メックウォーリア雑談所 LOG 010

メックウォーリア雑談所の2002年04月25日から2002年05月04日までのログです。


2002年05月04日:11時04分48秒
バンシー / さえき
他聞にもれず、バンシーにもさまざまなバリアントがあります。
中でも、もっとも優れたものは、シュタイナー製のものでしょう。
これは、エンジンをGM 380から、より軽量なPitban 285に換装。浮いた重量で、放熱器を5個、Magna Mk-I Light Laserを1門、Magna Mk-II Medium Laserを4門、Magna Hellstar PPCを1門、Harpoon 6-rack Missile Launcherを1門追加。さらに、AutocannonをImperator-AからImperator-B Class 10に換装したものです。
この設計変更により、バンシーは、最も強力なメックの一つとして生まれ変わりました。

余談
S型バンシーは、通常型に比べて、BV 714アップ、価格 578,209C-Billダウンと、大幅なコストパフォーマンスの改善が図られています。
2002年05月04日:08時41分31秒
驚異のバンシー! / ミッキー
バンシー。95トンの重突撃メックです。このクラスとしては脅威的な4/6/0というスピードを誇り、240点という、超のつく分厚い装甲を持っています。メックウォリアーに載っているメックの中で、バンシーの装甲厚は、アトラスに次ぐ第2位。なんと、バトルマスターをもしのぐのです!
 その巨体から繰り出されるパンチは粒子砲に匹敵する偉力を誇り、キックはオートキャノン20に迫る偉力です。
 過大な出力のエンジンに大量のスペースを取られる上に放熱器が過剰に多いため、武装は貧弱であるものの、粒子砲とオートキャノン、小口径レーザーで武装しており、それなりの攻撃力は有ります。
 
 改造方針:
 放熱器が6つもついています。4つはずして、中口径レーザーを装備すれば随分強くなります。
 大改造をするのであれば、オートキャノンを外して大口径レーザー1門と中口径レーザー3門を装備し、放熱器を一つ追加しましょう。遠距離では1点+移動の発熱が、近距離では移動+小口径レーザー分の発熱が有りますが、充分対応できます。
 
 
 さて、バンシーというメックは上記のような移動力と放熱過大、武装貧弱という強襲メックなわけですが、驚異的な所が別にあります。
 なんと、バンシーは2400年代末にたったの10年間、5000機しか生産されなかったにもかかわらず、5世紀半を経た時点でその3分の1がなお現役なのです!
 
 すごい点を確認してみましょう。
 
 ○5000機も作られた!
 マイナーなメックなら数百台作られてお蔵入りも良く有ります。技術力が低下した第3次継承権戦争の頃になって再度注目され、生産が細々と再開されたために多少有る、程度のメックも多いです。それと比べて、5000機も作られています!
 
 
 ○1年間に500機も作成!
 10年間で5000機ということは、強襲型にもかかわらず年間500機も生産されたことになります。強襲型は製造が難しく、3025年代の生産ラインでは年間数機程度の製造がせいぜいです。生産性の良い強襲メックでようやっと十数台です。
 生産が容易な軽量級メックであるヴァルキリー(30トン)ですら、年間百数十台程度である。しかもこれは、星間連盟華やかなりし頃のままの生産能力を持つ自動工場での生産能力です。
 これに匹敵する生産量となると、ハチェットマンの年産600台程度くらいしか思い付きません。この生産量は、グレイ・デス・メモリーコアの発見により技術の上がった一大複合工場の複数ラインでの製造+天才研究者、ドクターバンザイによる超のつく生産性の高い設計によるものであり、普通のメックはここまで行きません。
 いやまあ、複数の国家の複数の工場で軽量級がという条件なら他にも有るかもしれませんが・・・
 強襲型のバンシーが、地球帝国だけで年間500機も作られたのは驚異としか言いようが有りません。
 
 
 ○5世紀半を越えてなお3分の1が稼動!
 現代の兵器なら、せいぜい50年で老朽化して使い物にならなくなるものなのですが・・・それが、実戦配備されてなお5世紀半です。いやはや、脅威的としか言いようが有りません。
 ただ、これには幾つかの要因があるように思います。
 1.バンシーの装甲は厚い。機体中枢も分厚い
 240点の装甲厚です。そう簡単には貫けません。装甲を破壊しても、まだまだ厚いマイアマーの壁が有ります。メックが生き残る第1位の条件を満たしているといえるでしょう。
 2.バンシーは格闘が強い上に早い
 強襲型にしては早いので、迂闊に近づくことは、驚異の格闘能力に見舞われることを意味します。普通、だれも近づきたくないでしょう。となると、遠距離からのちまちました攻撃になります。ダメージを多少は受け難い要素がある事になります。その上、強襲型にしては早いスピードが、多少なりとも機動防御をしやすくしています。
 3.強襲メックは大事である
 通常、強襲メックは貴重であり、第一線で戦闘を繰り返したりはしません。指揮官は、重要な局面になるまで強襲型を温存します。つまり、強襲型は戦場で危険にさらされる可能性が低いのです。
 4.バンシーは二線級
 大事な強襲メックであるにもかかわらず、バンシーは弱いです。そのため、早くから二線級メックと呼ばれ、不評でした。そのため生産が10年で打切られたのですし、武王達の私兵部隊に払い下げられたのですし、安全な後方のでの任務が多かったのです。第一線での過酷な戦場での闘いから遠いということは、破壊される可能性が低下することを意味します。
 5.バンシーは遠距離が弱い
 バンシーは遠距離が弱く、あまり驚異では有りません。そのため、ある程度距離を保っている場合、もっと恐ろしいメック・・・例えばウォーハンマーやマローダー・・・を先に狙おうという心理が働きます。あるいは、もっと撃墜し易い・・・スティンガーやヴァルキリーなどの軽量級を先に狙って、戦力を確実に減らそうとする意識が働くことがまま有ります。
 つまり、ある意味相手にされないメックという悲しいが生き残り易い理由が有るのです。
 
 
 ミッキーの個人的見解では有りますが、これらの理由が複合して、バンシーは5世紀半を経てもなお3分の一が生き残っているのだと思います。

(sf:丸数字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。数字で代用しました)


2002年05月04日:02時29分59秒
すいません、題名と名前入れ忘れました / ミッキー
いやすいません、下の書き込み、ミッキーのものです。 題名と名前入れ忘れてしまいました。
2002年05月04日:02時24分13秒
i242156.ap.plala.or.jp / i242156.ap.plala.or.jp
あんてぃえん安田さん>>変面白いコラムです。こういう考察を読むのは大好きです。
 
 ありがとうございます!
 いやあ、こう言ってもらえると嬉しいですねえ!
 
 あんてぃえん安田さん>>「5000機以上が製造され、約3分の一が稼動」、と書いてあるので
 
 すいません、これはおれのほうのミスでした。
 S型バンシーの開発の時に100台ほどライラ共和国が研究用に回したという情報と、その当時の保有数が1000台程度という話を聞いたことなどとごっちゃになっていたようです。
 
 あんてぃえん安田さん>>バンシーも好きなメックですので、つい突っ込みをさせていただきました。
 
 はい、このメックについては、いろいろとおれも考えたことがあります。妄想逞しくするにはすごくいいメックなのですよね!
 
 あんてぃえん安田さん>>この子の性格はライフルマンと正反対の火力過小ですが。
 うい、そうなのですよね・・・装甲ばりばり、格闘大好き、火力貧弱、とライフルマンの逆です。
 
 もしリクエストが有れば、バンシーの生き残った理由などというネタも有るのですが・・・
 
 さえきさん>>表紙がAtlasなのは、Reviced Editionです。
 
 貴重な情報ありが問うございました!
 修正はこれで良かったでしょうか?
2002年05月03日:20時12分29秒
TECHNICAL READOUT: 3025 / さえき
表紙がAtlasなのは、Reviced Editionです。
ちなみに、旧版の表紙はMarauderですね(^_^;)
2002年05月03日:07時33分43秒
バンシーの稼働機体数 / あんてぃえん安田
 めっさ(←神戸弁風味)細かいつっこみですが(^^)。
 
> ※海外記述:だからこそ、2400年代末にたった
>の10年間、5000機しか生産されなかったバンシー
>が、3025年代に1000機以上も稼動していたり
>するのです。
 
 手元の『TRO:3025』(第何版だろう? 番号は8603で、表紙はローカストではなくアトラスです)には、「5000機以上が製造され、約3分の一が稼動」、と書いてあるので、1666…だいたい1500機以上ということになるのでは。
 
