トラベラー雑談所 LOG 005

トラベラー雑談所の2000年02月07日より2000年03月08日までのログです。


2000年03月08日:22時08分08秒
RE:Signal GK / masaki
 出張から帰ってきました。 
 
 phoenixさん、ありがとうございました。なるほど、大事なフレーバーを含んだシナリオだったか。
 しかし、こういうCTやMTの未訳サプり、シナリオが手に入るとうれしいですね。
 絶対、チェックしておきます。
2000年03月08日:16時09分44秒
Signal GK / phoenix
 Signal-GK はソロマニ国境付近を舞台にしたアドベンチャーです。 ただ、今このシナリオが有名なのは、サブプロット(と言うか、フレーバーと言うか。)の 部分の影響です。
 このシナリオには、シリコン上で活動する生命体が登場します。 この「人工知能チップ」はトランスポンダの開発の重要なキーになりました。 御存知のようにトランスポンダの偽造はきわめて困難です(このことはトラベラーのシナリオでも良く利用されています。)が、 偽造が困難な最大の理由が、(一般には秘密でしたが)この「人工知能チップ」を利用していた ことでした。
 さて、この「人工知能チップ」ですが、トランスポンダとしての利用とは別に、 帝国の研究基地オミクロンで軍事利用向けの研究が続けられていました。 この研究は反乱の発生によっても中止されずに続けられていました。
 時に、帝国暦1130年。研究基地オミクロンで秘密兵器が開発されているとの 情報を入手したデュリナーが、大艦隊をもってオミクロンを襲撃、秘密兵器の 奪取を試みました。この作戦はなんとか成功し、「秘密兵器のデータはデュリナーの 艦隊に送られました。」
 そして、、、
 続きは、「馬場秀和ライブラリー」でどうぞ。 トラベラー情報倉庫からリンクがたどれます。
2000年03月04日:11時28分20秒
時代劇 / 龍太郎
>masakiさん
 そうですね、黄門様のパターンそのままですね。
 他の時代劇なんかも、けっこうシナリオ製作の役には立ってくれますよね。
 何しろ、プレイヤーも時代劇ならそうは見ていないので、そのまんまパクってもけっこう気づかれないですし。
2000年03月03日:23時09分21秒
戦いの果てに。。。 / 大臣
またまたお送りします、リプレイ。。。
 最近、外交官・官僚ネタが話題に上りましたので、御参考になれば幸いです。
 でも、こういうパーティー、神経磨り減るんですよねぇ。
 私のところでは、PCはみんな、パーティー恐怖症候群です。(PC同士でのいたぶりあい。。。嗚呼!なんということか!)
 帝国暦1110年、愚かな人類は戦乱以外でも争う事を止めない。
 帝国貴族オットー・F・ゲイルシュミット公爵は自邸でささやかな舞踏会を開催している。
 この日、ゾダーン連邦の忌むべき超能力者政府とその軍隊を排除した、栄えある我帝国海軍高級将校を労い、帝国と皇帝陛下の繁栄を祝うべく、貴族や軍人、豪商や著名人、政府関係者等併せて500人程度が参加する事となっていた。大貴族としてはささやかな規模である。
 「これは、これは、我海軍の若き英雄ウエーデル・バイヤー伯爵大将ではありませんか!」ゲイルシュミット公の傍に侍っていたハウプトマン男爵が大きな声を上げた事で衆目を集める事に成功した。
「御招きに預かり恐縮です、公爵閣下。」バイヤーは男爵には声を掛けず、公爵に挨拶をした。彼は以前からこの計算高く狡猾な男爵が嫌いだった。嫌いだから返事をしないのだが、これは彼の未熟を顕著にしていた。
 「バイヤー伯爵大将、此度の会戦、大儀でありましたな。出征し、憎むべき侵略者を排した。今後は侯爵を序されるとか。誠、めでたき仕儀よ。」ゲイルシュミット公爵は鷹揚に挨拶した。 すると、ハウプトマン男爵が「私も伯爵の様に戦艦で敵を打ち破り、皇帝陛下の御盾ともなれば、ほれ、あの肖像画の御方の様に歴史に名を残せますかな?」と言出した。
 バイヤーはこれに返答せず、壁の肖像画を一瞥する。見ると50歳前後と思しき貴族礼服の装束と大量の勲章を身に付け、堂々としてこちらを見下ろすかの様な大きな画である。高さ2m程度か、その大きな画の人物の様な行動だったのかと憮然としていると、続けて男爵が言出した。
 「かのゲイツ・ロビンソン提督はガヴィン皇帝陛下の御世にソロマニ戦争において、叛徒のソロマニ人共を誅し奉り、帝国の栄光に寄与した方で御座いましたな。」
 「え、ええ。たしか...帝国暦990年から1002年の戦争ですか。」バイヤーは公爵を見ながら必死で士官学校時代の戦史の講義内容を反芻していた。ここで、ソロマニ戦争はいつでしたかと尋ねられて失敗するより、先制的に知っている知識で対抗しなくては。それには回答者であるより質問者であるべきだ。戦場とは違う緊張を彼は強いられつつあった。
 「はい、よく御存知で。さすがは現在の英雄!先人の行ないを知り、偉業を成し得ると言う訳ですな!では先人の英雄の印象は如何でしょう?」と云いながら、斜め後ろの給仕よりグラスを受取る動作をした。ええい、きっとほくそえんでやがるに違いない。笑うなら顔を見せながら笑えとバイヤーは思った。
 「そうですな、指揮官としての風格が肖像画を通して伺えます。それに実戦の厳しさやそれを押し包む指導力...私はまだまだ未熟ですな。」バイヤーは肖像画を見ながら必死になって読み取ろうとした。 すると、突然、ハウプトマン男爵はまるで鼠を前にした猫の様な眼と歯を剥き出しにした狡猾な笑みとでバイヤーに云った。「おや、提督、この肖像画はゲイルシュミット公の5代前、カール・ゲイルシュミット公ですぞ!かの方は優秀な政治家としてデネブ宙域公爵でもあられた御高名な方!ゆめ、ロビンソン提督ではありませぬ!御存じなかったので?ああ公よ!願わくは貴家の栄光に傷つきませんよう!」
 しまった、はめられた!きちんと画を見るか、逃げ出すんだった、そもそも、ロビンソン提督の縁者でもない限り、自邸に肖像画など飾らないと気がつくべきだった!バイヤーは唇を噛み締めながら、男爵の甲高い哄笑を聞いた。
 宴は今、始まったばかり。身体ではなく自尊心を傷つける戦闘はこれからだった。
2000年03月03日:19時17分24秒
外交官と官僚のシナリオネタについて / masaki
 
 外交官ネタにこれだけ早く、レスが来るとは思いませんでした。結構、面白いネタなんですね。 
 
 大臣さん 
 1の超大国との交渉は、例えば帝国とゾダ―ンの狭間にあること独立国家に設定すれば、辺境戦争の推移を見守りながら、どちらにつくか迷うPCなんていうので愉しめますね。 
 
 龍太郎さん 
 読んでいてハッと思ったのは 
 「これは水戸黄門様のパターンなのでは・・・」 ということでした。 
 黄門様一行も隠密外交団みたいなもの(無理な見方か?)デスね。 
 
 セスさん はじめまして
 すみません、「サン・カルロの決闘」がわかりません。出来れば、解説お願いします。
 
 phoenixさん 
 ゾダ―ン遠征は興味ありです。
 ところで、シグナルGKってなんでしたっけ? 
 
