ソードワールド雑談所 LOG 043

ソードワールド雑談所の2003年10月26日から2003年11月19日までのログです。


2003年11月19日:14時53分27秒
のーきん&冒険者結論 / まぜっかえし
自分に都合のよい仮説を元にして話せば
そりゃ自分の都合の良い結論が出るに決まってます。

>そうですね、銀の弾丸は有効な対抗手段ですね。

どうして魔力の存在しないこの世界で銀のみが魔力を左右する効果を得られると決定するのでしょうか?
電気を送りこまなければ蓄電池が使用出来ないように
この世界の銀は魔力的要素を含む機会がないので単なる金属なのかもしれません。
「民話や物語で効果があるから」を由来とするなら、同じように民話や物語に出てくる魔法も存在出来る可能性がありますよ?

>ベルドがいくら超人的英雄でもライフルを装備した一個小隊には太刀打ちできないとか(w

まがりなりにもあのマーモの王ですよ?
この世界に来る際に魔物の軍勢を引き連れる事が出来れば
(大物のノーライフキングすら移動出来るのです、雑魚の魔物なんて余裕で移動出来るでしょう)
下手な現代兵器よりよほど強力な手勢になるでしょう。
また、彼らを行使しているノウハウを転用すれば現代兵器で武装した軍隊を運用する事も可能なはずです。
なにせ魔法という長距離兵器を運用する存在がいる世界の住人ですから、置き換えて考えれば飲みこみも早いはずです。

>文明が進歩すると冒険者も失業ですね(笑)

現在、バウンティハンターを公式に認めている国があります。
彼らは独自のルートで情報を仕入れ、山中の別荘地にある指名手配犯のアジトを突き止め、拳銃数丁のみで襲撃し逮捕します。
これは、盗賊ギルドで情報を仕入れ、山中の洞窟にある山賊のアジトを突き止め、剣数本のみで襲撃し逮捕する
……冒険者と同じ仕事をしていると思いませんか?
2003年11月19日:14時12分47秒
のーきん / KoZ
できれば、他の掲示板でやってほしい話題ですな。
自分のセッションにも反映できなければ、ソードワールドをプレイする際に何かプラスになる話題でもない。
せっかく、識字率の話題を興味深く拝見させていただいておりましたのに。
2003年11月19日:14時05分48秒
のーらいふきんぐー / つっこみさん
 みんな色々言っているけど解決方法は簡単だよー。
 そんなのが表れた瞬間に神様が察知して大天使が我々に気付かせずに排除するからー(笑)
 
 何しろ天使は実在する事が証明されてますからー。
 そしてのーらいふきんぐーよりも強い悪魔達を追い返しましたからー。
 
 >寺井の人
 >しかし映画の中ならともかく現実のエクソシストは、「魔王」を倒すほどの力があるでしょうか?
 現実には「ノーライフキングもいない」んですがねー。
 
 それよりも
 
 >不死王になる呪文は常に魔力が働き続けてるのじゃなく、
 >転生の際にのみ発動するものだと思いますので、
 >一度不死王に転生してしまえばマナの存在しない我々の世界に来ても、
 >死体に戻ってしまったりはしないと思いますが?
 
 何で自分の思い込みがさも「そうなって当然と思いこむ」事が出来るんだか・・・。
 
 あと一点、吸血鬼になった人って何処で確認されてましたっけ?
 これだけが自分で調べても分からないや。
2003年11月19日:12時46分36秒
のーらいふきんぐねぇ・・・ / みそんすきー
 現代に出てくるなら只の悪霊でしょ。この国には帝都の御首様を始めとする天地を自在に操る方々が山ほどいるんだからそんなん1匹くらい来たところでびくともしないでしょう。

 他の国? 多分無事でしょう。古来よりこの国にはこの国で想像(創造)されたものは真っ先にこの国を襲うという宇宙や異次元にすら適応される呪いがかかっていることだし(笑)
2003年11月18日:23時30分58秒
冒険者とは / 斎藤梓
冒険者というのは、そもそもが「職を持たない者」ですね。
今で言うと……日雇い労働者辺り。
2003年11月18日:22時27分50秒
実際の所… / 寺井
不死王だろうがドラゴンだろうが、中世レベルの世界なら脅威なだけで、近代文明の
敵ではないという考えも有り得るかもしれませんけどね。
ベルドがいくら超人的英雄でもライフルを装備した一個小隊には太刀打ちできないとか(w
メテオストライクとかにしたって、現代の迫撃砲ほどの威力もなさそうですしね。
文明が進歩すると冒険者も失業ですね(笑)
2003年11月18日:21時55分32秒
アニメ、特撮の見すぎ / モリンフェン
我々の世界にはファラリスもカーディスも死の精霊もいないんですよ?
2003年11月18日:21時42分13秒
ノーライフキング / もーりょ
 皆さん、こんにちは。もーりょと申します。
 
 不死の王が人間の社会を本気で蹂躙、破壊、支配しようと思ったら、まず防ぐことは出来ない、と私は思います。
 
 特に、ソードワールド=アレクラスト大陸のように情報の伝わりが遅い社会では、態勢が整わないうちに各国が各個撃破されてしまうでしょう。
 神出鬼没の不死の王に社会的に対処することは、現在の社会のテロリズムの実例を挙げるまでも無く、ほとんど不可能です。
#その後、態勢が整えば、いろいろと出来ることもあるでしょうけどね。
 
 それが起きていないと言う事は、現在のところ、不死の王が人間社会の蹂躙を考えていないということだと思います。
#呪われた島の不死者たちにしろ、ルテジアにしろ、フォーセリアの不死者には他人をどうこうしたいという欲求は少ない感じですよね。
 
 現代社会に「彼ら」が現れた場合も同様です。
 「彼ら」が人間社会の蹂躙、破壊、支配を本気で考えたら止めるすべはありません。
#例えば、遠見の水晶球とテレポートの呪文一つで何もかも破壊できます。
 
 しかし、皆さんおっしゃっているように「彼ら」にとって、その後の体制維持はあまりにリスクが高いので、頭の良い「彼ら」がそのようなことをするとは到底思えませんけれども。
 
 ここら辺の理由をうまく思いつけば面白い物語になるのではないでしょうか?
 
#ちょっと不死者の話などを書いていたりするので顔を出してみたもーりょでした。
 
##【識字率】は今までのお話をまとめて簡単なハウスルールが出来ないかなぁとか思っている今日この頃、、、

 それでは、また。
2003年11月18日:21時17分19秒
不死王vs近代兵器 / 寺井
>例えばエクソシストの方の中には「魔王」を退治する実力の方もいる、と言う事になってます

それって映画のエクソシストとかオーメンとかでしょうか?
しかし映画の中ならともかく現実のエクソシストは、「魔王」を倒すほどの力があるでしょうか?
もし魔王を調伏可能ならば、教会も悪魔や吸血鬼の脅威を延々説き続けることもないでしょう。
それとも信者を繋ぎ止めるために、脅威でない事を脅威と説き続けてたりするのでしょうか?(w

>そうじゃなくても銀の弾丸(魔物退治の定番です)をこめた機関銃で終わります。

そうですね、銀の弾丸は有効な対抗手段ですね。
ただ不死王にレーダーや誘導装置が働くかどうかは微妙ですし、もし無効ならば目視照準で
攻撃するしかありません。
そうなると攻撃する前に兵隊が恐怖の視線で無力化される可能性が高いでしょう。

