天羅万象掛け合い所 LOG 008

天羅万象掛け合い所の1997年9月29日から1997年10月3日までのログです。


97年10月03日:23時34分18秒
暁雲、炎(修羅刀編) / ジョーカー
 おお、亜夜が動いたか。わっかりましたあ。
 
 亜夜が別の何かに勘付く。そちらを“視る”と小さな気配が一つ。
 
 「どうも子供か何かの用じゃな。さては先程玄屋殿が言っておった
 娘やもしれぬ。気を付けてな」
 
 さほど心配もせずに肩越しに手を振って先を急ぐ。
 炎が其処にいることを知っていれば少しは違ったかもしれない。
 数十年前に姿を消した弟子は天賦の才を持っていた。
 その際だった穏身は暁雲にもその存在を悟らせなかったのだ。
 平時ならまだ気がついたかもしれない。だがこの状況下ではそれも叶わなかった。
 
 暁雲  亜夜に向かって
 
 
 背中の娘が覚醒する気配があったので“声”を掛ける。
 だがそのいらえが返ってくるよりも早く、新たに近づいてくる気配を察知する。
 さっきまでにはそっちには何も居なかったはずだった。
 その疑問は瞬く間に氷解した。“網”を拡げていくと
 向かってくる気配の向こう側には暁雲の気配。どうやら空を渡ってきたらしい。
 
 (道理でね。いきなり現れるわけだ)
 
 もう一人が声なき声を交わす。
 
 (向かってくるのは先程感じた、人ならざるものの一人のようですね)
 
 (のようだな。勘付かれたか?)
 
 (いえ、我々に、ではないでしょう。おそらくはこの娘ではないかと)
 
 (ってことは俺達が気配を消しても何の意味もないってことか)
 
 苦笑の気配。
 
 (ですね。気配を消すのをやめましょうか?)
 
 (だな。考えてみればさっきの笛で俺達が居ることは親父にゃ、もうばれているだろうし)
 
 (御師匠様に会うのも随分と久しぶりですね。私達が飛び出してからですから
 かれこれ三十年程ですか)
 
 (そんなもんだろう。じゃ消すのをやめるぞ)
 
 少女に気配に向かっていた亜夜は突如、新たな気配が現れたことを
 感じた。それも今までの気配とほぼ同じ方向、同じ距離に。
 迷う。だがあまりにも近づきすぎている。瞬間の躊躇。
 動きの止まった亜夜に声が届く。
 
 「なにもんだ?」「誰ですか?」
 
 成人男性の声。その二つの声は高さも違うし、言葉遣いも違う。
 だが言葉の始まりと終わりが寸分たがわず、重なって聞こえ
 そして何故かどちらも同じ人物の声のように感じた。何故だかは分からないが。
 
 炎と炎  亜夜に向かって
97年10月03日:22時32分44秒
……… / ジョーカー
 もうLOG一つ分の書き込みがある……。
 シャレにならんなあー、sfさんは大丈夫なんだろうか?
97年10月03日:21時54分39秒
(妖編)丸め込まれるムラサキ / Dr.李
 「うん、分かった。」
 ムラサキは、眼赤の言葉を信用することにした。
 「でも眼赤って強いんだね。あの人達に勝ったんだもん。」
 全くの無邪気な顔で眼赤に聞く。
 なにか、まだ誤解しているようだ。
 
 ムラサキから 眼赤へ
97年10月03日:21時49分39秒
(妖編)金の瞳に映るもの / Ray
 胸の裡に溜まった澱を吐き出すかの様に、騒いだ挙げ句つぶれてしまったさのえと、それをあやしている蛍火。まるで姉妹か、(外見を気にしなければ)母娘の様な光景。 それを見つめる神奈備の脳裏に、痛みさえ伴って、あの場所に捨ててきた筈の旧い記憶が甦る。
 (……子供なのだ。未だに、世界を原色で出来ているかの様に視ている子供。未だ何かに依存しきっている事に気付きもしない。まるで嘗ての吾の様ではないか。 創造主の定めた目的を墨守したが為、全てを失い滅びた筈の……『神奈備』となる以前の吾等と。)
 「そう、真に『自己』を見いだした上で尚、真っ直ぐなままいられたならば。それは素晴らしい事であろうな。」
 誰にとも無くそう呟く。まるで内心を隠すかの様に、その瞼は閉ざされている。
 やがて、何かを振り払うかの様に頭を振ると眼を開き、一転して軽い口調で蛍火に話しかける。
 「それにしても、良くお似合いですよ蛍火殿。その様に優しげな姿をお見かけするのは初めてですが、何とも良いものですな。」
 さらりとそう言ってのける神奈備。はっきり言って気障である。が、それを気障と感じさせない処が徳と云うものか。
 
 大杯を満たし、喉の奥に流し込む。その合間に、結界中にばら撒いてある「眼」を起こして周辺を見渡す。特に異常はない。 先刻まで緊迫していた鈴鳴と雷吼の会話も、雷吼が落ち着いたお陰で収まりがつきそうである。
 (あれはあれで良い。鈴鳴殿もご苦労ではあるが、あの男の心の内を確認しておかねば、安心してヒメ様を委ねる事など出来ぬからな。
 そのヒメ様の方は……『言継』を送ったし、眼赤もいるのだからまあ心配は無かろう。残るは、この二人の確認か……さてどうするのが良いか。)
 
 「おい、お前、なんか芸でもしろ、ひとぉつやふたっつ、あんだろ?」
 その様な事とは無関係に、相模は相変わらず鴉に絡んでいる。酒宴の最中に酔っていない男がいれば、絡まれるのも当然である。それを見て押しをかける神奈備。
 「鴉とやら、汝まさか妙な薬や術は使っておらぬだろうな?この場で酔えぬと云うのなら吾が、美酒抜きで、悪酔いのみを進呈しようぞ。心して応えるが良い。」
 こうなるともう、『いぢめ』である。
 
 いぢめっこ(笑)「神奈備」 より 宴会関係者(笑) へ
 と言う訳で、見えない処で結構まめな神奈備です。ちなみに、「眼」は、結界に同化していますので、発見は至難の業です。
 雷吼達もそんなに離れた描写は無かったので、まだ神奈備の結界の中と云う事にしました。
 でも「神奈備」って、実は結構複雑な奴だったのね。(って設定した人間が何を言ってるのか。)
97年10月03日:21時46分21秒
歩き出す鈴鳴(妖編) / Dr.李
 雷吼の言葉と表情を見、鈴鳴は雷吼に背を向ける。
 「気付いただけ、ましよ。世の中には死ぬ間際に気づく奴のほうが多いんだから。」
 
 顔をちょっと向けて雷吼に微笑む。
 
 「雷吼、私、人前で泣ける男って好きよ。自分が強くなったと思いこんで虚勢を張ってる男よりね。」
 
 そういうと、再び森の奥に歩きはじめた。
 
 まあ、雷吼の心が成長してくれないと後の掛け合いに支障がでますからね。ここは無理してでも成長して貰ったかんじかな。
 
 歩く鈴鳴 から 雷吼へ
 
97年10月03日:18時53分24秒
『もうひとりの麗』(修羅刀編) / tomy
「ソウダ。面白イモノヲ見セテモラッタ。ドウヤラ、オ主ハ、アノ刀ノ修羅ト、ヤリ合イタイ様ダナ。破壊ダケナラ万ニ一ツ可能性モアロウ。ダガ、オ主ハ破壊シタダケデ満足ナノカ?
モシ、ソレダケデ、ナイナラ、今ノ、オ主デハ無理ト、イウモノ。少ナクトモ法力ヲ学バネバナ。」


「もう一人の麗」から 元金剛機狩り「蜘王」へ
97年10月03日:18時29分29秒
いっそ炎とぶつけちゃいましょう(笑)(修羅刀編) / tomy
「誰か、、来る。」
亜夜は暁雲とは違い修羅刀に集中しているわけではなかった。結果、暁雲より先に修羅刀に近付く小さな気配に先に気付いてしまう。ほぼ完全に気配を消せる炎のものではなく、その背中の少女の気配に。

「、、、行ってみる。」
言って、駆け出す亜夜。

亜夜から暁雲と炎へ
97年10月03日:18時18分32秒
夕霧(修羅刀編) / tomy
「理屈の面で言ってるなら、ここであの娘に手を指しのべても、あの娘の為にならないわ。自分で気付かなければ意味はないもの。
そして気持ちの面なら、先ほどの琴音さんとのやりとりを見る限り、貴方に他人の事が言えるのかしら?」
玄屋の言葉に苦笑する夕霧。

「それよりそろそろ修羅刀が近いわ。気を抜かないでね。」
修羅刀の圧倒的な気配の中、夕霧は見逃してしまっていた。そのそばにある琴音と亜夜と暁雲の気配を。

夕霧から玄屋へ
97年10月03日:17時24分25秒
静観(修羅刀編) / 月夢
 うーん、集まるまで待ちにはいるか、琴音です。
 
 
「え?」
 あたかも腕があるかのように銃槍が宙に浮く、そして多少なりとも目の前の青年の疲労が癒されていくようにも見える。
(・・・なにが?)
「話はしばらく待ってくれないか・・・今ならこいつをしばらく眠らせることが出来る」
「・・・・わかりました」
 静かだが強い意志の込められた言葉に琴音はうなずいて、さらに距離を置く。
(見た目通りな人じゃなさそうですね)
 ただ腕に自信があるだけのものでは修羅刀を眠らせることは出来ない、よっぽどの腕の陰陽師か法師、それですら一度活動状態に入った修羅刀では一時もたすのが精いっぱいだろう。
(それが分からない人ではないでしょうし、だとしたら信用してみましょう)
 そう決めると琴音は離れた位置からじっと枯蔦の動きを見守り続けた。
 
 琴音から 枯蔦へ
97年10月03日:17時18分28秒
一難去ってまた一難(妖編) / ハリ=ハラ
 さのえの反応は予想通りだが・・・
 なぜ私ばかり絡むんだ!
 神奈備、蛍火、面白そうにみとらんと何とかしてくれ(;_;)
 
 やっとのことでさのえが潰れてくれた。
 まったく、大人しくしていれば可愛いのものを・・・
 
  「おい、お前、なんか芸でもしろ、ひとぉつやふたっつ、あんだろ?」
 
 後ろから声がかかる。忘れていた・・・まだもう一人いたんだった。
 後ろを振り向くと、相模がいる。
 こちらはさのえと違って静かではある。静かではあるが・・・どうも危ない。
 逆らったりするとどうなるか・・・
 
 「はいはい、ご所望とあらば・・・」
 「で、どのようなものをいたしたらよろしいんで御座いましょう?」
 
 薬売り・鴉より 悪酔い・相模へ
 
 きゅ、急に言われても〜(;_;)
97年10月03日:16時29分42秒
ん〜(妖編) / タイガ
>ま、まさか・・・
>式を乱れ打ちするとかいうんじゃあ(^^;)
 
 それが一番近いかな…、でも、もっと致命的にとんでもない事です。
 
 ま、このまま待ってても出そうに無いしこっちから始めましょう。
 
 相模は飯も食わずにパカパカと酒の飲んでいたが、
 鴉に向けて
 「おい、お前、なんか芸でもしろ、ひとぉつやふたっつ、あんだろ?」
 と言い出した。
 ろれつがおかしくなってきている。
 それにしても、やたら鴉にばかりからむのは何かを感じ取っているのだろうか?
 
 異端陰陽師「相模」から薬売り「鴉」へ
 
 別に変な意味じゃないですよ、念のため。
#単にとなりにいるのが鴉だからだったりして(^^;)
97年10月03日:15時38分08秒
お守り(妖編) / 月夢
 続けて蛍火。
 
 
 
(やれやれ、仕方ない娘ですねえ)
 飲んで騒いで、ついにつぶれてしまったさのえを抱き寄せると膝を貸して眠らせる。
 子供のような無垢な表情をして眠りこけるさのえの髪を軽く梳き、あやすように優しく撫でる。
(こんな所は葉嬢様そっくりですね)
 あいもかわらず無表情ながらも蛍火はそんなことを考える、はるかに年上の蛍火にとってはたかが20年かそこらしか生きていないさのえは葉嬢と同じ子供の部類に入ってしまっているのだろう。
(あのサムライの場の状況をつかむ洞察力となにかを護ろうとするひたむきさも、この娘の無茶でありながらも、必死になって前に進む生き方も宵闇様は気に入ったのでしょうね)
 改めてさのえを蛍火はじっくりと見つめる。
(葉嬢様の周りにはいなかったですからね、こういう娘は、よい影響があるといいですね)
「らいこお・・・」
 無言で見つめる蛍火の膝でさのえが思い人の名を呟く。
「あなたの心はまっすぐすぎるのですよ、だから鈴鳴もからかいたくなるのでしょうね・・・それでも真っ直ぐでい続けてくれた方が好ましいですが」
 葉嬢を託す相手ならなおのこと。
「上手くいくとよいですね、そう祈ってますよ」
 
 蛍火 独り言
97年10月03日:14時50分54秒
おや? / 蒼
二十秒・・・いいタイミングや。 それはいいんだ。 眼赤もたいしたこと聞いてないだよう ヒメ様そろそろ助けてくれませんかね。
97年10月03日:14時43分35秒
いいタイミング / 月夢
 あれ、20秒しかも同じ場所書いてる、これはすごいなあ(笑)。
97年10月03日:14時38分40秒
「説得」(妖編) / 蒼
  ぐ、でっかい道具もったヒトってあの娘のことか?
  ヨロイ用の小太刀なんぞ持ち歩いている奴、そうやたらといるもんじゃねえよな。
  ってことはだ。あのサムライの顔も知っている可能性が高い訳だ。
  ・・・・・・・・・・・・こりゃ、難儀だ。
  ・・・・・・・うー・・・・・・・・・・・・・・うーん・・・・・・・・・・・。
  あー考えるのヤメッ。もう俺の考えは決まってるんだ。

  「ムラサキ。それでなにか変わるのか?
  それが何者であってもお前とヒメを守る為の護衛である事に変わりはないし、
  俺の存在をかけて、お前とヒメには手出しはさせない。
  それじゃあ いけないのかい?」

  静かな、落ち着いた声で語り掛ける。
  ムラサキに語り掛けるばかりではない、己に語ってもいるのだ。
  「べつに信じなくてもいい。だが俺はお前とヒメに手出しするモノを許しては置かん。
  俺が言いたいのはそれだけだ。」

  眼赤  より  ムラサキへ


  あああ、どんどん突っ込みが厳しくなってくるぅぅ。
  ヒメ様助けて。
97年10月03日:14時38分20秒
しらんふり(妖編) / 月夢
 鈴鳴たちがくるまで待とうかと思ってたけど、時間できたようなので葉嬢です。
 
