シャドウラン雑談所 LOG 005

シャドウラン雑談所の1998年07月01日から1998年08月30日までのログです。


1998年08月30日:22時10分54秒
補足の補足 / MARS
 9の回答に対する補足です。
 私の場合はプレイヤーが敵を倒せと精霊に命令した場合、最も効率よく敵を倒せる手段を精霊が勝手に執る物と考えています。(まさか手抜きするとは考えられないので)
 従って「倒せ」と命令した場合、包み込みを維持することが有効なら一度離れてもまた包み込むと考えたわけです。
 もしこれが「包み込め」なら一度離れた時点で包み込んだことに対する助力は終わってしまうと考えます。
 実際包み込めと命令せねば包み込みをしてくれないとは思わないのですが……
 これは精霊に対する認識の差違かもしれません。
 ここら辺の精霊への命令が与える効果はまったくといって書かれていないのでマスター次第なのかもしれません。
1998年08月30日:20時44分31秒
補足しておきます / GAMEMASTER
 2は・・・「通常レーティング」として扱っている時点で、適用されない具体例の存在がかなり危ういですね。
 
 3と10は本当にただの誤植かもしれませんから気にしないで下さい(笑)。
 
 9のMARSさんの回答に関して。
 「敵を倒せ」の命令では「包み込み」は行ってくれません。それで何がいいのかはわかりませんが・・・
 
 12は、早い話が「組み伏せ」と「精神」を混同させずに「組み伏せ」ダメージのためのコンディション・モニター(という概念)を追加するのかということです。
 ですから、「身体」「精神」「組み伏せ」の全てがSに達すると目標値に何と+9(!)。
 ただ、これでも8の答えが「増加」であればまだまだ行動出来るキャラクターが(反応力6+強化反射神経レベル2というのは珍しくありませんから)。
 
 13に関して・・・「投げ捨て」はやはり語弊があるようですよ、支部長。
 恐らく、感覚的には「物を落とす(簡易動作)」なのでしょう・・・って、あまりキャラクターを玩具にしないで下さいよ(笑)。
 
 あの時の実に「楽しんでいるという」雰囲気は、決して忘れられません・・・(笑)
 
 15の場合、サブマシンガンに分類されるカービン・タイプは不可能でしょうね。ところで、イングラム・バリアントまでサブマシンガン扱いされていますが? するとグレネード・ランチャーは搭載不可能?
 
 16の場合・・・ジャイロ・スタビライザーに搭載するような銃器(ライフルや重火器)はこれらの修正でほぼ間違いなく隠蔽度がマイナスになることでしょうが。
 
 17は愚問でした。本文中にもコンピュータのディスプレイとして使用可能な旨表記されていました。
 でしたら逆にコンピュータのディスプレイをデータ表示システムとして使用可能でしょうね・・・失礼しました。
 
 4も愚問でしょうがね・・・ダメージを与える操作呪文に関してはその限りではなさそうですが。
 あ、思い出しました。
 
 19:「ダメージを与える操作呪文」は、コンバット・プールによって完全回避まで可能なのですか?
 
 こんなものですね。
 日本語版の基本ルールブックに記載されていたら、ページ数をご教示下さい・・・愚問を掲示したことに後悔するために(笑)。
 
 もう時間がないようでございますね。では、これにて退散させてもらいましょう。
1998年08月30日:19時39分18秒
あ・・・ / GAMEMASTER
>実のところ、彼から金をしぼり取ったところで行きつく先は彼を治療したキャラクターですから、やはり面白味はありませんね。それに・・・あ、これは後述しましょう。
 
 忘れていました。
 彼は敵に「強化反射神経レベル3」が埋め込まれていると知ると直ちに死体を「サイバーウェアほじくり業者」なる業者に横流ししてしまったのです。
 実際にいるのでしょうか?
 
 これを質問する際に「後述」と思ったのですが、考えてみればそれを決定するのは支部長ですしね。
 こちらや支部長の考えとしては「存在する」です。
 このような業者がいるからほとんどのサイバーウェアのストリート指数が1なのでしょうね。
 
 それにしても、基本ルールだけでもこのようなことは出来てしまうのですね〜。支部長も先日コンベンションで「基本ルールの可能性」を思い知ったようですが・・・
 まだまだ力におぼれて南蛮渡来の妖かしの術(笑)に手を出すのは尚早なようです。
 確かに、摩訶不思議の妖術でチームを苦しめるのが楽しくないというのは偽りになりましょうが・・・あ、これは支部長の意見です(笑)。
 ・・・まぁ、こちらも個人的には興味があるのですが。
 
 そういうわけで、英語の苦手な人間でも使いこなせそうな未訳サプリメントに関してご案内いただけますか?
 どうやらおがさわらなるひこさんが紹介したサイトには行けそうですし・・・あ、ちなみにこちらや支部長の英語力は英検準2級相当です(高校中程度?)。
 ・・・十分だというなら申し訳ありません(笑)。
 
 もう時間がないようでございますね。では、これにて退散させてもらいましょう。
1998年08月30日:18時30分56秒
質疑応答(不完全) / MARS
 すいません……最近離れてるからあまり返答できません。
 1は差額を支払わなくても良いような気がします。
 能力値を成長させる場合、アデプト能力を加えた数値を基準にすることからそう適用しました。
 つまり生来の能力値になるから追加しなくても良いのではと言うことです。
 4はその通りのはずです。抵抗されたらノーダメージ…… 
 9に関しては敵を倒せと命令すればいいのではないでしょうか?包み込めといえばそれで1回の助力には成ると思いますが……
 12は精神ダメージゲージを超えた分が身体ダメージに変化しないと言うことではないでしょうか?
 13に関しては複雑動作2回……投げ捨ては通常動作のような気がします。
 14は………個人的に認めていますがオフィシャルではどうか解りません。(もしかしたら不可なのかも……)
 15,17に関しては可能だと解釈しました。
 最も15に関しては何らかのテストが必要なのかもしれませんが……
 18は……確か自身の次のフェイズまで累積しガスベントも1フェイズに1回しか適用しなかったように思います。
 
 もしかしたらルールブックに記述されていることもあるかもしれません。
 ルールブックを参照し再度質疑に応答できればと思います。
 そいでは!!
1998年08月30日:17時40分33秒
獄中よりの速報並びに質疑 / GAMEMASTER
 そろそろ気にされないタイトルを考えなければ(笑)。先程プレイが終了しましたので、お楽しみの回復結果を独占報告。
 って、支部長が服役中の今こちら以外に誰がこのようなことを報告するのでしょうね?(笑)
 
 こちらはルールを知らない初心者(RPG自体の経験は初心者ではないでしょうが)がほとんどであるため、説明を交えながらのプレイとなっています。
 ですから彼のおかげで致命傷に付随する永久ダメージと魔力喪失が説明出来て、いやはやこれには感謝しなければなりませんね(笑)。
 結果・・・
 
 カルマ・プールで2回判定し直したにも関わらず35%の失敗が的中。しかし、そこで彼は何を思ったのか自分のカルマをチーム・カルマに加えたのです!
 いえ、何を思ってのことかといえば・・・
 
「どうせ死ぬなら、自分の運に見限られてから死んでやるぜ」
 
 で・・・最後のテストをReplayしましょう。
 
 彼女の「医療」技能は「小火器」技能を上回る8。ダイスを8個振ると・・・2が5個、6が3個。
 6を振り直して、5以上がいくつ出るか・・・
 
 ・・・5、5、6。
 
 ・・・これには支部長もびっくり(笑)。
 
 その後彼は永久ダメージと魔力喪失のテストを何も失うことなく通過し、劇的な生還を遂げました。
 結局、彼はわずか3週間程度で退院してしまいました。
 実のところ、彼から金をしぼり取ったところで行きつく先は彼を治療したキャラクターですから、やはり面白味はありませんね。それに・・・あ、これは後述しましょう。
 
 一方、治療とは無関係のメンバーは余暇が出来たために3人でシャドウランをこなしていたわけですが・・・
 何と、今度は超存在でもクリッターでもないただのトロール・サムライ1人にあっさり手玉に取られてしまいました。
 「完全な暗闇」の中にまでおびき寄せて、後は筋力・長さ・赤外線視力を利用して3人娘を1人ずつ「組み伏せ」・・・女性陣、まるで手も足も出ませんでした。
 
 その後、今回の敵はこのトロールを引き連れて当然のことながら魔法使いが目を覚ましたまさにその日に医院に襲撃をかけたわけですが・・・
 医師でもあるボディガードはトロールにあっさり組み伏せられましたが、本命の敵は病み上がりの魔法使いにあっさりアストラル空間から収束具経由で爆死。やはり異常な速度が仇になったようです。
 
 さて・・・今回もまた様々な疑問が浮上してきました。
 そこで、質問を行いたいのですが・・・
 
 1:フィジカル・アデプトの「能力/反応力強化」は「能力値の最終的なレーティングと種族上限値との差によって」必要魔力が決定するようですが・・・
 例えば、人間がレーティングを5から6に上昇させる場合は種族上限値以下ですから必要魔力は1点です。ここでカルマを費やしてレーティングが7に上昇した場合、最終的なレーティングが種族上限値を超えていますから必要魔力が増加するはずですが?(能力は1.5、反応力は2)
 このあたり、どのように処理しましょう?
 
 2:また、これらの強化分は「通常レーティング」として扱われますが、これが適用されないのは具体的にどのような場合でしょう?
 
 3:「竿状武器」のダメージが102ページと274ページ(日本語版)で異なっています。どちらが正しいのですか?
 
 4:戦闘呪文も、抵抗テストの成功数が成功テストの成功数を上回ればダメージは全く受けないのですか?
 即ち・・・「爆裂」を受けた者は無傷でいるか致命傷を受けるかのいずれかで、半端な傷(L、M、S)は負わないわけですか?
 それに、戦闘呪文に関する説明を見る限り「成功数によるダメージ・レベルの上昇」という概念も見られないのですが?(太枠内の例では上昇していますが)
 
 5:儀式魔術において、誘導素材がなくても参加者の1人が「アストラル誘導」を行うことで代用出来るようですが・・・
 この「アストラル誘導」は自動的に成功するのですか? あるいは、何らかの判定が必要になるのでしょうか?
 
 6:また、儀式魔術で「ダメージを与える操作呪文」を使用することは可能ですか?
 
 7:負傷によるイニシアティブへの修正は直ちに適用されるのですか?
 例えば、イニシアティブ21のサムライがフェイズ10でMダメージを受けた場合、この負傷修正を「直ちに」適用してフェイズ1の行動を失わせる(負傷修正により−2、即ち行動するフェイズを0の後の−1として行動不能とする)ことは可能なのですか?
 
 8:また、この修正は「通常」と「増加」のいずれに与える修正なのですか?
 
