天羅万象掛け合い所 LOG 016

天羅万象掛け合い所の1997年12月03日から1997年12月08日までのログです。


97年12月08日:06時18分37秒
(妖編)新生の痛み / Ray
 ゴメンねみんな私が悪いのよ……ヨヨヨ。(涙)
 神奈備の方は「突っ込んで良いモノか」結構悩みました。あの場面で「神奈備が出て良いのか……?」と。
 私としてはあの展開なら、是非「さのえ嬢に出て欲しい」と考えていましたから。(笑)
 時結界の方は「一瞬」と迄は行かないものの、数倍に圧縮していますから(外から見ると)そろそろ出て来ないと拙いでしょうね。
 
「さのえよ、これは必要な事なのだ。」
 雷吼の腕の中に納まったさのえに向け、静かに話しかける神奈備。
「心に負った疵と云う物は、何処かで表に出さねば癒やされる事も無い。何時までも心の奥で己を苛む物だ。
 忘却も一つの途ではあるが、この場で話す事も同じ意味を持つ。これは雷吼自身の選択なのだ。そなたに聞かせる事も全て含めて、な。」
 そう言う神奈備も又、古傷の痛みに耐えているかの様な表情を浮かべている事迄は、今のさのえには分からなかった。
「痛みから逃れる事は出来よう……だが己から逃れ続ける事は出来まい。何時かは向き合わねばならぬ。
 雷吼にとっては、今がその時と言う事だ。
 それ故、そなたも逃げてはいかん。今逃げては、雷吼の選択が無駄になろう。」
 
 経験者(?) 神奈備 より さのえ および 雷吼 へ
 
 蒼さんwrote:
>時結界としてますから、もう全てを話し終えたということにして旅に出て道中折りに触れて内容を回想という形にしては?(一月前としたように)
>出たときに「常盤の表情からは何かが抜け落ちていた・・・。」などの結果描写をしておけば話的には大丈夫だと思いますよ。
 一つの解決策ではありましたね。まあどの途、後少しの所まで来た様ですが。  
 
 しかしこの話、見事な位「因縁の解消」と言う「業システム」に対応していますね。(苦笑)
97年12月08日:04時00分52秒
莉舟は(建国編) / ジョーカー
 もの凄く自己中な奴なので他人がどう思おうとあまり気にしません。
 もっともだからこそ本人は少女を助けてしまった自分に困惑しているのですが。
97年12月08日:03時35分39秒
Re:しかし(建国編) / マモル
>いつの間に少女を傷つけたのが妖になっているんだ?
>やったのは獅明の植え付けた蟲だぞ。
 
 守矢を呼び止めたときの言葉に「この先に妖がいる」ってのがありましたよね。
 それで、話の続きをつくるとき、勝手に莉舟のセリフで「妖がやった」と表現してしまいました。
 まさか、莉舟が自分でやったとは白状しないだろうと思ってのことだったんですが。
 すみません。
97年12月08日:03時15分21秒
いや、莉舟のくる前です / MARS
 なんか書き込みが交錯してまして
 ジョーカーさんの書き込みを見ずに書いてしまいました・・・
 ところで・・・いいんじゃないですか?守矢はそういうヤツですよ。(ニヤリ)
 そして、その純愛故に互いに離れていってしまう。そして最後は獅明に・・・フフフフフフフフ
 まあ、冗談です・・・守矢が純愛は知ってくれんと18禁になるしね。
97年12月08日:03時08分27秒
しかし(建国編) / ジョーカー
 いつの間に少女を傷つけたのが妖になっているんだ?
 やったのは獅明の植え付けた蟲だぞ。(実質的には
 それを駆除した莉舟がやったわけだが、放って置いても死ぬだけだったし)
97年12月08日:03時05分21秒
あのですね(建国編) / ジョーカー
 道ばたで会った人物に押しつけてどっかへ行くくらいなら
 最初から連れてきたりしませんって。
97年12月08日:03時01分51秒
笑顔(建国編) / マモル
「あの…、お願い…、なるべく優しくして…」
 それはか細い声だったが、守矢の耳にはしっかりと明瞭に聞こえた。
 引き続き、額の汗を拭い(そしてなるべくそれ以外の部分を見ないようにして)
 守矢は少女に優しく語りかけた。
「もう大丈夫、安心してよ。君を傷つける妖はもうここにはいないのだから」
 彼女を安心させるように、にっこりと微笑みながら。
 
 守矢より 少女へ
 
 はうっ。そうきましたか、MARSさん。
 でも、いいもんね。守矢はあくまで純愛をつらぬいちゃる。
97年12月08日:02時59分03秒
別に(建国編) / ジョーカー
 少女は裸ではないのですが。
 
 >作業が終わり、再び服を着せ横にしてしばらく。
 
 と書いてあるでしょう?
97年12月08日:02時50分39秒
と思ったら / マモル
 すでに続きがMARSさんの手でアップされてた。
 うー。はずかしい。
97年12月08日:02時49分16秒
てっきり(建国編) / マモル
 莉舟はそのまま逃げちゃうのかと思ってた。(笑)
 
 この少女のプレイヤーはMARSさんでしたっけ?
 それともNPCの扱いになってしまったのですか?
 なんか、もうそろそろ覚醒しそうな雰囲気なんですけど…。
97年12月08日:02時48分44秒
(建国編)名も無き少女 / MARS
少女は混濁した意識の中、夢を見ていた。
それは幼い頃母親の看病してもらっていたときの夢だった。
「・・・・・」
母親は押し黙り、ただ悲しそうな顔で少女を見やるばかりだった・・・・
『姫・・・申し訳・・・ありません』
かすかにそう唇が動いたような気がした・・・・
『姫って誰だろう?私だったらいいのに・・・そしたら父ちゃんにもいじめられないですむのに・・・』
優しかった母親はその冬に死んだ・・・悲しかったけれど泣けなかった・・・いや悲しすぎて泣けなかったのだろう
辛い思い出だけが彼女の記憶だった・・・・
 
「う、ぅぅん・・・」
かすかに目を開けるとそこは光が彼女の目を焼いた・・・
『ここ・・・どこだろう?極楽なのかな?それとも地獄?・・・どっちでもいいや・・・あんな怖い思いをするくらいなら死んだほうがいいもん・・・』
そして、視界が回復すると彼女と同じ、いやそれよりも幼い少年の顔が浮かぶ・・・
『誰だろう?・・・でも死んでないのかな私・・・でもここどこ?父ちゃんもいないし、あの化け物もいないみたい・・・』
ぼーっと見回せば川のせせらぎが聞こえる。
『あれ?私、裸だ・・・こんな子が?・・・あ、大人もいる・・・あの大人の命令で脱がしたのかな?・・・嫌だなあれって痛いからいやなんだけど・・でも逆らわない方がいいよね・・』
「あの・・・お願い・・・なるべく優しくして・・・」
弱々しい小声で彼女は少年=守矢に懇願した。
97年12月08日:02時35分57秒
帰還(建国編) / ジョーカー
 「まぁ、こんなところか」
 
 ある程度の量の薪を抱え、莉舟は少女の所へ戻る。
 途中で見知らぬ気配を感じるがあの男の物とは似ても似つかない上に
 殺気も感じない。心配する必要はないだろうと判断する。
 
 「陰陽師か?」
 
 戻ると派手な服装をした男が樹に寄りかかり目を閉じている。
 少女のそばにどさどさと薪を落とし、少女に掛けた上衣をめくる。
 すると懸念の通り、傷が塞がっている。
 
 「やはり蟲を使うか」
 
 蟲使い特有の匂いが男から、新たな蟲の匂いが少女から感じられたのだ。
 
 「再生蟲か。この娘を傷つけたのは蟲、それを癒やしたのも蟲。
 妙な縁でもあるのかね」
 
 顎に手を当て、しばし考え込んでいたが思考を切り替える。
 
 「仏ならぬ身だ。俺ごときが考えたところで分かるものでもあるまい」
 
 ちらりと守矢を見る。
 
 「ふむ、汗を拭いてやっているのは良いが詰めが甘いな。
 傷が治った以上間もなく目が覚めるはずだ。血を拭っておけといっただろう?」
 
 赤面する守矢。それには取り合わずさっさと片付ける。
 
 「いい、俺がやろう」
 
 極めて事務的に少女の体を起こし、上半身を露わにして
 べっとりと付いた血糊をぬぐい取る。守矢が絶望的に顔を赤らめているが取り合わない。
 作業が終わり、再び服を着せ横にしてしばらく。
 少女の瞼がひくつき、覚醒の気配を見せる…
 
 莉舟  守矢に向かって
97年12月08日:02時22分40秒
説明不足でした(妖編) / 蒼
 >トモダチって誰?
 えーとトモダチとは鳴羊のことです。
 鳴羊は自分が信用した人物でしかも、本当に必要なときしか飛ばないと言う事で。
 なに、鳴羊ならすぐに騙せそう、それにあの状況で然無が信用できるのかだって?
 それはまあ。うん、直感で見抜くんだよ・・・たぶん。
97年12月08日:02時16分49秒
看病(建国編) / マモル
>一瞬硬直した守矢がゆっくりと背後を振り返ると、そこには「引きつった様な笑顔(?)」の鴛夜が立っている。
 ここの描写、大好きです。悪いことして親に見つかったみたいなカンジで。
 別に悪いこと何かしてないのにねぇ。(笑)
 
「寝ておく様に言われたにも関わらず、わざわざ宿を抜け出して迄する事が、婦女子への狼藉とは又良い趣味だな?」
 思ってもみなかった人物の出現。謎の陰陽師、鴛夜の登場はいつも唐突だった。
「ち、ちが…」
 言い訳しようにも、うまく舌がまわらない。顔が熱く火照り、感情がうまくコントロールできない。
 慌てる守矢には見向きもせず、鴛夜は手早く少女の傷の様子を看て取る。 
 ひととおり治療がすむと、途端に興味がなくなったように見える。
「後は君がやり給え、少年。私には『その手の趣味』は無いからな。」
 そう言い放つと、鴛夜は手近な樹の幹に寄りかかり軽く瞼を閉ざした。
 鴛夜も守矢と同じくあまり寝ていない。休む必要があるのは、彼も一緒だった。
(って、本当に寝てるのかな。そういうところは、いまいち信用できないしな…)
 どうやら、守矢も他人が分かってきたようである。
 さて、どうしようか。悩みはじめたときだった。
「…うぅん」
 少女が小さなうめき声をあげる。どうやら傷からの発熱にうなされているようだった。
 素早くそのことに気がついた守矢は、あわてて小川で布に水をひたしてくる。
 額に浮いた汗を、冷たい布で拭ってやる。
「早く気がつくといいのに」
 少女の寝顔を見やり、守矢はそう呟いた。
 
 守矢より 名もなき少女へ
 
 前回の書き込みで守矢の年齢書きましたが、間違ってました。(爆)
 数えで12歳というのは、満年齢の間違いでした。
97年12月08日:02時09分09秒
うーん(妖編) / ジョーカー
 感情と感情のぶつかり合い。青春だねぇ。(ホントか、おい)
 
 下の書き込みの訂正です。
 トモダチって誰?の間違いです。
97年12月08日:02時06分21秒
誰? / ジョーカー
 >俺のトモダチが信じた男だ。
 
 これって誰のこと?
97年12月08日:02時04分16秒
謝罪(妖編) / ジョーカー
 激しい声に顔を向ける。炎のように叩き付けられてくる感情。
 その言葉を聞き、その涙を見た時…身体が動いていた。
 
 「済まない…」
 
 雷吼はさのえを腕の中に納め、さのえの頭を自らの胸に押しつけている。
 
 「もう少しの辛抱なんだ。もう少しだけでいい我慢してくれ」
 
 一度ぐっと力を込めると腕の力を緩め、さのえの顔を真っ向から見据える。
 その顔はさのえを安心させるように淡く笑っている。だがさのえには
 声無き慟哭が聞こえた。その笑みも痛々しいとしか言いようがない。
 だがそれでも雷吼は笑みを浮かべる。さのえを心配させまいと。
 それほどまでにさのえの涙が堪えたのだ。それが少しでも和らぐのなら…
 笑みごときいくらでも浮かべよう。浮かべて見せよう。
 
 「資格はこの場にいる誰もがそれを備えている。
 鈴鳴殿は俺に姉さんの死を見つめ直すきっかけをくれた女性(ひと)だ。
 神奈備殿は鬼と深く関わる立場にある。
 そしてさのえ、お前の資格がもっとも正当な物だ」
 
 僅かに本来の調子を取り戻したか、いつもの笑みを浮かべる。
 
 「お前は俺が惚れた女だからな。 お前に隠し事はもうしたくないんだ」
 
 雷吼  さのえに向かって
 
 なにやらいまいち理屈になっていないなぁ。
97年12月08日:01時39分45秒
「信用」(妖編) / 蒼
 「んな畏まれる覚えはねえな。常に己を律するのも良いが張り詰めた糸は切れ易いぜ。」
 この男・・・・なにかある。シノビという以外にも隠し玉が。

 不意にあたりの空気が変わる。
 原因はムラサキ。
 ・・・・・・・・・やべえ。

  「お申し付け下されば、何時でも力をお貸し致しますから・・・」
 鴉・・?気配が変わっているのは気のせいか?

 「これは俺の仕事だ。手出し無用。」

 妖「眼赤」より シノビ・鴉へ


 ムラサキの肩へ飛び乗りかける。が、途中で地面に降り立った。
 (目の色が変わってやがる。迂闊に近寄れば俺も敵か。)
 ゆっくりと歩み寄りながら、静かに語り掛ける。
 「おい、そいつは敵じゃねえぞ。」
 ・・・・・反応せず・・か。

 「ムラサキ。少し前に俺の言った事を覚えているか?」
 少し反応したか・・・?

 「俺はお前とヒメに手出しするモノを許しては置かんって言ったよな。」
 ・・・・・・・

 「少し付け加えさせてもらおう、
  俺はお前を信じてやる、守ってやる、助けてやる。
  だからお前も俺を信じろ。

 「そこのおっさんは俺のトモダチが信じた男だ。
  だから俺も信用する。」


 然無とムラサキの間に立つ。

 妖「眼赤」より ムラサキへ。

 ふふふ、台詞がちょっと熱いぞ。
 ちなみにちょっと前に言ったこととしたけど。
 LOG上では10月3日の2時。
 結構経っているなあ。
97年12月08日:01時03分33秒
ああどんどん離れていくー / MARS
 なんかみんな九道から離れて行くね・・・・(ウルルルルル)
 いや、本当は九道としても夕林や夢影にはいてほしいんですよ・・・でもね。
 彼は優しいから誤解や嘘でついてこさせるなんてできんのよ・・・
 それが相手をより深く傷付けること知ってるから・・・
 そこら辺の優しさがうまく伝わってないんでしょうか・・・うーん・・・
 お願いだ戻ってきて夕林、夢影ー、MARSのお願いだー!!
 なんかこのまま行くと俊景まで離れて孤立しそうだな・・・
 うーん、いっそのこと獅明とお友達にしようかなー(爆)
97年12月08日:00時44分02秒
妖編「絶叫」 / みだれかわ枕
「答えなさい、さのえ」
 鈴鳴の声は、凛としていた。
 そして、さのえの声は。
「いくらでも答えてやるよ! 逃げるよ! いくらでも!」
 絶叫に近かった。
「誰のためにこんな話をしなきゃいけないのさ! 雷吼のため? そこの常盤ってオッサンのため? それともあたいのためかい? 有り難いこったねぇ! 涙が出てくるよ!」
 立ち上がり、叫び続ける。
「確かに聞いてて、あたいも苦しいよ! でも、雷吼の方がずっと辛いじゃないか! わざわざあたい達だけしか聞けないようにして、こんな辛い話して!」
 神奈備と鈴鳴を等分に睨み付ける。
「でも、あんた達は何なのさ! あたいもそうだけど、あんた達こそ、オッサンと雷吼の話、聞く資格ない!」
 もはや感情が一人走りしている。誰にも止められないように見える。

 さのえから、ここにいるひと達に


 答えになってないし(笑)。誰か、叱るなり宥めるなりしてやって下さい。
#完全に暴走してるしなぁ……
97年12月08日:00時02分42秒
まずいな(妖編) / ハリ=ハラ
 「必要が御座いましたら、いつでもお申し付け下さい。」
 笑顔でそう話す鴉は、傍目には何の変化も無い。
 「お申し付け下されば、何時でも力をお貸し致しますから・・・」
 だが、そこに居るはずの鴉から人の気配は消えていた。
 
 シノビ・鴉より 妖・眼赤へ
 
 手伝いましょうか?
97年12月07日:23時45分22秒
(妖編)突っ込む鈴鳴 / Dr.李
 さのえの方をちらりと見る。
 だがすぐに茶碗に目を落とす。
 
 「つらいから話さない。
 心が読めるから話さなくても良い。
 ききたくないからきかなくてもいい。」
 静かに言葉を綴る。
 「裏切られたから信じない。
 傷つくのがいやだから、
 悲しい思いはしたくないから、
 涙流すのに疲れたから、
 だからあなたは、逃げるの、さのえ?」
 
 今までにない、静かな口調だった。
 間違いなくここにいるのは数百年の時を生きたモノ。
 ゆっくりと、さのえの目を真っ正面から見据えた。
 
 「答えなさい、さのえ。」
97年12月07日:23時32分38秒
(妖編)ムラサキねえ / Dr.李
 問いかけられたムラサキはその時まじまじと然無を見た。
 
 空気が違う。
 「おっちゃん、何?」
 すでに寝ぼけた声ではない。
 それどころか、目の奥に金色の光が宿り始めている。
 
 多分、然無の服装に反応してるんだと思うぞ。
 さあ、がんばれ眼赤!
 雷吼はこの場にいないから、君が責任者だ!
 
97年12月07日:23時13分18秒
了解(妖編) / ハリ=ハラ
 眼赤の答えに、笑いながら応ずる。
 「なるほど、左様で御座いましたか。
  それは失礼致しました。
  ただ・・・」
 然無に飯の話を持ち掛けられているムラサキの方へ目をやる。
 「必要が御座いましたら、いつでもお申し付け下さい。」
 
 にっこり笑顔の鴉より 妖・眼赤へ
 
 要らん食費が多量にかかりそうだな・・・(笑)
97年12月07日:22時54分20秒
妖編「勝算」 / みだれかわ枕
 「現在の然無」にも、少し話させましょうか。
#でないと、本当にペアなりコンビなりを組む相手がいなくなってしまう(笑)


 堂々巡りの議論を続ける葉嬢に話し掛けたのは、
「まあまあ、お嬢ちゃん。そんなに慌てるものではないぞ」
 実に悠然とした、然無であった。
「早く出発したいのは分かるが、もう少し待ってみてもいいではないか」
 もちろん、この程度で葉嬢を誤魔化せるわけがない。
「後で少し、粥を馳走しよう。味噌味の粥だ、美味いぞ」
 食い物で釣るつもりなのだ。いささか葉嬢を侮っているような気もするが、然無にしてみれば、充分勝算あっての事である。
 ……自分が食いたいだけなのかもしれないが。
 そして、さらにムラサキの方を向いてこうつなげた。
「坊主も食いたかろう。このお嬢と一緒に、馳走してやろう」
 ムラサキを巻き込んで、葉嬢を言いくるめるつもりなのだ。
 それに、然無自身興味があったのである。
 あれほどまでに騒がせるムラサキの、本来の姿。そして、彼と心を通じあわせているらしい、妖の少女に。

 その時、然無の腹が鳴る。

 いや。やはり、単に自分が飯を食いたいだけなのかもしれない。

 ナマグサ坊主 然無から、葉嬢とムラサキへ
97年12月07日:22時52分32秒
妖編「不耐」 / みだれかわ枕
 おお、葉嬢がじれている。でも、もう少しお話は続くんでしょうね。


「その混乱の中で姉さんが男の力を借り、本体を討ちに行った。俺が生きている姉さんを見たのはそれが最後だった……」
 そこまで言って、雷吼の方が大きく震えた。
 それまで、出来るだけ余計な口を挟まずにいたさのえだったが、こちらもこらえ切れなくなったか、雷吼に向けて口を開いた。


「もう分かったよ、わかったからさ、そんな無理してはなすこと、ないじゃん!」
 あたいはそう言っていた。
「だって、なんか、耐えられないよ、こんなに辛そうに話す雷吼見てるの!」
 そして、周りにいる連中――神奈備、鈴鳴、常盤を見回して。
「あんた達も、何でこんな話させんのさ! あんた達の事だ、心を覗くのなんてお手のもんなんだろ、どうしてわざわざ話さなきゃいけないのさぁ!!」
 気がついたら、叫んでいた。
「どうして今、こんな話しなきゃいけないのさ!」
 聞かなきゃいけない事なんだろうって、頭では分かってるんだけど、もう、だめだ。耐えらんない。
「こんなの、もうやだよ! こんなに辛そうな雷吼、見たくないよ!!」