 版や資料によって記述が違うと言う可能性きわめて大ですが(^^)。
 バンシーも好きなメックですので、つい突っ込みをさせていただきました。やっぱり個性のある(癖があるとも言う^^;)子はかわいいと言うか…ライフルマン同様。この子の性格はライフルマンと正反対の火力過小ですが。
 
 #大変面白いコラムです。こういう考察を読むのは大好きです。わたしはもっぱら読むほうで、考えるのはしんどいんですけど(笑)。
2002年05月02日:09時22分08秒
『メックの完全破壊とは?』 改訂版 / ミッキー
コラム『メックの完全破壊とは?』
 
 とあるときとある所でこんな質問を受けました。
 
 「メックの修理不能とはどの程度の損害をさすのでしょう?」
 
 このコラムは、その時に答えたレスをもとに書いたものです。そんため、一部の記述が古くなっていたりしますがご了承ください。
 また、このコラムは基本的に日本語版ルールブックならびにそのサプリメントを基準としております。やむなく未翻訳の資料等を使う場合、なるべくそれが明確にわかるよう気を付けますのでご了承ください。
 
 なお、疑問質問矛盾点の発見誤字脱字の指摘等等は大歓迎です。ぜひ、このコラムの完成度を上げるためにご意見をおきかせ下さいm(_ _)m
 
 
 (1)結論その1(基本の確認)
 
 一言で言えば、あらゆる装備に致命的命中(複数装備欄があるなら複数箇所に)を受けて機体中枢が全部無くなっていると修理不可能です。
 つまり、どんな損傷も修理可能です。(部品と工具と優秀なテックがいれば)
 
 ただしこれは、『ドアしか残っていない往年の名車』の、ドア以外の部品全部どこかからか調達してくればレストアできると主張するようなものです。
 普通は、重要部品が壊れていればバラして部品取りに使ったほうがいいと判断されかねません。
 
 まあ、頭と胴中央が無事で他も致命的命中だらけでないなら大破といえど割と簡単に修理可能と覚えておけば問題ないでしょう。
 
 メックは、整備や修理が非常に簡単なのです。この規模の大きさの超高度技術機械にしては、ですが。この秘密は、疑似ボーンとマイアマーによる柔軟かつ各ブロックに別れた構造をしているところと、ほぼ全てのメックが共通規格で製造されており、消耗部品や周辺部品なら代替品を探すことが比較的簡単であることなどから来ています。
 
 また、弾薬誘爆などが起きてメックが破壊された場合でも、致命的命中のチェックはきちんとしておきましょう。後の修理に重大な影響を与えます。
 弾薬誘爆が起こって中枢が奇麗さっぱり無くなっても、各部位における致命的命中の発生する確率は41.7%ずつにすぎません。6割近くの確率で、マイアマー以外の部品は無傷なのです。重要部品が無傷なら、修理は簡単です。
 
 ※海外記述:だからこそ、2400年代末にたったの10年間、5000機しか生産されなかったバンシーが、3025年代に1000機以上も稼動していたりするのです。
 
 
 (2)エンジンとジャイロの検討
 
 メックの重要部品の中で、一番値の張りそうな部品といえば、やはりジャイロとエンジンでしょう。
 ジャイロは1回の致命的命中なら3分の1の値段である『ジャイロ部品』があれば直せます。しかし、2回の致命的命中で完全破壊で、ジャイロ丸ごと交換のようです。メックウォリアーRPGリプレイ第1巻の第1話で、敵味方のシャドウホークのジャイロが両方とも完全破壊していました。
 1トン辺り30万CBですから、それに組み立て費用を含めて考えると・・・
 ワスプやスティンガーならメック部品全体の4割5分程度がジャイロの値段ということになります。
 シャドウホークなら90万CB×1.55=139.5万CBですから、3割3分程度がジャイロのお値段ですね。
 
 エンジンのお値段はQ&Aで修正されてメック重量×エンジン出力×200÷3となっています。エンジン遮蔽のお値段はエンジン出力×1000×メック重量÷75と書かれていますね。
 そう言えば、いままでエンジン関連のお値段の計算はしたことないですね。 ここで計算して見ましょう。
 
 
 スティンガーのエンジンだと 20×120×200÷3=16万CB
 機体全体の1割?
 ・・・て、たったこれだけ!?
 ・・・・写し間違えたんだろうか?
 元の計算式だとメック重量×5000×エンジン出力だから、20×5000×120=1200万CB・・・スティンガーの値段が160万1520CBしかしないのだから、やっぱりこの式も変だ・・・
 
 スティンガーのエンジン遮蔽は 120×40×20÷3=3万2千CBですね。
 3回の致命的命中を受けてしまったら爆発は起きないものの使い物にならなくなります。
 
 ※海外記述:後に海外ではルールが変更され、無傷のエンジンが一撃で致命的命中3回になると、爆発チェックをしなければならなくなりました。1回致命的命中を起こしたあと、もう2回致命的命中が有った場合、爆発は(なぜか)しません。
 おそらくは、PCゲームやコンシューマゲームで、機械の表示限界があったためでしょう。
 これらのゲームでは、各坐したメックは速やかに爆発四散します。
 各坐したメックを表示しつづけると、処理に負担をかけるから、爆発四散したほうがCPUには有り難いという理由です。
 その影響で、メックの寿命は著しく短くなったものと思われます。
 日本語版とは違いますのでご注意を。
 ・・・て、それは横に置いといて(^_^)
 
 それよりも他のメックで計算してみましょう。
 
 フェニックスホーク
 エンジン 45×270×200÷3=81万CB
 遮蔽 270×40×45÷3=16万2千CB
 81×1.45=117万4500CB
 だいたい3割のお値段ですね。
 ジャイロは90万×1.45=130万5000です。
 両方合わせて247万9500コムスタービルで、メック全体価格の6割1分を占めます。
 
 バトルマスター
 エンジン 85×340×200÷3=192万6666CB
 遮蔽 320×1000×85÷75=36万2666CB
 192万6666×1.85=356万4333CB
 バトルマスターのお値段が841万CB。エンジンだけで中量級メックが買えてしまいますね・・・
 ジャイロが120万×1.85=222万ですから、足して578万4333CB・・・6割9分がジャイロとエンジンです。
 
 スティンガーと比べてなんて高価なエンジンなんだ・・・強襲型の製造が大変な理由がよ〜〜〜くわかってしまいました・・・
 でもって、軽量級の製造が簡単な理由も・・・基幹部品の一つであるエンジンが比較的安価に作れるからなんですね・・・
 
 
 いや、それはともかく!!
 この計算式だと、同じ出力のエンジンでも、メックの重量が違うと『原価が』まったく違うことになってしまいます。
 エンジンとは、出力が同じならどれも同じではないのでしょうか? それなのに、なぜこんなにも値段が違うのでしょう?
 
 わかっちゃいます。ですが、あえてヘルメスIIとライフルマンのエンジンの値段を比べてみましょう。どちらもピットバン240ですから。
 
 ヘルメスII
 エンジン 40×240×200÷3=64万CB
 遮蔽 40×240×40÷3=12万8千CB
 ライフルマン
 60×240×200÷3=96万CB
 遮蔽60×240×40÷3=19万2千CB
 うう〜〜ん・・・なぜ同じエンジンでこうも値段が違うのでしょうか?
 エンジンには底深い周辺部品があって、それを含めてのお値段なのでしょうか?
 
 例えば、同じ50トンの機体中枢でも、歩行移動力4と6では、スピードがまったく違うため、疑似ボーンにかかる負担もまったく違うはずです。
 これを補強するショックアブソーバーとか疑似ボーンの強化などもエンジンの値段に含まれるのでしょうか・・・?
 
