天羅万象掛け合い所 LOG 015

天羅万象掛け合い所の1997年11月27日から1997年12月03日までのログです。


97年12月03日:02時13分19秒
発案(妖編) / ハリ=ハラ
 「確かに、全てをまとめてなおかつ違和感の無い集団と言うのは難しすぎましょう。」
 相模の意見にも同意する。
 その上で、一つの案を出す。
 「ならば、一つにまとめねばよろしゅう御座います。」
 
 鴉より 一同へ
 
 無理して一つにする事無いでしょ?
 いくつかに分けても問題無いのでは?
 ちなみに、鴉が出来るのは
 一般人全般
 各種芸人
 行商人
 法師
 ぐらいなものですか。
97年12月03日:00時59分29秒
それと(妖編) / ジョーカー
 さのえが混ざっても当方は一向に構いません。(笑)
 基本は然無だけど。
97年12月03日:00時49分28秒
訂正(修羅刀編) / ジョーカー
 胴が→胴の太さが
 です。ごめんなさい。
97年12月03日:00時40分18秒
暁雲(修羅刀編) / ジョーカー
 「かえって迷わせてしまったようにも思うがの。
 ただ愛するものを失った者を見ることほど嫌なものはなくてなぁ。
 言わずにはおれんかった。忘れるな、お主を失うことで悲しむ者がいることを…」
 
 言葉の最後の方はかすれ、夕霧に届いたかどうかも定かではない。
 瞑想に入る間際のことだったのだ。
 
 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
 
 「雑音」を送り干渉の邪魔をしていた暁雲だったが不意に躯が崩壊していくのを感知する。
 急遽霊力を修復に振り分けるが、そのせいで妨害に必要なだけの霊力を使い果たしてしまう。
 
 (さて修羅刀でなし、あのサムライでなし、戦鬼蟲飼いでなし。
 ましてやあの龍や炎であるはずがなし。となるとこんなことが出来るのは
 彼らしかおらんじゃろうなあ)
 
 当たり前の結論を導き出しながら意識を表層へと引き上げる。
 目を開きながらゆっくり立ち上がり後ろを向く。
 その動きは隙だらけのようで隙がない。
 
 「躾が悪いのう。親に後ろから斬り付けてはいかんと言われなかったか?」
 
 ふざけたことを言いながら袂をまさぐり
 
 「朽縄よ」
 
 の言葉と共に細長い物を投げ付ける。それは胴が一尺ほどもある大蛇。
 それが口腔を広げ「彼」を頭から呑もうとする。尾の先は暁雲の袖の中に消えている。
 抜く手も見せぬ閃光。「彼」の視界を埋めた顎は寸断され地に落ちた物は一条の布だった。
 一瞬の内に言葉を媒介として幻覚を見せたのだ。
 斬って捨てねば「彼」とて幻覚を真実と思い、死を迎えただろう。
 
 再び開けた視界の中で暁雲はどこから取り出したのか一本の杖を手にしていた。
 それは縮尺を別にすれば金剛杖と言っても良いだろう。
 だがその太さは長さは暁雲の身の丈が二丈はないと扱えぬ程の物だった。
 
 「久しぶりで長さを間違えたか」
 
 その独り言が終わるやいなや杖がするすると普通の長さに変わっていく。
 
 「霊力がないから陰陽術は駄目、法術も駄目。妖術でも良いが
 おおっぴらに使うのも何だし、まだ人間の振りはしていたい。
 となるとこうなるな。素手でも良いがその得物相手には分が悪そうじゃしのう」
 
 飄々とした笑みを浮かべながら金剛杖を構える。
 
 「今度はさっきのようにはいかんぞ」
 
 どこか楽しそうに暁雲は言った。
 
 暁雲  夕霧、「彼」に向かって
 
 この金剛杖は妖力の生体武器を杖の形にした物です。
 従って実質的に素手と変わらないのですが妙な凝り性のある暁雲が
 わざわざ杖にしたんです。素手で刀を受け止めたりしていると怪しまれますしね。(何を今更)
97年12月02日:23時53分12秒
いいですけど(建国編) / ハリ=ハラ
 いやあ、今まで獅明が出て来たシーンで、名前が出てくるのは鴛夜が
 「おや、獅明。少年が気になって戻って来たのかね? 君にしては珍しい事だね。」
 と言ったのが初めてなんです。(笑)
 それ以前には全く(守矢にも)名乗ってないので、芙蓉がどうやって調べたのかな?と
 まあ、それは忍びの情報網で、と言ってしまえば終わりなんですがね。
97年12月02日:23時06分40秒
(建国編)九道 / MARS
 あれ?確か芙蓉が俊景に獅明のことを伝えたと思うんですが、ハリ=ハラさん・・・ 
 もし違ってたら伝えていたと言うことにしといて下さい。
 
 
 「優しさは・・・戦いでは仇になる。事が終わるまではしまっておけ俊景・・・」
 じっと川の流れを眺め、そして下流でたたずむ夕林を見やる。
 「その優しさが誰かを傷付けることもある。お前にとっては芙蓉か?」
 「っな・・・」
 「何を言っているのだ九道・・・俊景様にとって私は道具。道具が傷つくことを恐れていてはなんにもならないわ・・・」
 「芙蓉・・・誰がお前を道具と申した・・・俊景殿も九道殿もお主を道具とは思うておらぬ。自分を辱めるのもいい加減にせんか・・・」
 穏やかながら強い意志を感じさせる兵衛の言葉がいきり立つ芙蓉をたしなめた
 「・・・・」
 じっとうつむき、唇をかみしめる芙蓉・・・
 「もっと自分の気持ちを大切にいたせ・・・」
 兵衛は穏やかな笑みを浮かべ人間らしい表情を見せる娘をいとおしく感じた・・・・
 「とにかく・・・策の方は俊景に任せる。俺はただ戦うのみだ・・・」
 九道はそういいながらここにいる全ての人間の幸せを心から願った・・・早く戦で乱れることのない国を作らねばと新たに誓う九道だった・・・・
 
 
 と言うわけで兵衛を好き勝手に動かしてしまいました、ごめんねRayさん
 ところで今日発売されたRPGマガジンに載ってる「ときめき天羅学園」ってなんやー!!!
 そんな事すると掛け合い所でやっちゃうぞ!!題して(トキメキ編)・・・誰がやるっちゅうねんー!!あ、俺やるんだったら気弱なメガネっ子ネ
97年12月02日:22時52分36秒
一ヶ月前・三日月の下で(妖編) / ジョーカー
 雷吼は横顔を見せ笛を吹いている。
 近付いていくと分かるがやや奇妙な横笛だ。
 然無にはその知識は無かったがケイラと呼ばれる鬼達の楽器である。
 無心に吹くのが名手というものなのだろうが雷吼はその域には達していない。
 その横顔は無表情でありながら何かに怒っているように、泣いているようにも見えた。
 その音色は暖かみを感じさせながらもどこか物悲しい。
 当然といえば当然の話。これは「彼ら」の弔いの調べなのだから。
 然無が近寄ってくるのを感じたか旋律が途切れる。
 
 「ああ、あんたか」
 
 顔を向けながら雷吼が茫洋とした声で反応してくる。
 さっきまでの目線をたどると小さな木彫りの人形。
 おそらくはこれが雷吼のここ数日の成果なのだろう。
 
 「冷えるな、今夜は」
 
 目の前のサムライはそんなことを言う。そう言う割にはさほど寒そうには見えない。
 
 「悪いが一杯さ…いや般若湯を貰えるか」
 
 すっと伸ばされた手には適当な木を削ったものだろうか
 小ぶりの御猪口が納まっていた。
 
 雷吼  然無に向かって
97年12月02日:22時06分04秒
修羅刀を滅ぼす方法(修羅刀編) / ジョーカー
 なんか唐突に思いつきました。
 いやぁ、tomyさんの題名見て思いついたんだけど。
 夢を見せればいい、長い長い夢を。炎が適任かな。
 夕霧でも出来ないことはない。
97年12月02日:21時16分44秒
いいなあ(妖編) / ハリ=ハラ
 ムラサキはお気楽で・・・
 
 「周りから見て、目立たないようにする事で御座います。」
 ムラサキの質問にそう答える。
 「例えば、蟲の子供などは、鳥などに見付からぬよう草木と良く似た色や形をしております。
  また、成蟲になりましても、葉や枝の形を真似て敵に見つかり難いようにしているものも御座います。
  このように、姿形を変えて身を守る事を偽装と呼んでおります。
  もっとも、私どもは人型で御座いますから、草木に化けるわけには参りません。
  そこで、集団で動いてもおかしくない人々に扮して多少なりとも敵の目をくらまそう、とそういう訳で御座いまして。」
 
 鴉より ムラサキへ
97年12月02日:21時04分30秒
ライフルについて(妖編) / Ray
 初期のライフルが誕生するのは、16・7世紀のヨーロッパに於いてです。同時期の日本では、東南アジアで造られた火縄銃(滑腔銃身)を基に、 国産の火縄銃を大量生産していました。このため、本来は「戦国期」にライフリングは存在しないのですが……SBの件に関しては、銃弾の方の問題も有りますしね。
(椎の実型の銃弾は、ライフル無しだとまともに直進しない筈。)「神宮家」が修正し忘れたか、「イラストレーター」がつい描いちゃったのか、一体どちらでしょうね。
 ライフリングが一般的になるのは19世紀に入って「後装式」が登場してからです。それ以前は「前装式」の為、装填に手間の掛かる(速射性に劣る)ライフルは嫌われた訳です。
 あと「狙撃の信頼性」で「騎兵突撃」を持ち出すのはインチキですよ。「騎兵突撃」に対するのは「精度」では無く「制圧効果」ですから。
 まあ、一応『射手』の「玩具」に使われたバレルは「旋盤加工による精密工作」をされたメーカー品ですので、そこに違いが出て来るのですが。(笑)
97年12月02日:20時14分02秒
(妖編)お気楽少年 / Dr.李
  「ところで、一つお聞きしておきたいのですが。
  道中、御二方のことをどのようにお呼びすればよろしいのでしょう?」
 「おいら、ムラサキだよ。この子、ヒメちゃん。」
 不思議そうな顔をして鴉を見上げる。
 「ぎそうってなに?」
97年12月02日:20時09分55秒
(建国編)権謀術策の俊景 / Dr.李
 「まず一つ、国を攻める道理は、国を護る意志にはかなわない。二つ、この時期我が国には追い風となる気候が続く。三つ、地の利を此方が押さえている。四つ、我が軍の将兵はこと、山岳戦では無類の強さを誇る。五つ、軍律の厳しさ、統制はこっちの方がとれている。これがあえて言うなら増援を断る理由です。」
 一旦言葉を切る。
 「次に、政の正しさでは羅刹公に及ぶ国はありません。次に武を持って、九道殿にかなう者は多くありません。そして、兵は此方が精強です。これが戦をして勝てる理由でしょう。」
 不敵に微笑む。
 「さて、肝心の策ですが・・・。人は利につられ、利に滅びるものです。静狭関をご存じでしょう。あそこに誘い出します。」
 軽く目をつむり、考える。
 これ以上言うべきかどうか悩むところである、この優しい男達に。
 「ま、後は見てのお楽しみですよ。」
 
97年12月02日:19時40分23秒
なぜ、こんなとこ、まちがえたんだろう(^^;) / tomy
静夜ー>静弥です。
97年12月02日:19時30分23秒
胡蝶の夢よ永遠に(笑)(修羅刀編) / tomy
「たとえ、それで死に至ることがあったとしてもじゃ…」

ならば静夜は間違っていたのだろうか?それは決して認められない。でも暁雲の言葉も間違っているわけではない。ならばどうすればいいのだろうか。
そして気付く。もう一つの、、死よりも遥かにつらい答えがあったことに。
その答えは奇しくも沙夜の出す答えと同じだった。

「ありがとうございます。おかげで迷いが晴れました。ただ愛することとは、守ることではなく、信ずることではないでしょうか。」

「ですから私は、選びます。愛するものたちの幸せを。」
だが、その声が暁雲に届くことはなかった。

夕霧から暁雲へ
97年12月02日:19時05分14秒
消えた(修羅刀編) / 月夢
(きえた?)
 今の今まで海淵の邪魔をしていた気配が霧散する。
(・・・・介入が入りましたかね)
 上の人間がそんな事を言っていたような気がする。
(どちらにしてもこれはいい機会です)
 海淵が精神を集中する。
(もう一度し切り直させて頂きませんとこちらの予定が全部狂うのですよ)
 
 海淵
 
 海淵は修羅刀釣り上げる体勢に入りました、ただ修羅刀の精神力堅そうだから難しいかな?
 強制転移などルールにない芸当だからなあ。
97年12月02日:18時57分33秒
変装(妖編) / 月夢
 葉嬢に何に変われと?ちなみに変化も初級ぐらいはあるけど(宵闇や鈴鳴が教育係だから)でもほとんど使えません、だって演技できないから(笑)。
 外見も性格も能力もただの女の子なんでそれ以上は期待しないで。
 あ、後ごめんなさい、然無ってこっち残ってるんだっけ?どうもさのえと雷吼と一緒だと思ってしまう。
 
(食わせ者しか揃っておらんの)
 相模と丁の挨拶を聞きながら宵闇が思う。
(まあどうせ苦労するのは眼赤だしのう)
 ついでにそんな事も思う。
「よろしくね、相模さんと丁さん」
 素気ないにしてもきちんと挨拶をしている相模はともかく、かなりふざけた挨拶を丁はしているのだが、先ほどのムラサキに比べれば怖いものはないのか葉嬢は気楽に返事を返す。
「なにか面白い人ばっかりね、さっきの真面目そうな人ばっかりみたいかと思ってたけど」
 葉嬢らしいと言える感想を漏らす。
「おぬしにはこれの方が似合うであろう」
「かもね」
 嫌みか本音かよくわからない言葉に葉嬢が素直にうなずく。
「ところで・・」
 そんな会話の合間に鴉が意見を言う。
「偽装のう」
 ちらっと宵闇が葉嬢を見ると葉嬢は眼を逸らす。
「仕方のないのう」
「宵闇姉様や鈴鳴と一緒にしないでよ」
 葉嬢がむくれる。
「まあというわけでこれにはあまり期待せぬ方がよいぞ、そこの陰陽師の言うとおり、ちとこの集団は統制がなさ過ぎるの」
「じゃあどうするのよ?」
「そうよのう」
 改めてざっと見渡し、いつもの笑みを浮かべると、
「そこの娘の護衛とでもすればよいのではないか?良いとこのお嬢様に見えようぞ」
「あたしは?」
「勿論お嬢様に仕える遊び相手兼付き人よ、ムラサキも同様にの」
「・・・・・宵闇姉様に聞いたのが間違いだったわ」
 葉嬢がはあと一つ溜息をつくと、
「苦労するのはわらわではないからの」
 何とも無責任な返事を宵闇は返した。
 
97年12月02日:17時30分55秒
沙夜(修羅刀編) / tomy
修羅刀に操られていても、修羅刀の炎に焼かれていても、沙夜はただ静かに考えていた。


『熱い、、でも熱くない。』

『痛い、、でも痛くない。』

『苦しい、、でも苦しくない。』


『、、、彼ら(修羅刀の亡霊)に比べれば、、。』


『私は何をすべきなのだろう?』

『私に何ができるだろう?』

沙夜
97年12月02日:17時10分38秒
怨麗と鱗麗(修羅刀編) / tomy
>麗って一つの身体に二つの魂が宿っているんじゃないの?
>身体が一つしかないってのは分からないでもないけど
>命が一つしかないってのは?

壬元麗が双角の回想シーンの倒れた場面で死んでるからです。
じゃあ、怨麗は何者かというと、、実は壬元麗の魂の一部と壬元麗と記憶を共有する敖麗の影と神降ろしの封印の融合した存在です。


「命がもう一つあれば別れられるのかい?」

「くっ」
鱗麗がうめく。
懐かしい声に怨麗の支配力が増す。この危険な相手の前だというのに。
全霊を込めて、怨麗を押さえながら、かろうじて鱗麗が応える。

「、、ああ、そのとおり。」
だが、それもいつまで押さえていられるだろうか。

鱗麗から「鬼神」滅光へ

ちなみに、怨麗は意志力特級で気合いが使え、鱗麗は心力は無茶苦茶高いものの気合いは使えません。
97年12月02日:17時06分06秒
笑い(修羅刀編) / タイガ
 必死の様子で、銃槍をとって自分にむける少女に、蜘王は苦笑いをしながら、
 「なんのつもりかは判るが……、止めておいたほうが良いぞ。
  それに俺は今こいつを殺すつもりはない」
  
 元金剛機狩り「蜘王」より枯蔦と少女へ
 
 引き金……、銃槍って引き金を落とすようになってるの?
 撃鉄を落とすって表現は聞いたことがあるような気がするけど……。
97年12月02日:16時51分59秒
『彼』(修羅刀編) / tomy
なんか最近忙しいです(;;)。
ともかく、リクエストに応えて、妖でも式でもサムライでもない『彼』から。


闇よりその男は現れた。
気配は全く感じさせず。
まるで幻のように。
わずかの足音すら立てず、男は風のごとく暁雲の方に向かう。

そして、、

男の手が刀に伸びたような気がする。
一瞬、淡い光と虫の羽音に似たかすかな音がする。
かちりという音がした時には、すでに刀は鞘に収まっていた。
次の瞬間、、暁雲の体を構成していた紗の結合が、、崩れ始める。

送られてきた役者

ちょっぴりSFチックにしてみました。
97年12月02日:16時42分03秒
返答(妖編) / タイガ
 「偽装したほうが良いのでは?」という鴉の意見に、
 「そうかもしれませんね、しかし……」
 一行を見やり、
 「これだけさまざまな者たちが一緒で違和感の無い集団
 といったら何が思い浮かびますか?」
 とたずね返した。
 
 ちなみに相模がなれるものといったら、流れの陰陽師に傀儡師に法師に薬売りに、
 木偶使いといったとこですか。
 って、木偶使い以外はそのまんまじゃねーか。
 全部の技術をちゃんと持ってるんだから。
97年12月02日:16時18分21秒
インフレ対策? / tomy
さほど能力によらない状況を作るというのはどうでしょう?
例えば、(災害編)とか。
天羅って日本チックだから災害って多そうですし。
97年12月02日:13時32分39秒
質問(妖編) / ハリ=ハラ
 かなり短い相模の挨拶と、かなり引っかかる所の有る丁の挨拶が終わった所で、鴉が口を開く
 
