[KATARIBE 26930] [HA06L] キャラチャット『大いなる握手』 (2/3)

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Date: Mon, 10 Nov 2003 15:21:00 +0900 (JST)
From: ごんべ  <furutani@mahoroba.ne.jp>
Subject: [KATARIBE 26930] [HA06L] キャラチャット『大いなる握手』  (2/3)
To: kataribe-ml@trpg.net
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2003年11月10日:15時20分59秒
Sub:[HA06L] キャラチャット『大いなる握手』 (2/3):
From:ごんべ


 ごんべです。
 学天則3号・4号の話のメインストリーム『大いなる握手』のログ、3分割の2。

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邂逅、一触即発
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[hari]   そうしていると……
      店の方に誰かが入ってきた気配が

 学天則3号  :(耳を澄ます)

[hari]   足音
[gombe]   # 声は立てずか
[hari]   襖の外の扉を開けて

 SE      :ガラリ

[hari]   襖を開ける。

 前野     :「やあ、お待たせしました」
 学天則4号  :(がばっと立ち上がる)
 学天則3号  :(顔がこわばる)

[gombe]   # 心持ち3号をかばう感じで >4号

 煖      :「怖がらなくても、大丈夫ですよ(にこにこ)」
 学天則3号  :「……"shiva"?」
 前野     :「ふむ……なるほど、安寿……か」
 学天則4号  :「……お前だったのか」
 煖      :「お知り合いですの?」
 前野     :「顔見知りだよ(苦笑)」

[hari]   落ち着け、と手振りをしながら

 学天則3号  :「……奇遇ね」(零下百度の冷たい声)
 前野     :「ほんとだな(苦笑)」
 煖      :「しかし、『約束』ですから……お話を、お伺いするの
        :でしょう?(にこにこ)」
 前野     :「そう言う話、だからな……まぁ、席につけ」
 学天則3号  :「後から照合すれば、何から何まであなたにお似合いの
        :シチュエーションだわ(はあ)」>今日
 学天則4号  :「…………」

[gombe]   # 3号が意外とそのままなので、渋々座る >4号

 前野     :「やれやれ……やっと座れる」

[hari]   持っていた包みを壁に立てかけて、席につく
[gombe]   # まあ、目からビームの仲だから、表面上は穏便に(ぉ
[hari]   # 席は、8□8、という感じかな?
[gombe]   # だろうね
      # 3号が一番奥手になっちゃってるのかな
      # 一応窓はあったよね
[hari]   # うむ
[gombe]   # ちなみに、異常な波長・温度分布がないか、3号が観測。
       >包み
[hari]   # 霊気は感じれる?
[gombe]   # 感じない。
      # 室温かどうかは感じるかな(w
[hari]   # じゃあ、室温よりは高め
[gombe]   # 「彼」か
[hari]   # いえす

 学天則3号  :『……第3のターゲット。注意せよ』
        :(映像転送で包みに対し注意喚起>4号)

[hari]   # 窓は、さっきの席図の上側に
      # 入り口が下側、かな
[gombe]   # でしょう。


情報開示に慎重な3号
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 前野     :「さて……改めて。なんと呼んだら良いかな」

[gombe]   # 煖の案内だから、姉弟を上座に座らせるだろうなあ
      # 3号が一番奥だね、多分。
[hari]   # ふみふみ

 学天則3号  :「……安寿と厨子王でいいわ」

[hari]   # 3号の向かいに前野かな。
[gombe]   # あ、奥へと入る?>前野氏
[hari]   # どーしようかな
      # 自然に、3号の向かいに煖。4号の向かいに前野、とするか
[gombe]   # 腹芸同士・ボディガード同士で正面に座るのも、
       それはそれで自然だが(w
      # んでは男同士女同士で向かい合って。

 前野     :「私は、前野。こっちは、煖だ」
 学天則3号  :「……こちらは、あなたの部下?」 >煖
 煖      :(にっこり笑いながら会釈)
 前野     :「そんなところだ」
 学天則3号  :(応えて会釈)
 学天則4号  :「……それなりの立場にいるんだな」
 前野     :「ああ……立場だけはな……(フッ)」

[gombe]   # 読み手だけにわかる、かげりのある表情(笑)

 煖      :「マスター、お話をするのでは?(くすくす)」
 前野     :「ああ……で、なにが欲しいって?」
 学天則3号  :「その前に、聞きたいことがあるのだけれど」
 前野     :「なにかな」
 学天則3号  :「この場は、ネットで知り合った者同士が歓談する場なの
        :か、それとも、ビジネスを行う場になりうるのか」
 前野     :「ビジネスを行う場になりうる、だな……そちらの要望
        :次第だが」
 学天則3号  :「歓談するだけなら、私たちが話すことはないわ。
        :ビジネスの話をするなら、でもその代わりに、私たちに
        :支払える対価はほとんどない」
 前野     :「なに……対価なんてモノは、幾らでもひねり出せる
        :モンだ」
 学天則4号  :「……」(眉をひそめる)
 煖      :「求めるものに見合えば……どんな物でも、対価になるん
        :ですよ?」
 学天則3号  :「……人捜しと言うことはわかっているはずだから、
        :どんな対価でもいいという程度の気構えで聴けるかは、
        :そちら次第。どうする?」