 気がついたら、涙が流れていた。
 なみだ。
 ヨロイが壊れた、あの時以来かな……

 ヨロイ狩り さのえから、周りの皆さんへ


 さのえがちょっと壊れています。ここしばらく出番がなかったですから(笑)。このままなし崩し的に話が終わる可能性も、なきにしもあらずってところですかね。
#でも、まだ肝心なところをいくつか言ってないような気がする……
#ほら、「姉さん」とさのえが似ているとか。
97年12月07日:22時50分54秒
建国編「朝日に向かう世間知らず」 / みだれかわ枕
 ありゃ、拒否してきましたか。とすると……


「はぁ……そうですか……」
 九道の返事に、夕林は気が抜けた表情になる。
 それなりの一大決心のつもりだったのだが、あっさりと断られてしまった。
 だが、言い返せない。
 たしかに、一万の命のためだと分かっていても、目の前の一つの命を見捨てる事は、自分には出来ない。
 同時に、その事を見抜いた九道に、尊敬の念を感じてしまう。九道にしてみれば、昨日の段階で報告を受けていた事だし、尊敬されるほどではなかったのかもしれないが。


「ええと、たしかに、そ〜ですね。それじゃあ……出来るだけの事を、自分でやってみる事にします!」
 そう叫んで、九道に深々と一礼し、走り出す。
「ご飯どうもありがとうございました。おいしかったです!」


 とはいったものの。
 当てがあるわけでもない。
 何をすれば言いのかも分からない。
 だが、とりあえずは、朝日に向かって走り出してしまったのであった。

 不動明王拳士 夕林


 ありゃま。朝日に向かって走り出すなんて、ラブコメでもアクションでもなく、スポ根モノだったのか?(笑)
 で、因縁も取っておきましょう。
 『禁忌:生命を見殺しにする(中級)』獲得
 人間に限らず、オニもぜーんぶ含めます。はじめは『不動明王拳を使用しない』で代用してしまえと思っていたのですが、別々にしておいた方がよさそうなので。
 ついでにもう一つ。
 『感情:九道に対する尊敬(初級)』獲得
 ああ、らぶこめの種が(笑)。
97年12月07日:22時42分33秒
返答(妖編) / 蒼
 「さあて、それはお主に与えられたものだろう?
  それに他人の金を当てにして旅をするのは性にあわねえ。」

 妖「眼赤」より鴉へ。

 >ジョーカーさん
 時結界としてますから、もう全てを話し終えたということにして旅に出て
 道中折りに触れて内容を回想という形にしては?(一月前としたように)
 出たときに「常盤の表情からは何かが抜け落ちていた・・・。」
 などの結果描写をしておけば話的には大丈夫だと思いますよ。
97年12月07日:22時34分20秒
帰ろ(建国編) / ハリ=ハラ
 また、獅明は一人ぼっち・・・(哀)
 でも、負けません!
 いつかきっと、よい友達を創ってみせます。(笑)
 
 っと言う事で、寂しい獅明君を帰らせます。
 
 ぶらぶらと街へ向かって歩いていた獅明が足を止める。
 「ふむ・・・」
 道の脇の草むらに、人が分け入ったような跡がある。
 そちらの方向は林・・・
 だが、耳を澄ますと、かすかなせせらぎの音が聞こえる。
 「ほう・・・」
 今度はしゃがみ込む。
 地面には、赤い液体が数滴垂れた跡。
 指に取ってみると、粘ついた感じのする・・獅明には馴染みの深い液体・・・
 ”血”だ・・・
 それも、まだ乾ききっていない所を見ると、落ちてからさほど経ってはいない。
 
 「くっくっくっくっく・・・」
 獅明は、指の血を舐め取ると、低く笑いながら立ち上がった。
 
 推理小説状態の獅明
 
 帰らせるつもりでしたが、何かを発見してしまいました。
 草むらの方は、守矢君が残した跡。
 血の方は、莉舟さんが手を打ったときのものです。
 今後は、反応次第と言う事で・・・
97年12月07日:20時38分27秒
旅は(妖編) / ハリ=ハラ
 安全が一番よ(しみじみ)
 敵が出てきたり、宿屋が爆破されたり、誰かが遭難したり、友が死んだりするのも良いけれど。
 
 でも、設定としては面白くていいと思うな。
 「出来れば行きたくはない・・・
  だが、何としても行かねばならんのだぁ!!」
 って感じで。
97年12月07日:20時33分23秒
どうせなら(妖編) / ジョーカー
 目的地は雷吼達の雇い主の勢力範囲のど真ん中が良いなぁ。
 つまり三ヶ月の追跡行(あるいは逃避行)を遡っていくの。
 安全な旅なんて旅じゃないと思うのだね。私見だけど。
97年12月07日:20時30分48秒
え?(妖編) / ハリ=ハラ
 ちょっと待ってね。
 【検索中・・・・・・・・・・・・・】
 
 ごめんなさい、間違えてました。
 じゃあ、
 [「常磐」と言われる方も]を、[新しく現れた妖も]に読み替えて下さい。
97年12月07日:20時25分27秒
ぶう(妖編) / ハリ=ハラ
 口挟んじゃえ。
 
 「路銀の心配には及びますまい。
  先ほど頂いた前金にて十二分に足りて御座います。」
 眼赤に質問に対して、横合いから答える。
 「前金とは、路銀等のもろもろも含めての事で御座いましょう?
  ならば、これ以上の必要は御座いますまい。」
 
 鴉より 妖・眼赤へ
 
 じゃあ、鴉とお話する?(にこっ)
97年12月07日:20時20分09秒
あのですね(妖編) / ジョーカー
 常磐は野営地では名乗っていないよ。
 この場で知っているのは鈴鳴と神奈備だけ。
 鴉には分からないはずです。>ハリ=ハラさん。
 
 >キャラクターよりもプレイヤーが暇だわさ。
 
 むむう、そう言われると何も言えないのだ。
97年12月07日:20時07分58秒
だってひまなんだもの。(妖編) / 蒼
 キャラクターよりもプレイヤーが暇だわさ。

 「宵闇様、まあ待つのもいいんですが、そろそろ行き先が聞きたいのですが。
  あと路銀の確保は私がやって宜しいので?」

 妖「眼赤」より宵闇へ。

 然無と話してても良いのだが、1月前のとごっちゃになりそう。
 ううむ。
97年12月07日:20時02分16秒
うみゅみゅみゅ(妖編) / ジョーカー
 雷吼の発言に対して反応が返ってこないざんす。
 止まりそうだから常磐に反応させてつないでしまおうかな。
97年12月07日:19時49分05秒
でもですね(妖編) / ジョーカー
 神奈備が張っているのは時結界ですよねぇ。
 これって内部にいる者を異なる時間流に置くという代物なんだから
 持続時間いっぱい話していても殆ど一瞬になるのでは?
 それでなくとも相当短縮されるはず。
97年12月07日:18時11分07秒
帰ってこないなあ(妖編) / 月夢
 雷吼たちが帰ってこないと話が進まないような、そろそろ帰ってこーい(笑)。
 では退屈している葉嬢さんを書いてプレッシャーかけちゃれ。
 
「で、いつになったら出発するの?」
 一通り挨拶が済んだので葉嬢が宵闇の方を向いて尋ねる。
「さての、わらわにもよくわからんな、あそこにいるものたち次第であろう」
 葉嬢が動きたくてうずうずしていることはよくわかる、よっぽど外に出るのが楽しみなのだろう。
「それじゃあ、あそこにいる人たちいつ出てくるの?」
「込み入った話のようだからのう、しばらくかかるかもしれんの」
「えーーー」
 抗議の声をあげる葉嬢。
「諦めい」
 きっぱり言い切る宵闇。
「じゃあ先に出かけちゃ駄目?ほら、こんなに人がいるんだし」
 護衛をするなら確かに十分な数だが。
「駄々こねるでないわ、まとめ役があそこにいるのだから仕方あるまいに」
「うーーーー」
 恨みがましい目で宵闇を見る葉嬢、宵闇はいっこうにこたえない。
「たまには待つことも覚えるがよかろ」
「だってー」
「さっきの話し合いも済んでなかろうに」
「そっちの人出てこないと話し合いにならないって結論でたもん」
「では諦めて待つがよい」
「だから・・」
 話が堂々めぐりをはじめる、宵闇は半分意図してやっているが。
「あたしは早く行きたいの」
「わらわの知ったことではない」
「だからー・・・」
 
 宵闇と葉嬢
 
 ほっといたら延々やってますんで、早く帰ってきて(笑)。
97年12月07日:17時51分44秒
うーん(修羅刀編) / 月夢
 書き込み停滞気味、みんなじわじわ様子見してるねえ、建国編だけ元気いいんだけど。
 という事で動かします、、じゃないと本当に止まりそうだから、琴音参戦。
 
 様子を見守りに入る玄屋の隣で琴音が袖に手を入れる。
「何をする気だ?」
「私はお父様より悟っているわけではありません、微力でもなにか出来ると言うのならやるだけです」
 琴音が玄屋を見ずに答える。
「やめておけ、今ちょっかいをかけても無駄に・・」
「黙ってみていろと言うのですか!?」
 肩に置かれた玄屋の手を琴音が振り払う。
「親子で今にも斬りあいになりかねないのですよ、どちらが生き残っても悲しい結果しかでない・・・・それを見過ごせというのですか?」
 琴音が玄屋を睨む、それでも玄屋はありとあらゆる感情が抜け落ちたような表情で呟く。
「本人が望んだことだ」
「ならこれも私が望んだことです」
 琴音は玄屋の制止を振り切り、式札を探る。
(沙夜さんを斬る訳にはいかないですし、修羅刀の攻撃力を遮れるだけの物といえば・・・)
 一枚の式札に行き当たる。
(これなら何とかなりますか)
 琴音が精神を集中して式をうつ。
「オロチ」
 琴音の手を放れて式が巨大な蛇へと姿を変える。
「沙夜さんを捕らえて」
 琴音の命を受けて蛇は沙夜の元へと走る。
「無駄だぞ」
 玄屋は冷静にそう言うが琴音は認めない。
「やってみないとわかりません!!」
 
 
 ということで蛇です、組み付きに行こうかなと思ってます、その前に斬られて終わりそうですが。
 
97年12月07日:15時52分30秒
鋭すぎ?(妖編) / ハリ=ハラ
 鴉がここまで推測するのは無理があるだろうか?
 情報としては、いろいろあるのだが・・・
97年12月07日:15時31分54秒
そういや(妖編) / ハリ=ハラ
 相模に話し掛けられた事に対する反応をしてなかったな・・・
 いかんいかん。
 
 「しかし……、何の話をしてるんでしょうねぇ?」
 苦笑混じりでそう言う相模に対し
 「さて・・・」
 
 (細かい事は分からぬが、鬼がらみである事は間違い有るまい。
  神奈備殿に対する反応といい、人を避けたがる事情といい・・・
  そして、あの「常磐」と言われる方も気になる。
  心珠を森の隅で「ディ=ゴ」の元に還すとか言っていたが、その言葉といい、角といい、元は鬼なのではないか?
  心珠に式を打つときに、希にそれが妖と成ると言う事を聞いた事が有る。
  その型で生まれたものだとすれば、元が鬼であってもおかしくはあるまい。
  すると、その娘の匂いが雷吼様からすると言う事は・・・?!)
 
 「私には、想像もつきませぬなぁ・・・」
 
 鴉より 異端陰陽師・相模へ
97年12月07日:14時38分28秒
わっはーい(建国編) / ハリ=ハラ
 >鬼忍軍発動!!
 をを〜〜!!
 い〜じゃないですか、鬼忍軍。
 そんなに居てくれると、獅明も喜ぶ(笑)
97年12月07日:13時09分04秒
(建国編)九道・拒絶 / MARS
 「断る・・・」
 九道はその申し出を素直に受け入れなかった。
 「君は優しすぎる。たとえば1万の命のためにでも、たとえ君は一人の命でさえ見捨てることはできない・・・違うか?」
 
 
 と言うわけでひねくれ者の九道君だとこんな答えになっちまうなー・・・ただでさえ人手がたりんというに・・・俺って馬鹿?
 ちなみにこちらも朝です。昼からは移動して夜になったら夜襲でしょ李さん?
 じゃあ、あと兵衛の方へ
 
 
 
 九道は兵衛にこう告げていた
 「俺の預けていた者達は使えるようになったか?」
 「・・・一通りは・・・少なくとも国内での活動は初めておったが・・・しかし・・・」
 「迷うな・・・芙蓉の指揮下に入れて活動させてくれ・・・絶たれた網をつながなければ俺達に勝ち目はない・・・」
 「合い分かった・・・」
 兵衛は苦悩に顔をゆがませていた・・・・
 『確かに普通のクサとは違いたった3年のうちに体術、技術、知識、そして経験さえ上回ったが・・・しかし、本当にそれでよいのか九道殿』
 
 と言うわけで鬼忍軍発動!!
 ちなみに結束を固めるために公開処刑で恐怖を与えるってのはやっぱり逆効果ですかねー・・・実際やってる国は多くて長持ちしてるんですが・・・
 大体ソビエトなんて国力0に等しいのに粛正だけで何とか持ちこたえてきたようなもんだったし・・・
 もし必要なら九道は迷わずやります・・・たとえ他のPCを全部敵に回してもね・・・
97年12月07日:10時26分50秒
(建国編)治療 / Ray
 どうも、凄い事にしてしまった張本人です。(苦笑)
 鴛夜は、守矢君の後を追っていますので、このままだと獅明とは行き違いですね。
 鷹羽の気配を感じて(感知能力の応用と思ってね)らしく無く慌てたのは、最悪「守矢暗殺」のオプションがあり得たからです。
 
「何をしている、少年?」
 莉舟が林の中へと入って行ったのと入れ違う様に、オロオロしている守矢の背中に向けて声が掛けられる。
 一瞬硬直した守矢がゆっくりと背後を振り返ると、そこには「引きつった様な笑顔(?)」の鴛夜が立っている。
「寝ておく様に言われたにも関わらず、わざわざ宿を抜け出して迄する事が、婦女子への狼藉とは又良い趣味だな?」
 動揺しまくり(笑)の守矢には、反論出来るだけの冷静さすら、欠片も残っていなかった。
 その間に少女の容態を看て取った鴛夜は、懐に手を突っ込むと一本の竹筒を取り出す。
「こんな処で使うとは思わなかったよ……全く難儀な事だ。」
 そうぼやきながら、竹筒から取り出した蟲を、大きめの傷口から投与する。
 傷口から血管に入った再生虫は、見る間に(一時的な)宿主の身体を内側から癒やしてゆく。
「後は君がやり給え、少年。
 私には『その手の趣味』は無いからな。」
 冷ややかにそう言うと、鴛夜は肩から外した外套を守矢に押しつけ、手近な樹の幹に寄りかかり軽く瞼を閉ざした。
 
 蟲術(初級)持ちの謎の陰陽師 鴛夜 より 守矢 および 名もない少女 へ
 
 別に「優しさ」と言う訳では無く、「守矢を安全に迅速に連れ帰る為の手段」としての治療です。まあ、守矢君は誤解するかも知れませんが。(笑) 
97年12月07日:09時01分23秒
妖編・一月前「観察」 / みだれかわ枕
 雷吼は事実を言っている。だが、どことなく嘘が交じっているような気がする……
「戦鬼蟲の噂は聞いていたがあそこまで凄い物だったか?」
 戦鬼蟲は然無も見た事がある。以前『それなりの身分があった時』に、入れているものが仲間にいたのだ。
「うむ……崖から飛び降りても平気、取り囲んだ十人のつわものの半数を瞬時に殺し、囲みを突破する。しかも、中にはサムライも何人かいた……たしかに、凄まじすぎるな。それだけ生きたいと言う事であろうよ」


「まじいな。ぜってぇ、まじい」
 さのえは、まだ雀の骨を前に悩んでいた……が、いい事を思い付いたようだ。
「あ、そうか。替わりになんか焼いとけばいいんだ。そうとなれば、と……」
 自分の荷物を探る。すると、餅が五個ほど出てきた。思わずにまりとする。
「へへへ、これでなんとか……あれ、少しかびてるか……ま、焼いちまえばおんなじだよな!」


「だが……そこまでの再生能力を、戦鬼蟲だけがもたらしておるのか……?」
 雷吼たちとはいささか違う仕事(「ムラサキの実戦での戦闘力を観察せよ」)も請け負っていた然無だが、なんだか話が違ってきているような気がする。
「もしかすると、拙僧等は誰かの手の平の上で踊らされておるのやも、知れんなぁ」

 ナマグサ坊主 然無から、蟲サムライ 雷吼へ


 地の文でとんでもないこと書いてます。さのえや雷吼が受けた依頼とは別口で、「観察」の依頼も受けていたのですね。多分ムラサキの実験を担当していた陰陽師あたりの依頼でしょう。でも、一月後に無明に会うと知っていたら、この仕事受けなかったかも知れませんね。
#そして「観察」のためにも、ムラサキと行動を共にする方を選んだわけで。
#ムラサキや丁に情が移っているのが最大の理由ですけど

 あと一人でボケに回っているさのえですが、ボケだけでは終わらないはずです。多分。
97年12月07日:09時00分28秒
建国編「彼の地に留まる修行僧」 / みだれかわ枕
 ああ、なんかすごいことになってるし。まあ、守矢クンのお相手も決まったようなので、心置きなく夕林です。
#ところで、こちらのシーンも朝なのかな?

 九道が声を掛けてきた。いささか遠回しではあるが、決断を迫る声を。

「軽蔑……そうかも知れないけど、そんなことありません。あなたは人を守る為に戦うことが出来るけど、わたしは……」
 すっくと立ちあがった。また涙が流れている。
「どうやって守ればいいのか、分からないんですから」
 涙をぬぐう。目のあたりが真っ赤だ。
「でも……あなたが人を守るために戦うと言うのなら……」
 そして、にっこりと笑う。年相応、にしては少し大人びた笑い。
「あなたの『人の守り方』を、わたしに手伝わせて下さいませんか?」

 不動明王拳士 夕林から、九道へ


 と言うことで、夕林は九道側につく事にします。
 でも、夕林はまだ迷ってますけど。
#さのえや然無のようにひねくれてないので、かえって難しいですね。
97年12月07日:08時45分56秒
冗談よ、冗談(建国編) / ハリ=ハラ
 多分獅明は、鴛夜とでも合流する事になるのでしょう。
 あそこで追いかけなかったのですから、わざわざここで勝負を付ける気も有りません。
 気付いたとしても、そのまま過ぎ去るでしょう。
 
 ひょっとしたら、鴛夜とも行き違って街でのんきに酒かっ食らってるかもしれない(^^;)
97年12月07日:08時31分29秒
小川(建国編) / ジョーカー
 先を歩いていた莉舟が更に脇の草むらに入りなにやらごそごそやっている。
 怪訝に思い、守矢がのぞき込もうとすると何かが飛んでくる。
 反射的に受け取るとそれは何か色んな物の入った風呂敷だった。
 先程の戦いで邪魔になるので莉舟が前もって隠して置いた荷物だ。
 中身は雑多な物としか言い様がない。
 
 「そいつも持ってきてくれ。ちと重いが、まぁ人一人背負うよりは軽かろう」
 
 確かにちと、いやかなり重い。莉舟の基準にすれば、ということなのだろう。
 しばらく歩くと林の中を清水が流れているところに出た。
 
 「ここで良いだろう」
 
 莉舟が背負っていた少女を地面に横たえる。
 上衣を掛けると莉舟は林の中に戻っていく。
 
 「血を流して身体が冷えているようなんでな、適当な薪でも探してくる。
 坊主はその包みの中から適当な物使って身体を拭いてやんな。
 起きたときに血塗れじゃあ気持ち悪かろう」
 
 そう言うと莉舟は林の中に消えた。
 からかうような声が林の中から聞こえる。
 
 「悪戯するなよ」
 
 莉舟  守矢に向かって
 
 >これはつまり、天羅律によって「OK」と言う事ですね?(にっこり)
 
 現実と天羅律を取り違えんよーに。
97年12月07日:07時09分38秒
拒否は・・・(建国編) / ハリ=ハラ
 >いらんわっ!
 これはつまり、天羅律によって「OK」と言う事ですね?(にっこり)
 それじゃあ、早速さらしを作らせてっと・・・
 毒消しと、傷薬の方もやらせとかなきゃ。
 
 待っててね、莉舟さん。今行くわ(爆)
97年12月07日:03時07分35秒
概ねそんな物ですね(建国編) / ジョーカー
 >服全部脱がして、傷口洗って、酒ぶっ掛けて、あれば布を巻いて
 >ってやつでしょ?
 
