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Date: Mon, 29 Oct 2007 23:55:23 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31412] [HA06L] 父の来訪・母の過ち
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 父の来訪・母の過ち
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登場人物
--------
御羽貞我 【おわ・ていが】 通称 オワタ
御羽仁藻 【おわ・にも】 通称 ニモ
箕備瀬梨真【みびぜ・りま】 通称 りまりま
御羽都藻 【おわ・とも】 オワタとニモの母
葉島貞男 【はしま・さだお】 元父
橋本保鷹 【はしもと・やすたか】
橋本家の末っ子。モグラ優等生。
Episode:ランダム小隊・外伝 「過ちを許す」
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31300/31355.html
の続き。
----
[Hisasi] オワタ家にて。
ニモ :「……」
[Hisasi] テーブルに突っ伏したまま
ニモ :「……出来る人とは、違うんだから……」
[Toyolina] (((・д・;)))
[Hisasi] りまりまを追い出しちゃって、ちょっと落ち込んでいる
ニモ :「……オワタ」
[Hisasi] 実はこの数日前、塾のテストでもぐらっこに負けてます
[Hisasi] 三点差で
[Toyolina] 期せず追い打ちを
[Toyolina] かけてしまつていた
講師 :「すごいじゃないか、全国トップレベルだそ」>二人に
保鷹 :「わ、ホント?」
ニモ :「……はい」
講師 :「うん、霞中学も余裕で範囲内だ、このまま行けばウチの
:塾から主席合格も夢じゃないぞ」
保鷹 :「やったあ」>なんか余裕たっぷりに見える、ニモビジョンだと
ニモ :「……(ぎゅ)」
[Hisasi] いつもいつも前にこいつが
ニモ :「……頭の出来が違うのよ」
[Hisasi] もぐらっこも、りま子さんも
ニモ :「オワタ……遅い」
[Hisasi] 顔をあげて、時計を見て
[Hisasi] その頃兄貴は、、、
[Toyolina] がくがく
ニモ :「……」
[Hisasi] わかってるんです、りま子さんが悪いわけでももぐらっ子が悪い
わけでもないことは
ニモ :「オワタ……」
[Hisasi] お兄ちゃん早く帰ってきて欲しいです、お兄ちゃんだけが味方なのに
[Toyolina] つд`)
[Hisasi] おにいちゃんときたら、その頃他の女の子と手つないで家まで送っ
てました
[Toyolina] 悪気はないんです
[Hisasi] ええ、誰も悪気はないのに、、
[Hisasi] りまりまにも、もぐらっこにも、兄にも悪気はないのに
[Toyolina] 全ての発端は父マダオ。強いて言えば。
[Hisasi] すべての原因は父マダオがだめすぎた
[Toyolina] 十年前に狂った歯車がキシキシ
[Hisasi] そして、ニモさん。だんだん時間が経つに連れて怒鳴ったこと
とかを後悔したりモグラっ子に嫉妬したりしたことを後悔しつつ
SE :がちゃ
ニモ :(がばっ)
オワタ :「おう、ただいま」
ニモ :「オワタ! もう! いつまでほっつき歩いてるんだよっ!」
[Hisasi] ばたばたばたと、そのくせ一直線にお出迎えです
オワタ :「ん、ああ……悪い」
ニモ :「オワタ?」
[Hisasi] なんか兄の様子がちょっと変です
オワタ :「ん」
[Hisasi] なんかどこかぽーっとしたような、ちょっと顔が赤いような
ニモ :「どしたの? オワタ」
オワタ :「別に、どーもしねーぞ」>ちょっと視線が上向きつつ
ニモ :「……嘘ばっか」
[Toyolina] もうバレて
オワタ :「嘘って、あのな」
ニモ :「オワタがそーやって上向くときはなんか誤魔化そうと
:してるときだもんっ!」
オワタ :「ご、ごまかしてなんか」
