フォーセリア研究室 LOG 016

フォーセリア研究室の2000年02月03日から2000年05月06日までのログです。


2000年05月06日:05時19分55秒
【下位古代語の成立】 / ハメッズ氏
みんな「開発」って言葉を使ってるけど、リーダーズの当該記事を読んだところ「自然発生的に」という言い方をしてました。まあエスペラントやフォートランみたいに誰が開発したんでなくても言語ってのは生まれるわけで。
また「魔法がかからない言葉の組み合わせ」として下位古代語が選ばれていったのなら、両古代語は(元は一つだった言語が)分化したという見方もできそうです。ならば分化が不完全な過渡期には本吉さんの仰る「どえらい組み合わせ」はむしろあったんじゃないかと(笑)。ただそんな時代には何が魔法で何が非魔法かという区別すら不明瞭だったろうと思われます。
しまった。時期が全然特定できてないじゃないか。もちょっと考えときます。
2000年05月05日:23時38分43秒
【下位古代語の開発時期】やっぱり古代王国期? / 本吉
 清水零壱さんが調べてくださった内にある「魔法が発動しない言葉を選ぶ」から考えると、ある程度上位古代語のことも把握している必要があるでしょうね。
 
 色々な組み合わせを実際に試していったと言うことは無いはずですから。
 もし、どえらい組み合わせで魔力が暴走したら大変でしょうから。
 
 すると上位古代語を使いこなせるようになった古代王国期に下位古代語も完成されたのでしょうか?
 (やっぱりセヴィーさんが最初に考えていたとおりなのかもしれません)
 
 
 
 《余談.下位古代語と言えば》
 そう言えば、混沌の大地の言語も下位古代語との共通点が多かったはずです。
 ここの場合は古代王国とは別に言語を開発していったから、アレクラスト大陸の下位古代語と違うのでしょうか?
 でも、確か魔術師がいた痕跡はありましたね?
 あれ?混沌の大地もカストゥール王国の領地でしたっけ??
 混沌の大地の資料ってまとまっていないからやりにくいです。
 混沌の大地についてはまた改めてと言うことで・・・失礼します。
2000年05月04日:21時43分35秒
【人物相関】シラルムのフルネーム / 清水零壱
 確認するのに時間を食ってしまいましたが、Rayさんの「死せる神の島ファンページ」によれば、シラルムのフルネームは「シラルム・トーシェイン・フィローティリス」だそうです(原典は分かりませんでした)。  
(ちなみに、プラムのフルネームは「プラム・レフェス」。前例に従えば、レフェスという名前の幼なじみがいることになります)  
  
 もしかしたら「フィローティリス」と「フローティリス」では、「清水」と「志水」くらい違うかもしれませんけれど。(日本の場合、明治の氏姓制度改革のため、例示として適切ではありませんが)
2000年05月04日:21時10分52秒
【下位古代語の開発時期】 / 清水零壱
 リーダース・サーカス98年8月の回答によれば  
 下位古代語は「人間が言葉を使うようになってから徐々に」開発されていった言語だそうです。  
 魔法が“発動しない”言葉を選んで、日常語として使える言葉として完成させていったとのこと。
2000年05月04日:19時27分04秒
メルニボネ語補足 / HELL
 メルニボネ語も上位と下位にわかれており、上位のほうは世界が破滅するころには魔術師以外にはほとんど使われなくなっていたようです。ほかにもマブデン語というのがあってこれも古パン・タン語であり、やはりほとんど使われなくなっています。
 なぜ魔術師だけがこれらの古代言語を使っているのかと言うと、言葉は古いものほどより宇宙の本質に近くなり、世界をあらわすのに適しているからだそうです。古代語魔法も共通語に直せるところを見ると同じような理由ではないでしょうか。
2000年05月03日:03時23分31秒
古代蛮族語? / oct
   あ−、なんですな、基本的にソードワールドやクリスタニアの記述は賢者たちに信じられている定説の形を
  とっているので、割とばらばらなんですが、逆アプローチということで古代語の元ねたと思われるメルニボネ語
  からすると、古代王国期もしくは神々の時代に種族( 神以外の)が日常に使うために簡易化した言語が下位古代
  語では無いかとおもいます。
   メルニボネ語はエルリックサーガ(小説)に出てくる言語で、デーモンに命令するために誤解しようがない
  言語です。ようはとんでもなく言葉の数がおおく時勢や助詞が複雑なわけです。さすがに不便なので日常では
  略式されていったという。
   
   ところで、ロードス共通語は東方語や西方語と同じく地方語の一種だったと思います。アレクラストの共通語
  は交易用の簡易言語ではありませんでしたっけ?ルールブックが手元にないので確認できませんが。なお
  政治や外交に使う共通語は下位古代語です。やはり 語彙が少ないとだましあいがやりにくいのでしょうね。
2000年05月03日:01時45分44秒
【神話の時代の日常語】古代蛮族語? / セヴィー
神話の時代の日常語は、ロードス共通語とアレクラスト共通語の元になった言葉だと思いますよ。
根拠としては、『漂流伝説クリスタニア』2巻P.74あたりです。
クリスタニアもダナーンの言葉も、神話時代に神から授けられたもので、語源が同じだそうですから。
ダナーン語はロードス共通語であり、下位古代語よりはアレクラスト言葉の方が近いと思いますので。
ロードスやアレクラストの共通語が下位古代語から作られた可能性もありますが、クリスタニア語と下位古代語の関連性が特にない(記述がない)ので、蛮族が昔に使っていた言葉から作られたのではないでしょうか。
下位古代語は…、神の日常語とかじゃないですかね。(根拠なく)
2000年05月03日:01時07分18秒
【下位古代語の開発時期】 / もーりょ
こんにちは、再びもーりょです。

神々の時代に人間が日常会話に使っていた言葉を考えるというのは面白い考え方だと思います。
そう考えると、日常会話に使っていたのは下位古代語が最有力と私にも思えるので、そのころから下位古代語があったのではないかと思えます。証拠がないので根拠レス(死語?)ですが、、

考古学者に最適な「ドワーフの賢者」というとデュダを思い起こしてしまいますね。デュダだったら時の女神を使って、過去に行ってしまいそうです。(笑)

それではまた。
2000年05月03日:00時42分45秒
【人物相関】 大王、剣匠、あのお方。 / もーりょ
みなさん、こんにちは、もーりょです。

シラルムとフィリアンについては、初めて聞きました。性が同じとは思いつきませんでした。なるほどです。

私が思いつく他の人物相関としては有名なところで、題名の3人が複数の舞台で描かれていますね。
「サーラ」とリプレイも相互で描写があったりした記憶があります。

探せば、他にもありそうですね。

それではまた。
2000年04月30日:14時32分41秒
【下位古代語の開発時期】神話の時代? / 本吉
コロコロ話が前後して申し訳有りませんが、少しだけ下位古代語について考えました。 
 
 神々が世界創造を行った神話の時代、神々がいなくなってから数千年続いたとも言われる暗黒の時代、この辺りでは人間達はどんな言語を普段の会話に使っていたのでしょうか。
 
 古代王国期以前(おそらくは人間が創造されてすぐ)から既に、下位古代語を使用していたのかもしれませんね。
  
 ひょっとして、上位古代語を使いこなして会話をしていたのでしょうか。で、魔力の暴走は神々が防いでいたため、神々が滅んでから早急に魔力を持たない言語を作ったとか。
 
 はたまた、全く別の言語を使用していたが、古代王国の建国に伴い新たな言語(今でいう下位古代語)をつくったとか(「我々は神々の時代の束縛から逃れるのだ!」とか何とか言って)。
 ただ暗黒の時代のカストゥール王国は規模が小さかったようですので(ひどい時期には村単位だったそうです/『ワールドガイド』P17より/)新言語まで考えることができたのは古代王国期の後期でしょうね。
 