 全部脱がす必要もないんですが。全身に蟲が回っていたら生き残れなかったでしょうし。
 でも血で汚れているか。
 
 >手当てを手伝いに行って上げよう。(笑)
 
 いらんわっ!
97年12月07日:02時20分59秒
手当てって(建国編) / ハリ=ハラ
 服全部脱がして、傷口洗って、酒ぶっ掛けて、あれば布を巻いて
 ってやつでしょ?
97年12月07日:02時18分45秒
でも(建国編) / マモル
 理由がなければ助けないあたりが、やっぱり外道。
 男の子なら、女の子は無条件で助けなきゃ☆
 
 手当に関しても、何か企んでそうでコワイ。(笑)
97年12月07日:02時18分06秒
よしっ!(建国編) / ハリ=ハラ
 手当てを手伝いに行って上げよう。(笑)
 現在、莉舟は霊力が足りんよって癒しが出来そうも無いし。
 念のために、毒消しも飲ませた方が良いし。
 (丁度暇だし・・・)
 (正気度チェックやらせたいし・・・)
97年12月07日:02時15分48秒
守矢(建国編) / マモル
 「この娘を手当してやるのにちょうど人手が欲しかったのだ。
  坊主、これも何かの縁だ。手伝ってくれんか?」
 「えっ?」
 突然の申し出に面食らう守矢。
 『いきなりそんなこと言われても…。それにもうそろそろ帰らないと』
 返答に困っている守矢を見て取って、法師はさっさと動き出した。
 「とりあえず行くぞ」
 言い切ると、返事も聞かずに林に足を踏み入れる法師。
 ちょうど守矢の目の前を通り過ぎたとき、視界に入った少女のあどけない寝顔に一瞬ドキッとなる。
 「ちょ、ちょっと待って下さい」
 『…まあ人助けだし、少しぐらいなら大丈夫か』
 あわてて自分に言い聞かせる理由をつくると、守矢は急いでふたりを追いかけた。
97年12月07日:02時06分49秒
いや、私は・・・(建国編) / ハリ=ハラ
 親子水入らずにしてやろうかな、と思っただけでして・・・
 だって、それぞれ一人ぼっちではお互い寂しいではないですか。
97年12月07日:02時01分17秒
心外ですね(建国編) / ジョーカー
 莉舟は単に気にもとめなかっただけですがな。
 それに獅明に嫌がらせをしたかったのと後ろから蟲に襲われるのも
 嫌だったので、が理由だけど少女の命を助けたじゃないですか。(プンプン)
 手当だってしようとしているし。
97年12月07日:01時58分28秒
発案(建国編) / ジョーカー
 「おう、そうだ」
 
 莉舟が軽く掌を打ち合わせる。何かを思いついたようだ。
 その拍子に少女がずり落ちそうになり慌てて背負い直す。
 
 「この娘を手当してやるのにちょうど人手が欲しかったのだ。
 坊主、これも何かの縁だ。手伝ってくれんか?」
 
 そうと言われては断ることもできない。
 
 「どうやらあちらに川か泉があるようだ。綺麗な水が欲しいのでな。
 とりあえず行くぞ」
 
 言い切ると道をそれて林の中に分け入っていく莉舟。
 その背中は守矢が付いてくることを疑ってもいない。
 
 外道法師 莉舟  守矢に向かって
 
 いかんなぁ、どんどん外道じゃなくなって行くぞ。(苦笑)
97年12月07日:01時56分56秒
えっ?(建国編) / マモル
>でも〜、私優しいしぃ〜
>そういうのってぇ〜苦手でぇ〜(笑)
 
 そんなこと言って、くだんの少女を延々いたぶった描写をしてたのは
 あなたとジョーカーさんでしょう。(笑)
97年12月07日:01時49分36秒
そして(建国編) / ハリ=ハラ
 獅明がその淡い恋を叩き潰す、と(にやり)
 
 守矢「し、獅明さん・・
    あなたが・・あなたがあの子を?」
 
 獅明「そうさ・・・
    何だ、知らなかったのか?
    あの子、最後までおめえの名前呼んでたぜ・・・」
 
 守矢「どうして・・・
    どうしてそんな事を!!」
 
 と言った感じになるのかな?
 でも〜、私優しいしぃ〜
 そういうのってぇ〜苦手でぇ〜(笑)
97年12月07日:01時45分59秒
残してきた物(妖編) / ジョーカー
 「ですね。またいつか仕切り直すとしましょう」
 
 そうは言うものの、さほど積極的ではなさそうだ。
 それよりも何よりも大事なものを見出した、いや「それ」に気付いたからだろうか。
 またいつか、などと曖昧な言い方をしているのがその現れだ。
 「それ」を思い出したその時からもう、紅は幻を纏っている。
 
 「では…」
 
 金剛機の目で周囲を見渡す。無明、庚、「七」、叢雲、そして累々と重なる屍。
 「七」に顔を向け一言。
 
 「合奏をお願いできますか?」
 
 見ると紅の口には既に笛―鬼達の楽器であるケイラだ。
 常磐に貰った物だろうか?―が当てられている。
 流れ出す旋律は一ヶ月前に雷吼が弧月の下で
 奏でていたのと同じ物。人間の死者に鬼達の弔いの歌は筋違いかも知れない。
 技量にも格段の違いがある。だが込められた祈りはどちらも変わりはない。
 
 安らかに…と。
 
 主の森に来る前の紅ならば冷笑を浮かべるだけだったかも知れない。
 この森はどこか人を狂わせるのだろうか…
 
 月下の奏者 紅  「七」、一同に向かって
97年12月07日:01時40分31秒
というわけで(建国編) / マモル
 守矢の方から少女に興味を持たせたので
 ジョーカーさんやMARSさんは、好きなようにラブコメな展開にしてくださいな。
 
 さのえ×雷吼とはまた違った、初々しいカップルになるのだろうか。
97年12月07日:01時38分45秒
いえ(建国編) / ハリ=ハラ
 多分、平気な顔して酒にでも誘うでしょう。
 名前もお互い知りませんしね。
97年12月07日:01時33分12秒
(建国編)町外れにて / マモル
 「坊主、この先は物騒な妖共がいる。いかんほうが良いぞ。
  頭から囓られたいのなら止めはせんがな…」
 先を急ごうとする守矢を、すれちがう者が呼び止める。
 「えっ?」
 振り返って真っ先に目に飛び込んだのは、鮮血の赤。
 それは異形の僧が背負う、全身傷だらけの少女のものだった。
 「…じゃあ、その子も妖にやられたんですか」
 足を止めたのは、背負われている少女に興味を持ったからだ。見たところ、守矢と大差ない年頃の少女だった。
 「ああ、しかもこの娘の父親も妖に喰われた。天涯孤独の身らしいな」
 近づいて傷を見る。特に肩口から背中にいたる傷が、痛々しい。
 「そうか、この子も親を亡くしたんだ…」
 傷が痛むのか、意識を失いつつも少女は時折顔をしかめた。
 「僕と同じだな」
 
 守矢より 莉舟・名もなき少女へ
 
 年齢描写が出たので、守矢の年齢をば。一応、数え歳で12歳です。
 
 ここって町外れですよね。
 獅明は町に帰るって宣言してるし、鴛夜は守矢を追っかけてきてる。
 この人たちが莉舟と守矢が話してるのを見たら、もしかして第3ラウンドの開始でしょうか?(笑)
97年12月07日:01時28分32秒
うんうん / ハリ=ハラ
 一体どうなってるんだろうね?
 よっぽど暇な人が居るんだろうなぁ
97年12月07日:01時25分00秒
(建国編)ご心配無く / Ray
 奇襲を掛けた側に勝算が有るのは当然です。で無くば、始めはしません。
 ですが、今は戦が始まったばかりです。そうそう計画通りに行く筈も有りません。
 羅刹側が勝利するには、「相手の失点を待ち、それにつけ込む」事が必要になります。(防御側の鉄則ですね。)また、その為には「情報」が死活的に重要です。
 例えるなら、「アメリカ独立戦争に於ける大陸軍」の様に行動する事です。(って、余計理解し難い?)
 でも、単純に『侵攻軍』が勝利する様な作戦を立てていると思います?
 何の為に鴛夜が動き、何の為に『侵攻軍』の布陣を気にしていると思います?
 結局、彼等も『駒』の一つでしか無い訳です。
 
 大体各々の分担が見えて来ませんか?
「戦をする人」「情報を集める人」「守矢(全ての要)を追う人」……全てを一人でする必要は無い筈です。
 あと、静狭関の地形を「開けた盆地状」にしたのは、「騎兵を伴っている」敵軍を誘導する為です。「隘路」では、幾ら何でも警戒しますから、 或る程度は「騎兵を使える」だけの広さを餌に釣る訳です。
97年12月07日:01時24分02秒
まったくだ。 / Dr.李
一体誰が、こんなに書いているんだろう? 不思議だね。
− これを暴走と言わずして、なんと言おうか −
97年12月07日:01時16分52秒
いっそ暴力的と言ってもいいほどの書き込み量だ / ジョーカー
 今日の新着情報は掛け合い所で埋め尽くされてる。
 片棒担いでいるからとやかく言えんが、まあ大した量だ。
97年12月07日:01時06分57秒
がーん / ハリ=ハラ
いきなり破られた 一分十三秒
97年12月07日:01時03分37秒
おお / Dr.李
すごいや、ハリ=ハラさん
97年12月07日:01時02分24秒
を? / ハリ=ハラ
 ついに三分の壁を破った!!
 二分四十七秒
97年12月07日:01時00分08秒
いえ(建国編) / ハリ=ハラ
 一気に崩壊します。
 でも、修羅になるから危険度倍増と言う話も
97年12月07日:00時57分21秒
(建国編)了承 / Dr.李
 それはそれで哀れやね。
 
 すこーしづつ自滅していくんですか?
97年12月07日:00時34分52秒
却下!(建国編) / ハリ=ハラ
 そんなキャラ、いや。
 それに、力に滅びるつもりではないし。
 こいつは、心の重みに耐えられなくなって死ぬ様にしてますから。
97年12月07日:00時20分19秒
(建国編)いや、出来れば・・・ / Dr.李
 もうちょっと、力の信奉者っぽいイメージの方が、後々力に滅びるときの哀れさがまして良いと思うのですが・・・。
 
 却下?(笑)
 
97年12月07日:00時18分27秒
いやいや(建国編) / ジョーカー
 >修羅刀編と妖編の連中みんな引き込めば勝てます。そりゃもう、確実に。
 >
 >・・・冗談ですよ(笑)
 
 みんな?そこまでもしなくても滅光さんがいれば一人で事足りますよ。(笑)
97年12月07日:00時12分28秒
なら、訂正して(建国編) / ハリ=ハラ
 「ヒャ〜ハッハッハッハッハァ〜
  気を付けて帰るんだなぁ。
  寄り道してるとご主人様におこられっぞ坊主。
  クックック・・ハーハッハッハッハ・・・」
 
 とでも喋らせますか?
 
 >「ははは、さらばだ、獅明君!」
 それ言ったら、多分追いかけてってぶち殺しますね(笑)
97年12月07日:00時03分11秒
それじゃ(建国編) / ハリ=ハラ
 「おめえ化け物ってなぁ・・」
 少し呆れたように言う。
 「頭に血の上る忍びよか、よっぽどまともだぞ。」
 だが、その言葉は鷹羽に届いたかどうか・・・
 
 ・・・・・・・・・・・・
 
 獅明は、一人で立っていた。
 すでに普通の形に戻っている。
 「やれやれ、これで遊び相手も居なくなっちまったなぁ・・・
  仕方ねえから、帰るか。」
 腹を、ぽんぽんとたたくと服を拾い上げる。
 もっとも、服には大穴があいている。気弾を受けたときの穴だ。
 だが、獅明は全く気にせずにそれを身に纏う。
 そして、街へ向かって歩き出した・・・
 
 誰か見ている者が居たとしたら、其の者は己の眼を疑っただろう。
 開いている服の穴がどんどん塞がっていくのだ・・・
 程なく、獅明の服は元どおりに補修されていた。
 
 獅明
 
 時間的には少し遅れるので、守矢君ちは急がんで良いですよ。
97年12月07日:00時01分46秒
(建国編)いやその / Dr.李
 うん?
 飛天鳶影の術使って
 「ははは、さらばだ、獅明君!」
 とでも言えば満足かね?(笑)
 
 >獅明、高笑いしてもええで
 そこまでさせる?(笑)
 
 ぜひ、悪役らしいところを見せておくんなさい。
97年12月06日:23時48分28秒
ほう、そう言う逃げ方ですか(建国編) / ハリ=ハラ
 私は、空中で飛天鳶影でもかまして逃げると思っていたのですが。
 追いかけやせんかったのに・・・
 
 >獅明、高笑いしてもええで
 そこまでさせる?(笑)
97年12月06日:23時42分45秒
(建国編)鷹羽 / Dr.李
 −ありがたく気合い使って逃げさせて貰います、探さないでください −
 
 「このぉ、化け物がぁ。」
 空中で姿勢を制御し、何とか致命的な落ち方はしなかった。
 「つきあってられっか、あばよ!」
 轟音。
 その瞬間に、無数の気配が当たりに散らばる。
 
 煙が晴れ、そこには静寂だけが残った。
 
 − 獅明、高笑いしてもええで −
97年12月06日:23時41分00秒
気合いについて(建国編) / ハリ=ハラ
 実際、あんまり使えないんです。
 因縁がそろそろヤバイので・・・
 ま、そのうちマインドセットかまして、大幅に書き換えますがね。
 使用に付いては気を付けますよ。獅明の強さについては分かっているつもりですから。
97年12月06日:23時31分12秒
いえ、結局 / ハリ=ハラ
 気合い使って格闘上げて投げたんですけどね。(笑)
 余りにダイスが走りました。
97年12月06日:23時30分58秒
ぐはぁ(建国編) / マモル
 バイトから帰ってきたら尋常じゃない書き込みの量になってる。
 守谷待ちの方々、読み終わるまで少々お待ち下さいませ。
97年12月06日:23時23分05秒
とは言っても / ジョーカー
 何の技能を使ったんですか?僕がマスターならば<格闘>以外は
 いまいち認める気になりませんが。無理して<運動>かな。
97年12月06日:23時17分01秒
要は(建国編) / ハリ=ハラ
 放り投げたんです。
 ですから、技術云々ではありません
97年12月06日:23時16分07秒
それにしても(建国編) / ジョーカー
 獅明は気合使うのは禁止、あるいは1シーン十点までと思うのは僕だけ?
 だって完璧にラスボスのノリなんだもの。(笑)
 武力で獅明に勝る者はまずいないでしょうから。
97年12月06日:23時14分31秒
説明不足(建国編) / ハリ=ハラ
 投げと言っても、力に任せてぶんなげるだけだから。
 バックドロップとかじゃあないからね。
 (バックドロップにしたら、死んじゃうしね)
97年12月06日:23時12分21秒
これは(建国編) / ジョーカー
 随分と改造しましたね。確かこの前見たとき、戦闘系技能は
 射撃(上級?)だけだったのに。あとそのほかに蟲術が上級で。
97年12月06日:23時09分11秒
もう一つ / ハリ=ハラ
 「指名」は「獅明」の変換まちがい。
97年12月06日:23時07分26秒
も一つごめん / ハリ=ハラ
 本文の方も重複してた。
 sfさん、暇があったら前の方を消しといて下さい。
 
 あと、投げの成功数は十四です。
97年12月06日:23時02分33秒
ごめん(建国編) / ハリ=ハラ
 「刺さる」が重複してるけど、別にアナカリスな訳じゃないから。
97年12月06日:23時00分59秒
いかんなぁ(建国編) / ハリ=ハラ
 鷹羽の忍者刀は、肩口に深々と突き刺さる刺さる。
 素人目に見ても、かなりの傷だ。
 だが、指名は顔色一つ変えずにそれを受け、あまつさえ切りかかってきた鷹羽の胴を抱え込む。
 
 「忍びが熱くなっちゃあいかんなぁ・・・」
 
 胴はがっちりと締められ、身動きが取れない。
 
 「ちったぁ、頭冷やせや!!」
 
 獅明より 鷹羽へ
 
 投げを打ったので、逃げるなら逃げて下さい。
 もちろん、気合いを使ってですけどね。
 ちなみに、必殺の一撃扱いなので逃げないと痛い事になりますよ。
97年12月06日:22時59分15秒
いかんなぁ(建国編) / ハリ=ハラ
 鷹羽の忍者刀は、肩口に深々と突き刺さる刺さる。
 素人目に見ても、かなりの傷だ。
 だが、指名は顔色一つ変えずにそれを受け、あまつさえ切りかかってきた鷹羽の胴を抱え込む。
 
 「忍びが熱くなっちゃあいかんなぁ・・・」
 
 胴はがっちりと締められ、身動きが取れない。
 
 「ちったぁ、頭冷やせや!!」
 
 獅明より 鷹羽へ
 
 投げを打ちますから、逃げるなら逃げて下さい。
 もちろん、気合いを使ってですけどね。
 ちなみに、必殺の一撃扱いなので逃げないと痛い事になりますよ。
97年12月06日:22時57分49秒
(建国編)やっぱり? / Dr.李
 やっぱりそう思う?
 いやー、すぐ逃げたら、ハリ=ハラさん悲しむと思って・・・(笑)
97年12月06日:22時54分53秒
(建国編)あのね、MARSさん / Dr.李
 はっきり言いましょう。
 現時点では、勝ち目は薄いです。
 
 最悪、俊景、九道で分かれたとしても、2方向の敵しか押さえられませんし、それで勝てるほど甘くありません。
 
 防御力重視として、山岳戦。
 考え方は悪くありませんが、それはいずれ助けが来るとか、援軍が出来るまでの時間稼ぎでしかないでしょう。
 羅刹を勝たせるには、それこそまず味方を増やすことです。
 良いですか、戦は総合力です。3国を敵にまわす以上、質で勝っても量で負けます。これが真実でしょう。
 見とうしは暗いです。まずは何より情報網を復活させることでしょうね。次に、国内の意志を一つにまとめます。そうした上で、戦力を改めて検討し、問題点を一点一点潰していくしかありません。
 
 Rayさん、あなたがおっしゃっているのは、当たりです。というより、少ない戦力で被害を少なく勝とうと思えばその程度でしょう。
 土石流で流しちゃおうとも思ったのですが、そういう地形になっちゃったら仕方ないですね。僕の考えていた地形と細部で異なっていたので、流すのと潰すのはちょっと難しいですね・・・。
 
 まあ、一軍で勝とうと思ったら、そういう地形におびき寄せて、総力戦に持ち込んでみますか?
 修羅刀編と妖編の連中みんな引き込めば勝てます。そりゃもう、確実に。
 
 ・・・冗談ですよ(笑)
97年12月06日:22時48分36秒
(妖編)帰還 / Ray
 何だか凄く間が空いた様な気もしますが、これって5日振りだったのね。『七』と『叢雲』の出番です。
 
 空間を斬り開いて叢雲の姿が現れる。『剣』は何処に仕舞ったのか、手にしては居ない。
「只今戻りました。
 申し訳有りません、手傷は負わせましたが取り逃がしました。残された物はこれだけです。」
 そう言って頭を下げ、手にした『銃槍のなれの果て』を差し出す叢雲の姿からは、先刻の超絶の技の片鱗すら感じ取れない。
 それを見遣って一つ頷くと、『七』は口を開いた。
「……左様か。童女が相手では、そなたの剣も鈍るか……それとも吾に気兼ねしたか?」
 分身とは言え、『七』も『神奈備』の弱点を受け継いでいる。叢雲も、無意識の裡にそれを気にしたのかも知れない。
「さて、そなた達は如何致す? この有様では満足の行く立ち会いも叶うまい?」
 無明の笑みに危険な物を感じて、更に釘を差す。
「そこな御坊も、この場であまり物騒な事は考えないで貰おう。そなたの周囲で『森』が哭いて居るわ。」
 
 <読心>持ちの『七』 より 紅、無明、庚 へ
 
 『弱点』絡みなだけに(『射手』への対応が)甘いです。
 また、叢雲の件に関しては、ワザと何でも無い様に振る舞っています。
97年12月06日:22時42分06秒
シノビハは(建国編) / ジョーカー
 冷静な状況判断が出来て初めてシノビ足りうると思います。
 ここは逃げの一手でしょう。気合を使って構わないのは言うまでもないことですが。
97年12月06日:22時37分47秒
(建国編)鷹羽 / Dr.李
 電撃が鷹羽に襲いかかる。
 「くそがぁ。」
 素早く避けようとするが、避けきれない。
  「実力が違いすぎるってかぁ!」
 
 − 致命傷入れてみたりー −
 
 「なめんな、この畜生!」
 
 − 忍者刀で攻撃! 6成功 −
 
 勝ち目無いじゃん。気合い使っていい?
97年12月06日:22時36分12秒
故郷(妖編) / ジョーカー
 投げ付けられた爆弾。
 「俺は鬼州、奥魏の国の出だが…貰うまでは見たこともなかったよ」
 
 僅かに微かに声がひび割れる。然無はそれに気付いただろうか?
 黙々と猪口を干していく。
 
 
 知っているのか気付いているのか。然無の問いは雷吼の深奥を付く。
 だがこちらに関しては心構えは出来ている。虚偽を口にしている
 そのことを意識すらせずに口が動く。
 
 「必死になった人間の力ってのはとんでもない物だな」
 
 もっともこれは虚偽ではない。雷吼が手助けする前に
 ムラサキが囲みを破ってのけたのだ。
 
 「それにしても……」
 
 訝しげな声を雷吼が出す。これは演技ではない。
 
 「戦鬼蟲の噂は聞いていたがあそこまで凄い物だったか?」
 
 崖から飛び降りたせいで難を逃れたムラサキだったが
 地面に激突した傷が見る見るうちに治ってしまったのだ。
 常人でなくとも五、六回は死んでしまうだろうというほどの傷だったのだが。
 戦鬼蟲の話をハグレから詳しく聞いたことのある雷吼の知識からしても
 桁外れの再生能力だった。
 
