[KATARIBE 30507] [HA06L] みぎゆかまさき 11

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Date: Wed, 20 Dec 2006 02:02:42 +0900
From: Subject: [KATARIBE 30507] [HA06L] みぎゆかまさき 11
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] みぎゆかまさき 11
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登場人物
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 御厨正樹   http://kataribe.com/HA/06/C/0534/
 蒼雅 紫   http://kataribe.com/HA/06/C/0573/
 品咲 渚   http://kataribe.com/HA/06/C/0636/

みぎゆかまさき
     http://hiki.kataribe.com/HA06/?MigiYukaMasaki

小説「翻弄」
     http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/30500/30502.html


深く深く沈む
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 正樹     :「や、あの……渚? なぜそのように深く沈んでいらっしゃ
        :るんでしょうか?」
 紫      :「渚、さま……」

[Toyolina] 呼び方が違うから別人のように見えるなw
[kisito]  進歩したんですよっ

 渚      :「うん、あのな……うちってさあ、おってもおらんでも一
        :緒なんかな、ってちょっと思っちゃってさ(えへへ)」
 紫      :「そ、そんなことありませんっ」

[kisito]  ぶっちゃけ、彼女以外の異性を呼び捨てに出来ているのは正樹
      だけですっ

 正樹     :「何馬鹿なこと言ってるんだ」
 渚      :「うん、やっぱりな。こう聞いたらそうやって言うとは思っ
        :てたんやけどさ」

 正樹     :「ん〜……? じゃあ一体何が気になってるんだ?」
 渚      :「存在意義? かな? なんか役に立ってるとかそういう
        :のってあるんかな、ないんちゃうかなって」

[Tihiro]  (ぐさっ、ざっくり

 正樹     :「……はぁ……何、渚は俺が役に立つから一緒に居たりす
        :るわけ?」
 渚      :「それはないよ。でもなんかさ、この前(神端山)んときとか」
 渚      :「よーわからんまま今日になってるって感じなん、正直」

 紫      :「……アゲハさま……いえ、ソーニャ様のこと」
 紫      :「……ですね?」
 渚      :「うん。自分らはなんかわかってる感じするけど」
 正樹     :「……まぁ、それなりに」
 紫      :(ちらとマサキサマをみて)

[Hisasi]  話してもいいかな、という顔

 正樹     :「……聞きたい?」
 渚      :「昨日、店長さんに聞いてみようかなーって思って行った
        :けど、なんかはぐらかされて終わったしさ」

 渚      :「なんかすっごく言いたくなさそう」
 正樹     :「……正直、俺としては聞いて欲しくない」
 渚      :「それはなんでなん」

 渚      :「うちのことがじゃまとか思ってるんやったら、はっきり
        :言ってよな」
 正樹     :「……だって、次同じような事があったら意地で着いてき
        :そうだし」

[Toyolina] 奇書の話でも同じようなこと言われた気がしますよw
[kisito]  そういえばそうかもしれないw
[Toyolina] そういう役回りの星の下らしいw


納得できないよ
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 渚      :「そりゃついてくわ。理由とか全然聞いてないし」
 紫      :「……私、正直、まだ……私自身が話すのが辛いんです」

[Hisasi]  正直に言ってみた

 正樹     :「……着いてくるつもりなら、絶対話せない」
 紫      :「……正樹さま」
 紫      :「渚さまは……何も理由を話さずに、危険な道をいくかも
        :知れないことが、怖いのだと思います」
 正樹     :「……はぁ……そうなの?」

[kisito]  確認を取ってみる

 渚      :「それもあるけど。うちの知らんところで話進むのもイヤ
        :やし。危ないついてくんな待ってろ理由は言えん、で納得
        :できるわけもないやん、普通」
 正樹     :「……説明したら、着いて来ないと約束できるなら」

 正樹     :「……同じような事があって、仮に渚が着いてきたとした
        :ら危ないし」
 紫      :「どうしてついて来てはいけないか、の、説明はしてほし
        :いと思うんです」
 渚      :「そんなん理由になってないやん。約束する、説明して、
        :って危ないだけが理由やったらキレるよほんま」
 正樹     :「……」

