映画雑談所 LOG 002

映画雑談所の1999年01月19日から2000年03月17日までのログです。


2000年03月17日:09時01分16秒
エンターティメント楽しみ・鑑賞と題材や作品主題のドラマ構築 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@カンナWrote (「クウガは正義のヒーローになるか?(EPISODE7「傷心」レポート)」,当掲示板,2000年03月14日:23時05分37秒)
 >しかし、近年のコドモ向けアニメ番組(同じニホン制)と比べても特撮番組の変身ヒーローの方が行動原理の描写・暗示が曖昧である、傾向があると思われます。
 >これはなぜか?
 
 >端的に言って「正義」とゆーコンセプトの理解があやふやな番組が多すぎるのですね。
 >「正義のヒーロー」がキャッチ・コピー的に標榜される番組は多いのですが、描かれている主人公の行動原理は「みんなの味方」である事が目立ちます。
 
 「コドモ向けの作品(または番組)だから、そんな「正義のコンセプト」なんてめんどくさいことはどーでもいいではないか」
 または、 、、
 「エンターティメントだから、そんな『正義のコンセプト』なんてどーでもいいではないか。面白ければよい」
 、、、的な意見があるようですが。
 
 アタシはこの種の意見には反論があります。
 
 まず、アタシは「コドモ向けのあらゆる番組が『正義のコンセプト』を扱わなくてはいけない・扱うべきだ」と言っているわけではないです。
 
 アタシが言っているのは、「コドモ向けの番組であろうと、『正義』とゆう題材を製作者が作品中に選択・導入するならばそれなりに説得力のある描出をすべきだ」って事です。
 
 英語の諺でしたっけ? ちょっと記憶が曖昧ですけど「自分の口に入らない大きさのものには噛むな」みたいな言い方があったと思います。
 要するに下品ですし、作者として無責任でもあると思うのですね。この場合無責任とは、まず作品に対して無責任という意味ですが。
 
 例えば、日曜日の早朝『仮面ライダークウガ』に続いて放映されてる『おジャ魔女ドレミ#』ですけれど、この番組では仮面ライダー的な「正義」は扱われていません。
 
 ホスピタリティですかとか、友愛ですとか、自己責任ですとか、「正義」にかなり近い主題がキチンと描出されているエピソードが多いのですが。それでもそドラマ処理のアプローチは、いわゆる「変身ヒーローもの」で扱われる「正義」とは異なります。
 
 「正義のヒーロー」を扱うのが、スポンサーからの要請であろうとなんだろうと、その制作を引き受けた製作者がプロであり、作品中にクレジットも提示されるのですから、製作者には作品に対する責任があるはずです。
 
 嫌ならば引き受けなければよいのですし。
 処理できないのならば、同じような「正義」だって別様のアプローチだってあるのですし。
#「クウガ」の前に放映されている『未来戦隊タイムレンジャー』は、多分「正義」よりも、「仲間同士の相互理解」が上位の作品主題なのではないかなってアタシ的予想をしながら観てるんですけど。
#それでも、「捜査官としての使命と正義」とを上手く処理して、作品主題の構成要素に取り組んでいると思います。
 
 ってゆーか、て題材をどのようなアプローチで処理してどうゆう作品主題に編み上げてくれるのか、も、作品を楽しむ・鑑賞するって事の内ですよね。
 そーゆーところで、作品や作者のランクを評価するのも受け手の楽しみの一面でしょう。
 
 例えば『踊る大走査線』ってTV番組は、エンターティメント作品だとアタシは思うのですが。(別にアタシだけの突飛な意見でもないと思います)
 あの作品はあの作品で「正義の原則性」と、「職務の効率主義・形式主義」との矛盾・葛藤もドラマにとても上手に組み込まれています。
 
 要するに「エンターティメントだから、おもしろければよい」って言い方は、予め、「おもしろさ」のパターンやレベルを限定している意見なのではないか、って疑われます。
 「エンターティメントだから、おもしろくなければならない」これはわかります。
 「題材や主題がいい加減に処理されている作品は、おもしろくない」って話なわけです。
 
 作者ってゆうのは、なかなか、「この作品の見所はここだぁッ」とか、「この作品の主題はコレコレだぁッ」とか言わない人種です。(中には言う人もいますけど:笑)
 理由の一つは、「作者は作品で勝負する(べき)っ」て、考え方を持ってる人が(ある程度)いるからで。アタシはこのタイプの作者は嫌いではありません。(ほかにもいくつか理由はあるのですが)
 
 だとしたら、これまでに無いおもしろさ、アプローチの評価は、受け手がしてやらなくては、始まらないではないですか。
 
 「『踊る大走査線』とかは、オトナ向けのエンターティメントだけど、『仮面ライダー』はコドモ向けのエンターティメントなんだから、そこまで要求するのは酷ではないか」的な意見もあるようなのですが。
 
 これもアタシは違うと思います。
 この意見は、煎じ詰めると「コドモ向けのエンターティメントは題材や主題の処理が粗雑でも構わない」って結論になってちゃいます。 これは、おかしい。
 「コドモ向けの作品だからこそ、『正義』にしろなににしろ、作品中の題材や主題はきちんと処理するのが作者の作品に対する責任」ではないでしょうか。
 
 もちろん、オトナ向けの作品とコドモ向けのの作品では「題材や主題の処理の仕方」は違っていて当然なのですが。
 優れたコドモ向けの作品(ジュヴィナイル)は、必ず、オトナが観ても楽しめる、って性格を含んでいます。
 
 『ハックル・ベリフィーンの冒険』(マーク・トゥェイン)とかですね。
 それからあまりにおもしろい大人向け作品だから、コドモが読んでもおもしろいって作品だってあるんです『宝島』(スティーヴンスン)とかですね。この場合、コドモ向けリライトとかでないのをコドモが背伸びして読んでもおもしろい、って思う子はたくさんいるんです。
 
 こーゆー達成はいくらでもあるわけではないですか。ミヒャエル・エンデとかジュール・ヴェルとか。
#この辺に関連した話題は、ちょっと前「創作論」でも話題になったことがあります。
#「低年齢者層向けの小説はこれからどう変わっていくか」 (創作論 LOG 003,品崎さん記,2000年01月21日:23時36分10秒)、以降の一連のやりとりです。
 
 そこまで作者に要求するのは酷だ、ってゆー意見もあるのかもしれませんけれど。
 アタシは逆に消費者が、そこまで作者に優しくしてやらなくてはいけない理由がどこにあるのだろうか?不思議です。
 自動車だろうと、食品だろうと、衣料だろうと、消費者はワガママですよね。
 アタシが思うに、消費者は商品に対してはシビアで、その意味では、作者に対してはワガママな方が、よい商品が市場に提供されるのだと思うのですが。
 
 もんだいは、アクチュアル(同時代的)なドラマの構築に作者がきちんと取り組んでくれるかどうか、なのだと思われます。
2000年03月14日:23時05分37秒
クウガは正義のヒーローになるか?(EPISODE7「傷心」レポート)(長文) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕

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 『仮面ライダークウガ』とゆー変身ヒーローもののTV番組がいまオンエアされてます。
 
 日曜日の早朝の時間枠で『未来戦隊タイムレンジャー』(特撮番組)と、『おジャ魔女ドレミ♯』(アニメ)の間に放映されています。
 
 結構意欲的な作品だと思うんですけど、、、
・アクションの観せ方がいまひとつ決まらない(←シリーズはじめてのハイビジョン番組の為模索中:?)
・子供が観るには怖い
・主役側の役者の演技が拙劣
・シリーズ展開もスローペース
・ドラマも間延びするときがある
、、、などなどの欠点も抱えています。
 
 ただ、不幸な路線変更などが無く、これまでの放映分で描出された要素が、このままきちんとドラマ構築に使われていったら、これは凄く画期的な「仮面ライダー」の物語になる・かもしれない。なる・のではないか? って期待があります。
 
 この投稿では、今段階でのアタシ的期待、について書いてみます。

#この投稿は以下のような構成を持っています。
EPISODE7「傷心」:ストーリー要約
「仮面ライダー」の「怪奇」要素
怪奇物語としての「クウガ」
自己責任でのヒーロー選択
「正義」の原則性とヒーロー・キャラクター
「クウガ」への期待
 
EPISODE7「傷心」:ストーリー要約
 日本アルプス、九郎ヶ岳で発見された由来不明の超古代古墳から未確認生命体が復活し、信濃大学・城南大学合同の発掘チームの全員が惨殺された事件から3ヶ月。
 未確認生命体の手による事件は東京に舞台を移していた。
 警視庁に特捜本部が設けられたものの、得意能力を持つ未確認生命体による事件は解決の糸口さえ見出せないでいた。
 
 357マグナムを支給された特捜本部の刑事たちは、「偉いもん支給されちゃったよな〜」、「いつまでも4号(仮面ライダークウガ)におんぶにだっこだと、いろいろまずいよな」、などとぼやきながらも焦りは隠せない。
 
 「奴ら人間に化けるだろ? お前いざとなったら、ためらわず撃てるか?」
 
 クウガに変身する五代雄介の事情を知るために、未確認生命体4号射殺命令に反対を唱えている一条刑事は、同僚の問いかけに応えず、マグナム銃の試射を続けた。
 
 そんな中、長野から未確認生命体、最初の被害者である信州大学の夏目教授の未亡人・倫子と、娘の実加が上京、一条を訪れた。
 
 亡き夏目教授のためにも第零号の解明をして欲しい、と訴える実加たちは、教授の遺品を整理中にみつけたとゆう謎の金属器遺物を捜査の手掛かりに、と持参していた。
 しかし、折あしく、蜂の能力を持つ未確認生命体第7号による無差別殺人が発生。
 緊急の出動要請を受けた一条は、「これ(遺物)は専門家に観てもらった方が早いでしょう」と、夏目母娘に城南大学の連絡先を伝える。
 警察は、亡父の事件を真剣に捜査しようとしてないのではないか? 子供っぽい、不信感を抱いていた実加は、一条のせわしない言動にさらに不信感を深める。
 
 城南大学に向かい沢渡桜子と五代雄介に出会った夏目母娘。しかしここでも、遺物を観るなり、その考古学的価値を誉める研究室の大学院生ジャンの言動に、実加の不信感は決定的なものになる。
 「どうして平気なの、お父さんは死んだのに」と、遺物を抱え、研究室を駆け出す実加。
 
 その頃、街では何かに頭頂部から身体を貫かれるという事件が続発していた。
 
 飛行能力を持ち、上空から長針を射出、無差別な狙撃殺人を繰り返す未確認生命体7号の仕業だった。
 15分おきに繰り返される狙撃殺人の位置から、予測される飛行コースを先回りし、7号を迎え撃とうとする一条刑事と五代雄介だったが……。
 