 
 この先、言語の細かい設定について公式にサポートされることがあまりないと思います(いや、もしかすると既に有るかもしれませんが)。
 ですから、いっそのことハウスルールで作ってみるのも良いかと思います。
 さあ、気分は考古学者です。
 キャラクターを作って古代の謎に挑み、言語にとどまらず数々の謎を解き明かしましょう。
 おすすめのキャラクターは、発掘から考察まで一手に引き受けることのできるドワーフの賢者です。
 反対にエルフの場合、設定によっては古代王国を実際に見ていたりしかねませんので注意して下さい。
 敵には、古代王国の技術を奪い世界を破滅に導こうとするマッドサイエンティスト等いかがでしょうか。
 あ、本当にキャンペーンのネタにできるかも・・・(思考が暴走)。
 
 
 後半は聞き流して下さい。
 それでは失礼します。
2000年04月27日:21時48分14秒
【人物相関】 / YUYU
う〜ん、シラルムとフィリアンが血縁の可能性は気付きませんでしたね〜(^^;
(というかシラルムの性知りませんでした。)
フィルの方はすぐに気付いたんだけど(笑)。

シラルムとフィリアンを血縁と考える材料は・・・
1.性がよく似てる
2.出身はどちらも西方語域。
(シラルムはもちろん、フィリアンも「魔境の支配者」P34で西方語を使用している。)
3.シラルムの設定「彼はエルフ一族の偏った世界観や運命論に激しく嫌悪を抱いており・・・」
かなり無理がありますがこれはフィリアンの過去「小さいときにダークエルフと友達になったがすぐに引き裂かれた」と繋げられないでしょうか?

クロスオーバーっていいですよね〜(^^)。
2000年04月25日:00時31分01秒
RE:【人物相関】雑談です / 本吉
 はぁ、シナリオ集と小説のキャラクターの関係ですか。
 気付かないものですね。
 どうも。清水零壱さん、もーりょさん、お久しぶりです。
 私こういった仕掛けが好きなんです。読むのも、空想するのも。
 
 話は変わりますが、短編集『ロマールの罠』の中でもキャラの絡みが少し出てきましたね。
 SWでキャンペーンを遊んだ時も、以前に使ったキャラと関わりがあるという設定を密かにつけたキャラを作ったことがあります。
 
 同一人物が別のストーリーに継承して出てくる話や、別々のストーリーを紡いでゆくキャラクター達のちょっとしたすれ違い・一時だけの協力と言った話(ゲームでのザッピング、アメコミでのクロスオーバー、小説では・・・何というのですかねぇ?・・・)、私大好きです。
 
 読むだけじゃ物足りなくなったもので、こちらの『ソードワールド掛け合い所』の方に書き込みさせてもらったりもしています(まだキャラクターがそろわないんですけど)。
 
 これからのソードワールドノベルで、またこんな事をやって欲しいなと思ったりします。
 それでは、失礼します。
2000年04月23日:20時56分48秒
【人物相関】RE:フィルって同一人物? / 清水零壱
 間違いなく同一人物です。リーダース・サーカス等でも何度か話題になっていました(97年9月に見つけましたが、探せば他にもあるかも知れません)。  
  
 「こういう仕掛け」について。  
 「死せる神の島」等に登場するエルフのシラルムの姓が“フィローティリス”だという話をどこかのHPで見かけたのですが、彼ってリプレイ第二部のフィリアンの血縁者なのでしょうか?(こちらは“フローティリス”ですが、カタカナ表記の好みの差で説明できる範囲でしょう)  
 リプレイ集第5巻p312によればフィリアンのPLはイニシャルが「S」の女性で、私の記憶では「皆さんもご存知の」人物であるらしいのですが。  
 注:「皆さんもご存知の」というのは、どこかのインタビューで山本先生が答えていたはずです(不確定情報で申し訳ありません。文庫の折込記事だったはずです。残念ながら入手不可能でしょうね)。  
 「ケインとフィリアンのPLが同一人物だと思う人が多いようだけど」という前置きを覚えているので、記憶違いではないとおもうのですが。
2000年04月23日:06時57分36秒
フィルって同一人物? / もーりょ
お久しぶりです。もーりょです。
混沌の大地を読んでいて気付いたのですが、ここに出てくる隻腕のレンジャーのフィルは「シナリオ集ユニコーンの探索」に出てくる人物と同じ人物みたいですね。(ドラゴンマガジンとかを読んでいれば有名なことだったりして、、、)
まさかと思って調べると能力値も一緒なので確信しました。

こういう仕掛けは楽しみですね。

ゲームをしていくと後で整合性が取れなくなって困るということもあるかも知れませんが、、、
(そこはノリでカバー?)

それでは、また。
2000年04月08日:07時53分16秒
下位古代語の開発は? / セヴィー
タイトルのとおりです。
下位古代語の開発はいつの時代でしたでしょうか?
古代王国時代だと思っていたんですけれど、具体的に書いてある箇所が思い浮かばないもので。
どなたか知っている方いませんでしょうか?
2000年04月02日:01時28分59秒
re:【神の視点】神獣の精神探査 / 本吉
 セヴィーさん。確認ありがとうございます。
 
 神獣が心の中を調べるシーンですが、『英雄伝説クリスタニア』P268にもありました。
 遅くなりましたが、一応書き込みします。
2000年03月29日:06時49分07秒
【三つの魔法語】開発時期 / セヴィー
ルールブックには、魔法語(古代語、神聖語)が開発されたのは古代王国期とありますが、他の作品では神が伝えたというような書かれ方をしているものもあるので、開発時期の特定が難しくなっているんですよね。
神の伝えた上古の魔法語の基礎から、カストゥールで時間をかけて研究されていったように、神聖語も基礎しか伝えられず、古代王国期に体系化されていったのではないでしょうか。
研究していたのは神学者か司祭で、魔術師は関係なかったと思います。
あと、神が肉体を失ってからカストゥールが建国されるまでは、千年もなかったはずではないでしょうか?
2000年03月29日:06時31分16秒
【神の視点】神獣の精神探査 / セヴィー
どうも、一月以上も書き込みをしてないセヴィーです。
自分のホームページを持つと、時間を失ってしまうようです。

>本吉さんWROTE
>神獣に心の中を見られていると、そのことが判るという描写もありました。(未確認)

『漂流伝説クリスタニア4巻』P.206からのことではないでしょうか。
頭の中を引っかきまわされるような感覚だそうで、できるからといって多用していては、嫌われそうな気がします。
神に出会うと、あまりの神々しさに畏怖を感じるそうですから、普通の人は隠し事なんて上手くできないので、必要ないのかもしれませんね。
2000年03月20日:02時35分10秒
RE:【神の視点】神獣の場合 / 本吉
 octさん、遅レスで申し訳ありません。
 神の視点について、いくつか調べたこと、考えたことを書き込みます。 
 
 
 まず、ハッキリと判った事をひとつ。
 
 《神は人の心の中までみることができるのか?》
 神獣に限って言えば、人の心の中を知ることは可能です。
 クリスタニアを舞台にした小説で幾度か書かれています。
 (どこかは、まだ調べてません。英雄伝説と漂流伝説だったと思うのですが・・・)
 
 肉体を失った神が人の心の中を調べている描写も、その逆の描写も見つかりません。
 *『ロードス島戦記』7巻P320に、スレイン・レイリア夫妻とマーファとの会話が書かれています。
  ここでマーファは、スレインにいくつか問いかけました。
  これは、心の中が判らない事から出る問いかけではなく、考えがあっての問いかけだと思います。
 