 雷吼  然無に向かって
97年12月06日:22時27分26秒
まだまだ(建国編) / ハリ=ハラ
 次郎丸を、蟲として完全に取り込んでしまう。
 「究極体」
 なんてのも・・・
 
 注)私は、使うつもりは御座いませんのでご安心を。
   九道さんとの戦いのときも、恐らくこんな無粋な事はしないでしょう。
97年12月06日:22時22分23秒
そういや(建国編) / ハリ=ハラ
 親父さんの死体はどうなっとるんだろう?
 次郎丸にガツガツ食われ、莉舟の爆裂式で吹っ飛ばされ、獅明の雷の巻き添えとなり・・・
 ああ、もう、ばらばらやね(苦笑)
 可哀相に・・・
97年12月06日:22時18分26秒
いえいえ(建国編) / ジョーカー
 完全体・真を忘れていますね。
 そう疾風(エジャ)を…
97年12月06日:22時15分30秒
無理でしょう(建国編) / ジョーカー
 煙幕が立ちこめた状態ではきな臭い匂いで少女の血臭をかぎ分けるのは。
 あれは粉塵で視覚を遮るだけでなく嗅覚をも封じます。
 それに一帯は少女の父親の血臭が充満し、おそらく獅明の鼻は
 嗅覚疲労を起こしていると思われます。その状態で
 少女の血の匂いを嗅ぎ出すのは無理だと思いますよ。
 成功数が高くても難易度が非常に高いでしょう。
97年12月06日:22時15分25秒
疑問(建国編) / ハリ=ハラ
 >外道組
 
 って何?
97年12月06日:22時14分09秒
考えると(建国編) / ハリ=ハラ
 獅明って
 
 第一形態:すっぴん
 第二形態:サムライ起動
 第三形態:サムライ・戦鬼蟲起動
  完全体:次郎丸憑依
 
 って感じで、まるでドラゴンボールみたい(笑)
 いつのまにこんなになったんだろう・・・
 
 追加)現在次郎丸も傷ついているので、再生能力は使えません。
97年12月06日:22時04分37秒
勉強不足かノー・・・ / MARS
 うーん、反論はないです。
 確かに近代的すぎる感覚なんでしょうね・・・
 と言うとやはり羅刹が負けるというのが決まっていると思うんですが・・・
 出来うるなら、そういうのは避けたいなー・・・でないと九道が強くなった意味がない。
 こういう事を言われるとますます戦の描写ができないような気がする・・・
 オイラが戦の描写をしたら羅刹の側に有利に描写してしまう。
 と言うわけでRayさん、李さん羅刹が勝つにはどうすればいいでしょうか?
 ちなみに華杜を捨てて枷威に拠点を移すというのは防御能力を優先して平地よりも山岳を選ぼうという意味です。
 あと、外道組に合流しようと言うのもあります。
97年12月06日:22時01分39秒
次郎丸は(建国編) / ハリ=ハラ
 一時投与の蟲扱いになってるからなぁ・・・ (ダイス数は変化無し)
 下手すると、鴉の方より無体だ。
97年12月06日:21時59分12秒
分かってますって(建国編) / ハリ=ハラ
 ちゃんと見逃してるでしょうが。
 (実は、少女の血の臭いを嗅ぎ取るのに、十三個も成功してしまったと言うのは秘密)
 それから式の事だけど、心力が同じなら獅明の方が早く発動してるから先切れるのね。
 もしくは、時間延長入れてるか。
 もっとも、サムライ抜けても結構戦闘力有るんだけどね。
 
 注)現在、獅明のサムライは再起動済みです。
 
97年12月06日:21時47分10秒
そりゃまずいわ(建国編) / ジョーカー
 >「そんな手に引っ掛かるかよぉ」
 >ってやられてたら、やばかったね。(笑)
  
 これくらい見逃して下さいよ。(笑)そっちはとんでもないオプションがくっついているんだから。
 冷静に考えると妖憑きになると妖力:再生が付加されるから
 洒落にならないほど無体な存在になりますよ、獅明って。
 
 >そろそろ式も切れる頃だったし・・・
 
 いや、獅明の方が先に切れるはずなのでその時は隙付いて逃げます。
97年12月06日:21時45分47秒
(建国編)一言……と言うには長いか? / Ray
 取り敢えず鴛夜の方は守矢君待ちで置いといて(莉舟さんが絡んで来るみたいだけれど)、ほぼDr.李さんに言われてしまってますが、『策略』について一言。
 1.5.6.7.は共に『逆効果』若しくは『効果無し』でしょう。
 2.3.4.は実現の可能性が余りに低く、何より『(クサの壊滅に因り)相手側の内部情報が得られない』のが致命的でしょう。
 現時点で入手出来る情報は、『墺』(因みに読みは『おう』です)軍先遣部隊である1万前後の出現だけですので(時間的には鴛夜達の方は次の朝迄行っていますから)、 俊景の作戦もそれを相手にする為の物でしか有りません。俗に『戦略的奇襲』と言う、一番性質の悪い状況な訳です。何せその準備の為だけに、「白樹攻め」を待って「金剛機の複数投入」を行わせたのですから。
 
「馬鹿っぽい」とはエライ表現ですが、「鴛夜から見れば」殆どの将が「馬鹿に見える」と言う事でして、一応「普通の」軍勢です。 1万と言う数が相手では、「閉地に誘い込んでの火計」と言う俊景の策を以てしても、瞬殺は不可能でしょう。(水計は相手が上方から来る以上、難しいと思いますね。)
「静狭関の辺りでは、この時期強い『昇りの』風が吹く」と言う事にして、押し出して来た敵軍を馬防柵か何かで防ぎ止め、盆地の中に全軍が納まった処で後背を伏兵(九道指揮?)で遮断、 予め用意して置いた可燃物に、上から火矢で火を付ける。後は、突破して来るのを押し返し、上から狙い撃ち。最後に残敵掃討……と言った作戦に成るのかな?(悪質? 誉め言葉ですね。)
 
 因みに『独』=『ドイツ』、『墺』=『オーストリア』、『露』=『ロシア』、『波蘭』=『ポーランド』です。
『第一次』は同じでも、『世界大戦』では無く『ポーランド分割』の当事国でした。それらを秘匿名称として使用している訳です。
 実際の名前は、出来れば出さない方が良いと思いました。4ヶ国も設定してしまうと、他の設定がし辛く成りますから。(掛け合い所での設定は共通化が進んで、クロスオーバーし易く為っていますし。)
 
 将軍にしろ、『家』や『一門』の当主な訳ですよね。そうなると、どうしても「それら」を守る義務があると言う事です。何より周囲が「それ」を求めます。
「国家に対する無私の忠誠」と言う奴は、それこそ「近代主権国家」の誕生を待たねば成立しません。「封建主義」とは、「ギブ・アンド・テイク」が原則なのです。 積極的に裏切ったりはせずとも、洞ヶ峠を決め込んだり、理由を付けて兵力を出し渋ったりする方が「当然」なのです。
 そして、商人は「自由に商売が出来、利潤が上げられるなら、どの様な体制だろうと容認する」のが普通です。と言うか、此の辺りで妥協が出来ない様な人間は、どんなに優遇されようと、 まともに商売は出来ないでしょう。(偏見? でも現実にそうでしょう?) おまけに、この国で一番割りの良い商売は「珠の輸出」の様ですから、隣国との関係が悪ければ死活問題でしょう。
 最後に、『民衆』ですが……彼等に期待出来る事はまず有りません。彼等にとっては「政治的な話など関係無い」のですから。結局「誰が治めようが、税が同じなら誰に納めても同じ」な訳です。 彼等には「政治に参加する権利」どころか「政治に参加する資格」すら無いのです。(参加させられるだけの教育すら無い。)
 悲観的過ぎますか? でも、これも「天羅に於ける現実」(我々の過去も同じ)なのだと思います。異論反論御座いましたら、お待ちしております。
97年12月06日:21時37分58秒
じゃあ、(建国編) / ハリ=ハラ
 「そんな手に引っ掛かるかよぉ」
 ってやられてたら、やばかったね。(笑)
 そろそろ式も切れる頃だったし・・・
97年12月06日:21時30分59秒
いいえ(建国編) / ジョーカー
 全開で組んだ飛翔が入っているので次郎丸より速いです。
 その代わり霊力からっけつだけど…
 疾風使ったところで飛ぶのは次郎丸なので速度は変わらないし。
97年12月06日:21時29分13秒
引っかかった場合(建国編) / ハリ=ハラ
 一瞬で追い付いて撃墜した後に、戻ってきて雷で周囲を焼き払うかな?
 まあ、あとの展開はおんなじ様な感じだろうけどね。
97年12月06日:21時23分14秒
だいたい(建国編) / ハリ=ハラ
 そんな所だと思いましたよ。
 いくらなんでも、鳥形の妖物を連れた敵から逃げるのに、飛ぶのは愚かですからね。
 まあ、追いかけても一瞬で追い付いていたでしょうが。
 
 >いやぁまさかお天道様の下で次郎丸に餌をやっているとは
 あれはお昼です(笑)
 夜食は持ってかれちゃったけど。
97年12月06日:21時16分58秒
re:ドッグファイトは(建国編) / ジョーカー
 >ジョーカーさんもチャンスを作ってくれたのだが、いかんせん仕事をほっぽりだして行くわけにはいかんかったい。
 >一段落着いた所でまたやりやしょうや。>ジョーカーさん
 
 すいません、あれはひっかけでした。(^^;
97年12月06日:21時13分23秒
(建国編)九道 / MARS
立ち去る夢影をじっと眺め、九道は悲しそうな表情を一瞬見せる。
「もし、もう一度あったなら酒を酌み交わせたらいいな・・・なあ夢影、何も持たない人間は・・・何にも縛られない人間は死んでるのと同じじゃないか・・・・」
振り向く夢影・・・
「俺が死んでいると言ったのは・・・お前が何も持っていないんじゃないかってことだ。お前は何を求めている?」
九道のその声はとても悲しげだった
「すまない、引き留めるようなことを言って・・・じゃあな夢影・・・もう二度と会うこともないだろうな・・・さようなら・・・」
 
97年12月06日:21時10分53秒
流れとしては(建国編) / ジョーカー
 1.爆発式で煙幕を張る。
 2.気合一点使って「鳥のような形の護法に乗った
   少女を脇に抱えた莉舟」という形の式を打ち
   町とは反対の方向へ飛ばす。
 3.続けて法術の気弾で射撃と同時に挑発。
 4.更に少女を抱え、背の高い草の影に隠れ<心力>の穏身で気配を断つ。
 
 という感じになります。獅明が引っかかって追っかければ完璧だったんですが
 莉舟は獅明が仕事あるなんて知らないしね。
97年12月06日:21時01分01秒
穏身(建国編) / ジョーカー
 実は飛んでいったのは替え玉の式なんですね。
 では掛け合いを。
 
 
 (付いて行くほど愚かではないか。さもありなんさもありなん)
 
 気配を断ち、心中でのみ言葉を発する。
 
 (少々肝が冷えたが、新手の方に目が向いたようだな。
 ならばとっととずらかるとしよう)
 
 僧形のなりをした男は全身傷だらけの少女を背負い、ゆっくりとその場を後にした。
 
 後方では現れた男―シノビか?―とあの男が戦いを繰り広げている。
 巧みに物陰を伝い彼らからは見えぬよう、気付かれぬよう町の方へと歩く莉舟。
 
 (さて、この娘をどうしようか。捨て置いても良いが縁が出来てしまったな…)
 
 僅かながらの困惑を滲ませ、莉舟は黙々と歩いていく。
 しばらく歩いたところで向こうから歩いてくる少年に気付く。
 
 「坊主、この先は物騒な妖共がいる。いかんほうが良いぞ。
 頭から囓られたいのなら止めはせんがな…」
 
 人の悪い笑みを浮かべながら莉舟はそう言った。
 
 莉舟  守矢に向かって
 
 >>夜の空を飛んでいく莉舟の姿だった
 >これはいかんよ。
 >だって、戦いはじめたのが早朝でしょ?
 >いくらなんでも、十二時間以上も戦うのいやよ。おれ(笑)
 >時間的には、まだ朝だと思うのだが。
 
 おやおや勘違いをしていたようですね。すいません。
 いやぁまさかお天道様の下で次郎丸に餌をやっているとは
 思わなかったのでつい先入観で夜と書いてしまいました。
97年12月06日:20時32分30秒
夢影(建国編) / スグネ
 川を見つめている夕林を視界の端に捉えながら、夢影は考えていた。
 俺はどうするべきなんだ?
 無駄な殺しは見たくない。
 戦は嫌いだ。
 ここにいるべきじゃない。
 なのに・・・何故、俺はここから動かない?


 ・・・俺は・・・


 九道がなにか話し掛けてくる。
 「・・・と言うわけだ。もし戦うことが嫌いなら立ち去れ・・・お前には関係のないことだからな。わざわざ鬼のために死ぬことはない・・・」
 ああ、・・・そうだ。俺はもう鬼ではない。
 鬼のためにここへいる理由はない。
 自らの自由を、また"鬼"に縛られることはない。
 「・・・悪いが、俺は行かせてもらう。ここにいても、もうすることはねぇ」
 立ち上がり、草を払いながら二人に背を向け、夢影は去っていった。


 堕ちたオニ・夢影


97年12月06日:20時15分45秒
ドッグファイトは(建国編) / ハリ=ハラ
 ジョーカーさんもチャンスを作ってくれたのだが、いかんせん仕事をほっぽりだして行くわけにはいかんかったい。
 一段落着いた所でまたやりやしょうや。>ジョーカーさん
97年12月06日:20時11分04秒
策(建国編) / ハリ=ハラ
 7の策をやられると、ドッグファイトが出来て嬉しいのだが
97年12月06日:20時05分47秒
(建国編)九道 / MARS
 「・・・・」
 じっと川を眺める夕林を見、九道は歩み寄る。
 「また、戦いが始まる・・・今度はこの前の戦いよりひどくなるだろう。」
 振り返る夕林の瞳を見つめる九道
 「なるべくなら早めにこの国を去る方がいい・・・法師なら兵達も寛容だろう。できればこの国に住む全ての人にそうしてもらいたいが・・・そうも行くまい。ここで生きて行くしか道のないものも多い・・・だから俺は戦わなくちゃいけない。君は自由だし身を守る術もある。だが、ほとんどの人間はそうじゃない・・・誰かが守らなければ生きてはいけない・・・もしかしたら、君は俺のことを軽蔑しているかもしれないな・・・戦うことでしか人を守れない・・・・こんな弱い俺を軽蔑しているかもな・・・・すまない、よけいなことを言ってしまったな。・・・できれば他の土地で鬼にあったら・・・何でもいい、人らしく扱ってくれ・・・そして俺達も人と代わりのないことを知ってくれ・・・」
 ひどく悲しげな声でそう九道は告げて夢影の方に向く・・・・
 「と言うわけだ。もし戦うことが嫌いなら立ち去れ・・・お前には関係のないことだからな。わざわざ鬼のために死ぬことはない・・・」
 
 
 と言うわけでわざと反対のロールプレイしてみましたー!!(笑) 
 これで夕林と夢影はおいそれと九道から離れられんでしょう(ニヤリ)
 冗談ですよ(笑)別に行動に制限を付けるつもりはありません。
 これを受けて夢影と夕林の行動をはっきりさせて下さいな。
 戦に背を向け、戦いに苦しむ民衆を救うことでもオイラは格好いいと思いますから。 
97年12月06日:20時05分33秒
それなら安心(建国編) / ハリ=ハラ
 じゃ、遠慮無く。
 
 獅明が腕を広げると、すさまじい轟音とともにその間を雷が飛び交う。
 いわば、雷の壁だ。
 
 九本の苦無はどれもその雷の壁に阻まれ、消し飛ぶ。
 
 「次はこっちだぁ!」
 
 獅明はそう言うと、今度は広げていた手を前に向ける。
 すると、壁を作っていた雷が、今度は鷹羽目掛けて襲ってきた。
 
 獅明より 鷹羽へ
 
 十一個成功で受け、十二個成功で攻撃しました。
 切り返しではないですから、よろしく。
97年12月06日:19時56分31秒
(建国編)あのですね / Dr.李
 1の策は却下。
 2の策は現時点で不可能
 3の策は成功しにくい 
 4の策は見分けることが難しい
 5の策は国内の和を乱す
 6の策は僕にはよく分かりません
 7の策は時間の無駄です。
 現時点で、俊景&九道はかなり後手に回ってることをお忘れなく。
 今は当面の敵だけですが、後から3方向から敵が来ることを知らされるわけです。
 俊景は、今は当面の敵と戦うことのみを前提に動いてますから、後の敵の動きは報告待ちなのです。
 
 ちなみに冬峨はポーランドですよ、多分
 
 それから、過信は禁物。
 人は劣勢の時、一番弱くなるのですから。
 
 
97年12月06日:19時44分54秒
策略(建国編) / MARS
 とりあえず、九道や俊景の思いつきそうな策略をいかにまとめてみます。
 
  1,将軍と商人、地主を集めて裏切り者(もしくは裏切り予備軍)を公開処刑し嫡子を軟禁する。
  2,敵国同士の裏切りをほのめかし足並みを崩す
  3,敵の名代及び指揮官の暗殺
  4,敵国の獅子身中の虫に反乱の手助けを行う
  5,軍を全て九道の指揮下に入れる
  6,華杜を捨て枷威を拠点にする
  7,式爆撃(敵城と珠鉱山などの要所の爆撃を行う。あくまでも陽動ですが・・・)
 
 こんなとこですか・・・でも当面の敵(なんて読むの?)は馬鹿っぽいから瞬殺してOKですかRayさん。
 それと、第一次大戦で冬峨がフランスですか?独はドイツで露がロシア、っでもう一つはなんて読むんでしょうか?
 ところで、独とか露って暗号みたいなもんですよね。実際の名前は決めちゃってOK?
 将軍達に関しては70%は羅刹につくと思いますよ。つかんヤツは無能で兵をほとんど持っていない。
 それに商人も利だけじゃなく理も求める人間を羅刹が優遇してるんで利だけのヤツはたいして金持ってないです。
 さらに言えば他国と商人は仲が悪いはずです。なんせただで珠出せとか言うはずだから・・・
 多分鴛夜が言うほど利や家だけで動く人間はいないはずです。なぜなら羅刹がそういう人間を排除していきましたから。
 何せ上忍を全部粛正しちゃう人間ですよ・・・あとは民衆がどれだけ善良かによるな・・・・
 兵士の練度はおそらく九道の兵が一番高いだろうな。数が二万もおらんやろうけど。
 
97年12月06日:19時17分27秒
(建国編)覚悟完了! / Dr.李
ホントか?

「けっ!」
腕を胸の前で交差させる。
すうぅぅ。
「コオオォォオォォオオォォォォ。」
並の忍びでは出すことすら出来ない、裂帛の気がほとばしる。
「行くぜ!」
腕を一閃、9本の苦無が獅明に向かう。

憑鬼の術ね。勘違いしないでね。
97年12月06日:19時04分40秒
いーのかなぁ?(建国編) / ハリ=ハラ
 そんな事言っちゃって。
 獅明も相手してもらえなくて、欲求不満の状態だからねぇ・・・
 傷は全部完治してるし。
 
 「終わらせるって?
  くっ・・くはははははは」
 
 蟲の姿で、喋り笑われると、不気味な事この上ない。
 
 「お〜お〜、そいつぁいいなあ。
  ひゃっひゃっひゃ
  よろしく頼むぜぇ」
 
 鷹羽に向かって手招きをする。
 
 「さ、いらっしゃい・・・」
 
 獅明より 鷹羽へ
 
 ま、瞬殺なんてもったいない事はしないと思うよ。
 そのうち、鴛夜も来るだろうしね。
97年12月06日:18時35分12秒
(建国編)鷹羽 / Dr.李
 「ふん。」
 悠然と目の前に現れる。
 「貴様だけか?あのいけすかねえ野郎はどこだ?」
 無手にも見えるが、忍びは忍び。
 「遊んでる暇はねえが・・・、ちょっといらいらしてるんでね・・・終わらせてやるよ、虫けら。」
 
 危険な笑みを浮かべる。
 
 でも所詮普通の忍びだしー、
 でかい態度でも、そんなに強くないしー、
 瞬殺か?(笑)
 
97年12月06日:14時26分29秒
待て待て(建国編) / ハリ=ハラ
 >夜の空を飛んでいく莉舟の姿だった
 これはいかんよ。
 だって、戦いはじめたのが早朝でしょ?
 いくらなんでも、十二時間以上も戦うのいやよ。おれ(笑)
 時間的には、まだ朝だと思うのだが。
 
 「馬鹿か?手前は。
  付いてこいって言われて付いてく馬鹿が何処にいんだよ!
  ったく、困るぜぇ・・・
  暇があったら、また今度遊んでくれや!」
 
 飛んでく外法に向かって叫ぶ。
 
 「くっくっく・・・
  面白い連中ばかりだぜ。
  陣屋の若造。守矢とか言うがき。鴛夜。そして、あの外法。
  みんな楽しくていいなぁ・・・」
 
 独り言と言うより、誰かに話し掛けているような話し方だ。
 
 「なあ、そうは思わねぇか?
  そうそう、あんたも結構面白いぜ。
  鴛夜に言われて、ご主人様の所へ帰ってたんじゃないのか?
  それとも、何かい・・・」
 
 戦機蟲を発動させ、異形となった顔に笑みが浮かぶ。
 
 「お使いでも、申し付けられたか?
  なぁ、シノビさんよお」
 
 すすす・・
 っと、両手があがり胸の前当たりで組まれる。
 
 冴!
 