「仮面ライダー」の「怪奇」要素
 TV番組『仮面ライダー』は、’71年から’73年にかけて足掛け3年放映されたのですけど。この間、何度かの路線変更がありました。
 ライダー1号から2号へ主役バトンタッチがされるとか、敵役の組織が交代する、とかってストーリー上の路線変更はわかり易いのですが。
 実は、最初期に「特撮怪奇アクション」ってキャッチ・コピーとともに放映が開始された路線が、より活劇調に変更された、物語内容についての、変更もありました。
 この変更はTV番組では、例えば敵役組織戦闘員のイメージ変更、変身シーンの変更、カメラ・アングルテクニックなど演出方針の変更などで、微細な徴候から解釈することができます。
 
 仮面ライダーのTV「シリーズ」自体は、SF的なガジェット(小道具)を多用した、変身ヒーローものといった調子を表看板にして継続されたのですが、「怪奇アクション」の要素も、シリーズの伏流として、表に出たり、隠れたりしながら、連綿と継続しています。

 例えば、ショッカー、ゲル・ショッカーより、秘密結社的な演出が濃厚だったデストロン(←『仮面ライダーV3』)とか。伝奇ロマン的な超古代文明の設定を導入した十面鬼(←『仮面ライダーアマゾン』)とか。過去に死んだ希代の悪人をよみがえらせたうえで改造怪人にしたGOD(←『仮面ライダーX』)とか。
 
 それから、正面から、「特撮怪奇アクション」的な物語の構築に取り組んだ作品に、『仮面ライダーBlack』(’87年〜’88年)があります。

 SFガジェットの活劇アクションとしてまとめられた作品では、怪奇風の要素はただのガジェット(小道具)に過ぎません。
 『仮面ライダーBlack』は、怪奇アクションとゆうより、伝奇ロマンに近いタイプの物語と思われます。それでも、「Black」では、怪奇風の要素が単なるガジェットなく、物語内容の構築に活用されています。
#TVシリーズ意外でも『仮面ライダーJ』も、怪奇物語としての構想が濃厚に観てとれる作品といえるでしょう。
 
 で、『仮面ライダークウガ』なんですけど、もともと「仮面ライダー」の物語に内包されていた、「怪奇物語」の可能性を、最初期ライダーとも、Blackとも違う形でアクチュアルに構築しようとゆう意志が観える、気がします。
#ここで「アクチュアル」と言っているのは「同時代的」な内容で、と言ったニュアンスです。
 
 だとしたなら、例えば、「子供が観るには怖い」は、物語の必然になります。(怖くない「怪奇もの」なんてダメですよね)
 「シリーズ展開もスローペース」も怪奇物語的な拘りの結果・かもしれません。
 「主役側の役者の演技が拙劣」も、暑苦しい熱血漢的定型演技を排しようとした結果役者の地の力があからさまになっちゃったもの、とゆー可能性があります。
 実際、「クウガ」のシナリオには、キャラクター間のちょっとした気持ちの行き違い、みたいなきちんとした演技力が必要になるエピソードが多いんですね。
 例えば、EPISODE7だと、一条刑事がついとっさに、夏目実加の不信感を煽るような言動をとっています、とか、そーゆーところでは役者の上手い・下手が露骨に観えてしまします。
 
怪奇物語としての「クウガ」
 さて、『仮面ライダークウガ』を怪奇物語として観てみると、すぐに顕著な特徴が気づかれます。
 それは、怪奇物語であるにも関わらず、大都会が主舞台に設定されている点です。
 古城や、地方の館を舞台にするゴシック・ロマン式の怪奇物語ではないわけです。
 
 大量の群集が雑居する都会が舞台になるので、怪談風の因縁話を展開するにも困難があります。
 
 ここで、思い出してほしいのは、ブラム・ストーカーによる小説『吸血鬼ドラキュラ』の主舞台が大都会ロンドンであることなんです。「ドラキュラ」もの、とゆーと、無数の映画のイメージで、すぐに古城・廃城とかが連想されるます。
 しかし、本来はゴシック・ホラーとゆうよりは、(今風にゆうなら)モダン・ホラー(←『ローズマリーの赤ちゃん』など、大都会を舞台にしたホラー物語)なのですね。
 それから、大都会を舞台にしながら、ゴシック・ロマン的な意匠を全面活用した『オペラ座の怪人』なんて傑作のことも思い出してほしいです・
 
 で、「クウガ」をこれまでの「ライダー」と比較して観ると、設定や、設定が作品中で描出される際の演出に顕著な改訂と変調(アレンジ)が気づかれます。
 これらの、改訂・偏重についても怪奇物語/モダン・ホラーとして観ることで、それなりの判断を持てるような気がします。
 何しろ現在オンエア中の番組ですので、「判断」と言っても「予断」にはすぎないのですが。
 
 とりあえず顕著な改訂・変調として次のような要素が指摘できます。
 前提としては、今回の敵集団が長野県で発掘された謎の古墳から復活した「未確認生命体」(←物語中でも使われる用語です)の集団であること。
 推測として、「未確認生命体」は、クウガに関わるなんらかの力で古墳に封印されていた・ように思えること。
 、、、を踏まえてください。
・敵集団が世界征服を目的にしているのではない・らしい。
 正確には、何を考えているのか、今のところ不明なのだが。しかし、行動を観ていると趣味的に無差別殺人を繰り返しているように思える。
 これは、怪奇物語らしい変調といえます。特に、敵側の構成員が、古代語で会話しているので、「何を考えているのかがわからない殺人集団」になっています。これはとても不気味です。
 
・敵集団に組織立った秩序感が希薄。
 この件は、今後のストーリー展開で再変調されてゆく可能性があります。
 最初に登場(復活)した、未確認生命体零号が大きくストーリーに関与してくれば、変わってゆく方が自然でしょう。
 ただ、現時点の描写では、勝手気侭に無差別殺人を楽しむ集団、としての不気味さの描出として大変効果的です。
 
・主人公であるヒーローの立場が物語内の社会に公的に認知されていない。
 主人公である仮面ライダークウガは、今のところその正体は極・身近な少数の人物にしか知られていません。
 公式には未確認生命体第4号として、警視庁は射殺命令を出しています。
 
 ライダーの正体が公的には秘密、との設定は過去の連作でも観られるのですが、「警視庁による射殺命令」まで突き詰められたことは無いと思います(もしかすると映画版などであるのかもしれませんがちょっとこの辺はアタシの知識が曖昧です)。
 
 それから、過去のライダーストーリー(TV版)では、活劇アクションとしての展開が進むと、公式には秘密・知られていない存在であるライダーが、なぜか、子供や一般市民には知られているってご都合主義な展開が目立ちます。
 最初は秘密だった存在がドラマ展開と共に少しづつ知られてゆく、と言った展開は、やはり「Black」でうまく描出されていたのですが。
 この件については、「クウガ」の今後の展開にも、何かの物語的活用を期待してよい気がします。

 例えば、うえのような要素が相互に関連づけられて、怪奇物語が構築されつつある(現在進行形)なのが、今現在時点の「クウガ」だと思います。
 
自己責任でのヒーロー選択
 さて、「クウガ」の設定には、論旨の展開の都合上、触れなかった特徴的な改訂がまだあります。
 怪奇物語との関連が現時点でまだ不明瞭なので、さっきは触れなかったのですが。
 
 それは、主人公は、未確認生命体に変身する能力を自己責任において選択した、とゆう設定です。
 
 「クウガ」に変身する主人公五代雄介は、未確認生命体が眠っていた古墳から発掘された古文書の解析報告を届けに長野に来ていました。すでに、発掘チームは零号により全員虐殺されていたのですが。
 その後、証拠品として警察に管された出土物を(おそらくは)求めて、長野県警を未確認生命体壱号が襲撃します。
 この時に偶然居合わせた、五代雄介は、前夜夢に観た映像をインスピレーションに、自ら変身ベルトを身につけます。
 
 過去のキャラクターでは、自ら改造人間たろうと自己選択したキャラに、4号、こと、ライダーマンがいますね。
 それから超古代文明の守護者として選別されたアマゾンは、自ら改造を受け入れましたが、自己選択とゆうのとはちょっとニュアンスが違います。
 
 1号からはじまった、仮面ライダーのメージャー・トレンドは、「まず、悪の組織があって、主人公は自らの意志に反して改造された被害者でもある」のパターンが基本です。事件に巻き込まれて瀕死の重傷を負い、1号・2号の手で改造されたV3のような例もあるのですが、「敵役組織の被害者」でもある、との設定は変わりません。
 
 この主人公=ヒーローが、悪の被害者からキャリアをスタートするパターンは、『サイボーグ009』以来、石森系ヒーロー物語のメジャー・トレンドになっています。もちろんそうでない事例もありますが、「メジャー」なトレンドではある、とゆう意味です。
 
「正義」の原則性とヒーロー・キャラクター
 一般に、ニホンの変身ヒーローモノTV番組では、主人公の行動原理が不明瞭であることが多いと思います。
 例えば、アメリカのTVシリーズ“SuperMan”などと比べて、の判断ですけど。
 
 「“SuperMan”はオトナも子供も観る番組」であり、「ニホンの変身ヒーロモノTV」はよりコドモ向けに絞れれている、だから仕方ないってゆう意見もあります。
 しかし、近年のコドモ向けアニメ番組(同じニホン制)と比べても特撮番組の変身ヒーローの方が行動原理の描写・暗示が曖昧である、傾向があると思われます。
 これはなぜか?
 