 官僚ネタは時事ネタをひねって、
 「監察に行って、悪事を見つけて、それを隠すためにものすごい接待を受けるのを断る」というシナリオはだめでしょうか。 
 SF作品でいえば、
 「司政官」シリーズのように、中央政府の意向と地元民の意向との板ばさみの中で悩む。のが、面白いかと。でも、自虐的かな。 
 「銀英伝」ではアレックス・キャゼルヌ氏のように、過大な補給要求を捌く形がありますが、ゲームとして成り立ちづらいか・・・
2000年03月03日:12時05分04秒
Classic Traveller Reprint(FFE001) / phoenix
 http://members.aol.com/Traveller/T401-00.html で紹介されている再印刷版が無事に出版されました。(私の手元にも届きました。)
 今回出たものは全部和訳されたモジュールなので 無理して買うこともないかと思いますが、5月に予定されている "Adventures"には、未訳シナリオも含まれています。(ゾダーン遠征とか、太古種族の謎とか、シグナルGKとか。)
 関心のある方はチェックをお忘れなく。
2000年03月03日:00時27分33秒
外交官と言えば、大使 / セス
クィネルの邦題「サン・カルロの決闘」のように
ハードに枯れた奴がイイですね(笑)<ホルヘが死ぬのは(核爆)
スローカムも遊べるし(笑)
やはりキャンペーン的には、辺境を扱うので(汗)
リジャイナでも、あの歴史的にはOKかも(爆)

2000年03月02日:23時30分03秒
外交官キャンペーン(笑) / 龍太郎
 毎回必ず「帝国暦***年、我々***外交団の乗る****号は、***星系に到着していた」とかの決まったパターンで始まるとか(笑)
 けれど、何処かすごく遠い所まで任務のために行かなければならず、しかもそれを邪魔しようとする敵もいて、行く先々の航路は危険に満ちている・・・これって反乱軍ソースブックのシナリオにも使われていたパターンですし、トラベラーには向いているタイプのシナリオソースですよね。
2000年03月02日:23時15分13秒
こんな外交官のお話しは、いかがでしょう? / 大臣
官僚や外交官は、一見、使い勝手が難しいですけど、 それなりに、過酷な任務ってありますよ。
 masaki殿の御意見以外には、例えば。。。
 1.超大国との交渉
 例えば、帝国外の独立政府高官として、帝国の外務担当と交渉して、祖国を有利にしなくてはならないとか。
 大戦前の我が国と国連及び欧米列強との遣り取りみたいなのですね。失敗したら、戦争か?
 2.外国でのスパイ合戦
 表向きは、外交団、だが暗躍するスパイ合戦がその裏で熾烈さを極めるって感じでしょうか。
 モチーフとか、工夫すれば、ハードな諜報ものができそう。
  
 にこやかな社交界の裏で。。。って展開は、戦場とは違う緊張がありますよね。
2000年03月02日:21時48分27秒
外交官の活躍するシナリオを考える。 / masaki
 官僚と外交官の使い勝手について考えていましたが、どうも官僚は実際のプレイの中でどう使っていいのか難しい。リジャイナ星域アレル星系の「出国ピザ」ぐらいしか思いつかない。 
 でも、案外外交官のネタはあるかなっと考えてみました。 
 1.大使として諜報活動。 
 某星系の大使として赴任。社交や接触を駆使して機密を探る。
 2.外交団として旅行の末、相手国首都に至る。 
 これは相手国の首都に至るまでに、様様な異文化と接触し、それを楽しむシナリオ。
 例えば、幕末にヨーロッパへ向かった侍達はスフィンクスの前で写真を撮っています。彼らが見たエジプトは強烈な異文化だったでしょうし、侍を迎えたスフィンクスもさもありなん。 
 また、ペリーのように今まで外交関係のなかった世界(彼の場合日本)へ旅し、条約を結んでくる事を目的としたシナリオもありでしょう。そのための交渉・軍事活動があると海軍人も混ぜやすい。実際↓の「紅の勇者シリーズ2巻」はペリーのような役回りでしたし。
 3.調停者として 
 戦争状態にある2陣営の間を取り持つ。 
 日露戦争時のアメリカのように、双方の主張やわがままを天秤にかけながら和平を実現する。
 4.全くわけのわからない異星人と付き合う。
 ポールアンダーソンの『ホーカーシリーズ』のようなドタバタコメディー。 
 
 と、こんなところをざっと考えていたのですが、多人数でプレイするときはパーティーの肩書きは「外交団」なのですね、接待には注意を!
2000年03月02日:09時16分41秒
やられたっ! / 龍太郎
 チョ〜、かっこいい!
 こういう展開大好きです。
 根がウォーゲーマーなもんで(笑)
2000年03月01日:23時27分20秒
第5次辺境戦争・・・地平線の彼方に / 大臣
続けて、お送りします、辺境戦争ものりプレイ。 今度は一転して、戦車兵です。 この直前まで長々としたエルアラメイン張りの戦車戦があったと思ってくださいね。(PCは消耗してます。笑)
 与えられた新型反重力戦車は高性能でしたが、哀しくも、敵軍も同等の新型を投入された地上戦最前線です。
 
 帝国暦1110年、人類は未だ戦乱の渦中にある。
 ランス星域ダイナム星系主星の砂漠地帯において、帝国海兵隊第135反重力機甲師団第2連隊はゾダーン連邦海軍増強機甲師団と広大な砂漠で対峙し、既に3ヶ月が過ぎ様としていた。
 「戦車長、珈琲でもどうです?」気安く、ベック伍長がパック入りの合成珈琲を差し出した。
 「いや、健康に注意しているんで、化学物質は体内に入れない事にしているんだ。」素っ気無く、ヤマモト少尉が返事をすると、下部の操舵席から、ホー軍曹が「少尉は断食中だとよ、ベック!夕食のCレーションも合成だからいらないとさ!それより、センサーから眼ぇ離すんじゃねえぞ。近くに2両居る事は確実なんだからな。」と応じた。
 「敵の主力戦車は新型の様だな。士官学校で教わったのとは違う...」と、呟く様に少尉が云った。
 「へえ、士官学校じゃ、そんな事までやるんですかい?じゃあ、奴等の居所やこのドンパチをお終いにする方法てえのは、教わらなかったんで?」ホー軍曹は相変わらず、辺りに放った小型使い捨て探知機の反応計を見つめながら、陽気に声をあげる。声は明るいが内容に棘があるので、ヤマモト少尉はどう云い返せば良いのか、判断に迷った。
 「ベック!パワープラントの出力を後15%絞れ。熱源探知でばれちまうぞ。少尉、通信で友軍の動きがありませんか?」という軍曹の問い掛けに、一体、ここの指揮官は俺なのか、と疑問を感じながら、ヤマモト少尉はレシーバーに耳を澄ませた。
 (…の主力は、エリアC23区を放棄、現在、我々は抵抗を受けていません!繰返す、敵の主力は…)
「どうやら、奴等は逃げ出している様だ。」少し驚きながら、ヤマモト少尉は2人の部下に伝えた。
 「おっかしいな、もう少しで、デンタムシティまで肉迫できるのに、あいつら、戦争ゴッコに飽きちまったのかな?」軍曹も拍子抜けした様子で、自分のレシーバを被った。
 「でも、これでシティも救われて、皆、大喜びですよ!」ベックが無邪気に笑った。
 「馬鹿云え!奴等の常套手段なんだよ。俺達が今までの抗戦区域に戦力を進攻させた隙に、後方で戦力再編させて、別の方向、概ね助攻のあった方向から一気に電撃戦をするつもりなんだよ!」軍曹が言ったことはヤマモト少尉がつい数ヶ月前に士官学校での講義でも教わった事なので、妙な現実味があった。
 ここでいう助攻とは、即ち現在彼等の位置する区域に他ならない。
 「前方、5kmに感在り!数12!敵戦車と思われます!」ベックが突然、センサーで得た情報を読み上げる。
 「手前!なんでいきなりそんな近くに現れる迄気が付かねえんだ!」軍曹が慌てて、操舵を構え直す。
 「だ、だって、しょうが無いじゃないですか。」
 「しょうがねえで俺はお前と一緒の命日は嫌なんだよ!少尉、プラズマ主砲は濃密なガスで一発じゃあ無理です。後、5発ATMが残っていますんで、そいつで仕留めて下さい。」軍曹が兵装の指示をする。
 「ち、ちょっと待て、軍曹、何か発光信号だ。ツ・ウ・シ・ン・カ・イ・セ・ン・ヲ・ヒ・ラ・ケ?」 ヤマモト少尉はレシーバを被り直しながら、規定の共通回線に繋いだ。
 (本日、現地時間正午を以って、ゾダーン連邦軍は旧帝国領内での全ての戦闘行動を延期する用意がある。帝国軍は、全ての戦闘行動を停止し、貴政府の指示を待て。繰返す、本日…)
 「戦争が終わる…。故郷に帰れるんだ!」ヤマモト少尉の叫び声で、2人も通信機に飛付いて、飽きる事なく繰返される放送を聞き入った。それはこの戦場に居る全ての将兵にとって、どんな美女の歌声よりも美しく聞こえたのであった。
2000年02月29日:18時36分23秒
第五次辺境戦争/紅の勇者 / 龍太郎
 辺境戦争のラスト、壮絶ですね。
 静かに、しかし壮大に破壊と殺戮の繰り広げられる宇宙の戦闘、迫力ありますね。
>紅の勇者シリーズ
 こないだ書店で何気なく買い、そのまま一気読みしてしまいました。
2000年02月28日:23時46分28秒
大会戦/紅の勇者 / masaki
 ↓の大会戦シリーズ、これがシミュレーションゲームではなく、RPGでできているところがすごいですね。 
 ところで、皆さんは「紅の勇者 オナー・ハリントン」シリーズはお読みでしょうか。ド迫力の宇宙海戦描写で「これをトラへべラーでやりたい!」と思わせられる作品です。 
2000年02月27日:22時28分29秒
第5時辺境戦争・・・決戦 / 大臣
更にリプレイできましたので、御送り致します。 戦争は果たして、これで終焉するのか?
 帝国暦1110年、人類は未だ戦乱の渦中にある。
 帝国海軍 第543艦隊はジュエル星域ライスン星系に於いて、ゾダーン連邦海軍第19艦隊と遭遇し、今まさに、砲火を交わす距離まで接近しつつある。
 司令官バイヤー帝国海軍大将は、長身で淡い栗色の髪と整った顔立ちで社交界等では知られた存在だったが、彼の現在の心境はもう2度と社交界で淑女の方々に早く戦場で武勲を挙げたいとは云うまいと決心している。
 彼の傍に居る、総参謀長は未だ30才台後半の准将であるが、妙に戦場慣れして、今もまるで子供が遊ぶ様を眺めやるような、余裕のある態度が伺えて、それも彼の癪に障るのだった。
「彼我の距離、120万Km、相対速度、400Km毎秒。400秒で接敵します。」オペレータの緊張した声が指揮艦橋に響く。
 総参謀長がちらとこちらを見たのに気付かぬ振りをして、バイヤーは立ち上り、コンソルに手を付きながら、「艦隊、砲撃戦用意。落着いて、行けよ。」内心、落着くべきは自分なのだと感じつつ、なるべく威厳在る様に振舞わなくては。
 「艦隊の陣容はこのままで宜しいでしょうか。」総参謀長は俄かに尋ねた。
 突然だったので、「ああ。」と咄嗟に答えたのを総参謀長は素早く視線のみで参謀達に確認して、大きな声で「司令官は敵を蹴散らせと仰せだ。当初の予定通り、中央突破を図る!」そして、まるで計算していたかの様にオペレータが「敵艦隊、射程距離に入りました!」との報告が言い終わる前に、「各艦、主砲斉射!」と命令した。
 数千隻が隊伍を組んで砲撃を交わす様は、見た目の派手さは無い。だが、精密度光学測定機や放射線測定器を通して見た場合、それは単に殺戮と破壊を目的とするには余りに多い反応に観察者を慄然とさせるだろう。或いは呆然とさせるかも知れない。
 2kt級核ミサイルを中心とするミサイル群数百万基が乱舞し、彼女等のダンス相手は大きな孔を空けて、漂い始める。その内部では、放射線の嵐で人間が急速に絶命していく。
 粒子加速砲や中間子砲はスクリーンを貫通しながら数匹の龍の様に敵艦に激突し、一呼吸後に爆発四散する。レーザーやプラズマ流等は空間の塵が蒸発する為、僅かに肉眼でも見えるが、これが命中した艦は幾つもの裂傷、火傷を負いながら、更に別方向からの火線により遂には死に至る。
 四散しなかった艦もパワープラントの被弾で艦内温度が急速上昇し、宇宙服を着けていても衝撃と異常加熱で乗員の幾人かが絶命する。
 その間を互いの艦載機がミサイルやレーザー砲を放ちつつ、駆抜けて行く。
 結果、数十万の命が虚空の空間を充たしていくのだった。
 接敵より4時間、帝国艦隊は遂にゾダーン艦隊の中央部を食い破り、その双方を押返し始めた。 これにより、ゾダーン艦隊は各個に撤退を開始し、各々ジャンプ可能空域でジャンプし、彼等の祖国に帰ったのである。
 この戦闘により、ゾダーン艦隊は経戦能力を失い、帝国海軍も又、各方面で多くの犠牲を受け、ゾダーン側の停戦協定を承諾する事になるのであった。
 子の戦争での双方が得たものは、開戦以降の占領地を双方で返還し、戦争賠償金を両国で合議の上、決定され、群小勢力自治独立政権樹立まで、10年余の年月を経るのであった。
 しかし、そのような事は、この戦争の犠牲となったニ十数億の民にとって何の意味もないものであった。
2000年02月27日:21時05分03秒
暇があったら・・・ / 龍太郎
 暇があったら、黒い紙と白い紙、両方にムシメガネで光をあててみて、何倍の早さで黒い紙が燃えるか、久しぶりにやってみたいです。
 小学生の時のことなので、くわしくは覚えていませんが、黒は1分もしないうちに燃え出して、白は何分経っても焦げるぐらいでした。
 
