簡易掲示板の活用法 LOG 008

簡易掲示板の活用法の1999年04月30日から1999年05月15日までのログです。


1999年05月15日:11時07分55秒
訂正≫Re:「嘘」という言葉の解釈 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 2ヵ所訂正を加えさえていただきます。
>例え、「嘘」という言葉が、はたのさんの説明されたように、たんじゅんに「正しくないこと」という意味だと仮定しても、その単語が、他の単語と複合することで、意味は絞り込まれていきます。
 
>しかし、「嘘つき」を挙げた例示と同様に、「嘘を言う」、「嘘を言った」はとても強い意味表現で、「嘘」という単語の「真実でないこと」以外の意味は排除されていると思います。
 
※下線付け個所が訂正個所です。
#不手際でした。はたのさんの説明の論旨を一部誤読していました。自分で思っているほど冷静ではないのかもしれません。

#しかし、もとの文、の文脈全体の論旨には、変更はありません。
1999年05月14日:22時18分43秒
Re: Re:公開撤回希望関連:場所移動の提案 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 基本的には、はたのさんのご判断で場所移動の提案につきましては、お好きなようにしてくだすって結構です。E-メールの提案はお嫌、とのことですので、公開の場で反論を出されても、このまま、反論類を凍結されても、どちらでも結構です。
 アタシの自覚症状としては、はたのさんにいただきましたResを拝見しまして、感情の高ぶりはとてもおちついたと感じています。
 ただ、こういうことは、酒飲みの「酔っ払ていない」とかいう類と同じかもしれませんが。
 アタシのほうから反論とやらに、Resを出すにしても、フレーム的に激した語調・文体を使うことはないかと思います。
1999年05月14日:22時16分08秒
Re:「嘘」という言葉の解釈 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 はたのさんが、「嘘という言葉を『意図的な誤り』」と採られる可能性を考えてなかった、ということは了解しました。 しかし、残念ですけれど、アタシは充分に納得していません。
 わざわざ「嘘」の意味を調べていただいてご苦労ざまでしたが。
 
 説明します。
 アタシがはたのさんに公開の場で、名誉を傷付けられた、と判断しているのは、「嘘を吐いた」という表現を見る不特定の人たちの多くが、特にアタシをよく知らない人が、「鍼原神無〔はりはら・かんな〕ってヤツはウソツキなんだな」と採るからです。
 
 はたのさんは言語の多義性、ということを論拠に挙げてられますね。
 まず、単語の意味し得る内容は多様です。にもかかわらず、コミュニケーションが成り立つのは、単語の連合、文の構文、文章の文脈、によって、単語の多義性に制限がかけられるからです。
 理論的に言いますと単語相互が意味を規制しあい、さらに相互規制の関係が構文、文脈と順次高いレベルに複合していくことで、意味が限定されていくわけです。ですので長文などで、この相互規制に不手際があるとアタシの失敗のように、意図しなかった意味も表してしまうことも起きるわけです。
#>「断り書きが明示されたいする必要が〔各ページの製作者に〕認められているわけです」の件です。
 
 まず、例示で説明します。
 「嘘つき」という複合語、単体を、「真実でないことを〔たんじゅんに〕いう人」ととる人はいません。
 なぜなら、「真実でないことをうっかりいう人」は「おっちょこちょい」などの類で意味されるからです。
 例え、「嘘」という言葉が、はたのさんの示唆されるように、「真実でないこと」という意味が第一義だと仮定しても、その単語が、他の単語と複合することで、意味は絞り込まれていきます。
 ここまでは例示にすぎません、よろしぃですね。
 
>当該記事中の「嘘を吐いた」は大体「正しくないことを言った」と等価な意味で使用されています。
 この言明には二種類のもんだいがあります。
 まず、「正しくないこと」の語が、「事実でない」という意味と、「不正」という意味とどちらにも採れることです。
 次に、「嘘を吐いた」との連合ですが、これは「正しくないことを言った」と等価とは採りがたいです。
 
 もし、はたのさんのもとの文章が、「鍼原の言ったことには嘘がある」といった類の構文であったなら、今回のはたのさんの説明、アタシにもAccceptableであったかもしれません。
 しかし、「嘘つき」を挙げた例示と同様に、「嘘を言う」、「嘘を言った」はとても強い意味表現で、「嘘」という単語の「真実でないこと」と言った面は排除されていると思います。
 さらに「嘘を吐いた」の「吐いた」の語がハイタとも読めること(これも言語の多義性の一面ですよね)も、大変見事なレトリックです。ツイタとハイタが重なることで、この文を発する主体が、相手の言動にネガティブな意味付けを与えている様子がよく表現されています。平常なにんげん関係では、何かの意図がなければ、「言った」ですむところを、わざわざ「ハイタ」に置き換えたりしませんので。
 
 まとめます。
 はたのさんが、「嘘という言葉を『意図的な誤り』」と採られる可能性を考えてなかった、ということは了解しました。
 そのことによって、おかげ様でアタシの感情は大変落ち着いたと思います。
 しかし、公開撤回・謝罪希望を、取り下げるまでの納得には至っていません。
 すでに述べた理由ではじめの「嘘を吐いた」に関する説明はUnaccceptableです。
 後からの「嘘ですな」の類に関しては、実は、「嘘を吐いた」が撤回されなければ」、「嘘ですな」の意味も、前文の影響で左右されるはずなのですが。わざわざ辞書を調べてくださいましたので、既に述べましたように、はたのさんの主張を了解し、誹謗の意図はなかったと認めます。
 公開撤回・謝罪希望はまだ活かしておきます。
 この公開撤回・謝罪の希望はたんに、不愉快といった感情的な理由だけによるものではありませんでした。より重大な理由は、アタシの名誉が公開の場で損なわれたことのほうにあります。過去LOGに残り、将来にわたる読者に、「アタシが嘘を吐くヤツだ」と判断されることは大変不本意です。ですので引き続き、公開撤回・及び謝罪を希望します。
#なお、場所移動の提案につきましては、改めて書きますが、基本的には、はたのさんのご判断で、お好きなようにしてくだすって結構です。
1999年05月14日:22時07分30秒
RE:RE:人格攻撃について / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>Prof.Mへ、
@Prof.M,Wrote
>残念なことに,以上の〔人格攻撃を避ける基本:カンナ補記〕点について留意したコメントをしても,「意見に対する否定的批判=人格攻撃」ととる方は,少なからず存在するのが現状です。これを回避する何かいい方法はありませんでしょうかねぇ。
 
 そーですねー。今考え中の仮説ですが、、(検討中仮説なのでいまはまだ主張はしませんね)。
 掲示板でのフレーム現象をみていますと、最初に感情的な爆発があったものは意外と速やかになり、どちらかとゆーと“論がたつ”、タイプの人が関わると、長期化・泥沼化する傾向が目立つかと思います。
 困ったことに、フレームは長期化したほーが、TRPG.NETの簡易掲示板群全体に悪影響を及ぼすはずです。いわゆる「場が荒れる」って状態は一瞬の嵐のよーに去ると意外と悪影響は少ない気がします。
#アタシは、Webの掲示板を利用して1年とちょっと、前職のときに社内LAN上のシステムで掲示板に触っている時期を入れると3年くらいにすぎませんが。ただ、うえの意見は同様なことをsfさんが一行掲示板かIRCチャットで語っておられたのを記憶していますので、まーうえのよーに見てもよいのかな、っと。
 
 んで、今考え中の仮説と言いますのは、人格攻撃を避ける基本を留意しても、人格攻撃ととられることがる理由、これは、“論がたつ人”の言説が「論のおしつけ」が生じているときに発生し易いのではないか? ってことです。
 「論の押しつけ」を感じたほーの人は、自分の人格を否定されたよぉに捉え易いと思います。
 ちょっとご説明しますね。論理ってゆーのは、意外と機械的な面がありまして、論理式(形式論理学で扱うあれです)、って、式の各項に、真の命題を入れるか、偽の命題を入れるかで、言明の真・偽がきまってしまいますよね。
 この図式を、実生活のコミュニケーションに当てはめてみますと、“論理的”と思われる主張の真・偽は存外あやふやになるのではないか、って気がします。
 
 実生活では、主張の前提ってゆーのは、煎じ詰めれば、各人の体験に基づいた判断だからです。
 で、論理形式はいくら正しくても、この前提の部分が間違っていたり、特殊なものだったりすると、言明全体の真である感じは、説得力が失われると思うんですね。
 論理形式が正しければ、正しいほど、相手に通じなくなり、自分の論理の正しさをさらに声高に主張するって悪循環が生じることもよく見受けます。
 もんだいは、言明の前提が当人と相手の間で食い違っているときに、それを確認せずに“論理的”に正しい主張がゴリ押ししされよーとするときに生じ易いのではないか、そんな気もしています。
 こーゆーときは、相手の人は、自分の実体験では判断できない当人の前提も含めて、相手のへ理屈(論理)を押し付けられてるよーな気分になるのではないでしょーか? で、自分の前提(それはその人の実体験にもとづく判断なのですが)を否認されたよーに感じる。それが人格攻撃ととられる理由になってる、、こともある(苦笑)かと。
 まー、うえの仮説の妥当性はまだ考え中なのですけど。
 
 Prof.Mが「対話」とゆーことを言ってられますけど。アタシは対話とゆーのは、論理的正しさを競うものではないと思っています。そーではなくって、お互いの前提の相違を相互に確認しあう行為が「対話」なのではないかって思います。お互いの相違が確認されれば、別に歩み寄ったり、意見をムリに一致させたりしなくても、妥協点を見出していく、それがオトナの対話、とゆー気もします。
 まーアタシの仮説が正しいかどーかはおいといて。Prof.Mがご指摘の件は、相手の主張をPoliteに尋ねるところから対話をはじめたらよいかと思うんですね。相手の言明の真・偽についての判断が疑わしいときには、自分の論理的正さを盲信せず、まず、相手の前提を尋ねてみる、ってあたりが正攻法かなと思います。
 TRPG.NETの常連利用者のかたでも、そーしたPoliteな語調・文体を身につけてられるかた、少なくないですよね。
1999年05月14日:17時31分17秒
Re: 公開撤回希望関連:場所移動の提案 / はたの
公開撤回希望関連:場所移動の提案 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 この件で、アタシはとても感情的になっています。
 よければ、今回の二つの公開の希望表明は、アタシのスタンスを公にするため、と捉えていただき、もし、以降討議の必要があったら、E-メールのやり取りに移行させていただきたいのですが。
 いかが思われますでしょうか。