 端的に言って「正義」とゆーコンセプトの理解があやふやな番組が多すぎるのですね。
 「正義のヒーロー」がキャッチ・コピー的に標榜される番組は多いのですが、描かれている主人公の行動原理は「みんなの味方」である事が目立ちます。
#もっときちんとした行動原理を主人公が持つ・または・身につけてゆく、特撮番組も増えているとは思うのですが(私見)。傾向としては「みんなの味方」であるものが目立つと思います。
 
 「みんなの味方」と、「正義の味方」を比較したとき、どこが違うか?
 いろいろ言えると思うのですが、ここでは、「みんなの味方」の言動の方が、状況依存性が強く無原則だ、って点に注目したいと思います。
 
 例えば、アメリカTVの西部劇モノなんかに、「無原則な私刑(リンチ)をおこなわせない保安官の活躍」、なんてストーリーの定型パターンがりあります。
 
 この場合、「私刑(リンチ)を防ぎそれに荷担させないこと」が、同時に「みんなのため」にもなってゆく、のですが。
 要するに、「正義の味方」とは、特殊な条件としての原則性をもった「みんなの味方」の一種である、と、とりあえずの整理はできます。
 
 「みんなの味方(のヒーロー)」⊃「正義の味方のヒーロー」
 、、、とゆー関係性ですね。
 
 ただ、ベトナム戦争〜冷戦の終結とゆー時代背景を経て、アメリカでも、ニホンでも、ヒーローの行動原理として説得力が充分な「正義の原則」に対する不信感や懐疑は一般的に共有されています。
 
 このため、「守旧的な『正義の原則』を絵空事的に追及する物語」、とか、「『正義の原則』の実現・達成困難性をドラマの主軸に描く物語」、とかの物語戦略が分化してきているわけです。
 後、「『正義の原則』はあり得ないんだってドラマを描く物語」(この場合はアンチ・ヒーロー、またはピカレスクの物語、ってゆうことになりますけれど)、選択肢とかもあります。
 
 で、仮面ライダー連作のメジャー・トレンドである、「主人公も被害者からキャリアをスタートする」パターン、ですが。
 主人公の行動原理はどうしても状況依存的になります。
 まず・敵として悪の組織が存在し、それと戦う意志を持つものとしてヒーローが立つわけですから。
 
 もちろん、主人公が戦うドラマを通して、正義の行動原理(無原則な私刑とは異なる原則性)を探求する物語が描かれてもよいのですが。アタシの意見では過去の「ライダー」作品では、そうした面の追及は微弱であったと思います。
 主人公が被害者からキャリアをはじめるので、正義の原則の追及が曖昧化しがちだと思うんですね。
 
「クウガ」への期待
 ここで「クウガ」なのですが。
 作中、古代語で「戦士」の意味だと語れている「クウガ」の戦いは、今のところ、公的な警察力とは無関係なレベルで、しかし、自己責任で選択したものとして追及されています。ここが今後の期待の焦点です。
 
 今のところ「クウガ」の物語構造を予測(仮定)すると次のようなものになります。
 
 「超古代から復活した、言葉の通じない殺人集団による、都会を舞台にした無差別殺戮」と、「永きに渡り殺人集団の復活を封じていた何らかの力を自己選択で手にした一般人」が戦う物語。
 
 これは、怪奇でもあるし、アクチュアルな物語主題でもあります。
 
 もし、どのような正義が、そうした理不尽な凶行に立ち向かえるか? と言った物語内容がドラマを通して追及されれば、同時にきちんとしたヒーロー物語にもなることでしょう。
 
 なぜなら、「言葉の通じない集団による凶行」に、「無原則なみんなのため」で対抗しても、それは、リンチ(私刑)と大差ない不正義に帰着せざるを得ないからです。
 ここで問われるのは、「みんなのため」に意図された行為が結局「みんな」を苦しめる結果につながってゆく、とゆう現代的な難問です。
 
 「仮面ライダー」に限らないのですが、よくヒーローもののTV番組のストーリー内の構図が「正義と悪の戦い」と要約されることがあります。
 この要約には、異なる審級を混同させた概念の混乱が観られます。
 簡単な英語辞典でも、すぐに確認できることなのですが「正義(justice)」の反語概念は、実は「悪(evil,bad)」ではありません。
「 正義(justice)」/「不正義(injustice)」、と「善(good)」/「悪(evil,bad)」の対抗関係が本来の審級です。
#ここで論じているのはもちろん英語文脈の「正義(justice)」の概念についてですが。
#例えばヤマト言葉化した漢語の文脈でも本来「義」とゆう言葉には原則性が含まれていました。
#例えば、儒学者の荻生徂徠の私文書に、『忠臣蔵』のモデルである「赤穂浪士討ち入り事件」についての言及があるそうですが。
#概要、次のような趣旨だそうです。「赤穂浪士の討ち入りは『私』のおこないとしては立派である。だから打ち首にはすべきではない。しかし、公法を犯したことも事実である。罪状をみても死罪にせざるを得ないだろう。なので切腹がふさわしい」
#この場合、公・私両面の兼ね合いの判断に儒学者らしい「義」の原則性についての理解がみれる、のではないかと思います(すごく素人考えですけど)。
#アタシ的にには「正義」とゆう言葉が古くからのヤマト言葉や漢語文脈にあるのかどうか、はちょっとわからないですが。
 
 西部劇ストーリーの事例で語るなら、「悪(evil)」を憎み、怖れて、私刑(リンチ)で対処する選択も、また「悪い(bad)」選択であり、場合によっては、「不正義(injustice)」な結果に帰結する、とゆー事になります。
 
 それから警察機構に代表される公権力ですけれど、この第一義的な使命は「正義(justice)」の追及・達成・実現にはありません。
 公権力の使命は第一義的には秩序の維持です。公権力の秩序維持の手法は「公正(fair)」なものでなければなりませんが、それは必ずしも常に「正義(justice)」と一致するものではありません。
#福祉が、社会的な「正義(jistice)」の実現である、といった思想的な文脈もありますが、ここで考えているのは、そうゆう方面とは違います。
 
 例えば、EPISODE7「傷心」での、夏目実加の警察への不信感は、これを要約すると、「警察は個人個人の死を厳粛に受け止めてほしい・受け止めるべきだ」といった内容と解釈することができます。
 この場合、キャラクターの想いは、「『連続する大量殺人のひとつ』として事件を処理」するのではなく、「個人の尊厳と、その死に敬意を表してほしい」といった内容に発展し得るものです。
 
 ところで、キャラクターである一条刑事が個人的に何を思おうと、組織としての警察機構の第一の使命は「既に死んだ人間よりはこれからの被害者を出さない、少なく押さえること」です。公権力の使命は秩序維持であり、それは正義の追及とは必ずしも一致しない、とはこうした事態を意味します。
 
 これが、『踊る大捜査線』のようなよく練れた刑事ドラマでしたら、キャラクターの個人としての行動原理と組織人としての行動原理の矛盾自体がドラマ展開につながるのですが。
 
 幸いにして(?)『仮面ライダークウガ』の主人公は、組織人ではありません(笑)。
 設定上彼は「冒険家」志望で世界を放浪している若者、で、要するに、プータローでフリーターなんですね。
 
 で、自明の「正義」への信頼が揺らいでいる現在、どんなふるまいが、「正義」の原則性として見出せるのか?見出せないのか? この辺の題材が展開されれば、それは、きちんとした、「正義のヒーロの物語」と呼べるでしょう。
 
 アタシ的には、3月19日(日 ) 放映予定の「EPISODE 8 射手」は、とりあえず、この辺に注目して観ようと思っています。
 
#この投稿は以上です。 

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2000年03月06日:14時16分44秒
マグノリア / Shinntarou・K
3時間15分の長い映画だった。「風と共に去りぬ」ほど長くないけどね。私の感想では、1回観ただけでは分からないね、最後の30分は凄かった。あの発想は凄い。
2000年02月19日:18時19分58秒
いいなあ / 空中牧場
 てつさま、ケイゾク行ってこられたんですか? 牧場も早く見たいです。 監督の悪乗りが吉とでるか凶とでるかがちょっと不安なんですが、面白かったみたいでひとあんしんです(笑)個人的にはシリーズ前半の正統派ミステリーが好きだったもので・・・。でも柴田がまた見れるならなんだっていいです(笑)ということで公開が待ち遠しいです。 
2000年02月18日:18時13分04秒
ケイゾクの試写会に行って来ました / てつ
面白かったです。相変わらず大爆笑のシーンあり、???ってシーンもありましたけど、、 あ、エンディングロールでも席を立たないようにしましょう。いいことがあるかもしれませんよ。
2000年01月10日:23時52分17秒
「ファイト・クラブ」 / Funk
 今さらですが「ファイト・クラブ」見てください(笑)。
 人によっては「見るんじゃなかった。げー」とか思うみたいですが、ブラックユーモアや変化球的な映画の好きな方にはかなり好評みたいですよ。
 かくいうわたしも(笑)。
 昨年のうちに見といて良かった♪ てなカンジです。

 なんか「時計じかけのオレンジ」と似てるムードとかいわれてますけど。
 とりあえず身体で理解する映画みたいな、
 アンチ・サイコものみたいな、
 とっても興味深い映画でした。

 なかなか変わった映画で、ネタにはなると思うんだよね。
 興味を持った方はゼヒ見てみてください(笑)。

 わたしの昨年見た映画37本のうち、3番目のお気に入り映画デス(笑)。
2000年01月09日:13時00分46秒
RE:「リング0」試写でみました。 / 宇津見
 他の方の、試写の感想も聞きましたが、評判は比較的よいようです。
2000年01月09日:06時56分55秒
「リング0」試写でみました。 / ヨッシー2
ほんとうに怖かったです。シリーズで一番だと思う。
 実際に、幽霊をみたことあるんですが,そのときの感じに忠実に作ってありました。
 自分の昔の実体験がフラッシュバックしてきて、なお怖かったです。
99年11月21日:02時05分51秒
シックスセンス、秘密を見切れず(ネタバレなし) / 宇津見
 「シックスセンス」を見てきました・演出、脚本ともに細やかな配慮は行き届いてますし、ブルース・ウィルスのくたびれたセラピストも、「アルマゲドン」の土方役が嘘のようないい演技でした。
 で、宣伝などで強調されていた秘密ですが、中盤で少年が「秘密を話す」となって、最初からバレバレではと思ったら....ああ、あの真の秘密を見切れなかった。あっさり見切った強者や、同じネタでもっとうまくやっている作品を知っているという人もいるそうですが、私には十分衝撃的でした。あの秘密が成立するには、多くのシーンの状況がおかしいのではと映画の内容を思い返してみると....ああ、たしかにこの秘密で各シーンの状況はちゃんと成立しています。

評点:88点


99年11月17日:16時00分40秒
ディープブルー&梟の城 補足 / YAN
 ◆ ディープブルー 
 
> 宇津見氏WROTE
> 舞台仕立てがいまいち地味という評判
 
 確かに地味ですネ…敵役のサメも、頻繁に出てくるわけではありませんし、登場人物も7名程度。
 
 そういう意味では、「エイリアン」「ジェラシックパーク」というよりは「ポセイドンアドベンチャー」
 のほうに近かった気もします。
 
 というわけで、ド派手なアクションやスプラッタシーンを期待した人には、ちと物足りないかも。
  
  自分はというと、直前にビデオで「ロストワールド(ジェラシックパーク2)」を見て、画面の派手さに
 比べてストーリーのいい加減さと言うか、「人災」というのもおこがましいような登場人物のバカっぷり
 (そりゃアクシデントも起こるさ、みたいな)を見て辟易していたので、その辺り逆に好ましく思いました。
 
 まぁ、恐怖映画らしく、「くるぞ、くるぞ…」と思わせるシーンや、「うわー、びっくりしたぁ!」と
 会場がどよめくようなシーンもちゃんと用意されていたので、その手の映画としては及第点だと思います。  
  
 
 
 ◆ 梟の城
 
> ところで終盤、自己の存在意義と認識がどーこーと
> 「忍世紀イガンゲリオン」化するという話を聞いてますが、本当ですか?
 