 
 ここから私見です。
 
 《神の視点はどこにあるのか?》
 神々は大戦で肉体をなくし、その魂は三界に散華したとあります。(『ワールドガイド』P16)
 神獣に心の中を見られていると、そのことが判るという描写もありました。(未確認)
 このことから、特に意識して観察しない限りは、「三界全体の表面的なことをざっと知ることができる」程度のものだと思います。
 ただし、内面的なことも、意識さえすれば知ることができると思います。
2000年03月19日:08時18分44秒
re:神聖語と古代語 / もーりょ
HELLさん、教えて下さってありがとうございます。
この部分も見た気がするのですが、斜め読みだったので素通りしてしまっていました。

神の思考形態が人間と異質で理解しがたいので、それを分かりやすくするためのものが神聖語だというように私には読めました。なので、神の心を言葉無しでも理解できるほど信仰を積んでいればある程度の神聖魔法は使えたのではないかと思います。
そうした司祭の中から神の心を神聖語という形で表すことを考える人が出て神聖語が出来たのだと思います。もちろん、そういうことを考えるのは司祭兼魔術師とか賢者の可能性が大きいと思います。
神聖語が出来た後は、便利なので神もそれを利用しているのでしょうね。
(ほとんどHELLさんの意見をなぞるだけになってしまった。すみません。)

それではまた。
2000年03月18日:23時50分25秒
神聖語と古代語 / HELL
>上位古代語と神聖語が古代王国期に作られた根拠がどこに載っているか良ければ教えて下さい。
>調べ方が悪くてわかりませんでした。
 
 完全版ルールブックの75ページ
 5・1・11 古代語魔法とソーサラー技能の欄に
 「上位古代語とは、古代王国の時代に開発され研究された偉大なる魔法語のことです。」とあります。
 
 また同ルールブックの106ページ
 5・1・15 神聖魔法とプリースト技能の欄に
 「これに言葉を与えて奇跡を引き起こす手段として古代王国期に作り出されたのが神聖語(ホーリー・プレイ)と呼ばれるルーンです。」
 
 完全版のルールブックにはっきり明記されています。でもこういう基本的なところほど案外読まないんですよね。
2000年03月18日:03時27分22秒
【神聖魔法】RE:騙されるプリースト / 本吉
 「プリーストが騙されている・支配されている場合での神聖魔法の発動について」と少々違いますが、近い内容のことを取り上げた記事を見つけました。
 
  『RPGドラゴン』No.9P82に掲載された質問より(いくつか省略・文体の変更をさせていただきました)。
  <質問>
  >ある司祭が重傷を負った人に助けを求められました。
  >ところが、この負傷者はプリーストの信じる神の狭義に背く行い(暗黒神を崇拝するなど)をしていたのです。
  >1.(全省略)
  >2.プリーストが負傷者が背教者と知らずに、キュアー・ウーンズの魔法をかけた場合、効果はある?
  >3.その人物が背教者であると気付きながらもキュアー・ウーンズをかけようとした場合は?
 
  <回答>
  >1.(全省略)
  >2.普通に魔法が掛かると思う。神は広い視点で見ているから、ここの人間それぞれについて綿密に見たりしない。自分の代理人(プリースト)からの呼びかけがあれば、それに答えるだろう。
  >3.信仰によりけり。『キュアー・ウーンズを背教者にかける』という行為が信仰に反していると神が判断するなら、力は貸してもらえないだろう。場合によっては、プリースト技能を失うかもしれない。
  >  判断はGMが下す。
  >  判断基準は機械的には定まらない。その司祭がどのように考えて、その行為を行おうと決意するにいたったか。それをもって決めるべきだろう。
 
 とのことです。
 回答2から判断するに、この掲示板で現在上がっている議題の内「プリーストが騙されている場合にかけた神聖魔法は発動するのか・神は神聖魔法の発動を止められるのか」についても、「発動する・神は止めない(「止めることができない」ではないと思います)」となるのではないかと思います。
 
 
 
 《余談》
 「支配されている場合」にはどうなんでしょうか?
 わたしとしては、「支配している者にも神への信仰がないと発動しない」のではと思ったりしますが。
 カーラの信仰心は、まだ残っているのでは?
 
 
 神聖魔法については、水野良氏が執筆された「羽根頭シリーズ」も参考になるかと思います。
 ・短編集『ナイトウィンドの影』収録『神官戦士が六人』
 ・短編集『ただひとたびの奇跡』収録『ただひとたびの奇跡』等々
2000年03月16日:01時25分10秒
【カーラVS魔神】どの英雄でも / もーりょ
清水さんの書き込みを見て、思いついたのですが、カーラは人間以外に乗り移ることが出来るのでしょうか? もし、ギムがカーラを殺していたら(あり得ませんが)カーラはギムに乗り移っていたのでしょうか? ギムカーラ、ちょっと想像が出来ないです。

という感覚的な理由ですが、私は魔神にはカーラは乗り移れないのではないかと思います。魔神は精神的構造が人間と違うので精神攻撃をするときには判定が必要ということもあります。(魔神将に至っては精神的攻撃無効)

それにしてもドッペルゲンガーという魔神がいる限り、どの英雄でも殺されて(脳を食べられ)たらその知識(と能力)を奪われる可能性があります。カーラの場合、精神抵抗をすればよいだけ!なので、危険が大きいと言うことはあると思いますが。

それでは、また。
2000年03月16日:01時01分41秒
【戦神と女王】 / もーりょ
みなさん、こんにちは、もーりょです
「女王」に関してはやはり何らかの設定があるのでしょうね。混沌の地で「女王」は直接、物質界に介入しているようなので(戦士へ探索を促す「啓示」とかドロス砦の雷とか)混沌の地に「女王」の肉体の一部があるという説も一理ある気がします。

バルキリーには翼は私も無いと思います。ルールブックにも「人間の女性」の姿と書かれていますので。また、翼は個人的には風の精霊と関係がある気がします。

HELLさんへ:上位古代語と神聖語が古代王国期に作られた根拠がどこに載っているか良ければ教えて下さい。調べ方が悪くてわかりませんでした。
2000年03月12日:02時02分32秒
【戦神と女王】有翼の女神 / 清水零壱
 新しい話題を振ってから、前の話題に関することを思い出しました。
 マイリーと女王に関して、清松先生のHPの暫定回答99年11月到着分Q61で、マイリーの従属神たる有翼の女神と女王の関係についての質問に「まだ、教えてあげない」という意味深な回答がなされています。(“準”公式ですが)
  
