ソードワールド雑談所 LOG 016

ソードワールド雑談所の1998年11月15日から1998年11月25日までのログです。


1998年11月25日:05時57分24秒
国境にて / カヲル
まず冒険者ありきで言い忘れましたので、ちょっと補足ですう。
 
 
 すでにQ&Aは返してしまったのですけど、そこで、
 「国境に関所はないのですか?リプレイなどを見ると、全くないか、あってもフリーパスみたいですが?」
 と言うような質問を見た覚えがありますです。
 これに対して清松先生は、
 「実際にはちゃんとあります。通行証なども必要。でも面倒だから省いている」
 という感じの事をおっしゃっていたと思うのですけど・・・だれか、確認していただけないでしょうか?
1998年11月25日:05時47分20秒
まず冒険者ありき / カヲル
今日は、中村やにおさん。初めましてぇ。

中村やにおさん>>矛盾とかが出たら、冒険者を成立させる方向へ考える もしくはその矛盾を忘れるってのが、筋なんじゃないかと

との説、すっごく的を得ていますね〜。確かにそのとおりです。そういえば、冒険者の宿も、そのために設定されたとどこかで読んだ覚えがあります。  
  それに、クリスタニアでも、どんどん世界が混乱していくことにおののく(?)プレイヤーに対して、水野先生が、  
 
「でも冒険はしやすい世界になったでしょ」  
  と言うようなことをおっしゃっていたと思いますです〜。
1998年11月25日:05時11分16秒
権力者の権利と義務 / カヲル
ふみゅ。どうも先走りすぎたみたいですね(^^;)  
  皆さんすいませんです〜〜  
 
   私って宮廷陰謀劇を好んで読むもので、その手のことについてうんちく語りたくなったのです。あまり気にしないで下さい。  
   
   えーと、では二つのことについてレスを書きましょう。  
 
   まず小説についてですけど・・・  
   私があの小説を書いた「前提」は、ジョニイさんがあの時点で書いたことがもしそのまま実行されたら?というものですので、たとえば密告に関してもそのまま、という「仮 定」に立っています。  
  
   一方、現在のこの掲示板の状況は、  
 
「ジョニイ大臣が、同僚の内務大臣の草案を読んで、有識者から意見を聞いて、よりよい草案にしようと話し合っている」  
  状態であると思います。  
   この時点で、完全なパラレルワールドになっているのではないでしょうか(^^)  
   あまり気にすることないですよ(^^)
 
 
「政治に参加する権利」があるだけです。」について。
これは・・・はさすがに・・・ちょっと(^^)と思いますです。  
  
   政治に参加する事が権利というのは確かに生得権ですけど・・・同時に義務ですよ?  
  
 王様が政治を放り出して遊びほうけていたら・・・大臣に実権を乗っ取られるか、国が荒れるかのどちらかになりますですよぉ〜〜  
  
   他にも、権利と義務が同居していることはたくさんありますよ〜〜  
  
   たとえば、飢饉の時。農民は餓死しなければ儲けものと言う程度のご飯しか食べられません。ですが、権力者はおいしいご飯をお腹いっぱい食べられる権利があります。ですけど、同時に、義務でもあります。上に立つ人が健康を害したら、困ります。いつも元気に政務を執ってももらわないと、仕事が滞ります。
 健康維持も、権力者の義務の一つであるわけです。
 
 ですから、エリツィンさんは政治基盤が揺らいでいる、退陣要求が云々と大騒ぎになるわけです。  
  
 他にも、ちょっと入院しただけで、デマが飛び交い国内資本が大量に流出して大騒ぎになった国、皆さん、わかりますよね?  
 
   ですけど、家畜と同じようなものを餓死しない程度に食べるのと、おいしいご飯をお腹いっぱい食べるのとでは、後者のほうが良くありませんか?  
  
   お妾さんをもらうのも、義務かもしれませんけど、同時に権利でもあることを忘れてはいけませんよ。理想からかけ離れた女の人一人だけと、好みのきれいな女の人をたくさん囲ってとっかえひっかえするのとでは、後者のほうが嬉しくないですか?(ああっ、なんてイヤな!!不潔よっっ!!!)    
  
   立派な服をたくさん持つことができることも、権利であると同時に義務です。偉い人は、命令するのが仕事です。そして、現実問題として、人間はまず外見で判断する生き物です。ですから、紋章を金糸銀糸で刺繍した絹の服を着て部下よりも上であることを外見で教えるのは義務です。
   
  ですけど、みすぼらしい服を着るよりも、きれいな服を着たほうが嬉しくありませんか?
  
  これだけではありません。(とてもとても帝王学を解説するなんて私には)ですけど、ちょっと勘違いしているな・・・と。  
  
   強い力を持った者は、その力を正しくつかう義務があります。ですから、どんな影響がでるのか、隅々まで計算して行わないといけません。  
  
   とにかく、これだけは忘れないで欲しいです。
 <<あくまで私の希望にすぎませんけど・・・何しろ、他の方のやっているゲームですから・・・
1998年11月25日:03時26分34秒
見に来たです。んで感想。 / 中村やにお
盛んな議論が行われているようで、見に来てみました。

SWって、別にかっちりした世界観を持ってるゲームじゃないと
思ってたんで、こんなに議論できるもんなんだなーと、ビックリしました。

で、思ったコト。このゲームはまず冒険者ありきで世界観を作って
あるはずなんで、矛盾とかが出たら、冒険者を成立させる方向へ考える
もしくはその矛盾を忘れるってのが、筋なんじゃないかと。
ほら、世界観なんてのはゲームするためにあるものですんでね。どんなゲームでも。
ですから、シナリオネタになるか、シナリオ進行をスムーズにするため
以外の法律(制限)なんてのは、あっても意味がないと考えます。
ジョニィさん達の「国家運営」という本来SWにないスタイルが
生み出した発想なんでしょうね。

1998年11月25日:01時22分17秒
YAN/矢野 聡一郎さんへ / ジョニィ
 
 YAN/矢野 聡一郎さん、レス遅れて申し訳ありません。m(_ _)m
 時間も遅いので、本日は以下の物へのお答えだけさせて下さい。(^^;
 
 >あとは、商人たちに対する扱いですか…。 おそらく、冒険者とは分けて考えられると予想しますが、如何でしょうか…
 そのとうり、商人は国の経済に深く関わる存在なので、冒険者とは当然分けて考えられています。m(_ _)m
 
 これしか答えられなくて申し訳ありません。どうか見捨てたりしないで下さい。(^^;
 ご質問、お待ちしております(うっ、こんな状態じゃ、もうレス下さらないかな?)。
1998年11月25日:01時02分58秒
Re:力を持つ者の権利と義務 / ジョニィ
 
 カヲルさん、レスどうもありがとうございます。
 
 >今日は、ジョニイさん。お返事ありがとうございます〜
 いえいえ、こちらこそこれからもよろしくお願いします。m(_ _)m
 
 さて、私は前提として「義務を果たさぬ者に権利なし」だと考えています。
 
 で、以上の事を踏まえた上で、為政者の権利とはただ一つだけ「政治に参加する権利」があるだけです。
 これこそが一般民と為政者を分けている物だと考えています。
 
 「義務」についてはお教えしなくてもお分かりになると思います。
 一つだけ例を挙げさせて頂くと。
 カヲルさん、血縁によって地位の継承の行なわれる社会では為政者が子孫を残す事は「義務」です。
 正当な後継者が存在しないと内乱(又は家督の相続争い)が起きる可能性が大きくなるからです。
 ですから彼らはより多くの(子どもが死亡したときのことも考慮して)子孫を残す為、複数の女性と関係を持たなくてはならなくなります。
 
 以上、ご不明な点がありましたら、ご質問お待ちしております。
1998年11月25日:00時48分28秒
センスオーラで男女の違いを見分けられるか…? / YAN
> 謎爺さん
 
> 精霊使いの奴らは…その、生命の精霊とかなんとかで、
> 「相手の性別」を知ることが出来るのじゃろうか…? 
 
 うーん。「見たほうが早い」気もしますが(;^^)。
 
 ええと、似たような問題で、「精神の精霊を感知することで、相手の感情を知ることが出来るか?」
 というものがあるのですが、これもやはり、「表情に出る以上の事はわからない」、という事です。
 
 表情を隠そうとした場合、精神の精霊の動きも隠れてしまうらしいもので。
 だから、「女性(男性)であることを隠そう」と思っているものを、センスオーラで見分けるのは
 難しいと思います。(おもいっきり近づけば可能かも)
 
 ただ、長い間接していれば、「なんとなくおかしい」くらいには気づくものでしょう。
 
# あと、「別に隠しているわけじゃないだろうけど、男なの?女なの?」という性別不祥な方には
  有効かもしれません(笑)。 
 
 それにしても…。謎爺さんって、子供のころは「どちて坊や」と呼ばれていたとか…?(;^^) 
1998年11月25日:00時26分41秒
間違えました。 / ジョニィ
 
 前回書き込みの題名を、Re:前提と視点 / 寺田大典 から 「寺田大典 さんへ」に変更します。(^^;
 大変失礼致しました。
1998年11月25日:00時20分39秒
Re:前提と視点 / 寺田大典 / ジョニィ
 
 寺田大典さん、始めましてジョニィと申します。レスありがとうございます。
 
 大臣および私はあなたの認識が我々の意図を大筋で理解していると認識致しました。
 というわけで、大臣からは何もお答えする事がないそうです。
 
 偉そうに書いてしまってすみません。自分のボキャブラリーの無さを恥じるばかりです。
 これからもご意見お願い致します。m(_ _)m
1998年11月24日:23時23分46秒
ありゃあ…「冒険者締め出し」制度なのね(;^^) / YAN
 
 うーん。やっぱり「冒険者に厳しい」制度なんですね >ジョニイさんの所の冒険許可証制度
 
 あとは、商人たちに対する扱いですか…。
 おそらく、冒険者とは分けて考えられると予想しますが、如何でしょうか…
1998年11月24日:23時09分38秒
 冒険許可証について(ちょっとインターバル) / YAN/矢野 聡一郎
 
