フォーセリア研究室 LOG 012

フォーセリア研究室の2000年01月02日から2000年01月04日までのログです。


2000年01月04日:23時14分52秒
【法則の違い】 バルキリー / セヴィ−
クリスタニアではバルキリーの力を女性も使えるされていましたが、確認が取れました。
『神王伝説クリスタニア(上)』p.229 10行目です。
呪文は行使されませんでしたが、ダークエルフの女性がバルキリーの呪文を使おうとしたことは、たしかです。
クリスタニアにおいて女性が勇気の精霊魔法を使えることは、ルール以外にも確実になりました。
(理由はいまいち納得できないけれど…。仕方ないか。)
2000年01月04日:20時22分52秒
【リウイ】ルール改訂と対応 / ENT
(セヴィーさんwrote)
|『剣の国の魔法戦士』と『魔法戦士リウイ』の出版の間には、
|5年以上の差があるのですよ。
|その間に、ルールは『文庫版』から『完全版』になっていますし、
|世界観やリウイの設定だって煮詰めなおされていると思います。

そうですね、それらが明かされるときを大いに期待しています。ただ何であれ、最終的にデータは必要になるでしょう。


2000年01月04日:20時17分45秒
【冗談】悲しきかな。アノスよ… / ENT
(セヴィーさんwrote)
|いつからジューネ女王はファラリス信者になったんですか(笑)。

昔からです(笑)
あっまだ、明かしてはいけませんね。
ジューネ女王ガ暗黒神ヲ信仰シテイルトイウノハ根拠ノナイ中傷デス
女王ガ若ノハ魔法にヨルモノトイウノモ根拠ガナイ中傷デス
ジューネ女王ノ信仰シテイル神ハ未ダ不明デス

|それよりも、アノスの国教が変わるのはまずいです。
|家鴨羽根のドルティのことを忘れてはいけません。
| あ! ファリス教団の法王であって、アノスの国王とは書いていない…(笑)。

ふっふっふ。ようやく気づきましたね(笑)。まあ潜伏しているドルティ猊下を逮捕するのも時間の問題かな(笑)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
予定は未定です(笑)
======================
上記は全て冗談ですが、公開されている情報から邪推するに実現する可能性はあります(笑)。


2000年01月04日:19時52分14秒
【リウイ】 主にリウイです… / セヴィー
>octさんWROTE
>別にファイター技能を持ってる必要は無いでしょう、一般技能で喧嘩屋でも3LVぐらいで持っていたの
>では?

ありえそうですね。
小説中にも「ボクサー」みたいとよく言われていますし。
リウイは「男娼」や「ダンサー」であることは否定していますが、「ボクサー」であることは否定していませんからね(笑)。
似て異なる素手に強い技能を持っているのかもしれませんね。

>予備のメイジスタッフを買うときに小説でああだからとか言われたらどうしようか知らん。いないといいなあ。

冒険者用に売っている魔法の杖は、安物の木で、ルールどおり儀式を行わずに作った、110〜200ガメルの安物だと言ってみてはどうでしょう(笑)。

>ENTさんWROTE
>多分、そんなに重要な一般技能なら『剣の国の魔法戦士』のデーターに載っていそうなのに、掲載されていませんし…。

そこまでデータを重視する必要はないのでは?
『剣の国の魔法戦士』と『魔法戦士リウイ』の出版の間には、5年以上の差があるのですよ。
その間に、ルールは『文庫版』から『完全版』になっていますし、世界観やリウイの設定だって煮詰めなおされていると思います。
そのさい、リウイに素手が強い技能を持たせようと思ったからといって、データにないからしてはいけない、ことにはなりませんよね?
小説はまず、読み物として面白くないといけませんよね。だからと言ってルールを無視するのは良くありませんが。(勘違いはあるだろうけど)
そう考えると、剣は当たらないが素手は当たるというのは、ファイター技能より一般技能と考える方が自然だと思いますよ。
ルール的な矛盾とデータ的な矛盾は別の話だと思います。

>でも魔法戦士シリーズのエピローグでオランに住むドワーフの探偵がエルフの助手に聖剣戦争時の混乱期を語り合ったりしたら…私はうまくまとめられたなと思います

上手くまとめたかもしれませんが、読み物としての完成度は下がりそうです(笑)。

>アノスの国教がファラリスになったら…面白いじゃないですか!(笑)
>どういう情況でそうなったのか興味が湧きます(早く実現して欲しいですね)。
>リウイがアレクラスト博物誌より後であることは確実なので展開としてはそれほど不自然ではありません。おそらく、ロドーリルの逆襲を受けて、ジューネ女王が全世界にその信仰を明らかにしたのではないでしょうか?(笑)

いつからジューネ女王はファラリス信者になったんですか(笑)。
それよりも、アノスの国教が変わるのはまずいです。家鴨羽根のドルティのことを忘れてはいけません。
あ! ファリス教団の法王であって、アノスの国王とは書いていない…(笑)。

>寺田大典さんWROTE
>小説とシステムに関しては、難しいですね。ソードワールドのような(小説とシステムの)矛盾が多いシステムでは。

矛盾が特別多いわけではありません。他のTRPG作品と比べて小説の数が多いんです。ですから、矛盾が多くなってしまうのは仕方ないです。

>HELLさんWROTE
>しかしこの憤激は昨日でスッパリ消えました。リウイはソードワールドではないのです。アレクラスト大陸であってもソードワールドでないならば当然ルールの制約を受けることもないのです。

私の書き込みでそう思ったのでしたら、勘違いさせてすいません。
ただ、私はソードワールド・ノベルではないと書きましたが、ソード・ワールドではないと書いた覚えはありません。いろんな所でソードワールド小説と語られています。(『クリスタニア完全ガイドブック』にまで)

>デュダの時間軸の違い
時の女神のせいです(笑)。
時は神々すらも混沌として封じようとしていたのです。人に扱えるはずもなく、様々な混乱が生じるのでしょう。

>リウイ・オプションルール(冗談ですよ〜)
インプ・カース(小鬼の呪い)
  女運が悪くなる。
マインド・リンク
  コスト:超女性キャラクター・ポイント1点
  前提 :ミレル、ジーニ、メリッサであること
  互いの心の中で会話ができ、同時に1つの言葉を発することができる(語尾に変化あり)。
2000年01月04日:19時14分13秒
【リウイ】レベルと成長の考察 (補足) / ENT
『ユニコーンの探索』といってもターシャスの森においての冒険の参考という程度で、別に「ユニコーンを捕まえる」必要はありません…
2000年01月04日:19時10分20秒
【リウイ】レベルと成長の考察 / ENT
(octさんwrote)
|結局のところ魔法戦士リウイそのものが、
|後からできているからでは?
|リウイというキャラクターは、
|『剣の国の魔法戦士』の時点から生まれたのでしょう。

ええ、勿論、そうでしょう(笑)

|あのキャラたちでシナリオをこなしたとは、思えませんし。

あくまで仮定の問題なので。

経験点の獲得ですが、別に遺跡発掘だけが冒険ではないし、シティアドベンチャーや研究、修行、その他のことでレベルが上がっているかも知れません。
『混沌の夜明けの』マリク・ポストだって、冒険でプリーストのレベルアップをしたのではないでしょう。

私はリウイの性格や資質から見て、ソーサラー技能を上げるよりはファイターの方を上げると思いますので、ソーサラー/ファイターを並行して上げているとしたら、そう簡単には伸びないのでは…と思ったのです。

ところで、『魔法戦士リウイ』の1巻から4巻までで、リウイが稼いだ経験点はいかほどになるでしょうか?
シナリオミッションとしては『ユニコーンの探索』と『四大魔術師の塔』(<−これは上級レベルシナリオでしたよね)が参考になると思いますが…(笑)
(※この逆算が恐ろしいから、データーを載せなかったのかな?/笑)


2000年01月04日:18時18分01秒
一般技能と冒険者技能 / 俺的大企業
依然どこかで、「ウィリアムテルのハンター技能なら冒険者技能と認めてもいい」というのを見た記憶があります。
 一般技能と冒険者技能は明確に分けられるものではなく、英雄の持っている主技能なら、普通は一般でも特例として冒険者技能と認めてもいいんじゃないでしょうか。
 