 
 「...嫌です」
 
 感情的になっている人間を相手にするのは嫌です。大抵の場合無益だし。疲れるし。
 そこまでわたしは親切ではありません。
 
 今、アタシはこの件で自分の感情をコントロールしきる自信がありません。もちろん冷静であろうと努力しているのですが。

 
 ですが、わたしは鍼原さんの気が落ち着くまで待ってあげてもいいかなと思ってます。
#既に反論の原稿は半分用意してあるのですけど。
 急ぐつもりはないので。
 
 続きは気が落ち着いてからでもいいのではないでしょうか。
#まぁ、そういう風に気がたってどうにもならなくことってあるみたいですからね。
 
 もし、e-mailでやり取りする理由が「自分の感情をコントロールしきる自信がありません」ということだけでしたら、続きは掲示板上で行いたいです。
 それ以外に理由があるのならば、e-mailでのやり取りをすることも検討します。
1999年05月14日:13時55分10秒
「嘘」という言葉の解釈([引用について] Re: 著作権法と慣行、他) / はたの
はたのです。
 
 今まで気がつかなかったのですが、
 99年05月13日:19時38分05秒 公開撤回・及び謝罪希望>はたのさんへ(長文) / 鍼原神無
 99年05月13日:19時28分15秒 公開撤回希望>はたのさんへ / 鍼原神無
 の二本の記事を記事を読んだ結果、
 鍼原さんは嘘という言葉を「意図的な誤り」という意味で解釈しているということに気がつきました。
 
 これはわたしの意図するところの意味ではありません。
 
 わたしは嘘という言葉を、

広辞苑 第4版より引用
うそ【嘘】
1.真実でないこと。また、そのことば。いつわり。閑吟集「人は―にて暮らす世に」。日葡「ウソヲツク」。「―が露顕(ロケン)する」
2.正しくないこと。「―字」
3.適当でないこと。「今やめるのは―だ」

 の第2義の意味で使いました、
 
 当該記事中の「嘘を吐いた」は大体「正しくないことを言った」と等価な意味で使用されています。
 
 ......
 
 確かに、意味を第1義に示されるうちの「いつわり」ととり、
 なおかつ、

広辞苑 第4版より引用
いつわり【偽り・詐り】
事実でないこと。ありのままでないこと。また、だますこと。万四「―も似つきてそする」。「うそ―」

 の「また、だますこと」もとれば、
 
 「嘘を吐いた」という言葉の意味を、
 真実でないことをそうと知りながら公言した。
 ととることもできます。
 
 ですが、このことから
 
公開撤回・及び謝罪希望>はたのさんへ(長文) / 鍼原神無さんwrote:
 まず、「嘘を吐いた」ですが、「これは筆者であるアタシが、真実でないことをそうと知りながら公言した」という意味にしかとれません。

#下線ははたのによる。
 
 と判断するのは早計です。
 言語の多義性について理解しているはずの鍼原さんならこのことを理解していただけると信じております。
#これで公開撤回希望の項目の半分ほどは解決されると考えています。
1999年05月14日:04時37分48秒
念の為に確認>はたのさん / NiKe

 今の話題の流れとは独立なので識別子は付けていません。

>99年05月13日:13時32分36秒
>[わかり易い題名]Re:わかり易くない題名があまり増えすぎないよーに / はたの

> が、それは「叱責と受け止めた」という主張が妥当な物である場合に限ります。
> ワケワカランことをわめき散らすクソガキに「叱責だ」といわれた場合は、そのまま行きますよ。わたしの場合。
> そういうバカ相手にまともに対応していると何もいえなくなります。
>#まぁ、最近いろいろ学習しましたからねぇ。

 その 「最近いろいろ学習」 したことですが、それはこの TRPG.NET とは別のどこかのことですよね?

1999年05月13日:19時47分16秒
公開撤回希望関連:場所移動の提案 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>はたのさんへ
 下の書込のように、アタシとしましては、はたのさんに公開の場で侮辱、及び中傷を受けたと捉えています。
 
 公開の場でおきたことですので、アタシのスタンスも公開の場で主張させていただきました。
 
 もちろん、はたのさんに、反論や再批判があるかもしれないことも想定しています。
 そこで提案があるのですが。
 
 この件で、アタシはとても感情的になっています。
 よければ、今回の二つの公開の希望表明は、アタシのスタンスを公にするため、と捉えていただき、もし、以降討議の必要があったら、E-メールのやり取りに移行させていただきたいのですが。
 いかが思われますでしょうか。
 
 もちろん、どのような決着になっても、結果は再び公開するとの前提でです。
 今、アタシはこの件で自分の感情をコントロールしきる自信がありません。もちろん冷静であろうと努力しているのですが。
 TRPG.NETの掲示板でフレーム的なやりとりを展開しかねない危険性をつぶしておきたいのです。
 よろしければ、ご検討ください。
1999年05月13日:19時38分05秒
公開撤回・及び謝罪希望>はたのさんへ(長文) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 アタシ、鍼原神無〔はりはら・かんな〕は、はたのさんによって当掲示板で公開に、「嘘を吐いた」と非難されています。

 もんだいの非難の対象になっている文章は以下のものです。
>著作権は、正確には著作者人格権と言われまして、「著作物は、原著作者の人格表現(人格の一部)だ」という考えにもとづいています。

 アタシの考えでは、アタシは嘘を吐いたわけでもなく、また、間違ったことを書いたわけですらありません。
 ですので、アタシとしては、この件のはたのさんの非難は中傷であると受け止めています。
 はたのさんには「『嘘をはいた』とゆー断定は辞めてほしー」と穏便に申し入れましたが、受け入れられませんでした。
 「嘘を吐いた」との表現は、「アタシの公開した文書のある部分は嘘である」とトーンダウンともとれる表現に変更されていますが、基本的には「嘘」とゆう非難は取り下げられていません。
 
 まず、「嘘を吐いた」ですが、「これは筆者であるアタシが、真実でないことをそうと知りながら公言した」という意味にしかとれません。
 またトーン・ダウンともとれる「で、『著作権=著作者人格権』は嘘ですよね。」も「真実でないことをそうと知りながら公言している」という意味は基本的に変わっていないと思われます。
 
 この文章は、はたのさんの中傷の原因になっているアタシの文章の誤読を指摘し、そのうえで、はたのさんに、公開訂正と公開謝罪を求めるものです。
 
 
 はたのさんの誤読の理由は、主語、「著作権」を「著作権法に条項で明示されている諸権利」と読んでいるところにあると思われます。
 ところで、はたのさん自身も認めているように「著作権法(の条文)」の内、「第三節権利の内容」は「著作者人格権(の条項)」と「著作権(の条項)」とから構成されています。
 アタシは、もんだいの文章の主語「著作権」は、「条文としての著作権法の構成から読み取れる権利の概念」を意味する語として選択しています。
 「条文としての著作権法の構成から読み取れる権利の概念」を換言するなら、。条項としての「著作者人格権」や「著作権(著作財産権)」を根拠付ける、「著作権法(条文)」の考えかたを意味します。
 この用語法は、はたのさの用語法と同程度に珍しくないもので、語の選択としては、どちらかが特殊ということはありません。
 
 次に、述部「『著作物は、原著作者の人格表現(人格の一部)だ』という考えにもとづいています」ですが。
 著作権法の「第一章 総則」、「第一節 通則」、「第二条 定義」には「以下のようにあります
 一著作物 思想または感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術、又は音楽の範囲に属するものをいう。
 二著作者 著作物を創作する者をいう。
 
 「思想又は感情を創作的に表現」されなければ、著作物とはみなされません。
 標語の類が著作物と認めらるない理由も、この「思想又は感情を創作的に表現」しているかどうかにかかっています。
 標語は概ね、既に周知の思想を表現しただけだからです。
 「思想又は感情を創作的に表現」されていないものは著作物ではなく、著作物でないものには著作者もそんざいせず、著作権に含まれる諸権利も認められない理屈です。
 
 著作者人格権の考えかたである「著作物は、原著作者の人格表現(人格の一部)だ」は、著作物が「思想又は感情を創作的に表現」されたものであることの帰結です。そしてこれは同時に、「著作権法」の総則にうたわれた、著作者と著作物の定義の帰結です。
 
 もんだいの文の主語と述部の関係を見てみましょう。
>著作権は、〔中略〕、「著作物は、原著作者の人格表現(人格の一部)だ」という考えにもとづいています。
 アタシの作文意図は、次のようになります。
 「条文としての著作権法の構成から読み取れる権利の概念」は、「総則の定義の帰結」にもとづいています。
 この文章の言明は真です。
 
 しかし、同時に、はたのさんの読解である「『条項としてうたわれる諸権利』は、『総則の定義の帰結』に基づいています」も真なる言明です。
 
 しかし、主語とその修飾部の関係に着目するなら、はたのさんの読解は論理的に意味を為さないのに、アタシの作文意図ならば論理的に意味を為すことがあきらかです。
はたのさんの読解:
 「条項として著作権法にうたわれている諸権利」は正確には「条項として著作権法にうたわれている著作者人格権」といい、〜
 これが論理的に意味を為さないのは、はたのさんの主張にもあるように「条項として著作権法にうたわれている著作者人格権」は「条文としての著作権法」の下位にある部分だからです。
 
アタシの作文意図:
 「条文としての著作権法の構成から読み取れるもの」は正確には「著作者人格権の考えかた」といい、〜
 これならば論理的に意味を為します。
 
 全体としてはアタシの作文は次のような意味になります。
 「条文としての著作権法の構成から読み取れる権利の概念」は正確には「著作者人格権(の考えかた)」といい、「『総則の定義の帰結』に基づいています」。
 
 はたのさんの誤読は、まず、「著作権」の語が「著作権法の条文全体」を指すと同時に、「著作権法の条文に含まれる諸権利の内のいくつか」の両方を意味し得ることが遠因となっています。
 実際はたのさんも、アタシの文章のを非難するに際しては、その「著作権」の語の多義性を指摘しています。
 繰り返しますが、アタシは、「著作権」の語を、「著作権法の構成から読み取れる権利の概念」の意味に使っています。
 はたのさんの読解は事実のみにこだわって、アタシの作文の論旨を無視していることに起因しています。
 