 ところで、フォーセリアのバルキリーに翼はありませんよね?(「生えていない」と明記されたこともないと思いますが、挿絵等にも描かれていませんし)
 翼と勇気の関係について、ペガサスの設定と関連させられれば面白いかも、と思ったものですから、確認です(フェザーフォルクとかもいるから、もともと無理なのですけど)。
2000年03月11日:23時02分27秒
カーラVS魔神 / 清水零壱
 唐突ですが、新しい話題を出させていただきます。
 確定した歴史にifは禁句ですが、カーラ(仮面の魔法戦士)が魔神に“殺されて”いたら、どうなったのでしょうか? 人間界では仮のものにすぎない魔神の肉体を支配できたのでしょうか?
 恐らく、カーラ自身でさえ「正解」を知らなかったケースであり、そのリスクを承知した上でナシェルへの贖罪の意味で前線に立ったのでしょうけれど。
 それにしても、万一、彼女が魔神将や魔神王に殺され、しかも魔神が抵抗に成功したら「カーラの知識を有する魔神」と化し、有力者の情報を全部持っていかれてしまうのですが、何か防護策は立てていたのでしょうかね? まあ、後の「六英雄」の一人が死んだ時点で、魔神の勝利は確定的なのですが。
2000年03月10日:02時07分22秒
神聖魔法はいつから使えたのか / HELL
 あまり関係ないかもしれませんが、神々はすでに肉体を失っているので、神々がフォーセリアに介入するには司祭を通して神聖魔法を使うしかありません。そして神々に呼びかけるのは神聖語を使わなければなりません。しかし神聖語が作り出されたのは古代王国期からです。つまり古代王国期より以前の時代はまったく神はフォーセリアに介入できなかったことになります。だいたいフォーセリア世界ができて5000〜6000年がたっているので、肉体を失ってからは4000年以上神々はまったくフォーセリアに介入できなかったことになります。
 さらに神聖語自体良く分からない存在です。古代王国期に作られたという点では上位古代語と同じですが、作ったのが古代王国の魔術師なのか、古代王国期の司祭なのかわからないことです。私個人は古代王国の魔術師兼司祭が作ってそれを世界に広めたものだと思っています。それがあまりに便利なので神々もそれを使ってフォーセリアに介入するようになったのではないでしょうか。プリーストが全て教えられもせずに神聖語を使えるのは、神々が信仰に目覚めたものに「授ける」からだと思います。
 あと神が力を貸さないかどうかですが「神聖魔法を使うためには、神の声を聞くことができるほどの信仰心が必要です。」「神の意志から大きく離れた目的のために魔法を使おうとすると、まったくはたらかないこともあります。」というルールブックの記述に従って、GMが形式ではなく内面の考え方を見て常識に照らし合わせて判断するようにしましょう。
2000年03月09日:23時37分20秒
【戦神と女王】 / 本吉
 もーりょさん。神々についての書き込みは、とても難しいので、私もじっくり行きます。
 
 (2000年03月04日:02時00分【神聖魔法】女王と戦神の関係 / もーりょさんwrote)
  >この現象に関して何か公式の回答はあったでしょうか?
 
 『RPGドラゴンNo.8,9,10,12』、『混沌の夜明け』と読み返し(ただし、斜め飛ばし読み/汗)しましたが、この現象そのものについての公式な回答は、見つけることができませんでした。
 『混沌の大地』、その他の『RPGドラゴン』、その他諸々の書籍については、まだ、手が出せません(押し入れから発掘中です。ハハハ・・・)。
 
 今見返した中で、気になる描写がいくつかありました。
 1.『混沌の夜明け』1巻P75〜77。
   マイリー神からティードルへのディビネーション。
   女性の声で「私の別の姿を見るために」、男性の声で「我の真の姿に近づくために」と告げられる辺りなんか特に。
   (しかも、アレクラスト大陸でこのディビネーションを受けたことも引っかかります)
 
 2.『混沌の夜明け』2巻p101〜108。
   (1)ティードルへ呼びかけてきた存在。
   (2)クロタイトが精霊感知(精霊力感知)で感じた”力”。
   (3)砦の周辺の”メイズ・ウッズ”が解除されたという現象。
   
 4.『混沌の夜明け』全体
   ティードルが神聖魔法を作中で使用した描写が終盤まで見あたらない。
   普段の神聖魔法は、マリクが使用していた模様。
   しかも、使用したときには、女王とマイリー神の関係についてのいくらかの知識があった。
 
 いや、ただ気になっただけで、まとまった考えはまだ、浮かびませんが・・・。
 
 
  >本吉さんの、混沌の地の人間が女王という存在を信じていたのでその祈りが集まって神の現れる形が変わったと考えるのが素直なのかも知れませんが、何かいろいろと考えたくなってしまいます。
 
 確かに、考えは色々湧いてきます。
 
 ところで、この現象についての説明で、あまりあり得なさそうな推論ですが一つ。
 「古代王国期の魔法装置の暴走で、プリーストが神とまともにコンタクトをとれなくなった」
 あり得なさそうと言うのは、神々にまで影響を及ぼす程の魔法の暴走というのが、想像しがたいものだったからです。
 しかし逆に、そこまでの被害を及ぼすからこそ、暴走というのかもしれませんが、そうすると女王の設定がケイオスランド限定というのも少し引っかかります。
 ただ、ケイオスランドが、なぜここまで特殊な土地になったのかが明らかになれば、また考えも変わってきそうな気もしますが。
 
 
 ありゃ〜、今回全然まとまってませんね。
 私の方はしばらく、こんな感じで推論が並びそうな気がします。
 公式な回答を知るのが先でしょうか?この場所で考えがまとまるのが先でしょうか?
 『混沌の大地』の新刊がまだ出て欲しくないと、一瞬でも思ってしまった自分が恐ろしい・・・。
2000年03月06日:09時54分25秒
【神聖魔法】全自動 / 俺的大企業
 どちらかと言うと、信仰に目覚めた時とディビネーションを求められた時、
 それと特殊な場合以外はノータッチなんじゃないでしょうか。
 小説でも、具体的にせよ、抽象的にせよ、神の啓示が現れるのは新大陸の探索とか、
 邪神の復活とか歴史に関わる物ばかりですし。
 きっとバスマスタみたいな機能があって、
 必要な時になるとメイン脳が動くに違いありません。
2000年03月05日:16時52分09秒
【神聖魔法】神の視点 / oct
   騙されるプリーストとも関係が有るのですが、神の視点はどこにあると思われますか?GMと同じくすべてを
  知っている名でしょうか、それともPCと同じ程度にしかわからないのでしょうか。また、神は人の心の中まで
  みることができるのか。
   
   私の感じる一般的なファンタジーゲームの世界観としては神が見ることができるのは、自分の支配領域の中、
  そして信徒の目を通して見聞きでき、信徒が語りかけてくること、自分の領域に関することのみを知っている
  です。 
   なので、プリーストが騙されていてもプリーストが その状態に異常を感じない限り有る意味で神も騙される
  ので神聖魔法は使用できると考えます。
   
   支配領域ですが神殿の中や湖神の湖の中などの意味です。
2000年03月04日:02時00分10秒
【神聖魔法】女王と戦神の関係 / もーりょ
こんにちは、もーりょと申します。
本吉さん、遅い答えですみません。混沌の大地見直してみました。

混沌の大地2のP172からマイリーの神官戦士が神聖魔法を使えなくなった経緯が描かれています。
呪文を唱えてマイリーに呼びかけをしたときに、マイリーじゃないやつの力が流れ込んできたということが書かれています。そのことを不審に思った神官戦士は神聖魔法を使えなくなってしまったようです。

おそらく、この「マイリーじゃないやつ」というのは女王キュラフのことと思われ、マイリーに祈ることで女王ともつながりをもてるほど近い関係にあるにもかかわらず、違う神であるとの感覚もあるという不思議なもののようです。

この現象に関して何か公式の回答はあったでしょうか?
本吉さんの、混沌の地の人間が女王という存在を信じていたのでその祈りが集まって神の現れる形が変わったと考えるのが素直なのかも知れませんが、何かいろいろと考えたくなってしまいます。

それでは、また。
2000年02月24日:23時29分37秒
【神聖魔法】自ら奇跡を封じたプリースト / 本吉
 ながらくお待たせしました、もーりょさん。
 以前の発言について確認できました。
 (2000年02月18日:01時05分40秒【神聖魔法】神の意志/もーりょさんwrote)
  >自分の良心で神聖魔法が使えないというのは「ただひとたびの奇跡」でしょうか。それとも「混沌の大地」かな。
 
 私が覚えていたのは「ただひとたびの奇跡」に出てくる司祭でした。
 「混沌の大地」の方は、よく覚えてないんです。
 
 確かプリーストがマイリー神に奇跡を願ったはずなのに、返ってきた感触がマイリー神とは違い、そのことがトラウマになって神聖魔法が使えなくなった・・・んでしたか?
 