2000年01月04日:17時55分41秒
re:【リウイ】喧嘩屋リウイ / oct
     結局のところ魔法戦士リウイそのものが、後からできているからでは?リウイというキャラクターは、『剣の国の魔法戦士』
  の時点から生まれたのでしょう。あのキャラたちでシナリオをこなしたとは、思えませんし。
   
   とは言うものの、私が、一般技能だと思ったのは、冒険にでずに下町の喧嘩で上げた戦闘技能なら一般技能で
  十分と思ったからです。喧嘩技能なので、武器が使えないと言うのも考えましたが。
    
   それとは別に、リウイが0LVであっても5LVくらいまでならいく様に思います。選択ルールの障害モンス
  ターLV×500経験点をつかっていれば確実ですが、基本の1000でもなんとか届く様に思います。
  ファイター5LVになるのに必要な経験点は、11500点ですので、11回ほど冒険すれば良いからです
  ちなみに1回は、『剣の国の魔法戦士』の遺跡の盗掘ということで。
2000年01月04日:15時13分03秒
【リウイ】喧嘩屋リウイ / ENT
(※以後、『魔法戦士リウイ』関係の識別子は【リウイ】で行きましょう)

|別にファイター技能を持ってる必要は無いでしょう、
|一般技能で喧嘩屋でも3LVぐらいで持っていたのでは?

多分、そんなに重要な一般技能なら『剣の国の魔法戦士』のデーターに載っていそうなのに、掲載されていませんし…。

ちなみに『剣の国の魔法戦士』においてリウイのファイター技能は5レベルであり、ソーサラー技能4レベルより上です。

彼ら4名がパーティーを組んだの(すなわち『魔法戦士リウイ』の時点)は1年半前とのことなので(『剣の国の魔法戦士』p31最後から1行目)、この短い期間にいきなり0レベルから5レベルになったとは思えません。『魔法戦士リウイ』の時点である程度のファイター技能は所持していたと考えるのが無難だと思います。(0レベルと思われる理由は何なのでしょう?)

他にリウイシリーズでルール的に矛盾している点はないでしょうか?(けなすのが目的ではなく、確認の意味です)

(sf:依頼により重複削除しました)


2000年01月04日:14時01分31秒
リウイの戦闘技能 / oct
   別にファイター技能を持ってる必要は無いでしょう、一般技能で喧嘩屋でも3LVぐらいで持っていたの
  では?
2000年01月04日:13時16分13秒
前発言誤植訂正 / ENT
(誤)ちなみに、プレイヤーが

(正)ちなみに、プレイヤーから
…です。
当然、私がGMの場合ですよ。
2000年01月04日:13時12分39秒
【小説シリーズにおける違い】ミスリル・コンテスト / ENT(エント)
(YUYUさんへ)
ええと該当回答は
「ドワーフ族の中には、ミスリルの加工技術をひそかに伝えている者がいるようです」ですよね?
そうかもしれないし、そうでないかもしれない、つまり可能性は示唆しているが確実ではないのです。
この回答を以て公式設定で「加工を認めている」とは読めないと思うのですが…
(※完全版ルールp60右段の記述をもう一度ご確認下さい)

もし仮にこれが真実だとしても、
オランのような大都会(国際都市?)で大々的にミスリル・コンテスト(ミスコン)を開催してはいけません(笑)。
それはひそかにではないでしょう(笑)?
(技術的な問題ではなく知られているかという問題だと思います)

ちなみに、プレイヤーが
「『デュダ』でもミスリルコンテストをやっていたぐらいだから
このミスリル鉱石を持っていって、ドワーフにマジックウェポンを作ってもらうよ。」

とか
「僕のキャラはドワーフだからミスリルアイテムが作れるね」
とか言われたら、私(ENT)は却下します。
「それはトップ・シークレットだから君は知らない」)。

ただそれだけの話です。

ですから、YUYUさんがGMであり、ハウスルールでミスリルの加工をお認めになるのは全く問題有りません。
「超ミスリル加工ポイント」とか…(笑)
キャンペーンネタになりそうですし、面白そうですね(笑)

リウイに関しては私も同感です。


2000年01月04日:09時44分57秒
RE:リウイを認めない理由(反論) / YUYU
ミスリル銀の加工についてはQ&Aで認められています。
場所はココです。
ですからこれは公式設定ですね。
それと、リウイは元々ファイター技能がある程度あったと思いますよ。
また、武器をほとんど扱った事がなければGM判断でペナルティを与えるという事は考えられないのでしょうか?
そう考えればリウイが急成長しているのにも納得できますし(笑)。
2000年01月04日:08時32分49秒
【小説シリーズにおける違い】水野氏と清松氏 / ENT
(HELLさんwrote)
|一方で水野氏の小説では13レベルに達した英雄でも死ぬことは恐ろしいようです。

一応、確認しておきますが、この13レベルという数値はロードス島戦記コンパニオン(ないしロードス島RPG)のものですよね。システムを指定されないと混乱するので。

|しかしゲーム世界の13レベルキャラクターにとって死ぬことはさして恐ろしいことではないでしょう。
|なぜなら生き返る当ては色々あるでしょう

…まあでも「1回死ぬからあとで生き返らせてね」とかいうプレイヤーがいると妙にシステマチックで嫌だな…と思います。

ちなみにウォートがナシェルを生き返らせるのを諦めたのは、
(1)ナシェルの死体を回収できず。
(2)ナシェルは魔神につくことを宣言した全ロードスの公敵であり(ナシェルの公の名誉回復は新王国暦526年の段階でも為されていないはずです)
(3)ナシェルの意志に関わらず利用しようとした自己嫌悪(これはロードス伝説第4巻p288にもありますね)
(4)魔神王抹殺のため、自分およびニース(だけでなく全て)を専念させるため他に回す余裕がなかった
(5)ナシェルが生き返るのを望まないだろうからそれを尊重し(4)に専念した(そもそもナシェルの行為は完全に自殺ですから)

…ためだと思われます。

また私は清松さんの『混沌の夜明け』は普通のファンタジー小説として、人物の描写(プライア/ギューゼルバーンの若様他)などの点でSWの小説の中で気に入っています。

HELLさんとの感想と印象の違いは、単なる読み方と嗜好によるとらえ方の違いでしかないでしょう。

でも私は例えゲームであっても、自分の生命や苦痛を度外視して行動するのは妙にシステマチックかつ不自然(血が通っていないよう)で、あまり好きにはなりませんが(清松さんの小説がそうとは思いません)。


2000年01月04日:07時51分29秒
RE:リウイを認めない理由(ルール) / ENT
|小説からルールを引っ張るPCですね。
|もっとも私自身は、今の所であっては居ないのですが。
|予備のメイジスタッフを買うときに小説でああだからとか
|言われたらどうしようか知らん。
|いないといいなあ。

小説の記述がどうであろうがデザイナーがFAQで何と言おうが(さらにいうと基本ルールを変えようが)、その卓のセッションではGMが決めたとおりです。もしもoctさんがGMされるなら毅然とした態度を。
…でもそのPCはわざわざ自分でメイジスタッフを要らないと言っているようですが、そんな奇特なPCはいるのでしょうか…


2000年01月04日:07時38分26秒
【小説シリーズにおける違い】リウイとデュダと / ENT
(カヲルさんへ)
|デュダの小説は、
|ソードワールドの設定に違反していません。
|ただ、時間軸が少し違うだけです。

時間軸が違うなら、完全に使えませんね(笑)

|問題はデュダが、ゲストキャラとして
|それ以前の時代に顔を出す事ですが・・・

そうですね。『ロマールの罠』は決定的です(笑)。
ですから私はカヲルさんが考えられた可能性には全く気づきませんでした。_

ただ新王国暦535年に舞台を移す…というのは素晴らしく粋な処理の仕方といえます!。
アトン問題(新王国530年前後)が解決した後につなげられるわけですから。もちろんそれまでにアレクラストが滅んでいなければの話ですが…(笑)