 うう〜〜む・・・(悩)
 
 
(3)マイアマーと装甲
 
 マイアマーは1点辺りのお値段が装甲の倍です。つまり、それだけお金を出せば調達可能です。しかも、このマイアマー、長さと太さしか規格が有りません。ですから、もっとも正規部品が手に入り易い部品だったりします。
 
 また、修理も比較的容易な箇所です。バトルテックルールブックP45より抜粋
 >>戦場でメックが手足に損傷を受けた場合、この繊維束を交換するか、メックの他の部分から移植することにより、修理は容易に行える。
 >>繊維束の移植を行った場合、完全な機能を取り戻すには至らないが、制限付きとはいえ動きと強さを回復する。
 
 機体中枢点×マイアマー1点あたりの値段である1250CBと、設計時のマイマーに割かれる部品代を比べると、ほぼ似たような値段になります。これは、機体中枢の修理に「交換用マイアマー」(メックウォリアーP46、119、131、133)があれば良いことを示す根拠の補強程度にはなると思います。
  20トン  33点×1250= 4万1250 設計時 4万
  50トン  83点×1250=10万3750 設計時10万
  80トン 122点×1250=15万2500 設計時16万
 100トン 152点×1250=19万0000 設計時20万
  
 
 一方で装甲は、安価では有るものの、正規部品を手に入れるのが結構大変だったりします。
 メックウォリアーP132より
 >>それぞれの装甲は、取り付けるメックの形式と取り付け場所に合わせて特別に作られます。
 >>継承権戦争において、この極めて特殊化した設計に、整備兵と戦場での修理工は絶えず悩まされ続けています。
 >>装甲はメックとその部位に応じてあまりに精密に作られているため、必要に応じて適切なサイズや形のものを入手することが難しく、多くの場合、整備兵達はそうこうの形を変える事を余儀なくされます。
 >>それは、装甲を構造的に弱めることに繋がるのです。
 
 幸い比較的安価ですので、全装甲セットを各メック毎に3回分以上、その他に規格品装甲を多数用意しておきましょう。
 
 
 (4)駆動装置や腰、肩
 
 駆動装置、腰や肩、手駆動装置等等の部品の値段はメックウォリアーRPGのP119と133に載っています。どれも比較的安価な部品です。
 それで注目したいのが、腰や肩の値段がメック設計で使う表に載っていないことです。誤植だと思いますので、みなさん忘れないようにしましょう。
 でないと、「なに? そのメックは腰と肩の値段が入っていないのか? じゃあ、そのメックは五十肩とぎっくり腰で行動不能だ」などとマスターに突然いわれたりとかするかもしれません(^^)
 いやまあ、冗談ですけどね(^^)
 
 この事の証明には、修理部品代金と設計時の値段を見比べてみると良くわかると思います。疑似ボーンの値段はメック全体で400×重量ですが、腰の値段は1個で300×重量です。肩は1個200×重量です。つまり、両腰と両肩を合わせると、メック全体の疑似ボーンの2.5倍にも達してしまいます。
 修理のルールから見るににマイアマーの値段に含まれるのでも有りませんし、設計時と修理時の値段を見比べるとマイアマーの値段はマイアマーだけの値段である事もわかります。
 腰や肩の値段はどこにも入っていないのですね。
 そういうわけで、腰と肩の値段が設計時に含まれないのは誤植と思われます。
 後のルールでも含まれないのだとしたら、誤植の増殖現象の一つと思われます。
 
 腰と肩は、疑似ボーンに密接に関連する部品と思われますので、応急修理で正規部品以外をくっつけるのはかなり大変だと思います。
 
  
 
 (5)操縦席と生命維持装置、センサー
 
 操縦席は、どのメックも共通で20万コムスタービルです。生命維持装置は5万コムスタービルです。
 という事は、生命維持装置に致命的命中を受けたら、戦闘報酬が吹き飛ぶことを意味します。
 操縦席に致命的命中を受けた場合、戦闘報酬と勝利報酬を合わせた15万コムスタービルでは修理代金を捻出することが不可能である事を意味します。
 身の代金や、月ごとの契約金に頼らざるを得なくなってしまうわけですね。
 センサーも比較的高価です。しかも、メック毎にセンサーの種類が違います。けっこう正規部品を手に入れるのに苦労するでしょう。
 
 (6)疑似ボーン
 
 メックの疑似ボーンは、重量×400しかしません。かなり安価です。
 (リプレイで出てきたエンドースチールはその4倍の重量×1600)
 メックの疑似ボーンは、非常に丈夫ですが、壊れると修理不能(メックウォリアーP131)です。そして、機体中枢の修理部品として疑似ボーンのことは触れられていません。疑似ボーンがダメージを受けたらどうなるのでしょう?
 それとも、疑似ボーンはダメージを受けないのでしょうか?
 
 色々調べてみまするに、疑似ボーンにダメージを受けると、装甲板や機体中枢点の上限が低下するようです。
 (推測ですが・・・)
 
 バトルテックシナリオ集グレイデス軍団より
 P15 ローリー・カルマーのローカストの胴中央正面の装甲は最大で8点に低下。通常の最大値は10点。
 (他に、2点余分に発熱し、放熱器が2基減っているので実質的な放熱能力は6点と思われます)
 その後乗り換えたシャドウホークは、左腕の装甲が12点、左胴正面の装甲が10点に減少しています。通常の最大値は16点と18点です。
 P16のデルマー・クレイのウルバリーンは、胴中央の装甲値が18点に減少しています。通常は20点です。
 P18のハッサン・アリ・カレドのウォーハンマーの左足の装甲値は最大12点
  ※うん? P21のシェリルのシャドウホークはD型だったのか・・・気付かなかった・・・
 
 ブラックウィドウでは、
 P16ミクロス・デリウスのアーチャーが、「左脚の内部構造にかなりの損傷を与えており、その結果左脚の装甲値は10点になっている。
 P19サイモン・フレイザーのスティンガーは、「至近距離から粒子砲の直撃を受けた。そのため機体の左胸に内部構造へ及ぶ損傷を受け、その部位の装甲値は4点しかない」
 
 こんな感じです。いずれも、機体中枢の耐久値の減少はありませんが、装甲の最大値が減っています。
 装甲板を取り付けるための結節点などが酷い損害を中枢に受けたときに壊れてしまい、それを修理することが不可能なのではないか? と考えています。
 
 メックの修理で一番大変なのは、部位/装備の完全破壊(要交換) 目標値11 というものです。
 海外の修理ルールなども調べてみるに、機体中枢が完全に無くなった場合疑似ボーンに損傷を受けたと見なし、修理がものすごく大変になるということなのかもしれませんが、詳しいことは不明です。
 ともあれ、
 >>機体中枢が損害を受けている 目標値6
 というのとは根本的に修理難度が違うところを見ると、ある程度の根拠にはなるかもしれないとは思います。
  
 
 (7)結論その2(まとめ)
 
 疑似ボーンの基本値段はメック重量×400であり、マイアマー価格のわずか2割のお値段です。しかし、この安価な疑似ボーンこそが、メックのシャシーであり、全ての部品を取りつけるための根幹部品であることは間違い有りません。
 ・・・メックの修理不能というのは、疑似ボーンの修理不能を意味するのだろうかという気もします。
 
 
 
 ご意見を取り入れて少し書き足してみました。
 いかがでしょうか?

(sf:ローマ数字を一文字であらわした文字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。アルファベットで代用しました)


2002年04月28日:02時07分37秒
追記 / ミッキー
メックウォリアーの第1版、第2版、第3版では、出た時期的にFASAの実力がまったく違う頃に発売されました。そのあたりから完成度などに随分と違いが有るのは当然だと思います。
 
 また、基本コンセプトも違うようです。
 第1版はガープス風、第2版はシャドウラン風、第3版はトラベラー風だとの評価をどこかで聞いた覚えも有ります。
 
 また、(主に)対応している年代も違うように思います。3025年代と3050年代と3060年代です。技術的、情勢的、経済的、精神的にまったく違うのですから、なにか矛盾があっても、それであたりまえということだとおもいます。
 ですから、そのあたりの矛盾についてはあまり気にしていないのです。
 コラム投稿用掲示板の、矛盾点?や、SNEは悪くないなどをお読み下さい。
2002年04月28日:01時47分10秒
反応ありがとうございます! / ミッキー
あんてぃえん安田さん>>誤植発見
 ありがとうございます!
 参考にさせて頂きます!
 
 >>メックの身代金を価格の10%でプレイしていました。ほとんどの場合(リンクスが弾薬誘爆でふきとんだとき以外)おおきな黒字でしたが。
 
 そうですね、10%というのは、まあなんとかやっていけるくらいのバランスだと思います。
 ただ、勝ちつづけることができるような敵をGMが出してくれる場合、という事ですね?
 ふむふむ。
 やはり、これくらいのバランスがいいですよね。
 問題は、勝ち負けが半々くらいだと・・・どうなるのか、という事ですが・・・
 身の代金で破壊/捕獲ボーナスは相殺されますから、やはり、戦闘報酬と勝利報酬を高くしないと駄目なのでしょうか・・・・?
 