 組まれた両手から、雷が迸り、林の一部を吹き飛ばす。
 
 「でてきな、
  こっちは、遊び相手に困ってるんだ」
 
 獅明より 鷹羽へ
 
 というわけで、可哀相ですが付き合って下さい(笑)
 本来ならば付いていきたいのですが、仕事の都合上一寸無理と言う事で・・・
97年12月06日:13時17分27秒
妖編・一月前「意匠」 / みだれかわ枕
「貰い物だよ。どこのかは知らない。餓鬼の頃、姉貴に貰ったもんだ」
「ほう。そうなのか」
 突き出された猪口に酒を注ぎながら、然無はうんうんと肯いていた。
「いや、珍しいものだと思うてな。意匠からすると、鬼州の方のものではないのか?」
 さらりとびっくりするようなことを言う。
「珍しいものだ。姉上からもらったものなら、なおさら。大切にすることだの」


「し、しまった……」
 さのえの前には、焚き火と、雀三羽分の骨。全部食べてしまった。
「やべぇな……どうしようか……」


「いや、それよりも」
 座り直し、雷吼の真正面を見据える。
「今日は惜しかったな。もう少しで『獲物』を捕まえることが出来たのだろう?」

 ナマグサ坊主 然無から、蟲サムライ 雷吼へ


 いきなりとんでもないことを二つほど言っています。「ゲロる」かどうかは、ジョーカーさんにお任せしますが、「実は然無、二つとも気付いていながら聞いています」。
97年12月06日:13時16分15秒
建国編「川の水面と殺人術」 / みだれかわ枕
 夕林が随分長い間黙っていました。申し訳ない。


 夕林は、川の水面をじっと見つめていた。

 わたしは、これからどうしよう。
 ここは、戦がまだまだ続くようだし。
 またどこかへ行ってしまおうか。
 人が死ぬの見るの、嫌だし。

 自分の手の平を見つめる。
 この手は、その気になればいくらでも人を殺すことが出来る。

 父上は最後に、こう言っていた。
「救える命は救え。救えぬ命も、救え」
 どうやったら出来るの?
 私は人を殺すことしか出来ないのに!

 向こうで、ご飯をくれた人たちが、相談している。
 多分、戦のことなんだろう。

 どうしよう、どうしよう、どうしよう

 不動明王拳士 夕林


 天羅をプレイしていると、次の行動を決めかねて「どうしよう」っていうのは、よくあることだと思うのですね。決定を決めかねさせているのはたいていの場合「因縁」で。夕林も(そして、みだれかわ枕本人も)その「ありがちなパターン」に陥っているわけで。「襲われている少女」の「魂の叫び」が聞こえたことにしようかとも思ったのですが、ニュータイプでもあるまいし、ねぇ(笑)。


>それとも、夕林おねーさんか右京太夫さんがイケナイことを教えてくれるのだろうか?(爆)
(12月6日 マモルさん)

 夕林:え〜とぉ、わたしはそ〜いうの経験ないんですよ〜
    男の人に肌見せちゃいけないことになっていますし〜(因縁中級)

 経験ないとか言いながら、知識としては知っているみたいですね……(笑)。
97年12月06日:08時47分34秒
覚醒(修羅刀編) / タイガ
 こっちを止めてたね、すみません。
 では、
 
 額を割って、角がせり出してくる。
 (修羅だ、殺せ、殺せ、早く殺させろぉっ)
 (馬鹿言うな、この娘はまだ修羅なんかじゃねぇぞ)
 (時間の問題さ、てめぇの親父と、おんなじじゃねぇか)
 自分をにらむ少女に視線をやる。
 奇妙な気配を纏い、不可思議な「力」を感じさせる。
 それは、確かに彼の父親と、修羅と化した父親と近しいものだった。
 だが……、まだ、修羅ではない。
 父と違い、守ろうとした者に刃を向けるような狂気は……まだ無い。
 (なおさら……、この娘を修羅にするわけにはいかねぇよ)
 (うるせ……)
 ふいに声が静まる。
 (どうした?)
 風が吹いている、緩やかな、しかし冷たいどこか不快な風が。
 指先が凍えたときのようにちりちりと痛い。
 だが、頭の奥は凍るように冷たい。
 その感覚には覚えがあった、修羅を、金剛機を殺すたびに感じていたものだ。
 と、視界の隅で、草が、木が、音を立てて、しおれ枯れていく。
 (そうか、そういうことか……)
 彼は悟った。
 自分が何を作り出したかを、自分がいかに間違っていたかを。
 (救うつもりで、何もかも滅ぼすものを作っていたのか)
 少女に声をかける。
 「礼を言うぜ、おまえのおかげで判ったようなもんだな。
  守る者のために力を使い、あるいは求めるのも悪くねぇが、
 飲まれねぇように気をつけな。
 飲まれて、修羅になったら、何もかもなくなるぜ。
 ほかの誰でもねぇ、てめぇ自身のせいでな。
 俺の……親父がそうだった。
 それに」
 自分の頭を軽くたたき、
 「こいつが……、あんたを食らいにくるぜ」
 ゆっくりときびすを返し、そのまま、歩き去っていく。
 (なあ、鱗麗よ、ほんと、何が起こるかわからねぇよな。
  修羅を、その魂を食っちまう蟲だぜ。
  ほんと、何が起こるか判らねぇもんだよな……)
 
 元金剛機狩り「蜘王」より刃夜へ
 
 ちなみに風ってのは冥道からくるものです。
97年12月06日:06時46分03秒
(建国編)渦の目 / Ray
 何だか建国編が大ブレイクしていると思ったら、莉舟と獅明の戦闘関連が溢れていますね。これに鷹羽と守矢迄加わるともう大変。(笑)
 北部国境での戦闘に関しては、これからすぐに移動するとして、2・3日は必要でしょう。平均的な軍隊の行軍速度という物は「日に15〜20キロ程度」だったらしい上、移動の準備だけでかなり時間の掛かる代物でしたし。
 時間的には、「国境を抜いた『墺』軍先遣隊が山岳地帯から静狭関に出て来るにもそれ位必要」として置くと良いのでは?
 しかし「当面の敵」とは言っても、近日中に三方全てから急報が届いてしまうと言う、立案者の悪辣さが良く分かる作戦計画に成っていますから、このままだと東奔西走させられる事に成るのは間違い無いですよ。(外道)
 戦力的にはVBの記述から「一国の編成し得る野戦軍は最大30万(日高見の人口が少ない分)程度で各国共に大差なし。」と見ていますから、冬峨でも集める気になれば集まる筈。『将軍』達が素直に応じて呉れればですが。
『波号』作戦自体は大して面白みの無い「力押し」でしかありません。戦略レベル以上で圧倒的な優位を確保した上で、全戦線に渡って圧力を掛け続けるのが基本です。
 尤も、立案者は『侵攻軍』自体の勝利を目標にしている訳では無いので……最終的には全軍合わせて百万人を一つの戦場(施喇壊野)に集める計画ですしね。
 そうそう、守矢君は「神宮家の血を引く」訳では無く「神来の国から送られた女性の血を引く」ですので、その点ご注意下さい。(更に外道)
 
「少年が街へ出たか……拙いな。今此処で少年の身に何かあっては、長きに渡る計画が水の泡だ。」
 式が伝えて来る守矢の動向に、鴛夜の表情が曇る。
「仕方が無い。右京、以後の繋ぎは絶やすなよ。私は少年を連れ戻して来る。」
 そう言うと、守矢を追って紅鶴楼から出て行く。上空に舞い上がった式は、守矢の背中を追いかけている。
「……いかん。獅明め遊んでいる場合か、何をやっている。相手は法師……いや外法師か。」
 舌打ちを一つ呉れると、「誰もいない筈の」傍らへ向け呟き掛ける。
「最悪の場合、少年はそちらでお願いしますよ。まあ、まんざら縁が無い訳で無し、『宮様』もその程度は許して下さるでしょう?」
(……御名を軽々しく口にする物では無い。)
 微かないらえと共に、極僅かな風が生まれる。それを確認すると鴛夜は、往来の中にも関わらず式を打ち、それに飛び乗って町外れへと向かう。
 式が新たに捉えたのは、昨夜のシノビの気配であった。
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 町外れの方々 へ
 
 動乱の火種、鴛夜も参加しましょうか? 何やら「怖いお目付役」迄動いている様ですが、その辺はお気になさらずに……て、無理か?(苦笑)
 鴛夜としては、守矢の確保が最優先ですな。結局「全ての要」の位置にいるのは守矢君と言う訳か。
97年12月06日:05時28分13秒
移動(建国編) / ジョーカー
 「戦鬼蟲まで飼っているとはな。主(ぬし)はどこまで人でいられるのやら」
 
 戦鬼蟲が覚醒し、獅明が次郎丸を飲み込んでも莉舟の様子は変わらない。
 むしろそれを楽しんでいる素振りすら見受けられる。
 
 「しかし…」
 
 目を軽く後ろにやる。そこには全身から血を流しながら倒れている少女が一人。
 
 「助けるのではなかったな。霊力が足らんわ」
 
 敵の前で自らの危機を口にする。はったりか?
 いや、実際相当量の霊力を消耗しているはずだ。
 口に浮かんだ笑いは自らを嘲笑っているかのようだ。
 
 「とりあえず…」
 
 その手は懐に差し込まれている。
 
 「ここは不利だ。場所を変えよう!」
 
 手に持ったなにやら白い球体を地面に叩き付ける莉舟。それは先程の蓮華の変化形。
 爆発の威力は全くと言っていいほど無い代わりに先程とは比べ物にならぬ
 膨大な量の粉塵をまき散らす。
 
 「護法よ、我らを運ぶ翼となれ!」
 
 煙幕の向こうから聞こえてくるお馴染みの声、音。
 
 「そらっ、付いてこい!」
 
 その声と共に煙の向こうから気弾が飛んでくる。
 それを叩き落とした獅明の目に映るはあの少女を小脇に抱え
 式、いや護法童子に乗って夜の空を飛んでいく莉舟の姿だった。
 
 莉舟  獅明に向かって
97年12月06日:05時01分55秒
ありゃりゃ(建国編) / ハリ=ハラ
 これから戦うには、霊力使いすぎやったね。
 しかし、えらいスゴイ外法師やなぁ
97年12月06日:04時51分52秒
でも結局(建国編) / ジョーカー
 戦鬼蟲に覚醒されたら気合以外に対抗方法が無いのですよ。
 それに獅明の真の相手はあくまでも九道さんだし。
 
 ちなみに戦力的に互角って言っても陰陽術(上級)なので
 それを全開で自分に憑依させ、それと法術(上級)、白兵(上級)があれば
 サムライ化されるだけなら何とかなるってだけの話ですからね。
 疾風やら戦鬼蟲やらに出てこられるともうどうしようも無いですから。
 少なくとも建国編では戦闘力は二流なんですよ、結局。
 そういや妖のオプションまであったな。逃げるか。
 
 それにこの錫杖って霊力消費が2減少した計算になるだけですよ。
 とりあえずは。設定、途中で変わる可能性あるけど。
 も、全然大したこと無い。
97年12月06日:04時39分50秒
まあ、いいじゃないですか(建国編) / ハリ=ハラ
 これで、今日の書き込みが昨日を超える事は確実ですから。(笑)
 でも、半分以上が私とジョーカーさんとは・・・
 
 >龍や神狼の再生:6が限界なんでしょうな。でなければ野鎚みたいに体力落とすとか。
 野槌って、「人の亡骸に潜り込んで自在に動かす」とか書かれてるから、多分その死体が破壊されるまで死体の分の活力も有ると思うんだけど。
 
97年12月06日:04時30分19秒
こう言っては何だけど(建国編) / ジョーカー
 あまり意味のない論争だったと思わないでもない。
 たとえ活力−20まで喰らわせたところで獅明の腹の中で寝ていれば
 数ターンで復活するんだから。やっぱり再生って強すぎ。
 龍や神狼の再生:6が限界なんでしょうな。でなければ野鎚みたいに体力落とすとか。
97年12月06日:04時24分43秒
しかし(建国編) / ハリ=ハラ
 戦力的に同じになれるんだから、やはりフルスクラッチでしょ?
 その上、とんでもない錫杖まで持たせるとは・・・(^^;)
 こっちも考えちゃうぞ(止めんかこら)
97年12月06日:04時20分24秒
それなら(建国編) / ハリ=ハラ
 マイターンがしがし回復するので、回避でダメージ減らす分も考えて
 やはり、四、五発目で落ちますね。
97年12月06日:04時17分33秒
そうか(ニヤリ)「建国編」 / ジョーカー
 描写を見る限り矢継ぎ早に撃っているようなので1ターンに気合一点使って
 二回射撃でも良いかな。(^^;
97年12月06日:04時13分44秒
いえ普通に(建国編) / ジョーカー
 毎ターン一発の計算ですね。
97年12月06日:04時11分52秒
そうですかそれは失礼しました(建国編) / ジョーカー
 >持っていません。
 
 だとすると五発入った場合は期待値で60ダメージは行くんだけど
 それでも落ちないとはタフな妖だ。ちなみに特製じゃなかったとしても50ダメージ位。
97年12月06日:04時08分42秒
質問ですが(建国編) / ハリ=ハラ
 連射ですか?ターンが変わっての攻撃ですか?
 それとも、気合いを使っての連続行動ですか?
97年12月06日:04時06分14秒
いいえ(建国編) / ハリ=ハラ
 持っていません。
 ですが、苦手は元から変わっていませんよ。
97年12月06日:04時00分29秒
とりあえずは(建国編) / ジョーカー
 錫杖だけです。
 
 しかしこの前見たときは確か苦手に入っていた気が…
 見間違いですかね。それと回避持っていましたっけ?
97年12月06日:03時50分01秒
しかし(建国編) / ハリ=ハラ
 霊力消費削減用の気弾増幅錫杖なんて、昔出たネタを(笑)
 他の、法術戦闘用の武法具は持っていないのですか?
97年12月06日:03時44分31秒
も一つ訂正 / ハリ=ハラ
 次郎丸は、法術苦手じゃないっスよ。
 再生も有りますしね。
97年12月06日:03時41分25秒
鋭いですね(建国編) / ジョーカー
 冗談ですよ、そう怒らないで。(^^;
 特製の錫杖ですからね。どこから手に入れたかは秘密ですが。
 最低の霊力消費でも威力が最小とは限らない。
 でも自分に護法降ろして撃った気弾(上級)でダメージ倍の相手が回避なしだから
 五発も当たれば落ちるはずだったんですが…おかしいな。
 まあそれはともかく霊力は二十点以上使っています。
 自分に護法降ろしていますからね。こいつがでかい。
 戦鬼蟲が覚醒しない内なら戦力的に互角だったんだが。
 分が悪くなったな。ずらかろうかな?
97年12月06日:03時24分23秒
こら(建国編) / ハリ=ハラ
 俺はゴブリンかぁ!(怒)
 少なくとも、はじめの数発+避けられた一発+撃墜用の気弾
 でしょ、かなりの数打ってるよ。
 はじめの爆裂式もありますし。(私は、12点爆裂式の早撃ちとして計算)
 あと、一発ずつ当てたとしても、五発じゃ落ちないよ。
 ま、五発として
 1+5+6+αで13点以上は使っているはずなんですが・・・
97年12月06日:03時19分17秒
ふと考えた(建国編) / マモル
 戦鬼蟲形態の獅明の場合、守矢は外見では判断できないかな。
 声を聞けば分かる気もするけど。
97年12月06日:03時15分26秒
ご期待に応えましょう(建国編) / マモル
 この展開じゃあ、守矢も出てこないわけにはいかないよな。(苦笑)
 というわけで皆さんのご期待通り、守矢登場。
 
 結局、誰に遮られるわけでもなく、あっさりと町に出る。
 物見遊山でしばらく町を歩くと、唐突に原っぱに出た。どうやら町外れに出てしまったらしい。
 「方向を間違えたみたいだな、…戻ろうか」
 そんなことを呟いて逡巡していると、少し離れたところから爆発音が聞こえた。
 「…なんだ?」
 後先考えずに行動するのが、守矢の悪い癖だ。
 この時も深く考えずに音源の方へと走り出した。
 
 で、どういうタイミングででてこようかな。
97年12月06日:03時10分11秒
そんなことせんでも(建国編) / ジョーカー
 とうに気絶しとるぞ。この娘は。気絶と言うよりは失神かな。
97年12月06日:03時08分27秒
あれぇ?(建国編) / ジョーカー
 変だなぁ、次郎丸のデータからして最小の気弾五発で撃墜できるはずだったのに。(笑)
 そうか!一、二、沢山か!!了解!!!
 つまり三発。うーんまだまだ。
97年12月06日:03時03分13秒
その前に(建国編) / ハリ=ハラ
 少女の精神崩壊させちゃる。
 さあ、また目の前でとんでもない事がおきとるぞ。
 
 くっくっくっくっく・・・・
97年12月06日:03時00分21秒
ありがとう(建国編) / ハリ=ハラ
 適当な所で食い破らせるつもりだったので、手間が省けました。(笑)
 うーん、守矢来てくれないかな。
 
 「何だよ何だよ、次郎丸に御執心かぁ?」
 
 次々に気弾を放たれ、危険な状態となっている次郎丸を尻目にそんな事を言い放つ。
 
 「妖、妖って・・・
  なら、これならどうだい?」
 
 変形していた獅明のからだがさらに変化していく。
 額を割って角のような物が出ると、体を甲殻が覆ってゆく。
 禍禍しくも美しいその姿・・・
 余りにも狂ったその力ゆえに”戦鬼”と評された蟲。
 最凶の蟲の覚醒である。
 
 「さ、これでいいだろ?
  ちっとはこっちの相手も・・・・」
 
 そういった時、上空で鳴声があがると次郎丸が落ちてきた。
 どうやら、余りに多い気弾の数に避けきれなくなったらしい。
 片羽が煙を上げている。
 
 「ちょうどよかった。
  お前は少し休んでろ。」
 
 地面に落ちた次郎丸を掴み上げると、口を開ける。
 信じられない事に、次郎丸はその口に潜り込んでいったのだ。
 人の大きさほどもあるかと言う巨鳥を何事も無かったかのように飲み込み終える。
 
 「これで、万全だろ?
  手前の滅ぼすべき物は一つ。
  目の前に居る俺だけになったんだからなぁ」
 
 獅明より 法力外道へ
 
 いやぁ、獅明と戦う前に沢山霊力使ってくれるなんて。
 やっぱりジョーカーさんは親切だ(こら) 
97年12月06日:02時59分04秒
当然(建国編) / ジョーカー
 名もない少女が相手に決まっているでしょう。(断言)
 夕林やら右京が相手では18禁になるからまずいんじゃあ。
97年12月06日:02時55分19秒
ラブコメ(建国編) / マモル
 って新登場の少女(そういえば名前も出てきてない)と守矢をくっつけるんですか?
 それとも、夕林おねーさんか右京太夫さんがイケナイことを教えてくれるのだろうか?(爆)
 
 守矢ってば神来の血筋だったんですね。
 だから、嫡男なのにもかかわらずヨロイ乗りをやってたのか。
 プレイヤーも知らない事実がどんどん発覚。(笑)
97年12月06日:02時49分05秒
みんな(建国編) / マモル
 外道ばっかり。
97年12月06日:02時43分49秒
そういえば / ジョーカー
 昨日12月5日って掛け合い所の書き込み数がえらいことになっていた。
 四十近くだか強だか。ここんところ停滞していたのに。
97年12月06日:02時37分01秒
うけけけけ(建国編) / ジョーカー
 建国編もラブコメに巻き込んでくれるわい。
 あっち(俊景、芙蓉)はどうも18禁になりそーで。
97年12月06日:02時14分42秒
ってなわけで(建国編) / ジョーカー
 焼き払いました。(あっさり)
 いやあ、これが数ヶ月掛けて繁殖する奴だったら同調しちゃっているから
 どうしょうもなかったんだけどね。入れて間もないし、明らかに異物でしょう。
 ところで一言。少女は身体の各所で服が破れているので
 守矢が見た時の反応が楽しみですね。(にっこり)
97年12月06日:02時08分49秒
感嘆(建国編) / ジョーカー
 「ほほう、その防ぎ方を知っているとは。なかなかやるではないか」
 
 防がれた割には余裕がある。そもそもからして小手調べだったせいだ。
 
 「が、その割には物を知らんな。いや頭が固いと言うべきか」
 
 嘲笑を口の端に登らせ、嘲るように言葉を連ねる。
 
 「誰がいつ世を救うなどと言った?主と違う等と言った覚えも無いぞ。
 だが主は人に害為す妖と共に動き、その手助けすらする。
 ならば主もまた人に害為す者。それだけで滅ぼすには充分よ」
 
 獅明よりも遙かに邪悪な笑みを浮かべ一歩踏み出す莉舟。
 だがその目が不意に細まり、鼻がひくつく。
 
 「主…蟲使いか?」
 
 上衣を脱ぎ捨てたことによりこもっていた匂いが放出されたのだろう。
 それが莉舟の嗅覚に触れたのだ。目を細めたは見えぬ物を見るため。
 
 「ほうほうほう、大層な数の蟲を入れておるなぁ。それに怨念も随分と。
 肩には怨霊共が盛りだくさんじゃ。主の髑髏(しゃれこうべ)の中に
 いる奴も随分と…百人以上は背負っておるな。滅ぼしがいのある奴で大変結構なことだ」
 
 法力を持つ者特有の心眼で獅明に宿る物を見抜いたのだ。
 その顔がやや訝しげにしかめられ、後ろにいる娘をちらりと見やる。
 
 「ふむ、早くも仕込んだか。死ぬか助かるかは五分五分と言ったところか」
 
 すっと錫杖を延ばし、少女の肩に当てる。強くもない早くもない動きで
 当てられた杖に少女の身体が激しく痙攣し、身体の一部や服の各所も弾け血がしぶく。
 
 「ま、こんな物か。荒療治だが…」
 
 その言葉の意味が少女に獅明に分かっただろうか。
 気弾を少女の波長に同調させ、異物を焼いたのだ。
 結果として巣くいかけていた蟲が弾け、服や身体の一部も余波を受けたのだ。
 よく見るとしぶいた血の中にはなにやらチィチィ鳴きながら蠢く物が見られる。
 強引な手法だけに副作用というより危険も高い。その治療に少女が
 耐えられるか。それを五分五分と言ったのだ。だがどうやら命は拾ったらしい。
 
 「企ては潰えたぞ。残念だったな。しかし主は聞いておらんかったのか?
 妖を滅することが拙僧が第一義。飛ばしてなんとする。
 先程の手は通用せんぞ」
 
 シャン!
 