 「ところで、一つお聞きしておきたいのですが。
  道中、御二方のことをどのようにお呼びすればよろしいのでしょう?」
 
 場にいる者を見回す。
 
 「それに、ただでさえの大所帯。
  動くだけでも十分目立ちまする。
  何かしら、偽装をしていく方がよろしいと思われるのですが。」
 
 鴉より 皆さんへ
 
 でも、何に偽装できる?
97年12月02日:13時13分35秒
「銃槍」修羅刀編 / 夜光
  ふふふふふ(^^;すっかりこいつのこと忘れていたぜ、logいくつぶん黙っていたんだろう(^^;
 と言うわけで枯蔦です。無茶な術の使い方したうえに封呪を破られているので霊力枯渇して寝て
 ます(^^;
 
  意識が薄らいでいくのを止めることができない。自分にもてる最高の術をもっても荒ぶる霊を
 鎮めることはできなかった。それ故に反動が体の中を駆けめぐる。内蔵がすべて裏返しにされた
 ようないやな感触を味わいながら、疲労と精神力の限界を超えた今。青年には意識を保つだけの
 力は残されていない。
  青年の意識はやがて闇に飲み込まれていく。
  その傍らでは。再びこの手にした宝物を手放すまいと少女が必死の表情で青年の手を握ってい
 る。心なしかその肩はふるえているように見える。それは涙のためか喜びのためか...
  誰かが近づいてくる。知らない人だ。そして、お兄ちゃんをいじめた人!!
  少女は蜘王の姿を見ると迷うことなく青年の傍らに落ちている銃槍を拾い上げた。ただでさえ、
 巨大な銃槍を少女が持つ姿は痛々しくもあり同時にそれ故に滑稽にさえ見えた。
 「くるな〜」
  かわいらしい声で、そう叫ぶ少女は銃槍の引き金をゆっくりと落とした。
 
 枯蔦と少女 より 蜘王へ
97年12月02日:12時57分24秒
「丁」妖編 / 夜光
  宵闇の言葉に苦笑を浮かべながらも、どう切り出せばいいか少し迷っている様子だったが、
 やがて何かを思いついたように言葉を紡ぐ。
 「初めましてかな?少年。あたしは丁だよ。よろしくね」
  器用にウィンクしてみせるとなかなかにかわいい。
  そして、今度はくるりと振り返ると葉嬢に向かって。
 「旅のおじゃまになるけど。ついていくから」
  無邪気な笑顔でそうぬけぬけと言い放つ。
  そして今度は一段高いところで漫才のおおもとをしている宵闇に向かって。
 「これでいいかな?おもしろいお姉さん」
  
  丁 から ムラサキ 、葉嬢 、宵闇へ
97年12月02日:12時50分08秒
あの〜、訂正を一つ(建国編) / ハリ=ハラ
 九道さんたちが、いつの間にやら獅明の名前を知っちゃってますが、
 獅明は一度も名乗ってませんよ。
 芙蓉が知っているのはおかしくないですが、その他の人達はまだ知らないと思うのですが・・・
 
 log13で、違和感無く出されてしまったので、今まで気付きませんでした。
97年12月02日:10時58分56秒
「黒き流れ」 / 夜光
  その両足から止めどなく血が流れる。高速で高圧でやってくる物体がいかに凶悪かの証明がこれである。
 同じ速度ならば水でも同じことができるだろう。けれどもこれは水などという生やさしいものではない。
 金属の比重を持つ液体なのだ。
 「油断しましたか」
  その顔からまたもや感情と呼べるものが取り去られたようになる。その瞳には再び無明の闇より深き虚
 空の海が宿る。
 「どうやら....はずしてしまいましたか?」
  目よりも耳よりも肌に感じる空気よりも命の息吹をはっきり感じられる。自分の「手」はあれには届か
 なかったようだ。何か練習の的を打ったような感触がその手に残っている。
 
  少し、気配を感じた後。いきなり大きな何かが現れる気配がする。
  そして、その瞳に飛び込んできたのは深紅の刃持つ太刀。まるでヨロイが持つようなそれは
 目の前の少年には不釣り合いに見えた。けれども無明の目を引いたのはその鍔元。
 
 (あれは....まさか....)
 
  封じられている記憶に心がかかる。それと同じものを自分はみたことがある!?
  そしてそれ故にその記憶が封印されている理由がわかる。
 
 (九曜様....)
 
  その手が自然と動き自らの胸。心臓に当たる部分を模索する。
  その手が自らの体を貫く寸前。『七』がその視線を遮る。
 
 「これ以上はいかん。そなたたちを生きては帰せなくなるゆえな」
 
  『七』のその言葉の意味がわかってしまう。ここ百年近く。伊達に鳳凰宗の陰を担ってきた
 わけではないのだ。
 
 「庚...私のことは心配いりません。陣に戻って鏡達と一緒に例の場所へ行きなさい『彼ら』
 が待っているはずです」
  その声は優しさと厳しさと冷酷さが同居する不可思議な声だった。
 「けれどそれでは...」
  心配そうに無明を見つめる庚。
 「安心なさい。私は簡単にはしねませんから」
  それは庚や丁達娘を寝かしつけるときに。少し長い旅にでるときに
 言う言葉だった。その言葉をきくと不思議と安心してしまう。
 「わかりました」
  庚はそう言葉を継ぐと。傷ついた足で立ち続ける無明のそばを離れ
 た。
 「さて、私もあの子にはお仕置きが必要だと思いますのでね」
  その口元に浮かぶ笑みは地獄のそこから何かがでてくるような不気
 味で恐ろしいものだった。
 
 護法僧 無明 より その場のみなさまへ
97年12月02日:09時14分29秒
自己紹介(妖編) / タイガ
 相模は葉嬢やムラサキたちのやり取りに微笑みながら、
 「どうも、これから、あなたがたの護衛をする相模と申します。
 これからよろしく」
 とだけ言った。
97年12月02日:09時01分24秒
帰ってきたよ〜 / タイガ
 パソコンを変えたため設定に(父が)手間取り、長い事書き込みもできませんでしたが、
 ようやく戻ってきました。
 
 昨日なんか、禁断症状が出てました。
 後一日遅れていたらやばかったかも。
97年12月02日:05時32分53秒
妖編・一月前「在天」 / みだれかわ枕
 ヨロイ狩りの娘は相変わらず焚き火のギリギリそばまで寄って、揺らめく炎を見ている。はじめの頃に比べれば、よく寝ている。が、三日か四日に一度は自分から宿直を申し出て、徹夜していた。
 熊のような体躯をした僧兵は、そんな娘に酒――「般若湯」と言い張っていたが――を飲ませては、無理矢理寝かせていた……いや、今夜はまだそこまで飲ませていない。

 三日月が夜空に輝いている。星が瞬き、ときおり梟や蝙蝠が彼らの頭上をよぎる。
 そして、風に運ばれてくる笛の音。

「ほぉ、風流だの。誰がやっておるのかのぉ」
「ふん……こんな暗い夜に笛なんて……そいつの気が知れないね」
 今夜のさのえの酔い方は、少々たちが悪いようだ。目がすわっている。
「暗いって……三日月では不満かの?」
「別に」
 吐いて捨てるような応え。
「弧月在天奏竹笛(こげつてんにありて ちくてきそうす)……風流ではないかの?」
「け、風流に一番縁遠いツラしてるくせに」
 どこかの詩人が読んだ七言の句を引用してきた然無だが、あっさりと蹴散らされてしまった。だが。
「やれやれ、ひどい言われようだの」
 といって、彼は腰を上げた。右手にはもちろん薙刀……ではなくて、酒瓶が握られている。左手には杯がわりの湯飲み。薙刀はほったらかしだ。
「どこに行くんだい?」
「なに、誰がやっておるのか、とおもうてな」
 あたりを見渡すと、見えた。若い男……蟲サムライ、雷吼の姿が。
「ほう、あいつか。ま、他にそんな趣味を持ちあわせた奴は、ここにはおらんか」
 そう呟いて、然無は雷吼の方に近づいていった。

 ナマグサ坊主 然無から、蟲サムライ 雷吼へ


 ええと、まださのえはそれほど雷吼のことを意識していなくて……いや、少しは意識し始めてるんだっけ? ああ、微妙すぎる(笑)。でもまあ、このシーンの主役はさのえではないから、しばらく彼女には焚き火のそばにいてもらいましょう。
 然無が口ずさむ七言絶句は、でたらめです(笑)。天羅だと短歌の方が一般的のような気もしますが、やはりむさい男なのですから、漢詩で決まりです(なぜ?)。でも、天羅に「漢詩」なんて言葉はないだろうし(漢の国がないでしょうから)……う〜ん、やはり五七五七七でないとだめなのか?(それほど悩むことでもなさそうだけど)
97年12月02日:01時09分27秒
決定的な力ねぇ / ハリ=ハラ
 ひょっとして、これから鴛夜達が取り行こうとしている「神珠」の事?
97年12月02日:00時11分36秒
いえいえ(建国編) / ハリ=ハラ
 ペガサスと同じだなんてとんでもない(笑)
 あれ?ペガサスじゃないって?
 え?サムライ馬?
 ああ、あれね。
 ま、同じ様なものなんじゃないのぉ〜?
97年12月02日:00時02分37秒
(建国編)九道 / MARS
 「我々にあって、敵にないもの?複数あるな・・・一つは地の理・・・巡らされた目・・・もう一つは・・・・うーん・・・」
 真剣に悩みながら答えを探しあぐねる・・・・
 『どれも、もう一つパッとしない。たった一回で相手を屈服させるに足る敵の持たざる何か・・・』
 「あまり九道をいじめなさいますな俊景様・・・芙蓉ただいま戻りました・・・」
 「お帰りなさい、芙蓉・・・で、首尾の方はどうですか?」
 「上々でございます。九道のように戦うだけが私の取り柄ではございませんから・・・」
 にっこりとほほえみ芙蓉は俊景に語りかける。
 「言葉がすぎるぞ、芙蓉・・・」
 「父・・・いいえ頭様、いつこちらへ?」
 まるでそこにいなかったかのように語るが、これは当てつけである。
 「とにもかくには仕掛けは上々・・・あとは天命を待つのみでございます。」
 「ご苦労様です、芙蓉・・・」
 「いいえ、俊景様(とろん)・・・私は俊景様の道具・・・お情けをかけられるはあまりにももったいのう御座います・・・(うっとり)」
 「・・・んっんーん」
 兵衛は咳払いをして芙蓉をたしなめるがうっとりとした芙蓉はまだ元には戻らない。
 「とにかく、俺はあまりそういう策には詳しくはない・・・よければ詳しく教えてくれ俊景・・・」
 まるで芙蓉がいないかのように俊景に話を促す九道
 「そうですね・・・」
 
 
 と言うわけで詳しいことを教えてよ李さん、オイラわからーん(シクシク)
 とりあえず、芙蓉は俊景の計略に関わってると言うことで使って下さい。
 あんまりいじめないで・・・(シクシク)
 でも、獅明のオプションが虫入りの鳥ですか・・・いったいどういう効果があるんだ?
 天馬と同じかな?とりあえず夕林と夢影はどうしたー!!
97年12月01日:23時55分35秒
オーバーテクとは言っても(妖編) / ジョーカー
 マイクロマシンがあって、コンプがあって生体サイボーグやフルボーグ
 パワードスーツにアンドロイド、軌道エレベータに攻撃衛星がある世界で
 どの辺がオーバーかってのも難しいですけどね。(笑)
 
 もっとも大半がブラックボックスのままで動いてるしねぇ。
97年12月01日:23時49分34秒
暁雲(修羅刀編) / ジョーカー
 瞑想に入る寸前。暁雲は“声”を飛ばす。
 
 〔良いのか、香よ。お前さんが気に掛けていた女性が
 命を懸けようとしているのに。そんなところに突っ立っていては
 何も出来んぞ。ほれ、せめて援護するなりなんなりとせんかい〕
 
 僅かに笑いを含みながら。だが香は知っている。暁雲は真剣な時ほど
 笑いを浮かべることを。場を和ませようとしているのか
 余計な緊張をそぎ落とそうとしているのか定かではないが。
 
 〔別れてから随分と経っておる。その間に何が会ったのかは知りようもない。
 じゃが、動くべき時に動かねば…後悔するぞ〕
 
 それきり気配が消える。深い集中に入ったのだ。
 忠告なのか叱咤なのか、暁雲の“声”を受けた香が何を思ったのか。
 それは香だけが知っている。
 
 暁雲  香に向かって
 
 
97年12月01日:23時48分55秒
ライフリング / ハリ=ハラ
 ライフリングと言うのは銃身内の刻みの事ですが・・・
 どうやら、十九世紀の中頃にはあったようです。
97年12月01日:23時39分45秒
うーーん?(妖編) / Dr.李
 ライフリングってのは狙撃のことかい? 弓矢の時代からになると中国神話の世界からになるぞ。
 いわゆる弩になると起源前5世紀にはあったが、名人と言われる人は思いつかん。
 
 いわゆる銃器による狙撃の信頼性が高くなったのは、多分19世紀か20世紀程度だと思うぞ。なんせ第2次世界大戦にも騎兵突撃があったらしいからな。

半可通の言うことなので鵜呑みにするのはやめよう。(笑)
97年12月01日:23時25分26秒
ホントだ(妖編) / ジョーカー
 確かにある。いやこれは精度が違うんだ!とか。
 彼もきっと護法衆に貰ったんだ!とか。
 ごめんなさい、屁理屈です。(笑)
 
 そういえばそもそもライフリングって現実の世界では
 どの辺りで出てきた技術なんでしょう?
97年12月01日:23時20分07秒
ちょっと気になった事が / ハリ=ハラ
 えーと、魔弾の射手のおもちゃの事なんですが・・・
 ライフリングなんですが、オーバーテクでは無さそうですよ。
 SBのP102の銃槍の銃口にそれらしいものが見えます。
 ひょっとしたら普通なのかも・・・
97年12月01日:22時30分57秒
(建国編)権謀術策な俊景 / Dr.李
おろ、私のせい?
 
 期待に満ちた九道の目を見ながら微笑む。
 「さて、九道殿?」
 少し意地悪な笑みを浮かべる。
 「敵になく、我らにあるものを述べてくださいな。そうすれば自ずと明らかになりましょう。」
 俊景
97年12月01日:22時27分00秒
なにぃ(妖編) / Dr.李
そ・・・それは妾としたことがとんだ早とちりを・・・。
 ほほほ、ごめんあそばせ。
97年12月01日:22時18分16秒
それは秘密です(笑) / ハリ=ハラ
 と言うのは置いといて。
 まあ、言ってもいいですよ。
 単純に蟲です。
 
 但し、ちょっとばかし入れ過ぎちゃってるもので、既に鳥じゃなくなってますけどね。
97年12月01日:22時07分40秒
あり?誤解されるような書き方しちゃったかな(妖編) / ジョーカー
 ごめんなさい。この場合の「神狼の王」というのは単に龍王とか神獣王とかと同義で
 それだけで個体を特定出来るようなものではないのですが。
 一人しかいないのならともかく。まあ場所からの特定も不可能じゃないですけどね。
97年12月01日:21時30分35秒
言ってもいいんですかね(建国編) / ジョーカー
 ねえ?ハリ=ハラさん。
 
 >でも、獅明のオプションってなんだー!!式か?それとも虫か?とりあえず健忘症な事は分かったけど・・・
一目瞭然な気がしないでもないが。しかし健忘症って鳥頭のこと?
97年12月01日:21時00分25秒
九道の運命(あうー) / MARS
 よっぽど九道は男色に縁があるのかな・・・
 だってキャンペーンの時も男傀儡の取り合いになって足し、今回も美少年の取り合い?
 まったく・・・
 でも、獅明のオプションってなんだー!!式か?それとも虫か?とりあえず健忘症な事は分かったけど・・・
 とりあえず、俊景の策がなんなのかわからんと行動できーん!!
 芙蓉でも動かそうか?でもどうやって動かそうかな・・・
97年12月01日:19時31分14秒
(妖編)鈴鳴の茶々 / Dr.李
 ”神狼の王?・・・あぁ、あいつね。”
 少し記憶をたぐり思い出す。
 ”まだ復活してないのね・・・。”
 ふと遠い目をする。
 そんなに昔のことのように思えないのは、出会ったときの印象が強いからだろう。
 「それで・・・?」
 軽く促す。
 
 鈴鳴より雷吼へ
97年12月01日:18時47分20秒
一ヶ月前・月下の音色(妖編) / ジョーカー
 >何か企んでますね?(笑)
 別に企んでいるわけじゃないんですがね。(^^;
 ただ結構心を開いているようなのに自分の過去を全く語っていないのは
 ちょっと変かな?と思ったもので。少しばかり匂わせることでもしようかなって。
 今までの掛け合いと少々矛盾する点も出てくるかも知れませんが許してくださいね。(笑)
 
 雷吼は数日前から妙な行動をとっていた。さのえから小刀を借り
 何かを彫っている。さのえや然無が覗こうとしてもさりげなく隠す。
 遠目で見る限りは何かの人形のようだったが……
 そして然無が気付いていたことは、ここ数日雷吼の晩酌の量が
 増えているということだった。
 
 その夜の見張りはさのえ、然無、他数名だった。
 
 三日月が中天に懸かる頃。さのえか然無か、あるいはその双方の耳に
 微かな音色が聞こえた。耳を澄ませると笛であることが分かる。
 それは技量としてはさほどのものではない。
 素人に毛が生えた程度と言っては言い過ぎだが。
 しかしどこか素朴で暖かさを感じる音色だった。
 
 ちなみに当然のごとく雷吼はこの場にいません。(^^;
97年12月01日:17時30分08秒
回想(妖編) / ジョーカー
 「ああ、それだけじゃない」
 
 再び感情の色を無くした声で雷吼は続ける。
 
 「もう一つの理由は…これは後から聞いた話だったんだが
 この頃、姉さんは完全に心を閉ざしていたらしい。訳は聞いても
 教えちゃくれなかったが、酔った時に少しだけ漏らしたことがあった。
 何でも『信じていたものに裏切られたのよ。人にも鬼にも。そして…』
 この後何を続けようとしたのかは分からん。酔い潰れちまったんでな。
 多分あんたの“声”に応えなかったのもこのせいだろう。心を閉ざしていたから
 聞こえなかったのさ。憶測と言えばそれまでだがな」
 