 このあたりは、難しいですよね・・・
 
 
 さえきさん>>一応ツッコんでおくことにしましょう
 ありがとうございます! こういう突っ込み大歓迎です。ふむ、突っ込みの内容からすると・・・「基本的に日本語版準拠の考察です。海外版は基本的には考慮外です」とつけくわえたほうがいいようですね。
 
 いや、なにしろBMRってなに? という人間ですので英語はさっぱり(^^;)
 そういうわけで、海外版の情報は、なるべく区別し易い表現にしたつもりですが・・・もうちょっと付け足したほうがいいみたいですね。
 ここは日本ですから、これで問題ないですよね?
 バトルテックでなくてBATTLETECHでの考察であれば大問題でしょうが、おれはそちらは全然だめなのですよね。いやまあ、挑戦したけど挫折したといいますか・・・
 
 
 >>エンジンの価格ですが
 
 これは、上記の理由から大丈夫だと思います。
 SNE公式回答のものですから。え〜〜と、どうしてこういう計算式になるかというと、Q&Aで清松さんがみーちゃんに突っ込まれて約分したからなのです。
 5000と75の双方を25で割ると同じになる、とそういう事なのですね。意味はおなじなわけです。
 
 
 >>機体中枢については、胴中央以外のセクションは、耐久値が0になったものは、交換になります。
 
 これも、大丈夫です。日本語版メックウォリアーならびに、その翻訳もとになった原書には、まだそこまでの規定がございませんので、中枢耐久値がゼロになってもマイアマーさえ取り付ければオッケイです。値段的にもそうなります。
 
 肩と腰の値段は、疑似ボーン重量×400 に対してそれぞれ1個だけで重量×200とか重量×300もしますので、計算上それはありえませんので、別個に計算と考えました。
 マイアマーの値段は設計時と修理時でほぼ同じですし。
 このような説明でよろしいでしょうか・・・?
2002年04月28日:00時12分40秒
メックのコスト / さえき
一応、ツッコんでおくことにしましょう(^_^;)

まず、エンジンの価格ですが、(5,000 x Rating x Tonnage) /75 です。
遮蔽については、エンジンのコンポーネントの一部ですので、個別に価格を計算することはありません。

次に、機体中枢については、胴中央以外のセクションは、耐久値が0になったものは、交換になります。(修理不可)
胴中央の耐久値が0になった場合、そのメックは再起不能です。
また、肩、腰も、四肢の機体中枢を構成するコンポーネントに含まれますから、個別に価格を計算することはありません。

これらの事柄は、BMRに記載がありますので、一度目を通しておくことをお薦めします。
2002年04月27日:15時36分04秒
誤植はっけ〜ん / あんてぃえん安田
>なお、疑問質問矛盾点の発見誤字脱字の指摘等等は大歓迎です。ぜひ、このコラムの完成度を上げるためにご意見をきかせ下さいm(_ _)m
 
 あい、さっそくですが。
 (3)の引用部分。「そうこう」を「装甲」に。
 (5)の「身の代金」を「身代金」ですね。
 
 メック中枢の修理費って、TSMやエンドゥスティールの使用でも変わりますよね。
 おいらのところでも、メックの身代金を価格の10%でプレイしていました。ほとんどの場合(リンクスが弾薬誘爆でふきとんだとき以外)おおきな黒字でしたが。ノ=ダチ(野太刀)が中枢に受けたダメージによって赤字すれすれになったこともありました。高いんですよ、ノ=ダチの中枢って(^^)。
 
 そういえば、身代金をメック値段の10%に設定してもかなりの黒字になりますよ。弾薬の費用や修理費を差し引いても、8回のセッションのあいだにもう一台メックが買えるほど貯まったこともあります。
 主な原因は負けなし&ジャイロやエンジンなどの高い部品を壊していないこと、でしょうね。これではあまり参考にならないかな(^^)。
 
#学校からつないでいるので、これだけにて失礼。
2002年04月27日:13時30分24秒
コラム:『メックの完全破壊とは?』 / ミッキー
コラム『メックの完全破壊とは?』
 
 とあるときとある所でこんな質問を受けました。
 
 「メックの修理不能とはどの程度の損害をさすのでしょう?」
 
 このコラムは、その時に答えたレスをもとに書いたものです。そんため、一部の記述が古くなっていたりしますがご了承ください。
 また、このコラムの目的は、現在の議論における身の代金を含む報酬でメックの修理を行うのにかかる費用計算等にかんしての考察という側面が有ります。
 
 なお、疑問質問矛盾点の発見誤字脱字の指摘等等は大歓迎です。ぜひ、このコラムの完成度を上げるためにご意見をきかせ下さいm(_ _)m
 
 
 (1)結論その1(基本の確認)
 
 一言で言えば、あらゆる装備に致命的命中(複数装備欄があるなら複数箇所に)を受けて機体中枢が全部無くなっていると修理不可能です。
 つまり、どんな損傷も修理可能です。(部品と工具と優秀なテックがいれば)
 メックは、疑似ボーンとマイアマーによる柔軟かつ各ブロックに別れた構造をしており、整備が非常に簡単なのです。この規模の大きさの超高度技術機械にしては。
 
 ただしこれは、『ドアしか残っていない往年の名車』の、ドア以外の部品全部どこかからか調達してくればレストアできると主張するようなものです。
 普通は、重要部品が壊れていればバラして部品取りに使ったほうがいいと判断されかねません。
 
 まあ、頭と胴中央が無事で他も致命的命中だらけでないなら大破といえど割と簡単に修理可能と覚えておけば問題ないでしょう。
 
 
 (2)エンジンとジャイロの検討
 
 メックの重要部品の中で、一番値の張りそうな部品といえば、やはりジャイロとエンジンでしょう。
 ジャイロは1回の致命的命中なら3分の1の値段である『ジャイロ部品』があれば直せます。しかし、2回の致命的命中で完全破壊で、ジャイロ丸ごと交換のようです。メックウォリアーRPGリプレイ第1巻の第1話で、敵味方のシャドウホークのジャイロが両方とも完全破壊していました。
 1トン辺り30万CBですから、それに組み立て費用を含めて考えると・・・
 ワスプやスティンガーならメック部品全体の4割5分程度がジャイロの値段ということになります。
 シャドウホークなら90万CBですから、3割3分程度がジャイロのお値段ですね。
 
 エンジンのお値段はQ&Aで修正されてメック重量×エンジン出力×200÷3となっています。エンジン遮蔽のお値段はエンジン出力×1000×メック重量÷75と書かれていますね。
 そう言えば、いままでエンジン関連のお値段の計算はしたことないですね。 ここで計算して見ましょう。
 
 
 スティンガーのエンジンだと 20×120×200÷3=16万CB
 機体全体の1割?
 ・・・て、たったこれだけ!?
 ・・・・写し間違えたんだろうか?
 元の計算式だとメック重量×5000×エンジン出力だから、20×5000×120=1200万CB・・・スティンガーの値段が160万1520CBしかしないのだから、やっぱりこの式も変だ・・・
 
 スティンガーのエンジン遮蔽は 120×40×20÷3=3万2千CBですね。
 3回の致命的命中を受けてしまったら爆発は起きないものの使い物にならなくなります。しかし、後に海外ではルールが変更され、無傷のエンジンが一撃で致命的命中3回になると、爆発チェックをしなければならなくなりました。
 日本語版とは違いますのでご注意を。
 ・・・て、それは横に置いといて(^_^)
 
 それよりも他のメックで計算してみましょう。
 
 フェニックスホーク
 エンジン 45×270×200÷3=81万CB
 遮蔽 270×40×45÷3=16万2千CB
 81×1.45=117万4500CB
 だいたい3割のお値段ですね。
 ジャイロは90万×1.45=130万5000です。
 両方合わせて247万9500コムスタービルで、メック全体価格の6割1分を占めます。
 
 バトルマスター
 エンジン 85×340×200÷3=192万6666CB
 遮蔽 320×1000×85÷75=36万2666CB
 192万6666×1.85=356万4333CB
 バトルマスターのお値段が841万CB。エンジンだけで中量級メックが買えてしまいますね・・・
 ジャイロが120万×1.85=222万ですから、足して578万4333CB・・・6割9分がジャイロとエンジンです。
 
 スティンガーと比べてなんて高価なエンジンなんだ・・・強襲型の製造が大変な理由がよ〜〜〜くわかってしまいました・・・
 でもって、軽量級の製造が簡単な理由も・・・基幹部品の一つであるエンジンが比較的安価に作れるからなんですね・・・
 
 
 いや、それはともかく!!
 この計算式だと、同じ出力のエンジンでも、メックの重量が違うと『原価が』まったく違うことになってしまいます。
 エンジンとは、出力が同じならどれも同じではないのでしょうか? それなのに、なぜこんなにも値段が違うのでしょう?
 