 いやあ、盛り上がってますね。…私も色々書き込みたいのですが、まずジョニイさんにお聞きしたい部分があるので…。その確認も含め、しばらく議題を整理する形で意見を述べてみようと思います。
 
> ジョニイさん
 
 確認したい事…というのは、ジョニイさん(の所のプレイヤーさん)は「冒険許可証制度」を
 
 ☆「冒険者にもメリットのある制度」にするのか、「冒険者を締め出すための制度」にするのか
 ☆職業冒険者以外の、商人や旅人にも適用するのか(=許可証がないと宿屋に泊まれないのか)

 
 という点です。この2点次第で、かなり内容が変わってきますからねぇ…
 
 なお、ジョニイさん(の所のプレイヤーさん)は、今の所「冒険許可制度」を強権発動したわけではなく、「どう思いますか?」って尋ねている段階ですから、「責任」とか言い出すにはまだ早いかと(;^^)>カヲルさん
 
 逆にいうと、私達も「どう思いますか?」という質問に、率直に答えているだけなわけですけど〜。
 全体的に厳しい意見が出ているのは、冒険許可証制度が「国民のためを思って作った制度」にしてはアンバランスな点と、「冒険者の側」に立って考えるとどうしても…という気持ちが原因だと思います。
 
 これが「金にうるさい、冒険者嫌いの大臣」が作った制度という話なら、「なるほど。今度GMするときに使ってみようかな?」、で終ると思うのですけど(;^^)。(逆に考えると、おかげ様で、これだけ話が盛り上がったと言えるかもしれないですね)
 
 あと、「冒険許可証制度」の内容は3通り考えられまして、
 
 1.「国民にも、冒険者にもメリットのある制度」
 2.「国民にメリットはあるが、冒険者には厳しい制度」
 3.「国民にも、冒険者にも厳しい制度」
 
 があって、大半の人は1を求めているが、ジョニイさん(の所のプレイヤーさん)は、2を求めているのではないかと。が、現在の所は、3に近い(と、解釈してしまうような)状態…であるのだと思います。
 
 で、私としては、1も2も3も、それぞれ考えがいがあると思います。(3も、厳しい制度だと、敢えてわかった上でやるなら、話はまた別です)
 
 不明瞭な部分がすっきりしたら、今後はそういう話をしてみたいと思います。
1998年11月24日:22時25分18秒
宇津見さんへのレスです。 / 大臣(ジョニィ)
 
 宇津見さん、始めましてジョニィと申します。レスを下さりありがとうございます。
 
 なお、ここからは大臣からの回答です。ENTさん、偉鷹 仁さんの所でも書きましたが、過激に見える所は事情をご理解いただきたく思っております。m(_ _)m
 
 宇津見氏の意見具申に附いて、我々為政者は市井で治安が行届かず、不安な暮らしを送る民草の存在を認識している。
 無法者(彼の言う処のガンマン)が地方の治安維持に貢献した事実はアメリカ開拓時代のみならず、ドイツ騎士団、あるいは日本の平家源氏の台頭、中国の黄巾賊など武力にて一時的に掌握する集団の存在は否めない。
 しかし、彼等は結局、自己の利益追求のみに終始し、文化や進歩に貢献したとは到底言えない。
 その様な階級が台頭する事を予は座して看過する事は得ず、彼等に定職と定住を与え、歴史の正統な担い手として育成を施す案を起草、議決したものである。
 
 そもそも、ガンマン達の治安維持よりもそれによる武器流失、騒乱、私闘、差別の遺産は現在も市民を脅かしており、それは取りも直さず当時の為政者達の怠慢と呼ぶべきものである。
 治安が悪くなるのは誰の為か考えてみたまえ。
 
 また、モンスターを特殊な猛獣のように考えて居る様だが、彼等はテリトリを脅かされたり、心無い人間に使役されたり、危機が迫った時のみ人を襲う点で我々が日頃接触している、隣人の一部である。
 それを退治する必要はなく、寧ろ無思慮で無作法な人間が被害に遭って当然なので、此れを根拠とする説は到底摂理に欠ける。
 
 卿等に申す。
 自らの存在理由の為だけでなく、広く世界を見よ。卿等の愚かしさが戦乱の礎となるのだ。
 
 以上
 ジョニィ:だそうです。何かご不明な点がありましたらご意見、ご質問お待ちしております。m(_ _)m
1998年11月24日:22時04分44秒
Re:言葉足らずでゴメンナサイ / 大臣(ジョニィ)
 
 偉鷹 仁さん、ジョニィです。言葉足らずだなんてとんでもありません。レスをつけて下さるだけで感謝しております。
 
 尚、ここからは大臣からの回答です。ENTさんの所でも書きましたが、過激に見える所は事情をご理解いただきたく思っております。m(_ _)m
 
 以下本文:(→以降、政府解説。
 
 この制度を敷く国は、遺跡などがかなり豊富であるといった、冒険によるメリットが非常に大きいという前提があって始まると思います。後略
 →新興国家ならばいざ知らず、この様な痴れ事が通用するものか。税金が上がるのは流浪武装者なのになぜ、一般民が引越さねばならんのだ?。
 だいたい、彼等に居て欲しくないから発布するのにうまみを付けろとは言語道断。貴殿等は国家の害虫だと認識せよ。
 
 ジョニィ:だそうです。偉鷹 仁さん、私もずいぶんへこまされました、ご質問がありましたらよろしくお願いします。誠心誠意お答えさせて頂きます。m(_ _)m
1998年11月24日:21時45分49秒
ENTさんへのご回答だそうです。 / 大臣(ジョニィ)
 
 ENTさん、始めましてレスありがとうございます。
 
 以下の回答は私、ジョニィの物ではなく、大臣からの物です。
 大臣は現在インターネットの利用環境が十分でない為、私が変わって書き込ませて頂きます。
 尚、この文章をご覧になって過激に思われるかもしれませんが、大臣(実社会では大臣ではありませんが)は大変忙しいので、簡潔に回答を述べたに過ぎない事をご了承ください。m(_ _)m
 
 以下本文:(→以降、政府解説。
 
 >冒険者が何故生まれたのか、その理由を考慮していないようです。そもそも、定住しない/武装する冒険者が何故成立したのでしょうか?それは国の治安維持が不完全だからに他なりません。また、彼ら冒険者が特殊能力を持ちながら、安定した生業につけないことが問題なのです。
 →否である。定職に就く機会は世界の何処かにある。
 
 >つまりこの制度で効果を上げるためには、他に
 >1)国家の治安維持を強化すること
 →貴殿等、流動武装民による犯罪が最も大きく、それ以外は軽犯罪(窃盗含む)に当たると考える。
 
 >2)既存の冒険者が冒険をやめたとき、それを受け入れる安定した雇用(生活)基盤が必要です。さもなければ実効性を持たないでしょう。
 →安定した国家ならば安定した雇用があって当然である。今更論ずるまでも無い。
 
 >◎既存の冒険者を新たに準軍隊として雇い入れる。あるいは保安官として任命する。当然給与も負担する。
 →妥当な案で我国でも採用の方向である。
 
 >◎完全な中央集権国家にして、中間団体は総て解散させる。(まず封建領主制度の廃止、中央からの騎士の派遣統治。盗賊ギルドの解散。非合法化)
 →否。封建制度はそれが運営できる限り強力な社会機構である。中央集権制度は国家総力戦時代から。盗賊ギルドは必要悪で社会に不可欠である為、存続させる。(できれば国家補助の下)
 
 >◎引退する冒険者の為に定住の為の土地を貸し与える。
 →否。開拓せよ。その補助金は開拓準備金で通常通り支給する。
 
 >◎農地開墾のため、しばらくは無税。
 →否。迎民的政策ならば可だが、我国では有得ない。(平等性を阻害する危険大)
 
 >◎戦闘以外の技術(カタギ)を教育する施設を公立で運営する。
 →教育機関の設立は必須である。基礎教育、専門教育、職能教育の全てに渡り可能な限り実施するのは当然である。
 
 >これらの方策が実行されない限りは、既存の「冒険者」が自由な他国へ亡命するか、地下に潜るだけだと思います。
 →亡命は許可する、と言うより入国を拒否する。地下潜伏は犯罪者とみなす。
 
 >武器屋はそれ専門で技術をつけ商売してきたから武器屋なのです。そんなに簡単に商売替えできないだろうし、転職しても食べていけないでしょう。その責任はどうするのですか?少なくとも、これまで武器屋から税金を徴収してきた立場でそんなことがいえるでしょうか?また転職した鍛冶屋から税金を取ることもできなくなるでしょう。
 >護衛を連れていない交易商人はごく少数だったはずです。宿泊客の半分は減り、売り上げも半分になりました。それでも税金は今までどうり取るのですか?
 →彼等は同時に鍛冶屋であり、農具を作っているケースが多いのは周知の通りである。(武器の需要を考えてみるがいい。)武器が半数の販売量ならば市場原理で倍の価格が附くだけである。
 
 >1)定期的な国勢調査と戸籍制度の導入
 →寺院等と連携が必要。そもそも必要性を考えるべし。
 
 >2)武器と防具に税金をかける。購入の際/修理の際(間接税として)、移動の際、(町の門での入市税として)。
 →正規の隊商護衛に支障在り。却下。
 
 >3)冒険者共済保険制度の導入後払いの税金ではなく、前払いの書け捨て保険掛け金として徴収。支払わなければ、事故の際、補償されません。
 →必ず怪我をする者に保険は利きません。
 