 虚ろな目で淡々と。
 
 「人に裏切られた姉さんが何で俺なんかを助けたのは
 本人も分からないって言ってた。それでもまとも話が出来るようになるのは
 二三年かそこらはかかったな」
 
 ゆっくりと顔を上げ常磐の顔を見る。
 
 「帰ってこないのは当然と言えば当然さ。あんたの、父親の身体を葬ったのは
 姉さんだ。死んだ者が生きているはずだなんて思うはずがない。
 戻ってきたときにはあんたの死体が胸を割られて転がっていたんだそうだ」
 
 苦い顔をして呟く。
 
 「餓鬼ってのは馬鹿だよなぁ、ろくに相手の気持ちを考えもせずに
 そんなことを聞いちまうんだから始末に負えねぇ」
 
 誰が餓鬼だったのかは考えるまでもない。
 
 「ま、そんなこんなで俺は姉さんに連れられて天羅を放浪していたのさ」
 
 僅かに目に力が戻る。ここからは唯一、雷吼が掛け値無しで
 楽しかった時代だからだろうか。
 
 「色々なことがあった。色々な…」
 
 目を細め、表情も微かに、ほんの微かに和んでいる。
 
 「姉さんは妖とやけに仲が良かった。妖狐やら化け猫やら木霊やら。
 荒霊って言うんだっけか?龍や神狼に会ったこともある。天狗はなかったな。
 姉さんは俺に妖の事、鬼の事を知って貰おうとしているみたいだった。
 神狼に出会したときは殺されそうになったが姉さんが守ってくれたよ。
 …全身から血を吹き出しながらな。何でそこまでしてくれるんだって聞いても
 答えてくれなかったな。静かに微笑むばかりで」
 
 雷吼は僅かに悲しみを覗かせる。
 
 「出会ってから六年だか七年経った頃だ。龍奥山脈の奥深くで
 俺は一人の巨大な神狼に出会った」
 
 巨大な狼ではなく巨大な神狼である。
 頭を巡らし、神奈備の方に顔を向ける。
 
 「さっきの神奈備殿と同じ位に大きかったよ。
 もっとも餓鬼の目だ。本当はもう少し小さかったかもしれんが
 少なくとも前に見た神狼よりはずっと大きかった」
 
 目はまた少し虚ろになってきているが嘘を付いている風でもない。
 
 「姉さんが言うには『神狼の王』だそうだ。もっとも復活の途中らしくて
 まともな話は出来なかったけどな」
 
 雷吼  一同に向かって
97年12月01日:16時04分40秒
修羅刀は(修羅刀編) / ジョーカー
 心珠に残念していた鬼の魂(意外なことに修羅じゃない)を核にして
 修羅の魂を喰らい、怨霊達を喰らい、瘴気を喰らい……
 この時点で既に<式>ではなくなっている。つまり霊力による維持は考える必要がない。
 ついでに言えば、心珠の霊力は時間を掛ければほぼ無尽蔵と言ってもいいが
 時間当たりの最大出力はそう高くないはず。だからやはり範疇に入れる必要はない。
 
 で、更に言えば修羅刀の振るう力は妖力の類であって
 神通力を使っているわけで無し、殆どと言っていいほど霊力は使わないから
 使い過ぎで消滅の恐れもやはり無し。って言うか別に霊力を
 使い果たしたところで、怨霊の状態ならまだしも実体を手に入れた今となっては
 消滅するはずも無し。考えてみれば心珠が無くなったのだから神通力も使えないや。
 
 ここでの問題はまがりなりでも核であった心珠を外したことにより
 核となっていた鬼の意志が怨霊達の中に埋没する可能性があるということ。
 夕霧、玄屋、その係累を殺したところで修羅刀は止まらないのではないか?
 ということなんですが。
 
 ちなみに怨霊達の恨みの念は長年の蓄積もあって対象が
 全ての命あるもの、全ての形あるものになっています。
 終わりはありません。
97年12月01日:14時18分36秒
修羅刀 / ハリ=ハラ
 私としては、現在修羅刀は怨霊たちの怨念で動いてると思います。
 怨霊たちの怨みの念はそれが晴らされるまで止まらないと思いますし、晴らされない以上、底という物はないに等しいと思うのですが。
 
 あと、心珠抜いた事で、逆に枷が外れた形でより直接的に力が振るえそうな気も・・・
97年12月01日:13時40分43秒
「鬼心刀」修羅刀編 / 夜光
  その手の中に心珠を握りしめる。
  刻み込まれた思い。未だに力を失わぬそれは確かに万金の価値を持つ宝物。
 けれどもそれはふつうの人間の話。滅光にとってはそれは二次的な価値でし
 かない。
  その手の中に煌めく鋼が生まれそれが瞬時に長い刃を持つ刀へとその姿を
 変える。その刃は心珠の霊力をうけ常に白熱している。少しでも気を抜けば
 それはあっという間に熱く溶けた鉄の水に変わる。
  それが手の中でしっかり握られた瞬間。彼は一瞬満足そうな顔をした。
 「鬼神」滅光
 
 「命がもう一つあれば別れられるのかい?」
  その言葉は優しかった。
  その言葉は悲しかった。
  その言葉は冷たくけれど暖かかった。
  そしてその声はどこかで聞いた声に似ていた。
  長年共に生きてきた....あの鬼の....鋼鉄の固まりの肉体を持つ...
 よく知っている者の声ににていた。
 
 「鬼神」滅光  より  "麗"へ 
 
 
97年12月01日:13時39分50秒
ところで(修羅刀編) / 月夢
 今現在の修羅刀って心珠をなくしたと言うことはもう霊力を無尽蔵に供給されることはないのですよね?
 つまり今の修羅刀は力を使うためには怨霊たちが自分の身を削って霊力を放出しないと行けないのかな、使えば使うほど力が弱まって行くような状態じゃないだろうか。
 少なくとも使った分の力は何らかの形で補わないと下手すると消滅するのでは?
97年12月01日:11時42分08秒
自制(妖編) / ジョーカー
 (特に私にとって?)
 
 不可解な物言いだった。そもそもあれだけの妖を従える妖が
 危険すぎるとは。それだけの力を持つ者が恐れるものなど
 それこそ神来ぐらいなものではないのだろうか。
 
 (神来?)
 
 そこからの連想か、紅は神宮家に関わる一つの噂を思い出した。
 この天羅で唯一、明鏡を作り出す術を識っている存在である彼ら。
 彼らの手を離れても、明鏡は彼らの支配下にあると。
 密かに神宮家に歯向かおうとしたある国は、突如金剛機が暴走を始め
 名代一門を討ち取られ、弱体化しついには滅んだと。
 その明鏡は紅の胸の中にも納められている。自らの識ることは
 彼らの識るところにあるのかも知れない。
 そして『彼ら』最大の禁忌は、識られること。
 我々、天羅に生きるものの最大の禁忌は神宮家について識ってしまうこと。
 
 (つまり、あの妖には神来、縁の何かが秘められている。ということですか)
 
 ドクン
 
 疼く。心の疼きが止まらない。『あれ』が何なのかが識りたくてたまらない。
 
 たとえ、その行き着く先が死であろうとも
 
 内心を反映してか、意図せずに機体が高速機動状態に再び移行する。
 それが不意に、唐突に途切れる。
 
 『お父様、お帰りを首を長くしてお待ちしております』
 『御師匠様、我ら弟子一同。御武運お祈りしております』
 『あなた。一日千秋の思いで、私は待ちます。それがたとえ十年であっても百年であっても』
 『紅殿、何かあったらまたお立ち寄り下さい。貴殿は大恩あるお方。
 我ら一族、諸手をあげて歓迎いたしましょうぞ』
 『紅殿、今の今まで本当に御苦労様でした。この国にはいつでも
 あなたの席は空けておきますよ。この国はあなたの尽力で
 築き上げられたも同然なのですから』
 『紅、とっとと帰ってこいよ。この国にはお前を除くと歯ごたえのある連中が
 いなくてよ。腕が鈍っちまうぜ。それにあんまり女を待たせるもんじゃないぜ。
 放っておくと寝取られちまうぞ』
 『お父様』
 『御師匠様』
 『紅様』
 『紅殿』
 
 脳裏に洪水のように溢れたものは友の顔だった、娘達の顔だった。
 妻の、主の、弟子達の、関わった人々の。
 
 そして安否を、武運を気遣う声。言い方は様々だったが
 込められた思いは一つ。
 
 (まだ死ねませんか……)
 
 「……それとも既に魅入られたか?」
 
 妖の声。
 
 「そうかも知れません」
 
 そう応えた紅の顔は鉄色の仮面。表情など分かろうはずもない。
 だが神奈備には笑っているようにも泣いているようにも感じられた。
 
 「ですが、死を選ぶにはしがらみが多くなりすぎたようです。
 ……未練ですかね」
 
 彼方で起こる爆発と数秒遅れて届く爆音。その粉塵の中で
 一つの影が飛び去っていく。
 
 「逃げられたようですね。ああ、もう見えなくなりました」
 
 捉えはしたものの、追う意欲もなくなったようだった。
 
 紅  「七」に向かって
97年12月01日:11時41分10秒
・・・・・・(妖編) / ハリ=ハラ
 叢雲って、果てしなくヤバイやないですか・・・
 おぢさんには、もうついていけないよ。
 あうあうあう
97年12月01日:06時13分20秒
(妖編)最も危険な妖(?) / Ray
「私も借りを返したいのですが、よろしいでしょうか?」
 紅が慇懃に尋ねて来る。その眼の中に何を見出してか、『七』はこう返した。
「止めて措くが良い。今、そなたが行けば『叢雲』を見る事になろう。
 アレは危険すぎる。吾等にとっても、そなた等にとっても。特にそなたにとって。」
 一旦言葉を切ると、次の言葉を強調する為か間を置く。
「……それとも既に魅入られたか?」
 
 『七』 より 紅 へ
 
「子供? 女の子……!?」
 あまりにも意外な狙撃者の正体に、叢雲は暫し呆然としてしまう。それへ向けて、充分に力の載った銃槍が突き出された。
「……!」
 叢雲が考えるより速く、反射的な動きで銃槍を払い落とす様に『剣』が振り下ろされる。
 ほぼ完璧に不意を突いていた筈の銃槍はしかし、『剣』の触れた処が爆発するかの様に消し飛び、その半ば程で両断される。
 その勢いのまま、『剣』は大地を深々と割る。一瞬遅れてその大地が、尋常では無い剣圧によって爆発的に弾け跳ぶ。
 小石や土砂混じりの爆風が、暫し叢雲の視線を遮った。
 それが治まった時、その場には叢雲のみが立っていた。残されていたのはかつて銃槍だった物と、かなりの量の血痕。
「銃槍の暴発ですか。手傷は負った様ですが、何処へ逃げたのか……。」
 周囲を見渡すが、夜明け前に肉眼では、如何に月明かりが有ろうと見付け出せない。
 その時もう一つの『叢雲』が、止める間も無く明界を開き、遥か上方へと駆け上がった。
 恐ろしい程の速度で『障壁』を躱し『監視機構』に侵入、そのまま『目』を乗っ取ろうとする。
【……解除、書き換え、照合、上書き。遠隔操作開始。目標を検索……。】
【止せ!】
 『叢雲』……その人間の部分である『命(みこと)』が、いま一つの意志を制止する。
【これ以上は無用。直ぐさま痕跡を消して接続を切れ。】
 もう一方の『叢雲』は、それに従い最初の経路を逆に戻りながら記録自体を抹消して行く。
「……はぁ。」
 疲れた吐息を一つ洩らすと、『剣』を傍らに突き立てて座り込む。
(確かに「探そう」としただけなのでしょうが、無制限に力を使っては何時気付かれてしまうか……。
 そうなっては『神奈備』様にも、ご迷惑をお掛けしかねませんしね。)
 その眼が銃槍の残骸に止まる。それは両断された上、内側から弾けていた。
 超遠射用の強装が、逆に災いしたのだろう。『叢雲』の一撃の余波が、装填されていた珠を砕き薬室内で暴発を引き起こしたのだ。
「あの血痕の量では、死にはしない迄も、右腕が使える様な状況では無いでしょうが……。
 このガラクタを調べれば、何か素性でも分かるかも知れませんね。」
 それを拾い上げ今一度周囲を見渡してから、『剣』に空間を割らせると『七』達がいる場所へと戻って行く。
 その途中の『在る筈の無い場所』に『剣』を残して。
 
『射手』は飛行式の上で傷の手当をしていた。銃槍の暴発と『剣』の起こした爆発により、全身に少なからず傷を負っている。銃槍も、『玩具』も失った。
 だが、『射手』の顔には、或いは強敵を得た喜びか、奇妙なまでに静かな微笑みが浮かんでいた。
『射手』は何時かまた姿を現す。新たなる『牙』をもって。そう感じさせる笑みであった。
 
 『(命と)叢雲』 そして 『射手』
 
『射手』はこれで退場ですが、また何時か現れるかも知れません。その時は『標的』が変わっている可能性もあります。
 それにしても、『叢雲』は存在を知られる事すらヤバい奴ですので、『紅』もあまり突っ込まないで下さいよ。(冷汗)
(ちなみに「剣とその融合体」の名が『叢雲』で、「人としての部分」が『命』と呼ばれています。)
97年12月01日:01時48分06秒
えーと(建国編) / ハリ=ハラ
 獅明が宿?に戻るのは一刻近く後。
 早くても、半刻は過ぎるのでまあよろしく。
 まあ、それなりに気を使って動いているし、死体も出ないので、すぐに騒ぎになるという事はないでしょう。
97年12月01日:01時42分27秒
餌(建国編) / ハリ=ハラ
 顔を真っ赤にして、慌てて階段を上る守矢を笑って見送ると、獅明は暖簾をくぐり外へ出た。
 
 四半時ほど後、獅明は町外れの草原に居た。
 傍らには、一人の男を伴っている。
 獅明は、この男の名を知らない。
 聞いた気もするが、彼にとって男の名などどうでもよかった。
 いや、誰でもよかった。
 この男を選んだ理由。それはただ目に留まったから。
 
 男は不安になっていた。
 色町の場末の酒場で見知らぬ大男に話を持ち掛けられたときは、いい稼ぎになると思った。
 まともな職に就いていないこの男にとって、渡された前金は十二分に魅力的であった。
 だが、今自分が居るのはどう見ても何かの仕事をするようには思えない場所である。
 連れてきた男も、まともそうではない。
 初めは「ヤバイ仕事か・・」と思っていたが、どうやら本当にヤバそうだ・・・
 
 「あのう・・だんな。
  仕事ってなぁ、一体何なんですかい?」
 
 「なに簡単な仕事さ、誰にでも出来る・・・」
 
 「ですから、それが一体何か知りたいんですが。」
 
 「死にゃあいいのさ」
 
 「え?」
 
 その瞬間、男の視界を大きな影が覆った。
 そして、「ごき」と言う鈍い音。
 
 「くっくっく・・・たっぷり食っとけよ・・・・・
  何せ今度は・・くくくくく・・・・大きな仕事に成りそうだからなぁ」
 
 そう獅明が語り掛ける相手は、男の死体をついばむ鳥。
 あまりに大きいその体。鋭すぎる爪。そして眼・・・
 それは、鳥と呼ぶには相応しくなかった。
 三つ目の鳥など・・・
 
 獅明+オプション&餌 
97年12月01日:01時23分33秒
ええと、一月前、ですか? / みだれかわ枕
>で、お手数ですがみだれかわ枕さんにも協力していただいて
>時系列のずれた掛け合いの形にしたいのですが、よろしいでしょうか?

 何か企んでますね?(笑)
 いいですよ。面白そうだから、やってみましょう。
97年12月01日:01時19分15秒
妖編「袈裟」 / みだれかわ枕
 で、ナマグサ坊主です。


「……と、いまさら畏まってもしょうがねえな。坊さん、羊の乗り心地はどうだった?」
 然無はちょっと感心する。さて、どうして鳴羊殿に乗っていたことを知ったのやら……ははあ、この毛玉か。
 ひょいと毛玉をつまむ。
「はっはっはっ、そうだの。なかなか珍しい体験だったのぉ。いろいろ見てきたつもりだったが、妖に乗って空を飛んだのは、初めてだったからな。しかし、今の季節に空を飛ぶと、さすがに寒くていかん。出来れば般若湯で暖まりたいところだが、そうもいかんようだしのぉ」
 そういって、わざわざ大袈裟に体を震わせる。

 ナマグサ坊主 然無から、妖 眼赤へ


 ああ、雑談っていいなぁ(笑)
97年12月01日:01時17分34秒
妖編「信用」 / みだれかわ枕
 ごめんなぁ、おとっつあんの体が弱いばっかりに……
 くだらない冗談はポイしといて、と……


 その言葉がどれほどの衝撃を持っていたのか。
「姉さんはル=ティラェ…いや、俺達の言葉で言うと『オニ』だったのさ」
 その事が一番分かっていないのが、さのえだった。
 少なくとも、この言葉で自分が動揺していることに、気がついていない。

 ?
 なんとなく、話のつながりが見えてきたような気が、する。
 常盤の娘が、雷吼の姉さんだったわけだ。で、オニだった。
 ふうん。道理で雷吼は自分の昔のことを今まで話さなかったわけだね。とてもじゃないけど、そんなことホイホイ他人に言えるわけない。なに言われるか、何されるか、分かったもんじゃないから。
 ……
 あたいのことも、信用してなかったのかね……
 そりゃまぁ、あたいだって自分のことはあんまり話さなかったけどさ。でも。
 でも……
 雷吼の姉さんがオニだったからって、あたいがなにかするってわけじゃ……ないんだし……
 教えてくれたって……
 よかったじゃないか……

「で? 話はそれだけじゃないんだろ?」

 さのえから、雷吼へ


 RPGマガジン1月号の天羅記事……やられた(笑)。あそこまで王道をやられると……対抗したくなるじゃないかぁ(笑)。
97年12月01日:00時43分22秒
一ヶ月前の話(妖編) / ジョーカー
 ちと混乱するかも知れませんが、雷吼と然無がそこそこ親しいはずの割には
 描写を忘れていたので、ちょっと時系列を遡って書いてみたいんです。
 で、お手数ですがみだれかわ枕さんにも協力していただいて
 時系列のずれた掛け合いの形にしたいのですが、よろしいでしょうか?
 
