[KATARIBE 31014] [HA06L] 紳士と少女 〜相談

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Date: Thu, 10 May 2007 10:43:09 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31014] [HA06L] 紳士と少女 〜相談
To: kataribe-ml@trpg.net
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2007年05月10日:10時43分09秒
Sub:[HA06L] 紳士と少女 〜相談:
From:Toyolina


[HA06L] 紳士と少女 〜相談
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登場人物
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 小池国生(こいけ・くにお)   http://kataribe.com/HA/06/C/0628/
     :小池葬儀社社長。実は正体は鬼。
 品咲渚(しなざき・みぎわ)   http://kataribe.com/HA/06/C/0636/
     :関西弁乙女。かつて空手の稽古中に膝を痛めた。


渚が小池社長をアポ無し訪問
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[Toyolina] 小池さんとこに遊びに行ってもいいかしら、しら。

 渚      :(もらった名刺を片手に、小池葬儀社の前をうろうろ)

[Hisasi]  じゃあ、程なく
[Hisasi]  片手に紙の買い物袋をもった小池社長がかえって来るよ
[Toyolina] ワーイ
[Hisasi]  会社の三階にある自室に住んでるから

 渚      :(なんか明らかに迷ってる風。受付いっていいのかーダメ
        :なんかー)
 小池     :「おや?」

[Hisasi]  ふと、見覚えのある子がいたので

 小池     :「品咲さん」

[Hisasi]  声を掛けてみた

 渚      :「わ、あ、あ、あの、こんにちはっ」

[Toyolina] わたくた
[Toyolina] ちょっとビックリよ

 小池     :「どうされました?」

[Hisasi]  そんなに慌てないで、と

 渚      :「す、すみません、急に来たりして……っと、あのー……
        :ちょっと、いえ、あの……もしよろしかったら……相談に
        :乗ってもらえたら、って思いまして……」
 小池     :「いや、私も気楽な一人暮らしだから気にしないでください。
        :どうぞ、お茶でも入れましょう」

[Hisasi]  笑顔で案内しましょう

 渚      :「あ、ありがとうございます、おじさま」


ご自宅に通されちゃいました
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[Hisasi]  どうぞ、と案内される

 渚      :「失礼します」

[Hisasi]  事務所の入り口とは別に三階直通の階段が裏にあるので
[Hisasi]  そっちから案内してくれるよ
[Toyolina] 隠れ家テイスト
[Hisasi]  つぎからこっちで直接きてもいいですよ、と
[Toyolina] キャー

 小池     :「どうぞ、取り散らかっていますが」

[Hisasi]  といっても割りと普通な
[Hisasi]  どっちかというとシックな感じの家具が置かれた部屋で

 小池     :「そこのソファで座っていてください、すぐお茶をおもち
        :しますから」

[Hisasi]  どうぞ、と

 渚      :「あ、はい、ありがとう、ございます……」

[Toyolina] かちんこちん

 小池     :「そんなに緊張しないでください(くすくす)」

[Toyolina] だってご自宅に案内されるとは思わなかったんだものw
[Hisasi]  そしてポットに紅茶を入れて、ちょっとしたクッキーとか小皿に
      いれてもってきてくれるよ

 渚      :(すー。深呼吸。リラックスリラックス)
 渚      :「……あの、先日はどうも、ありがとうございました」
 小池     :「いえ、でもお怪我がなくてよかった」

[Hisasi]  どうぞ、とお茶を勧めて

 小池     :「……私も、迂闊でしたから」

[Hisasi]  もっと気を使っていればみぎーを巻き込まなかったのに

 渚      :「え、あの、ああいうのとか、慣れてるって言ったら慣れ
        :てるので……」
 小池     :「慣れている?」

[Hisasi]  ちょっとびっくり

 渚      :「慣れてるっていうほどやないですけど……なんていうか、
        :そういう世界があるっていうのは知ってます。知ってて、
        :遭遇するだけで、なんか出来たりとかは全然ないんですけど」
 小池     :「……そうでしたか」

[Hisasi]  なんかそこで微妙にみぎーの顔がくもったりしてないだろうか
[Toyolina] そりゃもう自嘲的というか
[Toyolina] 霊能力ないのに霊視だけ出来て困ってるみたいな

