シャドウラン雑談所 LOG 026

シャドウラン雑談所の2002年02月17日から2002年04月30日までのログです。


2002年04月30日:14時17分46秒
SR3用の追加武器 が載っている本 / ゴールド
「キャノン・コンパニオン」です。(スペル忘れた)
 いろいろな武器のカタログのほか、GMのオリジナル武器製作ルールなども載っています.
2002年04月30日:13時17分12秒
SR3用の追加武器 / 麒麟
 はじめまして。最近SR3ルールを適用し始めた麒麟ともうします。 サプリメントとして、MAGIC IN THE SHADOWと、MAN&MACHINEを導入してるんですが、マンデインキャラクターに追加武器、装備が欲しいとせがまれました。マスターとしても2NDの武器に飽きてきたのでそろそろ新武器を導入したいのですが、どの本にそれらは載ってるんでしょうか?サムライカタログなどはすでに絶版ですし…SR3用にふさわしい新武器が載ってる本は何を買えばよいのか教えてください。
2002年04月29日:01時03分54秒
Re:オリジナル魔術系統、特に陰陽道について / とーじ

>第三版に移行しましょう(笑)。
 
 いや、実は持ってるんですけど(笑)、魔法関連のサプリをまだ二版分しか揃えていないので、読解する気になれないんですよ。MiSが数ヶ月後に手にはいるので、三版への以降はその後になります。
 
>世界には何百という魔術系統があると述べています。
>もっとも、その全てが共通の法則に従うとも述べています。各機関の「オリジナルな魔術体系」がどれだけユニークなものかは別問題になるでしょう。
 
 共通の法則がありますよね、やはり。魔力の根源は多分どこかで一つにつながっているんだと思います。でもその源とは何か、はっきり明言していない。つまり魔術流派は、その力の根源を「どう見るか」によってのみ差別化することができるわけですね。魔法ですら結局スタイルに還元されてしまうのが、シャドウランらしいところです(笑)。多分、「源はこれだ!」と言った時点でどの流派もある意味真実からは遠のいているのでしょうけれども……(だからルールでは明記してないのでしょう)。
 
>完全な一本化は有り得ないでしょうけれど、完全な百花繚乱状態も有り得ないと思います。
 
 それくらいがちょうど抗争の膠着状態っぽくていいですね(笑)。組織が消えたり出来たりしているんでしょうね。
 
>実を言うと……「グレート・ゴースト・ダンスが世界中のマナを増大させた」という説の出典がわかりません。
>よそでも読んだことがあるので、何がしらの記述がどこかにあるのでしょうが……年代設定にも所持シナリオの記述にも矛盾しているので、正直言って、あまり信用していません。
 
 あり、そうでしたっけ?(汗)
 多分、「シャドウランにおけるシャーマンの振る舞い方」みたいな長文をどこかで読んだはずなんですが。どこだったっけ……(汗)
 
>単なる儀式や事件一つで全世界に魔力が復活したのではなく、その余波こそが魔力を復活させた、ということですか?
 
 そんな感じです。「魔法が存在する」という共通感覚の認知こそが、魔法を蘇らせるきっかけだったのかなぁという(笑)。まぁ、シャドウランでは物理呪文もあるので、この仮説では精神呪文しかカバーできないわけですが(魔法があるという共通の認識が、魔法の存在を確立させる、それを認めまいと頑張るための能力値が意志力(笑))、物理空間にまで人間の精神が影響することは現代科学が認めないでしょう。致命的な欠陥があるため、我ながら定説からはほど遠いと感じています(恐縮)。
 
>古代や中世の、実在していた錬金術や魔女術にも、一般人からは不可思議な、けれども現代科学から見ればそれなりに有効な知識体系という一面があったようです。
 
 あくまで「それなりに」ですよね(笑)。一部が有効とは言え、全体が有効だという理屈は通りませんので、そこら辺、科学とのすりあわせが大変ですよ。宗教から使える知識だけを抽出・統合させることに成功した科学から、今更昔の未分化な知識体系に帰ることはありませんしね。
 
 そういえば、村上陽一郎さんという科学哲学者が、
「自然をも包括するメタ文化とも呼ぶべきものが、科学など知の文化と共に生きる人間の未来には必要となるだろう」 くらいの事を言っていたんですよ。
 読み方にもよるんですが、もしかしたら、自然を支配しようとするメイジ、自然と一体化しようとするシャーマンの二系統は、自然を超えたメタ文化を、魔法という未知なる力の分野で追求した者達としてもとらえられるんじゃないかなぁ、と甘っちょろいことをこぼしてみます(笑)。いえまぁ、人知が自然を超えるという発想は、科学哲学とメイジ哲学にある程度共通する発想なのではないか、と思うわけでして……(ちょい逃げ(笑)) 
 
>少なくとも、あくまでも知識体系としてだけしか陰陽道を実践しない限り、現代科学の成果に遅れをとる事は否めません。趣味的な技能として扱うのがせいぜいでしょう。
 
 大賛成です。マンデインなら100%趣味ですよね(笑)。今なら古代の記号学、みたいなモノとして見られるんでしょうねぇ。
 
 個人的には、シャドウランで陰陽師をやるにしても、大学並みの科学知識すら習得していないような陰陽師では僕は信用できません。宇宙を理解する欲に取り憑かれたメイジなら、最先端の科学を学ばないはずがありませんからね。
 その辺の知識に対するこだわりでも、世界の観察者たろうとするメイジとただの拝み屋として俗っぽく生きるメイジの、二つのスタイルが考えられてなかなか楽しいですよ。伝承でも、役人陰陽師代表・安倍晴明と、土俗陰陽師代表・芦屋道満の二人が争う説話が幾つか伝えられています。学問でしか学べない真理、土俗にまみれることで感じる真理が、それぞれあるような気がしてなりません。おそらく、どちらが良いということでもないのでしょう。
 
>もっとも、第三版のメタマジックには占術や方忌みが存在します。そういったメタマジックを、陰陽道的な描写で用いることは充分に可能でしょう。
 
 いよいよ第三版に行かないといけないですね(笑)。個人的には、スキルが能動・知識・言語の三系統に分かれているというだけでも相当「らしい」キャラを作れるような気がしてわくわくしてるんですけど、読む時間が……(汗)まだ二版で修行することにします。
 
>なんの、「超古代文明」ネタとしては、ブルー・ローズの足元にも及びません。
>この手のネタに興味があれば、同書をお勧めします。
 
 あれも持っています(爆)。読んだだけでデザイナーの意図がビシバシ伝わってきて相当楽しいんですが、自分の本当にやりたいゲームを表現するとなると、相当勉強が足りない気にさせられてまだ手つかずです。けれど、目指すデザイニング・スタイルの一つであることは間違いありませんね。
 
 ええと、ここまで好き勝手言っておきながら、凄くシステム的な質問をさせて頂きます(汗)。
 
 2NDに登場した魔法を統合したスペルブックを作ろうかなぁと日夜奮闘している最中なんですが、いきなり行き詰まりました。「マナボール」と「マナクラウド」の区別があったかなぁ、と関連していそうな文を探してみても、見つからないんです。やっぱり単なるフレーバー扱いなのでしょうか? だとしたら、FASAもお茶目だなぁ(笑)。
 
2002年04月28日:18時45分54秒
オリジナル魔術系統、特に陰陽道について / Janus
>それにしても、代表的な日本魔術の多くがすべからく呪物使用呪文と相性が良いのは、果たしてルール的にどうにかならないのでしょうか(苦笑)。まぁこれはワガママの部類に入るのですけれども。
 
 第三版に移行しましょう(笑)。
 呪物使用呪文が、かなり弱体化しています。
 
 
>ただ、未来でもナショナリズムが国に大きな影響を及ぼした場合、日系企業や中華系企業/組織が独自に研究機関を設けてオリジナルな魔術体系を構築することは十分考えられます。
 