 
(なんか変ね)
 葉嬢も眼赤との付き合いは短くはない、その態度にひっかかりを覚える。
(うーん、どっかであんな態度見たよね、あれって見回り頼まれながら堂々と昼寝してたの宵闇姉様にばれたときもあんな感じだったような)
 じっと眼赤を見る、ムラサキの方もなにか変だと感じてるようだ。
(どーせこの計画立てたの宵闇姉様だろうし、だとしたら絶対に普通の発想してないはずだから・・・)
 そこで葉嬢は決断をくだす、
(ぜーんぶ、眼赤にはなさせればいいわね、ちょうどあたしもなんにも聞いてないことだし、ゆっくり語ってもらいましょう)
 そう考えると葉嬢は露骨に眼赤から視線をそらし、しらんふりを決め込んだ。
 
 
 葉嬢から眼赤、ムラサキへ
 
 頑張ってね眼赤(笑)。
97年10月03日:14時01分20秒
さてさて(修羅刀編) / ジョーカー
炎と暁雲、どっちが速いですかね。まともに考えると”渡った”暁雲の方が速いんだろうけど
しばらく亜夜と話し込んでいたからなあ。
む〜ん、今日中に亜夜が動かなかったら炎の方が動くことにしようかな。
でも少女(未だに名前が出ていねえ)が反応してくれないと
炎も動けない・・・・
97年10月03日:12時09分01秒
が〜(;;) / 夜光
compの調子が悪いでし。坊さんのほうはまた今度にするでし(;;)
97年10月03日:12時05分40秒
移動できない(苦笑) (修羅刀編) / 夜光
移動できないですね(^^;さすがに念を集中したまま歩いたりするのは難しいでしょうし。
それにしても因縁の書き換えと気合稼ぎが恐ろしい速度で行われている(^^;

銃槍を地に置き離れる。けれど十間程度ではこの刀から離れたことにはなりはすまい。彼
は一つため息を吐くとゆっくりと地に足をすりながら自分の片割れに近づいていった。
「やっぱり、俺の相棒はお前だけだよ」
そのとき信じられないことが起こった。ないはずの腕がある。けれどそれはやはり無い。
銃槍は彼の腕に捕まれているようであり。空に浮いているようでもあった。
同時に身体の底に澱のように沈んでいた何かがさっと晴れていく。身体は相変わらず怪我
に覆われているが、疲れは見えず。半死人のような血の気の少なかった肌には再び血色が戻
ってきている。
「話はしばらく待ってくれないか...今ならこいつをしばらく眠らせる事ができる」
静かなけれど、それ故に力強い響きがその声には宿っていた。
「頼むぜ...相棒」
右手の刀を大地に突き立てる。そして手を放そうとする。けれどそれは手の一部となって
しまったかのように外れはしない。静かな読経の音が辺りに流れる。それまで何かに脅える
ようにさざめいていた森の木々たちがピタリと静かになる。
「離れてな...」
陰陽師の娘にそれだけ言うと再び読経を始める。今度は森だけでなく。修羅刀のざわめき
も小さくなったように感じられる。

銃槍使い 枯蔦 より 陰陽師の娘 琴音へ


さてと、こいつどこで死か修羅かしか選べなくなったんだ(^^;
まあ、それはさておき...山場ですね〜。ここで暴走するか押え込むかでこの後の展開ががらっと
変わりますからね〜。では、がんばりましょう。

97年10月03日:05時44分31秒
妖編「酒溺」 / みだれかわ枕
 なんかもぉ、すごいことになってきたな……オンライン宴会セッションって感じかな(笑)。


「……いや、さのえ様の方がお美しいのですから。心配なさる事は御座いませんよ」
 薬売りが、叫び出したさのえを抑えようとする。が、それは裏目にでた。
「そぉかぁ、そー思うかぁ! よくいった、ほーびだ、飲めぇ!」
 と、鴉に酒を入れ物ごと渡す。それで飲めということなのだろう。
「きゃははははは! そぉらぁ、あらひはうつくひいんらろぉ。どこぞの国のひめひゃまらったんらひゃら!」
 舌が回っていない。そのうえ、自制がきかなくなっているようだ。普段なら絶対口にしないことまで言い出している。
「でもってぇ、らいこぉはすっげーつよいんらから! あらひを守ってくれるんらから! あらひよりも、つよいんらから……」
 そこまでいって、頭に酒気が回りすぎたらしく、ぱたんと横に倒れる。ちょうど、蛍火に寄り掛かるような格好だ。
「らいこぉ……」
 童のような笑顔だ。かなり酒くさいのだけども。

 ヨロイ狩り さのえから、蛍火へ


 さのえは雷吼が(自分よりも)強いと信じています。因縁がちくちくと痛いです。
#「強さへのあこがれ」と「雷吼への好意」です。

#それにしても、「好意」を「行為」と変換するのはどうにかしないと……
#「雷吼への行為」では18禁になってしまうではないか(笑)
97年10月03日:02時19分51秒
生気(妖編) / ジョーカー
 虚ろな瞳に僅かながら生気が甦る。
 
 「そう…だな。確かに言われてみれば俺は逃げていたんだろう。
 過去と、姉さんの死と向かい合うことに」
 
 手を目に当て、くぐもったうめきを漏らす。
 
 「考えただけで目が熱い。叫びたくなる。昨日までは平気だった。
 半日前まではまだ耐えられた。でも今は…涙が止まらねえよ」
 
 押さえた手の下から二筋、涙が流れる。
 
 「けりを付けたと思っていた…吹っ切れたと、そう思っていた。
 でも違ったんだな。見ない振りをしていただけだ。直視していないから
 思い出しても平気だったんだ。でなければ今、こんなにまで目が熱いはずがない。
 こんなにまで心が痛いはずがない…」
 
 顔を押さえた手にぐっと力が入る。
 
 「でもな、鈴鳴さんよ。一つだけ違うところがある。俺は逃げるために
 刀を握った訳じゃない。金剛機を壊して姉さんの心珠を取り返したとき
 …自分が動く物の何もない、死の荒野に立っている事に気付いた。
 見渡す限り折り重なっている屍。二つ三つの小山のようなもの。ヨロイの残骸。
 折れた刀が地面に突き刺さり、すがりつくように死んでいるサムライ。
 額に穴が空き、転がっている雑兵共の骸。立ちこめる濃密なんて言葉では
 到底言い表せない血の匂い。心珠を握りしめて一人ぽつんと立っていた
 俺の肩を濡らした緋雨…」
 
 淡々と述べていく、だがその声はもう虚ろではない。
 
 「振り返ると俺は屍山血河を築いていた。それまでは意識していなかったが。
 俺を突き動かしていたのは怒り。純粋なまでの怒りだ。何に対するものかと
 問われれば、おそらくは世の理不尽さに対しての。姉さんが何をした。
 何故鬼だというだけで死ななければならない?この広大な天羅の片隅で
 ひっそりと生きていくこと事すら許されないのか」
 
 顔を覆う手を外す。目には生気が戻り、もう涙は止まっている。
 
 「世の中ってのは理不尽なことが多い。ままならない事なんていくらでもある。
 でも…それじゃ口惜しいじゃないか。腹立たしいじゃないか。だから俺は
 せめて俺の手の届く範囲だけでもそれを変えてやろうと刀を握った。
 力を求めたんだ。成功しているとは言い難いがね」
 
 最後は微苦笑を漏らす。
 
 「いくらサムライを打とうと、蟲を入れようと苦しんでいる娘一人助けられねえ。
 身体の強さだけじゃ役に立たない。真に必要なのは心の強さだったんだ」
 
 振り返り、自分達が来た方に目を向ける。何かを案じているかのように。
 
 「我ながら情けねえ、ようやく気付くとはな」
 
 蟲サムライ 雷吼  妖 鈴鳴に向かって
 
 いやあ何か方向がずれていますね。元は姉の死を後悔するのは
 間違っているとか何とかだったのに。しっかし相変わらず性能悪いぞ、おれ。
 六時間掛けてこの程度かい。それに因縁:禁忌も語りきれなかった。
97年10月02日:20時39分12秒
突っ込むムラサキ(妖編) / Dr.李
 森に入ってきた連中・・・・?
 
 「・・・・・・もしかしてでっかい道具持ってるヒトじゃないよね?」
 ムラサキの声に警戒の響きがこもる。
 余程、さのえの印象は悪いらしい。
 
 ムラサキより眼赤へ
 
 な・な・なーにぃ・なーんだろね?
97年10月02日:20時33分21秒
森の奥の鈴鳴その参 / Dr.李
 成る程、そんで心珠はどうなったのでしょう?
 酒盛りの方はすでに外伝状態。無法地帯となってますね。
 それでは、こちらの方をすすめましょう。
 
 静かに鈴鳴が口を開く。
 「それでも、あなたは刀を握るのね。」
 じっとうなだれている雷吼を見る。
 この男の強さも弱さも、そして何故にここまで来たか。推測ならしていたが、確証はない。だが今なら、この男がここに来たか、分かった気がした。
 「あなたは、逃げるために刀を握り続けて来たのね。力を求め、求め続けて尚超えられない強さ。その強さを手に入れられない自分から逃げてるんだわ。」
 雷吼がうつろな表情で鈴鳴を見る。彼には自分がどう見えるのか?
 「あなたは、まだ強くなれるのに、自分が傷つくのを恐れて、その力を手にすることから逃げている臆病者にすぎないのよ。」
 
 鈴鳴から、雷吼へ
97年10月02日:20時33分09秒
RE:あ〜、え〜と(妖編) / ハリ=ハラ
 ま、まさか・・・
 式を乱れ打ちするとかいうんじゃあ(^^;)
 
 それとも、裸になって踊り出す、とか。
 
 はたまた、破壊的な歌声で歌い出す、とか(ジャイアンかい)
97年10月02日:20時25分21秒
ああそれなら / ハリ=ハラ
 気にしないでください。
 あれから更に悪化してますから(笑)
97年10月02日:20時10分49秒
RE:?(妖編) / ジョーカー
 >なんかありましたっけ?
 
 いやほら、最初に前回のCPUコンで設定聞いたとき
 つっこみ入れたじゃないですか。でもよく考えたら
 雷吼も大して変わんないなって。
97年10月02日:14時49分18秒
過去(修羅刀編) / タイガ
 ダンッと思い切り、踏み込む音が響く。
 壁がやすやすと切り裂かれ、破片が落ちてくる。
 「父ちゃん。俺だよ、正平だよ!」
 切りかかられた少年が叫ぶ。
 しかし、その男は表情も変えずに刀を構えた。
 野党から奪い、その野党を、仲間であった村人を、妻を斬り殺したその刀を。
 少年にも解っていた。
 母の呼び掛けにも応えなかった父が止まるはずが無い事ぐらい。
 しかし、それでも、泣きじゃくり、逃げつつも彼は父に呼びかけていた。
 
 元はといえば、戦に破れた兵士達が野党に成り下がり、村を襲ったの始まりだった。
 よくある話だ。広い天羅を見渡せば今でもどこかで似たような事が起きているだろう。
 しかし、少年…正平の父はかなり強さに自信があり、村を守ろうと野党達を迎え撃った。
 刀を奪い、十人、二十人と切り捨てる。
 村人達は彼の活躍にはじめは歓声を上げていたが、その化けものじみた戦いに眉をひそめだした。
 やがて最後のひとりを切り裂いた時、彼はその死体を踏みつけ声を上げてわらった。
 ついで、何を思ったか村人達に襲い掛かった。
 人とは思えぬ速さで逃げ惑う人々を追い、切り捨てていく。
 彼は修羅と化したのだ。
 ただ人を斬り続ける忌まわしい修羅に……。
 
 やがて少年は壁際に追いやられた。両脇は崩れた壁や瓦礫にふさがれている。
 修羅が刀を振りかぶる。
 とっさに目をつぶる少年。
 …だが、死の瞬間は訪れなかった。
 代わりに温かいものが降りかかる。
 恐る恐る目を開く。と、目の前に袈裟懸けに両断された父のからだがあった…。
 
 気を失った正平が気がついたのは父を殺したサムライ陰陽師の家だった。
 彼はそこで下働きをさせられ、そのうちに修羅がどんなものなのかを知った。
 そして、その時から修羅は彼にとってもっとも忌むべきものとなった。
 そしてサムライの存在を知った彼はその力を手に入れるため、傭兵として戦に出た。
 
 サムライとなってしばらくの後、彼は金剛機を知った。
 鋼の体に修羅の魂を宿したものを。
 彼は陰陽師の家で見たものを思い出し、唐突に真実を悟った。
 あの陰陽師が修羅の魂を手に入れるために野党どもを村に導いたのだ!
 彼の目標は増えた。
 そしてそのために、金剛機を破壊する力、父の魂を救う力を彼は戦鬼蟲にもとめた。
 どの金剛機に父の魂が封じられているのか解らなかった彼は次々に金剛機を破壊していった。
 戦時のみならず、平時にまでも。
 彼は罪人として追われたが、結局父の魂を封じた金剛機を破壊するまで、彼は金剛機を狩り続けた…。
 
 「金剛機狩り」が終わった時、彼の生きる意味はなくなった。
 だが、今新たな目標ができた事に蜘王は気付いた。
 
 唐突に蜘王の内で声があがる。
 (誰だ!?)
 (どうした?)
 (誰かが覗いている)
 それは人に宿りその心を支配する力があったから気付いたのだろう。
 しかし…。
 (だまれ)
 不意に別の声が言った。
 (なんだと?)
 (だまれ、これ以上お前らの相手をする気はない)
 蜘王は顔を上げ、「龍」を見た。
 「あんただな……?」
 
 元金剛機狩り「蜘王」より「もう一人の麗」へ
 
 長い上に乱文で読みにくく、とりとめも無い文になっていますがいいたい事は解りますよね?(ちょっと不安)
97年10月02日:14時45分02秒
あ〜、え〜と(妖編) / タイガ
 相模は単なる酒乱だけじゃなかったりします。
 じゃ、どういう酒乱かってーと…。
 ……、ま、隠し芸でも披露しろという頃になれば解ります。
 (この程度じゃまだまだ甘い方ですよ、うん)
97年10月02日:08時33分39秒
あうあうあう(妖編) / ハリ=ハラ
 あぁぁぁ。酒乱がまた一人・・・(^^;)
 
 さのえを落ち着かせようとしているところで、声をかけられる。
 
 「お前も呑め」
 
 振り返ると、相模が杯を差し出している。
 が、どうも目付きがおかしい。
 そういえば、話し方もおかしかったような・・・
 
 「のまねぇってのか!?」
 
 ほら。
 
 (当人が言うとおり、だったようだな・・・)
 
