ガープスサイバーパンク雑談所 LOG 006

ガープスサイバーパンク雑談所の2001年12月30日から2002年05月20日までのログです。


2002年05月20日:22時45分06秒
百鬼サイバーの補修について / Minimum
 了解しました。まだ分かりませんけど、今の所パッチという形で考えています。
 値段は……そうですね、"特徴1CPにつき$1,000"ぐらいだと、それっぽいかなと思います。根拠は無いですけど(笑)
 後、Minimumが追加するとすれば、大雑把な合法/非合法の線引きぐらいでしょうか?
 さすがに私が合法レベルを0〜6まで割り振る訳には行かないですけど、気軽に内蔵火器を埋め込まれても困りますからね。

#でもデータをこんな形で流用して、果たして百鬼夜翔好きの方に怒られはしないだろうかと、ちょっと不安ですけど……。
2002年05月19日:19時54分11秒
百鬼式サイバーウェア / 石頭

既に絶版となってしまった角川スニーカーG文庫版の『ガープス・サイバーパンク』。

その中にあるサイバーウェアだけでも何とか既存のサプリメントで再現できないものだろうか、というコンセプトから生まれた百鬼式サイバーウェアですが、好評だったようで何よりです。

まぁ、元のルール・アイディアはMinimum殿で、私はほとんどその見た目の手直ししかしておりませんが(^^;。なので私自身も色々な他のデータを見てみたいのが本音です。できたら私にも教えてください(^^;;>AMP。

で、そうですね、今までの感想を基に百鬼式サイバーウェアVer.2を再UPしても良いのではないかと思います。その場合はどうぞよろしく(笑)。その際は、できれば個々の百鬼式サイバーウェアの値段計算方法についても記述しておいても便利かもと思います(1CP=5000$とかで計算してしまうのが良いんですかねえ)。>Mimimum


2002年05月18日:23時34分46秒
お礼:百鬼サイバーについて / Minimum
 石頭さん、私に代わって親切で分かりやすい説明どうも有り難うございます。私だけじゃ百鬼サイバーは絶対出来なかったでしょう!
 AMPさん、NIGさん、レスどうも有り難うございます。私、とっても嬉しいです。
 百鬼夜翔でローズクルセイダーズの手先や、先進的な妖怪ハンターを出したい時。
 手元にCyberpunkが無いけど近未来で冒険したい時や、オリジナルのサイバーウェアが欲しい時。是非使ってみてくださいね。
 
 >AMPさん
 
 はい、是非色々いじってみてください。そして面白い物が出来たら是非、Minimumにも教えてくださいね(笑)
 
 余談ですけど、実は『発展しすぎた科学は魔法と変わらない』を、百鬼サイバーとはちょっと違う計算で再現する方法もあります。
 それはGURPS MAGICのそれらしい魔法を「機械で後天的に得られる"生得魔法"(P104)とする」です。
 薬の作り方は分かりませんが、MAGICの霊薬や〔巻物〕辺りが良いかもしれません。ちなみにハイプならば〔倍速〕が似てますよね。
 
 
 >NIGさん
 
 前作同様に百鬼サイバーも紛い物である以上、そして著作権の関係からもあまり高い精度は望めません。(精度100%だったら盗作です)
 でも、指摘されて見ると確かに、下手をすると数十CP分にも及ぶズレは何とかしないといけませんよね。
 ですので、ちょっと誤差を縮める為のハウスルールを考えてみました。
 
 鋼の体 :"素手での攻撃に+2"のフレーズに惹かれたのですけど、よく見ると"基本移動力-20%"なんてありますね(汗)
  確かにDR(防護点)とPD(受動防御)で取ったほうがいいかも。でも、厳密なCP計算は許してください。
 部位能力値 :『腕でも足でも一律で一箇所25%』が妥当かも。ただこの場合、妖怪さんにも同率で認める必要があるでしょう。
 武器の腕・長射程:そうですね、妖術の事は忘れて『腕のHP×0.5kgまでの飛び道具一つ』ぐらいにしたほうがいいかもしれません。
 フルボーグ :! Minimumは全然知りませんでした。どうも有り難うございます、お陰で助かりました!
 
 後今になって気が付きましたけど「機械の体」は元々毒無効でした。(「毒無効」が二重取りになってます)
 ……後で指摘を受けた部分をまとめて、簡易長文投稿にUPしたほうが良いかもしれませんね。
2002年05月18日:14時36分12秒
re.百鬼式サイバーウェア / NIG
 今日はNIGです。
 
 おお、妖魔夜行のときより進化していますね(当たり前か)。
 いくつか気になったことを書きます。
 
 鋼の体(アーマー):金属以外の装甲なんかはプラスチックの体でしょうか。CPが合わなくなるので、単純にDRとPDでとったほうがいいかもしれません。
 部分能力値(サイバーアーム):百鬼の部分能力値は、非常に高価なため、かなり弱くなってしまいます。限定率の修正が必要です。
 武器の手・長射程(内蔵火器・・・なぜ、火器が出ない):上と同じく、かなり弱くなってしまいますね。基本的に妖術はダメージがしょぼい(&連射できない)のでかなり変える必要があります。
 
 フルボーグ:エネルギー源に対する依存がいりますね。
 あと、サイバーパンクが古いせいなのかもしれませんが、たとえ機械であっても、HPがなくなったからといって、すぐに動かなくなるわけではなく、生命力判定に成功することで気絶(機能停止)や死亡(破壊)を回避することができます。
 さらに、フルボーグであっても、やっぱりダメージボーナス無効は無理だと思います。内部の重要な装置が損傷する可能性はなくならないので。(事実、ロボットにはダメージボーナスがあります。)
 
 では。
2002年05月18日:13時16分47秒
そういえば / AMP
>>百鬼式サイバーウェア
 ガープス・サイバーパンクp115の『新しいウェア』のアイデアですね。なるほど、これだけ追加できたのか...
 
 サイバーウェア「加速」を見て思い出したのですが、『クローム襲撃』の『ドッグファイト』には「ハイプ」という神経伝達速度加速剤が出ていましたね。効果時間が切れると強烈にラリる、という点から見ても面白いものだといえます。
 発展しすぎた科学は魔法と変わらない、という言葉通り、サイバー機器やドラッグ類には他にも様々なアイデアが盛り込めると思います...あ、ちょっと作りたくなってきた。色々作ってアップロードしようかな...(*^^*)
2002年05月18日:08時22分13秒
百鬼式サイバーウェアUPしました / 石頭

ご意見ご感想など頂ければ幸いです(ルールはMinimum殿に、各サイバーウェア説明に関しては石頭までどうぞ)。

百鬼式サイバーウェア


2002年03月30日:20時03分54秒
お気になさらずに / Kyrie
私の不手際です。NIG様、お気になさらないで下さい。
2002年03月30日:10時38分28秒
申し訳ない / NIG
 申し訳ないです。ここでいいとか言ったのは私ですね。すみません。
2002年03月29日:19時28分42秒
またやってしまいました / Kyrie
 皆さん、申し訳ございません。またやってしまいました。
 「Nanomachine」は場所を変えて改めて提示させていただきます。
 失礼しました。
2002年03月29日:19時23分10秒
掲示板違いでは?(Re:Nanomachine) / NiKe

 はじめまして。>Kyrieさん

 差し出がましいようですが、もし御質問が「GURPS Bio-Tech」などの未訳サプリメントに関するものでしたら、ここよりも GURPS未訳サプリメント雑談所 の方がふさわしいのではないでしょうか?