 小池     :「……私とは、逆の想いをしているのかもしれませんね」

[Hisasi]  小さく笑って、そっと紅茶を勧める

 渚      :「あ、いただきます……(両手で受け取って)」
 小池     :「飲んですこし落ち着いてからにしましょう、まだちょっと
        :緊張されてるようですし」

[Hisasi]  と、かるく片目をつぶってみせて

 渚      :「逆、ですか……あ、はい」

[Toyolina] やーんすてき。


相談事。
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 渚      :(ちょっと落ち着いた)
 小池     :「大学は、慣れましたか?」

[Hisasi]  ちょっととっかかりを作ってみて

 渚      :「あ、はい、そうですね、時間割には慣れました」

[Toyolina] 毎日同じ時間に行くわけではない生活

 小池     :「高校とは大分違いますからね、大人になった……という
        :感が強かったです、あの頃の私も」

[Hisasi]  随分昔ですけどね、と小さくわらって付け足して

 渚      :「教室移動したりとか、どの教室、とかはまだ慣れないです
        :けど……でも、なんか自分の勉強しにきてるんや、っていう
        :のがちょっとわかった感じがします」
 小池     :「それはよかった、私も大学時代は……いろんな出会いが
        :ありましたし、勉強もサークルも充実していましたよ」

[Hisasi]  で、お茶のお代わりをいれて、そっと出して
[Hisasi]  いつでも聞ける状態にもっていく

 渚      :「ええ、あ、それでですね、その、相談……ごと、なん
        :ですけど」

[Toyolina] 口の前で両手あわせて微妙に上目遣い気味

 小池     :「どうされました?」

[Hisasi]  ちょっと小首をかしげてみて

 小池     :「……大学で、なにか?」
 渚      :「もし、ご存じでしたら、でいいんですけど……いえ、
        :大学は今のところ順調で……」
 小池     :「はい、なにか他であったんですか?」
 渚      :「あ、あったっていうわけやないんです、あのですね……
        :うち、英文学科なんですけど……英語の勉強しててですね」

[Toyolina] そりゃそうだ

 小池     :「ええ」
 渚      :「将来、翻訳とかそういう仕事しようかと思ってるんです、
        :あ、普通の本やなくてもっと専門書とかの」
 小池     :「おや、それは」

[Hisasi]  ちょっとびっくりしつつ

 渚      :「それでですね、えーっと……専門書っていっても、理系の、
        :科学とかやなくて、たぶん法律とか、そういうのメインで
        :やろうって思っててですね」

 渚      :「もし、そういう、なんて言ったらええんかな、うちに
        :とっては勉強兼ねて、になるんですけど、お仕事、アルバ
        :イトでもさせていただけるようなところとか、ご存じやっ
        :たら……教えていただけたらって思いまして」
 小池     :「そうですね、法律関係なら」

[Hisasi]  ふと、友人を思い浮かべた
[Hisasi]  本宮法律事務所でバイトする? 
[Hisasi]  まあ、雑務とかだろうけど専門書とか弁護士さんとかそういう人に
      関われる
[Toyolina] 海外の判例の翻訳とか出来たらベストなので是非。

 小池     :「……私の親友がね、吹利で法律事務所をやっているんだよ」

 小池     :「割と手広くいろんな判例を扱ってるから」
 渚      :「……あの、お餅ついてはった方ですか?」

[Toyolina] ノリノリで

 参照 小説『紳士と少女 〜どこか近しい二人』
 http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30700/30741.html

 小池     :「そう……ちょっとお茶目なところがあるんだけど、仕事は
        :堅実だよ」

[Hisasi]  あちゃーという顔をしつつ

 渚      :「……あの、もし、もし、そちらの方が……雑用とかでも
        :募集とかされることがあったら」
 小池     :「うん、今度彼に当たってみるよ。もし彼のところでなく
        :とも、吹利弁護士会でも顔が広いからその手の事務所に
        :口利きができるとおもうし」
 渚      :(わあ)「あ、ありがとうございます!」

[Toyolina] ぺこぺこ

 小池     :「いえ、目標があることはいいことですよ。できることで
        :お手伝いできるならば」

[Hisasi]  がんばれ、と

 渚      :「はい、がんばります。えっと、うん、やるって決めてる
        :ことなんで……なんか嬉しいです」

[Toyolina] 全然きまってないのに

 小池     :「ええ、彼にお話しておきますよ。がんばって」
 渚      :「はい、ありがとうございます……ずうずうしいお願い
        :やったのに……おじさまに相談して、ほんまよかった」
        :(自嘲はどこへといった笑顔)
 小池     :「時には意を決した体当たりもありですよ、でもすっきり
        :したようでよかった」
 渚      :「おじさまには助けられてばっかりです、何かお返しとか
        :出来たらええんですけど……」


