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Date: Mon, 1 Jan 2007 15:58:47 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30554] [HA06L] クーネルダールの奇書〜エピローグ
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] クーネルダールの奇書〜エピローグ
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登場人物
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市原眞由美
佐上氷我利
佐上星子
市原千沙紀
これがクォリティ
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[Hisasi] 佐上雑貨店
千沙紀 :(疲れきったのか、ぐっすり寝ている)
眞由美 :「……」
[Hisasi] そっとおでこ撫でて
[Hisasi] 枕元で座ってる
椿 :「皆無事に帰ってきてよかったよ」
眞由美 :「……ええ、本当によかった」
千沙紀 :(すーすー)
眞由美 :「……これから、どうするか」
[Hisasi] 千沙紀を家に返さないのは確実
椿 :「え」
眞由美 :「あ、いえ」
[Hisasi] 引き取るにしても生活基盤が
眞由美 :(でも、これ以上氷我利さんの好意に甘えるわけには……)
[Hisasi] きちんと職についてるわけでもなし
眞由美 :「……現実的に、厳しい、かも」
氷我利@店 :「ありがとうございましたー……あー、パンはよく売れる
:なぁ……」
眞由美 :「……せめてキチンと職について、それまではしばらく
:ご厄介に……」
[Hisasi] ぶつぶつと
椿 :(こそこそと表へ)
眞由美 :「……千沙紀くんもいずれは学校にもいけるようにして
:あげたいし、苦労をかけるわけには……」
眞由美 :「……でも、千栄子さんも入院してしまった今、支えら
:れる人は……」
椿 :「氷我利、眞由美さんが、厳しいとか厄介とか色々つぶや
:いてるよ。病人の人、回復しないかも知れないよ」
氷我利@店 :「へ?」
氷我利 :「……眞由美さん? 何か問題でもありましたか?」
眞由美 :「……え」
眞由美 :「……いえ、問題は……」
[Hisasi] 俯いて
[Hisasi] 寝てる千沙紀の顔をみて
眞由美 :「……氷我利さん」
氷我利 :「はい、なんでしょう」
[Hisasi] 顔をあげて
眞由美 :「ご相談したいことが、あります」
[Hisasi] ちょっと隣の部屋で
椿 :「ライ麦パンは250円だよ」
[chita_] 店番を交代中
氷我利 :「相談ですか?」
眞由美 :「ええ……」
[Hisasi] で、隣の部屋で
眞由美 :「……これからの、ことで」
[Hisasi] きちんと、正座して
眞由美 :「……千沙紀くんを取り戻せて、私の役目は終わったはず、
:でしたが」
眞由美 :「このまま、あの子を家に返すつもりは、ないんです」
氷我利 :「……眞由美さんが引き取るんですよね」
眞由美 :「ええ、そのつもり……ですが」
[Hisasi] ちょっと俯いて
氷我利 :「……あ、もしかして」
眞由美 :「恥ずかしい話ですが、正直、あの子を引き取って……」
眞由美 :「……きちんと生活できるだけの、自信が、ないんです」
[Hisasi] ちゃんとした職にもついてないしな
氷我利 :「……やっぱり、それですか」
[Hisasi] グランドマスターやら親戚やらに援助をしてもらうにしても
[Hisasi] きっちり子供一人養うには
[Hisasi] 家賃、光熱費その他
眞由美 :「市原の親戚の家に仮住まいするには……あの子には辛い
:記憶が多いと思うんです」
氷我利 :「……じゃあ、今までと同じですね(にっこり」
[Hisasi] 主に母を思い出させないように
眞由美 :「え?」
氷我利 :「……眞由美さんが職を見つけるまで、ここに居る。ほら、
:何にも変わりません」
眞由美 :「で、ですが……千沙紀くんもいますし」
[Hisasi] くそう、氷我利くおりてぃですっこけまくりだよ
氷我利 :「……いやその……今眞由美さんに居なくなられると……」
眞由美 :「……あの、甘えすぎのなのはわかっているんです」
[Hisasi] きちんと両手をついて
氷我利 :「……魔女の宅急便と、眞由美さんのパン目当てのお客さん
:が来なくなります……」
眞由美 :「お願いします、もうしばらく、こちらに置いてください」
氷我利 :「ぶっちゃけっ、眞由美さんが店先でお掃除してるだけで
:微妙にお客がっ」
眞由美 :「……え」
氷我利 :「むしろ、居てくれないと困ります……」
[Hisasi] おのれ、きしとんくおりてぃ!? !
