシはまだパーソナリティ・RPとソシアリティRPは同列だと思っちゃってる、立場です。
 
#一晩ですけど、急展開の議論の流れからはずれると、後から追うのはちょっと微妙になっちゃいますね。できるだけフォローアップしたいんですけど。なんか蒸し返しになってもつまんないですね。どっしよっかな……。
98年05月28日:20時16分31秒
ご教授ありがとうございます(Res 悪役入門) / せりざわ
ご返答いただいた皆様、ご教授ありがとうございます。皆様のご指摘を胸に、悪役修行、頑張らせていただきます。(笑) >鍼原 神無さま はじめまして。どうぞ、よろしく やっぱり「悪役」って言うのは「かっこいい」事が前提条件ですよね!(笑)。「とことん、惨めでカッコ悪いのは最高にかっこいい!」というのがそう言えば、ありましたっけ。やっぱり「信念」ってかっこいいですよね。僕の場合、そう言えば中途半端な信念の持ち主が多いような・・・(^^: そりゃ、カッコ悪いわけです。 >狂兵さま お兄ちゃん、僕の事買いかぶりすぎだよ(笑)読んでて恥ずかしくなっちゃったよ。 >寺田大典さま いえいえ、僕もこういう奴、好きですよ(笑) やっぱり、悪役が悪役たるゆえんは自信、プライド、そして何よりも「己の信念」なんでしょうかね。 >宇津見さま 僕の出す悪役は中途半端で、憎みきれない、と良く言われます。とっても、有効そうなご意見です。ありがとうございます。
98年05月28日:20時06分15秒
SRPはPRPのいちぶーです♪だかーら♪(笑) / MARS
 YANさんの分類はすばらしい!!
 私が一生懸命に頭の中でまとめようとしている事
 をあっさりと文になされている…
 くーうらやましいぜえ(笑)
 その上でSRPとPRPは相反した場合…
 どちらかを選ぶのはPLの自由だと考えるんです。
 それはシステムの上でもあるでしょうし面子の上で選ぶこともあるでしょう。
 でも選ぶのはPLの自由です。
 陽陰さんのたとえならば時には個性を殺すことも必要だと思います。
 でも個性を殺さずにやめてしまう選択も決して悪い選択だとは思いません。
 サラリーマンになった目的というのはそれぞれです。つまりPRPに当たると思います。
 そして時として個性を殺すのはSRPに当たると思います。
 そしてサラリーマンとして個性を殺したときに目的を放棄してしまう可能性のあるとき…
 現実はどうでしょうか?
 例えば転勤で新居を離れなければならないとき…
 家族全員で転居するのも、単身赴任するのも、やめて他の職を探すのも自由です。
 要はその先で責任をとるかどうかだと思うのです。
 
 私の言っていることは間違っているでしょうか?
 もしかしたらまた誤解を招く表現があるかもしれません…
 その時はどうか余裕を持って反論して下さい。
 私も不用意な反論を繰り返さないよう細心の注意を払いたいと思います。
98年05月28日:19時47分59秒
申し訳ない / MARS
 寺田さん…私に問いかけられてたんでしょうか?
 大変申し訳ない…
 うーん…まず寺田さんのおっしゃることはよく理解できます。
 そうした上で何を答えればいいでしょうか…
 確かにダンジョンの中に放り込まれてさあどうしようという
 シナリオにPRPは必要ないかもしれません。
 パズル的要素が強くなるのでロールプレイ自体がいらない場合もあります。
 でもロールプレイ…PRPがあったほうがより楽しめると思います。
 少なくとも延々とダンジョンの中だけをSRPでやってみたことを
 考えてみれば分かりますが…
 そこに何故いるのか…何故一緒にいるのか…
 を人というのは求めてしまうんじゃないでしょうか?
 