デュダが聖剣戦争(アトン事件)について回想しはじめたら決定的ですが、でもデュダシリーズは完結してしまいましたね…
(でも魔法戦士シリーズのエピローグでオランに住むドワーフの探偵がエルフの助手に聖剣戦争時の混乱期を語り合ったりしたら…私はうまくまとめられたなと思います)

(HELLさんへ)
なるほど、リウイですか。

初期のリウイのファイター技能は0レベルなのですか?
ソーサラーなんかよりよほど高いように思えるのですが…あらためて確認しておきましょう。

アノスの国教がファラリスになったら…面白いじゃないですか!(笑)
どういう情況でそうなったのか興味が湧きます(早く実現して欲しいですね)。

リウイがアレクラスト博物誌より後であることは確実なので展開としてはそれほど不自然ではありません。おそらく、ロドーリルの逆襲を受けて、ジューネ女王が全世界にその信仰を明らかにしたのではないでしょうか?(笑)

アレクラストに超英雄ルールを持ってきて一暴れできそうな大戦乱が…(笑)

(寺田大典さんへ)
リウイのオプションルールを発表するとしたら
ロードスやケイオスランドのオプションを作成された方からだと思いますが(笑
)、新たなオプションが発表されるならそれにこしたことはありません。
別に鶏が先でも卵でも構わないのです。最終的に表現できれば。
(逆にルールと矛盾した小説記述は、新たなオプションルール登場の予感…楽しみです/笑)

まあ、私はリウイがオプションルールが必要なほどルールに矛盾しているとも思えないのですが。

リウイに限らず新王国521年以降の年表は時系列に沿ってロードス島ワールドガイドのように作り直すようなことはFAQなどで聞いたことがあります。そう言った意味ではファーラムの剣キャンペーンとして追加ルールサプリメントが期待できるかもしれません。(アトンのデータ/笑)

それにしてもソードワールドは他のメディアミックス展開に比べてそんなに矛盾が多いのでしょうか。他のRPGとメディアミックス展開の小説ではそういった差異は皆無なのですか?


2000年01月04日:07時25分12秒
リウイを認めない理由(ルール) / oct
   私は、魔法戦士シリーズがフォーセリアが舞台なところが割とすきなんですがそれは置いておいて嫌だなと思うのが、
  小説からルールを引っ張るPCですね。もっとも私自身は、今の所であっては居ないのですが。
   予備のメイジスタッフを買うときに小説でああだからとか言われたらどうしようか知らん。いないといいなあ。
2000年01月04日:06時58分53秒
ルールでできることは小説でもできる / HELL
ENT陛下WROTE
>>清松みゆき氏の小説を称してゲーム小説というのは「逆にファンタジー小説になっていない」と言っているようで清松氏にとっても逆に不本意ではないかと察するのですが。
 
 混沌の大地2から少し引用します。
>わたしはゲームデザイナーで、前シリーズは(このシリーズも、だけど)ゲーム小説です。そして、”ソード・ワールドRPG”じゃ、シーフは鍵開けができることになっとります(笑)。わざわざ、格子の描写を入れたりして、不自然に強調しておいたんだけどなあ……。
 清松氏は自分の作品をゲーム小説だと割り切っているようです。
 実際のところ私が一番ソード・ワ−ルドらしいと思ったのは清松氏の小説なのです。それは混沌の夜明け4のP180からのプライアと混沌のシアーの戦いです。この戦いでシアーは敵が攻撃した時に電撃を放ち敵にダメージを与えその分自分の防護点を上げるという特殊能力を使っていました。プライアは攻撃する度に相手よりも深く傷ついていたのです。このまま生命力の削り合いをしていては先に倒れるのはプライアです。しかしプライアにはプリーストのマリクがついていました。毎ターンキュアー・ウーンズをかけてもらっていたのです。結果、生命力の補給のないシアーが敗れました。
 しかし重要なことはこの戦いでプライアは数回受ければ死ぬような攻撃を何度も食らいながらもシアーにひたすら単調な攻撃を何回も続けたのです。このよう戦い方は現実世界ではできないでいしょう(人間痛いのは嫌ですから)。普通のファンタジー小説やマンガなら、シアーに一撃食らうのは覚悟の上で一撃必殺の剣で倒そうとするところです。しかしプライアはそんなことはしませんでした。それはソード・ワールドのルールではそんなことはできないし、もっと確実な倒し方があったからです。それが生命力の削り合いなのです。これはルール上効果的な倒し方を小説で再現したという画期的なことだと思います。
 一方で水野氏の小説では13レベルに達した英雄でも死ぬことは恐ろしいようです。しかしゲーム世界の13レベルキャラクターにとって死ぬことはさして恐ろしいことではないでしょう。なぜなら行きかえる当ては色々あるでしょうから。だから私は別にロードス島伝説でナシェルが死んだところでなぜウォートが救出をあきらめたのか不思議でなりません。ナシェルの死体をニースに生き返らせてもらえばいいだけではないかと思うのですが。たとえ失敗することがあるにしてもニースにためさせる価値は十分あると思うのですが。(注 この時点でナシェルの魂が魂砕きによって砕かれたかどうかはわかっていません)
 考えてみると清松氏の小説のキャラクターはずいぶん理論的に戦っています。それこそPLが操るPCよりも理論的なくらいです。それは清松氏が誰よりもルールを熟知しルールでできることは小説でもできることからルール的に最善の行動を取っているからだと思います。私も清松氏の小説のキャラクターを見習ってもっとPCを理論的に動かしたいものです。

(sf:ローマ数字を一文字で表現した文字は、環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。数字に修正しました)


2000年01月04日:06時40分25秒
システムと世界観 / 寺田大典
 その世界観、もしくは世界で生じる事の全てが、発表されているルールで表現できると思うのは、ちょっと変だと思いますね。

 システムが世界観を現しているシステムが優れているのは、正しいと思いますが、全てがルールで表現できるのなら、そんなシステムを見てみたいぐらいです。

 世界観の特殊な状況を表すためにオプションルールなどが発表されたりするわけですし。そして、ルールが先か世界が先かは、ケイオスランド/ロードスなどの展開を見る限りは、ソードワールドの場合は、後者が強いと思われます。

 システムで表現できない状況は認めない、というのは如何かな、と。水野先生が後からリウイを表現する為のオプションルールを提示するかもしれないし(^^;)。(たぶん発表しないだろうけど)小説とシステムに関しては、難しいですね。ソードワールドのような(小説とシステムの)矛盾が多いシステムでは。
2000年01月04日:05時43分00秒
リウイを認めない理由 / HELL
ENT陛下WROTE
>※ところで『魔法戦士リウイ』や『〜の魔法戦士』のどういうところが
>SWと認めがたいほどの矛盾点なのでしょうか?
  リウイの存在そのものです。
 