 莉舟は金剛杖を地面に打ち付け、涼やかな音を響かせる。
 それと同時に上空で旋回していた妖、次郎丸が急激に体勢を崩す。
 飛んできた気弾を慌てて避けたのだ。
 
 「さて、いつまで避けられるかな?」
 
 相変わらずの獣のような笑みを浮かべ、莉舟は含み笑いをした。
 
 外道法師 莉舟  鬼狩り 獅明に向かって
97年12月06日:02時05分12秒
クトゥルフかい!! / MARS
 正気度チェックってなんやー!!(爆)
 なんか、守矢も発狂かな(ニヤリ)
 
97年12月06日:01時46分17秒
その前に(建国編) / ハリ=ハラ
 少女多分発狂するぞ。
 さっきから、正気度チェック失敗しまっくっとるし。
 さっきの蟲は、詳しく言うと質問所に書いた蟲のプロトタイプやねん。
 で、体内で、油虫方式で急速に増殖し肉を食い破る。
 もっとも、体内では幼成体で、出てくるときに蜘蛛のような形の成体に変態する。
 急速とは言っても、一瞬で死ぬわけじゃないよ。
 
 獅明の改造の正体がこれ。
97年12月06日:01時31分56秒
どうすんのさ / MARS
そんなもんどうすりゃ少女が除去できるってーの!!(爆) 少なくともご両人ともに少女は無視し取るしねー・・・ ここは守矢に少女から虫がウジャウジャと出てくるところを見てもらいたいなー(ニヤリ)
97年12月06日:01時30分06秒
もっと簡単に(建国編) / ハリ=ハラ
 その蟲から取れる解毒剤を飲めば一発ですけどね。
97年12月06日:01時18分32秒
少女の蟲は(建国編) / ハリ=ハラ
 蜘蛛のような奴です。
 血管を通って体内の器官に床着し、そこでウジャウジャ〜と増えます(笑)
 でも、まだ助かる手段はありますよ。
 まだ植え付けられたばかりなので、首の半分も削ぎ取れば蟲は取り除けるでしょう。
 あと、ほんとに助けるんだったら、服全部調べた方がいいです。
 
 「次郎丸!」
 獅明がその名を叫ぶと、鳥は予備動作も無しに空へ飛び上がる。
 
 取りあえず、飛ばしときます。
97年12月06日:01時10分04秒
好奇心は身を滅ぼす?(建国編) / マモル
 Macの調子が悪くてアクセスできない間に、結構進んでる。
 なんか軟禁状態にさせられてる守矢だけど、かまわずに行動します。
 
 ちらっと式のほうを盗み見る。冷たく守矢を見張る、その無機質な目。
 『こんな薄気味悪いものを見張りに付けておいて、ゆっくり休めだなんて鴛夜の神経もどうかしてる』
 おおかたのヨロイ乗りの例にもれず、守矢も純粋培養で育った良家の子女だ。当然、式との関わりは薄い。
 どうも気になる。気味が悪い。
 しかし、目の前に並んだのは、戦場を出てより久方ぶりのまともなメシ。
 結局、食欲が不信感にまさった。
 
 食欲のあとにきたのは、好奇心だった。
 きれいに膳をたいらげると、今度は別の考えが浮かんでくる。
 《神珠》を手に入れるために、さっそく今夜旅立つと鴛夜は先程言っていた。
 『鴛夜は寝ておけといってたけど、それだと町を見聞するヒマがないよな』
 ふと窓から外を見おろすと、日も上がってきて町は動き出していた。
 名代の正嫡である守矢にとって町の暮らしは縁遠きものであり、それだけに興味があった。
 『すぐ帰ってくれば、鴛夜にはバレないよな』
 『…』
 「よしっ」
 少しの逡巡もせずに町に出ることを決めると、さっそく守矢は部屋を飛び出した。
 その時にはもう見張りの存在を忘れていた。
 …もちろん、鴛夜にはバレバレなのだが。
 
 というわけで、守矢も町に出ます。
 鷹羽が見つけてもいいし、鴛夜が引き留めてもいいです。
 坊さんと獅明の争いに巻き込まれるのは、ちょっとイヤかも。(笑)
97年12月06日:01時05分18秒
あまい(建国編) / ハリ=ハラ
 「はっ!」
 
 男の言葉を笑い飛ばし、獅明は上衣の肩口に手を掛ける。
 そして、その手を引く。
 普通ならば、そのまま引かれるはずはないのだが、獅明の上着は引かれるままにするりと抜けた。
 
 「怨!」
 
 上着は、肩口からそのまま獅明の前面を覆う。
 そう、不可視の力の軌道へと。
 服で気弾を消そうと言うのか・・・。それは余りにも無謀であった。
 だが・・・
 
 服がはじけ、穴が開くと同時に、気弾も消滅していた。
 
 「陰陽術・・いや、護法童子法を使い、妖物を滅殺する者。
  外法か・・・
  世を救うとか何とか言ってるが、所詮は”滅ぼす悦び”に憑かれてるだけじゃねぇか。
  詰まる所、俺なんかと何にも変わりゃしねえんだよ。
  そんな手前に説教はされたくねえなぁ・・・」
 
 獅明より 外法師へ
 
 気弾は、気の壁を作って相殺したのよ。
 薄い物だけど、気弾は貫通するようなタイプじゃないしね。
97年12月06日:00時48分22秒
当面は・・・・ / MARS
 とりあえず、守谷と和解して冬峨を納めてもらう方向で進めましょう。
 そうなれば隣国が神宮家に弓を引くことになる。自分で自分に弓を引くというおもしろい状況になるね・・・・
 とりあえず、当面の敵を倒したら九道は守矢探索に向かいます。
97年12月06日:00時41分07秒
一つの策(建国編) / MARS
 実を言うと一つ策があるんですが・・・これはあまりにも卑怯と言われそうなんでどうしょもなくなったときにしましょう。
 それに全体が見えてからじゃないと使えないしね・・・
 ところで少女に植え込んだ虫ってどんなの?やっぱりウジャウジャだと死んじゃうよね・・・・
 
97年12月06日:00時19分36秒
哄笑(建国編) / ジョーカー
 「はぁっはっはっはっ、何もやっていないとは片腹痛い。
 そこな男を手に掛け、あまつさえうら若き娘にすら黄泉路を
 辿らせようとしたのはどこの誰だ。笑わせるな!」
 
 さもおかしそうに笑った後に叩き付けるように叫ぶ。
 だが怒りに燃えているような風情ではない。
  むしろしてやったりと言った方が正しい。
 
 「その上妖を連れ、骸を喰わせるとなればお主も関わりあると見て相違あるまい。
 よって汝は拙僧が成敗してくれよう。その妖諸共なぁ」
 
 言葉が終わるやいなや莉舟は金剛杖を上段から振り下ろす。
 当然のように獅明は間合いの外にいる。そんなところで振ったところで
 当たるはずもない。だが莉舟とて何の意味も無いことをするほど酔狂でもない。
 錫杖を振り切ると間髪入れずに地面が鈍い音を立てて爆発し
 再び周囲は粉塵に包まれ五寸先も見通せないようになる。
 それを吸い込んだか少女が咳き込む音が煙幕の向こうから聞こえる。
 そして微かに聞こえる莉舟の声。
 
 「…童子よ、我が身に宿り鬼神の剛力、韋駄天の俊足を与えよ」
 
 その声は反響しどこから声を出しているのかも判然としない。
 雷のような音。獅明には聞き慣れた式が実体化する音だ。
 
 「破っ!」
 
 気合の声が響き、煙幕が数ヶ所揺らぐ。不可視の力が放たれ
 獅明に向かってきたのだ。その位置は絶妙。獅明と妖を結ぶ直線上に
 撃たれ、獅明が避ければ妖に当たる。その上、直前までは獅明が
 邪魔になり、妖には軌道を読むことすら出来無いのだ。
 そして気弾の性質として避ける以外にかわす術はない…。
 
 莉舟  獅明、妖に向かって
97年12月05日:23時34分32秒
そうそう(建国編) / ハリ=ハラ
 私たちが外道なんてねぇ
 いやだなぁ、そんなわけ無いじゃあないですか。
 ねえ、ジョーカーさん。
97年12月05日:23時09分06秒
はっはっはっはっ(建国編) / ジョーカー
 なーにをおっしゃる。気のせーに決まっているじゃないですか。
 
 >どうしてこう・・・外道なん?
 
 まあ、ここのところ気が付くと善玉ばっかりやっていたので
 バリバリの悪役をやってみやうかな、と。炎もいつの間にかいい人っぽくなってるし…
 
97年12月05日:23時02分49秒
(建国編)きみたち・・・ / Dr.李
 どうしてこう・・・外道なん?
 しかも二人とも。
 何かあったんか?
 さ、お兄さんに相談してごらん(笑)
 
 「そんな、そんな考えがあるから戦争がなくならないんだー!」
 熱血少年の叫び(笑)
97年12月05日:22時53分25秒
盾というのは(建国編) / ハリ=ハラ
 抱えるというより、ぶんなげて相殺するために使おうと思っていたのです。
 あ、それから、少女にはすでに細工してありますから・・・
 首筋にチクッと。
 そのうち、体内からウジャウジャーっと
97年12月05日:22時43分39秒
それは(建国編) / ジョーカ−
 少女が1NPCに甘んじるか一個のPCとして動くかにかかっていますね。
 
 >せっかく少女を盾に使おうと思って捕まえてたのにぃ・・・
 
 NPCのままならば、少女を盾にされても躊躇せずに
 抱えて動きの鈍っている獅明ごと吹き飛ばすでしょう。
 で、澄まし顔で念仏唱えて終わりです。
 
 こいつはそういう性格です。最初だって獅明ごと吹き飛んでもおかしくなかったんだから。
 どっちに転ぶか分からなかったのでとりあえず助けましたけど。
97年12月05日:20時56分17秒
(建国編)鷹羽 / Dr.李
 この街に来たのは間違いなかろう。
 潜伏しやすい場所もあろうしな。
 
 ・・・ゴーン・・・・
 
 爆音?
 なんだ?
 ・・・えぇーい、くそ!
 
 とりあえず、爆音の方向に走る。
 
 
 ちょっと先ね、着くの。
97年12月05日:20時50分39秒
(建国編)俊景 / Dr.李
 へー、策?
 石落として焼いて、流す。
 それが一つ。
 その作戦の一部始終を敵国に流す。
 それが二つ。
 あらゆる戦場に、俊景と九道の旗を立てる。
 それが三つ。
 なに、古い作戦だよ。
 僕自身は、Rayさんの足下にも及ばない。
 シュミレーションゲームとかは苦手でね(笑)。
 なに、小策士の戯れ言と思ってくれい。
 
 「さて、私は準備がありますので、お先に・・・。行きますよ芙蓉。」
 そう言って颯爽と去っていく。
 
 ところでいつから戦争はじめるかね?
 もう始めてもいいのかね、 Rayさん?
 でも、ちょっときついねぇ。
 戦力的に・・・。
97年12月05日:20時46分22秒
(建国編)兵衛の懸念 / Ray
「さて、戦の方はお二方にお任せ致すとして、こうなると俄然、白樹の若君の行方が問題と成るでしょうな。
 何せ、神宮家が認めるこの国の名代は、未だに白樹家。その上、守矢殿は神宮家とは浅からぬ縁が有りますからな。」
 兵衛の言葉に、九道は意外そうに問い返す。
「……縁? 一体何の事だ?」
「九道殿はご存じ無かったか? 白樹の当主は、此処三代に渡って『神来』より奥方を迎えて居られる。
 盛時の力を失った白樹の家がこれまで持ち堪えたのは、ひとえに神宮家よりの厚遇を慮っての事。
 それ故、三代に渡って血縁を結ばれた守矢殿であれば、名代と認められる資格は十二分に持って居られよう。」
 それがどの様な意味を持つのか、説明される迄も無い。
「つまりは、『生きた大義名分』と言う訳ですな。」
 
 「上忍」 籐 兵衛 より 九道、俊景、芙蓉(居たのね) へ
 
 と言う訳で、マモルさん御免なさい。守矢君の血筋を弄んでしまいました。(笑)
 ちなみに例の『神珠』は、三代前(守矢君の曾祖父)に輿入れして来た時の引き出物だった様です。
 しかし、これで『適合者』という言葉の意味も見えて来たかな?
 MARSさん、代わりに九道殿を使わせて頂きました。(笑)
97年12月05日:19時17分02秒
延髄切り?(妖編) / ハリ=ハラ
 葉嬢は、お肌もピチピチだしね。(笑)
 わしなんか、もう歳で・・・
 ゴホゴホ・・
97年12月05日:15時28分59秒
年齢(妖編) / 月夢
 やだなあ葉嬢は実年令も若いよ、そういうことにとこうよ(笑)。
 >葉嬢あたりがヤバイから(笑)
 ジョーカーさん月のない夜道は気をつけて歩くように、何の変哲もない少女が、いきなりけり入れて去っていくかも(笑)。
 なお、一応12、3歳ぐらいですよ。
97年12月05日:13時34分53秒
ついでだ(建国編) / ハリ=ハラ
 「分かってるたぁ思うがよぉ・・・」
 
 そう言う獅明のからだが変形していく。
 
 「遠慮はいらねぇぜ・・・」
 
 獅明より 坊主へ
 
 ここまでやっときましょう。
97年12月05日:13時18分17秒
ひどいや(建国編) / ハリ=ハラ
 せっかく少女を盾に使おうと思って捕まえてたのにぃ・・・
 描写されてしまっては、手も足も出ん。(笑)
 
 「しっかし、この国の連中は物騒だなぁ・・・
  何にもしてねぇってのに、どいつもこいつも襲ってきやがる。」
 
 そんな事を言って、獅明は自分の格好を見直す。
 髪の毛の一部は縮れ、肌にも軽度のやけどが有る。
 爆発による粉塵で、体中埃だらけだ。
 服に付いたその埃を叩き落としながら、男に話し掛ける。
 
 「・・・・・あんたも憑かれてるクチだな。
  何処の誰かは知らんが、丁度よかった。
  少しばかり暇してたんだ。ちょっと遊んでくれねぇか?」
 
 獅明より 坊主へ
97年12月05日:12時09分22秒
訂正(建国編) / ジョーカー
>それは男の骸とそれを食らっていた妖と獅明と少女の中間に降り立つ。

ごめんなさい、訂正です。

−>それは男の骸とそれを食らっていた妖、獅明と少女の中間に降り立つ。

です。申し訳ない。
97年12月05日:11時58分45秒
閃光(建国編) / ジョーカー
暗い夜空から何かが落ちてくる。
それは男の骸とそれを食らっていた妖と獅明と少女の中間に降り立つ。
それは一輪の蓮華の花。獅明が反応するよりも早く鮮やかに花開く。

閃光

蓮華は激しい光を放ち、耳をつんざく轟音と共に炸裂する。
それは妖と骸、それに獅明と少女を巻き込む。
だが計算づくかそれとも、爆風は獅明の広い背中を叩き
少女はその陰に入ることで事無きを得る。
傍目には獅明が少女を守ったかのようにも見えるのは皮肉だが。
直径にして六間程を焼き、十間以上を粉塵が包む。
その最中、少女の腕を前から引く者の手。
それは力強く少女を獅明より引き離す。
粉塵が晴れ、辺りを見通せるようになった場に響く声。

「仕留めきれなんだか。諸共に焼いてしまえば良かったか」

確かにその言葉通り獅明や妖は体のそこかしこから煙が上がっているが
致命傷には程遠い。だがこの少女には充分致命傷足りうるだろう。
それを平然と本人の前で言う神経。尋常ならぬ僧形、莉舟がそこにいた。

「外法師」 莉舟 一同に向かって
97年12月05日:11時28分50秒
一ヶ月前・酒宴(妖編) / ジョーカー
注がれた酒を一瞥し、呑まずに人形の前に置く。
懐より猪口をもう一つ取り出し、さらに一杯貰う。

「いろいろ見てきたつもりだったが、変わった笛だ。どこの品かの?」

然無がそう聞いてくる。僅かに逡巡を見せ雷吼が口を開く。

「貰い物だよ。どこのかは知らない。餓鬼の頃、姉貴に貰ったもんだ」

その目は木彫りの人形に落とされている。酒を一息に煽り
無言のまま雷吼は三度猪口を持った手を突き出した。

雷吼 然無に向かって
97年12月05日:07時51分40秒
相模は……(妖編) / タイガ
 18歳です。
 陰陽師としてはかなり若いともいえるでしょう。
 ま、それはそれとして。
 
 「たしかに、二人の意見も聞く必要がありますね。
  しかし……、何の話をしてるんでしょうねぇ?」
 苦笑混じりで言う。
 
 異端陰陽師「相模」より「鴉」へ
97年12月05日:07時28分09秒
(建国編)秘匿名称『波蘭』 / Ray
 あっちでもこっちでも、お待たせして申し訳ない。しかしこれって何度目の書き直しになるのだらう。こんなに調子が悪いと、再インストールが必要かも知れないなぁ。
 To MARSさん
 兵衛の方は、基本ラインさえ押さえて下されば、幾ら便利に使って呉れても構いません。(笑)
 戦の結果ですが、一応此方で戦力計算はしています(MARSさんのシステムではなく、某SLGの流用ですが)ので、キャストの行動により修正して結果を出してみたいと思っています。
 尤も、私の基本スタンスが「経済>政略>戦争>戦略>作戦>戦術>戦闘」という物ですので、「一発逆転」はかなり難しいと思います。(どんなに強い『個人』でも勝敗をひっくり返すのは至難。)
 では、以下は「戦略以上」に迄関わる「仕掛け人」達の密談です。
 
