TRPG.NET > 月刊TRPG.NET / 2004年10月号 >
案内TRPG専門Web雑誌月刊TRPG.NETの記事です。 関連リンク
|
IRCでは#cokageなどにいるシャルルです。
最近やってるTRPGはアリアンロッドやダブルクロス2ndだったりしますが。
太陽の家
の木漏れ日(CokageRoomコンテンツ)で参加者を募ってやってます。
ここで扱うのは、アリアンロッド、
ダブルクロス2ndにします。
1.エラッタや質疑応答がよく更新されるので、随時確認しながらセッションできる。
2.いろんなタイプのPCとセッションが出来る。固定化PTにならない遊び方ができる。
3.PL経験点、GM経験点を使うことが出来る。
エラッタなどはオフセッションでは常にWebに接続し続けるか、紙に印刷せねばならないのですが、オンラインではそんなことはありません。
提供されているアリアンロッドの公式サイトのページを開いておくことができますから、随時確認が出来ます。
キャンペセッションではなく、単発セッションを自分のPCで何度も楽しむことが出来、固定化PTでなくても充分遊べるのです。
いろんなPCを長い時間遊ぶことも出来ます。手持ちの経験点をいろんなPCに振り分けることも可能です。
1.ギルドルールを多人数参加型レギュレーションでは扱うことが難しい。
2.基本ルールブック以外の販売価格が少し高いため、全部を揃えて参加することが難しい。
3.他のPCと絡めた設定がしづらい。
ギルドルールを使いたい。けれどギルドルールはギルドマスターとギルドレベルが必要。さらにその成長も必要となると大変です。
固定化する内輪のセッションならいいでしょうけれども、大手セッション団体のような方式を取ると、ギルドルールは大変扱いが難しい。
また、オンラインでは他の参加者のルールブックを見れませんので、使用ルールブックを揃えることが必要です。
基本ルールブックは文庫で出てるので安いのですが、ファーストクエスト以降は普通の本屋さんでは見かけることは少ないですし、少々値が張ります。
また、不特定多数のPCとセッションを行うとすると、他のPCと絡めた設定がしづらくなります。
1.キャラメイクの都合上、どんどん成長を続けても長い間同じPCを使うことが出来る。
2.PL経験点方式で、好きなときに成長を可能に出来る。
3.シーン制の導入で時間配分を予め決めておけるので、時間制約のある人にやさしい。
4.大量のダイスを用意しなくていい。
単発セッションで行われることが原則なので、PCによってはどんどん成長させても大丈夫。
PL経験点方式のシステムなので、新PCに今までの点数を割り当てれる(注:レギュレーションによります)ので、好きに成長もできます。
シーン制でセッションが進行するので、突発事態に対応しやすく、時間配分を容易にしてくれます。
一番の醍醐味である大量のダイスは購入の手間がかかりません。
1.大量のダイスを自身で振れない。
2.ルールブックを全部揃えると3冊になってしまう。
3.戦闘処理が面倒になる。
一番の醍醐味である大量のダイスを振ること。購入の手間がありませんが、自分自身でザラザラ振ることが出来ないのは欠点ではないでしょうか。
また、現在で基本ルールブックを含め3冊のルールブックが刊行されており、オンライン参加者にとってはお財布を圧迫するかもしれません。
戦闘処理はイニシアチブ制だと思いますが、文字上のやり取りである以上、誰かを飛ばしたときにすぐ気づかないときがあります。
私自身が感じたことですので「全然そうは思わない」とか「もっとこういうことが」といった意見があるかと思いますが、あくまで私見ですので、参考までにしてください。
感想・執筆宣言は一行掲示板001もしくは irc.trpg.netの #openTRPG へどうぞ。
本記事の掲載月号のリスト
TRPG専門Web雑誌