おまけ
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[Toyolina] ちなみに必要と、食い扶持に困らなさそうという極めて現実的な
      判断に基づいて決めたようです>テクニカルターム使う翻訳
[Hisasi]  しっかりしてるw
[Toyolina] だってゆかりんを養うことになったら、稼ぎがしっかりしてないと! 
[Hisasi]  そんなところまで!?w
[Toyolina] って11月頃に決めたらしいですよ
[Toyolina] 乙女の暴走って凄い。

[Toyolina] 乙女の野望実現への記念すべき一歩であった。
[Hisasi]  そしてバイトが決まりましたよ
[Toyolina] 立ち仕事とかつらいんでデスクワークじゃないとダメっていう
      事情もあります
[Toyolina] よかったよかった
[Hisasi]  事務員さんのバイトですね
[Toyolina] 実践的な仕事は良いモノです

[Toyolina] 次回:魔王と面接の巻
[Tihiro]  なにー

 魔王     :(小池社長の紹介状を受け取る)「採用」

[Toyolina] なにー
[Tihiro]  なにぃっw

 小池     :「実はね」

[Hisasi]  かくかくしかじか

 尚久     :「いつからこれる?」

[Hisasi]  もう最初の段階がこれ
[Toyolina] 来るのはいつからでも。
[Hisasi]  じゃあ、これる日をここに書いて。ああ、一応履歴書は預かるよ、と
[Hisasi]  そして、もう職員に紹介して品咲さんです、と

 渚      :(あれ? あれ?)
        :「し、品咲です、お世話になることになりました、宜しく
        :お願いします」

[Toyolina] あれー? 初日? 

 尚久     :「では、職員を一通り紹介するから」

[Hisasi]  と、もう当然のように皆に紹介される
[Hisasi]  じゃあ、仕事はこの人について覚えてもらって、英文の参考資料を
      見たかったらこの人にきいてネとか
[Hisasi]  あれ、もう決定? 
[Hisasi]  みたいな
[Toyolina] 狐につままれた的な
[Tihiro]  何とスムーズw

[Hisasi]  そして事務所ではすげぇ真面目だけど時間外になると途端に駄々っ
      子になる尚父とかを目撃してあげてください
[Toyolina] ビフォー17:30
[Toyolina] アフター17:30
[Hisasi]  たまに奥のソファで
[Hisasi]  職員がくてれんと寝てます
[Hisasi]  疲れ切って
[Toyolina] 世話するのに疲れてッ!? 
[Hisasi]  今日は小池さんが忙しくて麻須美さんも検査入院してるからなあ
[Hisasi]  誰かの呟き

 渚      :(ほんまに、子供がおっきくなったような人やなあ)

[Toyolina] 定時以降は

 尚久     :(ふて寝してる)

[Hisasi]  きっと前日は徹夜

 渚      :(確か毛布はここって)

[Hisasi]  徹夜明けなのに小池くんも麻須美さんもいないよう

 渚      :(やっぱ所長さん大変なんやなあ……仕事めっちゃしてはるわー)

[Toyolina] 毛布掛けかけ。ソファでくたばってる方にも

 職員さん達  :(くー)

[Hisasi]  さり気に体力勝負

[Tihiro]  ふてねの尚様良いなぁw
[Toyolina] ダンディに目がないちひろんであった。
[Tihiro]  勿論ッ
[Tihiro]  ちなみに、うやだんも中々。
[Tihiro]  (ふへへへ
[Hisasi]  おっさんすきーめw
[Tihiro]  うふふー、久志さんのオジサマ系は大好物です♪
[Tihiro]  なんか。竜胆店長と話が弾めそう(嗚呼
[Toyolina] なのに店長さんは年下大学生とフラグが
[Tihiro]  まー、オジサマは。好いた惚れたとは又別の次元なのでいいのですよ!!


時系列と舞台
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GW明け。

解説
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乙女なりにいろいろ考えて、バイト先を紹介してもらったみぎーさん。

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Toyolina 



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