天羅万象掛け合い所 LOG 012

天羅万象掛け合い所の1997年10月24日から1997年11月07日までのログです。


97年11月07日:23時27分41秒
暁雲(修羅刀編) / ジョーカー
 「ぐっ」
 
 夕霧と玄屋が現れたことに修羅刀が反応し瘴気の濃度が上昇
 その影響を受け空間の歪みの強度も増す。それにとらわれ
 暁雲の式が全て容易くはぜる。感覚をつないでいた暁雲もその余波を受け
 がくりと膝をつく。
 
 「ごほっごほっぐっ」
 
 激しく咳き込む暁雲には周りを見渡すだけの余裕がない。
 そのため沙夜が修羅刀に近付くことを制止できない。
 気が付いた時はもう遅かった。
 
 「お嬢ちゃん…」
 
 その目は修羅刀を手に涙を流す沙夜の顔に据えられている。
 その沙夜はゆっくりと修羅刀に操られ、夕霧達の方へ歩を進める。
 だが突如進路を変え、琴音に向かって―つまりは暁雲のいる方へ―
 走り出す。その進路上には怨霊達が蠢いていたが、それは元の器
 修羅刀に戻り、刀は一層のまがまがしさを帯びる。
 
 それを携え沙夜が琴音に迫る。暁雲はあえてそれを止めようとはしない。
 たとえ斬り付けたところで琴音に張った結界が修羅刀を弾くだろう。
 むろん簡易の結界、さほど長くは保たない。だが一瞬でも保てば
 その隙に取り押さえることが出来る。身体の力を抜き、その一瞬に備える。
 
 結界が反応するまで三寸のところまで修羅刀が迫ったその刹那。
 闇がわだかまり、修羅刀には及ばぬもののやはり妖気を発する一振りの刀が
 虚空より突き出され斬撃を阻む。
 
 「それはお嬢ちゃんが持つようなものじゃねえぜ」
 
 妖刀の持ち主のそんな言葉。見た目にはただのサムライに見える。
 だが何もない宙から湧いて出たような男が“ただの”サムライなどと
 誰が信じるだろう。その上暁雲の“眼”にはいくつかの別人物の姿が重なって見えていた。
 
 「やれやれ…」
 
 暁雲は先程と同じため息を吐く。ここ数年暇を持て余していたと思ったら
 ここに来てそのツケが一挙に回ってきたようだ。退屈しないこと夥しい。
 
 「荒事も嫌いじゃないが、儂ゃもうちっと平穏な人生を送りたいのう」
 
 暁雲は運命の神だか仏だかに向かって呑気な愚痴をたれた。
 
 暁雲
97年11月07日:22時22分29秒
(建国編)俊景の弐 / Dr.李
 そうです。出来れば丸坊主の巨漢で少女・少年趣味にしてしまいましょう(笑)。
 そうですね、名前は繕覆なんてどうですか?
 
 「ははは、それを言うなら大多数が当てはまりましょうな。しかし、将軍殿を斬れば、唯では済みますまい?いかに問題あろうとも、いたずらに戦の種をまくのは得策ではありません。」
 かといって、ほっておいてよいものでもないか・・・、言葉に出さず考える。
 「ふむ、僧籍に入れるのも一つの考えですな。」
 いたずらっぽく笑う。なにか人を安心させる笑顔だ。
 
 俊景
 
 九道に対して溜め口聞いてますが、九道ほど強くありません。というより、そもそもサムライ入れてませんから、遥かに弱いです。どちらかと言えば若武者のアーキタイプに近いでしょう。
 特技は馬術、将才に恵まれてますが、ほとんどその才能を使う場面は今までありません。柔らかなようで直言、諫言をする人物で、結構上から疎まれてます。
 
97年11月07日:21時53分59秒
(建国編)九道 / MARS
 九道のついてる羅刹は世捨て人みたいな人で、無駄な殺生や戦乱が嫌いな人だそうな
 と言うわけで将軍ってのは羅刹は以下の嫌な奴でいいのかな?
 
 「それもできんだろう。奴に借りを作る気にはなれん。」
 そういうと腰につるした酒を傷口に振りかけ始める。
 「もし、奴が手出ししようものならオレが斬る。少なくとも唯一残る白樹の跡取りだ、名代の権利委譲までは放っておくわけにはいくまい。」
 その後、話がとぎれると少し笑い
 「奴のことに関しては気が合うようだな俊景・・」
 そうして見せた笑顔は意外にも幼く感じさせる笑顔であった
97年11月07日:21時02分13秒
(建国編)俊景 / Dr.李
 「やれやれ、何しに来たとはひどい言いぐさですね。まあ、止めに来たと言えばそうなのですけど、今はそちらの方に用がありましてね。何かの役に立つかもしれないから、連れてこいと言われまして。」
 そういって肩をすくめる。
 「とはいえ、あの将軍殿の嗜好を考えると連れていくのもいやなんですけどね。で、手っ取り早くヨロイを取り逃がしてくれと言いに来たんですが・・・、遅かったですか。」
 涼やかにとんでもないことを言う。まるで言外に”ヨロイなどあなたの敵じゃないんですから、適当に腕の一本でもおって終わらしといてもらいたかった”とでも言ってるようだ。
 「ふむ、さいわいにして。」
 あたりを見る。
 「私達だけのようですから、この方はさっさと逃げて貰った方が良いようですね。」
 
 九道のお目付役にされるだけあって良い度胸である。
 
97年11月07日:20時28分09秒
(建国編) / MARS
 墓場同然となった戦場の中で俊景と九道、そして取り残されたようにヨロイ乗りがたたずむ。
 夕日が俊景と九道の整った顔立ちを際だたせていた。
 こうして並べてみると互いの差がよく分かる。
 俊景が花ならば九道は研ぎ澄まされた刃、太陽ならば月、菩薩ならば修羅である。
「それより俊景、何しに来た?目付役としての役務か?だったら早くしろ、オレは斬られるかもしれんからな。」
 まるで世話話でもするようにするりと出た言葉は物騒ながらこれも感情はなかった。
97年11月07日:20時15分24秒
同時刻、やや離れた丘で(建国偏) / スグネ
「・・・こりゃあ、もう終わってるかな」
遠くに見える収まりかけた戦火を見つめながら、夢影は誰に言うともなしに呟いた。
黒髪を肩まで伸ばし、金剛杖を持った、まだ若いように思える男だった。

夢影は無意味な殺戮が嫌いだ。
普段はなるべく他人の行動に干渉しないようにしているが、人が殺されているというならば話は別だった。

「しかし・・・やれやれ。どこへ行っても俺は面倒に巻き込まれるんだな」
ややうんざりしたように呟きながら、夢影は戦場に向かって駆けて行った。
ひょっとしたら、まだ生き残りがいるかもしれない。

堕ちたオニ・夢影

やっぱ建国偏に行くことにしました(^^;


97年11月07日:19時38分28秒
(建国編)と言うよりかごめんしゃい / MARS
 すいません、言葉ったらずで。
 その通り、サムライ起動時にですよ。間違っても元がそれなわきゃないです。
 ちなみに明鏡の浄化もその通り、お恥ずかしい。あれって祈祷に業が10点
 ごとに10分かかるから悠長に祈祷なんぞしてたらばっさりですな、ははは・
 ・・情けな
 後設定追加何すけど、九道くんそんな非道じゃないよ。後ろからばっさりはね。
 ついでに誰かヨロイ乗りやってくだしゃいい
97年11月07日:16時18分30秒
悩み(修羅刀編) / 月夢
 下のが昨日の分、そういえば滅光とあったことないな玄屋、敵か味方かもわからない。
 うーん、海淵使ってさっさと沙夜ごと回収して消えようかな?人がごちゃついとるし、時間置いてしきり直すタイミングがつかめない、修羅刀編沙夜の章と修羅刀編怨麗の章とに切るのがいいかなと思うのだけど、どうでしょう?
 では短めに琴音。
 
 式が実体化する前に眼前に迫る修羅刀、
(間にあわない!!)
 反射的にぎゅっと目をつぶる琴音、沙夜の腕が振り上げられ、振り下ろされる。
 キィン。
 死を覚悟するまもないほど素早く切り捨てるだろうと思われた刀が甲高い音を立てて受けとめられる。
「あ・・・」
 恐る恐る目を開ける琴音、そこには闇の中から突き出された一本の刀が修羅刀を受けとめている光景があった。
「助かったのですか・・・・・・?」
 状況を飲み込もうとする琴音の耳に刀の持ち主だろうと思われる人間の意味不明の言葉が届く。
(なんのことでしょう?)
 琴音には理解できない、ただ一つわかることは。
(助けて頂いておきながらなんですが・・・なにか怖い・・・・)
 理屈ではなく漠然と肌でそう感じていた。
 
 琴音
97年11月07日:14時48分20秒
おや(修羅刀編) / 月夢
 い、意外な人物が動き出したな、でも修羅刀より怖いひとのような気もする(笑)。
 昨日つながり悪くて書き込めなかったんで持ち越したら、ちょっと反応変えねば。
 しかし150年?滅光どこへ行って来た?しかも修羅刀は完成してから二十数年のはず(おろおろ)・・・・ま、いいや、おいおい明らかになるでしょう(笑)。
 
「二十何年になるかな・・・」
 式をうとうとする手を止めて玄屋が呟く、
「・・・・あの時と変わらない・・・・夕霧、変わるぞ」
 意図的に「沙夜が」という主語を落としている、言うまでもないことなのだ、沙夜の手には刀が握られている。
 ゆっくりと沙夜が立ち上がる、玄屋は無言で身構える、沙夜にして沙夜でない者が歩き出す、向かう先は自分たち・・・・そう思っていた玄屋の虚をつく行動を沙夜が、いや、修羅刀がとる。
「え?」
 真っ直ぐ向かってくると思っていた修羅刀が視線を逸らす、その先にいるのは・・・琴音。
「逃げろ、琴音!!」
 玄屋が叫ぶ、琴音が我に返ったように体を動かそうとするが、修羅刀はもう駆け出している。
「しき・・・」
 一瞬の判断が生死を分ける戦場で琴音は沙夜の姿をした存在に躊躇をしてしまう、かわすことも式を打つことも迷う、最悪の反応。
「・・・よ、この場に姿を現し、我を守る・・・」
 精神を集中させる詠唱の途中、式も実体化しきれない間々修羅刀が迫っていた。
 
 
 琴音斬られるの覚悟だったんだけど、意外な横槍だね、まあまだ無事とはいえないけど、これからさき琴音は展開次第では斬られるの覚悟とします、流れ上自然と判断する場合はかまいません、ただ斬られた後はこっちで演出させて頂きますが。
(sf:重複削除しました)
97年11月07日:10時39分05秒
たぶんそれは(建国編) / ハリ=ハラ
 サムライも起動させて、という事でしょう。
 元々が15とかはさすがに反則過ぎでしょう。
 ちなみに
 うちの鴉は、ちょっと気合を使ったので現在30ぐらい。
 まだ足りんなぁ。
 それから、ちょうど薬草・蟲を取りに行ってきたばかりなので、ご注文があればどうぞ。
97年11月07日:08時07分51秒
うそっ!!(建国編) / タイガ
>ジョーカーさん正解っす!!(笑)フルスクラッチで体力15,敏捷16って言う反則な奴でした。 (後略)
 
 15に16っ!?
 一体どうやったの?
 11から15まで足して……65。
 体力と敏捷の二つだから二倍して……130。
 敏捷は16だから足して……146。
 その三倍だから……438っ!!
 絶対修羅じゃん。
 それともキャンペーンかなにかのキャラで手に入れた気合い全部をつぎ込んだの?
 それにしたってすごいな……まあ、僕のキャラ「相模」は心の声も台詞に含めると、
 現在80点以上の気合をためてるけど。
 でもその五倍とは……。
97年11月07日:07時42分23秒
貸し出し(修羅刀編) / タイガ
 霊力を貸してくれと頼む怨麗に
 「俺が今休んでるのは何のためだと思う?」
 枝に預けた上体を起こしもせずに怨麗を見る。
 「後で……、かたが付いて、幾らもしないうちに返せるというなら、貸してやってもいいがね」
 意地悪そうな口調で言う。
 
 元金剛機狩り「蜘王」より「怨麗」へ
97年11月07日:04時56分39秒
は〜い / みだれかわ枕
>そろそろ合流させたいのだが、いいかね。
 了解です。行きましょう
97年11月07日:01時33分01秒
(妖編)いいかい? / Dr.李
ええ加減ちょっとだれてきてるので、そろそろ合流させたいのだが、いいかね。
 次の夜光さんの書き込みで移動したいんだけど? オッケイかい、夜光さん、枕さん。
97年11月07日:00時05分31秒
(建国編) / MARS
 「いや、まだだ・・・こいつはオレに何かを言いたいらしいしな。」
 そういうとおもむろにヨロイ乗りを乱暴に引きずり出す。
 「今、お前はオレを憎んでいる。違うか?もしそうならはっきりそういったらどうだ。」
 まるで機械かなにかのようによくようのない声が淡々と響く。
 そこはもうすでに戦場ではなく墓場であった。
 冬峨を納めていた白樹の一族、最後の砦、長い間そこに押し込められていた一族はは女子
 供を除き残るはヨロイ乗りだけであった。
 「もし恨むなら、今すぐ刀をとれ。それができるならば小の国はお前の物だ。」
 抑揚もない言葉が続き、九道は珠槍を置きヨロイ乗りに背を向ける。
97年11月06日:22時16分15秒
(建国編)さて、どうしようかね。 / Dr.李
 参加しようにもずいぶん短く切っちゃてるのね。
 うーん、修羅刀編のごときパワーのぶつかり合いってのがふえてもなんだしなあ。
 
 きめた、普通のキャラで入ろう。
 
 戦場にその男は立っていた。
 「やれやれ、ひどいものだな。見境なしだ。」
 ヨロイ装束に身を包み、腰には珠刀。颯爽とした青年である。だが、その目は、静かに悲しみをたたえながらあたりを見回していた。
 「ふう、背中から斬りつけられている。逃げようとしたところを切られたか。」
 そして、目の先に、目的の人物を見つけた。ヨロイから小さな人影を引きずり出している。
 「九道殿!おやめなさい。決着はつきました。」
 凛とした声。不思議と人を引きつける、そんな声だった。
 
 仁科三郎俊景 
 
 
97年11月06日:21時57分14秒
みんなそうなんだ! / Dr.李
 そうさ、みんなそうなんだ!
 そうやって、善人顔して裏でえげつねえコトしてるんだ。
 畜生、もうだれもしんじねえ!
 