 以上、殆ど却下、否である。
 
 ジョニィ:だそうです。ご意見お待ちしております。m(_ _)m
1998年11月24日:13時14分29秒
冒険許可証 / ぢょにぃ
どうも、ひらがなのほうのぢょにぃです。 この制度は本来なら当然あっておかしくない。国家の領土内の資源は国家の所有物にしたがるのが当然ですから。 では何でないのか。それは多分モンスターと常備軍不在の現実でしょう。常に人間以外のものとも戦っているほどそれぞれの国家(都市国家)の財力がない。その点、冒険者になら困っている本人が金を出せばいい。対モンスター用の有志隊として機能しているわけです。国家は人間、他国家から人民を守り、モンスターは優秀な個人に依存する。こういうギブアンドテイクが成り立つからでしょう。そして、武器防具その他の消費、開発、技術向上にも需要が多いことで貢献しているのでしょう。そして冒険者はよく訓練された頼りになる傭兵としても機能するわけです。だから多少のことには目をつぶる。 それにしても、この世界の「冒険者」はお行儀がとてもよいようです。彼らを駆逐せずとも治安が保たれている分けです。おそらく「悪い冒険者を懲らしめる」冒険者が存在するからです。冒険者はおろそかになりがちな個人への国家サービスの穴埋め役としても機能しているわけですから、規定をわざわざ作る必要もなかったのでしょう。 僕としては国家にとって、かなりリスクの大きな政策だといえると思います。なにせ、常にモンスターという外敵の存在する世界なのですから、彼らほど便利な存在もないでしょう。一国だけでその政策を行ったとすれば、その国はかなりの危険におかされることになるでしょう。制度的にはなかなか優秀というか、当然ですが、メリットのほうが上回るほどうまく普及させるには天才的妙案か、国際的協力が必要だと思います
1998年11月24日:09時39分02秒
ありゃ、すれちがっちゃった。 / ヌケサク
第2段落は補足で触れられましたね。ネットコミュニケーションは難しい。
1998年11月24日:09時36分14秒
Re:力を持つ者の権利と義務 / ヌケサク
わたしはこの「力を持つ者の権利と義務 」論には必ずしも賛成いたしませんよ。王政を美化しすぎているのではないかと思われるからです。寺田さんと同じで、別にいいと思うのですが、どうでしょうか。ジョニイさんの(そしてご友人の)設定は「あってはいけないもの」のようにいわれていますが、少なくとも「力を持つ者の権利と義務 」は論拠としては不十分だと思います。一部の国での制度でしかないのでしょうから。

「開拓時代のアメリカ」はよくは知らないので何も言えませんが、それほど殺伐とした世界を仮想するか、また、この話題である「許認可制(免許制)」との関連は、ぜひとも考えてみたいことですよね。掲示板を移したほうがよいだろうけど。


1998年11月24日:09時36分12秒
補足 / 宇津見
 先の私の発言の趣旨が少しわかりにくいので、補足します。
 つまり、そもそも治安に問題があるから冒険者やガンマンのようなゴロツキが存在するのであって、しっかりした冒険者登録制度が機能するほど治安レベルが高い社会なら(アメリカが開拓時代から次第に安定していったように)、そもそも冒険者の社会的需要は存在しない、ということです。冒険者登録制度を作ったとしても多分、西部劇の保安官程度にしか機能しないでしょう。
 ただし、これは盗賊や怪物退治の仕事に限った事で、古代王国の宝探しに関しては述べていません。

余談:しかし、ソードワールドの小説やリプレイを読んでいると、現実の開拓時代アメリカや中世ヨーロッパよりずっと治安などが安定しているようにみえるのは気のせいでしょうか。どうも、古代ローマ帝国(属州含む)並に安定しているように見えてしまいます。


1998年11月24日:09時11分05秒
冒険者の社会的需要があるケース−アメリカ開拓時代の場合− / 宇津見
 YAN氏も保安官任命ということでちらりと触れていますが、開拓時代のアメリカを参考にすれば、フォーセリアの多くの地域で冒険者というゴロツキ(今回はこう言っておきましょう)に社会的需要がなぜあるのか理解できると思います。
 詳しいことは各自で調べていただきたいのですが、概略だけ言いますと、開拓時代のアメリカは、治安、交通共に劣悪ですので、現在の日本やアメリカのように事件が起こればすぐに警察や軍隊がやってくることはまずありません。保安官も任命されますが、いても町に一人か二人程度です。暴力的な抗争や、先住民による襲撃なども頻繁にあります。そのため、用心棒や治安維持の臨時の助手として、ガンマンたちの存在意義があるわけです。逆に、治安がしっかりしているなら、社会的需要はないか、せいぜい裏の仕事を受け持つぐらいしかないでしょう。
 とりあえずは、映画『OK牧場の決闘』のワイアット保安官(でしたっけ?)とリンゴを見てもらえば、そのあたりの感覚はなんとなく分かってもらえると思います。
1998年11月24日:03時10分25秒
前提と視点 / 寺田大典
 うーん、見ているとSWの世界全てが、こうなる、という考えだと問題があると思うけど、
 一国家が十分にメリットを加味しながら運用すればあながち方向性としてはSWの世界
 であっても十分に存在し得る話だと思うけど。

 「冒険者を受け入れない国」が合ってもいいと思うのですよ。
 冒険者を受け入れないメリット、冒険者の代わりに「目標として正しい報酬と栄誉と出世
 が存在する軍隊」を設立できれば冒険者が要らない事は多いと思うです。それこそ、
 全人口の冒険者の割合ってそんなに大きく無いだろうと思うから。

 世界は冒険者が動かしているのか?私は、SWであっても、冒険者は世界の動く事件に
 は関わっても、日々世界を動かす人達にはなり得ないと思います。(だから、冒険者による
 クーデターって・・・ん〜?とか思ってしまう。その後、クーデターを起こした冒険者が国を運
 営できると思えないから・・・他人に任せる?とすると、政治家はいつも冒険者の顔色伺わ
 なきゃ治世ができない存在になってしまう。政治と貴族と王族は、そんなに馬鹿で間抜け
 な存在では無いと思うです。小説やセッションで出てくる彼らはそうでもね。)

 オフィシャルにしろってんじゃなく、オリジナル設定としての「可能性」はあると思うと、
 そこから、そういう国に敢えて冒険者が赴く理由とか、国の特務機関なPCとかという面
 白いアイディアが出てくると思うしね。

 冒険者がいない場所なんてSWじゃない、という思想からスタートしちゃうとこの話は簡
 単にケリついちゃうけど。(^_^;)
1998年11月24日:02時11分13秒
力を持つ者の権利と義務 / カヲル
今日は、ジョニイさん。お返事ありがとうございます〜m(_ _)m  
 
   さて、私として、言いたいことの半分はミニ小説で書きました。残る半分についても、大抵はENT陛下やYANさん、偉鷹 仁さんが書いておられます。ですから、お返事を書くべき所は以下の所くらいですね(^^)  
 
  ジョニイさん>>それと、「冒険許可証」制度を考えた大臣は内政を充実させる為これを考えたことを記しておきます。   
  
   さて、ジョニイさんの以上の発言についてですけど、私としては、「力を持つ者の権利と義務」についてもう少し考えてプレイしたほうがよりリアルなプレイができるのではないかな?と言うところです。  
 
   大きな力を持つ者には、いろいろな特権がついて回ります。重婚は普通罪ですけど、王様や貴族くらいになれば、妾を持つのはごく普通です。たくさんのお金も入ります。たくさんの人間にかしずかれ、命令し、自分は動かずにいろんな事をできます。  
 
   ですけど、そのかわりに、大きな義務を持ちます。より上の人への忠誠、部下の行動に責任を持つ。力を正しく使う。大きな力を持つ者が迂闊に動くと、何につけ影響が大きいので行動を慎重にする。他にも色々あります。ですが、とりあえず、一つ一つ書いてみましょう。  
 
   より上の人への忠誠。  
  これはわかりますよね?自分にその力を与えてくれた人に敬意を表し、言うことを聞かないといけません。  
  もし勝手に行動を始めたら・・・・そもそも、自分の部下が勝手な行動を始めても文句を言えません。  
  下の人間は、上の人間の行動をまねするものです。  
 
   部下の行動に責任を持つ。  
  権力者は、部下に命令していろいろなことを「実行」します。そして、部下の功績は、自分の功績です。  
 
「部下の資質を見抜き、適した任務に就かせ、見事成功させたから」です。  
  逆に言うと、部下の失敗は自分の失敗です。  
 
「部下の実力も考えず、無理な任務を与え、失敗させた」からです。  
  そして、「部下は主人の命令によって動く」もしくは「主人に気に入られようとして、主人が喜びそうなことをする」のです。  
  端から見て、この差はつきません。会社の上司にしろ、昔の権力者にしろ、これはあまり変わりません。  
  ですから、上に立つものは、部下が勝手な行動をしないよう、しても、自分の意志に反さない行動しかしないよう、厳しく管理する「義務」があります。  
  俗に言うトカゲのしっぽ切りは、この責任をとるのがいやなので、自分に関係ないと裏工作をすることですね。  
 
   力を正しく使う。迂闊に動かない。  
  これもわかりますよね? 大きな力を間違ったことに使った場合、個人が間違ったことよりも、はるかに悪いことがおきます。  
  ですから、行動は慎重に、どんな結果が起こるか、いろいろな角度から検討してから行動しないといけません。  
 
   それもせず、自分は国民のためを思ってしたのだから、別に悪くないといっても、いいわけにしかすぎません。  
 
   また、自分の都合しか考えずに、自分の利益しか考えずに行動しているのなら、単なる独裁者にすぎません。  
 
   権力を握ると言うことを、軽く考えると言うことは、けっしてしてはならないことなのです。  
 
   権力者(この場合エチゴヤ大臣(仮名))が間違ったことをした。である以上、責任をとらねばなりません。  
 
   これは当然のことです。結果的にそうなっています。他の方の書いているような、メリットもなしにデメリットばかりがある法律を出したのですから。  
 
   また、冒険者の仕事が増えるかというと、逆に減る可能性のほうが高いです。  
 
   過去にも議論されたことですが、辺境の村から街までの距離は、往復1週間かかることが珍しくないようです。シナリオにもよりますが、その間に全滅する/礼金を払う余裕がなくなる/モンスターの出現で瀕死の村から金を搾り取る極悪ものになるので礼金を請求しにくい。等の事態になりやすいです。  
 
   さて、大臣は、不完全な法律を発布して、民衆に被害を与えました。それを認可した王様は、部下の責任をとらなければなりません。認可していないのなら、部下の勝手な行動を未然に防げなかった責任をとらなければなりません。
 