 「いえいえ、滅相も御座いません。ありがたく頂戴いたします。」
 (まあ、いくら呑んでも水みたいなものだからかまわんのだが。)
 
 どうにも弱ったな・・・
 (どうしますか、神奈備殿。このままでは、明日すぐ出立というわけには行きませぬぞ)
 
 薬売り・鴉より 妖・神奈備へ
 
 ま、まさか相模まで酒乱だったとは・・・
97年10月02日:07時50分51秒
呑まないのは…(妖編) / タイガ
 別に直接因縁に絡んでいる訳じゃありませんが、
 間接的には関わっています。
 では、始めましょう。
 
 (さのえさんもだいぶ酔っているようだし、大丈夫かな)
 「じゃあ、すこしだけ飲みますか…」
 遠慮がちに言って一杯飲む。
 考えてみれば相模は少しも飯を食っていない。
 結構効くものがある。
 だんだんと酒がすすみ、妖である神奈備ほどではないが、かなりのペースで飲みはじめる。
 さのえに酒を勧めている鴉をじっと見ていたが、不意に、
 「お前も呑め」
 と杯を差し出した。
 こちらも眼が据わっている。
 「のまねぇってのか!?」
 まだだれも何も言ってないのにひとりで盛り上がっている。
 
 異端陰陽師「相模」から薬売り「鴉」へ
 
 酔っ払うほど酒飲んだことがないので…。
#未成年だぞ、俺は。
97年10月02日:05時22分08秒
どうどう(妖編) / ハリ=ハラ
 (あーあー、すっかり酔っぱらってしまって。鈴虫にまで説教している。これでは明日が思いやられるな・・・。)
 
 「まあまあ、落ち着いて。さのえ様も十分・・・」
 (うっ、目が据わっている)
 
 「・・・いや、さのえ様の方がお美しいのですから。心配なさる事は御座いませんよ。」
 (この様子では、酔いが覚めたらほとんど覚えてはいるまい。まあ、適当な事を言っても大丈夫だろう)
 
 「ですから、もう少し落ち着いておのみになられては・・・」
 
 薬売り・鴉より 酔っぱらい・さのえへ
 
 
 さあ!もっと呑め(笑)
97年10月02日:04時23分32秒
妖編「酒罠」 / みだれかわ枕
 罠に嵌まったのは、私とさのえなんだろうなぁ……(笑)


「そぉだぁ、あんたも飲めぇ!」
 隣に座った蛍火にも酒を注ぐ。「つぐ」のではなく、「そそぐ」といった感じか。
 そして、自分はとうとう杯ではなく、入れ物から直接飲み始める。
「なにさぁ、らいこぉのやつ、あんなキツネにデぇレデレしちゃってさぁ!」
 そろそろろれつも回らなくなってきている。
「だぁいたい、あらいが三月も側にいれだよ、女として見てくれたことなんかあったぁ? ねぇっ!」
 相模にたずねる。ここにいる面々は、せいぜい二、三刻前にあった連中ばかりである。「古顔」の相模とはいえ、答えようがない。
「それが! それがだよぉ、あのキツネ女をじぃっと見ちゃってさぁ! 下心丸出しなんらよぉ、あの、ド助平!」
 下心なんて、見えていただろうか?
「あたいのことかぁいいとか、きれいだとか、むしゃぶりつきたいほどのいい女とか言っといてさぁ!」
 そんなことまでは言ってない。
「あたひが大好きなんらから、あ〜いつも大好きになってらいいのさぁ!」
 もはやわけがわからない。
「こらぁ、そこぉ、ちゃんとのめぇ!」
 足元の鈴虫に何を言っているのやら。

「らいこぉの、大馬鹿やろぉ〜!」

 酔っ払い さのえ、叫ぶ。


 ……ハードボイルドな掛け合い所のイメージを突き崩しまくってきたさのえ嬢、ついにリミッター解除です(笑)。もぉ、好きなようにおもちゃにしてください。

>女性陣に手を出すと危険だよ(笑)。
(10月1日 月夢さん)
 一方は酔ってないから危険。もう一方は酔っていても危険(笑)。
97年10月02日:04時22分23秒
妖編「彼等」 / みだれかわ枕
#短いですが、お許しを。
#手を抜いたわけではなくて、少しづつ然無と無明を描写した方がよさそうなので。
##でも、むずかしいなぁ、静かな酒盛りって(笑)


「ふむ……」
 すでに然無の中で答えは出ていた。護法衆たちが「再び」好き勝手に動くというのであれば、今度こそそれを止めなければならない。そして、あの男が動くとすれば、少なくとも小僧は渡すわけに行かないだろう。何しろ小僧には……あの蟲が入っている。
「まあ、何はともあれ、あの小僧を見つけないことには、話にならんと言うことかのぉ?」

 ナマグサ坊主 然無から、護法僧 無明へ


 雷吼やさのえ、然無を雇ったのは、「護法衆を束ねる男」ということなんでしょうか?
 となると……うにゅう、一体どうなるんだ、この先!(笑)

 あ、以前話題となった「ムラサキの不死蟲について知っているのかどうか」ですが、然無は「森の中で仲間が全滅食らった時にその威力を目の前で見た」ということにしておきます。で、「情報通(初級)」の判定に成功した、と(笑)。
97年10月02日:00時58分10秒
「あんびばれんつ」(妖編) / 蒼
  げ、もう来るのか。
  そろそろヒメともども寝かそうかと思ってたんだが。
  しかもサムライねえ。
  あいつだろ、あの一番使えそうな奴。
  他にサムライいねえよなあ。
  ・・・・・・・・・・・・・・・。
 こいつに どーせつめいせいと。
  「あーとなんだ、森に入ってきた連中なんだが俺らが説得した。
  まあ、ともだちつーほどじゃねえけど、まあ敵じゃあねえからともだちかなあ。」
 歯切れが悪い、むちゃくちゃに悪い。
  嘘はつきたくないんだが、もろに言いたくない。
 二律離反であった。
 「まあ、あれだ。お前はのんびりしてりゃいいんだ。
  まあ、俺を信じてでーんと構えてりゃいいって。」

  眼赤 より ムラサキ へ


  ちと、演技過剰だったかな?
  あ、そーだ。俺は別に他の人がやってくれても構わないんだけど。(LOG編集の件)
 俺今どこまで切るべきか悩んでいるから、すすみゃしねえ。
 あ、なんかご意見あったらあたしのとこまでメール下さいな。
97年10月02日:00時52分54秒
?(妖編) / ハリ=ハラ
>申し訳ない。>ハリ=ハラさん
 
 なんかありましたっけ?
97年10月02日:00時37分42秒
う(妖編) / ジョーカー
 よく考えたら僕も人のことをどうこう言えないじゃないか。
 申し訳ない。>ハリ=ハラさん
97年10月02日:00時15分11秒
すごい(妖編) / ハリ=ハラ
 優男だと思ってたのに・・・
 人は見掛けによらないもんだ
97年10月02日:00時11分37秒
RE:確認の文(妖編) / ジョーカー
 分かりにくかったですか、申し訳ない。
 えーとちょっと違います。坊主は法術を教えてくれただけです。
 サムライを打ってもらったのは姉の知り合いの妖です。
 もっとも埋め込む珠を稼ぐために何年か戦場暮らしをしていますが。
 暴れ回ったのは確かですが、国を滅ぼした訳じゃありません。
 一人の領主が治める領地です。国を滅ぼすには数万単位の人を
 殺さないといけないのでさすがにそこまでの力はありませんから。
 内乱中で名代のいない国の領だったので金剛機を破壊され(その時同時に
 ヨロイ数機も破壊しています)国力がガタガタになって隣の領に
 併合されたんです。攻め滅ぼされたのとは違います。
 あまりにも戦力差がついたので殆ど無血開城でした。
 
 姉が死んだのが十三年前、雷吼が十三の時です。
 サムライを打ったのがその三年後ぐらいかな。
 その二年後に最初の戦いがあって、更に三年後金剛機を破壊します。
 で、五年が経過して今となります。
 
 toRayさん
 なるほど、よく分かりました。
97年10月01日:23時55分39秒
(妖編)ムラサキの思考 / Dr.李
・・・鈴鳴?・・・サムライ?
 
 「ねえ、今言ってたのが、眼赤のお友達?」
 なんの警戒もしてない声で、眼赤に尋ねる。
 「どんなヒトなの?」
 
 さあ、ムラサキの誤解は解けるのか!
 解けても解けなくても一悶着は起きそうだ。
 がんばれ、眼赤、葉嬢!
 
 次回、天羅万象、
 「森の奥に狐が叫ぶ」
 こうご期待!
 
 大嘘、ごめんよ、つかれてるんだ。
97年10月01日:23時45分35秒
Res:FTLドライヴ(妖編?) / Ray
 ジョーカーさんへ、FTLとは、「Faster−Than−Light」(超光速)の略語です。
 SF用語でFTLドライヴと言えば、「超光速航法(機関)」の事を指します。それだけ、今日1日の書き込みが凄かったと云うこと。
 それにしても「雷吼」の方も盛り上がってますね。此方は、「さのえ」がそろそろ絡み酒モードになるのかな?
 ヒメ様達の方には、一報を届けてあるし、「神奈備」の方は、今は一寸待機状態です。
97年10月01日:23時44分52秒
確認の文(妖編) / Dr.李
つまり、姉さんの知り合いの坊主に式を打って貰って、金剛機と戦って、逃げて、蟲さむらいになって、暴れ回ったあげく、雷吼が国を滅ぼしたんですか。
 ちょっと、代名詞が多くて分かりづらかったもので、一応確認を。
97年10月01日:23時09分04秒
素顔(妖編) / ジョーカー
 胸ぐらをつかんだ手が力無くはずれる。
 泣き笑いのような顔をして雷吼は口を開く。
 
 「分かっているさ、分かっているんだよ…」
 
 限りなく虚ろな声。
 
 「姉さんも言っていた。『気に病むことは無いのよ。
 これは私が選んだ事なのだから』って…」
 
 「姉さんの知り合いに坊主がいてそいつに法術を習ったことがあった。
 だから姉さんが死んでしばらくしてから魂返しをやってみようとした。
 でもやめた。せめて姉さんの身体からえぐり取られた心珠を取り戻すまでは
 合わす顔が無かったから。姉さんは俺を助けるために
 修羅に身を堕としていたから、せめてそのくらいはしなければ
 顔を合わせる資格がない。そう思ったんだ」
 
 ひどく弱々しい、誰にも見せたことのない素顔を露にして
 雷吼は語っていく。
 
 「そいつが、姉さんの心珠が、使われていた金剛機を壊すために
 サムライを打った。太刀打ちできる腕を身に付けるために傭兵になった。
 最初に戦うまでに五年掛かった。でも僅かに及ばず
 命辛々逃げた。そう、逃げたんだ。それから三年を掛けて
 より強くなるためにハグレの蟲使いに蟲を入れて貰った。
 もう一度戦うために人を斬って斬って斬りまくった。
 数え切れないほど。どれだけ斬ったのかは覚えていない。
 でも後で噂に聞いた。その金剛機を所有していた領地は
 一人のサムライが暴れ回ったせいで金剛機を壊され兵の大半を
 殺され、ガタガタになってついには隣の領に併合されたって……。
 数百じゃきかないだろう数千は斬ったんじゃないか」
 
 ひどく自虐的な笑みを浮かべ、鈴鳴の顔をのぞき込む。
 
 「信じられるかい、こんな頼りなさそうな、人前で涙を流すような
 こんな男がだぜ」
 
 多少なりとも鈴鳴に使ってきた敬語もどこかへ行ってしまった。
 これがこの男の素顔なのだろう。
 
 雷吼  鈴鳴に向かって 
 
 一回の書き込みでは書き切れなかった。まともに書くと洒落にならん
 量になるし。
 
 ところでRayさん、FTLドライブってなんですか?
97年10月01日:22時23分01秒
とか言って(妖編) / ジョーカー
 現実逃避しているだけの僕。
 ううううううう、鈴鳴に雷吼がどう返そうか迷いまくり。
 上手すぎる。これさのえ相手にやると思ったんだけど、ここまでツボを
 突かれてしまうとなあ。
97年10月01日:22時08分54秒
うんうん / ジョーカー
 混乱しているよー、そもそも掛け合いの展開している場所が
 みんな別々だわ、書き込みと話の中の時系列がずれているわ。もうバラバラ。
 最初は書き込んでいたけど書き込まなくなった人とか色々いるし。
 空飛ぶハイエナさんは一体どうしているんだろう。
 裕太は二部にならないと出てこれそうにないし。
 マルコキアスさーんどうしたんですかあ。桂さんもまばらだなあ。
 大体最初は裕太君の成長(復讐)物語だったはずなのに。
 そういや斬牙はどこ行ったんだろ。風夜といって分かる人がいるんだろうか。
 でも続いているんだから大したもんだ。(笑)
97年10月01日:22時07分54秒
(妖編)伝霊 / Ray
 ハリ=ハラさん、そう云う事は言い出しっぺがやる事に法律で決まってますよね。(嘘) でも蒼さんもやってたとは。私は,LOGごとHDに入れてるだけですね。 それにしても、今日1日の書き込みの量は一体何事?修羅刀編なんて加速装置を通り越して、一気にFTLドライヴ状態。様子見していた反動が出たのか、大ネタの嵐だし。 妖編も負けてはいられません。さあ、みんなで最短LOG記録更新を狙いましょう。(笑)
 
 森の奥、「葉嬢」「ムラサキ」「眼赤」の三者がいる其処に、闇夜の中から何かが舞い降りて来る。それは、掌に乗る程の大きさの、緑玉色の翼有る蛇であった。
 それは口を開くと、まるで詠うかの様に話し出す。
 「神奈備様ハオッシャッタ、鈴鳴殿ガさむらいヲ連レテ其方ニ向カウ故、如何ニ話ヲ進メルカ、眼赤ト諮ッテ決サレヨ。」
 そう述べ終わると、その姿は、薄れる様に消えていった。
 眼赤には、過去に幾度かそれを目にした事があった。神奈備が使う伝令役の翼蛇である。
 だがそれはどうでも良い。問題は、それが伝えた内容の方だった。
 