[Hisasi] 視線がうわむきつつ
ニモ :「……」>なんか嫌な予感がした
[Hisasi] わしっと、オワタの袖を掴んだ
オワタ :「ニモ?」
ニモ :「りまさんでしょ!」
オワタ :(ぎく)
ニモ :「りまさんに……」
:>なんかむかむかしてきた、さっき反省したばかりなのに
オワタ :「ああ、ニモに悪いこといったって、反省してたんだぞ」
:>話題をそらそうと
ニモ :「っ!」
[Hisasi] なんか一気に、頭に血が上りそうになって
ニモ :「なんで! あの人の味方するの!」
オワタ :「ニモ、ど、どうしたんだよ」
ニモ :「だって! だって! あの人、がんばらなくたって、努力
:しなくたって何でも出来ちゃう人なんでしょ?!」
オワタ :「そ、それは違うだろ」
ニモ :「だって、オワタがあんなに頑張って受かった北高だって、
:あの人には楽に入れるとこで、疲れることもなんにもなくて!」
ニモ :「……最初っから、ずっと高いとこにいて」
[Hisasi] いつも一番をかっさらわれてるモグラっこを思い浮かべて
オワタ :「ニモ、そういう言い方はやめろ」
ニモ :「イヤ! あんな人大嫌い! ……オワタも、だいっきら
:いっ!」
オワタ :「ニモ!」
[Hisasi] どんっと、オワタの胸を押して
ニモ :「オワタのばかぁっ!!」
[Hisasi] そのままサンダルつっかけて走っていっちゃいます
オワタ :「おい! ニモ!」
[Hisasi] 一瞬、驚きつつも
[Hisasi] なんかただ事じゃないので、追いかけます。
----
ニモ :(ぐしぐしと涙をこすりつつ)
[Hisasi] 走ってる
ニモ :(ばか……ばか……オワタのバカ……)
[Hisasi] 一番とれなかったことより、疲れることなんかないといわれたこと
より、
[Hisasi] オワタをとられるのが一番イヤ。
[Hisasi] だだだ、と走りつつ。
SE :どんっ
ニモ :「きゃっ」
?? :「あ……」
[Hisasi] 家を出て、通りに出る前。
[Hisasi] 団地から大通りにでる前あたりの、ほぼ住人以外は通らないはずの
道に
[Hisasi] みたこともないおっさんがいます
ニモ :「……あ」
[Toyolina] キタ
?? :「や、やあ……ごめん、だいじょうぶかい」
ニモ :「……ご、ごめんなさい」
[Hisasi] ちょっとうつむいて謝ろうと
?? :「ニモだね」
ニモ :「え?」
[Hisasi] 顔をあげて
貞男 :「ニモ……覚えてないよね」
[Hisasi] なんか馴れ馴れしく両肩に手をのせて
ニモ :「……な、なんですか……」>びく
[Hisasi] なんかこのおじさんキモイ(直感)
貞男 :「会いたかったよ、ニモ」
ニモ :「……誰ですか」>なんかぞくっとした
[Hisasi] なんか白髪交じりの冴えないオッサンが妙にフレンドリーにニモの
目を見て
貞男 :「パパだよ、ニモ」
ニモ :(びくっ)
[Hisasi] 目を見開いて、なんかいかにも冴えないオッサンを見て
ニモ :「……うそ」
貞男 :「嘘じゃないよ、ずっと会いたかったんだ。ニモ、ニモは
:パパの味方になってくれるよね」
[Hisasi] ね、味方になって。パパ悪くないんだもん、ニモだけは味方に
なってくれるよね。
ニモ :「……いや! 離して」
貞男 :「ニモ」
貞男 :「パパだよ、ねえ、信じてくれるよね?」
ニモ :「いやっ! ママ! オワタ!」
[Hisasi] そこに追いついてきた
オワタ :「てめぇ! 何やってんだ!!」
貞男 :「貞我……」
ニモ :「オワタ!」
オワタ :「ニモを離せ!」
[Hisasi] ニモっちの腕をひいてオッサンを突き飛ばす
貞男 :「ぶぎゃ」
ニモ :「オワタぁ!」
[Hisasi] 半べそかいてしがみつくにニモを背中にかばって
オワタ :「……てめぇ」
貞男 :「貞我……父さんは……」
オワタ :「てめえなんか父親じゃねえ!」
ニモ :(ぎゅっとオワタの背中に隠れてしがみついて)
貞男 :「貞我、ニモ……」
オワタ :「二度とウチに近寄るな! 次は警察つきだすぞ!」
[Hisasi] 今回つきださないのは……やはりそれでも父に対する甘さと思われる