 確かに以前にもナノマシン関係の話題がここで扱われていましたが、この時は『サイバーパンクに類する背景設定としてナノパンクというものがある』といった流れでした。ですからまあ、GURPSサイバーパンク関係の話題と言っても良かったと思います。ところが、この質問は余りサイバーパンクとは関係の無いSF一般のもののように見えます。

 となると、ここでは若干主旨が違うではないかと考えますが、いかがでしょうか。


2002年03月29日:06時55分44秒
Nanomachine / Kyrie
 皆さん、お世話になっております。Kyrieです。
 遥か下のほうで話題になっていたナノマシンですが、Bio−Techにはナノマシン作成の手順などは記載されているのでしょうか?そして特別な(ナノテクノロジーに関する)技能・特徴は存在するのでしょうか?もしよろしければ、教えて頂きたいと思います。
 一応手元には自作のナノマシン関連設定があるのですが、Bio−Techの内容を取り入れた方がよいと思いましたので・・・
2002年03月19日:19時48分39秒
移行します / Kyrie
申し訳ございません。いたく反省しております。早速、話す場所を移させていただきます。ご迷惑をおかけしました・・・
 
>NIG様
  ありがとうございます。早速情報を集めることにします。 
>TLM+L
  面白いですね。早速、これを採用した世界を創作してみたいと思います。
>がれっと様
  ありがとうございます。只今、矛盾を解消すべく努力しております。これからも意見をいただければ幸いです。
2002年03月19日:18時03分18秒
[魔法・超能力と科学技術]移行するべきでは? / 匿名希・望

あまりうるさく言うつもりもないのですが、もはや(というより最初から)
サイバーパンクよりGURPS雑談所(全般)で話す話題だと思います。
強制するようなものでありませんが取り敢えず。
2002年03月19日:12時57分21秒
次空間の距離 / NIG
 今日は、NIGです。
 
 >宇宙間の距離
 
 そのままの記述のあるサプリメントを思いつかなかったんで、とりあえず異世界(異次元)へ飛ぶ場合を参考にして見ました。
 
 Plane Shift(Grimoireの呪文):
 異なる世界へ飛ぶ呪文です。それぞれ、特定の行き先ごとに別の呪文として扱い、消費エネルギーなんかは一律です(世界によっては変えてもいいと書いてありますが、具体的な指針はなし)。
 World-Jumper(CompendiumIの特徴):
 異なる世界へ飛ぶ特徴です。実はこの特徴の詳細はTime Travel(時間や次元を移動するサプリメント)に乗っているのですが、行き先によって疲労の度合いが異なります。
 Time Travelでは、各世界の違いを“Quantum”というレベルであらわします。われわれの世界はQ5なんだそうです。
 ただこの数値は世界間の移動のしやすさの目安でしか過ぎず、たとえば同じQ5でもわれわれの世界を5+0だとすると、3+2も-5*-1もQ5であることは変わりませんが、かなり違った世界なんだそうです。
 早い話が、Q5の世界からQ5の世界へ行くのは簡単でQ6、Q7と難しくなっていくわけです。
 詳しいことはTime Travelを見てください。
 
 Kyrie殿の世界がどうういうものなのかわからないのでなんともいえませんが、何らかの基準単位を設けて計算するというのでいいと思います。
 上にあげた原書以外でも、Vehiclesなんかはには、超光速ドライブでの次空間移動などが載ってるので、そちらのほうも参考になると思います。
 
 >TLM+N
 
 とは、例えば蒸気で動く巨大ロボを考えてもらえばわかりやすいと思います。
 難しく書くなら、基礎となる技術レベルをぶっちぎって、特定の分野の応用だけが発展している、というところでしょうか。
 某真空管の癖にやたらと高度なロボット君も当てはまるかも。
 
 わかりにくい文章ですが、参考になれば。
 では。
2002年03月19日:09時06分36秒
re:お礼とさらに / がれっと@スケルトン
 と,いうことは現在の科学軸の応用上として超能力系統が存在するわけですね。ただ,その場合人間の精神をデバイスとして超人的能力を紡ぐ理論が使いにくいきがします(テラ・ザ・ガンスリンガーの差分機関のようなマジックボックスがいりそうです)。その考えの場合矛盾を解消するのが大変ですが,挑戦してみる価値はありそうですね。
 些か話がずれてきたのでこのへんで。
2002年03月18日:23時59分11秒
平行時空との距離 / Kyrie
NIG様、レスありがとうございます。マナとエーテルについての記述、参考になりました。できれば、TLM+Nとは何なのか、教えていただきたいのですが・・・
  それと、もう一つ皆さんに伺いたいことがあります。TL15で開発される「物質転送機」ですが、ETERNALの様に無数の宇宙(正確には、七つの主宇宙と無数の副宇宙)により構成される世界で、特殊な機構を用い異なる宇宙どうしで物をやり取りするとき、送り手側と受け取り側の「距離」はどのように決定すれば良いのでしょうか?魔法や超能力等を用いた時にも同じ問題が頭をもたげてきて、困っています。
  今のところ、平行時空ごとに「時空位」というパラメータを設定して、それのみを頼りに必要エネルギーなどを計算しようと考えています。しかし、これだと何だかリアリティに欠けるような気がしますし、もっといい方法があるような気がしてならないのですが・・・
2002年03月18日:00時20分28秒
魔法の科学的分析 / NIG
 今日は、NIGです。
 
 蛇足ですが、私の世界における、マナ、エーテルの科学的定義。参考までに。
 エーテル:空間を満たしている“モノ”。一切の物理的干渉力を持たない。遺伝子の操作の中で生まれた特殊な“素質”を持ったものは、精神をかいして物理的干渉力を生み出すことができる。
 マナ:エーテルの干渉する力。常に確立として存在し、絶対的ではない。
 
 見直してみると怪しすぎ。わけわかりませんね。
 さらに蛇足ですが、基礎理論なしに応用だけ進んでいる、なんてのは魔法にぴったり合います。
 最近流行のTLM+Nも面白いと思いますよ。
 では。
2002年03月17日:20時49分53秒
お礼とさらに・2 / Kyrie
石頭さん、レスありがとうございます。手違いがあって(PC初心者なので・・・)、お礼が遅れてしまいました。申し訳ございません・・・
2002年03月17日:20時42分35秒
お礼とさらに / Kyrie
がれっと@スケルトン様、NIG様、貴重なご意見ありがとうございます。大変参考になりました。
  さて、口ごたえのようになってしまい恐縮ですが・・・
>がれっと様
「完全解明」という言葉の意味するところとして、私は「基礎原理の完全解明」を意識しています。 これは基礎となる理論が完全なものとなったということで、「基礎原理を知っている」事と「応用する」ということはかけ離れていると思います。拠って文明の発展が止まることは無いと思われ、学問全体がより「応用する」という方向にシフトするだけだと、私は判断しています。GURPS的に言うのなら、理論の上に立つ応用中心の学問(主として工学)がより充実するのだ、ということです。TLの基準は応用のレベルであり、理論はその前提である、ということになるでしょうか。(無論、理論のないところに応用はありませんが。)
 
蛇足ですが・・・基礎理論の基礎理論、「数学」だけはどこまでも発展を続けると思います。
 
浅才薄学の身ゆえ、偏った面が多々見られると思います。何か思われたことがありましたら、どうぞご指摘ください。糧にしていきたいと思います。
 
ところで、マナ・エーテルを次のように定義してみました。何か意見がありましたら、伺いたいのですが。
マナ:負のエントロピー(ネゲントロピー)として作用する、宇宙の基本構成要素。ETERNALの中では「エントロピー保存則」が成り立ち、これにより無限に生産される事になっている。なお、過剰のエネルギーはある機構で処理される様になっている(長いので省きます)。
エーテル:空間の最小構成単位。真空のエネルギーを内包する。これにエネルギーが「絡みつく」ことにより、物質が生成される。
2002年03月17日:19時44分34秒
【参考】科学歴史学者クーンについて&ネットランニングTCG / 石頭

以下のページが参考になります(クーンとは、今までの科学発展の影響を”パラダイム”という概念によって捉え、パラダイムの変換によって科学技術は発展した、またパラダイムの変換こそが科学技術の発展による一番の恩恵だ、と唱えた歴史学者です。この考えは非常に影響を与えました)。 クーンのパラダイム理論

私個人としましては、別に良いんではないかと思います(^^>魔法・超能力・妖術などは全て科学により完全解明されている(TL16)