 はたのさんによれば「もし見た人が誤解をしたら大変だな。と思ったので親切のつもりで訂正を行いました」とのことですが。確かにアタシの作文は誤読を招き易い面はあったかと思います。
 その意味で、親切には感謝しますが、はたのさんの事実重視(それはもちろんはたのさんのスタイルですし尊重しますが)のみを基準に、アタシの作文の論旨が無視された帰結としての「嘘を吐いた」発言は不本意です。
 公開の場で名誉を傷つけられたとも受け止めていますので、たいへん不愉快です。
 
 アタシとしては、はたのさんに、「嘘を吐いた」関連の公開上での撤回と謝罪を公式に希望します。
 この件は、現在同時にはたのさんに希望している公開撤回希望とは性格が異なります。
 あちらは、どちらも意味を為す二つの読解に関するもんだいで、基本的には、アタシの作文の不手際です。
 しかし、こちらの件では、はたのさんは自分の尺度のみで、アタシの作文を読解し、はたのさんの尺度では擬である読解のみ主張し、論理的に意味を為すアタシの論旨を無視しています。
 ですので、この件に関しては、「撤回」と同時に「謝罪」を希望します。

 また、関連して、「もし見た人が誤解をしたら大変だな。と思ったので親切のつもりで訂正を行いました」との部分も。「訂正」ではなく、「補足」ないしは「注釈」といった類への修正を希望します。
 その他関連した諸々の侮辱的言説も公開上での修正を希望します。
1999年05月13日:19時28分15秒
公開撤回希望>はたのさんへ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 アタシ、鍼原神無〔はりはら・かんな〕は、はたのさんによって当掲示板で公開に、「嘘を吐いた」と非難されています。
 もんだいの非難の対象、及び争点は以下のようなものです。
〔カンナ記〕
>>だからこそ、いろんなWebPageのTOPPageに「内容の著作権は放棄していません」といった類の断り書きが明示されたいする必要が認められているわけですよね。

〔カンナ記〕 
>>つまり、ここでアタシが言いたかったのは、法規で定められている権利事項が、常識として利用者一般に行き渡っていない状況があると思う、とゆー指摘です。それから、そーゆー状況を認めてる人はアタシだけでなくって少なくない気がしますけど、って傍例のつもりだったんですが<断り書きを断らなくてはいけない必要を感じてると思える人たち。

〔はたのさん記〕
>「断り書きを断らなくてはいけない必要を感じてると思える人たち」の存在は認めます。
>が、「明示する必要がある」という事実はありません。
>#もちろん明示してもかまいません。
>少なくともベルヌ同盟国においては「明示する必要がある」という記述は嘘です。
>誤解する人がいると困るので指摘を行いました。
 
 もんだいのポイントはアタシの作文、「いろんなWebPageのTOPPageに『内容の著作権は放棄していません』といった類の断り書きが明示されたいする必要が認められているわけですよね」で、アタシが書いたほうがよりよかった主体情報を省略したため、文章の読解が複数可能になっていることです。

≫「いろんなWebPageのTOPPageに『内容の著作権は放棄していません』といった類の断り書きが明示されたいする必要が〔各ページの製作者に〕認められているわけですよね」
 、がアタシの意図した文章内容でしたが。
 はたのさんは、
≫「いろんなWebPageのTOPPageに『内容の著作権は放棄していません』といった類の断り書きが明示されたいする必要が〔誰にも〕認められているわけですよね」
 、と読解しているわけです。
 このふたつの読解は、どちらかが真で、どちらかが偽というものではなく、どちらの読解も成立してしまうところがもんだいで、その点は不手際な作文でした。
 
 その点、はたのさんが「誤解する人がいると困るので指摘を行いました」との意図には感謝します。
 しかし、「嘘」というのは「真実に反することをそれと知っていながら意図的に主張する」といった意味です。
 うえの件については、アタシは不手際な表現をしたことは認めていますが、「嘘を吐いたわけではありません」。
 
 さらに、アタシの「ここんところは、アタシの書き方がわるかったのかもしれないけど、この件アタシは『嘘を吐いてる』わけではないです」と不手際を認める説明にもかかわらず、はたのさんは、引き続き、「『明示する必要がある』という記述は嘘です」、との主張を繰り返しています。
 
 「不手際な作文で誤解を招く主張をした」ということと意図的に「嘘を吐いた」ということの間には大きな違いがあります。
 アタシは不手際な表現であることを認めたうえでの説明にも関わらず、再度「嘘」と非難されたことが大変不本意であり、名誉を損なわれたと感じて、不愉快でもあります。
 
 アタシとしては、はたのさんに、この件の関連での「嘘を吐いた」関連の公開上での撤回を公式に希望します。
 ただし、この件は、アタシにも不手際がありましたので、「撤回」希望のみに止めます。
1999年05月13日:17時58分57秒
RE:人格攻撃について / Prof.M
簡単にコメントを。
 最低限、もんだい点はは、意見、や考えかたや、言動であるって限定することがポイントと思います。
 
 これに注意するだけで、にんげんのコミュニケーションは随分円滑になると思うんですね。

この考え方には同意します。というか,対話の基本ですね。

#ただ残念なことに,以上の点について留意したコメントをしても,「意見に対する否定的批判=人格攻撃」ととる方は,少なからず存在するのが現状です。これを回避する何かいい方法はありませんでしょうかねぇ。


1999年05月13日:13時34分33秒
Re: 新着情報画面からみて内容の推測が困難な題名の諸類型 / はたの
 ご意見願います。ということなので。
a.【純然たる挨拶語】
b.【挨拶語の類】
c.【本文の書出しに相応しい語句が流用されている類】
 これらの3つを区別する必要がありますか?
 
 これらはおおよそ
 c⊃b⊃a
 の関係にあると思います。
 
 a/bはcの書き出しが挨拶であったときのパターンです。
 また、(新着情報からの)見た目ではaとbは区別がつきません。
c.のみで十分ではないでしょうか。
 
 ......
 
 対処法。という観点からはaとその他は区別する必要があるかのように元記事では書かれているように見えます。
 わたしとしては、aとbは区別するべきではない。と考えています。
 そもそも「新来利用者」とはなんでしょうか。
 挨拶だけの記事は許容されるべきでしょうか。
#「新来利用者」であろうとなかろうと。
 
 ......
 
 ここからはやや本筋から離れます。
 ここの部分に対するフォローは[挨拶記事問題]などの識別子付きで別スレッドにしてもらえるとうれしいです。
 
新着情報画面からみて内容の推測が困難な題名の諸類型〔ドラフト第二稿〕長文です / 鍼原神無さんwrote:
【純然たる挨拶語】
(略)
 当該の書込の内容が、本当に挨拶だけの内容であったなら、この類も分かり易い題名って見なされるべきと思います。「はじめまして/誰それ」って題名は、新着情報からみて、「『誰それさん』って新来利用者のかたが、どこそこの掲示板を利用されたのだな」って情報がわかるものではあると思います。
(以下略)

 
 挨拶だけの記事は許容されるべきではない。と考えています。
 そもそも
 「『誰それさん』って新来利用者のかたが、どこそこの掲示板を利用されたのだな」って情報にどれだけの意味があるんでしょうか。
#そもそも題名を見ただけでは「新来利用者」であることなどわかりませんし。
 
 特定多数。が参加する場ならそれなりに意味があるかも知れません。
 そのような場所ではだれが読んでいるかという情報はそれなりに重要で、はじめましてこれからよろしくお願いします。という挨拶も意味があります。
 
 一方trpg.netの掲示板群サービスは、不特定多数が参加する場です。
 そもそもだれが読んでいるかわからないのが前提な場所ですから。だれがよんでいるかなどは気にしても仕方ないのです。
#まぁ、よほどの有名人なら別かもしれませんけどね。
#自分がよほどの有名人。であると思ってるなら挨拶してみるのもいいでしょうよ。
 
 挨拶記事は情報量0の下らない記事なので積極的に許容したくないです。
 基本的にtrpg.netの掲示板群は情報交換の場所であると考えていますので。
1999年05月13日:13時32分36秒
[わかり易い題名]Re:わかり易くない題名があまり増えすぎないよーに / はたの
はたのです。
 
[わかり易い題名]Re: Re:わかり易くない題名があまり増えすぎないよーに(やや長文) / 鍼原神無さんwrote:
 アタシは、注意だけの記事というのも、その掲示板本来の目的が円滑に進むよぉにとの意図が、独りよがりでなく、当の掲示板での交流の雰囲気を悪くせずにおこなわれるなら構わないと思います。

 
 わたしは注意だけの記事がその掲示板本来の目的に反したものである。と思っているだけです。その意図を問わずにね。
 
 注意だけの記事。というのはNoiseでしかありません。
 深淵の掲示板における、ウォーハンマーについての記事と一緒です。
#まぁ、USAGEなら純注意記事でも許容可能。でしょう。そういう掲示板だから。
 
 そのことを自覚した上でなお注意をしているというのなら結構。
 
 わたしがそれを見つけた場合、普通の記事を書いたついでに「そういうこの掲示板に関係ないことを書くのはやめてください。適切な掲示板に移ってください」と「アピール」するかも知れませんし、しないかも知れません。
 
>どのような書き方をしても叱責ととられることあり得ます。
>叱責であるととられることを恐れると何も書くことをできなくなると思いますが、そのことについてはどう考えますか?
>それとも、そういう抽象的な話とは別に具体的に「マニュアルにある/ルールにあるという説明を禁止」ということでしょうか。
 
 まず、自信のない場には書かないことと思います。先に書いたよーに、アタシは普段から書込をしてない掲示板に注意を書かないのは自信がないからです。

 
 はぁ。
 なんか全然返事になってませんけど。
 今度のこれもひょっとして具体的な禁止事項の提案なのですか?
 「自信がないところには書いてはいけない」という。
#まさかね?
 
 次に、自分の能力(文章力)が至らずに、叱責と受け止められたら、誤解をとく努力をし。もんだいになった自分の文章の書き方を以後あらためることですよね。あたりまえのことでしょ?