 青年の主張のコーナーでした。
97年11月06日:20時57分07秒
うんにゃ / ジョーカー
 >ちなみに金剛機を最も簡単に倒す方法は法術で明鏡の業を払ってやることです。
 
 御霊返しを行うには相手が襲いかかってこないことが大前提だと思いますよ。
 金剛機の前でんなことやってたら切り刻まれるだけです。
 結局力押ししかないわけです。で、無力化してから祓うと。
97年11月06日:19時25分16秒
怨麗(修羅刀編) / tomy
「ぐっ。こんな時に双角がいてくれたら、、。」
怨麗は困っていた。亡霊の前に名乗り出たのは良いが情報を仕入れる手段がない。『あいつ』の使う《心を読む視線》を使えば良いのはわかっている。しかし使い方がわからない。一旦明鏡に封印しようにも分身では霊力も使えない。

「そうか。自分の霊力でなければ、、!」

辺りを見回すと「蜘王」の休んでいる結界を見つけ、そこに飛ぶ。

「ねえ、蜘王、あんたの霊力を貸してもらえないかい?」

怨麗から「蜘王」へ
97年11月06日:18時07分07秒
「黄泉返り」修羅刀編 / 夜光
  き〜ん
  高く澄んだ音色とともに沙夜の握っている刀が受け止められる。
 「それはお嬢ちゃんが持つようなものじゃねえぜ」
  闇の中から一振りの刀が突き出されている。影のように闇のようにけれどそれはあくまでそれらと違う
 何かを宿している。
 「さて、150年ぶりだな?あのときは逃がしたが今回は眠ってもらうぜ?」
  そこに佇むのは、狂気を秘めた笑みを持つ何かだった。
 
 サムライ 滅光 より 修羅刀へ
  
97年11月06日:17時33分15秒
丁寧な説明、どもども(^^)/ / スグネ
建国偏に行くか、妖偏に行くか迷っているスグネです。
とりあえず、キャラだけでも紹介しておこうかと(^^;
堕ちたオニ、夢影。
因縁 感情:弱さへの侮蔑 初級

    禁忌:他者および自分の自由の束縛 中級

    禁忌:無意味な殺戮 中級

    目的:強さの追求 中級
自由と強さを手に入れるため、角を自ら折った若いオニです。
ちなみに、蟲とサムライをいれて、陰陽術をかじっています。
表向きは”軽いヤツ”です。裏はどうだか知りませんが(爆)
97年11月06日:17時32分40秒
「過去」(妖編 過去) / 夜光
 「それはいつになったら終わるのです?」
  そう声をかけたのは黒曜石瞳をもつ少年。
 「まあ、待て、もう少しで美味そうに煮えるから」
  そして答えるのは見上げるような大男。奇妙な取り合わせだが....その装束からすると
 どうやら二人とも僧籍にあるものらしい。
  ただし、少年は頭を丸めておらず、大男は鍋を火にかけながら、片手で一升瓶を美味そ
 うに呑んでいる。
 「食事の話をしているわけではありませんよ」
  静かににらみつけるその姿にはどこか異様な迫力があったのだが....
 「人間食わねば。死んでしまうではないか」
  大男には通じてはいないらしい。
 「これから死地に赴くかもしれないというのにずいぶんと軽いものですね」
  少年はあきらめたようにため息をつく。少年もどっかと腰を下ろし、自分の茶碗に
 鍋の中身をよそる。
 「ああ、そこはわしがねらっていた一番美味い....」
  大男の嘆き声も聞こえぬかのように椀の中身を食べ尽くす。
 「別の椀に分けておけばとられることも無かったでしょうに」
  どこか悲しそうな、いたずら心を含んでいるような奇妙な笑みを大男に向ける。
 「そのような説教にごまかされぬぞ〜。今日の昼間だとて、わしの狩った獲物の一番美味い部分
 を食していたではないか」
  大男が箸と茶碗をその手に持ちながら必死に抗議する様はどこかかわいらしくもあった...
 
 法力僧 無明 と 旅の連れ(然無も一緒かもしれない....)
 
97年11月06日:16時33分49秒
(建国編) / MARS
ジョーカーさん正解っす!!(笑)フルスクラッチで体力15,敏捷16って言う反則な奴でした。 白兵が上級だし期待値は16個成功。(ひでー奴) ちなみに金剛機を最も簡単に倒す方法は法術で明鏡の業を払ってやることです。 では始めましょう。
                 ・
                 ・
九道は戦場にたっていた。すでに彼の周りにはおびただしい人だった肉塊とヨロイだった鉄くずが散らばっていた。
「もうあきらめたらどうだ?お前に残された道は降伏か死だ。」
そういうとヨロイからヨロイ乗りを引きずり出す。
97年11月06日:15時49分19秒
沙夜、暴走(その2)(修羅刀編) / tomy
沙夜が静かに立ち上がる。その左手には修羅刀がしっかりと握られていた。
そして夕霧達の方に向かってゆっくりと歩き始める。

体を乗っ取られたものの沙夜の意識は今だ飲み込まれてはいなかった。ただ静かに夕霧と修羅刀に目を、、もとい意識を向けていた。今までの“興味”とは違う、『何が起ころうと見逃すまい』という明確な“意志”を持って。

突如沙夜が走り始める。琴音に向かって。修羅刀が理解したのだ。夕霧と玄屋を苦しめるには、先にその愛するものの命を奪えばよいと。

沙夜 修羅刀を手にして

というわけで最初は琴音と亜夜を狙います。
97年11月06日:11時40分14秒
妖編「四六」 / みだれかわ枕
 話を進めなきゃいけないのに、なかなか書く事が出来ません。ふにゃふにゃ。
 それはともかく、ナマグサ坊主の今後の方針です。


「無明様がそうおっしゃるのならば」
 その少女のいらえはあまりに無機質で、然無は気になった。
 そこに、鈴鳴の声。
「あなたはどうなされるのかしら」
「そぉですのぉ……こちらのお嬢についていくことにしましょうかのぉ」
 と、丁の方を見やる。口調は丁寧だが、結構なれなれしい感じだ。良くも悪くも然無の特徴といえる。
 無明に同行しようとも思ったが、昔そのせいでややこしい事になったことを考えると、四六時中彼と顔を突き合わせている事態は避けた方がいいような気がする。この場に残るというのは、解決にも何にもならない。となると、この不思議な少女についていくのがいいのではないだろうか。そう考えたのである。
「ということで、よろしゅうな」
 にかっと丁に笑いかける。あまりさわやかとは言えないが、屈託のない、感じのいい笑顔だった。

 ナマグサ坊主 然無から、丁へ


 「昔そのせいでややこしい事になった」って、然無や無明は昔何やったんだっ、おいっ!(笑)すごくとんでもない事のような気がします、はい。

 然無:さて、それでは丁殿についていく事にしようかの
 枕 :丁ちゃんがナマグサに染められなきゃいいんだけどね(ぽそっ)
 然無:はっはっはっ、何を言っておる。
    その様に心配性なのは酒が入ってないからだ。ほれ、飲むがよい。
 枕 :やめれーっ、蒼さんのHPでの二の舞いになるーっ!
    (キャラクター紹介をご覧ください)
97年11月06日:02時49分43秒
それに / ハリ=ハラ
 陰陽術でサポートしても、心珠や明鏡の設置場所が正確に分かるわけでもないし。
 外から見えている間接等への攻撃ならともかく、内部構造では所詮当たりを付けて攻撃するしかないやね。
97年11月06日:02時44分52秒
あ、そうか / ハリ=ハラ
 そう言えば、心珠を潰されても動き回ってた修羅金剛機もいたしな
 心珠や明鏡がどの程度丈夫なのかも分からんし
 (天羅に器物破壊のルールはない、マスターが壊れるといったら壊れ、壊れないといったら壊れない)
 
 これはあくまで「私の天羅」の話でしたね。
97年11月06日:02時31分10秒
潰れるかどうかはまた別の問題 / ジョーカー
 人間の脳味噌を「ディ」で潰しますと言ったところで
 それで死ぬかどうかはまた別の問題。
 あくまでも「狙い打ち」の効果というのは致命ゲージが
 埋まると言うだけの話ですからね。死亡ゲージが埋まるわけではないので。
 負傷ゲージ以前ではなく負傷ゲージの問題です。と僕は思いますが。
97年11月06日:01時58分02秒
みんな積極的だなぁ / ハリ=ハラ
 新しい掛け合いですか。大いに結構だと思いますよ。
 多分みなさん選りすぐりのキャラクターで参加してくれると思います。
 ただ、またsfさんの苦労が増えそうだな、と(笑)
 
 <追加>
 金剛機を一発で叩き潰すんだったら、鬼に陰陽術を初級でもいいから持たせて
 
 「急所狙い。ディで心珠(明鏡)を潰します」
 
 と言って成功してしまえば終わりなんですが・・・
 心力意志力抵抗に高速機動関係ないし、物理的に防げないし、意志力低い奴多いし、不意打ちかませばさらに問題なく壊せますよ(負傷ゲージとかいう以前の問題だから)
97年11月06日:01時36分24秒
いらっしゃい2 / ジョーカー
 天羅万象掛け合い所へ、ようこそ。
 誰も駄目だなんて言いませんよ。(^^;どうぞどうぞ。
 さわりの部分だけでも書いてもらえれば、ここにいる人達は
 どんどん絡んでいってくれますよ。(笑)
 
 ただ一言言わせて貰うと、しっかりと設定が決まっているのなら
 最初にそれを提示しておかないと掛け合いの中でどんどん変わっていってしまうので
 お気をつけて。もっとも決まりすぎているとかえって入りにくいかもしれませんが。
 
 真鬼サムライですか。その上並の金剛機なら一発でたたき壊せるとな。
 ひょっとして「エジャ(疾風)」持っていたりしませんか?(笑)
 ついでにごっつい式刀も持っていません?(爆)
 並というのがアーキタイプ級と同義ならこれくらい無いと
 難しそうな物で。(^^;
 しかしそんなキャラが基本だとすると第二の修羅刀編と化しそうですね。(笑)
97年11月06日:00時38分29秒
(建国編)っての駄目? / MARS
初めましてMARSともおします。じつ言うとおいらも参加させてほしいんですが。 いくつか同時進行で話が進んでいてしかも話が長いみたいなので建国編という奴を新しく始めちゃ駄目ですか? 基本的に東方大陸の冬峨の国を舞台にした国盗り物って感じで。 もし駄目なら他の所に参加させてプリーズって感じです。 ちなみにキャラクターは真鬼サムライの九道です。
因縁は鬼の国の建国(上級)
   弱者への義務感(中級)
   鬼のプライド(中級)です。 現在は冬峨の国の名代の座をねらう羅刹という男について戦ってます。 ちなみにこのキャラは前にキャンペーンで使用していた(と言っても最近なんですが)物で並みの金剛機なら一発でたたき壊せるくらいの実力持ってました。 何か長くなっちゃいましたけどよろしくお願いします。
97年11月05日:16時58分19秒
いらっしゃーい / 月夢
 ども掛け合い所の責任者、月夢です・・・・・・嘘です、信じないでね(笑)。
 ただtomyさんと同じくらい戦犯な人間です(笑)、修羅刀編、妖編の基礎設定にちょこちょこ顔出していじってますんで。
 
 この掛け合い所参加の仕方はズバリ第3の掛け合いを・・・・・ごめん、もう言いません、でもROMの人が多いなら本当に始めたほうがいいかも知れないけど、妖編始めた当初は考えたのだけど、私が始めるのは今はちょっと問題あるし。
 一応修羅刀編がしばらくしたらしきり直しになりそうですけど、待つのはつまらないでしょ?なら妖編にはいるか、そうでないのでしたら、修羅刀編、妖編どちらでもいいですから、切り口変えて始めてみるといいですよ、同一背景の別の場所を、そちらが育てば独立するのもいいですし。
 まずはキャラを書き込むこと、それから独り言でも喋らせるのが一番です、周りの状況は気にせずに、回想でも何でもやらせておけば後は勝手に走り出します(笑)。
97年11月05日:12時15分47秒
沙夜、暴走(その1)(修羅刀編) / tomy
沙夜の手は引き寄せられるように修羅刀に向かってのびる。そしてついにたどり着いた。

『痛い、、。』
そう錯覚させるほどの勢いで、負の思念が沙夜に流れ込んでくる。修羅刀に喰われた魂の叫びが。
恐怖、狂気、憎悪、、、そして、苦しみ。沙夜は否応なしに見せられることになる、夕霧の過去を。
父を殺された敵と夕霧を襲い返り討ちにあった少年、壬元典烈のやり方に反対しながらも南雲を守る為に最期まで戦った武将、夕霧とともに戦い修羅刀の暴走に巻き込まれて死んだ野盗、死に場所を求めるがごとく喜々として戦ったサムライ達、そして多数の何も知らないで戦いに駆り出された兵士達、これら夕霧の手にかかった者達の無念な思いが沙夜を襲う。
彼らの目を通して沙夜はかつての夕霧を目にする。その名のごとく赤い血霧(けつむ)につつまれ、全身に返り血を浴びながら、口元にかすかな笑みを浮かべて戦場を疾走するその姿は、手にした修羅刀の異様さも伴って、まさに魔物と呼ぶべき存在であった。その剣捌きは相手を魅入らせるほど美しく、それでありながら、その太刀筋は変現自在で、決して一定の型にはまっていない。
今の夕霧からは想像もつかない、美と死を完全に具現化した破壊の女神の姿がそこにあった。
そしてさらに先にその思いは眠っていた。修羅刀の最初の犠牲者、、すなわち心珠の持ち主の怨念が。


女が一人荒い息で座り込んでいる。まわりには具足をつけた男達の死体が転がっている。死体は南雲の兵士のものようだ。

「誰!」
女がこちらを振り向き刀に手をかける。

「待テ、俺ハ、オ前ノ敵ジャナイ。」
そう言って女を鎮め、自分の事を話し始める。

南雲に里を滅ぼされ自分も捕まり実験台にされた事。そして逃げ出した事。まだ捕らえられたままの仲間を助けるにも復讐するにも方法がない事。

だから一緒に逃げないか?、、そう付け加えるつもりだった。だが先に女が話し出す。
「そう、貴方も壬元家に怨みを持っているの、、、なら。」
女の手が一瞬動いたような気がした。

「貴方のの怨み、私が受け継ぎましょう。」

、、、その直後、腹が真一門字に切り割かれているのに気付く。

「貴方の心珠は、決して無駄にはしません。」

、、、勝手な事を!そう思うがもはや体は自由に動かず俺は倒れ地に伏せる。

「だからその怨み決して忘れないで。復讐の終るその時まで。」
ああ、怨み続けてやるよ、、南雲と、、お前をな!!、、、そして、そのまま意識は薄れてゆく、、その怨みを除いて。


『これが、、、、お母様。』
半ば呆然としながらも沙夜はそれを受け入れるしかなかった。いつのまにか頬を涙がつたっていた。そういう思いを感じた事がない沙夜には亡霊達の思いの100万分の1も感じるとことはできない、、もし全てを感じとっていれば心が壊れていたことだろうが、、だがそれでも沙夜から常の冷静さを奪うには十分だった。
そしてその一瞬で修羅刀は沙夜の体に乗っ取りをかける。沙夜には抵抗する気すら残っていなかった。

沙夜 修羅刀を手にして
97年11月05日:12時14分33秒
妖編のLOGは切ってあるけど。 / 蒼
妖編だけ抜いても今までで400KBぐらいあったような。(^^;
60KBごとぐらいで切ってあるとはいえ読み込むだけでも大変だあね。
妖編再編集LOG 修羅刀編に手を出しにくいのはそれもあるのかもね。
もっと長いんだもの。