>怖いのは大挙して攻めて来るのではなくゲリラ戦法に出られた場合でしょうね。

そう思います。不死王の能力からして軍隊を正面から相手するより、テレポートか何かで
基地に侵入して中の兵をレッサー化して乗っ取った方が効率がいいでしょうね。

>「わたしたちの世界」のように現代の武器(詳しくないので呼称が…今、戦争で使われるような?)が登場した時のノーライフキングetcなら。

実際我々の世界にいる(とされる)吸血鬼も近代兵器への対応に無知なわけではありませんからね。

2003年11月18日:19時27分37秒
【与太レス】RE:TRPGをしていると確率計算能力が上がる? / 是通
 ども、是通です。
 
>おりふさん
>それでは平均値が「10」ですので、「〜11」はどこから来たんだ?という話になりますから。
 
 ああ、OKOK。んじゃ、与太第2案。
 「副能力値を2D6−2。
 その後、任意の副能力値に合計4ポイント割り振り」
 多分、これで計算が合うはずだよん。(検算してない:苦笑)
2003年11月18日:13時07分35秒
現代(風)世界に不死王 / KBN1215
 「わたしたちの世界に」ではなく、520年以降に科学的な発展を遂げ、「わたしたちの世界」のように現代の武器(詳しくないので呼称が…今、戦争で使われるような?)が登場した時のノーライフキングetcなら。
 彼らは知恵も知識もないゾンビじゃありませんから、ゆっくり時間をかけて学んでいくと思います。それらへの対処法を。寿命はないのですから…
 実際「わたしたちの世界」に出て来られた日には、そもそも「精霊界に属している」わけでもない銀弾なんか効きもしないでしょうし、「フォーセリア」の神に由来しない宗教的な攻撃は無意味でしょう、と思います。…火は…どうなんでしたっけ…(笑。
※あ、余談ですが、以前「古代も印刷機はなかったと思う、あったら遺跡を魔術師ギルドとかが使ってる(or研究してると思う)」といった主旨の書込みをしたのですが、「古代王国期の文書も基本的に手書き」だという公式のQ&A回答が結構前に出ていました〜。今更発見。
2003年11月18日:10時16分00秒
【不死王】与太話&対処法 / B・D
半分関係ない話ですけど、
通常武器が無効の相手に対して炎は有効でしたっけ?
つまり、たいまつでぶん殴るとかそういう行動ですけど。
炎には火の精霊力が働いているため有効……とするかどうか、という話です。
もし有効なら不死王であれ焼夷弾一発で終了でしょうし、
そうじゃなくても銀の弾丸(魔物退治の定番です)をこめた機関銃で終わります。
怖いのは大挙して攻めて来るのではなくゲリラ戦法に出られた場合でしょうね。
密かに村を丸ごと支配し……とか古今問わずにありそうな話です。
私見:多分、現代に不死王が出現したとしても極限られた地域を支配する程度で満足する気がします。もしくは、黒幕に徹するか。
永遠の命を保持するが故に失敗した時にリスクを怖がりそうですから……

2003年11月18日:03時31分42秒
対処されて終わりです・補足 / 斎藤梓
例えばエクソシストの方の中には「魔王」を退治する実力の方もいる、と言う事になってます。

「魔王」ともあろうものが、15レベル以下、と言う事はありませんよね?


ちなみに「土」の存在は、「この世界」ではとても有名です。
万が一にも見逃す事はないでしょう(場所を見つけるまえに復活されなければ、ですが)
2003年11月18日:03時20分05秒
対処されて終わりです / 斎藤梓
>寺井さん

> 不死王になる呪文は常に魔力が働き続けてるのじゃなく、転生の際にのみ発動するものだと
> 思いますので、一度不死王に転生してしまえばマナの存在しない我々の世界に来ても、
> 死体に戻ってしまったりはしないと思いますが?

おや。2度「思って」いますね。
自分の「思考」が「唯一の正解」では無いのですが。

また、その考えが正しかったとしても

> というより我々の世界に魔力が存在しないという根拠もないでしょう。
> (古今東西魔術師や退魔師は存在しますし、吸血鬼になった人物も確認されています)

と言う事は、魔術師や退魔師が退治してくれるのでしょう。
彼らは「マナを使った魔法」を使用出来るのでしょうから。
2003年11月17日:20時41分54秒
そうかな〜? / 寺井
>魔力が存在しない我々の世界では不死の魔法は働かず

不死王になる呪文は常に魔力が働き続けてるのじゃなく、転生の際にのみ発動するものだと
思いますので、一度不死王に転生してしまえばマナの存在しない我々の世界に来ても、
死体に戻ってしまったりはしないと思いますが?
というより我々の世界に魔力が存在しないという根拠もないでしょう。
(古今東西魔術師や退魔師は存在しますし、吸血鬼になった人物も確認されています)
2003年11月17日:19時21分32秒
ノー協はどーでも良いが・・・ / つっこみさん
 また沸いて出たのか。
  魔力が存在しない我々の世界では不死の魔法は働かずそのままただの死体になるだけ。
 故に存在しないので脅威なし。
 もし魔力があるなら、それに対応した技術が出来るだろうから、倒すことが出来るので同じく脅威なし。
 
 それよりも前に他のところでも言ったがレス返してやれよ。
 
 【識字率】
 都会と田舎についてなら確かにあってもおかしくないでしょう。
 我々の世界でも少し前まではそういう差はあったのですからね。
 
 で、都市部ですが、やはり生活上文字に触れる機会が多いから冒険者と同じぐらいの識字率を誇っても良いのではないでしょうか?
 逆に田舎では低めに考える・・・と。
 で、村ごとの識字率はそこに神官や隠居した賢者や魔法使いなどがいる場合は高いかもしれないということで。
 
2003年11月17日:19時08分51秒
ノーライフキング・・・ / アルミャ
むう。いまちょうどヘルシング6巻を読んでいたところにこんな話題が。
あの漫画は例外として、ノーライフキングは無駄に国を制圧しようなんて考えないでしょう。だって「餌」がなくなりますから。闇の世界のみをこっそりと支配してこそノーライフキングですよ。
まあ、「もし」という話の上のようですから、それで私も考えてみることにしたのですが、うーん、寺井さんのおっしゃるとおり確かに勝てないかも。
とりあえず、ドイツあたりに頼んで紫外線照射装置を作ってもらうというのはどうでしょうかね。
で、「ナチスの科学力は世界一ィィィィィィ!」と叫びながら打ち込みましょう。(w

って、私、またソードワールドの話をしていませんね。
失礼しました〜。
2003年11月17日:18時35分17秒
ノーライフキングが現代に出現したら / 寺井
友達と話してたのですが、ノーライフキングが現代に出現したら大変な事になりますよね。
何せ通常武器無効なのです。例え重機関銃だろうが対戦車ミサイルだろうが、
魔法の武器ではない以上全く通用しないのです。
もしかすれば核でも死なないかもしれません。
現代の軍隊では太刀打ちできないでしょうね。
陰陽師とかバチカンのエクソシストでも呼んでくるしかありませんが、我々の世界のそういう
類の人物が不死王に対抗できるほどのレベルがあるでしょうか?