 
 はい、もちろんです。
 
 が、それは「叱責と受け止めた」という主張が妥当な物である場合に限ります。
 ワケワカランことをわめき散らすクソガキに「叱責だ」といわれた場合は、そのまま行きますよ。わたしの場合。
 そういうバカ相手にまともに対応していると何もいえなくなります。
#まぁ、最近いろいろ学習しましたからねぇ。
 
 で、わたしは「マニュアルにある/ルールにあるという説明」を叱責と受け止めるのは、まともな物の見方ではない。と思ってます。
#ルールを守る。というのは当然のことですよね。
#ならば、ルールにあるという説明は十分説得力のあるものであるといえます。
#守るつもりがないなら、参加しなければいいのです。その権利はだれにでもあります。
 
 妥当な主張ではないので、改める必要は感じません。
 
 先にふれましたが、TRPG.NETでしたら「円滑な交流」の促進にどー寄与すると思われるか、といったことは、繰り返し説明されたほぉがよいと思います。

 
 mustではないですよね。
 
 要するに必要だと思った人が随時やればいいわけです。
 もし必要だと思ったのなら注意にフォローして説明をしてもいいわけでしょ。
 
 まぁ、わたしとしては、説明するかもしれないし、説明するかもしれません。説明のフォローも同様。という立場です。
 
 「ルール『だから』まもれ」とゆー、ロジックは、なんてゆーか、中学校の校則みたいで、ガキっぽい気がします。反感かっても当然では(?)。

 
 ルール『すら』守れない人間はガキじゃないんですか?
#いや乳児以下ですね。
 反感云々よりもまずルールすら守れない自分を恥じる。ってことはしないんですかね。
 
 もしルールに対して問題を感じるなら改正する努力をする。それが「まっとうな人間」って奴です。
 それができると思わない人間こそ、ルールを絶対視している中坊以下のガキなのではないでしょうか。
 
 TRPG.NETが会員制のクローズドな環境だったり、学会みたいな組織だったら「ルールにある『から』」ってロジックだけですませてもよい気はしますけどね。アタシ個人は、ここがそーゆー場だったら、もっとマレにしかこないと思います。

 
 ルールを守るつもりがなければ、参加しなければいいんです。
 つーか、ルールを守るつもりがない人には参加してほしくないです。
 
>そもそも叱責して何が問題があるだろうか?という問題もあります
>正当な叱責を受けた場合、まともな人間であれば素直に受け入れるものです。
 そーゆーことと別のところにもんだいがあると思います。
 先日、電車に乗っていたときに、携帯電話をかけてる若い子に向けて、初老のおじさんが「電話はかけちゃいかんだろッツ!」と突然大声で怒鳴る事態にでくわしました。ときどき、こーゆー人見かけますよね。周りの人は、携帯電話にも迷惑してるけど、突然の大声にも迷惑してるわけです。少なくない人が顔をしかめたり。赤ちゃんが泣き出したり。

 
 おじさんの注意の仕方いかんを問わず、その若い子が携帯を電車の中で使っていたことは良くないことに変わりないのです。
 おじさんはそれを勇気を持って注意した。それ自体は感心なことです。
 その注意の過程において、他の迷惑を産み出しましたがそれはそれで別問題です。別に解決されるべきでしょう。
 
 それがなにか?
 
 ご本人は正しいことしてるって自己満足が得られるかもしれませんが。周囲のにんげんからしてみれば、迷惑度を一緒です。何のためおルールか? とゆー点から見てみると本末転倒としか思えません。

 
 迷惑度が一緒なら、同じように注意されれば良いでしょう。
 何も問題はありません。
 
 掲示板での注意も同じです。
 変な題名をつけるということも、掲示板に関係のない単なる注意記事を書くということも迷惑度は一緒です。
 
 掲示板に関係ない単なる注意記事を書けば、
 ご本人は正しいことしてるって自己満足が得られるかもしれませんが。周囲のにんげんからしてみれば、迷惑度を一緒です。何のためおルールか? とゆー点から見てみると本末転倒としか思えません。

 
 なるほど。たしかに本末転倒ですね。
 
 それに、まともな人間とまともでない人間って判断を、単なる掲示板の交流で下すことも、高慢ととられても仕方ない言動ですよね。別に、アタマの中で思っても、わざわざ公にむけて書く必要ないと思うけどな。人格攻撃でもあるしね。

 
 わたし、判断してますか?
 単に「正当な叱責を受けた場合、まともな人間であれば素直に受け入れるものです」としか書いていませんけど。
 特定個人に向けての言葉ではありませんし、別に掲示板でのこととも限っていない。
 これが人格攻撃になるんですか?
 
 へんな深読みをしていませんか?
 もしそうならば、迷惑なのでやめてください。
#中傷だ。を連発するのはカッコ悪いのでやりたくないんだよね。
#できればやらせないでほしいな。
1999年05月13日:13時30分23秒
[引用について] Re: 著作権法と慣行、他 / はたの
はたのです。
 
[引用について] Re: Re: 著作権法と慣行、他 / 鍼原神無さんwrote:
 既存のメディアでは、例えば、小説作家とかが使ってるペンネーム(変名)を、本人でない、別人が変名を詐称しようとしても、それを抑止する機構は社会の方にあるわけです。具体的にはメディアの関係者が職業倫理でそーゆーことを阻止する。

 
 はい。
 同様にtrpg.netの掲示板群でも、参加者のモラルによってそういうことが阻止されていると思います。
 
 ところが、Web上では、例えば、アタシのペンネーム鍼原神無〔はりはら・かんな〕を詐称した誰かが、文書を投稿しよーとしても、それを事前に阻止する機構はいまのところあまり整備されていないですよね。

 
 そのような詐称を行っても即座に訂正され無駄だろう。詐称者の正体がばれた場合の信頼度の低下は回復不能なレベルになるだろう。というような想像が抑制としてきいていると思います。実際やる人いないみたいだし。
 「メディアの関係者が職業倫理でそーゆーことを阻止する」程度には具体的に整備されてますね。
 
 事後的に追跡する手法はあるのかもしれないけれど。ひとつには、その辺のもんだいが「厳密には、発言者の特定のできないWeb掲示板などの発言内容に著作権が発生するのかどうかというあたりには、微妙な点」であるわけですよね。

 
 著作者が特定できなくても著作権自体は発生するのではないでしょうか。
 ただし、著作権の主張がやりづらいだけで。
 著作権があるが著作者の権利主張は難しい。と、著作権はない。という状態には大きな隔たりがあります。
 
 ...
 
 日本ではPDS(Public Domain Software)は書けない。という話があります。
 日本では無形式主義の著作権法を採用しているので、著作権が必ず発生する。
 著作財産権の部分は放棄できるが、著作者人格権の部分は放棄できない。
 要するに著作権の完全な放棄はできない。
 
 鍼原さんのいうように著作者が特定しない場合は著作権が発生しない。のならば、簡単だったはずけど。
 
 ...
 
 言いたかったことは、法規を適用してくにしてもグレー、−−つまり、適用方法について、いろんな考えが並立するポイントが多すぎるって指摘です。

 
 一部がグレーだからといって、すべてがグレーだと主張するのは無理があります。
 特殊な例があるからといって、それを他にも適用しようとするのは無理があります。
 
 つまり、ここでアタシが言いたかったのは、法規で定められている権利事項が、常識として利用者一般に行き渡っていない状況があると思う、とゆー指摘です。それから、そーゆー状況を認めてる人はアタシだけでなくって少なくない気がしますけど、って傍例のつもりだったんですが<断り書きを断らなくてはいけない必要を感じてると思える人たち。

 
 知らないからといって法令の適用を免れることができるか。っていうとそんな馬鹿な話があるわけはないのです。
#でなかったら、殺人罪を知らないふりして人殺し放題だ。
 知っていようが知っていまいが関係ないのです。
 もちろん知らない人に教えてあげるのは親切で良いですけど。
 
 「断り書きを断らなくてはいけない必要を感じてると思える人たち」の存在は認めます。
 が、「明示する必要がある」という事実はありません。
#もちろん明示してもかまいません。
 
 少なくともベルヌ同盟国においては「明示する必要がある」という記述は嘘です。
 誤解する人がいると困るので指摘を行いました。
 
 うえの部分でアタシが言ってるのは、著作権の考えかたは「著作者人格権」が基本であるとゆー指摘であって、著作物に関する著作者の財産権も、人格権がもとになってるって意見を含んでします。

 
 ならば最初からそう書いてください。
 
 原文の「著作権は、正確には著作者人格権と言われまして」という書き方では、「著作権=著作者人格権」という主張を行っているようにしか見えません。
 ちっとも正確じゃないじゃないですか。
 条文をちゃんと読んでいる人がこういうことを書くとは思えません。
 
 うえの部分でアタシが言ってるのは、著作権の考えかたは「著作者人格権」が基本であるとゆー指摘であって、著作物に関する著作者の財産権も、人格権がもとになってるって意見を含んでします。

 
 成り立ちとか、そういうことなら興味がないので。お好きなように。
 その場合はそのように断って適切な掲示板で行ってください。
#最初からそのように書いてくれれば、わたしもややこしい調べ物しないで済んだのに。
 
 著作権が、著作者人格権著作(財産)権から構成されてる」って意見もひとつの意見だけど、アタシの意見もまた別の異見なわけ。

 
 意見ではなくて事実です。著作権法を見ればわかります。
 
 この件も、「嘘を吐いてる」 って断定はやめてほしーな。それとも、法律の条文は前の法の条項の考えかたが、より基本となっている、ってみなすのはアタシの思想の自由でしょ? それとも、著作権法に関しては異見は間違ってるって論証してくれるのかな?

 
 BはAの考え方が基本となっている。としてもAはAですしBはBです。B=Aとは限りません。
#「考え方が元になっているかどうか」ということが事実はどうかには興味がないのでパス。
 
 ...
 
 で、「著作権=著作者人格権」は嘘ですよね。
 もし見た人が誤解をしたら大変だな。と思ったので親切のつもりで訂正を行いました。
 
 いまのとこ、そーした議論にどんな意味があるのかアタシにはわからないんですが。もし重要な論点でなにかのもんだいと連動しちゃうんだったら、お教えいただけますと幸いです。

 
 論点に直結しないとしても、誤りは正すべきではないでしょうか。
--
Copyright (C) 1999 HATANO Hiromichi
#だめ押し(笑)
1999年05月13日:11時39分47秒
【わかり易い題名】提案:「判りにくい題名」の方が… / ENT
この掲示板には始めて書き込みます。ENTと申します。

神無さん提唱の用語「わかり易くない題名」ですが…二重否定で(遠回しで)判りにくい気がします。

「わかりにくい題名」というのでは如何でしょうか?