 9:元素精霊に「包み込み」の助力を行わせた時、包み込まれた目標が脱出した時点で1回の助力が消費されるのですか?
 
 10:シングルショット(セミオートも含むそうですね)の銃声は聴覚テストに−2の修正ですが、それに+4の修正を与えるはずの消音器を使用してもなお修正0とは一体? ただの誤植ですか?
 
 11:朦朧状態や呪文の維持など修正の適用範囲が「すべて」「あらゆる」となっている場合、負傷修正の例外とされるダメージの抵抗や回避にもこれらの修正は適用されるのですか?
 
 12:「組み伏せ」ダメージと通常の「精神」ダメージは別々に取り扱うべきでしょうか?
 「組み伏せ」は精神ダメージを与える攻撃方法でなければ行えないのに、「組み伏せ」戦闘で与えるダメージは全て精神ダメージ・・・どういうことでしょう?
 
 13:プレイ中に支部長が行ったのですが・・・
 先のトロール、完全に組み伏せたキャラクターに対して手足に拘束具をはめ(通常動作×2)、投げ捨てました(簡易動作)。
 ポイ捨てはさておき、拘束具の使用は「通常動作」なのでしょうか?
 
 14:こちらのキャラクターは、HK227やイングラム・バリアントに標準装備されている排気反動補正システムのレーティングを勝手に上昇させています(差額は支払ったようですが)。
 このような改造は可能なのですか?
 
 15:AK−97にグレネード・ランチャーの取り付けは「非常に難しい」。
 困りますね・・・可能なのですか? とはいえ、実のところこちらでは既に取り付けられてしまっていますが。
 
 16:ジャイロ・スタビライザーの隠蔽度「−5/−6」・・・これはどういうことでしょう?
 ジャイロ・スタビライザー自体を隠すことが出来ない以上、これが搭載した銃の隠蔽度に対する修正であるとは考えにくいのですが・・・
 
 17:「ポケット・セクレタリー」やサイバーデッキ、その他コンピュータ全般を「データ表示システム」として使用することは可能ですか?
 
 18:反動修正は1回の射撃ごとに適用するのですか?
 即ち・・・レーティング3の排気反動補正システムを搭載していればバースト・ファイアで2連続射撃を行っても反動修正は全くなくなるのでしょうか?
 
 こんなものですかね・・・いやはや、参謀副官として支部長と共にルールに親密に接していると、数々の疑問が浮上してしまいまして。
 それを今回、最近この掲示板に書き込みが少なかったものですから一気に放出しました・・・迷惑甚だしいことでしょうが(笑)。
 皆さん、よろしければ回答をお願いします。
 
 もう時間がないようでございますね。では、これにて退散させてもらいましょう。
1998年08月24日:23時55分37秒
Re:通信業者 / 石頭
すみません。外馬に乗ってよろしいでしょうか(笑)。自分も期待します(^^;。
1998年08月24日:19時40分44秒
Re:通販業者 / でぶ猫
>明日日本に向かう飛行機の中で読み込もうかと考えてます。
 
 と、いうことは明後日くらいには続報をアップされるんですね?(勝手な期待)
 楽しみにしてますよ。うふふふふふふ(さりげないとはとてもいえない強要)
1998年08月24日:18時31分16秒
通販業者 / おがさわらなるひこ

Shadowrun とは関連が薄くて恐縮ですが……。

紹介された通販業者というのは i-OGM のことでしょうか?  ということで、消滅していないようです。多分一時的にアクセス不能だっただけではないでしょうか。よかったですね (^^)

あー、それと 3rd ですが、一時帰国に伴う業務整理に追われて解析する暇がありません (--;)  万が一期待されてる人がいたらごめんなさい。明日日本に向かう飛行機の中で読み込もうかと考えてます。


1998年08月24日:16時11分03秒
獄中への公式論評(笑) / Janus
 タイトルについては、ご容赦のほどを。“公式”というのは<超存在>問題の火付人(恐らく)としての責任です。“論評”などという偉そうな題の方は、「なんであれ発表に論評は付き物では?」という思いつきに過ぎません。
 
 
>治療呪文を施すも途中で維持を中断されたこの身体に「応急処置」は有効なのですか?
 
 ルールブック116ページには「一度こうした呪文の使用に成功すると、さらに(下線は引用者による)《負傷治療》や《負傷処置》をかけたり、応急処置を行ったりすることはできません。」と規定されています。
 「さらに」を「呪文の効果に追加して」と解釈するならば、結局は呪文のかかっていないこの対象への応急処置は可能でしょう。
 
 もっとも、仮に「不可能」と規定したとしても、このキャラクターを殺す事にはなりません。
 目標値:10(無茶に見えますが、実は致命傷への応急処置の目標値と同じです)の強靭力テストにより負傷の悪化を抑え込む事ができるのです。(「医師ですら匙を投げた致命傷にもかかわらず、患者の生命力が奇跡を起こした」という現象を再現するルールでしょうか)
 また、蘇生パッチの投与により上記の判定を目標値:4(!)で行う事が可能です。
 
 
>>GM経験者としては、(純粋に運次第でカルマ・プールが使用できない)魔力喪失判定と(財産、所持金次第の)治療費捻出に期待したいところです(邪悪な笑み)
>治療費は面白味がありませんね。何しろ彼はそのシナリオの序盤で拾い物の支払保証済みクレッドスティック(額面60,000新円)を一人占めしてしまっていますから。
>まぁ、これには少々事情があるのですが・・・省略。
>魔力喪失判定にカルマ・プールは使えないのですか? なるほど、それなら面白くなりそうですね(邪笑)。
>おっとこちらまで邪悪な笑みが・・・あなたは何も見ていません、何も聞いていません(笑)。
 
 失礼、一番素敵な「永久ダメージ」を失念しておりました。(笑)
 目標値:4(蘇生パッチ投与時は6)の強靭力テストに二個以上成功しないと、何らかの後遺症が残ってしまい移植手術を必要とします。つまり、総じて強靭力の低い魔法使いは、かなりの確率で臓器や四肢の移植を必要としてしまうのです。
 その結果……
 1:身体部位のクローン培養には、万単位の費用と週単位の期間がかかってしまいます。
 2:クローン培養でない身体部位を移植した場合、魔力が自動的に一点落ちてしまいます。
 3:移植手術により、SダメージないしDダメージ(移植部位による)を受けてしまいます。
 4:Dダメージ時点でさらに移植手術を行う体力はまずないので先にある程度負傷を回復しなければならないのですが、その回復時間が1.5倍ないし2倍になってしまうのです。
 5:(英語版ルール準拠の場合)移植手術代として二万五千新円ないし二十五万新円(!!)が必要です。 などなど、実に愉快な事態が引き起こされるのです。(外道の笑み)
 
 また、たとえ後遺症が残らないとしても、一、二ヶ月(好調に回復したとして)を病院で過ごさなければなりません。その間仕事や事件に関与できませんし、敵に狙われる危険が大いにあります。
 わずか六万ばかりの財産が、回復後まで残るかどうか楽しみです。(邪笑――しっかり参考にさせていただきました(笑))
 
 
>ですが・・・支部長、以前紹介された通信購入のページに行こうとしたら、そのページが消滅していたそうです。NIFTYのページのはずですが・・・で、結局未訳サプリメントなしで例のNPCの製作に取り掛かったわけですが、その結果が現在の騒動ですよ?
>一連の未訳サプリメントには、こちらとしても興味を引かれるものがあるのですがね・・・
 
 なんと……ご愁傷様です。
 
 
>>私の説明不足だった様です。正確には、「NPCやシナリオや常識を蹴散らしそうに見える、自称超存在PC」についてでした。具体的には、自分は無敵だなどと思い上がる「レベル3強化反射神経」「収束具満艦飾」キャラクターの事です。勿論、実際にはすぐ死ぬのですが。
>これ、何だかいわゆる「マンチキン」を彷彿とさせるキャラクターですね・・・違うかもしれませんが。
>マンチキンであれば、声を大にして言いたいところですね。
>マンチキンに、RPGをプレイする資格はありません。
 
 いわゆる「洋マンチ」については、全く同感です。ですが、「データッキー」とも呼ばれる「和マンチ」はルールの読み込みに長けているという長所を持つため、放逐するよりも教育した方がいいのではと思っています。
 ただ、一つ言い忘れておりました。「レベル3強化反射神経」「収束具満艦飾」それ自体は、注意深く扱えば有効で、その「特殊な背景」をわきまえている場合には魅力的な特徴たり得るという事です。たやすい事ではないでしょうが。
 
 
 それでは、これで失礼します。
 
 
 追伸
  かの致命傷魔法使い殿の回復結果、楽しみにしております。
1998年08月24日:16時07分23秒
拙稿"超存在とメッセージ体現者"について / Janus
>拙稿“超存在とメッセージ体現者”より
>超存在NPCは、人間ではありません。グレート・ドラゴンや強大な精霊の様に、人類とは根本的に格が違う存在なのです。私見ながら、<超存在NPC>は「(普通のファンタジーRPGにおけるドラゴンの様な)1レベル冒険者には手も足も出ないが、真の英雄ならば倒し得る障害」でも「自己陶酔GMのナルシスティックな妄想」でもなく、「PCの、そしてヒトの限界とちっぽけさを規定する“摂理”」たるべきだと思います。
 
 上記の主張ですが、当方の<超存在>と<メッセージ体現者>との区分が不充分だったせいか、これまで論じてきた<超存在>一般と「超存在ならではのメッセージを帯びる超存在」とを混合してしまいました。よって取り下げます。申し訳ありませんでした。
 
 前者、つまり<超存在>一般については、その不用意なシナリオ登場は平和皐月氏やMARS氏の言われる様なプレイヤー次元での反発を招く事でしょう。
 巨大企業やグレート・ドラゴン(「ドラゴンに手を出すな」)の様に、PCが絶対に勝てないという事が公式設定やマスタリング等によって明確な存在でなければならないのです。(MARS氏の言われるように、「理解できない天災」であってはなりません。)
 (そもそも私が<支部長>氏の<超存在>を問題にしたのも、この「PCが絶対に勝てない」という点が明確ではなかったのではという疑問でした。)
 また、リアリティ上もゲーム上も無意味に登場させるには強大過ぎる存在であるため、<メッセージ体現者>でもなければなりません。
 逆に言えば、「PCが絶対に勝てない」という点がプレイヤーに理解され、しかるべきメッセージを帯びている存在ならば問題はないのです。
 PCの<超存在>との関係においては、いかに戦うかではなく敵対するかどうかを考慮すべきです。当然、PCが<超存在>を打倒する事を要求してはなりません。(そのNPCを倒せるような設定を整えたシナリオでは、もう<超存在>とは呼べないでしょう。)
 