 神奈備の「伝霊」 より 御三方に
 
 さあ、これで簡単な状況は伝えた。二人が着く迄にまだ時間もありそう。その間に其方で話を纏めておいた方が良いのでは? 
97年10月01日:21時42分40秒
ありゃ。 / Dr.李
 考えることは一緒かい、蒼さん。
 でも5日か9日で更新されるのを見るとイヤにならないかい?
 実は、そのうち”天羅のページ”ってアップしようと思ったのだが。
 確かに、修羅刀編は難しそうだ。
 だって参加してる人自体が混乱してそうだもの。
97年10月01日:21時28分13秒
じつはね(RE:もし出来たら) / 蒼
  もう、ちまちまとやっていたりして。
  今の所妖編だけ。
  修羅刀編は始まりから少しやったが話のつながりがわかんなくなって来て頓挫。
97年10月01日:20時19分47秒
・・・ / ハリ=ハラ
 うっ・・・(^^;)
97年10月01日:20時12分22秒
れす:もし出来たら / Dr.李
・・・だれがやるの、ハリ=ハラさん?
97年10月01日:20時08分30秒
ねえねえ(妖編) / ハリ=ハラ
ひょっとして、相模が酒を控えてるのは因縁がらみ?
97年10月01日:19時58分31秒
もし出来たら / ハリ=ハラ
 掛け合いの話に区切りが着いた時点で、それぞれのシリーズ(修羅刀編・妖編)でまとめれたらいいですね。
 それぞれの掛け合いを集めて、ログを切って・・・。
 でも、大変だろうね。
97年10月01日:19時56分13秒
森の奥の鈴鳴その弐(妖編) / Dr.李
 激しい慟哭と自責の念。
 自らの心に決着をつけようとしながら、それをなすことの出来ぬ己のふがいなさ。
 何よりも深い後悔。
 鈴鳴は口を開く。
 
 「ねえ、雷吼殿。どんな人間にも本気で涙を流せることや、場所はあるものでしょう。 
あなたと姉さんの間に何があったかまでは、私の知り得ることではありません。
 でも、もしあなたが原因で姉さんが死んだとして、
そのことであなたが後悔してるなら、それは間違っているわ。」
 
 その刹那、雷吼が鈴鳴の胸ぐらをつかむ。
 
 「殴りたいなら、殴りなさい。でもその前に、一言だけ言わせて、あなたが姉さんの立場ならどうしてたかしら。そして、どうおもうのかしら。」
 
 鈴鳴の瞳には真剣そのものだった。
 
 鈴鳴より 雷吼へ
 
 神奈備は女だったんかあ(違うって)。
 うそ、さのえをからかうのは楽しいね、みんな。
 だから、雷吼を喰ったふりをするのもたのしいかにゃあ。
97年10月01日:19時15分55秒
やはり、もうすぐ第一部完かな(修羅刀編) / tomy
後、決着ついてない問題っていうと、修羅刀と、枯蔦と、『あれ』の在処ですか。
いい加減「怨麗」動かさんと『あれ』の出番がなくなるな(苦笑)


「双角!」
そう叫びながら駆け寄る。だが間に合わない。「怨麗」の目の前で双角と滅光は紗と化す。
後には双角の物だった明鏡が、一枚残されていた。からっぽの明鏡が。
明鏡だけは紗となる事はない。だが、その中身である魂は肉体とともに紗と化し、時の彼方へ跳んで行った。

「双角、、、どうして、、、。」
残された明鏡を静かに抱きしめる。

、、、、、、。そうだ。自分にはしなければならない事がある。
そのことを「怨麗」は思い出した。

(そうよ。双角がいのちがけで作ってくれた時間を無駄にしてはいけない。双角と奴が帰ってくる前に『あれ』を手に入れなくては。)
そして「怨麗」は再び修羅刀の元を目指した。


「怨麗」

そうそう、沙夜は本当に弱いです。もしかしたら裕太くんよりも。
97年10月01日:19時05分38秒
こっちも動かないと(修羅刀編) / 月夢
 しばらくほっとかれていた玄屋です。
 
「ついてこねえぞ、あの嬢ちゃん」
 決して後ろを向こうとしない夕霧に代わって振り返ると玄屋がそう告げる。
「いいのか?」
 返事は返ってこない、ぼりぼりと頭をかくと玄屋は独り言を呟くように言う。
「昔からちっとも変わってないな、少しは人と付き合うのが上手くなったかと思ったけどな、突き放すやり方しかまだ覚えてないのか」
 やれやれといった調子、
「上手に生きろとは言わないが、もう少し力抜けばいいのにな、頼り方を知らない奴はすぐにばてちまうぞ」
 
 玄屋より 夕霧へ
97年10月01日:18時55分36秒
暁雲(修羅刀編) / ジョーカー
 「ここは修羅刀の近くじゃ。琴音さんが修羅刀とほぼ同じ位置にいたので
 急ぎ、“渡った”んじゃが空間が歪んでおったようじゃ。ちとずれた」
 
 修羅刀の影響で暁雲を持ってしてもはっきりとは“視えない”。
 だがまだ大事には至っていない。
 
 「修羅刀が解放されたら周囲のものはことごとく狂死するやもしれん。
 じゃが大規模な結界を張っている暇はないじゃろう」
 
 厳しい目つきで修羅刀がある方を見据える。
 
 「じゃから簡易の結界を張る。ちょっと手を拝借」
 
 そう言って亜夜の手を取る。
 
 「ちと汚いが我慢してくれ」
 
 空いた手の親指で人差し指の腹をなでる。すると刃物を当てたように
 暁雲の指先は裂け、血がしたたり落ちる。その血を使い暁雲は
 亜夜の掌に梵字を描く。その字は一瞬燐光を放つと染み込むように
 亜夜の手の中に消えていく。
 
 「これで大丈夫じゃと思う。今、琴音さんが修羅刀の持ち主と
 接触しておる。じゃがあの刀はたとえ解放されていなくとも
 側にいる者を蝕むじゃろう。琴音さんにも結界を張ってやらねばならん。
 その時一戦交えるやもしれん。その時は琴音さんを連れて下がってくれ」
 
 「儂一人では手が名廻らんのでな」
 
 裂けた指先をなでると経文を唱えたとも見えぬのに傷口が消える。
 
 「では行くぞ」
 
 と言うやいなや暁雲は修羅刀の元へ向かった。
 
 暁雲  亜夜に向かって
97年10月01日:18時49分06秒
ペースあがってきた(修羅刀編) / 月夢
 うーん、クライマックス、でもどー考えてもまず最初の山場にしかみえませんねえ、本当に10年後に続きそうな雰囲気。
 で、こっちはまだ最後に行き着かない琴音です。
 
「近づくな、どうなっても知らないぜ?」
 相手のことを確認してほっとしていたところにそう声を掛けられて琴音は困惑して足を止める。
(敵意から言われてるわけじゃないようですけど・・・・)
 そのくらいは判断がつく。
「すまんがそれをこっちに放ってくれないか?」
 それと言うのは今は琴音の手の中にある銃槍のことに間違いはないだろう。
(その気になれば私ぐらいは今この場で殺すことも可能でしょうから騙すわけじゃないようですが)
 近づくなという意味が分からない。
(まだ疑われているのでしょうか?)
 そう思ったとき一瞬枯蔦の視線が修羅刀に落ちる、つられて琴音がみたときに何が起こっているか悟った。
(ざわめいている・・・・・お父様の名前か、それともお父様の血を引く私に反応しているの・・・)
「・・わかりました」
 相手が自分を気遣ってくれたことを理解して琴音は銃槍を下に置き、距離を置く。
(たったこれだけのことで反応するなんて、もしこの場にお父様か夕霧様がこられたら・・・)
 そう考えてぞっとする、琴音がさきに連絡にいかせた式は玄屋たちがその場を離れてしまっていることを伝えている、そしてこれだけの強い気配なら迷うことなくまっすぐこちらに向かっているだろう。
(とにかく今はこの人の治療が先、なんとか暁雲様だけお呼びできないでしょうか?)
 暁雲が離れて行動しているとは思っていない琴音は必死に考える。
(この場を動いた方がよいでしょうか?それ以前に今の状況を話しておいたほうがいいかも知れませんね)
 そう判断すると銃槍のほうに近づく枯蔦に向かって口を開く。
「あの、時間がないので手短にお話ししておきます・・・」
 
 琴音から枯蔦へ
 
 移動しながらの方が良ければ移動させながら話してください、琴音はそっちの判断に任せて動きます。
 それから少女を捜している琴音の式はまだ見付けてませんけど、普通に動いているとそのうち炎たち見付けるかも知れません。
97年10月01日:18時22分32秒
酒ねえ(妖編) / 月夢
 飲めんわけじゃないし、暴れるわけでもないが、きっと飲ますと場が暗くなりそうな気がする(笑)。
 
(仕方ないですね)
 別に断ったとて問題があるわけでもないが、無理に場の雰囲気を乱す必要もないと思って蛍火は暗がりから出てくるとさのえの横に腰をおろす。
(ここの方が見張りやすいですしね)
 そんなことを思いつつ、杯を受け取ると蛍火は口をつける。
 蛍火が直接仕える宵闇は、まさしくうわばみである神奈備ほどでないにしてもそれなりに酒を飲む・・もちろんどちらもつぶれたことなど一度もないが・・そのつきあいで蛍火も酒をたしなむがどちらかと言うと給仕に回ることの方が多い。
(私は基本的に酔いませんからね)
 本来狐火の蛍火は自分の望む物だけを燃やす力がある、ましてや蒸発しやすい酒気など飲んだ端から一気に抜いてしまえる。
(まあ判断が鈍らない程度には飲んでおきませんと、こういう場ではつきあいも大事だと良く宵闇様にも言われますし)
 そして杯をあっさりと開けてしまう、その内の何割かはすぐに体外へ抜いてしまっているのだが、こういう場では飲むという行為自体が大事なのだから特に問題はないであろう。
(私はいいですし、神奈備殿がつぶれるとも思えませんが、他の二人が理性をなくして羽目を外さねばいいのですけど)
 さのえの方は羽目を外しても気にはしない、女性側の理性がなくなっても蛍火がなんとかすればそこまでは大事にはいたらないはずだから、
(まあ、宵闇様のおかげで男をあしらう手段はいくらでも知ってますし、いざとなればなんとでもなるでしょう)
 気こそ抜かないがそう結論づけると、蛍火は再び杯に口をつけた。
 
 蛍火より 酒盛り中の皆様方へ
 
 根が真面目だから仕事はおろそかにしません、それからこの通り酔いもしませんし、よって女性陣に手を出すと危険だよ(笑)。
97年10月01日:18時12分53秒
亜夜(修羅刀編) / tomy
「、、、ここは?」
そう暁雲にたずねる亜夜。

「、、、不穏な気配がしますね、それも辺り一面から。」
実戦経験は少ないものの、夕霧の修行により気配を察知する力は鍛えられていた。また同時に、修羅刀の気配は距離を隔ててもたやすく察知できるほど凄まじいものであった。だが、その位置を特定しようとする事は太陽を肉眼で正視しようとする様なものであった。

「、、、それで、どうされるのですか?」

亜夜から暁雲へ
97年10月01日:18時08分48秒
「ひずみ」修羅刀編 / 夜光
  さてと、私が使ってるほかのキャラひっくるめて十年後とかやってやろうかしらん(^^;
 状況が入り組んでて少し解きほぐしたい気分。さて、実は紗に変換された瞬間に心珠をつ
 ぶすという外道な技が無いわけでもないが....
  
  確かな手応えが無辺から伝わってくる。鋼すら無辺の前では柔らかいバターの様に切り
 裂くことができる。
 「死体かい」
  彼には目の前のものがはじめからそれを受けるつもりで誘ったのは解っていた。そして、
 それでも剣撃を打ち込んだのは。この一撃をそのまま受けてそのままでいられるとは思わ
 なかったから。だが、目の前のそれは見事に耐えきって見せた。
  それは自らの死を覚悟していた瞬間だったのだろう。でなければ、数千万分の一秒の呼
 気の合間をつかむことはできない。
 「なるほど...時のはてにか...惜しいな殺すだけではあまりにも惜しい」
  その体が崩れていく。この世界の最小単位たる紗に...
 「べっぴんさんや。遅くなるけど約束は必ず守りにくる....ぜ....」
  それが滅光の声を聞いた最後。またあうこともあるかもしれないが。少なくとも...し
 ばしの間はその姿も声も聞くことはあるまい。
 
 鬼神 滅光 より もう一人の 麗へ
 
  そこはどことも知れぬ闇。その手に握られているのは鋼鉄によろわれた球形のもの。そ
 れは心珠と呼び習わせられるもの。金剛機の心臓とでも呼べるもの。
 「これで、また一つ」
  雅な衣装をまとうそれは鋼をその細指で砕き、中身をそのまま飲み込んだ。
 「お休み。無明の闇の中で。あらゆる苦しみも喜びもおまえをさいなむことはないよ。今
 しばらくの間はね」
  その姿がゆがむ。まるではじめからそこにいたのが彼であるかのように。
 「すぐにおまえさんお大切なものも迎えてやるよ....」
  そこにあったのは。狂気に似た笑みをうかべる、悲しみを秘めた瞳のサムライ。
  金剛機ですらうち砕く。それを実践して見せたもの。サムライ滅光....その姿がそこに浮かんでいた。
 
 サムライ 滅光 より 金剛鬼 双角 へ 
  
  さて、この演出により...次回麗と戦うおりに双角が滅光の内部から攻撃をかけるなぞという演出も可能に....
 なるのかな〜(爆)
97年10月01日:17時55分14秒
『麗』(修羅刀編) / tomy
金剛機見つめる蜘王の目に浮かぶものを『それ』は見逃さなかった。

(ホウ、面白イ、コヤツ、修羅ニ縁ガ深イ様ダ。)
蜘王の過去に興味を持ったか、『それ』は蜘王に意識を向ける。

(さらばだ、、麗)
その時、双角の最期の声が麗に届く。
(、、、ダメ、双角)
(、、私を置いていなくなっちゃうなんて、、)
(、、、そんなの、そんなの、絶対ダメ!!)

