TRPG改善委員会 LOG 007

TRPG改善委員会の1998年04月17日から1998年04月22日までのログです。


1998年04月22日:23時54分04秒
言葉を変えても・・・ / 陽陰
 最近のこの流れで自分の位置づけをすると、上級者ということにしておきましょう、私は。
 でも、信じますか?>>ALL(特に遊んだことのない人)
 
 しかし、結局、用語を変えたところで、曖昧になってるような気がするのですが。
 
 用語関係をSHiNさんが仰ることを纏めてみると
 
 上級者  >> 理想像、RPGの上手な人
 ヴェテラン>> プレイ期間の長い人(似非上級者含む)
 
 になり、同じく、鍼原さんの提案するのは
 
 ヴィギナー>>初心者
 
 ということですよね。(間違ってたら指摘して下さい)
 結局、今まで言われていた
 
 初心者 >> 初級者
     >> 中級者 <<似非上級者を含む
     >> 上級者
 
 のランク分けと言葉を変えただけではないんでしょうか。
 漢字をカタカナにして、なんの意味がありますか?私には其処が判らないのですが。
 もちろん、用語の意味の固定をはかるためでしょうが、だったら言い換える必要ってありますか?
 言葉を増やすことによって、ややこしくなるだけではないでしょうか。
 
>>鍼原さん
 >一方、あらゆるTRPGのシステム運用に共通する、TRPGの遊び方の技術体系はあるのかないのか? もしあるとしたらそれはTRPGの“本質”なのか?
 >もしそうした“本質”があるなら、その本質的技術体系に、各個人の経験、ノウハウ、センスなどが加味されたのが、様々なプレースタイルなのかもしれない。
 
 私も、この意見に賛成します。
 で、自称上級者の私の言う"本質"とは。
 もちろん、ルール的なものもあります。(火付け道具は必ず携帯するとか)
 しかし、もっと重要なことがあります。
 それは、SHiNさんが仰った、>>上級者は、結局、TRPGの上級者ではなく、いわば、人格者ではないでしょうか。 <<と言う意見にいみじくも見られるように、相手を思いやる気持ちであり、技術です。
 まあ、その辺の反吐がでそうな標語的な内容は省きますが。
 みなさんも判って居られるでしょう?
 
 それがあってこそ、センス、技術、スタイルが生きてくるのではないでしょうか?
1998年04月22日:23時43分20秒
言語の区別に関する個人的意見 & 質問の回答 / NoBu
個人的意見ですが、ビギナー(初心者)と初級者、ベテラン(熟練者)と上級者と言う言葉は、
やはりしっかりと分けた方が良いようですね。

「ビギナー(初心者)、ベテラン(熟練者)」は年数経験、「初級者、上級者」はゲームプレイの能力差

と言うふうにしっかりと分類、定義してみてか如何でしょうか。


>質問へのレスポンス

そうですね・・・。

RPGを本格的に遣り始めて、既に6年以上立ちますから、客観的に見れば既にベテランの域に入るのでは、と思います。
残念ながら上級者を名乗るには若干能力不足ですが・・・。
1998年04月22日:23時21分52秒
Re:質問 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
> 製法腐敗様
>皆さんは現在の自分を ビギナー・ヴェテラン・上級者のどの状態(立場)だと考えていますか?
 
 アタシは「ロールプレー重視のプレーヤー」としては駆け出しのベテラン(中級)のようです。←他称です。一方、「スマートにミッションをクリアすることを楽しみの中心とする戦略的ゲーム」に関してはかなり出来の悪いビギナープレイヤー段階に止まってます。
 
 さらにはしょ〜じきに白状しちゃうと、アタシは「自分がGMできないこと(かつて一度トライして大失敗したこと)」にある種、“後ろめたさ”を感じちゃってます。「GMできる人のほうがプレイヤー専科より上級じゃないのかしら?」って後ろめたさ、今でも拭い着れません。
 ここに来てみなさんの書込み読んだり発言したり、交信したりして、ずいぶん(後ろめたさ)軽くなって来た気がしますけど。
 SHINさんがおっしゃる「いったんセッション組んだらGMもどのプレイヤーも対等」(であるべき?)」(←カンナ的理解)、はわかりますし、賛成です。でも、GMできる人はGMできる人だけでゲームできるけど、GMできないプレイヤー専科はGMできる人がいないとゲームできないじゃないですか。そうゆう後ろめたさもあって、アタシは上級者じゃないと感じてます。
 よろしいでしょうか?
1998年04月22日:22時50分42秒
上級者・・・になってみる / ENI

やっと一通り読み終わりました。
で、感想を一つ。疲れました。(こう書くと悪いとは思いますが、事実です。)
最初の頃に読んだ所は忘れてしまうほど長かったです。ですが大変参考になりました。(読む価値が十分以上にあります。)皆さんお疲れさまでした。


 >出てこい!上級者!(笑) / SHiN

解りました。ならば私が上級者として名乗り出ましょう。
あ、普段は「ベテランマスター」を名乗ってます。

さて、大切なのは名乗ることではなくて、何を持って上級なのか? ですよね。
私の場合、ある特定状況に於けるマスタリングが得意です。

  その状況とはすなわち、

 1.少なくとも友人といえるだけの関係があるプレイヤーを集め
 2.そのメンツを十分楽しませるだけの準備を怠らず、
 3.又、実際のセッションで楽しませることが出来る。

特に他人(プレイヤー)から準備の部分が凄いと言われています。
(セッションその物だけではなく、その日のために体調を整えるなど総合的に。)
まぁ、これだけの文章で全てを伝えることは出来ませんが、ニュアンスは解っていただけるのではないかと思っております。
それから上記でも言っていることですが、あくまである特定状況に於いてベテランを名乗っています。そこの所誤解無いように。

もう一つ、私があえてベテランを名乗る理由を書きます。いわゆる「自称初心者」の存在があるためです。

それを名乗ること事態は構わないのですが、いつまで立っても変わらないのは少し寂しい。本当は十分初心者を抜け出しているというのに。
だから私はベテランを名乗ります。そして少々卑怯かもしれませんが、

「貴方は十分初心者を抜け出した。ベテランの私が言うのだから間違いない!」

こう発言します。(実際にこうは言いませんよ、もっと棘がないようにしてます。)
そして私は努力を続けます。私が認めた脱初心者達の次なる目標となるために。


少々長くなりましたが、おまけにすこし。

私の場合はサークル活動を主にやっているのでこんな考え方を持っております。 ですが根底には自分が楽しみたいからなんですね。


様々な美しい花がある。それを美しく咲かせるためには、それぞれに合った育て方を考える必要があり、そしてそれを実行しなくてはならないだろう。
1998年04月22日:22時45分16秒
質問 / 製法腐敗
ここで議論されている方々に質問なのですが皆さんは現在の自分を ビギナー・ヴェテラン・上級者のどの状態(立場)だと考えていますか? 私自身は自称他称含めてGM・P共にヴェテランであると考えていますが。
1998年04月22日:22時39分52秒
ベテラン関係、カンナ的に用語(だけ)整理させてみてください / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>ToALL、
 とても大事なとこにきたみたいですので、できるだけニュートラルを心がけます。
 
>YANさんへ、
>1/「努力」、2/「上級者」、3/「TRPGの技術体系(本質)」についての、3つが並行して議論されているようです
 
 すいません、ちょっと相互誤解が発生してるみたい。
 ビギナーはさまざまなプレースタイルのベテランへとステップアップする可能性がある。そのステップアップの方法も多様である(可能性が高い)と思われる。
 
 一方、あらゆるTRPGのシステム運用に共通する、TRPGの遊び方の技術体系はあるのかないのか? もしあるとしたらそれはTRPGの“本質”なのか?
 
 もしそうした“本質”があるなら、その本質的技術体系に、各個人の経験、ノウハウ、センスなどが加味されたのが、様々なプレースタイルなのかもしれない。
 
 >そう考えると、100のメソッドは、ある程度以上の技術論になってしまうと共通の部分(“本質”的技術体系;カンナ補注)は少なく(比率が低く;?カンナ補注)なっていってしまうと思いますが、根幹の部分は、「絶対にある」 と思います(寺田さんWrote
「Re:上級者? 達人? 熟練者?」98年04月21日:13時42分17秒)
 というわけで、 「『TRPGの技術体系(本質)』について」の話題は、今のところこの件で発言してる、アタシも寺田さんも「ベテラン(上級者)」関連の一環として意図してるのでした。
 
 前も書きましたけど、アタシは、「ベテラン(上級者)」関連には本筋で議論に加われる知識や経験がないです、だから、リクエストとかそんなんになっちゃうんですけど。その分みなさんの議論は追っかけてくつもりです。
 ひとつ指摘させていただくと、「上級者-中級者-初級者」って系列と「ベテラン-ビギナー」って系列は言葉の性格して違うんじゃないかしら? ってことは一度検討されてもよいかと。
 ってことで、みなさん“ファイッ!!”
 