 少し余談になるのですけど、私はTRPGは「まず世界観ありき、それを表現するためのルールを作る、ルールに従って世界観は修正される」と考えています。例えば精霊使いがファイアーボールを使うというのはどうでしょうか?別に精霊使いが火の玉の呪文を使ったからといって世界観的にはおかしくないでしょう。しかしルール的にはおかしいのです。だから認めません。
 ここで考えてみましょう。ソードワールドの世界観からすれば剣の達人だが素手のケンカには弱い、逆に素手のケンカには強いが剣はまるで使えないというキャラクターはいておかしくありません。しかしルールによれば素手のケンカに強いものは武器を持たせても強いのです。また剣の達人は素手のケンカにも強いのです。何故ならファイター技能が高いから。これはソードワールドのルールがファイターやソーサラーという半ばクラス的なスキル制をとっているからです。ですから例えばガープス・ルナルならば世界観からもルールからも剣の達人だが素手のケンカには弱い、逆に素手のケンカには強いが剣はまるで使えないというキャラクターは存在するのです。また当然のようにPCとして作れます。しかしソードワールドにはこんなキャラクターは存在するわけはないのです。
 さてここで問題です。初期のリウイはどんなキャラクターでしょうか?およそファイター技能は0でしょう。にもかかわらずリウイは素手のケンカだけはやたら強く。ゴブリンやシルフ相手にも戦っています。それにジーニから剣の稽古をしてもらっている時もまるで相手になっていません。にもかかわらず素手ならばジーニに一撃を入れることができるのです。リウイはキャラクターとして表せないでしょう。とくに初期の方は。一方でリュクティはちゃんとしていました。キャラウター的には弱そうに見えますが、ファイター5レベルだけあって剣で戦っても素手でケンカしてもそれなりに強かったです。
 私はこのような理由でリウイが嫌になったのです。ソードワールドのルールでこんなことができるか。しかしこの憤激は昨日でスッパリ消えました。リウイはソードワールドではないのです。アレクラスト大陸であってもソードワールドでないならば当然ルールの制約を受けることもないのです。ちょうどグローランサがルーンクエストでなくなったならその制約を受けなくなるように。ルールが変れば世界の法則も変るというのが私の考えです。私はソードワールドのルールでリウイを見ていたから嫌いだったのです。しかしソードワールドのルールが通用しないなら細かいところを気にかける必要もないと思うようになりました(別に思考停止しているわけではありません)。大きな違いはさすがに嫌です、例えばファラリスがアノスの国教になっているとか。(^^)
2000年01月04日:03時49分37秒
デュダは全く違反していない / カヲル
誤解があるようなので説明します。
 
 デュダの小説は、ソードワールドの設定に違反していません。ただ、時間軸が少し違うだけです。ミスコンや活版印刷?、紙の使用?についても、違反はしていません。
 
 なぜか?
 デュダの小説のほとんどは、新王国暦521年ではないからです。
 
 まずデュダ20歳のころ、賢者を志し始めた頃の記述を引用します。ナイトウインドの影P75
 偉大なる女性魔術師ラヴェルナの著した『アレクラストの博物学』(正しくは、写本の抜粋をさらに何度が写した粗悪品だが)を最高の友として。
 
 アレクラストの博物学が標されたのは、ラヴェルナが帰ってきた新王国暦521あたり。その後、上記のような粗悪品がオランで出回り出すのに、最低でも1年はかかるでしょう。それを手に入れて賢者としての勉強を始めて・・・3LVにまで上昇させて20歳です。そして、問題のミスコンや活版印刷?がおおっぴらに登場するのが30歳です。おそらく、デュダの年代は、新王国暦535年くらいなのでしょう。この時期になれば、エンチャントの技術もある程度一般的になり、マジックポーションがもうちょっと一般的になり、活版印刷?も普及するのでしょう。まあ、世界最大の文明レベルを誇るオランならではなのでしょうけど。
 <<という新事実がわかる、貴重な資料です。
 
 
 新王国暦521ケイオスランド航路開設 ケイオスランドには紙がある。
 
 新王国暦523西部諸国にて、発明博士ジョン・ベインズ、活版印刷の研究中
 
 魔法戦士リウイにて、ヤスガルン山脈の中にミスリルの加工を行うドワーフ族がいる事が言及(ヒートメタルの可能性あり)
 
 シナリオ集には、オランの賢者の学院が作った変な物に関するミッションがいくつかあります。魔法の杖とか、魔法生物とか・・・そう言えば、魔法戦士リウイで、ブロブやギズモが自然発生? する下水道の話が有りましたね。魔法生物の創造実験でもしていないと、早々発生しないモンスターのはずなんですが・・・
 
 
 いろいろと、未来には変でなくなるという伏線は張られているのです。問題はデュダが、ゲストキャラとしてそれ以前の時代に顔を出す事ですが・・・だからこそバリアントで時間軸が違うんだと思います。・・・そう思っておきましょう。全部SWという事になっているんですから。
 <<正直、あんまり納得していませんが(^_^) 
2000年01月04日:03時27分17秒
水野さんのアレクラスト小説 / セヴィー
>ENTさんWROTE
>これは水野良さんがSNEを退社されてソードワールドの名前を使わなくなったからに過ぎないと思います。

そういう理由だったんですか。
データ・セクションがなくなったのは、どんな理由なのでしょうか?
2000年01月04日:03時04分48秒
竜殺しの英雄パーン、スクラングさん / セヴィー
>剣の時代において英雄と呼ばれるのは基本的に戦士だけ
偏見ですよね〜。スレインが悲しんでいます。
>吟遊詩人たちは自由騎士の物語をこぞって唄う
『ロードス島戦記5巻』p.180、エトの言葉、『ロードス島戦記6巻』p.54、56
マールが竜殺しの英雄と呼ばれないのは、ロードスの人が望んでないからです。責任はあの人たちです(笑)。
『ロードス島戦記7巻』p.340、342、カシューの言葉
全ての手柄はパーンのものに! 彼はこうして名声を勝ち取っていくのです(笑)。

>超英雄マンティコア“スクラング”
世界に影響を与えるほどの地位や名声、評判をマンティコアが獲得したとは思えないのですが…。
超10レベル・キャラクター“スクラング”さんが、カーラの遺失ポリモルフで変化させられたのでしょうか?
2000年01月04日:02時32分50秒
【世界観の違い】 西部諸国 / セヴィー
【西部諸国の技術力の差】
ある賢者が唱える説によると、地球”という異なる物質界が存在し、高い技術力を持っているそうです。
そして週末には“地球”からの住人が増えるとも語っています。
しかしながら、この“地球人”の目撃例は未だなく、“地球人”の物質界における肉体はフォーセリアの住人ではないだろうかと賢者は語ります。
それゆえその賢者は、“地球人”は憑依の能力を持っている、と唱えています。
古代の西方には“地球”の住人を召喚する儀式が伝わっており、異界の技術を学んだのだろうかとわたしは疑問を口にしました。
その賢者は、それは紛れもなく真実だと語り、その証拠として1つの壁画を見せてくれました。
残念ながら、わたしには単なる子供のラクガキとしか映らず、この説の裏付けをとることができませんでした。
この賢者の館を去りながら、今度の旅の中で得た、最低の収穫なのではないか、とわたしはそう考えていた。
                                           (記:520年 セヴィルナ)

【世界観の違い】
>カヲルさんWROTE
>うみ。こんな回答を読む限り、ロードス島を認める人は西部諸国も認めるべきであり、ケイオスランドを認める人はデュダも認めるべきなんすね。

()は異端 左のものほどライト
(デュダ)>西方>東方>ロードス>(ケイオスランド)
となっているからといって、真ん中を中心にして、片方を認めるならもう片方も認めるべき、にはならないと思います。

西部諸国に偏見を持つ私ですが、遊ぶ上では別に構わないと考えています。(TRPGのワールドガイドはシナリオ・ソースみたいなものですから) ただ、世界観を考えるなら、他地域との違和感を持ってしまい、未だその溝は埋まりません。

>う〜〜〜ん・・・あとは、SWノベルでもSW短編集でもないもを認めるかいなか、ということですね。

アドベンチャー、シアター、五分間シアターもありますよ。
2000年01月04日:02時18分49秒
【世界観の違い】フォーセリア関連の小説(ケイオスランドとデュダ) / ENT(エント)
(2000年01月03日:21時33分11秒/レスとまとめ / カヲルさんwrote)
【世界観の違い】
|こんな回答を読む限り、
|ロードス島を認める人は西部諸国も認めるべきであり、
|ケイオスランドを認める人はデュダも認めるべきなんすね。

??? カヲルさんはそう読まれたんですか?
清松さんはケイオスランドとデュダは両極端、つまり正反対だと仰ったと思うのですが。
(どちらも極端という意味では同じですが)

私はケイオスランドを認めます。ですからデュダを認めません。

デュダのミスコンは「現在はミスリルを加工する技術を失っている」という基本設定に矛盾します。ですから認めません。
推理小説が(活版印刷ででしょうか)大量出版でベストセラーになっているという設定は(羊皮紙が主流の)基本設定に矛盾します。だから認めません。

(※逆に言うと,私(ENT)は「ミスコン」と「大ベストセラー」以外のデュダの設定は尊重します)

ケイオスランドの過酷な自然は特殊情況です。デュダは一般的な世界常識を変革するものです。同視できません。

※題名の付け方
最近、気になっているのですが、一番上にも説明されているように、
書き込みの題名は簡易掲示板・ゲストブックの新着情報 / ソードワールド座談会新着情報 で見て、
判るようにつけるのがこの掲示板での約束です。

【レスとまとめ】とか【セヴィーさんありがとう】とか【ちょっと違う。>ENTさん 】とかいう題名は
簡易掲示板・ゲストブックの新着情報 から見て、内容が判る適切な題名と言えるでしょうか?