・・・とりあえず皆様現在のところをすばやく進めませう。
眼赤も動けんし鳴羊は口をもぐもぐさせる以外何もしないよん。
97年11月05日:11時10分01秒
いらっしゃい、スグネさん / tomy
修羅刀編を混乱させている原因その1、tomyです。
基礎的なことなのでみんな書いてませんが、できれば天羅万象ビジュアルブックぐらいは読んでおいた方がいいと思います。
あと、過去ログもできたら読んでおいた方が間違いが少ないと思います。かなり長いので大変でしょうけど、がんばって(^^)
97年11月05日:10時12分28秒
いらっしゃいませ / 夜光
  妖編は基本的に普通のキャラが掛け合いをする話です。もっとも数人(?)例外もいますけれども
  修羅刀編は...まさに人外大魔境の様相を呈しております。パワーとパワーがぶつかりあう、一種
 異様なスポットと化していますね(苦笑)
  最終手段として。もう一つ新たに掛け合いを始めてしまうという手段もありますけれども。
  では、楽しい掛け合いになることをお祈りしています。
97年11月05日:02時23分49秒
いらっしゃいませ〜 / みだれかわ枕
 はじめまして、スグネさん。天羅掛け合いにラブコメの種をまいている、みだれかわ枕と申します。

 キャラクターのイメージが固まったら、切りのよさそうな所でいきなりセリフを吐けば、とりあえず参加登録完了です。
 楽しみにしております(笑)
97年11月05日:00時50分02秒
因縁書き換えの結果(妖編) / ハリ=ハラ
 前回の雑念で因縁が(無理矢理)大きく変化したので一応書いておきます。
 
 目的:技量の追求 中級 を消して
 目的:護衛の完遂 初級 を取りました。
 
 当面の目的を眼赤の技術を学ぶことに絞って、其のためにもとりあえず仕事をがんばろう、ということです。
 これで、「技量の追求」はいつでも復活できる便利な因縁に・・・
97年11月05日:00時41分40秒
わーいわーい / ハリ=ハラ
 久方ぶりの新人さんだ。
 いやいや、ようこそ人外大麻教へ(^^)
 
 確かに、妖編の方がキャラクターを設定しやすいですね。
 こちらはよほどの手段を使わないと、ダイスを素で30から40個振るようなことはありませんから。
 ただ、今当面は出にくいので、前振りのような形をしておくといいと思います。
 
 癖のあるキャラが多いのでがんばってください。
97年11月05日:00時19分01秒
いらっしゃい / ジョーカー
 天羅万象掛け合い所へようこそ、スグネさん。(^^;
 
 掛け合いに参加されるのなら僕としては…妖編をお勧めします。
 何故かというと、修羅刀編の方は弧焔(天羅最強と噂されるサムライ)と
 ためを張れるキャラが複数いるような話になっているので。(^^;
 滅光とか蜘王とか炎とか。(爆)それに比べればまだ妖編は
 一般的な範囲に収まっていますから。もっともパワーキャラも
 数人居ないわけではないですが。基本的に修羅刀編は底無し
 妖編は基本作成と考えればいいでしょう。初めから全ての設定を
 考えておく必要はありません。話の流れの中で自然と背景が固まっていくでしょう。
 妖編での僕のキャラの雷吼も最初はただの蟲サムライでした。
 そんなに深刻に考えずに気楽にいきましょう。(^^;
97年11月04日:21時48分03秒
あーら、いらっしゃい。 / Dr.李
ああ、まって退かないで。お願いフリーズ! 動くとうつぜ!
 さて冗談はともかく。参加されたいんですか?
 それならまず、修羅刀編か妖編が入りやすいと思います。
 それから、今ちょっと入りづらいですけど、もうちょっとしたら、場面が変わると思いますから、その時、誰かが話を振ってくれると思うので(無責任発言大発動)、とりあえず、キャラクター作ってください。出来れば、因縁も公表してください。その方が、事故が少ないです、多分。んで出来たらここに「こんなキャラです。」っていったら、優しいお兄さん達が話を振ってくれると言う寸法です。
 今はちょっと参加しにくいかもしれませんね。話の場面がそれぞれ終わりかけですし。
97年11月04日:21時15分51秒
はじめまして / スグネ
此所でははじめまして、スグネと申します。
私も参加させていただきたいのですが、
どのようにすれば良いのでしょうか?
97年11月04日:20時23分43秒
(妖編)うなずき鈴鳴 / Dr.李
 庚の声を耳に聞き、無明の選んだ少女を見る。
 そしてどちらともに言う。
 「結構。」
 
 そしてはじめて、然無の方を見た。
 「あなたはどうなされるのかしら。」
 まるで、知っている人間に話しかけているように聞いた。
 
 鈴鳴より
97年11月04日:12時43分46秒
雑念(妖編) / ハリ=ハラ
 (しかし、不思議なものだ)
 
 木に寄り掛かりながら考える。
 
 (手掛かりらしきものが、こんなところで見つかるとはな・・・
  今までどの忍軍でも、それらしきものすら掴めなかったというのに。)
 
 現在、忍術の奥義である「シノビ」の術の理論は知られていない。
 上忍ですらそれを知らない。
 いや、理論を取り去ったからこその「シノビ」かもしれない。
 そうならば、己はシノビとしては失格だろう。
 だが、
 理論を取り去ったためにか、忍軍は異常に変化に弱い。
 今まで些細な変化によって滅びてきた忍軍を多々見てきた。
 このままでは、忍術そのものが危ないのでは
 そんな危機感がどこかにある。
 それを防ぐには・・・
 
 (理論を知らねば)
 
 その想いが強い。
 忍術の理論を知る事は過去に戻る事でもある。
 過去に戻れば戻るほど、神祖・真壁幻幽斎の創始した忍術に近づくことが出来る。
 そのためにも、赤に会えた事は非常に幸運であったといえる。
 もちろん、赤に会えたからといってすぐにどうこうなるわけではないだろう。
 だが、やっと見つけた手掛かりなのだ。
 
 (この仕事、本気で取り掛からねばな)
 
 薬売り・鴉
 
 因縁書き換えのために、ちょーっと無理してます(^^;)
97年11月04日:09時52分01秒
「いらへ」妖編 / 夜光
 「人を救うのは人であり、神でも仏でもありません」
  きっぱりと言い放つその姿は凛々しくもあった。けれど、それは「今」の鳳凰宗のあり方を
 否定していることを意味している。そして、そうとしりながら無明はそれを止めることすらし
 ない。
  けれど、その声は鈴鳴には届かない。彼女の瞳は無明に向けられていたから。
 
 若武者 庚 
 
 「死出の旅路に出すつもりはありませんよ、この子たちは必ず自分の帰るべき場所にたどりつくはずですから」
  その顔に極上の笑みが浮かぶ。無明を映す瞳に大いなる慈悲が、その口元に希望を思わせる柔和な笑みが。
  それは間違いなく無明であるはずなのにまるで別人のような印象を受ける。護法をおろしその力もてすべてを退ける
 狂える戦士の姿ではなく、仏の慈悲を教え、かりそめといえども希望を与えることができるものの姿がそこにある。希
 望と絶望という相反するものが彼のうちには同時に存在できるかのように。
 「そうですね。丁、行ってくれますか?」
  問いかけるような優しい口調。けれど、それがどんなに優しい口調であろうと、どんなに厳しく冷淡なものであろう
 と彼女にとっては関係ない。無明こそが彼女--丁--にとってはすべてなのだから。
 「無明様がそうおっしゃるのならば」
  その声はやはり....あまり感情を感じさせてはくれなかった。
 
 護法僧 無明 、丁 より 鈴鳴へ
97年11月04日:07時52分50秒
ヒマ(妖編) / タイガ
 相模は、宵闇と神奈備の言葉に微かな笑みを浮かべて答を返す。
 「そうですか、では待つとしましょう……。
  しかし神奈備さん、僕は自分の身を案じているのではありませんよ。
  護衛は自分の身よりも護る相手の身を案ずるべきでしょう?」
 わずかに雷吼とさのえに視線を巡らす。
 「自分はそうありたいと願いはすれど強制するつもりはありませんがね」
 今度は宵闇に苦笑じみた顔を向け、
 「しかし、いつ来るとも知れぬ知らせを待つのは、結構つらいものがありますね。
  何か暇つぶしでも欲しい所です」
 ただ待つというのは割と嫌いなのだ、この男は。
 騒ぎを起こすようなつもりはないが、何かする事があって欲しい。
 異端と呼ばれてはいるものの、それは式に美しさではなく強さをまず求めるためであり、
 その点が無ければ、骨の髄まで陰陽師と呼ぶにふさわしい存在なのだ……、常に自分が中心にありたいという点で。
 
 異端陰陽師「相模」より妖達へ
97年11月04日:07時36分47秒
追加(修羅刀編) / タイガ
>蜘王:特になし。鱗麗に法術を指南して貰う事?
 
 加えて、枯蔦との再戦です。
 ……本来は、怨麗の依頼もあるのですが(修羅刀の獲得)現在はあまり気にしてません。
 暁雲達が、修羅刀に何をしようとしてるのかも良く分かっておらず、
 多分、封印しようとしてるんだろうな、というぐらいの認識でしかありません。
 そして封印がかけられるぐらいならどうという事も無いと判断しています。
 (あくまで、「修羅刀を持ってきて欲しい」だから封印されてようとされてまいと知った事じゃない)
97年11月03日:22時34分19秒
余裕(妖編) / Ray
 11日ぶりの書き込みです。何やらペースが落ちている様ですが、皆さんはどうお過ごしでしたか? 
 私は、前回の書き込みのすぐ後に、父が倒れるというアクシデントに見舞われ、結局昨日葬儀を済ませて仕舞う迄は、書き込む暇も有りませんでした。
 では、話を振って頂いた神奈備の反応です。
 
 宵闇の言葉を受けて、
 「宵闇殿の言われる通り。その為にこそ外陣は有る。
 故に、吾が汝等の安全を誓言した以上は、心配せずとも汝等に危険は及ばぬ。
 吾が言葉は吾が名誉、吾が名誉は吾が命なれば……。」
 淡々とした口調でそう告げる神奈備。
 「それに、ヒメ様のお側には信頼出来る者も居る。ヒメ様の御為ならば、己が身を滅ぼそうとも、不可能を可能としてしまう類のモノが。」
 そう言うと微笑みすら浮かべて見せる。それは実力に裏付けられた、絶対的な余裕の表情。
 「まあ、総ては外での話し合いの結果次第。それに応じて、先の事を決めるが良い。必要とあらば、如何なる手段でもとるが故、な。」
 
 神奈備 から 相模 および この場の人々へ
 
 本人(?)はあまり気にして居ません。何故なら、全く不安を覚えて居ませんので。
 「守衛」にもよりますが、神奈備は侵入自体はあまり気にして居ません。害意さえ無ければ、無事に出て行かせる事も度々です。面白そうなら、直接会って話す事すら有ります。
 口調が本気モードなのは、宵闇の前で「名誉」の話になったからですね。  
97年11月03日:18時18分49秒
外陣とは(妖編) / 月夢
「どうも勘違いしておるの」
 宵闇が軽く肩を竦める。
「外陣とはこの森の最外部、最前線、言うなれば城壁よ、蟻の穴ほどのものですら許されはせんよ」
 ごく当たり前のように厳しいことを言う宵闇。
「この森を外界と隔離しておるわけではないから、侵入されるのは致し方ないが、入られることを気付かぬようでは外陣なぞ名乗れはすまい、のう神奈備殿」
 神奈備に目を向ける、互いに相手の心を読み会うことはしないのが暗黙の了解となっているので、何を考えているがはわからないが特に異論があるだろうとは宵闇は思わない。
「わらわたちにはそれぞれ役目があり、それを果たすのに己の名誉をかけておる、まあ外陣のことはわらわの範疇外ゆえに口出しはせぬがな」
 その件はその件として、それで終わりとばかりに言いきると、続けて、
「まあ、ぬしが葉嬢のことを心配しておるなら、それこそ無用の心配よ、あれにこの森の中で危害を加えるなぞ奇跡に等しいわ、あれはどこにいても目立つゆえにな」
 葉嬢には眷属ではなく主自身が注意を払っている、というより妖力の共鳴が強いために、この森の中では葉嬢の行動は主にはある意味筒抜けとなっている。
「なにかある前に動くというぬしの意見は正しいかもしれんがな、森の外でもひとつ話し合いが行われておる、それが終わらぬ限りは動いて貰う訳にはいかぬのよ・・・・あれに任すと言ったからのう」
 最後の方は聞こえないように呟く、鈴鳴の責任感の強さは宵闇はよく知っている。
「もうすぐ向こうから連絡があるであろうからしばし待つがよい」
 
 宵闇から、その場にいる全員へ
97年11月03日:17時39分42秒
玄屋はどうだろう?(修羅刀) / 月夢
 玄屋はそこら中走り回ってるんで少しは持っているだろうけど、どちらかと言うと誰かがそれこそ風水のような形で結界を張ってくれたのを守ってる形かな?じゃないと再度封印簡単にできちゃいそうだし。
 
「ぐっ・・・」
 夕霧がかろうじで助けてくれたが体を地面に少し打つ。
「今日はよく落ちる日だな・・・・」
 ぶつぶつ呟きながら玄屋が体を起こす。
「沙夜、駄目!!」
 そこに響く夕霧の悲鳴、慌てて玄屋が眼を向ければ修羅刀に手を伸ばす、沙夜の姿。
「馬鹿!そいつに触れるな!」
 無垢とも言える好奇心のためか沙夜は現状がわかっていない、いま修羅刀に触れれば、
「取り込まれるぞ!」
 短い時間の付き合いしかないが沙夜のことは少しは理解したつもりだ、少なくとも今の沙夜には、
(修羅刀の憎悪を防ぐだけのものはないはずだ)
 こんな時ですら陰陽師の冷静な判断力が働くのが恨めしい。
 そんな間にも沙夜の手は止まらない、まるで魅了されるかのように修羅刀に手が伸ばされ、そしてそれを修羅刀が望んでいるかのように。
(親の因果が子に報いとでも言いたいのか・・・・)
 遅いとわかりながらも沙夜に向かい式をうとうとする玄屋の耳に修羅刀のあざけるような笑い声が響いたような気がした。
 
 玄屋
97年11月03日:17時11分01秒
そろそろ動かしましょう(修羅刀編) / tomy
とりあえず魅入られるのは沙夜でいきます。途中で誰かが代わってもいいし。

どんっ!!
大きな音がして式がはぜる。
(いけないっ)
玄屋の式の墜落より高度は低いとはいえ、今度は不時着ではすまない。文字通り落下になる。
(沙夜っ!!)
夕霧は沙夜に手を伸ばす。だが沙夜は爆発により、夕霧達とは反対側に飛ばされており、その手はむなしく空を切る。
(くっ)
沙夜の無事を祈りながら玄屋をつかみ着地する夕霧。

「うっ」
一方沙夜も多少の傷は負ったものの何とか無事に着地していた。ただ落ちた場所が問題だった。倒れた沙夜の目の前、すぐ見上げる場所に“それ”はあった。
「これが、、修羅刀?」
ゆっくり手を伸ばす沙夜。
「沙夜、駄目っ!!!」
そう叫ぶ夕霧の声も沙夜には届かない。

夕霧と沙夜
97年11月03日:16時37分19秒
re:状況の整理(修羅刀編) / tomy
>でもお二人は修羅刀と対決するための能力(法力)を 持っているんでしょうか?
20年前に封印した以上持っているはずです。沙夜の怪我に使わなかったのは修羅刀との対決の前に霊力を減らしたくなかったからでしょう。
97年11月03日:10時42分50秒
状況の整理(修羅刀編) / ジョーカー
 今、この場に集まっている者達の目的。
 
 夕霧:過去との対決
 
 玄屋:同上
 
 香:夕霧を守るため?
 
