[KATARIBE 32009] [HA21L] 縫い付けられる

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Date: Sun, 21 Dec 2008 19:37:38 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32009] [HA21L] 縫い付けられる
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/21/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32000/32009.html

[HA21L] 縫い付けられる
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登場人物
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HA21C:Midnight Step:淡蒲萄(うすえび)[うっちゃん][USB][ロリ系エロカワ]
[吸血鬼][ドS][小悪魔]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0005/
HA21C:時をかける少年:大沢那琴(おおさわ・なこと)
    http://kataribe.com/HA/21/C/0029/


一方その頃
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[KATARIBE 32003] [HA21L] 剣舞のウォン
    http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32000/32003.html

 の続き

 淡蒲萄    :(……現場楽しそう……)

[Toyolina] 使い魔の中継を見ていた

 淡蒲萄    :「っても公子さまは出ちゃダメって言うしなー……(ぐぬぬ)」

[Hisasi]  血がたぎってたw
[Toyolina] そりゃもうw
[Toyolina] ドSお嬢あたりに目撃されると楽しそうです

 淡蒲萄    :(でもがまんがまん……)

 淡蒲萄    :(今日はもう何もなさそうだし……(携帯出して時間を見る))
        :「ナコトくん、まだ起きてるかな」

[Toyolina] ドS心はとりあえず引っ込めて彼氏のとこに行くことにしました
[TK-Leana] 起きてます
[Toyolina] ナコトくんが部屋に居るならベランダに現れるし、その辺うろうろ
      してるなら適当に出現する
[TK-Leana] うろうろですね、割と

 淡蒲萄    :「ナーコートーくん<3」

#<3とはツイッター的ハートマークである(これを入れておくとハートマークに
 変換される)

 ナコト    :「うわあッ、う、うすえびさんッ!?」

 ナコト    :「驚いた。突然どうしたの?」
 淡蒲萄    :「見かけたから。まだ、見回りする?」
 ナコト    :「うん、割とよく」
 淡蒲萄    :「普段じゃなくて今日の話。まだするんだったらつきあうし、
        :もう帰るんだったら遊びに行く」
 ナコト    :「ああ……そうだね、それじゃあどこか行こうか」

[TK-Leana] うろうろした時間をちょっと考えて、天秤を彼女の方に傾けたらしい

 淡蒲萄    :「うん、最近、ちょっとばたばたしてたし。どこ行く?」

[TK-Leana] 夜ですよね、言っても
[Toyolina] ええ
[Toyolina] せいぜいレイトショーの映画みにいくとか普段通りフラフラするか
      ファミレスいくかしけ込むかくらいしかないですね
[TK-Leana] 夜景を見に霞山へ
[TK-Leana] 行きませんが。行ったらきっと何かひどいものに遭遇する
[Toyolina] ひどいものw
[matuya]  最近のホットスポットw
[TK-Leana] 怪奇スポット巡り

 淡蒲萄    :「どこ、って行っても、ホントどこでもいいんだけどー(腕くむ)」
 ナコト    :「う〜ん、この時間に遊べるところって……あんまり分から
        :ないけど」

[TK-Leana] ラーメン屋くらいしか
[TK-Leana] TSUTAYAでビデオ借りて一緒に見るとか
[Toyolina] 具体的w>ツタヤ

 淡蒲萄    :「ラーメン食べにいく? ニンニクないやつだったら大丈夫
        :だし」
 ナコト    :「あ。ラーメン屋でいいんだったらおいしいとこ知ってるよ」

[TK-Leana] 良いところが思い浮かばなかったので食いついちゃうナコトくん
      だった
[TK-Leana] その辺スマートではないし、相談できる人も居ない

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 ナコト    :「デートってどこ行ったらいいんでしょう」
 リスティ   :「教会とか」
 ナコト    :「…………」
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[Tihiro]  さすがw

 淡蒲萄    :「開拓したの? んじゃそこにしよー?(えへへー)」

[TK-Leana] で、うろうろ歩いて、高架線下のミニバン改造したラーメン屋台に
      行きつく
[Toyolina] やべえ通っぽい
[TK-Leana] 伊達に夜歩きしてなかった


オカマラーメン
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 ナコト    :「おっちゃん、こんにちはー」
 淡蒲萄    :「こんにちはー(ご機嫌)」
 オカマ    :「んもう、ナコトくんったら〜。お姉さんって呼びなさいっ
        :て、前から言ってるでしょ」
 ナコト    :「ハハハ」