 
 「障害でも妄想でもない“摂理”」と述べた後者「超存在ならではのメッセージを帯びる超存在」は、私独自のメッセージを帯びる上記<超存在>の一種に過ぎません。
 “格”や“摂理”などといった単語で表現を意図した「超存在ならではのメッセージ」については、私の表現力の問題を抜きにしても、理解していただけなくとも仕方がないと思っています。
 (わずかな文章で解説可能ならば、「メッセージを帯びた超存在」など不要です。)
 
 
>MARSさん
 
 「敵は人でなければならない」という事ですが、この件についてはすでにFL氏が的確なコメントを寄せています。
 質問を催促しておきながら申し訳ないのですが、本稿ならびにFL氏に賛成である旨述べるのみで回答とさせていただきます。
 
  
 以上です。
1998年08月24日:00時59分14秒
超存在/SNEの設定 / The Argon Samurai
「NPCの殺害」はプレイヤーが選ぶことができるもっとも単純な部類の能動的に受け取る類のメッセージだと思うがね。
さもなくばその結果、GMが意図していた「プレイヤーへのメッセージ」が受け渡されないという結末もまた、プレイヤーにとっては面白い結末とも考えるが(GMがメッセージが受け渡されないことに陥った時点でマスタリングを放棄するのなら、話は別だが)。
予期しない方向へとセッションが流れていって、それがGMの予定していた結末よりも面白い結末になる可能性をはらんでいる以上、選択の可能性を狭めてしまうのは考え物かと思うが。

SNEの東京の設定について…………? ああ、ノー・コメント。

>>>>>[SNEの連中が日本をあんな感じにデザインした理由は、 対象としていた購買層がSWとかをプレイしてる“国産RPGをメインとするプレイヤー”だからだ。 そういうプレイヤーは見知らぬシアトルを舞台とするより、見知った東京を舞台とした方がプレイしやすいだろう、なんて考えた結果があの“SNEの東京”だ。 だから、東京ソースブックはシアトル・ソースブックの粗悪なまがいモンになったわけだし、シャーマンはアメリカン・シャーマンなままだし、FASAの日本に関する設定が無視されたわけだ(SNEがシアトルでプレイすることをどー見ていたかだな。もっとも、東京を似非シアトルにしただけならよかったが、東京以外の地域についての設定を見るに以前から指摘されてきた政治的問題だとか、日本人の人種差別倫理なんかに対する抵抗だとか、まだかすかにくすぶる勧善懲悪的な考え方はあったようだな)。 そういうわけで、SNEの東京がFASAの日本の設定に背いてしまうのは当然のことになってしまうわけだ。“Shadowrun”の雰囲気を変えずに、外国を舞台にしてプレイすることに慣れていないプレイヤーのための設定を用意する………そんな、無茶なことをした結果がアレ。 JISの存在を知りながら、そいつを使わずに東京でセッションを組んでいるプレイヤーのうちいくつかはそんな似非シアトルの雰囲気を味わいたいからなんじゃないかな。 そんなワケ。ちなみに断っておくけど、この話の中には俺の憶測も混じってるから気をつけるんだぜ。鵜呑みにしちゃいけねぇ。 ]<<<<<
−Fakester<00:32:54/08-24-98> 

>>>>>[信じてもらいたいんだったら、も少しマシな名前を名乗ったら?]<<<<<
−Dog's Shaman(from SEATTLE 2050)<00:43:12/08-24-50> 

1998年08月24日:00時14分17秒
そうです。 / MARS
 少なくともシャドウランで私が行う価値があると思うのはそういうものです。
 いや、別にドラゴンをだすなとか勝てないのが不満だとか行ってるわけじゃないんです。
 私が言いたいのは理解できない障害は天災と同じである。
 つまり火事や地震と同じでしかないわけです。
 少なくともシャドウランやNOVAなどの現代物(近未来?)でそういうものをやろうとは思いません。
 やるんだったらホラーやファンタジーの方が向いてますしやる価値もあると思います。
 そもそもシャドウランは互角でもイニシアティブ1の差で全滅か圧勝のどちらかしかないのですから、わざわざ勝てない意志表示をするのに人間でなくなる必要はまったくありません。(不意打ちやスナイパーの配置による圧迫で充分です。)
1998年08月23日:07時04分37秒
そうでしょうか? / FL
「・・・でなければならない」と言われると、どうかと思いますね。
一番最初から見ていたわけでは無いので論点はずれているかもしれませんが、 敵は障害とは限らないですし、障害であるとして、殺せない相手であるにしても 障害を越える手段が他に在ればよいと思います。
ぶっちゃけた話、「グレートオールドワンを退散するのにアウターゴッズを召喚する」 みたいなシナリオは面白いと思いますし、
「ドラゴンを敵に回したけど、PCの活躍で敵対する理由を無くしたり、ドラゴンがPCにかまっていられない状況に陥るように仕向ける」 シナリオも面白そうだと思います。
それとも、話題は銃撃戦オンリーに関してだったのでしょうか?それなら確かに人間には勝ち得ない相手というのは問題があるかもしれませんね。 ペナルティ戦闘か、またはGMがランナーチームをただ全滅させたかったか、あるいはその戦闘で「相手に戦闘では勝てない」という事を教える意思表示だったのでなければ。
1998年08月22日:20時19分25秒
敵は人でなければならない / MARS
 そういうことです。
1998年08月22日:19時50分21秒
RE^3:帝国に・・・ / Janus
>棄民についてはCFSでなく、ネオアナーキストガイドトゥノースアメリカあたりにあった記述だったと思います。(このサプリはCFSより古いやつで、絶版)
 
 メタヒューマン棄民については、戦前の部落民満蒙開拓団から「有り得る」と想像していたのです。
 絶版情報、ありがとうございました。
1998年08月22日:19時48分20秒
RE:超存在<MARSさん / Janus
 具体的に、何が問題なのでしょうか?
 「真剣勝負の醍醐味が台無しになる」点でしょうか。
 それとも「“格”や“摂理”と称するカンチガイぐらいしか意味を持たない、ただ没義道に強いだけのNPC」が問題なのでしょうか。
1998年08月22日:15時25分40秒
獄中よりの公式発表(笑) / GAMEMASTER
 今度こそ、タイトルについては気にしないで下さい(笑)。「公式発表」などと表現してはいますが、実のところこの場における「超存在」の提唱者である(はずの)支部長の見解に過ぎませんから。
 
 支部長の場合、「超存在NPC」と「メッセージを携えたNPC」は分離しません。
 即ち、「超存在NPCならばメッセージを携えたNPCである」と・・・逆が一般的には成立しないことに関しては自明でしょう。
 もっとも、支部長の場合は前述の理由(「口先だけの存在」を支部長は最も嫌っている)で逆を成り立たせようとしていますが、これは気にしないで下さい。
 
 ただ、「超存在」を「メッセージ性」から分離して登場させた場合は、
 
>白けますね。いや、むしろ腹を立てるかな?
 
 このような反応は当然ですね。
 ただ・・・こちらのNPCが「超存在」であることが判明したのはキャンペーン終盤です。それまでキャラクターに対してはフィクサー同然に接していました・・・まぁ、少々「変わり者」でしたが。
 いくらなんでも、最初から「超存在」であることを見せつけては上記の反応が起こることは自明です。
 
 「メッセージ性」に関しては、Janusさんの定義に支部長は同意しました。
 支部長は、PCがシナリオを通じてゲームマスターの提供する世界に何かを残していくのと同様に、NPCにもシナリオを通じてPCに何かを残してもらいたいと考えているようです。
 そこで、NPCを通じて「疑問」を提唱し、キャラクターにその答えをキャンペーンの中で出してもらう・・・こういうことは、長らく渡り合ってきたゲームマスターとプレイヤーの間でのみなせる技でしょうが。
 加えて支部長自身、RPGを「解脱への修行」(!)と見なしているものですから皆さんがこの姿勢に疑問を投げかけたところでむしろ当然です・・・そのあたりに関しては「獄中よりのレス」をご覧下さい。
 ですから皆さん、バッシングの用意はお早めに(笑)。
 
>生きて病院に辿り着けば、まず死ぬ事は無いでしょう。また、応急手当や回復テストには間違い無くカルマ・プールが投入されるはずです。
 
 カルマ・プールを考慮すれば存命率は実に約65%にまで跳ね上がっているのですよね。
 ところで質問。
 
 彼は戦闘中であるにも関わらず自分に「負傷処置」を施して銃撃の的になったのですよね。ですから、彼の負傷に関しては完全に自業自得です。銃撃で重傷に達していたのは彼だけではなかったのですがね・・・
 それはさておき、結局彼の治療呪文の維持は致命傷によって途切れたのですが。
 
 治療呪文を施すも途中で維持を中断されたこの身体に「応急処置」は有効なのですか?
 
>GM経験者としては、(純粋に運次第でカルマ・プールが使用できない)魔力喪失判定と(財産、所持金次第の)治療費捻出に期待したいところです(邪悪な笑み)
 
 治療費は面白味がありませんね。何しろ彼はそのシナリオの序盤で拾い物の支払保証済みクレッドスティック(額面60,000新円)を一人占めしてしまっていますから。
 まぁ、これには少々事情があるのですが・・・省略。
 
 魔力喪失判定にカルマ・プールは使えないのですか? なるほど、それなら面白くなりそうですね(邪笑)。
 おっとこちらまで邪悪な笑みが・・・あなたは何も見ていません、何も聞いていません(笑)。
 
 設定について。
 支部長はSNEの「TOKYOソースブック」を利用しています。まぁ、例のNPCや第9の世界的メガ・コーポレーション(になるかも?)など、オリジナルも少なくはありませんが。
 
 Janusさんの未訳サプリメントご案内について。
 ご親切にありがとうございます。
 ですが・・・支部長、以前紹介された通信購入のページに行こうとしたら、そのページが消滅していたそうです。NIFTYのページのはずですが・・・で、結局未訳サプリメントなしで例のNPCの製作に取り掛かったわけですが、その結果が現在の騒動ですよ?
 一連の未訳サプリメントには、こちらとしても興味を引かれるものがあるのですがね・・・
 
 最後に。
 
>私の説明不足だった様です。正確には、「NPCやシナリオや常識を蹴散らしそうに見える、自称超存在PC」についてでした。具体的には、自分は無敵だなどと思い上がる「レベル3強化反射神経」「収束具満艦飾」キャラクターの事です。勿論、実際にはすぐ死ぬのですが。
 
 これ、何だかいわゆる「マンチキン」を彷彿とさせるキャラクターですね・・・違うかもしれませんが。
 マンチキンであれば、声を大にして言いたいところですね。
 
 マンチキンに、RPGをプレイする資格はありません。
 
 と・・・長文はここまでにしましょう。
 「世界で最もシャドウランらしくないシャドウラン」・・・本気でその方向に開き直る可能性もあるので、前述の通りバッシングの用意はお早めに(笑)。
 