 あー、有りましたです。ほとんど台詞ばかりで進むシーン。
 そういえば、ラスト近くの歯切れの悪さは「エヴァ」に通じるものがありました。
 
 原作(小説)で読めばOKなのか、はたまた原作には無いシーンだったのか…。
 そういう意味でというか、別の意味で原作を読みたくなるような映画でしたねー。
 
 良いところといえば…。主演の中井貴一がワリと怪演でした。芝居がかった台詞回しがツボ。
 
 
 PS.
 そういえば、ゴジラの予告編が流れていました。見た限り、特撮面でのレベルはなかなかの模様。
 (人間ドラマのほうは…さてどうなのやら。)
99年11月16日:00時10分04秒
「シックス・センス」とか前評判とかいろいろ・続 / Funk
 どうもすみません。寺田さん、ENTさん。
 シックスセンスのキーワード。オッケーです。日本語の方ならすぐ分かります。
 ありがとうございました。ちと覗いてみるです。

 ディープ・ブルーはレニー・ハーリン映画(ダイ・ハードとか)でしたよね? 確か。
 そりゃバカで楽しいに違いない(笑)。
 でもFunkは基本的に街人間なので、街が舞台でない映画はあんまり触手が伸びないのですわ〜(余談)
99年11月15日:00時17分28秒
re'ディープブルー、面白かったです / 宇津見
 YAN氏へ

 ディープブルーは、「水物という難易度の高いCG題材のわりに、舞台仕立てがいまいち地味」という評判を聞いてやめておこうかと思っていたのですけど、少なくとも悪い評判は聞いていないので、今度の木曜の休みに「シックスセンス」と一緒に見に行きますわ。

> で、「ディープブルー」。まぁ、どうせジョーズの2
>番煎じだろうとタカを括っていたのですが。
> これが意外と良かった。
 この前の「たけしの万物創成記」の映画特集で、この映画の音楽担当の取材部分があって「ジョーズに似ないように苦労した」とスタッフが言っていました。

 「梟の城」は、昔、司馬作品を読み倒していた頃にも読んでいなかったので、今回を景気に読みはじめているのですが、映画版はすさまじく評判が悪いですね。評判だけ聞いていると「底抜け超大作」確定。
 ところで終盤、自己の存在意義と認識がどーこーと「忍世紀イガンゲリオン」化するという話を聞いてますが、本当ですか?


99年11月14日:23時32分56秒
ディープブルー、面白かったです / YAN
 
 実は今月頭の映画の日(料金が1000円になる)に、「どうせ安いからキワドイ映画を見よう」ということで、
 忍者映画の「梟の城」と、鮫ホラー系の「ディープブルー」を見てまいりました。
 
 「梟の城」は…どうにも(;^^)。まだ原作は読んでいないのですが、「多分、この辺りは原作のエピソードを
 はしょっているんだろうなぁ」と思われるような、意味不明/中途半端なシーンがいくつもあって、最後まで
 首をかしげながら見ておりました。クライマックスも盛り上がらず、どうにも爽快感に欠ける映画でした。
 
# まぁ、それなりに忍者映画らしいシーンも
# あったので、それなりには満足しましたが。
 
## でも、どんでん返しの扉が、4〜5回転ほど
## キリキリ回るシーンには開場全体が爆笑(笑)
   
 
 で、「ディープブルー」。まぁ、どうせジョーズの2番煎じだろうとタカを括っていたのですが。
 これが意外と良かった。ただ単に人が死にまくる訳でもなく、かといって、御都合主義で生き残る訳でもなし。
 
 感じとしては、「エイリアン2」や「ジェラシックパーク」のようなアクション映画に近いノリでした。
 でも、こういう映画にアリガチな「悪人だけが死ぬ」というものでもなく、それなりに頑張っている人たちも、
 容赦なく死んでいったりするのですね。イイ意味で、先の読めないストーリー展開でした。
 
 まぁ、名作…という感じではないのですが、「サメ映画」というモノに期待される要素は、十分にクリアーして
 いたと思います。B級の上、って感じでしょうか。
99年11月14日:12時41分09秒
映画の前評判 / 寺田大典
 Funkさん、すみません期待させすぎて(^^;)。

 私の場合、周囲環境も影響してたので(舞台となった場所が今住んでいるところの近くとか、あと映画館が寒いのにTシャツだから寒くてよりリアリティで冷気吐いちゃうぐらいだったとか)

 私は五段階で星四つかな。

 ちなみに、私にとっては、今週見た「マトリックス」がFunkさんと同じような感じでした(^^;)。→★★★☆ってとこ。
99年11月13日:05時16分47秒
シックスセンスのキーワード / ENT
(FUNKさんへ)
シックスセンスのキーワードは「日本語」です。 例のスペイン語(Yo no quiero morir)はダミーで、入力しても入れません(笑)
主語まで訳すのがコツ(つまり「私は〜」)日本語漢字かな交じり文で[8文字]です。他の掲示板でヒントをもらうまでまったく判りませんでした、私も苦労しました(笑)ので(もしそれでも判らなければメールを下さい)
ちなみに容量がほとんどない掲示板なので、書き込みがすぐに消えます。

|ちょっと↓の書きこみを見てからだったんで、
|期待しすぎたのかも。

申し訳ありませんでした(笑)。やっぱり先入観を持たずに、見に行ってもらうべきでしたか。でも何も紹介しなかったら、見に行ってもらえたどうか…まあ、それでも10段階評価で7というのは かなりの高得点ですよね?

それではごきげんよう。


99年11月13日:00時27分36秒
「シックスセンス」観ました / Funk
 久しぶりにここに映画の感想書きにきました。
 「シックス・センス」そんなに面白いのかーと思って観に行ったんですが、
 わたし的にはそこそこでした(泣)。10段階評価で7くらい?
 ちょっと↓の書きこみを見てからだったんで、期待しすぎたのかも。
 (あっ、いや、みなさんを責めているわけではなく、あまり期待しすぎても損しちゃうかもってことを言いたいわけです……(笑)
 決してつまらなくはないので安心してください。

 それと、どーでもいいすけど、公式ホームページで使えるキーワードがスタッフロールのラストに出てくるんだけど、英語じゃない外国語の文章をキーワードにするとはフザケンナ(笑)ってカンジ。
 わたしすでに、“ya”しか覚えてないもん。今日見てきたってのに(笑)。
 
99年11月05日:10時04分07秒
RE:6th Sense / ENT
第六感ですから「the six sense」ではなく「the sixth sense」ですね(笑)。訂正します。(日本語サイトのURLもこうなっていたので思わず間違えました)
99年11月05日:06時48分53秒
6th Sense / 寺田大典
 シックス・センス、面白くてお勧めです。

 特に私なんか、寒くなってきた最中にTシャツなんか着ていって見てしまったから、映画を見ながら少年に感情移入しまくりでゾクゾク(笑)。

 発想、そして演出がとても好きです。
99年11月05日:00時44分54秒
『シックス・センス』の公式サイト / ENT
ちなみに以下のURLがシックスセンスの公式サイトです。(日本語)

http://www.six-sense.com/

です。ネタバレ情報はないので興味をお持ちの方は安心して見に行って下さい。


99年11月05日:00時40分35秒
『シックス・センス』視聴しました(ネタバレなし) / ENT
はじめまして。ENT(エント)と申します。

普段はRPG関係で書き込んでいます。

上映中の『シックス・センス(The six sense)』を観ました。
霊視能力を持った少年が出てくるホラー映画と思って、あまり期待していないで見に行ったのですが…素晴らしいです。本当に涙が出てきました…

(※恐怖で泣いたのではない/笑)

私の評価としては、『マトリックス』より高いです。

しかし、感動しつつも…
「このシチュエーションは『深淵のシナリオに使える!』というGMは日本に20名はいるだろう…」
とか思いを馳せていました(笑)。

ちなみにこの映画にはある秘密がありまして、それに関しては一切秘密にして下さい。未見の方のために…

ですからこの掲示板にも内容についてはふれませんし書き込みません
(ビデオ化されてもこれに関してはよろしくお願いします)。

それではごきげんよう。これからもよろしくお願いします。


99年09月14日:15時11分02秒
マトリックスの絵コンテ / Stonehead
は、キャストの方々やスタッフに想像しやすいように 漫画家に頼んで描いてもらったそうです(とTVの解説 でやっていました)

PS.UV(ウルトラウ゛ァイオレット) ホスト内の話なのですか、元ネタ...(^^;
99年09月14日:03時27分53秒
Re: マトリックスって…… / 武藤 潤
補足。Deja.com で Message-ID を指定してもうまくヒットしないみたいなのですが、以下の URL を直に打てば該当の記事が見れます。(たいした内容じゃないけど)
http://www.deja.com/getdoc.xp?AN=394659618&fmt=text
99年09月14日:03時18分41秒
Re: マトリックスって…… / 武藤 潤
> ウワサに過ぎないのかなあ。

ネットニュースの記事 Message-ID: <360b45fa.4522013@news.telusplanet.net> や、映画情報ページの http://www.corona.bc.ca/films/details/matrix.html が主な情報元ですね。
ネットニュースのほうは記事が1年前と古いのでほとんどのサーバーには残ってないでしょうが、Deja.com などで検索すれば読めます。

ただ、これらにも書かれている通り Shadowrun に関連する部分はすべて除かれているので、THE MATRIX と Shadowrun の間に直接の関連はありません。


99年09月14日:01時15分18秒
「スネイクアイズ」と「マトリックス」 / YAN
 
> スネイクアイズの宝石というか、イヤリング
 
 いやー実は、私のほうは「女の人が”居る”」という点に気づいてなかったので、Funkさんの意見が参考になったのでした。どもです。
 
> マトリックス
 
 自分的には、派手に立ち回っている主役たちより、データ転送や地図検索&誘導など、裏でサポートする役の人たちに魅力を感じてしまいました。デッカーやニューロで、ああいう感じのプレイをしてみたいなぁ。
 
 あと、現実世界との並行進行というか、NETに潜った仲間の肉体と端末を保護するために、他の仲間が現実世界で防衛線を死守する…ってシチュエーションもカッコイイなぁ、とか思ったり(映画のほうは、ちょっとニュアンスが違いますが)。
 
 ところで、時々広告用のポスターに絵コンテというか、コミックみたいなものが書かれているんですが、コミック化されてたりするんでしょうか?>マトリックス
99年09月14日:00時47分42秒
マトリックスって…… / Funk
 「マトリックス」を見に行ってですね、迷うことなくパンフ買ったんですけど、
 あれってほんとにSHADOWRUNのサプリの小説が元ネタなのでしょうか? 一言もそのこと載ってないんですよね?
 ウワサに過ぎないのかなあ。
 でも名前がもろに「マトリックス」だし……。
99年09月12日:02時01分43秒
石頭 / マトリックス
SR1版用のサプリメント、「ヴァーチャルリアリティ」 の内部小説が元ネタだと知ってますと、いろいろ含蓄深いセリフが出てきます。内容面白いんで、是非見てみるのをお勧めします。

