天羅万象掛け合い所 LOG 003

天羅万象掛け合い所の1997年7月22日から1997年8月19日までのログです。


97年08月19日:23時58分10秒
いぢめる? / Dr.李
 いや、別に掛け合いするつもりはなかったんですが・・・。
 こうした外伝ものを書いた方が性格が判りやすくなるかな?と思いまして。
 みなさまも、気軽に参加してきてくださいな。
 
 相模:まあまあ、さのえさん。せっかくの美貌が台無しですよ、ふふふ。
 さのえ:えっ?いややわあ、相模はん。
 どご!
 相模:ぐはあ。
 雷吼:ああ、相模殿。さのえ、気をつけろ。
 さのえ:うん、もう、いきなりそんなこというてもてれるやん。
 相模&雷吼:(きいてねえ・・・。)
 癖になりそうだ。みんな、ごめんよ。おいらがみんな悪いんだ。だから、みだれかわ枕さんをせめないで。
97年08月19日:23時55分58秒
いぢめる? / Dr.李
 いや、別に掛け合いするつもりはなかったんですが・・・。
 こうした外伝ものを書いた方が性格が判りやすくなるかな?と思いまして。
 みなさまも、気軽に参加してきてくださいな。
 
 相模:まあまあ、さのえさん。せっかくの美貌が台無しですよ、ふふふ。
 さのえ:えっ?いややわあ、相模はん。
 どご!
 相模:ぐはあ。
 雷吼:ああ、相模殿。さのえ、気をつけろ。
 さのえ:うん、もう、いきなりそんなこというてもてれるやん。
 相模&雷吼:(きいてねえ・・・。)
 癖になりそうだ。みんな、ごめんよ。おいらがみんな悪いんだ。だから、みだれかわ枕さんをせめないで。
97年08月19日:23時46分30秒
や、優男……雷吼が!? / ジョーカー
 なんとまあそんな風に認識されていたとは。よし決まり。雷吼の外見的特徴は
 優男ということで。(笑)
 でさらに続きじゃ
 
 雷吼:俺は金(珠が80近くあれば充分すぎる。小判にして150枚以上)と
 力(サムライと蟲)があるから優男じゃあない。
 だがさのえ(20才)でおばちゃんなら、俺(25、6才)はなんだ?おっさんか?
 
 妖の少女:決まっているじゃない。
 
 雷吼:クックックッ……(ゴキゴキと音をたてながらサムライ化)
 さのえ、止めるなよ。あの小娘の尻を骨が砕けるまでひっぱたいてやる。
 (ボキボキと指を鳴らす)お兄さんと言うまで許してやらん。
 
 さのえ:ら、雷吼…(さすがに気圧されるさのえ)
97年08月19日:23時30分27秒
おばちゃんってゆうなぁ!(笑) / みだれかわ枕
 Dr.李さん、面白すぎです。ありそうで嫌だなぁ(笑)

 そのつづき

 さのえ:あの餓鬼ゃあ、絶対ゆるさん! ザ・秒殺宣言!
 雷吼:落ち着け。ここで頭に血を昇らせてどうする。
 さのえ:そんな事言っても!

 ムラサキ:あいつらがおいらをいじめるんだ!
 妖の少女:ふうん、あのおばちゃんと甘チャンの絶対金はなさそうな優男が?

 雷吼:あ。俺、いま少しだけ殺意が芽生えたかも
 さのえ:やっぱ殺してもええやろ?

 冗談です。許して下さい。
 
97年08月19日:23時10分53秒
へ?(Re:違う、全然違う(笑)) / みだれかわ枕
 珠手榴弾って、式だったんですか? それは確かに「たっぷり使われている」だなぁ。
 ジョーカーさん、わざわざありがとうございます。これから掛け合いをお読みになる方は、「詰まっている」を「使われている」に読み替えて下さい(笑)。

 結局のところ、さのえも雷吼もそれぞれに甘さが残っているのですね。これからはもう少し気をつけて描写してみます。
「べつにあたいは甘かぁないよ!」
 さのえ、あれだけラブコメやってしまうと、誰もそんなこと信じてくれないんだよ(爆)。
97年08月19日:23時06分30秒
桂さんへ2 / ジョーカー
 香がいつぞやの裕太みたいに冬眠(笑)してしまいますよお。
 静弥に瓜二つでその上なんか複雑な背景を背負っているという
 オイシイキャラなんだからここで動かないでいつ動く。
 
 あとこれを三日ぐらい続けて反応が無かったらどうしよう。
 桂さんはここを覗いていないのかなあ?
97年08月19日:23時02分57秒
本題とは全然関係ありません。 / Dr.李
 ムラサキ 
 「なんで、おいらがおわれなきゃならないの?」
 さのえ
 「ぐだぐだいわんとお縄にかかれええ!」
 雷吼 
 「うわ、ばか、さのえ、やめろ!」
 どっかーん!
 ムラサキ
 「ひどいや、おばちゃん。」
 さのえ
 「だれがおばちゃんじゃあ!」
 ムラサキ
 「きゃー!」
 雷吼
 「あ、にげた。」

 ・・・・・・すまん、つかれてるんだよ、おいら。
97年08月19日:22時38分10秒
雷吼の内心 / ジョーカー
 >その甘さでとんでもないことに巻き込まれたくないから
 
 実はそれだけではない。好意もある。半々ぐらいかな。
 雷吼にして見ればさのえは手の掛かる妹というところですね。
 正確に言うとこいつは前にも言ったように、情、甘さを捨て切れていないので
 巻き込まれるのを畏れているのではない。巻き込まれてもそれを
 見抜けなかった自分の落ち度だと考えるから。本当に畏れているのは
 それで知り合った人間が命を落とすこと。
 
 「そんなもん見たら飯がまずくならあ」
 
 とは本人談。根本的なところで甘ちゃんなのである。でなければ
 最初の方(隙を見せたところ)でさのえを庇おうとするわけがない。
 もっとも生きるために命を奪うことを躊躇う程ではないが。
97年08月19日:22時08分39秒
違う、全然違う(笑) / ジョーカー
 >珠手榴弾。珠機構を持った、手投げ武器である。とうぜん、珠がぎっしり詰まっている。
 
 珠がぎっしり詰まっているではなく、たっぷり使われているが正解。
 かめちさん曰くとんでもない無駄遣いをしている武器。
 僕もかめちさんに言われて気付いたのですがこの珠手榴弾というのは
 起動に霊力が必要なことから、これは実は式なんです。
 能力としては爆破8、憑依1の爆破型式。作成点に11点使っているから
 霊力消費は6。それを珠を使って一点まで軽減する。つまり25個使って
 消費を5点減らし、核となる珠を加えて計26個もの珠が使われているという
 無駄遣いの極致な武器なんです。この珠手榴弾というのは。
97年08月19日:21時59分10秒
「武器」 / みだれかわ枕
 つ、強いぞ、『八連斬甲刀・改』! ほとばしるほど強い! もはやゲテモノかも。
 あと、『上の人』問題ですが、やはり正体不明のまま退場してもらうのがいいでしょう。存在を描写したのは私なので、とりあえず移動させます。
#主の眷族ならば、報告(?)に戻ったのでしょうし、仲間だったなら「とりあえず
#放っておいて『獲物』を探しに行った」といったあたりでしょう。
#(すげえ苦しい)
 雷吼のセリフと相模のセリフのタイミングが微妙にずれているので、掛け合いも別々にしてみます(うまくいくかな)。


 まず、雷吼に向けて

 珠手榴弾。珠機構を持った、手投げ武器である。とうぜん、珠がぎっしり詰まっている。
「あ、そういやそうだねぇ。すっかり忘れてた。さっすが雷吼、物知りだねぇ」
 基本中の基本である。どうもさのえは、そのあたりが甘い。雷吼が世話を焼くのも、その甘さでとんでもないことに巻き込まれたくないからであろう。しかし、さのえは少し勘違いしているようだ。彼の忠告を好意ゆえと思っている。
「んじゃ、ありがたくお借りしとくね。いやー、助かった助かった」
 かなり顔が赤くなっている。照れ隠しである。

 で、相模に向けて

 たしかに、すぐ出来るなら、とは言った。しかし、こうもあっさり出来るとは、さのえにとって驚きであったらしい。
「へぇ、そうやって造るのか……すごいんだねぇ」
 完成したらしい。相模が両手で持っていた八連斬甲刀を、さのえは片手で受け取った。打った式の内容の説明を簡単に受ける。
「ふうん、感覚、ねぇ。ま、いいや。強くなったんだろ? どうやって使うのさ?」
 ぜんぜん判っていない。無知といえば、あまりに無知。戦場に生きていると、いろいろと見たり聞いたりするものである。こうまで知らないというのは、不自然かもしれない。というよりも、さのえは今まで、陰陽術をわざと避けてきた嫌いがある。
(強くなったんなら、それでいいさ。『こいつ』も『あたい』も、ヨロイとはもう何の関係もないんだから)
 そんなことを考えつつ、軽く振りまわしてみる。今までと変わっているような気はしない。
「重心は変わってないみたいだね」
 刀に限らず、武器はその重心が非常に重要である。重心が変われば、支え方が変わる。支え方がもし不自然なものであれば、その武器の能力は半分も生かせないのだ。ましてや超重量を誇る八連斬甲刀。さのえは式そのものよりも、そのことが気になっていた。
「ん。ありがとさん。んじゃ、行こうか」
 そういって森の木々を見上げると、いつの間にやら、上に居た気配は消えていた。別の場所に行ったのか、あるいは初めからそこには居なかったのか。ともかく、そのことがさのえの気を少し楽にしたことは事実である。
 薄暗い森は、その闇を一層濃くしつつあった。夜が近づいているのだ。人の時間から、それ以外の時間へ。

 ヨロイ狩り さのえから、蟲サムライ 雷吼と異端陰陽師 相模へ


 なぜさのえは(知っていても不思議ではない)陰陽術にこうまで無知なのでしょう。自分でも書いていてあまりに気になったので、文章の流れとしては少し不自然なのですが、説明のようなものを付けてみました。要するに、陰陽術の産物たるヨロイを憎むあまり、陰陽術そのものを遠ざけようとしていたみたいですね。
#もちろん最大の理由は、語り手であるわたしがよく分かっていないからなんですが、
#それを言ってしまっては物語が進まないので(笑)、理由付けだけしておきます。
 あと『獲物』であるムラサキについてさのえがどれくらい知っているかですが、不死蟲については何も聞いていませんし、知りません。戦鬼蟲については、依頼主や雷吼から聞いてはいますが、過小評価しています。
#でなければ、一人でとどめを刺そうなんて思うわけがない(笑)。
 さて、上の人の『呪縛』から解き放たれたので(笑)、移動しましょうか。行き先は、相模に(またもや)お任せですね。
97年08月19日:21時02分17秒
そうか・・・愛なのか。 / Dr.李
 よく顔の変わる子だなあ。
 おいらの知ってる奴ってのは、いっつもいやな顔してたのに・・・。
 よく分からないけど、他の奴らよりだいじょうぶみたいだ。

 この子の笑う声っていいな・・・、とてもやさしい。いつまでも聞いていたい気がする。
 体がくいっとひっぱられる。わるいきはしない。少年は少女に向かい明るく声をかけた。

 「うん、いこう。おいらムラサキっていうんだ。きみはなんてよばれてるの?」

少年”ムラサキ”から少女へ
97年08月19日:19時29分38秒
バ、バランスが… / ジョーカー
 考えてみると、ただでさえ八連斬甲刀は珠をフルに使うと
 修正が14という外道な武器なのにその上式刀化。
 でプラス7ってことは最終的な修正は21。シャ、シャレにならん。(汗)
 体力が5以下の奴は一発入っただけで吹っ飛ぶ。死亡ゲージを埋めるか
 全部活力に入れて気絶するかしか道がないではないか。
 タイガさん、自分で言い出しておいてなんですが、お願いですから打撃能力を
 これ以上強化するのはやめて下さい。バランスがあ。(爆)
 いやでも雷吼の立場的に、自分のを式刀にしてさのえの奴は
 偵察型にしてくれなんて虫のいい事は口が裂けても言わないだろうし…。
 かといってさのえに式刀以外を持たせるにも適当なのが無かったし…
 珠手榴弾を増やしたところで全く意味がないし……
 まあいいや過ぎたことは仕方がない。ともかくお願いしますう。(ペコリ)
97年08月19日:19時01分04秒
そうですねえ…… / ジョーカー
 ここは元々あまり森の奥に入っているわけではありません。
 何せ雷吼とさのえが言い争っている声が森の外にいた相模に
 聞こえたくらいですから。ならばこの程度でいきなり撃退と言うこともないでしょう。
 この上の人が妖ならばせいぜいが斥候という役割なのでは。
 ただ問題は追っ手の三人目だった場合。うーんどうしましょう。
 出てこない理由というのは思いつかないでもないんですが
 言われてキャラを演じるのも面白くないですし。確かに上の人に
 どこかへ消えてもらってから三人が移動した方が入りやすいかな?
97年08月19日:18時27分40秒
貸与 / ジョーカー
 「なんだそんなに無いのか?」
 
 呆れたような声を上げる雷吼。さすがにそれだけしかない
 とは思っていなかったのだ。
 
 「一つの珠で命を拾うこともある。もう少し考えて使えよ」
 
 そう言い聞かせながら懐から珠入れを取り出し、相模に投げ渡す。
 
 「そういえば、お前確か珠手榴弾持ってたよな?二個だったか。
 珠が無くなったらあれをばらすといい。確かあれには一個につき
 二十個以上の珠が使われていたはずだからな」
 
  蟲サムライ 雷吼  ヨロイ狩り さのえに向かって
 
 確かに普通に考えると十五個は多いですけど、ヨロイを解体したり
 サムライを仕留めたときに手に入る珠の数はその比じゃないですよ。
 それにさのえの八連斬甲刀に比べて射率が2しかないですから
 そんなに減らないんですよ。それに操気術もありますし。
 さすがに三桁まではいきませんが雷吼は80近い数の珠を持っています。
 では何故そんなに珠があったのに依頼を受けたのか?色々あったんですよ。(笑)
97年08月19日:16時29分11秒
ここまでくると… / タイガ
 かえって出てきにくいかもしれませんね>「上の奴」
 
 なぜ今まで出なかったかの理由が必要ですから。
 もうあきらめて移動した方が良いのかなぁ。
 どう思いますか?>ジョーカーさん、みだれかわ枕さん。
97年08月19日:15時35分51秒
そうそう / タイガ
 この世界、珠が15個でも多い方だと思うのでこうしましたが、
 もっとたくさん持ってた事にしたいと言うなら別にかまいませんよ。
 こちらとしても他にも付けたい機能がありますから。
97年08月19日:15時05分37秒
使い切り? / タイガ
 珠武器などならともかく式札(サムライ)に使用した珠はなくなりませんよ。
 ですから、式札(八連斬甲刀)が壊れたり無くなったりしない限り何度でも使えます。
 まあ、霊力が無くなれば起動できませんけど。
 では、改造を。
 
 「じゃあ、ちょっとこっちによこしてください」
 馬鹿でかい(ヨロイ用だから当然だが)刀を地面に置き雷吼から珠を受け取ると
 「この手の奴は細工がしにくいんだが…」
 と、つぶやきながらも結構手際よくその珠機構の一部、機能に影響の無い部分を削り、珠を埋め、
 あるいは呪紋とする。
 「ま、こんなものかな」
 驚くほど短時間で細工を終えると刀をさのえに返し、
 「これで、ヨロイだのサムライだのの類いでもない限り一刀両断できるはずです」
 相模はそういったあとにやりと笑い、
 「それと雷吼さんの提案を入れて感覚がつないであります。五間ほどまでなら
  目がみえないときでもこいつを通じて生命の息吹を感じる事が出来ますよ」
 彼なりの冗談のつもりなのだろうか…。
 
 異端陰陽師「相模」から蟲サムライ「雷吼」とヨロイ狩り「さのえ」へ
 
 PS 相模の口調が一定してなかったのは単にキャラクターが確立してなかったためです。
 
 PS2 この式は霊力消費が「6」で珠使用数が「15」、憑依能力「1」、打撃能力「7」、感知能力「1」です。
97年08月19日:13時12分58秒
「式刀」 / みだれかわ枕
 八連斬甲刀に式ですか、なるほど、そぉゆうのもありですね。でも、さのえは私と同じく式に詳しくない(笑)。となると、こんな感じかな。


「へぇ、刀にも式って打てるんだ。そういうのは見たことなくってさ」
 もちろん、戦場で式そのものを見た事は何度もある。だが、かなり限定された知識にすぎない。さのえは陰陽術の無限性を知らないのだ。どのようになるのか分からないが、強くなるんだったら、まあいいか。そんな気持ちである。
「いいよ、それで。そんなに時間がかかんないんだったら、今やってもらえる?」
 そういって、自分の懐を探ってみる。雷吼ばかりに珠を出させるのは、気が引けたのだ。
 ところが。
「うーん、刀の予備の分しかないや。雷吼ぉ、貸しにしといてくれる?」
 あればあった分だけすぐに使ってしまうので、ぜんぜん貯まらないのだ。
「どんなのにするかは任せるよ。そういうの詳しくないからさ。あたいを喰らうとか、そういうんでなきゃ、なんでもいいよ」
 背中の八連斬甲刀を鞘ごと降ろす。もし、いま上の奴や相模が襲いかかってきたら。
(なーに、脇差もあるし、無手の技もある。それに……)
 ちらりと隣のサムライを見る。どうしたのかと怪訝そうだ。
(それに、雷吼もいるんだし)
 ふと浮かんだ想い。それを慌てて打ち消す。
(なにを……あたいは一人でも大丈夫なんだ。誰もいなくても、強いんだから!)