>Minimum

なるほぞ。返答ありがとうございます。いっそのこと、リアルとサイバーデッキ使用のネットランニングをTCG的にカードで表現すれば、もっと理解しやすく面白いものができるかもしれないですね。ちっと考えてみます(CP2020のTCGやシャドウランのTCGが参考になるかもしれません)。個人的にはガープスサイバーパンクのネットランニングの翻訳は、まるでコンピュータ技術について知らない訳者が四苦八苦しながら訳したのだな、という感じを受けます(特にコンピュータ用語、ソフトウェア名称など)。

リアルなネットランニングでしたら、下村努氏がケビン・ミトニックを捕まえた過程を描いている『テイクダウン(上・下)』(下村努&ジョン・マーコフ著,日本語版は徳間書店刊)、ドイツ人チームによるクラッキングチームの攻撃を受けた『カッコウはコンピュータに卵を有生む』(クリフォード・ストール 草思社)あたりがお勧めです。あとは、単純に、書店にいって『UNIXマガジン』(アスキー刊)『UNIX USER』(ソフトバンク刊)を立ち読みして内容が理解できれば、ネットランニングの内容は概ね理解できると思います。

インターネットの基本的知識としては村井純「インターネット」(岩波書店)がお勧めで、基本的なコンピュータセキュリティに関しては『UNIXセキュリティ』『コンピュータセキュリティの基礎』(両者ともアスキー刊) です。

あとはIT@をしげしげ見て勉強しても良いかもしれません。


2002年03月17日:15時47分50秒
高TLにおける超常能力の存在価値 / NIG
今日は、NIGです。
 
 Kyrie殿、私も魔法とかの超常能力と科学とのかかわりは良く使うねたなんで、ご参考になれば。
 
 現在も拡張を続けている、私のとこのオリジナルワールドでは、妖術は出てきていませんが、魔法や、超能力は科学で解明されており(怪しげな説明をひねり出しました)、科学との融合で新たな技術も生み出されてます。
 ちなみにTLは11です。
 文明レベルで、できることは変わるかもしれませんが、解明されているという設定自体はそのTLを問わないと思います。
 ただいえることは、TLが高い(現在でもです)と魔法や超能力ごときでは、どうにもならなくなってしまうことです。妖術にしたって、どう考えても、マシンガン持った人間のほうがより強力でしょう。
 こうなると、たとえば魔法ならば、科学と融合して、周囲のマナをエネルギーに変換するエンジン(Vehiclesより)とか、エーテルをとおして、対象を破壊する兵器とかを使うこともできますが、TL16だとこれぐらいのことは、科学だけで同じことができてしまうんですよね。
 原書なんかを見ると、TL11で不老になれるようになり、12くらいになれば、実質上ほぼ不死身です。
 ましてや16ともなると、ベーシック曰く、“ピー〜”でなんでもできる世界なんで、超常能力がちっとも超常でなくなってしまうような気がします。
 
 後半の大部分は私個人の勝手な意見です。すみません。
 では。
2002年03月17日:09時05分28秒
re:魔法・超能力と科学技術 / がれっと@スケルトン
 どうも。がれっとです。
 さて、設定の件ですが、まずはじめに思ったのは、「完全解明って可能なのか?」というところ。
 現在の自然科学・物理学においても完全解明はなされていませんし、完全解明されたということはもうパラダイムチェンジが起こりえないということ。とすれば文明自体の発展が望めないということになります。
 何においても、「原理はあらかた予想がついている」の域を出ることはないでしょう。最も、これがTL8時代に生きる卑近な我々の態度のであり、その小説が思想系入った文明撲滅論とか唱えてるなら手の下しようないですけれども。
 まぁそれはともかく、多分Kyrieさんのおっしゃられていることが「大体大枠分かってるよ、研究者じゃなくて一般人はこれが科学理論の帰納演繹で成立するということを信じているよ」ということだと仮定しまして。
 これはまず問題ないでしょう。というか、どのようなスピードでどのような変化が起こっていくかを考えれば良いと思います。
 まず、魔法の発見によるパラダイムチェンジと闘争。付随して超能力、妖術の研究も開始されると予想できます。そこには色々なことがあるでしょう。魔法使い虐殺、暴動、文明の荒廃など様々予想できます。何があったか考えておくと登場キャラクタの魔法に対する考えを記すのに役に立つと思います。
 しかし魔法というのは現在の科学体系からは完全に離れています。学閥の存在なども考え合わせていく必要性があるでしょう。演繹するのも容易でない、時代に逆行し、しかも証明することさえ困難な法則へのパラダイムチェンジがいかに行われたか? それは世界への魔法の登場の仕方によるでしょう。魔法を使う異文明との接触、魔法の顕現による世界の大荒廃(シャドウランなどがこれですね)など、その過程を考え、それを打ち破るに必要なだけのタイムレベルを独自に計算なさるのが一番でしょう。
 
 *パラダイム:クーンによる。大きな文化の変節点。地動説から天動説へ、相対性理論、量子物理学などの出現など。
2002年03月17日:02時52分45秒
魔法・超能力と科学技術 / Kyrie
はじめまして、Kyrie(キリエ)と申します。
「GURPS-ETERNAL」と言う名で設定を書いている途中なのですが、ふと皆さんの意見が聞きたくなりましたので書かせていただきます。 TL16、魔法・超能力・妖術などは全て科学により完全解明されている、と言う設定なのですが、これは可能でしょうか?可能だとしたら、TLは足りているでしょか?
2002年03月15日:22時12分13秒
【ネットランニング】個人的に分かりにくいと思う所 / Minimum
 まず、コンピュータの知識が少しでも無いと、何が出来て何が出来ないか分からない事でしょう。参考になる映像も少なめです。
 そしてコンピュータの知識があっても、必ずしもそれが当てはまる訳でもないのも問題です。
 
 #現実世界の電子ウィルスで人間が死ぬ事はありませんけど、Cyberpunk世界だと死にます…(汗)
 
 次に、ネット戦闘が通常戦闘とかなり異なる事です。
 戦闘がHPの削りあいではなく、陰険なプログラムの応酬になるのが問題なのかもしれません。
 攻撃プログラムとそれに合った対抗法の組み合わせをとっさに思い出すのは、結構難しい事です。
 例えば『円環』で掛けられた負荷を消すには? 『落とし穴』にハマらないようにするには? 『ヒューズ』の利点と欠点は?
 ……こう聞かれて、即答出来る人ってそうそういないと思います(ちなみに私は無理です)。
 
 #何だかトレーティングカードゲームの戦闘に似ている気もするんですけど、Minimumの気のせいでしょうか?
 
 戦闘ラウンドも処理速度(ミリ秒)から計算しなくちゃいけないのも厄介です。
 例えばこれで「自動機銃を操ってオフラインで戦っている味方を援護する」時、イニシアティブ値はいくつになるのでしょう?
 ネットランナーさんの処理速度が300ミリ秒(0.3秒)だった場合、3倍速でしょうか? 機銃はどこまで対応できるのでしょう?
 