 そんなに長くやるつもりはないのですが。
97年12月01日:00時29分56秒
うふふ / ハリ=ハラ
 あれぇ〜?そうだっけぇ〜〜?
 うふ、うふふふふ
97年12月01日:00時23分06秒
お疲れさまでした / ジョーカー
 健康には気を付けて下さいね。
 と、言いつつ人のことは言えない風邪がなかなか完治しない道化師でしたとさ。(^^;
 
 今日、天羅をやってきましたがなかなか凄かったですよ。(笑)
 ねぇ?ハリ=ハラさん。(^^;
 今日、運良く同じ卓だったんで。
97年12月01日:00時22分59秒
了解(妖編) / ハリ=ハラ
 まあ、使うことがない事を祈ってますけどね、私は。
 それから、さのえの反応がない以上、安直に決めるのはまずかったですね。
 すみません。
97年12月01日:00時13分37秒
申し訳ありません / みだれかわ枕
 風邪ひいて寝てました。
 昨日(土曜日)コンベンションで天羅のGMやったり、アンケート取ったりしていたら……
 あと少しだけ、待って下さい。
97年12月01日:00時00分57秒
(建国編)赤面 / マモル
 興味はあるが、深入りは良くない気がする。この店に対する守矢の直感は的を得たものだった。
 ふと横を見れば、ちょうど脣に紅をひいている最中の女のうなじが目に入った。
 彼女が振り向いた瞬間に目があい、思わず守矢は赤面する。
 「おっと、そこまでだ。これ以上は子供の見るもんじゃねえな」
 意地の悪い笑みを浮かべ、獅明が視線を遮るように割り込む。
 「どうした、少年。置いて行くぞ」
 階上よりの声にはっとした守矢は、あわてて階段をかけのぼって鴛夜を追いかけた。
 「待って下さいよ、鴛夜さん」
 
 いいとこの坊ちゃん 守矢から 場慣れしている男 鴛夜へ
 
 皆さん、守矢を毒牙にかけたくてしょうがないのかな。(笑)
 
97年11月30日:23時38分20秒
あのですね(妖編) / ジョーカー
 みだれかわ枕さんの反応が返ってこない内はあまり決めつけないほうが
 良いのでは?雷吼の物言いはぼかして言ったわけで無し
 真っ向からの誤解しようのない言い方なので。
 
 >まあ、枯れ際の一花だ、あれぐらい許してよ。ね?
 
 獅明は問題ないですが、鴉の方は…ねぇ?
 冷静に考えてみてもやりすぎ。×〇(数字が入る)なのは問題じゃありません。
 所詮、天羅は量よりも質ですから。「〇の〇」が入っているのも
 まあ良いでしょう。もっともどうやったらそんな神術か、妖術紛いのことが
 出来たのかという疑問は残りますが。
 
 でもですね。二流三流をいくら集めても一流には勝てないと思うのですよ。
 雑兵では千人、二千人集まったところで金剛機には抗すべくもない。
 それが天羅でしょう。1+1は2が成り立たない世界なのですから。
 今日も言いましたが飛び道具の複数発射を適用するのが
 無難ではないでしょうか?そういうことは気合に任せましょう。それだけの気合は
 貯まっているでしょう、きっと。無理に☆★×〇を喰らわなくてもね。
97年11月30日:22時03分15秒
(建国編)紅鶴楼にて / Ray
 私が止めてしまって居ましたか、済みません。お二人ともお待ちの様ですし、鴛夜の方も進めましょう。
「話を大きくする」のは、私がキャンペーンマスターをする時の悪癖です。お陰で「ワールド・デバステーター(世界破壊者)」等と云うあまり有り難く無い呼ばれ方もされますが、「広げきった風呂敷を畳む」のは得意になりました。(でもまだ「風呂敷を広げている最中」なんですよね。)
 皆様にはどうかお見捨て無く、私の「大風呂敷」にお付き合い下さい。きっと最後には「大団円」が待っている事でしょう。「夜」は何時かは明けるものですから。
 
 鉱山の街『枷威』の朝は遅い。
 この街に集う鉱夫や職人達にとって、農民達の様に「夜明け前から働き出す」理由は少ない。むしろ「宵越の銭は持たない」といった気風からか(何しろ貴重な専門職故、『仕事』は何処にでも転がっている)、 夜毎の馬鹿騒ぎに精力を使い果たし、日も高くなる迄起きて来ない者も多かった。
 その街に今、三人の旅人が辿り着いた。如何にも「危なそう」な黒づくめの男に、「抜き身の刀の様」な大男。その間に、こればかりは場違いにも思える「育ちの良さそう」な少年。
 街の外で式を消し、木戸が開くのを待って枷威入りした『鴛夜・獅明・守矢』の三人である。
「で、これからどうする?」
 との獅明の問いに、
「まずは宿を取るとしよう。この街は始めてでは無いので、良い処を知っている。
 少年にはちと早いかも知れぬが……まあ良かろう。くくく……。」
 かなり気味の悪い含み笑いを漏らしながら、そう応えると、二人が付いてくるのも確認せずに足を早める。
 それを追う守矢には、自分達が足を踏み入れつつある街の一画の、一種独特の雰囲気に気付く事すら出来なかった。
 
「此処が、おまえさんの言う『良い処』……かぁ?」
 呆れ顔の獅明に対し、胸を張って応じる。
「くくく……この様な場所では、金さえ払っておけば、客がどの様な者で何をしようと関係無い。
 五月蠅い詮索も無ければ、客の素性を漏らす者も居ない。おまけに情報も集まる。
 我等にとって、実に理想的な場所では無いかね?」
「あのぅ、一体此処はどの様な処なのですか?」
 擦れ違う人々が、一様に俯いていたり、深々と編み笠を被っていたりするのを見て、疑問に思った守矢が尋ねる。
 彼等の目の前には、ど派手に彩られた一軒の『店』。朱塗りの看板には金字で、『紅鶴楼』と大書されている。
 それは、枷威の『色街』の中でも一・二を争う大店(おおだな)の名であった。
 守矢の問いには応えず、店の中へと入って行く鴛夜。
 馴れた様子で、出て来た遣り手婆との交渉を手早く纏めてゆく。
「まず部屋を一つ、妓(おんな)も酒も無しだ。何か腹に貯まる物を付けて。
 それと、『太夫』は空いているか? 居たらちょいの間でも良いから、鴛夜が話があると伝えて呉れ。
 その為の部屋も一つ付けて……そら、これで文句はあるまい?」
 渋る相手に向かって、懐から取り出した『切り餅』一つを、無造作に投げると、途端に相手の態度が変わる。
「後は……獅明、お主はどうする? 一応部屋は取っておくから、好きにするが良い。」
 そう言うと、「勝手知ったる他人の家」とばかりに、案内も待たずにさっさと上がって行く。
「何をしている、少年? 付いてこなければ、君の様な子供は特に、『この街』では何が起こるか知れた物では無いぞ。」
 
 アヤしい場所にて(笑)陰陽師 鴛夜 より 守矢、獅明 へ
 
 何か、守矢君てば、『こういう展開』に縁があるのかなぁ?(笑)
97年11月30日:21時11分56秒
ただいま / ハリ=ハラ
 ジョーカーさんにオプション見せて来ました。
 まあ、枯れ際の一花だ、あれぐらい許してよ。ね?
97年11月30日:07時23分36秒
おお!!(妖編) / ハリ=ハラ
 ちゃんと起きてるじゃ有りませんか、ジョーカーさん。
 うんうん、偉い偉い。
 と言うのはどうでもいいですが。
 
 結界内のお話組の方が全く進んでいませんね。
 相変わらずさのえは
 
 「???」
 
 のまま・・・(^^;)
97年11月30日:07時10分59秒
あり?(妖編) / ジョーカー
 そういや神奈備に聞いて結局分からなかったんだっけ。
97年11月30日:02時58分19秒
が〜〜ん(建国編) / ハリ=ハラ
 そ、そんな・・・
 獅明に良識が・・良識があったなんてぇ〜〜!!
 初めて知りました。
 基本的に、無茶できない質だからなぁ、私。     (どこが?)
 元が優しいから、あんまり非道な事も出来ないし。  (何処をどうすれば、そんな台詞が出る?)
 
 ま、嫌な子供になったら、みんながよってたかって修正してくれるでしょうから、大丈夫でしょう。
97年11月30日:02時49分07秒
守矢ってば(建国編) / マモル
 うーん、守矢ってモテモテ状態。
 近くのふたりの大人は保護者になってくれてるし、九道さんもアプローチかけてくれるみたいだし。
 って冗談はおいといて。
 実際、例の玩具をもらって守矢をいい気にさせると、かなり嫌な子供になっちゃいますので
 良識ある大人の皆さんが矯正してやって下さいな。
 
 でも、獅明と九道はともかく、鴛夜に良識があるのだろうか。(笑)
97年11月30日:02時27分20秒
出番待ち / マモル
 たった3、4時間見ない間に、この書き込みの量。読むのも大変です。(苦笑)
 ところで「建国編〜空の旅ご一行」の方が止まっちゃってますね。
 町で足止め食らって、九道さん達が追いつくのかな、と思っていたらいつの間にかとんでもない方向に話が進みはじめてる。
 とりあえず、鴛夜さんの動き待ちです。Rayさんも考えがあって、話を大きくしたんだろうし。
97年11月30日:02時26分15秒
いや、そこまで(建国編) / ハリ=ハラ
 高くはないですよ。
 ジャンボジェットじゃないんだから、視認出来ない高度と言ってもたかが知れてます。
 あんまり、人のおぷしょんを危険なもんにしないで下さい(笑)
97年11月30日:01時55分01秒
神宮家の定めた禁忌(建国編) / ジョーカー
 「高高度飛行」
 そんなことしていると衛星軌道上から雷が降ってきますよ〜〜>獅明ズ・おぷしょん
 もっともだからこそ平気なのかな?
97年11月30日:01時49分04秒
それから(妖編) / ジョーカー
 相模は今がチャンスなのでは?森の中では動けない主を除けば
 最高位の妖(当然、宵闇の事ね)が目の前にいるんだから。
 葉嬢を送っていったからって答えが出るとは限らないし。
 
 でも身も蓋もない答えが帰ってきそうな気がしないでもない。
 
 「神宮の道具」とかね。(^^;
 
 ついでに下の書き込みで
 
 傀儡師→傀儡師であり陰陽師
 
 と言うことにして下さい。足りなかったです。
 つまりは美の追求と知的好奇心が相互作用起こして
 死を省みないかもって事です。
97年11月30日:01時42分49秒
おぷしょん / ハリ=ハラ
 動き待ちに、反応待ち。
 あうぅ、ひまや〜
 
 式に乗って飛ぶ鴛夜達のさらに上方。
 地上からでは視認不能な高度を”それ”は飛んでいた。
 そして、見る者が見れば分かっただろう。
 ”それ”は、鴛夜達の式と平走するように飛んでいた。
 三つの眼で鴛夜達を見据えながら
 
 ”それ”
 
 獅明のオプションです。
 そうですね、まあ、自転車の補助輪みたいなもんです。
 獅明が用事と言ったのは、こいつに餌をやる事です。
97年11月30日:01時35分52秒
そりゃもう(妖編?) / ジョーカー
 覚えている以前に持っていますし。(笑)
 それからギルの迷宮だけじゃなくて復讐鬼の城編で
 ライカーガスとギルにも使っていますよ。
 
 天羅となんの関係もないや。(苦笑)
97年11月30日:01時30分18秒
驚き(妖編) / ジョーカー
 銃弾が掌を貫通した後、がくりと膝をつく紅。通常の状態から
 高速機動へと強引に持っていったため、生身で高速機動を敢行したのと
 同じ状態となったのだ。あたかも鬼達の神通力のように。
 
 使い物にならなくなった右手を陰陽術で修復しながら立ち上がる。
 自らの行動が功を奏したのか、とりあえず無明の頭が柘榴のように
 弾ぜるのは阻止できたようだ。もっとも無明が対応しなければ
 結果は変わらなかっただろうが。
 
 見ると無明の両脚が無惨に血塗れになっている。大きな傷ではないが
 非常に深い。それは血が限りなく真紅に近い色であることからも窺える。
 少なくともこの場での戦いは不可能だろう。
 無明が命を取り留めたことに対する安堵と同等かそれ以上に
 横槍を入れた者に対しての怒りがこみ上げる。
 
 「報いを受けて貰いましょうか……」
 
 脚に格納していた疾走輪を出し、追撃に移ろうとする紅。
 先程の気弾で狙撃者が死んだとは思わない。この距離を挟んで
 紅には狙撃地点から気弾が到達する寸前に移動した影を捉えていた。
 
 だが紅が移動を始めるよりも早く、妖達が行動を起こす。
 新たに現れた妖が叢雲に命を下し、それを受け、叢雲が
 ヨロイ太刀程もある巨大な刀を虚空より取り出す。
 
 「美しい…」
 
 惜しみの無い賞賛が紅の口よりこぼれる。 こうも素直に口にしたのは数十年ぶりか。
 脳裏に焼き付けようと目を凝らす。真紅の刀身、生物的な曲線、鍔元には…
 
 「何?」
 
 瞬間、意識が飛んだ。自分が何を見たのかが理解できなかったのだ。
 首を振り、もう一度見ようと更に目を凝らそうとしたその時。
 新参の妖が割って入り、身体で遮る。
 
 「退いて下さい」
 
 そう口にしようとして、自分がまるで魅入られたようになっていることに気が付く。
 妖の声。
 
 「これ以上はいかん。そなた達を生きては帰せなくなりかねぬ故、な。」
 
 自らが我を失っていたと言うことに、何よりも戸惑い、言葉の意味を
 よく考えもせずに頷く。
 
 「はい…」
 
 倒れた無明に駆け寄る庚。それを見ている内に紅も冷静さを取り戻す。
 叢雲の声が響き、大太刀ごと、この場より消える。次の瞬間新たな影が
 視界の端に現れたことを発見する。その影は長い棒のような物を持っていた。
 
 「空間を越えた…?」
 
 叢雲の声の内容、生じた現象、現れた影。得られる情報からは
 そうとしか判断が出来なかった。
 
 「なんと。神来の者がそれを可能にするという話は聞いたことがありましたが…」
 
 鬼もできると言う。現に常磐が使えるらしい。妖も出来るだろうとも言っていた。
 だがよほど高位の「モノ」ではないと不可能だとも。
 考えがまとまらない。とりあえず、紅は目の前のことから片付けることにした。
 
 「私も借りを返したいのですが、よろしいでしょうか?」
 
 慇懃に聞きながら紅は数瞬前の出来事を反芻していた。
 
 (あれは…)
 
 あの刀の鍔元に在ったものは………
 
 紅  「七」に向かって
 
 ヨロイ、金剛機の移動速度の単位は【敏捷】×10q/時で合っています。
 ルールブックにそうと書いて在りますので。
 ちなみに紅は金剛機なんぞやっていますが、性としては
 どうしょうもなく傀儡師ですのでひょっとしたら死すら問わないかも。
97年11月30日:01時23分46秒
「愚考」(妖編) / 蒼
 む、存在忘れられるといかん、喋っておくか。

 ムラサキがとんでもないことを口走っていたが、お子様の言葉で取り乱すようなお方でも無し。
 無理に口出すと薮蛇になりかねん。

 周りの人間を値踏みするかの様に眺める。
 新顔が二人、火猪みてえな体格をした僧兵崩れに変な言葉づかいの娘。
 しかし、随分大所帯になったな、これ以上目立ってどうすんだ?
 いっそ旅芸人一座にでも化けるか・・・・・・・無理があり過ぎる。
 療養に行く途中の商人の娘とその護衛・・・ヒメが病人・・不可能だな。
 ・・・・・・考えるだけ無駄のような気がしてきた。
 目の前のことから先に片づけよう。

 「一応名乗っておく、我が名は眼赤。汝らが名はなんと申す?」

 ・・およ、あの坊さんの服についた毛玉、鳴羊のじゃねえか。
 へっ鳴羊が背中に乗っけた相手か、おもしれえ。

 「・・と、いまさら畏まってもしょうがねえな。坊さん、羊の乗り心地はどうだった?」
 にやにやしながら坊さん(然無)に聞く。止まっていれば良いんだがね。

 妖・眼赤より、「なまぐさ坊主」然無へ。

 考えている間もコロコロ表情替えてます。(猫を飼っている人なら何と無く分ると思う)
 なお、今は猫の属性が前面に出てますから、心を隠していません。
 しかし、相模に声掛けたいのだけど、話す事がこれといってないんだよね。
 やれやれ。
 ・・・・・あ。妖編切り出さなきゃ。最近は分量少ないから楽でいい。
 外伝系統も切り出さないとなあ。
 >鳳龍の剣
 虚空斬ってギルの迷宮のラストで使った奴?
 しかし宝島コミックスなんて覚えている人いたんだ。 
97年11月30日:01時15分45秒
さすが・・・ / MARS
 うーん、言い切るかー・・・軍師としても有能だな俊景は・・・
 たとえ、はったりでも言い切れればそれだけで士気が上がるし策を弄するなら成功率がかなり上がる。
 でも、どんな策なんだろうか?
97年11月30日:01時00分33秒
(建国編)微笑む俊景 / Dr.李
 「無用です。」
 きっぱりと言い切る。
 「?」
 九道が怪訝そうな顔を向ける。
 「増援などいりませんよ。それに、あちらから停戦してくれと頼むことになるでしょう。」
 「どういう事だ?」
 「反撃は一回で、そして致命的にということですよ。今のところ5割程度の勝率ですが・・時間が立つにつれて、こちらの有利になるでしょう。」
 微笑んで九道に言った。
 
 言い切っていいのか、俊景!
97年11月30日:00時25分54秒
確か・・・ / MARS
 ヨロイ、金剛機の移動速度は時速【敏捷】kmだったと思います。
 だからアーキーの金剛機は分速200mで高速機動2倍で400、で疾走輪があれば1200
 確かに人間より早いけど、分速2kmには及ばなんなー、どういう計算だったんだろう。
97年11月30日:00時19分56秒
あれ?まちがえた / ハリ=ハラ
 ううう、ルールブックが行方不明なばっかりに(涙)
97年11月30日:00時17分31秒
あのですね(妖編) / ジョーカー
 金剛機の移動速度って【敏捷】×10q/時なんですよ。
 ってなわけで敏捷が15で時速150q。分速に直すと2.5q/分となります。
 逆算したわけだけどまずかったかな?
 むう、戦闘移動と移動を混同したかも知れない。
 その場合は分速約0.5qになるのかな。
 ちなみに疾走輪を付けているので移動速度×3となります。
 