 ヨロイ狩り さのえから、蟲サムライ 雷吼と異端陰陽師 相模へ


 さのえの言っているとおり、相模(=タイガさん)に式の内容はお任せします。心珠はないんですから、発動させたら使い切りなんですよね? だとしたら、突拍子もないものが楽しいのですが(何考えてるんだろう、私)。
 そういうことで、タイガさん、お手数ですがお願いできますか?
#それにしても、らぶらぶモード。最後の二行は『このままではやばい!』と、
#慌てて追加しました(笑)
97年08月19日:08時59分45秒
そうか / ジョーカー
 この新規の掛け合いのテーマは「愛」だったのか。(笑)
 でもさのえにときめかれても雷吼は多分気付かないぞ。(笑)
 顔を赤くしていても恥ずかしいだけだろうとか、気のせいとか考える奴だから。(爆)
 
 しかしこっちが愛ならば修羅刀編のテーマはなんじゃろ。
 過去(夕霧)と未来(裕太)?
 
 ところで相模の口調が一定していない気が…
97年08月19日:08時51分20秒
/ ジョーカー
 「そうだな…俺だったら二人を乗せて飛べる奴、贅沢を言えば
 つながっていて(感覚結合有り)偵察が出来る(生体感知有り)のを
 希望するが、さのえはどうする?」
 
 さのえの得物、八連斬甲刀を眺めながら
 
 「そいつを式刀にでもしてもらうか?」
 
 「珠は大分あるからな、結構でかい式でも平気だが」
 
 そういうと懐を軽く叩く。じゃらという随分重量感のある音がする。
 戦場でヨロイを解体したりして貯めてきたものだった。
 
  蟲サムライ 雷吼  異端の陰陽師 相模とヨロイ狩り さのえに向かって
97年08月19日:08時12分54秒
蚊帳の外状態 / タイガ
 蜘王が空から降りてくる式に気を取られた隙に再び「武者」が切り込む。
 「つぅ…」
 今度も避けきれずさっき枯蔦に切られ再生したばかりの腕を裂かれる。
 「この…」
 (これ以上戦鬼蟲で再生してたらあの銃槍使いとやりあう分がなくなるな…)
 内心でそんなことを思いながら戦法を変える事にする。
 「こういうのはあまり好きじゃないんだが…、お前だけに関わっていられないようだ」
 言い訳めいた台詞を口にしつつ「糸」を「武者」に絡めていく。
 わずかな時間で縛り上げられた「武者」が地面に転がる事になった。
 
 蟲サムライ(?)「蜘王」より陰陽師「玄屋」へ
 
 PS 蜘蛛ですから…。勘弁してください。
    こうなると本当にこいつと戦ってる余裕があるか分からないので。
97年08月19日:07時55分39秒
報酬 / タイガ
 「そうですか…、ではまずさのえさんの方に一枚渡して、残りは終わってから、ですね。
  それで、どんな式が良いですか?
  なんでも良いというわけではないでしょう?」
 
 異端陰陽師「相模」から蟲サムライ「雷吼」とヨロイ狩り「さのえ」へ
97年08月19日:05時24分49秒
テーマはきっと / みだれかわ枕
 愛なんでしょうねぇ。恥ずかしながら。
 こうなったら隙あらばときめき状態にしようかなぁ(笑)。
97年08月19日:03時16分13秒
この掛け合いのテーマは、、、 / 月夢
 もしかして愛?(笑)あっちで鎧狩りのお姉さんがときめいたとおもったら、こっちではボーイミーツガールになってるような(笑)まあいーや。
 では、少女の反応です。
 
 
「へ?」
 突然浴びせられたたくさんの質問に思わずきょとんとする少女。
「え、あなた、主様のこと・・・・」
 まじまじと少年の顔をのぞき込んで、そこまで言って少女は気付いた、そう彼は本当に何にも知らないのだと。
「ぷっ、くくく、あははははは・・・・面白い子ねえ」
 つい笑ってしまう少女、この少年は本当の意味で迷いこんだだけなのだ、それもよりにもよって地元の者は恐くて近寄ることもしないこの主の森に。
「でも、もしかしたらあなた幸運かもね」
 ひとしきり笑ってさっぱりした顔をすると少女は大きな瞳で少年を見ながら話始める。
「この森は敵意がない者には結構寛大なの、主様の性格なんだけどね、とあなた主様のこともしらなかったっけ?」
 そこで腕を組みうーんと考え込むといいことを思いついたというようにぽんと一つ手を打つ。
「あたしがぜーんぶ教えてあげればいいわね」
 自分の知識を披露する相手が出来たことが嬉しいのかにこにこ笑いながら少女がそう言う。
「何はともあれ、移動しましょう、ここに止まってるとあんまり良くないからね」
 他の人間たちの気配を感じた方を一度ちらっと見てから少年の手をとり、引っ張るようにして歩き出す。
「いこ、あたしと一緒の間はこの森では安心だよ」
   少女から  少年へ
 
 
 まだ名前出てこないなあ、この二人(笑)。
97年08月18日:21時54分18秒
桂さんへ / ジョーカー
 このままでは香の影が薄くなってしまいますよぉ。
 静弥にそっくりならここでなんか喋らないと不自然だし。
 それとも頭痛がぶり返してきて行動不能という扱いにしましょうか?
97年08月18日:21時20分22秒
暁雲 / ジョーカー
 駆け寄ってくる娘の姿を、思わず目をこすりながら見ていた玄屋だったが
 
 「こりゃまたひどい怪我じゃのう」
 
 不意に耳元でそんな声が聞こえる。愕然としつつ振り返ると
 法師姿の初老の男が自分の身体をじろじろと眺めている。
 その男はほんの少し前まで、娘のいる方で場違いなことを言いつつ瓢箪を
 振っていた。まだ猶に三、四間(5、6m)は離れているはずだった。
 だというのに娘に気を取られた一瞬のうちにその距離を詰めたというのか。
 そんなことを考えていた玄屋に男が話し掛ける。
 
 「夕霧さんと琴音さんから話は聞いておる。玄屋殿じゃな?
 儂はひょんな事から、といっても大したことではないが夕霧さん達と
 同行している暁雲と申す。あの坊主を届けたところ、風夜殿の屋敷に
 琴音さんが来ておってな、なにやら嫌な予感がするんじゃと。
 それで琴音さんは夕霧さんに玄屋殿のところまで連れていってくれないか
 と頼んだんじゃが、そこで儂がこっちの修羅刀が目覚めたのを感じてな。
 で、血相を変えてここまで皆を式で運んできたという訳じゃ。
 もっともあの坊主は寝ちまって起きんし、それを連れてくるわけにもいかんから
 風夜殿に預けてきたがの」
 
 暁雲  玄屋に向かって
97年08月18日:21時04分01秒
そうきたか、娘! / Dr.李
 目の前にいるこいつはなんだ?
 なんでおいらをおそれない?
 何でおいらをばかにしない?
 ”ここ”がおいらにぴったし?
 でもでていけ?
 けんぞく?ぬしさま?うしろのやつらにけいかい?なんかむずかしいこといってるけど、イタイことはしないみたいだ・・・。とりあえずわかんないことをきいてみよう。
 
 「ぬしさまってなに?けんぞくってなに?ぴったりだけどでていくってのはどういう意味なの?ここの木々はなんか優しいんだけどどうして?・・・ところで君はなあに?あいつらじゃないみたいだけど?」
 
 いきなり少年は好奇心の塊のようにそして、年相応の笑顔をむけて少女に話かけた。自分を恐れない初めての存在、自分に同等の立場で話しかけてきた存在。
 この子はなんで、こんなにくるくる顔がかわるんだろう。なんて活発に動くんだろう。 まるで部屋のすみにいたちっちゃい生き物のようだ。
 
 少年より、少女へ 
97年08月18日:17時44分57秒
枯蔦の方には / ジョーカー
 炎がいくつもりですけど。でなければ少女に関わるわけがない。
 もっとも助けにいくかどうかは………(邪悪な笑い)
 どちらにせよ修羅刀があるんだから結局はそっちに行くことになるか。
97年08月18日:16時48分58秒
tomyさん帰ってきてないけど、動ける準備を / 月夢
 すでに題じゃないな(笑)とにかく玄屋と琴音たち引き合わせときます、こっちに人止めとくと枯蔦やばそうだし(笑)。
 
 
「やってられんなあ・・・」
 武者と真っ向から打ち合うどころか、ともすれば圧し気味にすらなっている現状に玄屋が苦笑する、ここまで来るとどこか達観した様子すら見えてくる。
「・・・こいつとここまでやれたのは静弥いらいかな・・もっともこいつが静弥の稽古用にわざわざ作った物だと聞いたら怒るかもしれんがな」
 にやと人の悪い笑みを玄屋が浮かべる、これが彼一流の最後の冗談なのかも知れない。
「さて、あちらさんまだ奥の手ありそうだな、となると・・・悪いな夕霧、さきに静弥に詫び入れに行かせて貰うわ」
 ふうと溜息一つついて空を見上げる玄屋、すると、
「ん?」
 玄屋の感覚に引っかかる紗の力、そして上からおりてくる巨大な影。
「な!!」
 おりてくるというより降ってくるという感じで木々をへし折りながら地面に着地する式、さすがの玄屋も唖然としてついただただ呆然と眺めてしまう。
「なんつう、非常識な物を・・」
 さすがの事に蜘王も手を止めてしまっている中、一人の坊主姿の男がひょっこり姿を現し、気楽な口調で話しかけてくる。
「ええ月、ええ調べじゃ・・・・」
 場違いな事を喋り出す、坊主に、呆れながらも警戒心を戻して、玄屋は相手を見直す。
(敵か?それとも・・・・)
 しかしその考えは予想外の第3者の声により中断させられた。
「お父様!!」
「・・・・琴音?」
 式が消えたほうから駆け寄ってくる姿は間違いなく娘の者。
「な、なにがどうなっている?」
 訳がわからんといった表情を浮かべて思わずぼっと立ち尽くしてしまう玄屋だった。
 
97年08月18日:15時50分17秒
「緊張」 / みだれかわ枕
 すばやくお返事することにしたいのですが……さすがに厳しいですね。


 もちろん、さのえだって木の上の気配を忘れていたわけではない。むしろ、非常に不快だった。早いところケリをつけたいというのが、本心だ。

(来るなら来い。たたっ斬ってやる)

 雷吼は礼金代わりの式札は後でも先でも『分割払い』でもいいという。しかし、さのえはもらえるものは早くもらいたがる質だった。

「あたいは先にほしいなぁ」

(そう……上のが降りてくる前に)

 敵だろうが何だろうが、じっと見られているのは嫌だった。
 あいかわらず、上の気配に動きは見られない。

ヨロイ狩り さのえから、蟲サムライ 雷吼、異端陰陽師 相模、『上の人(主の眷族?)』へ
97年08月18日:15時29分40秒
指文字というと(化石気味(^^)) / タイガ
 手話で仮名を送る奴をまず、思い浮かべてしまうんですが…。
 
 ちなみに、手で送る符丁というのはある意味で手話そのものだと思うんですが。
97年08月18日:15時27分57秒
返答 / ジョーカー
 「どちらでもお好きなように」
 
 「前金として一つ、終わったあとで一つという手もありますがね」
 
 相模と会話をしながらさのえの方にも符丁で返事をする。
 
 【あと、了解】
 
 だが気になるのは背後の気配。
 
 (隙を窺っているのではない。様子を見ているのか?)
 
  蟲サムライ 雷吼  異端の陰陽師 相模とヨロイ狩り さのえに向かって
97年08月18日:15時15分14秒
では反応を / ジョーカー
 いつしか演奏に没頭していた炎は服を引かれ、我に返る。
 引かれた方に目をやると裾を引く少女の姿。少女にしばしの猶予を
 目顔で頼むと、最後の曲をゆっくりと終わらせる。炎の周りを囲んでいた
 獣や鳥、虫達はその余韻を味わっていたがしばらくすると
 夢から覚めたように、三々五々森の中に消えていく。
 木々は少しの間、続きを催促していたが、炎が一礼すると
 それを諦め、ざわめきを止める。
 ようやく笛を懐に納め、炎は地面に片膝をつき、目線を少女に合わせ
 声を掛ける。
 
 「つい没頭してしまいましたが、落ち着きましたか?」
 
 返事はない。だが目は赤くなっているが、新たな涙は見えない。それを見て
 にっこりと笑うと言葉を続ける。
 
 「私の名は炎と申します。お嬢さんの名ははなんとおっしゃいますか?」
 
 炎  少女に向かって
 
 ここまでずーっと少女のままだったんだよね。(^^;
 
97年08月18日:15時04分13秒
紹介返し / タイガ
 「そうだな…、俺の事は相模と呼んでくれ。
  仕事については少なくとも当面の間はそれでかまわない。
 それで報酬は前払いと後払い、どっちが良い?」
 相模はそう答えつつ、その意識の一部を木の上へと向けていた。
 (なぜいまだに何もしない?何かためらう要素があるのか?)
 
 異端陰陽師「相模」から蟲サムライ「雷吼」とヨロイ狩り「さのえ」、および「上の奴」へ
97年08月18日:14時50分35秒
目の前を通り過ぎていったな(^^; / 夜光
 
 そろそろ、笛を吹くのも飽きた頃合いでしょうからそろそろ、接触をかけましょう。(^^)
 
  どこからか澄んだ音色が聞こえてくる...今まで聞いたことの無いような音色がその音色に誘われて少女はふらふらと歩を進めた。
  気が付くとそこは木々に囲まれた森の中。あたりには人影らしき者は何もない。
 (お兄ちゃんも、あの人もいない...どこにいったのかな)
  幼き少女は自分がふらふらと動いていたのにすら気づいていない。みんなどこかへ消えてしまった。そう思っている。
  ふと視線を上げるとそこに1人の青年がいた...あの人なら何か知ってるかな?...戸惑いもためらいもなく。その青年に近づい
 ていき。その服の裾を軽く引っ張る...
 
 枯蔦の連れている少女より 人斬り 炎へ
97年08月18日:14時00分32秒
書き込める時間は限られてるから。次!!(;;) / 夜光
 
  次、枯蔦にいこうか〜。でも、1人で大丈夫なんかな?(^^;
 こっちは救援プリーズ(^^;
 
 「いい音色だ...こんなときじゃなきゃな」
  どこからか聞こえてくる、澄んだ音色に耳を澄ませる。目の前には複数にして個
 個にして複数のものがいる。自分で賭に出たとはいえ。これほど多く。これほど強
 いとは思っていなかった。
 「鍛えた腕も。式に借りた力もここじゃ通用しねぇよな。やっぱ。」
  肉体を離れ。その魂自体に裂帛の気合いと仏の慈悲をたたき込む。けれど、相手
 が大きく。強い。幾多の戦場を駆け抜けたといえども。彼は1人であり。その力は
 さほど大きな物ではない。
 (サムライに勝った。金剛機をつぶした。俺はこの五体だけでどこまで強くなれる
 か知りたかった)
  枯蔦の一撃ごとに<あやかし>の体の一角が崩れていく。彼とて、かつては法力を
 修めた身。その力はなまなかな高僧よりも優れていると自負できる。
 (俺には守るものなんざ何もなかった。だから、あのとき全てを捨てた...)
  魂を削るような雄叫びが当たりにこだまするが...普通の体を持つ者には聞こえ
 はしない。太陽のごとくあたりを照らす巨大な光球が現れ、<あやかし>の体に吸
 い込まれていく。<あやかし>のその巨体が一回り小さくなったような感触を受ける。
 (けど、あのとき、みつけちまった...自分より大切なものってやつをよ...)
  その手にいつの間にか例の刀が握られている。失われたはずのその左手にである。
 ((こいつらは。邪魔だ))
  枯蔦はそれを滅ぼし...例の刀はそれを食らう。枯蔦は自分を守るため...あの少
 女を見守りたいために... 例の刀自分を取り込もうとする輩に怒りを感じている
 ため。その心の奥底に眠る強くなろうとする心のため。
 「いつまでも、御前さんと遊んでるわけにはいかねぇんだよ」
  枯蔦の目の前で。それが小さくなり。1人の人型をとる。弱くなったわけではない。
 一つの妄執つながり。より強さをましたそれが目の前にいるのだ。
 「はやくけりをつけたいもんだぜ」
  刀を構え。枯蔦が動く。
 
 銃槍使い 枯蔦 から あやかし へ 
 
 しくじった(^^;下の滅光のまわりの描写誰から誰へを入れ忘れた(^^;
 えっと、したのは
     サムライ 滅光から 歪、黄泉へ 
                     です
 
97年08月18日:13時38分51秒
炎は待っている(笑) / ジョーカー
 いつまで演奏していればいいのだろう
 (炎の心のつぶやき)
 
 そんだけです。(笑)
97年08月18日:13時35分22秒
十日ぶり(^^; / 夜光
  ま〜た加速装置が付いてるな(^^;<新しい掛け合い
 
  さてと、まずはピンチに陥ってる滅光ですが....この程度で...あれがのっとられるものですか(ニヤリ)
  う〜ん、わたしゃトカゲの尻尾切りして逃げたと思ってたのよね(^^;実力差が分からないのにあんなにあ
 っさり霧散するとは思ってなかったから(^^;
 まあ、あの系統の呪についても実際知っているんですけどね(^^)というわけで体を返していただきましょう。
 
  光はその手の中でふっと消えた。あまりにもあっさりと。先程感じた力からは想像もできない。
 「脆い...時を経すぎ、力を失いかけていたのか...」
  軽く頭をふり。新たなることに思案を向けようとする。その時、頭の中に声が聞こえてくる。
  あの古きものどもの声だ。
 (お主がつぶしたのはわしらの一部)
  嘲弄するような下卑た声。体の隅々にその力が浸食する嫌な感触がいきわたる。
  彼女にはそれが耐えられなかった。ならば、耐えられる者にその道を譲ればいい。
  彼女の力が弱まると見るや。それは、体を奪いに来た。弱まった彼女の欠片にはそれに耐え
 るすべは残されていなかった。
  頭を奪われ、髪のの一筋爪の一枚までも奴らに侵される。
  そこには優美な姿にぼろをまとった麗人も、剣気に狂った剣士もいない。醜い半身と艶っぽ
 さを醸し出す半身の姿があった。
  そして、その姿がかき消える。ここではないどこか彼方に。けれど、そのものたちが思い描
 いたところではない。見たこともない楽園。想像することすら出来ぬ地獄。それがその目の前
 に広がっていた。
 「力を求めるのはあなたですか?時折そういう方が訪れられるのですけれど。みな、最後には
 快く帰っていただけます」
  都風の位の高そうな着物をまとった「鬼」がそこにはいた。その傍らにはあの狂気を秘めた
 瞳の剣士と。髪を高く結い上げ、美しく着飾ったあの女性がいる。
  そして、その2人にも驚くべき事に「角」があった。
 「彼女が随分と世話になったようですね」
  「鬼」は笑顔を絶やさずに静かな物腰でそのものたちに近づく。
 「これはほんのお礼です。受け取って下さいな」
  世界の全てが消えた、それまであれだけあった気配が全て霧散
 した。虚無が静かに忍び寄る恐怖を感じさせる。無の中にそのも
 のたちはいたのだ。
 「あれほど有能な依代は無い者でね。諦めていただきましょう。
 あなた方に選べる選択肢はただ二つ。ここで、無に帰るか。私達
 の力の欠片になるか。時間はたっぷりあげますから...考えて下
 さいね」
  そして、滅光が...あの狂気を秘めた瞳の剣士がその姿を取り
 戻す。
 「<長老>の力をかりちまうとはな....」
  ぬばたまの闇より深き。月光の明るい闇の下にその姿が消えて
 いった。
 
 
  これで、たいして矛盾無く体を取り戻せたかな(^^;滅光の秘密の
 一部をばらしてしまったが問題あるまい(^^;
97年08月18日:09時58分23秒
紹介 / ジョーカー
 「何、構わんさ。急ぎの仕事というわけでも無し。次に持ち越したところで
 大して変わらんよ」
 
 「で、とりあえず自己紹介といこうか。俺の名は雷吼。見ての通り
 サムライだ。彼女の名前はさのえ。傭兵をやっている。
 それで陰陽師殿…この言い方もなんだな、出来れば名を聞かせてもらえれば
 ありがたいが、内容は護衛、期間はこの森の中をうろついている間。
 報酬は式札二枚という事でよろしいか?」
 
 と相模に確認する。相模と契約の確認をしながら背後にも
 注意を払っていた雷吼は気配の変化を敏感に嗅ぎ取る。
 
 (殺気は相変わらず無いが、これは…拒絶?縄張りに踏み込んでしまったか?)
 