 艦橋は、やっぱり必要性を持たせるのが難しいですね。
 何しろ、帆船の頃の見張り台が起源で、その後も水平線の向こう側を見るための施設として変化はないわけですので・・・。
 レーダーが発達した第2次世界大戦の途中からは、徐々に司令部が艦橋から艦内の中央指揮所へと移されていっています。つまり、肉眼で敵を見る必要が少なくなったため、艦橋にいても単に危険なだけでメリットが無くなってきたためです。
 好みで艦橋を設置する場合は、何らかの別の使い道を考えると良いかも知れません。
 例えば、艦隊内通信用の発光信号塔とか。
2000年02月27日:19時58分40秒
黒は光速兵器にも弱いらしい / masaki
 戦艦のデザインの話、 
「スタジオぬえ メカニックデザインブック PART.2宇宙戦艦編」にスタジオぬえの宮武一貴、加藤直之氏らが宇宙戦艦のデザインでの留意点が記載しています。 
 その中の塗装設定について 
『対レーダー等探知妨害のための電磁波無反射塗装(完全黒 体迷彩)はきわめて有効である。が、光速兵器の吸収効果も同様に高くなる。これに対して下層に電磁波反射皮膜を施し、この二つを何層にも繰り返した複合塗装となる。』 という一文があります。もちろん、これは現代の技術の発展をもとに(つまり、SFの超技術がないことを)前提に考えた文章なのですが、黒が光速兵器(レーザー兵器などのことでしょう)の吸収率まで上げるとは思わなかったですね。
 
 また、艦橋は『艦体内蔵型が必然』で意味ないそうですが、私は好みで欲しい。
2000年02月26日:22時37分00秒
電磁マスカー / 龍太郎
 あ、トラベラーには無いんですよね。
 メガトラから入ったものですから、ついメガを付けずにそのままトラベラーと言ってしまいます(笑)

 色の切り換え。そういうのがあれば、確かに色々と考える必要もないかもしれませんね。
 ただ、目立つカラーリングにする場合は、相手の戦意をそぐというより、自国民へのPRなどを理由にしたほうが良いかもしれません。宇宙戦闘の距離で、敵の艦隊の色までは見えないと思いますんで・・・。

 電磁マスカーの正体ですが、語感からするとナイR@TEPさんの、電磁波を放出して〜という説がなっとくできますね。
 でも、ルールの説明を読むと、能動探知は防げない、とか自らの能動探知の電磁波は隠匿できない、とか書いてあって・・・。
 もしかして、単なるステルス技術のことなんでしょうか? だったら、マスカーなんて書かないで欲しい。 
2000年02月25日:22時57分05秒
デザインとカラーリング / ナイR@TEP
なかなか面白い話が続いてますね。というわけで私も一つ

デザインについては、私のイメージは、流線型の大気圏突入可能な物が多いですかね。かなりの大型艦でも大気圏突入可能なデザインライン(わりと航空機的な感じですかね)にしてます。当然、戦闘機とかも大気圏内外両方で使用するため当然のごとく翼がついてます(笑)。逆にブリッジはついてないです、やはり空力特性考えるとブリッジはじゃまかなぁと(流線型といっても完全流線型が個人的には気に入っているので)。

それと、確かカラーリングに関しては、TL=13以降になると状況に応じて変更できるようなオプションがあったような気がしますので、普段の色と戦闘時迷彩くらいは切り替えできていいような気がします。それと、あえて目立つカラーリングにして相手の戦意をそぐそぐというのもありという気がしますけど・・・(実際私が使用している世界では一部の艦隊はそういう方針でカラーリングしています)。電磁マスカーですがおそらく放出される電磁波(および放射線)を少なくするためのものではないかとおもいます。放出だとするとおそらく意味のある信号をごまかすためにホワイトノイズを放出するといった装置かもしれません(ようするに全体で放出される電磁波に対するノイズの比率を上げることによって正確な探知の可能性を下げる・・・といってもノイズ除去の技術は進んでいるでしょうからどこまで役に立つかは?ですけど)。