あるいは我々の世界でも銀は存在しますから、銀で弾頭などを作って攻撃すれば倒せるかもしれません。
しかし物理的ダメージで一時的に撃破した所で、不死王はすぐに再生してきます。
完全に倒すのは困難でしょう。

そもそも不死王を捕捉する事自体が難しい。 レーダーやセンサーにはおそらく反応しないでしょうから。
核ミサイル基地などに侵入されて、内部の要員を「下僕」にされたら終わりです。
軍の兵隊がレッサー化されてそいつらがまた同族を増やそうとすれば、アメリカでも
半年で吸血鬼の王国と化すでしょう。

いやあ、どうしたらいいんでしょうね?
2003年11月17日:14時47分48秒
【識字率】地域差について / B・D
ふと思ったんですけど。
識字率を論じる場合において都会と田舎と言うか……
都市部と農村部の区別はつけたほうが良いのではないでしょうか。
農村部においては新リプレイで語られていたるような、

「文字なんか読めても仕方が無い」
と言う意見が一般的であり、識字率はそれほど高くは無い気がします。
それでも、神官が勤めていたり、魔術師・賢者が一人でも居ればそれなりの識字率でしょう。少し目端の利く親は文字を習わせるでしょうし。

逆に都市部では神殿や学院などがあるため、学ぶ場所が多く、
また、日常でも文字に接する機会が多い(新リプレイにおいてもチラシのようなものがありました)ため、文字は読めて当然と言う認識があるかもしれません。
サーラ少年の場合には農村部出身で文字を学ぶ機会がそれほど無かったor本人に当時は学ぶ気が無かったために文字が読めなかったのかな、と思います。
2003年11月17日:00時37分29秒
【識字率】「根拠」について / もーりょ
皆さん、こんにちは。もーりょと申します。
 
とりあえず「根拠」と呼べるものは、作品やルールから提出するようにしませんか?
 
「寺子屋が無い」とか「本がほとんど所持されない」とか「瓦版等が一般的で無い」とか個人の想像でものを言っても意味が無いように思います。

寺子屋に似たものとしては引退した魔術師等が子供を教えているのは各所で描写されています。
#想像でものを言ってよいのであればつっこみさんが挙げられた例も参考になるでしょう。
本は、西部諸国アドベンチャー、デュダ等をみれば、庶民の中にも所持しているものがいて特別なことと認識されていません。
#想像でものを言ってよいのであれば(以下略)、、というか、ジョン・ベインズによる活版印刷が目前の世界だったはずでは?
瓦版はどうか知りませんが、壁新聞はアットソードワールドで出てきましたよね。
#直接はアレクラストとは関係ないかもしれませんが、フォーセリア・ガジェットという昔あった企画は瓦版に似たような意味合いでしょう。

#多分、これだけ実例をあげても、「常識」に照らし合わせたり、想像による対立根拠を出したりして、全て意味が無い、とか何とか、おっしゃるのでしょうね。
##ご自身が型に嵌っていることを遊ばれているのならば良いですが、ちょっと危険な傾向が見えるような気がいたします。お気をつけください。
 
主任科学者さんwrote
|あえて作品に触れるとしたら、頭の回転がいいと言われた「サーラ・パル」少年が、村長の一人孫であるにも関わらず字が読めなかったとろに注目するべきかと。村長一家が読めないなら、その村の誰が読文出来るのでしょう?
 
#ありがとうございます。まともな論点でほっとします(笑)。
「サーラ・パル」少年はその生まれから村長に暗に疎まれていたような描写があったと思います。
そのためにちゃんとした教育を受けさせてもらえなかったのかな、とか思ったりもしました。
しかし、村長の孫であるサーラが能力的にも十分であるのに言葉が読めなかったというのは一考に値する事実であり、気づかせてくれたことには感謝いたします。
もうちょっと考えてみることにします。
#村長「一家」というのは主任科学者さんの勇み足ですよね?
##まあ、実際はストーリー上の都合という面が大きいと思いますけど。
 
まあ、とりあえずこんなところで。それでは、また。
2003年11月17日:00時37分27秒
ラーダ神殿の寺子屋。 / ミッキー
ラーダ神殿の布教活動としての一環として、字を教える・・・
 
 確かに、説得力があると思います。
 現実に、日本でも寺子屋があって、寺では読み書きそろばんを教えていました。日本は、当時としては異様なほど識字率が高かったそうです。米作地帯だったので余剰人口を養う余裕もありましたし、勉強する余裕もあったのでしょう。
 
 それに、ソードワールドは、「中世」では「ありません」
 
 あくまで、「中世」『風』な世界です。
 農村の描写でも、頻繁に「子供達に勉強を教える」魔術師や神官、長老が出てきます。
 そもそも、中世の農村でしたら、農民とは名ばかりで、『農業用奴隷』という認識のほうが合っているような境遇のかたがたいはんだったはずです。
 しかし、ソードワールドの農村は、そこまで悲惨ではありません。中性の農村と比べると、すごく豊かで明るい、余裕のある生活をしています。
 
 結論:現実世界の中世を基準として識字率を論じることは出来ない。
 ※識字率が現代並みに高いかどうか、までは言及しません。低いのが当然という前提にはしないほうがいいと思います。実際、アレクラストの技術レベルは驚くほど高いことが判明していますし。
2003年11月16日:23時47分04秒
すみません / おりふ
 現代並みと言っている以上、もーりょ様の示す識字率は95%超では無く、80%でしょうか。
 まあ、どのみち非現実的である事に変わりはありませんから、こちらの論は変わりませんが。
2003年11月16日:23時13分28秒
識字率関連の根拠 / おりふ
>もーりょ様
>アレクラストの識字率は現代並みに高い。その上で文化が成り立っている。
 
 逆に考えてみましょう。95%を越える識字率を誇っているのであれば。
 印刷・製紙技術が未発達なのはなぜか?本がほとんど所持されないのはなぜか?瓦版等が一般的で無いのはなぜか?
 その無駄に高過ぎる識字率を、一般人は何に使っているのか?その識字率を維持する意味・理由・必要性はあるのか?
 その教育システムはどういうものか?文化レベルとの乖離の理由は?
 私の答えは、識字率自体が間違っている、です。簡潔で説得力のある理由だと思っていますが。
 (これらは全て識字率が高くないことの根拠です)
 
>いずれにせよ、ルールからの計算では現実世界並み(以上?)の識字率が算出されるわけで、これが私の根拠な訳です。
 
 逆ではありませんか?ルールを用いると非現実的な数値になる、というのが「ルールを当てはめてはいけない根拠」でしょう。
 冒険者と一般人でルールが違う事は間違いありませんから、ルールを当てはめるべき正当な理由が無ければ、当てはめるべきでは無いとする補完材料のはずです。
 ちなみに「他にルールが無い」というのは理由になりません。ルールに無い事は常識で判断、がルールです。(完全版P11)
 「常識」的に考えて、その識字率とアレクラストの現状が繋がりますか?
 (これらに能力値の違いや共通語の認識等を加え、一般人と冒険者の能力ルールが異なる根拠です)
 
>私にはもう一つ根拠があります。あまりに卑怯(笑)なので隠しておいたのですけれど、議論も終わりなので出しておきます。
>それは、ソードワールド作品の登場人物の識字率です。
 
 それについては、私は最初から考慮済みです。
>無論、このルールを「冒険者PC以外のあらゆるキャラクターに適用してはいけない」とは言いませんが、名も無き有象無象にまで適用するべきでは無いと考えます。
 と明記したのは、ルールに則って作成されていないキャラ(まさか全員分のダイスを振った訳では無いでしょう)もルールの適用を受けている事からでした。
 そして、「一般人役の登場人物として設定されたキャラ」は、厳密な意味での一般人(名も無き有象無象)では無い、というのが私の基本的な認識ですので、冒険者技能つきでデータが公表されている時点で根拠(一般人扱い)からは適用除外としています。
 