 こんなもんでよろしいでしょうか?
 私自身よく理解できていないところもあるので的外れかもしれませんが
 今の私に言えるのはこのことだけです。
98年05月28日:19時12分13秒
Re:SRP(ソーシャルロールプレイ)とPRP(パーソナルロールプレイ) / ほえほえ
御無沙汰しています、ほえほえです。(^^)
PRPとSRPですけど、各人によって随分境界線が違っていますね。
私は能力値に代表される数値や、システム側から明確な行動指針が
出されている部分がSRP、それ以外の精神的な部分がPRPだと思ってます。
SHiNさんがおっしゃられた、聖闘士星矢の例だと、各称号がクラスと
なり得ると思います。
クロスには階級がありますし、1つの階級の中でもそれぞれ何かに特化した、
もしくは特殊な能力を持っていますよね。
主人公格に限って言えば、ペガサス星矢は素早さ、アンドロメダ瞬は防御力、 キグナス氷河は氷結能力、ドラゴン紫龍は攻防のバランスの取れた能力を 持っています。(アニメ&マンガな話ですいません > 分からない方)
ある分野のエキスパートというのは、頼れるという意味でSRPと言える
と思います。
そしてPRPは、それ以外の部分……猪突猛進、冷静沈着、有言実行、優柔不断、
強欲、好色、頑固、臆病などの性格や、趣味嗜好などを指すと思っています。
TRPGはウォーゲームから派生したことを考えると、同一の能力を
持つユニットを担当した場合、個性の差をつけるためにPRPは発達してきた
のではないでしょうか?

また、スペオペヒーローズの件ですが、陽陰さんがおっしゃられている
ことと少しずれている気がします。
ヒーロータイプ、ヒロインタイプ、科学者タイプ、筋肉ダルマタイプと、
大まかにでも分類できるのなら、それはSRPとされるのではないですか?
ルール的にも「そうあって欲しい」と行動指針が明示されているわけでしょう?
陽陰さんが言われているのは、全員が万能で、全員立場が平等、という意味
だと思います。
無茶な表現でいうなら、能力値も技能もレベルも装備も訓練課程も皆同じ、
クローン兵部隊でのロールプレイになるんじゃないでしょうか。

最後に、私は「SRP=PRP」派です。
なぜなら、パーティプレイには「仲間の信用」が必要不可欠だからです。
性格的、精神的に信用おけない者に、罠の解除をまかせられるか。
戦闘中、背中を預けられるか。かばってまで守る必要があるか。
夜番をまかせて眠れるか。仕入れてきた情報を信用するか。etc.
PRPは、SRPに必要な「信頼関係」を生み出すために必要であると言える
のですから。

乱文失礼しました。それでは。
98年05月28日:18時32分59秒
「初心者に出来ること」を、どうやって伝えましょうか…? / YAN/矢野 聡一郎
> 有馬次郎さん 
 
 どもです。
 
> そんなだからっていって「何も尋ねない。」、「教え方がまずいからって、ぞんざいな態度を取る。」と言う理由にならないし、何も自己主張しなければ、周りが理解してくれないってわからないのでしょうか?
 
 まあ、ある程度「甘え」みたいなものはあると思いますよ。あと、「知らないことによるコンプレックス」みたいなものとか。
 
 とはいえ、経験者のほうが心に「余裕」があるのは確かだし、歩み寄りは経験者から、という形が無難ではないかと思います。
 
# 歩み寄った挙げ句に突っぱねられたら、そりゃ確かにたまりませんが(;^_^)。
 
 で、有馬さんの「初心者からの歩み寄り」の意見って、けっこう参考になると思うのですけど…これをどうやって初心者の人に伝えましょうか?(…初心者の方が自分で考えつくとは思えないし…。)
98年05月28日:18時11分47秒
有馬さんへ / 河嶋陶一朗
>初心者と言われる人でも、少し考えればもっとみんなが楽しめる
>ようになるのですが、それって暴論なのでしょうか?
 
 え〜と、その「少し考えること」ができないから初心者なのでは?
 