 こちらも、考えてみると興味深い現象だったんですね。
 もしかして、神々は信者の祈りで存在の仕方が変わるのでしょうか?
 ひょっとして神々とは、以外に不安定な存在なのかもと思ったりなんかしました。
 (また、ハッキリとしない内にこんな事を書き込んで・・・)
 
 遅ればせながら、確認できたことだけでもと思い書き込みしました。
 では、またいずれ。
 
 
 う〜ん。どんどん書き込みのペースが落ちていますね。
 書き込みできないことに、こんなに欲求不満を感じるとは。
 混沌についても、まだ・・・パタ、ぐ〜(イビキ)。
2000年02月21日:01時10分16秒
【神聖魔法】騙されても信じてる / もーりょ
●octさんWROTE
>魔法をかけられている時や、更には単に騙されていたり誤解によって教義に反する神聖魔法の使い方をしようとしたら神は神聖魔法の発動を止められるのかという意味です。

セヴィーさんの明快な分類に沿って、私は「授けられる」の方で答えてみます。

信者の心中の神の教義に反していることに
【1】気付いている。
   信者が気付いていることが神に気付かないわけがないので、神は力を授けません。
【2】気付いていない。
   信者が気付いていなくても、神が教義に反していると感じれば神聖魔法は発動しません。もし神が親切であるなら、なぜこの魔法が発動しなかったのかの説明があるでしょう。
   ただし、神の御心は広いので多くの場合、神聖魔法は発動すると思います。

こんな感じでどうでしょうか?
やはり、現象的には「引き出す」のと同じ様な感じになりますね。

それから追加で【3】として魔法にかけられているときとして考えられる「魔法の品物などで精神支配を受けているとき」も入れておきますと
【3】魔法の品物などで精神支配を受けているとき
   支配した精神体がその神の加護を受けないと危険な状態になるなどの特殊な事情がない限り、魔法は発動しない。

となるかと思います。「引き出す」場合は、【2】に準じる感じでしょうか?
それでは、また。
2000年02月18日:02時32分59秒
【神聖魔法】司祭にしてみれば(補足) / セヴィー
仮に司祭が神聖魔法は神から引き出す力だと不遜にも考え割り切って使用しようとするならば、その時点で信仰を失っているので神聖魔法は使えなくなると思います。神の意思そのものが感じられなくなるでしょうからね。
2000年02月18日:02時22分27秒
【神聖魔法】ひどい。私を騙したのね。 / セヴィー
●octさんWROTE
>魔法をかけられている時や、更には単に騙されていたり誤解によって教義に反する神聖魔法の使い方をしようとしたら神は神聖魔法の発動を止められるのかという意味です。

え〜と、魔法をかけられている時というのは該当魔法が見当たらないため、おいときますね。
騙されているにしても、教義に反していることに気付いている時とそうでない時を分けて考えてみます。
あと授けられるではなく引き出す、で答えますね。

信者の心中の神の教義に反していることに
【1】気付いている。
   心に迷いが生じているでしょうから、神聖魔法は使えません。
   というより神聖魔法を使おうとしないと思う。
【2】気付いていない。
   神聖魔法は使える。
   無意識の内に止めることはあるでしょうけれど。

こんな感じです。
2000年02月18日:01時58分09秒
【神聖魔法】司祭にしてみれば / セヴィー
私の≪神聖魔法は神(巨大な力)から信者が引き出す≫にしても、司祭の方にそんな概念はないですよ。
神と巨人は同種族だとするのと同じです。仮に裏設定として真実だとしても、司祭たちはそう考えないですからね。
司祭たちにしてみれば、授けられていると感じるはず。
でもって、神への信仰を見失い神聖魔法を使えなくなることを、神に見放されたと感じるわけです。
心の迷いから神聖魔法に失敗することを、なぜ神は答えて下さらないのだと疑問に思うのでしょうね。
(公式な設定は授けられるの方でしょうけれど。)

●もーりょさんWROTE
>神聖魔法は信者が神から引き出すのか、神が信者に与えるのかというところは、結局現象的には大差がなくなるので、どちらでも良いという感じになって難しいですね。

ふふふ、そうでしょう(笑)。
神話時代やクリスタニアでの神聖魔法や公式設定などと、矛盾がなるべく生じないように考えましたからね。
それと、ここ(フォーセリア研究室)はネタバレありなので大丈夫ですよ。
2000年02月18日:01時05分40秒
【神聖魔法】神の意志 / もーりょ
こんにちは、もーりょです。
神聖魔法は信者が神から引き出すのか、神が信者に与えるのかというところは、結局現象的には大差がなくなるので、どちらでも良いという感じになって難しいですね。
信者の心情的にはかなり違うような気もするのですが。

神が意志を持って何かをすることは、啓示(ディビネーション)というものがあります。信者に向かって曖昧な意志を伝えることは出来ますが、体を失った神のこれが限界なのではないかと私は思います。体を失った神がこれ以上のことをするのには、信者の自主的な意志が多少なりとも必要になるという気がします。

 (以下ちょっとねたばれ)
自分の良心で神聖魔法が使えないというのは「ただひとたびの奇跡」でしょうか。それとも「混沌の大地」かな。
 (以上ちょっとねたばれ)

それではまた。
2000年02月16日:01時28分46秒
【神聖魔法】神から引き出し、神は止めない / 本吉
 こんにちは、密かに掛け合い所の書き込みを増やそうと考えていた本吉です。
 
 神聖魔法についての話ですね。
 目新しい案は思い付きませんでしたが、ちょっと思うところがありました。
 
 普段プリーストは神から奇跡を起こすための力を引き出しているのですが、そのことについて神々は、プリーストに信仰心(もしかすると、神々と生き方の方向性が合っていることとかでも良いのかもしれません。いや、何となくですけどね)があれば別に止める必要はないと思い、プリーストにそのまま力を使わせているのではないでしょうか。
 
 神々が力を引き出すことを止める・止めないの基準は、そんなにシビアでなくとも良いんですよね。
 神々(実際にはGM)の視点からすれば多少の無茶な行動でも許容範囲なのでしょうし、戒律自体、後から人間が考えた内容も多々あることですから。
 
 これでいくと、「あの破戒坊主に、神はなぜプリースト技能を・・・?」と言われるようなプリーストが存在することの理由になりそうです。
 
 
 しかし、私は力を神々から引き出すと言う説だけでは味気ないと思いましたので、こんなのもいかがでしょうか?
 
 神に気に入られた(ちょっと語弊がありそうな表現)信者も多々存在し、神の方から力を授けることもあるのではないでしょうか。
 
 ただ、正直なところ、神々が能動的に力を操作できるくらいなら、もっと世界に介入できるのでは?とも考えたのです。
 しかし、プリースト技能を得るための補助(きっかけを与えるとか、波長を信者の方に合わせるとか/これはちょっと無茶ですか/、なにかの、少しの手伝い)位なら、できて欲しいなと思いました(この辺弱気)。これなら、一応はプリーストを介しての力の行使に近いものがありませんか?
 