ストリートサムライの戦闘とコンバットプールによる銃弾キャンセルが実際はあーいう感じなのかー、と実感わきました(笑)。
99年09月11日:23時24分23秒
「スネイクアイズ」と「マトリックス」 / Funk
 うっかり“フルショー”の名で書きこみしてしまった(笑)、Funkです。

 YANさんすみません。補足していただいて。
 結局あの映画の中で、“勝った”人が親=あそこのオーナーなので「スネイクアイズ」だっていう解釈ですよね。
 うん、きっとそれが正しいと思います。
 見たときは“それは考えすぎだべ”と思ったんですけどね……。今は納得できる気がしてきた(笑)。


 それはそうと、「マトリックス」は面白いですね。
 きっとこれから見に行く人たち続出なので、詳しくは述べませんが、
 わたしは地下鉄のシーンとビル潜入のシーンで心がときめいてしまいました(笑)。
 あれから、地下鉄のホームで一人どきどきする“怪しい人”な毎日が続いております……。
99年09月11日:19時48分51秒
「スネークアイズ」の赤い宝石の意味 / YAN
 
 スネークアイズという言葉には、「サイコロの1ゾロ」という意味があるそうです。
 (1の”目”は赤いので、それが二つ揃うと、まるでヘビの目のように見える為。)
 
 さらに、ギャンブルでは「親の総取り」という意味もあるそうです。
 (誰が”親”なんでしょうね…) 
99年09月11日:19時37分40秒
「THE MATRIX」観てきました。 / SIN_Snake
すっげえ良かったです。
どれくらい良かったかと言うと、映画館を出た後に速攻で美容室いって「マトリックスのキアヌ風に」と注文した後、サングラスを探しに行くかどうか本気で迷ったぐらい(笑)。
99年09月06日:07時44分37秒
スネイクアイズの赤い石 / フルショー
 朝書きこんでいるのでいきなり本題に入るのですが、
 あれはですね、最初にケイジが気を取られる赤い服の女いるでしょ。あれが耳につけてるイヤリングです。
 つまりラストに映る場所に、その女が“居る”よ、っていうことです。他に他意はないと思います。
99年09月06日:00時53分42秒
昔の話ですみません。「スネイク・アイズ」の「赤い石」の謎,誰か教えて下さい。 / ポン酢
劇場で公開されたのを見ることが出来なかったのでビデオを借りてみました。ラストのあの「赤い石」の意味,さっぱりわかりません。こんなバカな自分を助けて下さい。 劇場公開当時見た人には,「何で今頃?」でしょうが,「スネイク・アイズ」のラストのラストシーンのあの「赤い石」の意味,誰か教えてぇ。
99年08月10日:01時59分52秒
やっと「ハムナプトラ」観ました。 / ARU
(ここでは)はじめまして、ARUといいます。

「ハムナプトラ」やっと観にいけました。
なかなか、おもしろかったです。
「何も考えないで気持ち良く」観れる映画ですね。
TRPGのネタになりそうで、その点も良かったです。

そういえば、「G3」はやっとビデオがでましたね。
でたその日に借りてきて観た感想は、「怪獣映画マニア」はとっては良くできたものですが、一般人にはちょっとついていけないかなーって感じです。
ちょっと、「G1」「G2」からの伏線が多すぎたような気がするからなんですが(「1〜2」観てない人にはわかんないかも…)。
マイ怪獣映画ランキングでは「3位」ってところですかね。
ちなみに1位は「G2」で2位は「ゴジラVSメカゴジラ(平成版)」です(笑)。

99年07月18日:09時18分09秒
劇場版「ウテナ」公開近し☆ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
@カンナWrote「今年の注目映画、ヲタッキー版(笑)」(当掲示板,カンナ記,99年02月02日:22時43分59秒)
 >ヲタッキー的には、今年注目の映画は、とりあえず、
 > 『G3〔ガメラ3〕 邪神<イリス>覚醒』
 > 、と、
 >『少女革命ウテナ』劇場版新作、ですね☆(笑)
 
 劇場版新作『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』
 は、8月14日(土)より、東映洋画系にて公開。
 
 なんといっても、まずは、J・A・シーザーさんの楽曲を大音響で聴くことが楽しみ(笑)。
#いや、ほかにもいろいろ期待はあるけど。
 
 「ウテナ」のファンは観に行ってよいと思うんですけど。
 TVアニメ版「ウテナ」を知らない人が観て、楽しめるかと言うと、割と不安です(笑)。
 TVアニメ版観て無い人が映画観に行って「つまらなかった」と言われても、まーそーゆーこともあるかもー(?)。
#もしかしたら昨年の『踊る大走査線 TheMOVIE』みたいにTV知らない人が観ても、おもしろい出来になってるかもしれませんけど(あまり確証ないなー:苦笑)。
 
 ちなみに、劇場版新作公開に際して、TV東京では、8月9日(月)早朝、8月16日(月)早朝、の2回にわけ、第一部(通称“薔薇の刻印編”)第1話〜12話の再放送があります。どちらも26時15分からを予定。
#これって、劇場版のCMとかも入るのだろーか。アタシ結局観てないぞ、劇場版予告編(むぅ)。
99年03月20日:00時54分34秒
ガメラ3とパラフリ / 清水三毛
パラフリ雑談所からきました。 いや、ガメラの文字を見たもので(^^;)。
ガメラ4ってあるんでしょうかねえ。脚本的にはあそこで終わりのような。
私、まずゴジラから怪獣映画にハマり、以降ウルトラ・平成ガメラもフォローしておりますが‥…

その私にとっても、ガメラ3はストーリーが難解だった印象があるかな?
特撮スゴイし、それだけであと10回は劇場いきたくなる映画ではありますが。
よく出来てるけど、またマニア受けで終わるんでしょうか(;;)。
続編はみたいけど、平成ゴジラと同じ問題点が生じてきて崩壊しちゃう気もしますね。

やはりここは、完全オリジナル怪獣映画を!
99年03月18日:06時40分09秒
映画雑談所 LOG 001 / sf
 映画雑談所 LOG 001として1998年02月15日から1998年12月31日までのログを切り出しました。
99年03月16日:10時34分34秒
ガメラ3 / MAT.N
私は周囲には「お奨め」しまくってます。「怪獣映画が好き」なら見るべき作品だとも思ってますし。従来の怪獣映画の疑問点に真正面から立ち向かった潔さが心地よいです。映像的に見所が多いのもありますが。(渋谷の少年は「僕は選ばれた人間なんだ」と思うかもしれなひ)(笑)

しかし、4あるんでっか。あの後どうしようという・・あ、スターウォーズみたいに過去にさかのぼればいいのか(^^;
99年03月13日:14時18分18秒
金子監督はガメラを撮るのか!?(部分修正報) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#この書込みは、当掲示板へのアタシの先の書込,
「『「G3』はクセ球ナノダ★」(カンナ記,99年03月12日:21時55分38秒)の内容の一部修正を含みます
 
 『G3〔ガメラ3〕 邪神<イリス>覚醒 THE GURDIAN OF THE UNIVERSE 1999 INCOMPLETE STRUGGLE』(←まず、コレが正しい正式題名でしたね)、のパンフレット内の最初の記事には、「驚異の超リアルSFXスーパーエンターティメント 第3弾完結編 堂々誕生!」って見出しがついてるんですね。
 それに、雑誌の記事なんかでも、「金子監督はG3でガメラ降板」的ニュアンスの紹介を読んではいるんですが。
 ところが、今回の「G3」、上映劇場では、通常のパンフレットと別に、平成ガメラ3作のシリーズパンフレットって赴きの“OFFICIAL ALBUM”って冊子も売られてるんですけど。このオフィシャル・アルバムに収録された、金子監督のインタビューには次のようにありました。
 
 −−今後もし『4』が作られるとしたら?
 「そういうことになったら、どうなるかなというのはあります。やりたいと思うのか、逃げることを考えるのか、そのときになってみないとわからない(笑)。逃げないつもりではいますけどね。〔後略〕」(インタヴュー構成:増当竜也氏)
 
 うえの記事を読む限り、公式には、金子監督、大映からオファーがあったら受けてたつ、ってスタンスではあるのですねー。うぅむ、ともかく修正いたします。
 この場合、現時点では、やっぱ金子監督のオフィシャルな談話も尊重すべきでしょー。オフィシャルには「4」の話はまだ聞こえてこないけど、金子監督にはやる気あり、ですね。
 個人的に「G3」を観た感想では、金子監督のガメラは少し煮詰まりかけてるかな? って感じは受けてるのですが。
 脚本の、伊藤和典氏も「“ガメラ”3部作の世界観の中でできることというのはもうないと思います」(「オフィシャル・アルバム」所収のインタヴューより、構成、永野寿彦氏)とありますし。
 
 アタシは金子監督による「4」がもしあるなら、また必ず劇場に観にいく覚悟完了(笑)なんですけど。
#それは、それとして、「ゴジラでもガメラでもない、まったくオリジナルな怪獣の映画を金子監督に撮って観せてほしー」、って超個人的な願望もやはりありますが。まー、金子氏個人はもしかしたら、いまでも「ゴジラ」撮りたい気があるのかもしれないですけど。
99年03月13日:08時01分38秒
「マルコ」が見たい / 球形弐型
どーも。

うむ、あんまり映画館に見に行かない人なんですが…
「マルコ」だけは絶対映画館で見たいのぉ…

私曰く「今世紀最高のリメイク」と言っております。(笑)

やっぱり、デザインが昔と同じままで、絵だけが綺麗になっているって言うのが、私的にはよさげです。
マルコの声も同じみたいだし…(確認してないけど…)
99年03月12日:21時55分38秒
「G3」はクセ球ナノダ★ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 『G3〔ガメラ3〕 邪神イリスの復活』はとんでもなくヒネった球だったのだ、とアタシは思う。
 興行的にはどーだかわからない。「子供向けに作れば子供観客が動員できるなんて考えは短絡」って主旨のことを公言してる金子監督らしく(苦笑)、お子様は、まず前半で飽きる、多分飽きる。金子監督のゼヒはさて置き、志を通したとこは立派ではないですか。
 実際、前半の不安感に満ちた緊張は、よいのだ、よくできた怪獣映画は怪獣が姿を現す前から面白くて観客を引き込むものではないですか。
 
 じゃー、「ガメラ3」面白いのか? てゆーと、アタシは、見ごたえはありました。
 がー。
 誰にでもお勧めできるか? とゆーと、とてもたくさんためらわれます(困)。
 