貞男 :「……そんな、父さんはずっと……」
オワタ :「嘘つけ! もうてめえの話なんざ聞きたくねえ!」
ニモ :「オワタ……」
[Hisasi] ぎゅっと袖を掴んで
貞男 :「……」
[Hisasi] しゅんとして、何度も後ろをふりかえろうとしてはオワタにガン
睨みされて
[Hisasi] 見えなくなるまで、マダオ未練がましく振り向いた、オワタのにらみ
つける攻撃、マダオはすごすごと立ち去った
[Hisasi] を繰り返した
ニモ :「……オワタ……」
[Hisasi] ぎゅっと腕にしがみついたまま
オワタ :「……大丈夫」
[Hisasi] わしわしと頭を撫でて
ニモ :「オワタ……」
オワタ :「お前と母さんは絶対俺が守ってやるから、な?」
ニモ :「……うぅ」>むぎゅーっと腕にしがみついて
オワタ :「な、帰ろうぜ」
ニモ :「……うん」
----
[Hisasi] その日、帰って夕飯を食べて早めにお風呂にはいって
[Hisasi] ニモさんは寝入るまでオワタに手をにぎってもらって、やっと
寝付きました
オワタ :「……はぁ」
[Hisasi] ものごっつ疲労して、がっくりとイスに座って
[Hisasi] ふと携帯を見ると、りまりまさんからメールが入ってます。
[Toyovista] つд`)
オワタ :「……あ」
[Hisasi] なんか、なんかすごく
オワタ :「りまりま……」
[Hisasi] もう、ぶっちゃげて泣きたくなった、一瞬
[Hisasi] でも泣かない男の子だから
[Hisasi] 返事おくれてごめん、のメールを打ちつつ
オワタ :「……」>メールより声を聞きたくなった
[Hisasi] 時間は……9時すぎくらい
オワタ :「……電話、しても……いいかな」
[Hisasi] しちゃえ
[Hisasi] ぴぽぱ
[Toyovista] だいたい11時になったら寝てますから
りまりま@電話:「もしもし、こんばんわぁー」
オワタ :「あ……りまりま」
りまりま :「返事待ってたら電話きたからびっくりしたよー」
オワタ :「えと……ごめん、メール返事遅れて……」
[Hisasi] 声を聞いて、なんかホッとした
[Hisasi] 張り詰めてたものが、
りまりま :「ううん、返事とか、手が空いてるときでいいのにー」
オワタ :「うん……えとあの……」
[Hisasi] 声が聞きたかった
[Hisasi] なんて素直に言えるほど、先輩やあっきーほどアレじゃなかった
[Hisasi] 奴らは素でいう
[Toyovista] 口調は聞いてわかるくらい沈んでますか
[Hisasi] なんか、電話越しで聞いても、ちょっと声がいつもと違います
[Hisasi] 普段はもっと元気のある能天気な風なのに
りまりま :「……なんか、元気なくない? 大丈夫?」
オワタ :「あ、うん……ちょっと」
[Hisasi] でも父親の話とか、ディープな話はまだ知らないから。
[Hisasi] なんか言えない。恥だし、父が。
オワタ :「……ちょっと、色々……あって」
りまりま :「もし、もしさ。言って楽になるとか……そういう話だっ
:たら、遠慮なく言って? それで、オワタくん、楽になるん
:だったら……何時間でも聞くよ」
オワタ :「うん……今度、さ、時間あるときに。ちゃんと言うから
:……まだ、なんつか、整理とかいるんだ」
[Hisasi] ニモっちのいる手前強気でいたけど、かなり動揺してる様子
りまりま :「……ほかになんか、力になれること……ないかな」
オワタ :「……また……電話していい?」
りまりま :「うん。だいたい今くらいだったら、もうお風呂入って部屋
:いるから……大丈夫」
オワタ :「……うん」>一瞬どきっとした、男の子だもん
オワタ :「じゃあ、あのさ……また、今度一緒にどっかいこうぜ」
[Hisasi] お家に呼ぶのはちょっとしばらくやめといた方がいいかもしれない
[Hisasi] また奴がいたりしたらアレだし、ニモがまだいい顔をしなさそうな
気がする。
りまりま :「(察した)……うん。最優先で空けるから、いつでも言っ
:てね」
オワタ :「うん……えと、じゃあ……また、明日。おやすみ」
[CorDrink] どっか行って居ない隙に父出現?