   蟲サムライ 雷吼  異端の陰陽師 相模に向かって
97年08月18日:09時09分52秒
お返事2 / タイガ
 雷吼達の申し出に少し首をかしげて、
 「護衛、ですか…。
  それは願ったりですが…、仕事は良いんですか?」
 と尋ねかえす。
 「ま、どっちにしろ、上にいる人の件が片付いてからですね」
 
 異端陰陽師「相模」から蟲サムライ「雷吼」とヨロイ狩り「さのえ」へ
97年08月18日:03時29分21秒
おまたせー / 月夢
 はっやいですねー、なんか昔の力を取り戻してきたようで少し感動。
 しかも初めてのらぶこめモード(笑)面白いから続けてください、天羅って因縁絡めるとこの手のこともしやすいんですよね、よきかなよきかな。
 うーん、状況的には少年の方が楽しいんで、そっちいきますね、お3方の方には一応話だけふっときます。
 
 
「ふーん、人っていうのもなんだねえ」
 頭上を振り仰ぐ少年を見おろして少女は軽く呟く、その言葉には少年の中にいる物を見通している事を暗に意味していた。
「ま、別にいいけどね、この森の中ならあなたみたいな子の方が似つかわしい物ね」
 癖である独り言を呟きながら少女は腰かけていた木から飛び降りる。
「事情はまったくしらないけど」
 足音一つたてずに柔らかなしたばえの上に降り立って少年の前にたつと、少女は腰に手を当て少年に話しかける。
「この森は基本的に立入禁止よ、とくに争乱を持ち込む者はね、主様は騒がしい事は嫌いなの、野に生き自然の環の中で生まれる死はともかく、その環から外れた争い事なんて主様は好まないのよ、わかる?」
 自分では威厳あると思っている偉ぶった口調で少女は話すが、少女らしい高い声ではまったく効果はない、本人気付いていないが。
「とにかく・・・」
 驚いているのかどうか知らないがまったく反応しない少年に一転してつまらなそうな顔をすると、ぷいと横を向いて、言い捨てる。
「あんまり騒ぎ起こすと主様の眷属がやってきて・・・」
 少女は言葉をきり、遠くの方を見つめる、もう一つ、複数の人間が入り込んだ方を。
「遅かったかな?」
 少女は感覚を研ぎすまし、森の息吹を感じとると顔色を返る。
「やだ、森が警戒してる、よっぽど物騒な連中がきてるの、下手すると下手するわよ」
 少年には何がなんだか分からない事を呟くと少女は再び少年の方を向きなおり。
「どうするの?この状況だとあなたの選択肢は3つ、騒いで主様の眷属にやられるか、私についてきておとなしく森を出るか、さもなくばまあ、無理でしょうけど、主様にお許しを頂くかのどれかよ、選んで頂戴」
 何の状況説明もなしに畳み掛けるように少女は、混乱した表情をする少年に選択を投げかけた。
 少女より 少年
 
 
 という事で、3人側にいるのは眷属です、誰かやってください(笑)。
97年08月18日:01時27分58秒
そうですね / ジョーカー
 あとはタイガさん。これ以上のこの状態での掛け合いは
 流れが不自然になってしまいますし。
97年08月18日:01時20分39秒
ちっがぁう! / ジョーカー
 我ながら何を寝ぼけておるのやら。妖って書いてあるんだから
 仲間の訳がない。つまりもう一体の妖である可能性ですね。
 少年の頭上にいるのは。
97年08月18日:01時16分11秒
なんだかなあ。 / Dr.李
 僕ら、3人でこのペース・・・。
 けられたのが、ジョーカーさんの次のメッセージの時なんです。
 まあいいんですけど、とりあえず月夢さんを待ちますね。
97年08月18日:01時16分03秒
ほえ? / ジョーカー
 少年の頭上にいるのが妖の少女じゃないんですか?てっきりそう思っていましたけど。
 少年の方が奥に入っていたし。もっともさのえや雷吼を放って置いて
 少年を追いかけていった仲間という線もなきにしもあらずか。
 
 しかし
 >多分少年のままでござろう。
 ですか。なんか哀れですね。高○留美子の人魚シリーズのあの少年みたい。
97年08月18日:01時09分19秒
ちょっとまって。 / Dr.李
いや、あやかしの少女の可能性があるんですよ、ジョーカーさん。
97年08月18日:01時06分02秒
犯人はわたしだぁ! / みだれかわ枕
>今けられたのはジョーカーさんのせいじゃな。
 もし、掲示板への登録が出来なかったという意味なら、時間的に言って、わたしのせいですね。
#しかし、ほとんどチャットのペースですね。 
97年08月18日:01時03分18秒
恐ろしい(汗) / ジョーカー
 なんなんだこの更新速度は(冷や汗)
 この一時間で十件も入っている。
 
 ところで
 >今けられたのはジョーカーさんのせいじゃな。
 何が?(爆)何かしましたっけ。自覚が無いです。教えて下さい。
97年08月18日:01時03分14秒
いや、もしかすると / みだれかわ枕
 上の人は、実は妖の少女かも。
 でも、はじめはわたしもシノビあたりじゃないかと思ってたんですが。
97年08月18日:00時55分21秒
全然平気 / ジョーカー
 心配御無用でごんす。作成時では蟲を入れても共感は下がりませんよ。
 もっともその代わり作成点を110点消費するけど。結果として
 素のままでは少年以下か。
 うーん境遇を考えると無理もないけど結構サイコですね。
 と、なると上の人は生き残った追っ手の最後の一人に確定のようですね。
97年08月18日:00時47分20秒
なるほど。 / Dr.李
今けられたのはジョーカーさんのせいじゃな。
 多分少年のままでござろう。
 「油断するな・・・、奴は化け物だ・・・。」
 戦友その1の遺言。
97年08月18日:00時47分10秒
刃物の親玉 / みだれかわ枕
 ということは、さのえって嫌われてますね(今更なにを!)
 ところで「追手」はみんな死んじゃったのかな?
 分からない方が面白いですよね、きっと。
#新規参加もしやすいし。
97年08月18日:00時42分37秒
君ら、明日は大丈夫?(自分のことは棚に上げ) / Dr.李
なんか、そっこーでレスが入ってる・・・(笑) 実際には少年より弱いでしょう。だって共感が11下がってますから。
 おそらく、不死虫の適性をクリアした後、数年後に戦鬼虫を植えられて、実験材料にされてたところを逃げ出した、と考えられます。
 ですから、彼の言う道具とは、刃物全般を指します。麻酔が彼に必要とは思われてなかったのでしょう。そしてそれは、彼に刃物恐怖症、及び、それを持つ人間への不信感、等を植え付けるという結果になったと考えます。
ちなみに”止める”というのは殺すということと同意語です。彼には、”死”の概念がありません。ですから、刃物を持った人間は皆同じに見えているんでしょう、おそらく。 当然、雷孔とさのえの仲間は、やられちゃったわけですね。というわけで、頑張ってください。こっちも思いっきり抵抗しますので。
97年08月18日:00時41分07秒
八連斬甲刀でいじるのか?(笑) / ジョーカー
 うっわーきっつー(爆)しかし確か不死蟲って飼っていると
 老化が止まるんだよね。じゃあこの少年は子供のまんま?
 それとも成長は止まらないのか?
97年08月18日:00時35分22秒
確かに / ジョーカー
 >#あと、符丁と心の声が同じカッコだとわけ判んなくなりそうだったので、
 >#符丁は【 】にしてみました。かえって読みにくいかな?
 
 その方が分かり易いですね。そうしましょう。
97年08月18日:00時26分55秒
道具って…… / みだれかわ枕
 少年のいっている道具って、もしかして八連斬甲刀?
 だとすると、やっぱりさのえが悪いのか?(自爆)
「だって、切ってもつながるじゃん」
 さのえ、なぜここでも喋る?(爆・申し訳ない)
97年08月18日:00時21分50秒
いらっしゃあい(^^; / ジョーカー
 なるほど不死蟲飼いでその上戦鬼蟲飼い。ホントに最終兵器だな。(笑)
 これなら確かに追っ手を掛けられる意味が分かる。
 Dr.李さんこれはアーキタイプの少年に不死蟲と戦鬼蟲を寄生させたものと
 考えてよろしいですか?しっかし不死蟲はまだ分かるが誰だ戦鬼蟲なんぞ
 寄生させた奴は。あんな外道な蟲を。
 ところで道具ってなんでしょうねえ?
 どうでもいいが不死蟲入っているんなら死なないではないか。(笑)
 割って入った雷吼の立場は?
 決めた。戦鬼蟲はともかく不死蟲については知らないということにしよう。(断言)
97年08月18日:00時20分32秒
「雇用」 / みだれかわ枕
 交渉の方に展開するのですね。りょおかい、さのえはやはり雷吼をなじるのでしょうね(あはは)。

(ちゅ、中止って、何それ!?)

 思わず声に出すところだった。目が少しだけ大きくなる。そのあとの雷吼の言葉は、さらにさのえに衝撃を与えた。あたいたちを、雇わないかぁ!?

「ちょ、ちょっと、そんなヒマないでしょうが、あたいたちに! しかも報酬って、金じゃないの? 式札って、そんな」

 そんなの役に立つわけない。そう言いそうになって、どうにか止める。式というのは、様々に応用できる。そのことを思い出したのだ。『獲物』を捕まえるのに役立ちそうな式札を打ってもらえばいい。さて、そうなると、雷吼の真意を確かめたくなった。

【おまえ、なに、考える】

 符丁というのは可能な限り語彙を減らすことで、わずかな動きにより相手との連絡を可能とする。だからどうしても言いたいように伝えることは出来ない。さのえとしてはこう言いたいのだ。

(何考えてんだよ、おい! こんなの引き連れて『獲物』が追えるかよ!)

 口に出さないのは、仕事、即ち『獲物』を追っていることを知られるのは得策ではないと感じたからだ。さのえにはしては、よく気が付いたといえるだろう。
 雷吼の返事は、と思って横目で見ると、さのえの顔を見ていた。

(な、何見てんだよ、人の顔!)

 しかし、彼の瞳はもっと遠くを見ている。さのえの顔から、何か別のものを。さのえの持っていない、何かを見ようとしている。

(なに見てんだよ、雷吼……)

 複雑な想いが沸き上がる。うれしいような、悔しいような。
 いや、今はそれどころじゃない。

「ちっ……わかったよ、式札ね。それで雇われようじゃないの。さて、なにをしたらよろしいんで?」

【あと、理由、話せ!】

(あとできっかりと説明してもらうからね、あたいにも判るように、こいつを捕まえないわけと……その瞳でなにを見ていたのかを)

ヨロイ狩り さのえから、蟲サムライ雷吼と陰陽師 相模へ


#うーん、らぶこめ(笑)。どうにか止めてーって感じですね。
#なんか一人で嫉妬してるし。書いててすごく照れくさい(じゃあ、なぜ書く!?)
#ここで相模に突っ込まれたら……ますますらぶこめ(爆)
#どうしよう……(掛け合い所はじまって以来のラブコメ展開ですし)
#あと、符丁と心の声が同じカッコだとわけ判んなくなりそうだったので、
#符丁は【 】にしてみました。かえって読みにくいかな?

#ところで符丁ですが、書いていて「指文字(正確な名称は違うような気がします)」
#というのを思い出しました。
#目も耳も不自由な人(盲聾、といいます)たちに用いられている言語伝達法のひとつ
#で、相手の指の握り方を手の平で感じることで言葉を受け取り、その逆に自分の指の
#握りを感じ取ってもらうことで言葉を伝える、そういう方法です。
#これは五十音によって伝えるのですが、ここで出ている符丁は単語ごとに何かの動き
#が決まっているんでしょうね。
97年08月18日:00時14分48秒
いらっしゃいませー(あくまで可愛く発音) / みだれかわ枕
 ようこそ、Dr.李さん。でも、なんかむちゃくちゃ強そうなんですけど?
#殺しても死なないような気もするし……
 さのえ、何か言いたいことは?
「やっぱ殺してもいいんぢゃねぇの?」
 むちゃくちゃ言ってるし(爆)殺しちゃ駄目ってことになってるでしょ!(笑)
97年08月17日:23時36分09秒
うらうら、参加してしまえ!! / Dr.李
はーい、Dr.李です。 じゃあ、獲物の方を・・・。
 ふう、ふう、ふう。
 あいつらがいる。この近くに。
 おいらを狩るために。
 どうする。どうする?
 いっそ止めちゃおうか?
 でも、奴らはあきらめない・・・。
 
 小柄な人物が草葉のあいだ、木々の中に身を隠す。
 よく見れば、まだ少年ということが判る。
 だが、永きにわたる逃走の果て、着ているもはぼろぼろ、髪はざんばらになっている。それでも・・・。
すすけた顔にケモノのような瞳を爛々と輝かせ、少年は、あたりを探る。
 奴らは強い!
 一人、一人に分断し、止めることは可能でも、二人以上では危ない・・・。
 本能で悟る敵の強さに少年は、考える。
 森の中でも、あの道具の速度は落ちない・・・。イタイのはイヤだ!あのイタイ道具でいじられるのはもうイヤだ。
 逃げよう、もっと奥へ。逃げよう、あきらめて追ってこなくなるまで遠くへ。
 その時、少年は頭上に気配を感じた。
「!」

 少年より 妖へ

不死虫持ちで戦鬼虫持ちの最終兵器です。なぜ追われるか理解できてません。
97年08月17日:22時45分44秒
すいません / ジョーカー
 最初に指示をしておきながらひっくり返してしまいました。
 これは本人も言っていますが雷吼の甘さ故です。情報を取ったら
 結局は殺さなくてはいけない。気絶させたところでいつかは息を吹き返し
 今度は完全な敵に回るでしょう。それを防ぐには殺すしかないのですが
 縁もゆかりもない、ただ邪魔だという理由だけで人を殺せるほど
 非情に徹しきれないんです、雷吼は。ただ理屈を付けるならば陰陽師を相手に
 簡単に抑えられるとは限らない。またそうなった場合、敵とも味方ともつかない
 相模が完全な敵になってしまう。ならばとりあえずこの場はやり過ごそう。
 灰色は灰色のままにしておけと言うことです。ちなみに物騒だから云々
 というのは本心も混ざっています。また報酬の式札は
 さのえの譲歩を引き出すための物です。仮にここで獲物を逃がしても
 探索型の式があれば追跡は容易いですから。
 
 とまあ色々理屈は付けていますが、根本のところは屁理屈に過ぎないので
 もお、さのえにどんどんなじらせて下さい。(笑)
 
97年08月17日:22時29分58秒
転換 / ジョーカー
 雷吼は迷っていた。表面からは感じ取れないだろうが。
 立て続けに事が起きたので少々判断力が鈍っていたらしい。
 
 (相手が敵ならば、そして陰陽師ならば正面切って出てくるはずがない。
 奴らには式がある。こんなところで俺達が止まっていたのだから
 式で監視しつつ、同様に式を使い獲物を逃がせばいいだけの話だ)
 
 (わざわざ姿を見せる。その上気配を消しもせず。時間稼ぎ?
 それならなおさら身を危険にさらすまでもない。奴は陰陽師なのだから。
 どうやらこいつは別口か。黒白どちらともつかぬ男だが
 味方にはなるまい。だが無理に敵に回す必要も無かろう)
 
 (しかしそうなると後になってさんざん文句を言われるのだろうな)
 
 さのえが自分に食ってかかってくる姿が鮮明に脳裏に浮かび、思わず苦笑してしまう。
 さすがに不審そうにこちらに顔を向けてくるさのえの気配を感じながら
 
 (すまん、中止、待て)
 