 正直言って、「ガメラ3」を観て「期待外れ」ってゆー人の気持ちは、アタシはとてもよくわかります(悩)。
 アタシ「も」、
 −−怪獣ってのは、にんげんが考える善・悪なんかにお構い無しにともかく怪獣の都合で勝手に暴れるものよ☆
 −−セイギの怪獣、にんげんの味方なんて邪道よ〜ッ☆
 、、って思いますから、やっぱ外されちゃった感はあるんです。
 
 [ネガティブ・サイド]
 イリス弱いッ! なぁ〜にが、邪神復活よ〜★ レギオンのほーが強かったでないのー!!
 もー2時間観せろ〜、こらー★
 
 [ポジティブ(?)・サイド]
 アタシは、わざと渋谷に観に行きました☆
 あー、もーサイコー☆
 渋谷崩壊シーンにもー、“いーのかしら、こんな映像に興奮して”、みたいな(笑)暗い悦楽(苦笑)に打ち震えましたした(爆)。映画なんてねー不道徳な「面」があったほーが面白いのよー☆ 怪獣映画はこーでなきゃー☆
 やー、もー、冒頭のモノクロシーンと併せると、コレを娯楽として楽しんじゃう不道徳さにオシッコ・チビリソ〜(笑)にシビレちゃいますね−。
#渋谷でガメラに救われた少年、キミは一生トラウマにおびえたまへ(苦笑)。
#アノ、シーンの少年のセリフアタシにはキャラ本心のものとは思えないんです。
#えー、どーせ深ヨミですよーだ。映画なんて深ヨミしてなんぼよー(ヤケ:苦笑)。
 
 [総論?]
 今回の『ガメラ3 邪神イリスの復活』って、金子監督による平成ガメラの最終作なんですよね。
 次のガメラもあるらしーけど、金子監督は降板(お疲れ様)。
 金子監督は、大映のキャラクターである、ガメラをギリギリ悪役ではない、って路線に乗せて返却した、、、だからしかたないんだ、、、とは言いますまい。
#「G3」を観てなお、アタシはにんげんの善・悪とは関係ない金子ガメラにこだわりたいです。
 「ガメラ3」が「モスラ」や「ゴジラ」よりマシだからよい、、、とも言いますまい。
 それやこれやは、みんなプロの楽屋内の事情であって、金子監督がプロだってーのは、それやこれやの事情があっても、あの手この手で消費者が楽しめる映画を提供してくれるってとこにある、はずと思うからです。

 渋谷崩壊のシーンだけで見ごたえがある、、、とも言いますまい。それでは、金子監督に悪い気がする。ってゆーか、「ガメラ」も「ガメラ2」も、都市破壊シーンだけが見所の見世物映画ではなかったですし(断言)。
 ともかく、監督は、金子3部作の決着をつけるために、真剣に「G3」を撮ったと思うんですね。

 じゃー、アタシはその金子「ガメラ3」をどー観るのかってゆーと……、とてもたくさん悩んでしまうのですけど、、、
 「ガメラ3」に続く、平成ガメラがある(らしー)って予備情報を切り捨てて、金子ガメラの最終作だって思って観るといーんじゃないかなーって思うんですね(←ちょっと自信ない:困)。
 そー思って観ると、雲霞のごとく襲来するギャオスの大群と、炎上する都で吠えるガメラの画ってーのは、なんかすごく終末っぽくって思えてくるではー(これはこれで暗い悦楽よー:笑)、とかなんとか(迷)。
#『ガメラ3』は、これを観た後で「金子監督、もしできるなら、オリヂナルの怪獣を創造して映画を撮ってちょーだ」ってつぶやけるよーな、怪獣映画ファンは必見の映画なのではないか、と思います(た・ぶ・ん・ね、超・チョー私見ですけど:苦笑)。
99年03月12日:12時14分24秒
ニコラス・ケイジ、ファンとしては・・・ / 空中牧場
「スネイク アイズ」まだ行ってないです。でも、おわっちゃいそうで不安です。最近忙しくなって映画さぼってます、ハイ。 おもしろいはず、なのですが・・・。
>ブラック マスク 見たかったのですが、そもそも地元で上映しなかったです。ビデオ要チェックですね。 関係ないですが、これってブルー スリーの「グリーン ホーネット」へのオマージュなんでしょうか?
>ツイ・ハークとジム キャリー
(笑)なんか、すごく信憑性ありそうです。某三世。本当にやってくれないスかねえ。
>yumiさま 遅くなりましたが、はじめまして。今後ともよろしくお願いします。
99年03月08日:23時20分24秒
「鮫肌男と桃尻女」:ホモとキ○ガイは反則ねたです(笑) / Funk
 最近友達とすることなくて、映画ばかり見に行くFunkです。
 先日は、「鮫肌男と桃尻女」という浅野忠信が主演の邦画を見てきました。ポップなカンジのギャング映画(ヤクザだけど)でした。わたしの評価はまあまあですが。
 ただ、途中でホモでキ○ガイの“山田くん”なるヒットマン(らしい?)が出てきて、
 そいつがすごくヤバいキャラクターで、見てて「ホモとキ○ガイは反則だな」と思いました。
 ……だって、ほんとにオカシクて笑えるんだもの。ホモ。
 
 いや、ただそれだけなんすけどね(笑)。
 あとナイフ使いの岸部一徳がかっちょ良かったな。

 K.Takkerさん。わたしも、あのゲーリー・シニーズという役者さんは椎名キッペイに似てると思いました(笑)。
 相方が最初に言い出したんだけどね。
 わたしらだけかと思ったよ(笑)。
 でも、ちなみに「スネイク・アイズ」不評みたいっす。やっぱり。今週で打ち切り? (未確認)らしいです。
 悲しい……。
99年03月06日:12時38分27秒
「おひさしぶりです」&スネイクアイズ / K.Takker
自分もこの映画観ました・・・ニコラスケイジの役者としての幅を改めて確認できた、よい映画だと思います。
  しかし、思ったことが一つ・・・あの敵役の人って椎名吉平(漢字あってるかな?)に似てると思いません?なんか、あの映画を観てるときに「松嶋奈々子はでないかなあ」とか考えてしまいました(笑)。
  >空中牧場さん
  「ブラックマスク」は観られましたか? 結構おもしろかったので、ビデオになったら是非おさえてください。(笑) ツイハーク先生は大丈夫・・・彼には最後の切り札の(ジムキャリー主演)実写版ルパン三・・・ピー(笑)
99年03月04日:23時33分29秒
「スネイク・アイズ」の謎 / Funk
 yumi♪さんはじめまして。
 ええとここはそんなに活発なボードじゃないので(苦笑)またわたしですみません。

 さて、話題の「スネイク・アイズ」のニコラス・ケイジ演ずる悪徳警官リックのことですが、
 見方の違いなんでしょうけど、わたしはあのあいまいさが好きです。あんまりハッキリ描かれてもわたしは興ざめしてしまう方。むしろ想像する方が好きです。「スネイク・アイズ」は後半がとくにあいまいさ爆発で、わたしは好きだけど、一般ウケしないのは確かでしょうね……(泣)。
 しかし確かに密室状態のアリーナっていう場は、もう少しうまく使えたのでは、と思いますです。

 ちなみに、今Yahooの掲示板で、「スネイク・アイズの謎」と称して、ラストのオチはいったいなんだったのかというネタ晴らしトピックがあります。
 なかなか面白かったですよ。スネイク・アイズの最後が・・・謎です。
 あと、わたしがたまに見る服部さんという方の映画評論のページもご紹介しちゃうです。
 映画瓦版:スネイク・アイズ
 「スネイク・アイズ」に関する意見はわたしもこの人とほぼ同じです。(映画本編を見てない人が見ても……まあ平気な内容かな?
 みたいなカンジでーす。またよろしくどうぞ。
99年03月03日:22時10分42秒
はじめまして&「スネーク・アイズ」 / Yumi♪

 みなさん、はじめまして。yumiといいます。
 あたしも映画好きなので、お話にまぜてください。
 
  toふぁんくさん  
  あたしも見たんですよー>スネーク・アイズ  でも、四つ星もあげられなかった(^^; あ、ふぁんくさ んに意見するつもりじゃないんです。 
 
 あたし、ニコラス・ケイジの二面性がいまいちわ かんなかった。 
 なんていうのかな、なぜ二面性を持つのかという 理由が映画の中で見れなかった気がするの。 
 
☆こいつ、自分にないものを親友に求めてるのかな   ☆?とか、想像することはできるんだけどね(笑)。 
 
 でも、想像できるのと、映画の中で見せてくれる
 のでは、納得のしかたがちがうかなー、とか思って。 
 
 
 はなしが始まってすぐのカメラ動かしまくりは、 すごいと感じました。カメラマン出身の監督らしい映像 だなー、とか。 
 
 ありきたりなはなしでも、見せ方によっておもし  ろくなることがあるのでしょうけど、映像とおはなしの  バランスがとれてないんじゃないの? なんて考えてし  まいました。 
 
 オチもなんか、いいわけくさいというか、うーん ネタばらしはできないしー(苦笑)。 
 
 
 せめて、密室状態のアリーナっていう舞台をもっ  とうまく使えていれば、もっと面白かったような気もす  るんですよ。 
 水上のアクションとおなじで、大観衆って撮影す  るのはたいへんなんでしょうけど、見てる方にはスゴさ が伝わらないなあ(笑)。 
 あたしはニコラス・ケイジの<あの>眼が見れたか  ら三つ星です>スネーク・アイズ あんな眼で見つめら  れたいー(笑) 
 
 「Everybody loves sunshine」に期待しよー  っと。 
99年03月03日:00時26分23秒
「スネーク・アイズ」はマニア向けか? / Funk
 Funkでーす。「スネイク・アイズ」観てきましたー。

 最初にわたしの評価を言うと★★★★☆で最高点の五つ星の一歩手前って感じでした。
 つまりかなり気に入ったってこと。
 メジャー系かと思って期待しないで観たら、内容がマイナー系というか、意外に地味で味のあるストーリーなんですな。(味があると思う人も少ないらしいけど)
 主人公の汚職刑事(ニコラス・ケイジ)の、事件に深入りしていく動機がわたし的にはすごくお気に入り。汚職刑事なんだけど、親友のために動くのね。
 
 まあ、ストーリーはネタばれが嫌なので話ませんが、
 デ・パルマはやはり主人公をナブりますなー。しかもそのナブり方がたまらん。思わず笑っちゃうくらいひどい境遇を主人公に与えるところがスキ。
 「ミッドナイト・クロス」も「カリートの道」も、そう。
 とにかくデ・パルマを見直しました。まだ見てないやつ見ようと思いました! (ミッション・イン・ポッシブル)とか。

