[KATARIBE 26078] [HA06E]エピソード『春の日の出来事(仮)』(後)

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Date: Mon, 28 Apr 2003 12:22:18 +0900
From: Akito <akito@trpg.net>
Subject: [KATARIBE 26078] [HA06E]エピソード『春の日の出来事(仮)』(後)
To: kataribe-ml@trpg.net
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#HA06 2003/03/06のログ。
#	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26000/26068.html
#	[HA06E]エピソード『春の日の出来事(仮)』(前)
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エピソード『春の日の出来事(仮)』(前)
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登場人物
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 桜居 つみき  :飛頭蛮っ娘。無道邸にて加療中な深窓の令嬢。[298番]
 前野 浩    :無道邸で働く青年。つみきの執事役。[128番]

春の日差しの中で
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 つみき    :(寒い……)<ログでひっそり続いてた

 SE      :ぱさっ

[hari]   # 上着をかけるしかないじゃないかー(ぉ

 前野     :「風が出てきたかな……」
 つみき    :「あ、ありがと……もう3月なのにね」
        :(くるまるくるまる)

つぶやき
--------

 つみき    :「そういえば今年はひな祭りできなかったな……」
 前野     :「……みんなだけ騒いじゃって……悪かったね」
 つみき    :「仕方ないよ、この通りの有様だし。着物着れただけで
        :思い残すことはありませんわ」(風に吹かれて髪を
        :押さえながらそのまま消えそうな感じで)

 前野     :「そんな言葉は使うもんじゃないよ」
 前野     :「思い残すことがない……なんてね。
        :若い子が使う言葉じゃない」
 つみき    :「そうね。ちょっと後ろ向きに過ぎたかな」(笑み)
 前野     :「さ、冷えてきたし……中に戻ろうか」

[hari]   # 肩に手を置いて

桜が咲く頃にまた
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 つみき    :「待って。ほら、蕾になってる。桜かしら?」
 前野     :「お、ほんとだ……もうすぐ咲きそうだね」

 つみき    :「咲いたら、また見に来たいわ……」
        :(手をとって握り返す)
 前野     :「また見に来ようね」

 つみき    :「うん。きっとよ」(すっと先を立って歩いていく)
 前野     :「約束だ(微苦笑)」

[hari]   # 少しうしろを歩きながら

記念撮影
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 つみき    :「あ、そうだ。お屋敷の前で並んで写真撮りたいな」
 前野     :「並んで?」

[hari]   # だれと?と

 つみき    :「お嬢様と執事お屋敷の前にて、いいでしょ?」
        :(くすくす)
 前野     :「私?(苦笑)」

 つみき    :「他に誰が居るのよ」(呆れ)
 前野     :「いや……はい、わかりました」

[hari]   # 三脚でカメラを設置して……立ち位置決めて……

 前野     :「うん……そこで良いかな」<立ち位置指示
 つみき    :「はいこの辺ね」
 前野     :「OK、じゃあ……」

[hari]   # 横に並ぶ

 前野     :「準備はよろしいですか?お嬢様(微笑)」
 つみき    :(こくり)

[hari]   # カメラはリモコン式で

 前野     :「それでは」

 SE      :ピッ
 SE      :カシャッ

秘密の写真
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 つみき    :「撮れた? いい写真になってるといいんだけど」
 前野     :「すぐにでも現像してもらうよ」
 つみき    :「うん。楽しみにしてる」

 つみき    :「でも、今日の記念に写真は浩さんに差し上げるわ。
        :内緒よ」(人差し指を口元に当てる)
 前野     :(微苦笑)

笑顔
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 つみき    :「突然呼ばれ方変わると驚くでしょ。
        :お返しよ」(くるり、すたすた)
 前野     :「一本とられたよ、つみきちゃん」
 つみき    :(ずる)「や、やるわね。浩さん」
 前野     :「ぷっ……あははは」
 つみき    :「わ、笑ったわね」(憮然
 前野     :「あー、ごめんごめん……機嫌なおして、ね?(苦笑)」

 つみき    :「それじゃあ、部屋までつれていってくださる?
        :着物って歩きにくくて、疲れちゃった」
 前野     :「はい、ただいま」

[hari]   # 手を引いてエスコート

部屋にて
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 つみき    :「ふー、つかれた」(ぽすん)

 つみき    :「あとでまたとどめさんに手伝ってもらわなきゃ」
        :(着れないし脱げない人)
 前野     :「ま、ひとまず横になっていたら?(苦笑)」
 つみき    :「皺にならないようにそーっと(ごろり)」
 前野     :「はい、毛布もかけて」

 つみき    :「すー」

時系列
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 2003年3月の無道邸。

解説
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 ある晴れた日の出来事。

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