   反乱が起こるのは、当然と言わねばなりません。民衆を切り捨てていない、というのは、いいわけです。  
 
   そもそも、SWでは、冒険者の仕事を作るために、モンスターの存在と、辺境まで完全に警備することのできない程度の軍隊しか設定していません。国によって事情は違うでしょうが、辺境の村では、冒険者を雇うなり、自分達で追い払うかしなければなりません。  
  
   最後にもう一度  
  大きな力をも持つ者の権利と義務について、もう一度考えて見て下さい。  
  よろしくお願いします。m(_ _)m
1998年11月24日:01時31分49秒
ジョニイさんの所の「冒険者許可制度」について / YAN/矢野 聡一郎
> ジョニイさん
 
 お名前は前からお見かけしていたのですが、直接レス頂けたのは初めてでしたね。宜しくお願します〜。
 
> この制度(冒険許可証制度)は、利権を目的にした物ではありません。
 
  これは確かに読み違え(というか、読み込み不足)でしたね。すみません。ただ、
 
> 国家の内政を充実させる為、定住者を増やし住所不定無職の者を減らす
 
 というには、制度の内容が「住所不定無職の者を減らす事」「よそ者を町に滞在させない事」
 「武器の所持制限」
に集中している気がします。
 「定住することのメリット」が提示されていれば、定住者も増えるでしょうけど…。
 
 ええと…この制度で影響を被る者を、4つの立場に分けて考えてみますね。
 
 A.冒険者  
 
   メリット… 
 
  ・武器の携帯が冒険者と為政者側(衛兵とか)に限られるため、仕事が増える
  ・宿屋には冒険者しか泊まらないので、仲間意識を強くすることが出来る 
  ・「選ばれたもの」な気分が味わえる(笑)
 
   デメリット…
 
  ・お金がかかる(=元々お金の無い者は、どうしようもない)
  ・許可証が無いと、宿屋にも泊まれない
  ・許可証がないと、武器も買えない(冒険が始められない)
 
 この街に定住しながら、冒険者を目指そうとする貧乏な若者は、最初からその夢を閉ざされるわけです。そういう人たちが、どうしても冒険者になりたいなら、街を出ていくしかない。また、他の地方の冒険者も、「そんなんお金かかるなら、他のとこに行こう」という感じで、寄りつかなくなる。
 
 つまり、「冒険者が出ていく&入ってこない」という、二重の結果に陥るわけです。
 
 この状況に陥らないためには、
 
 ☆「発行料を安くして、最初のハードルを低くする」(それで制度が機能するかは別)
 ☆「冒険の収入が、発行料を上回る」…たまたま近くに遺跡が多数存在する場所であるか、
  為政者側が、遺跡の調査や、トラブル解決の仕事を積極的に斡旋してくれるなどで、
  発行料に十分見合うだけの(冒険者のとっての)メリットがある
 ☆「アレクラスト全土で、この制度が施行される」(=他所に行っても同じ)
 
 といった条件がないと、冒険者は寄りつかないと思います。
 
 B.冒険者以外の放浪者
 
   メリット… ほとんどなし
 
   デメリット… 冒険者に同じ
 
 ここでポイントなのは、「冒険者許可証」が、(職業冒険者でない)吟遊詩人や商人、ただの旅人にも発行されるかどうか、です。特に重要なのは、「宿屋の宿泊」の問題ですが…考えられる扱いは以下の4通り。
 
 1.許可証は発行せず、宿屋にも泊まらせない
 2.商人などにも冒険許可証を発行
 3.許可証が無くても宿屋には泊まれる
 4.冒険許可証以外の「許可証」があって、それで代用出来る
 5.許可証が必要なのは、「冒険者専用」の宿屋のみ(他は制限なし)

 
 1だと、ほんとにどーしよーもありません。
 2でも、発行料を払ってまで町に立ち寄ろうとするかどうかは…
 貧乏な商人/吟遊詩人/旅人はどうしようもありませんし…
 交易の非活性化と、一部商人の利益独占に繋がりそうです。
 3〜5なら納得。これなら問題ないでしょう(ただ、許可証制度の趣旨に合致するかは疑問)。
 
 C.町の住民  
 
   メリット…

  
  ・武器の所持者が減り、治安が良くなる
  ・無用の流れ者が近づかなくなり、治安が良くなる
  ・子供たちが「冒険者になる」とか言い出さなくて安心
  
   デメリット… 
 
  ・武器屋は事業縮小
  ・自分で身を守れない
  ・(Bでの許可証の扱いにもよるが)宿屋の客が減る
  ・(Bでの許可証の扱いにもよるが)よそ者が寄りつかなくなり、流通が不活性化
  ・閉鎖的な雰囲気になる
  ・金使いの荒い冒険者が落としていく通貨が減り、景気に影響
 
 Bでの許可証の扱いが重要な鍵になりますが、もし1、2の扱いだとその影響は重大でしょう。それだとかなりヤバヤバです(「鎖国っぽい」と評したのはその為です。逆に、3〜5の扱いなら特に問題ないと思います)。
 
 武器屋の事業縮小は、全体からすれば小さな事ですね。ただ、武器屋本人にとっては死活問題でしょう。もともと武器自体、薄利多売のものではないでしょうし(2軒あったうちの一軒がつぶれたとしても、町の人にはたいした事ではないでしょうが、つぶれた武器屋は…)。武器職人がいきなり、ただの鍛冶屋に転向出来るかも、難しいところです。
 対策として(治安維持の意味も含め)、治安部隊用の武器を国が注文する…という手もあります。
  
 メリットは総じて治安的な問題ですが、これは元々の治安力が高くないと、違反者を取り締まる事が出来ず、かえって無法者をのさばらせる結果になると思います。その為、治安維持組織(警備兵、警察、軍隊)の強化が必要となり…。
 
 D.為政者
 
   メリット…

 
  ・お金が入る
  ・武器の所持者が減り、治安が良くなる
  ・武力の独占
  ・無用の流れ者が近づかなくなり、治安が良くなる
  ・住民で冒険者になる者が減り、定住者が増える
 
   デメリット…
 
  ・(Bでの許可証の扱いにもよるが)流通の不活性化
  ・冒険者、その他の放浪者、住民側から不満を受ける
  ・国内冒険者(および冒険者を目指す若者)の減少 
 
 本当に、Bでの許可証の扱いが重要ですね。1,2だと、他国から弾劾されるかもしれません。
 3〜5なら、真似する国も出てくるかもしれませんね。
 
 冒険者が減るかどうかは、Aで挙げた☆印の条件次第ではありますが…少なくとも許可証制度が無い場合よりは確実に減ると思います。(…あるいはひょっとして、それがこの制度の目的…?)
    ##########################
 
 総じて、為政者のメリットが強く、冒険者に対するメリットが少ない感がありますが、中世国家の法律なんてそういうものかもしれません。(逆らおうったって、逆らえるもんじゃありません。バードギルドは結局設立されましたし、ロマールの闘技場での騒ぎも「騒ぎ」でしか有りませんでした。)
 
 現代人の我々には疑問が残りますし、PCである冒険者は不満かもしれませんが、ある意味逆に、リアリティがあると思います。とにかく、実際の我々の社会や、SWのオフィシャルワールドに影響があるわけではありませんから、試しに一度実施してみるのも一興かもしれません(その時は、結果を聞かせて頂けると有り難いです)。
 
# それはそれとして、「冒険者にもメリットのある許可証制度」を考えてみるのも、面白いと思います。 
1998年11月23日:23時16分56秒
言葉足らずでゴメンナサイ / 偉鷹 仁
ああっ、もうこんなに書きこまれている・・・お返事が遅れてすいません。ジョニィさん、短すぎてイミが伝わらないですね。ごめんなさい。

>この制度を敷く国は、遺跡などがかなり豊富であるといった、冒険によるメリットが非常に大きいという前提があって始まると思います。

についてなんですが、大方の考え方はYANさんの考え方に近いんですよ(違ってきたら、その部分はまたその時に書きこみますね)。

えー、つまり冒険許可証をお金を支払って買うというのはシーフギルドなどの上納金にも似ていますよね。

シーフギルドなどの場合は上納金を支払うことによってギルドが治めている土地で仕事ができるようになりますが、わざわざお金を払ってまでその土地で仕事をするのは、支払った上納金を上回る収入が入ってくるなどの「うまみ」があるとか、どうしてもその土地を離れずに仕事がしたい(先祖代々の土地であるとか、色々考えられますが)などの理由があるからだと思います。

後者の場合は生活ができなくならない限りガマンしてその土地にいると思われますが、前者の人々の場合、たとえばこの国と同じぐらい「うまみ」のある国が近くにあり、しかも上納金がいらないとなれば、そちらに移ろうかと考えますよね(よくSFなどで出てくる惑星国家などの中には惑星の人口を増やすために移住制限を極端に低くするというのを見ます。犯罪者が大量に移住してくることが多いですがとりあえず人口は増えます。)。

ましてや特定の国に定住することを考えていないことの多い、冒険者に至っては、より、他の土地に移ってしまうことが考えられます。逆に、許可証の代金が安ければ(報酬から許可証料金を差し引いて、許可証制のない国での報酬と比較したうえでなお許可証制のあるくにの方が高い場合)この国で冒険しようという意欲が出てくると思います。

この「うまみ」が前回書いた「メリット」であり、「遺跡が多い〜」というのは、例えば他の土地に比べてこの国に多くの遺跡があり、なおかつそこから他の国々にある遺跡とは違ったアイテムが出土するなどの「高額の報酬が手に入る冒険のチャンス」を指します(別に「高額」でなくても冒険者が満足するようなネタがあればそれはそれでいいんですが)。

そのメリットが満たされるなら、「冒険許可証」を購入して、購入したからにはしばらくその国で冒険をしてみようということにもなると思うんで、この制度を運用できると、つまり「制度を始められる」ということです。

で、その「うまみ」と「制限」の比率がどのぐらいかということを知ったうえで判断したかったんです。

こんなもんで意図は伝わったでしょうか?(^_^;)
1998年11月23日:22時53分23秒
RE:冒険者許可証 / ENT
ジョニィさんへ、はじめましてENTと申します。
なかなか、興味深いお話ですので私見を述べます。


(ジョニィさんwrote)
|この制度は、利権を目的にした物ではありません。
|国家の内政を充実させる為、
|定住者を増やし住所不定無職の者を減らす事が目的です。

これが第一の目的だとしたら、この制度はまるっきり見当違いであるのみならず、
かえって悪影響をもたらすものだと思われます。


 冒険者が何故生まれたのか、その理由を考慮していないようです。

そもそも、定住しない/武装する冒険者が何故成立したのでしょうか?