 P.S.>YANさんへ、 
 >…でも、明日まで待って下さいね(;^^)
 アタシはいつまででもお待ちしてま〜す。
1998年04月22日:22時34分19秒
ベテランとビギナー / 寺田大典

SHiNさん、前回の書き込みに対するご意見ありがとうございます。

どーも、私は、ShiNさんのご意見を誤解している部分があったようです。

>そういう意味での、ゲーマーの理想像への道をあゆむための 道標としての『上級者』という概念は、確かに、わたしとしても みと
>めざるを得ない部分がありますがね・・・

ここで語られている概念を否定する意見に誤解してしまったのです。
その誤解を基に書いた意見で、SHiNさんを不快にさせたと思います。失礼致しました。
実際にプレイにおいての区分けの問題点をなくす為の使用の停止は、現実味のある行動論だと思います。

私の意見でちょっと補足だけさせてもらいますと、私の意見って確かに人格者を目指した
意見に読めますよね(自分でもそう思う(^^;))。しかし、ベテランは人格者であれという
意図ではなく、TRPGのセッションハンドリングでは、ともにプレイする人の感情をポジティブ
に持っていく技術的なノウハウもあると私は思うのです。結果として、人格者に見えるのは
”副産物”と私は思っています。(技術論の中の感情の章とでも言いましょうか)

例えば、困ったさんに対しての注意の仕方の技術、卓についた時の自己紹介を利用して、上手く
セッション中のプレイヤー交流を進める為の卓再配置のノウハウとかです。
1998年04月22日:21時37分41秒
リクエストについて / YAN/矢野 聡一郎
> 鍼原神無〔はりはら・かんな〕さん
 
 ええと、「ビギナー、ベテラン、上級者」などの場合分けに関するリクエスト、有り難う御座います。
 …でも、明日まで待って下さいね(;^^)。
 
 ただ個人的には、この際、色んなかたによる「場合分け」が見たいなあ、とか思ったりしてます。
1998年04月22日:21時30分14秒
そこはかとない悩み / YAN/矢野 聡一郎
 ええと、そこはかとない悩み、というのは、TRPG改善委員会ログ004(98年02月21日あたり)でうやむやになってしまった議論のことです。
 
 TRPG改善委員会ログ006(98年04月17日:14時03分08秒、3327さんの意見)や、あずまさんのHPの伝言板でも最近ご指摘を受けてますし、自分もかねがね気にしてはいたのですが…。
 
 いざ、まとめようとすると、上手くアイデアが浮かばなくって。なんとなく、無難な意見しか書けそうにないんですよね。
 実際、「アンケート」の話では、失笑を買ってしまったみたいだし…確かにあれは、誰も聞きたくないような(毒にも薬にもならない)、ただの一般論でした。(その他で、「それって単なる常識じゃない?」と突っ込まれたことも何回か…)
 
 なんていうか…自分の場合、「他人の意見をまとめる」のは得意のようで、それで喜んで下さる方もおられて嬉しいんですが…「自分なりの意見」を書くのって、苦手みたい(汗)。
 
 だから、「ひょっとしてメモリの無駄遣いしてる?」とか悩んでみたんですが(実際、sfさんがどう思っておられるか聞きたいです…)…。
 でも、まあ、結局、自分は自分のやり方しか出来ないんだし、とりあえずもうちょっと踏ん張ってみます。
 けっこう駄目そうだったら、誰かフォローして頂けると嬉しいです。
 
 ところで、このボードでは現在、1/「努力」、2/「上級者」、3/「TRPGの技術体系(本質)」についての、3つが並行して議論されているようです。2については真っ盛り、3についてはまだ出たばかりで心配ないようですが、1の「努力」については、3327さんの危惧通り、立ち消えそうな雰囲気です。
 
 というわけで、まずは努力の件について、自分なりにまとめてみたいと思います。
 
 …でも、もうちょっと時間かけて推敲したほうが良さそうだし、明日にしまーす。
 
 # あ、どなたか「やってやるぜい!」と言われる方がおられるのなら、どうぞお先にお願いします〜。 
1998年04月22日:21時12分36秒
ベテランのYANさんに(勝手な)リクエストしちゃいます / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>YANさんへ、
>保留していた件についてですが、場合分けすると結構な量になりそうなので、またの機会にさせて頂きます(又は他の有志の方にお任せしま〜す)。
 
 アタシ、YANさんの場合分け読ませていただきたいで〜す。勝手ですけど希望しちゃいま〜す。
 えと、例によってうえの書込みの内容は「勝手なリクエスト」ですんで、もちろんYANさんのお気持ちしだい、なのですわ。
 
>SHINさんへ、
 ベテランっていい言葉ですね。イメージがわきますもの。
 >SHINさん、YANさん
 あとね、ビギナー、にいっぴょう。
 「初心者」って「初級者」に字面も音も似てるからまぎらわしぃですよぉ。
1998年04月22日:20時43分02秒
要約しちゃうぞ / 3327
ようするに指導者が必要なんですね。
1998年04月22日:20時00分34秒
タイトル、不適切でした / YAN/矢野 聡一郎
ええと、先ほどは、不適切なタイトルをつけてしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m
 (「困った方について」、というタイトルが良かったでしょうか)
 実は、別の内容を書くつもりだったのですが、結局SHiNさんへのレスを優先して、「タイトルだけ変え忘れた」のでした。
 (大マヌケ)…どうもスミマセン。
1998年04月22日:19時28分06秒
そこはかとない悩み & 「努力」に関してのまとめ / YAN/矢野 聡一郎
> SHiNさん
> 私のいいたいのは、
> 「困った上級者(わたしにいせれば、困ったベテラン)の 害をなくすためには、どうしたら良いか?」です。

 
 あ、了解しました。そういう話もやりたいですね〜。
 ちなみに自分の言いたかったのは、「”一見”困ったベテラン(あるいは初心者)さんというのは、現在の環境が不適切なだけで、適切な環境においては良いプレイヤー/GMになりうる」ということです。確かに微妙にちがいますね。
 
 つまり、「その”困ったベテラン”さんは、”真の(笑)困ったベテラン”さんではないのかもしれない、だからそれを見極めてみよう」という意味も含まれるわけですが、見極めた結果、”真の困ったベテラン”さんだった場合は、SHiNさんのいわれるような事も考えないといけないですね。
 
# …今書いてて思ったんですけど、「困った人」って、別にベテランに限らない話ですよね。
 そういう意味で、SHiNさんの気持ちもわかるような気がしたのですが…その直後、「初心者の上級者(ていうか上手い人)、という言いかたも、あるかな〜」という考えがよぎってしまいました(;^^)。うう、この件はちょっと保留します…。
 
 ええと、「初心者/ベテランに関わらず、良いところは吸収する。また、出来れば、彼らの実力が発揮できる環境を提供する(それがかなわないのであれば、損害を減らす方法を考える。)
 
 「上級者と呼ばれている方に対してでも、盲信をしてはいけない。…要は、プレイスタイルの違いを認識した上で、参考にすべき所はする」
 
 という感じでよろしいでしょうか?
 
 …ええと、保留していた件についてですが、場合分けすると結構な量になりそうなので、またの機会にさせて頂きます(又は他の有志の方にお任せしま〜す)。
 
 …でも、やっぱり「上級者」という言葉が使えないと、不便ですよ…>SHiNさん…
1998年04月22日:18時11分45秒
『上級者』の影響 / SHiN
To 寺田さん、YANさん

寺田さんの(そして、同様の意見の他の方の)おっしゃる 上級者は、結局、TRPGの上級者ではなく、 いわば、人格者ではないでしょうか。

TRPGの技術にすぐれていても、協調性がないとか、 人格的にいまいちの方は、エセ上級者って考え方、

気持ちはわかるけど、正しくはないと思います。

なんか、技術論と、感情論ごちゃまぜって感じで・・

だから、
「上級者の定義とは?」なんてことで、 わけわからなくなってしまうんではないでしょうか。

(寺田さん)
>そのセッションが目指している方向性を理解して、相互理解と共に楽しむ事ができる
 から上級者と呼ばれるのですから。

でも、この考え方だと、
上級者かどうかは、毎セッション、審査のしなおしってことに なりませんか?
今回のセッションを、うまくこなせたからといって、 次のセッションも、うまくこういう対応ができるとは限らないでしょう?

こういう、あやふやなものを、定義とするしかない 上級者なんて、抽象的な意味しかないと思います。
結局、「自分の理想のゲーマー」をいいあらわす方便として、 みんな、上級者って言葉使ってるだけではないでしょうか?

そのくせ、「困った上級者」という言葉が使われたりする。

前者の上級者の意味は、「理想像」ですし、
後者の困った上級者の『上級者』の意味は、 経験年数の長い人間をしめす、
「ベテラン」ってことになるのでしょう。

理想の存在と、現実の存在を、対比して語るなど、 無意味ではないのでしょうか。

わたしは、
TRPGのベテランは、セッションを左右する力を持ってると 思います。

そして、理想でなく、『実在』する上級者のほとんどが、 この『ベテラン』に違いないのです。

ベテランゲーマーは、時に、尊敬を集め、時に うとまれます。

そして、彼等に対し、自分勝手な感想でもって、みな、
「上級者」だの、「エセ上級者」だのと呼ぶわけです。

実際のところ、皆が、居もしない「上級者」のことを、 あれこれ語るのは、結局のところ、自分の気にいらない ベテランゲーマーを、牽制してる意味しかないんじゃないかな、 と思えてきました。

結局のところ、『上級者』について語るというのは、 自分の理想を語る行為であり、
それに反するものを、「エセ」呼ばわりするのは、
自分の気にいらないものを、侮辱的な言葉で、 否定しているだけなのではないか・・・

そのように思えるのですが、いかがでしょう?

YANさんは、わたしが言いたいことを、いつも より適切で素直な言葉で言い直してくれるので、 嬉しいのですが、

(YANさん)
>と、言うことは今後、「"一見困った上級者"の方を、"本当の困った上級者"にし ない為にはどうすれば良いか」、というような議論をすれば良いでしょーか…?