 そうですね。“マジック・イン・ザ・シャドウズ”p14でも、世界には何百という魔術系統があると述べています。
 もっとも、その全てが共通の法則に従うとも述べています。各機関の「オリジナルな魔術体系」がどれだけユニークなものかは別問題になるでしょう。
 
 
>やはりどこの経済都市でも、企業の争いの影の面において、こういった多種多様な魔術体系の闘争があるのではないでしょうか。少なくとも、魔術系統が一本化されるようなことはないはずです。
 
 上記の通り各系統のオリジナリティには限界があるため、「魔術系統が一本化される」かどうかは、むしろ視点の問題でしょう。
 例えば「シャーマニズムのA流派」と「シャーマニズムのB流派」は、視点に次第で「A流派とB流派という、違う系統」と「同じシャーマニズム系統」とも解釈できます。
 完全な一本化は有り得ないでしょうけれど、完全な百花繚乱状態も有り得ないと思います。
 
 
>>過去の遺物が何の脈略もなく昔のままの形で復活し、そしてそれが例外ではなく常態であるという概念に対して、リアリティを感じられないのです。
 
>同感です。
 
 ありがとうございます。
 
 
>僕の個人的な意見を加えるならば、「グレート・ゴースト・ダンスが世界中のマナを増大させた」という説明もあまり好きではありません。いくらなんでも、アメリカ大陸の一民族が全世界の魔術を目覚めさせるのは不自然な気がしますよ(出版元がアメリカだということで、いわば輸入している僕たちを対象にしきれていないため、仕方ないとは思うのですが)。
 
 実を言うと……「グレート・ゴースト・ダンスが世界中のマナを増大させた」という説の出典がわかりません。
 よそでも読んだことがあるので、何がしらの記述がどこかにあるのでしょうが……年代設定にも所持シナリオの記述にも矛盾しているので、正直言って、あまり信用していません。
 
 
>ただ、「グレート・ゴースト・ダンス」そのものが魔法を目覚めさせたのではなく、発達した未来のグローバル・メディアが魔法の復活を全世界に喧伝したことによって、何らかの精神作用――それも世界規模の――を引き起こした、などの、二次的な理由がどこかにあったのではないか、もしくはそれによって各地で似たような魔術紛争が起きた結果、相乗効果で全世界に魔法概念の存在が認められるようになったのではないか、などと僕は考えたことがあります。
 
 単なる儀式や事件一つで全世界に魔力が復活したのではなく、その余波こそが魔力を復活させた、ということですか? 「魔力の復活」よりもささやかな影響ではありますが、“イヤー・オブ・ザ・コメット”p8で似たような説明が述べられています。
 それによれば、2061年のハレー彗星の到来は、それ自体は何の影響も及ぼさないが、<覚醒>50周年と重なっての大事件として世界中で騒がれることにより、世界中のバックグラウンド・カウントとして間接的に影響を及ぼすとのことです。
 
 
>だいたいJanusさんのレス通りですが、陰陽道が優れていないというわけではありません。僕の発言は、陰陽道がマジシャンのものだけでもないかな、と考えています。
>(中略)
>貴族や民衆は恐れ敬っても、それはいってみれば数学者が数式を華麗に操っているのを理解できない人と同じようなもので、勉強している陰陽師にとっては不思議でもなんでもない。陰陽道が絶対的な知識体系だった、そんな時代が確かにあったのです。
 
 そうですね。古代や中世の、実在していた錬金術や魔女術にも、一般人からは不可思議な、けれども現代科学から見ればそれなりに有効な知識体系という一面があったようです。
 
 
>だから、陰陽師といってもピンからキリまでいる。ピンが安倍晴明なら、キリはまぁ、ちょっと陰暦の数え方をかじって占いもできちゃうマンデインまで(笑)、魔法にとどまらず、魔法が存在するならではの、もう一つの技能体系として、かなりできる方なんじゃないかと僕は思いますね。
 
 現代のではなく、古代の知識体系を嗜むマンデインですか。
 カレンダーや時計ではなく陰暦で時刻を知り、近代的な社会科学でなく占術によって社会の将来を予測する――それだけなら確かに、マンデインでも可能でしょう。
 しかし時刻を知るならば、陰暦よりもカレンダーや時計の方がずっと正確で便利ですし、魔力の伴なわない占術による未来予測はあてになりません。少なくとも、あくまでも知識体系としてだけしか陰陽道を実践しない限り、現代科学の成果に遅れをとる事は否めません。趣味的な技能として扱うのがせいぜいでしょう。
 もっとも、第三版のメタマジックには占術や方忌みが存在します。そういったメタマジックを、陰陽道的な描写で用いることは充分に可能でしょう。
 
 
>開いてみたら予想通り英文でしたね(汗)でもなんとか読みました。
 
 ご苦労様です(笑)。
 
 
>さすが某レビューで「神々の指紋」RPGと呼ばれただけあるなぁ(笑)。関連資料を一読してみたいですね。Janusさん、紹介ありがとうございました。
 
 なんの、「超古代文明」ネタとしては、ブルー・ローズの足元にも及びません。
 この手のネタに興味があれば、同書をお勧めします。
2002年04月25日:04時20分46秒
武器収束具(解決) / ppr
とーじさん、遅ればせながらですが詳しいページ数のご指摘ありがとうございます。
ついつい魔法関連のページばかり探していました。完全に見落しです・・・。
最後になりますが、今まで回答を寄せてくださった方々にも、改めて御礼申し上げます。
それではこれにて失礼致します。
2002年04月25日:03時27分49秒
RE:シャドウランの日本魔術について,(陰陽道考察) / とーじ
Janusさん、丁寧な回答ありがとうございました(^^)

>ならばいっそ、呪文そのものを“式”と呼んではどうでしょうか?

 そうですね。伝承の魔術師達の術式が魔法の復活によって簡略されたことを踏まえるならば、僕もそれで良いと思います。それにしても、代表的な日本魔術の多くがすべからく呪物使用呪文と相性が良いのは、果たしてルール的にどうにかならないのでしょうか(苦笑)。まぁこれはワガママの部類に入るのですけれども。

>(論考より)SNE設定の「アメリンド文化の上野への流入」に類する社会現象や、地球化した日本企業に受け入れられた西洋ハーメティズムの日本への本格的な導入は、充分に有り得る事です。また中国風の五行魔術が日本に輸入されることだって有り得ます。

 アメリカ資本主義の流れが魔術の領域にも侵入した場合、メガコーポが最も研究の進んでいる(と思われる)西洋ハーメティズムを流用することが、研究費用がかからず一番経済的だと思われます。ただ、未来でもナショナリズムが国に大きな影響を及ぼした場合、日系企業や中華系企業/組織が独自に研究機関を設けてオリジナルな魔術体系を構築することは十分考えられます。やはりどこの経済都市でも、企業の争いの影の面において、こういった多種多様な魔術体系の闘争があるのではないでしょうか。少なくとも、魔術系統が一本化されるようなことはないはずです。

>過去の遺物が何の脈略もなく昔のままの形で復活し、そしてそれが例外ではなく常態であるという概念に対して、リアリティを感じられないのです。

 同感です。僕の個人的な意見を加えるならば、「グレート・ゴースト・ダンスが世界中のマナを増大させた」という説明もあまり好きではありません。いくらなんでも、アメリカ大陸の一民族が全世界の魔術を目覚めさせるのは不自然な気がしますよ(出版元がアメリカだということで、いわば輸入している僕たちを対象にしきれていないため、仕方ないとは思うのですが)。

 Janusさんの話に戻ります。緻密な神秘哲学によって設計されたような感のあるシャドウランの魔法設定で、ここの「魔法の復活」の項だけが、ご都合主義の域を出ていないような感じは確かにあります。ただ、「グレート・ゴースト・ダンス」そのものが魔法を目覚めさせたのではなく、発達した未来のグローバル・メディアが魔法の復活を全世界に喧伝したことによって、何らかの精神作用――それも世界規模の――を引き起こした、などの、二次的な理由がどこかにあったのではないか、もしくはそれによって各地で似たような魔術紛争が起きた結果、相乗効果で全世界に魔法概念の存在が認められるようになったのではないか、などと僕は考えたことがあります。

 魔法が復活したから世界に認められたのではなく、その逆もまた然りかなぁと、そう考えたわけです。これもまた推測の域を出ませんが(汗)。ただこう見ると、「グレート・ゴースト・ダンス」事件を表面だけで読むわけにはいかねぇな、という気はしましたよ。皆さんはどうお考えでしょう?