『怨麗』の思念が頭の中で響き渡る。

「ウルサイワ、怨麗!ソンナニ、気ニナルナラ、ソコカラ出シテヤロウ。」
そう言うと分身を作りだし『怨麗』の意識をそこに送り込む。

「好キニスルガイイ。モットモ貴様ニ何ガデキルワケデモナカロウガナ。」
そう吐き捨てると再び蜘王を見つめる。先刻とは別種の視線。心を覗き見るための視線を。

(サア、見セテミヨ、貴様ノ根底ヲ)


『もう一人の麗』から蟲サムライ(?)「蜘王」へ
97年10月01日:17時21分41秒
「わらい」修羅刀編 / 夜光
  それには見覚えがあった。いや見覚えなぞと言う言葉は「それ」には失礼だろう。
 目で見なくても肌で感じる。肌で感じなくても魂で解る。
  「それ」は「自分」の銃槍だ。
 「なんでそれがここにあるかね〜」
  気の抜けた...そうとしか表現できないような表情をその顔に浮かべていた。
 「くっくっくっくっく....はっはっはっはっはっ....あははははははは」
  なにを思ったのか狂ったように笑い始める。それは心の底から愉快なようでもあり...
 狂気に囚われているかのようでもあった。
  あれがここにある。ということはあれはあの子のところには無い。至極単純な事実だ。
 単純な故にごまかすことすらできない。
 「ああ、それは確かに俺のさ...」
  そう言ったとき。相手の安堵の思いが伝わってきたような気がした。けれど、相手が安
 堵の思いを表にしているからこそ。彼女を止めた。
 「それ以上近づくな。どうなっても知らないぜ?」
  腕の中で修羅刀が反応しているのが解る...何に反応しているのか?飢えているのか...
 それとも...彼女が目の前にきて動き始めたそれが意味するのは...
 (よっぽど恨まれてると見えるな。あの陰陽師の旦那は)
  切れ斬れ伐れ...心の中がざわつく。
 (これは俺の考えじゃない。こいつの思考だ。親の罪を子供にまでやらせるのは気の毒だ
 しな...。あいつが大人になるまで呑まれてやるわけにもいくまい)
  手に力を込める。左手はあの虫使いにくれてやった。だから今は片腕しかない。
 「すまんがそれをこっちに放ってくれないか。そいつさえあればまだ何とかなる」
  その瞳に何かを決意したような光が現れ...そして消えた。
 (少なくてもあれがあれば。まだ保つな....)
 銃槍使い 枯蔦 より 陰陽師の娘 琴音へ
97年10月01日:16時52分46秒
酒(妖編) / ハリ=ハラ
 「まあまあ、そうおっしゃらずに。酒の上での失敗の一つや二つ、誰にでもある事でございますよ。呑めないわけではないのでしょう?ならば、まあ、付き合い酒だと思って。それに・・・」
 
 ここで小声になると、さのえ達の方をちらりとみて
 
 「多少は呑んでおきませんと、あちらの方々に何を言われるか分かりませぬよ。」
 
 薬売り・鴉より 異端陰陽師・相模へ
 
 盛り上がってきたら、余興に芸でも披露する?
97年10月01日:16時52分44秒
最期の跳躍(修羅刀編) / tomy
(、、、捕らえた。)
胴体半ばまで切り裂かれながらも双角は滅光に喰らいついた。もはや余力は残っていない。これが最後の機会だろう。
肉体を紗に記憶させ跳躍させる技。それが双角の最後の切札だった。だが、これは双角にとって破滅を意味する。双角の体の大部分は式でできており、一旦紗にもどせば、再び打つまで式になりはしない。その上、明鏡は紗から作り出すことができないのだから。
だが、それでも双角はそれを選んだ。
あの日の誓いを果たすために、、、。


「逃げて。」
少女の焦る声が聞こえた。カチャという音がして、牢屋の鍵が外される。

「ナゼダ?」
先ほどから恐ろしい思念が近付いているのには気付いていた。そしてつい先ほど城の方でそれが爆発したのも。おそらく城が落ちたのだろう。だが、なぜ自分を逃がすのか、わからない。

「憐レンデイルノカ?コノ俺ヲ。」

「、、、違うよ、、憐れんでいるのは、私自身。、、私も貴方と同じだから、、。」

「何ガ同ジダ。オ前ハ“姫”ト呼バレテイタデハナイカ。」

「ううん、、おんなじ、、。私も、、、、、、人じゃないもの。
そう言うと腕をまくる。そこにはいくつもの鱗が生えている。

「お父様は龍神からさずかったなんて言ってるけど私には嘘だってわかる。南雲の七女なんて、ただの方弁。お父様の野望をかなえるための、、ただの生きた道具。そのお父様も死んだ。そして私ももうすぐ殺される。、、、だから、、貴方だけでも生き残って欲しいの。そうなる事で私も救われる。、、そんな気がするの。」
少女が嘘を言ってないことは感じられた。

「、、、、ワカッタ。ダガ一ツ条件ガアル。オ前モ私トトモニ逃ゲルノダ。」

「、、、そんなの、無理だよ。私、絶対足でまといになる。たとえ名目上でも私は南雲の姫だもの。狙われるに決まってるよ。」

「ナラバ私モ逃ゲヌ。一族全テト倒スベキ敵マデヲ失ッタ今、生キテイテモ仕方ナイカラナ。ダガ、オ前ガトモニ来ルナラ、話シハ別ダ。」

「、、、いいの?」

「私ニハ、守ルベキモノガ必要ナノダ。オ前ガ言ッタ言葉ヲオ前ニ帰ソウ。オ前ヲ守ル事デ私モ救ワレル。ダカラ、必ズ、オ前ヲ守ル。


鉢金(はちがね)がはずれるカシャンという音で双角の意識は再び明瞭になる。そして鉢金の下に隠されていたぼろぼろになった一対の角があらわになる。唯一の生体部分である角は先ほどの超高速起動に耐えられなかった。

(さらばだ、、麗)
最期の“声”を麗に送り、残された霊力を心珠にそそぎこむ。

(敵対者『滅光』、貴様には最期までつきあってもらうぞ)
心珠は双角と滅光を紗へと変え、跳ばす。行く先は、、、“未来”。

双角から滅光と麗へ

しかし滅光の事だからすぐに戻ってくるんだろうな(^^;)。できればちょっとぐらいは間を持たせて下さいね、夜光さん。
97年10月01日:15時23分08秒
うーむ(修羅刀編) / ジョーカー
 亜夜に対しては暁雲がくっついて話しているけど
 沙夜が放ったらかしになっているなあ。亜夜よりはまだ口数が
 多い分動きそうなのに。でも夕霧、沙夜間で一人芝居をしているのも
 なんだし、大体この二人で何とかなるなら夕霧はわざわざ旅に出たりしないよな。
 玄屋は夕霧とは会話するかもしんないけど沙夜とはねえ。
 となると香しかいないんですが…動かない。このままでは裕太に次いで
 存在感のないキャラクターになってしまう。暁雲が分身を出して
 夕霧達にくっついていくという手もあったんだけど、そうすると亜夜を
 一人残してきたと思われかねないし。
 どうすべえ。
97年10月01日:13時51分01秒
炎(修羅刀編) / ジョーカー
 少女の身体から抜け出した炎は自分の身体に戻る。
 残っていた炎と情報交換をする。一人の身体に二つの、いや
 二人分の魂が宿っているのだ。どちらが本来のものだったかは
 どちらも覚えていない。いつしか二つの魂は融合し、一つの魂の裏と表になった。
 どちらも炎であり、人であり妖であった。
 
 (おう。返ってきたか。ご苦労だったな)
 
 (はい。でも大変だったのはそっちでしょう)
 
 (まあな、修行が足らん身にはちときつかったがなんとかなったよ)
 
 (滅光殿が現れたのはご存知ですか?)
 
 (ああさっき感じた。別嬪さんのところだろ。行きたかったが
 この娘を放っておく訳にもいかんしな)
 
 (双角殿と約定を交わしてしまいましたからね。怨麗殿は
 化身しているようですし、あの蟲サムライと双角殿もいます。
 しばらくは保つでしょう)
 
 (くそ、軽々しく約束なんかするもんじゃないな。身体が疼いてしょうがないぜ)
 
 (私もです。そうそうさっき気付いたんですがこの娘相当の曲者ですよ)
 
 (………なるほどねえ)
 
 背負った娘が覚醒する気配を感じる。
 
 〔起きたか〕〔起きましたか〕
 
 炎と炎  少女に向かって
97年10月01日:13時07分52秒
夢織(修羅刀編) / 夜光
 「もう答えなんて決まってるよ」
 
  やはり純粋な残酷さを秘めた笑み。手にしたそれを離すまいとする思い。
 そして、それ故に一つしか選べない。すでに決まっているのだ。答えは。
 選ぶ必要もないほどに。
 
 「わたしがかけてもお兄ちゃんがかけてもだめ。そんなのは許せない。そ
 のためなら。わたしはなんだってするよ。わたしがえらべる答えなんて、
 はじめから一つだけだよ」
 
  無邪気な笑み。それが本当に笑みなのか...それとも何かを偽るためのも
 のなのかそれは解らない。けれど選べる答えはやはり一つしかないのだ。
 
  少女はうっすらと瞳を開いた....
 
 枯蔦の連れている少女 より 人斬り 炎 へ
97年10月01日:12時38分01秒
炎(修羅刀編) / ジョーカー
 「クククク、これはこれは」
 
 暗い笑い。先程は瞬き一つの間だった炎の身体を包む揺らめきが
 広がる。それは少女の魂そのものをも揺るがしていく。
 
 「彼を助けるより彼を失った貴方と手合わせをしたくなってきましたね」
 
 その揺らめきの名は飢え。ただ強者との闘いを望む炎の飢えだ。
 その笑みは骨ごと灰にする灼熱と血も凍る極寒そして深淵を秘めていた。
 
 「まあよいでしょう」
 
 その言葉と共に揺らめきが治まり再び少女の心の中は静寂を取り戻す。
 だが笑みは浮かべたままだ。いやより深くなっている。
 
 「しかし誰が貴方の魂が欲しいと言いましたか?下等な妖物と一緒にしないで下さい」
 
 炎の双瞳が紅い輝きを放つ。抑えてはいるのだろう。だがそれでも
 少女の心は先程より激しく揺らいだ。嵐の中の木の葉のように。
 
 「貴方の魂にそれだけの価値があると思っているのですか。
 思い上がりも大概にしなさい。貴方の魂には器になって貰います。
 耐え切れずに砕けるかどうかは貴方次第。その覚悟が無い者には
 力など貸したところで無駄ですからね」
 
 「それでもよいというのならば。速やかに覚醒することです。
 寝ていたところで彼は救えませんよ」
 
 冷たく告げると炎は心の中より出ていく。残された炎の魂の欠片が
 炎の“声”を伝えてくる。
 
 「私はどちらでもよいのですからね…」
 
 炎  少女に向かって
 
 今現在少女の心の中には炎の魂の欠片が残っているので
 それが炎の心と少女の心を中継するので言葉を使わなくても
 会話が交わせます。そこまでしなくてもよかったんだけど
 持っていってしまうと記憶の封印が緩んでしまうので。
97年10月01日:10時14分56秒
夢の中にて(修羅刀編) / 夜光
 「お兄ちゃんが助かるならなんでもするよ」
  てらいも惑いもなく。選ぶべきたった一つのものを持っているもの特有の笑み
 「だけどね、お兄ちゃんはきっと変わらないよ。お兄ちゃんはずっとお兄ちゃん
 だもん。暗闇の中に光を投げ込むことができる人は強い人だって....いつも言っ
 てたもん。わたしの暗闇を払ってくれたお兄ちゃんが弱いわけないもん。大丈夫
 だよ」
  純粋な純粋すぎるほどの笑み。それは白に似て黒、黒に似て白。あらゆるもの
 が集まってできる。対極の何かを同時に秘めていた。
 「それから、私の『こころ』はわたしのものだれにもあげないよ。私はどうなっ
 ってもいいなんて言わない。お兄ちゃんと一緒にいられないなら、すべてを壊し
 ちゃうよ」
  その顔は笑みに縁取られながら、奇妙な艶っぽさと、底冷えのする何かに覆わ
 れていた。 
  
 枯蔦のつれている少女 より 人斬り 炎へ  
 
97年10月01日:09時50分24秒
「過去」妖編 / 夜光
 「簡単な話ですよ。そう、ごく簡単なね」
  その法名の通り無明の闇を移す瞳に光が宿る。それは薄闇の中に輝く月
 に照らされる雪のような光。冷たくけれど優しい。
 「あれらを束ねるは私の知る中で最も虫を操るに長けたもの」
  数年前の戦にて彼らと自分が果たした役割はけして小さくはない。彼が
 百の兵を屠れば、競いて百の兵を屠った。サムライを倒せばヨロイを狩っ
 た。
 「やつは自らの力を増すために、それをつくったのですよ....」
  彼は目の前の男の杯になみなみと般若湯をそそぎながらいう。この場に
 おいてそれが指し示すのは....
 「これは私の私怨でしてね....深山は協力はしてくれませぬ。我らの力を
 示す機会としては良いとね...」
  そこに潜むのは悲しみ。自らの修行不足を責める姿がそこにはあった。
 
  護法僧 無明 より    なまぐさ坊主 然無へ
97年10月01日:08時02分06秒
酒(妖編) / タイガ
 酒を勧めてくる鴉に相模は苦笑を浮かべながら応えた。
 「いや、僕は酒を飲まないんですよ…。
  飲むと記憶が無くなる上に、他人と飲むと何故か僕を避けるようになるんで…」
 しかしそんな遠慮であの神奈備が見逃してくれるかは、はなはだ疑問である。
 
 異端陰陽師「相模」より薬売り「鴉」と妖「神奈備」へ
97年10月01日:06時32分32秒
(妖編)饗宴(or狂宴) / Ray
 やはり「さのえ」は、そう来ましたか。天羅では、制止は推奨と同義の事が多い様で、ああすれば、必ず乗ってくると確信しておりました。
 「雷吼」の方も予想通り。ちなみに「神奈備(人型)」は、外見20代の女顔。その上、背中まである癖の無いサラサラロングヘアと云う、 口調とのギャップの激しい姿形ですので、さのえ以上に「お姉さん」を思い出させた可能性も……。(爆笑)
 少々意外に思えたのは、あの「鈴鳴」までそっちに走ったこと。(笑)「眼赤」と「神奈備」の言った事が堪えたのか、妖狐の性と云う奴か。
「神奈備」から一言、『……喰うなよ』だそうです。(^_^;) 
 閑話休題。
 
 「あんた! 飲め!」
 さのえはそう言うと、先刻注がれたばかりの神奈備の酒杯に更に注ぎ足してきた。溢れ出すのも気にしない。『三治』の云う事など聞いてもいない。
 「蛍火、神奈備にもしもは無いかもしれませんが、羽目を外さないように見張っておいて。」
 との言葉を残し、鈴鳴は雷吼の手を引いて、森の奥へと入って行く。
 (あの雷吼という男、吾のこの姿を見て明らかに様子が変わった。先刻視た『ル・ティラエ』が関係した事であろうが……。鈴鳴殿、上手く対処して下されよ。)
 その様な事を気にしつつ、半ばうわの空で酒杯を干す神奈備。
 と、その視線が、蛍火に向く。見張りという言葉を杓子定規に守っているその姿に、何を思ってか、声をかける。
 「さて、鈴鳴殿の言葉ではあるが、そこでじっと見張られておっては、旨き酒も不味くなる。よって形だけでも杯を受けて下さらぬかな?」 そう言うと、手にした酒杯を蛍火の方に向ける。「吾は、自分の盃を使うが故。」
 何時の間にやら、その足下には差し渡し二尺は有ろうかという大盃がある。
 饗(狂?)宴はまだ始まったばかりであった。
 