 戯言
 おおう、鳳龍の剣だぁ。(笑)
97年11月30日:00時14分39秒
あっ、そうか / ハリ=ハラ
 九道さんは、他のシナリオで使われたキャラなんでしたっけね。
 ならば、業の低さもうなずけます。
97年11月30日:00時12分32秒
ヨロイ・金剛機は / ハリ=ハラ
 移動速度の桁が違います。
 確か、【敏捷×100m】ですよ。
97年11月30日:00時05分56秒
業が低い / MARS
 業が低いのは彼女への恋愛を鬼の国の建国という目的に変えて人間への憎しみを割り切ったからです。
 九道は業が低いからこそ苦痛に感じているわけです。でも、宿業は高いのでそれだけ決意が強いんでしょう。
 そういうところは夢影との会話で表現したと思うんですが・・・
 ところでマモルさん、大丈夫そんなもんは九道がたたき壊して上げますよ。
 じゃないと守谷と和解できんからね。
97年11月30日:00時02分24秒
(妖編)『叢雲』の剣 / Ray
 へ? 分速2キロ? 「移動は1ラウンド(分)に【敏捷】x10m以内」ではなかったのですか?  まさか【敏捷】=200なんて事は無いでしょうが……。
 それとも何か別のルールが有りましたか? 確かに「戦闘移動」と「移動」は違うでしょうが。
 また、「玩具」の事は鳳凰宗の本山でも識られていない「オーバーテクノロジー」でしょう。護法衆が独自に入手した物ですから。(もちろん神宮家は「何でも識っている」。)
 水銀蒸気は中毒性の毒劇物(水俣病の元)ですが、量が少ない上屋外ですから問題は有りません。
 
 乾いた破裂音が響く。それは、遅れてやって来た銃撃の音。ほんの一瞬の間に二人の強者を傷つけた銃弾は、同時に妖達の心にも少なからぬ庇を与えていた。
 話し合いの場で行われた狙撃は、この場の主である妖に対する敵対行為に等しい物と言えた。
「叢雲」
『七』が名を呼ぶと、実際に血を見た事で逆に胆が据わった叢雲が、一転して厳しい表情でその眼を見返す。
「吾が許す。行け。行って愚か者に相応しい報いを与えよ!」
 その言葉に静かに頷くと、両の手を掲げる。
「来たれ『叢雲』、 吾が半身よ!」
 虚空を引き裂いて出現した『剣』が、その手の中に収まる。
 それはあまりにも巨大だった。その大きさは、将にヨロイが持つに相応しい程。真紅の剣身は、蛇行する様な曲線を描き、全体として何処か生物的な姿を有している。 大きな柄に添えられた腕は、重さを感じないかの様に、しっかりとそれを支えている。そして、その鍔元には……。
 三人の視界を遮る様に『七』がその身を割り込ませる。
「これ以上はいかん。そなた達を生きては帰せなくなりかねぬ故、な。」
 その向こう側で、
虚空斬!
 声と共に叢雲は『剣』を振り下ろす。
 金剛機である紅の目ですら、ハッキリとは捉えきれない神速の一振りは、目の前の空間すら切り裂いた。
 その中へ飛び込む叢雲。瞬きする間も無く、その姿は既に閉ざされた虚空の向こうへと消えていた。
 
 間の『空間』を切り裂き『距離』を消した叢雲が、次の瞬間目的地へと現れる。
 無明の気弾により、大木が真っ二つに裂けているその場所から、背を向けて遠ざかる小柄な人影が一つ。
 一跳びでその前へと回り込む叢雲。
「タダでは逃しませんよ。貴方がしでかした事の報いは受けて頂きます。」
 叢雲の掛けた声に、長大な銃槍を片手に、もう片手に式札を握った者が顔を向ける。
「な!」{え?」
 二つの声が重なった。一つは『射手』の、そしてもう一つは叢雲の。
「子供? 女の子……!?」
 小柄なのも道理。あまりにも意外な狙撃者の正体に、叢雲は暫し呆然としてしまう。
 それへ向けて、充分に力の載った銃槍が突き出された。
 
 『叢雲』 vs 『射手』
 
 『叢雲』の力と『射手』の正体……予想通りだったでしょうか? 特に『射手』の方は、人称代名詞を使わない様にしていたので、結構意外だったのでは無いでしょうか? あまり自キャラ同士の対戦を続けるのも何ですので、次で一応の決着とします。
97年11月29日:23時57分52秒
(建国編)九道 / MARS
 「なるほどな・・・なら戦えばいい。クサを狩ったことを後悔させてやる。」
 まるで簡単な用事でも済ませようと言うように言い放つと俊景の方へ向き
 「隣国のほとんどは平地の戦いになれ、山岳の戦い方を知らん。一ヶ月程度なら今組織している軍に最低に見積もった増援だけでも俺が持たせてみせる。その間に休戦に持ち込み体勢を立て直そう。頼めるか、兵衛、俊景・・・」
 
 と言った所かな・・・多分街道とはいえ左右は山岳に囲まれているからそこを挟撃すれば一気に相手の指揮官を討てるはず。
 大体、山岳地帯と言っとるのに騎馬に乗ってくると言うことは油断してるんだろう。
 山岳地帯での戦いで騎馬は邪魔になりこそすれ役にはたたんだろう。 
 問題はヨロイか・・・うーん・・・ヨロイ乗りは殺したくないんだが・・・・
 とりあえず、夢影に協力を求めようかな・・・
97年11月29日:23時47分05秒
そうそう忘れてた(建国編) / ハリ=ハラ
 獅明の因縁書き換えしてたのを、言ってませんでしたね。
 
 目的:鬼を刈る   上級 ⇒ 中級
 目的:守矢のお守り 初級獲得
 感情:守矢への興味 初級獲得、その後中級へ上昇
 
 と言った所です。
 マモルさん、しっかり絡ませる気ですのでよろしく
97年11月29日:23時45分18秒
業ねえ・・・ / Dr.李
 業が少ないってのは良いことのように思えるけど・・・
 でも、そんな人間が人を殺せるかい?
 どうなのかな?
97年11月29日:23時42分06秒
しまった(修羅刀編) / ジョーカー
 暁雲のしばらくってのは【心力】分だと解釈していたけどそれだと長すぎる。
 しかも結跏趺坐している状態で結界が張られているから
 妖も式も攻撃が通用しない……どうしよ。
 
 う〜ん、お手数ですがtomyさん。妖でも式でもサムライでもない『彼』で
 暁雲を刻んでやってくれないでしょうか?(笑)大丈夫です。それでも滅びないから。
 でもさすがに邪魔は出来なくなると思うので。
 
 暁雲の結界は法術結界ですので式や妖は通り抜けられませんが
 それ以外は素通しします。深い精神集中に入っているので
 問答無用で命中する状態です。耐性やら再生やらあるけど
 『彼』なら大丈夫でしょう、きっと。(^^;
97年11月29日:23時18分06秒
耳が痛いですね / ジョーカー
 僕のキャラの場合、今現在<特級>を持っていないのが紅、飛翠、覇岩、雷吼、刻耀の五人。
 紅、刻耀を除いた三人は白兵戦闘<上級>一つだけ。
 紅は傀儡術、陰陽術、白兵戦闘がそれぞれ<上級>
 刻耀は白兵戦闘と蟲術が<上級>。
 
 <特級>持ちは黄砂(懐かしい)、常磐、炎、暁雲の四人(?)。
 黄砂が陰陽術、常磐は神通力、炎は芸事。
 
 暁雲は別格で、こいつは須勢理の向こうを張れる設定で作った奴だから
 陰陽術、妖術、法術と盛りだくさん。僕のキャラの中で一番格好悪い。
 強けりゃいいってもんじゃないね。
97年11月29日:23時14分49秒
冗談なら良いんですが / ハリ=ハラ
 これが冗談で済まなくなっちゃったのがもう、一つあるから・・・
 それから、神宮家レベルの金剛機と言う可能性は薄いと思いますよ。
 せいぜい、アーキタイプどまりでしょう。
 
 でも、いいなぁ。そんなに業が低くて・・・
 獅明なんか、今、一生懸命因縁書き換え中だもの。
97年11月29日:23時06分53秒
(建国編)なんとまぁ / Dr.李
 藤 兵衛の言葉を聞き、眉をしかめる。
 「クサを・・・ことごとくですか・・・」
 内乱の到来までは予測していた。
 だが、クサをことごとく潰すまでとは予想できなかった。
 「さて?」
 俊景の戦はすでに白樹攻めの前から始まっている。だが、予想を遥かに上回る形で事態が進展しているようだ。
 「兵衛殿。裏方を探ってもらえませぬか。」
 この一言で充分であろう。
 俊景の頭の中にはすでに四カ国の地図と
兵力図が描かれ始めていた。
 「ふふふ、弱をもって強にあたるとは。兵法としては・・・邪道ですね。」
 そっとつぶやく。 
97年11月29日:22時48分03秒
当然です。 / MARS
 イヤー冗談で言ったことでこんなに反響があるとは・・・
 獅明程度なら気合いで何とかなりますし、キャラクターの性格的にも九道が負けるわけがないですから。
 でも、やばいですね。金剛機ってどの程度の強さなんでしょうか?アーキーレベルまでならともかく神宮家レベルだとマジで特級とらんとやばい。
 ちなみにオイラも九道自身も俊景は強いと思ってます。
 斬り合いの強さじゃなく、国を動かす知力と責任感という点で・・・
 九道の彼女の言葉でこういう言葉があります。
 「国を統べるには3つの力がいる。一つは国を守るための武力・・・もう一つは国を正しき方角へ向かわせる政治力・・・そして人を導く徳の力・・・・」
 この中で九道は武力を自ら担おうとしています。そして政治力を俊景に求めているわけです。
 ちなみに徳を守矢に求めているのかも・・・
 ところで九道もそれほど上級が多いわけじゃないですよ。
 白兵と神通力が上級で格闘と穏身、事情通、意志力が中級です。
 まあまあってとこですか・・・ちなみに気合いを取るとしたら何を何回とっていいと思います?
 それと、どうしようかな九道の返答・・・話がでかいなぁーこまっちゃうなぁー(うれしそう)
97年11月29日:22時04分24秒
をを!!(建国編) / ハリ=ハラ
 でかい!話がでかいぞ、建国編!!
 ところで、獅明も上級は一つしか持っていませんよ。
 はっきり言って技能貧乏です。
 まあ、少し動かしておきますか・・・
 
 ・・・・・・・・・・
 
 「そろそろか?」
 
 獅明より 鴛夜へ
97年11月29日:21時53分06秒
(建国編)そして全ての始まり / Ray
 ちなみに、私の持つ鴛夜のイメージは、「レオン東遊記」(著:嬉野秋彦 イラスト:井上純弌(^_^))の、「とことん性格の悪い自称天才魔道士」ことバシレイデス氏 に、「ネオ・ヴァルガー」(著:秋津透)の、「災厄の魔道士」ことグレゴール・クライシス氏(但し「ルナ・ヴァルガー」の方は却下)を融合させた、とっても「楽しい」(「危ない」とも言う)代物です。まあ、どの途正常な人間から見ると「壊れている」のですが、「壊れ方」の違いです。
 兵衛の方は、名前の元ネタは「立花のおやっさん」(仮面ライダー)だったりしますが(いえ、本当は「芙蓉」->「芙蓉山」=「富士山」->「藤さん」で連想して行って、 最後にそこに行き着いただけなのですが)、CVと外見のイメージはそれぞれ、秋本羊介さん(as東方不敗!)です。「芙蓉」を相手に、「この馬鹿弟子がぁ!」とか言っ てるのかも知れません。(笑) それと、兵衛は「羅刹直属の腹臣」です。(で無ければ「諜報担当」にはしませんわな。)
 では、兵衛の話の核心、「雑談所」に書いた「秒読み」の正体です。(少々のインフレ程度、吹き飛んでしまう位の強引な「押し」ですね。)
 この話だけではまだ半分程ですが、舞台裏で進められていた陰謀は、次第に目に見える場所へと動き出します。
 
 俊景の促しに、一つ頷いて話し出す兵衛。余人の耳の無い場所では、昔通りの口調に戻っている。だがその言葉は、予測すら出来ない程衝撃的な代物であった。
「我等が近隣三ヶ国に配した『クサ』五十余名、今日までに悉く討たれた。これに因り、彼の国々の現状を識る手段はほぼ失われたと言えよう。」
 聞き手の反応を診ながら、言葉を続ける。
「元来『クサ』は、事が起こらぬ限りは繋ぎを取る事も無く、我等が異常を感じたのも最後の連絡から半月が過ぎて後……ほんの数日前の事。
 折悪しく、この『白樹攻め』の為、腕利きの者は冬峨国内より容易には動きをとれぬ有様。
 その中から、何とか送り出したシノビ達の内、戻ったのは北へ送った只一人。それも両の腕を失い、瀕死の身体で……。」
 瞑目して、言葉を途切れさせる兵衛。「上忍」には珍しい、この様な人間的な部分こそ、彼が羅刹の信頼を勝ち得た理由の一つでもある。
「その者の申すには、彼の国々は『シノビ狩り』の為に『複数の金剛機』まで投入し、既に大軍の動員をほぼ完了させておる、と。
 これまで三国が、互いに牽制し合っては小競り合いを繰り返し、結果としてこの冬峨の国で長きに渡る内乱が続けられた事は、赤子でも識っておる。
 されどその者の言葉を信じるならば、こ度の出兵準備は小競り合いの為の物では無く、総勢数十万を数える大戦(おおいくさ)の為の物、と。
 他の二国も同様の措置を採ったのであろう。なれば、残された時間はあまりにも少ない。
 今現在、この国に自由に動かす事の出来る軍は他に無い。
 本来はこの軍も白樹領の『戦後処理』を済ませねば動けぬ処ではあるが、危険を冒してでも今、動いて貰わねば為らぬかも知れぬ。
 その覚悟だけはしておいて貰いたい。
 次の戦、恐らくはこの国の存亡を賭けたものとなろう。」
 
 籐 兵衛 より 九道、俊景へ
 
 冬峨の国の境は南の海を除いた三方で、険しい山脈を挟み、それぞれ隣国と接している。
 東部国境の街道を監視する砦。その一つから急報が発せられたのは、払暁まだ浅い頃だった。
「国境付近ニ陣ヲ張ル一軍ヲ発見。其ノ数凡ソ一万。騎馬、よろいヲ伴ウ。大至急指示ヲ請ウ。」
 冬峨の国の史書は、「この報を以て「四ヶ国動乱」(世に云う「施喇壊野(セラエノ)の戦い」)は始まった」と記している。
97年11月29日:21時26分05秒
インフレの話 / マモル
 俊景さんは<上級>をひとつしか持ってない?
 勝った。守矢は<上級>の技能なんて、ひとつも持ってません。(笑)
 実際、無力なキャラで掛け合いを格好良くできればいいのにな、と思って登場したのに
 決戦兵器のパイロットにさせられそうになっているので、少し戸惑っています。(苦笑)
 
 まあ、そんな話はおいといて、獅明さんが戦うことしかできないキャラなら
 守矢みたいなキャラとからんでみて、そういう属性を変える方向で掛け合いをしていけばいいんじゃないのかな。
 九道さんもまたしかり。戦いで活躍するだけが能じゃないと思いますが。
97年11月29日:21時02分22秒
もしも / ハリ=ハラ
 獅明がインフレに行きそうになった原因だとしたら、反省します。
 設定に問題が有ったかもしれません。
 たとえ敵役としてでも、”戦う事しか出来ないキャラ”は出すべきでは無かったかもしれない・・・
97年11月29日:20時31分39秒
インフレ競争? / Dr.李
 正直言わせて貰えば・・・
 俊景を出したのは、インフレに歯止めをかけるつもりだった。
 修羅刀編・妖編(関係者の方、おこんないでね。)を見ればおわかりいただけると思うが、強さだけがかっこよさにイコールでは無いことをおわかりいただけると思う。
 金剛機を素手で倒せるとか、ヨロイは瞬殺とか、たしかに強いと思うよ。
 でも、そんなキャラで大量虐殺してかっこいいかい?
 少なくとも、おいらはかっこよさを感じない。
 ・・・とはいっても滅びの美学を追求ってのもやだだとおもうけど。
 
 ちなみに、<特級>どころか<上級>すらろくに俊景君は持ってない。
 ちなみに話術が<上級>だ。
 MARSさんは俊景が強いと思ってるようだが、弱いぞ。
 術系統だめ、戦闘持ってても中級。
 能力値、精神寄り、サムライ無し。
 特筆すべきは、<帝王学>中級
 <話術>上級
 この程度なんだよ、俊景は。
 
97年11月29日:20時09分36秒
Re:インフレ競争はやめましょう / Ray
 まったくその通り!……って、言ってる本人が操るキャストにも、<特級>持ちが結構居るのは何故?(笑)
 何故なら、「基本的にNPCとして造っている」から。いや、本気で。
 実際にRPGとしてプレイするなら、<特級>はNPC専用にした方が良いと思いますね。
 『気合い』さえ使えば、「技能の1ランク」程度は「埋められる差」でしかありません。
 大体「<特級>持ちのキャラ」って、簡単に扱える様な代物ではありません。
 取る為には経験以外の「何か」も必要ですし、『強すぎる力』は「迂闊には使えない」か「自滅を招く」と言うのが物語の相場ですし。
 おかげで、「鴛夜」以外は「能動的には動けない」キャラのオンパレード。(苦笑)
 その鴛夜も、取らせた目的は「全PCを敵に回しても、最低1回は逃れられる様に」と言うかなり情け無い理由ですし。(『敵役』とはそう云う者でしょう。)
「物語」における「役割」と云う物は、決して「強さ」のみで計る物では無いと言う事でしょう。
97年11月29日:12時46分24秒
そんなもの / ハリ=ハラ
 永続化式で城をつくちゃえば良いじゃないですか。
 そうすれば、ほうら重量なんて関係なし。
 自己修復に、防衛機能まで付ければ、ばっちり。
 
 オマケ
 前に考えた事がある奴に、「生きた城」と言うのが有ります。
 まあ、基本的には上の「式城」と同じなのですが、こっちは明鏡も組み込んで金剛機式に作った奴です。
 その分、城の罠もその反応速度も半端じゃないっス。
 とてもじゃないっスけど、入ったら出てこれません。
 マスターに言ったら没にされました。
 