 ……他にも理由はあると思うんですけど、これが一応私が「ネットランは難しい」と思う理由です。
2002年03月12日:15時07分23秒
質問:【ネットランニング】何処が解りずらい? / 石頭

すみません、石頭です。質問です。Gサイバーパンク において存在するネットランニングルールですが、結構不評のようです。 何処ら辺が解りずらいのでしょうか。お教え頂ければ幸いです。

ちなみに自分個人の感想としましては、あまりにもリアルな再現を 狙いすぎてかなり実際のルール運用では煩雑かつ複雑なルールになってしまい、 実際のセッションで使うにはかなり厳しいのではないだろうか、と思って います。使えなくはないのですが、色々余分な個所が多すぎて、準備しな くてはいけない個所が多いような気がします。

>NIG

ご返答どうもありがとうございます。よくわかりました(^^。 最近のガープスでは、テクノマンサーの作者が執筆した『ガープス:トランスヒューマンスペース』という22世紀の遠未来を舞台 にしたSF-TRPGが出ており、ナノテクノロジーが小道具として良く 使われています。

(PCとしてナノテクノロジー改造人間とか、ロボットとかが選べます。 また太陽系の各惑星もナノテクノロジーによる惑星改造を受け、確か生存可能 になっております(ここらあやふや))。ナノテクノロジーの実際の使用例とし て参考になると思われます。ご一読されても良いかと思います。Bio-Techは 必須です(^^;>NIG>ALL


2002年02月23日:16時55分21秒
魔法のような科学 / NIG
 今日はNIGです。インフルエンザウイルスの攻撃にあい、撃沈されてました。ウイルスはやはり敵だぁ〜。
 
 >サイバーパンク世界にファンタジー世界のモンスターを流用する時、よくバイオ技術を口実にしています
 
 うちのオリジナルファンタジーには、すべてのモンスターが先史文明(現代の延長)のバイオテクノロジーの産物だという設定がありました。
 
 >石頭殿
 
 上に書いた世界に出てくるのですが、魔法のような科学と対になるもので、科学のような魔法というのをよく考えます。
 ここでいうのは、粒子ビームを放つ呪文ではなく、バイオロイドを作り出す錬金術師のようなものです。
 この場合、ナノテクノロジーに対になる魔法は、人体魔化(GrimoireのEnsorcel;注)でしょうか。微妙に違いますが。エリクサかも知れません。
 いずれにせよ、火の玉を生み出すとか、空を飛ぶとかいった即興的な効果は、ナノテクノロジーの範疇ではありません(火を吐けるようになったり、翼をつけたりすることはできますが)。
 ナノウイルスは、能力値を上昇させたり、肉体的特徴を得たりするのを、金とわずかな時間で可能にしますが、ゲーム的にはCPがいるということが不変である以上、その点で管理することは簡単なのです。
 (注:Ensorcelは呪文を目標に固定化する魔化呪文で、王子様のキスで解ける、などの制限を課すと、エネルギーが節約できます。)
 
 Bio-Techというサプリメントは、バイオ・ナノテクノロジーのソースでしかなく、このTLならこんなことができるというのが(かなり細かく)例示してあるだけです。
 有利さを追求した化け物を作るのも確かにできますが、このサプリメントには、ゲーム的には役に立たない(CP総計が変化しないか、減る)ものがかなり多く含まれてます。
 女性の生理に関係する技術がやたらと細かく書かれていたり、セックス関係のウェアがひたすら多いとか、いう点は著者の趣味といえばそうかもしれませんが、バイオ・ナノテクノロジーのスタイルが、よりそういった方向性を持っているということなのだと私は思っています。
 政治的、社会的、軍事的目的のバイオ・ナノテクノロジーは、魔法よりも遥かに強力ですが、キャラクター個人が使ってる限り、CPに縛られる以上、特別な制限は要らないと思います。
 むしろ、体色なんかを服と同じ感覚で変えられるウイルスなんかのほうが、面白いです(CP総計が減ったりするけど)。
 一応、LC(合法レベル)が設定されているので、それを厳しくすれば、危険なものとかは制限できます。
 
 なんだかよくわからない文章ですみません。もしかして最後の一文だけで事足りてるかも。
 では。
2002年02月22日:03時01分01秒
Re:ナノパンクな世界&某爆弾に関する参考資料 / 石頭

>NIG

面白そうな世界だと思います。拝見させて頂いてわかりましたがナノテクノロジーを利用すれば確かに何でもありが可能な世界ができそうです。で、ここで質問なのですが、ナノテクノロジーに似たような存在に「魔法」があります。”行き着いた科学技術は魔法と変わらない”でしたか、アーサー・C・クラークの言葉。

ただ、実際TRPGにおいて魔法を使用する場合、その限定としてマジックポイント(MP)という存在によって、魔法の使用限界を設けます(他には呪文という存在によって何もかも可能にするわけではなく呪文によって設定されている影響しか及ぼせなくなります)。

で、質問です。ナノクノロジーをGURPSGで使用する場合、それに対する制限とは存在しますか?要するに、ナノテクノロジーを厚かったGURPSサプリメントでは、一体どのような”制限”というものが提示されているのでしょうか。どのようにナノテクノロジーが紹介されているのでしょうか。お教え頂ければ幸いです。

また、以下ホットワイヤードで見つけた参考資料です。

>防止不可能な自爆テロ――爆弾を体内に隠して搭乗(上)(下)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20011114301.html

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20011115306.html


2002年02月14日:03時09分38秒
Re:ナノパンクな世界設定 / Minimum
 どうもです、NIGさん。

 う〜ん、漫画の"ARMS"みたいな世界ですね。Minimumの理解の範疇をちょっと超えてます。
 きっと“Life is Cheap”の次は「クローム(Cyberware)なんてもう古い」と続くのでしょうね。
 ちょっと前まで「鋼は肉よりイイ」なんて言われていたのに……くすん。
 ちなみに私の場合、サイバーパンク世界にファンタジー世界のモンスターを流用する時、よくバイオ技術を口実にしています。
 ただこれを主眼に置いてPlayした事は無いです。それこそ魔法や妖怪と区別がつかなくなっちゃいますし、何でも有りな気もするので。
 
 でも、こうして読んでみるとナノパンクも面白そうですね。
 体を文字通りの凶器に変え、空や海をも我が物顔で行き交い、呪いより強力な細菌で範囲攻撃……魔法や妖怪よりも厄介です。
 もしナノパンク世界に妖怪(Demon)がいたとしたら、きっとこうぼやく事でしょうね。「どちらが悪魔か…」と(笑)
 
 ……なんだかまた取りとめも無い話になっちゃいました。申し訳ありません>皆さん。
2002年02月12日:17時11分39秒
ナノパンクな世界設定 / NIG
 今日はNIGです。久しぶりに来てみたらなんかジャストミートですね。
 
 石頭さん、ご意見をいろいろどーも。
 まだまだ漠然としていた私のとこの世界観をまとめてみたので、少しご参考までに書いてみようかと思います。
 
 舞台は少し未来の地球でして、技術が爆発的に進歩している設定です。
 21世紀に突入してまもなく(現在から数年内)、バイオ・ナノテクノロジーの進歩が始まり、2040年代には、すでにTL12クラスの技術まで開発されています。
 核エネルギー技術の進歩もすさまじく、世界のエネルギーはほとんど核融合炉でまかなわれています。
 
 >>ニューラルインターフェース(NI)の問題
 
 この世界設定での対策(?)
 NIもかなり進んでいますが、神経を通して体内のナノウイルスに作用していろいろする、という怪しげなコンピューターウイルスが蔓延しているためほとんど使われません。
 無人機はコンピュータ制御に対する防御方法が進んだことに加え、コンピュータ技術よりもバイオテクノロジーのほうが進みまくっているので、人間自体を強化してしまったほうが安上がりなんですよね。命を自由に操作できるようになったんで、まさに“Life is Cheap”の世界なんです。高価なコンピュータを載せるより、注射一本で強化できる生身の兵士のほうが遥かに得なのです。
 
 紹介していただいた世界より、バイオ・ナノテクノロジーは進んでいますが、宇宙へはさほど進出していない、というところですね。
 月には一応軍事施設が(たくさん)ありますが、民間人が行くのはまだまだ金がかかりますし。高速船なら軌道上の宇宙港から5時間ほどでいけますが。
 
 そんな感じですね。
 ウイルス打ち込んで、体色や容貌を変えるというのが、一種のファッションになっている世界というのは、なかなか面白いです。
 見かけはく荒廃しているわけではないですが、人間の心の中はパンクな感じになってます。
 
 見直して思ったんですが、大事なことをぜんぜんかいてませんね。
 何かの参考にデモしていただけるようなら、もう少し書こうと思います。
 では。
2002年02月12日:02時08分21秒
ナノパンクと核とかNIとか色々 / 石頭