このほうがすんなり頭に入るような気がします。

直接関係ない話で申し訳ありません。それではごきげんよう。


1999年05月13日:11時13分41秒
人格攻撃について / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 人格攻撃について、アタシの考えを簡単に書いてみたくなりました。
 一番たんじゅんな基本だけですが。
 「これこれのことを言うヤツ(またはこれこれの振る舞いをするヤツ、etc)はバカだ」
 うえは人格攻撃で、、
 
 「これこれの意見はバカ気ている」
 「これこれの振る舞いはバカらしい」
 下は人格攻撃ではないと思います。
 
 最低限、もんだい点はは、意見、や考えかたや、言動であるって限定することがポイントと思います。
 
 これに注意するだけで、にんげんのコミュニケーションは随分円滑になると思うんですね。
 Webでのコミュニケーションに限らず、なんですけど、文字のみの交流で、タイムラグのある掲示板の交流ではなおさら留意されるとよいと思います。
#この考えとおなじよーなこと、TVでビートたけしが言ってたことがありました。
#アタシもカッとするとうっかり人格攻撃、してしまうこともありますけれど。
1999年05月13日:07時53分35秒
[わかり易い題名]補足≫Re: Re:わかり易くない題名があまり増えすぎないよーに(やや長文) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
補足です。
 >#アタシ的優先度として「わかり易く無い題名の傾向と対策」を優先してたもんだから、これまでほぉっておいてんですけどね。
 ※下線付け部、「わかり易く無い題名の傾向と対策」が補足です。
 
 おきぬけに作業するものではないですね、失礼しました。
1999年05月13日:07時44分13秒
[わかり易い題名]「わかり易く無い題名の傾向と対策」の予定 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>toALL
 当掲示板にアタシが99年04月30日に投稿しました、「新着情報画面からみて内容の推測が困難な題名の諸類型〔ドラフト第二稿〕長文です」、近く少し手を加えて簡易長文投稿に公開したく思います。
 恒常的に簡易長文投稿ログにおくことで、各個別掲示板での「わかり易い題名を使おう」アピールに際して、適宜リンクを使用しての参照用に使っていただければ嬉しく思います。
 
 つきましては、内容にご意見のあるかたは、このUSAGE掲示板に投稿をお願いしたく思います。 どのよぉなご意見でも結構です。アタシとしましては、  「内容の推測が困難な題名」の諸類型(書込の【 】内)がわかりづらくはないか? ほかにはありがちなわかり易くない題名のタイプはないか?」といったあたりのご意見がいただけるとことにありがたく思います。
1999年05月13日:07時27分40秒
[わかり易い題名]Re: Re:わかり易くない題名があまり増えすぎないよーに(やや長文) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>はたのさんへ
#悪いけど、ちょっと前の話を蒸し返しますね。
#アタシ的優先度として「」を優先してたもんだから、これまでほぉっておいてんですけどね。
#ほかのいろいろも少ししずつフォローしてゆきたいと思ってますが。
 
@はたのさんWrot「[わかり易い題名]Re: わかり易くない題名があまり増えすぎないよーに 」(「簡易掲示板の活用法 LOG 007」,99年04月27日:20時51分39秒)
>>各掲示板、ルール別掲示板にアクティブに書き込んでいる人で、「わかり易い題名をつけよー」ってアピールしてくれる人がもー少し増えてくれると嬉しく思います。
>>自分がROMしてるだけの掲示板にアピールだけを書き込むのってなんか不自然な気がするんですよね。何か自分のほーで、掲示板のやりとりに寄与できる話題があって、そのついでにアピールを書き込むめるなら、よいのですが。
>わたしは注意だけの記事をそれぞれの掲示板に書くことを不自然以上の問題だと考えています。
>掲示板のテーマに合わせた内容を書くというのはマニュアルの注意事項にも載っていることです。
>注意だけの記事というのは、各掲示板のテーマにあった記事とは言いがたいです。
 
  アタシは、注意だけの記事というのも、その掲示板本来の目的が円滑に進むよぉにとの意図が、独りよがりでなく、当の掲示板での交流の雰囲気を悪くせずにおこなわれるなら構わないと思います。躊躇する理由を持っている、はたのさんにも同じ考えを強制する意図ではありませんが。
#書込内容は、コンパクトであることが好ましい気もしています。
 
  「独りよがりでない」とか「交流の雰囲気を悪くしない」とか、曖昧な判断基準と思いますが。この種のルールの運用判断、ある程度曖昧な部分が出るのは、避けられないと思います。
 
 本件に限ったことではないのですが、TRPG.NETは交流システムとして構想されているのですから、ルールの適用を厳密にしよーとして、交流が阻害されるよーなことがあったら本末転倒だと思うんですね。
 なんのためのルールかといったら、より多くの人が、円滑に交流できるよーに、とゆーために定められているのだと思います。
 曖昧なルールの運用のはてに混乱が生じたら、そのときは管理人さんに裁定を仰ぐなり、こーして用意れてるUSAGE掲示板で話し合えばよい、とゆーのが、アタシの意見です。

 以前、「深淵」の雑談所で、実際あったことの経緯要約なんですが。
・『深淵』と『ウォー・ハンマー』のフレーバーが似てるかもしれないって比較の書込みがあった
・話がはずんで、つい、「ウォー・ハンマー」についての書込が続いた。
・いくつか「ウォー・ハンマー」についての書込が続いたところで、話題を「ウォー・ハンマー」掲示板に移そう、とのアピールが投稿された。
 
 題名に関する、注意だけの記事、もうえの事例に準ずるとアタシは考えています。
 あくまで、利用者間のアピールとして。新来利用者がみても萎縮しないよーな、文章内容を心がけて、ってとこがポイントになると思いますが。
 アタシ個人の文章能力では、普段から、書込をしていない掲示板にアピールを書くのは、当該掲示板での、交流の雰囲気への影響を考えてためらわれる、って側面があるわけです。対象掲示板の雰囲気を損ねない文章を書ける自信のある人は、注意の書込投稿してもよいと思います(まずかったらsfさんから待ったがはいるよね)。
 
>>マニュアルにある「から」とか、ルール「だから」といった類の、叱責するよーに採られる言説を公表するくらいなら、アピールしないほーがよいと思います(私見)。
>どのような書き方をしても叱責ととられることあり得ます。
>叱責であるととられることを恐れると何も書くことをできなくなると思いますが、そのことについてはどう考えますか?
>それとも、そういう抽象的な話とは別に具体的に「マニュアルにある/ルールにあるという説明を禁止」ということでしょうか。
 
まず、自信のない場には書かないことと思います。先に書いたよーに、アタシは普段から書込をしてない掲示板に注意を書かないのは自信がないからです。
 次に、自分の能力(文章力)が至らずに、叱責と受け止められたら、誤解をとく努力をし。もんだいになった自分の文章の書き方を以後あらためることですよね。あたりまえのことでしょ? だいたいにおいて、マニュアルにある「から」とか、ルール「だから」守れ、と“しか”と書かれていない注意は高圧的にとられる傾向があると思います。
 先にふれましたが、TRPG.NETでしたら「円滑な交流」の促進にどー寄与すると思われるか、といったことは、繰り返し説明されたほぉがよいと思います。
 「ルール『だから』まもれ」とゆー、ロジックは、なんてゆーか、中学校の校則みたいで、ガキっぽい気がします。反感かっても当然では(?)。
 TRPG.NETが会員制のクローズドな環境だったり、学会みたいな組織だったら「ルールにある『から』」ってロジックだけですませてもよい気はしますけどね。アタシ個人は、ここがそーゆー場だったら、もっとマレにしかこないと思います。
 
>そもそも叱責して何が問題があるだろうか?という問題もあります
>正当な叱責を受けた場合、まともな人間であれば素直に受け入れるものです。
 
 そーゆーことと別のところにもんだいがあると思います。
 先日、電車に乗っていたときに、携帯電話をかけてる若い子に向けて、初老のおじさんが「電話はかけちゃいかんだろッツ!」と突然大声で怒鳴る事態にでくわしました。ときどき、こーゆー人見かけますよね。周りの人は、携帯電話にも迷惑してるけど、突然の大声にも迷惑してるわけです。少なくない人が顔をしかめたり。赤ちゃんが泣き出したり。
 ご本人は正しいことしてるって自己満足が得られるかもしれませんが。周囲のにんげんからしてみれば、迷惑度を一緒です。何のためおルールか? とゆー点から見てみると本末転倒としか思えません。
 それに、まともな人間とまともでない人間って判断を、単なる掲示板の交流で下すことも、高慢ととられても仕方ない言動ですよね。別に、アタマの中で思っても、わざわざ公にむけて書く必要ないと思うけどな。人格攻撃でもあるしね。
1999年05月12日:18時58分58秒
[引用について]著作権法と慣行など / あずま

どうも、あずまです。

>はたのさん

ちと、言い過ぎのような気もしますがネ。
まぁ、法律はきちんと判例も含めて勉強したことがないまま話をすると、
勉強している人達はかちんとくるらしいし、話をした方はうっかりさんだとは思いますけど。
#この辺り、翻訳権云々で疲れた経験アリ
##自分達で判断すると、後で手痛いしっぺ返しが来ることを、なぜ理解できないのかな。

ええと、鍼原さんが仰っている「グレー・ゾーン」ですが、最近大分明確化されてきました。
現在、法整備が足りないのは、各国の法適用の問題だけになっていると思います。
つまり、Web上で犯罪が起こった場合(例としては詐欺、ネットワーク犯罪)、
どこの警察が捜査して、どこの判事が起訴して、どこの裁判所で裁くのかは、
現在でもグレー・ゾーンです。

著作権に関しては、ベルヌ同盟国にサーバ及びWebPage作成者(管理者)が存在する場合、
はたのさんがおっしゃったような適用の形になると思われます。
#この辺、MP3という音楽規格の問題で話し合われた様子。

