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Date: Sat, 23 Dec 2006 20:21:53 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30536] [HA06L] クーネルダールの奇書〜被害者
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] クーネルダールの奇書〜被害者
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登場人物
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市原眞由美
佐上氷我利
途奥 彗
拾遺真朝
ストーカー
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彗 :(最寄りの電柱および曲がり角で行ったり来たり)
眞由美 :(ざっざっとお店の前をお掃除中)
氷我利 :「彗ちゃん、何してんの? ……はっ、もしかしてストー……」
彗 :(お掃除してる。なんか行きづらい。でもダメ、行かないと。
:でも行きづら)「わああああ!!」
氷我利 :「うわわわわっ、なんだなんだなんだっ」
彗 :(壁に張り付いてあわてて振り返る)「ひ、ひ、ひが」
眞由美 :「あら?」
[Hisasi] 顔をあげて
氷我利 :「……び、びっくりしたー」
[Hisasi] 壁にはりついてる彗ちゃんとのけぞってる氷我利さんをみて
眞由美 :「氷我利さんに彗さん……どうしたんですか?」
氷我利 :「……いやそれが、彗ちゃんがスト……(言いかける」
彗 :「ま、まゆ、眞由美サン……(へなへな)」
眞由美 :「……どうしたんですか? 彗さん」
[Toyolina] ストから離れてくれw
[Hisasi] すわりこんじゃった彗さんを見て
氷我利 :「……今日の彗ちゃんはなんか変だ」
彗 :(ばくばくばくばく<心拍音)
眞由美 :「……ええと、お茶も飲んでいきます?」
[Hisasi] 落ち着いて、と
彗 :「う……うん(うなずく。へたりこんだまま)」
氷我利 :「……何かあったの?」
彗 :(ビク)
氷我利 :「……まぁ、とりあえず中に入ろう。……さむいし(ぶるぶる)」
眞由美 :「こんなとこで座り込んでいたら風邪ひいちゃいますよ?」
[Hisasi] さ、どうぞーと
[Hisasi] にっこりと
彗 :「オジャマシマス……」
彗 :(いつも通りになっちゃった。どうしよう、どうやって言おう)
:ぶつぶつ
[Toyolina] とりあえず促されるままこたつに入って
ごめんなさいこちらこそ
----------------------
氷我利 :「うぅ……寒いのは苦手だよ……こたつ最高……」
彗 :(ぶつぶつ。ぼそぼそ。)
氷我利 :「……それで、元気なさそうだけど……どしたの?」
眞由美 :「お茶がはいりましたよー」
[Hisasi] お盆もって
[Hisasi] みかんと一緒に
彗 :(びくん。顔をあげて)「え、えっと……」
[Toyolina] 全然考えがまとまっていないので何を言っていいかワカラナイ状態
氷我利 :「……(んー……深そうなはなしだな……)」
彗 :「あの……その……(眞由美サンの顔をちらっと見る)」
眞由美 :「どうしたんですか?」>小首をかしげて
彗 :「えっと……ご……ごめんなさい……(消え入る)」
氷我利 :「……えーと……何かあったっけ……」
眞由美 :「彗さん?」
彗 :「っ、全部……全部、聞いちゃったんです……(ぼそぼそ)」
氷我利 :「……もしかして……」
彗 :「……眞由美サンに……わたし……(じわ)」
彗 :「本のことも……聞いちゃった……」
眞由美 :「……っ(びくっ)」
[Hisasi] きゅっと眉をよせて
氷我利 :「……そっか、聞いちゃったか」
彗 :「ごめんなさい……眞由美サン……許して……もらえるって、
:思ってないけど(ぽろぽろ)」
眞由美 :(首を横に振る)
眞由美 :「いいえ……ごめんなさい……私がいけないの」
彗 :「ちが……だって、だって、眞由美サンは悪くない」
眞由美 :「……違うの、正々堂々と戦う約束をして……守れなかった
:のも。書を集められなかったのも、あの子をとめられなかっ
:たのも」
眞由美 :「私の力が足りなかったから……」
氷我利 :「はいはい、二人とも悪くないのに謝りあってどうするの」
眞由美 :「氷我利さん……」
氷我利 :「悪いのは、交換条件持ちかけた人でしょうに」
氷我利 :「二人は被害者、訴える側だよ?」
彗 :「……わたし……その人知ってるんです、よく(ぐすぐす)」