「そう、まずは冬峨……『波蘭』に関しては……」 
 言いながら右京が取り出したのは将棋の駒。それを鴛夜が広げた『もの』の上に置いて行く。
「良く押さえては来たけれど、未だ兵力の大半を握るのは、旧勢力の残滓と言える将軍達。戦況が不利と分かって猶、羅刹公に従う者がどれ程残るか……。
 そうそう、例の白樹攻めに関わった将軍、あれを始末したのはアンタの差し金? 
 流れ者の仕業とか言う噂も有る様だけど、わざわざ本人の居館の門前にさらし首にした上「狡兎死シテ走狗煮ラル」なんて門扉に書き付けて置く様な悪趣味な真似、如何にもアンタらしいわよ。
 お陰で件の噂より広がって行く事請け合いだろうけど、どの程度の人間が信じると思う?」
「人間とは、自分が信じたい噂を信じるもの。信じずとも迷いはしよう。今はそれで構わん。
 この国の制度最大の欠陥は、国の大きさで物を考える事の出来る人間が少なすぎる事だ。大半の者は、目先の事にしか考えの及ばぬ『家畜』に過ぎぬ。
 商人は『利』に、武家は『家』に縛られ、それらを『国』よりも優先させる。数百年を掛けて硬直「させた」思考を、たかが数年で変革する事はほぼ不可能。
 結局、使える駒はさほど多くは無い……白樹家の再興が成ればすり寄ってくる者も多かろう。」
 心底他者を侮蔑し切った表情で、吐き捨てる様に語る鴛夜。
「この街の準備は予定通り。目の前で一度『侵攻軍』を撃退して見せれば、大半の商人共が協力を申し出る手筈よ。『例の物』の方も順調に仕上がりつつあるわ。」
 婉然と微笑みながら言葉を繋ぐ右京。
「三国の方は……一部予定が狂った様だけど。
『独』軍は順調に国境を制圧中。お得意の「少数精鋭による浸透」って奴ね。砦の大半は連絡する間も無く落ちたそうよ。
 今は此方の手の者が、砦の者の代わりに「異常なし」を伝えているから、『波蘭』の方では時が来る迄は何が起こったのか分からないでしょうね。
 第一陣として灰津城主久世 利安旗下の10万が国境を越えつつあるから、数日中に東部国境は制圧されるわ。
『露』軍は例の秘策の準備中。陽動も兼ねて名代直卒の25万が西部国境目指し前進、今日明日の内に国境に姿を現す予定よ。
 最後に『墺』軍だけど……動員が遅れている上、第一陣の大物見(強行偵察部隊)を真那に率いらせる筈が、馬鹿な譜代共が、
「名誉ある先陣を外様に任せる訳には行かない」なんて言い出して、『赤備え』を下げちゃったのよ。」
 その言葉に、鴛夜がキレる。
「愚か者どもめ、凡将と弱兵では1万が無駄になる。何の為に『真那の赤備え』を使わせると思っているのか。
 此処で『赤備え』を少しは減らせるかと期待していたが……並みの将兵が1万程減ったとしても代わりにはならん。
 わざわざ危機を知らせてやったのも意味が無かったか。凡将ならば此処に向かうであろうからな。」
 そう言って『歩』を進める。山岳地帯の出口に当たる、かなりの広さがある盆地状の場所……そこは静狭関と呼ばれる地であった。
「ここに入れば1万の殆どは失われよう。まあ良い、第二陣は間違い無く真那が率いるのだな?」
 万の命等よりもその方が大事とばかりに確認する鴛夜。
 植田城主真那 左衛門佐……『北の荒鷲』と呼ばれ『赤備え』と呼ばれる精兵を率いる日高見きっての智将。その名がこの戦に登場するのは、今少し後の事である。
 
 仕掛け人達の密談
 
『波蘭』に『独』『露』『墺』……元ネタが分かった人は申告する様に。(笑)
 何故こんな名に為ったかと言うと、鴛夜の主曰く、「単なる趣味。私にしか理解し得ぬ冗談。」との事。(苦笑)
 ちなみに、「地図は点対称でひっくり返している」そうです。
 これで「動乱」前半の仕掛けは、ほぼ公表しました。何年も掛け冬峨=『波蘭』に仕掛けられた罠の数々、「インチキだ!」と叫びたくなるかも知れませんが、 それだけの力を持つ『敵』が相手です。頑張って下さいね。(一寸無責任? いえ、ちゃんと付き合わせて頂きます。)
97年12月05日:04時38分31秒
クックックッ・・・(建国編) / ハリ=ハラ
 「いい子だ・・・」
 
 そう言うと、恐怖に震える少女の方にそっと手を置く。
 手が触れた瞬間、少女の体がビクッと震える。
 
 「きな・・・」
 
 背後の死神の言葉。
 だがそれは、少女に向けられたものではなかった。
 
 「居るんだろ?そこに・・・
  出てきたらどうだい?」
 
 獅明より 見知らぬ者へ
 
 ちなみに、獅明は現在無手です。
 封印砲は置いてきました。
97年12月05日:03時57分44秒
(建国編)名も無き少女 / MARS
 「お・・・おねがいです。ころさないで・・・・」
 極度の恐怖のせいか声がかすれる。
 「命を助けていただければ何でもいたします。だから・・・」
 彼女は本気だった・・・・
 生まれてこの方、父親に娘として接してもらえなかった
 少女は父親の遊ぶ金のために様々なことをやっていた・・・
 だから、命さえ繋がればどんなことでもできると思っていたのである。
 考えてみれば彼女にとって無知とは不幸であり、これから先の運命を
 予感させ恐怖させないだけ幸運だったのかもしれない・・・・
97年12月05日:03時34分24秒
妖編・一月前「三羽」 / みだれかわ枕
「悪いが一杯さ…いや般若湯を貰えるか」
「わざわざ言いかえんでもかまわんよ」
 そういって、右手の酒瓶の中身を、雷吼の猪口に注ぐ。相変わらずの濁り酒だ。
 どっかと座り込み、自分の湯飲みにも注ぐ。
「確かに、冷えるのぉ」
 一息にあおる。
「うむ、つまみも持ってくればよかった」
 つまみのはずの雀の焼いた奴は、今まさにさのえの腹に入ろうとしているところである。だが、然無はそのことを知らない。知っていれば、全力をもって阻止したことだろう。


「醤油とか味噌とは言わないからさぁ」
 雀をかじりながら、さのえは味のことでブツブツ言っていた。
「せめて塩でも振ってありゃあねぇ」
 然無が焼いていたのは、三羽。いま一羽食ったところ。
「もう一羽、もらお」


「珍しい笛だのぉ」
 雷吼の使っていた笛を見て、こう言った。
「いろいろ見てきたつもりだったが、変わった笛だ。どこの品かの?」

 ナマグサ坊主 然無から、蟲サムライ 雷吼へ
97年12月05日:02時54分03秒
完了(建国編) / ハリ=ハラ
 改造終わりました。
 キャラシーをちょっと書き換えただけなので、気にせんでください(にんまり)
 
 「どうした?こわくないよ。」
 
 少女の後ろから、声を掛ける
 
 「仕方ないなぁ・・・
  じゃあ、こっちから行くよ」
 
 
 と言う事で、割り込んできてOKです。
 待ってくれと言ったのは、獅明改造のためなので・・・
 ここで来ないと、「親子水入らず」になっちゃうと思います。
97年12月05日:02時41分14秒
あり?(建国編) / ジョーカー
 獅明、蟲への愛情持っていましたっけ?
 改造の結果ですか?
 
 >獅明は「蟲の入ったサムライ」ではなく「サムライを入れた蟲使い」ですので。
 
 やぁ、サムライ蟲使いよりも蟲サムライの方が語呂が良かったってだけの話なんですがね。
 
 ところで待つってのは少女のリアクションがあるまで待ってくれってことですか?
97年12月05日:02時36分00秒
って言うか(建国編) / ハリ=ハラ
 獅明は「蟲の入ったサムライ」ではなく「サムライを入れた蟲使い」ですので。
 ま、変わらないといえば、変わらないんだけど。
97年12月05日:02時32分59秒
ちょっと待ってね(建国編) / ハリ=ハラ
 こないだ思い付いた「獅明改造計画」にしたがって、獅明を改造してるとこだから。
 取りあえず、ちょっと動いとくから
 
 「どうした?お嬢ちゃん。」
 
 獅明が声を掛ける。
 その声は優しい。だが、その声の優しさが恐ろしかった。
 
 「親父さんはここに居るよ・・・なのに、お嬢ちゃんは独りで帰っちゃうのかい?
  いけないなあ・・それじゃあ、親父さんが寂しがるじゃないか・・・」
 
 声は確実に近づいてくる。
 
 「さあ・・おいで・・・
  親父さんの所まで、送ってあげるよ・・・・」
 
 獅明より 少女へ
97年12月05日:02時26分53秒
いえいえ(建国編) / ジョーカー
 インフレ競争をやる気はないのでどう足掻いてもこっちが不利ですよ。
 外法師じゃ蟲サムライには勝てませんよ。ってなわけで外法師な戦い方をしますが。
97年12月05日:02時20分55秒
おう!(建国編) / ハリ=ハラ
 戦闘か。
 うーむ、キャラシー見せてるぶん、こちらが多少不利だな。
97年12月05日:02時20分20秒
僧は問屋が卸さない(建国編) / ジョーカー
 わざとです。(言い張る)
 
97年12月05日:02時17分51秒
なんとまあ(建国編) / ハリ=ハラ
 おうおう、不憫な事よのう(にたり)
 遊び人の親父を持った事も不幸だが、あっという間に孤児になってしまって・・・
 あんな親父でも、親父は親父だ、親子仲良く暮らさせてあげよう(にま)
 
 と言うわけで、好きにさせてもらいます。
 ゆっくり考えるから、ちょっと待ってね(にこっ)
97年12月05日:02時09分35秒
では(建国編) / ジョーカー
 ちょうどのタイミングで辿り着くと言うことで。
97年12月05日:02時08分27秒
外法師(建国編) / ジョーカー
 痩せた男だった。その頭には髪が一本もなかった。
 煙管をくわえ、瓢箪を下げたその男は金剛杖と袈裟、墨染めがなければ
 到底、僧とは思われなかっただろう。だが現実は奇なるもの。
 周りの人間がいかに信ぜずともその男は鳳凰宗の僧であった。
 酒で濁った目をしながら町中をぶらぶらと歩いていた男の目が急に輝き出す。
 
 「血の匂い…」
 
 それだけなら珍しくもない。だがその量が問題だった。
 実に人一人分はあろうか。そしてこの男が目を輝かせたのはそれだけが理由ではない。
 
 「人外の匂いがぷんぷんするなぁ…」
 
 ますますもって僧らしからぬ顔つきになった男はギラギラしたような目付きで
 確固たる根拠が在るように、迷うことなく町外れに足を向けた。
 
 「くっくっくっ、拙僧の鼻の届く所に来たが不運と思え。
 封じてくれるぞ妖め……」
 
 外法師 莉舟(りしゅう)
 
 と言うわけで乱入です。(^^;
97年12月05日:01時59分01秒
物陰(建国編)(ニヤリ) / MARS
 「と、父ちゃん・・・・」
 少女は父親に言われ物陰で時を過ごしていた。
 ふと父親の方を見やれば怪しげな男と話す姿が見えていた。
 そして次の瞬間、彼女の父親はただの物体へと変わり果てていた・・・
 『は、速く逃げないと・・・早くしないと私も食べられちゃう・・・』
 あわてて逃げようとするが思うように足が動かない。
 がさがさと大きな音を立て木の根の足を取られ倒れてしまった・・・・
 「ん?・・・・」
 
 
 と言うわけで餌をやってるところを餌の娘に見られちまったと言うことで(ニヤリ)
 ハリ=ハラさん、彼女を好きなようにして下さい。
97年12月05日:01時51分25秒
うえーん、すいませーん!!(泣) / MARS
 悪気はないんですが、どうも他人のキャラクターを動かしてしまう。
 悪い癖ですね。でも、そうしないと話がかけないんですよ・・・言い訳やネ(泣)
 とりあえず気を付けます。ところで李さん、俊景の策ってまじで何?
97年12月05日:01時48分38秒
困ったな(建国編) / ハリ=ハラ
 なんせ、獅明は今動けんのだ。
 オプションに餌やっとるし、街の外れにいるし・・・
 いっそのこと、オプション隠してさっさと戻るかな。
 だが、それだと時間的に、多少無理があるな・・・
 追っかけてきていた、忍びが居たよね?
 あれでも切ってようかな、暇だし(こら)
97年12月05日:01時42分20秒
いやぁ(建国編) / ジョーカー
 他のキャラの反応まで書いてしまったので言うことがなくなってしまったのでは…
97年12月05日:01時25分59秒
戦いの結果は(建国編) / ハリ=ハラ
 「何をおっしゃられておるのですか!
  戦いの結果は、あなたが決めるのです!!」
 
 by熱い一般兵卒(笑)
97年12月05日:01時24分09秒
外伝(妖編) / ジョーカー
 「やれやれ困ったものだ」
 
 そこは宿場町の宿。その瓦の上。天には月が浮かび星が埋め尽くしている。
 屋根に登ってうつらうつらしていた眼赤は雷吼がそんなことを言いながら
 よじ登ってくるのを見た。そうえばなにやら下が騒がしかったが。
 
 「どうした雷吼?」
 
 旅の間は殿やら、さんを付けていては怪しまれるので
 名前で呼ぶことになっている。
 
 「眼赤か。そんな所にいて寒くないのか?」
 
 誤魔化そうとしてか雷吼が質問に質問を返す。
 
 「抜かせ、俺は妖だぞ。この程度の寒さ、寒さの内に入るか」
 
 と言いながらその実ムラサキと葉嬢に湯たんぽ代わりにされるのに
 嫌気が差したのだった。
 
 「それより俺の質問に答えていないぞ。どうしたんだ?」
 
 雷吼の顔が渋い茶を呑まされたように歪む。
 
 「まあ、その…どうも凝り性のようでな」
 
 何が何とは言わないが。
 
 「まぁったく、何考えているんだい」
 
 反対側からはさのえがよじ登ってくる。心なしか顔が赤い。
 
 「「どうした?」」
 
 雷吼と眼赤の声が期せずして揃う。
 
 「えっ?」
 
 その時になってさのえは二人に気付く。
 
 「何でこんな所にいるんだい?」
 
 澄まし顔で眼赤。
 
 「星が綺麗だったのでな」
 
 在らぬ方を見やりながら雷吼。
 
 「月見酒でもしようかと…」
 
 眼赤はともかく雷吼の方は歯切れが悪い。
 だがそれをさのえが訝しく思うよりも早く
 
 「そう言うお前は…お前はどうしたんだ?」
 
 雷吼が聞く。
 
 「えっ、そのまぁ。…何となく」
 
 顔を多少赤らめながら言葉を濁す。言えない。まさか本当のことを言えるわけもない。
 
 それを察したのかそれとも。雷吼は笑みを浮かべて瓢箪を持ち上げる。
 
 「まあどちらにせよ、ここは冷える。酒でも飲んで暖まろうじゃないか」
 
 手品のように御猪口を三つ取り出し、止める間もなく酒を注ぐ。
 月を肴に屋根の上でささやかな酒宴が始まる。
 
 だがしばらくしてから眼赤は心中密かにごちる。
 
 (どうも俺は邪魔者のようだな)
 
 「じゃ、俺は寝るわ」
 
 返事を待たずに宿の中に潜り、目に付いた布団の中に潜り込む。
 
 その後、屋根の上で何があったのか…それは月と星だけが知っている。
 ただ、明朝のさのえの第一声が
 
 「う〜〜頭痛い」
 
 と言うところから見て色気には欠ける展開だったようだったが…
 
 いやぁ、打鍵が滑る滑る。あまりも面白いシチュエーションだったんで
 思わず書いてしまいました。(^^;
97年12月05日:00時59分01秒
うーん、寂しいノー・・・ / MARS
 なんか妖編におされて建国編がまったくだね。
 話がでかすぎるから動かしずらいのかのー・・・
 ところで戦の結果って誰が決めるの?
 やっぱり、李さんかRayさんなのかなー・・・
 
97年12月05日:00時41分08秒
でも(妖編) / ジョーカー
 の割には混血が可能なんだよなあ。
 根っ子は同じなんじゃないかなあ?
 何が何とは言わないが。(笑)
97年12月05日:00時28分46秒
ふぅむ(妖編) / ハリ=ハラ
 だが、なんとなく相模はやばそうな気がするぞ
 いや、ただなんとなくだが
 あと、丁とセットのされてる雷吼も、結構危険なのでは?
 理由は、どちらも
 
 「「偽装とは、より完璧であるべきなのですよ」」(by相模&丁)
 
 と言って、宿に泊まったときに・・・
 これ以上は言えん(笑)
97年12月05日:00時25分41秒
結界(妖編) / ジョーカー
 「山奥の、それも地面の下だったからな」
 
 長らく人の目を逃れていた理由の半分がそれ。もっともそれだけでは
 隠しきれない、逃れられない。彼らからは。
 
 「それともう一つ。結界が張ってあったのさ。この森と同じように」
 
 張っているのが「管理者」だけに、それは非常に排他的であり
 それだけに強固な結界だった。「天と地の力(テェ=ライ)」を持たぬ者には
 入ることは出来ても辿り着けぬ。戻ることも出来ぬ。空間が重層的に
 重なっているのだ。正しき時、正しき道を選ばねば『狭間』に落ちることとなる。
 それは刻一刻と変わり、内部にいるものと心話を交わさねば
 たとえ妖とて同じ道行きをたどる。元は大戦期の避難所であったらしい。
 これは雷吼は知らぬことだが。
 
 「もっとも御大が健在でなければ結界とて緩んでしまう。
 それを支えてたのは一人の法師姿の男だった。
 御大を倒したのはこいつだったらしい。よんどころない事情によって
 矛を交えたがその償いとして復活まで引き継いだのだと」
 
 飄々とした初老の男だった。もっとも御大とため口を聞いていた以上
 並々ならぬ力の持ち主なのだろうが。
 
 「ところがこいつが甘い奴でな」
 
 雷吼の渋い声に含まれる粒子は何とも形容しがたい。蔑むような苦笑するような。
 矛先は他ならぬ本人に向いていたが。
 
 「言い付けを聞かずに『狭間』に落ちた餓鬼など放っておけば良かったのだ。
 そうすれば犠牲はそいつだけで……俺だけで済んだのだ
 
 声は重く暗い。両の肘を掴んでいた手は白く骨が浮き出し
 あまつさえ上腕に食い込み、血すら流れ出している。
 
 「その男は俺を助けるために結界をほんの少しだけ緩めた。
 結果、俺は助かったがその隙をつき同様に『狭間』に落ちていた
 奴らの手先の妖まで戻ってきてしまった。俺は取り憑かれ…隠れ里が
 燃えるのをこの目で見たのさ」
 
 雷吼に取りついていたのはその妖の分身だった。それを雷吼以外にも
 幾つも放ち、主に子供に取り憑かせる。血の涙を流しながら
 彼らは自らの親を、同朋を手に掛け、相手は幼子を、我が子を
 殺すことも出来ず為す術もなく討たれていく。峰打ちしようにも
 子供の身体を動かすのは妖。たとえ骸(むくろ)になろうとも
 動き、向かってくるのだから。ましてや『狭間』より帰ったのは
 雷吼と妖だけではない。地獄絵図という言葉すら生ぬるい。
 それを淡々と、いや極限までに感情を押し殺し雷吼は語っていく。 
 
 「その混乱の中で姉さんが男の力を借り、本体を討ちに行った。
 俺が生きている姉さんを見たのはそれが最後だった……」
 
 堪えきれずに雷吼の肩が震えた。
 
 雷吼  一同に向かって
 
 誰が誰だか分かる人には分かるでしょう。一読瞭然ですね。
97年12月05日:00時10分27秒
んっじゃ、さのえは・・・(妖編) / Dr.李
 然無と夫婦にするかぁ?
 いやまて!
 いっそ、相模と!
 (何故?)
 