>伝説上の陰陽師が強いのは、個人が強いのであって、陰陽道が優れているわけではない――というわけですか。
>そうですね、そうした方がいいでしょう。

 だいたいJanusさんのレス通りですが、陰陽道が優れていないというわけではありません。僕の発言は、陰陽道がマジシャンのものだけでもないかな、と考えています。

 そもそも陰陽道といっても、それが何かとんでもなく強力な魔術の流派であるというわけではなくて、もとを辿れば、飛鳥・奈良・平安時代あたりの宮廷の役所・陰陽寮で働いている、なんてことないただのお役人さんがその「陰陽師」だったわけです。陰陽寮の仕事は大きく分けて四つあって、「天文」「暦道」「易占」「漏刻」。 今風に言えば「天文学者」「 カレンダー設計士」「占い師」「時計係(笑)」ですか。

 それでも、稲作国家である日本では、星の運行を読みとり、季節の運行を把握し、時の流れを刻み、そこから過去と未来を結ぶ作業がとても重要で、だから陰陽師の役割は大きく、やがて神格化されるほどまでになったわけですね。月蝕や日蝕の日を予測するのがステイタスになったりしたことからも、その神聖性の根源が読みとれると思います。

 現在では、時間一つ取ってもグリニッジ天文台には適わないでしょうが、それでも当時はお隣の大国から教わった最先端の科学的知識だったのですから、そんなにオカルティックというわけでもなかったのです。貴族や民衆は恐れ敬っても、それはいってみれば数学者が数式を華麗に操っているのを理解できない人と同じようなもので、勉強している陰陽師にとっては不思議でもなんでもない。陰陽道が絶対的な知識体系だった、そんな時代が確かにあったのです。

 その集大成として示された陰陽師が、十二の式神(元素精霊か、はたまた自由精霊か)を操り、死者を蘇生させ、護法童子の支配競争にいともたやすくうち勝ち、儀式魔法を解除するだけでなく打ち返す――まさにシャドウランで表現しても想像するだに恐ろしい魔術師・安倍晴明であったわけです。そんな全陰陽師のチカラを掛け合わせたような象徴的存在を、平均的な陰陽師に持ってくること自体が間違いでしょう。物語のバランスから見てもおかしいのです(笑)。

 だから、陰陽師といってもピンからキリまでいる。ピンが安倍晴明なら、キリはまぁ、ちょっと陰暦の数え方をかじって占いもできちゃうマンデインまで(笑)、魔法にとどまらず、魔法が存在するならではの、もう一つの技能体系として、かなりできる方なんじゃないかと僕は思いますね。ただし、現代に通じるよう、科学的素養を吸収するという試練もかなり必要になるはずですが。(それにある程度成功しているのが、現実世界の風水だったりします光学と色彩学と龍脈理論って組み合わせがいかにもインチキ臭い(笑))

 もし陰陽道の力を強めたいなら、十二神将や十二月将・二十八宿・八卦・四聖獣・五行・十干十二支などを使えば、強力な元素精霊でも自由精霊でもドラゴンクラスのクリッターでも、アイディア次第でいろいろ作れると思います。ただ、それらはプレイヤーにはほとんどお目にかかれないモノばかりになるはずです(笑)シャドウランでそういったモノを出すなら、むしろ「脅威」となる場合がほとんどになるよう、ゲームバランスを調整することが必要でしょうね。
以上、シャドウランにおける陰陽道の考察でした。


>魔力周期の満ち引きによって区切られています。
>詳しくは、シャドウラン公式サイトの記事‘Humans & the Cycle of Magic’(人類と魔力の周期)を参照してください。

 開いてみたら予想通り英文でしたね(汗)でもなんとか読みました。
Atlantis sank on August 12, 3113 BC, thus marking the end of the Fourth World and the beginning of the Fifth. The Sixth World began on December 12, 2011 AD, and will end, according to the Mayan calendar, on April 4, 7137 AD.

 つまり、マヤの暦の思想によると、5126年周期で魔法が滅亡と復活を繰り返すわけですね。BC3113年にアトランティスが滅亡した時に第四世界が終わり、それから5126年後の2011年に第五世界に終止符が打たれ、マヤ第六世界が幕を開ける、と。
 さすが某レビューで「神々の指紋」RPGと呼ばれただけあるなぁ(笑)。関連資料を一読してみたいですね。Janusさん、紹介ありがとうございました。
2002年04月24日:20時43分26秒
シャドウランの日本魔術について、その他 / Janus
>とーじさん
>中世の陰陽師や密教僧は、式神や護法童子を、現代で言う銃とほぼ同じようなイメージで、魔力(弾)を式(銃)に込めて「打つ」という手順で魔力を行使していたようです。
 
 ならばいっそ、呪文そのものを“式”と呼んではどうでしょうか?
 
 
>生ぬるいこと言っているかも知れませんが、日本的な魔法をシャドウラン上で表現したい一心でして……。皆さんはどのように「日本的魔術」を表現しているのでしょうか。
 
 この件についてですが……折り合い良く、数年前に書いた論考が見つかりました。 簡易長文「シャドウラン日本魔術の類型について」に掲示しておきますので、そちらを参照してください。
 
 
>ウォッチャーが日本から来た、というのは微妙ですね。ウォッチャーの、監視や妨害などの能力から見るに、日本の式神をそのままウォッチャーとイコールで結ぶのは誤りだと思います。
 
 そうですね。話を聞くに、伝承上の“式神”というは、いわば呪文と精霊をまとめた呼んだ呼称のように思えます。
 伝承上の“式神”とSNEルール上の式神とは、別物のようですね。
 
 
>安倍晴明や「帝都物語」の加藤軍人がグッドカルマ300以上だと仮定すると、イニシエイトを済ませていない陰陽師も普通のメイジになると思うのですけれど、どうなんでしょう?
 
 伝説上の陰陽師が強いのは、個人が強いのであって、陰陽道が優れているわけではない――というわけですか。
 そうですね、そうした方がいいでしょう。
 
 
>SNE設定は、システムを既存の陰陽道イメージにそのまま近づけてしまったため、あんなバランスになってしまったと思うのです。
 
 それも原因の一つでしょうけれど……SNE自体のゲームデザイン思想も原因の一つだと思います。
 
 
>シャドウランの世界は《第六世界》と呼ばれていますが、第一世界から第五世界までの区分がわかりません。どのような分け方になっているのでしょうか?
 