眞由美 :「……」
[Hisasi] 言えない
彗 :「だって……だって……わたしの、姉……ですから」
眞由美 :(無言で目を閉じる)
氷我利 :「……あー、そうなのか……」
彗 :(こくん)
眞由美 :「……私が応じてしまったために」
彗 :「う……もう、謝るしかわかんない……(ぐすぐす)」
氷我利 :「あー、ほらほら。彗ちゃんが悪いわけじゃないんだから」
眞由美 :「……ごめんなさい、彗さん……」
氷我利 :「っだー! 元に戻ってる!」
氷我利 :「二人とも悪くないって言ってんでしょうが!」
眞由美 :「で、ですが……」
氷我利 :「後ろ向きな反論禁止!」
眞由美 :(う)
[Hisasi] ぴしゃり
彗 :「……(ソラネと同じこと言ってる……)」
氷我利 :「そんな事ぐだぐだ言ったって何の解決にもならないでしょ
:う!」
彗 :(びくん)
眞由美 :「……そう、ですけど」
氷我利 :「仕返しするなら仕返しするっ、しないならもうこの話は
:おしまい!」
[Toyolina] シンプルすぎw
眞由美 :「仕返しって……(汗)」
氷我利 :「……あー、みかんうまー」
彗 :「……仕返し……します」
[Toyolina] するよ? 仕返し
眞由美 :「え?」
氷我利 :「お、やる気だね?」
[Hisasi] 驚いて彗ちゃんを見る
彗 :(こくん)
眞由美 :「でも、お姉さんに……」
彗 :「あんなの、もう、姉じゃないです」
氷我利 :「それは、ちょっと言いすぎ」
[Toyolina] ソラネさんの影響強いんで、抑圧が転じて敵視してます
眞由美 :「そんな、彗さん」
椿 :「再試合はいつ?」
彗 :「もうない、です。来年にならないと」
[Toyolina] アリマセンw
[chita] なんだ
[Toyolina] 姉は根回し万全
氷我利 :「何か手伝える事があったら、言えな? 手伝うから」
彗 :「一回、ガツンってやらないと……許せないから」
:(ぼそぼそ。暗い情念とやらが)
氷我利 :「……ほ、ほどほどになー……」
本の犠牲者
----------
彗 :「……(ハンカチで目元を拭って)。そうだ、えっと……
:本……のことで」
氷我利 :自分に関係なさそうなので。んあー、ぱくっとみかん食ってる。
彗 :「本になりかけちゃってる人を……今、お部屋で手当してる
:んです」
[Toyolina] みかん詰まらせたりしないでね
氷我利 :「……むぐっ……げほっ……げほっ……まじかっ」
[kisito] つまらいでかっw
彗 :(こくん)「それで……処置とか知ってたら……教えてほし
:いんです(ちらっと二人を交互に)」
眞由美 :「……本に」
[Hisasi] ぎりっと歯をかみ締めて
眞由美 :「……あの子が……(手をぎゅっとにぎりしめて)」
彗 :「この前言ってた、怖い本と、関係あるかどうか……わかん
:ないですけど」
氷我利 :「……少年……のっとられちゃったのかな……」
眞由美 :「……彗さん……こうなっては、黙っていることはできません」
[Hisasi] 向き直って
眞由美 :「……その本にされかかった人」
彗 :「は、はい」
眞由美 :「私が追っている奇書の主の仕業です」
彗 :「……そ、そうなんですか(気圧されてます)」
眞由美 :「……私が追っている子、恐らくは書に乗っ取られて」
氷我利 :「……時間はあまりなさそうだね……早くしないと少年が帰っ
:て来れなく……」
眞由美 :「……はい」
[Hisasi] 俯いて
眞由美 :「彗さん、本にされかかった人を治すためには」
彗 :「……は、はい」
眞由美 :「その原因となった第一の書を回収し、その力を解かなけ
:ればなりません」
彗 :「それしかない、んですか……」
眞由美 :「……はい」
眞由美 :「変化を一時的に抑えることは可能ですが、完全に元に戻す
:には、それしか方法がありません……」
氷我利 :「……」
彗 :「えっと……その人、私が学校行ってる間……だけでいいん
:で……こっちで診てもらえないですか」
氷我利 :「そういうことなら」
眞由美 :「私からからもお願いします、氷我利さん」
氷我利 :「断る理由なんてないね?」
彗 :「あ、ありがとうございますっ(ぺこぺこ)」
氷我利 :「どういたしまして」
眞由美 :「……」>くらい顔で俯く
眞由美 :「……(千沙紀くん)」
氷我利 :「しかし、早く見つけないと……」
今日の氷我利空間
----------------
[Toyolina] これでまーさを搬送すれば命は助かるな、とりあえず
[Hisasi] うむ
[TK-Leana] ありがたや
氷我利 :「少年と一緒にWiiが出来ないじゃないか」
眞由美 :(ずるっ)
[kisito] やってしまった
[Hisasi] おのれ氷我利空間!?