 わかっちゃいます。ですが、あえてヘルメスIIとライフルマンのエンジンの値段を比べてみましょう。どちらもピットバン240ですから。
 
 ヘルメスII
 エンジン 40×240×200÷3=64万CB
 遮蔽 240×1000×40÷3=32万CB
 ライフルマン
 60×240×200÷3=96万CB
 遮蔽240×40×60÷3=48万CB
 うう〜〜ん・・・なぜ同じエンジンでこうも値段が違うのでしょうか?
 エンジンとは、底深い周辺部品があって、それを含めてのお値段なのでしょうか?
 
 例えば、同じ50トンの機体中枢でも、歩行移動力4と6では、スピードがまったく違うため、疑似ボーンにかかる負担もまったく違うはずです。
 これを補強するショックアブソーバーとか疑似ボーンの強化などもエンジンの値段に含まれるのでしょうか・・・?
 
 うう〜〜む・・・(悩)
 
 
(3)マイアマーと装甲
 
 マイアマーは1点辺りのお値段が装甲の倍です。つまり、それだけお金を出せば調達可能です。しかも、このマイアマー、長さと太さしか規格が有りません。ですから、もっとも正規部品が手に入り易い部品だったりします。
 機体中枢点×マイアマー1点あたりの値段である1250CBと、設計時のマイマーに割かれる部品代を比べると、ほぼ似たような値段になります。
  20トン  33点×1250= 4万1250 設計時 4万
  50トン  83点×1250=10万3750 設計時10万
  80トン 122点×1250=15万2500 設計時16万
 100トン 152点×1250=19万0000 設計時20万
 
 一方で装甲は、安価では有るものの、正規部品を手に入れるのが結構大変だったりします。
 メックウォリアーP132より
 >>それぞれの装甲は、取り付けるメックの形式と取り付け場所に合わせて特別に作られます。
 >>継承権戦争において、この極めて特殊化した設計に、整備兵と戦場での修理工は絶えず悩まされ続けています。
 >>装甲はメックとその部位に応じてあまりに精密に作られているため、必要に応じて適切なサイズや形のものを入手することが難しく、多くの場合、整備兵達はそうこうの形を変える事を余儀なくされます。
 >>それは、装甲を構造的に弱めることに繋がるのです。
 幸い比較的安価ですので、3回分以上の全装甲セットを用意しておきましょう。
 
 
 (4)駆動装置や腰、肩
 
 駆動装置、腰や肩、手駆動装置等等の部品の値段はメックウォリアーRPGのP119と133に載っています。
 それで注目したいのが、腰や肩の値段がメック設計で使う表に載っていないことです。誤植だと思いますので、みなさん忘れないようにしましょう。
 でないと、「なに? そのメックは腰と肩の値段が入っていないのか? じゃあ、そのメックは五十肩とぎっくり腰で行動不能だ」などとマスターに突然いわれたりとかするかもしれません(^^)
 いやまあ、冗談ですけどね(^^)
 
 腰と肩は、疑似ボーンに密接に関連する部品と思われますので、応急修理で正規部品以外をくっつけるのはかなり大変だと思います。
  
 
 (5)操縦席と生命維持装置、センサー
 
 操縦席は、どのメックも共通で20万コムスタービルです。生命維持装置は5万コムスタービルです。
 という事は、生命維持装置に致命的命中を受けたら、戦闘報酬が吹き飛ぶことを意味します。
 操縦席に致命的命中を受けた場合、戦闘報酬と勝利報酬を合わせた15万コムスタービルでは修理代金を捻出することが不可能である事を意味します。
 身の代金や、月ごとの契約金に頼らざるを得なくなってしまうわけですね。
 センサーも比較的高価です。しかも、メック毎にセンサーの種類が違います。けっこう正規部品を手に入れるのに苦労するでしょう。
 
 
 (6)疑似ボーン
 
 メックの疑似ボーンは、非常に丈夫ですが、壊れると修理不能(メックウォリアーP131)です。そして、機体中枢の修理部品として疑似ボーンのことは触れられていません。疑似ボーンがダメージを受けたらどうなるのでしょう?
 それとも、疑似ボーンはダメージを受けないのでしょうか?
 
 色々調べてみまするに、疑似ボーンにダメージを受けると、装甲板や機体中枢点の上限が低下するようです。
 (推測ですが・・・)
 
 バトルテックシナリオ集グレイデス軍団より
 P15 ローリー・カルマーのローカストの胴中央正面の装甲は最大で8点に低下。通常の最大値は10点。
 (他に、2点余分に発熱し、放熱器が2基減っているので実質的な放熱能力は6点と思われます)
 その後乗り換えたシャドウホークは、左腕の装甲が12点、左胴正面の装甲が10点に減少しています。通常の最大値は16点と18点です。
 P16のデルマー・クレイのウルバリーンは、胴中央の装甲値が18点に減少しています。通常は20点です。
 P18のハッサン・アリ・カレドのウォーハンマーの左足の装甲値は最大12点
  ※うん? P21のシェリルのシャドウホークはD型だったのか・・・気付かなかった・・・
 
 ブラックウィドウでは、
 P16ミクロス・デリウスのアーチャーが、「左脚の内部構造にかなりの損傷を与えており、その結果左脚の装甲値は10点になっている。
 P19サイモン・フレイザーのスティンガーは、「至近距離から粒子砲の直撃を受けた。そのため機体の左胸に内部構造へ及ぶ損傷を受け、その部位の装甲値は4点しかない」
 
 こんな感じです。いずれも、機体中枢の耐久値の減少はありませんが、装甲の最大値が減っています。
 装甲板を取り付けるための結節点などが酷い損害を中枢に受けたときに壊れてしまい、それを修理することが不可能なのではないか? と考えています。
 
 メックの修理で一番大変なのは、部位/装備の完全破壊(要交換) 目標値11 というものです。
 海外の修理ルールなども調べてみるに、機体中枢が完全に無くなった場合疑似ボーンに損傷を受けたと見なし、修理がものすごく大変になるということなのかもしれませんが、詳しいことは不明です。
 ともあれ、
 >>機体中枢が損害を受けている 目標値6
 というのとは根本的に修理難度が違うところを見ると、ある程度の根拠にはなるかもしれないとは思います。
  
 
 (7)結論その2
 
 疑似ボーンの基本値段はメック重量×400であり、マイアマー価格のわずか2割のお値段です。しかし、この安価な疑似ボーンこそが、メックのシャシーであり、全ての部品を取りつけるための根幹部品であることは間違い有りません。
 ・・・メックの修理不能というのは、疑似ボーンの修理不能を意味するのだろうかという気もします。
 

(sf:ローマ数字を一文字であらわした文字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。アルファベットで代用しました)


2002年04月27日:11時16分50秒
自己矛盾 / 炎矢

>捕虜が返還される時に解除した武装を返すなんて聞いたことありません。
>普通は解除された武装は押収されたままです。
>それと同じ事だと思いますが。
と,思っているけれどPCにはメックを渡したくないわけですね

おそらく倉木さんはメックを戦車や銃と同じレベルで考えているのではないでしょうか
もしくはそう扱っても問題無いような設定なのかも

私が思うに,問題は倉木さんが
 ・PC達にはメックを敵に返還することによる利益が無く
 ・なおかつPC達がメックを返してもらうという状況がまず発生しない
という特殊な状況を設定しながら
PC達にメックを渡したくないと思っている           
という自己矛盾にあるのではないでしょうか

2002年04月27日:07時06分59秒
Re:メックの返還 / AOI
>前者は安い方がいいでしょうし後者は高いほうがいいはずです。
あなたの部隊だけではなくて、当然敵も同じように考えるのだということを忘れていませんか?
双方の折り合いがついた金額が身代金となるはずです

前々から言いつづけてきた意見ですがあまり明白ではなかったのでもう一度書きます

金銭の流れの一切は部隊が管理しています
そうであるならばPCは金額の内訳を知る必要はありません
あなたの部隊で出撃費、修理費、維持費がいくらかかったのかを公表しないのと同じように
身代金の額についても公表する必要はまったくありません
2002年04月27日:00時03分42秒
[メックの返却]10%の理由 / えんど
えんどです。
私は、「戦闘ボーナスは規定通り」「弾薬、破損部の修復、個人装備費用は小隊持ち」「歩兵、整備兵にかかる費用は考慮外」「メック戦士の月給は1700(笑」で行っていました。