 と符丁で伝え、同時にさのえと相模のやりとりに口を挟む。
 
 「まあ大の大人が決めたことだ。陰陽師殿が自分の命をどう使おうが
 陰陽師殿の勝手だろう。だが物騒なのは確かだな」
 
 あらためて顔を相模に向ける。
 
 「彼女も言ったように俺達はちょうど帰ろうとしていたところだが
 陰陽師殿が一人森に残り、あげく妖しの者に取り殺されるというのも
 いささか夢見が悪い。そこで提案なんだが俺達を雇う気はないか?
 これでもそこそこの腕と自負している。報酬はそうさな各々好きな
 式札を打ってもらうということでどうだろう」
 
 心のどこかで冷静な自分が情報を取ったら切り捨ててしまえば
 いいものを、と言っている。敵ではないかもしれないが邪魔なのは確か。
 ならば殺してしまえば後腐れもない、と。だがそれを否定する自分も
 また存在する。気のせいかそれは昔の自分の姿をしているようだ。
 それは声高に、そんなことをすれば“奴ら”と変わらない。そこまで
 堕ちたくはない、そう誓っただろうと言う。そして二人の争いを
 眺めていた自分が思う。
 
 (これは俺の甘さなのだろうな)
 
 (だが俺は“人”は捨てたが“ひと”を捨てた覚えは無い。またこれから
 捨てる気もない)
 
 (いつかそのツケを払う時が来たとしても潔く甘んじよう)
 
 ちらりと脳裏に誰かの顔が浮かぶ。それはどことなく隣にいる
 娘に似ていた。
 
 (自分の不始末は自分で…そうだったな姉さん)
 
  蟲サムライ 雷吼  ヨロイ狩り さのえと異端の陰陽師 相模に向かって
97年08月17日:21時43分21秒
そうですねぇ / みだれかわ枕
 うーん、たしかに『上の人』の登場を待つのがいいでしょうねぇ。
 その間にソースブックと吸血姫を読むことにしましょう。
#買ってるし!(大爆発)
97年08月17日:21時22分12秒
RE:だってねぇ… / ジョーカー
 うーむ、確かに言われてみれば。それに追われる身ならって言った
 だけだし。
97年08月17日:20時37分10秒
獲物について / ジョーカー
 ふと思ったんですが、ヨロイ狩りと蟲サムライ+α(?)の追撃を
 三ヶ月にわたってかわしてこれるのってどういう相手なんだろう……
 
 それはともかくこの話は相模が返事したところ辺りで止めて
 上の人の反応を待った方がいいかも。それが妖の少女なのか
 三人目の追っ手なのかはともかく。 
97年08月17日:15時13分06秒
「符丁」 / みだれかわ枕
 うむむ、敵なのか味方なのかはっきりしないところが、なんとも天羅らしい(爆)。それでは、こうしてみましょうか。
#さのえが大声で喋っていた可能性は、大です(自爆)。
#さすがに照れてる時は小声でしたが。


(注意、陰陽師、左右、挟む、情報、殺すな)

 雷吼の伝えてきた符丁は、そのように読み取れた。

(陰陽師か。どうしたもんだか……)

 殺すな、というのは八連斬甲刀を使うさのえにとって、至難のわざであった。なにしろヨロイを相手にするための武器である。生身相手で万が一命中しては、どんなに手加減しようとも殺しかねない。だからといって、手加減できるような相手だろうか。

(しゃあない、無手でいくか)

 以前旅の坊主から見よう見まねで盗んだ無手の技。式を打たれる前に組み付くことが出来れば、それでいい。一撃で殺せるだけの技量はないから、都合もよかろう。そう判断した。八連斬甲刀は背中のまま。代わりに少しだけ人差し指を動かす。

「ふうん、『獣以外』に会いにねぇ。鍋の具にもなりゃしないんだよ? 悪いことは言わないから、帰ったら? べつにあんたの喜びそうなものはないと思うんだけどねぇ」

(了解、あたい、右)

 陰陽師に言い返しながら、符丁で雷吼に返事する。喋りながら符丁を使うというのも、雷吼に叩き込まれた。どうしたわけか、さのえは頭を使うことに関しては覚えが悪かった。最近になってようやく怪しまれることなく符丁を使えるようになったのだ。

「あたいたちも帰ろうと思ってたところさ。よかったらいっしょにどうだい?」

 またも嘘。でも、今度の嘘はさっきよりは自然に言えた。

 ヨロイ狩り さのえから、陰陽師 相模へ


#もしかしてさのえって、パープー娘だったのだろうか?(笑)
#ソースブック買いました。妖のことも、何と無く分かったかな。
#さて、あとは上の人が降りてくるだけですね。
#それに、そろそろ『獲物』の事も決めないといけないし。
97年08月17日:14時47分36秒
もう片方も少し進めます / タイガ
 蜘王の戦機蟲とサムライが目覚めた直後「武者」が切りかかる。
 その刀に「糸」を絡め、奪い取ると無理矢理に向きを変え
 「武者」に半ばまで突き立て、回し蹴りで根元まで蹴りこむ。
 だが、痛みで動きが鈍る事の無い式はそのまま自分に
 刺さった刀を抜き再び蜘王に切りかかる。
 間合いが近かったせいもあるのか今度は首をわずかに切られ、
 たたらを踏む蜘王。
 だがすぐに蜘王は「武者」に数本の「糸」を突きさす。
 その一撃で損傷の激しくなった「武者」の胴丸は消滅した。
 「ふぅ…、丈夫だねぇ…」
 蜘王が、半ばあきれたような表情で呟く。
 
 蟲サムライ(?)「蜘王」より陰陽師「玄屋」へ
 
 PS 武器奪って攻撃するのはルールにありませんので、
    武器を奪うまでが防御行動で、攻撃は自分の行動で
    「追加行動」を使って、二回攻撃の形にしています。
    それから、「武者」が着込んでるのはあくまで「胴丸」と
    しています。
97年08月17日:13時50分23秒
それでは返事を / タイガ
 「いや、その『獣以外のもの』というの一目見たくてきたんだよ」
 にこやかな表情で彼はそう言い切った。
 ちなみに雷吼の経験から言って初対面でにこやかにしてる奴というのは
 大概ろくなもんじゃないというが相場だった。
 「それにここには来たばかりでね。
  それで帰るとなると、単なる骨折り損のくたびれ設けじゃないか」
 
 異端陰陽師「相模」から蟲サムライ「雷吼」とヨロイ狩り「さのえ」へ
 
 PS まあ、相模も異端とはいえ良くも悪くも「陰陽師」ではあるわけですね。
97年08月17日:13時39分31秒
だってねぇ… / タイガ
 サムライと傭兵がこんな森の中にいて、「狩り」以外の何をするというんですか?
 大体、そうでなきゃこんな所よっぽどの物好きでなきゃ誰もきませんよ。
 (相模は物好きですが)
97年08月17日:11時43分28秒
何故それを知っている!(笑) / ジョーカー
 なんで相模が追っ手とか追われる身とかを知っているんだあ!(爆)
 うをを、そんなにでっかい声で叫んでいたのかさのえと雷吼は!
 まじい…とりあえず続けましょう
 
 森の中の暗がりから出てきた男。雷吼の目は彼の着物に描かれた
 呪紋―それを知らぬ者には奇妙な模様にしか見えないだろうが―を見逃さない。
 
 (陰陽師か…厄介だな)
 
 一瞬、眉間に微かな皺が寄るが、意志の力で平然とした顔に戻す。
 そのまま現れた男、相模の方へ二、三歩踏み出し声を放つ。
 
 「こんなところに何の御用かな?陰陽師殿」
 
 それと同時に前もって打ち合わせておいた符丁で相模に見えぬよう
 さのえに
 
 (注意、陰陽師、左右、挟む、情報、殺すな)
 
 と指示を送る。そのまま素知らぬ顔で続ける。
 
 「森の中は獣が出ます。特にこのような森では獣に限りません。
 そのようなところは一刻も早く立ち去るが賢明かと愚考しますが?」
 
 殺気を欠片も放たず身体も自然体のままの雷吼。だが言い換えれば
 どのような動きを見せようと、迅速に行動に移れる体勢と言える。
 
 蟲サムライ 雷吼  ヨロイ狩り さのえと異端の陰陽師 相模に向かって
97年08月17日:10時51分33秒
ぶっ! / ジョーカー
  マルコキアスさん、それはさすがにまずいです。長い間動けなかった
 フラストレーションが溜まっていたのかもしれませんが他の人のキャラクターを
 いきなり戦闘不能にするのは。僕も以前やってしまったことが
 ありますが。詳しくは天羅万象雑談所LOG002の一月二十三日から
 二十四日までの書き込みを読んで下さい。
 力量差がはっきりしていない相手に対して 断定して書くのはまずいんです。
 この場合は「抵抗する力はもはや無かった・・・。 」の部分ですね。
 文章だと相手を圧倒するのは簡単です。でもその相手は
 別の人間の持ち物だと言うことを忘れてはいけません。
 だから絶えず逃げ道を残しておく必要があるんです。
 それをどのように利用し、危機を演出するか、それとも同等の実力を
 示すか。それは場面を任された人間の仕事なのですから。
 もっとも夜光さんのことだからあっさり支配権を取り戻しそうな気は
 しますが。
97年08月17日:08時32分40秒
それでは… / タイガ
 御好意に感謝しつつ出会わせていただきます。
 
 がさがさと音をさせながら相模はようやく人の気配がする所までやってきた。
 自分の方をみている雷吼とさのえを見て、
 「(ち、こんなにやかましくては気付くなという方が無理か)」
 と、内心舌打ちをする。
 と、もう一つの気配に気付き、顔を上げると、
 「そっちの人はなんで隠れてるんです?
  追われる身ならとっくに逃げてるはずなのに」
 と、尋ねた。
 
 異端陰陽師「相模」から蟲サムライ「雷吼」とヨロイ狩り「さのえ」、
 そして「上の奴」へ。
 
 PS 結構ボケた事を言ってますが、実戦経験が無いので…。
97年08月17日:07時05分59秒
復活宣言!! / マルコキアス
(注:駄文ですいません) 玄屋の家の上空より姿を消した滅光は玄屋の家から十里 離れた所にある森の上空に姿をあらわしていた。 滅光は二つの光を握ったその手をしばしみつめ その後、二つの光を握り潰した・・・・・。 光は砕け散り雪のように森にふりそそいでいった。 全ては終わったかのように思われた。しかし・・・・、
(詰めが甘いですよ)
(オマエガ潰シタノハ我ワレノ体ノ一部デシカナイ・・・・) その声は確かに滅光の頭の中から聞こえた。
(貴方の体をいただきます)
(我ワレノタマシイハヒトツニナル)
(すべテヲひとツニ・・・・・) 滅光:「・・・・・・!!!!」 抵抗する力はもはや無かった・・・。 半刻後、空には、 右半身がきれいな肌を持った美女、 左半身が醜く焼け爛れた肌を持つ男、 異形のものがそこにはいた。 異形のものの頭の中に突如、謎の声が響き渡る。 謎の声:(カエッテクルンダ、ボクノゲボクヨ・・・・・) 異形のものは声に従い姿を消した。
97年08月17日:01時22分04秒
すいません、重複してしまいました / ジョーカー
 お手数ですが手前の奴、半ばまでの奴を削除して下さい。
 sfさん、お願いいたします。
97年08月17日:00時39分10秒
んーそうですねえ / ジョーカー
 空が見えぬほど厚い天蓋を持った森だと、夕方になると中は
 真っ暗闇になってしまうでしょうし、外から相模が入ってくるところを
 みるとそんなに遅くはないはず。三時か四時頃ではないでしょうか?
 さすがに六時ということはないはず。
 では続きを
 
 さのえが答えるのを聞き、口には出さず考える。
 
 (順序が逆なんだが…まあいい、追いつめたところで意味がない)
 
 「次からは気を付けろよ、いつもいつもこうだとは限らん」
 
 そうさのえに言い聞かせると、新たな気配が近づいてくる方を向く。
 もちろん背後の気配、木の上にいる何者かに対する注意も怠らない。
 しかしこの期に及んで仕掛けてこないのなら、敵ではないことは明確。
 
 (ならばさほど気にすることもあるまい。むしろ新手の方が問題か)
 
 だがふと気になったことが一つ。目の端で捉えたさのえの顔が心なしか赤いような?
 
 (光の加減でそう見えるだけか?暗いしな。仮に本当に赤いのだとしても
 自分らしからぬ失敗を恥じているだけだろう)
 
 あっさりとそう決着を付ける。いかに多少の経験を積んだとはいえ
 まだまだ青二才。そこまでの目は持ち合わせていないようだ。
 さのえの思考の裏まではさすがに読めない。元よりさほど男女の機微に
 通じているわけでも無し。
 
 蟲サムライ 雷吼  ヨロイ狩り さのえに向かって
 
 ちなみに、雷吼が妙な気配を感知できるのは法術を心得ているからです。
 ただ熟達しているとは言い難いので中級ですが。幼い頃にかじっただけですからね。
97年08月17日:00時38分36秒
んーそうですねえ / ジョーカー
 空が見えぬほど厚い天蓋を持った森だと、夕方になると中は
 真っ暗闇になってしまうでしょうし、外から相模が入ってくるところを
 みるとそんなに遅くはないはず。三時か四時頃ではないでしょうか?
 さすがに六時ということはないはず。
 では続きを
 
 さのえが答えるのを聞き、口には出さず考える。
 
 (順序が逆なんだが…まあいい、追いつめたところで意味がない)
 
 「次からは気を付けろよ、いつもいつもこうだとは限らん」
 
 そうさのえに言い聞かせると、新たな気配が近づいてくる方を向く。
 もちろん背後の気配、木の上にいる何者かに対する注意も怠らない。
 しかしこの期に及んで仕掛けてこないのなら、敵ではないB
97年08月16日:23時40分57秒
「嘘偽」 / みだれかわ枕
 やっぱり雷吼に怒られてますね。相模も近づいてるみたいですし、こういうのはどうでしょうか?


 隣の雷吼が軸足を微妙にずらす。思わずびくりとするさのえ。

(しまった!)

 雷吼の叱咤。そう、今殺されていても、文句は言えなかった。
 こうもしくじり続きなのは、なんでだ? 別に手を抜いてるつもりはないのに。この三月、自分が自分でないような、そんなことが時々ある。隣にいるやつのことがすごく気になる。こいつと顔を合わせていると、自分が弱く感じる。

(そんなこと、あるわけない! あたいは、強い! 強くなったんだ!)

 では、この落着かない感じはなんだ? 心の臓が高鳴るのは? 頭に血が上るのは?

(それは……雷吼が悪いんだ。よく分からないけど、そうだ!)

 だからといって、そのとおり雷吼に言っても、言い訳にすらならない。だから、嘘をついた。

「ごめん。あたいも、どうして飛び掛かってこないのか気になってさ」
(これ、絶対ばれてるよなぁ……)

 自分でも分かるような嘘。雷吼は気づいただろうか。彼が自然体を取るのを見て、さのえも八連斬甲刀から両の手を自由にする。

「敵じゃない? 『獲物』だったら逃げるだろうし、じゃあ、一体……」

 さのえは、先刻から雷吼が感じていた『妙な気配』に気づいていなかった。そういうのにあまり敏感でないこともあるし、昼なお暗いこの森に、かなりの緊張を強いられていたからもある。
 そんな彼女だが、後ろから近づいてくる気配には気がついた。

「前、上ときて、今度は後ろかい? まるで女を弄ぶ男のようだね。忙しいったらありゃしない」

 ヨロイ狩り さのえから、蟲サムライ 雷吼と異端陰陽師 相模へ


 ずいぶん下品なセリフになってるなぁ。でも、さのえってそんな下品な世界に生きてたので。
#「枕事(初級)」取ってるし
 十歳の時に国が滅んで、山賊に二年ほど「飼われていた」ということにしています。でもそのことは誰にも話していません。
 ところで「今」って、何時ごろなのでしょう? 勝手に夕方ぐらいかなと思っているのですが。
#昼過ぎに『獲物』が森に入って、それを包囲するのに三・四時間ほどかなぁ、と
#「昼なお暗い」としてしまったので、夜だとまずいかも(笑)
97年08月16日:21時49分33秒
タイガさんへ / ジョーカー
 せっかく乱入してもらったのにすいません。とりあえずさのえの返事が
 帰ってきたらそっちにつなげますんで。
97年08月16日:21時31分16秒
では続きを / ジョーカー
 隣で身構えているさのえが隙を見せる。何かに気を取られているのか。
 だがあまりにも迂闊。敵やも知れぬ「誰か」―いや『何か』なのかもしれない―を
 前にしているというのに。
 
 (俺が敵ならこれは見逃さない!)
 
 そう瞬時に思考し、割って入るために重心の位置を変え、刀を抜き放とうとする。
 だがその動きが途中で止まる。
 
 (おかしい。何故襲ってこない?)
 