 魔力周期の満ち引きによって区切られています。
 詳しくは、シャドウラン公式サイトの記事‘Humans & the Cycle of Magic’(人類と魔力の周期)を参照してください。
 
 
2002年04月24日:04時41分57秒
作成時の収束具の結合(2nd)については / とーじ
 日本版ルールブックP137右下の「収束具結合表」を参照しつつ、P46キャラクタージェネレーション内「フォースポイント」の段落の解説に基づいて、フォースポイント(FP)をカルマの代わりに支払います。

「結合に8点のカルマが必要な場合、プレイヤーは収束具の費用に加え8点のFPを支払わなくてはならない」 みたいなことが例示されています。Prof.Mさんの話は正しいですよ。
 
ちなみに、作成時に持てるとは言え、収束具の購入やその結合(高度な魔術師なら自分で作成も結合もできるが……)に必要な技能やコネがなければ、そのキャラと収束具の関係は不自然になってしまいます。しかも基本ルールブックのコンタクトに登場するタリスモンガーは、収束具の結合をしてくれないのでこれもまた注意。特にキャンペーンとかでは重要ですよね。

ある魔術師A:「コーポのメイジに収束具リンクを切られたんだけど……」
ある呪物屋B:「そんなこと言ったって私はアンタにその護符売ったワケじゃないからねぇ。どこでそんな代物をボンドしたんだか。悪いこと言わんからそっちの知り合いに頼みなさい」
A:(げっ、収束具を俺にくっつけてくれる奴が周りにいねぇ。助けて師匠〜(設定すらしていない))

逆に、そこからキャラの肉付けをしていけばいいとも言えますね。収束具にはドラマメーカーの匂いが漂います(笑)。

 前にも質問したんですが(汗。恐縮)誰か第一世界〜第五世界の区分について教えて下さい。これがわからなくてシャドウ世界史がさっぱり?マークなのですよ。
 
2002年04月23日:23時33分59秒
作成時における収束具等の結びつけ / Prof.M
 私の勘違いかもしれませんけど…
>収束具ですが、2ndの方でも「持つ」だけになりそうですね、結び付けに関しても特例等がないようですし。
 第2版(SR2)において,通常,呪文収得や各種収束具&呪文固定具との結合の際にはカルマを必要とします。しかしながら,キャラクター作成時「だけ」は,優先度AないしB(メタヒューマンのアデプトならC)を魔法に割り振れば,財産に割り振った優先度に応じ,お金に加えて,カルマの代わりに呪文収得や収束具類との結合に使える「フォースポイント」を得ることができます。これをカルマの代わりに消費することで,収束具類との結合を行うことが出来ます(無論,フォースポイントは作成時に使い切るものであって,後に繰り越すことは出来ないのですが)。

 収束具と結びつくには,最低でも魔力が1ないといけません(つまり魔力に高い優先度を割り振っていなければならない)ので,SR2環境においては,よほど高いレーティングの収束具でもない限り「持つだけで結合できない」ということは無いはずです。

#第3版(SR3)で,作成時に,アデプトが武器収束具を結合状態で持てないのは,このフォースポイントが与えられないからなのですね。


2002年04月23日:15時40分58秒
RE:武器収束具 / west river
 
 武器収束具の利点をフルに生かすなら(アストラルへ持って行く)、アデプトじゃなくて、フルマジシャンの方が良かったりする。(笑)
 3版なら作成時に結び付けれるしね。
 
 それでは。
2002年04月23日:02時58分34秒
回答ありがとうございます / ppr
わかりやすい回答感謝です。
 レーティングについては愚問でした…よく読めよって感じです。はい。
 収束具ですが、2ndの方でも「持つ」だけになりそうですね、結び付けに関しても特例等がないようですし。
 もっぺんキャラを考え直してみようと思います。
Prof.Mさん、ゴールドさん、ありがとうございました。
2002年04月22日:13時09分13秒
武器収束具(3RD的に) / ゴールド
買うことができても使えるかどうかは別問題、と言うことにも注意してください。3RDのアデプトは買うことができても作成段階では結合できないので使えません。
2002年04月22日:01時15分37秒
キャラクター作成時における武器収束具の入手 / Prof.M
手短に生きましょう。
1:武器収束具はキャラメイクの時点で持てますか? 持てる場合、どのように購入するのでしょうか。
持てます。キャラクター作成の手順に従い,優先度によって割り振られた財産から,必要な費用および(呪文の収得と同様に)フォースポイントを消費してください。
2:武器収束具を持つ際に持てるレーティングに制限はあるのでしょうか?
キャラクター作成時の能力値・技能・装備品全てのレーティングの上限は「原則として」6に制限されています。従って(作成したばかりの)初期状態のキャラクターが持つ事が可能な武器収束具のレーティングは最大で6となります…ただレーティング6の収束具って無茶苦茶高いのですけど…費用もフォースポイント(またはカルマ)も(^^;
2002年04月22日:00時55分14秒
武器収束具について。 / ppr
初めまして。未だに3版のさの字にも縁がない者です。 このたび、久しぶりにシャドウランをやろうと思いキャラメイクを始めたのですが、わからないことが出てきました。
 1:武器収束具はキャラメイクの時点で持てますか? 持てる場合、どのように購入するのでしょうか。
 2:武器収束具を持つ際に持てるレーティングに制限はあるのでしょうか?
 以上の2点です。ルールブックでは収束具を結合するためのカルマについて明記してあり、カルマを持っていない初期の状態では持てないようなのですが、以前キャラメイクでもっていた記憶があり、この辺の曖昧さにケリをつけたく書き込みいたしました。教えて君で申し訳ありませんが、どなたか詳しい方がいらっしゃいましたらご教授お願い致します。
 長々と失礼致しました。
2002年04月20日:02時06分29秒
ウォッチャーの起源(私見)と日本魔術のバランスについて / とーじ
 現在、マジック・イン・ザ・シャドウズがとてもとても欲しい二版ユーザー・とーじです。

 僕は前々から、独自解釈で陰陽道や風水をメイジ・シャーマン二元論の中に組み込めないかなぁ(ついでにアクティブスキル化も出来ないかなぁ)と四苦八苦しているのですが、すでにMiSでは「オンミョウ」として登場しているみたいですね。ただ、エレメントをそのまま五行精霊と置き換えるのは安直すぎるかな、とも思います。だからといって立派な代替案があるわけでもないのです(汗)。とにかく悩んでいます。

>「式神召喚術を研究した結果、ウォッチャー召喚術が開発された」といった逸話があったとしても、驚くことではありません」

 そういえばウォッチャー召還との整合性についても悩んでいたのでした(激汗)。どうにかしてグリモアは原書で参照できる状況にあるのですが。

 僕の式神・護法童子のイメージは、民俗学者の小松和彦氏著「憑霊信仰論」によるところが大きいですね。どうにかして式神を媒介にして魔術を行使できないかな、と考えてます。

 中世の陰陽師や密教僧は、式神や護法童子を、現代で言う銃とほぼ同じようなイメージで、魔力(弾)を式(銃)に込めて「打つ」という手順で魔力を行使していたようです。儀式で誘導してアストラル追跡・その後にスペルキャスティング……でも表現できるんでしょうけれども。さらに直接戦闘の場合は使い捨て呪物を強引に「式」と呼んで投げつけるんでしょうか。なんだか無理矢理な気もするんですが。

 しかし、《覚醒》によって世界に魔法が蘇ったシャドウラン世界で、果たして同じ手順が必要なのかどうか。それでも、形代を利用した、日本独特の魔術体系をどうにかゲームバランスを保ちつつ、体現したいな、と、それで悩んでいるわけでして(泣)。生ぬるいこと言っているかも知れませんが、日本的な魔法をシャドウラン上で表現したい一心でして……。皆さんはどのように「日本的魔術」を表現しているのでしょうか。

 ウォッチャーが日本から来た、というのは微妙ですね。ウォッチャーの、監視や妨害などの能力から見るに、日本の式神をそのままウォッチャーとイコールで結ぶのは誤りだと思います。古典で見られる式神は、元素精霊くらいまで働く、オールマイティな便利屋精霊として使われているので、ウォッチャーと元素精霊が一緒くたに「式神」扱いされている感じがします。日本魔術では、使い魔のカテゴリがシャドウランのゲームシステムほど分化していないのです。その中でウォッチャー的な性質だけがMITに採用されたとは考えにくいと思うのですが……。

 使い魔なら西洋魔術からでも起源を探れる上、小動物並の使い魔が強力に機能する、という説話を聞いたことがないため(勉強不足でしたらすみません)、西洋流入の可能性の方が高いのでは、と思っています。