ってのは、実は、私の趣旨とは、微妙に違います。 いや、もしかしたら、私がYANさんの言葉を、うまく解釈できてないだけで、 同じなのかもしれないけど・・・

私のいいたいのは、
「困った上級者(わたしにいせれば、困ったベテラン)の 害をなくすためには、どうしたら良いか?」です。

ただ、この対応策を論ずるには、
この困った上級者という基準が人それぞれなのものだと いうことを、考慮せねばなりません。

たとえば、
(こういう書き方は、非常に、不本意なんですが、 有名税とでも思ってください。すいません。)
ネット上で、もっとも有名なTRPGゲーマーかもしれない、 馬場氏を、上級者中の上級者と思う人もいれば、 特定のスタイルを支持するため、他のスタイルを、 理詰めで排除しようとする困った上級者ととる人も いると思います。

この場合、馬場氏を変革しようとすることは、一般には、 無意味です。
なぜなら、馬場さんを、困った上級者と思ってる人が、 自分の希望通りに馬場さんを変革できたとしたら、 それは、逆の思いをいだいてる人にとっての馬場さんの 価値が減じてしまうからです。

これでは、プラスマイナスゼロで意味がない。

語られるべきは、馬場氏を変革することではなく、 いかにすれば、馬場氏の影響から、
馬場氏否定派の人間が逃れることができるか?では ないでしょうか。

知人のゲーマーに、馬場氏の持論をもちだされて、 自分のスタイルを否定されたって話題が FREE TALKの方でありましたよね?

この害は、現実のものです。

ただの、テキストからでも、これほどの影響があるのです。 現実のセッションにおける『上級者』の影響は、 いわずもがなでしょう。

こういうことを防ぐための、一つの答えとして、 私は、上級者という概念の排除を、唱えているわけです。

誤解しないでいただきたいのですが、
『プレイスタイルや、楽しみ方の価値は、人それぞれ。 互いに否定してもはじまらない』 って考え方は、私は、嫌いです。
あまりに早い段階での思考停止であり、
自己の傲慢の正当化であり、
自己主張に名を借りた他者否定にほかならないからです。

が、
『上級者』なる存在からの、一方的な他者否定は・・

『最悪』のものであると、私は考えます。

とりあえず、これを、防ぐためだけでも、
上級者という概念を排除する意味はあると思えます。

その他は、午前中の書き込みで書いたとおりです。

どちらにしても、 自分を中級者だとか思ってる人間は、 初心者からみれば、立派に、上級者であり、 その一言は、初心者にたいし影響をあたえたり、 圧迫となることもあるという認識をすべきだと思います。

自分を上級者だと思ってる人は、 TRPGには、まだまだ、未発見の地平が多く、 初心者のなにげない一言にこそ、真実があるかもしれない、 あたらしい、何かが、隠されてるかもしれないということにも 意識をとめ、傲慢にならず、 自分と意見の異なる人とも、歩みよるようにしてほしいと 思ってます。
そういう意味での、ゲーマーの理想像への道をあゆむための 道標としての『上級者』という概念は、確かに、わたしとしても みとめざるを得ない部分がありますがね・・・
1998年04月22日:12時18分33秒
RE:『上級者』という存在を不要だと思う理由 / YAN/矢野 聡一郎
> SHiNさん
 
 ええと、一見「困った上級者」でも、環境さえ良ければ素晴らしいプレイヤー(GM)となり得る、って事ですよね。
 また、その人から学べることもあるはずだ、と。うん、それは賛成です。
  と、言うことは今後、「"一見困った上級者"の方を、"本当の困った上級者"にしない為にはどうすれば良いか」、というような議論をすれば良いでしょーか…?
 
> 大事なのは、上級者の良いところ、初心者の良いところを セッションに吸いあげることなわけで・・・
> この目的において、上級者を上級者として扱うことも、 上級者と名乗らせることも、まったく、不要だと思うわけです。

 
「いいとこ探し」ですね(^^)。そういう「良いところを(その場で臨機応変に)セッションに吸いあげる」テクニックというのも、話し合ってみたいですね〜。
 
 ところで、タイトルの『上級者』という存在を不要だと思う理由…ですが、これって「実際にプレイする場所では、上級者とかの肩書きは必要ない」、ってことですよね?
 確かに、普通プレイしている時に「上級者」とか呼ぶのも呼ばれるのもアレではありますね。
 ただまあ、口に出さずとも「この人は上級者だ」、と思う事はあるだろうし、「理想として」各人が目指す分には構わない…ですよね?
# あと、この掲示板で「上級者、熟練者、達人という言葉は使っちゃ駄目」、というわけじゃないですよね(;^^)。(それだと「外来語は使っちゃダメ」ゲームのような、もどかしい状態になりそう…実際、私の上の文章も、「上級者」という言葉を使わずに書くのはツライと思ふ)
 
 んーと、こんな感じで解釈しちゃいましたが、如何でしょうか?> SHiNさん
1998年04月22日:12時10分37秒
リンクミス / 寺田大典
 すみません。前々回の書込みでリンクミスをしてしまいました。
 正しくは、NBさんの書かれている通りです。
1998年04月22日:12時09分04秒
Re:『上級者』という存在を不要だと思う理由 / 寺田大典
 例えば、テクニックが初心者よりあれば、「テクニックに関して上級者」ですよね。

 この伝言板で取りざたされているのは、「TRPGに関する総合的な面での上級者」
 だと読んでいる私は思っています。
 TRPGは、相互理解のコミュニケーションもマスタリング/プレイングの一貫ですから
 それができない人は「TRPGに関する総合的な面では上級者ではないけど、テクニッ
 クに関しては上級者」という事になって、それが「エセ上級者」と言われているのでは
 ないかと。

 また上級者であるプロであれば、初心者が起こす意見の対立はあまり起こらないはずです。
 そのセッションが目指している方向性を理解して、相互理解と共に楽しむ事ができる
 から上級者と呼ばれるのですから。意見の対立ばっかりして好き放題言っている人は、上級
 者じゃないですよ。プロでそういう事を言っている人がいるかどうかは知りませんが。

 初心者の良い所も上級者の良い所も吸い上げるというのは、非常に良い概念と思いますが、
 それを実践するのは誰なのでしょう。それを伝えるのは誰なのでしょう。では、そうした人は、
 「伝達実践できる人」と「伝達実践できない人」と分けるべきなのでしょうか?そんな事をする
 のでしたら、「上級者」と「初心者」とした上で、「上級者」となれる為のノウハウを上級者に
 開拓して初心者に伝えてもらう方がよっぽど問題は少ないと思います。

 私は、上級者は、別に定義しなくとも存在してしまうと思います。経験則が豊かでそれで他
 人を楽しませる人や知識が豊かな人やセンスがある人など、別にわざわざ定義しなくとも
 「この人は、違う」みたいな意識が出てくると思います。そういう意味で、上級者という存在
 を否定するのはナンセンスだと思います。

 ただ、SHiNさんの文章の中から滲み出てる「実際にセッションに於いての上級者と初心者
 に区別を付ける必要性はあるのか?」という事に関しては、必要無いと思います。上級者は
 わざわざ言葉で言わなくとも実践してるでしょうし、そうした人を「ある種の上級者」として経
 験とノウハウを伝えてもらう為の「上級者」のレッテル張りだと思ってますから。
1998年04月22日:11時27分36秒
キャンプ料理 / mars
 RPGってのはキャンプでの料理に近いんじゃ無かろうか?
 みんなで作ってみんなで食べる(楽しむ)
 さて…ここで上級者をプロ…
 もしくはみんなから尊敬されるくらいの技術を持った人物と仮定しましょう…
 キャンプで料理を作るときプロは必要でしょうか?
 もちろんいればいいでしょう…でもプロの料理人にも様々なプロがいます…
 中華料理のプロ…イタリア料理のプロ…
 この人達が互いに我を張れば全員素人のグループにも劣ることになるでしょう。
 思うにキャンプ料理を旨く作るにはみんながそれぞれのアイディアを尊重し
 自分のアイディアと融合していくことが重要なのではないでしょうか?
 これは個々の人物に帰属することではなくてそのグループに帰属することだと思います。
 つまりキャンプ料理を作る人たちに上級グループがいたとしても上級者は存在しないんじゃないでしょうか?
 私はRPGにも同じ事が言えると思っています。
 皆さんはどうお考えでしょうか?
1998年04月22日:10時32分14秒
『上級者』という存在を不要だと思う理由 / SHiN

なんとなく、
多くの人が『上級者』=『理想のゲーマー』
と考えているようですが・・・・

もし、この式を是とするなら、多くの人の意見に、 賛同できるのですが、
わたしは、『上級者』=『理想のゲーマー』もしくは、
『より良いゲーマー』って設定は、うけいれがたいです。

『上級者の定義って?』という疑問も、何度か 提示されていましたが、これは、普段、一般に使われてる 言葉の概念をそのままいかせばいいと思います。
掲示板の性質上、無理にこの意味を言葉にすると、そこから、 認識がかえって隔たっていく事が多そうですから。

ただ、『エセ上級者』とか、『困った上級者』を、
「上級者とは、別の存在」として扱ってる人がいますが、
これは、ちょっと、(上級者という存在にとって)都合がよすぎるかな?と・・。

これは、あくまで、『上級者=理想的ゲーマー』って 構図を、無理やり守ための、いいかげんな処理って気がします。

「心ある人なら、この提案に従うはず。もし、正義を唱えながら 従わない人がいたら、それは、偽善者だ。」 ってのと、かわらない。

実際には、「上級者」と「困った上級者」を対比するのでなく、
「良い上級者」と「困った上級者」を対に扱うべきでしょう。

この両者は、間違いなく、ともに『上級者』なのです。

あらゆる『上級者』は、力を持ってる人なわけです。

『上級者』は、自分の気分ひとつで、セッションを、左右できる 人です。
プレイヤーとして、参加したなら、ルールや、パターンなどの 知識を活用し、他人より、自分を優位な 立場におくことにより(以前、努力することの意味をテーマに した書き込みで、こう唱えてた方もいらっしゃいましたね。) 自分のキャラを、活躍させることもできれば、
その知識を一人占めせず、他人にも教えたり、自分より仲間を 目だたせ、自分はサポートにまわるような役割を行うこともできる。

セッション自体を、ぶっつぶすこともできれば、
セッションを盛り上げ、キャンペーンにすることさえ出きる。

それが、普通の意味でつかわれる『上級者』なわけです。

もちろん、多くの人は、
セッションを盛り上げてくれるような上級者こそ、
『真の上級者』であり、それをぶっつぶすような人は、
『エセ上級者』であるとするでしょう。

が、同じセッションに参加した人同士でも、 そのセッションに対する評価にバラつきがあることを 考えてください。

「ノリノリで、今回のセッションは、最高だった。 A氏がみんなをひっぱったってのが大きかったかな?」
「ノリやお約束だらけで、まったく、つまんなかった。 A氏が、他のプレイヤーを扇動し、ひっかきまわしたせいだ。」

また、一般に、上級者と思われてるはずの、ゲームデザイナー同士でも、 意見の対立が存在することも考えてください。

こう考えると、良いとこだらけの、
「真の上級者」なるものは、存在しないと考えて 良いのではないでしょうか?