[Hisasi] なんか気のきいた言葉を考えつつも思いつかなかった
[Hisasi] 父がまちぶせってきやがりました。
りまりま :「うん、また明日……おやすみなさい」
オワタ :「じゃあ」
[Hisasi] 電話を切って
オワタ :「……」>なんかぐったりとイスに沈み込んで
[Hisasi] 疲れた、疲れたよ……
[miburo] よく考えたら、努力すりゃ全国レベルになれるんだからぜーたくゆーなw
[Toyovista] 胃の中の蛙同士の青臭い悩みw
----
[Hisasi] その日、夜。
[Hisasi] 十一時を過ぎた頃。
SE :がちゃ
都藻 :「ただいま、お兄ちゃんまだ起きてたの?」
オワタ :「おかえり」
都藻 :「本当に寝てていいのよ、当分……忙しいし」
オワタ :「いいよ、夕飯できてるから。簡単な奴だけど……」
[Hisasi] で、台所で夕飯(豚肉を塩コショウで焼いたやつとレタスとトマトの
サラダとお湯で溶くお味噌汁)
[Hisasi] 食卓に並べつつ
都藻 :「ありがとう。ごめんね……せめて貞我の文化祭とニモ
:ちゃんの体育祭は見に行けるように休みを調整したいんだけど」
オワタ :「無理しなくていいよ」
[Hisasi] 明らかに疲れてる母に
[Hisasi] ニモと約束、奴にあったことは絶対に母には言わない。
オワタ :「……あんまり無理に仕事詰めるよりも、ほら、オフの日
:とかにニモとかつれて何か食べにいくとかでさ」
都藻 :「そう? 好きなものを食べにいくのもいいわね、行きたい
:お店とかあったら遠慮しなくていってもいいのよ」
オワタ :「うん」
[Hisasi] でも兄妹口をそろえてファミレスでいい、と
オワタ :「……少し飲む?」
都藻 :「え?」
オワタ :「ビール」
都藻 :「あら、また、おすそ分け?」>ちょっとわらって
オワタ :「うん」>頑張って笑ってる
都藻 :「うん、もらうわ」
[Hisasi] オワタ、冷蔵庫から缶ビールだして。自分のコップに少し、母の
コップに継いで
都藻 :「ありがとう……」
[Hisasi] ふぅ、と息を吐きつつ
オワタ :「……結構、疲れてる?」
都藻 :「……そうね」>でも笑ってる、がんばって
オワタ :「……」
[Hisasi] 疲れた顔でビールをのみつつ、食事する母を眺めてる
[Hisasi] 缶ビールを空けて、小さくため息をつく母
オワタ :「……母さん」
都藻 :「……ん?」
オワタ :「……そんなにさ、根つめなくても……俺ら贅沢言わないよ」
都藻 :「……」
オワタ :「ほら、俺、来年受験だけどがんばって吹大目指すから、
:学費だってさ」
オワタ :「それにニモの奴だって、霞中余裕で上位狙えるってお墨
:付きもらえてるし、特待生だって合格ほぼ決まりそうだって
:言うしさ……」
都藻 :「……ごめんね、貞我……気を使わせて」
オワタ :「……」
都藻 :「でもね、お母さん約束したの。あなた達を引き取るときに」
オワタ :「え?」
都藻 :「あなた達の親権は私が持つ、そのかわりに絶対生活で苦労を
:させないって……あちらのご両親に啖呵をきったのよ」
:>苦笑して
オワタ :「……でも」
都藻 :「助けはいらない、私だけで育てるって、ね。だから……」
オワタ :「……」
都藻 :「だから、ね。お母さん頑張るから……ううん、違うわね。
:あなた達にそんな心配をかけてしまったのは……お母さんの
:せいなのよ」
オワタ :「母さん?」
[Hisasi] 少し酔っているようだ。疲れてるせいか少し酔いが回っているらしい
都藻 :「……そうね、私がいけなかったんだわ」
:>少し酔ってる、額をおさえつつ