>To 混沌太郎さん
>話を戻しますが、実際、排熱の隠匿については、私には良くわかりません。ブラック・グローブでもあれば何の心配もないんですけどね。
 ブラックグローブを利用しても根本解決にはならないと思いますよ。ブラックグローブを使用しているときには自艦側の探知、および加減速の制限がきついのと、熱そのものの排出ができないため長期間の使用は無理がある(排熱全てが再吸収されるため、バッテリーがいっぱいになった時点でアウト)と思われます。まぁ、発見されていない部隊にとってはほぼ確実に先制攻撃できるのでメリットはありますけどね。私的にはおそらくパッシブソナーを完全にごまかすのは不可能じゃないかと思います。排熱に限らず宇宙船が行動すると何らかの痕跡を残すのは間違いないですから(排出量そのものを抑える以外に手はないと思います)・・・。能動探知に対しては透明化することは可能な気もしますけどね(探知波を吸収してそのまま反対方向に放出できればOK?)。
2000年02月25日:13時49分51秒
電磁マスカー / ジャファー
トラベラーには電磁マスカーはありません。 メガトラベラーの間違いでしょう。
2000年02月25日:11時41分36秒
官僚とか外交官 / 龍太郎
 あんまり使われてる話を聞きませんけど、実は使い勝手の良い職業ですよね。特に治安の良い世界なんかでは、戦闘技能しか持っていない野蛮人なんて役に立たなくなるし(笑)
>可視光増幅器
 ありましたね・・・忘れてました(笑)
 ついでに言うと、さっき電子望遠鏡で地上から撮影された、人工衛星のコンピュータ写真を見てしまいました。はっきりと宇宙空間の中に白く写ってるんですよね(笑)
 ちょっと白優位説に自信が持てなくなってきました。
 とは言っても、船体に反射した太陽光などで探知されるよりも、能動的に発している核分裂反応などを探知される確率のほうが、よっぽど高いだろうと思うと、色ぐらい隠匿性能に大した関わりはないようにも思います。
 熱吸収の効率の例として、長崎・広島の原爆投下時に、学生服を着ていた学生など、白のYシャツ部分にはほとんど火傷がなかったのに、黒いズボンの部分には重度の火傷を負ったということがあります。
 やはり、恒星からの光エネルギーに、大気層などの中和なしに直接身をさらす宇宙船には、黒だけは使わないと思うんですが・・・。
 そうなると、混沌太郎さんのおっしゃる、鏡面加工して光線をの反射を別方向に逃がす、ステルス的な発想もありになってくるのかな?
 とはいえ、トラベラーには「電磁マスカー」という原理不明の隠匿装置がありますので、あんまり隠匿性には執着しなくても良いのかもしれません。
 マスカーと言うからには、潜水艦のようにやはり何かを放出するんでしょうか? でも、電磁ってことは? 謎は深まります(笑)
2000年02月25日:06時57分45秒
学不足ですみません / masaki
 お詫び。 
 龍太郎さん、混沌太郎さん、すみません。 
 今の今まで私は「閑話休題」の意味を間違って覚えていました。 
 「閑話」“で”(この場合人気投票の話題)で話が横道にそれますよ。という意味で使っていました。 
 いま、辞典で正しい用法を知りました。 
 気分を害された方、失礼しました。
2000年02月25日:02時53分01秒
隠匿性の高い宇宙船 / 混沌太郎
閑話呼ばわりって、ちょっとひどくないですか?

…まあいいや。そんじゃ海軍軍人に一票!
宇宙戦闘のルールが目当てでメガトラ買ったようなものですから。



>龍太郎さんへ。
F−22Aなどは白いかも知れませんが、トラベラー世界のレーダーは可視光を見るものもあるのでは?
EMSは可視光や赤外線も見てるようですし。
とはいえ、排熱しないわけにもいかないんですよね。
しかし、もし可能であるならばですが、一方向に集束してしまうという手が考えられます。
たまたまその方向に敵がいたりしたら位置がバレてしまいますが、極低い確率であり、しかも、運動していれば一瞬です。
同じように考えると、被発見率の低い宇宙船は、鏡面処理の平面で構成されている、という推測も可能になりませんか?
殆どの瞬間、レーダーの反射光はあらぬ方向へ逸らされている、という寸法です。

前の投稿、カラーリングの話で始めたつもりだったんですが、ステルスの話の辺は形の方が頭にあったようです。

話を戻しますが、実際、排熱の隠匿については、私には良くわかりません。ブラック・グローブでもあれば何の心配もないんですけどね。
2000年02月25日:01時12分21秒
経歴部門投票 / Junnkie
何と言っても官僚です。腕時計がたまりません。
2000年02月25日:00時54分12秒
トラベラーの挿絵 / 龍太郎
 MTで言うと、「帝国百科」とか「反乱軍ソースブック」の絵って、いかにも定規使って適当に描いたような、アメリカンデザインで好きになれません・・・。
 デザインにお金かけて、描き直しとかしてイラスト資料集でも出して欲しかったですけど、今となってはもう無理でしょうね。
 混沌太郎さん、はじめまして。
 確かに、防御力よりも発見されるか否かが重要になってくると思いますので、鏡面仕上げは不採用でしょう。
 ただ、ステルス機は黒いというイメージが広がっていますが、あれはF−117Aが夜間戦闘機だったために黒い塗装だっただけで、次期主力戦闘機のF−22Aなどは白い(もちろん、レーダー吸収塗料です)機体に星条旗までマーキングしてありますが、レーダー反射率はF−15の1/100程度、赤外線放射もかなり抑えられているそうです。
 明るい色をしていたとしても、宇宙戦で目視できる範囲まで接近することはないでしょうし、やはり黒にするのは不合理かと思います。
 あと、恒星への接近というのは、そこまでの近距離への戦術的な接近とかではなく、例えば普通に地球から金星や水星にいくような範囲での移動の際の話です。
 それでも白色と黒色では、最低で数倍の熱吸収率の違いがありますから、船体や装備にかかる過熱の負担を考えると、やはり白か灰色が妥当だとおもいます。
 元祖トラベラーの表紙の宇宙船も灰色っぽい銀だし(ただ、これは単にSF=メタリックっていう古いイメージで描かれただけかもしれません・・・)。
>人気職業投票
 閑話休題と言われたのにスミマセン(笑)
 職業の次には「思い出に残るあの星この星」とかも楽しそうですね。
2000年02月24日:21時17分28秒
人気職業投票のお願い 再び / masaki
 閑話休題。
 トラベラー人気職業投票、しばらく止まってます。 
 もう、いませんか−! 
 未投票の方、よろしくお願いします。 
2000年02月24日:19時50分36秒
宇宙船の外見・カラーリング / 混沌太郎
お久しぶりです。こういう話は大好きなのでちょっと口を挟ませてください。

確かに光学兵器に対しては、光を反射する方が若干防御力で勝るかもしれません(白よりもむしろ鏡面になる気もしますが)。
しかしながら、光を反射するということは、同時に被発見率も上昇するわけですから、逆に生存率は低下してしまうのではないでしょうか。
広い宇宙空間、照準が合わなければまず命中はあり得ないはずです。
といった考えから、私としてはむしろステルス機のような感じになるのでは、と思っています。

それから、恒星に近付くのは、言わば背水の陣みたいなもので、余り有利な点はありません。
有能な指揮官ならば、作戦立案の段階でそれを避けようとするでしょう。
とすれば、恒星に近付ける距離は、余り重要な性能ではないのではないかと思われます。

アステロイド船は、外見を一言で説明できるから楽だ。(笑)
2000年02月24日:14時37分13秒
宇宙船の外見 / phoenix
 GT(Gurps Traveller) の Alien Races のサプリメントとかを見ると、 異星人の宇宙船とかも出てきますので見ておくといいと思います。 Steve Jackson のページにもちょっとだけ出ています。(Art Gallery のページ) たしか、MT(Mega Traveller)の反乱軍ソースブックにも少し出ていたはず。
 もちろん、RPGをどう遊ぼうと個人の自由なんですが、 基本ラインというのは知っておく方が得です。 三角形の船影を見て、スターウォーズのファンならスターデストロイヤーを思い浮かべるわけですが、 トラベラーファンはScout Ship(偵察艦)を思い起こす。 そういうことのための知識のことです。
2000年02月24日:08時51分22秒
デザイン / 龍太郎
 リアリティよりもデザイン重視でいいと思います。
 ボクも本当はそうしたいけど、プレイヤーにウォー・シミュレーションや生粋のハードSFファンがいるので・・・。
 艦橋が無くなる理由としては、被弾率というよりも、そもそもの艦橋の役割である、高い場所からならより遠くを見られる、という地平線・水平線上での概念が宇宙空間では無くなるからです。                                           翼の無い宇宙戦闘機。
 これは、ダイヤの形の船体に砲身が伸びてる形をイメージしてます。
 翼の役割は、大気のある場所で大気に翼をブチ当てて浮力を得る、ということですから、宇宙空間では役に立ちません。また、大気圏内でも反重力飛行で垂直上昇などするには、翼は空気抵抗となって邪魔になってしまいます。
 そこで、うちでは翼は無く、形も前のみならず全方向にトータルで空気抵抗、電波反射が無いようにカッティングされています。
 あとは色ですが、うちでは絶対に「黒」い宇宙船は出しません。光の吸収が良すぎて、光学兵器で攻撃された時の被害が増大するからです。理科の実験で、レンズの光を紙に書いた黒点に当てると燃えたように・・・。
 それに、恒星まで近寄れる距離も、白い宇宙船に比べてだいぶ落ちるはずだと思います。
2000年02月23日:22時29分50秒
re:ウチの宇宙船のイメージ / masaki
 >リアリティーを考えるとあまり・・・。 
 私はここでは、リアリティよりもビジュアルを採りました。被弾率が上がっても、艦橋があるのはいい。
 ただ、アニメ版の銀英伝のデザインラインは好きで、採用してます。 
 