それは国の治安維持が不完全だからに他なりません。

また、彼ら冒険者が特殊能力を持ちながら、
安定した生業につけないことが問題なのです。

つまりこの制度で効果を上げるためには、他に
1)国家の治安維持を強化すること、
2)既存の冒険者が冒険をやめたとき、それを受け入れる安定した雇用(生活)基盤
が必要です。さもなければ実効性を持たないでしょう。

具体的には、
◎既存の冒険者を新たに準軍隊として雇い入れる。
あるいは保安官として任命する。
当然給与も負担する。

◎完全な中央集権国家にして、中間団体は総て解散させる。
(まず封建領主制度の廃止、中央からの騎士の派遣統治。
盗賊ギルドの解散。非合法化)

◎引退する冒険者の為に定住の為の土地を貸し与える。

◎農地開墾のため、しばらくは無税。

◎戦闘以外の技術(カタギ)を教育する施設を公立で運営する。

これらの方策が実行されない限りは、
既存の「冒険者」が自由な他国へ亡命するか、地下に潜るだけだと思います。
 
|>武器屋、宿屋は「商売あがったり」ですし。旅人もよりつかなくなる
 
| 武器屋の数はそう大した物ではないでしょうし、鍛冶屋としてやって行けるでしょう。

これはとても無責任な意見です。
武器屋はそれ専門で技術をつけ商売してきたから武器屋なのです。
そんなに簡単に商売替えできないだろうし、
転職しても食べていけないでしょう。
その責任はどうするのですか?
少なくとも、これまで武器屋から税金を徴収してきた立場でそんなことがいえるでしょうか?
また転職した鍛冶屋から税金を取ることもできなくなるでしょう。

 
|宿屋は元々冒険者が主要なお客というよりは
|交易商人達が利用者の多数を占めていたはずですから、
|たいした収入の低下にはならないと思います。

護衛を連れていない交易商人はごく少数だったはずです。
宿泊客の半分は減り、売り上げも半分になりました。
それでも税金は今までどうり取るのですか?

|町又は都市の収入の大半が観光収入に頼った物でもない限りは
|旅人の数が減っても大した事ではありません。
物資の流通のことがまるで考えられていません。自給自足ならば衰退しないまでも発展することはないでしょう。

  批判ばかりでは何なので、より穏健で反対も少なそうな対案もお出ししましょう。

定住を促進させ、安定した税収入を獲得するための方策です。
これに上記で私が述べた雇用/治安維持策を併用するのでは如何でしょうか?

1)定期的な国勢調査と戸籍制度の導入
(当然、冒険者だけではありません)

2)武器と防具に税金をかける。
購入の際/修理の際(間接税として)、
移動の際、(町の門での入市税として)。

3)冒険者共済保険制度の導入
後払いの税金ではなく、前払いの書け捨て保険掛け金として徴収。
支払わなければ、事故の際、補償されません。

無事故なら国家の収入になります。
優秀者には栄誉を授けましょう。

…と、こんなところで、どうでしょう。それではごきげんよう。
1998年11月23日:22時50分59秒
YAN殿へ… / 謎爺
うむうむ…いつもいつも、こんな老いぼれに付き合っていただいて…爺は幸せじゃよ(^^)。
この爺、心より礼を述べさせて貰おうかのう・・・。

他にも答えてくれた若者達よ…爺は嬉しく思うぞい・・・

・・・ところでじゃ。 またワシはある疑問が浮かんだんじゃが・・・すまんのう、だれか答えては
貰えぬか・・・?  精霊使いの奴らは…その、生命の精霊とかなんとかで、「相手の性別」を知ることが出来る
のじゃろうか・・・?  いやいや、ワシはもう老いぼれ、今さら好色事はムリじゃが…気になってのう・・・

またムリを言ってすまぬが・・教えてくれい・・。
1998年11月23日:20時34分46秒
Re:「冒険許可証」について / ジョニィ
 
 YAN/矢野 聡一郎さん、始めましてレスありがとうございます。
 
 これから書く事は、私(ジョニィ)個人の考えです。
 
 >バードギルドみたいですね。あちらも利権を目的とした設立で、主役パーティを中心に一部の根強い抵抗がありました。
 
 そのような組織があったのですか? 
 しかし、一つ思い違いをなさっておられるようなので、訂正させて頂きます。
 この制度は、利権を目的にした物ではありません。国家の内政を充実させる為、定住者を増やし住所不定無職の者を減らす事が目的です。
 
 >いずれにしても、ここまで厳しいと冒険者は住みたがらないでしょう…。
 
 彼らにも定住してもらいたいのですけどねぇ(笑)。
 
 >それより一般人のデメリットの方が大きいかも。
 
 一般人にはデメリットよりもメリットの方が多いと判断しました、後でYAN/矢野 聡一郎さんがおっしゃっているように治安が良くなる(特に都市部)ので、人々はより安全に暮らせるようになりますし。
 治安が安定している所では商人も安心して商売が出来る事になります。
 
 >武器屋、宿屋は「商売あがったり」ですし。旅人もよりつかなくなる
 
 武器屋の数はそう大した物ではないでしょうし、鍛冶屋としてやって行けるでしょう。
 宿屋は元々冒険者が主要なお客というよりは交易商人達が利用者の多数を占めていたはずですから、たいした収入の低下にはならないと思います。
 町又は都市の収入の大半が観光収入に頼った物でもない限りは旅人の数が減っても大した事ではありません。
 
 >逆に、この法律を作った大臣を失脚させる…というシナリオも面白いかもしれませんね。
 
 確かに面白そうです(笑)。
  
 カヲルさんの所でも書きましたが、私もまだまだ考えの足りない所が大有りなので、ご意見お待ちしております。m(_ _)m
1998年11月23日:19時19分32秒
Re:立ち上がれ、冒険者達よ! / ジョニィ
 
 カヲルさん、始めましてレスありがとうございます。
 
 >革命が成功し、「邪悪な大臣」と、その行動を支援していた「愚かな国王と貴族達」が残らず殺された。
 
 これから書く事は、私(ジョニィ)個人の考えです。
 
 革命は革命家にとっては夢でありますが、国家から見れば国家の弱体化を招き、他国に付け入る隙を与える事に他なりません。
 それに大臣は辺境の者達を切り捨てるなどとは言っておりませんし、現在の冒険者を処罰するとも言っておりません。
 さらに冒険者に権力者達へのコネがあるのならその方向から国王に異議を申し立てるよう働きかけてから行動を起こしても遅くないのではないでしょうか?
 このように性急に、事前に何の改善努力を払うことなく、武力によって自らの望みを実現するなど独裁者のやり方と同じではありませんか?
 革命といえば聞こえは良いが、これは革命などではなく、一部(冒険者が国家の中でどれほどの割合だというのです?)の不満分子が民草を扇動して起こした反乱としか思えません。
 それに内乱(革命)がおきて得をするのは他国でしかありません。
 
 この様な反乱を起こした者こそ、他国の為に国家を弱体化させる、利敵行為をする者と言われても仕方がないでしょう。
 この冒険者こそルキアルのスパイなのではありませんか?(笑)
 
 それと、「冒険許可証」制度を考えた大臣は内政を充実させる為これを考えたことを記しておきます。
  
 >ジョニイさんすいませんm(_ _)m / カヲル
 
 カヲルさん、謝る事はありません。何を隠そう(笑)私もこの制度の賛成派です(私もプレイヤーの1人で将軍の1人)。
 まあ、さすがに「密告」の部分は民の疑心暗鬼を生み、世情不安を生むので反対しましたが・・・。
 
 私もまだまだ考えの足りない所が大有りなので、ご意見お待ちしております。m(_ _)m
1998年11月23日:18時09分51秒
Re:それはどちらにとってもツライのでは・・・ / ジョニィ
 
 偉鷹 仁さん、始めましてレスありがとうございます。
 
>この制度を敷く国は、遺跡などがかなり豊富であるといった、冒険によるメリットが非常に大きいという前提があって始まると思います。
 
 この部分の意味がちょっと解らないので、教えて下さい(^^;
 誰のメリットなんでしょう?何が始まるのでしょうか?
 
 ご返事はその後にさせて下さい。お願いします。
1998年11月23日:14時46分40秒
マーファ(大地母神)の信仰について / YAN


> 謎爺さんWROTE 
> リザレクションや…リフレッシュ…いやいやそれ以前にキュアー・ウーンズですら…
> マーファの司祭にとれば、そんな方法でケガを治したりすれば、それは全然自然な
> ことじゃないとおもうのじゃが…? 自然でアレというなら自然治癒に身を委ねるべきじゃろう…
 
 マーファは、「完全なる自然への帰依」を司っているわけではありませんです。
 農耕だって許しているわけですから、ある意味ドルイドの考え方より寛容です。
 家庭のために家を築く事も(=家を築くために木を切る事も)許していますし。
 自衛のためなら、武器を携帯することも許されます。 
  
 つまり、「人間として自然な生き方」「自給自足、自立」を司っているかと。
 
# 傷や病気を癒すのも、「本来の自然な状態へ戻す」と考えれば良いでしょう。
 
 ただ、事故や病気ならともかく、「老衰で死んだ者」を生き返らせることには、
 あまり賛意を示さないと思います。
 
 また確かに、ちょっとした怪我や風邪くらいだったら、魔法を使わずに直そうと
 すると思います。自然治癒の方が望ましいのは確かですし、いざという時の為、
 (もっと大きな怪我、病気にあった人のため)精神点を温存する意味もあります。
 逆に言うと、何時でも魔法が使えるとは限りませんから、マーファの司祭なら、
 「普通の治療法」にも通じていると思います。
 