>ナノパンク

おお、ご意見どうもでした〜。ナノテクノロジーによる代表的世界としては『女王天使』(ハヤカワ文庫・グレッグベア著)というのがありまして、これではナノテクノロジーによる技術革新も多少扱っております。この作品では2047年、火星、地球、月によって一種の「トリプル」と呼ばれる経済圏を構成しており、アメリカの大都市圏はかつてと様変わりし高さ1kmを超える超超高層アーコロージー”巣宮(コーム)”が林立しております。そのような中”変容者(ナノテクノロジーによって骨格レベルから整形した人間)”である主人公捜査官がある殺人事件を捜査していく、そしてその裏には国際的陰謀が渦巻いているのだった、という話です。まぁ、ナノテクノロジーによる世界変容の参考例になるかもしれません。

>核兵器、デッドランド(DEADLANDS: Hell on Earth)

おお、ご意見どうもです。デッドランドも確かに核をモチーフに扱った作品ですが、ガープスにも「テクノマンサー」というのがありますね(マンハッタンの核実験によって世界に魔法が覚醒する)。このテクノマンサーをサイバーパンクと足して扱えばデッドランドと同じく「核を扱った近未来世界の舞台設定として扱えるかもしれません(一歩間違えるとシャドウランになりそうだけれども(^^;)。

>InNomine(orCYBERWORLD)

InNomineではSONGと呼ばれる魔法形態が存在します。セレスティアルズ(Celestials)と呼ばれるPC達天使・悪魔が使用する特殊な魔法形態です。何故SONGと呼ばれるかといいますと、基本的にInNomineでは天使も悪魔も神の音楽であるというコンセプトからです(そのため結構音楽的表現が使われます)。詳細はあれですね、GURPSIEあたりでお尋ねになったほうがよろしいでしょう(爆)。SONG内に存在するいくつかの呪文系統を、目的別に個々に使用して実際の呪文とするらしいです。

またCYBERWARLDですが、恐らくこれが一応GURPS用のサイバーパンク世界として用意されている世界と思われます。GURPS CTHULHUPUNKでも同じ舞台を使用するからです(すなわち近未来世界においてのクトゥルフ神話体系が遊べると。結局発狂しそうな気もするけれど。しかしニャルラトテップに高速振動剣で斬り付けることができるのがこのサプリだけかも)。

CYBERWORLDはシャドウラングリモア2ndの作者が執筆しています。「Life is cheap on The EDGE」を合言葉に、2043年の世界(主にアメリカを舞台)を駆け抜ける・・・もとい仕事をすることになるのです。一応CYBERWORLDの紹介を行いますと、 限定核戦争が行われ、発病すると全身がケロイド上に醜く爛れ、死亡する謎の疫病Tollaver's Disease(個人的には警鐘病、鎮魂病あたりといいたいんですが、もっと良い訳ってないでしょか)が全世界に蔓延し、様々な紛争、テロの結果、アメリカは極度の緊張状態に陥り、NERCC(National Emergency Coordinating Comminsson:国際危機管理委員会)が生まれ、政府はThe Provisional Goverment(暫定政府)によって運営、その長はProvisional President(暫定大統領)となる。市民達はC-I,C-II、C-IIIという市民ランクによって選別され、ランク毎によって管理された社会生活を営む。またロシア=日本には経済圏が生まれ、ロシアンヤクザが誕生した。そして娯楽としてはCyberAxes、BloodSportsが存在し、サイバーテクノロジー技術はさほど発達していない。犯罪は激化の一途を辿っている。というのが私が理解したCyberWorldの世界です(多分間違い多し(笑))。

>ニューラルインターフェース(NI)の問題

下の方にあった議論の個人的意見です。結局のところ、コスト問題に帰結して、恐らくはニューラルインターフェースによる高価なパイロットを育成するよりは、無人戦闘機のようなロボットがこれからの戦争のある局面を代表していくのかもしれない、と思います(ニューラルインターフェース無しのパイロットは既に問題外)。恐らく次代の航空戦闘機あたりでは本当に無人戦闘機VS有人戦闘機という議論がとり立たされると思います。軍人達の政治力により有人戦闘機を遥かに凌ぐ性能であっても無人戦闘機が今後の主力にはならないと予想しますが。しかし一部の危険作戦には今後無人戦闘機が使われていくので、あるいは有人による戦闘兵器はお役ごめんとはいわないけれど冷や飯ぐらいになっていくかもしません。(まぁ適材適所的にすみわけが行われるのだろうけれども)

あと、軍人は基本的に高度な科学技術による兵器は壊れるかもしれない、頼りすぎは問題だ、という発想もあるので、ニューラルインターフェースだけに頼らず、万が一はニューラルインターフェースでの制御をOFFにして手動制御で操作できるような機構を組み込むのではないだろうか、と思います。


2002年02月03日:19時34分44秒
核兵器と宗教 / 北枕
 ちょっと前にGURPS DEADLANDSが出ましたが、この原作RPGであるPinnacle EntertaimentのDEADLANDS: The Weird West RPG(西部劇+魔法&スチームパンク)の続編というかバリエーションというかで、DEADLANDS: Hell on Earthという、魔法核兵器による最終戦争後の世界を扱ったRPGがあります。

 これには放射能によってミュータント化した人々が信仰する宗教が出てきます。彼らは放射能こそ人類を新たな段階に進化させるものであると信じており、オッペンハイマーやアインシュタインが聖人で、ニュークリアー・ブラスト(その名の通り)だのサステナンス(放射線から栄養を取る)だのといったmiracleが使えます。
 大半は「旧人類は滅ぼすべし」という感じでPCの敵として設定されていますが、少数分派として「旧人類は滅び行くものではあるが、だからこそ彼らには親切に接しなければならない」とするものたちがおり、こちらをPCとして使用することができます。

 こちらの方もGURPS化されるかどうかはわかりませんが、パンク系近未来の参考になるネタとして書いてみました。
2002年02月02日:23時06分56秒
ナノパンク / NIG
 今日はNIGです。
 
 ナノパンクとは、Bio-Tech載っている背景の一つです。書いてあることは、前に書いたことでほとんどです(サイバーパンクにおけるバイオテクノロジーの記述の、おまけみたいなものです)。
 実際に使う世界の細かい部分は、いろいろ手を加えて、ビーム兵器なんかはTL8にも追いついていません。
 バイオテクノロジーは、はっきりいってすごいです。
 ナノパンクの名前は、ナノウイルスから来ています。
 人間がプログラムしたウイルスで、思い通りに遺伝子に修正を加えて、まさに魔法のような効果を得ることができます(いわゆるBiomod:Biological Modification)。
 バイオロイドや生体組織で作られたサイバーウェア―バイオウェアなんかも氾濫していて、人間じゃないキャラクター(いろんな意味で)もはいて捨てるほど出てきます。
 核兵器を遥かに凌ぐ兵器となれば、やはりウイルス兵器でしょう。何せ対個人ウイルスがありますから。
 敵国の兵士だけ(民間人には無害)殺すウイルスとかばら撒けば、いいわけですから。
 まぁ、医療技術も同時に飛躍的に進歩しているため(ナノウイルスに対抗する、ナノウイルスとか)、そう簡単にはいきませんけど。
 対物質生物兵器も登場するので、これが最強という兵器は案外ないかもしれません。
 進歩した科学は、魔法と区別できないって言いますけど、はっきりいって、軽く魔法を凌駕しています。
 (でも、錬金術でバイオロイドなんかを作るルールなんかは、さすがガープス。)
 
 >リリジョンサイバーパンク(宗教をテーマとしたサイバーパンク)
 
 サイバーパンクの宗教っていうと、現実逃避者か、テロリストと言う偏見があったりしますが。
 InNomineは読んだことないです。今度再販された、Relegionなんかには載ってないかな。
 やっぱり奇跡とか起こすんでしょうか。
 