[Toyolina] ブフー
[Tihiro]  はうぁw

 オカマ    :「あら、彼女連れ? 初心な顔して隅に置けないわねえ」
 淡蒲萄    :「初めまして、お姉さん」

[Toyolina] ちょっとだけ( 'д')って顔になったけどすぐ復活した。いきなり
      オカマは想像してなかった。

 オカマ    :「いやん、礼儀正しい子!」

[Toyolina] いやん言われてもなーw

 淡蒲萄    :「ありがとうございます、お姉さんもメイクめっちゃ決まっ
        :てる」
 オカマ    :「聞いた? ナコトくん聞いた? 正直でいい彼女ねえ、
        :うふ、お姉さん今日はサービスしちゃうわよ」
 ナコト    :「淡蒲萄さん気に入られたみたいだよ」
 オカマ    :「ナコトくんはいつまでたってもお姉さんって呼んでくれ
        :ないもんね……」
 淡蒲萄    :「ホント? よかった。嫌われるより絶対その方がいいよね。
        :え、なんで呼ばないの?」
 ナコト    :「いや、なんとなく抵抗が……」
 オカマ    :「この子ったら照れちゃってるのよ、やーねもう」
 淡蒲萄    :「ふぅん。あ、そっか、だったらしょうがないですよねー」

[Toyolina] なぜかオカマと意気投合している

 オカマ    :「それじゃ、なんにする? あ、っていってもうちは味噌と
        :とんこつしかやってないんだけど」
 淡蒲萄    :「じゃあとんこつー」

[Toyolina] 動物>植物

 ナコト    :「俺も同じので」
 オカマ    :「は〜い。折角だから、淡蒲萄ちゃんには叉焼サービスし
        :ちゃうわ」
 淡蒲萄    :「え、いいんですか? ありがと、お姉さんv」
 オカマ    :「うふふ、お近づきのしるしよん」(ウィンクぱっちり)

[TK-Leana] しかし、特にネタは考えていないのだった
[Toyolina] ラーメン食うたびなにかあっても大変や

 淡蒲萄    :「ナコトくん、今何年だっけ。学校」
 ナコト    :「うん? 二年だよ」

[TK-Leana] ずるずる食べながら

 淡蒲萄    :「そっか、高校出たら進学するの?(ねぎおいしー)」
 ナコト    :「いや……実は迷ってるんだ」
 淡蒲萄    :「就職?」
 ナコト    :「部活の友達から、一緒に探偵の仕事をやらないかって
        :言われてるんだけど」
 淡蒲萄    :「部活って天文部? 天文部で探偵ってなんか結びつかない
        :感じ」
 ナコト    :「うちの天文部は色々と特殊だからね」

[TK-Leana] ちょっと遠い眼

 淡蒲萄    :「そうなんだ(チャーシューおいしー)。探偵っていっても、
        :なんか普通の探偵じゃないっぽい?」
 ナコト    :「うん、オカルト寄りの。ほら、うちの生徒は基本的に
        :そうだからさ」
 淡蒲萄    :「そういえばそうだったね。仮に、その探偵やるってなった
        :ら、吹利でやるの? ……それか、よそ行ったりする?」
 ナコト    :「生まれ持った才能に、振りまわされてるんじゃないかって
        :ちょっと心配なんだけど……どうも意志が固いみたいでさ。
        :無理なら大学卒業してからでもどうかって言われてるんだ」
 淡蒲萄    :「その人の中だと、早いか遅いかだけの違いなんだね」
 ナコト    :「明確な目標を持っている人は強いよ」

 ナコト    :「まあ、そいつも吹利出身だし、やるとしたら吹利になると
        :思うよ。というか、俺は水の件があるかぎり、ここを離れる
        :ことはできない」
 淡蒲萄    :「ほんと?(嬉しそう)よかった……あたしも、ここから離れ
        :られないから……もしかしたら会いづらくなるかなって、
        :ちょっと不安だった」
 ナコト    :「まあ、進学するにしても吹利から出ることはないよ」

[TK-Leana] まあが多かった
[TK-Leana] ちょっと照れる

 淡蒲萄    :「うん。それで、言わなきゃいけないことがあるの。ごち
        :そうさましてから、もうちょっとつきあって?」
 ナコト    :「いいよ。なにかあったの?」
 淡蒲萄    :(小さく頷いた)

[Toyolina] ----そんなわけでラーメン屋を後にした
[TK-Leana] うむ


大事な話
--------

 淡蒲萄    :「せっかく暖まったのに、風冷たいねー」

[Toyolina] などと霞山ではない展望台にて

 ナコト    :「もう師走だからね」
 淡蒲萄    :「さっきの話だけど……組織がね、出来たんだ。一応言い
        :出しっぺはあたしで、吸血鬼のえらいさんがバックについて」
 ナコト    :「離れられない……っていう理由?」
 淡蒲萄    :「それはきっかけ……っていうか理由にもなってるね。まあ
        :その、なんかまとめ役みたいな感じで始まったんだけど……」