[Hisasi] 赤面しちゃうだろう!
眞由美 :「……え、と」>おろおろ
[H_Aoi] <●>ω<●>
[kisito] え、えぇっ!?
氷我利 :「いやほら、見てくださいっこの違いっ」
[Toyolina] これくらいは言うと思ってましたよ^^
でもきっと氷我利は客足を心配しているだけ
[kisito] ばばーんと、グラフに
眞由美 :「……は、はい」
[Hisasi] ぼーぜんとグラフみてる
[Hisasi] このユルノリも、、
氷我利 :「……えーと、後は……その……やっぱり、眞由美さんが
:居てくれたほうが……いやっなんでもないですなんでもっ」
氷我利 :「そういうわけですので、私は店番に戻りますっ!」
眞由美 :「……あ、ひ、氷我利さんっ」
[Hisasi] ばたばた去ってゆく氷我利さんを見送って
眞由美 :「……ありがとう、氷我利さん」
[Hisasi] オイシスギルよ氷我利さん
[kisito] はっはっは……少しくらいは言わないとね!
[Hisasi] そして、千沙紀のお部屋を一室借りよう
[Hisasi] ちゃんとその分は家賃を払うということで
[kisito] うい。
どうやって接するか
------------------
氷我利 :「しかし、親が帰ってきたら勘違いしそうだよな……
:間違いなく」
[Hisasi] 今まで以上にがっつり働くよおとっつぁん
[Hisasi] 来年には千沙紀も学校にいけるように
[Hisasi] がんがって活動しつつ
氷我利 :「ま、少年の事は気をつけてれば大丈夫だよなぁ……事故
:とかないように、事故とかないように……」
氷我利 :「どうしたもんか……」
[Hisasi] まあ、普通に接しますよ
[Hisasi] ちょっとどきっとはしましたけどネ
氷我利 :「心は男の子なんだって言ってるけど……気楽に触ったりは
:……だめだよなぁ、うん。けど距離をとったら……それは
:それでだめだよねぇ……」
[Hisasi] 手負いの獣のような子だとおもってくれれば
氷我利 :「ま、なんとかなるでしょ」
[Toyolina] 普段通りにしてれば大丈夫さ
[Hisasi] うむ
[Hisasi] きっと隅っこで警戒しつつ
[Hisasi] じりじり近寄ってくるタイプ
[Hisasi] 心開いてるのはまゆねえと美代さんくらい、あとギリギリ御南深さん
[kisito] あれですか
氷我利 :「ちょいちょい、っと……うーむ、振り方のバリエーション
:あったほうが面白いのになぁ……」
千沙紀 :(すみっこでぢっと見てる)
氷我利 :「……少年〜、隅っこで見ててよく見えるかー?」
千沙紀 :「(びく)……(おずおずと一歩近づく)」
氷我利 :「……」
[kisito] セーブ、中断。
[kisito] ゲーム入れ替え、Wiiスポーツ
氷我利 :「……ほれ」
千沙紀 :「……え」
[kisito] コントローラー差出し
[Hisasi] おずおずと受け取る
千沙紀 :「……あの」
[Hisasi] 遠慮ガチに近づいて
氷我利 :「……見るよりやったほうが楽しいだろ?」
千沙紀 :「……はい」
[Hisasi] おずおずと
[Hisasi] ちまっと振りながら
氷我利 :「……んー、俺って苦手?」
[kisito] ひょいひょい振りながら
千沙紀 :「えい」
[Hisasi] ぶん
[Hisasi] すかーん
[Hisasi] 奇麗に決まった
千沙紀 :(あ、決まった)
[Hisasi] ちょっと嬉しそうな顔
氷我利 :「お、うまいうまい」
千沙紀 :「……はい」
[Hisasi] 少し堅さが取れた風
氷我利 :「まぁ、急に仲良くって言っても無理かw」