【】(<−識別子)をつけたり工夫の余地はあると思います。

−−−−−−−−−−
『【竜殺し】“竜殺し”マール(笑)』が適切な題名かどうかはこの際置いて置いて…(笑)


2000年01月04日:02時00分37秒
竜殺し / oct
   この手の名前は、吟遊詩人が、勝手に作って広めるものですから、パーンが歌の中で取り上げられているんでしょう
  よその国の王様や悪い騎士が活躍する歌は、流行りにくいでしょうから。
   パーンが、自ら望んで名乗っては居なかったと思いますし、実力的にも人間相手ならたいてい勝てるでしょう
  からまあよいのではないかと。
    
   リジャールは、吟遊詩人を雇って自らの武勇を世間に広め王になれるほどの名声をえたわけですが、野望がな
  ければ、うざったいだけでしょう。吟遊詩人の歌なんて基本的には本人とは関係無いわけですし。金のためにやった
  仕事が、乙女の涙を救うためとかね。
   
   かってに英雄に祭り上げられたPCなんてシナリオ としては、面白いかな。
2000年01月04日:01時50分00秒
【世界観の違い】フォーセリア関連の小説 / ENT
(2000年01月03日:00時59分19秒/【世界観の違い】 ロードス関連と小説 / セヴィーさんwrote)
|理由はロードスやクリスタニアはもちろんですが、
|『魔法戦士リウイ』も『湖岸の国の魔法戦士(おそらく今後の〜の魔法戦士)』も
|ソードワールド・ノベルでもソードワールド短編集でもないからです。

これは水野良さんがSNEを退社されてソードワールドの名前を使わなくなったからに過ぎないと思います。

それにしたところで、小説の舞台はフォーセリアのアレクラストなのですから、フォーセリアおよびアレクラストをフォローしているSWのルールが関わりを持たないと考えるのは逆に不自然だと思うのですが。

『湖岸の国の魔法戦士』はソードワールドノベルの『剣の国の魔法戦士』の直接の続編ではないのですか?

(2000年01月03日:01時40分11秒/セヴィーさんありがとう / HELLさんwrote)
| 見直してみたんですが、確かにどこにもソードワールドノベルとは書かれていませんね。

『湖岸の国の魔法戦士』のあとがきにソードワールドという言葉が9回使われています。しかもソードワールドのメインストリームだそうです。

|(中略)
|魔法戦士リウイはアレクラスト大陸を舞台にしてはいるが、ソードワールドではない。
|つまりリウイにソードワールドの常識を求めることのほうが
|間違っていたのですね。

…上記に述べた通りです。
これからも私(ENT)はソードワールドの常識(より正確に言えばフォーセリアの常識)を求めるつもりですし、
それを間違っているとは全く思いません。
それは上記に述べた通りですが。

現在でも、SWのFAQのワールド部分は水野良さんも監修しているはずです。

※ところで『魔法戦士リウイ』や『〜の魔法戦士』のどういうところがSWと認めがたいほどの矛盾点なのでしょうか?


2000年01月03日:23時55分08秒
【竜殺し】“竜殺し”マール(笑) / ENT
(セヴィーさんwrote)
| どうして皆でパーンをいじめるのでしょうか(笑)。

正当に評価しているだけです(笑)。

|ドレイクと戦って生き残っただけでも凄いことなのに…。

シャールもホッブもディードリドもスレインもレイリアもフォースもセシルもシャリーも生き残っています。もちろんマールも(笑)…というか皆勝利に貢献し、しかも誰も死んでいないのですが…(笑)。

|そんなにマールが竜殺しと呼ばれないことに不満でしょうか? 
|残念ながら剣の時代において英雄と呼ばれるのは基本的に戦士だけなんです。

差別です(笑)
だから某オーファン最高導師が反乱を企てるのです(冗談ですけど/笑)

|火竜山の魔竜の物語にパーンという戦士が登場する。
|黒騎士や傭兵王なら知っているけれど
|パーンとは誰だろう? 
|すると、フィアンナ王女救出、英雄戦争での激戦、
|魔女との戦い、砂漠の争いを終わらせたこと、
|ザクソン独立運動、巨人との戦い、そういったことが
|民衆の知るところとなります。

お忘れでしょうが後半の戦いのほとんどにグラランの吟遊詩人が同席しているんですが…しかも無傷で(笑)

|結果として火竜山の魔竜の物語も、
|パーンがカシューやアシュラムに劣らない活躍をしたと内容が変化していったのでしょう。
|民衆がそれを望みますから。
|そうしないと歌ってもあまり歓迎されませんよね?

つまりパーンは実際には竜殺しではないけれど、
そういう風に思われている
「見せかけだけの竜殺し」だとお認めになるんですね?(笑)
ええ、同感です。

| パーンが【竜殺し】と呼ばれる資格は十分にあると思いますよ(笑)。

マールが竜殺しと呼ばれる程度には(笑)

やはり、シューティングスターと同じくらいパーン様を苦しめた“超英雄マンティコア”スクラングの名前は語り継ぐべきではないでしょうか? 吟遊詩人さん(笑)

竜殺しの英雄は1ゾロは振りませんよね?パーン様(笑)

まあ、“竜殺し”の真実を知っている読者の我々だけはほくそ笑んでいましょう(笑)くくく


2000年01月03日:23時31分35秒
【ロードスでの戦い】戦争のありかた / ENT
(2000年01月03日:01時05分43秒/戦争のあり方 / HELLさんwrote)
|私は国王が前線に出るのはロードス島では
|あたりまえだと思っていましたが。
|およそロードスの戦争は集団戦闘に一騎打ちのルールがあったくらいで、
|英雄同志の戦いが基本です。
|軍隊のぶつかり合いは実はそのおまけみたいなものなのです。

ロードス島戦記を一通り読んでみましたが、そんな記述は見つけられませんでした。
ロードス島においても戦いの基本は集団戦闘です。
HELLさんとセヴィーさんがそう思いこまれた理由は、おそらく『ロードス島戦記コンパニオン3』の集団戦闘ルールの記述(p90左段)からだと思います。
ロードス島戦記コンパニオンのルールについて語るなら、それは正しいでしょう。ロードス島戦記雑談所で語られるべきことです。

しかしロードスの常識云々ということであれば、それは違うでしょう。もし仮に一騎打ちが基本で、集団戦闘がおまけだとしたら、『SWロードス島ワールドガイド』でも忘れずにルール化されているはずです。

ロードス島戦記1巻を読み直しましたが、英雄戦争のファーンとベルドの一騎打ちは最高指導者が厳命した特殊情況に過ぎません。ですから、両方死ねば、乱戦になります。

兜をつけない云々についても同じです。騎士は皆兜を付けていると思います。兜は身を守るために付けるのですから(買えないとか無くしたならともかく/笑)。
イラストはイラストレーターが見栄えよく(人物の区別がつけやすいように)顔を見せているのに過ぎないでしょう。出渕裕さんが童顔に描こうがどうしようが、パーンは時々髭を生やそうとしたりする33歳の“パーンおじさま”なのです。

|ところでロードスの戦争は規模が当初の想定より
|大きくなっているようにしかおもえません。
|確かほとんどの戦いは数百人規模のはずだったのに、
|現在(魔神戦争から)は
|一万人規模の戦いが主流になっているのは何故でしょう。