で、考えるべきは、
『良い上級者となるには、どうするか?』 ではなく、
『上級者が、回りに、益をもたらすようにする(しむける)ためには、 どうするか?』
だと思うわけです。

わたしの考えでは、
『上級者』という概念を排除することだと考えます。
誰の意見やプレイであろうと、
それが、良い意見か、悪い意見かを、先入観にとらわれず 判断し、セッションに適用していく・・・・

これは、ごく、当然のことだと思うのですが、
『上級者』と呼ばれる存在が、ここで邪魔になる場合も 少なくありません。

たとえば、
一般にいわれる上級者という言葉を使う限り、
『ゲームA』のデザイナーであるA氏は、
(すくなくとも)『ゲームA』においては、上級者ですよね?

が、実際のところ、ゲームデザイナーといえども、 さほど、一般のゲーマーと変わりはないはずです。

それでも、多くの人は、『ゲームA』における議論を、 A氏と戦わせようとはしないでしょう。

もちろん、「そんなことはない!」と言えるツワモノも、 いると思います。
が、その場合、周囲がどちらの意見を採用するかというと・・

おそらく、よほど、明らかな差がない限り、 A氏の意見寄りになったしまうでしょうね。

結局、上級者、初心者という、概念は、 人に先入観を植え付け、客観的な判断を狂わせるものであると 思います。

大事なのは、上級者の良いところ、初心者の良いところを セッションに吸いあげることなわけで・・・

この目的において、上級者を上級者として扱うことも、 上級者と名乗らせることも、まったく、不要だと思うわけです。

あたらしい、場、
あたらしい、仲間、
あたらしいシステムで、ゲームをはじめるとき・・

みな、一同に初心者なのです。

そういう概念が普及すれば、 少なくとも、「困った上級者」は、 存在しなくなるでしょう。
なぜなら、そういう人に「間違った事」や「傲慢な態度」 を取るための、バックボーンがなくなるわけですから。
困らせられることも少なくなるわけです。

また、上級者の質も、向上するかもしれません。 肩書きや経験で、評価が得られなければ、実際の質を向上するしか ありませんからね。
1998年04月22日:07時11分42秒
お知らせします>寺田さん 'bout Re:上級者?達人?… / NB
はじめまして.お題目とは全然関係ないです.
 2つ前の寺田さんの「Re:上級者? 達人? 熟練者?」の書き込みでTRPG日本へのLinkがつながっていないです.
 正しくはTRPG日本だと思います.
>管理者さま
 この書き込みは本題に関係ないため,削除して頂いてかまいません.
1998年04月21日:15時24分48秒
RPGの上級者について / 銅 大
RPGの上級者
■まずはRPGという言葉の定義から

ここでは、RPGを『パーティーゲームの一種』と定義して考えてみます。

 となりますと、『一緒に遊ぶ人を楽しませ、かつ自分も楽しむ』ことが目的
となります。

■他のゲームでの上級者とは

 たとえば、スゴロクのような運のみで進行し、勝利を目指すことが必ずしも
重要ではないゲームでこの目的を達成するためには、


「サイコロは皆の目の前で堂々と(ちょっとカッコつけたりして)振り、その
結果が有利になっても不利になっても笑って冗談を飛ばして皆のウケをとる。
他人の番でも、いろいろとチャチャを、その人の邪魔にならないように入れる」


 こうしたプレイがうまいプレイとなりますし、いわゆる「上級」なプレイと
してお手本になるでしょう。


 ディプロマシーや戦国大名のような、他人を蹴落として勝利を目指すゲーム
でこの目的を達成するためには、


「口八丁手八丁で他人を誘導、あるいはごまかし、袋叩きになる危険を避けつ
つ、ひたすら勝利条件の達成を目指す」


 ことこそ、プレイヤーに求められる資質です。こうしたゲームで、「ウケが
とれたからいいや」とか「おれ、二番でいい」なんてプレイヤーが一人でもい
ると、ゲームそのものが成り立たなくなる危険性があります。

■RPGにおける上級者


 で、RPGの場合ですが----


 上述したどちらの要素も、ゲームの中に組み込まれています。RPGをプレイ
していて面白くない/不愉快になるのは、互いに対立した面白さを(それぞれ
のプレイヤーが勝手に)追求しようとする場合ではないでしょうか。

 となると、うまいプレイヤーというのはいろいろな楽しみ方に柔軟に対応で
き、他人の面白さに合わせて自分も楽しめる人、となります。


<<RPG上級プレイヤー(実践面)>>

プレイ前:
一緒に遊ぶメンバー(含マスター)と会話を行い、その日のプレイに何を求
めているのか、どう遊ぶのが楽しいかを把握する。

プレイ中:
何よりまず、自分の楽しみを追求する。しかし、周囲の反応に常に注意して
おき、他のメンバーが不愉快・不快にならないようにする。必要であれば、他
のメンバーが楽しみを追求するためのフォローを行う。

プレイ後:
一緒に遊んだメンバーにプレイの感想を伝え、楽しい一時を過ごせたことに
ついて礼を述べる。問題点があれば、改善点の分析のために話し合う。

■RPG上級者になるために


 で、このような上級プレイヤーになる最初のステップとして----


「ゲームを遊ぶ前に、自分が何を楽しみたいと思っているのか、相手に分かる
ように言葉で伝える」

----とゆーのが、あるのではないかと。

よく、自己紹介で自分のPCを前面に押し出される方がいます。


「ボクのキャラクターは戦士で、リアルマンです」


 これも悪くはないですが、これに加えてプレイヤー本人がナニをしたいのか
もアピールしてはいかがでしょう。


「わしは可愛い男の子とのラブコメがしたいのぉ」でも

「あたしは他のPCやNPCと緊張感がある腹の読み合いがしてみたいわ」でも

「ボクはねぇ、出てくる敵を全部ブチ殺して臓物ぶちまけたいなぁ」でも

「私は、権力や地位を濫用して他人を屈伏させたいですね」でも----

とにかく、『あなた』がやりたいこと、満足したいことを正直に言葉にしま
しょう。
言葉にしない限り分かりませんし、伝わりません。
互いに、相手が何を楽しみたいかが分かってこそ、


『どうやれば、お互いに楽しむことができるか』

という方法論に入ることができるのではないでしょうか。


                           銅 大(アカガネ ダイ)


(sf:重複削除しました)
1998年04月21日:13時42分17秒
Re:上級者? 達人? 熟練者? / 寺田大典
>あらゆるTRPGシステムの運用メソッドに共通して背骨の要に存在する技術の
>体系はあるのかしら? ないのかしら? あるんならそれはどんなもの?

 TRPGシステムが、「TRPGを遊ぶ為のシステム」である以上は、似通った所って
 かなりありますし、その技術体系もあると思います。それを効率よく行ったりする為
 の経験則みたいなものってもっとあると良いですよね(^^)。

 例えば、システムを覚える為に「キャラ作ってみて」>「二人作って1ラウンド戦闘
 してみて」>「普通の判定を試しにしてみて」とか。

 私が知っているHomepageでは、鏡さんの
 RPG日本
 が、「ノウハウの蓄積」を目的としているHomepageの中では、もっとも効率良くまと
 まっているページに思いますので、お勧めです。

>(1)「100のメソッド」に共通してて、それぞれのメソッドの中核になってる、
>技術の体系みたいなものがあるか、どうか?
>(2)仮にそうした中核の技術体系があるとして、それはTRPGの“本質”かどうか?