 もう時間がないようでございますね。では、これにて退散させてもらいましょう。
1998年08月22日:10時01分40秒
Target:Far East(?) / でぶ猫
 実は6月ごろにFASAにメールを出しまして、
「なんか適当な記述がちょろちょろあちこちにかいてるだけで おっかけるのも大変だし、日本で富士見書房から出版されている 日本設定や、HPでも英語/日本語で公開されている日本設定も あるんだけど、これとFASAの製品の乖離がどんどこ進んでて なんかもう混乱してるので、FASAのほうで日本関係の記述をまとめて日本ソースブック を出す気はないの?」
 という意味のメールを出したことがあります。
 
 これに対してLine DeveloperのMike Mulvihill氏がだいたい以下のような内容の返事をくれました。
 
 ・日本のシャドウランファンからのメールは初めてです。(ええっ、ほんとかね)
 ・FASAのポリシーとして、現地の人に作ってもらうことになってます。(いやだから、現地人の設定が2つかそれ以上は あるんだってば(^^; )
 ・1999年にはTarget:シリーズで極東をあつかったものを出すので楽しみにしてね。(おお、コリアや日本や極東ロシアやチャイナの現状がわかるのですね。こりはたのしみ)
 
 さらに、最初のメールで間違いをかいたことに気づいて返事をもらうまえにあわてて送った「ごめんなさい。間違ったことかきました。ところでそれでも日本ソースブックほしいですね」と いう内容のメールにはDevelopment AssistantのRandall Bills氏が以下のような内容の返事をくれました。
 
 ・Placeソースブック(CFSとかアズトランとか)はあんまり売れゆきがよくない。
 ・一方でTargetシリーズは売れ行きがいい
 ・1999年に極東についてもっと詳細なソースブックを出すつもり
 
 これはもう1999年を待つしかないですね。
1998年08月22日:01時55分47秒
RE:Re:日本帝国に・・・ / でぶ猫
まあ、メタはいない、というたてまえは古い古い記述ですからね(サプリではなく 小説のほうです。もちろん米国の)
 
 棄民についてはCFSでなく、ネオアナーキストガイドトゥノースアメリカあたりに あった記述だったと思います。(このサプリはCFSより古いやつで、絶版)
 
(そういえば、SNEって自著を英訳してFASAに送ったのかな)
1998年08月21日:21時11分29秒
超存在 / MARS
 人間じゃないねえ………
 格とかなんかジャンプのようだね……
 格なんてものを持ち出した時点でGMの負けだよ。
 ”摂理”とか……
 そんなものをだしたらPCはSRを嫌いになるか非実体の力だけを頼りにしちまうよ?
 何せ乗り越える手段が実体の力にはないんだから。
1998年08月21日:19時18分37秒
超存在とメッセージ体現者 / Janus
>>これまで論じられてきた、(許容され得る例外としてではあっても)PCが太刀打ちできない超存在NPCを問題にしているのでしょうか?
>>逆に、NPCやシナリオや常識を蹴散らす超存在PCを問題にしているのでしょうか?
>う〜ん。基本的には前者ですけど、両方ですね。
>でも、僕は超存在PCってものに出遭った事が無いので、それがどういうものなのか良く分かりませんが。
  
 私の説明不足だった様です。正確には、「NPCやシナリオや常識を蹴散らしそうに見える、自称超存在PC」についてでした。具体的には、自分は無敵だなどと思い上がる「レベル3強化反射神経」「収束具満艦飾」キャラクターの事です。勿論、実際にはすぐ死ぬのですが。
 
 
>個人的には、超存在NPCが出たら白けますね。いや、むしろ腹を立てるかな?
>銃で撃っても人間が死なないってのは、ファンタジーRPGで、1レベルの冒険者がドラゴンを倒せないってのとは話が違いますからね。
 
 超存在NPCは、人間ではありません。グレート・ドラゴンや強大な精霊の様に、人類とは根本的に格が違う存在なのです。私見ながら、<超存在NPC>は「(普通のファンタジーRPGにおけるドラゴンの様な)1レベル冒険者には手も足も出ないが、真の英雄ならば倒し得る障害」でも「自己陶酔GMのナルシスティックな妄想」でもなく、「PCの、そしてヒトの限界とちっぽけさを規定する“摂理”」たるべきだと思います。
 
 
>ところで僕は、メッセージ性を持ったNPCというのが良く分からないんですが、具体的にはどんなNPCを指すんでしょうか?
 
「メッセージ性を持ったNPCとは、そのメッセージを体現するNPCである。GMによる描写、ストーリー関与は必要だが、特殊な背景や超人的戦闘能力、体現するメッセージの自覚・主張が必要とは限らない。」
 
 私自身は以上の様に定義しています。具体例としては「合衆国軍人が星条旗に忠誠を誓う様に自社に忠誠を誓う企業工作員」「ほんのはした金の為に家族を殺すほどまで追い詰められたスラムの貧民」「魔法のエネルギーによる恍惚感に病みつきになった通り魔メイジ」といったところでしょうか。
1998年08月21日:19時15分43秒
SNE版東京について / Janus
>平和皐月[Hirawa,Satsuki]さん
>>SNE版東京
>FASAの設定を受け容れつつこのような場所をつくることは不可能だったんでしょうか?
 
 私自身は、「SNEがFASA設定に背いた」というよりも「FASAがSNE設定を見限った」のではないかと思っています。
 96年発売の“東京ソースブック”におけるFASA設定とのくい違い(“日本帝国”という概念の軽視、<企業法廷>への不言及など)それ自体は、「見解の相違」「日本をクローズアップした本書が優先される」「優先度の問題」などと考えれば解決可能でしょう。ですが、情報量の少なさ(わずか文庫本一冊程度)や分析の浅さ、“日本帝国”や神道に対する及び腰(政治的問題がないわけではないと思いますが、FASAはそれを押切ってネイティブ・アメリカン問題などを取り上げたのです。困難にぶつかる勇気や能力の無い者が、信頼や協力に値するでしょうか?)などが、見限られるに充分だったのではないかと思います。
 (日本語ルールとマオのリプレイでシャドウランを始めた者としてはあまり言いたく無いのですが、私はこの時点で見限りました。FASAも同感だったのか、それ以降のサプリメントではSNE設定と矛盾する設定を発表しています。“メタヒューマン隔離”や“銃刀法”などは、いずれもごく最近のものです。)
1998年08月21日:19時12分14秒
RE:日本帝国に・・・ / Janus
>でぶ猫様
 わざわざ指摘していただいてありがとうございました。
 謙虚さに欠けるような気がして申し訳ないのですが、いくつか疑問及び反論があります
  
 
>メタヒューマンはいないのです(政府広報(笑))
 
 “サイバーパイレーツ!”や“ブラッド・イン・ザ・ボードルーム”からは、二等市民として一応は認められているようなのですが……
 それとも、“ターゲット:スマッグラーズヘヴン”の記載なのでしょうか?
 
 
>実際にはヨミに隔離され、だまされてカリフォルニアに棄民されているようですね。
 (その一方で、オニドーなんて怪しいメタ組織もあるが・・・)
 
 <黄泉>(フィリピンに建設された監獄島)に収容されているのは“テロリスト”(つまりメタヒューマン政治犯)だけで、一般のメタヒューマンは各地のゲットーに追い込められている様です。そういったゲットーで、<鬼道>が新人徴募や潜伏に蠢いている様です。(なんとなく、イスラエル占領地区である“ウェストバンク”やガザ地区に暗躍するパレスチナ系テロ組織を思わせます)
 また、“FASA設定における”メタヒューマン棄民は証明されていないと思います。SNE設定においては“東京ソースブック”にその旨の記載があります。しかし“カリフォルニア・フリー・ステイツ”の移民政策は、サンフランシスコ市掌握のための日本人増加であるはずです。  (こちらも、占領地区に対するユダヤ人入植といった感じです)
 もっとも、“存在しない”ではなく“証明されていない”と述べた様に、メタヒューマン棄民自体は平行して有り得る事だと思います。
 
 
 ところで、☆印以降の文章に対してレスを付けてもよいのでしょうか?
 ☆印以降の文章は独り言であって、それへのレスはネチケット違反であると耳にしたのですが。
1998年08月21日:01時12分14秒
じゃあ、天皇や朝廷は?八百万の神々は? / 平和皐月[Hirawa,Satsuki]
>これまで論じられてきた、(許容され得る例外としてではあっても)PCが太刀打ちできない超存在NPCを問題にしているのでしょうか?
>逆に、NPCやシナリオや常識を蹴散らす超存在PCを問題にしているのでしょうか?

 う〜ん。基本的には前者ですけど、両方ですね。
 でも、僕は超存在PCってものに出遭った事が無いので、それがどういうものなのか良く分かりませんが。
 個人的には、超存在NPCが出たら白けますね。いや、むしろ腹を立てるかな?
 銃で撃っても人間が死なないってのは、ファンタジーRPGで、1レベルの冒険者がドラゴンを倒せないってのとは話が違いますからね。

 ところで僕は、メッセージ性を持ったNPCというのが良く分からないんですが、具体的にはどんなNPCを指すんでしょうか?

>SNE版東京
 FASAの設定を受け容れつつこのような場所をつくることは不可能だったんでしょうか?
 何というか、これからの展開が絶望的ですからね…
 日本での展開は2050年で止まってるじゃないですか。(あげくリプレイ2部(だったっけ?)で過去に戻ってるし)
1998年08月20日:23時07分24秒
個人的には / MARS
 SNE版東京の設定は好きなんです。
 正直あまりシビアにやりすぎて自分でやる気を無くした時期があったので……
 割と気軽な雰囲気のサイバーアクションでも良いような気もするけど……
 どうなんでしょうね?
1998年08月20日:20時37分25秒
日本帝国に・・・ / でぶ猫
メタヒューマンはいないのです(政府広報(笑))
 
 実際にはヨミに隔離され、だまされてカリフォルニアに棄民 されているようですね。
(その一方で、オニドーなんて怪しいメタ組織もあるが・・・)
 
 ☆海軍陸戦隊という呼称は、旧軍の呼称をもってきただけです。
  SRには歴史はくりかえす的要素があるもので。
 (実際には、現在の合衆国海兵隊より大規模な組織と思われます。
  なにせ、尖兵であるばかりか、守備隊までつとめますし)
1998年08月20日:19時37分07秒
日本帝国軍/警察 / Janus
 予告を裏切って申し訳無いのですが、それほどの長文にはなりませんでした。予定よりも簡潔になった分論理の欠陥率が高い事でしょうから、発見されたらぜひレスをつけてください。
 