 「神奈備」 より 野営地に残った方々へ
 
 以上の様に、一人しらふで居る事は、神奈備が許しません。折角ですから、飲んで下さい。「相模」も同様。タイガさん、会話の出来る妖が居る今がチャンスでは?
 まあ、酒量に関しては、本気で危なくなる前に止めるでしょうから、心配は必要無いでしょう。
97年10月01日:01時37分52秒
やっぱり黙ってる(妖編) / 月夢
 だーからしゃべらないって、この人は。
 
 
「・・・見張っておいて」
 鈴鳴のその言葉に軽く頷く。
(神奈備殿の結果内でなにかあるとは思えませんが、用心と言うのはしておいて損のないものですし)
 狐火の明かりから外れる位置に立つと全員を見渡す。
(あの女性、さのえと言いましたか、あれだけ無理な飲み方をすると後で苦しみそうですね、鈴鳴も意地が悪い)
 蛍火自体は恋などに大して淡泊なところがあるが、冷静な視点として把握することは出来る、誰が誰にたいしてどういう感情を抱いており、そして鈴鳴の行動が何をもたらしているかも。
(後で面倒にならなければよいのですが)
 蛍火はさのえに意識を向ける、なにかあるとしたら彼女に関するぐらいなものだろう
(見張るのはあそこだけでしょうね)
 側の木に体を預けるようにして、蛍火はじっとその場を見続けた。
 
97年10月01日:00時48分46秒
暁雲(修羅刀編) / ジョーカー
 考え込んでいる亜夜を見て苦笑しつつ
 
 「まあよいよい。その内分かるじゃろう。儂が何を言いたいのかはな。
 まずは自分の心の命ずるままに動いてみることじゃ。
 自分を偽っている内はいつまで経っても分かりはせんよ」
 
 そう言うと辺りを見回す。もう暁雲と亜夜を残して皆行ってしまったようだ。
 眼を閉じ、“もう一つの眼”で辺りを探る。
 しばらく離れたところに夕霧、玄屋、沙夜、香が。その先に修羅刀の気配。
 そして修羅刀の極近くに琴音の気配が。
 
 「いかん!」
 
 目を見開き叫びが漏れる。亜夜が訝しげにこちらを見る。
 暁雲はとりあえず、それを無視して無造作に手をかざし亜夜の視界をふさぐ。
 
 「まずい事になるやもしれん。悪いが一緒に“渡って”くれい」
 
 返事も待たず暁雲は空間をねじ曲げ、亜夜ごと空を渡る。
 だが修羅刀の放つ莫大な怨念と瘴気が空間をも歪め座標がずれる。
 やや離れたところに二人は出現する。そこでようやく暁雲は
 手を降ろす。亜夜にしてみれば暁雲に目隠しをされたかと思うと
 自分が先程までとは全く別の場所に立っていたという事しか分からないだろう。
 
 (ここまで近寄ると“見なくても”はっきりと分かる。あれが如何に
 巨大な怨念と瘴気を蓄えているかという事を。先程風夜殿の屋敷で
 感じたものより数段上じゃ。さては魑魅魍魎共を喰らいよったか)
 
 あれが解放されたら二里四方の心の弱いものはそれだけで狂死しかねない。
 獣や鳥、虫や草木など人とは多少心の構造が異なるものは
 平気だろうが……自分は平気だとしても亜夜や沙夜、琴音。彼女達は危険だ。
 暁雲は修羅刀の確認を怠っていたことを後悔した。
 
 暁雲  亜夜に向かって
97年10月01日:00時21分00秒
酒宴(妖編) / ハリ=ハラ
 酒癖悪いぞ、さのえ(^^)
 
 
 こちらの忠告も聞かずに別の杯でまた呑み出す。というより、先ほどよりも勢いが早い。
 ついには、神奈備とさしで呑み出す始末。
 もっとも、端から見ているぶんにはなかなか面白くもあるのだが。
 何しろ、子供と大人が呑み比べをしているようなものなのだ。結果は目にみえている。
 (もう、ほおっておこう。神奈備殿と呑んでいればそのうち潰れるだろう。取りあえず、この二人はいいとして、)
 
 「あなた様もお一ついかがですか?早く呑まねば酒がきれてしまいますよ。」
 
 薬売り・鴉より 異端陰陽師・相模へ
97年09月30日:23時58分49秒
接触 / 月夢
 もう一人戦闘力のない方がいたか、しかし夕霧さんとこの娘だしきっと名にか裏技があるに違いない(笑)。
 それからランダム方法ありましたか、先進めてすみません、どこかで使いましょう、どうせまたそういうシーンあるでしょうし。
 ということで琴音です、まずは手探り状態から。
 
 枯蔦からそれなりに距離をおいた位置におりると琴音は式を消す。
「気付いていらっしゃるようですね」
 先行させていた式が気付かれていることは警戒を露にしている相手の態度ではっきりしている。
「この銃槍の持ち主の方だといいのですが」
 まだ相手がそうだとは決まっていない、違えば玄屋の元から修羅刀を盗みだした、平たく言えば敵ということになる。
(でもお父様修羅刀を持った方には文句を一言も言ってませんでしたよね)
 そのことだけを頼りにして意を決すると琴音はゆっくりと相手に近寄る、人生経験のなさと、生来の人の良さゆえに琴音は細かい駆け引きと言うのが上手くなかった。
 相手が警戒している分かるので不自然な動きにならないように琴音は慎重に歩いていき、そして相手がはっきりと視認出来る所で足を止めると眉を潜める。
(ひどい・・・・)
 体中傷だらけで、そのうえ全身に疲労がはっきりと現れている。
(よく立っていらっしゃいますね、はやく暁雲様の元に連れていって手当をして頂きませんと)
 そのためにも相手が敵でないことを祈る琴音。
(とにかく確認する事が先決ですね)
 そう思い琴音が口を開く、
「申し訳ありませんがこの銃槍の持ち主の方でしょうか?」
 そう聞いてから相手の反応を待つが相手はピクリと反応したが特に口を開く様子はない、むしろ警戒心を強めたようにすら琴音には感じられた。
「あの・・」
 もう一度尋ねようとしてから琴音は自分が名乗っていない琴に気付く、
「ああ、名乗っておりませんでしたね、私は陰陽刀鍛冶の玄屋の娘で琴音ともうします、父の頼みでこのあたりに避難しているはずのこの銃槍の持ち主の方のお連れの方を捜しているのですが・・」
 一気に事情を説明してしまうと琴音は再度尋ねる。
「あの、繰り返して申し訳ありませんが、この銃槍の持ち主の方ではないでしょうか?」
 
 琴音から 枯蔦へ
 ちなみに琴音は応急処置ぐらいしかできないから傷の回復は難しいかな?
97年09月30日:23時13分35秒
自傷(妖編) / ジョーカー
 鈴鳴にそう言われて怪訝そうな顔をする。
 
 「何を急に……」
 
 そこで初めて自分が涙を流していたことに気付く。
 
 「まだ流れるだけの涙があったとはな……とうに枯れたと思っていたが」
 
 自嘲し、空いた手を目に当て天を仰ぐ。
 
 「この森は俺にとっての鬼門なのかね。けりを付けたと思っていたことを
 次々に思い出し、あげくにこのていたらくか」
 
 手を外し鈴鳴に顔を向ける。
 
 「鈴鳴殿にはみっともないところを見せてしまいましたね。
 やめておきますよ。素面で話せるような事じゃない。
 でも心遣いには感謝します」
 
 軽く頭を下げる。
 
 「それにこれは多分、俺が俺を許せないだけなんでしょうから。
 もう四年、いや五年も経っているのに…」
 
 顔は平生と変わらない。声も元に戻っている。だが鈴鳴には
 声無き慟哭と激しい自責の念が確かに感じられた。
 
 蟲サムライ 雷吼  妖 鈴鳴に向かって
97年09月30日:21時43分42秒
妖編「是非」 / みだれかわ枕
 一方こちらはシリアス。ああ、シリアスでこんなに心安らぐなんて。
#何故安らぐっ(笑)


「できればお力添え願いたいのですが」
「それは、彼等を止めるということかの……?」
 無明の眼を見る。
 相変わらず、「物言わない」眼だ。だが、嘘はついていないだろう。
 然無は、そう判断した。
「あいわかった。拙僧でよろしければ、助力つかまつろう」
 そう、彼らが山を下りたということは、仏法のためとか衆生救済のためとかではない。はるかに醜い欲望が、ある。
「だが、その前にせねばならんことがある。あの小僧を、見届けねばな」
 ムラサキのことである。あの小僧は苦しんでいる。何故自分が生きているのか。何故生かされているのか。このままでは、修羅にもなりかねない。
 出来ればあの若い蟲サムライ(雷吼と言っていたのぉ)に任せることが出来ればいいのだが、今ごろどうしているのやら。
「しかし……小僧と護法衆、なにかつながりがあるのかな?」
 これだけは確認しておかねばならない。なぜ、小僧のことと護法衆のことを同時に口にしたのか。

 ナマグサ坊主 然無から、護法僧 無明へ


 この流れだといずれ護法衆の一人ぐらいとは戦うことになりますね……誰か護法衆やります? 今のうちに独り言でも呟かせてリザーブしておくとか。
#まあ、その時になったら登場すればいいんですけど。
#私? 無理です。ラブコメとナマグサで手ェいっぱい(笑)。
97年09月30日:21時42分17秒
妖編「乱酒」 / みだれかわ枕
 着々と罠に嵌められているような気がする……(笑)。もはや行くところまで行くしかないんだろうか?(爆)


 後ろから杯を取り上げられる。振り向くと、長身の男だった。見た事もない。だが、声の調子は、どこかで聞いたような……
(ああ、あのヘビか)
 角があるとか、いろいろ気にすべき点もあったのだが、そろそろ酒の回り始めていたさのえは、全然気にしていなかった。無論、雷吼の目に光ったものにも気がつかない。
「うるせぇ。どーゆう飲み方でも関係ないだろ!」
 そういって、別の杯を手に、また飲み始める。
 酒を取ろうと、視線を動かすと、鈴鳴が雷吼の手を取ったところが目に入る。
(……)
 心の中がざわめく。何か、嫌だ。
「ああっ、もう!」
 さらに勢いが増す。飲まなければやってられない、そんな感じだ。
 薬売りが程々にとか言っているが、まったく意に介さない。むしろ、
「うるせぇ! どんな速さで飲もうと、人の勝手だろ!」
 なんて言う始末。
「あんた! 飲め!」
 振り向いて、角を生やした男―神奈備に酒を注ぐ。かなりあふれるが、それでも注ぐ。

 こうして、ヨロイ狩りの娘は(よりにもよって)巨蟒(オロチ)と飲みはじめることになったのであった。

「あ〜っ、くそ! いらいらする!」

 もはやただの酔っ払い さのえから、不幸にして居合わせたみなさんへ


 さぁて、このあとどうしよう……
#泣き始めるのも手だな……いや、いっそ「暑い! 脱ぐ!」てのも……(笑)
97年09月30日:21時38分57秒
炎(修羅刀編) / ジョーカー
 目の前で分裂していた少女が重なっていく。
 それほどまでにあの銃槍使いが大切なのだろう。
 
 「修羅とは簡単に言うと、永劫の苦しみに囚われた者達のことです。
 積もり積もった業に魂が耐え切れなくなり、砕け散ってしまうのです。
 それで死ぬわけではありません。しかしそれは死よりも恐ろしいこと。
 何故なら修羅と化したものは死した後も業に魂を焼かれ続ける。
 誰かがその業を祓わない限り末世まで苦しみ続けるのですから」
 
 少女の目を真っ向から見据える。
 
 「彼は今、修羅と言う名の深い谷の崖っぷちに立っています。
 後一押しで転がり堕ちてしまうでしょう」
 
 眼が冷ややかな光を放つ。
 
 「言っておきますが私には彼を助ける義理はありません。
 むしろ修羅となった彼と闘ってみたいという気持ちが強い」
 
 一瞬だけ炎の周囲が陽炎のように揺らめく。闘いに対する飢えが滲み出ているのだ。
 
 「ですがここにそれを望まないであろう者がいます。
 貴方には先程、私の拙い演奏の聴衆になっていただいたのでね。
 多少は考慮しましょう。貴方がどうしても彼を助けたいというのならば。
 首を縦に振りなさい。さすれば私が助力しましょう。
 ただしその代償は貴方の魂です。その覚悟のない者に力を貸す気はありません。
 繰り返しますが私は彼がどうなろうと知ったことではありません」
 
 厳しい“声”で問う。
 
 「選ぶのは貴方です」
 
 炎  少女に向かって
97年09月30日:20時06分57秒
(妖編)森の奥の鈴鳴 / Dr.李
頷く雷吼の顔を、優しい笑顔で見守りながら、鈴鳴は雷吼の手を引いた。
 
 「足下に気をつけてくだされ。」
 
 見る者が見れば、まるで泣いてる弟の手を引く姉のように見えたかもしれない。
 
 「蛍火、神奈備にもしもは無いかもしれませんが、羽目を外さないように見張っておいて。」
 
 森の奥に入る。
 手はつないだまま、雷吼にそっと声をかけた。
 「ここならば、あなたの想い全てを吐き出したとしても、聞く者はおりません。」
 
 優しい笑顔を向ける。
 まるで、今にも泣きそうな少年の前にいるように。
 
 鈴鳴より 雷吼へ
 
 ほーら、どうするどうする?
97年09月30日:15時27分15秒
夢幻の如く(修羅刀編) / 夜光
 「「お兄ちゃんがどうかしたの?!」」
  期せずして二人の声が一つになる。それは少女の心の中で支えになるもっとも大きな者
 だから。自然と炎の声に耳を傾けてしまう。
  この人は嘘をついてはいない。けれどなんでこんなに悲しそうな瞳をしているのかそち
 らの方が少女には気がかりであり。
  もう一人の少女は警戒心も露わににらみつけているから...声がきちんと届いているか
 は...怪しいものである。
  けれど、お兄ちゃんの姿を見せられれば話は別。嘘は直感で解る。これは主観が混じっ
 ているけれど実際に起こっていることだと。すぐに解った。
 「「お兄ちゃん」」
  叫び声とともに少女は一人になる。
 「修羅ってなに?わかんないけどお兄ちゃんが大変なんでしょ」
  闇は次第にその姿を消していく。光と闇ともにあるのが人の心なのだから。あるべき姿
 にそれが戻っていくだけのこと。 
 
  枯蔦のつれている少女より 人斬り 炎へ
97年09月30日:15時00分08秒
血戦(修羅刀編) / 夜光
  反則技のオンパレードのこの人を使っている以上。この人に関しては使える反則はできるだけ使いましょう(爆)
  さて、雑魚扱いしているように見えますが....生物の限界に突入しているのは言うまでもないでしょう(連爆)
  それでは「鬼神」 滅光の戦いぶりとくとごしょうらんあれ....
 