 TRPGって本当に色々な遊び方があると思います。
 そして、マスター(プレイヤー)をやりこんでいけば、「自分の得意な分野、それを
 生かしたマスタリング(プレイング)」に注目してそれを効果的に発揮する為の技術
 を独自に積んでいっていると思うのです。

 そう考えると、100のメソッドは、ある程度以上の技術論になってしまうと共通
 の部分は少なくなっていってしまうと思いますが、根幹の部分は、「絶対にある」
 と思います。「TRPGって結局皆で楽しむ遊びだから、それはどうしたらいいのか」
 っていう事もその一つだと思うし。

 また、本質だとも思います。イコールではないとは思いますけど、本質だからこそ
 「共通するメソッドとなり得る」のだと思いますよ。
1998年04月21日:09時09分52秒
いつのまにか熟練者に… / YAN/矢野 聡一郎
> U-yenさん
 
> 「楽しかったから続けているうちに上達してきた」
 
> よくTRPGでの「上達」を語るときには、その向こうに
> 「楽しさ」があるように感じられるのですが、こういう
> 考え方も「アリ」だなぁ、と思いました。
 
 なるほど。そういえば、「あることについて努力しているだけの者は、そのことを心から楽しんでいる者にはかなわない」、みたいな言葉をどこかで聞きました。
 
 しかしそうすると、熟練者は「目指す」だけのものではなく、結果的に「なる」ものでもあるわけですよねぇ…。うーむ…。
 
 ともかく、参考になりました。> U-yenさん
1998年04月21日:00時27分55秒
上級者? 達人? 熟練者? / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
上級者問題を議論されるみなさんに勝手なリクエストしちゃおうと思います。
 
要旨:TRPGには「100の楽しさ100の上達」(KozさんWrote)があるって前提で、なおかつ、あらゆるTRPGシステムの運用メソッドに共通して背骨の要に存在する技術の体系はあるのかしら? ないのかしら? あるんならそれはどんなもの? ってあたりを、わかりやすく議論していただけると嬉しいなって思います。
 
 補足しま〜す。雪だるまさんが「初心者(←これアタシ的には“ビギナー”って言葉に整理してみたらどうかと?;カンナ補注)に対比される概念は熟練者じゃないですか?」とおっしゃってる(「ええと」98年04月19日:00時43分53秒) のはきっと当たってるんじゃないかと。
 「上級-中級-初級」、って言葉のセットは、「しかるべき手順をふめば、少なくとも素質のある者には修得可能なある技術の体系」があることを示唆すると思います。
 いま仮にKozさんがおっしゃる「100の上達」を「100のメソッド」って読み替えてみます。アタシがゲームに詳しい皆さんに解明していただきたい(いただけると嬉しいのは)、
 (1)「100のメソッド」に共通してて、それぞれのメソッドの中核になってる、技術の体系みたいなものがあるか、どうか?
 (2)仮にそうした中核の技術体系があるとして、それはTRPGの“本質”かどうか?
 、ってことです(“本質”って言葉は危険だから使いたくないけど、今回はしかたないやぁ)。
 もし、そんな共通の技術体系があるんなら、それを深く身につけた人が「上級者」、一方、中核システムに他の色んな要素を複合させたそれぞれのメソッドの上手な人が「○○の達人」、さらに「100のメソッド」それぞれに習熟した人、してない人には相対的な「習熟度」がある、みたいに言葉を整理できるかもしんない? 気がします。
 
 しょ〜じきアタシはみなさんに解明をリクエストした「中核的技術の体系」があるかどうかわかんないです。でも、ありそうな気もするんで、リクエストしちゃいます。

 えと、アタシは文系人間なんで、数学的脳ミソが欠落してます。だから、やったことないTRPGを「面白そう、やってみたい」って思っちゃうと大変なんです。「よくわかる本」や「リプレイ」とかできるだけ買い込んで、「えと、このゲームのワールドは○○な感じで、ゲーム(システム)のミソはここよね」とか想像して。それでコンベンション行って試しに遊んでみると、アタシの想像はゼンゼンはずれてる(笑)、ヒ〜ン、みたいな。たしかにこれは効率悪い。
 えと、なんの話かって言うと、ゲームに詳しいみなさんは、やっぱ「システムの解析能力」みたいのがあるでしょ。ルールブック読んだだけで、そのゲームのツボがビシッてわかってほぼはずさない、みたいな。みなさんはそんなの当たり前って思うかしんないけど、アタシみたく数学的脳ミソ欠落人間から見るとまるで超能力に見えます。
 で、なんかそうゆうの(「システム解析能力」)が、最初に要約した、上級-中級-初級と呼ぶにふさわしい中核技術の体系かもしんないとか……わかんないんですよぉ、アタシにはほホント。だから教えてください。お願いします。プリ〜ズ。
1998年04月20日:23時33分20秒
スマスマ見てて考えた上級者 / U-yen
少し本筋からはずれると思うんですが、おいらが感じた「上級者」についてです。

スマスマ(フジのTV番組です)を見ていました。
長野五輪金メダリストの里谷多英選手が出演されていました。
この中で彼女は、次のようなことをおっしゃっておられました。
「楽しかったから続けているうちに上達してきた」

よくTRPGでの「上達」を語るときには、その向こうに「楽しさ」があるように感じられるのですが、
こういう考え方も「アリ」だなぁ、と思いました。
#むしろこれが自然ななのかもしれません。おいらは目からウロコでした。

よく「上級者」とか「熟練者」呼ばれる人たちと言うのは、
「TRPGを遊び倒した」と言うか、単に「TRPGの楽しさを知っている」人のコトなのではなかろうか、
と思うに至りました。

なんか意見と言うより感想で、皆さんの腰を折ってしまったかもしれません。すみません。
1998年04月20日:22時39分02秒
熟練者について補足 / YAN/矢野 聡一郎
 ええと、思うに「熟練者」といっても全てに熟練する必要はなく、「ある一部分」でも熟練していれば良いのではないかと思います。
 
 GMとしてのアドリブ能力、ルールを教えるのがうまい、少年キャラをやらせたら天下一品、とか。
 もちろん、他の部分が脚を引っ張る場合もあるでしょうが…。逆に言うと、「その人の能力を最大限に活かせる」状況を作り出せれば、今まで問題プレイヤーと思っていた人が「化ける」こともあるかもしれません。
 
 また「学ぶ」時には、悪い部分は無視して、良い部分だけ取り入れれば良いわけです。(その場合、「良い部分を見極める」事が必要ですが)
 まあ、「完璧な熟練者」っていうのはなかなかいないでしょうけど、そういう「ある部分だけ熟練者」という方は結構おられると思うし、そういう人から何かを学ぶ事もあると思います。
 
 自分自身も、「これだけは他人に自慢できる」、って所を伸ばすという「目指しかた」もあるかな、と。
  
 また、そのノウハウを他人に伝えられるようになれれば、こういう伝言板でも一家言を出せるようにもなるかと思います。
1998年04月20日:22時07分11秒
いろんなタイプの愛好者が共棲できる環境がいいと思います / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>Yan様
 >共棲(共生)についてですが…これってアレですよね?  「植物が花から蜜を出すかわりに、昆虫に花粉を運んでもらう」とか、「クマノミがイソギンチャクから守ってもらう変わりに、体内の掃除をしてあげる」とか、そういうやつ。
 >いわゆる「持ちつ持たれつ」
 
 イエス、イエスです。
 
 >お互いに受ける”利益”、および”仕事”は違うわけですよね。それぞれの能力、余力を活かして、まったく別の事をしながら、互いに利益を受ける…。
 
 日本のTRPGシーンがそういうふうに改善されてったら、とってもステキですよね。アタシ的には、いろんなタイプの愛好者がそれぞれの欲求をお互いに尊重しあえるようになるといいなぁ、とかも思います。ですから、「それぞれの能力、余力を活かして、まったく別の事をしながら」、そして「それぞれの欲求を満たしながら」、「互いに利益を受ける」。理想論かもしれませんけど、アタシ的にはこの理想なら信じちゃおうかなって思ってます。改善委員会過去ログ006のKOZさんの「 100の楽しさ,100の上達」(98年04月16日:10時06分00秒)みたいな。
 でも、きっとほんとはTRPGって最初から共棲の遊びだったんだと思います。だってGMとプレイヤーの関係って共棲ですもの。でも、何かをスッキリ言い表せる言葉が 見つかるって、無意味じゃないと思いますの。
 
 >自分には、語れるほどのノウハウが有りませんから
 
 そんなことないです、ゼッタイないです。Yanさんの、1.「TRPGをもっと楽しみたい度合い」 /2.「TRPGにかけられる余力」 /3.「能力、知識、要領の良さ」のみっつの要素は、みんな量も質も違うし組み合わせも人ぞれぞれ、って お話はホントすごい。
 アタシとか、「TRPG愛好者っていろんな人がいるよね」ってただバク然と思ってただけだけど。これからは、どんなふうに違った愛好者がありうるのか、考える尺度を出してもえたんです。こ〜ゆうのノウハウって言わないのかしら? もしノウハウでなくてもなんでもいいですアタシは。大事なことです。
 例えば「努力は大事だけど強制はいけない」じゃぁ、どうする? って例のお話も、どういう人には何が強制って感じられちゃうのか、考える足がかりが提供されたってことです。やっぱすごいわ。
 アタシ、自分で主張してた。“ウケをとれるならなんでもアリ”式ロールプレーをYanさんに教えてもらった考えかたで見直してみます。ホントにありがとうございました。
 えと、上級者とか熟練者とかの件は項を改めさせてくださいまし。
 これからもよろしくお願いいたしますね。
  
1998年04月20日:21時29分26秒
TRPGにおける共棲(共生)について & 熟練者について / YAN/矢野 聡一郎
> 鍼原神無〔はりはら・かんな〕さん
 お返事、どうも有り難うございます。自分の文章が、誰かの役に立ってくれる…というのは、本当に嬉しいものです☆
 私自身も、みなさんの意見を読んで素直に参考になる場合もあれば、突然新しい考えがひらめく場合もあります。
 
 この「ひらめく」というのが、TRPG改善委員会ログ006(98年04月16日:08時29分26秒)でヌケサクさんが書かれた、「ブレインストーミング」 の効果なのでしょうね。
 
 それで共棲(共生)についてですが…これってアレですよね?
 「植物が花から蜜を出すかわりに、昆虫に花粉を運んでもらう」とか、「クマノミがイソギンチャクから守ってもらう変わりに、体内の掃除をしてあげる」とか、そういうやつ。
 いわゆる「持ちつ持たれつ」ですが、この場合、お互いに受ける”利益”、および”仕事”は違うわけですよね。それぞれの能力、余力を活かして、まったく別の事をしながら、互いに利益を受ける…。
  