 ちなみに僕は、役割的に未分化な式神がむやみに強いせいで、シャドウランのゲームバランスが崩れるのには猛反対です。だから悩んでるんです(笑)。安倍晴明や「帝都物語」の加藤軍人がグッドカルマ300以上だと仮定すると、イニシエイトを済ませていない陰陽師も普通のメイジになると思うのですけれど、どうなんでしょう? SNE設定は、システムを既存の陰陽道イメージにそのまま近づけてしまったため、あんなバランスになってしまったと思うのです。便利魔術師にならず、かつやり甲斐のある陰陽師になるためには、どの辺りが中庸と言えるのか、皆さんの意見を聞きたいです。

 長文になってしまいましたが、追加でもう一つ質問させていただきます。

 シャドウランの世界は《第六世界》と呼ばれていますが、第一世界から第五世界までの区分がわかりません。どのような分け方になっているのでしょうか?
2002年04月18日:19時44分09秒
<第六世界>天皇の魔術的性質 / Janus
>石頭さん
>ただ、オンミョウのような民族固有の魔術などに興味を持つ、というぐらいはありえても良いかな、と思いますが如何なもんでしょう(日本にもオンミョウを使うイモータルは居てもおかしくないように思いますし。やはり天皇もそれなりに魔術的にキーとなりうる存在になるような気もしまして、やはりならば狙われても良いかなぁ、と考えてしまいました(^^。
 
 確かに“マジック・イン・ザ・シャドウズ”によれば、神道では、天皇を天照大神の末裔だと信仰しているそうです。もっとも、半神半人の伝説は世界中にありますが。
 それと、イモータル・エルフが行使する魔術は、やはりアースドーン風の魔術でしょう。
 
 
>・・・あ、天皇が日本の”生きたパターンアイテム”(それは代々継承される)である、という考えはどうでしょう(実際そんな気もする)。これならホラーが天皇を狙う十分な理由になりませんでしょうか。天皇を支配すれば日本も支配できるのですから)。
 
 アースドーンの基本ルールを読み直してみましたが……天皇が日本の魔術的象徴だとは、思いません。
 その理由の半分は、当然ながら、<第四世界>(アースドーンの時代)から天皇と日本が存在していたはずがないことです。
 もう半分は、“パターンアイテム”としての魔力の微弱さです。国家としての“日本”が一般大衆にも明白に認識されるようになったのはせいぜい明治維新以降でしょうし、<第五世界>の魔力は微弱なものです。アースドーンの魔法理論に従うならば、“日本”という「名付けられた存在」が曖昧でも存在し、有力な天皇や皇位そのものが“パターンアイテム”であった可能性は否定しませんが、その魔力は“小パターンアイテム”よりもなお微弱なものにすぎないでしょう。
 
 
>alewisさん
>関係無いかもしれませんが、古代日本において、天皇とは神事、政治両方の最高統括者だったので、それが復活したと考えれば、魔術的な事においてもっとも重要な位置にいるはずです。
 
 そうですね。“マジック・イン・ザ・シャドウズ”でも、神道では、天皇は現人神と崇められているそうです。
 
 
>神道、五行における天皇、巫女の考察については、吉野裕子著、日本古代呪術、大和出版を参考にするとよいでしょう。増補版もあります。
 
 古代呪術……機会があれば読んでみます。
 ちなみに私の魔術的天皇観は、隆慶一郎『花と火の帝』に多くを負っています。
 
 
>PS、しかしSRのルール的に考えると、シャーマンがメイジをやってると考えるとしっくり来てしまう辺り・・・。
 
 世界観はシャーマン的なのに、トーテムがいないから、ですか?
2002年04月18日:19時42分55秒
<第六世界>のホラー / Janus
>石頭さん
>>すいません。ホラーが、全世界を同時にではなく、日本を襲来先に選ぶ理由がわかりません。
>話の都合上、というのは駄目でしょか(笑)。
 
 「話の都合」なら、本当にホラーの大群が異界から来襲して<大災厄>を引き起こしては、むしろまずいわけですね?
 だとすれば「遥かな過去に封印されていたホラーが、何かの拍子に解放され、解放地点の近くで暗躍する」という筋書きではどうでしょうか。やがて日本となる場所にも<大災厄>は襲いかかったことでしょうし、その折に一匹のホラーが封印される事だって有り得なくはありません。それから時が流れて現代になり、発掘者の不注意や魔力の高まりによって封印が解けたとしたら……そんな粗筋の公式シナリオも、たしかあったような気がします。
 もっとも、キャラクター達はフリー・スピリットの亜種としか認識しないでしょうけれど。
 
 
>もしかしたら鬼童もホラーに連なる眷属だったのかもしれんですね。
 
 『鬼童』というと……設立もされていない企業(注)を付け狙ったお茶目さん(爆)ですか?
 
 注:東京ソースブックp19〜20によれば、2013年に、『鬼童』と呼ばれる超人的なテロリストがフチを狙い撃ちにしたという。だが同社が設立されたのは、東京ソースブックp59では、2018年とされている。
 
 
 ところで、“ハーレクィンズ・バック”と“アズトラン”はお持ちですか?
 いずれも、<第六世界>のホラーを論じる上では必読書であると思うのですが。
2002年04月16日:17時47分33秒
天皇について / alewis
関係無いかもしれませんが、古代日本において、天皇とは神事、政治両方の最高統括者だったので、それが復活したと考えれば、魔術的な事においてもっとも重要な位置にいるはずです。
神道、五行における天皇、巫女の考察については、吉野裕子著、日本古代呪術、大和出版を参考にするとよいでしょう。増補版もあります。
PS、しかしSRのルール的に考えると、シャーマンがメイジをやってると考えるとしっくり来てしまう辺り・・・。

2002年04月13日:00時55分28秒
お礼:>、追加回答:日本におけるホラーと昆虫精霊、その他 / 石頭

>単なる引用や要約になってしまうので、その手の未訳サプリを参照してください>軌道上のチューリッヒ(チューリッヒ保険ではない)

了解でおます。確かにその通りでおま。

>どのような期待を抱いていたというのです(笑)?

いや・・・もちっとジョークを解するナイスガイか、あるいは袴の似合う巫女さんあたりかと(笑)。

>すいません。ホラーが、全世界を同時にではなく、日本を襲来先に選ぶ理由がわかりません。

話の都合上、というのは駄目でしょか(笑)。・・・いや真面目な話、確かにおっしゃる通りです。特に日本を狙う理由は無いですね。逆に言いますとそれなりの理由でも創れば良いのかもしれませんね。浄化の剣が日本にあるとか、馬鍬の書があっとか、”竜種”、あるいは竜の巫女さんでも居るとか。まぁ、そういったアイテムや個人に頼るのもどうかとも思いますが。確かに他に狙うべき地域はたくさん存在するから、日本を特に狙う理由はない、という点は了解です。

ただ、オンミョウのような民族固有の魔術などに興味を持つ、というぐらいはありえても良いかな、と思いますが如何なもんでしょう(日本にもオンミョウを使うイモータルは居てもおかしくないように思いますし。やはり天皇もそれなりに魔術的にキーとなりうる存在になるような気もしまして、やはりならば狙われても良いかなぁ、と考えてしまいました(^^。

・・・あ、天皇が日本の”生きたパターンアイテム”(それは代々継承される)である、という考えはどうでしょう(実際そんな気もする)。これならホラーが天皇を狙う十分な理由になりませんでしょうか。天皇を支配すれば日本も支配できるのですから)。

>昆虫精霊との対話ではなく利用を念頭においているのでしたら……“スリート2”の第7章‘Betrayal’(内通)を参照されるとよいでしょう。

これもまた了解です。購入することにいたします。

>どのような“仮面ライダー”を念頭においているのでしょうか?