>手前味噌ですが、弊サイトの辞書の情報から考えて、数百人はいると、考えます。
 
 その中で、冒険者技能を持たない真の意味での一般人は10人いますか?(貴族や王族の識字率は一般人とは異なるでしょうし)
 どのキャラのデータを根拠に一般人を考察しているのでしょう?
 冒険者技能所持者と一般人の扱いが異なる以上、冒険者の識字率は一般人の識字率の根拠にはならないと思います。
 
>中世的な世界なのだから識字率は低いだろう、という前提でアレクラストの文化を考えるのは誤りにつながるとも思っています。
 
 アレクラストの現状(文化レベル、製紙・印刷技術の状況、本の所持率、瓦版の扱い等々)から、その識字率はありえないだろう、というのが私のツッコミの前提でした。「中世的な世界だから」というよりも「現状から考えればソッチの方が現実的だから」というのが中世並みを推す理由ですね。つまり、現状の認識が先で、識字率は後です。(前提と結論が逆)
 
>いくら頭が良くても必要の無い言葉など覚えようとはしないでしょうから、むべなるかな、という感じですね。
 
 だからこそ、必要が無ければ文字も覚えないという理論に何故いかないのかが不思議です。
 現実の中世でも、農村部で識字率が低いのは、必要性が無(薄)かったからですよね。
 
>観念的で一方的な「常識」は情報を積み重ねた上で得られる「常識」によって覆される、
 
 はい。ですから、情報と根拠を積み重ねて一方的な常識(ですら無いかもしれない)を覆しているつもりです。
 少なくとも、もーりょ様の示した根拠は論理的に考えて、根拠と認識できません。冷たい言い方で心苦しいのですが。
 
 『ルールブックが定めるルールは、あくまで手助けであると思ったほうがいいでしょう。(完全版P11)』
 バード技能を得ても、必要でなければ言語を習得しなくとも良い、という話もあります。
 ルールに縛られて本質を見失っていませんか?
2003年11月16日:23時12分31秒
TRPGをしていると確率計算能力が上がる? / おりふ
>斎藤梓様
>「平均値が低い」という時点で、「6未満である率も高い」のではないのでしょうか?
 
 識字率の話では、平均値が10〜11(3d6)で、6以上になる確率を考えれば良いのだと思います。
 冒険者は平均14(4d6)ですから、おっしゃる通り一般人の方が6未満(5以下)になる率は高くなるはずです。
 ちなみに、年齢修正を加えない状態で5以下になる率は、一般人(3d6)10/216、冒険者(4d6)5/1296。
 文字通り桁が違います。(……計算間違えた?)
 
>是通様
>副能力値のロールを2D6−2で計算すると、綺麗に人間の一般人の作成ができるのでは?
 
 正直「綺麗」とは言いかねます。それでは平均値が「10」ですので、「〜11」はどこから来たんだ?という話になりますから。
 ちなみに「10」であれば4d4(全副能力値が2d4)というアイデアもありますが、最高値が16なのでこれは現実的では無いでしょうか。
 「11」であれば2d10(副能力値が1d10)だとスッキリしますが、その場合は「10〜」が出所不明になってしまいます。
 まあ、SWで6面体以外のダイスを使うなよ、というツッコミが来そうですが。
 なぜ平均値が「10」でも「11」でも無く「10〜11」なのか、という事を考えれば、使用するダイスについては推測が可能です。
 
>主任科学者様
>確か、共通語を修得しているのは外国人と接することの多い貴族・商人・宿屋のおやじだけだったと思います。
>この時点で一般人とはルールが違いますね。
 
 97年12月のQ&Aに出ている話ですね。そう考えると、本当に冒険者は便利だと思います。
 
 
 それにしても、中世の識字率というのは、私の予想よりも低いものでした。
 古代の中国もそうですが、紙の存在と識字率は密接な関係があるのかもしれないと感じました。
 ケイオスランドはアレクラストよりも、識字率が高いのかもしれません。
 でも、アレクラストもエルフやドワーフはほぼ100%なんでしょうか。コイツらは何を使ってるんだ?ドワーフは想像つくけど。
2003年11月14日:18時03分40秒
【識字率】 / つっこみさん
ラーダの布教の一環に読み書きの普及も含まれているんじゃないかと思ってみたり。

あと、村ではたまにマーファの神官さんが居て、聖書を読むついでに読み書きを教えていたりとかね。
2003年11月13日:23時23分16秒
識字率まとめに割り込み! / 主任科学者
>もーりょさん

 自分も識字率について検索してみました。すると面白いことに、日本は江戸時代から世界でも飛び抜けた識字率だったらしいですね。
 それぞれのサイトで書かれている識字率にばらつきはありますが、江戸時代の識字率は都市部で60〜80%、農村部でも最低20%以上、武家でほぼ100%はあった。江戸には数百軒の貸本屋があったらしく、女性向けの小説が今も残っているとか。
 一方、日本開国当時のイギリスの識字率は20%で、貴族でも字の読めない人が多かったとか。
 我々は恵まれた国に住んでいるわけであり、一応「中世ヨーロッパ」を下敷きにしているファンタジーな世界では、それほどの識字率は期待できないかと思えます。学校(寺小屋)が無いので教えてくれる人がいない。その上、羊皮紙の供給も低いのであれば、書取練習も出来ません。


>ソードワールドの作品中の登場人物で非識字・・・

 礼智仁さんが書かれている用に、小説にデータが載っているのは冒険者技能所持者だけであり、一般人の識字率の根拠にはならないと思います。作品中、字の読めない人が表に出てこなかったのは、作品としてそのことを載せる必要が無かったからだと思います。
 あえて作品に触れるとしたら、頭の回転がいいと言われた「サーラ・パル」少年が、村長の一人孫であるにも関わらず字が読めなかったとろに注目するべきかと。村長一家が読めないなら、その村の誰が読文出来るのでしょう?


>例えば、識字率の低い社会では、文化人が「言葉を読み書きできる」ということに誇りを持つ気がします。

 一般人の間では「あんたたちあれが読めるのか!!」「学者さんだよ」といった感じで普通に尊敬されているとは思います。
 ですが真に尊敬される者は、もう一段階難しい下位古代語を学んでいる者達が『知識人』として尊敬されているのでは無いでしょうか。
 さらにさらに言うなれば、神が世界を創造する際に使用された上位古代語を駆使する『魔術師』こそが、天地の理を知り、万物を操るものとして恐れられているのではないでしょうか?
 以上のことを考えると、地方語の読文が出来るのはすごいけど自慢できる程ではない、自動車の免許みたいなものかと思います。


 また、冒険者でも知力が5以下の場合に読文を得ようとするとセージ技能が必要になります。セージ技能LV1でもあれば、名刺に『賢者』と書いてあっても嘘ではないかと思いますw
 逆に言うとこれは「読文出来るのは賢者だけ」、と解釈する事も出来るのではないでしょうか?
 一般技能の『貴族・商人・役人・船乗り・(軍の)部隊長』技能に読文が付随していてもいいような気もしますが。どういった職種に読文が必須か考えてみるのも良いかもしれません。 これでも多すぎるくらいかもしれませんが・・・。
2003年11月12日:02時49分31秒
Re:【識字率】根拠まとめ / 礼智仁
横レス失礼。
>それは、ソードワールド作品の登場人物の識字率です。
>ソードワールドの作品中の登場人物で非識字、すなわち(母国語の)文字が読めない、と書かれていたのは、私の記憶にある限り、主任科学者さんが挙げていただいた「サーラ・パル」少年のみです。このとき「サーラ・パル」は14歳。この後、文字を読めるようになりつつあります。
 