 今の隙、相手にしてみれば格好の餌食だったはず。正直、自らの身をもって
 止めるのもやむを得ないかと思っていた。相手に隙を突けるほどの腕が無いのか?
 いやそんなはずはない。その程度の輩にここまで接近を許すほど腑抜けてはいない。
 
 「戦場において気の弛みは死を招く。気を抜くのは別の時にしろ」
 
 相手の正体はとりあえず棚に上げ、低く厳しい声でさのえを叱咤する。
 それから穏やかな声で後を続ける。
 
 「まあ、今は大丈夫だったがな」
 
 木の枝や葉に隠れ、未だ姿の見えぬ何者かから視線を外し
 さのえの顔に移しながら肩の力を抜き、身体を自然体にする。
 
 「こいつはどうやら敵じゃない。この森の妙な気配に紛れてよく分からなかったが
 殺気を感じないし、敵ならとっくに襲ってきていたはずだ」
 
  蟲サムライ 雷吼  ヨロイ狩り さのえに向かって
97年08月16日:19時31分22秒
とりあえず乱入 / タイガ
 「ここが主の森か…」
 森のすぐ外で一人の青年が呟く。
 年は二十歳になった頃かどうかといったあたりか。
 来ているものは独特な模様が描かれている所から
 おそらくは式札だろう。
 「さてどう行けば『主』にあえるかな…」
 普通の人間なら考えもしないような事を呟く。
 「別に主でなくてもいいんだが…。
 ま、とりあえず入ってみるか…」
 中に入りしばらく行くうちに幾人かの怒号のようなものが
 聞こえ出す。
 「何だ、俺意外に誰かいるのか…?
  (にや)…面白そうだな、よってみるか…」
 
 異端の陰陽師「相模」よりおそらくは
 蟲サムライ「雷吼」とヨロイ狩り「さのえ」へ
 
 PS 「どう異端か?」というと芸術家というより
 学者・研究者に近いからです。
97年08月16日:16時35分39秒
やっぱり / ジョーカー
 一応夜まで待ってみよう。
97年08月16日:14時27分38秒
訂正 四人目だった / ジョーカー
 考えてみれば月夢さんの妖の少女がいるんだから四人目だわな、失礼。
97年08月16日:13時52分33秒
マジで三人目(敵味方問わず)求む(切実) / ジョーカー
 始まってからまだ二日になっていないのにこの状況。我ながら
 せっかちだなあ。あと三日も待てば入ってくる人も出てくるんだろうけど
 わしゃあこらえ性がないもんでのう。(ジジイモード)
97年08月16日:10時42分58秒
天羅の夏、金鳥の夏 / みだれかわ枕
>>#ラブラブちっくな展開なのか!?(爆)
>かゆー(笑)誰か三人目求む!このままでは間が保たぬ。(爆)
 本当にかゆい(爆)。この展開はマジで厳しすぎる(笑)
 三人目か、妖の少女みたいだということしか考えてなかったから……
97年08月16日:10時31分43秒
しかし / ジョーカー
 続きはどうしよう?むーん、昼まで待って動きがないようだったら
 敵ではないという方向で続けてみよう。
97年08月16日:10時15分24秒
そこまでいくとは思わなかった(笑) / ジョーカー
 ぬう、好意までいくとは!
 >#ラブラブちっくな展開なのか!?(爆)
 かゆー(笑)誰か三人目求む!このままでは間が保たぬ。(爆)
 
 まあ冗談は置いておくとして、雷吼のこの反応は今だからです。
 (この言い方は誤解を招くな)五年前までは、そうちょうど雷吼が
 今のさのえと同じくらいだった頃はこんな余裕は無かった。
 「一番大切なものの死」に絡めた色々があったもので。
 こいつも成長したもんだ。(しみじみ)ちなみに雷吼のさのえに対する
 接し方、いだく感情は年の離れた妹のようなものだと思って下さい。
 つまり女性として見ているわけでは無いってこと。(ををラブコメの王道)
 ついでに言うと「一番大切なものの死」も絡んだいます。
97年08月16日:02時35分06秒
「好意」 / みだれかわ枕
 おお、雷吼結構やさしいなぁ。じゃあ、感情「雷吼に対する好意(初級)」を取ることにしましょう(笑)。
#ラブラブちっくな展開なのか!?(爆)

「おい、誰だ。降りて来いよ」

 返事をするなら、ただの馬鹿。味方でないなら殺してしまえ。返事をしないなら、向こうの動きを待とう。さのえはそのつもりで誰何したのだが、頭の中のおよそ半分は、まったく別のことを考えていた。

(雷吼って、結構いいやつなんだよな。あたいが見てきた男の中じゃ、一番やさしい)

 戦場に生きてきたからか、さのえの知っている男は、余裕のない者ばかりだった。女だと馬鹿にし、慰みものにして、都合が悪くなると真っ先に逃げて、そして死んでいった。
 雷吼はさのえを一人前に扱う。彼女の技量を信用するだけでなく、欠点を理解して補おうとしてくれる。さのえがこういう男に会ったことは、今までになかった。

(いいやつだよな、ほんと)

 ちらりと雷吼の横顔を見ながら、そんなことを考えていた。普段ならこんなことはないのである。しかし、今は意識を集中しきっていなかった。
 わずかな。しかし、相手が達人であるならば致命的な、隙。

 ヨロイ狩り さのえから、蟲サムライ 雷吼へ

#少女漫画のような初恋の描写(二十歳にして初恋だったのか!?)も厳しいので、
#そろそろ『上の人』降りてこないかな(笑)
#それとも、「上の人などいない!(By 吉田戦車)」のか?
97年08月16日:00時59分24秒
それから / ジョーカー
 雷吼の因縁ですが、さのえを自分の背中を預けられる相手として認識しているので
 感情「さのえに対する信頼(初級)」を持っていることにします。
97年08月16日:00時33分35秒
なんと / ジョーカー
 先日15日なんとこの掛け合い所で一日に19件もの書き込みがあった。
 さすがにこれは記録だろう。
 ちなみにその内、某道化師の書き込みが12件。(爆)
 だははは、今日いや昨日は暇だったからなあ。
97年08月15日:22時18分46秒
真面目? / ジョーカー
 真面目かこいつは?(笑)まあいいや、とりあえず台詞を。
 
 
 刀を納めながら返事をする雷吼。
 
 「そうだったな。すまん、こっちも言い過ぎた」
 
 「それ」を忘れていたことを詫び、軽く頭を下げる。子供のように
 言葉を濁すさのえを見て
 
 「誰にだって嫌いなものはあるさ、気にすることはない」
 
 軽くぽんぽんと彼女の背中を叩き、苦笑しながらそう言うと、言葉を続ける。
 
 「それに街道で奴を捕らえられなかったのは俺の落ち度だ。
 あそこで逃がさなければ森の中にわざわざ入ることも無かったのにな」
 
 頭を巡らし「獲物」が消えた方に目をやる。
 
 「だから気にするな、お互い様だよ。だがここまで追いつめたんだ。
 もう少しの辛抱だ」
 
 そこに木の枝が不自然に揺れる音が聞こえ、さのえが怪訝そうな声を上げる。
 音がした方を目を細めて見ながら雷吼が相槌を打つ。
 
 「さあなあ、猿を追っかけてきた覚えは無いんだが」
 
 利き腕を懐にそっと差し込みながら、さのえにささやく。
 
 「気を付けろ、この森は『何か』がいるぞ。さっきから妙な気配を感じる……
 こいつがそうかどうかは分からんが」
 
 油断無く構えながら低い声で注意を促す。
 
 蟲サムライ 雷吼   ヨロイ狩り さのえに向かって
97年08月15日:20時43分12秒
「弁解」 / みだれかわ枕
相方は真面目そうな青年か、燃えるっ!
#何がだろう?(笑)

 必殺の気迫を込めた八連斬甲刀は、止まった。その膂力もさる事ながら、この森の中、さのえの斬撃に反応して刀を割り込ませることの出来る雷吼のすばやさは、驚嘆に値する。

「そっちこそ何しやがる! 獲物が逃げちまうだろうが!」

 刀どうしのぶつかり合った音が、森の中に響いている。そうこうしているうちに、さのえの前方の気配は消えてしまっていた。

「それに、殺すなぁ? 別に殺したって……あ」

 短気な娘は、ようやく思い出したらしい。殺してはいけないのだ。
 大きな『小太刀』を背中のさやに戻しながら、さのえは気まずそうに幅広の布を巻いた頭を掻いた。つまり、刀を片手で扱えるということで。こちらの膂力も、常人ばなれしている。

「つい、な……暗いもんだからいらいらしちまって……知ってるだろ、あたい暗いの嫌いだって。それで、だから……」

 さながら、子供の言い訳。少しうつむき加減で雷吼に弁解する様は、大きくなった『子供』そのものだった。
 その『子供』さのえが、顔を真っ赤にして最後に一言。

「……ごめん」

 そのとき。
 頭上の木が動いた。見上げつつ身構える。木々の先は闇の中に消えている。その闇の中、何かがいる。
 闇。さのえは、また少しいらついた。

「なぁ、『獲物』って、木登りが得意だったっけ?」

 ヨロイ狩りさのえから、蟲サムライ雷吼へ。

 さのえの因縁は、アーキタイプのものに加えて、『闇に対する恐怖(初級)』です。この森にいると、気合が稼ぎまくりなのか?(笑)あと、頭に巻いた幅広の布って、バンダナみたいなものだと思って下さい。海賊巻きしてるようです。
 しかし、上にいるのって、妖の少女? 他の追手? それとも木登りの得意な『獲物』?(笑)
97年08月15日:15時51分43秒
考えてみれば / ジョーカー
 未だに獲物がどんなのだか明らかになっていないぞ。(笑)
97年08月15日:15時45分57秒
なるほど / ジョーカー
 追われる身、追っ手パターン(勝手に命名)ですね。どっちをやろうかなあ…
 追っ手かな。
 
 一人の男がいた。森の中を抜き身の刀を下げ、顔をしかめたまま歩く男が。
 年は20代半ばだろうか、その心得があるのか足音を抑え、鬱蒼と茂った森の中を
 進んでいく。
 
 (やーな雰囲気だぜ…、妖の匂いがぷんぷんすらあ。
 大物じゃないといいんだが……)
 
 しかめっ面の理由は大半がそれで占められているようだ。だがそれだけでもない。
 
 (なーんかあっちから不穏な気配がする。さのえの奴生け捕りにしろって
 言われたの忘れてんじゃあるめえな)
 
 彼の意識は「獲物」だけではなく、彼の左の方にいるはずのさのえの方に向いている。
 彼女とはある程度旅を共にしてきて大体の人となりはつかめている。
 と言っても三ヶ月ほどだが。ある依頼で集められた人間達の中に
 自分がいて、彼女がいた。もっとも、短気であるという性格の一要素を
 把握するのに三ヶ月も要らなかったが。そんなことを考えている内に
 左の方、さのえのいる方から殺気が膨れ上がるのを感じる。
 
 (やべえ!やっこさん殺る気だ!!)
 
 「獲物」の位置、さのえの位置は気配で分かる。そしてさのえが
 殺気をみなぎらせながら「獲物」に襲いかかるのも。
 
 「チィッ!」
 
 思わず舌打ちを漏らしながら茂みを突き破り、さのえと「獲物」の間に
 割って入る。だが勢いのついた八連斬甲刀は止まらない。
 かろうじて刀を滑り込ませ、火花を散らしながら受け止める。
 受けた刀に伝わってくる斬撃の勢いが、手加減のない、まさに必殺の気合を
 込めていることを如実に語る。
 
 (んっとに物騒な娘だ。よくあんな細い腕でこんなもん振り回せる…
 ってそうじゃねえ!)
 
 自分より頭一つ以上背の低い、さのえに向かって怒鳴りつける。
 
 「阿呆かお前はっ!!殺っちまってどうすんだよ!んなことしたら三ヶ月が
 水の泡じゃねえかっ!このたわけ!!」
 
 口調は和らげるが、そのまま一息に畳みかける。
 
 「それに言わなかったか?俺の前で無駄な殺しをするんじゃねえってよ」
 
 蟲サムライ 雷吼(らいこう)  ヨロイ狩り さのえに向かって
 
 ちょっといじってあるけど大方はアーキタイプと同じです。
 因縁に禁忌「無駄な殺しをしない(中級)」があります。早速気合を稼いでるし。(笑)
 また追っ手は当然二人だけではないはずです。
97年08月15日:14時33分15秒
登場 / みだれかわ枕
 ということで、参加です。
 シノビのつもりでしたが、ヨロイ狩りで「れっつとらい!」(爆)

 何が潜んでいるのかわからない森。空は見えず、風は湿り気を持っている。そんな中を、煤けた胴丸に身を固めた女が歩いていた。お世辞にも優雅な歩みとはいえない。
 彼女−『さのえ』という−は、己の身の丈よりも大きな武器を呪っていた。それに頼らねば生きていけないこともよく判っているのだが。しかし。
(くそっ、なんであたいがこんな森の中に出張ってこなきゃなんないんだ!)
 持っているのは八連斬甲刀。要するに、ヨロイ用の小太刀である。森の中で振り回すには大きすぎる。それに、いま彼女が追っているのは、生身の人間。鶏をさくのに……というやつだ。
 さのえ達は、『獲物』を包囲しつつあった。『獲物』を追いはじめて、はや三月。はるか遠くの国から追ってきたから、この森が『主の森』だということなど知りもしなかった。
 前方で物音。人の気配。
(見つけたぁ!)
 刀を構える。『獲物』は生きたまま連れて来いと言われているが、さのえはそのことを失念していた。森の中でずいぶんと苛立っている。見れば、彼女の顔にはこの森でつくったらしい引っ掻き傷がたくさんあった。古い傷も多い。それさえなければ、美人で通る整った顔だ。その顔が、一つの感情でいっぱいになる。殺意。
(暗いところは嫌いだ。さっさと終わらせる!)
 唾を飲む。一撃で終わらせるつもりの時には、いつもこうしてしまう。昔からの癖。そう、ずっと昔からの。
 枝やら何やらが邪魔で、『獲物』の姿は見えない。しかし、すぐそばだ。

 ヨロイ狩り「さのえ」から、まだ見ぬ前方の人物へ
#いや、前にいるとは限らないかも(笑)


 さのえは、見ての通りのヨロイ狩り。アーキタイプそのままです。すこし因縁いじっていますが。それでは、よろしくお願いします。
97年08月15日:14時30分22秒
Re:うんにゃ / みだれかわ枕
>出来ないってのはその逆です。RPGだけでは難しいと言う書き込みだったはず。
 なるほど、そうでしたか。失礼いたしました。
97年08月15日:13時35分30秒
うんにゃ / ジョーカー
 >#いや、プレイが出来ないって書き込みがあったような……禁句?
 
 出来ないってのはその逆です。RPGだけでは難しいと言う書き込みだったはず。
 単にあればその方が深いところまで可能だと言うだけ。追加アーキタイプも
 載っているし。
97年08月15日:13時20分08秒
破産 / みだれかわ枕
 もう行ってきちゃいました。でも、ビジュアルブックだけ。所持金残り1000円
#あはははは……
 ところで、やっぱりビジュアルブックだけでもプレイは出来るような気が……
#いや、プレイが出来ないって書き込みがあったような……禁句?
97年08月15日:11時34分18秒
ををを / ジョーカー
 ついにこの天羅関連の掲示板での最速レス記録、五分が破られたか。
 三分とはさすがに破れる気がしない…何張りあってんのかね俺は。
97年08月15日:11時26分25秒
しまった! / ジョーカー
 ちちいっ!追伸が間に合わなかったか!
97年08月15日:11時24分26秒
追伸 / ジョーカー
 ビジュアルブックだけなんてことを言わないでRPGもソースブックも
 シナリオ集「吸血姫」も買いましょう。なあにたったのお値段一万円ですよ。(爆)
 ………まとめ買いすると随分高いんだな。気付かなかったぞ。
 
97年08月15日:11時21分04秒
お金握り締めてダッシュだ! / みだれかわ枕
 お許しが出ましたので(笑)ビジュアルブック買って来ます!
97年08月15日:11時18分43秒
どうぞどうぞ / ジョーカー
 歓迎しますよ、みだれかわ枕さん。(^^;ただシノビは子供が作れないんで
 少女をやるには少々ヘビーですけどね。
97年08月15日:11時13分44秒
参加してもよろしいでしょうか? / みだれかわ枕
 こちらの方では、はじめてです。新しく始まった妖の女の子の方に参加したいのですが、よろしいでしょうか? シノビの少女がいいなぁと思っています。OKでしたら、今からビジュアルブック買ってこようかなと(爆)
97年08月15日:10時56分59秒
もっとも / ジョーカー
 滅光が歪(黄泉)を捕まえた直後に炎に話しかけてしまったから台詞の返しようが
 無かったのか。そのまま消えちゃったしね。難しかったのは確かか。
97年08月15日:10時36分54秒
RE:おーい・・・・・・・ / ジョーカー
 そうかそれでマルコキアスさんの書き込みが止まっていたのか。
 あのですね、差し出がましいようですが、掛け合いは受け身では成り立ちません。
 相手に台詞なり行動なりを起こされたらこっちからも起こし返さないと
 話が繋がっていかないので、どんどん返していきましょう。
 この掲示板での掛け合いは基本的に自分から格下に位置付けない限り
 キャラクターの力は同等なんです。たとえば夕霧に対して
 亜夜と沙夜は力が劣っています。これは娘という設定だから。
 玄屋と琴音の関係もそうですね。また枯蔦と少女も力の差があります。
 そういう設定にしているから。でも夕霧と枯蔦、蜘王の間に差は
 さほど無いはずです。仮にあったところで気合があるんですから。
 滅光と歪、黄泉もまた同じ。だから一方的に捕まっていなければいけない理由など無いんですよ。
 思惑があるのなら話は別ですけどね。
 
 すいません、最初の方でこれを書いておくべきでしたね。
 滅光、歪、黄泉の間の掛け合いが止まった時点で。
97年08月15日:07時27分57秒
おーい・・・・・・・ / マルコキアス
あのー僕のキャラ、滅光に捕まったままなんですけど・・・・。
97年08月15日:01時18分12秒
Nastyさん、Sylpheedさん参加するチャンスですよ。(^^; / ジョーカー
 何せほとんど何も決まっていない状況ですから、何書こうが
 自由です。(笑)まあ、さすがに基本設定の無視はまずいですが。
 僕は傀儡師でもやってみるかなあ。
97年08月15日:00時59分37秒
さてどうしよう / ジョーカー
 現在tomyさんが不在な以上、動けるのは香と琴音と暁雲だけなんだけど
 琴音は月夢さんが言っているように蜘王と戦えるほどの力は無い。
 暁雲は戦えない訳じゃないけど一人で動きまくっているから
 役は譲りたい。となると香しかいないんだけど……この前(11日)の書き込みに
 桂さんの反応が無い。覗いていないのかな?
 