[gombe]   # 眉一つ動かさない語り口。
      # 前回のは、
       http://kataribe.com/IRC/HA06/2003/10/20031013.html 
       ここの23時頃からね。
[MOTOI]   # なるほど
      # 自分たちの製作者を捜すのが目的か(気付くの遅すぎ

 前野     :「まぁ、こっちも『出来る範囲』だからな……」
 学天則3号  :「……」
 学天則4号  :「……専門分野は?」>前野氏
 前野     :「『道具』の製作。及び、ある程度の戦闘行為。情報解析
        :ってなあたりか」
 煖      :「ある程度、ですか?(クスクス)」
 学天則3号  :「バランスがとれてるのね」
 前野     :「程々にはな」
 学天則3号  :「情報解析というのも、ただ者じゃなさそうだし」
        :(すうっと目を細める)

[gombe]   # ある夜のことを思い出しているらしい(w

 EP『急ぎ歩きの迷い子』での前野氏との接触シーンを参照。
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26700/26779.html

 煖      :「趣味なんですよ、マスターの(クスクス)」
 学天則4号  :「……悪趣味」(ぼそ)
 前野     :「あー……んっん。で、どうするかね?」
 学天則3号  :「なら、聞くつもりと見なすわね」


戦略的に単刀直入
----------------

 学天則3号  :「…………私たちの創り主を捜してほしい」
 学天則4号  :(ぎくっ)<3号を驚いて見る
 前野     :「ふむ……創り主ね」
 学天則4号  :「安寿、何を」
 学天則3号  :「無駄よ、知ってるわ」<前野氏の方を向いて4号に声
 煖      :「お持ちになっている情報は?」

[gombe]   # 3号、メモを1枚ちぎる

 メモ用紙   :『D/Twilight』

[gombe]   # 若干デザイン気味の、アルファベットと記号の文字列

 学天則3号  :「私たちふたりの両方のボディに共通して、そのマークが
        :入っているわ」
 前野     :「ふむふむ……」
 学天則4号  :「…………こいつに言って良いのか」>3号
 学天則3号  :「……既に持たれている情報と、新たに与える情報と、
        :秤にかけただけよ」
 煖      :「あらあら……」
 前野     :「他には、無いかね……」
 学天則3号  :「……そうね……」

[hari]   # 孝雄ちゃんに持ってって解析してもらおうかなーとか考えてたり
      # しかし、別物になっちゃうと思ってやめてみたり(ぉ

 学天則3号  :「……私たちに使われている部品規格も通信プロトコルも、
        :この一月ほど街をうろついて、類似の物はどこにも見当た
        :らなかったわ」
        :「それだけの技術力と偏屈さを持っていることは確かで
        :しょうね」
 前野     :「なるほどな……」
 煖      :「誰かさんみたいですねぇ(にこにこ)」
 前野     :「……大きなお世話だ」

[gombe]   # うははは

 学天則3号  :「……あなたが創ったとはまさか言わないわね?」(苦笑)
 学天則4号  :(顔をすっごくしかめる)
 煖      :「それは無いと思いますよ(くすくす)」
 前野     :「俺のほうは、もっと曖昧で大雑把な技術だからな……
        :って、それは良いとして」
        :「一人心当たりはあるが、恐らくその人物は外れだろう」
 学天則4号  :「……へえ?」
 学天則3号  :「どんな?」

[gombe]   # 孝雄ちゃんならもっとケレンのあるメカを創るから、とか?(w

 前野     :「もっとタチが悪いからな」
 学天則4号  :「……なるほど」(ごくり)
 学天則3号  :「そういうヒトたちが、いる、ということね?」
        :「……この近辺には。」
 前野     :「自爆装置や自己進化機能を満載させた……」
 前野     :「携帯電話なんかを作ったりするような人だ」
 学天則3号  :「……魅力的ね」
 学天則4号  :「……」(どっちにつっこんでいいか戸惑っている)
 前野     :「そこで解析してもらえば、もっと情報が得られるんだろ
        :うが……別物になるだろうからな……(遠い眼差し)」
 学天則3号  :「……」
 学天則4号  :「…………」
 煖      :「その方は、改造が趣味なんですよ(にこにこ)」
 学天則3号  :「………………自分の身体に入れるのは、確かにやめた方
        :が良さそうね」(くらくら)
 前野     :「いや、習性だ」
 煖      :「あら、でしたら本能の方がよろしいのでは?」
 前野     :「……まぁ、大差は無い……」
 煖      :「こちらでも確認をして見ますので……連絡は、どのよう
        :にしましょうか?」


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 次が最後です。

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ごんべ
gombe@gombe.org


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