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Date: Fri, 16 Apr 2004 11:26:06 +0900
From: chita <chita@ma.akari.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 27494] [HA06L]チャットログ:『深夜の手品教室』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20040416112606.15B866A0.chita@ma.akari.ne.jp>
X-Mail-Count: 27494
Web: http://kataribe.com/HA/06/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27400/27494.html
#1行文字数を規約に合わせて訂正
#HA06-01 2003/12/13 23:00のログ。
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[HA06L]チャットログ:『深夜の手品教室』
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登場人物
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神楽真夜 :情報屋を営む女性
西園寺遙 :保母
十川学 :中学生。遙の顔見知り
濱野真砂 :他人をからかうのが好きな悪霊。奇術が特技
手のものに意味はありません
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真夜 :「……あら、遙さん」(通りすがってみる)
遙 :「こんにちは」(笑顔で返す)
真夜 :「それに……」(ちらと真砂の方を見る)
:「今日も……誰かを?」
真砂 :「えへへ」
遙 :「どうかしたの?」
真夜 :「い、いえなんでも」
:(手を左右に動かしたり)<なんでもない
真砂 :「こうですか」(掌を開いてみせて左右に振る)
:(意味も無く4つ玉を出している)
遙 :「相変わらず手品が得意なんだな」
真砂 :(片手の指に挟んだ玉の数が4つ>2つ>3つと変わる)
遙 :「(相変わらず器用だな)」(感心してみている)
真夜 :「すごいすごいー」(ぱちぱちぱち)
真砂 :「クリスマスシーズンは稼ぎ時ですからね。子供ウケする
:し、これは」
ちょっとだけタネ明かし
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真砂 :「パーミングのコツもあるけど、ボールがこういう仕組み
:になってるんですよ。ほら」
遙 :「なるほど」
[chita] # 具体的にどんな仕掛なのかは説明しない
# 知ったら愕然とするだろうけど
[Catshop] # そんなに簡単なタネなんですか?
遙 :「タネ明かしされると、あっけないものなんだね」
[hari] # うむ……
真砂 :「練習してみますか」>真夜
真夜 :「あら、いいの?」
真砂 :「私は慣れてるからいいけど、手袋を外して素手でやるほ
:うがいいですよ。玉をうまく動かせるようになるまでは」
:「あ」(ぽとり)
[chita] # ころころ
真夜 :(真砂が落としたものを拾い上げる)
:(見よう見真似で手の内で動かす)
:「……こう?」
真砂 :「そうそう。上手」
真夜 :「二つ……とか三つ……とか……」
遙 :(眺めるように見ている)
真砂 :「なんだ、教えるまでもなかった感じだな。何かやってた
:んですか」
真夜 :「いいえ……ただ……なんとなく……」
遙 :「でも確かに上手だね」
真夜 :(ちょっと照れつつ動かしている)
:「でも、あんまりこういうのって……やらないから……」
真砂 :「うん、なかなか大したものだ。それは差し上げましょう。
:さて」(遙のほうに向いて)「おばさんもどうですか」
真夜 :「ありがとう」(にこ)
遙 :「──おばさんというな」(ごつん)
[Catshop] # でも受け取る。
真夜 :「しのむちゃんとかに披露したら……きっと喜びますね」
遙 :「──なかなか難しいね」(悪戦苦闘してみたり)
真夜 :「練習すれば……大丈夫ですよ」
真砂 :「そうそう。鍛錬鍛錬」
遙 :「こう──かな」(ちょっとずつできるように)
:「宵姫にも、そういう風に接したら仲良くできるだろうに」
:(手の中でボールをいじりつつ)
そして、もう一人
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学 :「あっ、西園寺さん、こんにちは」(通りすがり
遙 :「──? あぁ、十川君か。こんにちは」
学 :「それに、えっと……」<真砂さんの名前が思い出せない
[MOTOI] #て言うか名乗られてない?
学 :「えっと、えっと……ゴム鉄砲で雀撃とうとしてた人」
:>真砂さん
真砂 :「…………」
学 :「知り合いだったんですか?」>真砂さん&遙さん
遙 :「そうだけど?」(不思議そうな顔で)
真砂 :「顔はしろいんですよ」
学 :「へぇ……世の中って狭いんですね」
遙 :「しろい、じゃなくて広いだろう?」
[Catshop] # と突っ込ませといて、ぺろんとやるのかな?
真砂 :「そう言いましたよね?」
遙 :「しろいって聞こえたけれど?」
真夜 :(あらあら)
学 :「えっと……こっちのお姉さんは……」<真夜さん
真夜 :「はじめまして」(にこ)
学 :「あ、はじめまして、十川学です」(ぺこり)
真夜 :「神楽真夜と申します」(ぺこり)
遙 :「わたしの友達だよ」>学
真砂 :「お兄さんにもあげようか」(普通の玉を4つ、学に渡す)
学 :「……これ、なんですか?」
真砂 :「同じものを、そこの2人さんにもあげてますね。こうやっ
:て遊ぶんです」(4つが2つ3つ4つ……)
[chita] # さあ悩め
遙 :「最初はちょっと難しいけれど、慣れれば──」
:(やってみせる)
学 :「へぇ、手品ですかぁ」
真夜 :(やっている)
[chita] # 学だけは絶対にできない
[MOTOI] # できないように仕掛けたやつを渡されたのかっ(汗
[Catshop] # うわはは。
遙 :「(おや──随分てこずってるみたいだな)」
学 :「あれ? あれれ?」(やってみるけどどうしてもダメ)
真夜 :「(……あれじゃぁ……できないでしょうに)」
[chita] # タネを知っている人はみればわかる
学 :「どうなってるの?」<知らんやつ
真砂 :「変だな。ちょっと貸してみて」>学
学 :「はい」<渡す
真砂 :(ひょいひょい。4つ2つ3つ1つ)「異常ありません」
遙 :「(鮮やかなものだな)」
学 :「……ボクってセンスない?」
遙 :「人には向き不向きというものがあるしな」
[Catshop] # 男の子相手なので、優しさが足りない(笑)。
学 :(がくり)
真夜 :「きっと、他にできるものがありますよ」(にこ)
時系列と舞台
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2003年12月中旬、吹利市内
解説
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●編集の結果判らなくなったが、チャットログ『いさかいの名残』の直後。
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/27400/27492.html
●手品を教えると見せかけ、1人だけ仕掛のない小道具を渡す演出もある。
別に学を意図的にいじめていた訳ではない。……な筈もないか。
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