 無論、素直に溶け込んでいける初心者もいるでしょうけど。
 全員にそれを望むのは難しいかも。
 私もたくさんの「初心者」と呼ばれる人たちと遊びましたけど、
 「初心者」として接するよりも、「友達」や「仲間」として接した方がうまくいったことが多かったような記憶があります。
 
98年05月28日:17時59分10秒
?(Re:初心者の不安) / 有馬次郎
YANさんの意見見ていて、確かにそうかもねと思います。
ただ、そんなだからっていって「何も尋ねない。」、「教え方がまずいからって、ぞんざいな態度を取る。」と言う理由にならないし、何も自己主張しなければ、周りが理解してくれないってわからないのでしょうか?そんな状態で初心者に優しくないキャリアと言われても対応の取りようもないし、どうしたらいいのでしょう。
「知らない人相手」に関しては、1人でも知人と一緒に参加する。友人だけのセッションに参加するだけでもかなり変わります。
「未知なる領域への不安」に関しても何をしに行くのか?事前に何をするのかわかっていればそれに関するものを読んで見るのも良いかも知れませんね(ルールブックや良くわかる本とかを借りて読むとか)。
「時間の制限」に関しては、あなたがわからないことを後回しにすることによって、それがわかったときに使用する時間は後になればなるほど、長く貴重なものになります。
初心者と言われる人でも、少し考えればもっとみんなが楽しめるようになるのですが、それって暴論なのでしょうか?

追伸:全文検索でランダムに「初心者」で検索したものの一部を読んでみたのですが、初心者の発言ってありませんでしたね。ある意味初心者の本音がわからないとこれらの解決法って生まれないように思います。
98年05月28日:13時29分14秒
初心者の不安… / YAN/矢野 聡一郎
 
 えっと、とりあえず思いつくまま列挙してみますね。まずは、
 
 「”何が分からないのか”が、分からない」…王道ですね。そこから派生して、
 「何を聞いたら良いか分からない」…片っ端から質問するのも問題です…何が問題って、
 「一遍に沢山の事は覚えられない」ですし、
 「初対面の人に質問攻めするのは、はばかれる」し。
 
 ルールサマリーなどを貰えると有り難くはありますが、やはり
 
 「どこを優先して読んだら良いか分からない」…やっぱり最初から最後まで読むべきなのかな?とか。
 「分からないところがあるけど、全部読んでから質問しないと失礼かも」…後の方に答えが書いてあるかも知れないし。
 「全部読むのは時間が掛かるし、プレイ時間に差し障りが出ちゃうんじゃないかな?」…だから、飛ばし読み。
 「特に魔法のルールや個別の内容なんて、簡単には覚えられない」…だから使えない。
 
 プレイが始まっちゃうと、
 
 「盛り上がってるのに、馬鹿な質問をしたらしらけさせちゃうんじゃないかな?」…初対面の人たちばかりだし。それよりは、  
 「プレイしながら覚えた方が、水を差さないんじゃないかな?」…でも、山場になるまでダイスを振れない事もあるしぃ。(;^_^)
 「それより、他の方のプレイを参考にした方が分かりやすいかな?」…何やってるのかさっぱり分かんない(;_;)。
 
 …まあ結局、「知らない人相手」、「未知の領域に対する不安」、「時間の制限」あたりが一番のネックではないかと…。
 
 PS.
  TRPG.NET 全文検索で、「(TRPG)初心者への対応」という項目で検索をした所、かなりの数HITしました。
 全部見てまわるのは大変ですけど…それなりに得るものがあるかもしれませんね。ではまた。
98年05月28日:12時27分19秒
「役割分担」、「役割演技」の私的分類 / YAN/矢野 聡一郎
 SRP(ソーシャルロールプレイ…社会的役割演技?)ですが、これって2つの要素が入っていると思います。
  
 1. 「能力」による役割分担…
 「攻撃(接近戦、遠隔攻撃)」「攻撃を回避する(耐える)」「情報収集」「交渉」「探査」「野外活動」「援助、補助」など、そのキャラが持っている能力を活かし、己の本分をまっとうしつつ、他人の領域を侵さない。
 
 2. 「社会的立場」から期待される役割を演じる…
 例えば「戦士」であれば…(1と重なる部分もありますが)「積極的に前線に立つ」「仲間の盾となる」「力仕事」「決断力が有る」「荒事に強い」など、周りから期待される役割を演じる。
 