 ソードワールド作品群の中の登場人物って、冒険者技能持ってる人が殆どですよね(小説・リプレイ等で巻末にデータが載っているような)。
 シナリオに登場させることも出来るように冒険者作成のルールに従って作成されたキャラであれば、作成時のルールに従って読み書きが出来るようになっているのは当然といえば当然なのかも、とか。
 数値の載ってないNPCで読み書きが出来ない、と描写された人物&読み書きが出来ると描写された人物を数えた上で、その人物が読み書きが出来るだけの教育を受けられたかどうかを考察しないといけないんじゃないかなぁと思う事しきり。
2003年11月12日:00時56分12秒
【共通語】【能力値(0)】 / もーりょ
 皆さん、こんにちは。再び、もーりょです。
 
【共通語】
 アレクラストの共通語は日本人における「英語」であるというお話も出ていましたね。
 外の人と触れ合うきっかけが無ければ覚えようとする、もしくは覚えられる言葉ではない。というのは、まさに、的に的中、という感じで面白かった覚えがあります。

 旅をしたり、客商売をしたりしない人はいくら頭が良くても必要の無い言葉など覚えようとはしないでしょうから、むべなるかな、という感じですね。

【能力値(0)】
是通さんwrote
|#「生命力:0」は死産、「精神力:0」は“名も無き狂気の神”に魅入られた子供なんでしょうねぇ。
 最初のぱっと見では、死んでしまったり障害を持って生まれてくる赤ちゃんがちょっと多いんじゃない?と感じました。
 しかし、アレクラストの医療技術は未発達っぽいですから、それくらいなのかも知れない。とも思い直しました。
 各能力値で約1300人に一人というのは、何とも実に微妙な値で、興味深いです。

 それでは、また。
2003年11月12日:00時51分32秒
【識字率】根拠まとめ / もーりょ
 皆さん、こんにちは。もーりょと申します。
 
 識字率の話題です。
 他の話題も出ている今、長々と意味の無い議論を続けていてもなんですので、
 「アレクラストの識字率は現代並みに高い。その上で文化が成り立っている。」
 と私は考えている、ということを表明して、けりをつけておきます。
 
 以下、その根拠を書いておきます。かなり長いです。興味の無い方は読み飛ばしてください。

  おりふさんwrote
| (一般人の成人の知力が10〜11とすると、恐らく使用するダイスは3d6。知力5以下というのは10/216で成人の識字率が約95.4%?PCのルールを 当てはめて4d6にすると、更にトンデモない事に。いくらなんでも、これは……計算、間違ったかな?現代ですら、これだけの識字率を維持できる国がどれ だけあるのかな……)
 
 計算ありがとうございます。やはり、それくらいの値になりますよね。
 是通さんの提唱されている方式で計算すると少しは現実世界に近づくでしょうか?
 いずれにせよ、ルールからの計算では現実世界並み(以上?)の識字率が算出されるわけで、これが私の根拠な訳です。
 
 私にはもう一つ根拠があります。あまりに卑怯(笑)なので隠しておいたのですけれど、議論も終わりなので出しておきます。
 それは、ソードワールド作品の登場人物の識字率です。
 ソードワールドの作品中の登場人物で非識字、すなわち(母国語の)文字が読めない、と書かれていたのは、私の記憶にある限り、主任科学者さんが挙げていただいた「サーラ・パル」少年のみです。このとき「サーラ・パル」は14歳。この後、文字を読めるようになりつつあります。
#いくらなんでも「シア」は別でしょう?
 
 一方、文字を読むことが出来る登場人物の数は、というと、それこそ数え切れません。
#手前味噌ですが、弊サイトの辞書の情報から考えて、数百人はいると、考えます。

 これらの情報を元に識字率を計算するとほぼ100%? ということになります。
#ちなみにネットで調べると識字率の統計は15歳以上で調べることが多いようです。
 
 非識字の方は表に出てこない方が多いので目立たない? という事もあるかも知れません。
 しかし、隠れた非識字の方がアレクラストに多くいるということを裏付ける直接的な証拠は、私には見当たらないです。
 例えば、識字率の低い社会では、文化人が「言葉を読み書きできる」ということに誇りを持つ気がします。そのような描写はソードワールドの中で出てきますでしょうか?
#あっ、ヒースクリフがいるか(笑)
##↑念のため言っておくと、あれはそういう態度をギャグにしている。すなわち、どちらかといえば、言葉が読めない人は少ないということの表れだと私は思います。
 
 また、表に出てこない人物は文化に影響を与える事はありません。
 
もーりょwrote
| 以上の印象から私はアレクラスト大陸は現代並みの識字率を誇っていて、その上で今のアレクラストの文化が成り立っていると考えています。
 アレクラストの文化を考えるにあたって、私はこの線が正しいと思っています。
 逆に、中世的な世界なのだから識字率は低いだろう、という前提でアレクラストの文化を考えるのは誤りにつながるとも思っています。
 一連の話の発端はそこです。
#そもそも識字率が重要になるのって、文化について考えるときだけですよね?(笑)
 
 以上、観念的で一方的な「常識」は情報を積み重ねた上で得られる「常識」によって覆される、と思う異端論者もーりょでした。
 
P.S.
 ちなみにWEBで調べたところによると現在の地球には15歳以上人口の過半数が非識字である国もあるようです。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/ranking/illiteracy_h.html)
 世界平均では2000年の時点で5人に1人が非識字=日常で必要な読み書きが出来ないとのデータも有りました。
2003年11月11日:00時14分08秒
能力値ゼロ / ミッキー
多分、そういうのが、いわゆる生まれたときから「寝たきり」とか、生まれたときから「植物人間」とか「死産」といういみで言ってるのだと思われる。
2003年11月11日:00時13分43秒
能力値ゼロ / ミッキー
多分、そういうのが、いわゆる生まれたときから「寝たきり」とか、生まれたときから「植物人間」とか「死産」といういみで言ってるのだと思われる。
2003年11月10日:23時10分58秒
能力値0 / 主任科学者
横から失礼。
能力値はどれか一つでも0になると、行動不能になるそうですよ。
マミーの呪いの説明で「縛られたから敏捷度0ね」と言い渡されて行動不能になるってのがありましたね。
2003年11月10日:12時43分51秒
与太レス:一般人の能力値 / 是通
 ども、こちらではお久しぶりの是通(ぜっつう)です。
 
>おりふさん
>(一般人の成人の知力が10〜11とすると、恐らく使用するダイスは3d6。知力5以下というのは10/216で成人の識字率が約95.4%?PCのルールを当てはめて4d6にすると、更にトンデモない事に。いくらなんでも、これは……計算、間違ったかな?現代ですら、これだけの識字率を維持できる国がどれだけあるのかな……)
 
 与太ですが、副能力値のロールを2D6−2で計算すると、綺麗に人間の一般人の作成ができるのでは?
 