 翼のない宇宙戦闘機というと、戦闘ポッドみたいなものですか? 
 ちなみに私のマイベストスターシップは、クラッシャージョウのミネルバ。
 トラベラーでは、A型商船。
2000年02月23日:14時33分25秒
ウチの宇宙船のイメージ / 龍太郎
 基本的に、流線型で単純な形が多いです。
 軍艦に限っていえば、ガンダムのジオン軍が使っていた、ザンジバルとかグワジンみたいな形をイメージしています。
 要するに卵型や砲弾型なんかです。
 水上艦のような長方形で角張った形って、イメージ的には好きなんですけど、リアリティーを考えるとあまり・・・。
 あとは、宇宙戦闘機なのに翼がある、とかも避けています。本当は付けたいんですけど、どう考えても無意味ですから。
2000年02月22日:23時11分01秒
宇宙船のデザインライン / masaki
 POPPOさん
 奇遇ですね。私も今年で30です。
 もう一人の“B”はおそらくベアでしょう。 
 
 ところで、皆さんはトラベラー世界の宇宙船デザインをどのように設定されていますか。 
 私は 
 帝国⇒宇宙海軍の加藤直之さんのイメージが強いので、スタジオぬえのデザインラインで、(ヤマトの)アンドロメダや雪風(古代守が乗ってたやつ)か、(クラッシャージョウの)コルドバやミネルバが基調です。
 惑星海軍などは(ガンダムの)地球連邦軍マゼランやサラミスの大きい奴。基本的に直線的で艦橋があるのが好み。  ゾダ―ン⇒帝国との対比でちょっと丸みがかかっている(イデオンの)バッフクラン艦や(マクロスの)ゼントラーディー艦。
 
 私はPCに宇宙船のイメージを聞かれたら↑のように答えています。
 日本のアニメでは、主役は直線、敵は曲線が一般的なメカデザインのラインだそうです。
2000年02月22日:22時07分58秒
銀河帝国興亡史のイラスト / POPPO
masakiさん
 最近のハードカバー版の「ファウンデーション」の表紙は確かに トラベラー宇宙の絵を感じるものがあり、感慨もひとしおです。 アシモフなき後、3人の"B"の頭文字がつく作者(ベンフォード・ブリン あれ、もう一人・・・思いつかない。)が続きを書いてます。 あの表紙も秀逸だと思います。私は文庫版がでるまで待っている派です。
 このシリーズは英語版もかつては買っていたのですが・・・。
(アシモフの遺作となった「ファウンデーションの誕生」は英語版を 持っていたのですが、後日日本語版も買い、自分の英語解釈力の なさに嘆きましたが・・・。)
 最近の10代はこの手のイラストに心をときめくよりは、 CGの映像でダイレクトに飛び込まないと刺激にならないのかもしれません。 今年で30歳だ・・・。
2000年02月21日:13時48分35秒
銀河帝国興亡史のイラストはトラベラーのイメージに / masaki
 >ナイR@TEPさん 
 そうか、ゾダ―ンでは、別に思想統一まではやらないんでしたね。頭の中を訂正、訂正。でも、まぁ大臣さんのいうとおり、ゾダ―ンの内部事情はひどいかなと思うし、その方がおもしろいかな。
 >POPPOさん 
 「第二ファウンデ―ション」ですか。私はまだ「帝国とファウンデ―ション」の「第一部 将軍」までしか読んでいないので、「第二ファウンデ―ション」を知らない・・・。でも、当然、GDWのデザイナー達は「銀河帝国興亡史」をモデルにしているでしょう。
 
 ところで、最近の早川の「ファウンデ―ションシリーズ」の表紙イラストは抜群だと思いませんか?先日、書店で「ロボットと帝国」の表紙を見て、震えてしまいました。まさに「センスオブワンダー」「SFは絵だねぇ」を地でいく感覚でした。名前を忘れましたが、このイラストレイターの画集でないかぁ。 
 トラベラーの宇宙船のイメージは加藤直之さんのが強いけど、今のファウンデ―ションシリーズのものもGOODです。 
2000年02月20日:15時28分49秒
帝国以外の国について / POPPO
えらくここの掲示板もりあがってきましたね。
 個人的にはゾターンはアイザック・アシモフの「銀河帝国興亡史」
ファウンデーションシリーズの第二ファウンデーションだと思ってました。
GDWのファンもアシモフの名作を知っていて、このトラベラーシリーズを
作ったとしか思えません。実際の国でいえばソビエトかもしれません。
ソロマニ連合はイスラエルというより、中国でしょうか。漢民族中心主義
的なところが・・・。あと取り締まりなどの手段も。
 ただ地球(テラ)の立場は現在のエルサレムやバチカンの状態で、
帝国からも信仰者が観光名義で訪れているという状態・・・。
実は過去に地球シナリオをやったことがあります。プレイヤー自身が
タイムスリップして、NPCとしてプレイヤーのロールプレイしている
PCの前に突然登場するというシチュエーションです。
 旧日本語は当然PCは理解できないので、NPCに英語に堪能な
PCと私共通の友人の女性を登場させました。「変な気分だ」と
友人には言わせました。当然彼ら(自分ら)を安全な宙域に
逃亡するシナリオです。
2000年02月20日:10時58分50秒
うそや不正のない社会・・・その実態 / 大臣
 実際、ゾダーン連盟の社会は健全であるとは、私は思ってません。
 私たちが接する、ゾダーン連盟情報は、彼らの宣伝の結果だったり、帝国側の、わずかな誤解や異訳があるのではと思います。
 例えば、封建制を布いている帝国から見たら、広域な自治権のある各連盟国家群指導者層は貴族にみえるのではと思います。私の出した、監督官=政治局員もそういうところからです。
 それに治安がいいとか貧困がないとか宣伝されている国の実情は、ひどいものだったりするっていうの実際にあった気がする。。。(あ、危ない?笑)
2000年02月20日:01時20分41秒
嘘や不正のない社会・・・ / 龍太郎
 地球人類では恐らく滅亡までかかっても実現できない社会でしょうね(笑)
 だからって、ゾダーン人に生まれ変わってみたいとは思えないけど・・・見てはみたいなぁ。たぶん、地球人(というか帝国人)から見たら気持ち悪い社会なんだろうなぁ・・・。
 確か、ゾダーン社会には泥棒がいないから、閉じ込める以外では「鍵」をかける習慣もないとかあったし(笑)
 しょせんはエイリアン、一生かかっても相互理解は無理かも知れませんね。
 
2000年02月19日:22時42分58秒
Re:ゾダ―ン遠征を訳して欲しかった / ナイR@TEP
>2.「ゾダ―ン人は嘘や不正が嫌い」という設定が、思想統一されていて、しかもなんか、人間の理性的な善性を信じているようなところが、社会主義っぽいな >ぁと思ったのです。 
 いや、これは思想統一とかではなくて、ゾダーン連盟では超能力が発達していて、嘘ついてもテレパシーでばれるから嘘をつく意味が無いというのが大きいと
 思います。たしか犯罪は予兆の段階で事前に芽を摘んでしまうような形になっていたはずで、そのおかげで犯罪も存在しない(貴族を除く)とかいうのがなんかあ
 ったような気がする。
2000年02月19日:18時24分06秒
ゾダ―ン遠征を訳して欲しかった / masaki
 ゾ連というイメージは、やはり 
   1,帝国(特に海軍が)が、「ハイテクアメリカ海軍」 とイメージが私の中にあって、「ややテクノロジーで劣る対抗するソ連軍」というのが、ピタっと頭の中にきた。 
  2.「ゾダ―ン人は嘘や不正が嫌い」という設定が、思想統一されていて、しかもなんか、人間の理性的な善性を信じているようなところが、社会主義っぽいなぁと思ったのです。 
 