元から国家間の戦争は1万人規模だったのではないでしょうか?
局所で見れば、数百人規模の戦闘に見えたかも知れませんが。


2000年01月03日:21時33分11秒
レスとまとめ / カヲル
【神獣の能力】
 
 セヴィーさん>>かなり限定されていると思いますよ。

 そうですね。直接世界に干渉すること、戦闘能力などに関してはものすごく制限されていると思います。
 例えば、神々は言葉の力・・・つまり、ハイパー上位古代語を使用して世界の創造を行っていた訳ですが、獣の体に入ったことにより、まともに使用できなくなっていると思います。
 <<ソーサラーが動物に変身している時に魔法が使えないがごとく。
 また、強い戦士もポリモルフで兎にされたら、ほとんどまともに戦えないでしょう。
 <<こういう感じで制限されていると思います。
 
 ですが、精神的な物・・・あるいは、直接世界に干渉しない部分においては、肉体を失った神より弱い理由はありません。
 <<プリースト技能やビーストマスター技能の形で力を授ける部分の事です。
 
 そういう事を言いたかったのです。誤解をさせてしまいましたようでしたら、すいませんでした。
 
 
【杖関連】
 セヴィーさん>>持っていることがばれるとまずいことになるとか。 まずくなくても、導師にもなっていない者がそんなものを持ってはいかん、と怒られるからとかじゃないですかね。

 ありそうですね〜〜〜(^^)
 実際、4巻ではコレクションを隠してましたし、禁断の宝物庫行きになるアイテムも持ってましたし・・・(^^)
 
 カヲル>>そもそも、500年を越える木の枝なんてのが必要な理由なんて、どこにもないですから。きっと、オーファン魔術師ギルドだけのこだわりなんでしょう。
 HELLさん>>その通りですよね。鋼でできている剣だって(後略)

 ありがとうございます〜〜〜
 
 
 【通常攻撃無効】
 HELLさん>>ゴーレムに通常攻撃が効かないのはクリスタニアの魔法技術がカストゥールよりも高いから?でも同じ魔界から来てるはずのデーモンにも通常攻撃が効かないのは?
 
 そんなのまで通常攻撃無効でしたか(^^) となるといったい・・・ん? 何かが頭に引っ掛かって・・・あ!
 え〜と・・・ありました。RPGリプレイ秘境伝説クリスタニア 水野良とグループSNE P197より
 
 GM なら、タクティは知識があるね。ワイバーンはドラゴンの亜種で、その尻尾には致死性の毒針が仕込まれている。知性は動物並みだけど、通常攻撃は通じなかったりする。どうしてこんな設定をしたのか、自分でも覚えてないんだけど。
 
 こういう記述があります。
 これから察するに、多分理由は作者本人にも不明のようです。多分、特殊能力「忘却」が関与していると思われます(^^)
 
 【ロードスの金貨】
 HELLさん>>貨幣経済がほとんど成立していなかったのに金属貨幣を作ってもいいのだろうか?

 1、太守の治世方針は自由だったかも?
 2、過去の方が文明レベルが高い世界においては、新発明=過去の技術の復興 であることが少なくない
 3、アレクラストでは貨幣経済が新発明でも、ロードスでは昔からあった?
 
 こんな感じでどうでしょう?
 
 
 【魔法の射程距離】
 カヲル>>例えば、詠唱を念入りに行えば、魔法の射程距離を伸ばす方法がアラニアの学院なんかに伝わっているんでしょうかねぇ?
 HELLさん>>ほうなるほど、アラニアの賢者の学院は滅び方が「虎の穴」と同じでしたが、中身まで「虎の穴」だったのですね。

 うみ。だからこそ、公式側から抹殺されたのでせう(-_-)
 
 HELLさん>>ところで精霊使いと神官は?
 いえ、そこまで言われても・・・(^^;
 う〜んと・・・魔法も技術の一つに違いないですから、同じく精神集中が効率的とか、常に戦乱にさらされている地域だから神様がひいきしてくれるとか、大地母神の守護する島だから精霊界との接触が良いとか・・・
 <<大地が豊になり、植物が良く育つには、水や風、光、ぬくもりの火、昼に光合成をして夜成長するということで闇の精霊力まで必要です。
 
  
 【パーンは竜殺し?】
 ENTさん>>パーンは竜殺しなどではなく、竜殺しカシュー&アシュラムの手伝いをしただけでしょう。
 
 セヴィーさん>>彼は間違いなくドレイクと戦い、たぶんダメージを与えて勝利に貢献したんですよ。ドレイクと戦って生き残っただけでも凄いことなのに…。
 セヴィーさん>剣の時代において英雄と呼ばれるのは基本的に戦士だけなんです。
 セヴィーさん>>ベルドとファーンという偉大な戦士を失ったロードスにおいて、六英雄に変わる若き英雄の登場を民衆は歓迎したでしょう。
 
 う〜ん、なるほど・・・そういう訳ですか・・・まあ、援護がすごければ、なんとか戦えないこともないと以前の議論で解りましたし・・・一応竜殺しの名を持つ資格はある訳ですか。なるほど。
 
 
 【パーンがマンティコアに苦戦】
 ENTさん>>ロードス島戦記5巻に登場するマンティコア「スクラング」は超英雄ポイント10点を持つ、超英雄マンティコアだったのです(笑)。
 
 (爆笑)!
 
 セヴィーさん>>マンティコアに苦戦したのは、(知られている限り)1度だけです。1ゾロを連発したのでしょう。
 
 な、なるほど、たまにはそういう事も有る、という、迷場面として小説になったんですか・・・(汗)
 
 
 【西部諸国の技術力の差】
 
 ENTさん>>気球/飛行船/グライダーなどは、該当の発明家個人が凄いのであって、西部諸国の全体の技術力が他より優れているとはいえないと思うのです。
 
 なるほど、これも納得できる考えですね。ただ、巨大な地下ダンジョンを作る石工能力があったり、その際に秘密の建造物を作る時はマジックポーションで記憶を消したりと、かなり高い水準になる物もある、という事は事実と思います。少なくとも、西方の小国群と侮れない技術はあると思います。
 
 
 
 【世界観の違い】
 HELLさん>>清松氏の小説が「ゲーム小説」であることは間違いない、さすがは理系デザイナー。しかし水野氏の小説ははたして「ゲーム小説」なのだろうか?
 
 ENTさん>>いえ、水野良氏はあくまでファンタジー小説を書いているので、それで問題ないと思います
 ENTさん>>清松みゆき氏の小説を称してゲーム小説というのは「逆にファンタジー小説になっていない」と言っているようで清松氏にとっても逆に不本意ではないかと察するのですが。
 
  
 ENTさん>>それにしても『魔法戦士リウイ』を認めないというのはよく判らない発想なのですが、どこが問題なのでしょうか?
 
 お察しの通り、良く分からない考えでした。ただ、議論を進めている今は、少し解ってきたように思います。  
 
 セヴィーさん>>ロードスやクリスタニアはもちろんですが、『魔法戦士リウイ』も『湖岸の国の魔法戦士(おそらく今後の〜の魔法戦士)』もソードワールド・ノベルでもソードワールド短編集でもないからです。
 セヴィーさん>>でも私には、バリアントでないはずの『西部諸国ワールドガイド』の世界観の方が、バリアントに思えるんですよね。偏見とわかっていても。
 
 うみ。こんな回答を読む限り、ロードス島を認める人は西部諸国も認めるべきであり、ケイオスランドを認める人はデュダも認めるべきなんすね。う〜〜〜ん・・・あとは、SWノベルでもSW短編集でもないもを認めるかいなか、ということですね。
 
  
 あくまで本まとめの準備ですが、一応仮まとめを書いておきます。
 
 混乱の原因は、各人がきちんとした理由なしにソードワールドの範囲を決めて、勝手な基準で認めない資料を定めている、という事のような気がします。
 
 基準となる考え方、ということについては、セヴィーさんの提示してくださった、公式側の見解(3番目の質問)を基準に考えるようにすれば、混乱は避けられるように思います。
2000年01月03日:02時11分57秒
神官王ならではの戦争 / セヴィー
>HELLさんWROTE
>私は国王が前線に出るのはロードス島ではあたりまえだと思っていましたが。およそロードスの戦争は集団戦闘に一騎打ちのルールがあったくらいで、英雄同志の戦いが基本です。軍隊のぶつかり合いは実はそのおまけみたいなものなのです。一騎打ちに敗れた方の軍隊は撤退するのが暗黙の了解となっているのです。それにロードスでは英雄であることを表すために兜をつけないで戦うことが多いようです。軍隊同志の戦いでも個人での戦いでも頭を守ることはなににも増して重要です。それなのに兜をつけないのは周囲に英雄である自分の姿を見せて、敵の英雄を破ったほうが効率が言いからだと思います。