いや、アギトのような正義の味方を(爆)。で、参考になるのは、“スリート2”の第8章‘Dealing with Dragons’(ドラゴン達に関わる)が良いという点も了解です。どうもありがとやんした〜。

もしかしたら鬼童もホラーに連なる眷属だったのかもしれんですね。


2002年04月10日:21時15分52秒
追加回答:日本におけるホラーと昆虫精霊、その他 / Janus
>お返事どうもです。大変参考になりました(^^>Janus
 
 どういたしまして。
 
 
>企業銀行の能力って何でしたっけ?というかチューリッヒオービタルについての説明求む。かなり認識曖昧なので
 
 すいません。単なる引用や要約になってしまうので、その手の未訳サプリを参照してください。
 
 
>英語版ではばかんばかん記載がありますが、それは充分自分がリュウミョウに抱いていた淡い期待を完全破壊してくれました(笑)
 
 どのような期待を抱いていたというのです(笑)?
 
 
>PS.ついでなんで聞いてしまおう。ホラーが日本に来る場合、どんな方法(手段)を取ると思いますか?個人的にはオンミョウと天皇(とその周辺)を最初に狙うと思うのですが。
 
 すいません。ホラーが、全世界を同時にではなく、日本を襲来先に選ぶ理由がわかりません。
 ホラーの襲来が発生し、またそれが特定地点に重点的になるとすれば、むしろアズトランのフォーヴァ(foveae)やワシントンDCの“デュンケルツァーン断層”(注1)の方がありそうな話だと思います。
#実際、シェディム(注2)は<第六世界>のホラーではないかとの説を、ダンプショック掲示版で読んだことがあります。
 
 注1:デュンケルツァーン大統領の死去地。物理世界とアストラル空間(あるいはメタプレーン)との障壁が存在せず、マンデインですらアストラル投射させられてしまう。
 注2:2061年12月24日、グレート・ドラゴン“ゴーストウォーカー”と共に、デュンケルツァーン断層からこの世界にやってきた悪霊。死体に取り憑き、人類に敵対的。そして狡猾な上級種が存在するとの噂も……
 
 また、陰陽師や天皇を狙う理由には、心当たりが全くありません。
 どうして彼等が狙われると、石頭さんは考えたのですか?
 
 
>あとは、昆虫精霊の日本における立場についても何方か教えていただければ幸いです。益蟲のいる、即ち日本では必ずしも外敵ではない昆虫、しかし外国においての昆虫精霊はまごうことなき”敵”であり、この二つの要素を持った日本の昆虫精霊はどんな存在になるものでしょうか。
 
 別に私は民俗学に詳しいわけではありませんが……日本に存在する呪術風習なら、外国に存在していてもおかしくないと思います。その上で外国の昆虫精霊はエイリアンなのですから、日本の昆虫精霊だってエイリアン以外の何者でもないでしょう。
 それとも、昆虫精霊との対話ではなく利用を念頭においているのでしたら……“スリート2”の第7章‘Betrayal’(内通)を参照されるとよいでしょう。
 
 
>要するに、”仮面ライダー”は日本の昆虫精霊に存在するものでしょうか。私的解釈で結構ですの教えて頂ければ幸いです>Janus>ALL
 
 一口に“仮面ライダー”と言っても、様々な解釈が有り得ます。どのような“仮面ライダー”を念頭においているのでしょうか?
 ちなみに「昆虫を狩る昆虫」なら、カマキリ精霊が既に存在しています。
 また「ヒトの意識を持ちながら異形に変ずるもの」なら、“スリート2”の第8章‘Dealing with Dragons’(ドラゴン達に関わる)を参照されるとよいでしょう。
 
 後半の回答は反対意見ばかりになってしまいましたが……何かのお役に立てば幸いです。
2002年04月08日:17時26分53秒
お礼:2060年の合同評議会他(追加質問:日本におけるホラーと昆虫精霊) / 石頭

お返事どうもです。大変参考になりました(^^>Janus

確かにおっしゃる通り、さほどの変貌は無いような気もしてきました(評議会内部での暗闘はあるのかもしれませんが、恐らく現天皇擁立派とその反対派、中立派などに分裂するのかもしれませんね。これもシャドウランのシナリオのネタになりそうです)>合同評議会。
問題は、合同評議会と天皇(またはチューリッヒオービタル)との関係について、東京ソースブックでは記述が無いため、東京ソースブックにおいて、すなわちSNE作成のシャドウラン日本での天皇(またはチューリッヒオービタル)の立場というものが非常に曖昧であることです。

注:チューリッヒオービタル(”軌道上のチューリッヒ”)とは、シャドウラン世界における企業統治の最高権力地帯であり、最終的な企業紛争の決着を行う企業法廷と、企業銀行の二つに別れています(企業銀行の能力って何でしたっけ?というかチューリッヒオービタルについての説明求む。かなり認識曖昧なので)

そのため、英語版資料などがからの記載を下に個々で再構築するしかなく、このような質問をさせて頂きました。そして、恐らくはJanus殿の私的考察は非常に参考になりました。確かにそのような検討結果がかなりの説得力をもっているように自分も思います。
ついでに言いますとSR3ではヤクザとの関係が噂されるリュウミョウなどの記述が東京ソースブックには無いのも、個人的には大変厳しいです(英語版ではばかんばかん記載がありますが、それは充分自分がリュウミョウに抱いていた淡い期待を完全破壊してくれました(笑))。


また、オンミョウですが、確かにこれは一般のメイジと比較するよりも、他国の特殊な魔術師達と比較すべき存在かもしれないとわかりました。個人的には恐らく「桔梗」(だっけ?)とかいう謎のオンミョウグループはオンミョウにおいてのイニシエイトを行っているマジカルグループなのかもしれないなぁ、と思います(恐らくオンミョウにおいてもイニシエイトする方法というのは存在するのでしょう)。また五行との相関関係などを考察しても面白い結果ができるかもしれません。

ミコについても同様です。マジックインザシャドウ内のミコと東京ソースブックにおいての巫女(神官)との比較考察は、結果として東京ソースブック内のおいての巫女(神官)の特殊性を際立たせ、様々な見識をもたらせてくれるように思います。 以上です。どうもありがとうございました。大変参考になりました。


PS.ついでなんで聞いてしまおう。ホラーが日本に来る場合、どんな方法(手段)を取ると思いますか?個人的にはオンミョウと天皇(とその周辺)を最初に狙うと思うのですが。

あとは、昆虫精霊の日本における立場についても何方か教えていただければ幸いです。益蟲のいる、即ち日本では必ずしも外敵ではない昆虫、しかし外国においての昆虫精霊はまごうことなき”敵”であり、この二つの要素を持った日本の昆虫精霊はどんな存在になるものでしょうか。要するに、”仮面ライダー”は日本の昆虫精霊に存在するものでしょうか。私的解釈で結構ですの教えて頂ければ幸いです>Janus>ALL


2002年04月07日:20時52分09秒
私見:東京ソースブック魔法使いと外国産魔法使い / Janus
>で、更に質問なのですが、東京ソースブックで出てくる日本オリジナル魔術である『オンミョウ』ですが、これは元々の錬金術魔法などと比べると、イニシエイトしていない錬金術魔法家に対して非常なイニシアティブと保ちますが、このような魔術体系を持つ存在に対して世界各国の魔法使い達はただ眺めているわけはなく、それなりの接触、関係を結ぶと思いますが、それはどのようなものになっていると思いますでしょうか。
 