 > ましてそれがよりにもよって美少女で、とあるPCと同居することになったら・・・シナリオになりますね
 
 関係ないですが、帝国の戦闘用バイオモーフ(超美少女)を、レジスタンスの少年が説得するシナリオを考えたことがありました。やらなかったけど。
 一応、お約束の自爆装置(核)を内蔵していたのですが。
 
 では。
2002年02月02日:14時38分18秒
アトミックレディ&リリジョンサイバーパンク&超兵器 / 石頭

>アトミックレディ&同居

そんな感じかもしれません。あんなに派手にはならんと個人的には思いますが(^^;。(ゴクウとは寺沢武一による、世界中のコンピュータを自由自在に操作できる眼球を持った男の冒険漫画。アトミックレディとは作中に出てくる原爆を内蔵した女性達の事で、彼女達はパラシュートなどで空母に落下してそこで爆発する存在である)

で同居の話ですが確かにその方が面白いかも(笑)

>リリジョンサイバーパンク(宗教をテーマとしたサイバーパンク)

ちと考えたのですが、ガープスにおける簡単な再現方法は、

  1. 妖魔夜行とサイバーパンクを使用する(各諸勢力は設定する)、
  2. ガープスInNomineとサイバーパンクを活用して近未来世界のInNomineを行う

というものが一番オーソドックスかもしれんと思いました(InNomineは天使と悪魔が現世界において死闘を繰り広げるTRPG。PLは天使か悪魔のどちらかを選択してPCになる)。

>Vフィールド

良い感じですね。まぁ単一の超兵器によって世界の全てが支配されてしまうと、これはサイバーパンクというよりはSF的になってしまうように思われるので、超兵器にも様々な制約などあった方が面白いかもしれんと個人的には思います。


2002年02月02日:11時04分48秒
re:意志をもった核兵器 / N@C
『ゴクウ』のアトミックレディ…いやいや(笑)
 
 >>美少女で同居
 
『草』なら孤独に潜んでいるような気が…いやまてよしかしそれではPCの記憶が実は偽者でエージェントが見張りにぐわぁぁぁっ!!!!(笑)
 
 >>超核兵器
 サイオニクスのVフィールドなんかは究極の兵器ですね。知力7以上の生命体だけを綺麗に始末するという。
2002年02月02日:03時17分00秒
核兵器を使った世界設定 / 石頭

>しかし、いつの時代になっても最強の兵器はやっぱり核ですね。(この問題だけは何とかしないといけないと思っているのですが。

いっその事、何らかの形で制限するのではなくて、放任してみても面白いかもしれません。例えば核内臓型の自爆サイボーグが各国に多々存在するのであれば、今度は逆に双方使用できなくなる、という考えは如何なものでしょうか(双方既に核自爆サイボーグを忍び込ませているため、片方が攻撃するともう片方も報復攻撃を行うため全滅してしまう)

これを発展させますと冷戦時代での核の均衡政策をサイバーパンクで焼きなおして使用することができます。そして今度は”意志をもった核兵器”なのです! ましてそれがよりにもよって美少女で、とあるPCと同居することになったら・・・シナリオになりますね(笑)。(少女を狙うさまざまな勢力を一戦交えることになるのです)

とにもかくにも、”意思を持った核自爆サイボーグによって軍事的均衡の保たれた世界”というのもかなりシュールな近未来冒険を可能にするサイバーパンクな世界設定かもしれん、と思うのでありました。

#あともうひとつは”核兵器を遥かに凌ぐ兵器の発生によって核兵器が兵器として陳腐化する”という発想もあります。これは例えば現在「純粋水爆(放射能汚染の発生しない水爆)」というものが実際に開発途中にあります。この”核兵器を遥かに凌ぐ戦略兵器”を何にするかによって、その世界設定は明確な個性化が図れるでしょう(例えば遺伝子工学による超生物とか超能力者とかナノテクな核分解兵器とか)。


2002年02月02日:02時18分26秒
ナノテクパンク&核なサイバーパンク / 石頭

どないな内容でゲームしたのか、その世界観を教えていただけますと、嬉しいです(^^>ナノテクパンク>NIG

核ですが。いっそのこと核(戦争)による放射能汚染が進んだ近未来世界で、人々は常に放射能によりさらされ、生き抜くためには放射能除去な装備やら居住施設やらを手に入れなくてはならない、とすればPC達の冒険への行動理由にもなりますし、ちっと目新しいサイバーパンク世界ができるかもしれませんですね(ミュータントやら突然変異による特殊能力やら生存機器としてのサイバーウェアを出せる理由にもなりますし)。

#そーいや余談ですが、エンターブレインの新作TRPG『新世黙示録 Sin Revelation』はリリジョン・サイバーパンク(宗教をテーマにしたサイバーパンク)であるようです。ちと興味津々(ガープスな話題でなくてすみませぬ)。


2002年02月01日:23時49分13秒
完璧な核兵器対策(嘘) / NIG
 今日はNIGです。テストがあったんで、返事が遅くなりました、申し訳ありません。
 
 >サイバーパンク世界の技術では、(以下略)
 
 サイバーパンク世界では、バイオテクノロジーが進歩している(TL10+)ので、実はできてしまいます。まぁ、あまり意味はありませんが。
 (Bio-Techはサイバーパンクとの相性は完璧です。興味がある人はぜひどうぞ。
 将来、なんかの間違いでサイバーパンクが完訳化されたりしたら、こっちもやってほしーなー、とか思ったりします。)
 
 >済みません、言葉不足でした。(以下略)
 
 火薬と薬莢、いいですねぇ。たまらないものがありますね、なんとなく。(これだから時々、TL6くらいでマシンガンを撃ちまくったりしたくなるんでしょうね。)
 しかし、やっぱりダメージが涙が出るほどしょぼいです。
 でもTL8なら大丈夫でしょうか??
 もしかすると、
 「ダメージ3800発。低い〜」「ふっ、効かんな」
 の世界から抜けきってないだけかも。
 
 最近、サイバーパンクのバリエーションである、ナノパンクをやってます。
 基本TL9で、バイオ・ナノテクノロジーがTL11、12という世界です。
 ここで思いついた核兵器対策。対核兵器ウイルス。
 TL11の技術を持ってすれば、核兵器と核リアクターを見分けるなどぞうさもないこと、完璧だ!!
 とか思ったんですが、今度は生物兵器が横行しそうです。なんといっても、目標のクローンを識別できるウイルスが蔓延する世界。
 結局、NBCスーツを常備することになるかも知れません。
 (上記の内容に、興味をお持ちの方は、ぜひBio-Techを。って、SJGの手先みたいですね、私。)
 
 では。
2002年01月19日:11時27分31秒
Re:TL8+での兵器の選択と核 / Minimum
 どうもです、NIGさん。
 
 >TLがあがっても、弾丸射出兵器はまだまだ現役だと思います。
 
 済みません、言葉不足でした。私が言いたかったのは現代人でも御馴染みの、火薬と薬莢を使う兵器の事でした。
 士郎正宗さんの漫画『攻殻機動隊』みたいな世界も魅力的かな、と思ったんです。(ちなみにケース式の弾丸射出銃はTL7,光学迷彩はTL10)
 前にも書きましたけど、GURPS Cyberpunkの世界は基本的にTL8でも、所々9や10の物が混じっていますから。
 
 #ちなみにNIGさんの言う兵器の威力がピンと来ない人のために書くと、人間に当たればダメージは最低3桁、上を見たらキリがないです。
 #……と書くとちょっと語弊があるかもしれないですけど、気にする必要は無いです。当たったらどのみち死んじゃいます。
 
 
 >コンパクトな核
 
 でも、一つの星『地球』にしがみついていなければならない限り、早々使えないとは思いますけど。
 自滅的なテロリストなら話は別ですけど、いくらサイバーパンクだからってそんなお馬鹿さんばっかりじゃないと信じたいです。
 
 #と言うより、全面的な核戦争が始まっちゃったらそれはもうサイバーパンクのジャンルから外れた世界になってしまいますよね?
 