  その刀が目に見えぬ何かにはじかれる。早さ力、ともに人外の域に達しておりその一撃は掛け値なしに岩をも軽く
 砕くであろう。それがはじかれた。
  「我が剣に切れぬものなし」
  一瞬だけその動きが止まる。そして、次の瞬間残像を残し<障壁>を刃が砕く。まるで紗に干渉する鬼の力を使える
 がごとく。何かが砕ける感触が両手を伝わる。
 
 「おまえの剣は人の剣ではないよ」
  かつての師の顔が脳裏をよぎる。
 
 「この化け物が。貴様はサムライですらないわ。」
  この身にサムライを埋め込んだ陰陽師の言葉が脳裏によみがえる。
 
 「鬼の名。貴様の方が相応しいではないか」
  狂い鬼の断末魔の声。
 
 (まどいはすなわち失敗に通ず。惑うな)
  狂気にもにた笑みは自信の現れその仮面がはずれることは彼にとっては弱さの証明。
 「よくやった...が、ここまでだな」
  刀の放つ光彩が血のような赤から夕闇のような紅に姿を変える。
 
 鬼神 滅光  より      むしサムライ(?)蜘王 「もうひとりの」麗 金剛鬼 双角
  
97年09月30日:11時00分15秒
酒は呑め呑め(妖編) / ハリ=ハラ
 どうやら話しは決まったらしい。
 さのえが料理に箸・・というより手をつけると自棄酒でも呑むように酒を呑み出す。
 そこを、神奈備らしきオニがたしなめる。
 最も、普通の人間にしてみれば、神奈備の呑みかたの方がよっぽど胸に悪い。
 
 「貴方様がそのような呑みかたをされたのではみもふたも御座いますまい。それに、その呑みっぷりでは人が着いて行けませぬぞ。」
 
 笑いながら立ち上がると、神奈備の方へ酒瓶を向ける。
 
 「人のようにちびちび呑むのも、よう御座いますよ。」
 
 神奈備がさのえから取り上げた杯になみなみと注ぐと、さのえの方にも小振りの杯で酒を勧める。
 
 「まだ夜はなごう御座います。まま、ゆっくりやりましょう。」
 
 薬売り・鴉より ヨロイ狩り・さのえ 妖・神奈備へ
 
 とりあえず、神奈備の酒量を制限せんことにゃ(^^;)
97年09月30日:10時45分49秒
趣味 / 夜光
  むう(^^;陰陽術も好きだけど法力も好きだったのか。私は(笑)
97年09月30日:10時41分44秒
一時の休息(修羅刀編) / 夜光
  その体には多くの傷が付きすぎていた。その心は疲れすぎていた。
 「ち、情けねえな」
  彼は木々に隠された天を見上げながらため息とともに言葉を紡いだ。
 今の彼ならその辺をうろついてる狼ですら殺せるかもしれなかった。
 普段の彼ならば、熊であろうとあやかしであろうと敵する者ではない
 だろう。
  けれど、片腕を失い、足が砕け、精も魂もつきはてたような今の彼
 では...
  少女のことが心の端に引っかかってはいる。けれど、少女のそばに
 は白炎がいる。彼女が本当に危険になればあれが動くだろう。そのた
 めに希代の陰陽師をいくたりも集め作らせたのだ。自らの持ちしすべ
 ての財産と引き替えに。ただ親友より受け継ぎし銃槍だけは手放すこ
 とが出来なかったが。
  あれがあればな....今はここにない。あの子とともに置いてきた銃
 槍。幾たびの戦乱をともにくぐり抜けた魂の一部とでも呼べるもの。
 「御仏の御加護を期待してみるかね」
  無いはずの左腕を心に描き、それをあるかのごとく描く。
  いくつもの御印をつくる。
  すると体の隅々に活力が満ちてくるのがわかる。けれど、体の奥底
 に鉛を詰め込まれたような感覚は消えはしなかった。仕方ない法力を
 使いすぎているのだから。
  四肢に力を込め。立ち上がる。法力を使わなければ...なんとかな
 るだろう。
 「みつけるまで時間がかかりそうだな」
  彼の背にあった翼はその姿をすでにけしていた。
 「誰だ?」
  彼は天空に自分を見つめる瞳があるのに気づいた。
 
  銃槍使い 枯蔦   より   陰陽師の娘 琴音へ  
  
97年09月30日:09時55分34秒
「破戒」(妖編) / 夜光
  
  勧められるままに杯を一息に飲み干す。その顔は相も変わらず厳しいままだった。
 「さて、あるものにとってはとてもおもしろいでしょうが。ある方々にとっては苦虫を噛みつぶす
 ような心境でしょうよ」
  空になった杯を再び満たし、一息で飲み干す。
  はなすものかはなさぬものか....しばし、迷いが心をうつ。
 「今更あのものたちの話をしたのはほかでもありませぬ」
  そこで一息言葉を閉ざす。目の前の男の心の奥底までのぞき込むように真摯な瞳を向ける。
 「彼らが深山を離れました。その力を野望に向けるは必定なるは...あのものをよくしりおく然無
 殿には、よくおわかりでしょう」
  無明の瞼の裏に護法衆を束ねるものの姿が浮かぶ。虫を扱わせれば右に出るものはいないとまで
 いわれた僧。けれど、法力を得ることはできず、はい上がれなかったもの。それ故に権力を手に入
 れるために、その身に護法を降ろした者。権力のためにのみ宗派の力を利用しようとした者。
 「私は彼らの後始末に参りました」
  彼とて、その法力と武力がなければ宗派の中では異端にすぎない。けれど、上の者たちは彼を手
 放すことなど考えてもいない。深山の中でも指折りの法力僧であり、陰陽僧であり護法僧である彼
 を手放すことはすなわち、権威の放棄に等しいのだから。たとえ彼の存在が表になることはほとん
 どなくともである。
 「できればお力添え願いたいのですが」
  そういうと何かを振り払うかのように、満たされた杯を一息に飲み干した。
 
 護法僧 無明より   なまぐさ坊主 然無へ
97年09月30日:08時07分17秒
うがぁっ! / タイガ
 又、タイトルに(修羅刀編)をいれるの忘れた(;;)
 早く慣れなきゃな。
97年09月30日:08時05分33秒
雑魚……(^^;) / タイガ
 並みより早い金剛機が雑魚……(^^;)
 実に恐い世界だ。
 
 ま、それはそれとして、止まってたのは俺のせいもあるんだろうけど、
 蜘王はしばらく動かないんだよね。
 
 「金剛機…」
 小声で呟く。
 その表情は硬い。
 と、蜘王の内で誰かが叫ぶ。
 (金剛機だ、殺せ、殺せ!殺せぇ!!)
 別の誰かが応える。
 (なぜ?)
 (金剛機を殺すために生きてんだろうがっ?)
 荒々しい声。
 (違う。あいつは、殺したかった金剛機はもう殺した)
 (じゃあ何故貴様は生きてる?何故俺達を残してる?)
 別の声がささやいた。
 (我々に頼ったときにこの男の運命は決まっていた。
  この男はもう我々と離れる事はできないのだ)
 (何故俺達を手に入れた、言ってみろ)
 (お前達がいなければ金剛機を殺す事など出来なかった)
 (そのためだけに俺は生まれた!金剛機の破壊だけが俺の生きる意味!それを何故奪う!?)
 (冗談じゃない、他人の獲物を捕るのは外道のする事だ)
 (外道?外道の中の外道の言う事か?)
 嘲るように言う。
 (俺は外道なんかじゃ…)
 (オヤジを殺すために式と蟲を入れた男が外道でなくてなんだ?)
 (あれは…、あれは…)
 
 蟲サムライ(?)「蜘王」
 
 ハイ、この二つの「声」は一体何の声でしょうか。
 (多分大方予想はつくんじゃないかな)
 
#とうとうやってしまった。
#葛藤が解けるまで脱落状態です。
#気にしないですすめて結構ですよ。
97年09月30日:02時26分48秒
双角クライマックス(修羅刀編) / tomy
(くっ、、)
声を出せたならうめいていたであろう。とっさに《障壁》を張らなければやられていた。それほどまでに双角は追い詰められていた。だが《障壁》で麗を守ることはできないし、無限に張っていられるわけでもない。

(また、、また俺は麗を守れないのか!)
もっとも思い出したくない瞬間の“記憶”が双角の脳裏に浮かぶ。


麗が地に倒れ伏していた。

(そうだ、、あの時、、)
呼吸も脈も止まっていた。

(俺は、、守り切れなかった、、。)

「貴様ラ、、許サン、、、。」
血涙を流しながら、南雲の陰陽師に無理矢理に埋め込まれたサムライを起動させる。

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
100か200か、、、ともかく数えきれぬほど殺した時、、ふいに背後に気配を感じた。天を突く巨大な影、、それが最期に目にした光景だった。


(そうだ、、あの時俺が守れていれば、、麗はあんな苦しみを背負わずに、たとえささやかでも幸せを手に入れることもできただろうに。)
双角は覚悟を決めた。この身で“あれ”を使えば無事では済むまい。もう2度と麗に会うことはかなわないだろう。
(だが、それでも、麗は俺が守る!!)

金剛鬼 双角から  鬼神 滅光へ

もう、スクラップになってもいいかな(^^;)書きたいことはあらかた書いたし、、。しかしせめて最期にひと花咲かせないと、、、。最期までザコ扱いじゃ可哀想過ぎるもんね。と、いうわけで、次回反則臭い技を使わせてもらいます。ま、いいですよね。一回限りだし、相手も相手なんだから(苦笑)
97年09月30日:01時35分03秒
みんな書き込み早いねぇ(修羅刀編) / tomy
土日書かなかったら、止めたことになるなんて、、、(;;)まあ妖編に参加しなくて良かったのかな(^^;)とりあえず亜夜です。

「、、、よく、、わかりません、、。」
暁雲の言わんとする事を理解するには、亜夜にはまだ人生経験がなさ過ぎた。だが解らないなりに何かを考え込んでいる。
もう夕霧達がその場を離れてから、ずいぶん経ったと言うのにそこに立ち止まったまま。
どうやら一つの事を考えると他が見えなくなる性格らしい。

亜夜から暁雲へ

何も言われないと、ずっとここで考え込んでるかも(笑)
97年09月29日:23時27分58秒
過去(妖編) / ジョーカー
 さのえが無理な食い方、飲み方をしているのを見てたしなめようとした矢先。
 さのえの後ろから伸びた腕が杯を奪い、酒瓶をも奪う。
 現れた長身の男がさのえをいさめ、雷吼は先を越される。
 だがそのような事は最早どうでもよかった。雷吼の眼は男の顔に釘付けにされる。
 
 正確にはその「角」に。
 それは否応なく雷吼に姉を思い起こさせる。懐かしさ、後悔、悲哀、怒り…
 様々な感情が―表情は変わらねど―眼を彩る。
 凍り付いたような無表情になった雷吼の目尻を伝い、一筋の涙が流れる。
 流れたことも意識せず、声が漏れる。
 
 「まだ目に焼き付いている、まだ耳を離れない。…姉さん」
 
 鈴鳴が脇で何かを言っているが内容を認識できていない。
 手に伝わる感触。そこで我に返り、眼を神奈備から引き剥がし
 手に目をやる。強張った自分の手を取る繊手。辿っていくと鈴鳴の顔。
 
 「こうしませんと、迷います故。」
 
 「では、参りましょう。」
 
 空いた手を血がにじみ出るほどに強く握りしめ、心を落ち着かせる。
 
 「分かった」
 
 それでも声は短く素っ気なかった。
 
 蟲サムライ 雷吼  妖 鈴鳴に向かって
97年09月29日:21時36分39秒
(妖編)鈴鳴にも迫る、ラブコメの甘い罠!雷吼とさのえの恋の行く末は! / Dr.李
なげえ、タイトル。 すまん。
話は大方ついたようだ。
「お侍様、案内します故、妾についてきてくだされ。」 そういいつつ、雷吼の手を取る。
「こうしませんと、迷います故。」
顔はまじめそのものだった。
だが、意識はさのえに向けている。

「では、参りましょう。」

鈴鳴より雷吼へ
97年09月29日:20時58分57秒
訂正(妖編) / Ray
 「女童」は、「めのわらべ」でしたね。失礼しました。
 古語なんて、大学出てから殆ど触れて無いから、結構大変。
97年09月29日:20時48分05秒
(妖編)酒呑 / Ray
 「女童(めのわらわ)がその様な飲み方をするものではない」
 後ろから伸びた手が、さのえの手からひょいと杯を奪う。と、かなりの大きさのそれを、瞬きする間もなく飲み干した。
 「それに、その様な食し方は、吾等の様なモノならいざ知らず、人の身には余り良いとは言えぬな。腹も身のうちと云う、それに食物にも失礼であろう?」
 言っている言葉の古めかしさを除けば、気品を感じさせる涼やかな美声と言えた。その手が更に、さのえの置いた酒瓶まで奪い取り、一息に飲み干したりしなければ。
 一同の視線がそこに集まる。何時の間にやら現れた人物に。
 
 その男は長身だった。雷吼達と比べても、優に頭一つ分以上大きかった。
 痩身にすら見えるほど引き締まった体躯を、名代あたりにこそ相応しく見える程豪奢な狩衣に包んでいる。
 そして、その両のこめかみ近くからは、見間違え様の無い「角」が……。
 其処に居たのは、「オニ」であった。
 
 「では、鈴鳴殿、ヒメ様らの事よしなに。吾は、此処に残ります故。」
 そう言うと「オニ」は優雅に一礼した。「森」の住人ですら殆ど見た事の無い、「神奈備」の人型(じんけい)がそれであった。
 
 と言う訳で、これが「神奈備」のもう一つの姿です。(期せずして「神(通力)」を使う「奈備(蛇の古語)」になっていた。)
 題名はみだれかわ枕さんの「酒飲」に対して、更に上を狙いました。でも、Ray本人は、一滴も飲めません。(ワイン位なら半杯くらい持つかな?)
 さあ、「さのえ」を中心に、此方では宴会モード突入ですね。「雷吼」がヒメ様達を連れて帰る迄に「さのえ」を酔っぱらわせてしまわないと(笑)
 そこで、溜まりに溜まった感情を爆発させて……寝てしまうのがパターン!(^_^)
 