 まず、研究対象にするでしょう。例えば、「式神召喚術を研究した結果、ウォッチャー召喚術が開発された」といった逸話があったとしても、驚くことではありません。 また、類似系統との緊張関係も考えられます。五行と陰陽という点で陰陽術と五行魔術の思想は似通っていますが、ルール上の能力は大きく異なっています。
  それに、そもそも、一般的な魔法使いと特殊な魔法使いを対等に扱う方が間違っているかもしれません。例えばアボリジニ・シャーマンである“コラージ”は、イニシエイトして初めて一人前と見なされます。それほど極端でなくとも、ドルイドやパス魔術師(エルフ魔法の使い手)の扱いのように、特定文化に帰属する魔術系統をより強力なものとして扱うことは、第二版時代ではしばしばありました。 あえて優劣を論ずるならば、普通のメイジやシャーマンではなく、ドルイドやパス魔術師と比較すべきでしょう。
#ですが、強力な魔法使いをプレイしたいためだけに、文化の制約を無視して特定文化系統を選ぶマンチキンが多かったのでしょうか。第三版時代では、「特定文化系統の強力さ」はボーナス(ドルイドのような)ではなく最低条件(コラージのような)で表現されるようになりました。
 
 
>これも私的解釈で結構ですのでお教え頂ければ幸いです(同様に神様を祀る日本神道系魔術とシャーマンとの関係もどのような感じになりますでしょうか)。
  東京ソースブック版巫女と基本ルール版シャーマンとでは、特に思い当たりません。 その代わり、“マジック・イン・ザ・シャドウズ”版のミコ(女性が多いものの、男性もいるらしいのでカタカナ)との関係が面白いことになりそうです。
2002年04月07日:20時50分05秒
私見:2060年代の合同評議会 / Janus

>すみません、質問です。合同評議会とZurich-Orbitalとの関係ってどんなものだと思いますでしょうか。私見、私的解釈で結構ですのでどなたかお教え頂ければ幸いです(国連とASIANな感じなのでしょうか)。
 
 “イヤー・オブ・ザ・コメット”p100によれば、天皇と三権(立法、行政、司法)の状況は現在と殆ど同じで、違いといえば「全ての政治行動は天皇の名のもとに行われる」「国会議員の多くは企業に買収されている」くらいです。それに準拠した場合、合同評議会は、せいぜい与党ぐらいの権力しか持ち得ないでしょう。例えるならば、二十年前の自民党といった感じです。
 そしてZurich-Orbital(より正確には、企業法廷/Corporate Court)との関係は、扱うスケールの違う別個の利害調整機構といったところでしょう。フチ全体やレンラク全体の問題が企業法廷に持ち込まれるのに対し、東京や千葉の問題が合同評議会に持ち込まれるといった按配だと思います。
 
 
>また、2060後、フチは解体され、ほかにも日系企業は大ダメージを受けますが結果として合同評議会はどのような変貌を遂げると思いますでしょうか。これも私的解釈で結構ですのでお教え頂けますと幸いです。
  フチが崩壊したと言っても、中富勢力はレンラクに、山名勢力はシアワセに合流しています。単純に計算してフチ勢力の3分の2は日系企業として残ったと考えてよいでしょう。 またヤマテツの離脱は急激なものであったため、その資産の多くを日本に残さざるを得ませんでした。そしてそれらは、日系企業各社によって拾い集められています。 レンラクはフチとの暗闘とシアトル・アーコロジーの異変によって大打撃を受けましたが、アーコロジーの“解放”によって体制を立ち直すことでしょう。 シアワセとミツハマは、特に大打撃を受けませんでした。また“十大”メガコーポに準ずる“AA級”メガコーポであるヤカシマとモノベが、フチとヤマテツの後を継ぐことでしょう。
 
 思想的には、外国要素の濃かったフチの崩壊とメタヒューマン要素の濃かったヤマテツの離脱によって、排外/反メタヒューマン傾向が強まると思います。カリフォルニアの斎藤軍政(極度なメタヒューマン排除)が順調に展開するようであれば、尚更でしょう。
 但し、政治的実権を求めて神性を主張する新天皇が、強力な政治的ライバルになるでしょう。彼は既に、若輩公家や宗教界を味方につけています。
 
2002年04月07日:09時44分55秒
質問:合同評議会とZurich-Orbital(チューリッヒオービタル)他 / 石頭

すみません、質問です。合同評議会とZurich-Orbitalとの関係ってどんなものだと思いますでしょうか。私見、私的解釈で結構ですのでどなたかお教え頂ければ幸いです(国連とASIANな感じなのでしょうか)。

また、2060後、フチは解体され、ほかにも日系企業は大ダメージを受けますが結果として合同評議会はどのような変貌を遂げると思いますでしょうか。これも私的解釈で結構ですのでお教え頂けますと幸いです。

で、更に質問なのですが、東京ソースブックで出てくる日本オリジナル魔術である『オンミョウ』ですが、これは元々の錬金術魔法などと比べると、イニシエイトしていない錬金術魔法家に対して非常なイニシアティブと保ちますが、このような魔術体系を持つ存在に対して世界各国の魔法使い達はただ眺めているわけはなく、それなりの接触、関係を結ぶと思いますが、それはどのようなものになっていると思いますでしょうか。これも私的解釈で結構ですのでお教え頂ければ幸いです(同様に神様を祀る日本神道系魔術とシャーマンとの関係もどのような感じになりますでしょうか)。

以上、雑多ですがお教え頂ければ幸いです。


2002年04月03日:20時59分20秒
RE^2:行政局議員の身分、および陳謝 / Janus
>クジラさん
>最初に、AMPさんが議員たちの評価や地位がどのくらいのものと
>考えているか教えて下さい。
 
 そうですね、具体的な事情を聞かせてもらってからの方が実りのある話になるでしょう。
 私も先の掲示では先走りすぎました。申し訳ありません。>AMPさん
2002年04月02日:17時02分02秒
RE:行政局議員の身分 / クジラ
西新宿の治安、議員達および件の議員個人の社会的評価については
様々な考えがあると思います。
だから、セッションに参加する人達の考えが大切ではないでしょうか。
最初に、AMPさんが議員たちの評価や地位がどのくらいのものと
考えているか教えて下さい。
それによって状況はかなり違ってきますから。

それと、何か複雑な事情がある話のようですが、
その事情が良く飲み込めません。
詳しく書いてもらえれば、詳しく返事を書けると思います。
2002年03月28日:20時54分11秒
高治安地域でのラン、政治家を対象にするラン / Janus
>AMPさん
 
 「東京ソースブック」からある程度距離を置いた「高治安地域でのラン、政治家を対象にするラン」についての意見でよろしければ、いくらかあります。
 
 
>行政局議員の身分(コネクションのシティ・オフィシャルなど)はどの程度のものなのでしょうか?
 
 実は「東京ソースブック」を読んでみたのですが・・・日本全体を支配する「合同評議会」というのは発見しましたが、行政局は純粋な行政府であって議員を擁するわけではないと見受けられました。
 そのため「行政局議員」というのは合同評議会の議員か行政局官僚のことだと思うのですが・・・文脈からは都議員だと思われたので、それを前提に話を進めます。
 前提自体が間違っていたら指摘をお願いします。
 
 
>企業の後押しでもあれば別ですが、人権団体などから出ている人物は「上流」がいいところだと思うのですが…
 
 企業の支援がなければ、在来型政党やポリクラブの支援があるはずです(でなければ当選できません)。
 とはいえ1メトロプレックスの議員レベルの影響力では、よほどの大物でもない限り生活様式は「上流」あたりでしょう。
 
 
>例えば、それらの人物の居住地区や自宅・事務所の警備体制はどのようなものだと想定できるでしょうか?
 