97年11月29日:11時18分10秒
浮遊城という物を考えた(建国編?) / ジョーカー
 鏡花血風録で宮篠の国の城が宙に浮かんでいたので
 出したら面白いかと考えてみた。実は飛行式に限界重量という物は
 存在しない。ただ荷重が増えると共に飛行速度がどんどん半減して行くだけ。
 だから城を飛ばしたら面白いかと思ったんですが、心珠を使った永続式
 「減殺」クラスが四機でも亀のような速度ですら飛べないことが
 判明し、会えなくアウト。でも浮かすだけなら可能。問題はそれの戦略的な価値だよな。
 補給が大変そうだ。
97年11月29日:04時40分05秒
手が出ない(修羅刀編) / 月夢
 動かせないなあ、どうしよ?
 あ、それから怨麗の状態っていうのは二つの命が完全融合しているということ?だからあくまで一つで二つに引き裂いたら二つの命が出来ると言うわけではないのかな?
 あと暁雲が力つきるかなにかあるまで海淵出番待ちということで、琴音ももう少し様子見てから投入します。
97年11月29日:04時35分10秒
気合い?(妖編+α) / 月夢
 計算したことないなあ、ウ゛ィジュアル重視でやってるから、私ルール考え出すと筆止まる人間なんです(苦笑)。
 私のやり方がいいとは言わないけど、ある程度までは数字に眼をつぶっても許されると思うよ。
 私の持ちキャラだと危険物は海淵、と勿論宵闇、葉嬢も潜在力では危険だけど、今の段階ではアーキの中ではクグツと少年には負けない程度だし(笑)。
 確かに強いキャラは扱いにくい、宵闇は出すタイミング考えてしまう、というより森を出たら滅多なことでは顔出さないでしょう、外伝とか話を聞くとか回想とか以外はね。
 海淵の方はもともと修羅刀回収させて一回切りの予定だったから、神宮とか設定したけど引き際悩んでます、なまじ変な能力あると自キャラが浮いて苦労しますよ。
 
 ま、という参考にならない意見を言いつつ、妖編続きです。
 
「うーーん、いやそーじゃないんだけどねえ」
 説明に迷う。
「名前は宵闇よ、宵闇お姉さんと呼んで置けば間違いないわ」
 そう言ってしまうのが早いと判断して葉嬢は伝える。
「間違えてもさっきの言葉は口にしちゃ駄目よ」
 そして更に念を押す。
「ったく、寿命縮まるわよ・・・・」
 幾つまで生きるか検討もつかないが葉嬢がそう呟くと、似たような表情をしていた鴉が頭を下げる。
「そんなに堅苦しくなくてもいいわよ、別にあたしに仕えろっていってるんじゃないし」
 ねえという感じで宵闇を見ると、宵闇も頷く。
「こんな小娘と坊主にそんなに恭しい態度をとると逆に不自然であろう」
「そこまでいう?」
「無論よ」
 躊躇なく言い切る。
「で、そこの笑っておる娘と陰陽師は名乗っておかんでよいのか、着いていく気であろう?」
 
 宵闇、葉嬢からその場の人間へ
97年11月29日:04時30分38秒
それから(建国編) / ハリ=ハラ
 獅明が九道より強いのは当たり前です。そういう様に作ったんだから。
 真っ当な(と私は感じた)九道の強さに対し、それよりも強くはあるがどこか歪んでいる獅明を対抗馬として出したのです。
 
 強いのですよ、あなたの九道は。
 獅明なんかより、ずっと・・・
97年11月29日:04時05分23秒
インフレ競争はやめましょう(建国編に限らず) / ジョーカー
 自分で<特級>持ってる化け物(暁雲は複数、炎も芸事)を動かしていてなんですけど
 それだけに分かるんですね。強さのみを求めた<特級>って格好悪いってのが。
 業システムの一環を担っている気合の存在意義もそうなんですが
 このままじゃ弱いからじゃあ<特級>を持たしてしまえってのはやめにしません?
 
 本来、技能、能力値で勝てない分を気合で埋めるのが天羅だったはずです。
 
 僕のキャラに限れば炎辺りはまだ一つだから辛うじてですが
 暁雲辺りはもう格好悪いったらありゃしない。
 
 追記
 九道は白兵戦ならまだしも神通力で<特級>なんて取ったら
 <エジャ(疾風)>が使える以上、神奈備と互角の強さになってしまいますよ。
 そこまで行っちゃうと何もしなくてもそれだけの力があるという事を
 危険視されてか〇ちさん(笑)いやいや、神来の金剛機が大挙して襲ってくること
 になってしまうのでは。
 
 業が17点(異常に低いな……)ならば気合の大盤振る舞いが出来るでしょうから
 それで良いんじゃないでしょうか?
97年11月29日:03時04分04秒
あと、 / ハリ=ハラ
 低すぎる業は、それはそれで問題だと思いますよ。
 因縁に落とせば確かに低くはなりますが、だからと言って赤子のような業ではちょっと・・・
 
 以前、陰陽ヨロイ乗りと言うネタを作った事が有ります。
 術法関連と知力・心力等はアーキタイプ並み。
 体力は一般人並みにして、その代わりヨロイに乗せると言う・・・
 確かに強いけど、ちょっと気持ち悪かったな。
97年11月29日:02時56分31秒
まあね〜 / ハリ=ハラ
 でも、特級はいけないでしょう。
 特級が出てくるとこちらも合わせて「封印したオプション」を出さねばいけなくなるので・・・
 封印してないオプションは多分にビジュアル的な物なので、パワーバランス的には変化はしないと思うのですが。
 
 あと、気合のチェックはしてますよ。
 だって獅明君は、最終的には修羅になると思いますから・・・
 (そういう様に作って有る)
97年11月29日:02時30分14秒
ところで・・・ / MARS
 九道って業が低いから接合できんだよな・・・もしかしたら守矢と同じかそれ以下かも。
 (17点です。)
 まあ、体がでっかいからそもそも乗れんやろうけど。
 それに下手なヨロイに接合するよりサムライ化した方がよっぽど強い・・・・
 でも、単純に強さだけから言うと獅明の方が強いんだよなー・・・白兵戦闘か神通力を特級にしちゃダメ?
 ところで、皆さんちゃんと気合いのチェックしてるんですか?オイラしてないんですけど・・・・
97年11月29日:01時09分08秒
あうう(妖編) / ハリ=ハラ
 ×3・・・
 とても敵わん
97年11月29日:01時06分17秒
は、早えぇ!(妖編) / ハリ=ハラ
 分速2キロ!
 しかも、基本的にあの移動速度は戦闘中という事で、人間なんかは歩きで計算されてるから、最高速度はその4〜5倍!!
 ひゃ〜〜!
 鴉なんかは、人間やめてもその半分しかいかないや。
 やっぱ、金剛機は恐いね。
97年11月29日:01時00分57秒
間違えた(妖編) / ジョーカー
 疾走輪装備しているから
 
 「×3」だ。
 
 ってことは空間転移でもしない限り、飛行式使っても紅からは
 逃げられないな。もっともそこまでして追いかける必要がないんだけど。
97年11月29日:00時47分22秒
追加(妖編) / ジョーカー
 気化した水銀って猛毒なんでは?
 紅は金剛機状態だから効かんけど。
 
 しかしちょろっと計算してみたんだけど金剛機って足早いねえ。
 紅、軽く分速2キロ以上は走れる。しかも今は高速機動状態だから
 分速4キロ越えるかな?
 
 対抗砲撃しようかと思ったけど走った方が経済的だわ。(笑)
97年11月29日:00時41分08秒
玩具(妖編) / ジョーカー
 ライフリングに水銀弾。どちらも天羅の技術で作ることは不可能ではないだろうけど
 その発想が何ともはやオーバーテクノロジーな気がする。
 うーん、さすがは鳳凰宗のひ・み・つな技術。(笑)
97年11月29日:00時35分52秒
なんかよく分からなくなってきたぞ(修羅刀編) / ジョーカー
 麗って一つの身体に二つの魂が宿っているんじゃないの?
 身体が一つしかないってのは分からないでもないけど
 命が一つしかないってのは?
97年11月29日:00時13分30秒
お帰り / MARS
 スグネさん、お帰んなさい・・・イったパソコンが戻ってきてよかったっすね。
 ところで夕林はどうすんだろうか?九道は完全に子供扱いしとるし、夢影も同様・・・俊景も多分同じだよな。
 これだとラブラブな展開になんないじゃないかー!!
 って、望んでどうするよ(爆)
 とりあえず、九道もしたり顔なんだろうか・・・李さん、ほんとに分かってます?オイラ分かりませーん(爆)
 うーーん、他に書くことはないかな?そうだ九道の身長体重なんぞでも書いとくか。
 
 身長:6尺5寸(約195cm) 体重:30貫(約110kg)
 
 ちなみに芙蓉は
 身長:5尺4寸(約160cm) 体重:14貫(約50kg)
 
 です。ちなみに体重が多く見えますけど、実際は九道も芙蓉も筋力があるから重いんですね。
 まあ、芙蓉の場合は胸が大きいと言うことにしてしまおう。
 (なんか、そんな描写もしたし(爆))
97年11月28日:23時58分09秒
説明(妖編) / ハリ=ハラ
 
 「これから一時的にとはいえ、あなた方は私の主人となられます。
  それゆえ、それに先立って挨拶をしたまでの事で御座います。」
 
 鴉より ムラサキ・葉嬢へ
 
 礼節、礼節。
 礼に始まり、霊に終わる。
 っと、間違えた。「霊」ではなく「礼」だった。
97年11月28日:23時58分02秒
暁雲(修羅刀編) / ジョーカー
 「間違っておるよ」
 
 即答。寸毫の迷いも見せずに暁雲は返した。
 
 「真に守るべきものが、愛するものがあるならば、何故に死を選べるものか。
 死んでしまったらそこで終わりよ。一度きりの命を使ってしまったら
 次からは誰が守るというのだ。守るべきものが愛すべきものが
 あると言うのなら、なればこそ命を惜しまねばならんのだ」
 
 その声は深い深い年輪を感じさせた。
 
 「死は結果に過ぎぬ。言ったじゃろう、命を賭けるのは良い
 じゃが捨てることはまかりならんとな。端から命を捨てるつもりであれば
 何一つとして成し遂げることは出来ぬ。命を賭けてなお生きようとする者が
 もっとも強いのじゃよ」
 
 「たとえ、それで死に至ることがあったとしてもじゃ…」
 
 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
 
 「儂に出来ることはもうないか」
 
 無念そうに唸る。だが当事者以外の自分が入ったところで
 事態は解決できまい。力任せに修羅刀を滅する事は
 不可能ではないが……その時は沙夜も巻き添えになるだろう。
 
 「出来るとしたらこのくらいか」
 
 そう呟くと結跏趺坐に入る。
 
 「今、神来の輩(やから)がちょっかいを掛けてきておる。
 普段ならこの程度の『位』の者に遅れをとる儂ではないが
 森に入ってから無理をしすぎた。それに怖い別嬪さんに
 奥の手を禁じられてしまったのでな。邪魔を試みてみるが
 …そう長くは保たんぞ」
 
 それを最後に深い瞑想状態に移る。この状況でやってのける辺り
 糞度胸もいいところだ。十間と離れていないところで修羅刀は怨念の炎を上げているというのに。
 
 暁雲  夕霧に向かって
 
 もうさすがに暁雲は引き時でしょう。しばらくは海淵の同調及び修羅刀の召還を
 妨害した後、力尽きることにします。滅びるわけじゃないけれど。
 ちぇっ、本性は見せられずじまいか。まあ枯蔦の封呪を一人で支えるわ
 特大の式を二体も打つわ、<癒やし>は掛けまくるわ、さすがに限界でしょう。
97年11月28日:22時58分09秒
え?、いいの? / ハリ=ハラ
 ムラサキ吸収してもよかったの?
 な〜んだ、それなら早く言ってくれれば・・・
 
 何て、冗談ですよ、冗談。
 ふふふ、冗談に決まってるじゃ有りませんか
 ふふ・・ふふふふふ・・・・・
97年11月28日:22時53分54秒
そうかいそうかい / Dr.李
 ムラサキ「鴉さんも僕をだましたんだ!」
 鴉「ふふふ、さあ私とひとつになりましょう・・・」
 ムラサキ「いやだー。」
 鴉「ふふふ、かわいいですね、ムラサキ」
 
 ふふふ、外道ってこんな感じ?
 
 ドゴーン!
 
 ”ピーピー、ただいまDr.李宅に謎の落雷が発生。付近の住人は避難にしてください。 繰り返します・・・・”
97年11月28日:22時41分42秒
え?オプションの事ですか? / ハリ=ハラ
 ふっふっふ
 ばっちり外道ですから、期待しておいて下さい。
 もっとも、GMとして出したら一生PCが寄り付かなくなりそうですけど
 (冗談、そこまでは多分ひどくない)
97年11月28日:22時34分48秒
ほほう / ジョーカー
 ならば是非ともCPUコンで聞くことにしましょう。>ハリ=ハラさん
 先月みたいに起きたら十時過ぎだったというような腐った事態にならない限り
 行けるはずですので。
 
 ところで
 >初期のメンバーは今いずこ?
 
 >初期メンバー生き残りです(笑)。
 
 ここに化石が一人。(笑)もっとも修羅刀編は途中参加だけれども。
97年11月28日:21時04分01秒
(妖編)魔弾 / Ray
 えーと、「超音速の銃弾の飛翔音」は、銃弾の後からやって来ます。それ以外は、お二方とも絶妙の対応ですね。
 では、ここで2つ目の「玩具」にも、ご登場願いましょう。
 
 紅の掌を貫いた銃弾は、その姿を著しく変化させていた。
 先端部を構成していた脆い素材が、金剛機の鋼の掌と、弾の内側に収められた『もの』の慣性とに因り、文字通り砕け散ったのだ。
 空気抵抗の増大した『銃弾』は、急速にその速度を減じながら、無明の掌に集まった高圧の『気』に受け止められる。
 それは、紅の行動が生んだ奇跡と言えた。
 だが、その奇跡が、同時に災いをも呼び込む原因と成ったのは、かなり皮肉な事実だった。
 『銃弾』の内に収められた『もの』は飛散して広がり、与えられていた速度そのままに『気』に因る防御をなされていない部分へも襲いかかった。
 その『もの』の名は『水銀』。常温で液体となるこの重金属は本来、柔らかな組織を内側から破壊する目的で使用されていた。
 だが今、無明に襲いかかったそれは、悪質さでは勝るとも劣らない代物であった。超音速で飛来する重金属の飛沫に対して、人の肉体は余りに脆弱な物でしか無い。
 無明が発した気弾は、その大半を蒸発させる。だが極僅かな残りが、散弾となって無明の脚を貫く。
 それが、『射手』の放った魔弾の成果の全てであった。
 
 高圧の気弾は人影を貫き、それを爆散させる。
 それを横目に見ながら、移動を続ける『射手』。
『狙撃の後は、先ず移動』という鉄則を忠実に守る『射手』は、それにより、自分の狙撃が『失敗』した事を悟った。
 狙撃位置に残しておいた『式』は失ったが、大した痛手では無い。それよりも、与えられた『玩具』を活用して猶、失敗した理由の方が余程気になっていた。
 だが、先ずは此処を離れる事が第一である。『標的』を捉える機会は、いずれ又訪れるであろうから……。
 『飛翔式』の式札を取り出し、気を込める。
 だが、そこで声を掛けられようとは、全く考えてはいなかった。
「タダでは逃しませんよ。貴方がしでかした事の報いは受けて頂きます。」
 それは、『標的』の側に居た筈の、少年の姿をした者。
「な!」
 そうと知った時、『射手』は思わず声を漏らしていた。実に久しぶりの声を。
 
 『魔弾の』射手
 
 「玩具」の2つ目は、「水銀弾」です。
 最後の最後で何故『叢雲』が現れるのかと言うと、最近影が薄くなって来たから。(笑)
 詳細は、次回以降の書き込みにて。
97年11月28日:19時48分53秒
(建国編)俊景 / Dr.李
 「さて、兵衛殿。」
 相変わらずの表情で兵衛を見つめる。
 「お話を聞かせていただこう。」
 落ち着いている。
 まるでこれからの報告を予見しているかのように。
  
 
97年11月28日:19時45分48秒
(妖編)鈴鳴の茶々 / Dr.李
 雷吼の絞り出すような声を聞きつつ茶をすする。
 さのえをみる。
 あまりに話が大きいせいかやっぱりよく分かってない。おまけに今の言葉の重要性にもまだ気づいてないようだ。
 
 「やっぱり、分かってないわね・・・。」
97年11月28日:19時40分24秒
(妖編)僕らの勇者おー(笑) / Dr.李
 命冥加なことやなあ。
 
 「へ?」
 葉嬢のあわてている理由、丁の笑い、鴉の驚き・・・、その理由がムラサキには理解できなかった。
 「なんで?」
 ともかくおばちゃんはだめらしい?
 「いいから、お姉さんってよぶの!」
 「???お姉さんって名前なの?変なの。」
 
 鴉が平伏して言う。
 「よろしくお願いします。」
 「へ?」
 ・・・?・・・(考えてる)
 「えっと・・・なにを?」
 (思いつかなかったらしい)
 
 丁が笑う。
 「?」
 きょろきょろと周りを見る。
 笑っているのは彼女一人。
 「お姉ちゃん何か変なの?」
 本当に不思議そうな顔で聞いた。
 
 ・・・多分雰囲気で、宵闇をおばちゃんと感じたんだろうな。鈍いのやら、鋭いのやら・・・
 
97年11月28日:19時11分42秒
じ・つ・は…… / Ray
>あ、そうそう、龍王の『神珠』は『龍珠』って呼ぶ事にしませんか?語呂もいいし。
 
 あの台詞、最初は『龍珠』にしていたんです。
 でも、「龍王以外にも持たせてみたい」と思いまして、結局読みも同じの『神珠』にしたと云う訳です。
 大変語呂が良いので、気に入ってしまいました。我ながらとても、あの時「2分」ででっち上げた設定とは思えない。(笑)
 
97年11月28日:18時48分04秒
鱗麗(修羅刀編) / tomy
「そういうわけにもゆかぬ。なにしろ“命”が一つしかない故な。」
炎に言葉を返す鱗麗。

「『親父』とやらは怨麗の方に同情しておるようだし、あやつが死ぬような選択はできまい。かといって、新たに“命”を作り出すなど、現在の龍脈の状態ではとても無理というものよ。まあ“命”をくれるなどという、すいきょうなものでもおらぬ限り、その方法は選べぬわ。」