 淡蒲萄    :「今はまだ、なんだけど、今度、たぶん年あけたらすぐにね。
        :儀式があって……その後は、吹利に縫い付けられるから」
 ナコト    :「それは吸血鬼の組織ってこと?」
 淡蒲萄    :「あ、組織は母体がそうっていうだけで、あたしたちだけっ
        :てわけじゃないよ」
 ナコト    :「そう。俺も出来る限りのことは協力したい」
 淡蒲萄    :「よかった。正直、ちょっとなんていうか……気が休まら
        :なくて。その、バックについてるえらいさんがね……なんて
        :いうか……」
 ナコト    :「?」

 淡蒲萄    :「……会えばわかるし、説明したら大丈夫だと思うけど……
        :気をつけてね(真剣)。なんかあったらすぐ言って?」
 ナコト    :「なんだかよく分からないけど。手に負えなそうなことが
        :あったら相談するよ」
 淡蒲萄    :「うん。たぶん大丈夫だと思う……けど……ほんとに、すぐ
        :言ってね?」

[Toyolina] クローダ信用ない

 ナコト    :「心しておくよ」

[TK-Leana] ちょっと緊張して

 淡蒲萄    :「うん、それ以外はいまんところ何もない……かな……でも
        :よかった。イヤだって言われなかった」

 淡蒲萄    :(ナコトくんにだきついておく)
 ナコト    :「う、うすえびさん?」

[TK-Leana] どうようするぜ
[Toyolina] 初心いのう初心いのう

 淡蒲萄    :「……今から部屋、行ってもいい?」
 ナコト    :「……ああ」

[TK-Leana] 頷いて

 淡蒲萄    :「うん。ありがと……」

[Toyolina] で寮にいくわけ。寮じゃなかったらなあといつも思うが仕方ない
[TK-Leana] あんまり激しいことはしないこと


ピロートーク
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 淡蒲萄    :「……高校出ても、また寮に入るの?」
 ナコト    :「それは流石にないよ」(苦笑)
 淡蒲萄    :「だったら、一緒に住まない……?(アンニューイ)寮出たら」
 ナコト    :「え。ええッ!?」

[TK-Leana] ちょっとびっくり

 淡蒲萄    :(びっくりされたのでびっくり)「い、イヤだった?」
 ナコト    :「いや、嫌じゃない。嫌じゃないけど……ちょっとドキドキ
        :して」
 淡蒲萄    :「あんまりあえないのもやだし……独りもやだし。ね、
        :そうしよう? 家でもお部屋でも、好きな風に手配出来るし」

 淡蒲萄    :「ホントは明日から、とか言いたいけど……やっぱり、節目
        :とかの方がいいかなって」
 ナコト    :「……淡蒲萄さんに甘え切ってしまいそうなところが怖いな」
 淡蒲萄    :「……いいよ全然。甘えるのはお互い様だし(抱きつく)」

[TK-Leana] そんな幸せな日々は決して訪れることがないのだということを、
      二人はまだ知らなかった


おまけ
------

[Saw_vaio] おわった!
[Toyolina] \(^o^)/
[Saw_vaio] 死亡フラグだったか……
[Saw_vaio] たしかにけま過ぎるとは思ったんだ……

[TK-Leana] うっちゃんがナコトくんの学年に対する話題を振ってくれてよかった
[Toyolina] そろそろ卒業じゃなかったかなーと思って……
[TK-Leana] 実は、登場時から二年なんです、あの人
[Toyolina] 間違えてたわけじゃなくてずっと二年なのか
[TK-Leana] リスティ先輩に至ってはもうちょい前から三年です
[Toyolina] 一体どういうことなの……
[Saw_vaio] 留年キング?
[TK-Leana] ドラえもん時空に囚われてるだけですよ
[Toyolina] ( 'д')
[TK-Leana] 季節感も時間軸もあるのに加齢しない。現状
[Saw_vaio] 周囲の認識はどうなっちゃうんだろうw
[TK-Leana] そもそもあすこ妖怪学校だから、割と同様の処理でごまかされ
      ちゃってるのと
[Saw_vaio] ああ、なるほど
[TK-Leana] 親しいコミュニティは丸ごとループで、モブの人らは役割入れ
      替わる形で認識されてるので
[TK-Leana] まあぬるぬるループしていたようです

[TK-Leana] ていうかリスティ先輩結夜とタメですよ
[Toyolina] なんという先輩
[TK-Sleep] 彼は魔法使いになったら技能値15超えるので21卒業です
[Toyolina] そして月へ
[TK-Sleep] 月編
[TK-Sleep] 月行くまでkataribe続いてるかな
[Toyolina] 事業化してるから続いてるんじゃないかな(サーバ運営的な意味で)
[TK-Sleep] sfさんの後継
[Toyolina] ねこにまかせよう
[TK-Sleep] ねこならきっとやってくれる!
[TK-Sleep] まあ、配線がネズミにかじられることはなくなるはず


語り部IRCログ HA21 2008-12-21
    http://kataribe.com/IRC/HA21/2008/12/20081221.html#020000


時系列と舞台
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12月


解説
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おかしい悲恋フラグがびんびんに立ってる


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Toyolina
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