氷我利 :「年も離れてるしなぁ……」
千沙紀 :「……あ、いえ、楽しい、です」
氷我利 :「そうか」
千沙紀 :「……あの」
氷我利 :「ん?」
[Hisasi] 遠慮ガチに
千沙紀 :「……俺、ここにいて……迷惑じゃないですか?」
氷我利 :「……そんな事ないけど?」
氷我利 :「……弟増えたみたいで楽しいよ?」
千沙紀 :「え」
氷我利 :「……俺なんか変な事言った?」
千沙紀 :「あ、いえ……」
[Hisasi] 弟みたいなんていわれたの初めてダヨ
氷我利 :「……ん?」
千沙紀 :「……」>ぽろっ
[Hisasi] 涙でてきちゃった
氷我利 :「……え? え?」
[kisito] (おろおろ
[Toyolina] この氷我利めw
千沙紀 :「……ありがとう、ございます」
[Hisasi] ごしごし
氷我利 :「……どういたしまして、というのもなんか変だな」
千沙紀 :「あの……」
[Hisasi] おずおずと
千沙紀 :「……もう、まゆねえにも、氷我利さんにも……心配かけ
:ないように、します」
氷我利 :「別に良いんじゃない? 心配かけても」
氷我利 :「ただ、無理はしちゃだめだ」
氷我利 :「俺でも眞由美さんでも良いから、つらかったら相談して
:くれ」
氷我利 :「自分ひとりで溜め込むのが一番だめだ」
氷我利 :「でないと、お説教しちゃうからな?」
千沙紀 :「……は、はい」
氷我利 :「やー、千沙紀はいいなぁ……素直で。うちのひねくれた
:妹とはおおちが……」
[Hisasi] ごす
氷我利 :両手が凍る
千沙紀 :「ひ、ひがりさんっ!」>汗
星子 :「兄さん〜? 誰がひねくれてるんですか〜?」
氷我利 :「ちょ……おま……これは……(ガクガクブルブル)」
星子 :「千沙紀君、兄さんみたいな人は見習ったらダメですよ?
:いっつもぼんやりしてるんですから」
氷我利 :「俺が悪かったからっ……タスケテ……(ガクガクブルブル)」
星子 :「……」
千沙紀 :「……」>おろおろ
SE :パキン
[Toyolina] ああ、びびらせちゃった
氷我利 :「うぉぉぉぉ……さむっ……」
[kisito] こたつにダッシュ
星子 :「……どしたの、千沙紀君」
千沙紀 :「……あの、あの、大丈夫、なんですか」
氷我利 :「……派手な兄弟げんか見たからびっくりしてんだよ……
:手がー……てがぁー」
星子 :「……だーいじょうぶだーいじょうぶ、手加減してるし」
星子 :「……兄さん、あんまり人聞きの悪い事吹き込まないでよ?」
氷我利 :「……軽いジョークだってw、もう言わないが……」
星子 :「……はいはい、またね」
氷我利 :「……あー、冷たかった。あっはっは、口は災いのもとだ
:なぁっ」
千沙紀 :「……は、はい」
[Hisasi] ぼーぜん
時系列と舞台
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年末近い頃。
解説
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Wiki http://hiki.kataribe.jp/HA06/?KunelDahlStrangeBook
クーネルダールの奇書〜千沙紀(後編)
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30500/30552.html
氷我利クォリティ
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Toyolina
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