 ところで、ソ連の方ですがやはり私はソロマニ第一主義という民族の純血性が求心力になっているのでドイツ第3帝国っぽいと思っています。 
 
 まあ、こんなイメージは実際にレフリーするときに各々が、演じやすいようにすればいい訳ですが、皆さんの異なる意見を聞くと「なるほど、そんな見方もある」と幅ひろがります。これからもこの雑談所ではどんなテーマでも、活発に意見していきましょう。 
 ちなみにCTの未訳シナリオ「ゾダ―ン遠征」が訳されなかったのが、返す返すも残念。 
2000年02月19日:17時23分10秒
ソ連(笑) / 龍太郎
 ソロマニ連合って、ボクはイス○エルだと思ってました(笑)
 昔、自分達が持ってた権力を失った(平等になっただけだろうが!)腹いせに、自分たちの国作って、そこで違う人種に迫害し返して・・・。
 こんなこと書いてると、ソルセックならぬモ○ドに拉致されちゃうかな?(笑)
2000年02月19日:17時18分03秒
>第五次辺境戦争 / 龍太郎
 大臣さん、ありがとうございます。すっごく参考になります。
 ううーん、大規模な攻撃なんですね。特に最終攻撃目標がモーラっていうのがビックリ!
 ボクはてっきり、ジュエルやイフェイト、リジャイナ、ランス辺りだけの騒ぎだと思ってました(それだって、うちのいつものホンワカ・トラベラーに比べたら数百倍の規模の話だ!)。
 作りかけの設定をまたも大修正しないと(笑)
 ところで、ライスン星系の戦い、続きが気になります。ライスンをゾダーンから奪回すれば、ジュエル星系の旧帝国領土が全て攻撃可能範囲に入るわけですね。そう考えると、帝国の反撃へのターニングポイントなんでしょうか?
2000年02月19日:02時33分47秒
ソロマニ連合略してソ連(まんまや) / ナイR@TEP
> 「ゾ連」いいですねぇ。たしか、前のLOGでも「ゾダーンはソ連か?」という話題が出ていましたが、たしかにゾダーンはソ連という感じがします。ちなみに
>私の中ではいろいろなイラストを見て、ゾダーン人は頭にターバンみたいなものをしているので、インド人のようなイメージを持っていました。でも、それは姿だ
>けですね。
  ゾダーンとソ連とはだいぶかけ離れていると思いますよ、少なくともゾダーンは民主政治の国で一党独裁の国ではなかったと思います。(参政権が貴族にし
  かなかったかもしれませんが・・・そもそも貴族階級が存在すること自体でソ連と異なりますね。)逆にソ連に一番近い国はソロマニ連合の方ではないかと
  思います。ソロマニ党の一党独裁であるということおよび、秘密警察ソルセックの存在、そしてなによりも、ソロマニ人キャラには社会身分度が存在して
  いません(あくまでソロマニ連合所属なら・・・帝国にもソロマニ人は多数います)、代わりにあるのはソロマニ党内での地位となります。そういった点か
  ら私としてはソロマニ連合=ソ連だと思っています。
2000年02月18日:22時11分01秒
第5次辺境戦争の勃発と推移について / 大臣
龍太郎殿の御質問に本職なりにお答え致します。
 ゾダーン連邦艦隊は第5次辺境戦争では、概ね2方向から侵攻を開始します。
 主攻はジュエル→イフェイト→リジャイナを突破しライラナー・モーラを攻撃する部隊です。
 助攻としてはケリオン→ヴィリス→ランス・リジャイナを突破する部隊です。
 主攻と助攻は時間差を付けて行われ、助攻は開戦当初の帝国艦隊吸引を任務の一部となっているようです。
 宙域図を眺めると、ジャンプ4艦隊(標準の艦隊移動能力のようです。)であること、高人口世界等を考慮に入れるとチョークポイントが見えてきますので、帝国・ゾダーン側の戦略を考えるポイントになるかと思います。
 皆さんも一度、各軍最高司令官の気分で戦略を考えてみるのもオススメです。
2000年02月18日:12時59分48秒
第五次辺境戦争 / 龍太郎
 公式設定というか、史実(笑)というかでは、ゾダーンの主攻撃って、「ルー→リジャイナ」の経路で行われるんでしょうか?(ハンドブックからの知識ですが・・・)
 現在、自分とこのオリジナル設定の歴史事件表を作っていて、対ゾダーン戦起こしたくなったものですから。
 イフェイト辺りを攻略して、ジュエル星域を孤立させるっていう手も考えられるんですが、どうなんでしょう?
 どなたか詳しい方、教えてください。
2000年02月15日:22時08分37秒
ゾダーン連盟、それはゾ連 / masaki
 大臣さん。 
 「ゾ連」いいですねぇ。たしか、前のLOGでも「ゾダーンはソ連か?」という話題が出ていましたが、たしかにゾダーンはソ連という感じがします。ちなみに私の中ではいろいろなイラストを見て、ゾダーン人は頭にターバンみたいなものをしているので、インド人のようなイメージを持っていました。でも、それは姿だけですね。
 と、すると帝国はアメリカか?ソロマニは独第三帝国か?ヴァルグル海賊は倭寇か?などど考えてしまいます。
 ところで、政治局員(もちろん、大臣さんのオリジナルなのでしょうが)は要するにトラベラーのルールにあるゾダーンの身分制度では監察官ということなんでしょうか。 
 
 また、りブレイよろしく期待してます。
2000年02月14日:23時08分47秒
第5次辺境戦争してますか?その2 / 大臣
調子に乗って、またまたお送りします、リプレイ。。。
 masaki殿、御感想ありがとうございます。
 ご質問の件ですけど、提督と参謀長はPCの掛け合いを一部修正したものです。(もっと罵倒されてた気が。苦笑)
 今回は対するゾダーン側を別のセッションでやったときのものです。
 本職のところの「ゾ連盟」は旧ソ連邦(スターリン統治下イメージ)ですが、これで決定的に嫌われてしまいました。。。
ゾダーン暦3470年第2周期、人類は未だ戦乱の渦中にある。
ジュエル星域ライスン星系に進出したゾダーン海軍第19親衛艦隊指揮官パーヴェル・アレクセイエフ海軍大将は旗艦オデッサの戦闘指揮艦橋で大好きな葉巻を吸いながら、幕僚達と最後の打合せを行なっていた。
「それでは、政治局監督殿、帝国主義者は必ず本星系を奪取しにくると?」
「ええ、そう考えるべきでしょう、同志キプチェンコ作戦幕僚。それも我々と同等の戦力で。」
「しかし、我々は貴殿等政治局の宣伝とは裏腹に、我が艦隊を除けば、既に即応力のある艦隊はないのですぞ!政治局が軍の戦略に介入しなければ、こんな戦力を磨り潰す強引な作戦など取らなかった。」大声でキプチェンコ大佐が云うと、周りに居た全ての者が一瞬、息を呑んだ。
「それは、中央政府への意見具申の権利執行ですかな。或いは虚無への憧れの表現か?」眼を細めた政治局員が言う。まさに一座の者には墓碑銘を詠んでいる様に聞こえた。
「い、いえ、御忘れ下さい、同志。彼は些か疲れている様です。」慌ててアレクセイエフが取成すとそれ以上の追求は行なわれなかった。日頃の人徳が一人の勇者を救うのであった。
「とにかく、この星系に我が中央政府は可能な限り戦闘艦を結集し、敵艦隊を迎撃する。宜しいですな、同志大将?」政治局員がアレクセイエフに向いて、指示した。
「この星系を固守せよと?」アレクセイエフが確認する様に尋ねた。或いは懇願する様に。
「いいえ、同志大将、中央政府はここで可能な限りの帝国主義者の戦闘艦を撃破し、しかる後、我が艦隊の可能な数の戦線離脱を望んでいます。
「艦隊を彼等の通り道にジャンプさせて遊撃する案は通らなかったと?」4週間前に幕僚達と検討し、星域軍管区へ送った案の行方を確認したい一心で重ねて尋ねた。
「はい、同志。その案は戦争を無闇に継続し、帝国主義者の抗戦を促がすとして却下されたとの報告です。つまり、我が中央政府は戦争をこの一戦で終結させる準備が整った、と云う事です。全て計画通り。」政治局員はまるで自分の功績の様に得意げに微笑んだ。
「この戦争が終わる...我々から仕掛けて、我々が幕を引き、帝国主義者は無理やり踊らされただけと云う事か。」呟く様に幕僚の一人が呻いた。
「そう、そして、彼等は戦争継続能力を長期に渡って失い、我々の祖国と人民はその間、安定した生活が保障される!」政治局員はこのまま演説するかのように叫んだ。と同時に、
「2−0方向、2光時に重力波反応多数!ジャンプアウトと思われます。尚、友軍移動計画にはありません!敵です!」オペレータの緊張した報告がスピーカより流れた。
今回は敵に救われたか、長い演説を熱心に聞く演技は老骨には堪えるからな、とアレクセイエフは思い、30年余敵対した憎むべき相手に初めて感謝した。
「総員、戦闘配置!敵艦隊を迎撃する!」純粋な戦闘指揮官に戻りつつある自分を確認したアレクセイエフは威厳の在る声で配下の将兵に命令をした。
こんな戦争で死ぬ訳にはいかない。妻の手料理にありつく為にもと考えながら、この戦闘はどの位の犠牲を強いるかと思い、痛くなった胃を疎ましく感じた。