 怨麗:修羅刀の一部、父の魂の獲得。正確にはそれの持つ情報の入手。
 
 鱗麗:管理者としての任務(修羅刀とは関係がない)
 
 蜘王:特になし。鱗麗に法術を指南して貰う事?
 
 亜夜:明確な理由なし。
 
 沙夜:修羅刀に対する興味、好奇心?
 
 琴音:成り行き
 
 枯蔦:成り行き。修羅刀から解放されること?
 
 少女:何もなし
 
 炎:双角との約定を守ること。枯蔦の修羅化を防ぐ。修羅刀の獲得
 
 暁雲:修羅の魂の成仏
 
 と、まあこんな感じでしょうか。違うぞという人はお早めに。
 
 こうしてみると明確に修羅刀と対決する理由が在るのは
 夕霧と玄屋だけなんですね。でもお二人は修羅刀と対決するための能力(法力)を
 持っているんでしょうか?逆に持っているのが確実な者は鱗麗、枯蔦、炎、暁雲の四人ですか。
 しかし鱗麗は動かないだろうし、炎としても修羅刀が浄化されてしまうのは
 都合が悪いので実質二人。どうしましょう?
97年11月02日:00時55分31秒
なるほど(修羅刀編) / ハリ=ハラ
 農業用水のように、ちょこっと引いてきて潤そうと言う事で川筋を変えるとかそういう事ではないんですね。
 もし、修羅刀に明鏡が使われていたら、明鏡を通して負の流れに直結させてしまうという事が出来たんでしょうが。
 でも、「軽く暴れたら」というレベルでは済みそうもないなぁ
97年11月01日:13時35分22秒
負の流れ(修羅刀編) / 月夢
 ごめん、説明不足、操ろうと言うつもりはありません。
 どんな存在でも基本的に流れは出来ると思うのですよ、負の流れでも気の溜まりやすい方向に自然とした流れが出来ると思います、海淵はそこからちょっと支流を作って修羅刀に注いでやろうとしているだけです。
 何の準備もなしですからそんなに大量には無理でしょうが、今のとこここは結構微妙なバランスかなと思っているのでそれでも用が足りるのではと思いまして、一時的にバランスを崩して修羅刀暴走、そして軽く暴れたら回収して帰ろうと思ってますんで。
97年11月01日:08時20分30秒
了解(妖編) / ハリ=ハラ
 まあ、そんなにつまらなそうにしないで下さい。
 あくまで
 わたし「は」気づかないだけですから
 
 
 あと、鴉も共感低いですよ
 さる理由により、共感を上げてもすぐに下がってしまうもので
 もっとも、よほどのことがない限り出てこない設定ですが。
97年11月01日:08時00分37秒
そうです(妖編) / タイガ
>「現状として、森に止まっているのは危険ではないか。早く出発すべきでは」という事なのですか?
 
 その通りです。
 言いませんでしたか?
 ……失礼、書いてはいなかったようですね。
  でもまあ、「今は危ないかも知れないから」という事です。
 
 鴉の応えに少々つまらなそうに
 「そうですか、気付きませんか、では、僕の話にも一理あると思ってください。
  ……まあ一理あるとは思っていたようでけど」
 
 異端陰陽師「相模」より薬売り「鴉」へ
 
 さあ、後は妖の皆さんだけですね。
 
 ところで、ほんと相模って骨の髄まで陰陽師かも、「感情:自己顕示欲」が無いのが悔やまれる。
 いや、今取っちまうか中級で。
 よし取ろう。
 これで次から更に気合稼ぎまくりだ。
 
>なんや友達少なそうや
 
 共感減らそうかなぁ、と考えてたりもします実は。
97年11月01日:06時02分29秒
動かない事には(妖編) / ハリ=ハラ
 話が進みませんね。(^^;)
 そろそろ合流しそうですから、そうすればまた変わるでしょうが・・・
 
 あと、相模さんとの話ですが、私は常日頃の守りの事だと思っていたため受け答えが変になっていました。
 「現状として、森に止まっているのは危険ではないか。早く出発すべきでは」という事なのですか?
97年10月31日:21時20分31秒
(妖編)無明の娘と鈴鳴 / Dr.李
 庚の言葉を聞き、うっすらと笑いを浮かべる。
 「なら、それに巻き込まれた人は救われるのかしらね。」
 そう、例えばあの坊や。
 そう言外に続ける。
 
 何か言おうとする庚から、無明に瞳を移す。
 「可愛らしい娘さんですね、死出の旅路に出すにはもったいないほど。さて、案内いたしましょうか、どちらがおいでくださるのかしら。」
 多分におどけて言う。
 
 鈴鳴 
97年10月31日:12時39分47秒
「いらえ」妖編 / 夜光
 「人の生は短すぎるのです。自らの救済のために修行を積むものたちならばそれ自体を必要とはしないでしょう
 けれど、衆生を救済できると信じている方々にはそれはなにをしても欲しいものではありますまいか...自分こ
 そが選ばれた人間であると思い上がっているものならばなおさらに」
  言葉にできぬ何か。若さ故の力であろうか?それとも長き時を知る故だろうか悲しみにも哀れみにもにた何か
 が庚の瞳には宿っていた。
 
 若武者 庚 より 鈴鳴へ
 
 「気づいておいででしたか」
  それは苦笑に近い微笑。けれど先ほどからずっと感じる深淵を覗くような感覚が消えはしない。
 「手足を失った代わりに目と耳はよくなりましたからね」
  その言葉が意味するのは、彼自身の動きが不自由なものとなったこと。そして、そのかわりに
 彼が必要とする事柄で「見えない」ことも「きこえない」ことも少なくなったと言うこと
 
 護法僧 無明 より 陰陽師 紅 へ
 
 「丁、もう見張りはいりませんよ、大半の戦力はよめましたからね」
  無明が空に向かって言葉を投げる。その声自体はすぐそばにいる誰かに言っているようなさほど大きな声ではない。
 「はい、無明様」
  感情を極力そぎ落とせばこのような声になるだろうか?それはまるで機械仕掛けの人形のような感情を感じさせぬ声だった。
 そして、その姿が闇の中から現れる。それは生きているのに生きてはいない。死んでいるのに死んではいない。生者でも死者
 でもない何かだった。
 「また、自分に術をかけていますね....はずしなさい」
  無明の静かな言葉にその瞳に確かに生命の光が宿る。死者から生者への鮮やかな変化が目の前で起きているのだ。そして、彼
 女は無明のそばにやってくると片膝をつきこうべをたれる。
 「紹介しましょう。こちらが」
  戦装束に身を包んだ美女を指し示してみせる。
 「庚」
  戦装束に身を包んだ女性は、その言葉に合わせ一礼してみせる。
 「そしてこちらが....丁」
  闇の狭間から現れた女性は---少女と女性のちょうど中間のようそんな雰囲気を漂わせている。---は
 無明のそばでこうべをたれたままビクともしない。
 「私の娘たちです」
 
 護法僧 無明 より 鈴鳴へ
  
97年10月31日:12時21分30秒
それは私も(修羅刀編) / ハリ=ハラ
 考えましたが、怨麗は意識が入った分身ですから、魂がないため怨霊にはなれないのでは・・と。
 あと、「負」の力ですが、神宮家の皆さんはわれわれ地上人とは桁が違いますから(^^;)
 何とかなってしまうんでしょう。
 ところで、少女の霊団と修羅刀が互いに食い合って融合してしまい、そこに「負」の力が注ぎ込まれ強大化、とんでもなくなったところで時空の旅から戻った滅光が握る・・・という想像は
 
 止めておきましょう
97年10月31日:11時32分54秒
危険信号(修羅刀編) / 夜光
  沙夜の意識に進入するよりももっと恐ろしいことが....修羅刀の怨霊の一部になってしまうと言う。
 あれだけ修羅刀に対する執着を見せてくれるならば....修羅刀に宿る怨霊の一員になるのは容易いこ
 とでしょうし。(苦笑)
  それから、「負」の力の流れですが....厳密に言えば人が操れるたぐいの力では無いようなきもす
 るのですが。あれ自体はその地に降り積もる思いの集積にしかすぎないはずですし。
  なにより、うちの少女の封印が壊れる。修羅刀、霊団を封印している少女、そして封印の消去によ
 る枯蔦の死。少なくても並の達人クラスで押さえられる代物ではないことはたしかでしょうね〜。
  それに負の力=冥道とするならば時間の概念飛び越えて滅の旦那をだせますね〜。いや〜。楽しそ
 う。(自爆)
97年10月31日:10時31分19秒
問題は(修羅刀編) / ハリ=ハラ
 それをやる理由がないという事
97年10月31日:10時29分11秒
こんなのはどうですか?(修羅刀編) / ハリ=ハラ
 怨麗がぺちっと消えちゃうのもなんだし、ちょうど修羅刀に興味を持っているひともいますし。
 怨麗を沙夜に憑かせるっていうのはどうでしょう?
 魂入れ替えるような乗っ取り・憑依ではなく、沙夜の意識に侵入するような感じでやればええのでは?
 一時的な二重人格、という事で、怨麗は技も術も使えるようになるという事にしてしまえば如何でしょう?
97年10月31日:09時45分29秒
実際のところ(修羅刀編) / tomy
修羅刀に魅入られる可能性が一番高いのは沙夜なんですよね。結界ないし、修羅刀に興味を持ってるし。これで弱くなければ間違いなく握らせてるんですが、、。
ちなみに一点のダメージを食らって消えたら、怨麗の魂は肉体に戻ります。っていうか、魂があったら霊力使えるんじゃなかろうか、、確か、、、(過去ログ10月01日:17時55分14秒を確認)、、やっぱり魂じゃなくて意識を送り込んだはずですが、、今更どうしましょうか、、(^^;)
97年10月31日:08時26分22秒
しかし(妖編) / ハリ=ハラ
 相模さんて、めっちゃ陰陽師やなぁ
 なんや友達少なそうや
 まあ、居るんは顧客のみっちゅう三治よかええやろけど
 
 鴉は一応「潰○た」せいで一人です。
 さて、何が入るでしょう?
97年10月31日:08時16分21秒
応え(妖編) / ハリ=ハラ
 
 「私は気付きませんね」
 
 薬売り・鴉
 
 怒っちゃだめだよ、
 どうどう
97年10月31日:07時58分18秒
相模って(妖編) / タイガ
 妖を怒らせる天才かもしれない。
 火猪も怒らせたし。
 葉嬢まで怒らせないようにしなきゃなぁ……。
 
 ……にしても、「てんさい」と入れるとまず「天災」と出るこの辞書って一体……
97年10月31日:07時55分11秒
反論(妖編) / タイガ
 鴉の言葉に相模は楽しくて仕方ないという笑いを浮かべながら応える。
 「確かに内陣とやらはあるのでしょう。
  しかし、ムラサキと……葉嬢でしたっけ?
  その二人がそこにいるとは限らないのですよ。
  それに外陣全ての妖の目を欺く必要はありません。
  どんな見張り台もそうですが、守るべきものを取り囲むようにしているのですし、
  今聞こえるあの音からして、複数の外陣の守護者が出ていると思いますよ。
  その広がった間隙を抜け、その二人のもとへ赴くのは不可能はいえませんね。
  まあ、内陣とやらの中にいるのならさほど心配する必要はないでしょうね。
  ……そうだ、あなた応えてませんね。
  どうです?毒の付いた刀に切られたとき、それに気付きますか?三治さん」
 
 異端陰陽師「相模」より薬売り「鴉」へ
 
 神奈備にからかいの言葉を向けている宵闇に、
 「隙というのはすべからく生じるものです。
  決して隙の無いもの。そんなものはありえません。
  たとえ、それを治めている者といえど隙があると
  責められるいわれは決してありませんね。
  もちろん…その結果、何事か起きたのであれば償わねばならぬでしょうが
  起きてもいないうちに責めるのは考えものですよ。
  私はそうなる『かも知れない』から『護衛を任された身としては』そんなことが起きる可能性は、
  たとえ、甲蟲の糸が抜けるほどの可能性であっても無くしておきたいといってるのですよ」
 
 異端陰陽師「相模」より「宵闇」と「神奈備」へ
97年10月31日:05時40分07秒
眼赤どうしよう。(妖編) / 蒼
 とりあえず愚痴を+現状のまとめ。

>宵闇は森と妖力を同調するとそれを通じて微かな力で眼赤に今の光景を流す。
>(ぬしが責任持ってどうにかせい)
 「・・・どうにかせい、ですか。」
 思わず口に出して繰り返す。責任持って・・・ねえ。
 まあ、雷吼とか言うサムライはいいだろう、甘いと言えばそれまでだがムラサキを守ってはくれるだろう。
 あの娘、さのえと言ったっけか?ムラサキがどう思うかが問題だが、裏はあるまい。なにかあれば顔に出る。
 問題は残りの二人だな。
 最初に鴉と名乗ったシノビ。抜けたか潰れたかは知らんが一人働きに間違いあるめえ。目的は不明と。
 あと相模と名乗った陰陽師か。アブねえ笑い浮かべてたなあ。如何にも好奇心が湧きましたって感じの。
 ・・・・・・・するとだ。
 実力はあるが甘い所があるサムライに口より先に刀が動くヨロイ狩り、
 ”道に迷ってきた薬売り”と言い張るシノビに研究熱心な陰陽師を連れて
 ”外”を知らないヒメに国が動く機密が服来て歩いてるムラサキと旅するのか・・・
 しかも、ヒメがゆくとなれば俺以外にもアヤカシくるんだろうねえ。
 んで、俺は一行の仲を取り持ちつつ、ヒメとムラサキに目を光らせなけりゃならん。
 おまけに他の連中にも狙われているらしい、と。
 まともに考えれば頼まれたってやりたくない仕事だね。ま・・
 「俺が自ら望んでやり出した事、今更引けねえな。
 こっそりと呟く。

 妖「眼赤」、葉嬢のとなりにて。

 おかしいな。最初はどうやって殺そうか考えていたのに
 これだけ頼りにされると眼赤もう逃れられないね。
 江戸っ子だし。<天羅に江戸っ子はいません。
 ・・・くだらないこと思い付いた。
 「穢土っ子」
 むちゃくちゃやな奴なんだろなー
97年10月30日:20時37分20秒
はて、何のことでしょう(妖編) / ハリ=ハラ
 いえいえ、私は一介の薬売りですから(にっこり)
97年10月30日:20時35分18秒
反論(妖編) / ハリ=ハラ
 「ならばこそ、それを補佐する守護の方々が居られるので御座いましょう?」
 
 相模に応ずる。
 
 「さらに、”外陣”といわれるからには”内陣”もまた在るはず。
  それらの方々すべての眼を潜り抜けるのはさらに無理かと存じますが。
  たしかにおっしゃられることも分かります。
  それが決して起らぬ、とは言いきれませぬ。
  ですが、余りに起こり難い事ばかりを気に病んでも仕方在りますまい」
 