 
 (2000年02月11日:08時23分【神聖魔法】レイリアカーラは神聖魔法をなぜ使えたか他 / もーりょさんwrote)
  >あまりに教義に反することをした際にGMが神聖魔法が発動させなくてもいいというのは、プレーヤーも気付かないキャラクターの良心が神聖魔法の発動を止めているのかも、とちょっと思いました。
 
 たしか、実際に、それで力を使えなかったプリーストがいましたね。
 どこに収録された話かは確認はできてないのですが、印象深い話だったので覚えています。
 
 
  《余談》
 奇跡が起こる経過が実際にはどうであったとしても、それを知って信仰(何かを信じる心)をなくすプリーストが少ないと良いですね。
 
 
 
 それでは失礼します。
 乱文御容赦下さいませませ。
2000年02月14日:07時42分36秒
【神聖魔法】神が与える?神から引き出す? / もーりょ
こんにちは、ネタばれの張本人のもーりょです。

私は神聖魔法のことを、人の信仰の強さによって神が与えるものだ、と思っていたので、マーファが世界のためを思って本来は高度な神聖魔法を使えないはずのカーラに神聖魔法を与えた、という清水零壱さんの意見に惹かれるものがあります。
また感想的には、必死に信仰を忘れようとしているのに神聖魔法を使ってしまうカーラ自身の気持ちが複雑に思います。

神が魔法を与えるとすると、神が気に入らないときは神聖魔法の発動を止めることは可能となりますね。
逆に術者が神から魔法を引き出すとすると、本人がよいと思っている限り、止めることが出来ないと言う理屈になります。
どちらなのでしょうね。
(私がGMの時は前者にすると思います。)

それでは、また。
2000年02月12日:01時45分11秒
誤投稿の謝罪 / 本吉
 《2000年02月12日:01時30分45秒 キャラ掛け合い / (内容がないよう)本吉》の書き込みは、場所を間違えています。
 削除依頼を出しました。
 お騒がせして申し訳ありません。

(sf:依頼により当該文は削除しました)


2000年02月11日:20時34分31秒
【神聖魔法】レイリア・カーラが神聖魔法を使えた理由(マーファの事情) / 清水零壱
  すみません、ロードス雑談所でネタバレ投稿やらかした愚か者です。あちらで削除した書き込みを書き直させていただきます。
  
  この問題について、重要なファクターとして、
  小ニースが生まれるまで、亡者の女王ナニールの魂がレイリアの肉体に封印されていた(ロードス島戦記第6巻p242より)という事実があると考えます。
  マーファは、その封印に重要な役割を果たしていました。そのため、レイリアがどんな状態でも、加護を与えない訳にはいかなかったのだと思います。ナニールの魂が開放されることはカーディスの復活を意味し、ロードスのみならずフォーセリア全体が滅亡の危機にさらされるのですから。
  レイリア・カーラが神聖魔法を使えるのは、支配する精神(カーラ)がマーファの信者であり、支配された肉体(レイリア)がマーファの加護を受けているという条件が重なった結果、“イレギュラー的に”発生した状況ではないかと推測します。
  ですから私は、表面的な言動はどうであれ、カーラはマーファへの信仰を失ってはいなかったと考えます。神は己を信仰するものを通してしか、力をふるうことができないのですから。
  すなわち、カーラは(恐らくは無自覚に)世界を滅亡させる女神を蘇らせかけ、皮肉にも彼女自身が否定していた信仰心によってそれは防がれていた、と考える訳です。
  
2000年02月11日:08時23分46秒
【神聖魔法】レイリアカーラは神聖魔法をなぜ使えたか他 / もーりょ
こんにちは、もーりょです。

セヴィーさんWROTE
でも私の場合は、司祭の心が、世界に直接干渉できない意思ある巨大な力でしかない神(そのため精霊の一種と考えられる)と(高レベルになるほど)波長が近づくことにより、神の意思を感じ(声を聞き)、神から力を引き出す魔法と考えています。 つまり、授けられるのではなく、引き出すのだと考えています。
神の心に波長を合わせることで神聖魔法を引き出しているとするのですね。波長を合わせるのには祈りと神聖語の「心の技術」が必要で、その技術があれば心が支配されていても(術者が能動的でなくても)神の力が引き出せるということになるでしょうか。
亡霊の場合は意識は支配していないので神聖魔法は使えないのですね。
何となく納得しました。
ただ、神が力を授けているというイメージはなくなってしまいますね。(個人的意見ですが)

octさんWROTE
魔法をかけられている時や、更には単に騙されていたり誤解によって教義に反する神聖魔法の使い方をしようとしたら 神は神聖魔法の発動を止められるのかという意味です。(改行位置変えました:もーりょ)
上のセヴィーさんの意見からすると神は神聖魔法の発動を止めることは出来ないように思えます。
あまりに教義に反することをした際にGMが神聖魔法が発動させなくてもいいというのは、プレーヤーも気付かないキャラクターの良心が神聖魔法の発動を止めているのかも、とちょっと思いました。

PS.私は清水零壱さんの意見もかなり好きです。早く載らないかな

それでは、また。
2000年02月09日:20時47分02秒
騙されるプリースト / oct
   これについては私の書き方がまずかったようです。チャームで騙されていた場合と言う意味では無く魔法をかけられて
  いる時や、更には単に騙されていたり誤解によって教義に反する神聖魔法の使い方をしようとしたら
  神は神聖魔法の発動を止められるのかという意味です。
   
   
2000年02月09日:03時37分10秒
【カーラ】神聖魔法を使えるのは? / セヴィー
ロードス島戦記関連雑談所より移ってきた話題のため、改めて私の考えを書き込ませていただきます。

>もーりょさんWROTE
>カーラはレイリアの肉体を支配していたとき、精神がカーラでもマーファが神聖魔法を授けたのはなぜ?

ゴーストなどが憑依しても神聖魔法が使えないのに、カーラの場合はなぜということでしたよね。
推測になりますが、亡霊が対象を肉体的に支配し知識を利用するのと、カーラの意思(魂ではない)が対象の意識を乗っ取ることにより、肉体・精神の両方を支配する(表面的に記憶はないようですが)ことによる違いだと思います。


>ソードワールドの神聖魔法は奇跡を起こして欲しいという心を神の御心に触れさせることで奇跡を引き起こしてもらう魔法だと私は考えています。

おそらくは一般的であり、たぶん公式な考えだと思います。
でも私の場合は、司祭の心が、世界に直接干渉できない意思ある巨大な力でしかない神(そのため精霊の一種と考えられる)と(高レベルになるほど)波長が近づくことにより、神の意思を感じ(声を聞き)、神から力を引き出す魔法と考えています。
つまり、授けられるのではなく、引き出すのだと考えています。

>octさんWROTE
>この問題はチャームの魔法を掛けられたプリーストが神聖魔法を使えるかと言う問題と同じでしょう。
>もっというならプリーストが騙されている時に神は力を貸さないのかと言うことですね。

精霊魔法の「チャーム」は、対象を騙しているとしても対象の意思にそぐわない行為(自殺など)は強制できない(友人であっても納得できない無理な頼みは聞けない)と思いますので、対象が神聖魔法を唱えるとき(無理な頼みではないとき)は、呪文は効果を発揮すると思います。もーりょさんと同じ意見です。
暗黒魔法の「メズマライズ」の場合は能動的な意思を奪うので魔法そのものが唱えられませんし、呪歌の「チャーム」は…、強制的に魔法も使わせることができるように読めますね。(^^;
呪歌の「チャーム」は強力な気がしてきました。
(セヴィーがGMの場合は、精霊魔法の「チャーム」と同様に扱いますけど)
2000年02月09日:01時13分49秒
【カーラ】灰色の魔女はなぜ大地母神の助力を得られたか / もーりょ
こんにちは、もーりょと申します。
octさんに引き続いて、ロードス島戦記関連雑談所から引っ張ってきた話題です。ちょっと質問を整理しますと カーラはレイリアの肉体を支配していたとき、精神がカーラでもマーファが神聖魔法を授けたのはなぜ?ということです。