 あ、そうそう暁雲が琴音に返事してから着陸するまでにしばらく
 あるんでその前の掛け合いをしたければ今の内ですよ。月夢さん、タイガさん。
 言わずもがなではありますが。
 
 それから新しい話題ご苦労様です、月夢さん。
 どうしますかね、こういう場合パターンとしては追われる身と追っ手
 迷った、目的があって入ってきた、地元民ではないので
 知らずに入ってしまった等々があるんですが。あ、重複しているのも有りか。
97年08月14日:23時45分19秒
あ、しまったかも / ジョーカー
 玄屋がいるところがかなり開けていないと、この式降りられないぞ。
 こいつは大ヨロイの数倍強の大きさがあるから。って言っても
 森の中なんだから無理だよなあ。でも6人を楽に乗せられる
 式となると、どうしても大型化は避けられなかったし。
 結局は同じか。仕方がない、気は進まないけど力技でいこう。
 
 「承知」
 
 琴音の言葉を受け、式の高度を下げていく暁雲。それと同時に、しばし目を閉じ
 付近の気配を探知する。脳裏に浮かび上がる周囲の状況。
 この先に七つの気配。一つは琴音が先ほど打った式、三つは
 ほとんど重なり合って感じられる式。おそらくは琴音が口にした武者とやら。
 二つは一人の人間と式。これも重なり合っているようだ。まず間違いなく
 サムライだろう。そして最後の一つ。怪我でもしているのか
 気配が若干弱く感じる一人の人間。。これが琴音の父親、玄屋だろう。
 わずかな間にそれだけの情報を収集し、目を開く。そして首を鳴らしながら
 緊迫感の無い口調で琴音に話しかける。
 
 「そういえば言ってなかったのう、儂の名前は暁雲という。
 さん付けでも呼び捨てでも一向に構わん。じゃがお坊様は
 勘弁してくれんか、わしゃただのナマグサじゃよ。そんな言われ方をされると
 こそばゆくてしょうがないわい。ふぉっふぉっふぉっ」
 
 場にそぐわぬ笑いを収めると、一転して真面目な顔になる。
 
 「琴音さんや。場合が場合じゃ、緊張するのはよく分かる。
 だが気負い過ぎると身体が硬くなる。助けられるものも助けられなくなる。
 もちっと肩の力を抜いた方がええじゃろう」
 
 「それでな、話は変わるがこの式は図体がでかい。
 降りるならば広場にしたいんじゃが、そんな暇も無かろう。
 という訳でちょいと荒っぽい着陸をするんでしっかり掴まっておれよ。
 気を抜くと落っこちるぞい」
 
 二呼吸もしない内に式が激しい揺れに襲われる。森の中に
 着陸するために、式が木々をへし折りながら降下しているのだ。
 やがて木の枝が千切れ、幹が折れる騒々しい音を立てながら式が地面に降り立つ。
 そして乗るときのように尻尾が女性達を地面に降ろしていき
 最後の沙夜が降り立つと式は役目を終え、紗に帰っていく。
 それを横目で捉えながら五、六間(9m強)ほど離れたところで
 対峙している――いや、していたというのが正しいだろう。いきなり
 このようなことが起きればさすがに戦いも中断する――蜘王と玄屋の方に顔を向ける。
 
 「ええ月じゃ。それにええ調べじゃ。そうは思われませんかお二方」
 
 のんきな口調で二人に話しかけながら無造作に近づいていく暁雲。
 式の破壊活動のせいで森の天蓋に穴が空き、見事な月が
 空に浮かんでいるのが分かる。
 そしていつ終わるとも知れぬ調べもまた、風に乗って流れてくる。
 暁雲は腰の瓢箪(ひょうたん)を取り外し振ってみせる。中身が何かは言うまでもない。
 
 「いい酒もある。こんな夜に命のやりとりをすることもあるまい。
 月見酒というのもおつなもんじゃよ」
 
 その飄々とした声を聞きながら香は思い出す。いつでもこの人は
 こうだったことを。それが追い剥ぎだろうが何だろうが。
 妖相手にすら酒を勧めた。その相手の末路は様々だったが……
97年08月14日:19時08分02秒
一応話題をふっとこう / 月夢
 妖ルール記念と称して(笑)新しく始めますか、妖からスタートしてみましょう。
 
 
 とある土地、とある深い森、地元の者は主の森と呼び恐れを抱いて踏み込む事を決してしない森の中、一人の少女が、何気なくぶらぶらと歩いていた、その歩みには何の不安もなく、その表情にはかけらほどの怯えも含まれていない。
「はあー、退屈よねー、こんなところで過ごすなんて」
 どこに何が潜んでいるかも見当がつかないと言うのに、少女は現在の状況を退屈の一言できってしまう、よほど腕に覚えでもあるのか、それとも、
「かといって主様は森から出るにはまだ早いと言うし、人間たちは恐がって入ってこないし、なーんもする事ないのよねー」
 欠伸などをしながら少女は無目的に散策を続ける、無造作に歩いていながら足音は少しも聞こえず、辺り一面に繁茂する木も草も彼女の柔らかな肌には一つの傷も作っていない、そもそも歩きにくい事このうえない森の中を彼女は平地を歩くかのごとき早さで進んでいるのだ。
「しかし、こう暇だ・・・」
 まだぶつくさなにかを呟こうとした少女の顔が一瞬引き締まる。
「ふーん罰当たりが忍び込んだかな?」
 少女の目がきらきらと輝き、楽しげににこっと笑うと目をつぶり意識を集中させる。
「一人じゃないなあ、遠くてよくわかんないけど、何人かいるみたいだね」
 しばし考え込むような顔をしたが、
「ま、いってみればわかるでしょう」
 ごく単純にあっさりとそう結論づけると、ひょいと一跳びで木の上に跳びのり、木々をつたって音のする方へと進んでいった。
 
 
 
 という事で妖の少女です、設定はまだ考えてません(おい)ま、狐狸系列に落ちつくと思いますけど、結構霊格の高い一族だと思ってください、本人まったく自覚ないですが。
 この少女現在好奇心の赴くままに行動していますので、あんまり物考えません、以上。
 なお、森に入ってきたのは複数という事意外、いっさい考えてませんので早い物勝ちでどうぞ。
97年08月14日:18時45分19秒
何とか続いてるねえ / 月夢
 長期休暇でもうちょっと止まるかと思ったけど、ジョーカーさんが何とかつないでくれてるなあ、助かります。
 どーしますかね、本当に、タイガさんいるからしばらく玄屋かましておいてもいいけど、やっぱり長くはもたんだろうから、夕霧一行の到着待ちかあ、でも琴音は玄屋以上の戦闘力はありえんし、他の方が参戦できるかどうかだな、きびしいかな?
 うーん、一応そろそろ琴音に見付けさせときますね。
 暁雲の打ちだした式の上で集中していた琴音が急に声をあげる。
「お父様!!」
 玄屋を捜すようにやや低めの位置を飛ばしていた式がついに玄屋をみつけたのだ、が、
「お坊様、降ろしてください!お父様が戦っています」
 式でざっと見ただけでも怪我をしている事がみてとれる玄屋の目の前で戦いが繰り広げられている、片方は見た事のないサムライらしき相手、もう一方は、
「お父様の武者・・・それだけの相手という事ですか・・・」
 琴音は小さな拳を握りしめ、大きく息を吸い込むときっと前を見据え、もう一度、
「お願いします、降ろしてください」
 決意を込めてそう告げた。
97年08月11日:02時43分09秒
ううう、困ったな / ジョーカー
 蜘王と玄屋が戦っているところにいつかは夕霧達が到着しないと
 いけないんだけど、その時に誰が動くんだ?tomyさんはいないし
 このままでは亜夜と沙夜の影がどんどん薄くなってしまう。
 琴音は月夢さんが動かすだろうけど…っつー訳で。この先の展開は
 香に掛かっています。桂さんがんばってね。(無責任)
 おそらく暁雲はギックリ腰かリュウマチ、あるいは痛風で
 行動不能になると思いますので。(笑)
 
 それから夕霧達の乗った式はもう、いつ玄屋達のところに
 辿り着いてもおかしくないのでその場面は月夢さんの任意で
 演出して下さって結構です。最初に玄屋に声を掛けるのは
 琴音でしょうし。っていうか夕霧達に先行して琴音の式が
 飛んでいるので必然的にそうなる。てなことを書いていますが
 別に今、留守にする訳じゃないです。ただ27日から合宿で
 1週間ほど書き込めなくなりますけど。
97年08月10日:19時14分24秒
ようやく帰ってこれた… / タイガ
 タイガです。
 皆さんお久しぶりー、って別にそれほどでもないか。
 
 なんか先週いっぱい(昨日まで)インターネットに接続できなくて…
 長い事止めてて申し訳ないです>月夢さん
 では。
 
 三位一体の式「武者」を前にして蜘王は
 「前にもこういう式を出してきた奴がいたな…」
 と、呟いた。
 「だが…」
 言いかけた蜘王の言葉を遮るように不可思議な曲が流れてきた。
 森そのものが歌っているような「曲」
 蜘王がそれに気を取られたようにしばらく止まる。
 だが、意志を持たぬ式は蜘王の隙を見逃さずに切りかかる
 「おおっと」
 ぎりぎりでそれを避けた蜘王は
 「同じ『芸術』でも共感ってのを知らねぇんだな、式ってやつぁ」
 と、からかうように言って、視線を戻す。
 「強いってんならそれなり準備はするか…」
 サムライと戦鬼蟲が目覚めた…。
 
 蟲サムライ(?)「蜘王」から陰陽師「玄屋」へ
 
 PS 僕もこの手の式は使った事があります。
    でも、使い時が悪かったため、GMが興ざめしてました。(非難してるわけじゃありませんよ)
    なんせほかのPCの獲物に使ってしまい「横からいきなり波動砲(だったかな?)を打たれたような気分だ」と言われました
97年08月09日:10時46分47秒
考えてみると / ジョーカー
 このアヤカシはただ単に周囲にいたものが修羅刀に引き寄せられただけにしては
 数が多いし、強力だなあ。これは神宮家がこの国の国力を疲弊させるために
 送り込んだ攪乱因子なのかも?運び方は明鏡に封印して、近辺で解放する。(^^;
 まあこういう解釈もあるということで。
 
 ちなみに炎の演奏はあの少女が曲の切れ目にでも向こうから
 声を掛けてくるまでは止まりません。(笑)警戒心を極力なくすには、相手に
 こちらに対して興味を持たせること。名付けて「天の岩戸」作戦。(笑)
 要するに炎がやっているのはアメノウズメの役です。踊っているわけじゃないけどね。
 タヂカラヲもオモイカネもいないけど何とかなるでしょう。多芸多才だから。
97年08月08日:18時49分13秒
ちょっとやりすぎたかな(汗) / ジョーカー
 まあこれをどのように受け取るかはその人(キャラクター)次第です。
 少なくとも催眠術の要素は入っていないのでこれはただ素晴らしい(特級レベル)だけの音楽です。
97年08月08日:18時45分05秒
ちょっとお遊び(おまけ)を / ジョーカー
 しばらくすると曲の調子が変わり、それに応じて聴衆がそれぞれの楽器を用いて
 演奏に加わる。鳥達はその喉を、虫達は羽を摺り合わせ、木々は枝を揺らし
 葉ずれの音をもって。楽器を持たぬ獣達は指揮者たる炎の周りに集い
 曲に合わせて身体を揺らす。狩人たる狼や狐、山犬も。いつもは獲物に過ぎない
 兎も鹿も狸や鼠、栗鼠までも。音色は飢えすらも満たし、いつもの彼らを忘れさせる。
 獲物を求め徘徊する日々を、狩人の手を逃れ生き延びる毎日を。
 
 その唱和は遥か遠くまで響く。陰陽師と向かい合う蟲サムライの耳にも
 その相手の陰陽師にも。父の安否を気遣い、父の元へ急ぐ少女にも。
 過去の亡霊と対決するために心を決めてきた女性にも。自らを
 人形と固く信じる少女達にも。復讐を心に定めた青年にも。狂おしいまでに
 何かを求める1人の陰陽師にも。彼女を主とする、鬼の魂を宿すからくり人形にも。
 守るもののために、文字通り魂を削って戦う青年の心にも。尽きせぬ怨念に身を
 焦がす、一本の刀に宿る鬼の魂にも。…そして遥かな昔に人ではなくなってしまった
 1人の僧の耳にも。
 
 「ほう…あやつも変わったようじゃのう…」
 
 
97年08月08日:17時56分26秒
で最後だ / ジョーカー
 進んでいくと木と木の狭間で座り込み、幼子のように泣いている少女が
 見えてくる。
 
 (いきなり話しかけたところで、怯えさせるだけか…)
 
 太刀を少女に見えぬよう、怯えぬよう腰から外して地面に置き
 懐から漆塗りの横笛を取り出し唇に当てる。
 
 (ではこうすることにいたしましょう…)
 
 その顔は先ほどとは違い、気品すら感じさせる。流れ出る旋律は
 けして大きなものではない、やもすると風にかき消されそうなほど。
 だがそれにもかかわらず、その音色は確かに少女の心に響く。
 嵐に揉まれる小舟のように、吹き荒れる感情にただただ押し流されていた心が
 ゆっくりと落ち着きを取り戻していく。やがて心の水面は波も収まり
 鏡面のように滑らかになっていく。あの人と離れていることによる
 さざ波は消えはしないが、訳の分からない悲しみに振り回されることはもはや無い。
 少女が泣くことをやめても旋律は止まらない。修羅刀とあの怨霊の放つ瘴気と怨念に
 ざわめいていた木々も、怯えていた獣も鳥も、そして目には見えぬもの達も。
 たった一つの楽器による演奏に聴き惚れ、森の中は風に揺れる
 木々の葉ずれの音と笛の音色だけが響き渡る……。
 
 炎
97年08月08日:17時20分45秒
そんで続き / ジョーカー
 頼まれたもののやっぱり他の人の持ちキャラを勝手に動かすのは
 気が引けるので双角にも行方不明になってもらいます。
 再登場するときは番長フレームを1消費して下さい。(笑)
 
 森の中を進む内に炎の耳に泣きじゃくる声が聞こえてくる。
 それを聞いた炎の顔はしかめっ面になっている。
 
 「これは、別の意味で厄介になってきたな…」
 
 そのまま進んでいくとこちらに向かって、つまり枯蔦がいるほうに向かって
 双角が森の中を抜けていくのを見つけ呼び止める。
 
 「何をしている?……何、修羅刀が近づけばあの娘の魂が
 砕けるだと?まあそうだろうな。で、何故お前さんがそんなことを気にする?
 ……似ている?誰にだ?……よくわからん?だが守ると。ふうむ意外と
 お人好しなんだな、お前さんは。まあそのことについて特に文句は
 無いんだが。俺もあの娘に用があるからな。だが今あの修羅刀を
 持っている男は怨霊と戦っている。法力を持たぬ者が行ったところで
 取り憑かれるだけだぞ。金剛機と言えど心までは鋼で出来ておらんしな。
 で、使えるのか?……持っていないか。よしあの娘は俺が引き受けよう。
 その代わりお前さんはあの別嬪さん、お前さんの麗を追ってくれ。
 いきなり飛んでいってしまったんでな。金剛機ならば追いつけるだろう」
 
 双角は首をわずかに縦に振り、了解の意を示すと先ほどとは別の方向に消えていく。
 それを見送った炎は顔をしかめたままあの娘の方に歩を進める。
 
 「怨霊などよりこっちの方が遥かに厄介だな…」
 
 そうぼやきながら。
 
 炎  双角に向かって
97年08月08日:16時46分31秒
このアヤカシは / ジョーカー
 怨念と妄執、嫉妬その他諸々の負の感情に突き動かされています。
 はっきりって法術特級でも説得する事は不可能です。道は
 強制成仏だけだと思って下さい。果てしなくサイコになってしまいましたが
 まあ怨念を抱えて死に、長い時を過ごしてきた怨霊達です。こんなものでしょう。
 では炎を動かしましょう。
 
 隠形を掛けたままでアヤカシと修羅刀を手に戦う枯蔦を眺める炎。
 
 「要領の悪い奴だ。」
 
 完全に気配を消しているためにアヤカシに気付かれず見物を続ける。
 見ている内に消耗してきた枯蔦は勝負を賭ける。アヤカシを
 一つにまとめ一騎打ちにでたのだ。法術を修めた炎には魂だけになって
 アヤカシと戦う枯蔦の姿がはっきりと見える。そして無防備になった
 枯蔦の肉体と地面に突き立っている修羅刀もまた。
 
 「ここで息の根を止めるのは簡単だ…。修羅刀を奪うのもな。
 だが一騎打ちの邪魔をするような無粋な真似は好かん。
 そのようなつまらん真似をするようなら、滅びた方がまだましだ。」
 
 しばし沈黙しなにやら考える。
 
 「ああなると気力の問題。だが先の戦いの後ではいささか分が悪い…。
 ふむ、では発破を掛けてやるか……」
 
 そうつぶやくと森の中に再び消えていく。
 
 炎
97年08月08日:15時41分24秒
う、かなりマズイ事態に / ジョーカー
 修羅刀を持った枯蔦がアヤカシに乗っ取られたら……
 まづい。あまり質がいいアヤカシじゃなそうだし。身体を返してはくれないだろうなあ。
 元々暁雲が動き過ぎだったんでアヤカシの相手をさせて置いて
 その代わりに夕霧達に動いてもらおうと思って出したんだけど。
 
 さすがに予期せぬ事態だ。いや読みが甘かっただけか。どうしよう(思考中)
 ………………………………………………………………
 まあいいやとりあえずアヤカシ(集合体)をやってみますか
 