# 怪我や病気で弱っているのは「体」だけではありません。
 
  魔法で癒して「はいそれまでよ」でなく、看病を通じて患者の「心」に安らぎを
  与えるのも、マーファの司祭の勤めでしょう。
 
 自然を大切にしながら、実利的なものを厭わない。実利的でありながら、「心」を忘れない。
 マーファの信仰って、そういうものだと(私は)思います〜。
 
 ちなみに、自然と美の女神「ソーニー」という、「完全なる自然への帰依」を司る神も
 (ドラゴンマガジンの読者さんのアイデアですが)存在します。詳しい内容については、
 ソードワールド雑談所 LOG 015、10月26日に、カヲルさんが「神様列伝」という
 ドラマガに投稿された神様の紹介をなさっていますので、そちらをご覧くださいませ。  
  
 この神様なら、「怪我や病気治すのに魔法を使うなんて、とんでもない。薬もダメ」
 とか言いそうですね。
1998年11月23日:14時34分23秒
「重力」、「子供の遊び」について / YAN/矢野 聡一郎

> 「重力」について
 フォーセリア研究室の方で盛り上がっているみたいですので、あちらに書き込みますね〜。
 
> 「子供の遊び」について
  
 小説”サーラの冒険”シリーズ第一巻、「ヒーローになりたい!」の冒頭部分に、
 「盗賊とグールという遊びが出てきました。
 
 「盗賊側」と「グール側」に別れて競い合うゲームで、まず、地面に”迷路”を書きます。
 迷路には、綱渡りのような狭い道や、複雑な渦巻き状の通路、袋小路などが用意されます。

# この時点ではまだ、誰が盗賊側になるかグール側になるかわからないので、みんな頭を
  絞ってバランス良く作るわけです。
 
 迷路が出来あがったら、迷路の各所に宝物(陶器のかけらなど)を配置します。
 
 ここまで終ったら、盗賊側、グール側に別れます。
 (決め方は色々あるでしょうが、小説では、同数の黒と白の石を使っていました)
 
 盗賊側は迷路内の宝物を集め、グール側はそれを阻止するのが目的です。
 
 盗賊もグールも、「押し出される/バランスを崩す」等で通路からはみ出したら「死亡」です。
 グール側は「死亡」しても、20数えれば復活します。
 盗賊側は「死亡」したらそこまでで、集めた宝はその場に放置されます。
 
 盗賊側は、盗賊の人数分だけ宝を集めれば勝ち。
 グールは、盗賊側を全滅させれば勝ちです。
 
 いわゆる「ひまわり」「にくだに」と、「カン蹴り」っぽい要素を組み合せた遊びですね。
1998年11月23日:05時12分09秒
「冒険許可証」について 、追記 / YAN/矢野 聡一郎
 
> 冒険許可証制度を企画した大臣
 
 …って、PCだったんですね(汗)。「失脚させるシナリオ」なんてとんでもない事書いちゃって、ゴメンナサイ。
 
 ところで、先ほど寺田さんと(チャットで)話していてお聞きした意見ですが、「お金を払えば誰でも」ではなく、「信用できる冒険者に対し、国が発行する」という意味合いでの許可証ならグーなのではないでしょうか。
 
 で、特に有能な冒険者には、特別な許可証が発行されて、色んなサービスが受けられるワケ。
 
# お金を融通出来たり、通行手形になったり。
# なにより、持ってるだけで尊敬されるだろうし。 
 
 逆に、その恩恵を受けようと、許可証を盗もうとする輩が出てきたり。
 
 許可証持って威張り散らしている「ニセ冒険者」、ってシチュエーションも、いいですね。
 
 あと、「許可証が無いと武器が買えない」…というのは、治安維持の観点からして、市民にも為政者にもメリットがありますね。また、身を守るために武器が買えないとなれば、冒険者を雇うことになるでしょうから、冒険者にもメリットがあります。
 
# 逆に許可証を持っていれば、町中での武器の携帯も許される…のだったらもっと嬉しいですね。
 
 問題は武器屋の収入減ですが…これはまあ、事業を縮小するしかないでしょうか…。
 (もともと、ひとつの街に何軒もあるものではないでしょうし)
 
 「許可証が無いと、宿に泊まれない」…というのは、これはさすがに厳しいと思います。
 ”冒険者の”宿には許可証がないと泊まれない(=普通の宿には制限が無い)、なら良いかも。
 
# あるいは、特別な許可証を持っていると宿代が安くなるとか。
 
 許可証が無いことによるデメリットだけでなく、持っている事によるメリットがあったほうが、
 「アメとムチ」っぽくって良さそう。
1998年11月23日:02時52分23秒
「冒険許可証」について / YAN/矢野 聡一郎
 
ジョニイさん、どうもこんばんわです。
 
> 冒険許可証
 
 うーん。小説「ソードワールドアドベンチャー」に出てきた、バードギルドみたいですね。あちらも利権を目的とした設立で、主役パーティを中心に一部の根強い抵抗がありました。ちなみにそのバードギルドは、加入義務がないので(色々と不利益はありますが)、加入しなくても処罰される事はないようです。
 
 ん〜、しかし、「冒険許可証」の制度は、かなりヤバヤバですね(;^^)。特に7.の「密告」がイヤーンな感じ…。
 
 まあ、他のゲームでも、このくらい厳しく税金を徴収する街は出てくるみたいです。
 
 「アースドーン」に出てくるドワーフの王都(洞窟の中)は、安全性は高いものの、かなり税金が高いらしいです。(で、あまりに高くてやってられないので、商人達が王都の入り口に「別の街」を作ってしまったという(;^^)。バイタリティを感じさせられますねぇ。)
  
 また、同ゲームの「帝国」のとある都市は、門が複数有って、一つくぐるたびに通行税がかかるとのこと。しかも、所持品によってはさらに税金がかかる(!)。これはまさに、「人材および物資の流出、また流入を防ぐ」目的で作られた法律だと思います。
 
 いずれにしても、ここまで厳しいと冒険者は住みたがらないでしょう…。
 …まあ、まだ荒らされていない遺跡が近くにいっぱいあるとかで、許可証の発行料以上に「収入」の見込みが多かったら、冒険者も住む意味はありますね(とはいえ、さらに命懸けの冒険をするわけですから、割が合うとは限りませんが)。
 
 それより一般人のデメリットの方が大きいかも。武器屋、宿屋は「商売あがったり」ですし。旅人もよりつかなくなって、産業に悪影響がありそう…。(確かに、人の流出は防げますけど…なんか、鎖国っぽい〜;^^)
 
# 逆に、この法律を作った大臣を失脚させる…というシナリオも面白いかもしれませんね。
 
 先のバードギルドの件でもそうですが、「高圧的な為政者に反抗する」というのも、冒険者のスタイルにあっていると思います(SWの他の小説でも、「王に意見する騎士」の話や、「ロマールの有力者の暴虐な振る舞いに、闘技場に集まった冒険者全員が反旗を翻す」という、冒険者の反骨精神を記したものは多いです)。
1998年11月23日:02時24分38秒
立ち上がれ、冒険者達よ!(1) / カヲル
ある国の首都に近い丘に、多数の武装した人々が集まっていた。人種、装備、年齢、全てバラバラである。見る人が見れば、正規の軍隊ではなく、傭兵でもないことが一目でわかる。冒険者の集団だ。  
 
  その中心で、一人の立派な体躯の戦士が、演説をしていた。  
 風の精霊王を表す名を持つジンと言う男だ。  
  ジン「みんな、今度エチゴヤ(仮名)大臣が発布した法律、納得できるかぁ!」  
 集まった冒険者達は、一斉に不満の声をあげたてた。  
 ジン「そうだ!この法律は、俺達自由を旨とする冒険者達の正当な権利を侵害するものだ!」  
 今度は賛成の声がわき上がる。だが、声はまだ小さい。  
 ジン「だがな、こいつは俺達だけに影響がある問題じゃねえ!この国全体が酷いことになる法律だ。それを今から説明してやる!」  
 冒険者達は、大多数が面食らった顔をして押し黙った。経験の浅い者達がその中心である。一方、たくさんの修羅場を渡り歩いてきたと思える、歴戦の冒険者達は違う。大抵がもっともだという顔でうなずいている。その静かな中、戦士はさらに演説を続ける。  
 ジン「いいか、武器の販売を制限すると言うことは、農民達に武器を持つことを禁じると言うことだ。てぇことは、無防備になった何の罪もない村人達は、狼の群でさえ、追い払えずに怯えるしかねえ!!」  
 おおっ、と、冒険者達から驚きの声が挙がる。  
 ジン「騎士団が、辺境のゴブリンの群れを退治に行くか?何十って数ならともかく、両手に足りない数で出動したって話は聞いたことがねえ!村は無防備になる!おれたち冒険者を街まで呼びに行く間もなく、ぼろぼろにされて礼金なんぞ払えねえようになる!そうなりゃ、俺達だって霞を喰うわけにいかんから、辺境の村なんぞ見捨てるしかなくなる!つまり、あいつは辺境の村を切り捨てたんだ!」  
 すさまじい怒りの声がわき上がる。ここにいる者の半数以上は、貧しい農村出だ。金のことがなくても、怒るのは当然である。  
  
  
(2)へ続く
1998年11月23日:02時10分22秒
ジョニイさんすいませんm(_ _)m / カヲル
はうう!ざっと読んで書いて、見直したらジョニイさんでなくてプレイヤーの方の発案だったのですね。  
   すいませんですう(T_T)m(_ _)m  
偉鷹 仁さんもごめんなさいぃ(T_T)m(_ _)m  
 
1998年11月23日:01時57分18秒
立ち上がれ、冒険者達よ!(2) / カヲル
ジン「いいか、それだけじゃねえ、この武器の売買禁止令はな、農民達の反乱を想定ししたものだ!武器がなけりゃ、棒きれを武器にするしかなくなる!鎧がなけりゃ、ナイフの攻撃にも怯えなきゃならなくなる!奴は、これから大増税でも考えてるに違いねえ!その時、一揆を簡単に鎮圧するために!民を殺しやすくするためにあんな項目を入れやがったんだ!」  
  またしても怒りの声が挙がる。だが、今回の声は、明らかに、義憤の声であった。  
  ジン「さらに宿屋に泊まるにもいちいち許可証を見せなきゃならないとしたら、商人達はどうなる!物の流れが滞り、経済が大打撃を受けるぞ!」  
  ジン「辺境の村では、ろくに店もねえ!どうしても街まで何日もかかってかい出しに行かなきゃならねえ!それすらできなくなる!祭り見物に隣の町まで行くこともな!奴は、経済を破綻させて、この国をめちゃくちゃにしようとしてるんだ!きっと、ルキアルの手先になったに違いねえ!!こんなスパイをこの国にのさばらせていいと思うかあ!!!」  
 