基本的には一騎打ちです。
でも、エトは武人でないから一騎打ちには応じないのです(笑)。
『ロ−ドス島戦記5巻』p.264、265において、HELLさんと同じようなことをヴァリスの騎士たちも感じております。エトはしっかりと裏切ってくれました。
でも、その後の展開を読む限りでは、多くの人に悪印象は持たれなかったようです。
しかしながら真相は、『ロードス島戦記6巻』p.24、25を読む限りでは、軍事的にはあきらめられている気がします。
エトは内治に優れた賢王であり、公正な施政を行う神官王ではあるものの、先王ファーンのような武人ではないのです。
ヴァリス国民にとっては良かったかもしれませんが、騎士たちにとっては残念としか言えません。(邪神戦争において、騎士団の3分の2が不帰の人になったそうです。)
それゆえ神聖騎士団の方々は聖騎士パーンを国王に、と望んでいたのでしょう。
2000年01月03日:01時40分11秒
セヴィーさんありがとう / HELL
>暴言ではなく、間違いなく真実だと思いますよ。
>理由は、ロードスやクリスタニアはもちろんですが、
>『魔法戦士リウイ』も『湖岸の国の魔法戦士(おそらく今後の〜の魔法戦士)』も
>ソードワールド・ノベルでもソードワールド短編集でもないからです。
 
 見直してみたんですが、確かにどこにもソードワールドノベルとは書かれていませんね。これでここ2年ばかり頭を悩ませていた疑問が解けました。魔法戦士リウイはアレクラスト大陸を舞台にしてはいるが、ソードワールドではない。つまりリウイにソードワールドの常識を求めることのほうが間違っていたのですね。
 ゲーム小説と準ゲーム小説の違いがあったことも興味深かったです。
2000年01月03日:01時08分08秒
【世界観の違い】 精霊など / セヴィー
>狂える上位精霊
狂える上位精霊なのか厳しい自然がもたらすものなのかは定かではありませんが、『混沌の大地1巻』p.12、13を読むと結構激しいようです。
一部の精霊および上位精霊が狂ってしまったときには、狂える精霊のモンスター・データを使用するのではなく、それがもたらす現象のみがルールとして作られるのかもしれませんね。(だとすれば個人的には残念。でもゲームとしては妥当だと思う。)

>カヲルさんWROTE
>例1:クリスタニアの精霊魔法バルキリー/命の精霊
>これについては、アリでも良いかな、と思います。男だって命の精霊力のおかげで生きているのですし、女だって勇気を持っています。むしろ、使えない方が不自然と思っていましたから。相反する精霊だから、等という反論も有るかもしれません。

あくまで私の解釈ですけど、女性が【生命の精霊】と接触できるのは、子をなし、母体で育み、産む、からではないでしょうか。(それなら処女より妊婦さんの方がユニコーンは歓迎しそうですが、子をなす時に男性が関わるから問題になるということで…)
そして男性は女性を守るために、生命と対立する死に立ち向かうために、【勇気の精霊】と接触できるのでしょう。

ところでユニコーンですけれど、小説やルールの記述、生命の精霊の姿だけを見る限りでは幻獣と言うより妖精という方がふさわしいような気がしました。(単純にそんな気が…)

精霊とは関係ない話ですが、アレクラストのグリフォンは古代魔法王国期に魔術師が創造した生物です。クリスタニアのグリフィンはフォルティノが創った幻獣です。
アレクラストとクリスタニアのモンスターの差はこれと同じような理由かもしれません。
クリスタニアの魔神の種類ははっきりとはしていませんので、アレクラストでは未確認の通常武器無効の能力を持った魔神なのでしょう。
2000年01月03日:01時05分43秒
戦争のあり方 / HELL
||しかし10レベルファイターだったファーンならいざ知らず、
||3レベルファイターのエトでは恐ろしくも何ともありません。
||パーンでさえ勝てます。まさに宝の持ち腐れもいいところです。

|効率的な使い方かどうかはそこで暮らしている人間には
|データーが見える訳ではないので判らないでしょう。
|象徴的な意味合いの方が強いと思われます。
|というか聖王が前線に出るというのはよっぽどのことなので…
 
 私は国王が前線に出るのはロードス島ではあたりまえだと思っていましたが。およそロードスの戦争は集団戦闘に一騎打ちのルールがあったくらいで、英雄同志の戦いが基本です。軍隊のぶつかり合いは実はそのおまけみたいなものなのです。一騎打ちに敗れた方の軍隊は撤退するのが暗黙の了解となっているのです。それにロードスでは英雄であることを表すために兜をつけないで戦うことが多いようです。軍隊同志の戦いでも個人での戦いでも頭を守ることはなににも増して重要です。それなのに兜をつけないのは周囲に英雄である自分の姿を見せて、敵の英雄を破ったほうが効率が言いからだと思います。
 
 ところでロードスの戦争は規模が当初の想定より大きくなっているようにしかおもえません。確かほとんどの戦いは数百人規模のはずだったのに、現在(魔神戦争から)は一万人規模の戦いが主流になっているのは何故でしょう。
 
||●デーモン・バニッシャー
|| 誰の武器なのでしょうか?

|これは判りません。
|聖者のものというのはいい推理ですが…
|でも両手持ちのグレーターソードですしね…
|持っていたら目立つと思うのですが…
|他に該当者は…
 
 これはグレーターデーモンと戦うくらいになったら、戦士はこれくらいの武器使っていいよという作者からのサービスではないでしょうか。いわば魔神戦争時代のヒーローのスタンダードウェッポンということでしょうか。(^^)
2000年01月03日:00時59分19秒
【世界観の違い】 ロードス関連と小説 / セヴィー
>HELLさんWROTE
>実際10レベルキャラクターってどうやってレベルを上げているのだろう?9レベルファイターが10レベルになるのに15000点、レッサードラゴンを3体、エルダードラゴンを2体倒すようなミッションをこなさなくてはならないのに…。いくら経験点がモンスターからの経験点ではなくシナリオ経験点だとしても、レベルが上がるほどの冒険に恵まれているのだろうか?魔神将を3倒すミッションをしても10から11には上がらないよね。

言い方を変えるならゴブリンを15回倒すミッションでもいいわけですよね(笑)。まあ、これは冗談ですが。
小説1冊を1ミッションではなく1つのキャンペーンだと考えれば、そして小説間の空白の時間にも冒険をこなしていると考えれば、結構な経験点を稼いでいると思います。
ちなみに騒乱続きで経験点を稼げるというのは、ある意味合っているのかも知れません。ロードスにおいてもっとも過酷な時代である魔神戦争時では他の時代と比べて経験点が多く獲得できます。単なる【選択ルール採用の指針】ですけれども。

>ENTさんWROTE
>※件のSWロードスの超英雄ルールはロードスのキャンペーンで適用するならアレクラストでも(私がGMなら)適用しますので、この意味でも違いはありません。

ENTさんは「私がGMなら」と言っているので何も問題はないのですが、たぶん誰も気付いて(覚えて)いないことだと思いますので、一応書いておきます。
『ロードス島ワールドガイド』のルールはバリアントです。「はじめに」の所に記されています。
ですから、ロードスで適用できるからアレクラストでも適用できるわけではありません。GMが慎重に選択する必要があるでしょう。
でも私には、バリアントでないはずの『西部諸国ワールドガイド』の世界観の方が、バリアントに思えるんですよね。偏見とわかっていても。
↑こういう人がいるからカヲルさんが疑問に思うわけですね。(^^;
他に私みたいなことを感じている人はいませんか?
私1人しか思っていないのであれば、【世界観の違い】として考える必要はないですからね。(私が勝手に思っていれば済む話ですし。)