 不快な力が私を、俺を、ぼくを、あたしを、儂を一つにしていく。
 その姿は巨大な肉塊に似ている。だが違うところは表面に
 顔が―老若男女を問わず―浮かんでは消えていくこと。一部が盛り上がり
 腕のように伸びたかと思うと次の瞬間には無数に分裂しその先には
 幼子の手、若い女の手、干涸らびた手、手、手、手。
 そして巻き戻していくように一つの腕となりまた肉塊の中に戻っていく。
 宙に浮かんでいるかと思うと下部から突起がのび、一本の足になる。
 それは分裂し、乳飲み子のような短い足になったかと思うと
 幾つにも分かれ数十本の蜘蛛のような剛毛の生えた脚になる。
 だが瞬きほどの後にはそれは芋虫のような脚に変わる。そして
 腕と同じようにやはり肉塊の中に戻っていく。片時も同じ形にとどまらない。
 そして規則性は一欠片もない。まさに何がなんだか分からないもの
 アヤカシの名を体現するように。
 
 (これは何だ)(何事だ)(これは?)(何がどうしたの)(何で?)
 (一つに)(ひとつに)(くっついてる)(ひとつになったのか)(融合したようじゃ)
 (あの男がやったのか)(あの野郎が)(あのお兄さんが)(あのおっちゃんが)(あの若造が)
 (クククこれは好都合)(力が湧いてくる)(好都合ね)
 (あの刀)(そうだあの刀だ)(あれを手に入れれば)(あれを核にすれば)
 (力だ)(さらなる力)(もっと強くなれる)(彼奴を殺せる)(全てを壊せる)(全てを殺せる)
 (おのれ忘れるものか)(俺は最強になる)(よくも裏切った)(よくも父ちゃんを)(よくもせがれを)
 (許さぬ)(許さないわ)(何故これほどまでに)(俺が何をした)(力があれば)
 
 (((((そうだ力があれば)))))
 
 (俺は誰にも負けぬ)(私を殺した奴に復讐を)(あたしを裏切ったあの男に)
 (父ちゃんの仇が)(せがれが何をした)
 
 (((((我らが何をした)))))
 
 (鬼であることが何故悪い)
 (強さを求めて何が悪い)
 (権力を求めて何が悪い)
 
 ((((((((何故にここまで苦しまねばならぬ))))))))
 
 (この世界が悪いのだ)(天羅が)(領主達が)(名代が)(お侍が)
 (全てが)(そう全てが)(全部が)(みんなが)(人間が)
 (殺せ)(焼け)(犯せ)(みんな嫌いだ)(寄るな)(近づくな)
 (壊せ)(全部だ)(焼いてしまえ)(壊してしまえ)(みんな殺してしまえ)
 (俺を認めぬ奴らを)(私を認めなかったこの国を)(儂らを認めない人間共を)
 
 (((((我らを認めぬこの天羅を)))))
 
 (全てを殺せ)(全てを壊せ)(全てを灰にしろ)(形あるものの全て)(生あるものの全てを)
 
 (((((((((我らの苦しみを味合わせよう)))))))))
 
 (全てに死を)(全てに滅びを)(全てに終わりなき苦しみを)
 (そのために)(そのためには)(力を手に入れるためには)
 (この男が)(この野郎が)(この兄さんが)(この若造が)
 (邪魔だ)(邪魔ね)(邪魔するな)(まずは手始めに)
 (こやつの身体を奪え)(こいつを支配しよう)(こいつの肉を隠れ蓑にしよう)(暖かい身体を)
 (おのれうらやましい)(おのれ妬ましい)(無くしてしまった身体)
 (奪ってやる)(奪ってやる)(奪ってやる!)
 
 アヤカシ  枯蔦に向かって
 
 
 
 
 
97年08月08日:11時26分30秒
休み期間中につき完全に不定期(爆) / 夜光
  さてと、枯蔦の前には百鬼夜行が繰り広げられ...少女の前では今にも戦いになろうとしてる
 と、滅光は行方不明のまま.... じゃあ、ちょっと枯蔦に派手目に動いてもらいましょう。
  来てる人達もいますしね。
 
  目の前には何もいなかった...そう...先ほどまでは。ならば今はどうか?
  目の前には生き物とも妖怪とも怨霊ともつかぬものたちがあふれていた。
  それらは彼の持つそれに引きつけれらているのだ。
 「倒しても倒してもきりがねえか....」
  青年の額に球のような汗が浮かび吐く息も荒い。その背中を飾っていた
 翼も今ではそのかいもなく地に崩れ、霧散してしまっている。
 「どきな...俺はいかなきゃいけねぇんだよ....」
  青年はそれを振るいそれらをなぎ倒す。幾千幾百どれほどそれらを虚空
 へと追いやったであろうか。時が過ぎる焦りと、自らのふがいなさに青年
 の体に疲労が蓄積していく。
 「時が惜しい...しかたねえ...いくぜ」
  青年はそれを大地に突き立てた。大地がなき木々がさざめく...それらの
 動きがつかの間止まる。
 「大地に降りし汚れ神。なれぢお天上にて一切の不浄を清めし御方よ...」
  それは神々に対する祈り。自らの内奥を呼び覚ます力。
 「我に御力貸し与え賜え」
  巨大な場が形成される...それらはただ一つの異形となり。青年は肉体の
 枷をはずした。
 「俺が消えるかおまえらが消えるかだ...」
  
  銃槍使い 枯蔦  林の中で
  
  法術の精神戦闘を多数のアヤカシ相手にかけたものです。ですから肉体は
 仮死状態となっています。  
97年08月07日:23時01分12秒
暇に飽かせてこんな事をやってみました / ジョーカー
 天羅関連の掲示板で掛け合いをやっている人々はいつ泥沼にはまったのか。(笑)
 判断基準としてはAという人が書いた台詞にBという人が台詞を返し
 さらにAがBの台詞に対して台詞を返したものを掛け合いと
 認識します。また認識するのはAからではなくBからとしました。
 何でこんな面倒なことをやったかというと、決め台詞とごちゃごちゃに
 なってもっと面倒になりそうだったからです。それに掛け合いの
 起点となった台詞は性質が決め台詞に近く、厳密に言うと掛け合いとは
 言い難いので。
 
 
 97年01月18日:22時17分26秒
 僕から かめちさんへ
 
 97年01月20日:09時55分20秒
 かめちさんから 僕へ
 
 97年01月20日:12時23分48秒
 Nastyさんから Sylpheedさんへ
 
 97年01月21日:09時14分10秒
 Sylpheedさんから Nastyさんヘ
 
 97年01月23日:13時37分37秒
 夜光さんから 僕へ
 
 97年02月17日:14時57分31秒
 月夢さんから Nastyさんヘ
 
 97年02月19日:16時14分34秒
 tomyさんから 月夢さんへ
 
 97年04月07日:08時52分56秒
 タイガさんから 月夢さんへ
 
 97年04月11日:15時24分53秒
 桂さんから 僕へ
 
 97年04月21日:18時45分57秒
 空飛ぶハイエナさんから 夜光さんへ
 
 97年06月03日:01時47分32秒
 マルコキアスさん  特に対象はいない
 
 こうしてみると最初に一気に5人入って、その後一ヶ月ほどして2人。
 一ヶ月半ほど後に3人バラバラに入り、やはり一ヶ月半ほど空けて
 1人という感じですね。そしてここ二ヶ月ほど新規の人は入っていません。
 統計学的に言うと(嘘付け)そろそろ1人入るかな?
97年08月07日:18時47分43秒
了解しました / ジョーカー
 しかし活力がそんなにあると削りきるのが大変だなあ。ただでさえ
 戦闘型式はそうなのに。下手するとこれは助けが要らないかも知れない。(笑)
 甲蟲の糸って武器修正低いしね。
97年08月06日:03時02分35秒
鎧について / 月夢
 えーと私鎧式については実は反撃いっさい考えてませんでした、ただ削られるだけの哀れな奴と思ってました(笑)。
 ですから活力が増えるだけと言うのは適切ですね、ただ私が言いたかったのは必殺の一撃というのは肉を斬らせて骨を裁つみたいなものと思ってましたので、鎧式の活力で全部相手の攻撃を受けて(端からみれば本人に敵の攻撃が当たったように見えると思います)こちらからの攻撃は完全に相手に当たるという状況はかなり卑怯かなと考えていたのです。
 式を動きを制限しない鎧にしておけば必殺の一撃を撃つのに支障でなくなりますし、必殺の一撃打ち合えば単純に活力勝負になりかねないなあと思った訳です。
 が、天羅はウ゛ィジュアル優先という事で卑怯な真似は考えずあくまでも活力を増やすと言う意味だけに限定しましょう。
97年08月05日:20時19分26秒
ん? / ジョーカー
 考えてみれば攻撃されるのは鎧型式、斬り返すのも同じ。
 あんまり意味が無いのでは?武器修正が入らない以上ダメージは
 素手と同じですし。せいぜい活力が増えたのと同じ意味しか持たないのでは。
 一回の攻撃に二回切り返されるのは理不尽だし。やっぱり切り返せるのは
 攻撃された方でしょう。違いますかね。
97年08月05日:20時03分36秒
ふと思った3だったか4だったか / ジョーカー
 以前修羅刀を獣の槍に例えた人がいましたけどこっちはアレだ、えーっと
 そうそう石食いの鎧みたいですな。(笑)まあこの程度なら
 許容範囲内なんじゃないですか?式の重ね着に関しては
 美しくないのでボツということにしましょう。(笑)それでもやりたいのなら
 MTGのトランプル扱いになるんじゃないですか?必殺の一撃については
 式を着てようが何しようが問答無用で必殺の一撃を放った式に
 ダメージが行くということにしません?でないと強力すぎますし。 
97年08月05日:19時33分22秒
え、えぐい(笑) / ジョーカー
 さすがにそれはちと汚いのでは?せめて切り返しなしの[回避]扱いにしませんか。
 
 違う話については賛成ですね。、前にも書いたように役が
 無くなってきていますから。ただ、まだ誰も手を着けていないと思われるのは
 国関係で動くキャラクターです。神宮家が戦乱を巻き起こすために
 噂をばらまいたわけですから、この国の名代や領主達そして隣国が
 絡んできてもおかしくないんですよ。
 
 というわけでまだ役どころは
 残っていますのでまだ入っていない方もどうぞお気軽に。
97年08月05日:17時00分27秒
3体目は、、、 / 月夢
 一番卑怯です(笑)本当にただの鎧です、それでも式ですからもちろん活力ありますんで、攻撃されてもこっちから削られるわけです・・・・・いいのかなあ、これやると式の重ね着とか必殺の一撃使い放題になるんでどうかなあとは思ってるんですけど。
 
 後関係ないですけど、停滞するようなら違う話はじめます?こっちの話は人が固定してきたようですし、どうせなら新しい人がたに入りやすくするために違う話を、どうでしょう?
 
97年08月05日:00時33分26秒
いかん… / ジョーカー
 マスタリング研究室で右京さんも言っているけどマジで掲示板ジャンキーと
 化している…強度にして8ぐらいか?体力が3の僕としては如何ともしがたい。
 ここのところTRPGを全くやっていないので気合もろくに貯まらないし…
 掛け合いで使い果たしてしまう……ここのところ我が家の電気箱の前で
 奇怪な踊りを踊ってしまうことが多々ある。いかん…修羅道に堕ちそ〜だ。
97年08月02日:20時57分49秒
特に問題は無いのでは / ジョーカー
 戦闘能力を限界まで組んだ式に打撃能力を同じように組んだ式を
 持たせるというのは僕もやったことがあります。ただその時はもっと
 凶悪でした。(^^;白兵戦闘を持っている陰陽師だったので手持ちの太刀に
 打撃式を憑依させて持たしましたからね。(笑)当然戦闘型には感覚結合をして
 気合も使うというとんでもないことをやってました。ただ相手が金剛機だったので
 結構互角でしたが。自分に戦闘型式を憑依させた方が能力値は
 高かったのですが、前にやってみた結果ちと美しく無いなあと感じたので
 それはやめましたけど。
 しかし玄屋の打った三つ目の式はなんなんでしょう?再生能力でも組んだんでしょうか。
 翼が生えていないから飛翔型ってことは無いと思いますが。
 
97年08月02日:18時40分55秒
また遅らしましたあ / 月夢
 ごめんなさい、駄目だなあ、書き込み私が遅らしたら洒落になってないよなあ。
 ジョーカーさんまたまたありがとうございます、そしてNastyさんおかえりなさい。
 では玄屋動かします。
「ただで通してくれそうもないな、仕方ない、しばらくはつき合ってやろう」
 覚悟を決めたのか蜘王と対峙する位置で足を止めると玄屋は袖から3枚の式札を出す。
「お前は傭兵だな、となると戦場なんぞで式などは腐るほど見てきただろう、だがどいつも手ごたえはさほど大した物ではなかったのではないか?」
 3枚の式札を目の前にかざし、ふっと笑みを浮かべると玄屋は言葉を続ける。
「まあただの傭兵のお前に式の理論なぞ言っても意味はあるまいが、我々陰陽師もこれでも色々考えはしていてな、最大限の力を引き出そうとして日夜研究している、その答えの一部が、くぐつやサムライ、ヨロイ、そして金剛機よ、そういう形を取る事で式の能力を飛躍的に伸ばした・・・・が」
 陰陽師らしい講義口調で話を続ける玄屋がそこで一度切り、肩をすくめる。
「だがこれは式札としての式の作りではない、ある意味余りにも応用が利かない、そこでまた我々は考えたもっと式の応用が利くやり方はないか、とな・・・・その答えの一つがこれだ」
 玄屋の手から式札が離れ、それぞれが形をなしはじめる。
 一つ目の式は人形、やや長身なサムライ風の式。
 二つ目の式は刀、玄屋がもっとも得意とする式。
 三つめの式は鎧、薄くはあるが奇妙にねじれた感じを与える外観が一種独特な妖気を感じさせる式。
 そして一つめの式が二つめの式を握り、三つめの式を身にまとう。
「式ってのは重ねがけがきかない、だが用途を限定させてしまえばこんな使い方もできるのよ、三つで一をなす玄屋作の式・・名は「武者」いっておく、強いぞ」
 玄屋の前にたつ鎧を着込んだ武者が刀を構える、人の物とは明らかに違うが、確たる殺気を抱いて蜘王をにらみ据える。
(これが最後の防衛戦だな、破れれば・・・・・)
 ふっと口元に微かな笑みを浮かべ玄屋はあっさり覚悟を決める。
(そんときは静弥にわびをいれにいくとしよう)
 玄屋は静かに一言「武者」に声をかける。
「いけ」
 
  玄屋より 蜘王へ
 
 
 結構反則な使い方かな?駄目な場合は書き直します。
97年07月31日:06時57分20秒
LOG 002 / sf
  天羅万象掛け合い所LOG002として1997年5月20日から1997年7月20日までのログを切り出しました。
97年07月31日:06時20分51秒
テーマにあわせてください / sf(管理者)
 簡易掲示板利用マニュアルにありますように、テーマに会わない書き込みは移動することもあります。あくまでここは掛け合いのために用意した場所ですから、質疑は天羅万象雑談所で行ってください。
 簡易掲示板では二つの話題が平行して動くとやりづらいという傾向があるのは事実ですが、だからといって恣意的判断で別の場所で話題を展開されても困ります。
 雑談所以外に質疑応答用の掲示板を用意して欲しいということであれば、利用実績からして第三の天羅の掲示板を作成することは可能かも知れません。そのばあいには雑談所との話題のきりわけをどうするのかについて決定する必要がありますが。
 意見がありましたら簡易掲示板についてでどうぞ。
97年07月31日:04時03分04秒
Q.陰陽師はどれだけ飛べる? / 北条政長
 本家で書き込めるような雰囲気ではないのでこちらで。
 
 突然ですが問題です。
 アーキタイプの陰陽師は一日にどれだけ飛行することができるでしょうか?
 
 海上を飛行するとかいうのではないので途中で降りるのはアリですが、地上にいる間は一歩も動いてはいけません。
 あと、気合を使用するのも無しとします。
 ちなみに正解したり、こちらの用意した解答よりも長い答えを持ってきても、特典はありません。あしからず。
97年07月29日:23時45分01秒
おやおや / ジョーカー
 しばらくは凍結かなあ、これは。tomyさんがいないってことは
 二つの話の基点が無いってことだもんなあ。頼まれた双角はともかく
 夕霧とかを勝手に動かすわけにも行かないし。まあやるだけやるしかないんだけどね。
 とりあえず炎の台詞を
 
 闇の中に消えていく怨麗を見送りながら独白する。
 
 「三十年だと?だが拒絶反応が出るのは比較的初期の症状のはずなんだが……
 そう最初の十年ほどの…同化させられてと言ったか。その辺りの問題なのかも
 知れんな。だがよく初期の状態のままで三十年も生き長らえてきたものだ。
 ……そうするだけの“何か”があったのだろうな、所詮は憶測に過ぎないが。」
 
 腕を組みしばし黙考する。
 
 (さてどうするか。ああもはっきりとした気配を振りまいていれば
 国を一つ二つ挟んでいても修羅刀を見逃す心配は無い。黄泉だか歪だか
 いう奴は俺が目的とか言っていたからな、放って置いても
 向こうからちょっかい掛けてくるだろう。あの蟲サムライは…今あの陰陽師のところか。
 さっきも別嬪さんと接触していたようだし味方なのか?
 双角は……ほう、あの銃槍使いが連れていた娘のところか。
 修羅刀を持ったあの銃槍使いもそこへ向かっているな。これは面白い
 俺も行ってみるとしよう…)
 
 炎は組んだ腕を解くと、先ほどのように隠形をしながら森の中に消えていく…
 
         炎
97年07月29日:22時38分15秒
to:Nastyさん / tomy
夏さえ過ぎればすでにザコと化した斬牙を裕太の所に送り込みますので、それまでしばらく修行させてて下さい(;;)
97年07月29日:22時32分05秒
帰省で1カ月書き込めません(;;) / tomy
せめて他の人が動きやすくしておこう。

「できるなら、、そうしてるわ。」
珍しく苦渋に満ちた表情で答える怨麗。そして忌まわしい過去を振り払うように頭を降る。
「訂正させてもらうわ。同化させられて20年。目覚めて10年。生きているのが不思議なぐらいよ。それでも、だからこそ生きているうちに成し遂げる。」
そう言って立ち上がると怨麗は闇の中を式の翼で飛翔する。

怨麗から炎へ

と、いうわけでしばらく怨麗は行方知れずです。後、夕霧と娘達は『いるけど出番がない』で問題ないとして、問題は双角だ。

to:ジョーカーさん
もし良ければ双角をお預けしますので、どうしても必要な時は動かしていただけないでしょうか。双角は通常の神通力の他、障壁も使えますので時間稼ぎはできるかと(爆)
97年07月29日:19時53分18秒
んで続き / ジョーカー
 と思ったんですがさすがに疲れました。ここから先は
 この掲示板に書き込まれている内容なのでそれを読めば分かるはずです。
 それからちょくちょく現在の状況とかも書き込まれているので
 多分大丈夫でしょう。ダメですか?
 