捕獲メックの10%って、微妙に赤字よりの金額です。
たまに無法者のメックを分捕ってボーナスかな。

個人的な考えですが、気を抜くと赤字になるくらいのバランスがちょうどいいと思っているので採用しています。
お金(赤字)と、経験点(達成値の変化)を秤にかける位のバランスですね。


倉木さんの書込は、PCにお金(メック)を渡したいのか、渡したくないのかがいまいちはっきりしません。
シナリオでメックが渡らないようにするのもダメ、
戦闘で相手を強くするのもダメ、
メックの返却も慣例と言われる10%は納得できないから50%にする。
これでは、PCが裕福になるなという方が無茶だと思います。
2002年04月27日:00時01分22秒
[メックの返還]金額など / 闇の鷹
Re:west riverさん
>メック戦士の保釈金が払えなかったらどうなるんだろう?(笑)
 必ずしも現金で取引されるわけではないと思いますよ。仮に身代金が50万Cビルだとするなら、50万Cビル相当のメックの部品とか、そういったものでもかまわないのではないでしょうか?
 あるいは、ほぼ同じ腕のメック戦士と、ほぼ同じ重量のメックをそれぞれ捕虜交換で返すということもありうると思います。

Re:あんてぃえん安田さん
>傭兵部隊と雇い主の国家との契約ではなく
 そういった契約は普通結ばないのではないでしょうか?
 そもそも、傭兵の契約に身代金に関する事項を盛り込むのは、兵士が高額の生命保険(死亡保険)に加入するのと同じぐらいナンセンスではないでしょうか?
 戦場に出れば当然撃墜される可能性があります。保険であればべらぼうに高い保険料を取ればもしかしたら保険会社にも利益があるかもしれませんが、傭兵を雇うときに身代金を保証したからといって、傭兵が安く雇われてくれる訳ではありませんから雇い主が納得しないと思いますよ。
 
余談
 メック戦士失機保証(傭兵様向けプラン)
・メックが全損した場合には新規メック購入資金として最大500万Cビルを支給いたします。(搭乗メックの正規ディーラー価格が500万Cビル未満の場合、最大額はそのお値段となります)
・メックが敵部隊に鹵獲された場合には身代金として正規ディーラー価格の10%を支給いたします。
・メックが損傷した際につきましては、修理可能な場合は一切の支給はありません。あらかじめご了承ください。
・保険料は一口メック購入資金の1%、契約期間は標準時間で1年、契約満了1ヶ月前までに解約申請をしない場合は自動更新とさせていただきます。
・なお、等保険は掛け捨てとなっておりますので満了時に払い戻しはありません。あらかじめご了承ください。
・お得な3年プラン、5年プラン、10年プランもご用意してございます。詳しくは傭兵様向け営業部(××××-○○○○-□□□□)まで。
2002年04月26日:23時09分10秒
倉本さんの求めているもの / ミッキー
倉本さんの返事や発言をみたところ、やっぱり最初から答えが出ていたのですね。
 自分でそれがわかっていながら、認めたくないだけなのですね。
 
 あるいは、自信がないからみんなに肯定して欲しい。
 でも、肯定してもらえないから反発したくなる。
 自分の発言に矛盾があることも見えなくなってしまう。
 
 
 自分で50%という金額を決めているのでしたら、なにも問題ないでしょう?
 他の人に頼ろうとしても、自分の心とは戦えないことが多いものです。
 
  倉本さん、勇気をだして、自分に正直になることは大事だと思いますよ。
 
 それがだめでも、ちょっとした助言を素直に実行してみるというのも手だと思います。
2002年04月26日:18時21分30秒
メック返却金に関しての簡易調査 / west river
 
>>仮に、ある原書のサプリメントや小説に10%と明記されていれば倉本さんは納得するのですか?
>それがきちんとした決まりとして存在するのであれば納得はすると思います。
  
 Googleを使用して、米国のHPに何か断片的にでも公式的な情報がないか簡単に調査しました。
 使用したキーワードは「バトルテック、メック、保釈金」(もちろんそれぞれ英語で)
 
 結果、複数のリプレイ、チャット、掲示板、小説等をいくつか検索しましたが、メック自体の保釈金に関しては分かりませんでした。
 
 ただし、それほど自分は英語力が強いわけでもなく、「メック(物)の保釈金(人間に対するもの)」であっているかと言う問題があり、それら擬人化の文化が無いとすればまた別の単語が当てはまると思います。
 自分にとっては接続料はタダではないのでこれ以上は無理です。
 
 GMとして手間を惜しまないのなら、いっそのこと米国のオフィシャルページか、メックウォーリヤーの老舗のHP(人の出入りが多いHP)の掲示板にて質問してみてはいかがでしょうか?
 英語が分からなくても、無料翻訳サイトがいくつかありますから何とかなります。
 シャドウランの掲示板でも外国から来た方との翻訳ソフトorサイトと経由しての会話が通じました。
   
 とりあえず、下記のHP(日本語)にオフィシャルページの掲示板へのアドレスと使用上の注意の日本語訳があります。
  
 http://www08.u-page.so-net.ne.jp/cd5/ryu-s/index.htm
 
 上記の方法で公式的な数字が判明したら、是非ともこの掲示板で発表して頂きたいと思います。 
 
 
 最後に一言
 
 セッション開始時に
 「メックの保釈金は何%くらいがいい?これは、メックが捕獲されたり、捕獲した時に関係してくるから君らが納得する数字を出して欲しいんだ。全員の数字を平均化して、このキャンペーンでの取り決めとするから。セッション終了時に聞くよ」
 と言って倉本さんのセッションを身をもって体験させてから、各PLに数字を聞く。
 そして、帰ってからその数字を平均化して次のセッションの冒頭で発表。  
 割合の高低でのメリット、デメリットの説明を入れても5分とかかるとは思えませんが、そのような時間も無いのですか?
 
2002年04月26日:16時15分06秒
Re:メックの捕獲 / アル
>倉本さん
> 私でしたらメックの価格の半額というところですかね。
> メックの状態にもよりますが敵は新品を購入するよりは安いし味方は売りに出すよりは高いので両者の折り合いがつく数字だと思います。
 じゃあそれで結論は出てると思いますが?
 根拠もありますし、「メックの状態にもよる」とTPOに応じて柔軟に
 運用できるガイドラインですし、それで何も問題ないじゃないですか。
 
> 実はまだPLが揃っていないんです。
> それに私はこういうことはGMが決めることであってPLの手を煩わせることじゃないと思うので。
 PLが揃っていないとは驚愕の新事実ですな。以前にもどなたかが書いて
 らっしゃいましたが、「開示していない情報」があってはまともな議論が
 できるはずがありません。
 GMが決めること思うならびしっと決めてしまえばいいと思います。
 PLは煩わせたくないが、掲示板利用者の手を煩わせるのは構わないという
 のは本末転倒のような気もします。
 
> ですから金で取り返せるなら借金してでも取り返すと思っています。
> そういうわけで経済状態はあまり関係ないと思います。
 借金させてくれるとは限らないし、貸す相手だって部隊の経済状態は
 気にすると思います。ぶっちゃけ、半壊状態の部隊に打算なしで金を
 貸す人(企業、国家など)はいないでしょう。
 貸すとしてもその額は部隊の経済的規模や長期的な支払い能力によって
 決定されると思いますし。
 というわけで、やはり経済状態は重要な情報かと。
 
> それだけでは話にならないのですが。
> 高いと思うならいくらならいいかをいってくれないと。
 それで10%という話になったんじゃありませんでしたっけ?
>この場合は何があろうとPC達を戦闘に負けさせて捕虜にする必要があります。
 自動シナリオについてはわかりました。でも恣意的にPCを負けさせる
 必要はないと思います。勝ったり負けたりの戦闘バランスなら、負けた
 時に捕獲すればいいじゃないですか。
 ・・・と思ったら、
 
>一方的な惨敗を喫しない限りメックは捕獲されません。
 では一方的な圧勝を収めない限り敵メックも捕獲できないわけですね。
 味方のメックが捕獲される可能性を論じる必要がないなら、敵メックを
 捕獲できる可能性も論じる意味がないわけで、この議論自体が無意味に
 なりかねませんが。
 いくら地の利があるとはいえ、PCが勝つ場合のみを想定した議論は
 自動シナリオやPCを恣意的に負けさせることをを嫌う倉本さんにとって
 意味のある議論とは思えません。
 #負けさせるのは嫌うが、勝たせるのはいいってことじゃないですよね?
2002年04月26日:15時20分05秒
書き方に気をつけて / anonymous

>実はまだPLが揃っていないんです。

え?
「顔を合せられない or 連絡が取れない」のではなくて「メンバーが確定していない」ということですか?