(sf:ローマ数字を一文字であらわしたものは環境依存のシステム外字なので、数字に修正しました)


2000年02月14日:22時52分12秒
トラベラーとスタークエストとクレギオンとギャラクティックアーツ / masaki
 遂に捜し求めていた、SFRPG「スタークエスト」サプリメント「エイリアンレイス」を中古市場で手に入れました。みなさん、買いですよ。 
 100もの知的生命体の数値データ、生物学的特徴、社会背景、性格・思考の特色が出ています。ちょっと数値データをいじれば、即トラベラーでも使えます。 
  
 「スタークエスト」自体、トラベラーを意識して作っている節があるので、もしに入れる機会があれば狙ってください。 
 と、いう点でいえば、ホビーデータから出ていた「クレギオン」シリーズも良しです。(これもトラベラーを意識して作られていることは、デザイナーのコメントの端々からわかります。) 
 基本ルールでは、クレギオン世界のアイテムと星系データがトラベラーにも使えそうです。また、宇宙船サプリメント「辺境アレイダ」の宇宙船作成ルールや宇宙船の運行ポイントルール、パワードスーツサプリメント「クライシスポイント」も一見の価値があります。 
 
 テーマ的にはAsuraシステムの「ギャラクティックアーツ」も惑星探査・開発⇒偵察局モノとして参考書になります。 
 
 というように他のSFRPGも、トラベラーのサプりとして使えるのですが、どれも手に入りづらい。しかし、さびしいことに、このジャンルのゲームは結構安売りされているので、チャンスと資本があればぜひ購入を検討されることをお勧めします。 
 
2000年02月14日:22時15分51秒
re:第5次辺境戦争していますか? / masaki
 大臣さん。 
 毎回大臣さんの「大会戦」シリーズ(と私は密かに呼んでいる)楽しんでいます。 
 しかし、下の↓リプレイにあるような将軍と参謀総長のやりとりはアドリブなのでしょうか?感心することしきりです。 
 また、次回も楽しみにしています。 
2000年02月13日:20時48分59秒
第5次辺境戦争してますか? / 大臣
またまたお送りします、第5次辺境戦争続編 会戦直前の緊張感が私としては一番好きです(笑、無責任な!)
帝国暦1110年、人類は未だ戦乱の渦中にある。
帝国海軍 第543艦隊はジュエル星域ライスン星系にジャンプアウトしたのは、もう随分昔のような気がして、バイヤー帝国海軍大将は自分のCRTの時計を見た。 まだ40時間が経過しているだけで未だ、6億Kmしか移動していない、あと3億Kmもあるんだぞ、と自分の気短さに悪態をついた。
「提督、少し落ち着かれては?将兵の士気もあります。」 総参謀長が小声で呟くように云った。
「承知している。だが私としてもこんな大きな会戦は初めてなんだぞ。貴官の様にヴァルグルの海族討伐や辺境叛乱鎮圧で将軍になった訳じゃない。実戦だって4回目だ。」
これも呟くようにバイヤーが応じた。
「酷い仰り様ですな。司令官からは小職が戦争屋に見えますか。」 表情を変えずにしかし抑揚は僅かに上がり気味に総参謀長は上官を見遣った。
「済まない、その様な意味ではない、つまり、なんだ、その、普段考えている様に豪胆では居られない、と云いたかったのだ。」
「ええ、承知して居ります。ですが、そう見える様な演技でもして頂きませんと。私が以前に仕えた指揮官の中には、砲術コンソルに座って直接照準で自ら撃った方も御居でです。つまり、怖かったのでしょう。自らが火力を発している状態で漸く精神が安定できた。」
「よく判らないな。率先垂範を示したと云う事か?」
「いえ、司令官と同じ大将閣下です。いえ、でした、ですな。」
「でした?戦死したのか?」
「いえ、戦闘中にとうとう指揮出来なくなられて、今では予備役です。恐らくどの様な時でも復帰できますまい。」総参謀長は辺りを見渡し、聴いている者が居ない事を確認してから、
「司令官は指揮に注力する、と言うことは、部下に仕事の出来る環境を与え、部下を信頼し、部下の生死に責務を負う事です。それは艦隊戦では部下の大量死をも見る義務を負うと云う事です。それらの報酬として、皇帝陛下は提督方や将軍、ひいては下級指揮官に至る迄、将兵に見合うだけの俸給を付与していると理解すれば、率先垂範ではない事も御承知くださいましょう?」と云って寂しそうに微笑んだ。
「ああ、そうではあろう。指揮官の孤独と言うものだな。」併せてバイヤーが笑うと、総参謀長はモニターに視線をそらして、「孤独、では在りません。人の有り様です。」と呟いた。「数万からの敵味方の死は孤独ではありません。人の生き方、死に方です。それは空間戦闘、地上戦闘を問わず。」
「貴官の云い様、了解した。年齢に合わず苦労したか?前の上官は随分な扱いであったと聞くが?」
「…」上官の無思慮さか或いは無邪気さの示す質問に答えず、総参謀長は穏やかな目でメインモニタの敵艦隊を見遣るのだった。これから殺戮するべき敵将兵の迫る画面を。
2000年02月12日:15時36分50秒
トラベラー協会って実際どんな団体なんだろう。 / masaki
 みなさん、投票へのよくご協力ありがとうございます。
 >トラベラーのPCって、退役した直後、宇宙港でしばし、ボーゼンとするんじゃないでしょうか?
 そのボーゼンとしているPCの肩を叩き、励ますのがトラベラー協会の職員なんでしょうね。 
 「私、今日からどうしたらいいのか・・・」
 「そんなあなたに、トラベラー協会。   入会料は高いけど、宇宙をさまよう貴方のベストパートナー。 
  帝国世界での旅行を物心両面でバッチリサポート。 
  旅人人生のお供は、ぜひわが協会にお任せください。 
  入会お待ちしています・・・。」
 以上、トラベラー協会航法部、もとい広報部でした。
 
2000年02月12日:01時21分19秒
人気出身部門に投票します。 / 大臣
 本職も出身部門の投票に一票いれます。
 もちろん、「海軍」へ!
 それも帝国海軍ですねぇ。
 でも、部門リタイヤしたあとなら、一番使い勝手があるのは自由貿易商人か偵察局員でしょう。。。バイタリティも一番でしょうしね。
 でも、いつも思うのですけど、トラベラーのPCって、退役した直後、宇宙港でしばし、ボーゼンとするんじゃないでしょうか?
 なけなしの現金とわずかな私物の入ったトランクとか持って。。。うーむ、やはりよい政治が必要ですなぁ。失業者対策が不足してる気がします。(笑)
2000年02月11日:14時23分45秒
戦闘シナリオ / 龍太郎
 明日とうとうセッションします。
 特殊部隊モノということで、全PCに海兵隊入隊時からキャラクターを作ってもらい、必ず1年は特殊部隊訓練を受けさせてあげることにしました。
 さて、何人生き残るのかな・・・(笑)
2000年02月09日:02時21分53秒
戦闘について / 龍太郎
>masakiさん
 うちも、異性生物との遭遇はそれなりに起こしてはいますが、陸軍キャラ1名が防戦して、その間に商人連中が解決策を・・・という展開になり、いまいち全面戦闘のスリルがないので、気分転換にドンパチを、と思いました。
 というわけで、できれば傭兵やら帝国軍部隊やらがいいですね。
>POPPOさん
 いや、お褒めにあずかりまして光栄です。
 ただ、戦闘無いシナリオもトラベラーだからこそで、これを他のRPGでやれと言われたら逃げ出してしまいます(笑)
 けど、ゲーム内の金銭の増減に一喜一憂するプレイヤーたちを見るのは楽しいですね。お前ら、仕事もそんぐらい本気でやれよ、みたいにツッコミたくなる時もあります。
 ともかく、戦闘はPCたちが士官で、コマ代わりに部下をつけたほうがいいみたいですね。
2000年02月08日:23時45分57秒
POPPO / ホンマもんの戦闘シナリオについて
あまり先ほどの発言を読み返したら、まともなアドバイスになってない 事に気がつきましたので、フォローします。>>龍太郎さん