# 熱帯雨林では、かっては一方的な搾取者であったたキノコが、りん酸化合物を合成して、宿り木の成長に一役買うように変化した…という例があるそうです。
 またある植物は、害虫から守ってもらうため、アリへ食料を提供(しかも運びやすいように団子状のものを生成)して、なおかつ茎に空洞を作って住んでもらうという、そこまで完成された共生関係もあるとのこと。
  
 TRPGをプレイする場(あるいはもっと広く人間社会)でも、そういう関係があっても良いいんじゃないかと、考え始めています。
 
 実をいうと少し前まで、「やる気のある人」は、「余力の許す限り」頑張らなくちゃいけない、みたいに思い込んでいたようでして。
 …ええと、(再三の引用で申し訳ないですが)寺田さんの意見の、
 
  (1)買ったシステムを一度遊んでみてアンケートを書く。
 (2)システムを遊んで気が向いた時に、出版している会社/デザイナーに
   手紙を書く。
 (3)HPを公開しているTRPG出版会社やデザイナーのHPにメールを
   送る。
 (4)サポートされている雑誌を買って、アンケートを書く。
 (5)知っている人にTRPGを勧める。ICQなどでネットRPGをやっ
   てTRPGを知ってもらう、やってもらう。
 (6)HPで出版されているTRPGシステムの紹介記事を書く/遊び易く
   する為のオリジナル情報(シナリオネタなど)を提供してみる。
   (著作権には注意、許可を取らずにルールのコピーを公開しては
    駄目ですよ)
 (7)TRPGの同人誌を作って売る。
 (8)コンベンションを開いて、近くの友達がいない人に、TRPGを遊ぶ
    場を提供する。  
 
 というのを、「みんなが出来るようになる」のが理想だと思っていたわけです。しかし実際は…余力はもちろん、能力の差、向き不向き等がありますし、また、「全てを」「全ての人が」やる必要があるとも限らない。
   
 例えばコンベンションを開く、サークルを作る、ホームページを作る、GMをやる…といった事は、全ての人が(例え、出来るだけの「やる気」と「余力」があっても)やる「必要」はないのではないかと、そう思い始めたわけです。
  
 利益を受けるもの達が、ただ利益を甘受するだけでなく、何かを返すことは出来ないか、どういう還元の仕方が出来るか、という議論の展開も面白いかと思います。
 
 もちろん、「=コンベンションやサークルの運営、マスタリングなど、ノウハウの伝達は必要ない」…というのではなく、それらノウハウの伝達も並行して行うのが良いと思いますが…今のところ自分には、語れるほどのノウハウが有りませんから…。
 が、逆にいうと、そういうノウハウを自分で語るのではなく、「どこかから探してきて紹介する」というのもアリかな、と考えたりします。

  
>「上級者(熟練者)について
 
 「上級者」とか「熟練者」って、”なるもの”じゃなくって、”目指すもの”かなあ、とか考えたりしましたが、如何でしょうか。
1998年04月20日:15時38分56秒
ちなみに / あずま
忘れてました。
下のリンクが貼って有るPageの世代分けはD&Dに限った物です。
RPG全体を世代で分けたら大変なことになるんじゃないでしょうかね。
それだけで学術論文的な物が一本かけてしまえそうです。

1998年04月20日:13時37分43秒
手前味噌ですが / あずま
世代分けについては『Azumaの宝石箱』の中にある、
『D&Dを楽しもう』という文章の中で分けた物があります。
長文ですが、参考にしていただけると幸いです。

1998年04月20日:13時09分06秒
俺の考えた「上級者」の条件は・・・ / NoBu

少し前にこちらの掲示板に、「世代」の差による価値観の相違と言うテーマで書き込みをしました。
( 98年04月19日:01時25分15秒 「ちょっと考えたのですが・・・」)
ここであげた「世代間の差」という部分を利用して、「上級者」の定義に、自分なりの解答を示してみました。
参考までに御意見を聞かせてもらえれば幸いです。

まず、RPGのプレイヤーに「世代」間のギャップがあり、それがプレイヤー間、特に長年RPGをやっている
「熟練者」と呼ばれる層と、比較的新しい世代「初心者」とよばれる層に溝を作る事になっている、前回の書き込みで、まずここまでを述べてみました。

では、RPGにおける「世代」とは?
ここでは、少し強引なやり方ですが、3つの世代に別けてみました。
・第一世代 D&DやルーンクエストなどでRPGを始めた「初期RPG」世代
・第二世代 S・WなどでRPGを知った「ソードワールド」世代
・第三世代 最近の「ロールプレイ」重視のシステムからRPGを始めた「ロールプレイ」世代

この三つの世代は、それぞれRPGに対する考え方もスタイルも違います。同じRPGの中でも、世代によって
それぞれの文化が違ってくるのです。もちろん、優れた「プレイ」に関しても、それぞれの世代でやはり多かれ少な
かれ差が出てくるでしょう。
しかし大元の幹の部分では、全てつながっているはずです。何故ならそれぞれの「世代」の差は元々RPGという
幹の部分からで出来た枝葉のようなものだからです。多少の差こそあれ、元になる部分ではすべてがつながっている
のです。

では、「上級者」と呼ばれうる人にとって必要な条件とは・・・。

まずこの「世代」による考え方やプレイスタイルの違いを認識している事でしょう。そのためには、幅広い情報収集能力と、
RPGに関する見識を持つ事が必要になるはずです。当然ながら、セッションやコンベンションなどの「実戦経験」も必要に
なるでしょう。
さらに、それぞれの世代を網羅したRPGの方法論や手法を持っている事でしょう。それぞれの世代を網羅した方法論を展開
するには、RPGの幹の部分と、枝葉の部分をしっかりと認識している事が必要です。
そして最後に、上記二点を自らのRPGのプレイに反映させられる事。システムを重視したプレイ、ロ−ルプレイを重視した
プレイ、それぞれのプレイを自在にこなせるには、その両者の特徴をしっかりと押さえている事が必要でしょう。
これがRPGの「上級者」に必要な条件であり、能力ではないか、と考えます。

以上、手短ですが「上級者」に必要な条件を自分なりにまとめてみました。

PS.乱筆、乱文ご容赦ください。
1998年04月19日:14時50分29秒
「分業」を「共棲」に変更することを提案します>Yanさん / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#趣旨:先のアタシの書込みで使った「分業」という単語「共棲」に変更したほうが、応用範囲が広がっていいと思いました。提案します。
>Yan様
 「『分業』について」(98年04月17日:23時01分05秒)を読ませていただいて、とっても感激して、とっても興奮しちゃいました。
 アタシYanさんが整理してくだすったところまでは全然考えてませんでした。
すごい、すごい、そんけいしちゃいます。モヤモヤしてた頭の中がスッキリしたみたいです。
 1.「TRPGをもっと楽しみたい度合い」 /2.「TRPGにかけられる余力」 /3.「能力、知識、要領の良さ」のみっつの要素は、みんな量も質も違うし組み合わせも人ぞれぞれ、って お話ですよね。
 
>1と2は他人の力では変えようが無いものだと思います。1については、ひょっとしたら変えられるかもしれない、
 
 ってご意見、アタシも賛成です。1を変えられるものがあるとしたら「忘れがたく楽しいセッションの経験」ではないでしょうか?
ねこぱんちさんが、ついこないだ、そのような趣旨の書込みをされていたかに記憶してます。
 その意味で、Shinさんが「出てこい!上級者!(笑)」(98年04月18日:15時46分26秒)でアタシの書込みに突っ込んでくれたご意見にも賛成。「上級者」もんだいの議論もゲームに詳しいみなさんの間で火がつきそうなんで、わくわくしてきちゃいますねぇ。
 
>「分業」と聞いて、「みんなで均等に労力を分ける」みたいなイメージを抱いたんですけど
 
 これはアタシがドジでした。はじめ「社会的分業」って書こうとして、「でもTRPGシーンってまだしゃかいって感じじゃないわよね、きっと」とかツブヤキながら、たんじゅんに「社会」を削除しちゃったんです。
 Yanさんのコメント読んで「棲み分け」って用語を考えたんですけど、これだと、各グループが没交渉にいく、ってイメージがわくでしょ? で、「共棲」を提案しようと思います。
エソロジーも結構ポピュラーだし、そんなに突飛な用語ではないように思いますが?
 「いろんなタイプのTRPG愛好者が、それぞれの求めるところに従って共棲していけるようにIMPROVE」、そのためにアタシ達には何ができるのか? いかがでしょうか?
 「共棲」はFreeTalkでアタシが主張してた「ウケがとれるならなんでもアリ」式セッションにも応用できる考えかたですね、きっと。きっと重要ですわ。イロイロ考えてみます。
 Yanさんホントにありがとうございます(はぁと←特大)。
1998年04月19日:08時03分43秒
少し訂正します / NoBu
自分の書き込みの「上級者」を「熟練者」に訂正します。すみませんが「上級者」を「熟練者」に換えて読んでみてください。
1998年04月19日:02時36分26秒
RE:出てこい!上級者!(笑) / 陽陰
>>SHiN氏
 >例えば、ここに書き込む人は、みな、上級者?
 >結構、自分を上級者と思ってないと書けないようなことを書いてる人、多いと思うのだけど、
 
 私の意見としては、「それは違うでしょう」です。
 自分の方法論に自信がある人=上級者(語られているとおり曖昧な言葉ですね)
 という定義を行うのであれば、その通りになるでしょうが・・・
 もちろん、そんな無茶な定義はしないでしょうね。
 