 能力値が0〜20の間に収まるし、どこかの能力値が「ゼロ」ってパラメーターは、一般人にはともかく冒険者には致命的でしょう。
 
#「生命力:0」は死産、「精神力:0」は“名も無き狂気の神”に魅入られた子供なんでしょうねぇ。
 
 まぁ与太ですが、参考までに。
2003年11月09日:08時28分46秒
外国人よりも / つっこみさん
人外に接する事が多いんだけどなっ!
2003年11月09日:03時39分23秒
Re:作成ルールは冒険者用 / 斎藤梓
っと。なるほど。
確かに、冒険者も外国人と接することの多い職業(!?)でしたね。
2003年11月09日:03時09分24秒
作成ルールは冒険者用 / 主任科学者
確か、共通語を修得しているのは外国人と接することの多い貴族・商人・宿屋のおやじだけだったと思います。
この時点で一般人とはルールが違いますね。
サーラも最初は読解出来なかったですよね。
2003年11月09日:00時50分25秒
知力6 / 斎藤梓
知力6で読み書き可能。ですね。
さて。
「平均値が低い」という時点で、「6未満である率も高い」のではないのでしょうか?

また、読み書きのルールの適用地域を「PCの冒険のメイン舞台となる(であろう)主要国家」なのか「アレクラスト全体」なのか、定義が行われていないのも、話がややこしくなっている原因なのではないでしょうか。
2003年11月08日:23時09分18秒
識字率&紙の考察 / おりふ
>もーりょ様
 
 【しきじりつー】
 
>ちょっと良く分かりません。どこに冒険者「限定」と書いてあるのでしょうか?
 
 確かに冒険者限定とは書いてありませんが、しっかりと「冒険者の言語」となっていますから。
 また、「すべての冒険者は〜」という解説の前に「作成直後の冒険者は〜」という一文がありますから、以降の文はルールに則って作成された冒険者に適用されるべき話と考えるのが妥当だと思うのですがいかがでしょう?
 私には逆に、このルールをアレクラスト人全体に適用しなければならない理由が理解できません。
 実際の話、これを適用するとトンデモない事になります。むしろ「適用してはいけない」からこそ「冒険者PC用のルール」と考えるのです。
 無論、このルールを「冒険者PC以外のあらゆるキャラクターに適用してはいけない」とは言いませんが、名も無き有象無象にまで適用するべきでは無いと考えます。
 
 (昔、ロードス島ワールドガイドのプレイングルール編2.6では初期装備で魔法の**が貰えるから、この立場の人間は全てその魔法の**を持っている、という話が出た事がありまして、この時オフィシャルからは「それはPCとして作成するときの話であって、その立場の人間全てに当てはまる訳では無い。PCは特別な存在である」という回答が出た事がありました。(ああ、思い出したく無い話だ))
 
>一般人の言語に関する項目が無いのですから、このルールを一般人に当てはめても問題は無いと思うのですが?
 
 一般人のルールが無いからといって、冒険者PCのルールをそのまま当てはめるのは、いくらなんでも乱暴に過ぎるかと。(苦笑)
 そもそも、PCというのは相当に特別な存在らしいですから、一般人と一緒にするのは無理があると思います。
 そもそも、一般人に関するルールというものが見当たりません。
 とりあえず、能力値の平均は10〜11らしいので冒険者のルールと同一で無い事は疑っていませんが。
 私は(ルールに従って作成されない)NPC冒険者すら、このルールの恩恵にあずかれないと思っています。
 一般人の言語ルールが存在しないのは、ゲームする上での必要性が薄いからであって、冒険者PCのルールが適用できるからでは無いと考えています。
 
>一般人と駆け出しの冒険者との間に識字率の差がそんなにあるとは私には思えません。
 
 駆け出しのNPC冒険者との間に差は必要無いでしょう。しかしPC冒険者との間には明確な差があると考えています。繰り返しますがPCは特別な存在なのだそうです。
 実際にPCのルールを当てはめて計算すれば、一般人の識字率は無茶な数字が算出されますので。
 
>しかし全体を考える基準としたら、現在明示されているルールをもとにした方が分かりやすいと思います。
 
 ルールブックの記述だけで世界観を考察するのは正直、無理があると思います。オフィシャルの世界観を考察するのなら、私は他の副読本や資料等も参考にされる事を勧めます。
 
>猟師の息子は云々、という考え方自体、相当現代的な考え方だという気がします。
>生きることに汲々としている段階では、そのようなことを考えること自体無かったはずだと思うからです。
 
 生きる事に汲々としている状態では学問を修める余裕も無いのではありませんか。
 余裕があって、そういう考えができるようになって結局、学問をしないのであれば、どっちに転んでも学問はしないという事になります。
 結局、識字率は上がらない事になると思うのですが。(私はあの程度の考えは、中世レベルでも充分通用するものだと思いましたが)
 
>ただ、実際に計算してみると識字率が異常に高い値、多分現実現在の世界よりも高い値、になりそうなので、まったくこのとおりかというのは違う気もしますけれどもね(笑)。
 
 おっしゃる通りです。ですから私は冒険者PC用のルールを一般人に当てはめるのは無理と判断するのです。
 逆に言えば、なぜPC用のルールを当てはめられないかを考える訳です。
 (一般人の成人の知力が10〜11とすると、恐らく使用するダイスは3d6。知力5以下というのは10/216で成人の識字率が約95.4%?PCのルールを当てはめて4d6にすると、更にトンデモない事に。いくらなんでも、これは……計算、間違ったかな?現代ですら、これだけの識字率を維持できる国がどれだけあるのかな……)
 識字率は教育制度と密接な関係があるものと思われますが、アレクラストにおいてそれほどまでに高度に発達・整備された教育・学習システムが維持・管理されている印象は残念ながらありません。
 また、Q&Aを確認しますと2001年10月分に、一般人の紙の本の所持率については「ほとんど所持していません」とあります。
 Q&A補完(清松氏のHP)では1999年5月分に、瓦版のようなものは「場所によっては、あるかもしれませんが、一般的なものではありません」とあります。
 
>以上の印象から私はアレクラスト大陸は現代並みの識字率を誇っていて、その上で今のアレクラストの文化が成り立っていると考えています。
 
 ですから残念ながら、その考え(識字率)は現実的に無理があると私は考えるのです。
 文化・技術レベルが中〜近世レベルで、印刷・製紙技術が未発達、本はほとんど所持されず、瓦版すらも一般的では無い。
 この状態で、識字率だけが現代並み(より高い)というのは、説得力が感じられません。
 個人的には、アレクラストの文化レベル同様に中〜近世並みか、その前後程度の識字率が常識的なラインだろうなどと考えているのですが、その頃の識字率ってな、いかほどのもんだったんだろぉ……
 
 【かみのおねだんー】
 
>需要があるので供給もある程度発達している。そのために安くなっている、と考えるのが、私には普通の論理だと思えます。
 
 供給の発達については、まず「大規模な製紙業は未発達(Q&Aブックより)」というのが前提ですから、それは無いでしょう。
 私は供給に比して無いに等しいと言ってるのであって、全く無いとは思っていません。使う人間がいるから供給がある、というのは当然ですから。ただ供給過剰になっている、と言ってるのです。(大して作られないし、それ以上に使われない)
 値段が低い理由としては(経済学的に)正当なものだと考えます。ですから、
 