 1:日本帝国軍全体について
 
 2006年にメガコーポが仕組んだとされる”the Big Switch“(要するに帝国宣言です)によって、自衛隊はアメリカ四軍(陸海空海兵隊)をモデルとした正式な軍隊へと再編されました。その後、21世紀初頭にフィリピンと沖縄から撤退し2017年のクーデターによりハワイを失ったアメリカの後釜に入り込んで太平洋の覇権を確立しています。その後フィリピンとサンフランシスコを侵略し、ハワイとシアトルを地政学的”射程距離“に収めている点等間違い無く軍事大国であるといえるでしょう。
 (個人的には、“軍事大国”という概念自体が前時代的であまり好きではないのですが)
 
 
 2:Imperial Marineについて
 
 でぶ猫氏は、“帝国海軍陸戦隊”と訳していますが、旧軍の様な海軍内組織では無いので“海軍”は要らないかと思います。
 現代のアメリカ海兵隊の様に、「日本の軍事介入といえば“Imperial Marine”」というイメージがあるようです。言ってしまえば「日帝の尖兵」なのですが、その一方で敵からも「“ブシドー”溢れる」「少なくとも、奴らの殆どには降伏を受け入れて法廷に立たせてくれるだけの名誉がある」と評価されています。悪者ではない悪役だという事でしょうか。
 (まあ汚れ仕事には企業軍やヤクザ、ランナーが起用されるわけですが)
 
 
 3:警察について
 
 まず最優先で述べなければならないのは、銃刀法が現代レベルの厳しさのままだという事です。銃器の所持どころか刃渡り7センチ以上の刃物の携帯すら禁じられています。また、戦闘用サイバーウェアを埋め込んで「自分、軍隊上がりですんで…」などという言い訳も通用しません。犯罪者が銃を持つ事もあるが、この銃刀法が日本のストリートをUCASよりも安全にしている――少なくとも当局はそう信じています。
 また、メタヒューマンは犯罪者も当然に見られています。衣食住もろもろ何から何まで差別され、日本本土では居留地に隔離されているそうです。公民権運動以前のアメリカが例として挙げられているのも当然でしょう。
 
 
 とりあえずは以上です。
1998年08月19日:11時25分20秒
いつのまにか賑やかに・・・ / Janus
 しばらく(といっても一週間程度ですが)来ないうちに、ずいぶんと賑やかになった様ですね。
 それでは、私からもいくつかレスを付けさせていただきます。
 
 
>MARSさん
>いや…強いですよ…実体じゃないから(苦笑)
>別に意志の強さ云々といってるわけではないですけどね。
>つまり状況を判断し自分の位置をしっかり確保できることは非常に強みです。
>ミサイルをぶっ放すのは簡単です。
>逆にミサイルをぶっ放す状況を作れる方が重要なんです。
>これを作れずに死んでいった弾薬庫(PC)がいくつあったか……(っふ)
 
 戦術もまた、ルールや状況の裏付けを持つ「実体のある強さ」ではないでしょうか?
 適切な状況で発射されたミサイルには、ダイス運など殆ど関係ありません。
 ……“ロケット”の場合は、ダイス運に大きく左右されますが(泣@対戦車携行兵器振興委員会)。
 
>ある意味合いとか友情って言う甘ったるいケーキは苦い現実って言うお薬より効果を発揮しちゃうんですよ(苦笑)
>実際乗ってるとダイス目はしるし(泣笑)
 
 うらやましい話です。私など、どうでもよい事に限って幸運に恵まれてしまいます。
 数年前の事ですが、雑魚警備兵の一撃で強靭力:9のPCを一撃で致命傷に至らしめた事もあります。(笑)GM向きの運勢なのでしょうか。
 
 
>GAMEMASTERさん
>次回は致命傷に達した魔法使いを抱えたまま血相を変えて敵前逃亡、挙げ句の果てに車を奪って自分の医院に運び込んだボディガードのキャラクターが彼を治療するところから始まるでしょう。
>「非実体の強さ」なるものが実在するなら、彼女の必死の想いは通じるものでしょうが・・・
 
 生きて病院に辿り着けば、まず死ぬ事は無いでしょう。また、応急手当や回復テストには間違い無くカルマ・プールが投入されるはずです。
 GM経験者としては、(純粋に運次第でカルマ・プールが使用できない)魔力喪失判定と(財産、所持金次第の)治療費捻出に期待したいところです(邪悪な笑み)
 
>ですから今、改めてこのNPCの存在意義が問われることでしょう・・・もはや、水素爆弾同然に有能すぎるがゆえに無能な存在と化すのでしょうか?
 
 全てはそのメッセージ次第である、そう思います。ですがキャンペーン進行中のため公表不可能という事でしたので、かわりに未訳サプリメントを一冊推薦致します。
 
 Portfolio Of A Dragon:Dunkelzahn’s Secrets(ドラゴンの書類入れ:デュンケルツァーンの秘密、という意味です)
 
 日本語ルールブック228ページ、243ページに言及されるグレート・ドラゴン<デュンケルツァーン>のUCAS大統領当選と暗殺、その遺言状とその影響を扱った「まるごと一冊<Big D>」なサプリメントです。シャドウランにて「メッセージを携えた、戦う必要の無いNPC」を用いるならば、FASAオフィシャルの「メッセージを携えた超存在」は大いに、そして深く参考になるはずです。
 過去ログ(98年06月13日:11時11分40秒、ナンセンスな結論 / ?? 支部長 ??)によれば、<支部長>殿は未訳サプリメントの通信購入に興味をお持ちだとか。勿論通信購入や英語読解という問題はあると思いますが、購入優先度をナンバーワンとする価値はあります(少なくとも、こちらから状況をうかがう範囲では)。
 
 最後になりましたが、「世界で最もシャドウランらしくないシャドウラン」ホームページをJanusが楽しみにしている旨<支部長>殿にお伝えください。
 
 
>平和皐月[Hirawa,Satsuki]さん
>僕はPCとNPCの能力は(ルールと世界観のうちで)公平であるべきだと思いますね。
>無茶をしたPCは企業や国家の力で消去されることでしょう。
 
 これまで論じられてきた、(許容され得る例外としてではあっても)PCが太刀打ちできない超存在NPCを問題にしているのでしょうか?逆に、NPCやシナリオや常識を蹴散らす超存在PCを問題にしているのでしょうか?
 もっとも、後半部分については部分的に賛成です。企業や国家相手にスーパーヒーローとしての願望を開花させるには、2050年代の影はあまりに暗く複雑で、キャラクターはあまりに脆く弱過ぎるのです。(キャラクターがピエロとして死んでゆく事をプレイヤーが受け入れ、その上であえてヒーローを気取るのもまた一興です)もっとも、その手の自称ヒーローの殆どはアズテクや日本帝国の手を煩わせるまでも無く地元ギャングや警察に射殺されてしまいます。(ここが、“部分的”の理由です)
 上記の事はいまさら賛成するまでも無い常識という気もするのですが、繰り返し確認せざるを得ない基本なのだと思いあえて言及致しました。
 
 
 FASA設定の日本帝国軍/警察については、長文に纏めてみたいのでまた後日と致します。
 かなり長くなってしまいました。それではこれで失礼します。
1998年08月18日:07時52分32秒
FASA設定の日本帝国軍 / でぶ猫
帝国海軍陸戦隊(Imperial Marine)は、カルフォルニアを占領掌握したり、フィリピンを 占領したりできるほど強力です。
 
 ☆かつての旧日本陸海軍より強力かも知れません。現代の合衆国海兵隊+英国SASなみの 力を有しているようにすら見えます。
1998年08月18日:03時32分04秒
ひとつだけ… / 平和皐月[Hirawa,Satsuki]
 僕はPCとNPCの能力は(ルールと世界観のうちで)公平であるべきだと思いますね。
 無茶をしたPCは企業や国家の力で消去されることでしょう。

 ところで、FASAの設定では、日本帝国の警察や軍ってどのくらいの力持ってるんだろう?
1998年08月17日:12時19分17秒
獄中にて起こった事態 / GAMEMASTER
 非実体の強さというか、血の通った強さというか・・・昨日のプレイはそこまで突っ込んだものではありませんでしたが。
 ですが・・・分裂寸前のところを懸命の努力で再び元に戻ることが出来たチームに対し、支部長は平然と純粋な「実体の強さ」で「死」をもたらそうとしました。
 そう・・・支部長はこちらの上申を汲み取ったようですね。
 次回は致命傷に達した魔法使いを抱えたまま血相を変えて敵前逃亡、挙げ句の果てに車を奪って自分の医院に運び込んだボディガードのキャラクターが彼を治療するところから始まるでしょう。
 「非実体の強さ」なるものが実在するなら、彼女の必死の想いは通じるものでしょうが・・・
 
>実際乗ってるとダイス目はしるし(泣笑)
 
 その通りです(泣)。
 
 まぁ、それはさておき・・・
 今回彼を追いつめたのはかのNPCではなく、ちょっとしたクリッターでしかありません。
 つまり・・・単に、チームを追いつめるだけなら前述の「超存在」NPCを投入する必要はないのです。
 
>ちなみに私はGMばっかでかなりデットリーなことやってました。(NPCは質より数)
 
 それでもいいのです・・・チームを追いつめるだけであれば。
 ですから今、改めてこのNPCの存在意義が問われることでしょう・・・もはや、水素爆弾同然に有能すぎるがゆえに無能な存在と化すのでしょうか?
 
 もう時間がないようでございますね。では、これにて退散させてもらいましょう。
1998年08月16日:20時45分54秒
非実体の強さ / MARS
 いや…強いですよ…実体じゃないから(苦笑)
 別に意志の強さ云々といってるわけではないですけどね。
 つまり状況を判断し自分の位置をしっかり確保できることは非常に強みです。
 ミサイルをぶっ放すのは簡単です。
 逆にミサイルをぶっ放す状況を作れる方が重要なんです。
 これを作れずに死んでいった弾薬庫(PC)がいくつあったか……(っふ)
 ある意味合いとか友情って言う甘ったるいケーキは苦い現実って言うお薬より効果を発揮しちゃうんですよ(苦笑)
 実際乗ってるとダイス目はしるし(泣笑)
 ちなみに私はGMばっかでかなりデットリーなことやってました。(NPCは質より数)
1998年08月16日:20時06分31秒
需要があるかどうか分かりませんが / おがさわらなるひこ

私の管理している某同人RPGのページにShadowrun Third Edition First Lookなんつーものを書いてみました。

2版でも細かいルールは把握してない&英語大の苦手&2時間程度の斜め読み、ですのでかなり浅くしか舐めてませんが、 参考になれば幸いです。


1998年08月14日:17時59分18秒
獄中よりのレス / GAMEMASTER
 タイトルについては気にしないで下さい(笑)。
 2日後にマスタリングを控える支部長にあなたの書簡を配達してきました。
 そこで早速支部長から「獄中よりの書簡」を配達しますが・・・
 始めに断っておきますが、非常に長くなってしまいました。まずは、申し訳ありません。
 それでは本文をどうぞ。
 
>それは、違うと思います。少なくとも、シャドウランでの一般論ではありません。
 
 でしょうね。以前、例のNPCを前にこのような会話がありました。
 
  魔法使い「奴には一体何が通じやがるんだ・・・?」
  サムライ「正義の意志よっ!」
  魔法使い「んなモンで戦闘が終結したら『シャドウラン』など成立するか(笑)」
 
 
 支部長:全くである。
 
 
 こちらも「全くですね」と苦笑したものですが・・・支部長自身、シャドウランにおいてまかり通っているのが血の通った強さだけではないということを承知しているようです。
 ですが、支部長もまだまだ甘いのかもしれません。このNPCの存在意義を考えれば、もっとキャラクターを追いつめてその無力さを思い知らせてやってもよかったはずです。
 
 皆さんはこれまでのプレイにおいても、「失うこと」をほとんど知りません。ですから、このNPCを通じて「失うこと」に深く斬り込んでみるのも1つの手でしょう。
 
「真の意味で『失うこと』を知らん者が、真の意味で『得ること』など出来るはずがない」
 
 支部長はそう言って数多くのものを自ら放棄したそうです。そのため支部長は「狂人」呼ばわりされてもいるのですが・・・
 ですから今回、そのあたりの方角からNPCを動かしてみたいと上申してみるつもりです。
 ただ1つの目的のために多くのものを失った支部長であれば、このテーマにも前向きに取り組んでくれることでしょう。
 
>また、もし真に「強さこそが、その者の背負うものの重さを示している」ならば、より強き者、より多くを背負っている者が勝利者――正義であり、真実であり、法則である事が不当ではなくなってしまうのではないでしょうか?
 