 ちなみに若めの人の映画ページとかでは「スネーク・アイズ」不評みたいですねー。
 犯人が途中で分かっちゃうのがつまらないとか(笑)。
 他に見るとこいっぱいある映画なのにね。
99年03月02日:16時18分58秒
香港映画の味付け / 空中牧場
先日、ジョン・ウー監督の「ハードボイルド」がテレビでやっていました。ストーリー?なにそれ?ってかんじの態度に好感がもてました。全篇ひたすら、銃撃戦。「ヴァーチャ・コップ」みてるみたいでした。お客のみたいものを見せるという、過剰なまでのサービス精神が香港映画のテイストっす。しかも、安っぽさが近所の定食屋っぽくてナイス。アメリカB級はファーストフードっぽいのも、それはそれで、好きですが・・。

>Takkaerさま
「天女武闘伝」みてないです。タイトルからするとすごく面白そうです。DBZのパクリというと昔、「新 七龍珠」という、それいくらなんでもまずいだろうという映画があったような覚えがあります。
ともかく、香港映画って非常にゲーマー向きのジャンルだと思います。とくにキャラがゲーム向きで・・・
>Funkさま どうも、おひさしぶりです。 今年も着々と映画攻略しておられますねえ。うらやましいです。じつは、牧場は今年はほとんど劇場に行ってないです。忙しいわけではないのですが。
だから、新作の話ができないっす(苦笑) ツイ・ハーク、もうだめかもしれない。同感です。もう、才能を使い果たしちゃったのでしょうか?自分の作ったスタイルの呪縛にはまって、以前のキレかたとか荒唐無稽さがなくなったような気がします。
99年02月12日:20時47分52秒
香港版DBZ!? / K.Takker
先日、ビデオの新作「天女武闘伝」という香港映画を観ました。これがワイヤーアクション+SFXの極めつけみたいな作品で、ほとんど実写版DBZをみてるようでした。(というか、パクリじゃないか的な技も幾つかありましたが)やはり、香港映画は話題豊富ですよね、空中牧場さん。(笑)
  えーと、鍼原神無さん お手数かけます。確かにここは掲示板の集まりなんですよね・・・つい、いつものクセで単一掲示書きのようなタイトルつけてしまいました。反省。ちなみに、ジャパニメーションについて以前、外人の友人から鍼原さんと似たような意見を聞いたのをおもいだしました。自分もそう考えます・・・やはりモノって色々なものから色々と感じることのできるモノが創られていくんですよね・・・これからも色々な作品見てみたいです。
  
  追伸:Funkさん、色々な映画を観れる女性って普通どころか、尊敬できるとおもいますよ(しかし、「金城武」が「クリストファー・ウオーケン」と読むとは知りませんでした:笑) しかし、そういった彼女を持つ相方ってどんな人なんでしょうか? 興味がありますね。(笑)
99年02月10日:23時54分17秒
今年の映画の話いろいろ / Funk
 まあっ、K.Takkerさん失敬ね(笑)!
 わたしはとっても普通の女のコよっ。
 何しろ普段は、「好きな俳優は?」って聞かれたら、
 「金城武」と「ブラッド・ピット」って答えるようにしてるんだから。

 「ラッシュ・アワー」と「ビックヒット」はきっちり見ました。
 Funkはちょっとマニアなので、
 どちらかというと王道な前者より、バカで陳腐な後者の方が気に入ってしまいました。
 「ビックヒット」で敵役に回るルー・ダイヤモンド・フィリップスがちょっとイカしてました。ああいう性格のキャラクター大好き。ズルイ奴ってサイコー。ナイフ二丁で迫ってくるとことかも良かった♪
 
 「ブラックマスク」はそのうち相方と見に行きます。しかし「ミラクルマスクマン」の名が出てくるとは……(笑)。あんなスゴイ映画をよく知ってるなあ……。
 
 ♪空中牧場さん
 お久しぶり。ギリアム先生はサイコーっす。特に「未来世紀ブラジル」のラストがたまらん。
 デ・パルマ好きなんだけど、実は「ミッション・インポッシヴル」見てないんですよね。
 だってみんなつまんないって言うし。
 「ミッドナイト・クロス」とか「カリートの道」みたいに、笑っちゃうくらいグルグル回るカメラワークは、また見れるのでしょうか。「スネーク・アイズ」楽しみですね。

 ♪鍼原神無さん
 ううう。結局ファンファンファーマシー、一度しか見れませんでした。
 でも、カンナさんがそう言われるなら、そうなのかなあ……くらいにしか思えませんでした(泣)。
 普段アニメ見ないので、他との違いが分からなかったです。ごめんなさい。
 でも、アニメの掲示板ってないし、別にここに書くことには問題ないんじゃないかなあ。
 むしろ、知らない話が聞けて楽しいです。
 (ちゃんと「ファン……」を見てから、と思ったのに、見逃してしまったので、レスが遅くなりました)

 さっき、「ノック・オフ」と「ハーフ・ア・チャンス」の二本立てを見てきました。
 ツイ・ハーク監督はもうだめかもしれないっすね。悲しい。
 でも後者の方の、アラン・ドロン+ジャン・ポール・ベルモントの「元気なジジイ」コンビはなかなか楽しかった。
 Funkも所詮はゲーマーなので、キャラクターの立っている映画は楽しく見れます。オススメかな。
99年02月10日:22時08分22秒
ジャパニメーションについての軽いノーガキ(笑) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>K.Takkerさんへ
#はじめまして、こんにちはー
>アニメ全然オッケーじゃないですか。なんといっても日本が世界に誇るエンターテイメントですから
 
 そーですねー。アタシも「オッケーでない」って思ってるわけではないんですよー。
・アタシはエンターティメントは好きです。
・でもエンターティメントだからと言って、なんでも好きになれるわけではありません。
・タイクツなエンターティメントや消費者を小馬鹿にしたエンターティメントは嫌いです。
・また、エンターティメントでないもの(精密に言うとエンターティメントにしては過剰な要素を孕んだもの)にも面白いものはあると思います。その面白さは、エンターティメントの面白さとは違いますけど。
・世の内がエンターティメント一色になったら、アタシはつまんないと思います。
・エンターティメントが世の内から消えてもつまんないと思います。
・ところで、アニメーションってのは映像制作手法(スタイル)のひとつでしかありません。
・アニメーションの一商業ジャンルであるジョパニメーションには、つまんないエンターティメントも、面白いエンターティメントも、エンターティメントとしては過剰なものを孕んでて、それでも面白いものすらあります。
・いろいろな面白いものが多種類あるのは楽しいことと思います(似たような感じのものがいくらたくさんあってもつまんないと思います)。
 −−、ってなとこで。
#今後ともよろしく(笑)。

P.S.:えっと、TRPG.NET交流用システムの内でも特に、簡易掲示板群への投稿では、できたらもう少し詳しい題名を心がけていただけると嬉しいです。
 んっと、「簡易ボード書き込み内容確認」のページでも「登録内容は以下のようになります。なお、題名は簡易ボード群の新着情報 から内容の概要が理解できるように、簡潔で適切な要約になるようにお願いします。」って表示されますよね。
 「簡易ボード群の新着情報」って、掲示板群最近の投稿の題名/送信者の一覧を表示するページがあるんです。ここに表示された題名だけを見ても、投稿の内容の予測がつく題名が求められてるわけなんです。
 アタシ宛にお返事をいただいて、こんなことを言うのもアレなんですけど、「鍼原神無さんへ」って題名からは、内容は推測できませんでしたので。
 TRPG.NETの環境を活用するためですので、ご協力くださいませ。
#なお、既にご存知やもしれませんけれど、投稿を書く際の注意も「簡易掲示板利用マニュアル」としてまとめられています。
99年02月09日:20時05分32秒
今年の注目は / 空中牧場
とりあえず、近いものとしては
・「ガメラ3」予告をみるかぎりは、よさげ。
・「ヴァンパイア 最後の聖戦」ビデオでいいような気もしますが。
・「スネーク アイズ」N.ケイジのキレ演技がみどころ。
・「メリーにくびったけ」ノーマークでしたがおもしろいという噂。
・「沈黙の陰謀」もうついてこれるやつだけ来いってかんじ(笑)
>K.Takkarさま どうも、はじめまして。牧場もそう思います。いま注目はハリウッド進出の香港勢がですね。 ジョン・ウーがその筆頭。でも人材流出の影響で香港はパっとしないみたいです。
>その他の注目 Funkさまに先に全部いわれてしまいました(笑)あとはアンソニー・ホプキンスとエド・ハリス、S.セガール(笑)なんかも個人的にいれておきます。 牧場は男ですが男の俳優がでてきがち。本当は女の俳優のほうを注目したいのですが(笑)牧場の惹かれる女優さんって作品にめぐまれないことが多いので(苦笑)
>Funkさま
テリー・ギリアムいいですねえ。牧場は「バロン」がお気に入り。あと、ご本人も面白い。「ホーリーグレイル」とか・・。
99年02月09日:02時01分01秒
下手物ですまんが(汗) / セス
毎々お世話になっております、セスです。

不覚にも、予告編だけを見てしっまた
のだが……
「キラー・コンドーム」(核爆)
モロに高校生自主制作モノ、三流ものなのだが……
みんなで見に行けば、笑えるか??
いやいや、ズバリ、レンタルでまとめて鑑賞の
玉石混合の石の方ですね(汗)

でわでわ。
99年02月08日:22時34分05秒
鍼原神無さんへ / K.Takker
アニメ全然オッケーじゃないですか。なんといっても日本が世界に誇るエンターテイメントですからね。(笑)
  自分の今の注目株は「ブレンパワード」です。(わうわうはもってないので、ビデオで観てますが)さすが、サンライズものだけあって、世界観・メカもさることながら、キャラクターの個性があれだけいるのに一人一人光ってるなと思います・・・自分のマスタリングのルーツでもあるんですよね、サンライズキャラって。(ですから、ガンダムも自分にとってはメカもの・戦争モノではなく、キャラものだったりします)
99年02月08日:22時22分23秒
自分の注目は・・・ / K.Takker
まず、最初に・・・Funkさんって女性だったんですね。いやあ驚き・・・あのラインナップから女性とは想像しにくいですが・・・いや、すごい。ちなみに自分の今年の注目株も何人かいますが、最初にあげるのは自分のハンドルの元にもなってる(スペルはわざと変えてますが)クリス・タッカーですかね。先日、ラッシュアワーを観てきましたが結構イケてました。あとはハリウッド進出陣の香港映画監督&俳優でしょうか? 同じく先日観た「ビックヒット」も香港ぽくてイカしてました。(今、ビデオで「リプレイスメントキラー」も出てますしね)  
・・・ちなみに「TAXI」でオオボケかましましたが、今度観に行くおすすめ映画の名前も、あやうくボケをかますとこでした・・・「ブラックマスクマン」・・・「ミラクルマスクマン」って香港映画ありましたけどね。(本当は「ブラックマスク」ジェット・リー主演です:笑)
99年02月02日:23時22分22秒
青島くんは、これから、どーやって登場するのか? / まさと
青島さん、今度は、出馬しないそーで……つまり、湾岸署の青島くんは、都知事と同じ青島でーす、の挨拶が使えなくなるわけで……いや、どーでもいーんですけどね(^^

