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私がサブマスターを置いてセッションを行った際の感想を元に、オンライン
セッションでの効能をつらつらと書き出してみたいかと思います……
(TRPG百科事典より)
複数マスター制において、メインマスターを助ける役割をする人のこと。複数居る場合もある。プレイヤーの人数が多い場合などにNPCの演技・演出を行わせたり、行為判定やルールのサポートを行ったりといった使われかたをすることが多い。
メインマスターと違いストーリーの運営権を握ったりするという創造的楽しみが少ないし、プレイヤーほどの自由度や謎解きの楽しみが無いため、サブマスターも楽しめるようにするのは難しい傾向がある。ただし、重要な秘密を握っているNPCを同行させたいが、NPCの演出に時間や手間をかけられない場合などには、キャラクターに対しての没入の度合も高いためか成功しやすいようである。
当然といえば、当然ですが……元々のサブマスターの役目である、GMの負
担軽減。まず、これが挙げられます。
例えば、NPCの行動をサブマスターに委任し、GM用のチャンネルを使って指
示を出すようにすれば、NPCを出す事が負担では無くなります。
セッションには参加したいけど、人数枠はすでに埋まっていて……と言う場
合に、サブマスターとして参加してもらう事で、1人分の参加枠を作る事が出
来ます。
裏側から見るような雰囲気になりますが、プレイヤーとして参加する場合と
はまた違った楽しみ方が出来るのではないでしょうか。
サブマスターが居れば、プレイヤーに対する情報の開示やNPCの行動、今
後の展開などに関して、その場で相談をする事が出来ます。
プレイヤーに対する対応で迷ったとき、すぐに相談と検討が出来ると言うの
は、一人で考える場合に比べて、とても楽に感じました。
前項にも重なりますが、ゲームの進行の仕方や展開に関して相談を行う事で、
サブマスターにはGMのやっている事がよく見えます。
GMがどんな事をやっていて、どんなときに困っているか。どんな事に注意
していて、どのように対応しているか。これらを実地で見て行く事が出来ます。
オンラインセッションをやってみたい……でも、いきなりGMと言うのは、
正直言って怖い……。そんな方は、まずサブマスターからはじめて見てはどう
でしょうか?
一人じゃないって良いね……という気持ちになります……いや、ほんとに。
GM一人じゃ出来ない雑談も、サブマスターと出来ますしね。
なお、基本的にセッションを行っているチャンネルとは別に、相談用のチャ
ンネルを開いて、GMとサブマスター専用としておくことをお勧めします。表
で相談したら、内緒話も何も無いですから……。
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