 別に、初心者だろうが初級者だろうが中級者だろうが上級者だろうが、自称上級者だろうが、自分の方法論に自信がない人のほうが少ないと思うのですが?
 でないと、その方法論自体が成り立ちませんね。
 
 結局、自分の方法論以外の方法論を認めるか認めないかということがこの問題の焦点じゃないのでしょうか。
 
 それにしても、上級者とかのランク分けなんて、他人が言って初めて意味があるんじゃないですか?
 自称世界一早い陸上選手とか言われても、信じます?
1998年04月19日:01時35分16秒
で、上級者って何? / 雪だるま
それがわからんと・・・
1998年04月19日:01時25分15秒
ちょっと考えたのですが・・・ / NoBu

ふと気がついたんです、現在我々が考えているこの問題が、本当に「上級者」と「初心者」の問題なのか、
少し疑問に思えてきました。
今までの会話を見ていると、まるで「上級者」が「悪」のように思えてきたからです。決してそんな事はないし、
またあってはならない事なんですが・・・。

そこで少し冷静に考えてみたんですが、どうもこの問題の根本は「上級者」と「初心者」の垣根の問題など
ではなく、「世代」間のギャップにその根本的な原因があったのでは、と言う考えにいたりました。

少し考えてみてください。RPGが日本に入ってきてどれくらいの年月になるでしょう。その年月の中で、日本の
RPGは少しずつではあるが、確実に変化をしてきました。ちょうど、我々人間がが年数を重ね、子孫を作り、
「世代」を重ねていくのと同じように。
「世代」を重ねていけば、その「世代」ごとにそれぞれの文化が生まれてくるでしょう。考え方や、スタイルだって
違うはずです。 その違う「世代」同士にギャップが生まれ、衝突したら・・・。

こういう話を聞いた事はありませんか?
「ある女性が、とある家へ嫁いだ。しかし、そこの家の姑と意見が合わず対立してしまった。」
良く聞く「嫁、姑の対立」ですね。さて、この「嫁」「姑」を「初心者」「上級者」に置き換えてみてください。

俺の言わんとしている事がお解り頂けたでしょうか。
なぜ、嫁、姑の対立が起こるのか。それぞれの家庭はそれぞれ全く別の文化を持った一つの小さな共同体です。
一軒一軒、考え方も文化も、しきたりも違うはずです。
そこにまったく違う文化で育った人間が入ってきたら、そこに何等かの衝突が起こる事は必然と言えます。

RPGにおいても同じ事が言えるのでは無いでしょうか。
現在日本のRPGプレイヤーにも、様々な世代があります。D&DでRPGを始めた人もいれば、ごく最近RPGを
始めた、と言う人もいるでしょう。「世代間ごとの文化」生まれ、そこにギャップが生じても、決しておかしくはない
はずです。

さて、この意見、皆さんはどう思われますか?
1998年04月19日:00時43分53秒
ええと / 雪だるま
確認しておきたいことです。 初心者に対比される概念は熟練者じゃないですか?
上級>中級>初級? 級という概念がここで必要なのかな?


 ちょっと宇津見氏への質問。

 馬場氏は素晴らしい論客だと思いますし、朱鷺田氏も素晴らしいゲームデザイナーなのでしょうが、実際俺はそのマスタリングやプレイングを見たことも体験したことも無いので彼らが上級者かどうかは俺には判断できません。

 できれば宇津見さんの判断された根拠というか理由を教えてくださると助かります。

 論客であれば、ゲームデザイナーならイコール上級者という短絡的な話ではないでしょうしね。

 ガイギャックスの本はなかなか示唆に富んでいたと思います。 まあ、日本の土壌に何処まで?という気はしてましたけど>でた当時
1998年04月19日:00時29分57秒
上級者?達人? / 雪だるま
いろいろ議論が沸騰しているようですね。
さて、上級者といった言葉が一人歩きをはじめているような気がしますが、そもそも「TRPGの上級者」という概念自体、抽象的で誰にも正確にはこたえられないものでしょう。
何故か?
TRPGのスキルには様々なものがあるからです。

「あの人は、情感のこもったキャラクターの話し方が上手い」

「あの人は、マスタリングが上手い」

「あの人は、ストーリーを導くのが上手い」
そういった様々のスキルが全体的に上手いという判断があれば、その人を「上級者」と称することも可能でしょう。 逆にこの人は何故上級者といわれるのか?という問いにも困ることは無いはずです。
が、その構成する要素をはっきりさせないでただ上級者といっても、「政治のプロ」「遊びのプロ」「暴走族の達人」などのように漠然としたイメージでしか捉えられないのは当たり前の話です。
いったい何の、何が上級なんですか?
それを欠く上級者論議は俺には言葉遊び以上の何者でもありません。

1998年04月18日:20時07分56秒
上級者? 達人? 興味あります>宇津見様 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>宇津見様
 こんにちわぁ。長文をお書きになるそうですね。アタシは、宇津見さんの書込みはなぜかとても気になっちゃって、いつも拝読してます。
 質問させていただきたいこともあるんですけど、宇津見さんの書かれたことでまだ良くわからないとこあって、過去LOGとか読み直したりしてます。
 ん〜、宇津見さんの書込みの結論部分いつも、「あ〜そういう考えかたってありよね」って、思うんですけど、アタシの読解力だと結論に至る過程が、“?”の連続なんです(タハハ)。
 えと、今度は達人のことお書きになるんですか?
 勝手にリクエストしちゃうと、宇津見さん的には「上級者」と「達人」の概念はどう違うのでしょうか?
 それとも、同じそんざいの別の側面かしら? みたいなことを読ませていただけると、 ありがたいかと。
 勝手なリクエストですので、執筆のご都合次第で結構ですけど。長文のアップ楽しみにお待ちしてま〜す。でわでわ。
1998年04月18日:19時09分51秒
re:出てこい!上級者!(笑) / 宇津見
 SHiN氏へ
 >出てこい!上級者!(笑)
 例えば、朱鷺田悠介氏は日本で唯一のプロのゲームマスターを名乗っていたはずですし、馬場秀和氏(個人的には、上級者不要論を唱えるなら、最低限馬場講座を踏まえてほしいところですが、読まれたでしょうか?)を上級者といっても異論はあまり無いと思います。
 >だいたい、TRPGのゲーマーに上級者なんて言葉が必要?
 逆に私は、上級者という言葉が問題になるTRPGシーンの方が、よほど問題だと思います。
 他にも長文をいろいろ書きたいのですが、昨日今日は、「ギレンの野望」とザクのプラモで時間の大半をつぶしたので、明日にはなんとか書きます。とりわけ、ガイギャックスの「ロールプレイングゲームの達人」「ゲームマスターの達人」には、なぜ達人を目指すか、達人になるためには何をなすべきか、達人になる恩恵は等、納得のいくことがいろいろ書かれています。
1998年04月18日:15時46分26秒
出てこい!上級者!(笑) / SHiN
ところで、TRPGに、
ほんとに、上級者なんているのかな?

例えば、ここに書き込む人は、みな、上級者?

結構、自分を上級者と思ってないと書けないような ことを書いてる人、多いと思うのだけど、
こういう質問すると、みんな、 せいぜい、「私は中級者」とか、「目指してはいます」とかに なってしまう(笑)

TRPGには、まだ、ほんとの意味での「上級者」はいないと思う。 なぜなら、まだ、TRPGの基本的な価値感とかが定まっていない 状況だから。

ノリが大事か、ゲーム性が大事かさえ、論争のタネになるような 現状で、上級者の判断なんてできないんじゃないかな。

だいたい、TRPGのゲーマーに上級者なんて言葉が必要? そういう概念を使うから、「初心者」対「上級者」なんて 構図ができたりするんじゃないかな。

あと、他人への価値観のおしつけなんかも生じる。

元凶は、「上級者」だと自分で思ったり、 他人からはやされて、その気になったりっていうとこから生じる 傲慢さではないでしょうか。

それでもなお、そういう言葉を使うとしたら、
私の理想とする上級者は、ハリハラさんがおっしゃるような、 初心者があこがれるようなプレイをする人より、
初心者自身が楽しめるような セッションを(GMとしてでも、プレイヤーとしてでも) 形づくってくれる人だと思います。
1998年04月18日:12時13分07秒
遅ればせですけど、“自称「上級者」”と“上級者”の関係について / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>鏡様
 まずお礼を、正面から真摯なご指摘をありがとうございました。
 カンナが自分で気づいてない落度を再指摘されるかも、って思って緊張してお返事お待ちしてました。今は胸をなで下ろしてます。
こないだの件はアタシ最善をつくした、って自分で思ってますけど、
それは自分がしたことが絶対正しいって確信とは違って、「そんな確信持っちゃったら、ただのファシスト」って個人的には思ってますの。
 