もし、踊る大捜査線、の続きをどっかでやるんだとしたら、彼はどんな名乗りをあげるんでしょうかね?
楽しみです。
99年02月02日:22時43分59秒
今年の注目映画、ヲタッキー版(笑) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#ちょっと場違いかもしれない投稿をしちゃいましたので、軽い話題も(笑)。
 
 ヲタッキー的には、今年注目の映画は、とりあえず、
 『G3〔ガメラ3〕 邪神<イリス>覚醒』
 、と、
 『少女革命ウテナ』劇場版新作、ですね☆(笑)
#そんだけ〜
99年02月02日:22時32分49秒
「物語の内実」と「ストーリー」(TVアニメ「ファンファンファーマシー」のケース) / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
■物語論的な「ストーリー」の位置づけ(『不思議魔法 ファンファンファーマシー』最終回に際して)

 「お勧めTVアニメご紹介>『不思議魔法 ファンファンファーマシー』」(当掲示板,カンナ記,98年12月29日:01時16分11秒) で、ご紹介しました、TVアニメ『不思議魔法 ファンファンファーマシー』ですけど、今週末(2/6)放送分で最終回になる予定です。
 思うに、ここ数ヶ月、もとから高い水準だった番組が、さらにグングン高水準の作品を観せてくれたのって、最終回に向けての制作陣の盛り上がりだったのかもしれません(←推測)。
 
 基本的に10分前後の短い番組。アタシは、このアニメ番組を観て、「物語の内実はストーリーによっては決せられない」ってことを強く再確認しました。
 より精密に言うなら、「物語の内実を決する要素の内、ストーリーの重要度は割と低い」ってことです。
 例えば、先週1月30日に放送されたエピソードの「ストーリー」は、400文字程度にまとめることが可能です。
 
#「ネタばれ」の疑いがあるので、以下に400文字ほどにまとめた1月30日分の「ストーリー」を背景色で書いてみましょぉ。
 魔女見習いである主人公ポプリちゃんは、ある夜流れ星を見て、ずっと願っていた「いつもお仕事で旅行しているパパと一緒に暮らせるように」ってお願いをしました。
 そんなポプリちゃんの枕元においてあった、パパからのお手紙には、今度一緒に暮らせるよぉになることが書かれてありました。
 次の日、ポプリちゃんは、今住んでるニコニコギンザの町から遠くにお引っ越ししてパパと一緒に暮らすことを、お友達たちに話していきます。
 その日の夜、ポプリちゃんに魔法を教えてくれてるふきこさんが、魔女の箒に乗ってポプリちゃんを訪ねてきます。
 ふきこさんはポプリちゃんから、「パパと一緒に暮らしたいけど、ニコニコギンザのみんなともわかれたくない」「どぉしていいのか自分の気持ちがわからない」と聞きます。
 そんなポプリちゃんは、ふきこさんに「(彼女の願いを聞きいれた)魔女の流れ星〔守護星?〕、ポプリちゃんの流れ星に行きましょう」と夜空へと伴います。(以下次回)

 
 アタシの意見(必ずしもアタシだけのオリジナルな考えではありませんけれど)では、一般に物語の内実を決する重要要素は、まず、「語りの細部(語り口)」と、「プロット(プロットの編みかた)」であり、「ストーリー」の重要度は三番目だと思います。
#「語り口」と「プロット」とどちらが、より重要かは、人により意見が分かれるところかもしれません。もしかしたら、その二者の重要度は物語作品によって異なるのかもしれません。
 
 アニメーションである「ファンファンファーマシー」の場合、「語りの細部(語り口)」とは、各シーンの構図であり、動画であり、SE〔効果音〕やBGMと声優のセリフの絡みでもあります。「プロット(プロットの編みかた)」とは演出であり、絵コンテであり、編集されたフィルムの構成です。
 物語の内実とは、「語りの細部(語り口)」が「プロット(プロットの編みかた)」によって構成された総体から、受け手が受け取れたモノです。
 物語にとって「ストーリー」とは、「物語の表層がさらにダイジェストされ整理された要約」にしかすぎません。
 多くの場合「物語の内実」は、「物語の表層」と「物語の表層に暗示された『深層』」の複合です。特にフィクション、、仮構的〔フィクシャス〕な物語ではそぉです。
 物語の読解行為においては、「暗示された物語の『深層』」は、「物語の表層」を解釈することによってしか感知されません。 そ の意味で「物語の表層」はとても重要なのですが、ポイントは「ストーリー」は「物語の表層」の部分しかすぎない、とゆぅ点にあるわけです。
 
#仮に『不思議魔法 ファンファンファーマシー』が一般的なビデオ商品にされるなら、たぶん2本か3本に収まる分量と思います。「ファンファンファーマシー」を含めた『週間アニメDX ミーファープー』のすべてがビデオ化されると、もっと分量は増えますけれど。個人的にはビデオ化を強く期待するところ大です☆
99年01月31日:01時15分26秒
今年の注目映画、俳優、監督! / Funk
 K.Takkerさん、はじめまして。
 ああ、本当にテンポの良い映画ばかり上げられて……。
 こら、どうして「アウト・オヴ・サイト」を観なかったの(笑)!

 まあ、それはさておき、今年の注目株の話ですが、
 わたしにとってビックなのは、なんといっても
 「ニュー・ローズ・ホテル」!
 「クローム襲撃」というウィリアム・ギブスンの短編小説集の中の一編が原作なのですが、
 なんか女に裏切られた男の話ですごく哀愁ただよっちっゃててて、好きなんすよ。
 それだけでも、絶対見に行くのに、なんと主演が……

 我が敬愛するクリストファー・ウォーケン様だというではありませんか!!

 もう見に行くしかないっす! キャー!
 (クリストファー・ウォーケンは、いわゆるギャングボスの役とかがはまるタイプの悪役俳優です。超カッコイイ!)

 んで、やっぱりエルモア・レナード(作家)が好きなので、タランティーノの新作(まだかな?)とかは興味あるっす。また今年もレナードものは何本かあるだろうし。

 注目監督はテリー・ギリアムですか。
 確かジョニー・デップが主演のドラッグ&ロードムービーみたいな新作映画があるはず。
 とても楽しみ。ギリアム先生のジョークはブラックでサイコーだし、あの人の映像のセンスは素晴らしい! 
 (「フィッシャー・キング」の駅のダンスシーンはメチャクチャ感動した!)
 
 てなカンジです。
 と、ここまで書いてみたら、結局自分の元から好きな俳優とか監督の話をしただけな気がしてきたので、ちょっとランダムに注目株を羅列してみます。
 ユアン・マクレガー、ケビン・スペイシー、ゲイリー・オールドマン(もうステロな悪役なんかやらないで!)、サミュエル・L・ジャクソン、レニー・ハーリン(早くバカな新作映画撮ってくれ!)、ハリウッド進出香港系映画、ジェット・リー(リー・リンチェイ)……あとは無名の新人さんたち。
 (男しかいないのは、しょうがない。やっぱり同性の俳優にはあまり惹かれないので。強いて言うならアマンダ・プラマー?)

 Funkはナンでも好きなのですが、特にミニシアター系が好きなので、今年もそーゆーのに期待します。

 >タクシードライバー
 ? デ・ニーロのアレが再上映? ……と思ったら、リュック・ペッソンの「TAXI」のことっすね(笑)。“ドライバー”はつかん、つかん(笑)。
 
99年01月23日:14時48分23秒
去年はスピード感あふれてました / K.Takker
去年はめずらしく30本以上みれたのですが自分の好きな、テンポの良い映画が多くて良かったですね。
・フェイスオフ
・2Days
・SFサムライフィクション
・タクシードライバー
・リプレイスメントキラー などなど。しかし、一番テンポ良かったのは、やはり
「ムトゥ 踊るマハラジャ」ですかね。 やはり、映画はテンポが一番ではないかと(静かで、地味な映画でも独特のテンポをもつものがあるので、早ければいいというものでもないですね。「上海グランド」もあの独特感(?)がよかったですが) さて、皆さんの今年の注目映画、俳優、監督ってだれでしょうか? ぜひ聞かせてください。(空中牧場さんとかFunkさんは結構見てらっしゃる方みたいなので特に楽しみです)
99年01月22日:09時07分52秒
去年見た映画(ビデオ) / 河嶋陶一朗
 去年見たベストといっても、そんなに観てないので、何か観たものを全部書くはめになりそうですが(苦笑)。
 
 ・タイタニック
 ・ピカチュウの夏休み
 ・FACE/OFF
 ・アベンジャーズ(ユマ・サーマン好き好き)
 ・エヴァンゲリオンTRUE(あーあ)
 ・ラブ&ポップ(三輪明日美好き好き)
 ・キンドレッド(バンパイア・ザ・マスカレードのテレビドラマ、ビデオで観ました)
 
 くらいでしょうか。
 映画館にいって、ベストに入ってないのは、ジャッキーブラウンとプロパガンダ(銀座でやってた)、後は訳の分からんアジア映画とかだろうなぁ。インド映画はあんなに面白いのに(苦笑)。あ、ドーベルマンもそこそこ面白かったかな?
 去年観た映画でつまらなかった邦画といえば、「りんぐ&らせん」でしょうか(爆)。りんぐは、まんま女優霊だし、らせんは、あーあ飯田譲治だ……って内容だったなぁ。なんで、見に行ったんだろ(苦笑)。
 あ、「踊る〜」は今年にはいって観ました☆ 今年の初ビデオは「ニル・バイ・マウス(ゲーリー・オールドマン好き好き)」と「エドウッド」です。はい。
99年01月19日:18時38分08秒
遅れ馳せながら・・・ / 空中牧場
今年のベスト7といえば・・・
・踊る大捜査線The Movie(これはおもしろかった。三回観ました)
・タイタニック(劇場で五回観ました。なんでこんなにみたんだろう?)
・FACE/OFF(今年でしたっけ?)
・スターシップ トルーパーズ(結構、悪趣味)
・アルマゲドン(これぞ、ハリウッドで感覚で見れば・・・面白いです。
・オースティン パワーズ(これは外せないです)
・踊るマハラジャ(じつはまだ観てないのですが・・・面白いに違いないです) こんなかんじです。たしかに1998年は豊作だったと思います。
「やっぱ映画は劇場で観なくちゃ」っていう一年でした。
・TRPGの話題で恐縮なんですが。どなたかファンタジーで「踊る大捜査線」なセッションやってくれませんかね?
「事件は王宮でおきてるんじゃない、迷宮でおきてるんだ!」ってかんじで。 SWあたりのシステムで「フォーセリア 最悪の三日間」ってシナリオなんかどうでしょう? 題して「踊る大迷宮」

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