 一息いれて
 
 「それなりの備えは在るのでしょうから」
 
 薬売り・鴉より 異端陰陽師・相模へ
 
 相模さん、まずいって。ここでも、怪獣大決戦になっちゃう
 
97年10月30日:19時58分42秒
……………(妖編) / ジョーカー
 「迷った」という理由であっさりと結界内に侵入を果たした
 シノビが一人いるんですけど。害意は無かったにせよ。
 ねえ?ハ〇=〇〇さん。(笑)
97年10月30日:17時25分30秒
あ、早い(修羅刀編) / 月夢
 いかん、もう暁雲が戻ってきてしまった、これではピンチになれないじゃないか(笑)。
 で、どうします?修羅刀の力にブーストかけてやればやわな結界なら払えると思いますけど、まあ暁雲のかけた代物がやわだとは思えないけど。
 面白いのは亜夜、沙夜、怨麗ですか、琴音でもかまいませんけど、琴音は抵抗できるか怪しいです、若いから修羅刀に抵抗できる力無いので乗っ取られるかも知れません、琴音はこのメンバーじゃなくて、天羅全土を見渡しても並ですからね、理論端なら強いと思うのですけど。
 ちなみに夕霧は乗っ取りかからないと思う、どっちかと言うとすっぱり切られるでしょう、玄屋もしかり、炎や暁雲にいたっては、乗っ取れる相手じゃないだろうし(笑)。
97年10月30日:17時02分25秒
恐れ知らずなことを(妖編) / 月夢
 宵闇は虫について語った瞬間の全員の顔を見逃さない、
(まあ陰陽師ととシノビよの・・・)
 さほど驚きはしないが、警戒はする、
(まあ眼赤に苦労して貰うとするかの)
 宵闇は森と妖力を同調するとそれを通じて微かな力で眼赤に今の光景を流す。
(ぬしが責任持ってどうにかせい)
 勝手な言葉付きで。
 そのわずかな間に相模がシノビに話が移る、この森に踏み込むことが出来るのではと、聞いていて思わず扇の向こうで宵闇の口元が笑みを形作る。
(良い度胸をしたものじゃ)
 くつくつと笑いながらからかうような視線を神奈備に送る。
「だ、そうじゃぞ、外陣の長殿、この森には隙があると言うておるぞ」
 勿論本気で言っているわけではない、主が休眠期でこそあるが、それを補うための十分な力を外陣が発揮しているのだ、しかもどちらかといえば曲者ぞろいの内陣が内側で張っているのだ。
「さて、どうするかの外陣の長殿、入られているとなれば責任問題じゃの」
 扇の向こう側で人の悪い笑みを浮かべた宵闇がわざとらしく神奈備に問うた。
 
 宵闇
 
 相模その質問はまずいです、神奈備の名誉かかってます、まあ一応宵闇は冗談めかしていますけど、遠巻きに神奈備と相模の両方をからかってます(笑)。 
97年10月30日:16時07分31秒
こたえ(妖編) / タイガ
 忍びごときにこの森に進入する事は出来ないという鴉の言葉に首を振って相模は応えた。
 「確かに普通の忍びでは無理でしょうね。
  いや、普通でなくともこの森に満ちるものは強すぎる。
  しかし、この世界では何が起きても不思議はない。
  用心にこした事はありませんよ。
  それに己が身の内といえど、気付かぬ事はあります。
  あなたは、毒を塗った刀に切られたとき、毒に気が付きますか?
  ふつうは、ただ切られたとしか思わないでしょう?」
 相模は尋ねた。
 
 異端陰陽師「相模」より薬売り「鴉」へ
97年10月30日:15時50分51秒
ふと思った事(修羅刀編) / タイガ
 修羅刀って獣の槍みたい……。
#魂削るし妖器物だし……。
97年10月30日:12時16分13秒
でも(修羅刀編) / ジョーカー
 魂削って支配力を上げれば逆支配が可能では?
 それに妖力に目覚めたのならばそう脆くもないでしょう。
 
 あり?一点のダメージを食らって消えたら、怨麗の魂はどこへ行くんだろう。
 やっぱ身体に戻るんだろうか。それとも幽体離脱みたいな状態になるのかな?
97年10月30日:12時10分52秒
鱗麗(修羅刀編) / tomy
「ソレホド気ニスル事モアルマイ。アヤツニハ決シテ克服デキヌ欠点ガアル故ナ。」
さして感銘を受けた様子もなく、それだけ言うと鱗麗は人の姿に化身する。

「魂を喰らうは、もろ刃の剣。あやつが暴れておるのも、恐怖と憎悪の魂を喰らい続けたゆえ。この後に及んで、この森を喰おうとしないのが何よりの証拠よ。鎮める手はいくつもある。」
そして多少口元を歪めて続ける。

「まあ“力”を使わぬなら止めはせぬ。好きにするが良い。」

鱗麗から暁雲へ


「む、、どうやら冥道を開いた者がおるようだな。」
鱗麗は目の前の混乱を無視して、負の“力”の出口、門を探す。
97年10月30日:11時38分29秒
今の怨麗って(修羅刀編) / tomy
沙夜より弱いかも(^^;)。霊力が使えず、1点のダメージで消えますから、、。
97年10月30日:11時12分57秒
暁雲(修羅刀編) / ジョーカー
 「それ(人の器)に関しては儂と主らの話は平行線じゃからの。
 議論をしようとは思わぬ。それにしてもいずれ…か」
 
 肩を震わせ、笑いを抑える。
 
 「青いな。いずれどころではない、もうとうに数え切れぬ程刃を交え
 そして彼らはもう儂には手を出さぬ。何故か分かるか?」
 
 子供を相手にしているような声で問う。
 
 「彼らは気付いたのじゃよ。放っておけば均衡の偏りは揺らぎで治まる。
 儂とてそれほど‘力’を大量にそして頻繁に使うわけではないからの。
 じゃが手を出したが最後、その程度では済まなくなるということを」
 
 好々爺然とした笑みの裏にはそれを裏付けるものを秘めている。
 
 「それに崩したものをそのままにしておくほど、儂は愚かではない。
 埋め合わせはしておる。じゃから彼らは儂を黙認しているのじゃよ。
 それを那魅殿はようくご存じじゃ」
 
 顔を横に向け、「外」を見る。
 
 「それにしてもお主の言っていることに矛盾があることに
 気付いて居るか?『天羅の均衡から考えれば、まだそこの刀は
 捨ておいて良い段階。』そう言うたな」
 
 その目は修羅刀を見据えている。
 
 「そう今は『まだ』。封印というものはいつかは壊れるもの。
 在った以上、滅びを免れるものなどありはせぬ。
 この地に施された封印もまた」
 
 視線を戻し、鱗麗を見やる。
 
 「そしてあの刀は目覚める度に力を増してきた。二十年ほど前は
 これほどの力はなかったはずじゃ。儂が気付かなかったのじゃからな。
 ところが今は国を挟み、州を挟んでも気付きそうな程じゃ。
 次に目覚めたらどれだけの力を持つようになるのか儂にも見当が付かぬ。
 『まだ』ではない。『今』ここでどうにかしなければならぬ。
 主の言うた通り、目の前のひとつを救うことが100年先の1万を
 犠牲にすることもままある。じゃが目先のものを軽んじて見逃すことが
 より大きな被害を招くこともまたあるのじゃよ」
 
 その言葉は重みを帯びて響いた。それを機に両者の距離が開いていく。
 
 「物事は全て一様ではない。何が正しく、何が間違っているのか。
 後になってからでないと分からぬ事もある。杓子定規に禁じるのみが
 最善手というわけでもない。ま、ここでお主と争うも無益。
 よからぬ者達の意志感じることじゃし。とりあえず、‘力’を使わずに
 努力をしてみよう。その代わり邪魔をしないでそこで見ておるのじゃな」
 
 その言葉を最後に白いもやが晴れ、心の対話が終わったことを知らせる。
 
 ちょうどその時、森からは亜夜が、別の方向からは
 巨大な狐(式)に乗った夕霧達がこの場に現れる。
 
 「やれやれ…」
 
 暁雲のそんな声がその場に響いた。
 
 暁雲  鱗麗に向かって
97年10月30日:09時31分57秒
すいませんm(_ _)m / ジョーカー
 なぜかつながらなかったので何回かやっていたら
 複数送信してしまったようです。申し訳ない。
 
 お手数ですが、sfさん。この重なっている書き込み消してもらえないでしょうか。
97年10月30日:09時24分32秒
炎は(修羅刀編) / ジョーカー
 修羅刀を手にすることがあったら、暴走しない代わりに
 自らの手で破壊を始めるかもしんない。半身を失った後の天羅に
 価値を見いだせていないから。
 
 それはそれとしていっそのこと怨麗か、亜夜がいいかな。
 
 夕霧は昔暴走したし、今もってのは成長した感じがしないし
 枯蔦も一回やっているし、少女は枯蔦がいるから修羅刀を
 必要としていなさそう。もっともこの二人は片方が失われたら
 修羅刀が無かろうと暴走しそうだけど。亡霊は既に修羅刀の一部だから。
 亜夜は迷いにつけ込まれてとか。はっ、結界を張っているから
 囁きが届かない。となると怨麗かな。この中で炎を除けば
 唯一、修羅刀を封じようとは思っていないし。
97年10月30日:09時24分23秒
炎は(修羅刀編) / ジョーカー
 修羅刀を手にすることがあったら、暴走しない代わりに
 自らの手で破壊を始めるかもしんない。半身を失った後の天羅に
 価値を見いだせていないから。
 
 それはそれとしていっそのこと怨麗か、亜夜がいいかな。
 
 夕霧は昔暴走したし、今もってのは成長した感じがしないし
 枯蔦も一回やっているし、少女は枯蔦がいるから修羅刀を
 必要としていなさそう。もっともこの二人は片方が失われたら
 修羅刀が無かろうと暴走しそうだけど。亡霊は既に修羅刀の一部だから。
 亜夜は迷いにつけ込まれてとか。はっ、結界を張っているから
 囁きが届かない。となると怨麗かな。この中で炎を除けば
 唯一、修羅刀を封じようとは思っていないし。
97年10月30日:09時24分12秒
炎は(修羅刀編) / ジョーカー
 修羅刀を手にすることがあったら、暴走しない代わりに
 自らの手で破壊を始めるかもしんない。半身を失った後の天羅に
 価値を見いだせていないから。
 
 それはそれとしていっそのこと怨麗か、亜夜がいいかな。
 
 夕霧は昔暴走したし、今もってのは成長した感じがしないし
 枯蔦も一回やっているし、少女は枯蔦がいるから修羅刀を
 必要としていなさそう。もっともこの二人は片方が失われたら
 修羅刀が無かろうと暴走しそうだけど。亡霊は既に修羅刀の一部だから。
 亜夜は迷いにつけ込まれてとか。はっ、結界を張っているから
 囁きが届かない。となると怨麗かな。この中で炎を除けば
 唯一、修羅刀を封じようとは思っていないし。
97年10月30日:09時23分50秒
炎は(修羅刀編) / ジョーカー
 修羅刀を手にすることがあったら、暴走しない代わりに
 自らの手で破壊を始めるかもしんない。半身を失った後の天羅に
 価値を見いだせていないから。
 
 それはそれとしていっそのこと怨麗か、亜夜がいいかな。
 
 夕霧は昔暴走したし、今もってのは成長した感じがしないし
 枯蔦も一回やっているし、少女は枯蔦がいるから修羅刀を
 必要としていなさそう。もっともこの二人は片方が失われたら
 修羅刀が無かろうと暴走しそうだけど。亡霊は既に修羅刀の一部だから。
 亜夜は迷いにつけ込まれてとか。はっ、結界を張っているから
 囁きが届かない。となると怨麗かな。この中で炎を除けば
 唯一、修羅刀を封じようとは思っていないし。
97年10月30日:09時23分41秒
炎は(修羅刀編) / ジョーカー
 修羅刀を手にすることがあったら、暴走しない代わりに
 自らの手で破壊を始めるかもしんない。半身を失った後の天羅に
 価値を見いだせていないから。
 
 それはそれとしていっそのこと怨麗か、亜夜がいいかな。
 
 夕霧は昔暴走したし、今もってのは成長した感じがしないし
 枯蔦も一回やっているし、少女は枯蔦がいるから修羅刀を
 必要としていなさそう。もっともこの二人は片方が失われたら
 修羅刀が無かろうと暴走しそうだけど。亡霊は既に修羅刀の一部だから。
 亜夜は迷いにつけ込まれてとか。はっ、結界を張っているから
 囁きが届かない。となると怨麗かな。この中で炎を除けば
 唯一、修羅刀を封じようとは思っていないし。
97年10月30日:09時23分32秒
炎は(修羅刀編) / ジョーカー
 修羅刀を手にすることがあったら、暴走しない代わりに
 自らの手で破壊を始めるかもしんない。半身を失った後の天羅に
 価値を見いだせていないから。
 
 それはそれとしていっそのこと怨麗か、亜夜がいいかな。
 
 夕霧は昔暴走したし、今もってのは成長した感じがしないし
 枯蔦も一回やっているし、少女は枯蔦がいるから修羅刀を
 必要としていなさそう。もっともこの二人は片方が失われたら
 修羅刀が無かろうと暴走しそうだけど。亡霊は既に修羅刀の一部だから。
 亜夜は迷いにつけ込まれてとか。はっ、結界を張っているから
 囁きが届かない。となると怨麗かな。この中で炎を除けば
 唯一、修羅刀を封じようとは思っていないし。
97年10月30日:09時21分26秒
炎は(修羅刀編) / ジョーカー
 修羅刀を手にすることがあったら、暴走しない代わりに
 自らの手で破壊を始めるかもしんない。半身を失った後の天羅に
 価値を見いだせていないから。
 
 それはそれとしていっそのこと怨麗か、亜夜がいいかな。
 
 夕霧は昔暴走したし、今もってのは成長した感じがしないし
 枯蔦も一回やっているし、少女は枯蔦がいるから修羅刀を
 必要としていなさそう。もっともこの二人は片方が失われたら
 修羅刀が無かろうと暴走しそうだけど。亡霊は既に修羅刀の一部だから。
 亜夜は迷いにつけ込まれてとか。はっ、結界を張っているから
 囁きが届かない。となると怨麗かな。この中で炎を除けば
 唯一、修羅刀を封じようとは思っていないし。
97年10月30日:09時00分47秒
清き一票(修羅刀編) / ハリ=ハラ
 琴音
 
 みんなが苦しめそう(^^)
97年10月30日:08時51分09秒
修羅刀が単独で暴走するのって美しくない(修羅刀編) / tomy
誰か握った方がいいんでしょうが、、誰がいいでしょうか?
選択肢はこんなとこでしょうか。

1、夕霧
2、亜夜
3、枯蔦
4、少女
5、亡霊

その他の炎とかは、なんか暴走しそうにないので選択外です。
97年10月30日:05時29分16秒
妖編「黙見」 / みだれかわ枕
 ちょっと間が開いてしまいましたが、いまだに膝枕なさのえです。
#なんか昨日は回線が安定しなかったんです。すぐ切断しちゃって……