[Hisasi] こけちゃったじゃまいか
[kisito] 眞由美さんをこけさせるこの威力っ
[kisito] <威張るな
彗 :「……ぷ」
[Toyolina] 不謹慎ながら吹いてしまいました
眞由美 :「ひ、氷我利さん……」>汗
[kisito] 見つけて→助けて→一緒にあそぶ の間をすっ飛ばすとこうなるw
氷我利 :「あ、あれ? 変な事言った? 早く見つけて、さくっと
:助けて一緒に遊ぼうと……」
眞由美 :「あ、いえ……(のてのてと起き上がって)」
彗 :「……(ぐす、泣き笑い。ユルい。ウケる)」
[kisito] なぜだ、なぜこんな台詞ばっかり思いつくのだっおのれ氷我利空間っ
[kisito] 面白いけど。
眞由美 :「……え、と」<なんか毒気抜かれた
眞由美 :「……とにかく」
[Hisasi] なんとか立て直そうとしてる
氷我利 :「本になりかけの子を保護して、少年の救出だね」
眞由美 :「書にされかけた人は、こちらで保護して……私達はあの
:子の救出に」
眞由美 :「……彗さん、本当にごめんなさいね」
彗 :「え、い、いえ……こちらこそ……ごめんなさい……」
氷我利 :「……じぃ〜〜〜」
眞由美 :「あ、ええと」
氷我利 :「……ま、いいや。とにかく急ごう時間もないし」
彗 :「じゃ、その人連れてきて、いいですか」
氷我利 :「……ん、おっけ。準備しとくよ」
おまけ
------
[Toyolina] 彗がまーさを運び出す際に一苦労あるのはまた別の話。搬送します、
がんばって
[kisito] がんばれw
[Hisasi] うむw
[kisito] さてと、しめですかね?
[Hisasi] で、まーさ補語して
[Hisasi] 保護
[Hisasi] 御南深さん、佐上組、達大さんとで
[Toyolina] ひとまず。
[Hisasi] 一旦集めてにつなげたいのう
[kisito] ちひろんのテスト云々はいつまでだっけ。
[Toyolina] 24とか言ってた
[kisito] じゃあ、もうすぐですね。
[Toyolina] それをちょっとは意識してましたw
[kisito] なるほど
[kisito] そして、どーしてまいどまいど氷我利はああなのか(うがー!
[Toyolina] ユルいw
[kisito] 最後までシリアスに行けばいいのにっ
[kisito] なぜそこでおとすぅぅぅぅ(でんでろでろでろ
時系列と舞台
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12月。
解説
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Wiki http://hiki.kataribe.jp/HA06/?KunelDahlStrangeBook
クーネルダールの奇書〜再起動
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30400/30497.html
眞由美サンに不退転の決意で謝りに来ましたが、氷我利空間でイイカンジに
毒気を抜かれました。この人競技の監督とかやったらええんちゃうか?
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Toyolina
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