 基本的に治安レベルはA〜AAA、更に対テロ、防諜対策を自前と後援組織で整えているでしょう。
 一言でいえば、「それなりの企業重役に相当する」です。警備を担うのは、質の良い警備会社(電子的/魔術的盗聴にもある程度は対応している)あたりでしょう。
 
 もっとも政治的イメージによっては、より治安の悪い地帯に住居や事務所を置いているかもしれません。その場合に警備を担うのは、「地元の自警団有志」(ストリート・ギャングやポリクラブ・メンバー)かもしれません。
 
 
>私は「チンピラや私立探偵程度ならカバーできるが、まともなランナーチームなら難なく制圧できる」くらいだと思うのですが…対立議員との抗争を考えるとどうか分かりません。
 
 私は、「政治家としての格しだいで簡単な仕事にはなるかもしれないが、嘗めてかかっていいランではない。また調査や(でっちあげるスキャンダルの証拠の)設置ならともかく、暗殺や誘拐は大事過ぎて後が怖い。」と思っています。
 
 
>「定時パトロールは30分おき」「非常時には他の派出所などに人員動員」などとありますから、ギャングボスや利害関係の一致するシティオフィシャルなどが友人だったりすれば警備を止めるのはわけない話です…大体、30分置きの定時パトロールなど企業研究所に比べれば甘すぎます。
 
 そうでしょうか?
 高治安地域で騒ぎを起こすほど無茶なギャングはそうはいませんし、警察に圧力をかければ証拠が残ります。
 それに30分おきにパトロールを行う地域で1時間過ごすならば、単純に考えて平均2回遭遇するはずです。巡回経路を入手しているか隠密/索敵能力でパトロールの上を行かない限り、たぶん一回は遭遇するでしょう。
 また高治安地域に監視カメラは付き物です。人相やナンバープレートは、しっかりと記録されます。
 
 
>クジラさん
>件の議員は人権団体と縁があるようですから、その人権団体がどこの地域でどんな活動をしているかということも、セキュリティのレベルを決める要素の一つではないでしょうか。上野の共同体と友好的な関係であれば、魔法使いが警備してくれるかもしれません。
 
 そうですね。魔法やサイバーテック、メタヒューマンを擁護している議員ならば、その筋の有志(ボランティアから工作員まで)が警備に参加していてもおかしくありません。
 
 
 かなり相違の激しい意見になりましたが、何かのお役に立てば幸いです。
2002年03月28日:20時53分04秒
【お礼】ターゲット:アウェイクンド・ランドとブルーローズについて / Janus
 返事が送れて申し訳ありません。
 
>ノーコメント(笑)。ただ、第27章:環太平洋の箇所を読みますと、恐らく覚醒大地と非常に相性が良いように思います。
 
 第40章(北アメリカ)のアナサジ遺跡、第41章のティオティワカン、第42章のナスカの地上絵も若干の参考になりますが……やはり本命はそこですか(笑)。
 
  
>しかしやっぱ・・・イヤーオブコメット、覚醒大地、読んでて思うんですが、どうにもシャドウって感じじゃなくなってきているような(笑)。
 
 立派にシャドウです! 
 ……シャドウはシャドウでも、ランじゃなくてウォーズ(注)になっているかもしれませんが(笑)
 
 注:“ブルー・ローズ”における陰謀組織の暗闘は、“シャドウウォーズ”と呼ばれている。
 
 
 ・・・返事の後半はギャグに流れてしまいましたが、感想ありがとうございました。
2002年03月27日:19時29分30秒
都市財産の使い道が「腐っている」可能性が高いというお話が。 / AMP
 西新宿だからどうこう、というのは怪しいと考えています。
 確かにランは難しいでしょうが、トーキョーソースブックに「人口の減った夜間に東新宿から西新宿に侵入し破壊活動を行った件数は23件」(ECP通報のあった場合のみ)で、いずれもランであると書かれています。幾ら何でもこれは少なすぎです。
 「定時パトロールは30分おき」「非常時には他の派出所などに人員動員」などとありますから、ギャングボスや利害関係の一致するシティオフィシャルなどが友人だったりすれば警備を止めるのはわけない話です…大体、30分置きの定時パトロールなど企業研究所に比べれば甘すぎます。
 
 となれば問題となるのは内部警備なのですが、この状況では普段ならどうってことのないスクウィーラーやパニックボタンが強力なトラップになります。
 それだけならまだ良いのですが、私が危惧しているのは行政局が議員のために無駄に金を使っていないか、ということです。
 行政局じたいが議員の自宅警備に金を出しているなら、まず桁からして違ってきます。ビル高層部にでも住まれたらカルマの少ないPCには手の出しようがありません。どーでもいいビルの上層であれば、デッカーの目しだいではいけそうですが…
 
 >>人権団体
 そうですね。アクティビストにはメタヒューマンの護衛がありそうです。その場合カルマのあるPC達なら何とかやりこなせるくらい、でもリアリティはあるでしょう。
 問題は、ヒューマニスの事務所に入る場合も考えなきゃいけないというのがありまして、こちらは当然大会社がバックにあるでしょう。ただ「死んでもらった方がありがたい」企業の圧力であまり大っぴらなガードができない、という設定ならばリアリティありそうですね…
 西新宿にある以上、ビルの中〜上層階に事務所か自宅がないとリアリティに反する気がします…アクティビストは「干されている」のでどうか分かりませんが…
2002年03月27日:16時49分02秒
RE:行政局議員の身分 / クジラ
東京ソースブックを持っていないので、 ルールブックとTOKYO EYE-SHOTを読み返してみました。

事務所:
西新宿にオフィスがあるとしたら、 シャドウランナーにとっても難しいだろうと私は思います。 TOKYO EYE-SHOTの西新宿についての地域概説(P.249〜)で 厳重な警備体制であることが強調されているからです。 しかし、その逆の解釈ができる部分もあります。

「行政局の言うことは建前ばかりですよ。要するに、 治安の維持に努めてるって格好がしたいだけなんです。 誰も本気で私たちをどうこうしようなんて思っちゃいませんし、 実際にできるわけでもありません。(後略)」
(P.254)
というシャドウトークの一文です。

自宅:
件の議員は人権団体と縁があるようですから、 その人権団体がどこの地域でどんな活動をしているかということも、 セキュリティのレベルを決める要素の一つではないでしょうか。 上野の共同体と友好的な関係であれば、 魔法使いが警備してくれるかもしれません。
2002年03月25日:15時14分35秒
行政局議員の身分 / AMP
 日本語版の設定についてですが…
 行政局議員の身分(コネクションのシティ・オフィシャルなど)はどの程度のものなのでしょうか?
 企業の後押しでもあれば別ですが、人権団体などから出ている人物は「上流」がいいところだと思うのですが…
 例えば、それらの人物の居住地区や自宅・事務所の警備体制はどのようなものだと想定できるでしょうか?
 私は「チンピラや私立探偵程度ならカバーできるが、まともなランナーチームなら難なく制圧できる」くらいだと思うのですが…対立議員との抗争を考えるとどうか分かりません。しかしあくまで個人の話になってしまいますから、普段はECPなどに守られているだけだと考えているのですが…
 よろしければみなさんの意見をお聞かせ願います。
2002年02月22日:03時20分28秒
お礼:シャドウランの新展開他 / 石頭

ご意見どうもありがとうございました>各位

>「停滞した舞台」から「絶えず変化する舞台」

確かに最近出ているサプリメントではそのように感じます。ただ、こうなっていくと「高度に統治され、ある種安定した未来社会において、高度に統治されているが故に生じる影の中を、強かに駆け抜ける」という私が当初シャドウラン世界に感じた感触を感じなくなってきます。正直、かなり世界のかなりの変化に戸惑いました。しかし今後は「絶えず変化する舞台」こそがシャドウラン世界の魅力の一つとなっていくのだろうと思います。

>覚醒大地とブルーローズ

ノーコメント(笑)。ただ、第27章:環太平洋の箇所を読みますと、恐らく覚醒大地と非常に相性が良いように思います。しかしやっぱ・・・イヤーオブコメット、覚醒大地、読んでて思うんですが、どうにもシャドウって感じじゃなくなってきているような(笑)。


2002年02月17日:02時51分20秒
シャドウラン雑談所 LOG 025 / sf

 シャドウラン雑談所 LOG 025として2001年12月21日から2002年02月17日までのログを切り出しました。

 告知:2002年02月04日に簡易掲示板利用マニュアルを更新しました。簡易掲示板についてにて、修正点などの告知がしてあります。もし読んでいなければ「必ず」熟読ください

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