>特殊なものである「紙」の需要が供給に対して少ないために安くなっているという理屈は、私にはかなりの違和感があります。
 
 この違和感の正体は私には判断しかねます。需給バランスがとれていないから値段が安いという事と、紙が特殊なものかどうかという事には直接の因果関係は無いと思います。
 需給バランスがとれているなら価格は「適正」になるはずです。そして「安い」と感じられるなら、需給バランスが崩れているのでは無いか?と考えるのが自然だと思いますがいかがでしょう。大規模製紙業(技術)が未発達である以上、大量生産によるコストダウンは困難であると考えるしかないのですから。(それだけの需要があれば、大規模製紙業はそれなりに発達するでしょうし)
 
>補足としてリプレイなどでは随所に「書き置き」「メモ」「似顔絵」等々の言葉が出てくることを書いておきます。
 
 リプレイはGMやPLが現代人なのですから、思考形態が現代的になるのは……(苦笑)
 
>おそらくは現代人が遊びやすいように遊んでいることから来る感覚なのでしょう。
>私はそれで全然問題ないのではないかと思っています。
 
 これは同感です。だから何の問題があるんだ?と言われれば、特に問題は無いと答えるしか無いわけです。
 ぶっちゃけ、問題が発生しなければ、どーでも良いという事です。
 非現実的な数字や考えが出てくるようなら「ありえない」と判断するしかないわけですが。
 それでも、個人(や限られた小人数)で遊ぶ分には、それで問題は無かろうと思います。(いわゆるハウス設定になってしまいますが)
2003年11月08日:19時54分04秒
続・カストゥールの印刷機・珍説 / アルミャ
 連続書き込み、失礼します。
 確かに魔法がある以上、文体をどうこう工夫して小説なんかを書くよりは、頭の中の映像をそのまま魔法で幻像化したほうが楽なので、 大量印刷物はないのかもしれません。が、やっぱり、文明が発達しているのに娯楽作品や情報を広く配布する文化がないというのは私には想像がつかないんですよね。(みんな自分以外に興味がなかったとか?まさか・・・)
 
 そんなところから「古代王国は印刷物を大量に作ることがなかった説」も考えてみました。

 「文明が発達している」「紙を大量印刷して配る必要がない」世界といえば、近未来SFがあります。
 ああいった世界ではコンピューターネットワークが発達して、紙のメディアがすっかり廃れている描写を見かけます。
 つまり、古代王国期には紙より便利な情報媒体が発達していたのではないでしょうか。
 でも、これだと、この新たな媒体となったアイテム、あるいは装置が大量に見つからないと不自然ですね。
 
 というわけで、ここで新説!
 紙に代わる新たな媒体、近未来で言うならば情報端末機(パソコン)にあたるもの、
 それは古代王国人の額の水晶なのです!
 そして魔力の塔は魔力を供給するだけでなく情報を発信するサーバーの役割も果たしていたのです!
 アクセスする時は額の水晶に意識を集中して・・・。
 
 ・・・と、そろそろ物を投げられそうなのでこの辺で止めさせていただきます。
 失礼しました〜。(全力移動で逃走!)
2003年11月08日:19時35分28秒
カストゥールの印刷機・珍説 / アルミャ
 古代王国の印刷機が現在使われない理由
 
 古代王国に印刷機があって、現在それを発掘して使用してもよさそうなのに、なぜそうしないのか。
 これは、この印刷機が私の世界でいうワープロとプリンターが一体化したものなのではないでしょうか?
 そう考えれば以下の理由が思いつきます。 
 
 1、下位古代語しか表示する機能がない。現代の共通語が打てないので現代ではあまり実用性がない。
 2、プリンターでいうところのインクカートリッジのようなものが必要で、これが魔昌石のように使い捨て&生産不能なため、おいそれと使えない。
 3、現代の羊皮紙は分厚すぎてプリンターに入らない。または紙詰まりを起こしてしまう。
 4、あるいは羊皮紙と装置の相性が悪くてインクが上手く写らない。 
 
 というようなことを考えたのですが、ちょっと苦しいですかね。 
 特に3と4は古代王国期の書物が羊皮紙ではないという保証はないので、うーん。ですし。
2003年11月04日:15時31分44秒
言葉の音/ヴァルキリー / KBN1215
「Valkyrie(Valkyries)」ですよね。あちこちの言語で、それぞれのスペルがありますが。
 ヴァルキリー=ワルキューレ(Walkure)ですから、そこら辺から出たのだと思うのですが。
 前に全然別の件で、神話キャラクターとかの名前の変遷を調べた時に、どれが何語とかいうのを確かめたのですが、今手元にないので家帰ったら見直します… でもワールクールは、コレ用に作ったような気がするのですが。スペルから。
2003年11月04日:01時07分08秒
言葉の音 / もーりょ
 皆様、こんにちは。再びもーりょです。
 
 言葉の音についてですが、、
 小説「混沌の夜明け」には混沌の地の言葉の音が登場していますよね。
 これが何語のイメージなのかが分かれば、手がかりがつかめるような気がします。

 私は語学が苦手でよく分からないのですが、例えば「ヴァルキリー」を「ワールクール」と呼ぶ言語は地球上に存在するのでしょうか?
 「ヴァルキリー」と「ワールクール」の語学的な関係はどのような感じなのでしょうか?
 
 そこら辺のイメージが分かると面白いです。
 
 それでは、また。
2003年11月04日:01時01分42秒
【識字率】【紙の流通】【思考形態】 / もーりょ
皆さん、こんにちは。もーりょと申します。

【識字率】
おりふさんwrote
|それはあくまで「冒険者」に限った話ですね。アレクラスト人全てに当てはまる訳ではありません。
 ちょっと良く分かりません。どこに冒険者「限定」と書いてあるのでしょうか?
 一般人の言語に関する項目が無いのですから、このルールを一般人に当てはめても問題は無いと思うのですが?
 一般人と駆け出しの冒険者との間に識字率の差がそんなにあるとは私には思えません。
 文字が必要だと思った冒険者は経験値を使ってセージ技能を取るものでしょうし。
 
 もちろん相応の理由があれば、知力6以上で母国語の読み書きが出来ない一般人のNPCを作ってもぜんぜん構わないと思います。
 
 しかし全体を考える基準としたら、現在明示されているルールをもとにした方が分かりやすいと思います。
 ただ、実際に計算してみると識字率が異常に高い値、多分現実現在の世界よりも高い値、になりそうなので、まったくこのとおりかというのは違う気もしますけれどもね(笑)。
#「6」という数字は能力値ボーナスとの絡みで決められた値でしょうから厳密でないというようなことだと私は思っています。
##もちろん、都市部と農村部で教育の普及度が異なる可能性もあるだろうとも思っています。

 以上の印象から私はアレクラスト大陸は現代並みの識字率を誇っていて、その上で今のアレクラストの文化が成り立っていると考えています。

【紙の流通】
 普通に考えると、需要が無ければ供給は途絶えるものです。
 特殊なものである「紙」の需要が供給に対して少ないために安くなっているという理屈は、私にはかなりの違和感があります。
#「紙」が何らかの理由(例えば古代王国の遺物だとか)で使われもせずに有り余っているというのなら理屈は通る気がしますけど。
 
 需要があるので供給もある程度発達している。そのために安くなっている、と考えるのが、私には普通の論理だと思えます。
 
KoZさんwrote
| お手洗いとか、どうやってるんでしょうかね?(笑)
 いくら安いといってもお手洗いに使うほど安くは無い感じですよね。(笑)
 1枚使うごとに銀貨1枚な訳で、これはもったいない、というか羊皮紙で拭けるんでしょうか?(笑)
 こういうのは、多分、ぼろ布とか、そこらの葉っぱとか、を使っているのではないかなと思います。
#ちょっとかぶれが心配です。(笑)