 あ、それから新キャラクターを担当している人の名前を書いておきます。
 
 蜘王 (タイガさん)
 
 氷咲 風夜、琴音 (月夢さん)
 
 枯蔦、連れている少女 (夜光さん)
 
 香 (桂さん)
 
 陽炎 (空飛ぶハイエナさん)
 
 黄泉、歪、妖霊(同一人物)、獣慶(既に死亡) (マルコキアスさん)
  
 暁雲、炎 (僕です)
 
 これで全部のはずです。下の奴も含めて自分のことが書いていないとか
 間違っているとかいうことがあったら遠慮なくつっこんで下さい。
 例によって例のごとく記憶があやふやなんで。
97年07月29日:19時29分31秒
では初心者の方のための状況説明を(爆笑) / ジョーカー
 大まかな流れはというと裕太が修羅刀で野盗その一をミンチと化した後
 夕霧達は裕太を起こそうとしたがそこにナマグサ坊主(名は暁雲(ギョウウン)が通り掛かり
 修羅刀に宿る修羅を成仏させてやりたいと申し出る。修羅刀は
 裕太のものなのでそれは裕太に聞いてくれと答える夕霧。
 修羅刀のせいか裕太が起きないので、野盗達の本隊(斬牙の配下)が現れることを懸念して
 暁雲を加え急ぎそこを離れ、裕太の師匠となる人物の屋敷に向かう一行。
 その途中彼らは一人の銃槍使いに出会う。それは昔、暁雲と旅をしていた
 香(キョウ)という青年だった。その青年の顔を見て動揺を露にする夕霧。
 二十年前自分を修羅刀の怨念から解き放つために命を落とした
 サムライ静弥に瓜二つだったのだ。一方香の方も何故か夕霧に
 訴えるものを感じ、夕霧達に同行を申し出る。夕霧もここで分かれることに
 ためらいを覚えそれを承諾する。
 
 時間は少し遡る。修羅刀を手に入れようと
 画策する怨麗は強力な競争相手である滅光に対抗するため
 腕利きを雇う。一人目は人斬り炎(ホムラ)。まず炎を滅光にぶつけ
 その間に玄屋のところに手の者を差し向け修羅刀を手に入れようとする。
 そのために雇ったのが蜘王(シオウ)。戦闘集団「死を紡ぐ蜘蛛」を率いる蟲サムライである。
 式を逆にたどり怨麗のいる町まで辿り着く滅光。そうはさせじと炎が
 戦いを挑む。戦いの最中炎は式を使い怨麗に町を離れるよう促す。
 それを聞いた滅光の身体が消えていく。実は実体では無く幻だったのだ。
 だがその相手もただ者ではない、戦いながら掛けた呪縛は
 幻を通して滅光を縛る。二昼夜ほどで解けるだろうと炎は
 消えた幻に向かって言い残しどこかに消えていく。その呪縛を解こうとする滅光の前に
 一人の男が現れる。呪縛を解くための丸薬を差し出しながら。どこか飄々とした
 その男は遊び人陽炎(カゲロウ)と名乗る。だがその陽炎の眼前で滅光が
 変わっていく。明らかな女性に。口調や雰囲気すら変貌させた滅光は
 薬を断り、その場を去っていく。また陽炎も別の思惑を感じさせる独り言をつぶやき
 姿を消す。
 
 どーでも良いけどひたすら長いなこれ。閑話休題。
 
 時間はまた少し遡る。玄屋の娘琴音(コトネ)は髪をとかしていたところ
 父親に買ってもらった櫛の歯が急に折れてしまう。悪い予感がした琴音は
 父が打った懐剣を抜く。すると表面は曇りに覆われていた。何かを暗示しているかのように。
 
 夕霧達が暁雲を加えお堂を離れた頃、玄屋の庵に一人の来客があった。
 蜘王の手下が蜘王に言われ修羅刀を奪いに来たのだ。だがしょせんは雑兵。
 玄屋の打った式にあっさりと食われる。玄屋はそのまま誰何の声を上げる。
 何者かが近寄っていたのだ。
 
 ここからがいまいちよく分からない。流れが混乱していて。平行した書き込みがあって
 結局どうなったんだっけか。こうだったけか?
 
 一発の銃声が響き、式が一撃で破壊される。現れたのは一人の少女を連れた
 銃槍使い。名は枯蔦(すいません読みを忘れました)という。ガタが来ている
 銃槍を修理してもらうためにやってきたのだ。その隙を付いて蜘王が修羅刀を
 奪って逃げていく。だが枯蔦の銃槍が蜘王の足を止める。そこを玄屋の打った式が
 蜘王を襲い、枯蔦もやはり式を使い加勢する。蜘王は甲蟲の糸を
 使って戦った。これが蜘蛛の王と名乗る所以であった。そして戦いの中
 枯蔦は糸を逆に利用し修羅刀を奪い取ることに成功する。
 だがそれと同時に修羅刀が目覚め、枯蔦を支配しようとする。しかし守るべき者を
 持つ枯蔦は魂を削りながらも修羅刀をねじ伏せる。だがそれでも修羅刀の影響を
 受け半ば修羅と化してしまう。
 
 その少し前(ごめんなさい時間が平行して流れていないからどうしても
 こうなってしまうんです)夕霧達は玄屋が裕太に紹介した人物氷咲 風夜の屋敷に辿り着いていた。
 彼は様々な事情があることを感じた上で裕太の面倒を見ることを承知する。
 次いで夕霧に自分の屋敷に琴音が来ていることを告げる。そしてそれが玄屋に
 関わる用件だということも。彼は琴音が玄屋のことを強く心配しているようなので
 彼女を安心させてくれないかと言う。隣室で寝ていた琴音としばし会話をして
 玄屋のところへ同行してくれないかと頼まれた夕霧はそれを承諾する。
 そこへ修羅刀の目覚めを感知した暁雲がそのことを口にする。
 二十年前の恐怖が甦りそれに捕らわれてしまう夕霧。だが暁雲、琴音
 そしてなにより香の言葉をきっかけとしてそれを振り払う。
 ひとまず裕太は風夜に預けておくことにして琴音を加えた一行は
 暁雲の打った巨大な式に乗って玄屋の庵へと向かう。
 
 は〜〜〜長い。ひたすら疲れてきたなあ。いや文章力が無いせいなんだけどねえ
 とりあえずここで一回切ろう。
97年07月29日:12時49分29秒
初心者です。よろしく(笑) / Nasty
ホンットーに長らくの間失礼していました。
インターネットとは本当に近い職場にいるんですけど、忙しくてそれどころじゃなかった。書き込み待っていた方ゴメンナサイね。
最近やっと書き込みを出来る環境になってきたので覗いてみたらいきなり掛け合い専用の掲示板が出来ているし、あたしゃもうさっぱりわからないよ。

けどどう掛け合いには参加しようかな。ぱっと見た感じ何がどうなったのか状況がわからないから。いきなり入ってもお呼びじゃなさそうだし。さて、、、


97年07月28日:20時24分10秒
Nastyさん復活か? / ジョーカー
 ついに裕太復活の兆しが。ここのところ流れが停滞していたから
 まだ致命的なところまでは行っていない。ただ問題は話の展開上やむなく
 風夜の屋敷に置いてきてしまったこと。これでは話に参加が出来ない。
 ってなわけで…どうしよう。誰か良いアイデアのある人いません?
97年07月27日:22時38分32秒
しまった / ジョーカー
 消毒するの忘れた。酒だってあったのに。どうも抜けてるなあ。
97年07月26日:21時48分12秒
あ、そうだ / ジョーカー
 ふとあることに気が付き琴音に向き直る。
 
 「悪い予感も結構じゃがな、若い娘さんが手の傷をほったらかしというのは感心せんな」
 
 懐から軟膏を取り出し傷口に塗った上で、さらしを細く裂き手早く包帯をする。
 
 「小さな傷が原因で命を落とすこともある。傷が残ってしまうことだってある。
 そんなことでは玄屋殿も嘆くことになろう。自分を大切にせい。
 まだまだお嬢ちゃんは若いんだからのう、まあ些細なことではあるがの」
 
  暁雲  琴音に向かって
97年07月26日:10時18分14秒
珍しく短いな / ジョーカー
 式札をしまいながら、短く
 
 「心得た」
 
 と答える。すると式が進路を変え琴音の式を追う。
 その最中、暁雲の顔がわずかにしかめられる。
 
 「これは…厄介なことになってきよったな。修羅刀の瘴気と怨念に引かれ
 魑魅魍魎共が集まって来たようじゃ。雑魚が大半のようじゃが…」
 
 その声は叩き付ける風に紛れ、微かなものになってしまう。
97年07月26日:04時09分59秒
では琴音の反応 / 月夢
 琴音は暁雲が差し出す式札に首を振って、自分の懐から式札を取り出す。
「私も陰陽師の端くれです、それに・・・」
 琴音はそこで一度切ると懐から取り出した懐剣で指先を軽く傷つける。
「・・・私の中にはお父様の血が半分流れています、こちらの方が早いでしょう」
 琴音は式札に血を乗せると鳥型に打ち出す。
「いきなさい、お父様を急いで見つけだして・・・」
 その言葉と同時に式が羽ばたく迷うことなく一直線に一方の方向に。
「追ってください、あちらの方向にお父様がいます」
 その方向を指さして琴音が暁雲に向かって言う。
「出来る限り急いでください、悪い予感が・・・悪い予感がどうしても消えないんです」
 琴音はぎゅっと懐剣を握り唇をかみしめると、その方向をじっと見つめ続ける。
 
 琴音より暁雲へ
 
97年07月23日:13時13分12秒
補足 / ジョーカー
 当然生体感知能力を持たせてあります。形態は基本的に鳥型ですけど
 自分なりの形にしたかったらそれでも構いません。それから
 持続時間延長も入っているので玄屋を見つけるまでは持つはずです。
 感覚結合している以上気合も使えます。よって一点使って割り込みも
 オッケーです。ただし式が破壊されたら反動がくるのを忘れずに。
 夕霧と亜夜は平気だろうけど沙夜と琴音はヤバイです。
97年07月23日:11時01分39秒
さてここが山場かな? / ジョーカー
 高速で飛行する式の背の上で、暁雲は夕霧達に話しかける。
 
 「儂らが今向かっているのは修羅刀じゃ。玄屋殿のところではない。
 儂が玄屋殿に会ったことがあればよかったのじゃが、そうもいかん。
 じゃから儂には玄屋殿の気配が分からないし、判別もできん。
 じゃから今は一番目立つ修羅刀の気配に向かって飛んでおる。
 しかしそれでは意味が無い。儂らの目的は修羅刀ではないからの。
 そこでじゃ」
 
 そう言うと懐をまさぐり数枚の式札を取り出す。
 
 「この式を使えば式を通して物が見える。こいつで玄屋殿を知っておる
 お嬢ちゃん達に玄屋殿を探してもらいたい。たっぷりと珠が仕込んであるでな
 大した負担にはならんはずじゃ。発動の呪文は裏に書いてあるから
 それを口に出せばよい。それから少しは戦えるようにしてあるが
 大した力は持たせておらん。無理はするな、玄屋殿の位置が分かれば
 良いのじゃからな」
 
 説明をしながら夕霧、琴音、沙夜、亜夜に式札を渡していく。
 
 「荷物を乗っけていない分、このデカブツよりは早いはずじゃ」
 
 暁雲  夕霧、琴音、沙夜、亜夜に向かって
 
 
 
 
97年07月23日:09時50分21秒
ふっ / タイガ
 続けるより面白いやり方が思い付かん。
 (↑カッコ付けていうことか)
 
 ゆえにそのまま続けます。
 
 玄屋が式札を取り出し警戒していると、わずかだが確かな殺気を感じた。
 とっさに式札を投げ呪文を唱えようとするが式札が宙に止まり、
 ついで引き裂かれる。
 「おい、こんなもので俺を倒せると思ってるのか?」
 蜘王が、梢から降り立つ。
 式札は物体に潜む能力を与える必要があるので能力的にはどうしても、
 即興の式には劣ってしまう。
 蜘王はそのことを言ってるのだ。
 だが、襲撃される側の人間が時間のかかる式を打つわけが無いし、
 強い式はその分霊力を消費するので、一概に式札の方が弱いとはいえないが。
 「さあ、お前が打てる最強の式でかかってこいよ。
 それとももう弱い式しか打てないか?」
 いつものように嘲笑うような笑みを浮かべ玄屋に尋ねる。
 
 蟲サムライ(?)「蜘王」より陰陽師「玄屋」へ
97年07月23日:09時18分24秒
to:タイガさん / tomy
意味よりもエンターテイメントを優先しましょう。このまま続けるより面白いやり方があるなら、それをすればいいし、そうでないなら続けた方がいいと思います。
97年07月23日:09時11分23秒
う、動けない… / タイガ
 玄屋を殺しに行く意味があるかどうか。
 多分、無い。
 どうします?>tomyさん。
 
 まあ、玄屋と枯蔦が接触するのを防いだ方が良いというなら、
 このまま続けますが。
 
 (どうしめればいいんだ、この文?)
97年07月22日:23時49分28秒
ホント早いな(^^; / ジョーカー
 「なに、雇い主がどうこうよりも、俺も経験あるからな。
 俺の見立てではそうなってからまだ日が浅いと思うんだが…違うか?」
 
 「…拒絶反応ってのはな、身体の問題って言うより心の問題なんだ。
 うわべではどう思っているにせよ、心の奥底で認めてねえのさ。
 だが、そんなことをやっていたら寿命が縮まるだけだ。認めるんだな。
 そして受け入れるんだ。人である自分と人ならざる自分の双方をな。
 どっちも自分であることには変わりねえ。別嬪はちっと汚れたって別嬪さ。
 俺はあんたのことはよく知らんが、ちっとぐらい変わったところで
 あんたはあんたさ、そうだろう?」
 
 そう言うと立ち上がり、怨麗に背を向ける。指で首筋をせわしなくひっかきながら。
 
 「我ながら柄でもねえことしちまったなあ。」
 
 心の中でそう思ってでもいるのかも知れない。
 
 炎  怨麗に向かって
97年07月22日:23時23分53秒
では、すばやく / tomy
(こくっ) ことばを発するのも辛いのか、うなずくと怨麗は袋から丸薬を取り出し飲み干す。
「、、済まなかったわね」

怨麗から炎へ
97年07月22日:22時51分11秒
流れが停滞してきているな / ジョーカー
 このまま消滅しないといいんだけど。とりあえず掛け合いを。
 
 双角の“声”を受け取り、炎は考え込むようなそぶりを見せる。
 
 (拒絶反応、人である自分、人ならざる自分……こんなところで
 御同輩に出会うとはな。親父、結構俺達みたいのはいるもんなんだな)
 
 そこに怨麗の咳き込む声が聞こえ、思考が中断される。
 
 (おっといけねえ、だとしたらこいつは放っておくと命に関わる。
 だが薬を飲まそうにも咳がおさまらねえことには…親父がいれば
 話は楽なのによ。確かあんときゃこうだったっけか?)
 
 炎は顔を引き締め、手を咳の止まらない怨麗の背に当て目を閉じ
 なにやら念じ始める。法術だろうか?いや、それにしては経文を
 唱えている様子はない。そのうち手が気のそれとは違う燐光を放ち
 それとともに咳が収まっていく。
 
 「おい別嬪さんよ、あの金剛機から話は聞いた。拒絶反応を
 抑えておいてやるから今の内にその薬を飲んじまえ。
 なんせうろ覚えなんでな、そう長くは保たねえぞ。」
 
 言っていることは軽いが、声の調子には逆らいがたい圧力が込められている。
 やはり炎にしても拒絶反応を抑えることは容易いことではないようだ。
 
 炎 怨麗に向かって
97年07月22日:21時46分10秒
夏休みに入る前にちょっと動かそう / tomy
(、、発見)
思念の元である少女の姿を双角は視界におさめた。
(、、似ている)
誰に似ているのかを思い出す事はできない。だが双角はそう感じた。

“双角”から、枯蔦の連れていた少女へ


その時炎の“声”が届く。
(、、拒絶反応)
双角は答えた。
(詳しいことは知らぬ。だが麗がそう言っていた。“人である自分”が“人ならざる自分”を拒絶しているのだと。)
、、、一瞬の空白の後、双角が告げる。
(ここからでは間に合わぬ。麗の懐にそれを抑える丸薬が入っているはず。)
「ごほっ、、ごほごほっ」
同時に再び咳こむ怨麗。その拍子に懐から一つの袋が転がり出る。

双角から炎へ


その直後、弱まっているとはいえ、あの忌まわしい思念、、、修羅刀の思念が近付いて来るのを双角は感じた。
(、、、このままでは、、、。)
並みの人間が自分の“声”を聞かされたら、魂が壊れると協力者『炎』が言っていた。そして修羅刀の思念もまたそれと同質のもの。たとえ持ち主にそのつもりがなくとも、修羅刀はあの少女の魂を砕くだろう。だが、それをあの少女に告げる術はない。なぜなら自分の“声”もまた少女の魂を砕くものなのだから。
(、、、止める)

双角から枯蔦へ
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