 放射能汚染がひどくなればその地区には何の価値も無くなっちゃいますし、死の灰は風に乗ってどこにでも行きますし。
 サイバーパンク世界の技術では、コスモクリーナー(by 宇宙戦艦ヤマト)は作れません、汚染が元に戻るまで万年単位で掛かります。
 被爆を防ぐ技術は……そーいう薬ならあってもおかしくないですけど、家畜や農作物にまで一々投与出来ませんよね?
 ちょっと甘いですけど、Minimumは「核はその威力故に、使われない方向に複数の対策で持っていかれる」と思います。
 国際条約も非核運動組織も経済学も人間の良心も、それ単体では決定打にならなくても、みんなで力を合わせれば……(笑)
 
 #後、私の記憶違いでなければ、内蔵できるほど核爆弾が小型化できる頃にはとっくに星間時代でしたよね?
 #……現在でもアタッシュケース型核爆弾なんて話がありますけど。
2002年01月17日:17時52分02秒
TL8+での兵器の選択と核 / NIG
 今日はNIGです。前はぼけた頭で書いたので、見直してみると馬鹿みたいです。
 
 >Minimum様
 
 TLがあがっても、弾丸射出兵器はまだまだ現役だと思います。
 レーザーはシャレにならない射程と正確さ(実は同じことだったりして)を持ちますが、ダメージ的にはたいしたことないので、飛行機のように薄い装甲の相手でなければ、それほど効果はないと思います。
 地上での戦いのメインは、粒子ビームとガウスキャノンになるでしょう。TL11までいってしまうと、今度は弾丸射出兵器が強くなりすぎますが。
 
 しかし、いつの時代になっても最強の兵器はやっぱり核ですね。(だからこそ決して使われるべきではないです。)
 安くて、強くて、コンパクト。こんなおいしいところだらけのものを、使わずにいられるやつがいるだろうか?いやいない。
 この問題だけは何とかしないといけないと思っているのですが。
 対策案1:国際条約で禁止する。
 欠点:誰も守らない。
 対策案2:強力な非核運動組織が存在する。
 欠点:合わない(背景と)。
 対策案3:ロストテクノロジーに指定する。
 欠点:核反応炉が使えなくなる。
 
 誰か良い解決案をお願いします。今のままだと、自爆装置を内蔵したサイボーグが量産されそうです。
 
 では。
2002年01月16日:23時43分32秒
Re:サイバーパンクにおける戦争 / Minimum
 どうもです、NIGさん。
 
 50m以上の距離から(GURPSで)撃ち合った事もないMinimumには、馴染みの無い話ですけど……。
 携帯火器以上のサイズのレーザーは滅多に見ないのでよく分からないですけど、凄い話ですよね。
 リフレック加工も気休め、分光ガスもじゃぶじゃぶ使う訳にもいきませんし……。
 悪天候なら減衰してくれるでしょうけど、嵐の中を航空機が飛ぶ訳にもいきませんしね(笑)
 
 『分光ガスを戦争で使いすぎて大気汚染がひどくなって、レーザーがまともに使えなくなった世界』でも設定するしかないでしょうか?
 でも、馬鹿馬鹿しい限りですけど。分光ガスはタダじゃないですし、科学的にも問題だらけでしょうし。
 後はレーザーは国際条約違反にするとか……でも、あっさり破られそうな気がしますけど。
 それも駄目なら、いっそステルス技術だけTLを上げてしまいましょうか。例えば実弾射出銃と光学迷彩がどっちも現役とか(笑)
  
 ……何だか変なことばっかり書いていてごめんなさい>ALL
2002年01月15日:17時42分10秒
サイバーパンクにおける戦争(注:題ほど立派な内容ではないです) / NIG
 今日はNIGです。WWIIを呼んでから戦争物に走りまくっている今日この頃だったりします。
 
 >>コンピュータ制御とマニュアルのどちらが良いか、というものであれば、自分の腕のほうが良いという人間はいるでしょうが
 (以下省略)
 
 すいません、これはものすごくゲーム的な発言でした。「良い」というのは技能レベルが高いという意味です、ハイ。
 現実的に考えれば、コンピュータに勝る技能レベルなんて、世界でもトップクラスのみですので、月の焼夷弾さんのおっしゃるとおりです。
 
 >個人的には、とある90年代最大の問題作で扱われていた“操縦者と親しい人間をロボットと融合させてインターフェースにする”というアイデアがお気に入りです。
 (以下省略)
 
 確かにすごくいい感じです。
 純粋なTL8のNIは手術で車両にくっつけるというものなのですが、人間やめてていい感じです。
 
 NIの威力についてご意見ありがとうございます。やはり戦闘での強さは、反則的ですよね(探知から含めて)。
 暴走の危険はNIに限らず、コンピュータ制御なら一緒なので、心配しても仕方ないかも(それでもというなら、通信機とのリンクを切断するとか)。
 
 最近は、もっぱらサイバーパンクな戦争ものを考えているのですが、なんだかなぁという感じです。
 とりあえず決めたこと:核兵器、生物兵器の禁止(特にTL9+)。
 サイバーパンクなところとしては、とりあえずバイオコンピュータとかサイボーグ戦車とかが良いでしょうか。まだあんまりまとまってません。
 戦略的なこととしては、飛行機がほとんど役に立たなくなるような気がします。
 レーザー兵器が使われだすと、その非常識な射程でぼこぼこやられてしまいます。巨大なレーダーを使うと、ステルスやジャミングの進歩を、探知側が上まってしまい、飛び立ったらさようならということもありえます。
 実験戦闘(と読んでいいのだろうか、あれは)では、地上の非常識なレーダーで捉えられた後、パルスレーザーの雨を食らって、敵に気づけぬまま全滅しました(大陸間でダイレクトファイアで撃ち合えるというのは・・・)。
 うーむ、やはりここは、サイボーグミサイルしかないのか!!(馬鹿)
 まだ実際に使えるのは、はるか先になりそうです。
 
 では。愚かな事かいてます、すいません。
2002年01月09日:17時29分57秒
NIとニュータイプ / 月の焼夷弾
 ども。最近、工画堂スタジオの『羅刹』の体験版をやって以来サイバーパンクに関する認識が45度くらい変わった月の焼夷弾です。
 TRPGじゃないですけど、TL10以上でサイバーパンクをやるんだったらこれは必見です。設定や世界観はもちろんの事、何よりも画面上のデザインが凄まじいまでにぶっ飛んでます。画面の全てで「クロームなんざもう古い!」と強烈に主張していて、実にサイバーパンクです。
 工画堂スタジオのウェブサイトはこちらです→http://www.kogado.com/
 
 さて、本題です。
 レスが遅れた分、かなり濃い長文になってます。悪しからず。
 
>コンピュータ制御とマニュアルのどちらが良いか、というものであれば、自分の腕のほうが良いという人間はいるでしょうが
 
 まぁ、確かにいるでしょうね、“現代であれば”。
 21世紀初頭の現在でも、先進国で生まれ育った少年少女はもはやコンピュータなしでの生活など考えられない状態です。そういった世代がもはや時代遅れの老人となっているような未来において、果たして“コンピュータ任せより自分の腕の方が良い”という考え方が残っているかどうか。
 コンピュータの、ひいてはテクノロジーそのものの社会的立場を失墜させるような歴史の転換点がこれから先起こるというなら話は別ですが、そうでないなら過剰なテクノロジーを忌避する考え方は近い内に消滅するでしょう。
 自然主義、人間性重視の考え方が消滅しているからこそのサイバーパンクですし、それらが消滅しなければサイバーパンクのような社会などそもそも成立し得ません。
 ・・・だからまぁ、“人間性復古”を掲げる集団はたいていの場合「社会的弱者」で、しばしばテロリストの代名詞だったりします(いわゆる“エコテロリスト”)。
 