あと、Prof.Mさんが仰っているように、Web上の掲示板は公開されている物であり、
出典さえ明示すれば良いと私は判断しています。
#っていうか、自分が書いた物は責任持とうよ。


1999年05月12日:18時50分58秒
[引用について] Re: Re: 著作権法と慣行、他 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>はたのさんへ

 著作権法の条文はアタシも読んではいます。

>>各記事は言語の著作物ですし、各記事には氏名(実名あるいは変名)が表示されていて著作者を推定できます。
>>各記事には著作権が発生しており、それは著作権法により保護されていると思うのですけど。
>著作権を認めるも認めないも無いと思いますが。
>何がどう法規的にグレーなのかもさっぱり。
 
 既存のメディアでは、例えば、小説作家とかが使ってるペンネーム(変名)を、本人でない、別人が変名を詐称しようとしても、それを抑止する機構は社会の方にあるわけです。具体的にはメディアの関係者が職業倫理でそーゆーことを阻止する。
 ところが、Web上では、例えば、アタシのペンネーム鍼原神無〔はりはら・かんな〕を詐称した誰かが、文書を投稿しよーとしても、それを事前に阻止する機構はいまのところあまり整備されていないですよね。
 事後的に追跡する手法はあるのかもしれないけれど。ひとつには、その辺のもんだいが「厳密には、発言者の特定のできないWeb掲示板などの発言内容に著作権が発生するのかどうかというあたりには、微妙な点」であるわけですよね。
 ここでの、もんだいは、原著作者本人の同定、です。
 
>何がどう法規的にグレーなのかもさっぱり。
 ってお話しですけど、次のよぉに言い替えさせていただきたいと思います。
 従来の著作権法の考え方をたんじゅんに適用しようとしてもいろいろ先例のない事項があるのでキケンがある、って言いかえたら、アタシがなにを言いたいかは了解していただけますか?
 言いたかったことは、法規を適用してくにしてもグレー、−−つまり、適用方法について、いろんな考えが並立するポイントが多すぎるって指摘です。
 著作権云々の考えは「原著作者の同定」が事実として可能って信頼感が共有されてない場で主張されるとキケンな側面もありまして、著作者の推定だけでは弱いと思う。ってアタシの意見なわけ。
 そーゆー段階だから、従来の考え方がこーだからって主張するだけではムリがあると思うんですよって言いたかったわけです。
 
>>だからこそ、いろんなWebPageのTOPPageに「内容の著作権は放棄していません」といった類の断り書きが明示されたいする必要が認められているわけですよね。
>断り書きの必要は認められていませんし、ありません。嘘を吐くのはやめてください。
 
 はたのさんが、アタシの投稿から引用された部分で言いたかったことは次のようなことです。
 Web環境は新しい表現メディアで、急速に社会に浸透しているので、例えば、「公共に向けての発言」といった行為に 不慣れな人、そーした行為に付随して発生する様々なもんだいに充分慣れていない人がたくさん利用してると思えるし、これからもどんどん増えていくと思われる。
 だから 、いろんなWebPageのTOPPageで「内容の著作権は放棄していません」といった類の断り書きを書く人たちは、そぉした断り書きを断らなくてはいけない必要を感じているのではないでしょうか。
 
 つまり、ここでアタシが言いたかったのは、法規で定められている権利事項が、常識として利用者一般に行き渡っていない状況があると思う、とゆー指摘です。それから、そーゆー状況を認めてる人はアタシだけでなくって少なくない気がしますけど、って傍例のつもりだったんですが<断り書きを断らなくてはいけない必要を感じてると思える人たち。
 
 「駄目押し」と言われるならそれでもよいですけど。それははたのさんの意見ですよね。アタシの意見をはたのさんに押し付ける気はないけど、はたのさんの意見もアタシに押し付けないでほしーな。
 ここんところは、アタシの書き方がわるかったのかもしれないけど、この件アタシは「嘘を吐いてる」わけではないです。
 
>>ちなみに、著作権は、正確には著作者人格権と言われまして、「著作物は、原著作者の人格表現(人格の一部)だ」という考えにもとづいています。
>著作権は大雑把に著作権法第18条から20条にある著作者人格権と第21条から28条にある著作(財産)権に分けられます。
>#条文には著作財産権という言葉は無いけど。
>著作者人格権は著作権の一部でしかありません。嘘を吐くのはやめてください。
 
 うえの部分でアタシが言ってるのは、著作権の考えかたは「著作者人格権」が基本であるとゆー指摘であって、著作物に関する著作者の財産権も、人格権がもとになってるって意見を含んでします。
 著作権が、著作者人格権著作(財産)権から構成されてる」って意見もひとつの意見だけど、アタシの意見もまた別の異見なわけ。
 この件も、「嘘を吐いてる」 って断定はやめてほしーな。それとも、法律の条文は前の法の条項の考えかたが、より基本となっている、ってみなすのはアタシの思想の自由でしょ? それとも、著作権法に関しては異見は間違ってるって論証してくれるのかな?
 いまのとこ、そーした議論にどんな意味があるのかアタシにはわからないんですが。もし重要な論点でなにかのもんだいと連動しちゃうんだったら、お教えいただけますと幸いです。
1999年05月12日:17時33分04秒
[引用について] Re: 著作権法と慣行、他 / はたの
はたのです。
 
 ええと、まず著作権法の条文をちゃんと読んでください。
 web上なら社団法人著作権情報センターに条文が一揃いあって便利です。
 
[引用について]著作権法と慣行、他 / 鍼原神無さんwrote:
 つまりですね、題名を引用(題名も引用ですよね)する際に、筆者名(書込者名)を併記すべきか? って件なんですが。 適正な引用の要件からすると、筆者名(書込者)名も併記さるべき、って話なんです。

 
 新着情報からの引用。ではないのですか?
 で、新着情報ですが、あれは機械的に記事の題名を単純にまとめただけで、創作性はありません。著作物ではないと思うのですけど。
 著作物ではないので著作権法では保護されません。
 
「簡易掲示板について LOG 002」「投稿内容の著作権」(sfさん記,98年05月07日:21時16分42秒)
>投稿内容の著作権は、もちろん投稿者にあります……。といってしまうことにします。
>厳密には、発言者の特定のできないWeb掲示板などの発言内容に著作権が発生するのかどうかというあたりには、微妙な点もあるようではありますが。(;^^)

 

著作権法
 (著作者の推定)
 第十四条 著作物の原作品に、又は著作物の公衆への提供若しくは提示の際に、その氏名若しくは名称(以下「実名」という。)又はその雅号、筆名、略称その他実名に代えて用いられるもの(以下「変名」という。)として周知のものが著作者名として通常の方法により表示されている者は、その著作物の著作者と推定する。

 
 ということなので、著作者は推定できます。
#変名が周知かというと難しいかもしれないけど。
 
 sfさんは管理者として、TRPG.NETへの投稿に投稿者の著作権を認める方針を打ち出しておられるわけですが。冷静にみて、Webでのこのもんだいは、当面法規的には、前例のないグレー・ゾーンのもんだいになるのだろうと思われます。

 
 各記事は言語の著作物ですし、各記事には氏名(実名あるいは変名)が表示されていて著作者を推定できます。
 各記事には著作権が発生しており、それは著作権法により保護されていると思うのですけど。
 
 著作権を認めるも認めないも無いと思いますが。
 何がどう法規的にグレーなのかもさっぱり。
 
 だからこそ、いろんなWebPageのTOPPageに「内容の著作権は放棄していません」といった類の断り書きが明示されたいする必要が認められているわけですよね。

 
 日本国の著作権は無形式主義をとっていますので著作権表示の有無を問わず著作権が発生します。
 ベルヌ同盟国ならばどこでもそうです。
 
 断り書きの必要は認められていませんし、ありません。嘘を吐くのはやめてください。
 それでもそのような断り書きがあるのは、単なる駄目押しですかね。
#あるいはかっこいいからかもしれん。
 
 ちなみに、著作権は、正確には著作者人格権と言われまして、「著作物は、原著作者の人格表現(人格の一部)だ」という考えにもとづいています。

 
 著作権は大雑把に著作権法第18条から20条にある著作者人格権と第21条から28条にある著作(財産)権に分けられます。
#条文には著作財産権という言葉は無いけど。
 
 著作者人格権は著作権の一部でしかありません。嘘を吐くのはやめてください。
#ちなみに複製権は著作財産権のほうに入っています。
 
 余談:引用は著作権法で認められている権利ではあるのですが、奇妙なことに世間でも常に尊重されているわけではありません。顕著な例がJASRAC(日本音楽著作権協会)が管理する許諾です。きちんとした、歌謡曲の評論本であっても、なぜか、引用の許諾料が支払われていることが多いですね。JASRAC側の言い分としては、「引用もとの作品が同定できる程度の引用には許諾が必要」旨が主張されているようですが、シロートの個人的意見としてはムリがある気はします(私見)。

 
 JASRACは著作権に関する仲介業務に関する法律施行規則に基づいて許可を受けた著作権管理団体です。
 そういう特殊な例を引き合いにするというのはどうかと思います。
#Web上の著作物の著作権を仲介する著作権管理団体があり我々がそれを利用しているというなら話は別ですけど。
 
 それが良い/悪いはさておき、著作権関連の取り扱いの実際に関しては、媒体の種類ごとに慣行と既得権に左右されている実状も考慮されるべきと思われます。

 
 なんか唐突な気がします。
 特に変わった慣行などがないのなら、とりあえず素直に著作権法に従っているものとして話を進めたほうがよいと思います。
#慣行は...無いことも無いか。
#たとえば、転載を行うとしている掲示板においては、各記事の著作者は転載に伴う複製を許諾しているとみなされる。とか。
 
 Web上の著作物がなにか特別なものであるという理由があるのですか?
1999年05月11日:23時46分41秒
[引用について]掲示板に対する認識 / Prof.M

 多分ずれているんじゃないかとは思いますが(^^;),引用に関連して,ちょっとした話を。

 最近,「引用の際には発言者の了解を取るべき」と言う意見が出ていますが,この意見の背後には,「各掲示板は非公開の場である」という認識があるのではないでしょうか。

 例えば,BBSは基本的に「非公開」の場です(規模によっては公開の場と見なされる場合があります)。これらにアクセスするには,何らかの手続きが必要で,誰もが簡単に閲覧すると言うわけにはいきません。閲覧できたとしても,外の場に出すには許可が必要です。ここでの発言を文献に例えるなら,手紙や日記の類や組織内の内部資料に相当するでしょう。

 それに対して,Web上に存在する掲示板は,パスワード等で規制されていない限り,原則として公開された,誰でも閲覧することが可能な場です。
#直接,掲示板に跳んでいると,つい忘れがちになりますけどね。
ここでの発言は,一般に出版されている書籍や,学術雑誌に掲載されている論文に相当するでしょう。

 さて,前者の場合,引用するときに相手に許可を求める必要があることは明白です。元情報は公開されておらず,無断での引用は相手の有する著作権を侵害するだけでなく,もし不適切な引用であった場合,原著者が行う以外不適切かどうかチェックする手段はないのですからね。

 では,後者の場合,果たして参考文献の著者に引用許可を求める必要があるのでしょうか? これを現実世界の問題に置き換えるなら,論文やレポートを書く際に参考・引用した文献の著者に引用許可を求めるか? となりますが,如何ですか?