鱗麗から炎へ

あ、そうそう、龍王の『神珠』は『龍珠』って呼ぶ事にしませんか?語呂もいいし。
97年11月28日:18時41分55秒
第2部(妖編) / 月夢
 うーん、予定だと玄屋が斬られた場合は琴音は性格一変させてくぐつ狩りにさせるつもりだったんだが。
 陰陽人形、クグツ、ヨロイ、金剛機が大嫌いという性格に、でも玄屋生き残りそうだな。
 しかしこのまま終わるとなんかまとまりが良くないぞ、何とか修羅刀逃がしたいな。
97年11月28日:18時37分29秒
さて(修羅刀編) / 月夢
 初期メンバー生き残りです(笑)。
 さて、玄屋親子どうしようかなあ、玄屋もしなんと修羅刀止まらないと思うけど。
 まあいいや、あいかわらず傍観しよう、突っ込んでいけないからなあ、陰陽師って待つタイプのキャラだなあ。
 
「お父様・・修羅刀が・・・」
「ああ、見えている」
 他ならぬ自分が作った刀だ、誰よりも現状はよくわかっている。
「式を、いや紗を結実させておくには霊力が不可欠、その根元心珠を抜いたということは普通なら数刻で消える」
「ですが・・」
「ああ、無理だろうな」
 自分の説を自分で否定する。
「霊力という定義には怨霊たちの憎悪も含めるべきなのだろうな、いや、すでに式という範疇を越えているか」
「ありえるのですか?」
「わからんよ、だが修羅刀は常に変質してきた、なら一つの限界を越える事も可能かもしれん、もはや妖と言うべきだろうな、あの域までいくと」
 玄屋が頭を振る、心珠を砕く事で止めるという事はこれで不可能になったのだ。
「お父様、夕霧様が!」
 めまぐるしく次の手を考える玄屋が琴音の言葉に顔をあげる。
「しかけるか・・・」
「お父様止めないと・・・」
「無理だろうな」
「なぜ!?」
 詰問するような琴音の言葉、だが玄屋は苦々しげな顔をして答える。
「昔と同じだからさ、夕霧はまったく逆の立場になったが、同じなのさ・・・・私がここにいることも含めてな」
 
 
 タイミングがほんとにないな、琴音がつぎ干渉するかも知れません、感情的なところあるから、勝ち目ないんだけどねえ。
97年11月28日:18時22分09秒
報告 / ハリ=ハラ
 鴉と獅明のオプションが正式に完成しました。
 獅明はともかく、鴉の方はどえれえ外道です。
 獅明の方は出すけれど、鴉の方はほとんど動かす事はなくなると思います。
 
 皆さん、鴉の持ってた「人形」には気を付けましょう。
97年11月28日:18時18分03秒
むう(修羅刀編) / ハリ=ハラ
 しかし、修羅刀編もずいぶん変わったよね。
 初期のメンバーは今いずこ?
 たまに、他のTRPG関連のページで見かけるけど
97年11月28日:18時14分27秒
夕霧(修羅刀編) / tomy
「沙夜さんを助けるためとは言え、それでお主が死んだとしたら……分かるじゃろう?」

「それは、、、。」
ためらう様に言葉を濁す夕霧。だが、その次の言葉は余計だった。

「命を“捨てる”?」
それは単なる言葉のあやだったのだろう。だが夕霧にはどうしても見過ごすことができなかった。なぜならそれは自分だけでなく、静弥の死に際をも否定する言葉だったから。

「暁雲さま、愛するもののため死ぬことは、間違っていることでしょうか?」
知っていればそんな質問はしなかったはずだ。何百年も生き続けたものにとって、その質問は酷だろう。

「私は、、そうは思いません。」

夕霧はいまだ過去に、、死人にとらわれていた。


「先ほどの話しとは状況が違います。今のままでは私だけではなく、玄屋親子や娘達の命までも修羅刀は奪うでしょう。それにもし万一私が修羅刀以外の手で死ぬことになれば、行き場を失った怨みは、全てを焼き付くそうとするでしょう。私は返さなくてはならない借りを返すだけです。それに、、沙夜の手を汚す様な事には決してしませんから。」
寸分の迷いすら捨て去り、夕霧が言う。

夕霧から暁雲へ


「さて、私の用事は終わった。道を譲ってやろう」
滅光のその言葉に夕霧は応えを返すことができなかった。なぜならその向うに黒い炎をあげて燃えあがり始めた修羅刀を目にしたから。無限とは言え低出力の心珠の霊力から、自らの怨念に原動力を切替えた修羅刀は、今までとは比べものにならない程高まっている。その怨みの炎に沙夜の体はいつまで耐えられるだろうか。

「沙夜っ!!」
修羅刀に向かって駆け出す夕霧。


むう、この展開で第2部に入ることができるのだろうか。『あの人』出す様な、ちょうどいいタイミングがなかったし。このままだと、入っても邪魔されるような気がする。
修羅刀編連載終了の危機かも(苦笑)。
97年11月28日:17時43分12秒
夢影♪(建国偏) / スグネ
うちのパソコンがちょっとイってしまってました(;;)

ご歓談の処、失礼致します。」
 食事中の四人の部屋に、一人の初老の男が姿を現す。
 (なんだ、この爺は?)
 「兵衛! お主、華杜に残る筈では無かったか?」
 九道の問いに、片膝を着き深々と一礼して応える。
 (なんだ、九道の配下か)
「左様。
 なれど、容易には捨て置けぬ知らせが入り、御両所にもお知らせせねばならぬと思い、まかり越した次第。
 この国の命運にも関わる、ゆゆしき問題なれば、先ずはお人払いを……。」
 (ふむ、由々しき問題とねぇ)
 その時九道は立ち上がり、兵衛に
「分かった、ならば沢の方へと出向くとしよう。あそこならば話に聞き耳を立てられることもあるまい。ちょうど気分転換もしたかったことだしな・・・夕林、君も一緒に来るといい。」 そういうと夢影に近づき、九道は小声でこう告げた・・・
「済まないが夕林を頼む・・・放っておきたくはないがこちらも重要な話のようだ。話せることがあればあとで話す」
 「ああ、分かったぜ」
 ささやいてきた九道に、同じく小声で返す。
 (・・・ただし、俺はガキのお守りは苦手だがな)
 心の中でちょいと不安げに呟く夢影だった。


97年11月28日:17時06分48秒
う、とめられてしまった(修羅刀編) / 月夢
 ああ、冥道塞いだら力がそそぎ込めない、強制回収しようかなあ。
 
(やれやれ余計な横槍が多い事)
 あの暁雲という僧形の姿をした者に続いて今度は滅光が割り込んでくる。
(三文芝居ですね、ずいぶんとつまらなくなってしまいました)
 海淵にとって楽しい展開になる事を期待していたのだが物事は上手くはいかない。
(どうしますかね、親子でやり合わせて見ますか、それもまた一興ですがねえ)
 一時的に修羅刀との交信を遮断して海淵が考える。
(上は追加を送るような事を口にしていましたし・・・ここで無理矢理引き寄せても、それよりももう少しだけ様子を見ますか)
 海淵は溜息をついて更に静観の姿勢にはいる、ただし回収の機会を逃すつもりはない、もう一度修羅刀と精神の波長を併せていく。
(いざとなれば強制的に飛ばさせて頂きましょう、黙って見続けるつもりはないですからね)
 
 
 ああ動きがとれない、という事で更に静観、このまま何もしないで終わるかも。
97年11月28日:16時54分44秒
外伝(妖編) / 月夢
 なんか最近かこネタが書きたくなるので、ああ、本編かけよ、私。
 
「よう眠っておるの」
 胸に抱いた葉嬢を見て宵闇が微笑む。
「それはよろしゅうございました」
 蛍火が余り感慨のない声でそう言う。
「ぬしに言われても今一本気かようわからんの、まあよいが・・・・それで?」
「それでと申されますと?」
 宵闇が居住まいを正し蛍火に尋ねると、蛍火が聞き返す。
「おぬし報告にきたのではないのか?」
「違います、外を見て回っていたものが戻ってきましたので、その報告を受けてくださるようお伝えにきたのです」
 宵闇をはじめ女の妖のために一部男子禁制の区画が森の中にはある、本来は主に対する宵闇の嫌がらせで出来たものだが今はそう認識されている。
「めんどくさいの、鈴鳴か誰かに任せておけんのか?」
 相手が入ってこれないときは宵闇自身が出ていかなくてはならない、
「本気で仰っているとは思えませんが」
「まあの」
 宵闇が出ないという事は内陣の長としての職をおろそかにしているという事になる、宵闇にはそう言う真似は出来ない。
「いくとするかの」
「はい・・・・葉嬢様はどうなさいますか?」
「そうだの、誰かに預かって・・・・おお丁度良い者が一人おるの」
「だれです?」
「言ってからの楽しみよ、蛍火少し寄り道してゆくぞ」
「はい」
 そこで二人と葉嬢の姿がふっと消える。
「これ、眼赤」
「は・・・・・宵闇様?」
 午後の微睡みをむさぼる眼赤の前に急に姿を現す宵闇。
「わらわじゃ、ちと頼みがある」
「なんでしょう?」
 いつもながらの唐突さに嫌な予感がする眼赤の前に宵闇は葉嬢をそっとおく。
「んにゃ・・?」
 寝心地のいいところから急に放されて眼を開けてきょとんとする葉嬢。
「これがなにか知っておるの?」
「これって・・・・ヒメじゃないですか」
 一部では葉嬢をヒメと呼んでいる、ちなみにこれ扱いするのはそんなに多くはない。
「うむ、葉嬢じゃ、で、わらわはしばらく仕事があるのでぬしに預かって貰いたい、どうせ暇であろう」
 決めつける宵闇。
「いや、暇って・・・」
「うにゅ・・?」
 つい葉嬢と見つめあう眼赤、葉嬢はこくんと小首を傾げてから眼赤に手を伸ばす。
「俺には子供の面倒など・・・・いて、いてててて!!」
 反論しようとする眼赤の髭を葉嬢が掴んで引っ張る。
「うむ、葉嬢もぬしを気に入ったようだの」
「そのようで」
 無責任にあいずちをうつ、蛍火。
「そ、そんな事より俺にどうしろと・・・」
「よきにはからえ」
「そんなむせきにんなあ、っていかないで・・・」
 眼赤の抗議の言葉を聞かずに消える宵闇。
「きゃっきゃっ」
「あああ、どうせいと・・・」
 後に残るは楽しげに眼赤で遊ぶ葉嬢だけだった。
 
 
 ごめん、眼赤、こんなのしか思い浮かばなかった(笑)ちなみに最後に鈴鳴が眼赤の様子を見てふっと笑う光景も思い浮かんだ(笑)。
97年11月28日:13時30分55秒
しゅわしゅわしゅわ(妖編) / ハリ=ハラ
 「えと、あの、以後気をつけさせます」
 「そう願おう」
 
 このやり取りで、場の空気が一気に柔らかくなる。
 ほっ、と安堵のため息を漏らしながら最後に
 
 「よろしくお願いいたします。」
 
 そう言うと、深々と頭を下げた。
 
 鴉より 葉嬢・ムラサキへ
 
 平伏してまーす。
 でも、あんまり気にしなくて良いでーす。
 やっぱり、こいつもちょっと変?
97年11月28日:12時51分20秒
「瞳」妖編 / 夜光
  そうか、ムラサキちゃん。もうでてきていたのね(^^)
  それと、丁のあの態度は...庚とさのえがにていたからです。設定がかぶさっているので....
 下手すると、さのえが過去の幻影に苦しむかも(^^;
 
  ああ、この子だな。ムラサキの姿を見た瞬間丁には解っていた。これが無明が見守れと言った
 少年だと。その生い立ちに。その扱われかたに共感を覚えることもできる。
  ただ、違うことは。自分は無明に救い上げられ、この少年はいまだに暗闇をさまよっていると
 言うことだけ。けれど、その暗闇も後少しで晴れるかもしれない。そんあ希望が沸いたのは、ム
 ラサキの隣に葉嬢がいたから、あの屈託のない笑顔は....きっとあの少年の心を救い上げること
 ができると。
 「おばちゃん誰?」
  薬売りの装束のあやしげな男の会話にはとくに奇妙な違和感は感じなかった。だが...この森
 でも高位に位置するであろう。あやかしに対して。開口一番にこれである。
  笑いをかみ殺すのも並大抵の苦労ではない。
 「君。おもしろいよ☆」
  そういってクスクス笑う、丁も...変な奴である。
 
 丁 より ムラサキへ
97年11月28日:12時26分03秒
「地者」修羅刀編 / 夜光
  滅光は鬼としての力つまり神通力。それも滅光の記憶している限りすべての。
 それを心球に刻み込んで暴れさせようとしただけです。恨みの対象すべてを滅ぼ
 せば自分も自然と滅びるでしょう?ついでに沙夜の体にもいたずらすればもっと
 おもしろかったかな?(ど外道)<修羅刀に対する滅光の干渉
  
 「まったく。かのお方の涙すら乾いたのが解る気がするな」
  一言。それは重い呼気と同時だった。
 「俺に聞こえないと思っているのか?そこの二人」
  修羅刀に語りかけ惑わせる海淵。それをいさめる声を発する暁雲。その声が聞こえてくる
 「決めるのはおまえ自身。我々ではない」
  無感情...いや狂気に近いほどの激情を押さえ込んだ荒れ狂う流れを隠した湖面のような声。
  そして、修羅刀の答え。
  おのが内に宿る支えたる。心珠を抜き取る。そしてそれはたがを完全にはずしたことも同義ではないだろうか?
 「なるほど。"大地"を捨て一人の怨鬼となっったかそれもまた道だな」
  言葉とともに刀をひとふり。それまで荒れ狂うかのように流れ出ていた。冥界の気がぴたりと止まる。
 
  「鬼神」滅光 より 修羅刀へ
 
 「さて、私の用事は終わった。道を譲ってやろう」
  その口元に満足そうな笑みを浮かべそう答える。
 
 「鬼神」滅光 より 夕霧へ
97年11月28日:11時41分03秒
「呼気」妖編 / 夜光
 「いってしまいましたね」
  それは誰に向けられた言葉でもなかったろう。けれどそれは鍵となった。
 「さて....」
  ゆっくりとあたりを見回す紅。
 「始めましょうか?」
  紅の言葉を皮切りに、無明の感覚が高まっていく。それが何か強い圧迫感の様にも感じられる。
 空気の質さえ変える何かがその体のいたるところから感じられる。
 「約束でしたからね」
  そう言う無明の顔に柔らかな笑みが浮かぶ。昔年の修法の成果を表すときが近いのだ。その喜
 びを押しとどめるのは容易ではない。
  そのとき無粋な影が現れる。どこかで見たような。けれど知るはずもない雰囲気を宿した影。
  
 「退くのはやぶさかではありませんが...」
  紅の言葉。
 
 「そうですね。時はできましたからね」
  その顔に浮かぶのは穏やかな笑み。そうこれこそ本来の無明の表情なのかもしれない。
 
  答えとともに何故か紅が動く。だが、それは無明に向かってではない。遙か後方の何か
 に向かってだった。
  何かをたたき落とそうとする紅。そしてその動き故に、無明には聞こえたのだ。何かが
 空を着る音を。その掌に霊力が集まるそれは瞬時に白熱する光の固まりとかした。
  そして、その輝く掌を軽く差し出す。けれどもそれは無明の感覚であり。実際にはそれ
 は雲曜の刹那の間に行われていた。
  紅の掌を通り抜けた何かが無明へと迫る。金剛気の高速機動すら見切る事を可能にした
 五感はその何かを受け止める時間を無明に与えた。そして差しだされた掌と、その中に眠
 る白熱した高圧の霊力の固まり。
 「私に聞こえていないと思っていましたか?」
  高圧の霊力の固まりはその銃弾を消したにとどまらず。音すら越えた神速で打ち出され
 た方向に飛んでいく。
  それは鏡に光が反射するがごとく、機械的で感情というものを気配と言うものを一切感
 じさせないものだった。
 
 護法僧 無明 より 紅、『魔弾の射手』へ
 
  ありがとジョーカーさん。おかげで「不意打ち」にならなかったので対応できました(^^;<弾丸
  それと掌から飛び出したのは無明特製の気弾です、飛び道具を飛び道具でうち消したのでこの状況ならば
 下手すると突き返しが発生しているかもしれません(^^;なお無明さんは前回登場時は法術は上級でしたが特
 級になりましたのでお気をつけください(^^;それと無明さんまだサムライとけてないんじゃないだろうか(^^;
 
97年11月28日:08時04分06秒
刹那 / ジョーカー
 それは万に一つの偶然に他ならない。射手が構え、引き金を引いたその時
 ちょうど真後ろを向いていた紅にはその動きが僅かながらに見えたのだ。
 紅が金剛機であったのが射手の不運。その目は鷹よりも鋭く
 前にだけ付いているとは限らない。
 
 だが一瞬の停滞。紅と言えど殺気を微塵も感じさせない者の危険性は
 測りかねたのだ。だがその目は「何か」が超高速で接近してくるのを捉える。
 
 目標は…無明!
 