【思考形態】
 アレクラスト大陸の知的生物の考え方は、かなり現代日本に近い印象があります。
 猟師の息子は云々、という考え方自体、相当現代的な考え方だという気がします。
 生きることに汲々としている段階では、そのようなことを考えること自体無かったはずだと思うからです。
 「紙」に関しても、何かを書いておける物で、ごく普通に在る物、という認識のように思えます。私の個人的な印象ですけれども
#補足としてリプレイなどでは随所に「書き置き」「メモ」「似顔絵」等々の言葉が出てくることを書いておきます。
 
 おそらくは現代人が遊びやすいように遊んでいることから来る感覚なのでしょう。
 私はそれで全然問題ないのではないかと思っています。
 フォーセリアは現実とは違うのだから無理に現実の中世ヨーロッパに当てはめる必要はあまり感じないのです。
 現実の中世に対しては利用できる知識だけ利用すればいいという感じですね。

 それでは、また。
2003年11月03日:00時17分41秒
識字率・紙・印刷技術 / おりふ
>ルール上知力6以上の人は母国語の読み書きが出来るわけですから。
 
 それはあくまで「冒険者」に限った話ですね。アレクラスト人全てに当てはまる訳ではありません。(ルールブックP171)
 厳密には「ゲームをする際の冒険者のPC」に適用されるべき話で、NPCを含めた全ての冒険者に当てはめる必要も無いと考えています。
 シナリオで共通語を喋れないキャラが出てきても、別に不思議には思いません。
 (私自身もアレクラストの識字率はそれなりに高いとは思っていますが、そこまで高いとも思っていません。単なる所感ですが)
 私は羊皮紙の値段が安い理由は(供給に比して)「需要が無い」からだとばかり思ってました。
 
 「猟師の子供は役に立たない勉強なんて、やる必要ないだろうが。本なんて読んでも無駄ってことを、わからせてやってたのさ」
 (新リプレイ6巻P112)
 
 こういった考えは(都市部以外では)正論としてまかり通っているような気がします。
 紙や本が悪魔(カストゥールの魔術師)のものであったため、人間(当時の蛮族)はそういったものを歴史的に忌避する風潮があったのでは?とも考えました。
 何かあれば紙に残す、という考えはあくまで現代人の発想でしかありませんし。
 賢者の学院(魔術師ギルド)は創設者が未だ健在で、各地に設立されてから百年経っていないでしょう。
 ラーダ神殿における知識の伝達は口伝によるものであるという印象が自分にはあります。(特殊神聖魔法レジェンドの存在)
 吟遊詩人の伝承知識も聞き覚えたもので、紙に残しているような印象はありません。
 紙そのものが市民生活の中で、それほど必要・重要視されていないのではないかと思っています。あくまで個人的な所感ですが。
 そもそも、製紙技術が発達しなかったのは、その必要に迫られなかったからだとも考えられます。
 印刷技術がどうなるかはジョン・ベインズとカーナニス王次第でしょうが、あの博士の事ですから、最後は装置が爆発して終わるような気がします(←偏見)。
 
 どうにも話が「フォセ研」向きになっているような気がしてきました(苦笑)。
2003年10月30日:16時30分40秒
表音文字について / KBN1215
 わたしは、もっと簡単に「ラテン語的なもの」と考えておりました。後にアルファベットにも発展したわけですが。
 日本のひらかな・カタカナは、確かに音をあらわす文字ですが漢字で置き換えていたものを簡便化していったわけですよね。
 古代語の文字が、簡易化されたり蛮族の言語に部分的に取り入れられたり、似通った意味の単語を示す際に使われたり…等々と変遷していって、今の共通語とかが形成されていったのでは、と。
2003年10月29日:12時45分00秒
古代語について / 倉本
 私は古代語は日本語ではないかと思っています。
 混沌の大地によりますと下位古代語というのは発音と表記が一致してる言語だそうです。
 共通語や西方語のような言語はそうではないそうです。
 これはなんとなく日本語と英語を感じさせませんか。
 同じ言葉が発音が違うと別の意味になるというのも日本語の同音異義語を感じさせませんか。
 それで私は日本語だと思ってました。
 正確には日本語的な性質を持った言語だということですね。
2003年10月29日:09時53分27秒
紙が無いということは… / KoZ
 お手洗いとか、どうやってるんでしょうかね?(笑)
 確かに現実世界を鑑みても、紙を利用しているのは少数地域だそうですので、それほど不自然ではないのかもしれませんが、日本で生活していると、こう…なんというか…ねぇ。(笑)

 製本技術や活字印刷が云々よりも、直接的に冒険に関わって来るような事項ですが、さすがにその辺りを考慮したセッションというのは…(笑)
2003年10月27日:19時33分14秒
アレクラストの「紙」ですが… / KBN1215
 そう言えば、ケイオスランドには「繊維をすいた紙」がありましたよね。仮想520年が動き出したら、一気に全土に普及したりして…(笑。
 なんというか、初歩的な印刷や紙が、大都市ならありそうな印象が強すぎる気がします、アレクラスト。
2003年10月26日:23時57分45秒
アレクラスト大陸の出版 / もーりょ
 皆さん、こんにちは。もーりょと申します。
 
 印刷の話について、ちょっとした話題提起をしようと思います。(毎度のこと出遅れてますが)
 
 まず、アレクラスト大陸の識字率ですが、これはそれなりに高いと思われます。 ルール上知力6以上の人は母国語の読み書きが出来るわけですから。
 こういう世界では、本や瓦版などの情報媒体はそれなりに需要があるのではないかと私は考えます。
#傍証として、アルダインの街で壁新聞が好評を博していたことは、私にはアレクラストの住人が情報を求めていることの現われだと思われます。
 
 しかし、デュダリプレイ「迷探偵登場!」の後書きで清松みゆきさんは製紙技術、大量印刷技術はアレクラストでは考えられない、と書かれています。
 
 需要があるのに手段が無い。こういうとき、人は何かしら考え出して商売を始めるものです。
 
 私が想像しているのは写本ギルドです。
 
 アレクラスト大陸は、生活に余裕のある雰囲気の世界です。
 こういう世界では本などの娯楽に手を出す余裕が生まれます。
 専門の職人は容易に生まれ、職人が集まれば経済的に成り立つ商売なのではないかと思います。
 なんせ「大量印刷技術」という圧倒的な「ライバル」は存在しないことが明記されているのですから(笑)。
 
 紙の問題というのもあります。アレクラスト大陸で使われているのは「羊皮紙」のようです。
 しかし、「羊皮紙」というのは言葉の問題で、羊の皮のみを使うものでは無い、と思います。
 使うことが出来ればどのような動物の皮でも、現実の世界と同じように、便宜的に「羊皮紙」と呼んでいるのではないでしょうか?
 
 商業的な写本ギルドがあると仮定すれば、効率の良い「紙」を捜すのは当然の成り行きです。
 
 アレクラスト大陸、特にオランには写本ギルドが存在し、本などの情報媒体が比較的安価に売られているのではないか、と私は自然に想像しています。
 
 ちなみに「木版」はアレクラスト大陸に実在する可能性が高いです。
 西部諸国アドベンチャーですが、プロミジー急転!に「社会の常識」という本が木版で出ていることが記されていて、登場人物はそれを当然のように受け止めています。
 
 それでは、また。
2003年10月26日:02時49分37秒
ソードワールド雑談所 LOG 042 / sf

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