[kisito]  ガシャッと魔導銃を突きつけてみる
[Toyolina] ギャー

 渚      :(びく)
 正樹     :「……」
 渚      :「どういうつもりよ(脚がくがく)」

[kisito]  真剣な目でじっと見る

 正樹     :「……こういうことをしてたんだよ、俺と紫は」

[Saw]    正樹様そらあかん(´・ω・`)
[Toyolina] 僕もそう思うw
[kisito]  ……あー、なんと言うか。
[Saw]    もうこっちはたしなめられないのでゆかりんガンバ

 正樹     :銃おろす

 渚      :「……二人の世界に入ってくんなって言いたいん?」
 正樹     :「……ソーニャの命を狙ってた奴と戦ってた」
 正樹     :「……ぶっちゃけ、今の何倍も怖い目にあってる」
 紫      :「……正樹さま」

[Hisasi]  正樹さまの手をそっと抑えて
[Hisasi]  銃持った手を

 正樹     :「……渚にはそういうところに足を突っ込んで欲しくない」
 渚      :「やっぱりうちがジャマなんやん……」
 正樹     :「……あー、なんつうか」
 紫      :「……そうじゃないんです、渚さまに怪我をして欲しくな
        :い……」
 正樹     :「……俺と紫はそういう世界で生まれたからあれなんだけ
        :ど、渚はそうじゃないだろ?」

 正樹     :「……正直、こんな事しないですむのが一番だと思う」
 渚      :「そんなん勝手やん、怪我なんてうちかてしてほしくない
        :よ……」

 紫      :「……ソーニャさまは……本来、私の生まれから見たら敵
        :といってもおかしくない存在でした」
 紫      :「でも、ちゃんと話して……絶対に渚さまのもとに戻る、と」
 紫      :「約束したならば、まっていてくれますか?」
 正樹     :「……」

 渚      :「それは」
 渚      :「それは……うちにそうしてほしいってこと?」

 正樹     :「渚が着いてきたら、本当に怖い思いをすると思うから」
 正樹     :「俺の怖い話なんて目じゃないくらいの」
 渚      :「……(想像した)」

 正樹     :「生死がかかってる戦場だし。下手についてきたら怪我で
        :すまないと思う」
 渚      :「……それって忠告やんな」
 正樹     :「あぁ」

 正樹     :「って、勘違いするなよ?渚と一緒に居るのがいやとかそん
        :なんじゃないんだぞ?」
 正樹     :「俺は純粋に危ないからついてくるなって言ってるだけで」

[Toyolina] まさきさま、出発地点に戻ってるよソレw

 紫      :「……正樹さま」
 紫      :「それが、何故か……を」
 紫      :「どうして危険なのか、を」
 紫      :「お話することが、大切なのではないでしょうか」
 正樹     :「人外においしく食べられるとか?」

[kisito]  >危険
[kisito]  ……あー、なんと言うか。説得下手くそだこいつー

 正樹     :「あとなんだ、体半分くらい吹っ飛んでも復活する奴とか」

 #ソーニャ  :「正樹、君のその言い方は脅迫だ……それではミギワが可
        :哀想じゃないか」
[Sawdead]  って言いたかった。言えないというのももどかしい。

 紫      :「……怪我を負うこともあるかもしれません、ともすれば
        :命も危ういと思う状況下になるかもしれない」
 紫      :「あるいは……理解を超えた想像もつかない状況に陥るこ
        :とも……」

[Hisasi]  店長さまがうじゃーとか

 正樹     :「自分の身をちゃんと守れないとその場に居る人全員を危
        :険にする」
 渚      :「……忠告は覚えとく。危ないっていうのも……わかった
        :ことにする。二人ともほんま、優しいなあ……でも」
 正樹     :「や、納得できない気持ちは……わからんでもないけどな」


もうちょっと早く言ってよ
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 正樹     :「渚の惨殺死体とか……見たくないし……」
 渚      :「ただ待ってるだけとか……そんなんイヤや……うちが無
        :事なのに、なんか意味あるんか」
 紫      :「……帰りたい、と思うからです」

[Hisasi]  渚さまのところに

 正樹     :「あ、先に言われた」
 渚      :(ゆっくり顔をあげる)

 正樹     :「……あー、まー、なんだ……」
 正樹     :「生きて帰る目的になりうるくらい渚は大事だということ
        :だな、うんうん」

 渚      :「……ほんま? ほんまに?」
 正樹     :「紫がうそ付くように見えますか。俺はともかく」
 紫      :「正樹さま、嘘なんですか(じわ)」