  
 殺せ!殺せ!との大合唱がわき上がる。戦士は、手を挙げてそれを鎮めると、さらに演説を続けた。  
 
   冒険者は、ハイレベルになると、高位の貴族にコネを持つ者も少なくない。  
  また、若い頃は冒険者で、引退後高司祭として神殿に入る者、魔術師の学院で導師になる者など、高い地位を持つ者にも(元)冒険者がいることも多々ある。  
  政敵を味方に引き入れ、実力者達を動かし、盗賊や魔法使いが城の防備を無効化し、近衛騎士団にも匹敵する強さのつわものどもが城になだれ込み・・・・  
 
   革命が成功し、「邪悪な大臣」と、その行動を支援していた「愚かな国王と貴族達」が残らず殺されたのは、わずか1週間語の事であった。
1998年11月23日:00時47分48秒
それはどちらにとってもツライのでは・・・ / 偉鷹 仁
「冒険許可証」制度、国から国へ流れている冒険者にとってはかなりきついですね。しかし、この国によほど冒険によるメリットが無ければ、そもそもよりつかなくなるのでは? そうなってしまったらかえって人材が流出すると思うのですが・・・この制度を敷く国は、遺跡などがかなり豊富であるといった、冒険によるメリットが非常に大きいという前提があって始まると思います。そのあたりをもう少し教えてくれませんか?
1998年11月22日:21時29分46秒
「冒険許可証」制度(笑) / ジョニィ

 皆さん始めまして。ジョニィと言います。
 
 先日友人達と国家運営シナリオをしている時に内務大臣をしていたプレイヤーが出した冒険者の納税法として「冒険許可証」制度という話が持ち上がりました。
 
 この法律は以下のような物です。
 1.この許可証の発行の際には一定量の金額を収める事(これを税金の変わりとするわけです)。
 2.この許可証を持たない者が冒険で得た収入は全て没収される。
 3.武器、防具などの冒険に必要と思われる物を購入する場合は許可証の提示が必要である。
 4.商店は武器、防具など冒険に必要と思われる物を許可証を提示しない者との間に売買してはならない。
 5.宿屋に滞在する際にも許可証の提示を行う(一般人も旅行に行けない・・・)。
 6.以上の事について違反のあった場合、関係者全てが重罪に処せられる。
 7.違反について当局に情報の提供を行なった者には、賞金が与えられる(密告を奨励してるし・・・)。
 
 という物です(笑)。
 
 この法律の目的は冒険者を迫害する事ではなく、定住者を増やし、国家にとって有益な人材の流出を防ぐという物なんですねぇ(笑)。
 
 まさに冒険者にとっては悪魔の法律ですな(笑)。
 
 皆さんどう思われます?(^^;
1998年11月21日:23時45分47秒
「重力」推測ですが… / 極丸刀史朗
ベヒモス、つまり大地の精霊力そのものではなく、「精霊力の複合によっておこる現象」として説明されるべきなんじゃないでしょうか。「雷」なんかと同じな訳ですね。しかも上位精霊同士の精霊力の複合が必要である、というのはどうでしょう?
清松先生、思いついてました?混沌魔術の上級魔法に最適のネタじゃありませんか〜(笑)幸いにもノームとシルフの複合が「電流」になってた事を考えると…(^^)
1998年11月21日:19時52分22秒
「重力」へのお答えありがとうございます / 偉鷹 仁
カヲルさん、YANさん、お答えありがとうございます。みなさんさすがにお詳しいですね。さっそくログを見て参考にさせていただきました。そこでさらに弱冠の疑問が沸きました。重力がベヒモスの力だとすると、精霊力が無い「無の砂漠」でアトンを復活させた冒険者達はどうやって歩けたのでしょう? アトンはベースがベヒモスとのことなのでベヒモス系の力だけは(封印されたアトンの力がしみでて)通常レベルで働いていたというあたりが妥当なのでしょうか。みなさんの考えを、お聞かせ願えませんか?
「ベヒモスの墓場」、良いネーミングですね(^.^)。YANさんの意見については、こういうのはどうでしょう。「ベヒモスの力により生まれたブラックホールは、光すら呑み込む。つまり<ベヒモス>によって作られた<全ての者の墓場>である。それを称して<ベヒモスの墓場>という名称がつけられるにいたった」って。 私は最近までこちらのページを知らなくて、いろいろさまよっていましたのでこれから過去ログをとりあえず一通り見てみたいと思います。
1998年11月21日:11時00分22秒
おほう♪ 返事が一杯じゃ! / 謎爺
…ウム、わしじゃ。 謎爺じゃ…。 余命幾ばくもないワシの問いかけに、こんなにも親切に答えてくれるとは…
答えてくれたお主らには、こんどワシの有り難い話をお礼に聞かせてやるからの。

…おや? じゃが新たな疑問が今生じてきたぞい…。
リザレクションや…リフレッシュ…いやいやそれ以前にキュアー・ウーンズですら…
マーファの司祭にとれば、そんな方法でケガを治したりすれば、それは全然自然な
ことじゃないとおもうのじゃが…? 自然でアレというなら自然治癒に身を委ねるべきじゃろう…

…ウム! 駄目じゃ駄目じゃ… ワシの有り難い話は、この疑問が解けてからじゃのう…。
世界一の賢者をこの年(93歳)になってから目指すワシに、誰か答えてくれんかのう…。
1998年11月21日:02時47分56秒
re「重力」について / カヲル
ベヒモスの墓場:YANさん>>かっこよすぎるネーミングですねぇ。すっごくソードワールドらしい名前ですう。
 
   ですけどぉ、「重力を発生」させる存在であるベヒモスが死んでいるとなるとぉ、逆に、高反重力場=ホワイトホールであるような気がしますです。
 
   そうしますとぉ、ブラックホールは、ベヒモスがたくさん集まってぇ、なおかつ張り切って活動している場所となりますです。ベヒモスの墓場でなくて、ベヒモスの宴会場というのはどうでしょうかぁ?
 
<<かっこわるすぎ(^^)(爆)
 
1998年11月21日:00時46分21秒
「重力」について / YAN/矢野 聡一郎
> 偉鷹仁さん
 
 初めまして。宜しくお願いします〜。
 
> 重力について
 
 「重力を司る精霊」は、カヲルさんの書かれた通り、ベヒモスであります。
 
 が、重力を操るには必ずベヒモス(=精霊力)が必要かというとそうでもないようで、古代語魔法には重力に作用する魔法が存在します。その名も「グラビティ」。SWの短編小説に出てきた魔法ですが、バランスの関係からか、完全版には収録されなかったようです。
  
 宇宙船に重力を発生させるだけなら、この魔法の応用で十分だと思います。
 
# あ、でも、「宇宙には”ベヒモスの墓場”と呼ばれる高重力場があって、迂闊に近寄ると吸い込まれてしまう」…なんて設定があっても面白いですね☆
1998年11月21日:00時44分58秒
補足:「暖炉」と「子供の遊び」 / YAN/矢野 聡一郎
> 謎爺さん
 
 先日の書き込みに、補足させて頂きますね。
 
> 暖炉
 
 電灯のない世界ですから、暖炉は「明かり」としても、重要な役割を果たしていたと思います。
 
 暖炉の側に集まって、談笑する家族たち…
 
 もっとも、暖炉程度の暗い明かりではやることもなし。
 母親が編み物を編んだり、小さい子供がおじいさんやおばあさんに昔話をせがんだりする光景が、日常的なものなのでしょう。
 
> 子供の遊び
 
 ちゃんとしたスポーツや玩具はなくとも、子供たちは遊ぶ術を身に付けています。
 
 SW関連商品で名前の出てきた「遊び」には、「ファリス・ファラリス」があります。
 「ファリス・ファラリス」の具体的な内容とか、他の遊びについては…ちょうど明日、
 資料のある実家に用事で帰る予定なので、調べて来ますね。
 (その間書き込みできませんから、該当事項についてご存知の方がおられましたら
 先に書いて下さると有り難いです)
1998年11月20日:17時58分19秒
Re:発売待ち遠しいな♪ / あずま

ども、あずまです。

>寺田大典さん

いいですねぇ、『ロードス島ワールドガイド』を使ってのキャンペーン。
サプリメントをきちんと使用してプレイするスタイルを身に付けるのにも良い機会ですし。

>ああっ潤子さまっさん

お嘆きも分からないでもないですが、ちょっと考えてみて下さい。
インターネット環境があったり、この掲示板群の中身を知る方法が有るだけ、ましでしょ?
その上、「出ない」わけじゃなくて、「遅れている」だけなんだからさ。
印刷所の人達に、「寝ないで出せ!」とも言えないしね。
さらに、清松せんせいの書き込みがあって、情報を得ることが出来るだけ、幸せじゃないですか。
世の人達の中には、本屋さんで、「遅れてますね〜」って言われておしまいの人もいるんだし。

今はともかく、良い本が出ることを期待して待ちましょう。


1998年11月20日:16時42分35秒
『ロードス島ワールドガイド』 / LE
仕事のついでに買いに行こうかとも考えていたのですが…
その前にここをチェックしておいてある意味ラッキーでした。
まあ出ない訳でもありませんし、ゆっくり腰を据えて待ちましょう。
1998年11月20日:16時28分28秒
発売待ち遠しいな♪ / 寺田大典
 今回の事が全体評価の−5%ぐらいのダメージになるぐらいの内容を
 期待している寺田です。最近、SWやってないし、これを機会にSW
 を久しぶりにキャンペーンする人が増えるといいなぁ。