97年09月29日:19時56分00秒
いやあ(修羅刀編) / ジョーカー
 琴音よりも戦力にならないのは沙夜じゃないかな。だって舞姫だし。
 
 ランダムに決める方法としては他の掲示板でどれが一番多く書き込みされるか
 というのを思いついたんですが、もう動いてしまいましたね。
97年09月29日:19時42分41秒
RE:愚痴(修羅刀編) / ジョーカー
 >プレイヤーとキャラの知識のギャップがでかすぎるなり〜。
 >修羅ってなに?って聞き返しそうなんだよな〜(;;)<少女
 
 それでも構いませんよ。やりようはありますから。
97年09月29日:19時25分31秒
妖編「酒飲」 / みだれかわ枕
 なんか期待されてるな、さのえってば(笑)。


「あたしゃ、いいよ。なんか、面倒だし」
 あっさりとそう言った。手をひらひらと顔の高さでやる気なく動かしている。
 面倒だというのは、本当だ。それに、その妖の娘に会うとなれば、『獲物』……ムラサキにも会う事になるだろう。そのとき、いきなり斬りかかってしまうかもしれない。そう考えたのだ。
 別に、冷静に自己分析したわけではない。はじめ(相模にも会う前)いきなり斬りかかって、雷吼にたしなめられた事を覚えていたのだ。
「それに……」
 そこまで言葉にして、断ち切る。
 鈴鳴と一緒にいるのが嫌だ、とは、さすがに口に出しては言えない。それではまるで、嫉妬しているみたいではないか。
 いや、みたいではなく、そういうのを嫉妬というのだが。
 そして、目の前の刺し身を手でつまみ、口に運ぶ。あの「三治」とかいう薬売りの言うとおり、なかなかいける。
 どうして山で刺し身が食えるのか、とは考えない。あるものをあるだけ全部食べてしまう、そういう性格なのだ。
 そして手酌で酒を注ぎ、一口で飲む。少し味が薄いか?
 つまむ。のむ。つまむ。のむ。つまむ。のむ。
 ひょい、ごく、ひょい、ごく、ひょい、ごく。
 どんどん口の中に消えていく。だんだん味わいもせずに口に放り込むようになってきた。
 やけ喰い。
 そんな感じだった。

 やけ喰い娘 さのえより、その場にいる皆さんへ


 自分から飲み始めてしまいました。しかも、一人で勝手に嫉妬して、やけ喰いモードです。さあ、次回はからみ酒かな?(笑)
#うげ、鈴鳴に嫉妬する部分の描写が足りないかも。
#ええい、他人にからむ時に喋る事にしよう!(笑)
97年09月29日:19時24分29秒
妖編「護法」 / みだれかわ枕
 うぎゃぁ。無明も宴会組(?)も私のレス待ちだったのか。申し訳ないです。ちょいと忙しかったもので。
 とりあえず、然無の方から。


「護法衆……」
 めずらしく然無は厳しい目つきをする。聞きたくないものを聞いてしまった、そんな感じだろうか。
「知っておる。知ってはおるが……拙僧には、関わり合いのない事。すでに本山と袂を分かって久しい故に」
 護法衆の事は、よく知っていた。だが『彼等』に、いまさら何と言えばいいのか。だから、『忘れる事にしている』。
 手に持った杯の中身を一気に飲み干して、
「そちらこそ、一杯いかがかな」
 まだ杯の空いていない無明に、酒……いや、般若湯をすすめる。
 すでに目つきは元に戻っている。いつもの、少々目尻の下がった、だらしない顔だ。
「それにしても、こんな所でお会いするとは、思いもよりませんだな。
 何か、面白い事でもありましたかのぉ?」
 『面白い事』。いろんな意味に取れる言葉だ。然無は、少しかまをかけてみる事にした。

 ナマグサ坊主 然無より、護法僧 無明へ


 うぎゃ。然無も護法衆の事知ってるらしい。書いてる私は知らないのに(笑)。
97年09月29日:18時23分33秒
なにか動きみせないと(修羅刀編) / 月夢
 複雑に絡みすぎて動きにくいのは確かですね、無理な展開でいいから動かしますか、ランダムで当てる方法考えてると時間かかるし。
 では会う確率のいちばん低そうな所にあえて会わせましょう、だってこの二人がいちばん暇そうだから(笑)。
 
 
「お父様大ざっぱな位置しか教えてくれないから・・・」
 ふうと琴音は溜息を一つつく。
「詳しい場所を聞かなかった私も悪いのですけど、でもこんな場所に女の子を一人で置いていくなど」
 小さな子供には珍しいことではないが、琴音も子供の頃に迷子になったことがある、その時の心細さは今でも覚えている。
「早く見付けてあげないと可哀想ですね」
 少女の力も少女が今誰と会っているかも知らない琴音はごく単純にそう考える。
「そうは言いましても、闇雲に捜す訳にも行きませんし・・・・式たちお願い」
 しばらくその一帯を捜した後、埒があかないと判断した琴音は複数の式を打つ。
「いって」
 小さく小回りの利く鳥の姿をした式が一斉に四方に散る、琴音はそれを目でしばし追ってからそれぞれの感覚を探る。
「上手く見つかるといいのですけど」
 そう呟いたとき、一体の式が異様な気配を伝えてくる、背筋を氷の塊が駆け抜けたような、気配を感じただけでじっとりと汗がにじみ出してくる。
「修羅刀・・・・近いの?」
 玄屋は決して現物を見せてくれることはなかったが始めて感じるものであっても十二分に理解できる。
「こっちに近づいてるの?いえ、どこへ?」
 その時玄屋の言葉を唐突に思い出す。
「お父様預かりものだって言ってましたよね」
 手に持つ銃槍を確認する。
「これの持ち主の方でしょうか?お父様にちゃんと話聞いておくべきでした」
 今更ながら琴音はそう思う、もちろん戻って聞き直すことは出来るが、どこに少女がいるかも分からない現状、そんな悠長な真似はしていられない。
「せめて式だけでも送っておきましょう」
 もう一つ琴音は式を打つと玄屋のいる方に飛ばす、そして式の視点から修羅刀を手に持つ青年を確認する。
「疲弊しきってますね・・・・でも暴走してるわけではなさそうですし、修羅刀を持つということはそう言うことなのでしょうか?」
 玄屋がほとんど口に出さなかったために、母も修羅刀のことはほとんど知らなかった、その母からしか話を聞いていない琴音の知識も同じようなものである。
「あんなに疲労しきっていては、後一押しあれば・・・・」
 そこで琴音は自分の考えていたことに気付く。
「お父様や夕霧様は一押しになるのでは・・・?」
 そこに思い至ると琴音ははっとなり式を打つ。
「お父様たちにあわては駄目、今度暴れたら・・・」
 幸いにして知らせるために先ほど飛ばした式がある、それに今の考えを伝えさせればいい、ただ、
「余り動き回っていないでくださいよ、お父様」
 会えなければ意味がない、そのことも計算して自分で打った式に乗るとまっすぐ修羅刀を持つものの方に飛ぶ。
「何とかなればいいのですけど・・・・」
 自分に何が出来るかも分からないが、そう祈らざるを得ない状態だった。
 
 
 修羅刀編で裕太に続く戦力にならない琴音だからなあ(笑)。
   
97年09月29日:16時33分50秒
勘違い(妖編) / 月夢
 ごめーん、葉嬢もまったく話聞いてないんで誰が護衛に来るかなんてまったく知らないんだわ(笑)。
 で、主様のことは全面的に信頼してるから不安感じてないし、ということで指摘はまったく無理です(笑)。
97年09月29日:14時06分24秒
愚痴(修羅刀編) / 夜光
  みゃあ。修羅刀編はほとんど動かず。あやかし編は加速装置つき
 さていったいどうしたものか....
  プレイヤーとキャラの知識のギャップがでかすぎるなり〜。
  修羅ってなに?って聞き返しそうなんだよな〜(;;)<少女
  
 
97年09月29日:09時32分47秒
………… / ジョーカー
 ここのところ十日に一つのペースでLOGが増えている……
 半年後が怖いなあ。(笑)
97年09月29日:05時56分32秒
LOG 007 / sf
天羅万象掛け合い所 LOG 007として1997年9月20日から1997年9月28日までのログを切り出しました。
97年09月29日:04時49分35秒
取りあえず(妖編) / ハリ=ハラ
 鴉の意思表示をしておくか・・・
 
 どうやら雰囲気も落ち着いたところで、サムライが護衛の相手に会わせろと言いだした。
 まあ、当たり前といえば当たり前だ。相手も知らずに護衛も出来まい。
 当然、すんなり意見は通り、サムライが立ち上がる。
 (どうやら、あいつが護衛の要になりそうだな。まあ、私はおまけみたいなもんだからな・・・。)
 そう考えると、声をかける。
 
 「そちらのだんなが代表で行くとして、私らはここで待たしてもらっていればいいんでしょうかね?」
 
 薬売り・鴉より 蟲サムライ・雷吼 妖・鈴鳴へ
97年09月29日:04時07分25秒
あはぁどうしよ(妖編) / 蒼
  あぁぁぁ。
  ムラサキの勘違いそのままでいーんかー>葉嬢
  あたしら知らないけどもうすぐ連中来るんよー
  でも眼赤はこれ以上言う気無かったりして。
  まさかすぐ来ると思わんしなあ。
  まあ、それでもいいか。
97年09月29日:02時45分26秒
いかん!(妖編) / ハリ=ハラ
 忘れていた、さのえは今結構気が立っているんじゃなかったけ?
 そうだとすると、下手にからかうと「八連斬甲刀・改」の錆になってしまう(^^;)
97年09月29日:02時33分25秒
いやそこは(妖編) / ハリ=ハラ
 疑ってついてきそうになったら、誰かが
 「まあ、仲のおよろしいことで」
 とでも言ってからかえば、さのえのことだから意地はってついてこようとはしないのでは?
97年09月29日:02時06分39秒
今嫉妬してるから(妖編) / 月夢
 雷吼になにかいわれたら疑ってよけいついてくるのでは?
 いや、今雷吼と両想いと思ってるからおとなしく言うこと聞くかな?
97年09月29日:01時54分15秒
大丈夫(妖編) / ハリ=ハラ
 少なくとも鴉は残ると思いますよ。
 お地蔵さん相手でも酒が飲める男ですから(^^)
 それに、料理の膳が手付かずで残ってますから片っ端からそれを食べていれば時間は潰せますし
 
 あとさのえは、雷吼が何か言えば残るんでは?
 (例えば「すぐ帰るから〜」。本来この台詞は天羅では「死を呼ぶ台詞」の一つであるが、まあこの場合には問題無かろう)
97年09月29日:01時50分22秒
話し合いが成り立ってる(妖編) / 月夢(妖編)
 なんか妙なペースのかき込みだなあ(笑)。
 制止掛けるならどっちがいいかな、ま主導権は鈴鳴にあるから、様子を見よう。
 でも最初に葉嬢に会うことを要求をしなかった人がたには遠慮して貰おうかな?
97年09月29日:01時43分10秒
それなら(妖編) / ジョーカー
 その場で鈴鳴なり蛍火なりが制止すれば済むことでしょう。
 んじゃ結局雷吼一人になるかな?
97年09月29日:01時28分26秒
あのねえ(妖編) / 月夢
 葉嬢たちに会いに来ると言うのは森の奥に来るってことだよ、んな大勢でこないように。
 妖たちにしてみればあんまり好ましい状況じゃないよ、それは。
 
97年09月29日:01時15分07秒
とりあえず(妖編) / ジョーカー
 さのえが付いてくるとムラサキと会った時にいきなり戦端を
 開きそう(正確にはムラサキが反射的に仕掛けて来たとき
 そのまま本気の戦いにもつれ込みそう)なんで(笑)声は掛けなかったんですが
 さのえのキャラクターからして付いてくるのは自明の理という気がしないでもない。
 ということは神奈備も付いてくるだろうし、話相手(妖の)がいなくなった
 相模も付いてくるだろうし、一人残っても意味がないだろうから
 鴉も付いてくるでしょう。なんだ結局全員ではないか。
 でもそうなると雷吼が本心を語れないなあ。それにそれでは
 いまいちラブコメな展開になりにくいし。(笑)嫉妬だって重要なファクターだ。
 ま、結局はさのえ次第ですけどね。
97年09月29日:01時10分17秒
提案(妖編) / ハリ=ハラ
 うーん、天羅ラブコメ推進委員会会員としては、さのえは残ってくれた方がいいんじゃないかと思いますが。
 そうすれば、葉嬢の方での話もすんなり行くでしょう。
 それに、雷吼が居ない間にさのえに呑ませておいて、雷吼が帰ってきたらすかさず・・・
 という作戦?も取れますし。
97年09月29日:01時05分26秒
蛍火は(妖編) / 月夢
 鈴鳴の指示次第、この件の主導権は全部鈴鳴に委ねてるから、指示には従います。
 何も言わないと鈴鳴について行くか、宵闇のとこもどっちゃいますけど。
 ただ蛍火が残っても食わないし喋らないからつまらないと思う(笑)。
97年09月29日:00時36分26秒
選択枝(妖編) / Ray
 今日はたまの休みだったので、朝から何度か覗いていましたが、ようやく動き始めましたね。
 「葉嬢」達の方へは「鈴鳴」と「雷吼」だけで良いんですか?いえ、「さのえ」がどちらにいるかでこの後の動きが決まるモノで。
 「神奈備」としては、「鈴鳴」については、先刻の「釘を差した」事で解決済みと思っていますし(「〜ならば、合力致しかねる」と言ってただけですから。)、「雷吼」を「話せばわかる人間(サムライか)」と認識してますので、「ヒメ様」(+「ムラサキ」)と引き合わせても問題は起こらないと考えていますが、正直「さのえ」の事は、「衝動で動く子供」と見切っています(^_^;) この為、「さのえ」が居るほうに居るでしょう。(もし此処を離れるとしても、こいつの結界の中に許可無く立ち入る妖はまず居ませんし、「目的:酒を飲む」より「禁忌:子供を傷つける」や「目的:森を守る」等の方が上ですから。)
 後、残りの二人(「蛍火」入れると三人か)に関しては、どちらでも大した問題は無いと認識しています。(「相模」は、妖と話が出来れば(それが誰でも)構わないだろうし、「鴉」も、勝手に動き回る可能性はあっても、問題を起こすほどでは無い。「蛍火」は、仕事以外はしそうに無い。)
 と言う訳で、「さのえ」がついて行くならそちらへ、残るならこのまま宴会モードと云うことで。結局は、みだれかわ枕さんの書き込み待ちになるのかな。
 (それとも、「雷吼」辺りが決めて呉れますか?)
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