 あの言葉、ろくに話も聞かずに問答無用で倒そうとした際に贈る言葉のようですね・・・確かにそのような行動は論外です。
 さて、この言葉における「背負うもの」とは何でしょう? このあたりは、Janusさんの考えるシャドウランとはほぼ無縁でしょうから、無視しても結構です。場合によってはこの掲示板で行うべき論議の指向性からも外れるかもしれませんが・・・
 
>人間性や名誉、友情や愛情といった大事な物を失ってでもサイバーウェアや優れた装備、有利な状況等を手に入れなければ生き残れない厳しさ、“そういった大事な物など、何も無い”者の方がかえって気楽に強くなれる
 
 失うこと・捨てることで「強くなる」・・・それは何のためでしょうか?
 やはり生き残るためなのでしょうが・・・だとすれば、たとえそれによって得た「生」がいかに虚無的であれ、その執着こそ「背負うもの」だと思うのです。
 真に「何も無い」者は、自らの全てを否定しその生をも放棄した者でしょう。自分が大事ではないようですから。
 
 さて・・・実のところ、支部長は主題の「答え」を用意していません。NPCが携えているのは「1つの意見」であり、その正しさは信じていないのです。
 即ち、支部長はRPGキャンペーンを通じて「誰にともなく」「人間の『根本』に問い掛け」、「プレイヤーと共に」その答えを導き出そうとしている・・・そのように思えてなりません。
 ですから、このNPCはここまで強くある必要はなかったのです。
 
>ただ気になるのですが、「殺しても死なない」不死身の超存在でなければ「メッセージを携えた、戦う必要の無いNPC」たり得ない、というわけではないと思います。戦闘力のかけらも無いヒロイン(性別不問)や殺すに殺せない悪党などはいかがでしょうか。
 
 それでもよかったのです。
 もっとも、支部長の場合「言葉は、それを裏付けるだけの実力を伴わせて発せられるべきである」と考えているようで・・・つまり、「口先だけの存在」を支部長は最も嫌っているのです。自分自身も含めて・・・
 今度、このNPCと全く逆の言葉を持つ無力なNPCでも出したいものですね・・・ですが、それではキャラクターに守られることに終始するだけでしょう。
 実のところ、その役目(このNPCとは意見を違える無力者)は既にキャラクターが担っているようですし。
 「無力者」には語弊がありますが(笑)。
 
 ですから・・・実際のところ、ここまでNPCが強くなってしまったのは(データを見る限り、ルールブックにあるグレートドラゴンでもこのNPCを倒せるとは思えません)純粋に支部長の計算間違いにあるようです。支部長自身、「手違い」を強調してはばかりませんでしたから・・・まぁ、「このようなイレギュラーも利用するのがゲームマスターの素質である」などとも言って開き直りましたが(笑)。
 確かに、プレイヤーの皆さんにこのような「メッセージを携えた」NPCを出すと、たとえ戦う必要がなくても戦いに発展する可能性を考慮しなければならないようですが・・・少なくとも、こちらの場合は。
 結局のところ、支部長は戦いでも「実戦」ではなく「論戦」を期待していたのでしょう。ですから、このNPCの強さは理性的な判断を放棄したプレイヤーに対するペナルティーであるものと思われます。
 まぁ、それにはNPCの言葉が「法則」に著しく背いていてはなりませんが。真偽が明白でないからこそ論戦の価値があるというものでしょう?
 
 ただ、もし意図的にこのNPCをここまで強くしたのであれば・・・それは、支部長がこの疑問に対して真剣に考え、プレイヤーにもそれを求めているということでしょう。
 そういう意味でも、共に考えて欲しかったにも関わらずそれを拒絶し「論戦」より「実戦」を求めたプレイヤーに対しては圧倒的な力でもって制裁するということなのかもしれません・・・ゲームマスターとしてはあるまじき姿勢かもしれませんが。
 
 とはいえ、今のままでは支部長自身が間違っていた際に責任を取れません。そういった場合は、NPCの死をもって償うということですから・・・他に方法もあるでしょうが。
 支部長はプレイヤーに「自らの正しさ」を動揺させておきながら、自身の正しさを信じて疑わないところも見受けられますし・・・
 
 さて、
 
>「オレを殺したい?まあその気持ちはわからなくも無いが、アンタとあの企業との仲裁をやれるのはオレだけだぜレイザーガイ/ギャル?」

>GMにしろサブマス(GAMEMASTER様の場合は“LS”でしたか)にしろ、一度でいいからこんな台詞をストリート・サムライに吐いてみたいものです。
 
 そのようなセリフを吐くと、こちらの場合間違いなく次回以降に殺されてしまいますよ(泣)。たとえいかなる状況であろうと!
 こちらの女性陣はそのあたりに関してかなり敏感で・・・なお、女性は5人中4人です(笑)。
 ・・・このメンバーでシャドウランのキャンペーンを始めたのがそもそもの間違いかもしれませんね(笑)。
 別に女性プレイヤーがサイバーパンクに不向きであるなどとは言いませんが、こちらの女性陣に関しては「非実体の強さ」を信じて疑わない方々がほとんどですから・・・場合によってはダイス運からも加護を得てしまうことがままありますし。
 
 そういう女性がいじらしく振りかざす「非実体の強さ」を、圧倒的な「実体の強さ」でサディスティックに踏みにじる・・・あ、これなら間違いなく支部長は乗り気になります(笑)。
 
 どうやら解決への道は見出せたようです。違うかもしれませんが・・・(笑)
 支部長がホームページを建設した暁には、現在のキャンペーンは「世界で最もシャドウランらしくないシャドウラン」として全世界に向けて公開されることでしょう。その時のために、バッシングの用意はお早めに(笑)。
 あ、批判に関しては歓迎しますよ。誹謗中傷あたりに関しては良識に委任しますが・・・
 数々の示唆に関して、獄中ではついに何も敬意を表さなかった支部長に代わって、LSを勤めるこちらGAMEMASTERがお礼を申し上げます。
 
 貴重な助言、誠にありがとうございました!
 
 もう時間がないようでございますね。では、これにて退散させてもらいましょう。
1998年08月11日:22時32分20秒
獄中への書簡 / Janus
 こちらのタイトルも、気にしないでください。この問題にはいったんくぎりをつけたつもりだったのですが、また火がついてしまいました。
 
 
>つまり、その強さはNPCがそれだけ重いものを背負うために「自ら獲得した」力ということでしょうか。このあたり、「業」を背負い修羅に近づくことによって強さを得る「天羅万象」に近似した発想ですね。
>「強さこそが、その者の背負うものの重さを示している」・・・それが支部長の言葉です。
 
 それは、違うと思います。少なくとも、シャドウランでの一般論ではありません。 鍛練や意志、「想い」といった血の通った強さだけでは、シャドウランは生き残れません。人間性や名誉、友情や愛情といった大事な物を失ってでもサイバーウェアや優れた装備、有利な状況等を手に入れなければ生き残れない厳しさ、“そういった大事な物など、何も無い”者の方がかえって気楽に強くなれるという逆説がシャドウランの特徴(の一つ)であると思います。そして、そんな狂った世界で「ならばお前はどうする?」という問いかけに答えを出し続けるのが魅力なのだと私は考えています。
 また、もし真に「強さこそが、その者の背負うものの重さを示している」ならば、より強き者、より多くを背負っている者が勝利者――正義であり、真実であり、法則である事が不当ではなくなってしまうのではないでしょうか?
 
 
>>ですが、そのNPCはあくまでもメッセージを携えた「戦う必要のない」存在であり、常識を超えた戦闘能力はあくまでも保険に過ぎない(という解釈でよろしいのでしょうか?)ので、私の心配は見当外れだった様です。
>保険・・・とは少し意味合いが異なってくるかもしれません。即ち、ゲームマスターの思惑のために力を与えられ、その目的を達成するまで死ぬことを許さないものではないようです。
 
 それならば、戦闘能力自体では無く「メッセージを携えた、戦う必要の無いNPC」である事を示すための特殊さが、メッセージをPCに確実に伝え考えさせる手段という意味での“保険”でしょうか。
 
 
 ただ気になるのですが、「殺しても死なない」不死身の超存在でなければ「メッセージを携えた、戦う必要の無いNPC」たり得ない、というわけではないと思います。戦闘力のかけらも無いヒロイン(性別不問)や殺すに殺せない悪党などはいかがでしょうか。
 
「オレを殺したい?まあその気持ちはわからなくも無いが、アンタとあの企業との仲裁をやれるのはオレだけだぜレイザーガイ/ギャル?」
 
 GMにしろサブマス(GAMEMASTER様の場合は“LS”でしたか)にしろ、一度でいいからこんな台詞をストリート・サムライに吐いてみたいものです。
 
1998年08月10日:12時19分05秒
はじめまして / LE
はじめまして、こちらの掲示板に書き込むのははじめてですので、以後よろしくお願いします。
さっそくで申し訳ありませんが、教えていただきたいことがあります。
今回のコミケに出展するあるいは参加する方々で、シャドウランのリプレイ等を出すサークルなどをご存知の方(販売する方)がいましたら、ぜひ教えてください(うちのGMは資料不足で悩んでいますので)。
よろしくお願いします
1998年08月08日:14時54分12秒
獄中よりの書簡 / GAMEMASTER
 タイトルについては気にしないで下さい(笑)。
 支部長、懲役3月の実刑判決が下されて娑婆(インターネット)に姿を現すことが出来なくなったようで・・・詳細はSW雑談所のページガイドから行ける「NINE STORIES」の「入国管理局」にて。
 