 また、PRP(パーソナルロールプレイ…個性の役割演技?)、これも分けてみます。
 
 3. 物語の一登場人物としての役割演技(及び役割分担)…
 物語において、そのキャラがどのような役割を果たすか?悲劇の主人公?導き手?ムードメーカー?狂言回し?
 …いずれの「役割」を担うにしても、物語の流れを阻害せず、独占せず…場合によっては互いに出番を譲りつつ、しかし不可侵ではなく、時には互いに干渉しあいながら、物語を織り成していく。
 
 4. 一人の人間(生物)としての役割演技…
  持てる能力を余すところ無く発揮できる存在ではなく、「人間味のある」存在としての役割を演じる。それによってキャラに現実味が加わり、単なる「駒」以上の者としての感情移入が出来る。
 また、それによって生じるデメリットが、さらにゲーム性や物語性を高める可能性もある。
 
 …とまあ、大まかに4つに分けてみましたが、実際にはそれぞれ重なる部分、複雑に絡んでいる部分がいっぱいあります。
 
 例えば1と2…「社会的立場」というのは大体において「能力」で決まりますから、ほとんど同一視出来ます。
 2と3…「戦士」として期待される役割は、物語において期待される役割の場合も多いです。
 3と4…「人間味のある存在」であるからこそ、物語に深みを与える登場人物となりえるとも考えられます。
 
 現在争点になっているのは、それらが互いに相反する場合だと思います…少々長くなってきたので、一旦切ります。
 
 次回は相反する場合の、状況の分類あたりから考えてみたいと思います。
98年05月28日:10時47分47秒
思うこと / 有馬次郎
昨日、鍼原さんやMARSさんの意見を読んだり、意見を書いたりしていて、現在、初心者と言われる人がTRPGをする際に何を望むのか?何に抵抗があるのか?どのようにして欲しいのか?わからないことに質問しないのは何故?、興味を持ちました。
自分も初心者だったのですが、数年前のことですし、現在に至る過程において様々な考えに触れるにつれて、考えも変わっているだろうし、忘れたりしているだろうしで、できれば、現在TRPGを始めようとしている人、TRPGを最近初めてやった人の意見を聞ければ良いなと思います。最近、仲間内でしか行っていないのでそこらへんのところがわからなくなっています。教えて下さい。
98年05月28日:10時42分58秒
RE:悪役入門 / 宇津見
 せりざわ氏へ

 プレイヤーたちがセッションのクライマックスで喜んでなぶり殺しにしたくなるような、場を盛り上げる悪役の見せ方を紹介しましょう。

・主人公たちに間接的に、ねちねちと執拗に妨害をしてくる。悪役が妨害をしているのは明らかだが、強力な実力、権力、距離等の問題で反撃できない。
・感情移入しやすい善良な登場人物を、徹底的に虐げ、ストーリーの山場で無残に惨殺する。
・主人公たちの信頼できる協力者として尽くしておいて、十分な信頼をかちえた時点の、決定的瞬間で裏切る。もちろん、主人公たちは絶体絶命の危機に陥る。
・上記の二つの例のバリエーションで、善良で平凡な信頼できる一般人が、生活や生命、肉親のために主人公たちを裏切る。もちろん、それをさせたのは真の悪役である。


98年05月28日:10時41分31秒
SRP(ソシアリティRP)&PRP(パーソナリティRP) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>みなさま
 みなさま昨夜はたくさんお話してたのですね。いいなぁ。
 アタシはおとつい、お仕事であんまり寝てなかったんで、討論、中途でオチちゃいました。惜しぃことしちゃったわ。
 “言いっぱなし”みたいになっちゃた、かた。失礼いたしました。
 
 ところで、螺旋人さんがおっしゃる、
 SRP=ロールプレイ、PRP=キャラクタープレイ、って言葉遣いのことなんですけれど
(「Re:SRP、PRPって…?」「プレイング研究室LOG011」速水螺旋人さん記,98年05月28日:02時26分26秒)。
 