[Hisasi]  そんなこと言っちゃうと

 正樹     :「……あー、いや、そうじゃなくてね?」
 正樹     :「ほ、ほら俺ってうそ付き添うじゃん?」
 渚      :「……信じてもええの(ぼそ)」
 紫      :「私は信じてます(ぢっ)」

[Hisasi]  二人に睨まれるぞ

 正樹     :「……べ、別にっ……俺の言う事なんか信じなくたって……」

[kisito]  な、なぜそういうこというのだー

 渚      :「……正樹は照れると下手な嘘をつく」
 正樹     :「……う、うそじゃないっ」
 渚      :「……もうちょっとだけ、早く言ってくれたらなあ……
        :こんな風に呼び出したりせんでよかったのに(そっぽ向く)」

 紫      :「……信じてます……正樹さま」

 正樹     :「……うぅ……大丈夫です、渚は大事です。うそじゃない
        :です……」
 正樹     :「……っだーーーーー! んな恥ずかしい事いわせんなー
        :ーーーー!」

 渚      :「えへへ……よかったよ、ほんま……ほんまに、うち、要
        :らん子なんちゃうかって……思ってた……(しゃがみ込む)」
 紫      :「そんなことないです」

[Hisasi]  しゃがんだみぎーをぎゅっと抱きしめて

 正樹     :「……お、おおおおお、俺は帰るっ(脱兎」
 紫      :「……私も、正樹さまも……渚さまが大切な人だから……
        :言えなかったんです」

[kisito]  限界値を超えたらしいw

 渚      :「うん……ごめん……信じれんくて……ほんまごめん……」
        :(肩ふるわせてる)
 紫      :(だまってみぎーの頭を撫でてる)


[Toyolina] そんな感じで締めってところでありがとうございました
[kisito]  結局、正樹はダメな奴でした。
[Toyolina] 小生のわがままにおつきあいいただきまして、手の込んだML投稿
      までした甲斐がありましたw


おまけ
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[CshopZZZ0]  くろみぎわ:「ダマサレルナ、オマエハジャマナンダ」
[CshopZZZ0]  くろみぎわ:「イイカゲン、クウキヨメヨ? ナ?」

[Tihiro]  なにか、居ますよ、ダエラルクっぽいのがっ
[Toyolina] なんかいるw
[Catshop]  にしし


[Catshop]  クッ。くろみぎわの出番はなかったっ
[Toyolina] 品咲さんの中に黒いのはいないんです、やさぐれはいますが


[miburo]  このとき、僕はもっとはっきり渚に言うべきだった。彼女を大事
      に思うのなら、僕は憎まれてでも遠ざけるべきだった。街がイル
      ミネーションに包まれる季節が来るたびに、あのときの選択を思
      い出し、僕は自分が許せなくなる。
[Toyolina] ギャー、なんかフラグたってゆ


[Toyolina] みぶろさんの中ではこの後みぎーが死ぬらしいので極力危険は避
      けたいと思います
[miburo]  これは死ぬ死ぬw
[Toyolina] 正直ヤバイっすよね、なんか家の近くで死んでもおかしくない
      フラグ


[Catshop]  晴一:「だってさ。取り付く島もない、ってこーゆーコト言うん
      だよ?」
[Catshop]  黒い可愛くない子犬:「きゅぅん」


[miburo]  紫と付き合う→戦闘にまきこまれて渚昏睡状態→責任を感じ毎日
      のように見舞い→紫と破局→
[miburo]  という君望的展開希望。
[Sawdead]  麻依子さんが死んだ時もこんなだったらしいですよ。


[Toyolina] ギャワー
[Toyolina] フラグが、フラグが
[miburo]  ありそうやろw
[kisito]  君望展開はいやーっ!
[Toyolina] いやもう超ありそすw
[miburo]  ハッハッハなにをおっしゃるタカユキ野郎w
[kisito]  あんな、トラウマゲームと同じ展開はいやですー!
[kisito]  ……立場が非常に似通ってますけどー!


参考
   http://kataribe.com/IRC/HA06/2006/12/20061219.html#170000
   http://kataribe.com/IRC/HA06/2006/12/20061219.html#200000


時系列と舞台
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12/21〜22頃。「翻弄」の翌日


解説
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想いは言葉にして伝えないとね


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Toyolina
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