#少なくとも,私は後者の例では許可を求める必要はないが,出典は(原著者名も含め)明記されなければならないと考えます。引用の出典を明記することは,原著者の著作権を明確にするだけでなく,読者に,その引用が適切なものであるか(発言者の主張の根拠として妥当なものであるか,引用の範囲に間違いはないか,等),検証する手段を与えることを意味しています。元情報は公開されており,誰でも閲覧することが可能なのですから(その際,原著者名は重要なキーワードとなります)。


1999年05月11日:19時46分55秒
[引用について]補足:著作権法と慣行、他 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>つまりですね、題名を引用(題名も引用ですよね)する際に、筆者名(書込者名)を併記すべきか? って件なんですが。 適正な引用の要件からすると、筆者名(書込者)名も併記さるべき、って話なんです。
 
 で、まー、公正な引用を適正にするための、筆者名併記ならば、原筆者の了解を事前に採る必要はないと思われる、って意図でした。
 はしょちゃってごめんなさい。
 
#事前了解の必要はないと思いますが、事後に謝辞をのべたら、そのほーが親切かもしれない、とは思います。謝辞も必須とは言えませんけれど。
1999年05月11日:18時38分33秒
[引用について]著作権法と慣行、他 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@はたのさんWrote(「[引用] 著作権法における引用」,当掲示板,99年05月11日:09時40分06秒)
>>[引用について]引用もと情報記載の重要性 / 鍼原神無さんwrote:
>最近のUSAGEボードでの一連の議論を通じて「引用をするなら、原筆者の了解をとるべき」って意見と「とる必要はない」って意見が並立していますよね。
>...そういう話ってありましたっけ?
>覚えがないのですけど。
 
 つまりですね、題名を引用(題名も引用ですよね)する際に、筆者名(書込者名)を併記すべきか? って件なんですが。 適正な引用の要件からすると、筆者名(書込者)名も併記さるべき、って話なんです。
#「簡易掲示板の活用法 LOG 007」 「参考情報:『適正な引用についての公正な慣行』」(カンナ記,99年04月28日:23時16分49秒)
>公正な慣行とは一般に出典を示す、引用部分を明示する、内容的に引用部分が従である、引用に必然性があることです
 
 ところで、Web上の、特に掲示板類への投稿についての著作権ですが以下のような話があります。
 「簡易掲示板について LOG 002」「投稿内容の著作権」(sfさん記,98年05月07日:21時16分42秒)
>投稿内容の著作権は、もちろん投稿者にあります……。といってしまうことにします。
>厳密には、発言者の特定のできないWeb掲示板などの発言内容に著作権が発生するのかどうかというあたりには、微妙な点もあるようではありますが。(;^^)
#著作権が成立しなければ、引用の際に筆者(著作権者)名の併記も不要になる理屈です。
#例えば、「ニューヨークの落書きの写真集」に作者の名前の併記は不要なわけです。
 
 sfさんは管理者として、TRPG.NETへの投稿に投稿者の著作権を認める方針を打ち出しておられるわけですが。冷静にみて、Webでのこのもんだいは、当面法規的には、前例のないグレー・ゾーンのもんだいになるのだろうと思われます。
 だからこそ、いろんなWebPageのTOPPageに「内容の著作権は放棄していません」といった類の断り書きが明示されたいする必要が認められているわけですよね。
 
 ちなみに、著作権は、正確には著作者人格権と言われまして、「著作物は、原著作者の人格表現(人格の一部)だ」という考えにもとづいています。
 例えば、購入して所有している絵画であっても、原著作者ではない所有者がそれに手を加え改作することは、原著作者の著作権が認められている期間中は、道義的なもんだいではなく、犯罪であることになります。
 文章の引用に際しても、原文と引用文との一致は厳密である必要があり、必要に応じて〔中略〕、〔後略〕といった類の補助も重要になるわけです。
 
 ところで、厳密な引用ではなく「“これこれ”といった意見があるが、しかし」とゆー、手法で一般論の方向にシフトさせるレトリックは(そのやり口が公正である場合も不公正である場合もありますが)、慣行的には許容されるレトリックの一手法として認められていると思います。
#アタシ個人はあまり好まないのですが。一方好まない手法であっても、それを採ることもありますが。
 
余談:引用は著作権法で認められている権利ではあるのですが、奇妙なことに世間でも常に尊重されているわけではありません。顕著な例がJASRAC(日本音楽著作権協会)が管理する許諾です。きちんとした、歌謡曲の評論本であっても、なぜか、引用の許諾料が支払われていることが多いですね。JASRAC側の言い分としては、「引用もとの作品が同定できる程度の引用には許諾が必要」旨が主張されているようですが、シロートの個人的意見としてはムリがある気はします(私見)。
#ゲームソフトの中古売買禁止の法制化を求めてる業界団体の主張と同じくらい不自然な感じがするとゆーか。
 それが良い/悪いはさておき、著作権関連の取り扱いの実際に関しては、媒体の種類ごとに慣行と既得権に左右されている実状も考慮されるべきと思われます。
参考例:日本ペンクラブ編、竹田青嗣編,『ポップ・ミュージック はやりうた読本 ひばりからサザンまで』(福武文庫た0501),福武書店,Tokyo,1990.ISBN4-8288-3130-4 C0195
※第一版第一刷では、P205にJASRACの許諾番号が印刷されています。
1999年05月11日:09時40分06秒
[引用] 著作権法における引用 / はたの
はたのです
 
 なんか、わざわざややこしいことを言っているように見えますけど。
 
[引用について]引用もと情報記載の重要性 / 鍼原神無さんwrote:
 最近のUSAGEボードでの一連の議論を通じて「引用をするなら、原筆者の了解をとるべき」って意見と「とる必要はない」って意見が並立していますよね。

 
 ...そういう話ってありましたっけ?
 覚えがないのですけど。
 
 アタシは原則的には「原筆者の了解」必要ではないと思うのですが。

 
 引用は著作権法第三十二条で認められている権利です。
 著作物を公表した以上、引用がなされることは常にあり得ます。
#嫌なら公表しなければよいのです。
 
 その代わり、引用時には引用もとの公開文書がどこでアクセスできるか、の情報は詳しく精密に記されるべき、と思われます。

 
 著作権法第三十二条における引用を行った場合は、著作物の出所の表記するように著作権法第四十八条で求められています。
1999年05月08日:00時53分11秒
[引用について]引用もと情報記載の重要性 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 「簡易掲示板の活用法 LOG 007」に投稿しましたアタシの投稿、「参考情報:『適正な引用についての公正な慣行』」 (99年04月28日:23時16分49秒)では、掲示板のガイドライン文言などにもとづいて、主に現時点でのTRPG.NET管理者、sfさんの公式見解でもある、と思われる情報を整理してみました。
 今回の投稿の話題は、もーちょっと曖昧とゆーか異論が並立し得る件についてです。
 
#今更議論を蒸し返す意図ではないのですが。
 最近のUSAGEボードでの一連の議論を通じて「引用をするなら、原筆者の了解をとるべき」って意見と「とる必要はない」って意見が並立していますよね。
 アタシは原則的には「原筆者の了解」必要ではないと思うのですが。
 その代わり、引用時には引用もとの公開文書がどこでアクセスできるか、の情報は詳しく精密に記されるべき、と思われます。
 言うまでもなくこの考えかたは、引用者の引用の仕方が妥当かどうか? 誰もが自分で、引用もとの公開文書を参照することで検討することができるよーにするために重要ってことです。
 
 特に、TRPG.NETは、完全会員制、とかのクローズドな環境ではないので、「引用の許可を求めたほーがよい」と言われても、多くの場合、事実上は実行不可能な行為なのではないかと思います。オフラインで交流してたり、なんかのきっかけでメールアドレス知ってたりしたら別、ですけどね。でも、TRPG.NETの環境では、そこまでの交流が常に為されているわけではないですよね。
 ですから、引用が適正で公正になされてる範囲では、「引用許可をすること」期待されないほーが実際的なのだろーと思われます。
#引用もとの情報が明記されてると、引用された人のお友達などから、「引用されてた」件が伝わったり、結果としては、もと記事書込者にも話が伝わる機会が増える気もするのですが(?)。
#えーっと、言うまでもなく、引用もとの書込の内容を適正に公正に引用したうえで、論評するに際しては、もと書込主に断りを入れる必要はない、と思います。場合によっては、転載したことの謝辞を併記したほーが、丁寧であることはあるやもしれません。
  
 さて、ちょっと話題がズレるのですが、うえの引用の考えかた、一般論としては基本と思われますが、実は必ずしも歓迎されるとも限らないよーです。
#以下はアタシの個人的考えになりますので異論も多いかと思われます。
 以前あるかたに、TRPG.NETでのアタシの書込みについて、IRCチャットで個人的な依頼を受けたことがあるのですが、
依頼主さん曰く≫「だれだれさんの『なになに』って書込に『これこれ』って意見があるけど、アタシ(カンナ)的にはこー思います」、こー書かれると、やはりResを書かざるを得ない気がしてくる。
 それよりは、特に引用もとを書かずに「『これこれ』って意見もあるのだが、アタシ(カンナ)的にはこー思います」って書いてもらったほーがよい、と。
 