 ちょっと、 MAT.Nさんが書かれた「ロールプレイ 」(「プレイング研究室LOG011」」98年05月25日:10時46分25秒)から引用しちゃいますね。

>「役割」を演じるのがロールプレイです。(中略)ただ、キャラクタープレイという言葉は一般的ではないと思いますが。世間一般では後者(キャラクタープレイ;カンナ補記)を含めてロールプレイと言います。
 
 MAT.Nさんがうえに書かれたは一般的な言葉遣いだと思います。ところが、ロープレとキャラプレの話をしてると。「ロープレ(役割演技)+キャラプレ=“ロープレ”」って形になっちゃって。とても、不便。
 
 できたら、「PRP(パーソナリティRP)+SRP(ソーシャリティRP)=ロールプレイ」ってことにできたら、いいんじゃないかしら。って思いました。ご意見、お聞かせいただきたいです。
 
 PRP=パーソナリティ・ロール・プレイ
 ってのは、アタシの趣味です「パーソナル・ロール・プレイ」って「私的なロープレ」って意味になっちゃうでしょ? ←考えすぎ??
 
#>螺旋人さ〜ん デートのお誘い(笑)、ちゃ・ん・と・届きましたわ。ありがと〜。とっても嬉しぃ。お返事しますわね〜(笑)。
98年05月28日:10時21分51秒
SRP(ソーシャルロールプレイ)とPRP(パーソナルロールプレイ) / SHiN
To 陽陰さん

一応、SRPのないPRPオンリーのプレイが可能ならば(そういう前提で考えないと、 SRPとPRP、どちらを優先すべきか?って議題は意味を失ってしまう) 世界観にそって行動するとかいうのは、PRPにも含まれてると考えるべきだと思います。

D&D的な役割分担・・・(これをSRPと言ってるのかと思ってました。)、これは、まだ、キャラクターを性格などの人間的個性で 表現するっていうキャラクタープレイ的なものが普及してなかったころ 各キャラクターを個性化する方法としてもちいられてたものだと 思います。

そういう意味では、現時点でも優れた方法といえますが、 次第に必須のものではなくなっていくんじゃないか?って気はしますね。

たとえば、原作を使うとして、 ルパン三世なんかなら、SRPとして成立するのですが、 北斗の拳やセイントセイヤなんかだと、キャラクタープレイでしか ほとんど個性をひきだせないでしょう。
(各流派の違いは、SRPより、PRPに属するものでしょうね。)

ただ。ゲーム的に見た場合、やはりキャラに目にみえる差別化がないと つまらないのも確か。

そういう意味では、SRP的なものは残るが、立場的には D&Dの頃とは逆転し、PRPを補うものとして、SRPが利用されて いくんじゃないでしょうか。 既に、そうなってる場合も多い気がします。

(陽陰さん)
>寡聞にしてそ んなつまらなそうなシステムには出会ったことはありません。

いちおう、うちで一時はやった『スペオペヒーローズ』が そうです。 少なくとも数値的、能力的にはごく一部の例がいを除いて みな、同じ能力になっていきます。
(違うのは初期配分だけ)

つまり、キャラクターの色わけは、ヒーロータイプ、 科学者タイプ、ヒロインタイプ、筋肉ダルマタイプなどで やれっていうゲームでした。このなかで、D&D的なSRPとして意味が あるのは、科学者タイプくらいでしょう。

で、 2度目までのキャンペーンまでは、楽しめました。 能力的な差の小ささは、個性を発揮しようという各人の 努力を生みだし、なかなか個性的なキャラクター群による 元気のいいプレイに発展しました。

が、3度目をやるなら、SRP的ななんらかの要素を付加せねばならないと 考えてます。でないと、もう楽しめないでしょう。

ここらへんに、SRP(まあ、定義が曖昧のようだが、なんとなくの意味あいは、みな同じハズ) とPRPの持つ性質の差が存在してる気がします。
98年05月28日:07時27分39秒
LOG 011 / sf
 プレイング研究室 LOG 011として、1998年05月15日から1998年05月28日までのログを切り出しました。

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