キャンペーンの傾向と対策【プレイヤーといっしょ / 人間関係は難しい】

キャンペーンの傾向と対策【プレイヤーといっしょ / 人間関係は難しい】


akito
GM側から落とし所をいくつか例示して、最後に「他に案があったら出してくれ」と言い添えるとアレンジしたりしつつ、自分たちの方針を作ってくれたりもしますが。
困ってしまったら、銅さんのように腹を割って話すというのは大切だと思います
Tori
解決策ってプレイヤーの側の発言から出てくるものだと思うけどなぁ
akito
んー「解決策が出てこない状態」は誰にとっても幸福ではないのでゆさぶりをして「ベターかも微妙な解決策」をいくつか例示するというのはテクニックな気がします
CshopGiji
「ベターかも微妙な解決策」を例示、ってテクニックはプレイヤーさんからの意見を引き出すテクニックですよね? akaganeさんの腹を割って話すのが直球勝負したら、ちょっと変化球かもしれませんが。
Tori
揺さぶったり背中を押してあげるのは必要だけど…結局はPCに困った状況にあることを自覚させて…どうあがくかを見て今後の方針を決めるってのがわりとよくやる手段なんですが。
「代わりのものはないのかな」とか「(壊してしまった場合)なんとか直せないかな」とか、そういう発言が出てくればしめたもの。
CshopGiji
いわゆるプレイヤーさんの様子を見ながら、修正を加えていく方法ですね。でもプレイヤーさんによっては、固まってしまったりはされませんか?
Tori
固まってしまった場合はNPC等の口から微妙な解決策いくつか例示してあげるなどというパターンを使います。
CshopGiji
なるほど。最初にプレイヤーさんの自発的なアイディアを待ってアイディアが出そうになければ何らかの形で、NPCの口を借りて誘導するわけですね。
Tori
プレイヤーの口から解決策が出れば…自分たちが物語の主導権を握っていると言う感覚がでて…プレイヤーのモチベーションが上げられるかなと(^^;
CshopGiji
それは一つありますね。
Tori
無理にGMがあがくより楽ですし。
CshopGiji
やっぱりGM一人でなんとかしようとするわけではないところが、akaganeさんのアプローチと共通しますね。(セッション中かセッション後か,GMが腹を割ってストレートに相談するか、絡めてで引き出すかって点が相違点になるかと思いますが)
Tori
そうですね。
Kyrie
GM+PLでは無くて一つの輪の中で単に違う立場にあるだけ、というニュアンスの差かな
Tori
akaganeさんの意見をプレイの中でやってしまう様な感じです。
CshopGiji
キャンペーン前提ってコトであれば、akaganeさんのように腹を割ってしまうやり方の方が成功しやすいかなぁ、とは思います。少なくとも初心者から上級者まで、人を選ばず薦められると。
Tori
プレイ中にやる分アプローチは婉曲になっていきますがakaganeさんのように腹を割ってやったら…それ以後キャンペーンの設定にプレイの外で口を出すようになったプレイヤーがいて…自分はあまりやらなくなりました。
CshopGiji
困ったことになった、というわけですね?
Tori
はい。もちろんバランスのとれた意見なら受け入れるんですが…そのプレイヤーの意見はあまりに自分勝手というか困った意見だったので…
CshopGiji
このようなケースもあるようですが、akaganeさん。豊富な経験の中で、似たようなケースはありましたでしょうか?
akagane
さて、どういうわけかわしに向かっていちゃもんをつける人はいないので──人徳のなせるわざですな。
CshopGiji
ぐぁっ。
akagane
やはりここでも腹を割って話しましょう。
chita
誰も見てないからってマスターを懐柔しようとしてきたのか。
Tori
そんな感じです >マスターを懐柔
chita
次のセッションでいきなり新シナリオはじめたくなるな。
akagane
なるほど、なめられてますな
CshopGiji
腹を割る、割らないに限らずGMをなめて掛かるケースもままありますよね。特に人間関係が固定化しやすいキャンペーンだと問題が深刻です。(前にサークルの先輩から困った注文をつけられて、みたいなお話も目にした覚えが)
akagane
その場合、腹を割る必要もありませぬ。「キミをこのキャンペーンのメンバーから外す。どこなと立ち去りたまえ」これです。これが言えれば一人前です
Tori
「君の意見は自分に都合が良すぎるので受け入れられない」とは言ったんですが…そういう事をいえる機会を作らないために…プレイの外でGMとしての弱みは見せないために…困ったことがあってもプレイの中で解決するように心がけています。
CshopGiji
一番、良いのはakaganeさんのお話のようにキッパリとNoを突きつけることだとは思いますが──現実の力関係でなかなか言えないケースもあろうかと思います。
そのあたり、クリアする裏技はないでしょうか?(意外と、よく目にするお話であったりするので)
chita
いやそれは言わないと。少なくともそういうズルは良くないと思ってることを伝えなくちゃ。言わないで、次のセッションで相談事の裏をかいてもいいけど、憎まれるだけだし。同類だと思われるのも癪だ。
yakan_R
正直に言うことで衝突が生じるケースがままあることは事実です。どうしてもそれが出来ない場合は、相手が喜ぶようなことをセッション中に起こすなどして気を紛らわしてお茶を濁す−、ということをやってしまったことがあります。(解決にはなっていませんね(^^;)
akagane
スキを見せてはいけません。PLになめられたGMの末路は悲惨なものです。そういう場合は意見を聞いてやってその上で、そいつをパーティーから分離してグレーターデーモン10匹で屠りましょう。
「このGMはナニをやらかすかわからん」とびびるぐらいがちょうどよいのです
CshopGiji
まずびびらすってアプローチですか。さすが広島県人(笑)。
akagane
結局、RPGは人の遊びです。人と人とのリアルにおける人間関係は、どうしてもゲームの中に持ち込まれます。なめられたら負け。これを覚えておくこと>各GM
Tori
重要ですねぇ
yakan_R
心しておきますっ
CshopGiji
少なくともセッション上では、なめて掛からせない迫力が必要ってコトですね。

さいごに

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月刊TRPG.NET 2003年06月号

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