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キャラメイク終了後のセッション中休みにテーブルを囲んでみんなで昼食をいただいたり、みんなで食べるのに買ってきたお菓子をセッション中につまむというシチュエーションはよくあると思う。このとき、最も気をつけなければならないのは、油である。なぜなら、他の汚れとは違い、キャラクターシートについた油汚れは何をどうやっても落とすことはできないからだ。
普段何気なく食べている軽い食事の中には、油ものが多い。そんな中から、特に警戒すべき大手食料品を列挙してみた。
マクドナルドをはじめとするハンバーガー系のファーストフードは、安価で手早く持ち帰りのできるので、貧乏率の高いゲーマーには愛用者も多いのではなかろうか。
ハンバーガー自体はよほど行儀悪く食い散らさない限りさほど警戒することもないが、問題なのはポテト。安さを重視するセットを注文すると、必ずフライドポテトがついてくる。しかも、フォークも爪楊枝も使わずに素手でつかんでパクリとやるしかない。キャラクターシートにとってこれはすこぶるよろしくない。財布の都合上やむを得ずマクドナルド、というケースでも、セットで注文するのは控えよう。
ケンタッキーのフライドチキンはジューシーでおいしい。かくいう私も、フライドチキンは大好きだ。だか、これはTRPGでセッションするときにはもっとも食べてはいけないものだ。
なぜなら、ケンタッキーのフライドチキンには、油よけのホイルはついていない。串やフォークの類もついていない。だから、ペーパーナプキンなどで素掴みする必要がある。このため、何をどうやっても手が激しく油まみれになる。その油まみれ力はフライドポテトの5倍以上？という恐ろしい破壊力を誇る。昼食休憩で抜け出して店内で食べる場合でも、帰る前に石鹸で良く手を洗おこう。
いわずと知れた日本最大のドーナツのチェーン店である。手軽なのでセッション中にもぱくつくことができ、案外腹持ちが良いので昼食代わりに利用することがあるかもしれない。
が、ドーナツというのは基本的に油で揚げてある。ポテトやチキンほどひどくはないが、種類によってはシロップがついていたり食べかすが散らばりやすかったりもするので要注意だ。
昼食でおすすめなのは外食。食事をするならなにもゲームをしてるテーブルで食べる必要はないし、持ち帰りやコンビニ弁当よりも安価でおいしい食事をすることができるし、そしてなによりごみが出ない。
近所に飲食店がなかったり、時間や財布の都合で外食できない場合は、お弁当やおにぎりなどのご飯系の食事を心がけよう。
セッション中にぱくつくケースがもっとも多いのがこのスナック菓子ではないだろうか。様々な種類がスーパーやコンビニのお菓子売り場には必ず並んでいるパーティーの定番商品だ。
が、スナック菓子というのは油で揚げてあるため、油汚れがつきやすい。たとえノンフライをうたっている商品でもかなりの油分が含まれる。「みんなで食べてくださいね〜」とテーブルの中央でポテチの封を切ろうとして勢いあまってキャラクターシートの上にぶちまけてしまった、なんて不幸な事故が起こり得る危険な食べ物である。
大きなサイズのものはともかく、ミニドーナツなんかはみんなでつまむことが多いのではなかろうか。昼食編にも名前が挙がっている通り、ドーナツというのは油で上げてあるお菓子だ。しかも、砂糖がこぼれたりといった油以外の被害も併発する恐れがあるので、できるだけ避けよう。
・ナッツ
案外気づきにくいが、ピーナッツ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、胡桃などのナッツ系のお菓子には、揚げてないにもかかわらず油分がけっこう含まれている。しかも、例外なく素手でつまんで食べるので、わずかだか着実にキャラクターシートに油汚れを残す。これも避けたほうが良いお菓子のひとつだ。
純粋に油分といってしまうには語弊が残るが、室温で長時間放置されることの多いセッション環境において、チョコレートは非常に危険である。手で直接触れないからといって油断していると、ちょっと手を滑らせてキャラクターシートにべったりなんて事故につながったりする。
セッション中のお菓子は、ぼろぼろ粉がこぼれたり、塩でのどがやられてしまったりと、油以外にも気遣いするポイントは多い。
そんな中、おすすめなのはタブレット系のお菓子だ。かまずになめるので唾液でのども潤うし、食べ過ぎることも少なく、万一キャラクターシートの上に散らばっても汚れない。また、コンパクトなので必要以上にテーブルの上を占拠せず、ごみ少ないという利点もある。
セッション中の居眠りを避けるためにブラック系のタブレット、なんてのも一石二鳥でよいのではないだろうか。
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