 緊張してお返事、お待ちしてたんで表題の件Res控えてたの。アタシもちょっと発言したいです。
 だいたいはねこぱんちさんがまとめてくれちゃったんですけど、カンナ的に後進のプレイヤーの立場から見ると、(以前の書込みから採録しますね)、
>いっぱいいろんなゲームを やったことがあって、プレーのための引き出し(タネ)をいっぱい持ってる人、は上級者かと、
>でも、どれだけゲームにくわしくても、いろんなゲームやってても、いっしょにセッション した時に
>アタシをハッピーにしてくれるプレーしてくれないんじゃ、関係ないわよ、
 「央華封神TRPG」的に言うと、袖の中にいろんなすごいアイテム(←知識とか、うんちくとか)あるけど、<器用>の数値が低いんで、実際のセッションで、後進プレイヤーを熱中させるだけのプレイが実践できない(笑)人、
こんなタイプが “自称「上級者」”かと。
 アタシの記念すべき(笑)当掲示板初書込みによりますと、
>「もし(T)RPG(←含むPBM;カンナ注)に、熟練者がいる としたら、それはその人のゲームプレー自体がかっこ良くって(イキで;カンナ補足)、ビギナーが、(自分も) あんなプレーをしたい、とあこがれるような人」(ホビーデータ社宮川氏談、カンナの記憶で再構成)
、が理想的上級者かと、今のとこ思ってます。
 って言うのは、いま並行して走ってる「努力」系の話題と関わるんですけど、TRPGの魅力に中毒する前のビギナーをTRPGに熱中させるのは、
やっぱ「あの人みたいにプレーできたらステキッ)って思わせる“芸”じゃないのかしら? バスケのジョー・ダンとか、イカスプレイヤー、マスター。
カンナ的にはそういう人が“上級者”かと?
 後、今回思ったんですけど、考えてみると“自称「上級者」”が自分からホントに「上級者」を「自称」するか? っつ〜と、やっぱ、それはマレじゃないかしら、って思いました。
だから、「自称・上級者」じゃなくて「エセ上級者」って用語はどうでしょう? かわいそすぎ? 「発展途上・上級者」とか(笑)?
1998年04月18日:01時18分49秒
「“自称「上級者」”と“上級者”」並びに「鍼原神無さんの言いまわしに(以下略)」回答の御礼 / 鏡
>3327さんへ。
 すばらしい方をお知り合いにお持ちなのですね。詳しくは存じ上げませんが、 おそらくはその方こそ「上級者」を自称するに相応しい方なのではないかと推察いたします。 正直、大変うらやましく思います。良い勉強をさせていただき、御礼申し上げます。
 
>Howlingさん、ねこぱんちさんへ。
 自称「上級者」(=似非上級者?)と「上級者」の違いについてご返答いただき、ありがとうございました。
 
 >上級者  :有言実行または不言実行の人
 >似非上級者:口先だけの人(Howlingさん)
 
 >”自分はTRPGの上級者である”とか”自分は他の人よりもTRPG(または演技)がうまい”と主張している人々
 >以前にお話ししたような傾向がよく見られた(ねこぱんちさん)
 
 >A:常に自分のせりふで会話をうち切ろうと(論破しようと)する。 
 >B:2人いると(A:が)どちらもひかず延々と続く。 
 >C:マスターを無視して状況(シーン)を決めつけようとする。 
 >D:そのくせ話を他のプレイヤーに振ってくれない。 
 >E:ひねたキャラクターばかりやりたがる。 
 >F:特定のシステムを見下したような態度をとる。(ねこぱんちさん「初心者・上級者ってなに?」4/13)
 
 私はこのような人たちの“自称”を防ぐ最良の方法は、おそらく「上級者」の要素が 明らかにされることであろうと考えております。公の判断基準が無いせいで、私的な 自称がまかり通るのだ、と。
 とはいうものの、私が現在想定する「級」の概念は「プレイスタイル」「楽しみ方」に拠っているため、 その基準も多岐にわたり、一般化は困難です。明確化の見通しは立たず、口惜しい限りです。
 しかし、何とかその基準になるものを、その叩き台でも良いから、立てられるよう、 一アマチュアとして可能な範囲で研究と考察(私にとっての最も顕著な「努力」)を続けていきたく考えております。
 「上級者」という名の背景にあるのは、その名が与える満足よりも、むしろ後進に対する 責任の方が大きいものであるべきでしょうから。
 
>鍼原神無さんへ。
 私の意見に対しお返事をいただき、ありがとうございました。鍼原さんのお考えは 承知いたしました。今後ともあなたの闊達なご意見を楽しみとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いします。
1998年04月17日:23時01分05秒
「分業」について / YAN/矢野 聡一郎
 「分業」と聞いて、「みんなで均等に労力を分ける」みたいなイメージを抱いたんですけど…そうとも限らないですね。人によって
 
 1.「TRPGをもっと楽しみたい度合い」
 2.「TRPGにかけられる余力」
 3.「能力、知識、要領の良さ」
 
 は違うわけですから。
 
 TRPGが好きでも、余力はないかもしれない。
 TRPGが好きで、余力があっても、「もっと楽しむための」ノウハウに疎くて、どうしたら良いか分からないかもしれない。
 
 余力があって、要領良くても、それほど情熱はないかもしれない(TRPGに対しては。他にもっとやりたいことがあって、そちらに力をそそぎたい、等)
 
 思うに、上の3つのうち、1と2は他人の力では変えようが無いものだと思います。1については、ひょっとしたら変えられるかもしれないけど、その裏に「努力してもらいたいから」という気持ちが少しでもあったら、絶対見透かされてしまうと思う。
 
 ですから、3の、「能力、知識、要領」を重点的に考えたほうが上手くいくような気がします。
 
 「能力」…は、変えるのは難しいですが、「その人の能力を生かす」というか…分業するにしても、その人の得意な分野でがんばってもらうとか、「苦手なことはあきらめて、長所を伸ばすほうに発想を変える」とか。
 
# 何をすべきか、じゃなくて、「自分に何が出来るか、何が得意か」、を考える。
 
 「知識」…コンベンションを開く、サークルを作る、ホームページを作る、GMをやる…やりたくても、ノウハウがなくてどうしようもない場合はあると思います。あるいはノウハウがないのを理由に、そういうことに手を出さない自分を正当化してしまう…。
 
 人間、やる気にはムラがあるもので。
 最初にやる気があっても、実行までに手間取ってしまうと、やる気が段々失せてしまう。
 あるいは、血気にはやって手をつけたものの、能力的、余力的に無理だと分かり、挫折してしまう。
 
 「やる気」があるうちに実行に移せるだけの「知識」、血気にはやって過ちを犯さないための「知識」というものが、必要な気がします。
 
 「要領」…ルールを覚える、シナリオを作る上手いマスタリング(プレイ)をする…「知識が無ければ無理」というわけじゃありませんが、場合によってはつらい、上手くいかないということはあると思います。
 どうすれば、労力を少なく出来るか。
 
…うう、うまくまとまらなかったですけど、実地では「自分の能力を生かす」こと、この伝言板や、情熱あるものの集まる場では、「知識」、「要領」の伝達、あるいは議論によって新たな「知識」、「要領」を導き出すことが重要というか、やるべきことのように思います。
 
 それによって、各人できることが増え、分業も上手く行く…のではないでしょうか。
1998年04月17日:20時20分55秒
努力って? / 有馬次郎
こちら覗いたら、努力について議論がすすんでいるみたいなので、体験談みたいなものを話させていただきます。

私自身、友人や知り合いから「大変だね」「努力してるね」といわれることがあります(その十倍くらい、馬鹿か言われることはともかくとして)。
別に大した事はやってません。普通の社会人してます。
マスターするゲームのルールサマリーを作ったり、参考資料になりそうな本を探して読んだり、家が遠いから片道1時間以上かかるコンベンションに出かけたり、面白そうな未訳ゲームを買って読んだり、最近サークルに参加させてもらったりしてるくらいです。実際、これ以上のことを平気でされている方もいるでしょうし、そんな人から見れば甘いのかもしれません。
でも、本人は楽しんでやってます。趣味なのですから楽しまなければ損ですし、面白そうだからもっと良く知りたい、調べたりして良く知ったらもっと面白くなった、サマリー作ったら説明する時わかりやすいかな。行動するにしても仲間がいればいいな。そんな感じで行っているので、このようなことに関しては、ほとんど(金銭面以外の)負担は感じてないです。
#確かに人間付き合いに関しては疲れますね。

私ってずれてるのでしょうか?
1998年04月17日:17時22分34秒
改善にだって分業はあると思うの / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 過去LOG切り出されたし、お調子者から行きま〜す。
 改善委員会の書込みは今、過去LOG004を読んでる途中です。その範囲で言っちゃいますけど、
 皆さん、TRPG熱愛! なあまり例えば、「TRPGプレイしたなら誰だっていずれマスターに進むもの」みたいな前提でお話している、かのようにとれちゃいます。
 ホントはそんなことなくって、人によって、「オレそう思ってるよ」とか「ボクはそんなつもりない」とか、いろいろってわかってるけど。でも発言はそうじゃないふうに読めちゃうことのほうが多いみたい。
 努力の話だって、そういうとこはっきりしないから混乱する、みたいな気がしてきました。例えば、「自分はプレイヤーで楽しんでいればいい、その範囲でTRPG愛してる」
って人はルール全部覚える必要ないと思う。アタシみたいにレファランス自分で作ったっていいんだし、
それも努力だって言われても、プレイヤー専科には、やっぱ大げさに聞こえちゃうと思います。
 今カンナが書いたみたいのは「TRPGの大変さを隠す詐欺だ」って意見あったけど、アタシは違うと思うな。
 プレイヤー専科なら楽しいだけで、やってけるし、ことさらに「努力」って言うの大げさって感じる人のほうが大勢だと思う。
 TRPG部とかに入ったら、先輩とかが「努力」とか言っても、自然に聞こえると思うんだけど。
 改善だっていろんなスタンスがあると思うし、自生的な分業ってきっと大事だと思います。
アタシは今のところプレイヤー愛好者としてささやかにTRPG経験者を増やしてくスタンスだから、
「努力」ってことさらに言うのはやっぱ大げさに聞こえちゃいます。
他のスタンスには他の感じ方があるってはわかるから、
どのスタンスだとどう感じる、ってお話を良ければ聞きたいです。
1998年04月17日:16時33分58秒
LOG 006 / sf
 TRPG改善委員会 LOG 006として、1998年04月15日から1998年04月17日までのログを切り出しました。

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