ソードワールドの神聖魔法は奇跡を起こして欲しいという心を神の御心に触れさせることで奇跡を引き起こしてもらう魔法だと私は考えています。

精霊魔法や古代語魔法は手続きによって発現する魔法と思うので、カーラがこれらの魔法の使い手に乗り移った場合の魔法の使用は問題ないと思いますが、神聖魔法の場合は神との交信ができないのでは無いかと考えて、ちょっとした違和感があるわけです。

 ちょっと考えましたが良い考えが思いつきません。

octさんの様に基本的にチャームと同じでレイリアの心を騙して神に祈らせていたと考えれば説明は付きますが、1巻のP277の「レイリアの記憶は、今や心の片すみにさえ残っていないはず」との記述からすると、少し違う気がします。
チャームで神官を騙して神聖魔法を使わせるのは問題ないと思います。神官が(騙されているとしても)その奇跡を願って、それに神が答えるというのは自然だと思います。

何か粋な説があったら教えて下さい。

それでは、また。
2000年02月08日:21時46分54秒
re:カーラの神聖魔法 / oct
    基本的に精神を支配しているのであって、肉体のはレイリアを通じて動かしているのだとおもいます。
   ですが、この問題はチャームの魔法を掛けられたプリーストが神聖魔法を使えるかと言う問題と同じでしょう。  
    もっというならプリーストが騙されている時に神は力を貸さないのかと言うことですね。
      
     
    もうひとつ、カーラは大地の法にそむいているかもしれませんが、それと神聖魔法を大地の法にそむく
   使い方をしたかは別問題です。私はカーラが神聖魔法に頼るときにはそのような事はしなかったと思いますが。 
   そのためにはより使い勝手のよい古代語魔法がありますしマーファを敢えて冒涜するようなことを
   しても何一つ良いことはないのですから。 
2000年02月06日:20時49分43秒
【混沌】混沌界にあるもの / 本吉
 はじめまして、夢浦 忍さん。
 量子力学については全然わかりませんが、素人考えで話をさせていただきますね。
 
 (2000年01月26日:02時37分 混沌界の産物 / 夢浦 忍さんwrote)
  >混沌界にあるのは「何にでもなる可能性を秘めているが未だ何にもなっていないもの」ではないでしょうか。つまり、何者かが観測してイメージを与える事によって秩序を与えられ、初めて「形」を与えられるのではないかと。 
 
 神々による世界の創造は、混沌に法を与えることから始まったとか。
 法を与えるとは、神々が混沌にイメージを与えたことを指しているのかも。
 現在フォーセリアが存在するのも、神々が物質界を見守っているからなのでしょうか。
 
 私見とは違うのですが、こういう説もいいかなとか思ったりなんかして・・・。
 
 
 《私見》
 私は「何にでもなる可能性を秘めているが未だ何にもなっていないもの」とはマナのみを指すと考えています。
 『万物』の『根元』というくらいですから。 
 
 現在の混沌界には、それ以外にも色々ありそうな気がします。
 1.遙かな(現在の神々すら知らない)過去に、終末の巨人によって滅ぼされた異質な世界の名残。 
 2.巨人(万物の始祖)から誕生したが、フォーセリアには取り入れられなかった存在。
 3.神々の世界創造の際の試作品・失敗作。
 4.神々が世界創造をおこなった際に出てきた、3界の法則に矛盾するもの。
 5.3界に住む生物の精神の深いところから生まれた存在。
  等々。
 
 
 《私見への疑問》
 ここまでを読み返すと、何か、自分の言っていることが妙に思えてきました。
 まず、全くイメージを与える存在(巨人すら)いない混沌界ならば、夢浦 忍さんの考えておられるような状態だったとしても、おかしくはありませんね。
 現在の混沌界とは、意志を持った者がいるからこそ生まれた世界なのかも。
 更には、ウルスの混沌を浄化する方法も、混沌の存在を記憶の中からすら消してしまうと言うことですから、イメージを与える存在がいなくなることも、混沌を浄化するための条件なのかも・・・。
 (私達は、あなた達の思いから生まれるの。忘れさられると、消えてしまうのよ。/by妖魔夜行/みたいな感じで)
 
 
 《私見の考え直し》
 混沌界について、もう一度考え直してみましょう。 
 私の妄想が入りますので、反論は多々あると思いますが、とりあえず、自分なりの考えをまとめてみます。
 
 
 世界には『力』(何にでもなる可能性を秘めているが未だ何にもなっていないもの)が満ちていました。
 『力』は(巨人・神々・創造物の関係なく)生物の思考に大変影響されやすい存在だったのです。
 
 世界に満ちた『力』は、巨人の意志で、いくつもの形を得ます(有形・無形含めて。存在を得る?)。
 もちろん、フォーセリアの法則とは相容れないものが沢山ありました。
 巨人にとっては、周囲がそのような環境でも、関係有りませんでしたが、神々にはそうではありませんでした。
 神々は安住の地を造るために、『力』にイメージを与えて、世界の中にいくつかの小世界を創造しました(三界ですね)。
 そして、三界の中での『力』は非常に安定した存在となるように、神々は調整しました。
 
 神々は、世界全体にまで手をまわす余裕が無かったため、この三界の完成度を高めることにのみ、力を注ぎました。
 
 三界の創造時に、分化しきれなかった(巨人から生まれた)存在や新たに出てきた矛盾点は、どんどん三界の外に放り出してしまいました。
  
 創造した生物の精神にまで、矛盾を発見した神々は、この矛盾も消そうかと考えました。
 しかし、その時の神々の力では、矛盾のない自由な意志というものを創造できませんでした。
 自分の意志を持ち、なおかつ、三界に混沌を発生させないようにするために、神々は、創造物の精神と世界を繋げて矛盾を逃がすことにしました。
 世界から混沌が逆流してこないように安全弁を設けたうえで、ですが。
 
 この不完全な(と神々が判断した)精神からのイメージにより、更に『力』は形を得ていきます。
 
 こうして、三界を取り囲む世界が混沌界と呼ばれることになったので・・・しょうか???
 
 
 これならば混沌界にあるものは、「何にでもなる可能性を秘めているが未だ何にもなっていないもの」も「aでもあるが、bでもある」も両立できるのでは?
 
 繰り返しますが、妄想も大量に入っていますので御注意下さい。
2000年02月06日:18時00分58秒
RE:続・スイフリーが掘った、トンネルの長さ / 清水零壱
  移動を無視して考えてみたら、トンネルは450mよりも長くできますが、それはそれで計算が合わなくなってしまいました。
  持続時間が拡大されていたのは、時間が切れたら奥から埋まってしまうから(暫定回答99年11月到着分Q17より)なので、奥に進むほど拡大は少なくてすみます(と言うより、拡大しても無駄になります)。
  したがって、
  最後の18ラウンドは拡大なし。
  その前の18ラウンドは2倍に拡大。
  その前の18ラウンド(縦穴を含む)は3倍に拡大。縦穴を掘るのに1ラウンド、穴の底に降りるのに1ラウンドを消費。
  よって、
  最大で 10m×52回=520m まで掘れます。
  
  問題はここから。
  消費した魔晶石は(スイフリー自身の精神力は使わないとして)
   3点×18個  900×18= 1万6200ガメル
   6点×18個 3600×18= 6万4800ガメル
   9点×18個 8100×16=12万9600ガメル
  縦穴掘り及び落下制御
   3万2400+3600=3万6000ガメル
  