 そのご依頼をお聞きして、なるほどー、と思ったものですが、、
 
 実際は、アタシもTRPG.NETでは、「引用もと明記」する書込と明記しない「『これこれ』の意見がありますが」式の書込と併用してますが。アタシ個人は、ダイタイ、、
1.議論がどれくらい一般論的なものか/個別な主題の細かい議論になっているか、
2.議論の主題がどれくらい、重要(と思われる)もんだいにかかわりがあるか、
 、、の二つの尺度で使い分けるよーに心がけています。
#アタシだけでなく、多くのかたも、ほぼ同様の尺度で使い分けしてられるのではないかと思いますが。
#この書込の前半でも、「引用もと明記しない方式」の書きかたしてますし(苦笑)。
 
 アタシ個人は、引用もとは、はっきり記された書込のほーが好ましく思っています。
 例えば、引用もとを明記されずに「『これこれ』って意見があるのだが」式に論じられると、アタシの意見が言及されてるのか、アタシの意見に近いけど細かいところが違う別の意見が言及されてるのか、それとも、アタシの意見が誤解されて論じられているのか、はたまた、遠まわしのイヤミなのか、判断にとても悩むことがあります。
 こーゆー場合、アタシのほーが関心が深い話題だと、お返事するにしても、いろいろ確認しながらの書込をしなくてはならなくなって、なにかと面倒になったりし易い気がします。
1999年05月01日:12時54分54秒
削除&改訂、感謝致します。>鍼原神無さん / SAGA
>鍼原神無さん

私のわがままともいえる要請に素早く答えて頂いたことに感謝いたします。
また、『〔ドラフト第二稿〕』の作成にも大変な労力を要したこととお察し致します。
大変おつかれ様でした。そして、ありがとうございました。
1999年04月30日:23時50分46秒
新着情報画面からみて内容の推測が困難な題名の諸類型〔ドラフト第二稿〕長文です / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 この投稿は、TRPG.NETの簡易掲示板群への投稿題名で「新着情報」の画面からみて内容の推測が不可能、またはほとんど困難なものをタイプ別に分け、タイプごとに内容の推測がむづかしい理由を整理してみたものです。
#例として、挙げた題名は、ありがちな「わかりづらい題名」の例として、創作したものです。過去LOG及び将来に渡って類似の題名があったとしても、それとは関係ないものであることをお断りしておきます。
#今後のTRPG.NET利用に際しての参照用を意図して作成したものであり、既に為された投稿や投稿者を叱責する意図ではありません。
 
 【純然たる挨拶語】
 trpg/cre/***_FREE ハロー
 trpg/cre/***** はじめまして
 trpg/**** おはつです
 trpg/***** 嬉しいボードですね
 
 この類は、TRPG.NETの構成上、無くならない類だと思われます。
 また、もし、当該の書込の内容が、本当に挨拶だけの内容であったなら、この類も分かり易い題名って見なされるべきと思います。「はじめまして/誰それ」って題名は、新着情報からみて、「『誰それさん』って新来利用者のかたが、どこそこの掲示板を利用されたのだな」って情報がわかるものではあると思います。
 新来利用者のかたの投稿が2度3度と重なり、なおかつ題名から内容の推測ができない場合、各掲示板のアクティブな人が、「新着情報の存在、とその有功活用」を教えてあげると同時に、「わかり易い題名」へのアピールが為されるとよいかと思われます。

【挨拶語の類】
 trpg/**** サンキューです
 trpg/**** 僭越ですが
 trpg/**** 失礼しました
 trpg/***_FREE 遅Resですけど
 trpg/***_FREE ごめんなさいね
 
 この類は純然たる挨拶語とは違い、おそらく、挨拶以外の内容が当該の書込にあるだろう、と推測される題名です。
 その意味では、「内容についての説明」が不充分な題名であることがもんだいと思われます。

【目的語にあたる要素が省略されている類】
 trpg/**_FREE すごいですね
 trpg/**_FREE 宣伝ですが
 trpg/**_FREE 軽いつっこみ
 trpg/**_FREE 質問です
 trpg/**_FREE 了解しました。
 
 目的語にあたる情報を補填すれば、内容の推測が可能になると思われます。

【感嘆詞の類】
 trpg/**_FREE なんと?
 trpg/cre/*** おぉっと
 
 「内容についての説明」が極端に不充分な題名であることがもんだいです。
 個別の掲示板では書込の前後関係から内容の推測を促す題名であったとしても、「新着情報」の画面では、個別掲示板の前後関係が分断されますので、内容の推測は不可能になります。

【本文の書出しに相応しい語句が流用されている類】
 trpg/***** 古い話しですが・・・
 trpg/***** 蒸し返すわけではないですが…
 trpg/TRPG_**** おちつきましょう
 trpg/TRPG_**** 個人的意見ですが
 trpg/****FREE 横やりですけど

 「内容についての説明」が極端に不充分な題名であることがもんだいです。
 個別の掲示板では書込の前後関係から内容の推測を促す題名であったとしても、「新着情報」の画面では、個別掲示板の前後関係が分断されますので、内容の推測は不可能になります。

【その他情報が不充分な類】
 trpg/****FREE 賛成です
 trpg/****FREE お教えください
 trpg/***_FREE 下記の訂正
 trpg/***_FREE お詫びと訂正
 trpg/***_FREE 追加情報
 
 この類は、「何について」の質問、訂正、追加であるのか、の情報が補填されれば内容の推測が可能になる題名と思われます。
 個別の掲示板では書込の前後関係から内容の推測を促す題名であったとしても、「新着情報」の画面では、個別掲示板の前後関係が分断されますので、内容の推測は不可能になります。
 例えば、「前記の訂正」といった類も、個別掲示板では「内容の推測が可能な題名」であっても、「新着情報」では、「内容の推測」は不可能になります。
 
 この類でありがちなものに以下のようなものがあります。
 「お礼」、「追加情報」、「修正」
 例えば「○○についてのお礼」、「追加情報:○○について」といった具合に情報を補填すればよいかと思われます。
 
【その他説明が不明瞭な類】
 trpg/TRPG_*** ファイターは軽装鎧の夢を見るか?
 trpg/***** 夢物語
 trpg/TRPG_*** 将軍危機一髪
 trpg/TRPG_*** ちょっとしたアイディア
 trpg/****_FREE 私の失敗談
 
 個別の掲示板では書込の前後関係から内容の推測を促す題名かもしれませんけれど、「新着情報」の画面では、個別掲示板の前後関係が分断されますので、内容の推測が不可能になっているかと思われます。
 また、小説やエッセイのタイトルふうに、こった題名、シャレた題名も、場合によっては内容の推測が困難であることが多いことに留意が必要です。
 
【Re:を使ったもとの題名の意味が不明瞭な類】
 trpg/cre/**** Re:質問します
 
 例えば、「Re:質問です(○○について)」など、情報を適宜補うとよいかと思われます。
 
【個人名が使われたため内容の情報が不足している類】
 trpg/****_FRE ○○さんへ
 
 例えば「○○さんへ、◇◇について」など情報を補えばよいと思われます。
 古くからパソ通をしている人の間には「題名に不必要な個人名を入れるのは失礼」との考えかたをお持ちの人も少なくないようです。
 また、公共性のある掲示板で、まったくの私信は使うべきでなく、個別メールを使うほうが好ましい、との考えかたをお持ちのかたもいます。
 ただし、例えば「○○さんの◇◇説についての異論」 、といった類の題名は、場合によっては、必要性があっての個人名使用として了解されるケースもあることでしょう。
 
【新着情報画面の画面構成上わかりづらくなちゃう例】
 trpg/***** re深淵世界の言語技能について/○○○/ ●●●
 
 これは一時多かったです特殊なケースですが。「Re」を使用した際に元の書込者名ま で取り込んだために、新着画面上で、真の書込者が誰なのか、判断がつきづらくなった 例です。例示だとわかりづらいと思いますが、○○○がもとの投稿の書込者名、●●●が「re」を反した人の名前を意味しています。
1999年04月30日:23時40分59秒
[わかり易い題名]「わかり易く無い題名の傾向と対策」について / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>toALL
 「[わかり易い題名]わかり易く無い題名の傾向と対策」(「簡易掲示板の活用法 LOG 007」,カンナ記,99年04月28日:22時08分41秒)ではお騒がせしました。
 特に、SAGAさん、〔ドラフト第一稿〕での題名の流用は、配慮がいたらなかったよぉで、すみませんでした。素早い応答にも感謝しています。SAGAさん意外にもお気を悪くされたかたには、お詫び申しあげます。
 いろいろコメントいただいた、さうすさん、寺田大典さん、石頭さん、えんどさんにも感謝いたします。
 
 さて、みなさんのアドバイスを参考に、「新着情報画面からみて内容の推測が困難な題名の諸類型〔ドラフト第二稿〕」を公開させていだだきます。
 内容は、sfさんに削除していただいた〔ドラフト第一稿〕の題名例示を創作物に変更したものです。
 
ご意見をお願いします:
>toALL
 みなさんに、「新着情報画面からみて内容の推測が困難な題名の諸類型〔ドラフト第二稿〕」へのご意見をお願いしたく思います。
 目的は、「諸類型」の内容を拡充、シェープ・アップすることです。
 シェープ・アップしたものを恒常的に簡易長文投稿ログにおき、各個別掲示板での「わかり易い題名を使おう」アピールに際して、適宜リンクを使用しての参照用に使っていただけるものに仕上げたいと思っています。
#今度は、題名の例示は創作物に限ることにします。
 
 創作題名の補充とかもさることながら、アタシ的には「内容の推測が困難な題名」の諸類型(書込の【 】内)がわかりづらくはないか? ほかにはありがちな題名のタイプはないか? といったあたりが気になるところです。
 
 「内容の推測が困難な題名」を類型化するのって結構ムリがある気はしなくもないです。
 もんだいは、「内容についての情報が不足してること」、と要約しちゃえるんですよねー。
 傾向と対策って言っても、書込内容の主題を簡単に題名に織り込んでください。投稿するボードの流れを離れても意味がわかるよぉに留意してください、ってことにつきるとは思うのですね。
1999年04月30日:09時39分27秒
簡易掲示板の活用法 LOG 007 / sf
 簡易掲示板の活用法 LOG 007として1999年04月20日から1999年04月29日までのログを切り出しました。

簡易掲示板の活用法ログ / TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先