「予告編」ドラフト

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「予告編」ドラフト



「注:この付録は、テイク・オフ状態の「基本プロット」がでけたときに、わぁ〜い、って勢いで書いちゃったものです。
 現状だと、『セッション前ブリーフィング』で扱った方がいい内容が多すぎ。はじめっからドラフトのつもりで書いてるからですけど。
 本チャンの「予告編」はもっと、映画の予告編っぽく、はったりやほのめかしでいっぱいにしたいです(笑)。
 でも、とりあえずワープロで書いとけば、後で役にたつからいいや、ってことで書いちゃいました」

〜テキサス州当局はダラス近辺での毒ガステロ計画を察知したと公表しました。

 現在、ダラス及び近郊一縁に州兵、陸軍特殊部隊などが動員され、戒厳令に準じた緊急警戒措置がとられています。
 
 市民は当局の指示に従い、パニックに陥らず地下鉄などから退避してください。
 自爆テロなどの計画はない。落ち着いて、地下鉄などから退避するように、との勧告です。
 「テロリストに対し、米国市民としての勇気を示す行動が求められている。
 当局の指示に従い秩序を乱さぬ良識と勇気を期待する」とのコメントが洲知事から出されています。
 
 繰り返します。テキサス州当局はダラス近辺での毒ガステロ計画を察知したと公表しました〜
 
 “あっきれたニャ。思い切った手に出たもんニャ”目を細めたΩの呟きが、モニターから聞こえてきた。
 
 「Ω氏の通報によると、この毒ガステロ騒ぎは、すべてシュープリームによるでっち上げだそうだ」
 と、北米ロス支部長(オリジナルNPC)が切り出す。
 
 “目的を達成した後、未然に防いだとかデッチあげるつもりニャンだわ。
 ニャンか追い回してるらしいけど、こんなオッキにゃ騒ぎ起した理由はまだわかってニャ〜イ。
 調べは、もうちょいかかりそうニャ”
 
 「諸君には緊急出動を指令する。ダラスの地下でシュープリームが何をしてるのか、
 真相を調査してほしい。もちろん陰謀があれば挫く」
 「とりあえず、オーパーツ情報の収集、オーパーツ自体の確保より、真相解明と陰謀阻止を優先してくれたまえ」
 
 指令を受けた《ブルーローズ》チームは、陸軍特殊部隊に偽装したシュープリームや州兵の警戒網をかいくぐり、ダラス地下の下水システムに潜入することになる。
 
 「装備は、A装備を基本とする。自衛用以上の武器携行、及び使用は厳禁だ」
 “ダイジョブ。シュープリームもサイバー・ソルジャーは動員してニャイんだニャ。
 隠蔽工作の都合だろうニャ”
 
 「万が一にも、諸君が殺傷力の強い武器と共に捕縛されテロリストの汚名を着せられることだけは避けたい。
 厳しいだろうが頑張ってほしい。
 
 その代わりと言ってはなんだが、今回は特にB装備のロイメック・ワゴンを使ったサポート・チーム(キャストLev1NPC)の別働動体を手配した。
 別働チームは、可能な限りシュープリーム・チームの動向をモニターし、諸君の問い合わせに随時応えるだろう」
 
 大都会の地下で繰り広げられる《シャドウ・ウォー》の真相は何!?

さいごに

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月刊TRPG.NET 2004年02月号

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