 こう、わざとわけてやね、お互いの気持ちをはっきりさせて、かつ素直にさせるという・・・丁を出汁にして、さのえと雷吼に幸せになって貰おうじゃないですか、いやー、描写のしがいがあるねえ、お二人( ! ^o^ ! )
 がんばれー(無責任万歳!)
97年12月05日:00時00分55秒
鴉は(妖編) / ハリ=ハラ
 外見年齢は、二十歳から五十ぐらいまで大丈夫でしょう。
 ちなみに、今の外見年齢は二十八ぐらいです。
 
 >雷吼と丁を夫婦に・・・・(笑)。
 実は考えた(笑)
 でも、言い出すとさのえに殺されそうで・・・
97年12月04日:21時05分18秒
(妖編)ムラサキはね。 / Dr.李
 ムラサキは、年齢は12です・・・。
 でも16才くらいでもええですよ。
 余り小さいと困りましょうし・・・。
 
 雷吼が16才うんたらって言ってたような・・・。
 
 「ふーん。」
 とりあえず、納得する。
 「大人って難しいんだね。」
 うんうん。
97年12月04日:20時45分12秒
皆さん(妖編) / ジョーカー
 年齢も結構重要な要素だと思うのでそれぞれの外見年齢を列挙しませんか?
 実際はいらぬ。何でかっつーと葉嬢あたりがヤバイから(笑)
 丁辺りもなにやら。一桁代の年齢だったりして。
 いやあ、最初の頃に皆さん書いておられたと思うのですが
 あの膨大なログから検索するのはえらい手間がかかりそうなんで。
 
 雷吼は二十代半ば。雰囲気的に落ち着いている方なので
 もうちょっと年長に見られるかな?
97年12月04日:17時57分06秒
独り言(妖編) / 月夢
 雷吼と丁を夫婦に・・・・(笑)。
97年12月04日:10時25分30秒
実際には(妖編) / ハリ=ハラ
 鴉って、あったま悪いねん。
 そやから、誰か他の人にええ案出してもらえんかなぁ〜、って(^^)
 まあ、わしかてしっかり考えてまっせ。
 しかし、多くの状況に対処できるように、かぁ・・・
 むつかしいのう。
 
 「細かい事は、雷吼様、さのえ様がお戻りになられてから決めるべきで御座いましょうが・・・」
 いったん言葉を切る。
 「少なくとも、雷吼様はこちらの御二方の側にお行きなさるでしょうな。」
 
 鴉より 相模へ
 
 ま、私はアクシデントが起こっても物語的には良いんじゃないかと思って発案したんですが。
97年12月04日:07時47分28秒
応諾(妖編) / タイガ
 鴉の提案に
 「その方が良いかもしれませんね。
  で、どのように分けますか?
  あまり偏った分け方にすると不自然ですし、
  かといって、護衛である以上、何が起きるか判りませんから、
  できるだけ多くの状況に対処できるようにしなければなりませんよね?
  ちなみに僕はどう分けてもその点は大丈夫ですが」
 一瞬、ムラサキと葉嬢に視線を向ける。
 (しかし、この二人から離されたら、護衛をする意味がなくなるな……)
 
 異端陰陽師「相模」より一同へ
 
 あまり多くに分けると、何らかのアクシデントがあったときに(どれかが引き離されるなど)、
 連絡が取れなくなってしまうなどの危険がありますよ。
 二つぐらいで良いんじゃないかな。
 
97年12月04日:06時55分19秒
(妖編)聖地 / Ray
 何故か、一昨日辺りから拙宅のPC9821の調子が変で、しばしば原因不明のシャットダウンを起こし、無駄になった書き込みも数知れず。 仕事の方も忙しい上、”重い”キャストばかりなので一回の書き込みも自然と長くなる(人それを自業自得と言う)故、トばれるとダメージでかいです。(涙)
 
「神狼王か……『復活途中』と言う事は、そなたと姉が訪れたのは、未だ汚されていない『聖地』だったと言う事か……。」
 雷吼の言葉が思ってもみなかった物だったか、神奈備は実に意外そうにそう応えた。
「彼の『大戦』から千年。『異邦の者』の蹂躙より、無事に残った『聖地』は最早無い物と思っておったが……正に、この森に閉じ籠もって居るだけでは識る事の出来ぬ事も多いと云う事だな。
 しかし鈴鳴殿までが彼のモノを見知り居るとは、恥ずかしながらこの吾も今の今まで知らなんだわ。」
 
 年長組さん(笑) 神奈備 より 一同へ
 
 あ、短い。殆ど茶々入れですね。
 神奈備が説明していない事ですが、『聖地』とは『管理者』が与えられたテリトリーの中枢の事。此処か『核』が失われなければ『復活』も可能でしょう。
 『神狼』のテリトリーは地上であるが故、人間達により汚される事が多かったと云う事。大戦期には特に、組織的に『聖地』が破壊されたのでしょう。
 しかし『異邦の者』とは大人しい表現ですね。実際には異せ……ヤバいヤバい。(冷汗)
97年12月04日:02時09分58秒
返事(妖編) / 月夢
 ムラサキの素朴な疑問、それに対し葉嬢がきっぱり答える。
「そうゆう小難しい事するのが好きなのよ」
「妙に説得力のある発言じゃのう」 思わず納得する宵闇、誰を基準に考えているのやら。
 
 という事で返事して起きました(笑)。
97年12月04日:00時28分54秒
re:ふと思う(修羅刀編) / ジョーカー
 分かんないよ?暁雲は邪魔できる霊力ないけど炎は傀儡にトラウマ持っているから。
 土壇場で何すっかわからない。それともう一つ。霊力には負数がある。
 わびさびのないことはしないけどね。
97年12月04日:00時12分19秒
うみゅみゅ(妖編) / ジョーカー
 雷吼の言動に対して神奈備の反応がないのなら明日あたりに
 続きを書いてしまおう。
97年12月04日:00時08分57秒
あっ(妖編) / ハリ=ハラ
 嘘発見器の針が振り切れてる。
 おかしいなぁ・・・
 こないだ替えたばっかりなのに。
 どうして、うちの嘘発見器はこうもよく壊れるんだろう?
 私はこんなに正直者なのに・・・
 
 
 ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・ブッ・・・・・・
 
97年12月04日:00時03分22秒
発案・其の二(妖編) / ハリ=ハラ
 先の言葉に続ける。
 「つまり、二つないしは三つの組に分かれ、それぞれが偽装するので御座います。
  全体をまとめる事は難しくとも、これならば問題御座いますまい。」
 
 「いかがで御座いますか?」
 
 鴉より 一同へ
 
 ムラサキの質問は、誰か答えて。
97年12月03日:23時58分46秒
なにをゆーてはりますのん(妖編) / ジョーカー
 どこの方言なんだか書いている本人も分かっていないが。(笑)
 
 >はあ、私は知りませんでした(笑)
 
 嘘付けぇい!(爆)
97年12月03日:23時55分43秒
も一つ思いついた(妖編) / ジョーカー
 誰が入るのかは分からないがムラサキ組じゃない方は
 それこそ本当の追っ手のように振る舞うのが良いかも知れない。
 そうすれば他の追っ手を牽制できるし。別々の組が付かず離れず
 動いても違和感がない。双方の連絡は相模に連絡用の式札を貰えばいいし。
97年12月03日:23時53分12秒
あれ?(妖編) / ハリ=ハラ
 >狙われるのは基本的にムラサキだから最強の戦闘力の持ち主を
 >くっつけにゃならんのよね。ってーことは鴉か?(僕は知っている)
 はあ、私は知りませんでした(笑)
 まあ、びきみな沈黙の丁さんが結構恐いんだけどね。
97年12月03日:23時38分48秒
いずれにせよ(妖編) / ジョーカー
 狙われるのは基本的にムラサキだから最強の戦闘力の持ち主を
 くっつけにゃならんのよね。ってーことは鴉か?(僕は知っている)
 でもムラサキが囓られたらシャレにならんのだよな……。
 
 でも雷吼は知らない。(笑)神奈備辺りなら気付いても良さそうなもんだが。
 
 ひょっとすると彼女が最強かもしんない……だって夜光さんのキャラだし。
 
 ドライな見方をすると雷吼はムラサキ、葉嬢、眼赤のセットに
 自分とさのえをくっつけると思う。で、もう片方は鴉、相模、丁、然無になる。
 なんでかとゆーと雷吼の性格からして、ムラサキとさのえからは目が離せないと
 思うと思うのだね。で、目の届くところにいると。うんでもって
 完全な信用のおけない鴉と相模と丁を然無に監視して貰うわけ。
 名目としては雷吼組は兄弟+飼い猫。然無組はそれこそ宵闇が
 言ったようにどこぞの名家の娘とその護衛かな?然無と鴉が護衛で
 相模がお目付役だとより自然かも。
97年12月03日:21時56分57秒
(妖編)ムラサキ / Dr.李
 「ふーん。」
 よくわかったような、分からないような顔でうなずく。
 「でも、どうしてそんなコトするの?」
 根本的にどういう状況かわかってないらしい。
 
 ・・・でもほんとは、こんなに人なつっこくないんだけどね。
97年12月03日:21時51分46秒
れす:分け方(妖編) / Dr.李
結局、葉嬢・ムラサキ・眼赤は3点セットで、
 雷吼・さのえと鴉・相模はそれぞれ2点セット。
 然無と丁も2点セットでいいじゃん。
 
 まあ、商人と法師でわけたら?
97年12月03日:21時48分07秒
(妖編)ムラサキ君公開(やっとかい!) / Dr.李
この子は、<格闘><蟲術><耐性><意志力><観察><陰身><運動>持ってます。
しかも中級。 で、能力値が443343で不死蟲・戦鬼蟲もち。
現在の因縁
目的・”生存”<中級>
感情・”葉嬢・眼赤への信頼”<中級> です。
あれー?
雷吼まだ信用されてないじゃん(笑)。
97年12月03日:19時28分36秒
すみません / ハリ=ハラ
 勝手な事言ってすんません。
 いやあ、暇だもんで
97年12月03日:18時59分29秒
いや!いかん!!(妖編) / ハリ=ハラ
 然無をそんなにないがしろにしてはいかん!
 彼の人柄と人徳は、この先きっと必要になる!!
 
 
 ・・・と思う(^^;)
97年12月03日:18時56分56秒
実は(妖編) / ハリ=ハラ
 一番汎用性が無いのが然無やねん。
 で、然無をどうするかでこまっとるんよ。
 私の希望としては
 雷吼・さのえの組み合わせか、それがだめならさのえ・丁の組み合わせは作りたいのだが。
 
 葉嬢・ムラサキのがき・・じゃなかったお子様組みは、無理すりゃ大概のとこに入れられるし。
 丁・相模・鴉は汎用性高いし。
 やっぱり、生臭坊主が・・・
97年12月03日:18時18分46秒
いやあ(妖編) / ハリ=ハラ
 形だけでも夫婦にしてやろうかと(笑)
 それじゃあ
 
 さのえ・丁・葉嬢+眼赤の三姉妹+αセット
 雷吼・相模・鴉の商人護衛付きセット
 然無・ムラサキの坊主とがきセット
 
 と言うのはいかが?
 しかし、ぼけとツッコミのバランスは?と言われると悩むなぁ。
 うぅ〜〜ん
97年12月03日:18時02分54秒
RE:分けかた(妖編) / 蒼
>さのえ・雷吼・葉嬢・ムラサキの家族セット
 眼赤「何!あの口より先に刀を振り回す娘が二人の子持ち
     そりゃあ、ちっとむりがあるだろう。・・・なに兄弟?それならまあいいか。」

 すまぬ、ふと思い付いてしまったもので。
 ハリ=ハラさんの案だと眼赤いないんだもん。まあ葉嬢とセットなんだけどさ。
 ・・・ボケとつっこみのバランスがとれんときついかも知れん。
 家族セット、雷吼がどこまで頑張れるかと言う点がポイントか。

 ・予言。
 雷吼はさのえで手いっぱい。眼赤は葉嬢、ムラサキ片方みてると片方がなんかやらかす。
97年12月03日:16時14分08秒
分けかた(妖編) / ハリ=ハラ
 三つぐらいに分ければどうですか?
 
 さのえ・雷吼・相模の陰陽師と用心棒セット
 然無・葉嬢・ムラサキの子連れ坊主セット
 丁・鴉の芸人セット
 
 とか
 
 さのえ・雷吼・葉嬢・ムラサキの家族セット
 丁・相模・鴉のお嬢さんと下人・番頭セット
 然無の胡散臭い坊主(そのままやな)
 
 とか
97年12月03日:15時27分31秒
拳は(妖編) / 月夢
 やめたほうがいい、混乱に拍車をかけるだけでしょう、さのえとか相模とか然無とかうけてたちそうだし(笑)。
 葉嬢に商人の娘?育ちが悪いとはいわないけど礼儀作法知らないよ(笑)きっとムラサキもそうだろうし、奔放な二人組だから(笑)。
97年12月03日:14時56分28秒
「酒盛り」妖編 / 夜光
 誰が一番はじめにつぶれるか楽しみ楽しみ(笑)
 しかし、妖編にはラブコメの呪縛あり。
 さて、まともにいくかな?
  偽装の件ですが。旅芸人よりも商人の方がよいと思います。
 ある程度力を持った商人ならば、サムライなどを護衛に持つこ
 ともあるでしょう。
  ムラサキと葉嬢はその商人の子供とすればばっちりですし、
 相模や鴉は如才なく演技できるでしょう?
  丁はあれはあれで如才なく演技できるはずですし。男装させ
 れば様々な役職を受け止めれるでしょう。
97年12月03日:14時45分46秒
こらこら(妖編) / ハリ=ハラ
 そんな事になったら、全員眠らしちゃうぞ。
 一服盛るもよし。
 術使うもよし。
 こぶしで・・・
97年12月03日:14時25分42秒
予告(妖編) / 月夢
 そこはとある酒場、何の気なしに一行が立ちよった、それが悲劇の始まりだった。
 酔って暴れて絡むさのえ、
「らーいこー」
 純粋に暴れる相模、
「げいしろー、からすー」
 そのまま勢いに流される鴉、
「はいはい、わかってますよ」
 煽る然無、
「うむ、ほれほれ、もっとのめー」
 日頃から変わった人だがきっと酒飲むとやっぱり変な人だと思う丁、
「たのしーわねー」
 酒なぞ飲んだ事ないだろうから酔っぱらうだろうムラサキ、
「うにゃあ・・・」
 育てた周りが周りだから酒は強いが陽気になる葉嬢、
「あははは、いーいじゃない」
 もはや諦めの境地、眼赤、
「やっぱりこーなるんだな・・・」
 どーする雷吼、ふぁいとだ、雷吼、君が責任者だ。
「おれにどーせいっちゅんじゃあ!!!」
 
 
 ごめん、なんか変なシーンを想像してしまった(笑)。
97年12月03日:14時13分50秒
ふと思う(修羅刀編) / 月夢
 滅光と炎と暁雲と怨麗が手を出さなくなったようだから海淵が修羅刀引き上げる必要ないなあ。
 修羅刀ほっといてもやられそうもないし、亜夜だけでも生き残ってくれれば修羅刀編続けられるし、姉妹の戦いの方が奇麗だったかも、まだ引き上げてないから考慮にいれておこう。
97年12月03日:12時18分46秒
「少女」修羅刀編 / 夜光
  この子たちのことを忘れていたので時系列は少しおかしくなりますけど。大丈夫かな?(^^;
 現在は封印が被さった状態なのでさほどではないのですが。実は枯蔦より少女の方がデータ的に
 は強いらしい(^^;そして、この書き込みは冥道が閉ざされる前のものです(^^;
 
 「なんのつもりかは判るが……、止めておいたほうが良いぞ。
  それに俺は今こいつを殺すつもりはない」
  そんなことは信じられない。この人はお兄ちゃんをいじめた悪い人だもの。
  少女は首を必死で左右に振り、蜘王がお兄ちゃんにに近づかないように牽制する。
 「やだ」
  決死の覚悟で蜘王の前に立ちふさがる少女。傍目には風に吹き消される蝋燭の火よりも簡単に
 消えてしまう用に見えた。
 
 (それでいいのですか?)
  聞こえるはずのない声が聞こえる。
 (利用されたり、捨てられたり、殺されたり、そんなことばかりで全てを終わらせるのですか?)
  それは思い出したくない記憶にふれてくる。
 (やるべきことがあるのでしょう?まだ終われないのでしょう?物わかりよく今を受け入れますか?鬼の宿命?あなたを救わないない宿命
 に何の意義が?)
  鬼なんてしらない、宿命なんて知らない。なんでこんあ声が聞こえてくるの!?
 (あなたの痛みと苦しみをわからせてやる必要がまだあるのです)
  もう、人を傷つけるのはいや!!
  思い出したくない記憶が心を砕くほどの凍てついた恐怖が吹き荒れる。
 (それでいいのです、さあ手を伸ばしなさい、あなたなら感じるでしょう?目の前の冥道よりこぼれ落ちる力を、あなたと同じ、苦しみ、
 憎む心地よい気の流れを、それを取り込みなさい)
  決めたの、お兄ちゃんと一緒にずっと遊ぶんだって。お兄ちゃんと一緒なら優しくなれるんだって。
 (さあ、迷うことはありません、目の前の者たちは危険です、今のあなたでは負けてしまうかも知れません)
  お兄ちゃんがけがするくらいに強い。今の私じゃ助けられない?
 (落ちつきなさい、今はだけです、今のあなたはしばらく戦場より離れていたせいで力が落ちています、それを回復させるのに時間が必要
 なのです、ですから今は生き延びねばなりません、泥を啜り、人の血肉を食らいても生き延び、最後にあなたが勝たねばならないのです、
 そうでしょう?あなたはここで消える訳には行かないのでしょう?)
  うん、そうだね。
 (悩むことはありません、目の前の力を受け入れ、それで一時この場を離れなさい、あなたには復讐を果たす最高の舞台を用意します、そ
 して最高の力を手にれるお手伝いもね)
  少女の瞳がうつろに翳る。その言葉は少女にかけられたものではないというのに。
 (さあ、迷うことはありません、それがあなたの最良の選択支です)
  開いた冥界への入り口から凶悪な何かがやってくる。それはとても近しい何かににていた。自分もかつてはその一部にしかすぎなかった
 忘れていたい記憶が。死をもたらす黒い陰がそっと忍びよろうとしていた。
  大丈夫。お兄ちゃん『だけ』は大丈夫だから.....
 (刃夜。だめ、もう一度もどったらかえってこれないよ!)
  心の中に眠るもう一人の自分が声をかける。
 (鎮陽、お兄ちゃんはいっぱい大切なものをくれたんだもん。今度は私があげるばんだよ)
  そう言葉を手繰れる少女が言う。
 (けど...)
  心配そうに心を伝える少女。
 (大丈夫。お兄ちゃんが生きていればきっと帰ってこられるよ)
  無邪気などこまでも透明な優しさをまといながら少女はそういう。
  それと同時にその体から修羅刀に勝るとも劣らない妖気が吹き出し始めていた。
 
 枯蔦のつれている少女 刃夜 より 元金剛機狩 蜘王へ
97年12月03日:11時42分42秒
「オニ」修羅刀編 / 夜光
  心珠を回収した以上。滅光がここにいつまでも残る理由はないのだけれども。滅光のうちに
 取り込まれた双角はまだ用事があるでしょうね....
 
 「、、ああ、そのとおり」
  一目見るだけでわかる。二つの意志が一つの体の中で暴れかけているのが。
  その姿に満足げな笑みを浮かべるとそっと手をさしのべた。"麗"に向かって。
 「お前が望むなら命を一つやろう」
  その手がそっと開かれる。そこには鋼でよろわれた球体が存在した。
 「ここにあるのは一人のオニの魂。一人のオニの命そのもの。」
  それは失われたはずのもの、もう二度と巡り会えるはずのない人の残滓。
 「肉をつくりこれを与えれば生命を呼び戻すこともできよう」
  その瞳は狂的な輝きを帯び、その声には深い慈悲が宿る。そしてそこにあるというだけで
 圧倒的な存在感を与える。気を抜けばひざまずいてしまいたいほど、そしてすべてを捨てて
 死を選びたくなるほど。
 「けれど、その命も体もオニのもの。それを我がものとするならば鬼の宿命を受け入れねば
 ならぬ」
  その声は冷徹な陰陽師を思い浮かばせる。
 「選ぶのは汝らだ」
  とてつもない不安と同時に希望と安堵を感じさせる笑みをその口の端にのせて。
 
 「鬼神」滅光 より "麗"へ
97年12月03日:07時05分37秒
(建国編)密談 / Ray
 鴛夜と守矢の二人が用意された部屋に入ると、さほど間をおかずに膳が運ばれて来る。
「まずはこれを腹に入れ、それから暫く眠っておくが良い。今夜の内にその社とやらに着く様にしたいからな。」
 膳を覗き込んだ鴛夜は、一つを守矢の方に押し遣るとおもむろに箸を取り、速やかに己の分を胃袋の中へと移動させて行く。
 細身の身体の何処に入るのか、驚く程の早さで大きな膳を平らげてしまうと、懐から式札を取り出す。。
「私は一寸用が有ってこの部屋を空けるが、取り敢えずこの式を打って置くとしよう。
 見張り用の式故、何か有れば直ぐに分かる。まあ、気にせずに安心して休んでいたまえ。」
 そう言うと、式を部屋の片隅に顕現させ、守矢の返事も待たずに姿を消す。
 守矢は式を見返す。梟型の式は、無表情に凝っと見つめてくる様で一寸不気味に思えた。
 
 鴛夜は、郭の者を捕まえて目的の場所を聞き出すと、遠慮会釈無くその部屋へと踏み込んだ。
 そこに居たのは一人の女性。背を向けて、気怠げに長煙管をくゆらせるその姿は、何処か媚態を含んでいる。
「郭の花魁とは良く化けたものだな、『右京太夫』。いやさ『疾風の右京』。」
 その声に振り向く『右京』。珍しいものでも見たかの様に目を丸くしてみせると、婉然と笑みを浮かべて言葉を返す。
「そう言うアンタも、とうとう「年貢の納め時」になったそうじゃないか。話は聞いてるよ。
 今度の計画にはアンタも関わってるんだろ? 良くこんな短い間に『あの方々』の信任を得る事が出来たもんだねぇ。」
 感心した様なその言葉に、憮然とした表情で応じる鴛夜。
「……代わりに「生殺与奪」はしっかりと握られたよ。今でも「怖いお目付役」が付いているしな。
 その事はまあ良い。早速だが最新の情報が知りたい。「三国」の方はどうなっている? それとこの街の下準備は?」
「そう慌てない。アタシは一仕事済ませた後なんだから、まだ眠いのよ。」
 そう言って欠伸を洩らす右京に、
「ほう、本来の仕事を蔑ろにする気かね? そう言う事なら、私の方から『あの御方』にご報告申し上げようか?」
 そう言いながら懐に手を差し入れ、何かを掴み出す仕草をする。
「冗談。只の冗談よ。……全く、その性格だけは死んでも直らないわね。」
 慌てる右京の姿を、実に満足げに見遣りながら更に促す鴛夜。
「では始めて貰おう。『波蘭』の進行は如何かな?」
 
 謎の陰陽師 鴛夜 と クノイチ 『疾風の』右京
97年12月03日:06時57分09秒
LOG 015 / sf
天羅万象掛け合い所 LOG 015として1997年11月27日から1997年12月03日までのログを切り出しました。
天羅万象掛け合い所ログ / TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先