 ちょ、ちょっとまて、いま、不死蟲とか言わなかったか!?
 そりゃまぁ、あたいはものを知らないけど、聞いたことぐらいはある。蟲使いがよく使っている、再生蟲をでたらめに強力にしたようなやつだ。自分の心の臓をえぐって、自分で喰らうことが出来るとか、頭をヨロイで踏み潰されてもすぐ治るとか、そんな蟲だったはず。それが、あのガキに入っているってのかい!?
 どうりで今まで捕まえることが出来ないわけだね。
 殺さないように捕まえようとすれば叩き殺されて、こっちが叩き殺すつもりで向かっていっても死なない――死ねないんだから。
 考えてみりゃ、あのガキにしてみれば、何度も死にそうになって、それでも死ねなかったってことか……

 宵闇の言葉で、さのえはざっとこれくらいのことを、小銭が懐から地面に落ちるぐらいの間に思っただろうか。
 それでも動作や表情には少しも出ていない。
 雷吼の足を枕にしていて、ぼっとしていたのもあるし、事があまりに大きすぎて、実感が湧かなかったというのもある。

 ふと雷吼の顔を見上げると、彼は軽く目を閉じている。
「ん。どうしたのさ、ら」
 雷吼。そう言おうとして、止めた。彼の口がかすかに動いて、何かの言葉を紡ぎ出している。よく耳を澄ませば、それは経文だった。

(雷吼……)
 それを黙って見ていることしか、さのえには出来なかった。

 ヨロイ狩り さのえ


 『ムラサキ以前の子供たち』にまで思いが至るかどうかが、人としてみた場合の雷吼とさのえの大きな違いなのでしょう。知識があるかどうかも問題ですが、さのえは結局のところ自分の見知っている、あるいは、目の前にある、そういった物事だけで手一杯だ、と。
97年10月30日:03時12分23秒
補足(妖編) / ハリ=ハラ
 鴉は、今までの経緯、森の空気から、この森を”結界”として判断し。
 結界についての考えは、隠れ里にはられる結界等から引き出されたものです。
 
 ところで、
 さのえはまだ、雷吼の膝でごろごろしてるんですよね。
97年10月30日:01時28分13秒
バリカン?(妖編) / ハリ=ハラ
 う、羊毛布団・・・(^^;)
 なんか目に浮かぶなぁ
 しかし、実際には織物にしないと使えないと思うぞ
 
 「忍びごときには無理で御座いましょう」
 
 相模の問いにさらりと答える
 
 「この森は、結界の様をなしております。
  結界は、それをはる者にとってはその身の一部も同然、
  いわば、掌の上のようなもの。
  しかも、この森の結界をはる方は尋常な方ではおられぬ様子。
  そのような結界の中を、知られずに動こうなどと・・・
  余りに無謀で御座いますよ。」
 
 薬売り・鴉より 異端陰陽師・相模へ
97年10月30日:00時32分39秒
そのころの鳴羊(妖編) / 蒼
 <・・・なんだか思わせぶりな会話ばっかりでよくわからないです。でも今なにか言うと鈴鳴さまに怒られそうですぅ・・・・・・。>
 何かいいたそーな顔しているが口に出す事はない。
 遠慮しているのではない、あった事の無い人の前で喋れないのだ。
 だいいち、この世で二番目に恐い鈴鳴さまが目の前にいる。
 <何かまずい事やったらまた布団が出来るですぅ・・>

 ちなみに鳴羊のいう布団は軽くてあったか”羊毛布団”。
 なにかあったらしい。(考えたのは鈴鳴ではないだろうが。)
97年10月29日:23時46分24秒
なるほど(妖編) / ハリ=ハラ
 >あ、そうそう。まだ然無は「新しい友人」に乗っかっているみたいです(笑)
 なるほど、そして気の弱い鳴羊は降りてくれといいだせない、と(^^)
 
 あと、護法衆というのは護法僧の集団の一つで、知比衆と同じような特殊な僧兵軍団と考えればいいんですかね。
97年10月29日:23時20分33秒
妖編「相手」 / みだれかわ枕
 森の外ですが……ここにいる「人外」の皆さんに比べると、なんて然無って普通の人なんだろう(笑)。


「それよりも....またご友人が増えられたようですな」
 無明の苦笑。別にそのことで然無を馬鹿にするとか、そう言う意図のない、苦笑。
「いや、なに、それほどではござらぬよ。たまたま行き先が同じだったので、な」
 『心も無事とは限りませんよ?』という言葉は、あまり考えないことにする。無事でなければ、そうとはっきり分かった時に、成すべき事を為すまでだ。
 ……無明を慕っている庚や丁には、苦しい思いをさせかねないが。

 無明と紅の会話は続く。
 どうやら先ほどの戦、ここにいるもの以外に、関わりのある者達がいそうである。おそらくは、それが無明の相手なのだろう。
 無明の相手。
 彼の口ぶりからして、まず間違いなく鳳凰宗である。さすがに宗そのものではなく、その中の高僧が相手なのだろうが。
(これはまた、とんでもないことになりそうだのぉ)
 三ヶ月間追ってきた小僧も関わっている。あの小僧には強力な蟲である、戦鬼蟲が宿されている。それだけではない。事実上の不死を実現する不死蟲も。
(つまりは、その奪い合いに無明殿も巻き込まれたということかのぉ)
 いや、乗じたという見方も出来るか、と然無はすこし訂正を入れる。
(やれやれ、とてつもないことになりそうだのぉ)
 あらためて、そう思う。

 ナマグサ坊主 然無


 さて、誰にどう話し掛けたものだか(笑)
 紅が然無のことを「護法僧」と見ているようですが、たしかにサムライを入れてる僧のことを総じて「護法僧」というんでしたね(VBの126頁、僧兵の項より)。うっかりしてました。で、無明が言っていた「護法衆」とは別物、と……なまじ似ているだけに、混同していました。
#さらに然無はかつて「護法衆」を裏切る行為をしたことがあり、
#合わせる顔がないとまで言ってたような……
#ああ、ややこしい(笑)

 あ、そうそう。まだ然無は「新しい友人」に乗っかっているみたいです(笑)
97年10月29日:23時02分38秒
つけるなら(妖編) / ハリ=ハラ
 丁の方で良いんじゃないですか。
 庚の方は然無と別行動という事も出来ますし
 
 あっ、そういえば然無はどうするの?
97年10月29日:19時43分16秒
(妖編)だが為に鈴は鳴る / Dr.李
 無明の言葉を聞き、鈴鳴は答える。
 「よろしいでしょう。」
 無明と紅の会話を聞く。
 
 ふっと笑いが漏れる。
 
 「人としての生を全うしようとせぬのも、人の性か。まして、民衆の救済を掲げている連中といえど、その性にはかえってあらがいがたいもの。真、罪深きは人の欲。ふふふ。」
 
 誰に聞かせるでもなく、そうつぶやく。
 
 「さて、あなたの娘さんを紹介してはくださいませんか。他の者に引き合わせねばなりませぬゆえ。」
 
 鈴鳴より 無明へ
97年10月29日:17時46分46秒
察知(妖編) / ジョーカー
 「我々には無数の目があり耳があります。目的のものがどこにあるのかわかれば
 私の耳にとらわれずに動くことができると思いますか?」
 
 無明の言に。
 
 「貴方が動くほどの相手ならばそれもまた」
 
 紅は気付いていた。先程の戦い、別の意図を持つ者達がいたこと。
 そしてどこへともなく消えていったことを。
 
 「『目』を持たぬ者には見えぬもの」
 
 傀儡師 紅  護法僧 無明に向かって
97年10月29日:16時31分51秒
妖編 / 夜光
  さて、庚と丁どちらをつける方がよいのでしょうか。このままの流れなら下手すると名前だけになってしまう
 丁をだしてあげるべきなのでしょうが....
97年10月29日:16時20分57秒
つれづれなるままに / 夜光
  桜の木には魔性が宿る。
 「花は散り際が美しい命のきらめきを感じさせるから」
  桜の花が一つ散りその美しい肌にそっと舞い降りる。
 「人もそうなのでしょうか?」
  なによりも赤き紅の花に彩られた見事な衣装。それを飾るのは同じく紅の人の血。
 「誰か教えてくれないでしょうか」
  その足下にはうずたかく屍が積まれていた。
  そして桜は咲き誇る。まるで言い伝えが本当であるように。
 
 舞姫 幽玄華 どこかの桜の樹の下で
97年10月29日:16時05分25秒
「無明」妖編 / 夜光
 「その娘子が、死ぬことになってもかまいませぬのか?」
 鈴鳴にしては珍しく抑揚の無い声だった。
 「それでもよろしいなら、その話応じましょう。」
 素っ気なく、飾り気無く、ただそれだけを言った
 「私の懐に大事にしまっておいても、死に神のたなごころから逃げられるものではありますまい」
 それが答え。短く、それでいて、そこには何者にも負けない真実と奇妙な優しさが秘められている。
 「それに、私の娘がそう簡単に死ぬわけがありませんから」
  それは過剰な自信にも思えるだろう。けれど無明の口からそれが語られるのであればそれもまた、真実とすら思える。
 そんあ不思議な雰囲気が彼には宿っている。
 
 護法僧 無明 より 鈴鳴 へ
 
 「我々には無数の目があり耳があります。目的のものがどこにあるのかわかれば私の耳にとらわれずに動くことができ
 ると思いますか?」
  それは彼個人の力ではない。けれど彼がそれを行使できる立場であることも間違いはない。大きく動くことはできな
 くても、効率的にその追っ手を叩きつぶすことはできるだろう。その追っ手を出すのを手伝ったものも。
  そう、鳳凰宗の情報網はその規模がなまなかなものではないのだ、それ故に多くの権力に汚れた高僧をだすという失
 態にもつながっている。
 「彼の居場所さえ把握できれば彼自身に直接関わる必要もなくなるのですよ」
  口の端に笑みににた何かが浮かぶ。それは深淵の闇を覗くに等しい深さを持つ何かだった。
 「もっとも、今までより、多少仕事が忙しくなるでしょうがね」
  その瞳には闇より深き無明が宿る。そこにはすべてがありそこにはすべてがない。
 
 護法僧 無明 より 陰陽師 紅 へ
97年10月29日:14時08分17秒
興味(妖編) / ジョーカー
 (さて、どうしたものか…)
 
 無明と主の森の妖達の話を聞きながら紅はそんなことを思った。
 
 (無明殿が興味を持つほどの少年。それには追っ手があり
 その上、その少年は主の森の眷属の一人と約定を交わしたと。
 どのような少年なのか見てみたい気もしますが、ことさらに
 彼らを刺激する愚を犯すのも何ですしねえ)
 
 新たにこの場に現れた者達に目をやる。
 未の姿をした妖。それは鳴羊と名乗った。場にそぐわぬ雰囲気をまとっている。
 それに乗っている護法僧。然無と言ったか。これまた緊張感のない。
 そして若い一人の娘。名前はまだ聞いていない。様を付けたことから
 恐らくは、無明の連れてきた者なのだろう。もっとも口振りを聞くと
 随分と近しい間柄のようではあるが。だが紅は微妙な違和感を覚えていた。
 
 (美しすぎる。本当に人なのでしょうか?)
 
 それは紅が傀儡師でなかったら考えも付かない疑問だったのかもしれない。
 
 「そうですね、その旅に私の娘も連れていってくれませんか?」
 
 無明がそんな事を言うのが聞こえる。
 
 (娘?無明殿が女性を近づけるような方とも思えませんでしたが…)
 
 紅にしては短絡的な思考だったが、無明の娘と現れた娘を等号でつなぐ。
 そして無明の「娘」という表現。傀儡師達もやはり自らの作品を
 「娘」、「息子」と呼ぶのだ。傀儡師を名乗ってはいるが
 紅は陰陽師でもある。その好奇心が疼く。が、それはそれとして話に口を挟む。
 
 「肝心の追っ手とやらはどうするのですか?」
 
 傀儡師 紅  護法僧 無明に向かって
97年10月29日:12時57分20秒
読経(妖編) / ジョーカー
 「……といっても欲をかいて葉嬢に手でも出せばちと洒落にならぬこととなるぞ
 この森には神出鬼没な物がおるからの」
 
 背筋に氷塊が生じるような笑みを浮かべ、宵闇が警告する。
 だが(警告の)方向がずれているため雷吼はいささかの痛痒も感じない。
 続く宵闇の言葉にようやく合点が行く。
 
 (それでか。戦鬼蟲に不死蟲ともなれば複数勢力が動くだけの価値もある。
 それにしてもそれだけの蟲を入れて、よく『蟲』にならずに済んだものだ。
 ……ムラサキという適性保持者に辿り着くまでにどれだけの幼子が
 犠牲になったのやら。戦鬼蟲もそうだがな)
 
 軽く目を閉じ、犠牲となった者達への弔いの念仏を唱える。
 
 (勝手な言いぐさだが…成仏しろよ)
 
 彼らが死したのもここではなく、もはやとっくに昇天したのかもしれないが。
 確かな祈りを込めて、雷吼の口は経文を紡ぎだす。
 深く没入した雷吼には宵闇の声も相模の言葉も聞こえない。
 強くもなく、高くもない声でただ静かに、彼らが安らかに
 眠れるようにとの祈りを込め、唱え続けた。
 
 雷吼  犠牲になった者達の魂に向かって
97年10月29日:08時36分53秒
質問(妖編) / タイガ
 (不死蟲と戦鬼蟲?
  そんなものを持っている子どもだって?
  どうやってそんな蟲を手に入れたんだ?)
 ムラサキという少年が蟲を飼っているらしいというのは雷吼の話にあった。
 その蟲が目当てのものがいるらしいというのも聞いた。
 しかし、戦鬼蟲に不死蟲とは。
 それでは狙われて当然である。
 (見てみたい)
 相模は思った。
 どちらもそうみられるものではない。
 「ところで、護衛する対象が狙われているという事は、その者達がいつまでもここに居ては危険なのでは?
  あなたがたが敗北するとは到底思えませんが、気付かれずに進入できるものがいないとは限らないでしょう?
 そう、例えば忍びとか」
 相模は尋ねた。
 
 異端陰陽師「相模」よりこの場にいるもの達全員へ
97年10月29日:02時56分54秒
微笑(妖編) / ハリ=ハラ
 
 口元に有るか無しかの笑みが浮かぶ。
 
 薬売り・鴉
 
 一瞬の反応(^^)
 それはそうと、学祭ですか。
 うちの大学もそろそろですよ。
 うちは、国立で(たしか)唯一名前に「国立」と付く大学です。
97年10月29日:02時35分41秒
20年ぶり(修羅刀編) / 月夢
(すっかり母親だな・・・・)
 夕霧を見て場違いな感想を抱いたのも一瞬、玄屋は現実に引き戻される。
「ついた・・・・」
 奥から絞り出すような声で玄屋が前を見る、ついに修羅刀の元についたのだ。
「琴音がいるな」
 ちっと玄屋が舌打ちする、
(距離が近い、まずい・・・・)
 琴音を引き離す算段を立てようとする矢先、ぞくっと背筋に冷たい物がかけのぼる、そしてそんなことをする必要などないことに気付く。
「来るな・・・・」
 眼などないはずなのに修羅刀は確かにこちらを見ている、ならば、
「夕霧、来るぞ!!」
 声ならぬ声が叫ぶ、二十数年前の再来、
「前回より決していい状況じゃないな・・・・」
 呟く玄屋、止めるための決定打がないのだ。
 