 瞬時に高速機動状態に移行し、弾丸を叩き落とそうとする。
 だが一瞬の停滞は致命的な遅れとなった。かろうじて延ばした手のひらを
 
 「くっ!」
 
 ……銃弾は易々と貫き、無明の頭部へと迫った。
 その苦鳴は純粋に痛みによるものか、それとも自分のいたらなさを責めたものか。
 それをこの場で分かるだろう、ただ一人の人物の命脈は尽きようとしていた。
 
 紅
97年11月28日:03時30分51秒
ほお(妖編) / 月夢
 いい度胸だムラサキ(笑)、、、ってまあ宵闇このくらいじゃきれないけど、まったく怒ってないとはいわんが。
 しかし20前半から半ばの外見でもおばさんかい、まあさのえがおばさんあつかいされるぐらいだからなあ(笑)。
 
 
(いっちゃった・・・・・・あああ・・・・・)
 あの葉嬢が一瞬沈黙させられるほどの出来事、森すらも沈黙したかも知れない。
「ほお」
 それに対して本人の反応は淡泊だった、少し眉を潜めただけ、だがたったそれだけの動きでも見る者がみたら恐怖したかも知れない。
「ちょっ、ちょっとムラサキ、お姉さんと言い直して・・・」
 ひそひそとしかし必死に葉嬢が言う、幼少時からの教育の良さが窺われる。
「よいよい、子供の言葉全てに目くじらを立てても仕方あるまい」
 その言葉が聞こえていたのか宵闇が止める、いつも通りの扇の向こうからの言葉には変わりはなく聞こえる。
「えと、あの、ムラサキに悪気は・・・」
 冷たいものが背中を走るの感じつつ葉嬢が言うと、
「わかっておる、いわんでも良い」
 軽く受け流すが葉嬢は落ちつかない。
「えと、あの、以後気をつけさせます」
「そう願おう」
 かくも恐ろしい一瞬はそれで何とかおさまりがついたようだった。
 
 という事でまあおとがめなしです、次言ったらしらんが、ちなみにムラサキ以外の人間が言った場合も保証しません、まあ、実年令はおばさんどころじゃないんだけど。
97年11月28日:01時29分32秒
(妖編)狙撃! / Ray
 積年の好敵手『紅』との死合いを目前に、静かに高まっていた無明の『気』。
 だが、思っても見なかった新手(『七』)の介入に、極僅かにその『気』が逸れる。
 それこそ『射手』の待ち望んでいた一瞬に他ならない。
 全身の力を抜いた姿勢から狙撃体勢への移行は、ほぼ瞬時である。
 声も無く、殺気も無く、ただ反射的に引き金を落とす。
 撃針が珠を砕き、そこで生じた衝撃波が重金属製の椎の実型の銃弾を一気に加速させる。
 精密に研磨された銃身の内側に刻まれた螺旋状の溝が、そこを通過する銃弾に回転を与えた。
 超音速にまで加速された銃弾は、与えられた回転に従い可能な限り直進、空気を切り裂いて飛翔する。
 この距離では、着弾は発砲音が届くよりもかなり前になる。
 僅かに浮かべた微笑みだけが、『射手』の漏らした人間的な反応であった。
 
『魔弾の』射手 より 森の外の一同へ
 
 「玩具」の1つは、『ライフリング』でした。
 時間的な流れは、「七の登場」、「鳴羊の退場」、「紅の台詞」、「射手の狙撃」ですね。
 銃弾は、正確に無明の頭部を狙っています。
 しかし、長かった……。LOG何個分だ?
97年11月28日:00時31分18秒
(建国編)九道 / MARS
 『人払いと言われても・・・・』
 九道は夕林を見つめる
 『まだ、泣きやまないのか?どうも苦手だ・・・特に女性の涙には・・・』
悩みながらも九道は立ち上がり、兵衛に
「分かった、ならば沢の方へと出向くとしよう。あそこならば話に聞き耳を立てられることもあるまい。ちょうど気分転換もしたかったことだしな・・・夕林、君も一緒に来るといい。」
そういうと夢影に近づき、九道は小声でこう告げた・・・
「済まないが夕林を頼む・・・放っておきたくはないがこちらも重要な話のようだ。話せることがあればあとで話す」
そういうと、九道は足早に沢へ向かう。
 
 
っへ、鬼畜な人じゃなかったのか・・・すいませんRayさん
でも、鴛夜は主従関係と言うよりはあくまでも依頼者に対してもドライな感覚なんじゃなかろうかとおもって・・
羅刹は内乱状態の時にある程度の地域をまとめる領主的な役割を担っていたことがあると思うんで鴛夜とは面識はあると思います。
ちなみに九道はないだろうな、多分・・・
でも、芙蓉の親父ですか・・・俊景と仲悪かったりして(ニヤリ)
しかも、娘に依存してたら尚更グーですね(爆)
 
97年11月28日:00時30分31秒
炎(修羅刀編) / ジョーカー
 「相反する目的を持った者同士が何故、一つの身体に宿っているのかが
 俺には不思議なんだがね」
 
 合点の行かない顔をしていた炎だったが不意に軽く頷く。
 
 「そう言えば、さっき『させられて』と言ったな。さしずめそれが原因か。
 しかし龍を人にだか、人を龍にだか知らんがそんな真似が出来るとなると…
 ま、『連中』しかいないだろうな。親父でも出来るだろうが腐ってもやりそうにねぇし」
 
 その「親父」はと言うと、森の中で出会った傀儡曰く「夕霧お母様」と
 なにやら話をしている。
 
 「無理矢理同居させられているのが嫌なら親父に頼んでみたらどうだ。
 はっきり言って女に弱いからな。特に別嬪さんにゃ。封じたのが『連中』だとしても
 親父なら解けるだろう。それだけの力はあるはずだからな」
 
 相手が自分と同じ、人と妖の共生体だからだろうか。
 やけに親切な炎だった。
 
 炎  鱗麗、怨麗に向かって
97年11月28日:00時07分30秒
(妖編)おお! / Ray
 ムラサキくん!!
 君こそ真の勇者だ!!! (ここんとこ、石井康嗣(GGGの大河長官)の声で。)
 時結界の中に居るので無ければ、すぐにでも祝福を授けて差し上げるのに……。
 命があったら(笑)是非、神奈備と逢ってやって呉給え。(あ、不死虫飼ってるから大丈夫か?)
 この話を聞いたなら、きっと感銘を受ける筈。(爆笑)
 いやあ、近年稀にみる武勲だ。(好き勝手言ってるなぁ。)
97年11月28日:00時00分53秒
森の外にて(妖編) / ジョーカー
 「…行ってしまいましたね」
 
 紅がそんなことを言う。それが鈴鳴達のことを差しているのか
 それとも、いつの間にか紅の肩から消えている常磐のことを差すのかは
 余人には窺い知ることは出来ない。
 
 「さて…」
 
 ゆっくりと辺りを見回す。
 
 「始めましょうか?」
 
 何の気負いも感じさせないその声は死合いの開始を告げるそれにしては
 あまりにもあっさりとしていた。事情を知らぬ叢雲や鳴羊には何を始めるのか
 見当も付かないだろう。多少なりとも知っている庚にしたところで
 さほどの違いはない。それほどまでに自然な科白だったのだ。
 
 ただ一人、無明だけがその意を察しあくまでも自然体のまま相対する。
 
 そこに新たな、鬼の姿をした妖が現れ、水を差す。
 
 「やれやれ」
 
 少し疲れたような声で紅が溜め息を付く。
 
 「何の因果か、よくよく邪魔が入りますね」
 
 構えを解き、『七』に顔を向ける。
 
 「退くのはやぶさかではありません。何もここで戦う必要はないわけですからね。
 しかし、どうせなら連れが帰ってきてからにしたいのですがよろしいでしょうか?」
 
 鬼の姿をした妖を前にしてか、僅かに翳りを帯びた表情で紅は慇懃に聞いた。
 
 紅  無明、『七』に向かって
97年11月27日:23時44分37秒
(建国編)凶報を告げる者 / Ray
 あれ? 鴛夜の掌の傷は「感覚結合した式を鷹羽に砕かれた」事に因る反動です。包帯グルグルだったので、勘違いさせてしまいましたか? でも、天羅に手袋は似合わないし、他に手を隠す方法が思い付かなかったので……。
 それから、鴛夜は羅刹や俊景と遭っているのかな? ここ5年程は日高見を離れて八州に居た(おまけに2・3年は完全に消息を絶って)と云う事にしていたのですが。 Dr.李に書かれた事を元に「元白樹の城付き」と言う事にしたので、「幼い頃の守矢」とは遭っている事には為りましたが、羅刹は白樹の関係者では無かったですよね?
 「鴛夜の行動が読めない」のは、そのまま「舞台裏」に繋がっているからです。そろそろ隠し通せなくなる頃ですから、動きを見せる事にしましょう。
 「神珠」に関しては、簡単には通れない「障害」を用意します。又、「お食事組」が鴛夜達を追うのなら、陣中に居る筈の陰陽師に(居ますよね?)、飛行式を打って貰うのが一番でしょう。 そうすれば、此方が街で用件を片づけている間に、かなり詰める事が出来る筈です。
 それから、皆さんは鴛夜の性格をどの様にお考えですか? 因縁からも分かる様に「マッドサイエンティスト」ではあっても「フリークス」では無いのですが。
 おまけに「雇い主」も存在してますし、「守矢を見守る(笑)」の因縁まで取ってるのに、何だかどんどん鬼畜に思われてゆく様で、一寸悲しい……。
 
「ご歓談の処、失礼致します。」
 食事中の四人の部屋に、一人の初老の男が姿を現す。
 好々爺然とした表情に似合わぬ、鍛え上げられた鋼を想わせる体躯。糸の様に細められた眼は、その心の裡を容易には覗かせない。
 この男こそ、羅刹による「大粛正」を生き延びた只一人の「上忍」にして、芙蓉の義父でもある「藤 兵衛(とうの ひょうえ)」である。
 いまだ小勢力に過ぎなかった羅刹に協力し、裏の活動を一手に引き受ける事でその覇業に貢献したこの男は、他の上忍達が追討された後も変わらぬ忠節を尽くしていた。
「兵衛! お主、華杜に残る筈では無かったか?」
 九道の問いに、片膝を着き深々と一礼して応える。
「左様。
 なれど、容易には捨て置けぬ知らせが入り、御両所にもお知らせせねばならぬと思い、まかり越した次第。
 この国の命運にも関わる、ゆゆしき問題なれば、先ずはお人払いを……。」
 常の、自信と余裕に溢れた漢の物とも思えぬその物言いに、九道と俊景は酷く不吉なものを感じた。
 
 「上忍」藤 兵衛 より 「お食事組」の方々へ
 
 芙蓉ではなく、その義父さんを貰います。(笑)  
97年11月27日:21時35分18秒
(建国編)芙蓉 / MARS
 『なるほど、陰陽師とは鴛夜の事だったのね・・・やっかいだわ、あいつは何をたくらむかも分からない。』
 芙蓉はかすかに顔を歪め、集めた情報を頭の中で巡らせる。
 『とりあえず、集めた情報からすれば守矢殿を利用するつもり・・・しかし、それだけかしら?』
 何か、引っかかるものを感じながらも可能性をいくつか思い浮かべる。
 『一つは守矢殿を建てて冬峨を支配する?あり得ないわ・・・
  あいつの性格からすれば他人の下に甘んじてつくわけがない、
  たとえそれが格好だけでも・・・』
 鴛夜の顔を思い浮かべる
 『あるとすれば守矢殿を道具として使うことしか考えない・・・考えただけでも吐き気がする。
  とにかくあるとすれば自らの復讐のために利用することのみ・・・やはり、ねらいは羅刹様と俊景様?
  でも、その方法は?』
 『効果的な復讐は俊景様と羅刹様の大事なものを徹底的にたたく・・・
  と言うことは民を苦しめる?どうやって?一番効果的なのは恐怖・・・圧倒的な力・・・っは、もしや・・・』
  
 
 
 と言うわけで芙蓉の行動です。うーん、食事組は夢影と夕林が話を進めてくれないと九道は話を進められーん
 でも、芙蓉の話は曖昧ですね・・・すいません。いまいち鴛夜の行動が読めない。
 とりあえず、あの傷は羅刹が鴛夜を追放したときに俊景が付けたものにしてくれません?
 でも、鴛夜の目的ってなんなんやろうか?とりあえず、芙蓉をRayさんにお預けします。
 分かってもいいことは芙蓉にしゃべらせて下さい。
 ところで、神珠を手にするには儀式が必要で最低でも3日かかると言うことにしてみては?
 
97年11月27日:19時32分32秒
ピキーーン(妖編) / ハリ=ハラ
 「シノビで御座います。」
 
 寝ぼけ半分のムラサキの質問にそう律義に答えた。
 が、次の瞬間、凍り付いた。
 
 「・・・おばちゃんだれ?」
 
 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
 鴉
 
 おいおいおいおいおいおいおいおい
 いいのか?え?いいのかそんな質問?
 お、俺は知らんぞ
97年11月27日:19時25分50秒
(妖編)ムラサキ / Dr.李
 の゛ーーーーー。
 葉嬢に手を引かれながら、ムラサキは護衛達のいる場所に着いた。
 ”からす”?で”さんじ”?
 くすりうり?
 「じゃあ、くすりうりじゃないときははなにしてるの?」
 寝ぼけ眼で鴉をみる。
 そして、ふと宵闇に目をとめる。
 「・・・おばちゃんだれ?」
 
 生命のピンチかぁー!
 がんばれ、ムラサキ。
 
97年11月27日:07時50分03秒
LOG 014 / sf
 天羅万象掛け合い所 LOG 014として1997年11月17日から1997年11月26日までのログを切り出しました。
97年11月27日:04時13分26秒
気に入るも何も(妖編) / ハリ=ハラ
 「どちらも私で御座いますから、どちらでも構わないのですが・・・」
 
 少し考え
 
 「それでは、鴉とお呼び下さい。」
 
 鴉より 葉嬢へ
97年11月27日:03時45分40秒
どっちを?(妖編) / 月夢
「鴉と三治、どっちをといわれてもねえ」
 葉嬢が肩を竦める、
「あなたはどっちが気に入ってるの?」
97年11月27日:03時27分15秒
平気だよ〜 / ハリ=ハラ
 だって、今まで寝てたもん。
97年11月27日:03時24分35秒
紹介(妖編) / ハリ=ハラ
 「私、ひょんな事から護衛のひとはしに加えて頂く事になった『鴉』と申します。
  浮世をすぐる術として、薬売りをしております故薬売りとしての『三治』と言う
 名も御座いますが、どちらでもご随意にお呼び下さい。」
 
 薬売り・鴉より 葉嬢へ
 
 今更薬売りの名前使う事も無いしね。
97年11月27日:03時12分51秒
性格(妖編) / 月夢
 葉嬢は物おじしない人間ですので誰がいても気にしません(笑)。
 しかし、きみらちゃんと寝てるのか?(笑)
97年11月27日:03時05分37秒
では(妖編) / 月夢
 到着させましょう。
 
「この森の中では騒ぎをそうそうおこさせんよ」
 宵闇があっさり言ってから、森の奥に目をやる、
「もうすぐ来るであろう・・・・・そうだの、正確に言うと後5つ数えるぐらいかの」
「え?」
 言われて残った人間が宵闇の見ている方に目をやるとそこには狐火の明かりが見える。
「遅かったの」
「動き出すまでに多少時間がかかりまして」
 蛍火が軽く頭を下げる、その後ろから着いてきた面々が顔を出す。
「宵闇姉様、この人方があたしの護衛なの?」
 葉嬢があたりを見渡してそう尋ねると、宵闇はうなずき、それから神奈備の結界の方に目をやり、
「あとそこにも数名いるがの」
「なにしてるの?」
「難しい話し合いよ」
 葉嬢が好奇心から尋ねるが宵闇は軽くいなす。
「ふーん」
 生まれたときからつきあいのある宵闇の事をわかっている葉嬢は聞いても答えてくれそうにもないと判断すると残った人間に改めて目をやる。
「紹介してもらえるのかな?まったく知らない人と旅に出るのはなんだと思うのだけど」
 
 葉嬢から その場の人間へ
97年11月27日:02時47分33秒
到着ですか。(妖編) / 蒼
 眼赤も暇だったし。
 鳴羊もこれ以上動かしたくなかったし
 さくさく到着しませう。
 しかし、恐ろしいのはこの時間帯の書き込みなのにレスポンスが十分以内で帰ってくるというところか。
97年11月27日:02時40分08秒
修羅刀か・・・(修羅刀編) / ハリ=ハラ
 心珠ぬいたってことは、そのエネルギー無しでも刀として実体化できるほど、怨念が集積してるって事でしょ?
 それ考えただけでも、十二分に恐ろしいのだが・・・
97年11月27日:02時39分09秒
いいんじゃないでしょうか(妖編) / ジョーカー
 問題は葉嬢が相模と鴉のことを聞いてないって事だけど
 まあ、宵闇もいる事だし、なんとかなるでしょうしね。
97年11月27日:02時36分01秒
こっちも動こう(妖編) / ハリ=ハラ
 「静かで、良い森で御座いますね。」
 
 誰に言うとも無く呟く。
 
 「先程までは、少々騒がしかったですが・・・
  この森の中にいると、大人しくしてくれるので助かります・・・」
 
 
 「ところで、護衛のお相手の方は、まだお付きになられないのですか?
  この森の中ならば、動くのにさほど時はかからないでしょうに・・・」
 
 薬売り・鴉より 妖・宵闇へ
 
 合流してくれないと、外野が暇になってしまう。
97年11月27日:02時35分17秒
修羅刀って(修羅刀編) / 月夢
心珠抜いたってことは今修羅刀の活動の中心機関ってかわってるのかな?
97年11月27日:02時21分10秒
到着(妖編) / 月夢
 葉嬢たち着かせていい?居残り組が暇そうだし、なんか停滞が続いてしまう。
97年11月27日:02時18分20秒
そうか(建国編) / ハリ=ハラ
 「そうなると、俺の用件はちっとばかしお預けだなぁ・・・」
 
 少し残念そうに、呟く。
 
 「俺の方は、急ぐ用でもねえから良いけどな。
  ま、もうしばらくは付き合うぜ。
  手前の勘なら、気を付けた方が良いだろうからな。」
 
 「それから、町での用件ならすぐ済む。
  ちょっと「餌」をやるだけだからな」
 
 獅明より 鴛夜へ
 
 CVは、声優知らんから、わかんな〜い。
 適当に、決めたかったら決めていいよ。
 それから、「餌」をやる相手は、鴛夜は知ってる事にしておいてもいいです。
 どうせ後で出てくるから。
97年11月27日:00時42分54秒
過去(妖編) / ジョーカー
 (再び生を受けた?どうやってだ)
 
 それが多少引っかかったが問い質している場合でもない。
 地面を、いや、遠いどこかを見つめながら雷吼は重い口を開いた。
 
 「俺は物心も付かない餓鬼の頃から寺で暮らしていた。
 聞いた話によると親は戦で死んだらしい。それを坊主が拾って育ててくれたんだ」
 
 ぽつり、ぽつりと語っていく。
 
 「五才か六才の頃か、やはり再び戦が起きた。住んでいた寺も
 巻き込まれ、育ててくれた法師もその犠牲になった」
 
 軽く首を横に振り。
 
 「名前も覚えちゃいないが、その法師が俺を床下に隠してくれたお陰で
 村で一人だけ生き残ることが出来た。でもそんな餓鬼が一人で
 生きていけるほど天羅は甘くない。略奪を受けた後だ、食い物なんか何一つとしてなかった」
 
 淡々と何の感情を込めずに言葉を紡ぐ。
 
 「飢え死にしかけて子供心にもう駄目なんだな、って思ったその時だ。
 焼け落ちた村に一人の法師が通り掛かったのさ。それが…姉さんだった」
 
 最後の一言、それだけに万感の想いが込められていた。
 
 「助けて貰ったはいいが、最初は変な奴だ思っていたよ。
 頭巾は決して取らない、何一つとして喋らない。もっとも初めの理由は
 程なくして分かったけどな」
 
 この場でただ一人、詳細を知らないさのえのためにあえて口にする。
 
 「姉さんはル=ティラェ…いや、俺達の言葉で言うと『オニ』だったのさ」
 
 雷吼  一同及びさのえに向かって
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