>2002年04月25日:17時51分56秒
>みんなが揃える時間は貴重なんです。

こういう書き方でしたのでメンバーは決まっているものと思ってましたよ。
#コンベ云々はあくまで例のつもりだったのに…。

>それに私はこういうことはGMが決めることであってPLの手を煩わせることじゃないと思うので。

それなら、GM(倉本氏)の好きなように決めたら良いでしょう。
#10%でも100%でも御自由に。

>>それとも、20%〜90%の間で意見が乱舞する展開を望んでいるのでしょうか・・・
>できればそういう状態になって欲しかったです。

そうですか。

>2002年04月20日:10時24分29秒
>いったいどれくらいがいいんでしょうか。

こう聞かれただけですから、「PLと相談して決めたら?」とか「SNEは10%と言っている。」という意見でも充分だと思いますけど。
これ以外の意見があまり出ないのは、概ねそれで解決できているからでしょうし。

>>「高すぎるのでは?」という意見が出ませんでしたっけ?
>それだけでは話にならないのですが。
>高いと思うならいくらならいいかをいってくれないと。

そういう要望は、その意見を書いた当人に言いましょう。
アル氏に言っても何の解決にもなりませんよ。
2002年04月26日:13時52分32秒
メックの捕獲 / 倉本
 >「高すぎるのでは?」という意見が出ませんでしたっけ?
 
 それだけでは話にならないのですが。
 高いと思うならいくらならいいかをいってくれないと。
 
 >自動シナリオがどういうものかはわかりませんが、「負けると
 >わかってる戦いをやらせたくない」ということは「勝てるとわか
 >ってる戦いもやらせない」ということではないのですか?
 >それならばPCが敗北することも、PCがメックを捕獲されることも
 >十分に考えられると思います。
 
 自動シナリオというのはコンシューマゲームのようにPC達は何も出来ないイベントが起きて勝手にシナリオが進んでいくことです。
 この場合は何があろうとPC達を戦闘に負けさせて捕虜にする必要があります。
 私はそういうことは嫌いなんです。
 ちなみに戦闘は以前に書いたとおり戦術次第では負けることもありえます。
 でも前の書き込みに書いたように一方的な惨敗を喫しない限りメックは捕獲されません。
2002年04月26日:13時33分32秒
メックの返還 / 倉本
 >仮に、ある原書のサプリメントや小説に10%と明記されていれば倉本さんは納得するのですか?
 
 それがきちんとした決まりとして存在するのであれば納得はすると思います。
 
 >それとも、20%〜90%の間で意見が乱舞する展開を望んでいるのでしょうか・・・
 >うう〜〜ん・・・わからない・・・(悩)
 
 そうですね。
 できればそういう状態になって欲しかったです。
 
 >メックが身代金に化けてしまうが、自分たちが例え負けても(戦術しだいで負けることは十分にありうる難易度の戦闘でしたね)、メックが爆破でもしない限り失機者にならないという点と、メックが手に入るが、負けたときに失機者になる、というのであれば、わたしなら迷わず前者のほうを選びます。まあ、そうでない人もいるでしょうけど。
 
 私は後者を選びますな。
 自分達が負けなければいいんですから。
 もちろんいつまでも勝ち続けることは出来ないのは知っています。
 でも普通の人間は自分だけは例外と考えるんじゃないですかね。
 
 >十分黒字になりうる10%という数字は妥当だとわたしは思ってしまいますが。
 >倉本さんは何%くらいで、その妥当だと考える理由は、というあたりも聞きたいですね。よろしければご提示願えませんでしょうか。
 
 同じ10%という数字でもそのように根拠を示してるくれればいいんです。
 私でしたらメックの価格の半額というところですかね。
 メックの状態にもよりますが敵は新品を購入するよりは安いし味方は売りに出すよりは高いので両者の折り合いがつく数字だと思います。
 
 >これは、逆にいえばメックを返還してもらうためにPC(PL)たちはいくらまで出すことができるか(いくらまでなら損にならないか)を考えるはずです
 
 いくらなら出せるかという数字といくらなら返却してもいいという数字は違います。
 前者は安い方がいいでしょうし後者は高いほうがいいはずです。
 
 >コンベンション向けでPLメンバーが決まっていないとか、何かPL達に聞けない理由でもあるのですか?
 
 実はまだPLが揃っていないんです。
 それに私はこういうことはGMが決めることであってPLの手を煩わせることじゃないと思うので。
 
 >PCたちが敗北した場合、上司である貴族はPC達のメックの身代金を払えるのでしょうか?
 
 負けたからといって必ずしもメックが捕獲されるとは限らないんですよね。
 戦力が同程度の戦いの場合はこちらが全機が戦闘不能状態になって敵側は全機が戦闘可能状態にある場合でないと一方的に敵に捕獲される事にはならないはずです。
 そんな惨敗を喫することはめったにないと思います。
 ですから一度なら払ってもいいでしょう。
 何度もあるようではわかりませんがそうそうあることではないと思いますよ。
 そういう状態でないなら両者とも破損したメックを回収して戦闘終了だと思いますよ。
 ついでにいえばPC達は味方の勢力圏で戦闘しているわけですから味方に回収されることが多いはずです。
 敵はその逆になるんですね。
 いわゆる内線の利というやつです。
 
 >というわけでPCの上司の資金力ならびに敵勢力の資金力を教えてください
 
 さらに言えば私はメックは非常に貴重なものだと思っています。
 ですから金で取り返せるなら借金してでも取り返すと思っています。
 そういうわけで経済状態はあまり関係ないと思います。
2002年04月26日:12時39分28秒
メックの返還金額(Re: 世界観) / アル
> ここに書き込むのは私が時間を作ればいいんですが。
> 人に聞くには両者の都合のいい時間を作る必要がありますし。
 anonumousさんも書いていますが、それほどの手間とは思えませんが?
 電話の一本、メールの一通で済む問題じゃないですか。
 メールなら両者の都合が合わなくてもコミュニケーションできるし。
 
> ですからそのための意見としてメックの価格と同額という意見をすでに出してあります。
> しかしそれには何の返事も返ってきてませんが。
 なるほど、あれは叩き台ではなく純粋に倉本さんのお考えでしたか。
 失礼しました。
 「高すぎるのでは?」という意見が出ませんでしたっけ?
 
 私個人的には、10%は確かに少々安いかと思います。
 根拠はありませんが、感覚的には15〜30%くらいかな。
 
> 私はSNEの10%というのは一つの傭兵部隊と国家との間の契約内容にすぎず普遍性があるものとして扱うことは出来ないと思っています。
 ですからそれは倉本さんのお考えでしょう?
 そうではなく、「あれがSNEの公式見解だから10%でやろう」と思う人が
 多いだろうという話ですよ。
 
> 私は自動シナリオは嫌いですし。
> 初めから負けるとわかってる戦いもやらせたくありません。
> 私はMWにそういうシナリオはそぐわないと思いますので。
 自動シナリオがどういうものかはわかりませんが、「負けると
 わかってる戦いをやらせたくない」ということは「勝てるとわか
 ってる戦いもやらせない」ということではないのですか?
 それならばPCが敗北することも、PCがメックを捕獲されることも
 十分に考えられると思います。
2002年04月26日:12時14分07秒
上司の懐 / 炎矢
ところで
仮に身代金をメックの市場価格の100%に設定したとして
PCたちが敗北した場合、上司である貴族はPC達のメックの身代金を払えるのでしょうか?