オワタ :「……」
[Toyolina] お母さん つд`)
都藻 :「若かったのよ」
[Hisasi] オワタ母、結婚したのは21歳の頃
都藻 :「社会にでたばっかりで……世間のことなんて知らなかった
:のね、女子高育ち短大出で、男の人を見る目もなくて」
オワタ :「……母さん」
都藻 :「だから、きっと……そのとき優しかったあの人がすごく
:頼れる人に見えたのね。すぐに結婚して子供を作って平和な
:生活が欲しかったのよ」
都藻 :「……あの時は、好きだからというだけで……結婚できたのね」
オワタ :「……」
[Hisasi] 年くうとできねえだよ(実感)
都藻 :「噂はあったのよ、何かと若い子と噂になる人だって……
:両親にも言われたわ……でも、その頃は他に何も見えなかっ
:たのね」
オワタ :「……」
:>そっと、母の手からコップを抜いて、テーブルの上の皿を
:端によせる。
都藻 :「……だから、今の苦労は私のせい。あなた達を苦しめた
:のも……」
[Hisasi] ぽつん、と。テーブルに
オワタ :「……」>なんとなく唇を噛んでる
都藻 :「……人を見る目のなかった、世間を知らなかった……
:考えずに結婚を決めてしまった……自分のせいなのよ」
オワタ :「奴のせいじゃないか」
都藻 :「え?」
オワタ :「母さんのせいじゃない、奴が全部悪いじゃないか」
都藻 :「……貞我」
オワタ :「母さんのせいじゃない……」
都藻 :「……ごめんね、貞我」
オワタ :「……」
----
[Hisasi] また奴ゆるさねえフラグが立つ
[Hisasi] 頑張れオワタ、母と妹を守れるのは君だけだ。
[Toyolina] がんばれオワタ
[Hisasi] そして父、昔から若い子と噂になっちゃーごたごたしていたらしい
[Toyolina] なんて懲りない奴だ
[Hisasi] そして何故もてるのか、マダオ父
[Hisasi] 相手が世間知らずで、上っ面だけがいい
[Toyolina] ああん、つまりターゲットはそういう子。
[Hisasi] そしてうまく連れちゃったのがオワタ母
[Hisasi] 結婚後も隠れて浮気とかしてたんだろう
[Hisasi] そしてうっかり釣っちゃった新人な女の子がヤンデレ化して修羅場
[Toyolina] ガクガク
[Toyolina] はじまたちゃんが可愛そう
[Hisasi] きっとまた奴は別に愛人作ってる
[Hisasi] 愛人にまた突撃されたら困るし、貞我タスケテ
[Hisasi] カエレ
[Hisasi] ニモ! 助けて!
[Hisasi] おっぱらわれました
[Hisasi] ↑いまここ
[Toyolina] 音を立てないようにこそこそと帰宅するマダオ
[Hisasi] 病んだ妻が空っぽの鍋をかき回しています
[Hisasi] からからから
[Hisasi] ハジマタちゃんが怯えてパパ、と縋っても、そのまま顔を背けて
こそこそと部屋に引きこもるマダオ
[Hisasi] そして、愛人からのメールチェック
[Hisasi] ……殺したいフラグ立てすぎだ、マダオ
[Toyolina] 死んでくれッ
時系列と舞台
------------
9月中旬。
解説
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家に戻ったオワタに試練が。しかもこれは始まりに過ぎない。
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Toyolina
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