「やっときましたね、じらしてくれます」
 同じ頃海淵が呟く、楽しげな笑みがますます深まる。
「修羅刀に力をあげましょうよ、この地には龍脈がない代わりに、それに代わる力はあるのですから」
 人がもし龍脈と同じだけの力を一時的にでも欲するのであれば方法はひとつ、
「龍脈封鎖以来この地には騒動が絶えなかったんですから、そろそろ蓄えがありますでしょう?」
 つまりは負の流れ、破壊、騒動、死が呼び寄せる、陰の流れ、言うなれば修羅刀の糧、
「少しだけ暴れさせてこの場にいる全ての人の記憶から消えないようにしてあげましょう、そして再び日のあたる舞台に立たせてあげませんか?」
 
 海淵
97年10月29日:02時15分23秒
止めてましたあ(妖編) / 月夢
 学園祭関係で暇なくて、そろそろ動きます、宵闇から。
 
 雷吼が説明を終える、
(ま、及第点じゃの)
 雷吼の人柄は大体分かる説明の仕方だとも言える、続く質問にもそれが現れていたが、それに対して宵闇はそっけなく答える。
「2、3年も付き合わす気はわらわにはない、わらわたちとちごうて短命なるぬしらには時は大事であろ?」
 永き永き時の中に生きる宵闇たち妖と人では余りにも時の感覚が違いすぎる、宵闇はそのことを知っていた。
「先に約束した通り、ぬしらの仕事は目的地まで運ぶだけ、後は好きにするがよい、といっても欲をかいて葉嬢に手でも出せば」
 ぞっとするような怜悧な笑みを浮かべる宵闇、
「ちと洒落にならぬこととなるぞ、この森には神出鬼没な物がおるからの」
 そして今見せた表情をすぐに納める、気のせいかあたりの空気が軽くなったかのような印象すらもたせる。
「引継は考えておらぬが、ぬしらがいく場所には虫の変化がおる、それならあの子供の中におる戦鬼虫も不死虫もなんとかなるかもしれん」
 さらっととんでもない情報を織りまぜて宵闇が言う、何事もなかったかのような展開に誰もが一度素通りしてしまい、鴉が続けて質問する。
「何方かお出でになるのでございますか?」
「まだ決めておらぬが、眼赤の奴は行くであろうよ、後はまったく不明よ、もっともこの森は外の妖たちとつながりを持つ物も多いし、今外に出ておる眷属もおるから、どこで協力する者が現れるかは分からぬがな」
 そこまで答えてから確認する、
「これでよいのか、聞きたいことがないならわらわは消えるぞ、鈴鳴が話をまとめておるようだから、後はそちらに託すつもりだからの」
 
 宵闇から その場にいる人間へ
 
 虫についてはわざと振ってます、一瞬の対応を見るためです。
97年10月29日:00時47分39秒
(妖編)黄昏の女狐 / Dr.李
 無明の言葉にどれほどに意味があるかを考える。だが、この男にしては譲歩したと言うことなのだろう。そして、娘を見届け人とでもするつもりなのか・・・?
 「その娘子が、死ぬことになってもかまいませぬのか?」
 鈴鳴にしては珍しく抑揚の無い声だった。
 「それでもよろしいなら、その話応じましょう。」
 素っ気なく、飾り気無く、ただそれだけを言った。
 
 鈴鳴から無明へ
97年10月28日:17時44分35秒
そういえば(妖編) / ハリ=ハラ
 妖編の中で、厳密な意味で人間なのは庚とさのえだけなんじゃ・・・(^^;)
 相模・雷吼・ムラサキも、一応人間に含められるけど。
97年10月28日:17時01分06秒
暇つぶし / 夜光
 夜光:おまえさんも不幸だね〜。特に因縁もないのにやっかいごとに巻き込まれて
 枯蔦:はじめの予定じゃあそこまでひどい状況にならないよていじゃなかったのか?旦那
 夜光:うん、はじめの予定じゃ。蜘王撃退して、玄屋に修羅刀押さえてもらう予定ももあったんよ
 枯蔦:どこで運命が狂ったんだかね〜
 夜光:(間髪入れず)一発目の銃弾から
 枯蔦:おい!
 夜光:冗談に見えるか?
 枯蔦:みえない....てことはやっぱり予定どうりってやつじゃないのか〜!?えぇ!?
 夜光:そう凄むな。怖いじゃないか。
 枯蔦:怖くなきゃ意味がないだろが!!
 
 どかすかべき
 
 枯蔦:悪は滅びた。
 夜光:...私を悪と呼ぶか.....
 少女:お兄ちゃんをいじめるのはみんな悪者だよ(にっこり)
 枯蔦:心配かけるな(にっこり)
 少女:ううん、お兄ちゃんと一緒なら何も要らないもん(^^)
 
 夜光:二人の世界作ってるな。今のうちにけがを治すか....
 庚 :大丈夫ですか?
 夜光:ありがと。貴女だけよ、私に優しくしてくれるのは。
 庚 :いいえ、どういたしまして(^^)弱いものを助けるのは私たちのつとめですから。ね、お父様
 夜光:お父様?....ってことは(逃げ腰)
 無明:どこにお逃げになるおつもりですか?
 夜光:びく〜。いやぁほら。私にもいろいろ用事がありますし〜....ところで宵闇さんとの花札勝ったん?
 無明:さあ、どちらでしょう?まあ、それは貴男の気にすることではありませんし
 庚 :まあまあ、お二人ともお茶にしましょうよ。お茶菓子も用意してありますから(^^)
 無明:そうですね。逃げられないことはおわかりでしょう?
 夜光:おつきあいさせていただきます。
 
 しばし、歓談...そして夜はふけていった。
 
97年10月28日:11時06分39秒
妄執の亡霊 壬元典烈(修羅刀編) / tomy
(おお、麗よ。我が愛し子よ。わしの邪魔をする奴等を滅ぼしておくれ。竜神より授かったその力で。)
亡霊は怨麗を見つめる。怨麗の中にかつての娘、麗のかけらを見つけて。かつてと同じくゆがんだ笑みを浮かべながら。
97年10月28日:10時56分58秒
人外といえば / みだれかわ枕
 よく考えてみると、然無はサムライを入れているので、厳密な意味での人間ではなかったですね……
97年10月28日:10時54分19秒
「暁の.....」妖編 / 夜光
  「一人二人、三人。」は紅、鈴鳴、常磐です。常磐と鈴鳴は人ではないと思っていますが、紅に関しては肌で感じられる強さ
 武道家が強い人間を直感的に感じられるもので判断したようなものです、そしてその強さがここにいる誰にも劣っているもので
 はないと感じているでしょう....
  もっとも、無明が昔話にそういう話をしていなかった....とは言い切れないあたり。展開次第ではおもしろいことになるかも
 しれません。それにしても、純粋な意味で人間って....然無と庚だけですね〜、人外大会談(苦笑)
 
  どんどん、新たな人が増えていく、はなさねばならぬことも話すことができぬことも、また、山のように増えていく。
 「庚も然無どのもこちらにきてしまいましたか....」
  この二人には見せたくないものもある。自分が失ったものを失わずにすんでいるものたちだから。
 「庚、しばらく、下がっていなさい、まだ、少し大事な話がありますから」
  無明がそう言葉をかけると庚は渋々ながら後ろに下がる。けれどその瞳は不安に揺れている。無明の強さは彼女とて
 よく知っているはずだが、なにを心配しているのだろうか....
 「さてと、やっかいごとになっているのはそちらもですか」
  話の次元が違うのであろうが、日常の雑事を話すかのような落ち着いた声音。「あやかし」たちにとって、それも高
 位のものたちにとって約束というものがどれだけの意味を持つか、それを無明は十二分に知っていた。
 「なるほど、約束は守るためにあり、それを破るための代償は命かそれに値するものですからね」
  その瞳に闇より深き闇が暁より高き光が宿る。
 「しかし、それが私の探していたものであるならば、ここで、引くわけにもいかないということは....貴女にもわかっ
 ていただけるでしょう?」
  それは質問ですらなく事実を確かめる、ただそれだけでしかなかった。
 「そうですね、その旅に私の娘も連れていってくれませんか?」
  それがなにを意味しているのか。それとも戯れ言なのか。無明の表情を読みとることはできなかった。
 
 護法僧 無明 より 鈴鳴へ
 
 「皮肉ですか?」
  声には確かに笑いを含んでいるというのにどこか薄ら寒いものを感じる。もっとも、「あの」無明が笑
 う姿など想像もできなかったのだが。
 「体は無事ですが心も無事とは限りませんよ?」
  それはそれで、怖い言葉をさらりと言ってくれる。庚の肩が不安そうに揺れたが、気づくものはいない。
 「それよりも....またご友人が増えられたようですな」
  それはとうとう見慣れてしまった。いつもの無明の苦笑だった。
 
 護法僧 無明 より なまぐさ坊主 然無へ
97年10月28日:10時41分17秒
やっぱりそうでしたか(修羅刀編) / tomy
じゃ、壬元典烈の亡霊は私が引き受けますね。
静弥(の一部?)らしき亡霊については、静弥の設定自体桂さんにお任せしましたので私も描写できませんし。
ところで3番目の女性の亡霊って誰?心当たりがないんですが。てっきり夜光さんのオリジナルだとばかり、、(^^;)
97年10月28日:10時13分25秒
「状況」修羅刀編 / 夜光
  枯蔦の使っている封呪は一応終了しています。ただし、地脈が歪んでるは、管理者を名乗る異形が現れるわで非常に不安定な状態の
 ままですね〜(^^;ついでに、うちの方は(^^;怨霊を出すことはできても彼らの心情を表現できる立場にはいませんので(^^;実は動けな
 い状況ですね(^^;
97年10月28日:02時39分12秒
亜夜到着(修羅刀編) / tomy
「、、見えてきた。」
炎によって作られた“道”を駆け続ける亜夜。その出口が視野に入ってきた。

「、、沙夜も近付いてる。」
何となしにそれを感じる亜夜。

「、、、あれが、、。」
ついに出口に達し、修羅刀を目にする亜夜。それは封じられようとしているにもかかわらず、強い存在感で亜夜の目を離さない。

亜夜
97年10月28日:02時29分11秒
沙夜と夕霧(修羅刀編) / tomy
「危険を省みていないわけではありませんよ。ですが『虎穴に入らずんば虎子を得ず』という諺もございますでしょう。要は危険に見合うかどうかではないでしょうか。それに、したいようにせよとおっしゃられたのはお母様ですから。」
沙夜は暁雲の式にそれだけ言う。

沙夜から暁雲の式へ


(本当にこの娘は、、ふぅ)
なまじ聰明であるがゆえに、沙夜は全てを理屈で理解しようとする所がある。言葉で教えるのは逆効果だろう。そう分かっていても思わずため息の出る夕霧であった。

「どこを怪我したの?見せて。」
夕霧が沙夜に聞く。

「ここです。」
そう言って手首を見せる沙夜。

(困ったわね。こんなところで傀儡術を使うわけにもいかないし。)
傀儡による治療とはいわば幻影のかけ直しである。使えばほんの一瞬とは言え正体を晒すことになる。ましてや式は効かない。仕方なく腫れ止めの薬草を当てて布で巻き、簡単な手当をする。

「しばらくしたら痛みも引くと思うから、それまであまり動かしてはダメよ。」
そう沙夜に言う。

夕霧と沙夜
97年10月27日:22時36分32秒
「天羅の力」(修羅刀編) / tomy
具体的にといっても難しいのですが、天羅にいきづくモノにとって必要な構成要素の事です。風、雲、雨、川の流れ、大地の熱、太陽の光、海、波、潮、そして生命、、このようなモノの中に存在する力です。さすがに“真っ直ぐな雷”は違うと思いますが(^^;)

>たとえば枯蔦がやったように森の力、大地の力を借りるというのも「天羅の力」を使ったことになるのでしょうか?

本質的にはそうなのですが、森や大地が『力を貸してはならない』という事ではありませんので、森や大地を説得した上で、貸してもらうのは良いでしょう。その場合でも相手が破産するまで借りるのは『バランスを崩すこと』ですし、相手に何の利もないのに口先でだまして借りるのも認められません。勝手に借りるのは無論ダメです。
要は『自分自身に内在する力』までしか、自分で責任を取る事ができないから、それ以上は使うなと鱗麗達管理者は言いたいのでしょう。
97年10月27日:21時35分23秒
てんらのちから? / ハリ=ハラ
 じゃあさ、天羅名物?の
 
 ”真っ直ぐな雷”
 
 も、天羅の力かなぁ?
97年10月27日:21時29分33秒
うい(修羅刀編) / ジョーカー
 分かりました。しかし天羅の力も含むという事ならば
 気象攻撃が使えない…(雷撃とか竜巻ね)自分自身に内在する力で
 やればいいのか。精霊(しょうりょう)ってのは天羅の力かな?
 むしろ妖のたぐいか。
 
 しかし「天羅の力」ってのも漠然としているな。龍脈はいいとして
 あとはどんなものが「天羅の力」になるんだろう?
 よく分からないのでtomyさん、具体的に挙げてもらえないでしょうか?
 たとえば枯蔦がやったように森の力、大地の力を借りるというのも
 「天羅の力」を使ったことになるのでしょうか?
97年10月27日:20時24分47秒
ちと訂正(修羅刀編) / tomy
正確には、龍脈の力に限らず、自分自身に内在する以外の力、天羅の力のことです。
97年10月27日:19時38分05秒
re:追加(修羅刀編) / tomy
>この場合の「力」ってのは龍脈の力ですか?それとも妖力全般?
龍脈の力の事です。妖力は“能力”と表記していた、、はずです。少なくともこれからはそう統一する、、、予定です。
97年10月27日:13時03分54秒
がいでん(妖編) / 蒼
 眼赤、おてて猫だから札が持てない。
 そんだけ
97年10月27日:12時42分43秒
妖編・外伝「花札(中編)」 / みだれかわ枕
 前回までの超・あらすじ

 まだ花札は続いてました。
#それだけなんですよね、この外伝って……


 伯鼠 :やれやれ……
 鳴羊 :あれ、どうしたですか?
 伯鼠 :どうもこうもない。火猪め、気合いが入りすぎて、
     花札や座布団を燃やしてしまった。
 鳴羊 :そ、そうですか……

 花札も紙だから、さぞかしよく燃えたことでしょう。
 次の対戦は、然無と眼赤? これまた奇妙な組み合わせですねぇ。

 然無 :うむむ、うまく行かんもんだのぉ。ほれ、お主の番じゃ。
 眼赤 :おう……お、悪いが四光だ。
    (くっくっくっ。鴉はしくじったようだが、このおれは違う!
     伊達に百年生きているわけではない!)←ここに注目
     忍法切り込みや忍法もちこみの前に敵はない。
     こんなナマグサ坊主など、敵じゃねぇーっ!(爆笑)
 然無 :ほぉ、切り込みにもちこみか。たいしたものだのぉ。
 眼赤 :へ? な、なんのことだ?
 然無 :気がつかなんだのか? 括弧の外でせりふを言っておったぞ。
 眼赤 :何? (6行前を見る)し、しまったぁ!
 然無 :さて……
 眼赤 :ちょっと待て、その包丁とまな板は何だ!?
 然無 :拙僧、ネコは初めてだが、ま、食えんことはなかろうて。
 眼赤 :まて、落ち着け〜っ!