>そもそもキャンペーンであった様で・・・その点気づかず、失礼しました。
 
 現在、ゲームマスターである支部長からNPCを承って操作する「LS(ルーテナント・スタッフ=参謀副官)」を勤めるこちらからも回答致しましょう。
 
>ですが、そのNPCはあくまでもメッセージを携えた「戦う必要のない」存在であり、常識を超えた戦闘能力はあくまでも保険に過ぎない(という解釈でよろしいのでしょうか?)ので、私の心配は見当外れだった様です。
 
 ・・・演じている側から申し上げさせていただきますと、あのようなキャラクター(とプレイヤー)の神経を逆なでして露骨に挑発する性格に設定して、なお「戦う必要のない」というのは・・・(苦笑)もっとも、ここまでひねくれたNPCというのは今に始まったことではありませんが。
 前のキャンペーンでも確かに戦う必要のなかったNPCと最後には戦って倒しましたからね・・・キャンペーン中最強の相手となりましたが。
 メッセージを携えているのは確かです。単に「このようなNPCを出したいから」出したというのはゲームマスターとして最低です。自分の世界に浸りきるなど論外ですよ。
 ゲームマスターとして支部長はプレイヤーにこのメッセージを正確に汲み取り、それを自分の意志で判断してもらいたかったようです・・・そういう意味では戦う必要はありませんが、それが納得出来ないものであれば戦っても構わないでしょう。
 無論、返事はこの通りです。
 
「諸君らは、戦うことによってでしか真理を見極めることが出来んのか? 勝利者こそが正義であり、真実であり、法則であるとでも言いたいのか?」
 
 「ルナル・サーガ」あたりに書き込まれていましたね、このようなセリフ・・・(笑)
 まぁ、そのNPCに許すべからざるものがあればキャラクターが戦ったところでむしろ自然でしょう。ですが・・・支部長がかつて考え、時にこちらも疑問に思うことです。
 
「本当に、何事も戦うことで解決を見せるものでしょうか・・・?」
 
 常識を超えた戦闘能力。
 保険・・・とは少し意味合いが異なってくるかもしれません。即ち、ゲームマスターの思惑のために力を与えられ、その目的を達成するまで死ぬことを許さないものではないようです。
 
>自分はどうやらRPGを通じて人間の「根本」に問い掛けずにはいられない性格のようで、それが重ければ重い程それを伝えるNPCは超越的な存在と化してゆく傾向にもある。
 
 なるほど、支部長のシナリオからは笑いが全く提供されないのもこのためですか。確かに支部長のシナリオは常に重く、常に人間の本質に鋭く切り込もうとしているように思えてなりません。
 つまり、その強さはNPCがそれだけ重いものを背負うために「自ら獲得した」力ということでしょうか。このあたり、「業」を背負い修羅に近づくことによって強さを得る「天羅万象」に近似した発想ですね。
 「強さこそが、その者の背負うものの重さを示している」・・・それが支部長の言葉です。
 
 ですから、このNPCは絶対勝てない存在ではありません。確かにキャラクターには理解や再現の範疇を超えたものがありますが、それでも見当だけは付く程度の格差でしょう。少なくとも、全く途方のないことを行っているわけではありません。時が至れば・・・望むのであれば、倒すことも可能でしょう。
 もっとも、それがどのように評価されるかはプレイヤー次第なのですが・・・
 
 プレイヤーのうち、このNPCに肯定的なのはただ1人の男性のみです。支部長はやはり男性と親和性があるのでしょうか・・・逆に、女性陣からの反発といったら支部長自身の登場以来かなりのものです。
 ですから、
 
>プレーヤーから文句は出なかったのでしょうか?
 
 支部長のマスタリングではそのようなもの日常茶飯事ですよ(笑)。
 
 最後に。
 先日、ついにこのNPCが血を流す時がきました。
 「アストラル知覚」につけこまれ魔法攻撃、1発で頭を深紅に染めた重傷患者と化してしまいました(笑)。
 さて、いよいよ分裂状態にあったパーティーもまとまり、新たなるキャンペーンが開始されたわけです・・・支部長が出所して(笑)ホームページを立ち上げたらどうぞご覧下さい。
 
 では、次なるページに支部長からの「獄中よりの書簡」を配達してきます(笑)。
1998年07月28日:13時15分25秒
From FASA WWW page / 石頭
石頭です。Release Schedule が更新されていましたので、Shadowrun 関係 のものだけ抜粋します。

8月リリース

9月リリース 10月リリース

(sf:ULタグが閉じてなかったので修正しました)


1998年07月28日:09時39分27秒
「超存在」について感謝>?? 支部長 ??様 / Janus
>ただ、このNPCは現在もなお活動中であるためゲームマスターとして回答は控えさせてもらう。
 そもそもキャンペーンであった様で・・・その点気付かず、失礼しました。
>文句を出す以前にこのNPCへの処遇をめぐってPC間戦闘を始めたわけであるが・・・ (中略)いずれにせよ、そのようなNPCは常に「戦う必要のない」存在である。そのような相手に喧嘩を売って返り討ちに遭ったところで、ゲームマスターからの批評こそあれなぜプレイヤーから文句が出ようか?
 かのNPCが補強コートを纏いPCと直接対峙している(つまり巨大企業やグレートドラゴンの様に「絶対に勝てない相手」である事が明白では無い)敵らしき事、(「超存在」についての解説が殆ど無い)基本ルールブックのみ使用という事でプレイヤーに不公平だとみなされたのではないかと危惧していました。ですが、そのNPCはあくまでもメッセージを携えた「戦う必要のない」存在であり、常識を超えた戦闘能力はあくまでも保険に過ぎない(という解釈でよろしいでしょうか?)ので、私の心配は見当外れだった様です。
 
>・・・随分主観的な文書となってしまった。機嫌を損ねたならばその旨謝罪申し上げる次第である。
 とんでもありません。「メッセージを携えた、戦う必要の無いNPC」や「シャドウラン世界における非常識の扱い方」等について示唆される事多々ありました。
 重ね重ね、お礼申し上げます。
1998年07月27日:15時38分59秒
をを、Penetration でしたか (^^;) / おがさわらなるひこ

いやぁ、そんな単語思いも付きませんでした (^^;) 「貫通」ね。ホントに英語弱いな俺 (^^;;)

# なんか違和感があったんだよなぁ>Plunge

# 教訓:この程度の英語力でも未訳サプリは読めるしアメリカで生活もできます (^^;)

ありがとうございました。これでゆっくり眠れます。


1998年07月27日:14時59分14秒
RE:P&E / ChromeHead
Penetration&Extraction”じゃありませんでしたっけ?
1998年07月27日:13時45分36秒
「突貫抽出 (P&E)」の原語ってなんでしたっけ? / おがさわらなるひこ

つまらん質問で恐縮ですが、「突貫抽出 (P&E)」の原語ってなんでしたっけ?

P は Plunge (突入)、E は Extraction (抽出) あたりかなぁ、 と思ってるんですが……うう、英語ニガテ (^^;)


1998年07月26日:19時56分40秒
「超存在」NPCの存在理由 / ?? 支部長 ??
>手違いがあったとはいえ、そのような超存在を生み出すに当たって、どのような設定を作成されたのでしょうか?
 
 ・・・別に、「超存在」としてこのNPCを設定したのではない。まして、公式の「超存在」に対するあてつけを意図してこのNPCを設定したのではない。
 まず、このNPCがここまで「雄大ないし奇怪な」存在と化した経緯に関しては別段独創的なものではない。恐らく、公式の「超存在」のいずれかに類するものであろうと思われる。
 ただ、このNPCは現在もなお活動中であるためゲームマスターとして回答は控えさせてもらう。
 
>また、プレーヤーから文句は出なかったのでしょうか?
 
 文句を出す以前にこのNPCへの処遇をめぐってPC間戦闘を始めたわけであるが・・・
 自分のシナリオにはこのような「超存在」がかなりの割合で出現しているが、その場合NPCは例外なくゲームマスターからの「メッセージ」を携えてPCの前に現れる傾向にある。
 自分はどうやらRPGを通じて人間の「根本」に問い掛けずにはいられない性格のようで、それが重ければ重い程それを伝えるNPCは超越的な存在と化してゆく傾向にもある。
 即ち、「超存在」と形容されたこのNPCの存在は、とりもなおさず本キャンペーンシナリオの「主題」の重さを示しているのである。文句以前にプレイヤーの間で対立を生んだのは、そのNPCの「メッセージ」の理解度によるものと思われるが・・・
 いずれにせよ、そのようなNPCは常に「戦う必要のない」存在である。そのような相手に喧嘩を売って返り討ちに遭ったところで、ゲームマスターからの批評こそあれなぜプレイヤーから文句が出ようか?
 
 ・・・随分主観的な文書となってしまった。機嫌を損ねたならばその旨謝罪申し上げる次第である。
1998年07月25日:21時50分51秒
限界を、超えた存在 :補足<?? 支部長 ??様 / Janus
前投稿に誤解を招きかねない部分があったため、補足します。
“シャドウラン”世界には、かのNPCに匹敵ないし凌駕するであろう存在が公にも何人(体?)か実在します。
ですから、かのNPCの存在を全否定するつもりではなく、あくまでも文字どおりの意図によりいかに雄大ないし奇怪な設定を作られたかを伺ったまでです。
以上です。
1998年07月25日:20時02分47秒
限界を、超えた存在 / Janus
>・・・先日、ついにチームと戦うことになってしまったNPC。 (中略)やはり、無責任に数値を細工するとこのような事態を招くことになるものか。当然のことながら。
> ?? 支部長 ??様
手違いがあったとはいえ、そのような超存在を産み出すに当たって、どのような設定を作成されたのでしょうか?また、プレーヤーから文句は出なかったのでしょうか?正直言って、データよりもそちらのほうに興味があるので是非答えて頂けませんか?


再質問に関して

クリッターの防御レーティング:その通りです。

「質問1」:私自身は射撃戦闘での転倒ルールを使用していないので回答不能でした。とはいえ、やはりその旨明記すべきだったかもしれません。
またルール自体に関しては、(私のでしゃばりで萎縮されてるのかもしれませんが)他の方の回答を待ってはいかがでしょう。実際、私よりも先にでぶ猫氏が回答されているはずです。
1998年07月25日:07時59分45秒
回答感謝、並びに近況 / ?? 支部長 ??
 永久気絶弾に関して:
 
 確かにアサルト・キャノンの口径であれば「質量兵器」としても十分通用すると思われるが・・・
 
 注:質量兵器・・・巨大質量の物体を高速で衝突させ、その運動エネルギーそのもので標的を破壊する兵器。即ち、通常の銃器やレールガンと全く同値である。
 
 ・・・まさに「永久気絶弾」。実にナンセンスな結論を得ることが出来た。
 
 クリッターの防御レーティングに関して:
 
 即ち、前述の攻撃に関しては防御レーティングは2倍に出来るということか?
 
