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今回はいつもの連載をお休みして「キャンペーンをblogでフォローする」という方法について簡単に書きとめていこうと思います。blogとは何かという話はきっと他の人が書いてくれてると思いますから、さっそく実例を出しましょ。
初心者DMによるキャンペーン顛末記
これが、Webzine連載と根っこを同じくしてるblogです。Webzine記事は主にキャンペーンで右往左往するDMの内心に焦点を当ててますが、blogの方はプレイヤ視点でやっております。
おそらくは「わざわざキャンペーンごとにblogを作る必要があるのか」といった疑問があるかと思います。でも、これが便利なんですよ。実際に、ボクが遭遇した「blogをやっててよかった」と思った点を書き連ねてみましょう。
1.キャンペーン参加者の状況確認用に有効
2.キャンペーンに関連した創作物の発表場所に便利
3.セッション中に利用するデータの蓄積に便利
4.新規参加者に見せる資料として役に立つ
5.部外者に説明するときの資料として役に立つ
6.キャンペーンを続ける動機付けになる
7.キャンペーン終結後に形として残る
実際に遭遇した「やっててよかった」は1-5で、6はあくまで想像ですけどね。久しぶりに卓を囲む人に「そういえば、あのキャンペーンの続きはどうなってるの。続きを楽しみにしてるんだよ」とか言われたりすると、なんとも嬉しかったりするもんです。
「別にblogじゃなく、普通のサイトでも構わないじゃないか」という声はあるかと思います。でも、blogは以下の点で便利なんですよ。
1.どこからでも更新できる
2.専門的な知識がなくてもそこそこ見れるサイトに仕上がる
3.各記事にコメントをつける機能がついている
4.カテゴリ分け機能がついている
どれも重要なんですけど、中でも便利なのが4番のカテゴリ分け機能です。これは記事ごとに一定の属性を点けておいて、その属性だけを抽出して列記してくれるという便利な機能。前出のblogではこれを重視して作り始めたことで、「便利なツール」として使えるようになっていきました。
では、キャンペーンblogをやっていくには、どんなカテゴリ分けがあるのか。実例を示してお茶を濁しましょう。
Rule :新たに設定されたハウスルール。
Judgement :ルールの解釈および裁定。判例として機能。
World :世界設定。
PC :PCに関する物事。
NPC :名前を持ち、書き分けられるタイプのNPC。
minorNPC :使い回しをするタイプのNPC。
Dungeon :所謂ダンジョン。
Synopsis :所謂シナリオ、プロットの類。
Session :セッションについての連絡事項。
Report :blogに関する連絡事項。
Memorandum :所謂リプレイ。ただし本文は投稿。
これらに加えて、以下のような3種類の付随属性を用意しています。
Data :数値やゲーム的に利用されるデータ。定量的な情報。
Set :オフィシャルではない設定。定性的な情報。
Map :マップデータ。
とりあえず、これぐらいでなんとかしてます。もしイラストを描ける人がいて、かつそれを取り込む環境があれば付属属性に「CG」なぞを追加すると良いんじゃないかしら。
最後に簡単なワンポイントアドバイスをしときましょう。
とにかく早めに更新しましょう。完成度は後で修正して上げれば良いのですから、気にしなくて良いです。書き掛けをアップしても誰も怒りません。
それと、プレイヤという輩は何故か「邪悪なマスタがプレイヤにとって不利な既成事実を作ろうとしている」という根拠の無い妄想に取り付かれてることがあるので、それを逆手にとって「blogにアップしておいた事項で間違いがあったら指摘してね。指摘が無かったらそれが事実として適用されるからね」とか言っておくのも手です。
http://hiki.trpg.net/dnd/?dd3beginnerReport
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