>パーンの竜殺しについて
どうして皆でパーンをいじめるのでしょうか(笑)。彼は間違いなくドレイクと戦い、たぶんダメージを与えて勝利に貢献したんですよ。ドレイクと戦って生き残っただけでも凄いことなのに…。
そんなにマールが竜殺しと呼ばれないことに不満でしょうか? 残念ながら剣の時代において英雄と呼ばれるのは基本的に戦士だけなんです。シーフ・ワールド、グララン帝国であれば英雄扱いされたかもしれませんが…。
上の二つは置いといて、パーンが竜殺しと呼ばれるのは民衆がそれを求めたからでしょう。
火竜山の魔竜の物語にパーンという戦士が登場する。黒騎士や傭兵王なら知っているけれどパーンとは誰だろう? すると、フィアンナ王女救出、英雄戦争での激戦、魔女との戦い、砂漠の争いを終わらせたこと、ザクソン独立運動、巨人との戦い、そういったことが民衆の知るところとなります。
ベルドとファーンという偉大な戦士を失ったロードスにおいて、六英雄に変わる若き英雄の登場を民衆は歓迎したでしょう。吟遊詩人たちは自由騎士の物語をこぞって唄い、常にかたわらにいる森の娘の存在はロードス中の娘たちの格好の話題となったことでしょう。
結果として火竜山の魔竜の物語も、パーンがカシューやアシュラムに劣らない活躍をしたと内容が変化していったのでしょう。民衆がそれを望みますから。そうしないと歌ってもあまり歓迎されませんよね?
パーンが【竜殺し】と呼ばれる資格は十分にあると思いますよ(笑)。
そんな彼がマンティコアに苦戦したのは、(知られている限り)1度だけです。1ゾロを連発したのでしょう。(遊んでいれば、そんなこともありますよね?) カシューの攻撃が竜牙兵に止められたのも1ゾロだからでしょう。

>HELLさんWROTE
>これは少し暴言になるのですけど…。清松氏の小説が「ゲーム小説」であることは間違いない、さすがは理系デザイナー。しかし水野氏の小説ははたして「ゲーム小説」なのだろうか?もしかしたら水野氏の小説は「ゲーム小説」ではなくて、フォーセリアを舞台にした単なる「ファンタジー小説」なのではないか?つまりソードワ−ルドやロードスのルールではなく世界観のみを用いた小説なのではないかと思ったのですがどうでしょう。

暴言ではなく、間違いなく真実だと思いますよ。理由は、ロードスやクリスタニアはもちろんですが、『魔法戦士リウイ』も『湖岸の国の魔法戦士(おそらく今後の〜の魔法戦士)』もソードワールド・ノベルでもソードワールド短編集でもないからです。
そしてQ&Aでこんな回答をしていますから。(3つ目の質問です。)
でも、「単なるファンタジー小説」ではなく「フォーセリア小説」であり「順ゲーム小説」だと思います。
2000年01月03日:00時40分11秒
RE:神代の知識 / セヴィー
>octさんWROTE
>セヴィーさんの書きこみをみて思ったのですが、神々の個人的な姿や、性格、やったことって、隠さねばならな
>いほどの事かな。これが、神々の戦いで使われた兵器とか危険な知識なら解かるのですが。

私は隠す必要なんてないと思ってます。隠しているとは言ってませんし。
でも、知られている限りでは誰も神の真実を知らないのです。何故かはわかりません。(未設定事項なのでしょう。)

>ちなみに、例え真実の知識を得た所でそれを他人につたえる時には、それを証明することは出来ないので、新
>たな学説が増えるだけなんですけどね。

それが理由かどうかは知りませんが、アレクラスト、クリスタニア、ケイオスランド、(イーストエンドも?)、それぞれの地域では神の教義は違ったものになっています。
ケイオスランドの女王とマイリーが同一の存在なのだとしたら、神話も姿も違って伝わっています。
ちなみに神についての学説を唱えるのは司祭ではなく賢者であり、彼らがコールゴッドで確認を取ることは極めて困難です。神に確認を取ることができたとしても、神自身が知らない(教えてくれない)かもしれません。(たぶん未設定だから)
今日もアレクラストには、考察好きな人(あるいはGM)の数だけ異説が飛び交うのでしょう(笑)。
2000年01月03日:00時20分31秒
RE2:【ロードス島ワールドガイド】で質問 / セヴィー
「2000年01月02日:17時23分46秒 trpg/FORCERIA RE:【ロードス島ワールドガイド】で質問 / ENTさん」への返答です。

m(^^)m m(__)m ありがとうございます、ENTさん♪
誰も答えてくれないだろうなぁと思い、自分でもなかば忘れていました(笑)。

>|●遺失呪文の使用(超英雄能力)
>ロードス島戦記4巻で7レベルソーサラーであるグローダーが遺失呪文であるリマンド(8レベル)を使っています。
>ついでにいうとレベルも足りませんが、超英雄ポイントを使っているのです。またウォートがやたら遺失呪文を使っているので…

むう、これなんでしょうかねえ。こういうのってGMの裁量だと思うんですけど…。英雄ポイント永遠に失うし…。
私はロードス島戦記5巻p.145、151のスレインのブリザードの呪文だと思ってました。呪文の解読が早いな〜と思ってたんで(笑)。

>>呪文関連
>|●イモレイト(特殊暗黒魔法)
>うーん、ロードスではないのですが『レプラコーンの涙』所収の水野良『ユニコーンの乙女』の情況を再現するためではないでしょうか。これは一度設定しておけば、応用が効くし(笑)

これは私もそう考えたことがあります。これでなければバグナードの不死の王の儀式ぐらいしか思いつきませんでした。
個人的に、イモレイトには多くの可能性があるのではなかろうかと考えてます。闇司祭クロークのように魔神を召喚することも可能なのではないだろうか、と。

>リパルシブ・フォースフィールド

なるほど。単なるフォースフィールドだと思ってました。でも、その後の文章を読めば違うことがわかりますね。

>スピリチュアル・デス…ロードス島伝説第4巻p130、ウォートの父が母を呪縛した魔法です。

こんな所にもあったんですか。ロードス島伝説4巻p.185〜189、ウォートがベルドに、だけだと思ってました。

>インスタント・キャンセレーション…ロードス島戦記7巻p310の14行目でカーラのテレポートが成功しなかったのはウォートがこの呪文をかけたからだそうです。私の記憶が正しければ、JGC98で清松さんが言っていました。

こ、これは、JGC98に参加していないとわからない(笑)。

>ファイア・プロテクション…ロードス島戦記2巻p320および3巻p275でレイリアが使っています。

3巻しか確認してませんでした。2巻にもだったとは…。

>ストーン・カース…ロードス島戦記7巻でショーデルが聖騎士団を石化させています。

ロードス島戦記4巻p.246、247のガーベラがシャリーに、もですね。

>>魔神関連
>メルビズ…ロードス島伝説1巻p248の12行目に出てきているのがそれです。

なるほど。う〜ん、魔神の名前が表記されていないと気付きにくいです。(T-T)

>ガランザン…ロードス島ワールドガイド発行時点では登場していないと思いますが『ロードス島伝説−永遠の帰還者』収録の『竜の心魂の魔神』に登場しました。逆にワールドガイドからインスパイアされた珍しい例なのではないでしょうか?

『ロードス島伝説−至高神の聖女』にも、こういったケースがあるかもしれないと期待しています。登場予定であったダークペガサス(『ザ・スニーカー94年夏』p.177のScene3)とともに…。

>そうですね。でも「聖者」は使いたくないです(笑)

「聖者」は魅力的なキャラですよ〜。
彼は魔神です。彼も魔神です。彼女も魔神です。君たちも魔神。GMも魔神。私も魔神?

かなり細かく調べていただいてようで、本当にありがとうございます。もう本当に。 m(__)m m(__)m
2000年01月02日:23時50分35秒
フォーセリア研究室 LOG 011 / sf
 フォーセリア研究室 LOG 011として1999年12月08日から2000年01月02日までのログを切り出しました。

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