 バリバリの軍事傭兵シナリオでしたら、やはりプレイヤーにも 職業選択の制限をするべきだとは思います。しかし本当の上官として プレイヤーをやらせたいのなら、軍事系以外の職業で官僚・商人でも 指揮官の役として可能だと思います。しかしレフリーがプレイヤーの 部下として仕込むNPCを数多く(死ぬ可能性が高い)事前に作成して おく必要があり、プレイヤーには管理職としての能力(指導・人心把握・ 交渉・教育など)をせまるなかば中間管理職のテストみたいなシナリオに なりがちだとは思います。あまりプレイヤー自らがフュージョンガンを ぶっ放すシナリオだとやはりエキスパートが一番生き残るし、プレイヤーも やってて楽しいと思うので、事前に職業選択の自由を制限すべきだと 思いますが・・・。
2000年02月08日:23時35分43秒
【人気職業投票】:はじめてのキャラは海軍軍曹・・・。 / ありま
ありまといいます。
MTで宇宙戦艦をしこしこと作りためていた私としましては
やはり海軍出身者に1票いれたいです。
中学のときにはじめてやったキャラクタも海軍出身者でした(当時は新和のD&Dも未訳で、トラベラーしかなかったので、わたしにとっては初のRPGデビューキャラでもありました・・・)。
教育度C、社会身分度Bだったので迷わずに海軍にしたのですが、任官できないまま3期で除隊となったいけてない30の親父でした。
そんなおっさんの人生をプレイする経験というのは、少年時代の私の精神形成に大きな影響を及ぼしてしまったような気が・・・(笑)
2000年02月08日:23時31分52秒
戦闘について / POPPO
 久しぶりです。帝国暦-2518年に初発言のPOPPOです。 しばらく見ないうちに発言増えてますね。
 私もレフリーオンリーですが、戦闘は絶対やらせます。最初に プレイヤーに練習させるくらいですから。(笑)
 といってもフュージョンガンでぶっぱなすという設定には PCが傭兵でもないかぎり難しいですが、PCが拙いサブマシンガンを ぶっぱなしながら交替し、NPCが短剣で数多く襲ってくる修羅場
(映画のイメージでいえば…、案外ないですね。)がそれなりにあります。
 で、案外NPCが倒れて、PCが「へへん」としたり顔で倒れている NPCの持ち物をチェックして、目的地への地図とか、フロッピーディスクなど を拾う・・・、といったきわめて安直な繋ぎが多いです。
 宇宙船戦闘が数多くあります。散乱砂とビームのはずしあいで なかなかあたりません。400t(水素トン)以下の船しかPCには操らせ ませんので、相手の海賊もその程度のザコばっかりです。
 たいていジャンプ100倍まで逃げ切って、ジャンプして終わりですが、 スリリングな気分にはさせます。""Hard times"シナリオでは、 海賊船だらけで、閉口気味ですが。ぼろぼろの海賊船を奪取 できても、PCの宇宙船もぼろぼろなので、ジャンクうっぱらって、 収支はトントンです。
 キャラ作成に関してはこの私の好みを知っている友人ばかりと いうよりは戦闘好きがおおいせいか、商人でも最悪「ハンドガン−1」 はとってます。個人的には商人キャラをプレイヤーにはすすめてます。 交渉が相当のウェートをしめますし、文明世界ではいきなり襲ってくる 奴らを逆になかなかだせませんので・・・。
 最悪NPCにランボーレベルの傭兵1人をくっつけて、なんとかしのぎ ましょう。PCはナイフしか振り回せなくても「トラの威を借る狐」の 快感をプレイヤーに与えれば、そのうち戦闘キャラを自主的に作り たくなるはずです。そうなるとロールプレイものってくれると 思います。
 しかし戦闘処女でマスターやっているというのは、かなりの マスター経験とその能力が長けているのだと思います。絶対 金をプラスにしてフレーバー+プロットをしっかり書けるマスターで ないとプレイヤーが飽きると思いますので、尊敬します。>>龍太郎さん。
>>ナイR@TEP
 私も一度は海軍の戦いをしてみたいです。 1兆クレジット艦隊を特に・・・。
masakiさん 偵察局員はやはりトラベラーのベスト職業だと私も思います。 初心者プレイヤーにはやはりこれだと私も思います。
2000年02月08日:23時13分36秒
機転を利かした戦闘/人気職業投票よろしく / masaki
 皆さん、投票協力ありがとうございます。 
 ROMされている方も是非ご協力お願いいたします。
 
 龍太郎さん。
 戦闘シナリオというのは「戦闘のプロ」シナリオ、つまり傭兵部隊モノなどの軍隊モノのことでしょうか。それとも、普通の商人など非軍事的キャラが戦闘するものなのでしょうか。そこがわかるとご質問にも答えやすいです。 
 
 私は軍隊モノはあまりやりません。ですが、異生物との接触→戦闘シナリオをよくしますので、その例でいえば特に職業を規定しません。気泡を膨らませて威嚇する「爆弾蟹」の大群との戦闘では、「気圧バルブを使う」ことで「爆弾蟹」を破裂させました。特に武器を使うわけでなく、ヒントを与えて機転を利かせて勝利するタイプのシナリオが多いのでキャラ作成は特に気にしていません。 
2000年02月08日:22時01分25秒
諸君、本日をもって戦闘処女とはおさらばだ! / 龍太郎
 ずっと経済シナリオばっかで、まだまともに戦闘したことありませんが、次のセッションは番外キャラで戦闘シナリオに兆戦してみます。
 つきましては、お聞きしたいのですが・・・。
 みなさんのところでは、戦闘シナリオするのにあたって、プレイヤーのキャラ作成にはどう対処してますか?
 職業などに注文を出すのか、プレロールドキャラにするのか。
 こんなに構えるほうがおかしいのかも知れませんが、何しろ今までビーム・レーザー砲どころか、SMGさえも撃ったこと無いんで(笑) PS.
 ちなみに題名の「諸君〜」は、とある戦争漫画(絶版だろうな・・・)で、侵攻してきたソ連軍に反撃を開始する西独軍(太古の設定ですよね)の仕官の訓示です。
2000年02月08日:20時37分35秒
男だったらでかい船 / ナイR@TEP

 というわけで私は海軍に一票です。そもそも私がトラベラーに手を出した一番の理由が巨大な宇宙船が設計できる
 というところでしたから(もちろんそれだけではないが)・・・何せ基本ルールより先に宇宙海軍の方を買ったよう
 な愚か者です。キャラクターとしては艦長 or 提督クラスを量産した覚えがあります。(その分年食うのが困り
 者か。)
2000年02月08日:18時48分22秒
海兵隊員は男のロマン / すなふきん
私は海兵隊員ですね。リジャイナ公揮下の第4518空輸歩兵連隊出身のキャラクターで空挺降下ばかりしていたので(笑)   バトルドレスにフュージョンガンといった火力に酔いしれる私は海兵隊に一票(笑)
2000年02月07日:23時31分24秒
好きな職業は「偵察局員」 / masaki
 いいだしっぺの一票は 
 「偵察局」にいれたいと思います。
 
 私、レフリーばかりなのですが、今は亡きTAC-CONにプレイヤーとして参加した時、偵察局員でした。東南アジア系の若い男で、クーデターに巻き込まれて、彗星の核に取りつくことになったシナリオ(途中をだいぶ端折ってます)で活躍したのが思い出です。
 やはり、トラベラーオリジナル設定職業ともいえる偵察局に私は一票。
 
2000年02月07日:23時30分04秒
トラベラー雑談所 LOG 004 / sf

 トラベラー雑談所 LOG 004として2000年01月04日より2000年02月07日までのログを切り出しました。

 二月末まで、1999年に発行されたTRPG商品についての懸賞つき投票企画、かつ古今東西(未訳・未発売・絶版など不問)のTRPGのすべてのオールタイムベスト投票の予備投票として1999年製品TRPG.NET大賞を開催しております。トラベラーのノミネートのためにも、参加してみませんか?


トラベラー雑談所ログ / TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先