 「質問1」に関して:
 
 確定的な回答は現在のところ得られていないが、「同様」で構わないのか?
 
 その他(近況):
 
 ・・・先日、ついにチームと戦うことになってしまったNPC。
 未訳サプリメントは結局入手が出来ず、仕方がないので現行ルールのみで作成したところ・・・
 
 フルオート射撃18D10個成功のダメージを、このNPC(「補強コート」を着用)は実に涼しい顔をして受け止めてしまった。
 
 PCの動作を制御して同士討ちを行わせようとしたところ、フォース・レーティングは10を越えた。
 
 精神戦闘呪文や「殺戮の手」など、およそ考え得る限りの攻撃を与えてなおこのNPCには傷1つつけられなかった。
 
 ・・・どこで設定を間違えたのであろうか?
 やはり、無責任に数値を細工するとこのような事態を招くことになるものか。当然のことながら。
 
 付記1:
 
 前述のフルオート射撃を「補強コート」で阻止するという現象について考察を行ってみたが・・・
 以下の通り、実にナンセンスな結論を得た。
 
 1:ダイス512個で、目標値14(射撃のパワー・レベル−「補強コート」の対弾防御)のテストが1/1個成功する確率に等しくなる。
 
 2:ダイス777個で、目標値14のテストで成功数18を得る確率は極大値約9.470%となる。
 
 ・・・実に、冗談のような数値ばかりである。
 
 付記2:
 
 本キャンペーンは、このNPCへの対処をめぐってPC間戦闘の挙げ句にチーム分裂という結末でひとまず区切りが入った。
 やはり、チーム分裂はシャドウランにおける「通過儀礼」であろうか?
1998年07月23日:02時50分53秒
RE^2:治療 / 平和皐月[Hirawa,Satsuki]
>>Janusさん

 どうもありがとうございます。
 僕等の解釈が見当外れでなかったようで安心しました。
1998年07月22日:20時57分14秒
RE:治療 / Janus
回復のテストに失敗したら?
基準時間が無駄になった後、再判定となります。強靭力テストの失敗=回復の失敗ではなく、回復に時間がかかると考えてはどうでしょうか。
“致命傷まであと一個”とは?
おっしゃるとおり、ダメージ欄が九個埋まった状態です。
112ページのコンディション・モニターがおかしい?
軽傷、重傷、気絶/致命の表示が本来の欄だけでなくその左もカバーしている点でしょうか?この図は間違っています。軽傷、重傷、気絶/致命には、3、6、10個の欄が埋まって始めてなるのです。

以上でいかがでしょうか?
1998年07月22日:09時36分38秒
永久気絶弾 / Janus
あえてアサルト・キャノン用気絶弾を製作した場合のデータは、それで良いのかもしれません。しかし、ショットガン用気絶弾がボクサーの一撃ならば、アサルト・キャノン用気絶弾は特大モール(ファンタジーのアレです)の一撃に相当します。ターゲットが骨折や内臓破裂、頭部破砕という形で身体ダメージを受ける事は避けられません。よって、アサルト・キャノン用気絶弾が生産される事はないでしょう――ターゲットを殺してもよいのならば、普通の実弾兵器を使えば良いだけの話ですから。

回答2:これはでぶ猫氏の言われる通りです(ルールブック250ページ)。その上で付け加えるならば、《装甲》パワーでない普通の防御レーティングであってもフレシェット弾のダメージ拡大効果を無効化するであろうという点でしょうか。

回答3:私見ながら、《通常武器への耐性》パワーはフレシェット弾にもモノウィップにも等しく有効だと思います。“魔法の武器しか効かないモンスター”というのは、そういった物ではないでしょうか。


>未訳サプリメントまで利用したらしい貴殿の回答に感謝の意を表明する。
>??支部長??様
いいえ、こちらこそ前々回は訳の解らない事を知った風に口に滑らせ、大変失礼しました。
1998年07月22日:05時09分02秒
治療 / 平和皐月[Hirawa,Satsuki]
 はじめまして。質問があります。

 ダメージの回復に必要な時間を強靭力テストで決めますよね。
 その際、テストに失敗したらどうなるんでしょうか?
 それと、日本語版ルールブック113ページにある「致命傷まであと1個」というのは具体的にはいくつの欄が埋まっている状態を指すんでしょうか? 9点でいいんでしょうか?

 ついでにもう一つ。
 112ページにコンディション・モニターの図がありますが、この図は説明と合ってないような気がするんですが…。
1998年07月18日:14時49分06秒
弾丸関係 / でぶ猫
 うーん、アサルトキャノンは特殊な専用弾丸を使う重火器ですからねー・・・
(徹甲榴弾ですからねー、APDS+炸裂弾ってとこですか。気絶弾を設定するなら、 パワーを減らして、衝撃レートの倍を適用くらいにしたほうがよいかと) 
 
 ジェル弾はくっついて慣性のすべてを相手に適用するかわり、当たった瞬間の衝撃はそれほどでもない、気絶弾は衝撃は でかいが、くっつかないので、慣性のすべてが適用されるわけではないというところでしょうか。
 
 あと、クリッターの防御レートは兼用だったと思います。
1998年07月18日:13時01分36秒
回答感謝、並びに疑問提出 / ?? 支部長 ??
>ショットガン用です。
 
 「ショットガンなどの大口径の武器でしか使うことができません」
 
 このため、ショットガン以外の大口径の武器でも扱えるものと思っていたが・・・そこで無理矢理製作してみた。
 
 通常弾:気絶弾=アサルト・キャノンの通常弾:アサルト・キャノンの気絶弾
 
 よって、
 
 隠蔽度:3 重量:2.5 入手難度:10/6日 価格:¥2250 ストリート指数:2.666・・・=3
 
 ・・・実に安直な発想である。
 
>ハウスルールでよろしければ、以下のデータはいかがでしょうか?
 
 未訳サプリメントまで利用したらしい貴殿の回答に感謝の意を表明する。
 
 さて、新たな疑問点を掲示する。
 
 質問1:ゲル弾は転倒しやすくなるが、気絶弾も同様か?
 
 質問2:クリッターの中には防具(対弾/対衝撃防御レーティング)を備えた者もいるが、それらに「フレシェット弾」「ゲル弾」などの防御に「対弾防御と対衝撃防御レーティングの2倍のうち高い方」を使用する攻撃を行った場合、クリッターの防御レーティングは?
 
 質問3:前問と同様に、「通常武器への耐性」の場合は? またこの場合、衝撃武器やモノフィラメント・ウィップなどの対衝撃防御のレーティングを半減させる武器に関しては?
1998年07月14日:14時43分22秒
銀製弾ハウスルール / Janus
ハウスルールでよろしければ、以下のデータはいかがでしょうか?
購入:入手難度 10/14日 価格100¥ ストリート指数 2(注1)
自作:目標値8の小火器(製作/修理)判定。基準時間10時間、材料費100¥、一般作業用工作機が必要。
効果
銀に《アレルギー/重度》のクリッター(基本ルールではシェイプシフターのみ)に対してパワー・レベル+2。《再生》パワーを無効化(注2)
銀に《脆弱性》のクリッター(基本ルールではシェイプシフターとバンシー)に対してダメージ・レベル+1
貫通力が落ちるため、ダメージ抵抗テストにはゲル弾と同様に対衝撃レーティングの二倍か対弾レーティングの高い方を使用する。(注3)

注1:銀製武器の価格については、場違いかもしれませんがソードワールドの五倍、D&Dの十倍という指針を参考にしました。入手難度は、一部クリッターに有効なだけという効果により市場が狭いためです。
注2:これは、本来は”シャドウラン・コンパニオン”(未訳)のプレイヤーキャラクター・シェイプシフターに対するルールです。そのためNPCには不適切かもしれませんが、銀製弾の特別効果として採用してもいいのではないかと思います。ちなみに《脆弱性》のみの場合には、《再生》パワーは通常通り有効です。(基本ルール231ページ)


#注3:正直な話、このルールでよいのかどうか迷っています。もっとも、これも武器考察の部屋の話題かもしれませんが。
1998年07月13日:01時36分59秒
RE:気絶弾 / Prof.M
ルールには明記されていませんが,ゴムスタンといわれる弾丸(銃口から射出されると
十字に開いて相手に当たるやつ)なんかを考えればよいかと>気絶弾
コミックですけど,士郎正宗の「アップルシード」・「ドミニオン・コンフリクト編」などが参考
になるかと思います。

#木製のスタン弾が(現代に)あると言う話を聞いたけど本当だろうか?・・・って
#これは武器考察の部屋の話題だな(^^;
1998年07月12日:20時41分40秒
気絶弾 / でぶ猫
ショットガン用です。
1998年07月12日:20時32分10秒
再び疑問提出 / ?? 支部長 ??
 アサルト・キャノン用の気絶弾。
 ・・・実在するのか? するなら価格を求む。
1998年07月11日:20時49分26秒
疑問提出 / ?? 支部長 ??
 対シェイプシフターの「銀の弾丸」。
 ・・・古典的ではあるが、この価格は?
 
 付記:
 この無味乾燥でこの場では特に紛らわしい題名の善処は現在検討中である。
1998年07月04日:14時22分56秒
Re:疑問提出 / でぶ猫
 ここも確か解釈わかれるとは思うのですが。
 私の解釈では
 
 「できます」

 状況としては、身を守るための牽制がクリーンヒットしてしまったようなもの だと思うとよいでしょう。
1998年07月04日:10時27分00秒
疑問提出 / ?? 支部長 ??
 先日プレイを行った時に発生した現象。
 
 接近戦闘を仕掛けられ、防御集中を選択。
 ところがここで防御集中側が成功数で勝利。
 そこで、
 
 質問:防御集中を行っていても成功数が上回れば逆にダメージを与えることが出来るのか?
1998年07月01日:19時51分39秒
ハイパーリンク成功 / ?? 支部長 ??
>上記のハイパーリンクはつながるであろうか?
 
 つながった・・・
1998年07月01日:19時49分53秒
汚点を残した者より / ?? 支部長 ??
 午前中は大量の掲示があったが、目を離した数時間に全て切除されてしまっていた・・・
 自分のナンセンスな掲示の数々はシャドウラン雑談所 LOG 004を参照のこと。
 
 付記:
 上記のハイパーリンクはつながるであろうか?
1998年07月01日:12時13分12秒
LOG 004 / sf
 シャドウラン雑談所 LOG 004として1998年01月22日から1998年07月01日までのログを切り出しました。

シャドウラン雑談所ログ / TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先