 なんかすごいことになってますね……がんばれ眼赤、今はとにかく逃げろ!
#『切り込み』は麻雀で言うところの積み込み、『もちこみ』は麻雀ならエレベーターと
#いうイカサマと同じです。どっちもバレたら大変なことになるので、決して真似しない
#ように(笑)

 で、ここは……無明と宵闇、ですか……

 無明 :猪鹿蝶ですか。あと一枚でタネも出来ることですし、こいこいですな。
 宵闇 :ほっほっほっ。わたしはカスとタンが出来かけているんですよ。
     無理しない方がよろしいのではなくて?
 無明 :ふっふっふっ。
     可能な時に攻めなくては、女性に花札で勝つことは出来ませんからね。
 宵闇 :ほっほっほっ。
 無明 :ふっふっふっ。
 宵闇 :ほっほっほっ。
 無明 :ふっふっふっ。

 その「全ては私の筋書き通り」って感じの笑いを、二人で同時にするのは、ちょっと……(苦笑)

 といったところで、以下次回!
#あと出ていないのは紅、叢雲、庚、丁……そして主様(笑)
97年10月27日:00時08分35秒
そーいえば(修羅刀編) / ジョーカー
 枯蔦が銃槍で怨霊に攻撃を開始したということは
 封呪は終了したと解釈してよろしいのでしょうか?
97年10月26日:08時21分50秒
了解です(妖編) / タイガ
 ただ、今日はもう時間が無いので、明日送信します。
97年10月26日:02時16分52秒
タイガさんへ(妖編) / 蒼
 相模の紹介文、よろしければ俺のHP上にある送信フォームから送ってください
 あんけーととありますけどメッセージ欄に書けばたぶん大丈夫です。
 あれならメールアドレスが無くてもこちらに転送されますので。 「あんけーと」
97年10月26日:01時01分17秒
「墓参り」(妖編) / 蒼
ヒメが嬉しそうに語る。
『外に出るとね、嫌なことにもたくさんあたる代わりにも知る物が多いんだって、主様も昔は旅に出てたって聞くし、楽しみだね』

『楽しい旅になるといいなあ、苦労してもいいけど、旅に出てよかったって思えるといい』

 対して眼赤は何も答えない、ただどこか困ったような奇妙な微笑みを浮かべているだけ。

 道中で葉嬢が起こすであろう厄介事を考えているのか、それとも過ぎし日の思い出と照らし合わせているのか・・・・

 同時刻、森の中の某所。
 苔むした古い石碑の前に座る一匹の猫又。
 新たなる妖ではない、眼赤の放った分身である。
 眼赤は首を垂れ、しばらくの間じっとしていた。
 「・・・しばらくの間道具を借りるぜ。
  姫様、俺は葉嬢様に貴方を重ねているのかもしれません、そしてムラサキに自分を・・・。
  あのとき俺達は二人っきりでした、でも今度は違う。」
 そう呟くと石碑の脇に置かれていた包みを口にくわえる。
 そして音も無く走り去る。

 眼赤の分身、何者かの墓の前で。

 ・・・何者かの墓ってしても、バレバレだのう。
 まあいいか。
 この間、反乱軍編と風姫の辺り切っておいたよ。
 無明と紅の関係を知りたい人はうちのページまで。
 ・・・・反乱軍編ってみじかいのね。妖編切り出しLOG一個分だった。

 天羅が使用量の60%を占めているものの実際にプレイした事は無い「蒼」
97年10月25日:22時52分32秒
いかん(妖編) / ハリ=ハラ
 文章が混乱しとるな。
 
 ”此処で聞いた理由は、さらについてくる者が居るのかどうかを聞くためと、”
 
 というふうに直したつもりで読んでください。
97年10月25日:19時44分07秒
一応聞いたのは(妖編) / ハリ=ハラ
  眼赤がくっついてくるであろうことは考えていましたが、此処で聞いたのは、さらに付い
 てくるのかどうかと、眼赤がついてくるということをキャラクターに情報として与えるた
 めです。
  あと、妖怪キャラのみで参加なさっている方々に森から離れた時点で、新しいキャラ
 クターを作るのか、もしくはそのままで来るのかを聞きたいと思ったもので。
 
 まあ、書くまでもなかったかな?
97年10月25日:17時14分25秒
お目付役は(妖編) / ジョーカー
 確か眼赤がくっついてくるはずです。
 ですよね?蒼さん。
97年10月25日:12時31分05秒
思案(妖編) / ハリ=ハラ
 確かに、まともな旅になるという事は考え難い。
 用向きが用向きだけに、当然では有るのだが・・・
 不安の要素としては金剛機もそうだが、その少年が飼っているという蟲も気になる。
 ある程度の勢力で追う以上、尋常な蟲ではないだろう。
 新種の蟲か戦機蟲・・いや、新種という事は有るまい・・・
 ”里”が兵を動かすという事は考えられない。
 あと考えられるとしたら、不死蟲か・・・
 そうだとすると、追手の勢力としてとんでもない物が出てくる事も考えられるが。
 どちらにしろ、退屈な旅よりはマシという物か。
 もっとも、あまり血生臭いのも困りものだが・・・
 
 雷吼の質問につなげる。
 
 「それから、私どものみが護衛というわけには参りませんのでしょう?
  其方からは何方がおいでになるので御座いますか?」
 
 薬売り・鴉より 妖・宵闇へ
 
 誰が森の方からは付いてくるんですか?
97年10月24日:22時53分25秒
追加(修羅刀編) / ジョーカー
 この場合の「力」ってのは龍脈の力ですか?それとも妖力全般?
 多分、龍脈の事だと思うのですが確証がなくって。
97年10月24日:22時34分13秒
改心?(修羅刀編) / ジョーカー
 改心って言うのもなんか違う気がしますね。。彼女の考え方が
 間違っている訳じゃないですし。暁雲が情で動くとしたら
 鱗麗(及び管理者達)は理で動く。どちらが間違っているとも言い難い。
 むしろ鱗麗の方が理で動く故に理にかなっている。
 ただ「ひと」である暁雲にはそれを承伏できないと言うだけのこと。
97年10月24日:20時52分12秒
妖編「墜落」 / みだれかわ枕
 さて、まずは森の外の方から。


「鈴鳴さまです。どうしよです。怒られるです。でも原因のひと達あそこに居るです」
「鈴鳴? あの女性(にょしょう)のことか?」
 然無がそう聞き返そうとした時、いきなり鳴羊があわあわと踊り出す。
「ちょ、ちょっと待てい!?」
 しっかりとしがみついたので、転落だけはまぬがれる。しかし、とてもではないが、静かな着地とは言えなかった。
「おいおい、勘弁してくれい。拙僧はおぬしと違うて、空なぞ飛べんのだから」
 苦笑しながら鳴羊にぶつぶつ言う。この妖ほどではないが、然無もかなり場の雰囲気からは浮いている。
「ところで、凄い墜ち方でしたけれど、背中の人、大丈夫ですか?」
 叢雲が心配したらしく、尋ねてくる。
「いや、なんとか。ご迷惑をおかけした」


「これはこれは無明殿。ご無事なようで、よかったよかった」
 あの程度の軍勢で無明が「ご無事で済まない」ことなんてありえないとは知っているが、そう言っておく。
 なぜなら、ここにいる面々からただならぬ気配を感じたからだ。
「さて、初めてお目に掛かる方も多いのぉ。拙僧は然無と申す。見ての通り、食い扶ちかせぎもままならん坊主じゃ」
 気配は感じるものの、それに気圧されても仕方がない、とばかりに、自己紹介する然無。
「御坊、これからどうなされる?」
 女性(鈴鳴)が口を開く。問いかけ先は、先ほどからここにいた僧――無明。
 どうやらこれからどうするかはまだ決まっていないらしい。然無は少し安堵した。よもや兵たちがあの状況で、戦を続けるとは言い出すまい。
 それにしても、どことどこの兵が戦っていたというのか……
(よく分からんことの方が多いのぉ、こたびの話は)

 ナマグサ坊主 然無


 うーん、この状況だと、ちょっと様子見ですね。
97年10月24日:13時46分40秒
“管理者”鱗麗(修羅刀編) / tomy
「そうか、今だに人の器で動いておるのか。」
鱗麗の目が細められる。先ほどまでは冷笑だったのが、今はただ凍てつく様な瞳だ。

「まず、下らぬ話しの方から片付けよう。なにやら思い違いをしておるようじゃが、この肉体はわれ自身のもの。壬元麗の肉体など10年ほど前に滅びておる。魂の一部も含めてな。」


「まあそんなことはどうでもよい。それよりも、なぜお主は人の器で理(ことわり)をはかろうとするのだ?」
疑問ではなく詰問といっても良い口調だ。

「例え小量でも“力”を使う事は天羅の均衡を崩すこと。目の前のひとつを救うことが100年先の1万を犠牲にすることもままある。ゆえに“力”を振るえる者は目の前ではなく先を見つめながら動かねばならぬ。」
じっと暁雲を見すえたまま続ける。

「われが愛想など不要と言ったのも、それ故。管理者は天羅以外の何にも執着してはならぬのだ。怨麗を見ておればわかる。情は判断を狂わせる事がな。それが強かろうと弱かろうと関係はない。管理者(弱点に『天羅の管理』を持っている妖)にそのようなものは必要ない。」
一旦言葉を切る。

「天羅の均衡から考えれば、まだそこの刀は捨ておいて良い段階。“力”など使わずとも封じることはできよう。多少の犠牲は必要であろうがな。」
そして静かに宣言する。

「いくら母が甘いとはいえ、いや甘かったからこそ、母もお主に忠告したはずだ。“力”を使うなら人の器を捨てよ、人の器で動くなら“力”を使うなとな。どちらも選べぬというならば、われに限らず管理者はいずれお主と必ず戦うことになる。望むと望まざるとに関わらずな。」

鱗麗から暁雲へ

遅くなってすみませんでした。
鱗麗の言ってる事は、要するに『柱理論』です。天羅をうまく管理するためには誰とも仲良くなってはダメだという。
何にせよこいつや滅光が改心しちゃったら、修羅刀編の緊迫感がかなり減っちゃって面白くなくなりますからね。弱点に思いっきり絡めさせました。こいつが改心する時は、死ぬ時ですね。
97年10月24日:04時57分10秒
LOG 011 / sf
天羅万象掛け合い所 LOG 011に1997年10月16日から1997年10月23日までのログを切り出しました。
97年10月24日:02時16分01秒
説明(妖編) / ジョーカー
 宵闇が不意に現れ、返してくる。この森に入ってからそれ―誰かが急に現れること―
 に慣れてしまったのか、雷吼はさして驚きもせず
 
 「金剛機の相手がそう容易いとも思えませんがね」
 
 と、軽く肩をすくめる。外見的にはさらっと言ったように見えた。
 だが顔を雷吼の腿に当てているさのえには雷吼から
 ふるえが伝わってくる事に気が付いた。金剛機に対する怯え?
 いや違う。それは抑えられた怒りだった。注意深く見ていたものには
 分かったかもしれない。雷吼の目の奥底に炎が揺らめいたことを。
 
 神奈備が宵闇に適当に現状の報告をしているのを聞き
 あんなものでいいだろうと思い、とりとめのない思考を巡らす。
 考え事の常で焦点の合っていない目でぼんやりと宵闇を眺めながら。
 
 (こいつは別格だな。鈴鳴さんにしろ、神奈備殿にしろ、蛍火殿にせよ
 現れるときには何らかの予兆は感じられたってのにこいつは……完璧だな。
 しかも目の前にいるってのに気配が感じられねぇ。実体があるようだから
 幻像って訳でもないってのに。いや…感じられないってんじゃない。
 森の気配と同化しているんだな。だから気配が紛れちまってんだ
 この主の森の気配に。大したタマだぜ)
 
 そこへ急に鴉と宵闇が雷吼に話を振ってくる。
 
 「俺がですか?」
 
 突然のことに雷吼の片眉がぴくりと跳ね上がる。
 これがこの男の驚きの表現なのだ。
 
 「と言われても…先程、神奈備殿が言われたことが全てだと思いますが…」
 
 口を濁すと、僅かに視線を宙に舞わせる。思案しているらしい。
 
 (現状…現在の状況ねぇ?)
 
 しばらくして渋々と口を開く。苦笑を閃かせながら。
 
 「まあ、要するにここにいる者達」
 
 そう言ってさのえ、相模、鴉と順々に目を合わせていき
 
 「は、皆、姫君とムラサキの道中の護衛を引き受けることを了承し
 出発まで待機しているってなところか。つい先程俺は相手の顔を拝みにいった。
 ―なんか不意打ち(神奈備の事)食らうは古傷をえぐられるは
 散々だったような気がしないでもないが―まあ俺の前科が前科だったから
 信用して貰うのに一苦労だったが、何とかなった。で、俺以外に関しては
 これが問題でな。何せこっちは酒盛りやってたからな」
 
 じろりと寝転がっているさのえ、その他をにらむ。
 
 「そんな状態では紹介も何もないと判断したのだろう。鈴鳴殿は
 説明を避けた。と言う訳であちらはお主ら―」
 
 相模、鴉を見る。さのえの事はムラサキ経由で伝わっている。
 
 「の事をまだ知らんのだ。まあ、その後特に葉嬢殿も聞いてこなかったからな。
 鈴鳴殿と宵闇殿の目を信用したのだろう。で、あっちの了承は
 取れたものだと思っていいと思う。八割方な。こっちが収まってから
 紹介をしようと思ったんだが森の外の状況が変化したらしくてな。
 どうも金剛機が動いたらしくて悠長にやっている訳にもいかなくなったんだろう
 取り急ぎ戻ってきた訳だ。森を囲んでいるのは俺達の『元』仲間だけかと思っていたが
 それだけでもないようだな。金剛機なんぞいなかったはずだ。
 別の勢力が動いてる。目的は―やっぱりムラサキだろうな。
 偶然にしては出来過ぎだ。正確にはムラサキじゃなくて
 飼っている蟲が目当てなんだろうが」
 
 そこまで言った後、人の悪い笑みを浮かべる。
 
 「この旅、平穏無事とはいかないようだ。複数の勢力が絡んでいるからな。
 それも金剛機を動かせる程の。生半可な覚悟じゃ護衛はつとまらん」
 
 「それに旅に出るまでがこれまた大変。森の外で切った張ったしてるしな。
 ってなわけで辞退するなら今の内だ」
 
 辞退するとは微塵も思っていない素振りで相模、鴉に向かっておどけて言う。
 
 「なにやら脱線しまくったが現状はこんなものか。
 で、今のが『それなりの話』の代価と成りうるかどうかは
 甚だ疑問だが、俺が聞きたいことは一つだな。後はどうとでもなる」
 
 宵闇に顔を向け
 
 「とある場所まで葉嬢殿とムラサキを護衛していくのは
 了解しましたが、そこまででいいのですか?どれだけ遠いところにあるのかは
 知りませんが、帰り道もあるし宝とやらを受け取って
 はい、さよならというのも味気ないですし。二、三年ぐらいなら付き合っても
 俺は一向に構いませんよ。せめてあの坊主が一人前になるまでは。
 それとも別に引き継ぎがいるんですか?」
 
 雷吼  一同に向かって
 
 こんなん状況説明じゃない。(爆)果てしなく長いです、ごめんなさい。
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