メックの価格と貴族の収入を考えるとそんな大金早々払えるものではないと思うのですが?
仮にあったとしても、負けた後のことを考えるより、そもそも負けないようにすることを考えると思うのです、戦力の随時投入は愚策、そのため、資金に余裕があったら新しいメックの購入や武装の増強に使ってしまうのではないでしょうか?
それは敵の側にも言えることであり、そのため互いに資金的余裕はほとんどないと思われます。

相手が払えない額の身代金を要求するということは実質上、互いにメックを返さないということであり、倉本さんの危惧する戦力のインフレを発生させます

というわけでPCの上司の資金力ならびに敵勢力の資金力を教えてください
2002年04月26日:10時02分58秒
妥当な金額の算出 / anonymous

>>全員にアンケート取るのは、集まらなくてもメールや電話で
>>住むわけですからそれほどの手間とは思えませんが。

>ここに書き込むのは私が時間を作ればいいんですが。
>人に聞くには両者の都合のいい時間を作る必要がありますし。

倉本氏「捕獲した敵メックを返しても良いと思う金額の割合は機体の何%?」
PL氏「△△%」
倉本氏「捕獲された味方メックを返してもらうのに妥当だと思う金額の割合は機体の何%?」
PL氏「▲▲%」
倉本氏「じゃあ、間を取って◇◆%(△△と▲▲の平均値)だね。」

電話なら、以上のやりとりに5分もかかりませんが?
PLが5人いても各人5分、倉本氏25分の消費だけで終わりです。
この「◇◆%」で、PL全員の平均値を取れば済むことでしょう。
コンベンション向けでPLメンバーが決まっていないとか、何かPL達に聞けない理由でもあるのですか?
2002年04月26日:08時05分45秒
世界観 / 倉本
 >全員にアンケート取るのは、集まらなくてもメールや電話で
 >住むわけですからそれほどの手間とは思えませんが。
 >少なくとも、この掲示板でこれだけの議論をするより先にやる
 >べきことだと思います。
 
 私はそうは思いませんが。
 ここに書き込むのは私が時間を作ればいいんですが。
 人に聞くには両者の都合のいい時間を作る必要がありますし。
 
 >それと前にも書きましたが、「倉本さんが自分で考えた意見」
 >はないのですか?
 >それをここに提示して、みなさんの意見を求めた方が早いと
 >思いますが。
 
 ですからそのための意見としてメックの価格と同額という意見をすでに出してあります。
 しかしそれには何の返事も返ってきてませんが。
 
 >SNEが10%という案を提示しているのに、敢えてそれに
 >従わない人がそんなにいますかねぇ。
 
 私はSNEの10%というのは一つの傭兵部隊と国家との間の契約内容にすぎず普遍性があるものとして扱うことは出来ないと思っています。
 
 >ところで、ロールプレイによって決定するという案はいかが
 >でしたか?シナリオのネタにもなると思いますが。
 
 私は自動シナリオは嫌いですし。
 初めから負けるとわかってる戦いもやらせたくありません。
 私はMWにそういうシナリオはそぐわないと思いますので。
 
 >他の方の他の書き込みにも。「倉本さんが直接求める情報では
 >ないが、重要な知見と思われる」部分に対してレスをされて
 >いない部分がありますが、これは倉本さんが興味を示さなかった
 >ということですか?
 
 そうですか。
 私は一応は一通り返事をしてるつもりなんですが。
 見落としがありましたか。
 それはどうもすいませんでした。
2002年04月25日:23時20分28秒
Re:金額の意味 / AOI
>ご理解いただけましたか。
理解できません
通常、傭兵部隊であれば
出撃にかかる費用
帰還後、修理にかかる費用
メックの維持に必要な費用
などなどを基準に採算が取れるかどうかを考えることになるでしょう
>PLがそれくらいの金額ならメックを返還してもいいと思う値段がいくらかということが私は知りたいんです。
これは、逆にいえばメックを返還してもらうためにPC(PL)たちはいくらまで出すことができるか(いくらまでなら損にならないか)を考えるはずです
今回はこれら一切の費用の管理を部隊に求めています
それがいいかげん(あるいは不明)な状態でどうして妥当な回答が得られるとお考えでしょうか?
2002年04月25日:23時16分19秒
値段の算出 / 極楽大王
おじゃまします
 
 身代金の算出案です
 
 身代金額 = 新規購入金額 − (修理部品代+弾薬補充金額+メカニック人件費)※修理費ということ
 
 この計算で黒字かプラスマイナスゼロであれば、先方は買い取ってくれるでしょう。
2002年04月25日:21時43分46秒
10%の妥当性 / あんてぃえん安田
>>独自の設定でキャンペーンをするというのは、大変な事ですが、がんばってくださいね(^^)。
> 勘違いなさっているようですね。
> 私は独自の設定とは思いません。
> これが一般的なMWの世界だと思っています。
 
 すいません、言葉足らずでした。一般におこなわれている傭兵部隊などの設定ではなく、貴族の指揮下になる軍隊などの設定をさして「独自の設定」と言ったつもりでした。
 
>私はSNEの10%というのは一つの傭兵部隊と国家
>との間の契約内容にすぎず普遍性があるものとして扱
>うことは出来ないと思っています。
 
>質問2)身代金はいくらぐらい取れる?
> メック戦士やメックを捕獲した場合、条約によっ
>て、身代金を貰って返すらしいですが、いくらぐらい
>取れるのでしょうか?また、返すメックの部品を、こ
>っそり壊れた自分の部品に交換して返したら、怒られ
>ますかね?(笑)
> 2)メックなら定価の1/10ということにしています。
>メック戦士はそのおまけで帰してあげてもいいでしょう。
> 後者は……怒られると思いますよ。」
 
 というところから、傭兵部隊と雇い主の国家との契約ではなく、戦闘をおこなった部隊同士のとりきめだと私は判断しましたが、どうですかねえ。「これだけでは普遍性が証明できない」言われればそれまでなんですが(^^)。
 
> ついでに敵から入る金額と売り払った金額が同程度
>なら二度と敵に回らない分だけ売り払った方がいいと
>判断すると思います。
 
 メックが身代金に化けてしまうが、自分たちが例え負けても(戦術しだいで負けることは十分にありうる難易度の戦闘でしたね)、メックが爆破でもしない限り失機者にならないという点と、メックが手に入るが、負けたときに失機者になる、というのであれば、わたしなら迷わず前者のほうを選びます。まあ、そうでない人もいるでしょうけど。
 
> 誤算はいつまでも意見が出てこなかったことでしょうか。
 
 10%という意見なら大量に出ていますね。上にあげた「例え負けても失機者にならない」というメリットも考えれば、メック値段の10%(K型アトラス−100tなら223万CB、ブラックホークKU−60tなら145万CB、大名−40tなら32万CB、兜−20tでも24万CB。って、勝手に相手がクリタってことにしてるけど^^)という出撃費用の何倍ものCBが入ってくるのは非常においしいと思いますが。中量級2機でも修理弾薬には十分だと思います。
 十分黒字になりうる10%という数字は妥当だとわたしは思ってしまいますが。
  倉本さんは何%くらいで、その妥当だと考える理由は、というあたりも聞きたいですね。よろしければご提示願えませんでしょうか。
 
 何にせよ、ここで議論をすることは、活性化にもつながりますし、大賛成ですよ。ではでは(^^)。
2002年04月25日:21時38分11秒
メックウォーリア雑談所 LOG 009 / sf

 ルール別情報倉庫メックウォーリア雑談所ログメックウォリアー雑談所 LOG 009として2002年04月21日から2002年04月25日までのログを切り出しました。

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2002年04月25日:21時35分14秒
身の代金10% / ミッキー
倉本さんの望むものがわからないですね・・・
 
 身の代金がいくらかを質問し、多数の方が答えて下さっています。
 その他の助言もして下さっている方が沢山います。
 ですが、その意見を尊重しているように見えないような気がしてなりません。
 10%という多数の意見は尊重しないのでしょうか?
 その他の数々の助言は尊重しないのでしょうか・・・?
では、どういう助言や議論が行われると納得し、意見を尊重するのでしょうか・・・? 
 

 倉本さん:身の代金は100%では?
 Aさん:そうだね。それがいいよ。
 Bさん:さすがだねそれが妥当だよ。
 Cさん:100%がいいよね。
 
 という展開だと納得するのでしょうか・・・?
 
 違いますよねえ・・・
 
 それとも、20%〜90%の間で意見が乱舞する展開を望んでいるのでしょうか・・・
 うう〜〜ん・・・わからない・・・(悩)
2002年04月25日:21時25分18秒
RE:メックの返却金 / west river
 
>ですからそのための意見としてメックの価格と同額という意見をすでに出してあります。
> しかしそれには何の返事も返ってきてませんが。
 
 ではそのようにしてみてはいかがでしょうか?
 ルールブックに明記されていない、実世界で兵器の返却に関する条約がないと参考に出来る物はない状況では誰も文句を言えません。「高いんじゃない?」以上の反対理由は出ないと思いますし、PLとしては何も反論はないと思います。
 
 日本で唯一、オフィシャルから出た10%という具体的な数字も、倉本さんの100%も、未だこの掲示板には上っていない原書サプリメントの1ページに記されているかもしれない具体的な数字も、GMが伝えた時点でPLにとってはそのセッションにおける常識となります。
 さらにPLが財産管理するわけでもなく、保釈金がすぐに支払われるわけでもない状況で文句をつけるPLがいるとは思えませんが。 
  
 仮に、ある原書のサプリメントや小説に10%と明記されていれば倉本さんは納得するのですか?    
 
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