 TRPG全体の活性化になると思うしね。
1998年11月20日:11時43分38秒
・・・読んできました・・・・ / ああっ潤子さまっ
 これに関してはあまりコメントをしたくありませんね。
 書き込めば、掲示板マニュアルをかなり違反しそうですし、
 何より読んでおられる方々が不愉快なだけですからね・・・。
 まあ、ちゃんと発売されるからいいようなものの、
 この事で、アンチ派の不信感がますます増大するんじゃないかという方が心配ですね。
 「100%の保証は何処にもない」って事ですか>90%
 「冬の時代」を迎えつつあるTRPG界の明るいニュースになるのではと、内心期待していたのですが・・・。
 残念です。
1998年11月20日:10時53分15秒
re:今日は「ロードス島ガイド」の発売日 / TTB
>今日は「ロードス島ガイド」の発売日
 これに関しては、フォーセリア研究室をご覧下さい。
1998年11月20日:10時42分09秒
今日は「ロードス島ガイド」の発売日 / ああっ潤子さまっ
 ここでは初めまして。ああっ潤子さまっと申す者です。
 ソードワールドは昔は結構やっていましたが、今はガープスをしております。
 ここの一番人気ページという事でやってきたミーハーな奴ですが、よろしくお願いします。
 さて、今日は「SWロードス」発売日だと友人から聞いていたのですが、もう入手した方はいらっしゃいますでしょうか?
 私の住んでいるところは地方で、首都圏より発売日が若干遅れるようなので今日(あるいは今週中)に見る事は不可能みたいです。
 よろしければ感想などをお聞かせ願えれば幸いです。
 ちなみに私(とその友人)は未だ旧版(文庫)で頑張っているロートル組ですが(^^)、
 やはり「あの」完全版に乗り換えるべきなのでしょうか?
 では、これで失礼します。
1998年11月20日:04時21分22秒
重力の精霊 / カヲル
偉鷹仁さんはじめましてぇ。
 
   えーと、重力を発生させるのは、大地の精霊(ベヒモス)です。
  関連することが、過去ログにもいくつか書かれていますので、ごらんになって下さい。
  たとえば、精霊都市フリーオンでは、球状に掘った地下空間の壁面全てにくまなくベヒモスを配置して、球の内壁全てに家を建てたとか。
  過去ログの6か7当たりに書き込まれています。
1998年11月20日:01時54分54秒
はじめまして、ちょっと聞いていいですか? / 偉鷹仁
はじめまして。みなさまよろしくお願いします。ところで突然ですが、どなたかフォーセリアの「重力」について知ってる方はいらっしゃいませんか? 私は自分のサイトでソードワールドRPGを使った「剣と魔法と宇宙船」のスペースファンタジー用追加ルールを作ってるんですが、はたと気付けば「自然現象」なのに「重力の精霊」って聞いたことない・・・という状況にはまってしまいまして。

一応暫定的に「重さの精霊」という存在がいるという前提で展開していますが、知っていらっしゃる方がおられたら幸いです。ちなみに私のURLは以下の通りです。

無限画廊


1998年11月20日:00時54分26秒
タバコにエールに暖炉におもちゃ / YAN/矢野 聡一郎
> 謎爺さん
 
 どうも、初めまして。宜しくお願いします〜。
(「謎」爺さんって、てっきり「謎の爺さん」あるいは「謎かけ爺さん」と思ってました(;^^)。)
 
 …しかし、難しい質問ですね。
 というのも、質問の内容に該当する描写が(現時点での)SWの作品群にはほとんど見当たらず、自分の想像で答えるしかないからです。と、いうわけで、以降の回答は、あくまで個人的意見であり、別に正解でも公式設定でもなんでもない点に御留意ください。まあ、参考になれば幸いです。
 
> タバコ
 
 ファンタジー世界ですから、現代のような「シガレット」は存在しないでしょう。
 葉巻煙草もあるかどうか。(あってもおかしくはないでしょうけど。…高価かな?)
 あってもおそらく、パイプ(キセル)煙草が主流ではないかと思います。 
 
# ちなみに、パイプで吸えるのは煙草だけとは限りませんで…
  おそらくドレックノールの裏通りでは、人々が阿片のような
  麻薬を、長キセルで吸っている光景も見られる事と思います。 
 (退廃的な雰囲気を出す小道具としては、持ってこいですね)
 
 もっとも、そういうダークなイメージばかりではないですね。
 例えば宿屋のオヤジが、熱心に愛用のパイプを磨いているさまは絵になるでしょうし。
 PCに渋いオトナのイメージを持たせたい時には、煙草は格好のアイテムになります。
 
 まあ、結局答えとしては、「あるけど高価」。だから煙草を吸うPCは、煙草代を稼ぐ為定期的に仕事を受け負う必要があるので、軽目の依頼でも「まあ、煙草代かせぎにはなるわな」という感じで受けてしまうわけです(笑)。けっこう美味しいですね。
 
> エールの冷やし方
 
 これは、「地下の倉庫(穴蔵?)で保管している」、で十分でしょう。場所にもよりますが、日の射さない地下室というのはかなり涼しいものです。「井戸水で冷やす」という手もありますが…エールごときにそんな手間をかけるのは非効率でしょう。(ワインくらいならいいでしょうけど)
 
 逆に考えると、酒場で出されるエールは「ぬるい」のが当たり前なのかもしれません(笑)。
 
> 暖炉
 
 …うーん。「暖炉」、っていうと何だか豪華なイメージがありますが…実は、欧米では割と一般的なものである…というような話を聞いたことがあります(日本の囲炉裏と同じようなものとか)。「各家庭に完備」でも、そうおかしな話ではないでしょう(どちらかというと、暖炉程度では暖まらない「お城」のほうが大変らしい)。
 
 暖炉がない家庭は、みんな毛布に包まったり、互いに体を寄せて暖めあったりしているんでしょうね…。
 
> 玩具
 
 この時代の玩具といったら、木彫りの人形あたりが主流だと思います(ぬいぐるみは贅沢品の部類でしょう)。おそらく、この時代の玩具っていうのは、「幼児が手で弄ぶ(情操教育?)ためのもの」って位なのでしょう。
 
 物心が付く位の年頃になったら、外で遊ぶんじゃないでしょうか。
 
> スポーツ
 
 そもそも、一般庶民はスポーツなんぞやる暇はないでしょー(;^^)。せいぜい、たまに家族でピクニック(山歩き)とか、海や川で泳ぐとか、その程度でわ。貴族なら、暇も(道具を揃えるための)お金もあるでしょうけど…現代で行われているようなスポーツをやるには、貴族だけでは頭数が揃わないかも。
 
 当時、スポーツに相当するものといえば、「狩り」「乗馬(遠駆け)」あたりでしょうか。また、「トーナメント(騎馬試合)」も、ある意味スポーツの試合に近い雰囲気を持っていますね。
 

 以上、私見ですが、参考にでもなれば幸いです。ではでは〜。
1998年11月19日:23時09分22秒
質問に答える試みです。 / ヌケサク

>誰かこの謎爺に教えてくれい。

  お「教え」することはむりですよね〜――なにせ設定があるわけではない問題がいくつも出されていますから。ですからぼくのつたない設定をお「教え」することにいたしますね。


●SWには「タバコ」は。

これは設定があります。バブリーアドベンチャラーズのリプレイ1巻に書かれていますので、ご参考になるのではないでしょうか。タバコをキセルに入れて喫っている女性が出てきます。


● 酒場で出されるエールなどはどのように冷やしてあるのか。

冷やしていないのではないでしょうか(^‐^)。冷えていなくともうまいと感じるものなのかもしれません。ぼくはエールには疎いのでTRPGのための歴史設定の部屋簡易掲示板でエールのことをおたずねになるとよいかもしれません。


● オランの町に住む一般市民は、寒い冬の夜などどうやって寒さを凌ぐのじゃ?

オランはおそらく精霊力の配置があまり寒くならないような地勢にあると思います(=という設定にしております)。これは大陸の中ではかなり南にあることを考慮しました。もしもオランで雪が降ったとかそんな描写がどこかにございましたら、お教えいただけると、はなはだ幸いです。


● 各家庭に暖炉は完備されとるんじゃろうか…? 

西部諸国の大半(つまりガルガライスを除く)や、中原諸国、大陸北方(プリシス以北)ではよくある(が完備されてはいない)と見てもよいのではないでしょうか。(ミラルゴは特殊)。


● 子供達の玩具なる物はぬいぐるみなどの他に何があるんじゃ…?

独楽(こま)とか縄跳びではないでしょうか。


● この世界で、一般市民が楽しむスポーツなる物は有るのじゃろうか…?

  中世イギリスのボーリングみたいなものが楽しまれているのではないかな、と思っています。何という名前だったか。「九柱戯(ナイン・ピン)」とかなんとかいう遊びです。

こういったことはなかなか(ぼくの技量不足もあって)描写に生かそうとしても生かせないものですが、そこらへん、新しいテーマとしてほかのいろいろな掲示板に書き込まれてもよろしいかもしれませんよ。

乱文失礼いたしました。


1998年11月19日:15時46分33秒
タバコ / 石水
謎爺さん> SWには「タバコ」なるものはあるのかの…。

 ソードワールドPCにはドワーフに依頼されて、パイプの材料を探しに
行く、というシナリオがありました。ドワーフの間でならタバコは存在す
る様です。
# 洞窟の中でタバコ吸ったら換気が大変そうだけど。
1998年11月19日:11時08分30秒
疑問アレコレ / 謎爺
はて…。 SWには「タバコ」なるものはあるのかの…。 それに、酒場で出されるエールなどはどのように冷やしてあるのかのう…。 オランの町に住む一般市民は、寒い冬の夜などどうやって寒さを凌ぐのじゃ? 各家庭に暖炉は完備されとるんじゃろうか…? 子供達の玩具なる物はぬいぐるみなどの他に何があるんじゃ…? この世界で、一般市民が楽しむスポーツなる物は有るのじゃろうか…?  誰かこの謎爺に教えてくれい。 ワシャ何も分からずに死ぬのはイヤじゃ…。
1998年11月15日:17時21分12秒
ソードワールド雑談所 LOG 015 / sf
ソードワールド雑談所 LOG 015として1998年10月19日から1998年11月14日までのログを切り出しました。

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