>NIスーツの事を考えていたら、なぜか思考がガ−プス・スパロボへ。
 
 日本のロボットアニメって、スーパーロボット系でさえ十分にサイバーパンクの背景設定に転用し得るんですよね。どんな荒唐無稽な物語でも一応きちっとSF設定はされてるみたいなので。
 個人的には、とある90年代最大の問題作で扱われていた“操縦者と親しい人間をロボットと融合させてインターフェースにする”というアイデアがお気に入りです。
 この方法でしかニューラルインターフェースは作れない事にして、しかもその製法で作られたNIが社会の至る所で使われていると仮定すれば。
 ・・・物凄くパンクで“イイ”背景世界が作れそうです。
 
>ニューラルインターフェースの威力を思い知ったのは、どんな場面でしょうか。
 
 まるっきり素人のキャラなのにいきなりロボットに乗せられた時(爆)。
 あの時ばかりは思い知りました。マニュアル操作だったら確実に死んでましたから(ニューラルでも結局死んでしまったんですが・・・ああ、今思い出しても腹が立つ)。
 まあ、慣れてくるとあんまり威力を思い知る機会はなかったですね。NI使ってる事を前提に行動する癖が付いてしまうので。
 逆に、『漆黒』喰らった時とか、ジャック・ハンマーに引っかかった時とか、武装解除されて手元に対応機器がない時なんかにありがたみを思い知る羽目になるんでしょうが。
 
>中にはそれがトラウマになって、マニュアルしか使えなくなっちゃったPlayerさんも居ます。
 
 まぁ、確かに。相当痛い目に遭ったんでしょうね。確かに、そういうプレイヤーとキャラクターならニューラルインターフェースを否定してもおかしくはないですし、むしろ積極的に否定する考え方を貫いた方が面白くなるでしょう。ストリートなどはもちろん、軍隊などが舞台でも歴戦の兵士が制式装備を嫌って私財で装備を購入するってのはとても格好良いです。
 ・・・ところで、これは私見ですけど、いわゆる“パンク”な考え方っていうのは、根本的な所に恐怖があると思うんです。
 NIを否定してマニュアルを貫くというのも、決して痩せ我慢ではなく「そうでもしなければ生きられない」という脅迫観念にも似た思い込みが根底にありますから。彼らはマニュアルが好きなんじゃなくて、どうやってもテクノロジーへの恐怖が忘れられないわけですね。
 ・・・そして、だからこそ彼らはロートルで、時代遅れで、ひょっとするとニュータイプかも知れない(笑)わけです。
2002年01月07日:16時29分30秒
ニューラルインタフェースの威力 / Minimum
 >皆様にお尋ねしたいことがあったのです。
 >ニューラルインターフェースの威力を思い知ったのは、どんな場面でしょうか。
 
 ……ええと、前言を翻すようですけど、私が答えちゃってもいいですか?
 ヴィーグルに限ったお話じゃないんですけど、一番その威力を思い知ったのは保安面です。
 NI対応型のものを誤魔化すのは容易じゃないですし、失敗すれば脳を焼かれますし……。
 次が《砲術》《操縦》《運転》に8cp以上つぎ込む場合。NI対応と非対応だと効率が全然違います。
 後は、手足が動かなくても問題なく使える時に便利って思いました。
 
 逆の意味で思い知ったのが、NI対応機器がエレクトロキネシスや電子ウィルスにさらされた時です。
 それまで従順だった機械が豹変します!(銃は手の中で爆ぜ、スーツは拘束服に、車両は鉄の棺桶に……)
 中にはそれがトラウマになって、マニュアルしか使えなくなっちゃったPlayerさんも居ます。
 滅多に無い事なんだって分かっていても、どうしても信用できなくなったそうです。

 #これってオートマチック拳銃のジャムでひどい目に会った人が、リボルバーしか使わなくなるのと似ている…と思うのは私だけでしょうか?
2002年01月05日:00時06分51秒
NIと戦士 / NIG
 今日はNIGです。
 
 >でも今度は「簡単/便利すぎて逆に気に入らない」というちょっと懐古主義的な骨太パイロットも居るかもしれない、と思ったんです
 
 確かに月の焼夷弾さんの言うとおリ、有利な物を否定するのは戦士としてどうかと思いますね。
 コンピュータ制御とマニュアルのどちらが良いか、というものであれば、自分の腕のほうが良いという人間はいるでしょうが(特にPCは)。
 
 NIスーツの事を考えていたら、なぜか思考がガ−プス・スパロボへ。その時の記憶…ニューラルインターフェースは、危険だ。やめとけ…フィードバックで宇宙で散った戦士から電波が…!!
 はっ、何を書いてるんでしょう私は。
 皆様にお尋ねしたいことがあったのです。
 ニューラルインターフェースの威力を思い知ったのは、どんな場面でしょうか。
 
 では。今年も…は、平和じゃないのはゲームの中だけでありますように(ちょっと遅いかな?)。
2002年01月04日:23時53分38秒
Re:機械的サポートと「名誉重視」 / Minimum

 う〜ん……指摘されてみれば、確かにプロというよりはロートルです。確かに精神的不利な特徴に値しますね(汗)
 個人的にはそーいう痩せ我慢もパンクらしくて良いなんて思ってたりしたんですけど……でも、やっぱり変ですよね?
 趣味の押し付けは迷惑なだけなので、これ以上言うのは止めます。ごめんなさい。
 後、アドバイスどうも有り難うございました。
2002年01月02日:09時00分12秒
機械的サポートと「名誉重視」 / 月の焼夷弾
 ハァ。正月の朝から何書いてるんだろ、私は・・・。
 
 ま、それはさておき。
 
>でも今度は「簡単/便利すぎて逆に気に入らない」というちょっと懐古主義的な骨太パイロットも居るかもしれない、と思ったんです。
 
 で、そういう頑固なロートル達はハードウェアの差で新世代の若者達に勝てない、と(笑)
 実際問題として、どれほど簡単で便利になっても、ほとんどのパイロットが平等にそのボーナスを得られるなら最後にモノを言うのは技量の差、戦術の差です。パイロット達のプライドはそれで十分満たされるはずです。
 ・・・ま、不平等な状況だとやっぱりハードウェアの差がモノを言うんですが。NI対応と非対応の差は、素人同然の学徒兵と歴戦のエースパイロットの差をも埋めてしまうものですから(微妙に間違った例ですが、ガンダムVSシャア専用ザクのような状況になるものと思われます)
 
 というか、「武装の性能が良すぎて気に入らない」などというたわけた事を口走るようでは戦士として失格だと思うのは私だけでしょうか?
 そのパイロットが「名誉重視/騎士の名誉」でも持っているならやはり性能の良すぎる兵器は拒否するでしょうが、そんな時代錯誤的な人物に命を預けたいと思う者はそんなに多くないはずです。
2002年01月02日:00時04分58秒
Re:書き忘れた事 / Minimum
 新年あけましておめでとうございます、と書こうとしていたのにグズグズしている間に日が変わっちゃいました(汗)
 ……なにはともあれ、返事を書いておきますね。
 
 >マニュアルかオートマかとは別問題の気がするのですが。
 >オートマには技能の限界がありますけど、NIはそういったものがなくて、有利なだけですし。
 
 ごめんなさい、あれは「高価でも操作性の良い方がメジャーになる」ぐらいのニュアンスの、軽い気持ちで書いた物だったんです。
 でも今度は「簡単/便利すぎて逆に気に入らない」というちょっと懐古主義的な骨太パイロットも居るかもしれない、と思ったんです。
 特に神経ヘルメットや感応フィールドにはスロットが10個も付いてますし、そうでなくても思っただけで動くなんて……。
 それとも私の感覚がズレているだけなのでしょうか?
 
 #でもTL10は星間文明時代の物ですし、それぐらいでひるんでちゃ駄目なんでしょうね、きっと(笑)
2001年12月30日:18時04分55秒
ガープスサイバーパンク雑談所 LOG 005 / sf

 ガープスサイバーパンク雑談所 LOG 005として2001年12月06日から2001年12月30日までのログを切り出しました。

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