  合計 23万6600ガメル
  こうしたほうが、距離も長くて安く(ほとんど半額)ついてしまうんですね。(私がルールか計算かを間違っていない限りは)
2000年02月05日:04時35分23秒
続・スイフリーが掘った、トンネルの長さ / 名も無き狂気のGM
皆さん、鋭い・・・(汗)
 
 実際、移動距離を考えるとルール上難しいんですよね。それで、使用回数のみを考えたのですが。
 
 1.最初に掘った縦穴が、持続時間三倍&範囲体積二倍拡大で、6倍消費(18点の魔晶石が使われてますから)
 
 2.以降の横穴は三倍消費(9点の魔晶石)ですから、持続時間と範囲体積を同時に拡大したとはかんがえられないですね(拡大が奇数倍はありえない)
 
 3.下に書いたように45回繰り返したと思われますので、トンネルの使用回数は合計46回です。
 
 54ラウンドあれば、80秒で500m足らず・・・大丈夫かな?と思ったのですが、ラウンド管理で移動&魔法となると不可能になりますね。
 
 小説だし、戦闘中でもないから許されるかな?という計算でした。お粗末ですね。
 
 (下の書きこみで“範囲体積の拡大”と書くべきところを“距離の拡大”と書いていますね。すいません)

(sf:丸数字は環境依存のシステム外字なので使用しないでください。普通の数字に修正しました)


2000年02月05日:02時25分20秒
【神による命の改造?】改造から聖別 / セヴィー
(2000年02月04日:00時56分59秒RE:【神による命の改造?】 / 本吉さんWROTE)
>きっと私は、神による命の改造は特殊な事態であると思いたいんですよね。

私も、そう思いたいです。
それで、改造を聖別という言葉に置き換えて逃げているんです。(^^;
でも中には、改造しまくりっ♪な神もいたりして。
 飛べないと不便だな…、羽をつけよう。
 弱いなあ、毒を吐けるようにしよう。
 変身できても面白いなあ。
とか。

●下の私の書き込みへの補足
RE3ではなくて、RE2です。
2000年02月05日:02時05分27秒
RE3:スイフリーが掘った、トンネルの長さ / セヴィー
最初の縦穴も持続時間の計算に影響するんじゃないでしょうか?
余計に距離が短くなりそうですね。(^^;)
これは誰かがスイフリーを背負って、移動しながら呪文を使っていたんじゃ…(笑)。
2000年02月05日:01時36分16秒
RE:スイフリーが掘った、トンネルの長さ / 清水零壱
  別の観点から計算(と呼べるほど、立派なものではありませんが)してみたら、300m足らず、と出てしまいました。
  
  最初の横穴の持続時間拡大が3倍
  18×3=54ラウンド
  
  移動中は魔法を使えないので、トンネル内の移動に1ラウンド、呪文を唱えるために1ラウンド、合計2ラウンドが必要。
  よって、最初の横穴の持続時間が切れるまでに呪文を使える回数は
  54÷2=27
  
  したがって 10m×27回=270mが限界 となります。(「トンネル」は距離の拡大はできないはずですし)
  どう考えても、魔晶石40万ガメル分には達しないのですが、何か見落としているのでしょうか?
2000年02月04日:00時56分59秒
RE:【神による命の改造?】 / 本吉
 どうも、ご無沙汰してます。
 
 (2000年01月29日:00時25分 神による生命の改造?ミュルミドン / セヴィーさんwrote)
 
  >改造と書くと聞こえは悪いのですが、人によっては改造と考えられる例があります。
  >(中略)
  >眷族の中からとくに選ばれた12匹がクロイセの魔力によって、亜人へと変えられた。
 
 これは改造といわれても仕方ありませんね。
 でも、何となく出た説とはいえせっかく考えたものなので、もう少し色々考えてみます。
 
 ええと、ですね。
 
 《神獣が亜人を創造したのはなぜ?》
 まずクロイセとミュルミドンについて考えてみます。
 クロイセが説く大地の法と人間という種族の生き方を照らし合わせてみると、両者は本質的に合わないものだったんですよね。
 厳しい自然の中で人間が生きていくためには、どうしても新しい種族の力が必要だったのです。
 しかし、人間を改造してしまえば、人間の『種の本質』が決定的に変わってしまいます。
 クリムゾンアントを改造するならば、アントの『種の本質』に、ある程度沿った種族になるのではないかと考えたのではないでしょうか。
 
 おそらく他の神獣達も同様に、創造しようとする亜人の本質に近い生物を選んで、改造したのではないかと思います。
 
 
 神獣達が、クリスタニアでの最終目標に掲げたのが「完成された世界を創造する」でした。
 しかし、神々がいるというだけでは、目指す「完成された世界」とは言えないのでしょうね。
 この目標を完遂するためには、「一度創造した種族に手を加えない」という自分達のポリシー(?)を曲げる事が必要になったのでしょう。
 しかし、妥協するための方便として「種の本質を大きくは変化させない」とか言った内容の制約を自分に課したのではないでしょうか。
 
 
 それでは話をダークエルフに戻して考えてみます。
 
 《エルフがダークエルフに改造されなかったのはなぜ?》
 既にエルフには、司るものが決められていました。
 司るものが有るからには、種の性質もそれに合ったものになるのではないかと考えられます。
 それが変わるということは、人間をクロイセの説く大地の法に従わせることと同じ位の変化になると思うのです。
 「種の本質が180度変わってしまう」という状態に当てはまりそうですよね。
 
 
 
 ここまで書き込んでおいて何ですけれども、今回の私の書き込みは言い訳臭いですね。
 実際にはフォーセリアの神々でも、自分達で創造した生物に更に手を加えることができました。
 『種の本質を大きく変えない改造ならOK』とかもこじつけですし。
 
 きっと私は、神による命の改造は特殊な事態であると思いたいんですよね。
2000年02月03日:17時35分10秒
スイフリーが掘った、トンネルの長さ / 名も無き狂気のGM
初めまして。この掲示板には初めて書きこみます。
 
 『バブリーズ・リターン』でスイフリーが掘ったトンネルの長さを考えて見ました。
 
 条件は、1.スイフリーのレベルは6レベル。“トンネル”の消費精神力は3(16÷6)
 
     2.最初に掘ったトンネルは垂直の縦穴(“落下制御”で地面に達したこと、及びP.315二行目『今度は横穴』より類推)
 
     3.横穴に使った魔晶石は9点ずつ(8100ガメル)、つまり拡大は持続時間三倍のみで、距離の拡大はない
 
     4.P.315十一行目『四十万枚に達した』という表現から、40万枚を若干越えるものと考える
 
 以上の条件から、水平移動に費やした魔晶石は
 
 (40万+α)−(3万2400+3600)=36万4000+α
 
 36万4000÷8100≒45
 
 このことから、10m×45回消費=450mとなる。
 
 このように、考えてみたのですが皆さんはどう思いますか?

(sf:丸数字は環境依存のシステム外字なので使用しないでください。普通の数字に修正しました)


2000年02月03日:05時31分12秒
フォーセリア研究室 LOG 015 / sf

 フォーセリア研究室 LOG 015として2000年01月19日から2000年02月03日までのログを切り出しました。

 二月末まで、1999年に発行されたTRPG商品についての懸賞つき投票企画、かつ古今東西(未訳・未発売・絶版など不問)のTRPGのすべてのオールタイムベスト投票の予備投票として1999年製品TRPG.NET大賞を開催しております。ノミネートのためにも、ぜひご参加ください。ルール名に限らず、各種のサプリメントなど個別についてのノミネートも大歓迎です。



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